JPH11218484A - 粘弾性測定方法および装置 - Google Patents

粘弾性測定方法および装置

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JPH11218484A
JPH11218484A JP2250098A JP2250098A JPH11218484A JP H11218484 A JPH11218484 A JP H11218484A JP 2250098 A JP2250098 A JP 2250098A JP 2250098 A JP2250098 A JP 2250098A JP H11218484 A JPH11218484 A JP H11218484A
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JP
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signal
displacement
load
zero
digital
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JP2250098A
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English (en)
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Shigeki Ono
茂喜 小野
Akira Yamada
山田  晃
Kiyoshi Watanabe
潔 渡辺
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NIPPON APPLIED TECHNOLOGY KK
Bridgestone Corp
Original Assignee
NIPPON APPLIED TECHNOLOGY KK
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘弾性体の粘弾性特性を常に高精度かつ高安
定度で測定できる粘弾性測定方法を提供する。 【解決手段】 変位信号および荷重信号を所定のサンプ
リング周期で同時にサンプリングしてそれぞれデジタル
信号に変換するアナログ/デジタル変換工程と、変位信
号のデジタル信号に基づいて、該変位信号のゼロ・クロ
ス点を検出すると共に、荷重信号のデジタル信号に基づ
いて、該荷重信号のゼロ・クロス点を検出するゼロ・ク
ロス点検出工程と、このゼロ・クロス点検出工程で検出
した変位信号のゼロ・クロス点と、荷重信号のゼロ・ク
ロス点との差を演算して、該ゼロ・クロス点の差、サン
プリング周期および振動周波数に基づいて、変位信号お
よび荷重信号の位相差角を演算する演算工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粘弾性体、例え
ば加硫ゴム、の粘弾性特性を引っ張り振動あるいは曲げ
振動方式の非共振強制振動法によって測定する方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車タイヤにおいては、近
年、タイヤの摩耗、疲労・破壊等の耐久性に加えて、操
縦性、安定性、振動乗心地性、低燃費性等の多種多様の
性能が要求されている。このような性能を所期した通り
に実現するためには、ゴム材料の粘弾性特性を高い精度
で測定することが必要となる。
【0003】そこで、従来は、スペクトロメータ等の粘
弾性測定装置を用い、そのチャック手段に、例えば加硫
ゴムからなる短冊状の弾性体試験片、一般的には幅4m
m、厚さ2mm、長さ40mmの試験片の両端部分を把持し
て、その一端に例えば引っ張りによる正弦波状の変形を
与え、そのときに試験片に生じるひずみを例えば変位セ
ンサの出力に基づいて検出すると共に、応力を例えばロ
ードセルの出力に基づいて検出し、それらの検出信号波
形を処理して動的貯蔵弾性率(E′)、動的損失弾性率
(E″)および損失係数( tanδ)を求めるようにして
いる。
【0004】ここで、E′は、ひずみ(正弦波)を基準
に考えたとき、応力(正弦波)の、ひずみと同位相の成
分とひずみとから計算される弾性率であり、E″は、同
じく応力のひずみより90°位相が進んだ成分とひずみ
とから計算される弾性率であり、tan δは、粘弾性体の
弾性体としての性質、粘性体としての性質の度合いを表
すもので、これらE′,E″および tanδ間には、 tanδ=E″/E′ ・・・(1) の関係があり、δはひずみと応力の位相差角を表してい
る(JIS K7198参照)。
【0005】さらに、E′,E″は、それぞれ複素弾性
率(E* )の実数成分,虚数成分であり、これらの各パ
