JPH11219195A - 対話型詩朗読システム - Google Patents

対話型詩朗読システム

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JPH11219195A
JPH11219195A JP10023124A JP2312498A JPH11219195A JP H11219195 A JPH11219195 A JP H11219195A JP 10023124 A JP10023124 A JP 10023124A JP 2312498 A JP2312498 A JP 2312498A JP H11219195 A JPH11219195 A JP H11219195A
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JP
Japan
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phrase
voice
interactive
user
poem
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JP10023124A
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English (en)
Inventor
Ryohei Nakatsu
良平 中津
Naoko Tosa
尚子 土佐
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ATR CHINO EIZO TSUSHIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
ATR CHINO EIZO TSUSHIN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 詩を利用者が対話形式で朗読し合うことがで
きるような対話型詩朗読システムを提供する。 【解決手段】 利用者がマイクロホン5に向かって朗読
すると、音声認識部2のフレーズ認識部21がそのフレ
ーズを認識し、その認識結果に従って、システム制御部
1はサウンド出力部3のフレーズ出力部31から予め音
声波形データとして蓄えていたフレーズを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は対話型詩朗読シス
テムに関し、特に、コンピュータと人間が対話形式で詩
を朗読し合えるような対話型詩朗読システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータと人間が対話するシステム
に関しては、従来から種々の研究や、商品が生み出され
てきた。これらは大きく分けて2種類の利用法が検討さ
れてきたと言える。1つはビジネスでの利用であり、も
う1つはアミューズメントでの利用である。ビジネスで
の応用例としては、たとえば銀行のCDや電話による各
種自動応答システムなどがある。これらは利用者のキー
入力や音声入力によるサービス要求に対してコンピュー
タが音声,文字,映像などで答を返してくれるシステム
である。
【0003】一方、アミューズメントの代表例として
は、各種のゲームマシンがある。ここでは、コンピュー
タと利用者とのインタラクションにより利用者に身体的
快感を与えることが追求されている。これらの応用は、
いずれの数多くの場面で実際の利用に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方は
ビジネスに、他方は遊びに特化している。これに対し
て、我々の生活の中では、小説を読んだり絵画を見たり
という感性に深くかかわる活動が重要な役割をしてい
る。むしろこのような部分が我々の生活に潤いを与え、
我々の知的レベルを向上させていると言える。しかしな
がら、残念ながら、このような部分にコンピュータがか
かわることはこれまでほとんど行なわれていなかった。
そのことは、コンピュータの利用範囲を限定する大きな
要因となっていた。すなわち、自動応答システムのよう
なビジネスにおけるコンピュータと人間の対話システム
は人間の経済活動をコンピュータが支援することに重点
が置かれており、一方、各種ゲームにおけるような対話
システムは人間に快感を与えることに重点が置かれてお
り、人間の感覚,感性に訴える機能が欠けていた。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、コ
ンピュータが人間の感覚,感性的な活動をもサポートす
ることにより、コンピュータの利用範囲を大幅に拡大で
きるような対話型詩朗読システムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
詩を短いフレーズの連続とみなし、利用者が対話形式で
あるフレーズを発声したときに、そのフレーズに接続さ
れるフレーズを決定する対話型詩朗読システムであっ
て、利用者が発声したフレーズを認識する音声認識手段
と、認識されたフレーズの認識結果に基づいて出力すべ
きフレーズを決定する制御手段と、決定されたフレーズ
を音声として出力する音声出力手段とを備えて構成され
る。
【0007】請求項2に係る発明では、請求項1の発明
に加えて、さらに制御手段によって決定されたフレーズ
に対応した背景映像を生成して出力する背景映像生成手
段が設けられる。
【0008】請求項3に係る発明では、請求項1または
2の発明に加えて、さらに、制御手段によって決定され
たフレーズに対応したキャラクタ映像を生成して出力す
るキャラクタ映像生成手段が設けられる。
