JPH11219405A - 情報再生システム - Google Patents

情報再生システム

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JPH11219405A
JPH11219405A JP10020845A JP2084598A JPH11219405A JP H11219405 A JPH11219405 A JP H11219405A JP 10020845 A JP10020845 A JP 10020845A JP 2084598 A JP2084598 A JP 2084598A JP H11219405 A JPH11219405 A JP H11219405A
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JP10020845A
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English (en)
Inventor
Seiji Tatsuta
成示 龍田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light

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Abstract

(57)【要約】 【課題】マーカの消失や誤マーカの発生によるブロック
データ欠落の防止、及びマーカ検出処理の削減を可能と
すること。 【解決手段】代表マーカ検出部2では、画像入力部1で
撮像された画面から1つの代表マーカを検出し、パター
ンドット検出部3では、それを基準にパターンドットを
検出して、データドット読取点決定部4で読取点を決定
する。このような構成とすることにより、撮像画面から
代表マーカを1つ検出すれば、それを基準にパターンド
ットを検出し、データ読取点を算出することができ、マ
ーカの消失や誤マーカ発生の影響を防止し、ブロックデ
ータの欠落を防ぐと共に、マーカ検出処理を削減し、コ
ード再生不良の防止、及び高速化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データドットと、
その読取点を決定するためのパターンドット、及びマー
カとからなるドットコードが、所定のフォーマットに従
って光学的に読み取り可能に記録されたドットコードの
再生において、マーカの消失や誤マーカの発生によるブ
ロックデータ欠落の防止、及びマーカ検出処理の削減を
可能とする情報再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、データドットと、その
読取点を決定するためのパターンドット、およびマーカ
とからなるドットコードの記録される情報記録媒体から
上記ドットコードを光学的に読み取って、記録された音
声や映像、テキストデータ等の情報を再生するシステム
として、特開平8−171620号公報に、情報記録媒
体及び情報再生システムを提案している。
【0003】上記システムでは、ブロックはデータドッ
トとパターンドット、及び、それらより大きなマーカと
からなり、まず撮像画面中から1つのマーカを検出し、
その位置を基準に隣接する他のマーカを検出する。そし
て、検出されたマーカ対間のパターンドットを利用して
ブロック内データの読取点を決定し、該読取点において
データドットを読み取り、情報を再生する。このように
ブロックを構成する複数のマーカ、及びパターンドット
によってブロック内データの読取点を決定し、データを
読み取り/再生する構成となっているために、高密度に
記録されたデータ読取りの信頼性に優れると共に、歪み
にも強くなり、手動走査等により記録媒体に対して撮像
装置が浮いたり、傾いたりしても読み取りが可能である
という点でたいへん優れている。
【0004】このようにブロックを構成する複数のマー
カ及びパターンドットによってブロック内データの読取
点を決定し、データを読み取る効果は大きいが、マーカ
のそろったブロック単位でデータを読み取るため、マー
カの消失や誤マーカの発生には特に注意を払う必要があ
る。
【0005】この対策として、上記公報では、最初の注
目マーカを撮像画面中央付近から検出するシステムや、
フォーマットに基づいて隣接マーカの検出領域を限定す
るシステム、及びマーカ対により誤マーカを排除するシ
ステム等を提案している。これにより、マーカの消失や
誤マーカの発生によるブロックデータの欠落を防ぎ、コ
ード再生不良を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−171620号公報では、まだマーカの撮像状
態について十分な配慮がなされているとはいえず、例え
ば、正反射によりマーカ内部に輝点が写り込み、マーカ
として検出されなくなると、該マーカをブロックの構成
要素とするブロックデータの読み取りができなくなるた
めブロックデータが欠落し、コード再生不良を引き起こ
す恐れがあった。また、撮像画面周辺部ではシェーディ
ング等によりデータドット記録領域内にマーカに類似し
たパターンが表れることがあり、このような誤マーカに
よりコード再生不良を引き起こす恐れもあった。またさ
らに、マーカはドットに対して面積が大きいため、記録
媒体表面の傷や記録不良の影響を受けやすく、データド
ットの劣化より先にマーカの検出もれが生じる場合もあ
る。
【0007】すなわち、マーカの消失や誤マーカの発生
に対しては十分な対策が講じられているとは言い切れ
