JPH11219350A - 補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置 - Google Patents

補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置

Info

Publication number
JPH11219350A
JPH11219350A JP10022195A JP2219598A JPH11219350A JP H11219350 A JPH11219350 A JP H11219350A JP 10022195 A JP10022195 A JP 10022195A JP 2219598 A JP2219598 A JP 2219598A JP H11219350 A JPH11219350 A JP H11219350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
interpolation
grid point
axis intercept
interpolation value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10022195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Nakamura
耕太朗 中村
Hiroyuki Suzuki
宏幸 鈴木
Mika Uchiumi
美香 内海
Yoshiyuki Maki
良幸 牧
Yoshihiro Kawase
義博 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP10022195A priority Critical patent/JPH11219350A/ja
Publication of JPH11219350A publication Critical patent/JPH11219350A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補間値を演算する際の処理速度を向上させた
補間値演算装置等を提供する。 【解決手段】 補間用データとして、従来のような2次
元マップ上の格子点の座標データ(X,Y)そのものを
持つのではなく、その格子点と隣接する格子点とを結ぶ
補間用の直線式(Y=aX+b)における傾き(a)と
Y軸切片(b)のデータが設定されている。例えば、パ
ラメータ3に対しては格子点2に設定されデータに基づ
く補間直線式を用いれば容易に演算できる。これによ
り、任意の入力パラメータ(XO )に対する制御データ
(YO )を補間演算する際に、除算が無くなって単純な
補間演算となり、また傾き(a)やY軸切片(b)を求
める処理が不要となって処理速度が向上する。そのた
め、エンジンを制御する場合などのように、より適切な
制御実現のためにリアルタイム処理が必要とされるよう
なシステムに適用した場合に特に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補間用データを記
憶した補間データテーブルを参照して補間値を演算する
補間値演算装置、その補間値演算装置によって演算され
た補間値を制御データとして用いる電子制御装置、及び
補間値演算装置が補間値演算の際に参照する補間データ
テーブルを更新する装置を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両に搭載された内燃
機関に対する噴射量制御や点火時期制御のための制御デ
ータは、例えば回転数(回転速度)、水温、油温、大気
圧、吸入空気圧などの各種パラメータに対する基本の制
御データに補正を加えるなどして算出している。その
際、基本の制御データについては、例えばデータテーブ
ルを参照して算出する手法がよく用いられている。つま
り、パラメータに対する制御データを予め実測するなど
して得ておき、それらをデータテーブルとして記憶して
おく。通常、このデータテーブルに記憶される制御デー
タは離散的なデータであるため、記憶されたデータ(補
間用データ)を用いて補間処理し、任意のパラメータに
対する制御データを演算するようにしている。
【0003】このような補間データテーブルに従来記憶
されていた補間用データは、例えばパラメータをX軸、
制御データをY軸とする2次元データ座標における格子
点の座標データ、すなわち(X,Y)で示されるデータ
であった。そのため、補間用データの格子点のX座標と
しては設定されていない入力パラメータに対応する制御
データを演算する場合には、次のようにしていた。つま
り、2つの格子点の間を結ぶ直線式を得るため、まず座
標データから直線の傾きとY軸切片を求める。そうして
得た補間に必要な直線式に所望のパラメータ値を代入す
ることで、最終的に必要な制御データを算出していた。
【0004】具体的には、格子点(X1 ,Y1 )及び
(X2 ,Y2 )の間の任意のパラメータXO が与えられ
た場合に、その入力パラメータXO に対応する制御デー
タYOは、下式のように算出される。 YO={(Y2-Y1)/(X2-X1)}XO+Y1-{(Y2-Y1)/(X2
-X1)}X1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記補
間式においては、直線の傾き及びY軸切片を求める際に
(Y2-Y1)/(X2-X1) という除算が必要となっていた。
この除算はマイクロコンピュータを使用する演算装置に
おいては演算時間の増大を招いてしまう。特に、近年の
RISCマイコンにおいては、1命令1クロックでパイ
プライン動作させる事により最大のパフォーマンスを出
せるような設計思想で構築されることが多い。この場
合、演算時間のかかる除算命令はパイプライン動作を妨
げる要因となるため、マイクロコードなどでソフトウェ
ア的に処理されると、除算の処理速度はより遅くなる傾
向にあり、補間演算のための処理時間が長くなってしま
う。
【0006】そして、このように処理時間が長くなるこ
とは、例えば上述した車両の内燃機関を制御する場合な
どにおいては好ましくない。つまり、より適切な制御実
現にはリアルタイム処理が必要とされるので、制御デー
タの演算は極力短時間に済ませることが必要だからであ
る。
【0007】そこで、本発明は、補間値を演算する際の
処理速度を向上させた補間値演算装置を提供することを
第1の目的とする。この第1の目的を達成するため、後
で詳述するように、格子点間を結ぶ直線式(Y=aX+
b)の傾き(a)とY軸切片(b)を、各格子点に対応
する補間用データとして持たせるようにした。つまり、
傾き(a)とY軸切片(b)を、各格子点に対応する補
間用データとして持たせるようにしたことで、任意の入
力パラメータ(XO )に対する補間値である制御データ
(YO )を演算する際に、除算が無くなり、また傾き
(a)、Y軸切片(b)を求める処理も不要となるので
処理速度が向上するという利点が得られた。
【0008】しかしながら、従来のように格子点の座標
データ(X,Y)を補間用データとして持たせた場合に
比べると、今回の補間用データの形式では記憶すべきデ
ータ容量が多くなる。つまり、1つのパラメータ(X)
に対して、従来方式では制御データ(Y)だけ記憶すれ
ばよいが、本案では、傾き(a)とY軸切片(b)の2
種類を記憶させる必要がある。
【0009】そこで、処理速度向上という利点は確保し
ながら、さらに記憶すべきデータ容量の削減も実現する
ことを第2の目的とする。ところで、このような補間用
データは様々な機会に更新されることが考えられる。つ
まり、基本となる補間用データを記憶させて補間データ
テーブルを作成した後、例えば車両に搭載するのであれ
ば、その搭載する車両固有の状態に適合させるために一
部を更新記憶させたりする。あるいは、同じ車両であっ
ても、例えば経年誤差や仕様環境などに適合させるため
に適宜更新することも考えられる。
【0010】上記第1の目的を達成するため、後で詳述
するように、格子点間を結ぶ直線式(Y=aX+b)の
傾き(a)とY軸切片(b)を、各格子点に対応する補
間用データとして持たせるようにした。しかし、今回の
補間用データの形式では、上述の補間用データを更新す
る場合に次のような問題がある。すなわち、各格子点
(n)に対応する補間用データが、隣接する2つの格子
点(n),(n+1)を結ぶ直線の傾き(a)とY軸切
片(b)であるため、最終的に欲しい制御データ(Y)
の1つだけを更新させる作業をする場合であっても、隣