【0009】請求項4に係る発明では、請求項1ないし
3のいずれかの発明に加えて、音声認識手段は利用者が
発声した音声に含まれる感情を認識し、その認識結果に
基づいて生成したキャラクタ映像を出力するキャラクタ
映像生成手段が設けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、この発明の実施形態を説明
する前に、この発明で使用される対話形式の詩の構成に
ついて説明する。図5は通常の詩の構成を示したもので
ある。この図5からわかるように、詩は短い詩的なフレ
ーズの連続として表現される。通常は各々のフレーズや
その連結は詩人によって注意深く選択されている。
【0011】図6は対話型詩の基本的な構成を示す図で
ある。この図6は図5で示された詩のフレーズをコンピ
ュータと人間が順に朗読していくことを示している。こ
のような方式によっても、詩人が作り上げた詩の世界を
朗読という行為によって深く味わうことが可能である。
しかしながら、この発明はこのようなオリジナルな詩の
内容の朗読にとどまらない。
【0012】図7はこの発明による対話型詩朗読システ
ムにおける詩の表現法を示す図である。ここでは、コン
ピュータが朗読する詩のフレーズに複数個のフレーズが
接続可能であることを示している。このような表現法
は、次に述べるような利点を持っている。
【0013】すなわち、本来、詩の各フレーズは抽象的
な表現になっており、フレーズ間の連結性にはかなりの
自由度がある。むしろそのような自由度の中で詩人が独
自の感性で1つの可能性を選択することにより、詩人独
自の詩の世界を作り上げていると言える。
【0014】この自由度を活用し、複数個の選択肢の中
から自分の好みのフレーズを選択し、朗読することによ
り、詩人の作り上げた詩の世界を変化させて自分自身の
詩の世界を作り上げることも可能となる。
【0015】図8は図7をさらに発展させたものであっ
て、利用者の朗読する詩のフレーズに接続し得るフレー
ズの複数個ある様子を示している。この場合には、コン
ピュータはこれらの中から状況に応じて適当に選択すれ
ばよい。具体的には、乱数を用いてランダムに選択する
などの方式が考えられる。
【0016】以上のような基本的な考え方に基づいたこ
の発明の実施の形態について以下に説明する。
【0017】図1はこの発明の一実施形態を示すブロッ
ク図である。この図1に示した対話型詩朗読システム
は、システム制御部1と音声認識部2とサウンド出力部
3とから構成されている。システム制御部1は前述の図
7または図8に示した遷移図を記憶しており、システム
全体の動作を制御する。音声認識部2はフレーズ認識部
21を含み、利用者がマイクロホン5に向かって朗読す
るフレーズを認識する機能を有している。音声認識につ
いては、HMM(Hidden Markov Model )を用いた不特
定話者,連続音声認識の研究が進んでいるので、その機
能を持ったソフトウェアが使用される。サウンド出力部
3はフレーズ出力部31を含み、フレーズ出力部31は
コンピュータが朗読すべきフレーズをたとえば音声波形
データとして蓄えておき、必要な場合にデジタル信号か
らアナログ信号に変換してスピーカ6に出力する。
【0018】次に、全体の動作について説明する。シス
テム制御部1は図7に示した遷移図の最初のフレーズの
出力をサウンド出力部3に指示する。これに従って、サ
ウンド出力部3はフレーズの音声出力を行なう。同時
に、システム制御部1は音声認識部2に音声認識の開始
を指示する。また、その際、次に利用者が朗読するフレ
ーズを限定されているため、入力される可能性のあるフ
レーズの範囲を音声認識部2に指示する。音声認識部2
はその指示に従って、認識対象フレーズを限定した認識
動作を開始する。
【0019】一方、利用者はシステムのスピーカ6から
出力されるフレーズを聞き、それに接続し得る複数のフ
レーズから自分の好みのフレーズを選んでマイクロホン
5に向かって朗読する。音声認識部2はそれを認識して
認識結果をシステム制御部1に与える。システム制御部
1では、遷移図を用いて次に接続すべきフレーズを決定
し、その出力をサウンド出力部3に指示する。このよう
にして、システムと利用者が音声により詩のフレーズを
順番に朗読することが可能となる。
【0020】図2はこの発明の第2の実施形態を示すブ
ロック図である。この図2に示したシステムは、図1に
示したシステム制御部1と音声制御部2とサウンド出力
部3の他に映像生成部4を設けたものである。映像生成
部4は背景生成部41を含み、この背景生成部41はコ
ンピュータが朗読する各々フレーズに適した映像(風景
や抽象的な図形など)を生成する。具体的には、各フレ
ーズに適した風景映像を予め撮影しておき、デジタル化
して蓄えておけばよい。システム制御部1は出力すべき
フレーズをサウンド出力部3と同時に映像生成部4に指
示する。映像生成部4は指示に従って、フレーズに対応
した映像を出力する。出力された映像はプロジェクタ7
を介してスクリーンなどに投影される。この方式によ
り、利用者は音声のみならず、映像によっても詩的な世
界を体験することができる。
【0021】図3はこの発明の第3の実施形態を示すブ
ロック図である。この図3に示した実施形態では、サウ
ンド出力部30はフレーズ出力部31と背景音楽出力部
32を含み、映像生成部40はキャラクタ生成部41と
背景生成部42を含む。音声認識部2は図1および図2
と同様にして構成される。サウンド出力部30に含まれ
る背景音楽出力部32には予め各フレーズに対応した背
景音楽が波形形式などで蓄えられている。システム制御
部1から出力すべきフレーズが指示されると、フレーズ
出力部31からフレーズが音声として出力されるととも