ず、その点で改良すべき余地があった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、マーカの消失や誤マーカの発生によるブロックデー
タ欠落の防止、及びマーカ検出処理の削減を可能とした
情報再生システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による情報再生システムは、再生されるべ
き情報に係るデータの内容に応じて配列された複数のデ
ータドットからなるデータコードと、該データドットと
所定の位置関係に配置され、該データドットの読取点を
決定するための複数のパターンドットからなるパターン
コードと、該パターンドットと所定の位置関係に配置さ
れ、該パターンドットを検出するための、上記データド
ット及び上記パターンドットとは異なる態様で記録され
たマーカと、を少なくとも含むブロックを複数個配列し
て構成された光学的に読み取り可能なドットコードの記
録された情報記録媒体から、該ドットコードを光学的に
読み取って上記情報を再生する情報再生システムであっ
て、特に、上記情報記録媒体から上記ドットコードを撮
像する画像入力手段と、上記画像入力手段で撮像された
画像から上記マーカを1つ検出する代表マーカ検出手段
と、上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの
位置を基準として上記パターンドットを複数検出するパ
ターンドット検出手段と、上記パターンドット検出手段
で検出された複数のパターンドットの位置に基づいて、
上記データドットの読取点を決定するデータドット読取
点決定手段と、上記データドット読取点決定手段で決定
された読取点において各データドットを読み取るデータ
読取手段と、上記データ読取手段で読み取られた各ブロ
ックのデータを結合して上記情報を再生するデータ再生
手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】即ち、本発明の情報再生システムによれ
ば、代表マーカ検出手段では、画像入力手段で撮像され
た画面から1つの代表マーカを検出し、パターンドット
検出手段では、それを基準にパターンドットを検出し
て、データドット読取点決定手段で読取点を決定する。
【0011】従って、撮像画面から代表マーカを1つ検
出すれば、それを基準にパターンドットを検出し、デー
タ読取点を算出することができ、マーカの消失や誤マー
カ発生の影響を防止し、ブロックデータの欠落を防ぐと
共に、マーカ検出処理を削減し、コード再生不良の防
止、及び高速化が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態にかかる情報再生システムの構成を示す
図で、本実施の形態の情報再生システムは、画像入力部
1、代表マーカ検出部2、パターンドット(以下、PD
と略す)検出部3、データドット読取点決定部4、デー
タ読取部5、及びデータ再生部6から構成される。ここ
で、上記PD検出部3は、隣接マーカ検出部31、パタ
ーンドット読取ベクトル(以下、PDVと略す)算出部
32、PDV記憶部33、PDフォーマット記憶部3
4、PD検出位置補正部35、PD検出基準点設定部3
6、PD位置算出部37、及びブロックスキップベクト
ル(以下、BSVと略す)算出/記憶部38を有し、ま
た、上記データドット読取点決定部4は、読取基準値算
出部41、読取基準値記憶部42、及びデータ読取点算
出部43から構成されている。
【0014】次に、このような構成の情報再生システム
の動作を説明する。
【0015】まず、上記画像入力部1により、データド
ットとマーカ、及びPDが所定のフォーマットで光学的
に記録されたドットコードをCCDなどの撮像装置によ
り撮像して電気信号に変換する。代表マーカ検出部2
は、この画像入力部1からの信号を受けて、例えば、図
2に示すような代表マーカ探索範囲100からマーカを
一つ検出する。ここで、本実施の形態の情報再生システ
ムが適用されるドットコードは、例えば、図3に示すよ
うなブロックを複数個配列して構成された光学的に読み
取り可能なドットコードである。即ち、ブロックは、ア
ドレス情報を担うブロックヘッダ101と、再生される
べき情報に係るデータの内容に応じて配列された複数の
データドット102からなるブロックデータ104と、
該データドット102と所定の位置関係に配置され、該
データドット102の読取点を決定するための複数のパ
ターンドット106からなるパターンコードと、該パタ
ーンドット106と所定の位置関係に配置され、該パタ
ーンドット106を検出するための、上記データドット
102及びパターンドット106とは異なる態様(大き
さ、形状、色等)で記録されたマーカ108と、を少な
くとも含む。
【0016】そして、上記代表マーカ探索範囲100
は、このような構造のコードの場合、光学倍率やCCD
画素のアスペクト比、許容スキュー角を考慮して、図2
に示すように撮像対象とする最小のブロック110でも
探索範囲外に読み取り可能な状態で存在することはな
く、且つ、最大のブロック112でもブロック内に探索
範囲全体が含まれてしまうことがないように、代表マー
カ探索範囲100を設定する。こうすることにより、代
表マーカ探索範囲100内にマーカ108が検出されな
いときには、該撮像画面(フレーム)には読み取るべき
ブロックが存在しないことになる。また、例えば図4の
(A)に示すように、正反射によるマーカ内の欠損11
4やシェーディングによる誤マーカ116はおもにフレ