接する2つの格子点に対応する補間用データを更新しな
くてはならず、従来と同等の作業性を確保することが困
難である。
【0011】つまり、実測などによって得られるデータ
は、あるパラメータに対応する制御データ、すなわち格
子点(n)におけるY座標データ(Yn)そのものであ
る。したがって、適合作業における作業性の面では、従
来の方式のように、直接的な更新対象のみを扱えば済む
ようにすることが好ましい。それに対して今回提案の手
法では、実際にはY座標データ(Yn)のみ更新された
場合であっても、その更新された格子点(n)による影
響が大きくなる。
【0012】具体的に説明すると、各格子点(n)の補
間値演算用データは、隣接する2つの格子点(n),
(n+1)を結ぶ直線式に対応する傾き(a)とY軸切
片(b)であるため、更新された格子点(n)は、格子
点(n),(n+1)を結ぶ直線式だけでなく、格子点
(n−1),(n)を結ぶ直線式にも影響を与える。し
たがって、2つの格子点(n−1),(n)に対応する
補間用データを更新させなくてはならない。
【0013】このような理由から、適合作業において
は、従来方式のように、直接的な更新対象のみを扱う方
式が好ましい。また、その適合作業時に、作業者が制御
データ(Y)を視認したい場合がある。作業者が制御デ
ータ(Y)の異常を判断したり最適データ値を予測す
る、といった場合である。今回の提案における補間用デ
ータは傾き(a)とY軸切片(b)であるので、それを
そのまま表示しても、作業者にとってはその補間用デー
タが間接的に示している制御データ(Y)の物理的な状
態を感覚的に把握することが難しい。なぜなら、従来の
ように格子点の座標データ(X,Y)で示す場合には、
制御データであるY座標データそのものが表示されれ
ば、その数値の大小が制御量としての大小に一致してい
るが、本案の補間用データである傾き(a)とY軸切片
(b)の大小は、最終的に制御に用いる制御データ
(Y)の大小とは直接的な関連がないからである。
【0014】つまり、この点についても、従来のように
格子点の座標データで表示した方が、作業者にとって扱
い易く、作業性の低下を招くこともない。そこで、上述
した処理速度向上という利点を持つ今回提案した補間値
演算装置が演算時に参照する補間値演算用テーブルを更
新させる作業において、従来と同等の作業性及び作業者
によって扱い易さを確保できる補間値演算用テーブル更
新装置を提供することを第3の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記第1
の目的を達成するためになされた請求項1に記載の補間
値演算装置によれば、補間用データとして、従来のよう
に2次元マップ上の格子点の座標データ(X,Y)その
ものを持つのではなく、その格子点と隣接する格子点と
を結ぶ補間用の直線式(Y=aX+b)における傾き
(a)とY軸切片(b)のデータを設定する。例えば、
ある格子点(n)に対応する補間用データは、その格子
点(n)と次の格子点(n+1)とを結ぶ直線の傾き
(a)とY軸切片(b)とする。
【0016】もちろん、ある格子点(n)に対応する補
間用データを、その格子点(n)と一つ前の格子点(n
−1)とを結ぶ直線の傾き(a)とY軸切片(b)とし
てもよい。つまり、X軸方向への並びから見た場合に、
一つ先あるいは一つ前の格子点との間を結ぶ直線の傾き
(a)とY軸切片(b)を、その格子点(n)に対応し
た補間用データとすればよい。
【0017】これにより、任意の入力パラメータ(XO
)に対する制御データ(YO )を補間演算する際に、
除算が無くなって単純な補間演算となり、また傾き
(a)、Y軸切片(b)を求める処理も不要となるの
で、結果として処理速度が向上する。そのため、例えば
上述した車両の内燃機関を制御する場合などのように、
より適切な制御実現のためにリアルタイム処理が必要と
されるようなシステムに適用した場合に特に有効であ
る。
【0018】但し、このようにパラメータに対応する補
間用データとして傾き(a)とY軸切片(b)を持つ場
合には、補間用データとして格子点のY座標データを持
つ場合に比べて、広いレンジ(表現できる数値の幅)と
高い精度が要求される。なぜなら、Y座標データの場合
には、そのY座標データの最小単位を表現できる数値を
最小とし、Y座標データの最大値を表現できる数値を最
大とするレンジ及び精度があれば足りる。それに比べ
て、傾き(a)を示す場合には、隣接する格子点間のY
座標の差分値をさらにX座標の差分値で割った値である
ため、Y座標データの最小単位の何十分の1あるいは何
百分の1といった数値にもなる可能性があり、それに対
応するレンジ及び精度が必要であるからである。
【0019】したがって、広いレンジと高精度を確保す
るため、本発明の補間値演算装置においては、浮動小数
点を用いた演算方式を採用する。具体的には、浮動小数
点演算プロセッサ(FPU)を用いて補間値演算を実行
する。但し、この浮動小数点演算プロセッサ(FPU)
が補間値演算の際に扱うデータは、上述の補間用データ
をはじめとして、浮動小数点型データに設定されてい
る。
【0020】このように工夫した結果、上述した格子点
のY座標データを補間用データとして持つ場合と、傾き
(a)及びY軸切片(b)を補間用データとして持つ場
合とを、同一の前提で比較した場合、ある比較例におい
ては、入力パラメータが格子点上でない場合に約11%
の処理速度向上が見られた。これは、格子点の座標デー
タ(X,Y)から傾きとY軸切片を算出する必要がない
ため、除算が不要となると共に、傾き(a)、Y軸切片
(b)を求める処理自体が不要となるなどの理由からで
ある。
【0021】また、上述した第2の目的を達成するため
になされた請求項2に記載の補間値演算装置によれば、
格子点毎に設定される補間用データについて、全てのパ
ラメータ(X)に対して、傾き(a)とY軸切片(b)
の2種類を記憶させるのではなく、例えば一つのパラメ
ータ(X)に対してだけ、傾き(a)とY軸切片(b)
の2種類を記憶させ、それ以外のパラメータ(X)に対
しては傾き(a)だけを記憶させるのである。
【0022】そして、補間演算においては、入力パラメ
ータ(X)が与えられた場合、該当する格子点間[格子
点(n)〜格子点(n+1)]を検索し、その検索され
た格子点間用の補間用データを持っている対応格子点に
おいて、補間用データとして傾き(a)に加えてY軸切
片(b)も記憶されていた場合には、そのまま補間用直
線式(Y=aX+b)を用いて補間値である制御データ
(Y)を演算する。
【0023】一方、対応格子点における補間用データと
して傾き(a)しか記憶されていない場合には、基準格
子点から対応格子点に向けて順番に、補間用の直線式
(Y=aX+b)を用いて隣接する格子点に対応するY
軸切片(b)を算出する処理を繰り返し、最終的に対応
格子点におけるY軸切片bも得てから、補間用の直線式
(Y=aX+b)を用いて補間値を演算する。なお、基
準格子点とは、傾きa及びY軸切片bの両方が記憶さ
れ、かつ対応格子点と最も近い格子点をいう。
【0024】例えば、格子点(1)にだけ傾き(a)に
加えてY軸切片(b)も記憶されており、格子点(5)
に対応する直線式を用いて補間値を演算するという具体
例を用いて説明すると次のようになる。まず、格子点
(1)に対応する直線式は記憶されている傾き(a)及
びY軸切片(b)をそのまま用いればよい。その直線式
を用いて格子点(2)に対応するY軸切片(b)が得ら
れるため、格子点(2)に対応する直線式が得られる。
したがって、その直線式を用いれば格子点(3)に対応
するY軸切片(b)が得られる。こうして順番に算出す
れば、必要な格子点(5)における直線式を得られるこ
とができる。
【0025】このように、全てのパラメータ(X)に対
して傾き(a)とY軸切片(b)の2種類を記憶させる
のではなく、所定数のパラメータ(X)に対してだけ傾
き(a)とY軸切片(b)の2種類を記憶させ、それ以
外のパラメータ(X)に対しては傾き(a)だけを記憶
させることによって、記憶させるデータ容量の低減を図
ることができる。
【0026】また、傾きa及びY軸切片bのデータの両
方が記憶されている所定の格子点について、さらに格子
点位置も記憶しておいてもよい。格子点位置が記憶され
ていれば、傾きa及びY軸切片bのデータ検索が早くで
きるからである。なお、傾き(a)とY軸切片(b)の
2種類を記憶させるパラメータ(X)の数は1つであっ
てもよいし、2つ以上であってもよい。しかし、データ
容量低減の観点からすれば、1つだけにしておくことが
好ましい。