ラメータの間には、以下のような関係がある。 E′=|E* | cosδ ・・・(2) E″=|E* | sinδ ・・・(3) |E* 2 =E′2 +E″2 ・・・(4)
【0006】上述したパラメータのうち、特に tanδ
は、物質の粘弾性的性質を端的に示す数値であって、そ
の測定精度は、測定装置本体の機構上の優劣に左右され
る他、測定方式によって大きく影響される。この tanδ
の測定方法としては、従来、(1)ひずみ信号波形およ
び応力信号波形から直接 tanδを測定する方法、(2)
E′,E″を測定して tanδを求める方法、(3)応力
波形とひずみ波形との位相差角δを直接計測する方法が
提案されている。
【0007】上記(1)の方法は、図5に示すように、
例えばロードセルの出力に基づいて検出される応力信号
σ(t) と、例えば変位センサの出力に基づいて検出され
るひずみ信号ε(t) とを乗算器1に供給してアナログ乗
算し、この乗算器1の出力をローパスフィルタ2に供給
して交流成分を除去する、いわゆるロックインアンプに
より cosδに比例した信号を得、このローパスフィルタ
2の出力に基づいてtanδを求めるものである。
【0008】すなわち、図6(a)に示すようなσ(t)
と図6(b)に示すようなε(t) とを乗算器1で乗算す
ると、 σ(t) ・ε(t) =σ0sinωt ・ε0cos(ωt −δ) =σ0 ・ε0cosδ/2−{σ0 ・ε0cos(2ωt −δ)/2 } ・・・(5) ここで、σ0 ;動的最大応力 ω=2πf(ただし、fは振動周波数) ε0 ;動的最大ひずみ となり、図6(c)に示すような2倍の振動周波数で、
cosδに比例したオフセットのある波形が得られる。こ
こで、(5)式の第1項は直流成分であり、第2項は純
粋な交流成分であるので、ローパスフィルタ2のカット
オフ周波数を2fとして、第2項の交流成分を除去し
て、 cosδに比例した信号を得、それに基づいて tanδ
を求めるものである。
【0009】上記(2)の方法は、E′,E″の定義通
りの計測方法で、従来の各種の粘弾性測定装置に最も一
般的に採用されているものである。この方法では、図7
に示すように、応力信号σ(t) を位相検波器5および6
にそれぞれ供給し、ひずみ信号ε(t) は位相検波器5に
供給すると共に、90°移相器7を経て位相検波器6に
供給する。このようにして、位相検波器5において、ひ
ずみ信号ε(t) を基準に応力信号σ(t) を位相検波し
て、ひずみと同位相の応力波形成分(E′に比例した出
力)を得、位相検波器6において、ひずみ信号ε(t) を
90°移相させた正弦波信号ε90(t) を基準に応力信号
σ(t) を位相検波して、ひずみと90°位相がずれた応
力波形成分(E″に比例した出力)を得て、これら位相
検波器5,6の出力信号の比から tanδを求めるもので
ある。
【0010】上記(3)の方法は、応力信号σ(t) とひ
ずみ信号ε(t) とのそれぞれの動的成分を抽出し、両信
号の波形が同位相になる点(最大値、最小値またはゼロ
点)の時間差に基づいて、位相差角δを直接測定して t
anδを求めるものである。このため、かかる測定方法を
採用する装置では、図8(a)に示すような応力信号σ
(t) 、および図8(b)に示すようなひずみ信号ε(t)
を、例えばゲインの大きい増幅器でそれぞれ増幅するこ
とにより、図8(c)および図8(d)に示すような矩
形波に変換し、これら信号を例えば排他的論理和回路に
供給して図8(e)に示すような信号を得たのち、この
信号を積分器で積分してδに比例した出力を得るもので
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、粘弾性の測
定では、一般に、動的な変位(ひずみ)の振幅が、20
μm程度から数百μmと極めて微小であり、また、ロー
ドセルによって測定する荷重(応力)は、数gfの微小
な力から、温度スペクトルにおけるTg点(ゴムの低温
におけるガラス転移点)付近の数千gfまでと、非常に
広範囲である。このような厳しい条件下で、新しい材料
の開発が進むにつれ、より高い精度の測定、例えば tan
δで0.001の精度、あるいはそれ以上の高精度の測
定が要求されている。
【0012】しかしながら、上述した従来の測定方法に
あっては、いずれも、応力信号およびひずみ信号を、そ
れぞれの測定方法に応じた機能を有する電子回路(ハー
ドウエア)により信号処理して tanδを測定するように
しているため、以下の理由から、精度を十分向上できな
いという問題がある。すなわち、ひずみおよび応力を広
いダイナミックレンジに亘って高精度かつ高安定度で測
定するには、直線性のみならず、回路のドリフト等によ
る限界があり、特に tanδについては、ひずみと応力と
の位相差を測定するものでありながら、電子回路自体に