ーム118周辺部に発生するため、このようにフレーム
中央の必要最小限の領域を代表マーカ探索範囲100と
して設定することにより、これらマーカ消失や誤マーカ
発生の影響を防止し、確実に代表マーカ120を検出す
ることが可能となる。さらに、領域を狭めることにより
検出に要する時間も削減でき、処理の高速化にも効果が
ある。なお、図2及び図4の(A)では、撮像素子のア
スペクト比が1でない(横のサンプリングが細かい)場
合の様子を示している。
【0017】後述するように、PDV未算出時には、こ
の代表マーカ120の検出結果は、上記PD検出部3の
隣接マーカ検出部31に与えられる。この隣接マーカ検
出部31は、図4の(B)に示すように、当該ドットコ
ードのフォーマットで規定されるマーカ間距離Lと許容
スキュー角θ、及び代表マーカ120の位置から隣接マ
ーカ探索範囲122を求め、この探索範囲122から隣
接マーカを検出する。さらに、誤マーカを排除するため
に、特開平8−171620号公報に開示されているよ
うなマーカ対を利用した公知の方法を利用することもで
きる。また、フォーマットで規定されるマーカ間距離L
に幅がある場合、検出された代表マーカ120の大きさ
からマーカ間距離Lを推定することもできる。例えば、
図3のようなブロック構成の場合、マーカ直径はデータ
ドット102及びパターンドット106を構成するドッ
トの直径の5倍、ブロック1辺の長さは同じく35倍で
あるので、検出された代表マーカ120の直径をDとす
ると、 L=35/5・D=7D となる。このように、必要最小限の領域で隣接マーカを
探索することにより、マーカ消失や誤マーカ発生の影響
を防止し、確実に隣接マーカを検出することが可能とな
る。さらに、領域を狭めることにより、検出に要する時
間も削減でき、処理の高速化にも効果がある。
【0018】さらに、コードスキャン時に、ガイドなど
に沿って手動スキャンすることにより、スキュー角を固
定することができ、このような場合には、前述の例のよ
うに代表マーカ120の大きさからLが求められるの
で、隣接マーカを探索せずとも、PDVを算出すること
ができる。また、マーカ108の形状に異方性を持たせ
ることによっても、その大きさと方向がわかるので、P
DVを算出することができる。例えば、図4の(C)に
示すように、PDVの方向にnドット分の幅で伸びた矩
形部分124を備えたマーカ108’の場合、代表マー
カ検出後に矩形部分124を検出して、その長辺方向
で、長辺の1/nの大きさのベクトルをPDVとして設
定することができる。
【0019】この隣接マーカ検出部31による隣接マー
カ及び上記代表マーカ検出部2による代表マーカ120
の検出結果は、PDV算出部32に与えられる。このP
DV算出部32は、図4の(D)に示すように、検出さ
れた代表マーカ120及び隣接マーカの両代表点間をn
等分(nはマーカ間のドット数)することで、PDVを
算出する。ここで、マーカの代表点としては、例えば重
心や外接四角形の対角線の交点などの概中心が利用でき
る。従って、本実施の形態では、代表マーカ概中心12
6Aと隣接マーカ概中心126Bとの間をn等分してP
DVを算出するものとしている。
【0020】このように算出されたPDVは、PDV記
憶部33に与えられて、記憶され、次のPDの検出に利
用される。このように、隣接マーカの位置に基づいてP
DV記憶部33にPDVを設定することにより、コード
撮像開始時にも確実にPDを検出することが可能とな
る。
【0021】次に、PD位置算出部37では、PD検出
基準点設定部36で設定されたPD検出基準点を基準
に、上記PDV記憶部33に記憶されたPDVに従って
PDを検出し、その重心位置を算出する。ここで、PD
検出基準点設定部36では、フレーム毎に、まず最初は
上記代表マーカ検出部2で検出された代表マーカ120
の概中心126Aを第1PD検出基準点として設定し
て、データドット102の読み取りのための読取基準点
及び読取基準ベクトルを算出し、以降は図5の(A)及
び(B)に示すように、該読取基準ベクトルから算出さ
れるBSVと該読取基準点とにより決定される点を第m
(>1)PD検出基準点として設定する。なお、図3の
ようなブロック構成例において、BSVは、BSV算出
/記憶部38により、図5の(C)に示すようにPDV
をブロックのもう一方の辺へ(図の例では90゜)回転
させ、m倍(mは検出基準点間のドット数)することに
より得られる。
【0022】ここで、PD検出から読取基準点及び読取
基準ベクトルの算出に至る処理を図6の読取基準値算出
フローチャートに従って説明する。なお、ここでは、図
7の(A)に示すようなPDフォーマットを仮定して説
明する。
【0023】まず始めに、PDフォーマット記憶部34
に記憶されたPDフォーマットを参照して、図7の
(B)に示すように、PD検出基準点128からPDV
に従ってPD106の存在する位置に検出点を移動し、
そこを中心にドットの約4倍程度の面積を有するマスク
130をかける。そして、このマスク130内において
検出されたPD106の重心を算出し、PD検出位置補
正部35によりPD検出点を求められた重心位置132
へ移動する。この移動量をPD検出位置補正ベクトル1
34として、図8の(A)に示すように、PD検出基準
点128に加算し、PD106を最初から順に検出して
いく。このように最初に検出されるPD106により、
PD検出位置を補正してからPD106を再検出するよ
うにすることにより、PD検出基準点128やPDVの