【0027】また、傾き(a)とY軸切片(b)の2種
類を記憶させるパラメータ(X)については、特定のパ
ラメータ(X)対して固定的に記憶させておくこともで
きるが、例えば前回の補間値演算において使用した補間
用データのみを記憶させておくことも考えられる。
【0028】また、このようにデータ容量が低減すると
いうメリットは得られるが、補間用データを得るまでの
処理負荷が過大になると、「補間値演算の処理速度向
上」という基本的な目的を十分に達成できなくなる可能
性もある。したがって、次のような条件の下で使用され
ることが暗黙の前提となる。つまり、補間値を演算する
場合の入力パラメータ(X)の変化が少ないという条件
である。入力パラメータ(X)の変化が少なければ、ほ
とんどの場合、既に傾き(a)及びY軸切片(b)が記
憶されていた格子点に対応する直線式を用いてそのまま
制御データ(Y)を演算できる。また、多少の変化があ
ったとしても、上述したような直線式を用いて隣接する
格子点のY軸切片(b)を順番に求めていく処理を少な
い回数繰り返すだけで対応できる。つまり、全体として
の処理負荷はあまり増大しないで済むのである。
【0029】そして、例えば上述したエンジン制御の場
合であっても、例えば水温や油温、あるいは大気圧など
は、定常状態が継続する傾向にあるので、上述したメリ
ットが得やすい。もちろん、これ以外にも、変動が小さ
いパラメータに関して適用すれば、同様の効果を得られ
る。
【0030】したがって、これまで説明した補間値演算
装置と、その補間値演算装置によって演算された補間値
を用いて制御対象の制御に必要な制御データを算出し、
その算出された制御データを用いて前記制御対象の制御
を実行する制御手段を備える電子制御装置として構成す
れば、上述した各効果が得られる。
【0031】そして、制御対象が車両に搭載されたエン
ジンであれば、水温等の定常状態が継続する傾向にある
パラメータを用いることが想定されるので、上述したデ
ータ容量低減をメリットをさらに得ることもできる。一
方、第3の目的を達成するためになされた請求項8記載
の補間データテーブル適合装置においては、適合作業の
ために補間データテーブル内から読み出した補間用デー
タを作業者のために表示させたり、作業者が修正データ
を入力したりする作業者用インタフェース部分において
は、補間用データを、従来と同じように、格子点の座標
データ(X,Y)に変換して用いる。
【0032】従って、作業者は、補間データテーブルに
記憶された補間用データや適合作業時の修正データにつ
いて、格子点の座標データ(X,Y)に変換された状態
で視認できるため、例えばエンジン制御用の制御データ
を補間値として演算するシステムに用いるのであれば、
最終的に知りたい燃料噴射量や点火時期などの制御デー
タ(Y)の物理的な状態(例えばデータの変化度合いな
ど)を感覚的に把握し易い。また、適合作業のためにあ
る格子点についての制御データ(Y)を更新させたい場
合には、従来どうり、更新対象の格子点のY座標に対応
する修正データだけを入力すればよい。
【0033】一方、修正された補間用データを補間デー
タテーブルに更新記憶させる場合には、再度、傾きaと
Y軸切片bからなるいわば直線式タイプのデータに変換
し直して用いる。なお、上述したように、1つの入力パ
ラメータ(X)に対応する制御データ(Y)を更新させ
た場合、今回の手法においては隣接する2つの格子点に
対応する補間用データが更新されることとなる。
【0034】このように、作業者が関わる局面において
は格子点の座標データタイプに変換することで、作業者
にとっての扱い易さを確保でき、結果として適合作業の
作業性向上を実現できる。そして、最終的に補間用デー
タとして更新記憶する局面においては、今回提案した直
線式タイプのデータに変換し直すことで、上述した処理
速度向上という利点をもたらすことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。 [第1実施例]まず、図1は、本実施例の電子制御装置
のシステム構成を表す構成図である。なお、本実施例の
電子制御装置は、車両に搭載されたエンジンを制御する
エンジン制御装置(以下、エンジンECUという)10
として実現したものである。
【0036】図1に示すように、エンジンECU10
は、マイクロコンピュータ(以下、単にマイコンとい
う)60を備えると共に、バス66を介してマイコン6
0に接続された入力インタフェース62及び出力インタ
フェース64を備えている。前記マイコン60は、中央
処理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及びマ
ップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(ROM)8
2、CPU81の演算結果等を一時記憶するランダムア
クセスメモリ(RAM)83、記億されたデータを電源
遮断後も保存するバックアッブRAM84を備えてお
り、これら各部81〜84と入出力ポート85がバス8
6によって接続されている。また、CPU81には、浮
動小数点演算プロセッサ(FPU)88が接続されてい
る。
【0037】また、入力インタフェース62には、例え
ば、エンジンの回転角位置を検出して、その回転角位置
に対応する信号を出力するエンジン回転角センサ12
a、吸入空気温度を検出してその検出値の大きさに応じ
た信号を出力する吸気温センサ12b、スロットルバル
ブの開度を検出するスロットル開度センサ12c、吸入
空気の圧力を検出してその検出値の大きさに応じた信号
を出力する吸気圧センサ12d、エンジンの冷却水の温
度、すなわち冷却水温を検出してその検出値の大きさに
応じた信号を出力する水温センサ12e等からなるセン
サ群12と、例えば、スタータモータによるエンジン始
動(クランキング)を検出するスタータスイッチ14
a、イグニッションスイッチ14b等からなるスイッチ
群14とが接続され、入力インタフェース62は、これ
らセンサ群12及びスイッチ群14からの各種検出信号
を取り込み、マイコン60に入力する。
【0038】また、出力インタフェース64には、例え
ば、スロットルバルブの開度位置を制御するスロットル
駆動モータ16a、エンジンに燃料を噴射供給するイン
ジェクタ16b、点火コイルに高電圧を誘起し各気筒の
点火プラグに点火火花を発生させる点火装置16c等か
らなるアクチュエータ群16が接続され、出力インタフ
ェース64は、マイコン60からの制御信号をアクチュ
エータ群16を構成する各部に出力する。
【0039】そして、マイコン60は、センサ群12及
びスイッチ群14からの検出信号に基づいて、車両の運
転状態を示す各種検出データ(エンジン回転数や水温
等)を入力インタフェース62を介して入力すると共
に、アクチュエータ群16を駆動制御するための制御量
を表わすデータ(スロットル駆動モータ16aの制御
量、燃料噴射量、点火時期等)を演算して、その演算デ
ータに対応した制御信号を、出力インタフェース64を
介してアクチュエータ群16に出力する。
【0040】なお、例えば燃焼噴射量などの制御データ
は、ROM82に格納された補間データテーブルを用い
た補間演算によって演算する。具体的には、補間データ
テーブルには、上述した車両の運転状態を示す各種検出
データをパラメータ(例えばエンジン回転数や水温等)
とし、それに対応する制御データ(基本噴射量や基本点
火時期等)が記憶されている。したがって、入力したエ
ンジン回転数や水温などの各種検出データを入力パラメ
ータとし、補間データテーブルを参照して当該入力パラ
メータに対応する制御データの補間値を演算する。この
補間値の演算に際しては、CPU81がFPU88を使
って行う。
【0041】次に、上記エンジンECU10のマイコン
60において行う補間値演算処理、具体的には入力した
パラメータ(X)に対応する補間値(Y)を演算する処
理について、図3のフローチャートに従って説明する。
なお、さらに補間処理の概念を説明した図である図2及
び補間データテーブルの具体例である図4も参照して説
明を進めていく。
【0042】図3に示す如く、マイコン60は、まずS
10(S:ステップを表わす)にて、パラメータ(X)
を入力する。これは、上述したように、センサ群12及
びスイッチ群14から読み込んだ各種検出データ信号に
基づいて決まる値である。続くS20にて、対象となる
格子点間を検索し、S30では、補間用データの抽出を
行う。ここで、S20における「対象となる格子点間」
及びS30における「補間用データ」について説明す
る。
【0043】まず、本実施例における補間用データは、