よる位相遅れが生じてしまう。このため、特に上記
(2)の測定方法のように、E′,E″から間接的に t
anδを計測する場合には、E″の値がE′の値よりも2
桁以上小さくなる損失の少ない材料の場合には、E″の
測定限界によって tanδの測定精度の限界が決まってし
まうという問題がある。
【0013】また、一般に、ハードウエアによって測定
精度を若干なりとも向上させるためには、相当高価な測
定回路が必要となり、大幅なコストアップを招くという
問題がある。なお、上述した種々の問題は、引っ張り振
動方式に限らず、曲げ振動方式によって粘弾性特性を測
定する場合にも、同様に生じるものである。
【0014】この発明は、上述した従来の問題点に着目
してなされたもので、その第1の目的は、粘弾性体の粘
弾性特性を常に高精度かつ高安定度で測定できる粘弾性
測定方法を提供しようとするものである。
【0015】さらに、この発明の第2の目的は、上記の
測定方法を簡単かつ安価な構成で実施できるようにした
粘弾性測定装置を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明に係る粘弾性測定方法では、弾性体試
験片を一定の振動周波数で非共振強制振動させながら、
その振動による変位量および前記弾性体試験片に作用す
る荷重をそれぞれ変位センサおよびロードセルで検出
し、これら変位センサからの変位信号およびロードセル
からの荷重信号に基づいて前記弾性体試験片の粘弾性特
性を測定するにあたり、前記変位信号および前記荷重信
号を所定のサンプリング周期で同時にサンプリングして
それぞれデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変
換工程と、前記変位信号のデジタル信号に基づいて、該
変位信号のゼロ・クロス点を検出すると共に、前記荷重
信号のデジタル信号に基づいて、該荷重信号のゼロ・ク
ロス点を検出するゼロ・クロス点検出工程と、このゼロ
・クロス点検出工程で検出した前記変位信号のゼロ・ク
ロス点と、前記荷重信号のゼロ・クロス点との差を演算
して、該ゼロ・クロス点の差、前記サンプリング周期お
よび前記振動周波数に基づいて、前記変位信号および前
記荷重信号の位相差角を演算する演算工程とを含むこと
を特徴とするものである。
【0017】この発明の一実施形態においては、前記ゼ
ロ・クロス点検出工程は、前記変位信号のデジタル信号
および前記荷重信号のデジタル信号の各々について、ノ
イズ成分を除去する平滑化処理と、この平滑化処理され
たデジタル信号の最大値および最小値を求めて、それら
の平均値をゼロ点として検出するゼロ点検出処理と、そ
の検出されたゼロ点に関して符号が変化する前後数点の
デジタル信号をそれぞれ抽出して、前記デジタル信号を
補間する補間処理とを行い、この補間処理されたデジタ
ル信号から対応するゼロ・クロス点を検出するようにす
る。
【0018】このようにすれば、各ゼロ・クロス点をよ
り正確に検出することができ、したがって位相差角をよ
り精度良く求めることが可能となる。
【0019】さらに、上記第2の目的を達成するため、
この発明は、弾性体試験片を加振器により一定の振動周
波数で非共振強制振動させながら、その振動による変位
量および前記弾性体試験片に作用する荷重をそれぞれ変
位センサおよびロードセルで検出し、これら変位センサ
からの変位信号およびロードセルからの荷重信号に基づ
いて前記弾性体試験片の粘弾性特性を測定する粘弾性測
定装置において、前記変位信号をサンプリングしてデジ
タル信号に変換する第1のアナログ/デジタル変換手段
と、前記荷重信号をサンプリングしてデジタル信号に変
換する第2のアナログ/デジタル変換手段と、前記加振
器、前記第1のアナログ/デジタル変換手段および前記
第2のアナログ/デジタル変換手段の動作をそれぞれ制
御すると共に、前記前記第1のアナログ/デジタル変換
手段および前記第2のアナログ/デジタル変換手段から
のそれぞれのデジタル信号に基づいて前記変位信号およ
び前記荷重信号の位相差角を演算する演算制御手段とを
有し、この演算制御手段により、前記変位信号および前
記荷重信号を所定のサンプリング周期で同時にサンプリ
ングしてそれぞれデジタル信号に変換するように、前記
第1のアナログ/デジタル変換手段および前記第2のア
ナログ/デジタル変換手段の動作を制御して、第1のア
ナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号に基づい
て、前記変位信号のゼロ・クロス点を検出すると共に、
前記第2のアナログ/デジタル変換手段からのデジタル
信号に基づいて、前記荷重信号のゼロ・クロス点を検出
し、これら検出した前記変位信号のゼロ・クロス点と前
記荷重信号のゼロ・クロス点との差、前記サンプリング
周期および前記振動周波数に基づいて、前記位相差角を