精度がそれほど高くなく、図7の(B)のようにPD1
06の一部がマスク130からはみ出したとしても、確
実にPD106を検出し、最初に検出されるPD106
の重心も正しく求めることができる。
【0024】そして、検出点136を順に移動しなが
ら、検出点136におけるPD106の有無を判定し、
フォーマットと一致するPD106を検出した場合に
は、図8の(A)に示すようにPD106の重心を求め
て、PD検出点136が求められた重心位置132へ移
動するようにPD検出位置補正ベクトル134を更新す
る。この操作を、図8の(B)に示すように、PD10
6を検出する毎に繰り返す。なお、PD検出位置補正ベ
クトル更新後、最初のPDのように再びマスクをかけて
PD重心を求め直すように構成することも可能である
が、ここでのずれ量はあまり大きくないと考えられるの
で、本実施の形態では、重心の再算出は行なわない。こ
のようにPD106を検出する毎にPD検出位置補正ベ
クトルを更新して、次のPD検出位置を修正することに
より、PD検出基準点128やPDVの精度がそれほど
高くなくても、確実にPD106を検出し、PD106
の重心を正しく求めることができる。一方、フォーマッ
トと一致するPDが検出されなかったり、フォーマット
と一致しないPDが検出された場合には、これらをエラ
ーとみなし、エラー処理を行う。例えば、図6の読取基
準値算出フローチャートでは、エラー値Err をインクリ
メントしている。
【0025】そして、最後のPD106が検出されるま
でに得られたPD重心列よりデータドット読取点決定部
4の読取基準値算出部41で、読取基準値である読取基
準点及び読取基準ベクトルを算出する。この時点でエラ
ー値Err が所定の閾値N以上であった場合には、PD1
06の検出に失敗したものと見なす。
【0026】この処理全体の流れを図6に示す。
【0027】即ち、まず、エラー値Err 及びPD検出位
置補正済みフラグFlg を0に、また検出点番号nを1に
初期化する(ステップS1)。そして、PD検出基準点
128及びPDVより、第nPD検出点136を算出し
(ステップS2)、PD106の有無がフォーマットと
一致することを確認する(ステップS3)。ここで、一
致しない場合には、エラー値Err をインクリメントした
後(ステップS4)、検出点番号nをインクリメントし
て(ステップS5)、上記ステップS2に戻る。
【0028】これに対して、PD106の有無がフォー
マットと一致する場合には、さらにPD106が有るか
どうか判別する(ステップS6)。PD106が無い場
合には、上記ステップS5に進む。PD106が有る場
合には、ドット重心を算出し(ステップS7)、PD検
出位置の補正を行う(ステップS8)。そしてここで、
PD検出位置補正済みフラグFlg を調べて(ステップS
9)、該PD検出位置補正済みフラグFlg が0の場合
は、PD検出位置が初めて補正されるので、検出点番号
nとエラー値Err を0に初期化すると共に、該PD検出
位置補正済みフラグFlg を1にセットして(ステップS
10)、上記ステップS2に戻る。こうすることによ
り、PD検出位置補正後にPD106を正しく再検出す
ることができる。
【0029】また、上記ステップS9において、PD検
出位置補正済みフラグFlg が1であった場合には、次
に、パターンコード中のPD106を全て検出したかど
うかチェックし(ステップS11)、まだであれば、上
記ステップS5へ進む。
【0030】そして、パターンコード中のPD106を
全て検出したならば、エラー値Errが所定の閾値Nより
小さいことを確認し(ステップS12)、大きい場合に
は不適切なコードを読んだものと見なしてエラー処理を
行う。小さい場合には、正しく読めたとして、読み取ら
れたPD重心列から読取基準値を算出する(ステップS
13)。
【0031】さらにここで、図9の(A)に示すよう
に、PD検出基準点128を共有する2つのパターンコ
ードについてこの操作を続けて行うようにすると、1度
のPD検出基準点128の設定で2つの読取基準点及び
読取基準ベクトルが算出でき、効率的である上に、本来
2つの読取基準点は同一点を示すはずであることから、
それらがずれて算出されても、図9の(B)に示すよう
に、これを平均化することでさらに精度を上げることが
可能となる。また、歪みが少ないときには、読取基準ベ
クトルも符号を反転して平均化し、読取基準値記憶部4
2やPDV記憶部33におけるPDVの記憶効率を向上
することができる。
【0032】また、図9の(C)に示すように、PD検
出基準点128を共有する2つのパターンコードの読取
結果を判定し、一方から(図の例では左側)しか正しく
PD106が検出されていない場合には、正しく検出さ
れた側にPD検出基準点128を1ブロック分移動し、
検出された側に隣接するパターンコードからさらにPD
106を検出するようにしたり、図9の(D)に示すよ
うに、両方から正しくPD106が検出されている場合
には、それらがフレームのどちらかに偏っていないか判
定し、偏っている場合には、その反対側(図の例では右
側)にPD検出基準点128を1ブロック分移動し、隣
接するパターンコードからさらにPD106を検出し
て、画面中央に近い2つのパターンコードを選択するよ
うにすることもできる。
【0033】次に、読取基準値の算出方法について説明
する。ここでは、最小自乗誤差法による読取基準値の算
出方法について説明するが、公知の他の方法を用いても
良いことはもちろんである。
【0034】まず、図10の(A)に示すように、i番