図2に例示するように、X軸をパラメータ、Y軸を補間
値としたXY座標上の所定の格子点n(Xn,Yn)毎
に対応して設定されている。この点は、図4(a)に示
す従来形式の場合と同じである。しかし、従来形式で
は、パラメータであるX値に対応する格子点nのY値、
つまり(Xn,Yn)というデータ形式であった。それ
に対して本実施例の場合には、図4(b)に示すよう
に、パラメータであるX値に対応して傾き(a)とY軸
切片(b)が設定されている。具体的には、ある格子点
nに対応する傾き(a)とY軸切片(b)は、当該格子
点nと一つ先の格子点n+1とを結ぶ直線を表す式(以
降の説明では、これを「補間直線式」という)の傾き及
びY軸切片である。
【0044】したがって、従来形式で示すと、図4
(a)のように、パラメータである格子点nのX座標
0,2,4,6に対して、制御データであるY座標がそ
れぞれ、10,30,10,43となるような場合、本
実施例では、図4(b)に示すように、パラメータであ
る格子点nのX座標0,2,4,6に対して、それぞれ
一つ先の格子点とを結ぶ補間直線式(Y=aX+b)の
傾き(a)及びY軸切片(b)が補間用データとして記
憶される。従って、パラメータ0に対応する補間用デー
タは傾きa=20/2,Y軸切片b=10となり、パラ
メータ2に対応する補間用データは傾きa=−20/
2,Y軸切片b=50となり、パラメータ4に対応する
補間用データは傾きa=33/2,Y軸切片b=−56
となる。なお、上述したように、一つ先の格子点とを結
ぶ補間直線式の傾き(a)及びY軸切片が補間用データ
であるため、パラメータ6については、一つ先のパラメ
ータである8が決まれば、補間用データも設定されるこ
ととなる。
【0045】また、このような前提のため、S20にて
「対象となる格子点間」を検索する場合には、X座標だ
けで検索すればよい。例えば入力パラメータ(X)が3
であれば、図2,4(b)に示す本実施例の場合には、
X座標が3である格子点2とX座標が4である格子点3
との間が「対象となる格子点間」となる。
【0046】図3のフローチャートの説明に戻り、S4
0では、S30にて得た補間用データである傾きan,
Y軸切片bnを用いて、格子点nに対応する直線(Y=
anX+bn)を決定する。そして、続くS50におい
ては、S40で決定した補間直線式にS10で入力され
たパラメータ(X)を代入して補間値(Y)を算出す
る。例えば、入力パラメータが3の場合には、格子点2
に対応する補間用データ(a=−20/2,Y軸切片b
=50)によって決まる補間直線式(Y=−10X+5
0)にX=3を代入することで、Y=20という補間値
が得られる。
【0047】なお、本実施例の場合には、マイコン60
が「補間値演算装置」に相当する。また、演算して得た
補間値を用いて制御データを算出し、アクチュエータ群
16に制御信号を出力してエンジンなどの制御を行って
いるため、その点からすればマイコン60は「制御手
段」にも相当する。また、マイコン60内のCPU81
がROM82に記憶された補間データテーブルを参照し
て補間値の演算を行っているため、その点からすればC
PU81が「補間値演算手段」に相当する。
【0048】本実施例の電子制御装置によれば、補間用
データとして、図4(a)に例示する従来のような2次
元マップ上の格子点の座標データ(X,Y)そのものを
持つのではなく、図4(b)に例示するように、その格
子点と隣接する格子点とを結ぶ補間用の直線式(Y=a
X+b)における傾き(a)とY軸切片(b)のデータ
が設定されている。
【0049】これにより、任意の入力パラメータ(XO
)に対する制御データ(YO )を補間演算する際に、
除算が無くなって単純な補間演算となり、結果として処
理速度が向上する。そのため、エンジンを制御する場合
などのように、より適切な制御実現のためにリアルタイ
ム処理が必要とされるようなシステムに適用した場合に
特に有効である。
【0050】但し、このようにパラメータに対応する補
間用データとして傾き(a)とY軸切片(b)を持つ場
合には、補間用データとして格子点のY座標データを持
つ場合に比べて、広いレンジ(表現できる数値の幅)と
高い精度が要求される。なぜなら、Y座標データの場合
には、そのY座標データの最小単位を表現できる数値を
最小とし、Y座標データの最大値を表現できる数値を最
大とするレンジ及び精度があれば足りる。それに比べ
て、傾き(a)を示す場合には、隣接する格子点間のY
座標の差分値をさらにX座標の差分値で割った値である
ため、Y座標データの最小単位の何十分の1あるいは何
百分の1といった数値にもなる可能性があり、それに対
応するレンジ及び精度が必要であるからである。したが
って、広いレンジと高精度を確保するため、本実施例で
はCPU81が浮動小数点演算プロセッサ(FPU)を
用い、浮動小数点を用いた演算方式にて補間値演算を行
っている。そして、このように浮動小数点演算プロセッ
サ(FPU)を用い、浮動小数点を用いた演算方式にて
補間値演算を行う関係上、FPUを有効に活用するた
め、扱うデータは浮動小数点型のデータに設定されてい
る。
【0051】このように工夫した結果、上述した格子点
のY座標データを補間用データとして持つ場合と、傾き
(a)及びY軸切片(b)を補間用データとして持つ場
合とを、同一の前提で比較した場合、ある比較例におい
ては、入力パラメータが格子点上でない場合に約11%
の処理速度向上が見られた。これは、格子点の座標デー
タ(X,Y)から傾きとY軸切片を算出する必要がない
ため、除算が不要となるなどの理由からである。
【0052】なお、上記実施例においては、ある格子点
(n)に対応する補間用データとして、その格子点
(n)と次の格子点(n+1)とを結ぶ直線の傾き
(a)とY軸切片(b)とした。もちろん、ある格子点
(n)に対応する補間用データを、その格子点(n)と
一つ前の格子点(n−1)とを結ぶ直線の傾き(a)と
Y軸切片(b)としてもよい。つまり、X軸方向への並
びから見た場合に、一つ先あるいは一つ前の格子点との
間を結ぶ直線の傾き(a)とY軸切片(b)を、その格
子点(n)に対応した補間用データとすればよい。 [第2実施例]次に、第2実施例について説明する。
【0053】上述した第1実施例では、格子点間を結ぶ
直線式(Y=aX+b)の傾き(a)とY軸切片(b)
を、各格子点に対応する補間用データとして持たせるよ
うにしたことで、任意の入力パラメータ(XO )に対す
る補間値である制御データ(YO )を演算する際に、除
算が無くなり、処理速度が向上するという利点が得られ
た。
【0054】しかしながら、従来のように格子点の座標
データ(X,Y)を補間用データとして持たせた場合に
比べると、傾き及びY軸切片という補間用データの形式
では記憶すべきデータ容量が多くなる。つまり、1つの
パラメータ(X)に対して、従来方式では制御データ
(Y)だけ記憶すればよいが、上記実施例では、傾き
(a)とY軸切片(b)の2種類を記憶させる必要があ
る。
【0055】そこで、処理速度向上という利点は確保し
ながら、さらに記憶すべきデータ容量の削減も実現する
ように工夫した第2実施例について説明する。電子制御
装置として構成した場合のシステム構成は、図1を参照
して説明した上述の第1実施例と同じであるので、ここ
では繰り返さない。上記第1実施例との違いは、補間用
データの持たせ方と、その補間用データを用いて補間値
を演算する処理内容が違うだけであるので、その点につ
いて詳しく説明する。
【0056】概略的に言えば、第2実施例の場合には、
格子点毎に設定される補間用データについて、全てのパ
ラメータ(X)に対して傾き(a)とY軸切片(b)の
2種類を記憶させるのではなく、例えば、一つのパラメ
ータ(X)に対してだけ傾き(a)とY軸切片(b)の
2種類を記憶させ、さらに対応する格子点位置も記憶さ
せ、それ以外のパラメータ(X)に対しては傾き(a)
だけを記憶させる。
【0057】そして、補間値の演算に際しては、次のよ
うに行う。入力パラメータ(X)が与えられた場合、該
当する格子点間[格子点(n)〜格子点(n+1)]を
検索し、その検索された格子点間用の補間用データを持
っている対応格子点において、補間用データとして傾き
(a)に加えてY軸切片(b)も記憶されていた場合に
は、そのまま補間用直線式(Y=aX+b)を用いて補
間値である制御データ(Y)を演算する。一方、対応格
子点における補間用データとして傾き(a)しか記憶さ
れていない場合には、基準格子点から対応格子点に向け
て順番に、補間用の直線式(Y=aX+b)を用いて隣