演算するよう構成したことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、この発明に係
る粘弾性測定方法を実施する粘弾性測定装置の一実施形
態の要部の構成を示すものである。この粘弾性測定装置
は、弾性体試験片11の両端部をそれぞれ着脱自在にチ
ャッキングする上チャック12および下チャック13を
有する。上チャック12は、垂直方向に移動可能な円筒
状のスライドネジ14の内部に延在して設けたロッド1
5を介して、スライドネジ14の上部に設けたロードセ
ル16に連結する。スライドネジ14にはギア17を螺
合し、このギア17にパルスモータ18の出力軸に取り
付けたギア19を噛合して、パルスモータ18の駆動に
よりギア19を介してギア17を正逆方向に回転させる
ことにより、スライドネジ14と一体に上チャック1
2、ロッド15およびロードセル16を上下方向に移動
させるようにする。また、スライドネジ14の移動通路
近傍には、上チャック12を弾性体試験片11のチャッ
キング位置に位置決めするために、スライドネジ14の
下限位置を検出する下限センサ20を設ける。
【0021】一方、下チャック13は、加振器21の加
振ロッド22に連結する。加振器21は、この実施形態
では、加振ロッド22を所定の中立位置(変位ゼロ点位
置)に保持するための保持コイル23と、その変位ゼロ
点位置を中心に上下方向に振動させる加振コイル24と
を有し、その加振ロッド22の変位を変位センサプロー
ブ25で検出するようにする。変位センサプローブ25
は、この実施形態では光源26、光ファイバ27、受光
素子(図示せず)およびプリアンプ28を有する光ファ
イバセンサを用い、光源26からの光を光ファイバ27
を経て加振ロッド22の下端面に投射し、その反射光を
光ファイバ27を経て受光素子で受光して、その出力を
プリアンプ28に供給するようにする。なお、加振ロッ
ド22の下端面には、好適には反射処理を施しておく。
【0022】ロードセル16の出力(荷重信号)は、ロ
ードセルアンプ31で増幅した後、A/D変換器32
で、例えば12ビット以上のデジタル信号に変換して演
算制御回路33に供給する。パルスモータ18は、パル
スモータドライバ35により正逆方向に選択的に駆動す
る。このため、パルスモータドライバ35には、パルス
発振器36からの正回転用パルス(CW)および逆回転
用パルス(CCW)を、それぞれスイッチ回路37およ
び38を介して選択的に供給するようにする。スイッチ
回路37は、演算制御回路33からの荷重ゼロ点設定値
(Fmin、例えば160gf)と、ロードセルアンプ31
からの荷重信号とを入力とする差動アンプ39の出力に
基づいて制御し、スイッチ回路38は下限センサ20の
出力に基づいて制御するようにする。なお、この実施形
態では、差動アンプ39の出力に基づいて、レンジ切替
え回路40を介してロードセルアンプ31のレンジを切
り換えるようにする。
【0023】また、変位センサプローブ25のプリアン
プ28の出力(変位信号)は、変位センサアンプ41
で、例えば図2(a)に示すように増幅し、その出力を
リニアライザ42で、例えば図2(b)に示すように、
変位量と出力とが比例するように変換した後、A/D変
換器43で、例えば12ビット以上のデジタル信号に変
換して演算制御回路33に供給する。なお、A/D変換
器32による荷重信号のサンプリングおよびA/D変換
器43による変位信号のサンプリングは、加振器21の
加振コイル24を駆動する後述する正弦波発振器からの
同期信号に同期して、所定のサンプリング区間におい
て、演算制御回路33からのΔδ/2πf(ただし、Δ
δは測定すべきδの精度、fは正弦波発振器の出力周波
数)以下の一定周期のサンプリングパルスにより同時に
行う。
【0024】次に、加振器21の駆動系について説明す
る。保持コイル23には、演算制御回路33からの変位
ゼロ点設定値(例えば、400μm)に基づいて直流電
力増幅器51から直流電流を供給して、加振ロッド22
を所定の変位ゼロ点位置に保持するようにする。このた
め、演算制御回路33からの所定の変位ゼロ点設定値お
よびリニアライザ42からの変位信号は、差動アンプ5
2に供給し、この差動アンプ52の出力を直流電力増幅
器51に供給して、加振ロッド22を所定の変位ゼロ点
位置に保持するようにフィードバック制御する。
【0025】また、加振コイル24には、直流電力増幅
器55から振幅が正弦波状に変化する直流電流を供給し
て、加振ロッド22を変位ゼロ点位置を中心に所定の周
波数および振幅で往復振動させるようにする。このた
め、直流電力増幅器55には、正弦波発振器56から振
幅が正弦波状に変化する直流信号(正弦波信号)をスイ
ッチ回路57を経て供給するようにし、この正弦波発振