目のPD106の読取基準点からの位置(ドット数)を
i 、観測されたその重心位置をci (xi ,yi )、
推定される読取基準点を
【数1】
【0035】推定される読取基準ベクトルを
【数2】
【0036】とすると、
【数3】
【0037】観測されるドット位置ci との誤差εi
【数4】
【0038】観測される黒ドット全体についてεi の2
乗和Eを求めると、
【数5】
【0039】(4)式及び(5)式より、
【数6】
【0040】これを解くことにより次式が得られる。
【0041】
【数7】
【0042】同様にして、
【数8】
【0043】このようにして、
【数9】
【0044】の2つの読取基準値が一緒に求められる。
【0045】次に、代表マーカ120の概中心をPD検
出基準点128として上述の処理により求めた読取基準
値を、第1読取基準値1381 として読取基準値記憶部
42に記憶する一方、ブロックを挟んで対向するパター
ンコードの読取基準値を算出するために、第1読取基準
値からBSVを算出し、図5の(A)に示すようにBS
Vに従って第2PD検出基準点1282 を設定し、以下
同様にPD検出を行い、図5の(B)に示すように、得
られたPD重心列140より第2読取基準点1382
対応する第2読取基準値を算出する。このように、算出
された読取基準値を基にBSVを算出して新たなPD検
出基準点128を設定することにより、代表マーカ12
0以外のマーカ検出を行わずに、確実にPD106を検
出することが可能となる。
【0046】そしてデータ読取点算出部43では、図1
1の(A)に示すように、ブロックを挟んで対向する第
1,第2の2つの読取基準点1381 ,1382 からそ
れぞれ第1,第2読取基準ベクトル1401 ,1402
に従ってドット検出点を移動し、その検出点間をn等分
(nはマーカ間のドット数)してデータ読取点142を
算出する。
【0047】このように、複数の読取基準点138及び
読取基準ベクトル140を利用してブロックデータ10
4の読取点142を算出することにより、撮像装置の浮
きや傾き等による画像歪みが大きい場合にも、データド
ット102を容易且つ確実に検出することが可能とな
る。
【0048】また、ブロックが矩形でない場合にも、例
えば図11の(B)に示すような三角形であっても、2
つの基準点1381 ,1382 間をフォーマットで規定
されるドット数で等分割し、等分割された点を起点とし
て、データ読取点142をベクトル1401 ,1402
に従って移動していけば良い。ここで、データ読取点1
42を移動するベクトル1401 ,1402 は、それぞ
れの基準点1381 ,1382 までの距離の比に応じて
基準ベクトルを足し合わせることで求められる。例え
ば、同図中のベクトルVi は次式のように求められる。
【0049】
【数10】
【0050】ここで、VS1は第1読取基準ベクトル、V
S2は第2読取基準ベクトルである。
【0051】一方、歪みが十分小さいときには、第1読
取基準ベクトル1401 と第2読取基準ベクトル140
2 は同一で、第2読取基準点1382 も第1読取基準点
1381 と第1読取基準ベクトル1401 から容易に算
出されるので、第1読取基準値のみ求めれば撮像画面内
の全データ読取点142を算出することができ、より高
速な処理が可能となる。
【0052】データ読取部5では、こうして算出された
データ読取点142においてデータドット102を読み
取り、図10の(B)に示すように、2つの読取基準点
に挟まれたブロックのデータを順に読み取っていく。こ
の一連の処理の流れをまとめたものを図12に示す。
【0053】即ち、まずマーカ108検出のためのパラ
メータをセットし(ステップS 20)、該パラメータに
従って代表マーカ120が検出されない場合には(ステ
ップS 21)、次のフレームに処理を移して(ステップ
S 22)、上記ステップS20に戻る。
【0054】代表マーカ120が検出されたならば、該
代表マーカ120より隣接マーカを検出するが、それが
検出されない場合には(ステップS 23)、上記ステッ
プS22に進む。隣接マーカが検出された場合には、代
表マーカと隣接マーカよりPDVを算出し(ステップS
24)、また、代表マーカ120より第1PD検出基準
点を設定する(ステップS25)。ここで、第1読取基
準値の算出を行うが、それが算出できない場合には(ス
テップS26)、上記ステップS 22に進む。
【0055】第1読取基準値が算出されたならば、第2
PD検出基準点を設定し(ステップS27)、第2読取
基準値の算出を行うが、それが算出できない場合には
(ステップS28)、次のフレームに処理を移す(ステ
ップS 29)。そして、そのフレームで代表マーカ12
0が検出されない場合には(ステップS30)、上記ス
テップS22に進んで更に次のフレームに処理を移す。
一方、代表マーカ120が検出された場合には、第1読
取り基準値を算出するが、ここでそれが算出されない場
合には(ステップS31)、上記ステップS22に進
み、第1読取り基準値が算出された場合には、上記ステ
ップS27に進む。
【0056】そして、上記ステップS28で、第2読取
基準値が算出された場合には、ブロックデータ104の
読み取りを行う(ステップS32)。次に、第3PD検
出基準点を設定し(ステップS33)、第3読取基準値
の算出を行うが、それが算出できない場合には(ステッ
プS34)、上記ステップS29に進む。第3読取基準
値が算出された場合には、ブロックデータ104を読み