接する格子点に対応するY軸切片(b)を算出する処理
を繰り返し、最終的に対応格子点におけるY軸切片bも
得てから、補間用の直線式(Y=aX+b)を用いて補
間値を演算する。なお、基準格子点とは、傾きa及びY
軸切片bの両方が記憶され、かつ対応格子点と最も近い
格子点をいう。
【0058】例えば、格子点(1)にだけ傾き(a1)
に加えてY軸切片(b1)も記憶されており、格子点
(5)に対応する直線式を用いて補間値を演算するとい
う具体例を用いて説明すると次のようになる。まず、格
子点(1)に対応する直線式は記憶されている傾き(a
1)及びY軸切片(b1)をそのまま用いればよい。そ
の直線式を用いて格子点(2)に対応するY軸切片(b
2)が得られるため、格子点(2)に対応する直線式が
得られる。したがって、その直線式を用いれば格子点
(3)に対応するY軸切片(b3)が得られる。こうし
て順番に算出すれば、必要な格子点(5)における直線
式を得られることができる。
【0059】このように、全てのパラメータ(X)に対
して傾き(a)とY軸切片(b)の2種類を記憶させる
のではなく、所定数のパラメータ(X)に対してだけ傾
き(a)とY軸切片(b)の2種類を記憶させ、それ以
外のパラメータ(X)に対しては傾き(a)だけを記憶
させることによって、記憶させるデータ容量の低減を図
ることができる。
【0060】具体的には、図6のフローチャートに示す
ような処理を行う。まずS110にてパラメータ(X)
を入力し、続くS130にて対象となる格子点を決定す
る。なお、対象格子点の決定とは、対象格子点間を検索
し、その検索された対象格子点間の補間用データの設定
されている格子点を決定することである。この際の対象
格子点間の検索は、第1実施例における図3の20での
処理と同様、X座標だけで判断できる。
【0061】続くS150では、パラメータによって求
められた対象格子点の位置が、保存されている格子点
(S)の位置と一致するかどうかを判定する。そして、
保存データ設定格子点(S)の位置と一致する場合には
(S150:YES)、S230に移行して、その保存
データを用いた補間直線式にパラメータ(X)を代入し
て補間値を算出する。つまり、S130にて決定された
対象格子点間に対応する補間用データとして、既に傾き
a及びY軸切片bが保存されていた場合、それらをその
まま用いて補間値を算出するのである。
【0062】一方、保存データ設定格子点(S)の位置
と一致しない場合には(S150:NO)、S160へ
移行し、対象格子点間の補間用データ(この場合には傾
きaのみ)が設定されている格子点が、保存データ設定
格子点(S)よりも大きいかどうかを判断する。そし
て、保存データ設定格子点(S)よりも大きければ(S
160:YES)、S170〜S210の処理を実行し
てS220へ移行する。また、保存データ設定格子点
(S)よりも小さい場合(S160:NO)、S240
〜S280の処理を実行してS220へ移行する。
【0063】まず、S170〜S210の処理について
説明する。この場合には、対象格子点間の補間用データ
(傾きaのみ)の設定されている格子点が、保存データ
設定格子点(S)よりも大きいので、保存データ設定格
子点(S)から一つ先の格子点(つまりパラメータが大
きくなる方向において隣接する格子点)におけるY軸切
片bを算出し、さらにその格子点の補間用データを用い
てさらに一つ先の格子点におけるY軸切片bを算出す
る、という具合にして、最終的には対象格子点間のY軸
切片bを算出する。S170では、算出対象の格子点n
として、保存データ設定格子点(S)の一つ先の格子点
(S+1)を設定する。そして、続くS180では、そ
の算出対象格子点nにおけるY値(Yn)を算出する。
これは、保存データ設定格子点(S)での傾きaとY軸
切片bを用いた補間直線式に算出対象格子点nにおける
X値(Xn)を代入すれば得られる。そして、S190
では、算出対象格子点nにおけるY軸切片値(bn)を
算出する。これは、元々判っている算出対象格子点nに
おけるX値(Xn)及び傾きanと、S180で算出さ
れたY値を用いれば容易に算出できる。
【0064】こうして、算出対象格子点nにおけるY軸
切片(bn)が算出されたら、S200にて、それが求
める格子点であるかどうかを判断する。まだ求める格子
点でなければ(S200:NO)、S210へ移行し
て、算出対象の格子点nをインクリメント(n←n+
1)し、S180へ戻る。そして、同様にその算出対象
格子点nにおけるY値(Yn)を算出し(S180)、
Y軸切片bnを算出する(S190)。
【0065】そして、求める格子点となった場合には
(S200:YES)、S220へ移行して、最後に算
出したY軸切片bnと、その際に使用した格子点位置を
保存データとしてRAM83に更新記憶させる。S22
0の処理後は、S230へ移行して補間値算出を行う。
【0066】以上説明したS170〜S230の処理の
様子を図5を参照して補足説明する。図5は、保存デー
タ設定格子点(S)が格子点1であり、算出対象格子点
nがそれよりも大きな場合を例示している。この場合、
格子点1には傾きa1とY軸切片b1が設定されている
ので、補間直線式Y=a1X+b1を用い、X=X2を
代入することで、格子点2のY値であるY2を得ること
ができる。したがって、Y2=a2X2+b2の関係か
ら、格子点2でのY軸切片b2を得られる。このように
して隣接する格子点のデータを順次算出していくことに
よって、格子点nのY値であるYnは、格子点(n−
1)の補間直線式Y=an-1X+bn-1においてX=Xn
を代入することで得られる。そして、Ynが得られた
ら、格子点nでの補間直線式Yn=anXn+bnから
Y軸切片bnが得られる。これにより、算出対象格子点
nにおける傾き(an)及びY軸切片(bn)が揃った
ことになり、補間直線式Y=anX+bnにパラメータ
(X)を代入すれば補間値(Y)を得られる。
【0067】次に、S240〜S280の処理について
説明する。この場合には、対象格子点間の補間用データ
(傾きaのみ)の設定されている格子点が、保存データ
設定格子点(S)よりも小さいので、保存データ設定格
子点(S)より一つ前の格子点(つまりパラメータが小
さくなる方向において隣接する格子点)におけるY軸切
片bを算出し、さらにその格子点の補間用データを用い
てさらに一つ前の格子点におけるY軸切片bを算出す
る、という具合にして、最終的には対象格子点間のY軸
切片bを算出する。
【0068】S240では、算出対象の格子点nとし
て、保存データ設定格子点(S)の一つ前の格子点(S
−1)を設定する。そして、続くS250では、その算
出対象格子点nの1つ先の格子点n+1におけるY値
(Yn+1)を算出する。結局、これは、保存データ設
定格子点(S)でのY値を算出することに等しい。した
がって、保存データ設定格子点(S)での傾きaとY軸
切片bを用いた補間直線式にその保存データ設定格子点
(S)でのX値、すなわちXn+1を代入すれば得られ
る。
【0069】そして、S260では、算出対象格子点n
におけるY軸切片値(bn)を算出する。これは、元々
判っている算出対象格子点nにおける傾き(an)を持
つ直線(Y=anX+bn)上に、一つ先の格子点(X
n+1,Yn+1)が存在するという事実関係を考慮す
れば、容易に算出できる。
【0070】こうして、算出対象格子点nにおけるY軸
切片(bn)が算出されたら、S270にて、それが求
める格子点であるかどうかを判断する。まだ求める格子
点でなければ(S270:NO)、S280へ移行し
て、算出対象の格子点nをデクリメント(n←n−1)
し、S250へ戻る。そして、同様にYn+1を算出し
(S250)、Y軸切片bnを算出する(S260)。
【0071】そして、求める格子点となった場合には
(S270:YES)、S220へ移行し、やはり最後
に算出したY軸切片bnとその際に使用した格子点位置
を保存データとしてRAM83に更新記憶させる。その
後は、S230へ移行し、補間値算出を行う。
【0072】このように、本実施例では、補間用データ
の内のY軸切片bについては、前回の補間値算出に用い
たものだけを記憶しておけばよいので、補間データテー
ブルのデータ容量を削減することができる。当然、処理
速度向上という利点は確保している。
【0073】なお、保存データは1つであってもよい
し、2つ以上であってもよい。しかし、データ容量低減
の観点からすれば、1つだけにしておくことが好まし
い。また、傾き(a)とY軸切片(b)の2種類を記憶
させるパラメータ(X)については、上述の処理のよう