器56の出力の周波数および振幅を、演算制御回路33
からの周波数設定値(例えば、1〜100Hz)および
変位振幅設定値(例えば、20〜400μm)に基づい
てそれぞれ制御するようにする。なお、正弦波発振器5
6からの正弦波信号の振幅は、差動アンプ58にリニア
ライザ42からの変位信号をフィードバックして演算制
御回路33からの変位ゼロ点設定値の振幅との差を検出
し、その検出した振幅を振幅/電圧変換器59で電圧信
号に変換して、差動アンプ60により演算制御回路33
からの変位振幅設定値との差を検出し、その差がゼロと
なるように、すなわち実際の振幅が変位振幅設定値に対
応する振幅となるように制御する。また、この正弦波発
振器56からは、A/D変換器32および43のサンプ
リングパルスを生成するため、演算制御回路33に同期
信号を供給する。
【0026】上記の正弦波発振器56は、サイクルカウ
ンタ61の制御のもとに、その起動および停止を制御す
るようにする。このサイクルカウンタ61は、差動アン
プ58の出力に基づいて加振コイル24の振動の測定サ
イクル(周期)を計数するもので、ここには演算制御回
路33から測定サイクル設定値(例えば、1〜10サイ
クル)を供給し、正弦波発振器56の起動開始後、測定
サイクルの計数値が設定値に達した時点で、正弦波発振
器56の駆動を停止させるようにする。
【0027】また、ロードセル16の出力が演算制御回
路33からの荷重ゼロ点設定値となるように上チャック
12を位置決めするため、差動アンプ65により演算制
御回路33からの変位ゼロ点設定値と、リニアライザ4
2からの変位信号との差を検出し、その差信号と演算制
御回路33からの変位振幅設定値との差を差動アンプ6
6で検出して、この差動アンプ66の出力をスイッチ回
路57を経て直流電力増幅器55に供給し、これにより
加振コイル24を駆動して、加振ロッド22を変位ゼロ
点位置から変位振幅設定値に対応する上死点位置に位置
決めするようにする。
【0028】以上の構成により、弾性体試験片11の両
端部を上チャック12および下チャック13にチャッキ
ングし、上チャック12を荷重ゼロ点設定値に対応する
位置に位置決めすると共に、加振ロッド22を変位ゼロ
点設定値に対応する位置に位置決めし、その状態で加振
ロッド22を変位ゼロ点位置を中心に、変位振幅設定値
に対応する振幅で垂直方向に振動させながら、ロードセ
ルアンプ31から出力される荷重信号およびリニアライ
ザ42から出力される変位信号を、それぞれA/D変換
器32および43で正弦波発振器56からの同期信号に
同期して、所定のサンプリング区間において一定のサン
プリング周期で同時にサンプリングしてデジタル信号に
変換し、これらA/D変換器32,43の出力に基づい
て演算制御回路33で位相差角δを時間軸上で直接測定
して、その測定結果をディスプレイやプリンタ等の出力
装置71に出力する。
【0029】以下、この実施形態の動作を説明する。測
定開始前においては、スイッチ回路37はオフ状態、ス
イッチ回路38はオン状態にあり、スイッチ回路57は
差動アンプ66側に接続されているものとする。先ず、
パルス発振器36からのCCWパルスによりパルスモー
タドライバ35を介してパルスモータ18を逆回転さ
せ、スライドネジ14を下降させる。その後、下限セン
サ20がスライドネジ14を検出した時点でスイッチ回
路38をオフとして、上チャック12をチャッキング位
置に位置決めする。この状態で、サンプルの弾性体試験
片11の両端部を上チャック12および下チャック13
にチャッキングする。
【0030】その後、差動アンプ65および66の出力
に基づいて、加振ロッド22を変位ゼロ点位置から変位
振幅設定値に対応する上死点位置に位置決めし、その状
態でスイッチ回路37をオンとして、パルス発振器36
からのCWパルスによりパルスモータドライバ35を介
してパルスモータ18を正回転させ、スライドネジ14
を、差動アンプ39において荷重ゼロ点設定値とロード
セルアンプ31からの荷重信号とが等しくなるまで上昇
させて、スイッチ回路37をオフとする。これにより、
弾性体試験片11に、荷重ゼロ点設定値の一定の静的荷
重(張力)または静的伸びを与えて、弾性体試験片11
に動的伸び変形を加えたときにバックリング(弛み)が
生じないようにする。なお、ロードセルアンプ31のレ
ンジは、レンジ切替え回路40により、上記の荷重ゼロ
点位置決め動作時には狭く、その後の測定時では広くな
るように切り換えるようにする。
【0031】以上により、ロードセル16の荷重ゼロ点
位置への位置決めが終了したら、スイッチ回路57を正
弦波発振器56側に接続し、その状態で演算制御回路3
3の制御のもとにサイクルカウンタ61により正弦波発
振器56を起動して直流電力増幅器55から加振コイル
24に設定周波数および設定振幅の正弦波の直流電流を