取る(ステップS35)。そして、まだ処理が終了して
いない場合には(ステップS36)、上記ステップS2
9に戻る。
【0057】ここで、PDVは、PD検出のために検出
点を1ドット分ずつ移動するための単位ベクトルである
が、図3に示したようなブロック構成例では、PD10
6とデータドット102は同じ格子上に整列配置されて
いるドットであるため、PD重心列140から算出され
た読取基準ベクトルは、実質的に、PDVと同じもので
ある。従って、最初、PDVは代表マーカ120と隣接
マーカとの位置関係により算出するが、一旦、読取基準
ベクトルを算出した後では、これをPDVとして利用す
ることができ、読取基準値算出のたびにこれを更新する
ことにより、PDVの変化に対応することができる。即
ち、読取基準ベクトルが算出されると、これをPDV記
憶部33に記憶して、次からはこれを利用できるため、
図12のフローチャートのステップS27以降に示すよ
うに、隣接マーカによるPDV算出の処理が必要なくな
る。これは、同一フレーム内や連続するフレーム間では
PDVが大きく変化することはないという経験的事実に
基づくものである。こうすることにより、比較的撮像条
件の良い代表マーカ探索範囲100内で1つのマーカ1
08が検出できさえすれば確実にブロックデータ104
を読み取ることが可能となり、マーカ108の消失、誤
マーカ116の発生によるブロックデータ104の欠落
を無くし、コード再生不良を防止すると共に、マーカ検
出数を削減して処理を高速化することが可能となる。
【0058】なお、PD106とデータドット102が
同じ格子上に整列配置されていない場合でも、フォーマ
ットによりその対応関係が規定されていれば、読取基準
ベクトルから、計算により簡単にPDVを求めることが
可能であり、PDV記憶部33では、読取基準ベクトル
から算出されたPDVを記憶するようにすれば良い。
【0059】さらに、図12のフローチャートでは、代
表マーカ120の検出や第1読取基準値の算出に失敗し
たフレームがあると、そのフレームにおいてはPDVが
設定されないため、このような場合は再び隣接マーカに
よるPDV算出の処理を行うように構成している。こう
することにより、走査がコードから外れてしまってやり
直した場合等に、記憶されているPDVが参照されてP
D106が検出できなくなるのを防ぐことができる。
【0060】このように本実施の形態の情報再生システ
ムでは、マーカ108の消失や誤マーカ116の発生が
生じても正しく代表マーカ120を検出して、それを基
準にPD106を検出し、データ読取点142を算出す
ることにより、ブロックデータ104の欠落を防ぐと共
にマーカ検出処理を削減し、コード再生不良の防止、及
び高速化が可能となる。
【0061】[第2の実施の形態]図13の(A)は、
本第2の実施の形態にかかる情報再生システムの構成を
示す図で、本実施の形態の情報再生システムは、上記第
1の実施の形態と同様に、画像入力部1、代表マーカ検
出部2、PD検出部3、データドット読取点決定部4、
データ読取部5、及びデータ再生部6からなる。本実施
の形態の情報再生システムは、代表マーカ検出部2以外
は、上記第1の実施の形態と同様であり、よって、その
説明は省略する。
【0062】本実施の形態においては、代表マーカ検出
部2は、マーカ候補検出部21と代表マーカ選択部22
とを含んでいる。
【0063】以下、このような構成の代表マーカ検出部
2の動作を説明する。
【0064】まず、単純な例として、マーカ候補検出部
21では、図14の(A)に示すように、代表マーカ探
索範囲100中からマーカ候補144を探索順に従って
探索していく。そして、代表マーカ選択部22では、最
初に検出されたマーカ候補144を代表マーカ120と
して選択し、PD検出部3へ出力する。こうすることに
より、誤マーカ発生がない場合には、検出処理が高速化
される。
【0065】また、マーカ候補検出部21では、精度は
十分高くはないが、容易に検出できるマーカ特有の特徴
量に基づいて代表マーカ探索範囲100中から複数のマ
ーカ候補144を検出するようにし、代表マーカ選択部
22では、検出された複数のマーカ候補中から、最もマ
ーカらしい候補を選択して代表マーカ120としてPD
検出部3へ出力するように構成しても良い。例えば、マ
ーカ候補検出部21では、黒画素が4ドット以上連続す
るランを含むものをマーカ候補144として検出するよ
うにすると、図14の(B)に示すように、欠損114
を持つ欠損マーカ114Aや誤マーカ116もマーカ候
補144として検出される。しかし、代表マーカ選択部
22で、検出されたマーカ候補144の中から面積がマ
ーカ108の理想面積である(例えば、200)に最も
近いものを代表マーカ120として選択することによ
り、正しいマーカ108であるマーカ候補“3”が代表
マーカ120として選択される。こうすることにより、
欠損マーカ114Aや誤マーカ116の発生があって
も、比較的高速な処理で確実に代表マーカ120が検出
できる。
【0066】さらに、マーカ候補検出部21では、精度
は十分高くはないが、容易に検出できるマーカ特有の特
徴量に基づいて代表マーカ探索範囲100中から複数の
マーカ候補144を検出するようにし、代表マーカ選択
部22では、検出された複数のマーカ候補中から、その
位置関係がフォーマットに一致する組を見つけだし、そ
の中の1つを代表マーカ120としてPD検出部3へ出
力するように構成しても良い。例えば、マーカ候補検出
部21では、黒画素が4ドット以上連続するランを含む