に、前回の補間値演算において使用した補間用データの
みを記憶させておくこともできるが、例えば特定のパラ
メータ(X)対して固定的に記憶させておくこともでき
る。
【0074】ところで、この第2実施例のように、補間
値演算の際に、必要なY軸切片bを求める手法において
は、データ容量が低減するというメリットは得られる
が、そのY軸切片bを得るまでの処理負荷が過大になる
と、「補間値演算の処理速度向上」という基本的な目的
を十分に達成できなくなる可能性もある。つまり、図6
のフローチャートにおけるS180〜S210のループ
処理、あるいはS250〜S280のループ処理におけ
るループ回数が過大になったような場合である。したが
って、所期の効果を得るためには、補間値を演算する場
合の入力パラメータ(X)の変化が少ないという条件下
で使用されることが前提となる。つまり、入力パラメー
タ(X)の変化が少なければ、ほとんどの場合、既に傾
き(a)及びY軸切片(b)が記憶されていた格子点に
対応する直線式を用いてそのまま制御データ(Y)を演
算できる。また、多少の変化があったとしても、上述し
たような直線式を用いて隣接する格子点のY軸切片
(b)を順番に求めていく処理を少ない回数繰り返すだ
けで対応できる。つまり、全体としての処理負荷はあま
り増大しないで済むのである。
【0075】そして、本実施例ではエンジン制御のため
の制御データを得るためにこの補間演算を用いている
が、例えば水温や油温、あるいは大気圧などは、定常状
態が継続する傾向にあるので、上述したメリットが得や
すい。もちろん、これ以外にも、変動が小さいパラメー
タに関して適用すれば、同様の効果を得られる。逆に言
えば、エンジン回転数のように定常状態が継続しにくい
パラメータの場合には、採用しない方がよい。
【0076】また、エンジンの運転途中においては上述
したように前回の補間値演算処理において使用した補間
用データを記憶しておくことが好ましいが、運転開始時
については次のような考慮が好ましい。つまり、傾き
(a)及びY軸切片(b)を両方記憶しておく補間用デ
ータの初期値を、適用するシステムの初期状態で頻繁に
使用すると予想されるパラメータ値に対応させるのであ
る。 [第3実施例]次に、第3実施例について説明する。
【0077】上述した第1あるいは第2実施例の電子制
御装置における補間値演算の際に用いられる補間用デー
タ(傾きa,Y軸切片b)は、様々な機会に更新される
ことが考えられる。つまり、基本となる補間用データを
記憶させて補間データテーブルを作成した後、例えば車
両に搭載するのであれば、その搭載する車両固有の状態
に適合させるために一部を更新記憶させたりする。ある
いは、同じ車両であっても、例えば経年誤差や仕様環境
などに適合させるために適宜更新することも考えられ
る。
【0078】このような適合のための更新処理などを鑑
みると、格子点間を結ぶ直線式(Y=aX+b)の傾き
(a)とY軸切片(b)を補間用データとする今回のデ
ータ形式では次のような問題がある。すなわち、各格子
点(n)に対応する補間用データが、隣接する2つの格
子点(n),(n+1)を結ぶ直線の傾き(a)とY軸
切片(b)であるため、最終的に欲しい制御データ
(Y)の1つだけを更新させる作業をする場合であって
も、隣接する2つの格子点に対応する補間用データを更
新しなくてはならず、従来と同等の作業性を確保するこ
とが困難である。
【0079】つまり、実測などによって得られるデータ
は、あるパラメータに対応する制御データ、すなわち格
子点(n)におけるY座標データ(Yn)そのものであ
る。したがって、適合作業における作業性の面では、従
来の方式のように、直接的な更新対象のみを扱えば済む
ようにすることが好ましい。それに対して今回提案の手
法では、実際にはY座標データ(Yn)のみ更新された
場合であっても、その更新された格子点(n)による影
響が大きくなる。
【0080】具体的に説明すると、各格子点(n)の補
間値演算用データは、隣接する2つの格子点(n),
(n+1)を結ぶ直線式に対応する傾き(a)とY軸切
片(b)であるため、更新された格子点(n)は、格子
点(n),(n+1)を結ぶ直線式だけでなく、格子点
(n−1),(n)を結ぶ直線式にも影響を与える。し
たがって、2つの格子点(n−1),(n)に対応する
補間用データを更新させなくてはならない。
【0081】このような理由から、適合作業において
は、従来方式のように、直接的な更新対象のみを扱う方
式が好ましい。また、その適合作業時に、作業者が制御
データ(Y)を視認したい場合がある。作業者が制御デ
ータ(Y)の異常を判断したり最適データ値を予測す
る、といった場合である。今回の提案における補間用デ
ータは傾き(a)とY軸切片(b)であるので、それを
そのまま表示しても、作業者にとってはその補間用デー
タが間接的に示している制御データ(Y)の物理的な状
態を感覚的に把握することが難しい。なぜなら、従来の
ように格子点の座標データ(X,Y)で示す場合には、
制御データであるY座標データそのものが表示されれ
ば、その数値の大小が制御量としての大小に一致してい
るが、本案の補間用データである傾き(a)とY軸切片
(b)の大小は、最終的に制御に用いる制御データ
(Y)の大小とは直接的な関連がないからである。
【0082】つまり、この点についても、従来のように
格子点の座標データで表示した方が、作業者にとって扱
い易いといえる。そこで、この補間値演算用テーブルを
更新させる作業において、従来と同等の作業性及び作業
者によって扱い易さを確保できる補間データテーブル適
合装置を第3実施例として説明する。
【0083】本実施例の補間データテーブル適合装置1
00は、図7にその概略構成を図示するように、制御部
101、表示部103、データ入力部105、エンジン
ECU10とデータ通信を行うための通信インタフェー
ス(I/F)107などを備えている。なお、エンジン
ECU10は図1で示した内部構成を備えている。本補
間データテーブル適合装置100は、通信I/F107
を介してエンジンECU10と接続し、適合作業のため
に図1に示すマイコン60内のROM82に格納されて
いる補間データテーブル内から読み出した補間用データ
を表示部103に表示したり、作業者がデータ入力部1
05を介して修正データを入力したりすることができる
ようにされている。そして、表示部103へ表示させた
り、作業者がデータ入力部105を介して修正データを
入力したりする作業者用インタフェース部分において
は、補間用データを、従来と同じように、格子点の座標
データ(X,Y)に変換して用いる。つまり、制御部1
01がそのように変換してデータ処理している。
【0084】表示部103に補間用データを表示する場
合の制御部101の実行する処理について図8を参照し
て説明する。まず、S310にて表示対象のパラメータ
Xnを確認し、S320にて、そのパラメータXnに対
応する補間用データである傾き(an)及びY軸切片
(bn)を得る。そして、S330では、その補間用デ
ータを用いた補間直線式(Y=anX+bn)に基づ
き、パラメータXnに対応するY値(Yn)を算出す
る。そして、S340にて、パラメータ(Xn)及びY
値(Yn)を表示部103に表示させる。
【0085】このようにすることで、作業者は、補間デ
ータテーブルに記憶された補間用データや適合作業時の
修正データについて、格子点の座標データ(X,Y)に
変換された状態で視認できるため、例えばエンジン制御
用の制御データを補間値として演算するシステムに用い
るのであれば、最終的に知りたい燃料噴射量や点火時期
などの制御データ(Y)の物理的な状態(例えばデータ
の変化度合いなど)を感覚的に把握し易い。
【0086】次に、修正データを入力する場合に制御部
101が実行する処理について図9を参照して説明す
る。なお、この修正処理の様子は図10も参照すると、
より理解が容易である。まず、S410にて、修正対象
の格子点(n)に係るパラメータ及びY値(Xn,Y
n)を制御部101内の図示しないメモリに保持すると
共に、その修正対象の格子点(n)に隣接する2つの格
子点(n−1,n+1)に係るパラメータ及びY値(X
n−1,Yn−1,Xn+1,Yn+1)を制御部10
1内に保持する。
【0087】そして、S420において、修正対象格子
点(n)に係るデータであるXn,Ynを修正データで
あるXm,Ymに変更する指示が、作業者によりデータ
入力部105を介して入力されると、S430にて、そ
の修正データXm,Ymを用いた新たな補間用データが
算出される。具体的には、修正データXm,Ymを持つ