供給して加振ロッド22を振動ながら、A/D変換器3
2,43の出力を演算制御回路33に取込んで位相差角
δの測定を行う。なお、この測定期間中は、差動アンプ
52により変位ゼロ点設定値とリニアライザ42からの
変位信号との差を検出し、その差がゼロとなるように直
流電力増幅器51を介して加振器21の保持コイル23
に直流電流を供給して、加振ロッド22を設定された変
位ゼロ点位置に保持するように制御すると共に、差動ア
ンプ58、振幅/電圧変換器59および差動アンプ60
により、弾性体試験片11が設定された振幅で振動する
ように、正弦波発振器56の出力振幅を制御する。その
後、サイクルカウンタ61が、設定された測定サイクル
数を計数したら、正弦波発振器56の駆動を停止させ
て、当該弾性体試験片11の測定を終了して、次の弾性
体試験片の測定に備える。
【0032】なお、図1では、パルス発振器36、スイ
ッチ回路37,38,57、差動アンプ39,52,5
8,60,65,66、リニアライザ42、振幅/電圧
変換器59、およびサイクルカウンタ61を、便宜上、
演算制御回路33から分離して示したが、それらの機能
は演算制御回路33内においてソフトウェアで実現す
る。
【0033】次に、A/D変換器32,43の出力に基
づく演算制御回路33での位相差角δの測定処理につい
て、図3に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。先ず、ステップS1において、A/D変換器32,
43により、所定のサンプリング区間において一定のサ
ンプリング周期で同時にサンプリングされてデジタル信
号に変換された荷重信号および変位信号を読み込む。こ
こで、ロードセルアンプ31からは、図4(a)に示す
ような荷重信号(F)が出力され、リニアライザ42か
らは、図4(b)に示すような変位信号(L)が出力さ
れるので、この実施形態では、正弦波発振器56からの
同期信号に基づいて、各信号の1サイクルのなかに、平
均値を含む区間t(F0)+ , t(F0)- , t(L0)+ , t(L0)
- 、最大値Fmax,Lmax を含む区間、および最小値Fmi
n,Lmin を含む区間のサンプリング区間Tをそれぞれ設
定し、その各サンプリング区間Tにおいて、荷重信号
(F)および変位信号(L)を一定のサンプリング周期
で同時にサンプリングしてA/D変換する。
【0034】その後、ステップS2において、各信号を
1周期分以上読み込んだのを確認したら、ステップS3
において、読み込んだ荷重信号および変位信号にそれぞ
れフィルタ処理を施して平滑化し、ノイズ成分を除去す
る。このフィルタ処理は、例えば、各サンプリング区間
Tにおいて、2〜4次の多項式適合法(Savitzky Golay
法)によるコンボリューション演算により、平滑化と各
点の数値検出とを同時に行う。
【0035】その後、ステップS4において、各信号波
形の最大値、最小値および平均値を求める。ここで、最
大値(Fmax,Lmax )および最小値(Fmin,Lmin )
は、各信号波形を一次微分し、それを平滑化した信号か
らゼロ・クロス点を検出して求める。また、平均値(F
0,L0 )は、検出した最大値および最小値から、 F0 =(Fmax +Fmin )/2 L0 =(Lmax +Lmin )/2 をそれぞれ演算して求める。これらの平均値は、それぞ
れ各信号波形のゼロ点とする。
【0036】次に、ステップS5において、位相差角δ
を時間軸上で、時間軸に対する変化率が最も大きいゼロ
点で精度良く検出するために、サンプリング開始点を起
点に各信号のサンプリング値を順にスキャンして、上記
のゼロ点に関して符号が変わる点をそれぞれ検出する。
【0037】その後、ステップS6において、ゼロ・ク
ロス点を厳密に求めるために、各信号波形について検出
したゼロ点の前後数点づつのサンプリング値を抽出し、
それらの測定点を一次回帰分析してサンプリング周期の
間を補間して、ゼロ・クロス点を正確に求める。
【0038】次に、ステップS7において、ステップS
6で求めた各信号波形のゼロ・クロス点の差を求めた
後、その差とサンプリング周期とに基づいて位相差角δ
に相当する時間(Δt)を演算する。
【0039】その後、ステップS8において、ステップ
S7で求めたΔtと、正弦波発振器56の周波数設定値
fとに基づいて、 δ=2πf・Δt により位相差角δを演算して、出力装置71に出力す
る。
【0040】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変更または変形が可
能である。例えば、上述した実施形態では、図3のステ
ップS4で各信号波形の最大値および最小値を求めるの
で、それらの値と、弾性体試験片11の幅(w)、厚さ
(d)および荷重ゼロ点における上下チャック12,1