ものをマーカ候補144として検出するようにすると、
図14の(C)に示すように、いくつかの誤マーカ11
6もマーカ候補144として検出されるが、代表マーカ
選択部22で、検出されたマーカ候補144の中からフ
ォーマットに一致する組を検出することによりマーカ候
補“2”、“3”、“5”が正しいマーカ組であると判
定し、この中から例えばマーカ候補“3”を代表マーカ
120として選択することにより、正しいマーカ108
が選択される。こうすることにより、正しいマーカ10
8に非常に近い特徴量を持つ誤マーカ116の発生があ
っても、確実に代表マーカ120を検出することができ
る。
【0067】このように、本第2の実施の形態では、上
記第1の実施の形態における効果に加えて、記録媒体の
不良や撮像状態の不良に起因して、代表マーカ探索範囲
100中にマーカ108に類似した不適切な画像が出現
しても、確実に代表マーカ120を検出することによ
り、代表マーカ120の誤検出によるブロックデータ1
04の欠落を防ぎ、コード再生不良を防止する効果があ
る。
【0068】[第3の実施の形態]図15は、本発明の
第3の実施の形態にかかる情報再生システムの構成を示
す図で、本実施の形態にかかる情報再生システムも、前
述の第1の実施の形態と同様に、画像入力部1、代表マ
ーカ検出部2、PD検出部3、データドット読取点決定
部4、データ読取部5、及びデータ再生部6からなる
が、PD検出部3及びデータドット読取点決定部4の構
成が、前述の第1の実施の形態と異なっている。
【0069】即ち、PD検出部3は、隣接マーカ検出部
31、PDV算出部32、PDV記憶部33、PDフォ
ーマット記憶部34、PD検出位置補正部35、PD検
出基準点設定部36、PD位置算出部37、及びBSV
算出/記憶部38よりなるものであるが、本実施の形態
では、さらに、PDV算出部32の後段にPDV再算出
部321を設け、PD検出基準点設定部36の後段にP
D検出可否判定部361を設け、BSV算出/記憶部3
8の後段にBSV選択部381を設けると共に、PDV
記憶部33を、データドット読取点決定部4の読取基準
値記憶部42とPDV選択部331とから構成してい
る。また、データドット読取点決定部4は、読取基準値
算出部41、読取基準値記憶部42、及びデータ読取点
算出部43よりなるものであるが、読取基準値記憶部4
2がPD検出部3のPDV記憶部33とで共有される構
成となっている。
【0070】次に、このような構成の本実施の形態の情
報再生システムの動作を説明するが、前述の第1の実施
の形態と同様のものについては、その説明を省略する。
【0071】即ち、本実施の形態では、図3に示すよう
に、マーカ108に関して所定の位置に黒ドットでなる
方向指示ドット146を配置したフォーマットのコード
を読み取るものとする。
【0072】ここで、PDV再算出部321では、マー
カ対から算出されたPDVに基づいてPD106を検出
する際に、PD106が正しく検出されず、代わりに方
向指示ドット146が検出された場合、算出されたPD
VがPD106の方向を向いていないと判定し、図16
の(A)に示すように、PDVを90゜回転させる。こ
うすることにより、許容スキュー角が45゜を越えて
も、検出されたマーカ対から正しい方向のPDVを算出
することができる。
【0073】読取基準値算出部41では、図17の
(A)に示すように、現フレーム(例えば第nフレーム
とする)の複数の読取基準値を算出するが、読取基準値
記憶部42では、これを読取基準値記憶テーブルに図1
7の(B)に示すように記憶しておく。そして、PDV
選択部331では、次フレーム(第n+1フレーム)の
PD検出時に、図17の(C)に示すように、検出基準
点の位置に応じて、対応するPDVを選択して適用す
る。さらには、読取基準点の位置と読取基準ベクトルを
関連づけて読取基準値記憶テーブルに記憶しておき、設
定された検出基準点の位置に最も近い読取基準点に対応
する読取基準ベクトルをPDVとして選択することもで
きる。
【0074】即ち、第1の実施の形態のように、直前に
算出された読取基準ベクトルを記憶してPD検出に利用
してもよいが、歪みが大きい場合、PDVはフレーム内
での位置に依存して変化するようになるので、本実施の
形態のように、読取基準値記憶部42で読取基準ベクト
ルをその位置と関連づけて複数記憶しておき、PD検出
位置に応じて適切な読取基準ベクトルをPDVとして選
択的に適用することにより、歪みが大きい場合にも確実
且つ効率的にPD106を検出することが可能となる。
【0075】また、BSV算出/記憶部38では、図1
8の(A)に示すように、現フレーム(例えば第nフレ
ームとする)で算出された読取基準点のうち、ブロック
を挟んで対向する2つの読取基準点からBSVを算出
し、これを図18の(B)に示すようにBSV記憶テー
ブルに記憶しておく。そして、BSV選択部381で
は、次フレーム(第n+1フレーム)の検出基準点設定
時に、図18の(C)に示すように、設定する検出基準
点の位置に対応するBSVをBSV記憶テーブルから選
択的に読み出して、適用する。
【0076】即ち、第1の実施の形態のように、算出さ
れた第1読取基準ベクトルからBSVを計算して検出基
準点設定に利用してもよいが、歪みが大きい場合、BS
Vはフレーム内での位置に依存して変化するようになる
ので、本実施の形態のように、BSV算出/記憶部38
でBSVをその位置と関連づけて複数記憶しておき、設
定する検出基準点の位置に応じて適切なBSVを選択的