格子点(m)と一つ先の格子点(n+1)とを結ぶ補間
直線式を表す傾きamとY軸切片bmが算出されると共
に、修正データXm,Ymを持つ格子点(m)と一つ前
の格子点(n−1)とを結ぶ補間直線式を表す傾きam
−1とY軸切片bm−1が算出される。
【0088】なお、このように算出された補間用データ
は、通信I/F107を介してエンジンECU10側に
送られ、図1に示すマイコン60内のROM82に格納
されている補間データテーブルが更新記憶されることと
なる。このように、適合作業のためにある格子点につい
ての制御データ(Y)を更新させたい場合には、従来ど
うり、更新対象の格子点のY座標に対応する修正データ
だけを入力すればよい。
【0089】一方、修正された補間用データを補間デー
タテーブルに更新記憶させる場合には、再度、傾きaと
Y軸切片bからなるいわば直線式タイプのデータに変換
し直して用いる。なお、上述したように、1つの入力パ
ラメータ(X)に対応する制御データ(Y)を更新させ
た場合、今回の手法においては隣接する2つの格子点に
対応する補間用データが更新されることとなる。
【0090】このように、作業者が関わる局面において
は格子点の座標データタイプに変換することで、作業者
にとっての扱い易さを確保でき、結果として適合作業の
作業性向上を実現できる。そして、最終的に補間用デー
タとして更新記憶する局面においては、今回提案した直
線式タイプのデータに変換し直すことで、上述した処理
速度向上という利点をもたらすことができる。 [その他]上記実施例においては、電子制御装置の一例
としてエンンジンECU10を取り上げたが、制御対象
としてはエンジンには限られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1,第2実施例の電子制御装置のシステム
構成を表す構成図である。
【図2】 第1実施例における補間処理の概念説明図で
ある。
【図3】 マイコンが実行する第1実施例における補間
値演算処理を表すフローチャートである。
【図4】 (a)は従来の補間用データの説明図、
(b)は第1実施例における補間用データの説明図であ
る。
【図5】 マイコンが実行する第2実施例における補間
処理の概念説明図である。
【図6】 第2実施例における補間値演算処理を表すフ
ローチャートである。
【図7】 第3実施例の補間データテーブル適合装置の
概略構成を表す構成図である。
【図8】 補間データテーブル適合装置の制御部が実行
する表示処理を表すフローチャートである。
【図9】 補間データテーブル適合装置の制御部が実行
するデータ修正処理を表すフローチャートである。
【図10】 データ修正処理の概念説明図である。
【符号の説明】
10…エンジンECU 12…センサ群 12a…エンジン回転角センサ 12b…吸気温セン
サ 12c…スロットル開度センサ 12d…吸気圧セン
サ 14…スイッチ群 14a…スタータスイ
ッチ 14b…イグニッションスイッチ 16…アクチュエ
ータ群 16a…スロットル駆動モータ 16b…インジェク
タ 60…マイコン 62…入力インタフ
ェース 64…出力インタフェース 66…バス 84…バックアッブRAM 85…入出力ポート 86…バス 100…補間データテ
ーブル適合装置 101…制御部 103…表示部 105…データ入力部 107…通信インタ
フェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 良幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 川瀬 義博 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各パラメータに対応して補間用データが記
    憶された補間データテーブルと、 任意の入力パラメータに対応する補間値を、前記補間用
    データを用いて演算する補間値演算手段と、 を備える補間値演算装置であって、 前記補間データテーブルに記憶されている前記補間用デ
    ータは、X軸上のパラメータに対応するY軸上のデータ
    で特定される2次元マップ上の格子点毎に、当該格子点
    と隣接する格子点とを結ぶ補間用直線式(Y=aX+
    b)における傾きaとY軸切片bのデータが設定された
    ものであり、 前記補間値演算手段は、前記補間用データを用いた補間
    値の演算を、浮動小数点演算プロセッサを用いて実行す
    るよう構成されており、 さらに、当該補間値演算手段が補間値演算の際に扱うデ
    ータは、浮動小数点型のデータに設定されていること、 を特徴とする補間値演算装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の補間値演算装置におい
    て、 前記補間用データは、 所定数の格子点については前記傾きaとY軸切片bのデ
    ータが設定され、それ以外の格子点については前記傾き
    aのデータのみが設定されており、 前記補間値演算手段は、 入力パラメータに対応する前記補間用データを持つ格子
    点(以下「対応格子点」と称す)において、格子点間の
    直線の傾きaに加えてY軸切片bも記憶されている場合
    には、それらから導かれる補間用の直線式(Y=aX+
    b)を用いて補間値を演算し、 一方、前記対応格子点において、格子点間の直線の傾き
    aしか記憶されていない場合には、傾きa及びY軸切片
    bの両方が記憶され、かつ当該対応格子点と最も近い格
    子点(以下「基準格子点」と称す)から前記対応格子点
    に向けて順番に、補間用の直線式(Y=aX+b)を用
    いて隣接する格子点に対応するY軸切片(b)を算出す
    る処理を繰り返し、最終的に前記対応格子点におけるY
    軸切片bも得てから、前記補間用の直線式(Y=aX+
    b)を用いて補間値を演算すること、 を特徴とする補間値演算装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の補間値演算装置におい
    て、 前記傾きa及びY軸切片bのデータの両方が記憶されて
    いる所定の格子点については、さらに格子点位置も記憶
    されていることを特徴とする補間値演算装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載の補間値演算装置に
    おいて、 前記傾きa及びY軸切片bのデータが記憶された格子点
    は1つだけであることを特徴とする補間値演算装置。
  5. 【請求項5】請求項2〜4のいずれかに記載の補間値演
    算装置において、 前記傾きa及びY軸切片bのデータが記憶された格子点
    は、前記補間値演算手段による前回の補間値演算におい
    て使用されたものであることを特徴とする補間値演算装
    置装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか記載の補間値演算
    装置と、 その補間値演算装置によって演算された補間値を用いて
    制御対象の制御に必要な制御データを算出し、その算出
    された制御データを用いて前記制御対象の制御を実行す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の電子制御装置において、 前記制御対象は、少なくとも車両に搭載されたエンジン
    を含むことを特徴とする電子制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか記載の補間値演算
    装置が補間値演算の際に用いる前記補間用データを必要
    に応じて修正し、当該補間値演算装置の適用対象に適合
    させる適合作業を実行するための補間データテーブル適
    合装置であって、 前記適合作業のために前記補間データテーブル内から読
    み出した補間用データを作業者のために表示させたり、
    作業者が修正データを入力したりする作業者用インタフ
    ェース部分においては、前記補間用データを、前記格子
    点の座標データに変換して用いており、 一方、前記修正された補間用データを前記補間データテ
    ーブルに更新記憶させる場合には、再度、前記傾きaと
    Y軸切片bからなるデータに変換し直して用いること、 を特徴とする補間データテーブル適合装置。