3間の距離(l0 )とに基づいて、 σ0 ={(Fmax +Fmin )/2}/(w×d) ε0 ={(Lmax +Lmin )/2}/l0 により動的最大応力σ0 および動的最大ひずみε0 を演
算し、これらσ0 およびε0 に基づいて、 |E* |=σ0 /ε0 により複素弾性率の絶対値を求め、その複素弾性率に基
づいて、上記(1),(2)および(3)式から、 tan
δ,E′およびE″を求めることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る粘弾性測
定方法によれば、変位信号および荷重信号を所定のサン
プリング周期で同時にサンプリングしてそれぞれデジタ
ル信号に変換し、それらのデジタル信号に基づいてそれ
ぞれのゼロ・クロス点を検出して、両ゼロ・クロス点の
差、サンプリング周期および振動周波数に基づいて位相
差角を演算するようにしたので、変位信号および荷重信
号をそれぞれデジタル信号に変換した後の処理をコンピ
ュータのソフトウェアによって実行して位相差角を時間
軸上で直接演算することができる。したがって、粘弾性
体の粘弾性特性を常に高精度かつ高安定度で測定するこ
とができる。
【0042】また、請求項2に係る粘弾性測定方法によ
れば、ゼロ・クロス点を検出するにあたって、変位信号
および荷重信号のそれぞれのデジタル信号を平滑化して
ノイズ成分を除去し、その平滑化されたそれぞれのデジ
タル信号の最大値および最小値に基づいてそれらの平均
値をゼロ点としてそれぞれ検出し、さらに、それらのゼ
ロ点に関して符号が変化する前後数点のデジタル信号を
それぞれ抽出して補間処理を行って、それぞれ対応する
ゼロ・クロス点を検出するようにしたので、各ゼロ・ク
ロス点をより正確に検出することができ、位相差角をよ
り精度良く求めることができる。
【0043】さらに、請求項3に係る粘弾性測定装置に
よれば、変位信号および荷重信号をそれぞれデジタル信
号に変換する第1および第2のアナログ/デジタル変換
手段と、これら第1および第2のアナログ/デジタル変
換手段からのデジタル信号を処理する演算制御手段とを
有し、この演算制御手段により、第1および第2のアナ
ログ/デジタル変換手段を制御して変位信号および荷重
信号を所定のサンプリング周期で同時にサンプリングし
てそれぞれデジタル信号に変換し、それらのデジタル信
号に基づいてそれぞれのゼロ・クロス点を検出して、両
ゼロ・クロス点の差、サンプリング周期および振動周波
数に基づいて位相差角を演算するようにしたので、変位
信号および荷重信号をそれぞれデジタル信号に変換した
後の処理をコンピュータのソフトウェアによって実行し
て位相差角を時間軸上で直接演算することができる。し
たがって、簡単かつ安価な構成で、回路のドリフトや回
路自体の位相遅れ等の問題を生じることなく、粘弾性体
の粘弾性特性を常に高精度かつ高安定度で測定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る粘弾性測定方法を実施する粘弾
性測定装置の一実施形態の要部の構成を示すものであ
る。
【図2】図1に示す変位センサアンプおよびリニアライ
ザの動作を説明するための図である。
【図3】図1に示す演算制御回路での位相差角δの測定
処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すロードセルアンプおよびリニアライ
ザからそれぞれ出力される荷重信号および変位信号を示
す波形図である。
【図5】従来の粘弾性測定装置の一例を示すブロック図
である。
【図6】その動作を説明するための信号波形図である。
【図7】従来の粘弾性測定装置の他の例を示すブロック
図である。
【図8】従来の粘弾性測定装置のさらに他の例を説明す
るための信号波形図である。
【符号の説明】
11 弾性体試験片 12 上チャック 13 下チャック 16 ロードセル 18 パルスモータ 20 下限センサ 21 加振器 22 加振ロッド 23 保持コイル 24 加振コイル 25 変位センサプローブ 31 ロードセルアンプ 32,43 A/D変換器 33 演算制御回路 35 パルスモータドライバ 41 変位センサアンプ 51,55 直流電力増幅器 56 正弦波発振器 71 出力装置
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 潔 東京都国立市谷保1053−1 株式会社日本 アプライドテクノロジ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体試験片を一定の振動周波数で非共
    振強制振動させながら、その振動による変位量および前
    記弾性体試験片に作用する荷重をそれぞれ変位センサお