に、背景音楽出力部32から対応する背景音楽が出力さ
れる。
【0022】また、映像生成部40はキャラクタ生成部
41と背景生成部42とから構成されており、キャラク
タ生成部41は予め出力するフレーズに対応したキャラ
クタの映像をデジタル形式で記憶している。システム制
御部1から出力するべきフレーズが指示されると、映像
生成部40では背景生成部42からフレーズに対応した
映像が出力されるとともに、キャラクタ生成部41から
対応するキャラクタの映像が出力される。したがって、
利用者にはフレーズの音声のみならず、背景映像やフレ
ーズに対応したキャラクタの映像を提供することがで
き、詩の世界により深く没入することが可能となる。
【0023】図4はこの発明の第4の実施形態を示すブ
ロック図である。この図4に示した実施形態では、音声
認識部20がフレーズ認識部21と感情認識部22とを
有している。感情認識部22は利用者の音声に含まれて
いる感情を認識する機能を有する。感情の認識はたとえ
ばニューラルネットを用いて行なうことができる。ニュ
ーラルネットを用いた感情認識アルゴリズムの具体例に
ついては、たとえば土佐尚子、中津良平、「芸術とテク
ノロジー:Life-like Autonomous Character“MIC ”&
Feeling Session Character “MUSE”」第4回日立中研
研究会予稿集、pp.75−82(1996.6)に記
載されている。マイクロホン5から利用者の音声が入力
されると、フレーズ認識部21はそのフレーズを認識す
ると同時に、感情認識部22が感情認識を行なう。その
認識結果はシステム制御部1を介してキャラクタ生成部
41に与えられ、キャラクタ生成部41では、感情認識
結果に応じたキャラクタ映像を生成する。この機能を有
することにより、たとえば利用者の感情に対応した感情
表現をキャラクタによって行なうことが可能になり、利
用者がよりコンピュータと対話型で詩を朗読していると
いう感覚を与えることが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、利用
者が発声したフレーズを認識し、認識されたフレーズの
認識結果に基づいて出力すべきフレーズを決定し、決定
されたフレーズを音声として出力するようにしたので、
利用者は詩という感性あふれる芸術作品を朗読すること
により、詩の世界に没入しその世界を体験することがで
きる。さらに、自分の朗読する詩のフレーズに自由度を
持たせることが可能なため、本来の詩とは異なる自分自
身の詩的世界を作り上げることも可能である。このよう
に、従来のコンピュータとの対話システムがビジネスを
対象としたり、アミューズメントを対象としたものに偏
っていたのに対して、芸術性の高いシステムを実現し、
コンピュータの利用範囲を大幅に拡大することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す概略ブロック
図である。
【図2】この発明の第2の実施形態を示す概略ブロック
図である。
【図3】この発明の第3の実施形態を示す概略ブロック
図である。
【図4】この発明の第4の実施形態を示す概略ブロック
図である。
【図5】従来の詩の構成を示す図である。
【図6】対話型朗読詩の構成を示す図である。
【図7】この発明が適用される対話型朗読詩の構成の一
例を示す図である。
【図8】対話型朗読詩の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2,20 音声認識部 21 フレーズ認識部 22 感情認識部 3,30 サウンド出力部 31 フレーズ出力部 32 背景音楽出力部 4,40 映像生成部 41 キャラクタ生成部 42 背景生成部 5 マイクロホン 6 スピーカ 7 プロジェクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 詩を短いフレーズの連続とみなし、利用
    者が対話形式であるフレーズを発声したときに、そのフ
    レーズに接続されるフレーズを決定する対話型詩朗読シ
    ステムであって、 前記利用者が発声したフレーズを認識する音声認識手
    段、 前記音声認識手段によって認識されたフレーズの認識結
    果に基づいて、出力すべきフレーズを決定する制御手
    段、および前記制御手段によって決定されたフレーズを
    音声として出力する音声出力手段を備えた、対話型詩朗
    読システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記制御手段によって決定され
    たフレーズに対応した背景映像を生成して出力する背景
    映像生成手段を備えた、請求項1に記載の対話型詩朗読
    システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記制御手段によって決定され
    たフレーズに対応したキャラクタ映像を生成して出力す
    るキャラクタ映像生成手段を備えた、請求項1または2
    に記載の対話型詩朗読システム。
  4. 【請求項4】 前記音声認識手段は、前記利用者が発声
    した音声に含まれる感情を認識し、さらに前記認識され
    た感情認識結果に基づいて生成したキャラクタ映像を出
    力するキャラクタ映像生成手段を備えた、請求項1ない
    し3のいずれかに記載の対話型詩朗読システム。
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Cited By (4)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990817