JP10022195A 1998-02-03 1998-02-03 補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置 Pending JPH11219350A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10022195A JPH11219350A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10022195A JPH11219350A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11219350A true JPH11219350A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12076027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10022195A Pending JPH11219350A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 補間値演算装置、電子制御装置及び補間データテーブル適合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11219350A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664681B1 (ko) 2005-08-30 2007-01-04 주식회사 로보스타 매개변수곡선으로 기술된 로봇 경로의 샘플 테이터를이용한 직접보간 시스템 및 방법
US8627652B2 (en) * 2006-06-13 2014-01-14 Isuzu Motors Limited Control method of exhaust gas purification system and exhaust gas purification system
US8973350B2 (en) 2006-06-13 2015-03-10 Isuzu Motors Limited Control method of exhaust gas purification system and exhaust gas purification system
JP2015087570A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 リコーイメージング株式会社 レンズ、撮像装置、及び光量低下補正方法
KR20160000108A (ko) * 2014-06-24 2016-01-04 세종대학교산학협력단 차량 데이터 생성 방법, 이를 수행하는 차량 데이터 생성 서버 및 이를 저장하는 기록매체
JP2016065484A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 トヨタ自動車株式会社 スロットル上流圧力の推定装置
CN117432547A (zh) * 2023-11-22 2024-01-23 东风汽车集团股份有限公司 一种带egr系统的发动机油压控制方法及发动机

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664681B1 (ko) 2005-08-30 2007-01-04 주식회사 로보스타 매개변수곡선으로 기술된 로봇 경로의 샘플 테이터를이용한 직접보간 시스템 및 방법
US8627652B2 (en) * 2006-06-13 2014-01-14 Isuzu Motors Limited Control method of exhaust gas purification system and exhaust gas purification system
US8973350B2 (en) 2006-06-13 2015-03-10 Isuzu Motors Limited Control method of exhaust gas purification system and exhaust gas purification system
EP2034165A4 (en) * 2006-06-13 2015-05-06 Isuzu Motors Ltd CONTROL PROCEDURES FOR EMISSION CONTROL SYSTEM AND EMISSION CONTROL SYSTEM
EP2034143A4 (en) * 2006-06-13 2018-01-03 Isuzu Motors Limited Control method of exhaust gas purification system and exhaust gas purification system
JP2015087570A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 リコーイメージング株式会社 レンズ、撮像装置、及び光量低下補正方法
KR20160000108A (ko) * 2014-06-24 2016-01-04 세종대학교산학협력단 차량 데이터 생성 방법, 이를 수행하는 차량 데이터 생성 서버 및 이를 저장하는 기록매체
JP2016065484A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 トヨタ自動車株式会社 スロットル上流圧力の推定装置
CN117432547A (zh) * 2023-11-22 2024-01-23 东风汽车集团股份有限公司 一种带egr系统的发动机油压控制方法及发动机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4376428A (en) Spark timing control system for internal combustion engine
KR100210265B1 (ko) 내연기관용 연료제어장치 및 방법
JPH0826805B2 (ja) 内燃機関の空燃比学習制御装置
JPS598656B2 (ja) 燃料噴射装置
JP2001349243A (ja) エンジンの燃料噴射制御装置
US9347391B2 (en) Air-fuel ratio control device for internal combustion engine for outboard motor, air-fuel ratio control method, and program product
US4987544A (en) Engine control device for reducing the processing time of control variables
KR920006921B1 (ko) 엔진제어방법
EP2341448A1 (en) An electronic control unit and a method of performing interpolation in the electronic control unit
JP2001195233A (ja) 浮動小数点演算機能を有した電子制御装置
US5503126A (en) Ignition timing control system for internal combustion engines
JPS6124534B2 (ja)
JP2004278483A (ja) 浮動小数点演算機能を有する電子制御装置
EP2213871A1 (en) A device and a method for knock control in a combustion engine
JP6447442B2 (ja) 電子制御装置
JP2016162330A (ja) 電子制御装置
JP2003343341A (ja) 制御用演算装置及び該制御用演算装置を備えたエンジン制御装置並びに該制御用演算のためのデータ検索方法
JP4827710B2 (ja) 内燃機関の制御装置及び方法
JPH0742892B2 (ja) 吸入空気量検出装置
JP2000105602A (ja) 車両用の制御量演算装置
JP2002317676A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2019031916A (ja) 電子制御装置
JPH07116962B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2008045506A (ja) エンジン制御の大気圧補正方法及びその制御装置
JP2001265745A (ja) 電子制御装置