    よびロードセルで検出し、これら変位センサからの変位
    信号およびロードセルからの荷重信号に基づいて前記弾
    性体試験片の粘弾性特性を測定するにあたり、 前記変位信号および前記荷重信号を所定のサンプリング
    周期で同時にサンプリングしてそれぞれデジタル信号に
    変換するアナログ/デジタル変換工程と、 前記変位信号のデジタル信号に基づいて、該変位信号の
    ゼロ・クロス点を検出すると共に、前記荷重信号のデジ
    タル信号に基づいて、該荷重信号のゼロ・クロス点を検
    出するゼロ・クロス点検出工程と、 このゼロ・クロス点検出工程で検出した前記変位信号の
    ゼロ・クロス点と、前記荷重信号のゼロ・クロス点との
    差を演算して、該ゼロ・クロス点の差、前記サンプリン
    グ周期および前記振動周波数に基づいて、前記変位信号
    および前記荷重信号の位相差角を演算する演算工程とを
    含むことを特徴とする粘弾性測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粘弾性測定方法におい
    て、 前記ゼロ・クロス点検出工程は、 前記変位信号のデジタル信号および前記荷重信号のデジ
    タル信号の各々について、 ノイズ成分を除去する平滑化処理と、 この平滑化処理されたデジタル信号の最大値および最小
    値を求めて、それらの平均値をゼロ点として検出するゼ
    ロ点検出処理と、 その検出されたゼロ点に関して符号が変化する前後数点
    のデジタル信号をそれぞれ抽出して、前記デジタル信号
    を補間する補間処理とを行い、 この補間処理されたデジタル信号から対応するゼロ・ク
    ロス点を検出することを特徴とする粘弾性測定方法。
  3. 【請求項3】 弾性体試験片を加振器により一定の振動
    周波数で非共振強制振動させながら、その振動による変
    位量および前記弾性体試験片に作用する荷重をそれぞれ
    変位センサおよびロードセルで検出し、これら変位セン
    サからの変位信号およびロードセルからの荷重信号に基
    づいて前記弾性体試験片の粘弾性特性を測定する粘弾性
    測定装置において、 前記変位信号をサンプリングしてデジタル信号に変換す
    る第1のアナログ/デジタル変換手段と、 前記荷重信号をサンプリングしてデジタル信号に変換す
    る第2のアナログ/デジタル変換手段と、 前記加振器、前記第1のアナログ/デジタル変換手段お
    よび前記第2のアナログ/デジタル変換手段の動作をそ
    れぞれ制御すると共に、前記第1のアナログ/デジタル
    変換手段および前記第2のアナログ/デジタル変換手段
    からのそれぞれのデジタル信号に基づいて前記変位信号
    および前記荷重信号の位相差角を演算する演算制御手段
    とを有し、 この演算制御手段により、前記変位信号および前記荷重
    信号を所定のサンプリング周期で同時にサンプリングし
    てそれぞれデジタル信号に変換するように、前記第1の
    アナログ/デジタル変換手段および前記第2のアナログ
    /デジタル変換手段の動作を制御して、第1のアナログ
    /デジタル変換手段からのデジタル信号に基づいて、前
    記変位信号のゼロ・クロス点を検出すると共に、前記第
    2のアナログ/デジタル変換手段からのデジタル信号に
    基づいて、前記荷重信号のゼロ・クロス点を検出し、こ
    れら検出した前記変位信号のゼロ・クロス点と前記荷重
    信号のゼロ・クロス点との差、前記サンプリング周期お
    よび前記振動周波数に基づいて、前記位相差角を演算す
    るよう構成したことを特徴とする粘弾性測定装置。
JP2250098A 1998-02-04 1998-02-04 粘弾性測定方法および装置 Pending JPH11218484A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016521625A (ja) * 2013-06-10 2016-07-25 メイヨ フォンデーシヨン フォー メディカル エジュケーション アンド リサーチ 弾性イメージングのための音響放射力クリープ−リカバリーおよびせん断波伝搬のためのシステムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016521625A (ja) * 2013-06-10 2016-07-25 メイヨ フォンデーシヨン フォー メディカル エジュケーション アンド リサーチ 弾性イメージングのための音響放射力クリープ−リカバリーおよびせん断波伝搬のためのシステムおよび方法

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