に適用して検出基準点を設定することにより、歪みが大
きい場合にも最適な検出基準点を設定することが可能と
なる。
【0077】さらに、PD検出可否判定部361では、
PD106検出に先立って、図16の(B)に示すよう
に、PD検出基準点128にPDVをn倍(nはマーカ
間のドット数)したものを加えた点が撮像画面内にある
か否かを判定し、画面内にある場合には全PD検出可と
判定してPD検出処理を行うが、画面内にない場合に
は、PD検出不可としてPD検出処理を終了するか、も
しくは撮像されている一部のPD106についてのみP
D検出を行うようにする。こうすることにより、PD検
出の途中で検出するPD106が画面からはみ出してし
まうのを防止することができ、無駄なPD検出を無く
し、処理を効率化することができる。
【0078】このように、本実施の形態には、前述の第
1の実施の形態の効果に加えて、撮像されたコードが歪
んでいる場合にも、適切に検出基準点128を設定し、
確実且つ効率的にPD106を検出できるようになるた
め、PD106の検出不可によるブロックデータ104
の欠落を防ぎ、コード再生不良を防止する効果がある。
【0079】[第4の実施の形態]図13の(B)は、
本発明の第4の実施の形態にかかる情報再生システムの
構成を示す図で、本実施の形態にかかる情報再生システ
ムは、前述の第1の実施の形態と同様に、画像入力部
1、代表マーカ検出部2、PD検出部3、データドット
読取点決定部4、データ読取部5、データ再生部6から
なる。本実施の形態の情報再生システムは、データドッ
ト読取点決定部4及びデータ読取部5以外は、上記第1
の実施の形態と同様であり、よって、その説明は省略す
る。
【0080】本実施の形態においては、データドット読
取点決定部4は、読取基準値算出部41、読取基準値記
憶部42、及び分割ブロックデータ読取点算出部44か
ら構成され、データ読取部5は、分割ブロックデータ結
合読取部51を有している。
【0081】分割ブロックデータ読取点算出部44で
は、一部が欠けて撮像されたブロックに対してもデータ
読取点を算出し、分割ブロックデータ結合読取部51で
は、算出されたデータ読取点においてブロックデータ1
04を読み取り、同一内容を記録したブロックの欠けに
よって失われたデータを互いに補完し、結合して出力す
る。
【0082】例えば、図19の(A)に示すように、同
一内容を記録したブロックが1ブロックおきに重複して
記録されているドットコードを撮像すると、ブロック
A,Bが図19の(B)の上側に示すように撮像される
場合がある。このとき、ブロックAは一部が欠けている
ために1つのブロックとして読み取ることはできない
が、フレーム118端にかかって欠落した部分について
は、同図の下側に示すように、これらを結合して読み取
ることによって1ブロック分のデータを正しく読み取る
ことができる。そこで、本実施の形態では、この一部が
欠けているそれぞれのブロックのデータを読み取り、結
合する。
【0083】ここで、ブロックのアドレス情報を図3の
ようにブロック左側のブロックヘッダ101に記録して
いると、左側の分割ブロックAのアドレスはフレームか
らはみ出しているので、読み取ることができない。しか
し、フォーマット情報として図19の(A)のように、
同一アドレスのブロックが1ブロックおきに配列されて
いることがわかっているので、ブロックBの両隣のブロ
ックはブロックAであることがわかり、それらを結合し
て、それをブロックAとして正しく読むことができる。
【0084】一部が欠けているブロックの読取基準値
は、フレーム右側のブロックAの場合、図20の(A)
に示すように当該ブロックの撮像されている部分のPD
106を利用してもよいが、PD106の数が少なくな
ると精度が低くなるので、図20の(B)に示すように
隣接するブロックBのPD106の一部を加えても良
い。また、歪みがあまり大きくない場合には、図20の
(C)に示すように、ブロックBの読取基準値をそのま
ま外挿してブロックAに適用することもできる。こうす
ることにより、欠けたブロックAのPD検出処理や読取
基準値算出処理が不要となり、処理を高速化できると共
に、これらの処理に一貫性を持たせ、処理を簡単にする
ことができる。
【0085】また、フレーム端までデータを全て読み取
ると、図19の(B)の下側に網掛けで示すように、重
複して読み取られるデータが存在するが、これを防ぎ、
必要なデータのみを確実に読み取るために、分割ブロッ
クデータ読取点算出部44では、撮像条件の良いフレー
ム中央部に近いデータのみを選択的にもれなく読み取る
ようにする。例えば、図21の(A)に示すように、ブ
ロックの辺に平行にブロックAを分割することができ
る。このとき、分割ブロックAとブロックBとを合わせ
た読取ブロックの中心がフレーム118の中心線148
上に位置するようにデータを選択し、且つ、必要なデー
タが失われないように、図のようにブロックの隣り合う
2つの辺を投影した長さをL1 、L2 とすると、読取ブ
ロックの幅がL1 +2L2 となるように分割する。
【0086】また、図21の(B)に示すように、フレ
ーム端に平行にブロックAを分割することもできる。こ
のとき、分割ブロックAとブロックBとを合わせた読取
ブロックは、フレーム118の中心線148上から、左
右1ブロック幅Lずつに分割される。こうすることによ
り、撮像状態の良いフレーム中央部に近いデータを確実
に、もれなく読み取ることが可能となる。
【0087】このように、本実施の形態には、前述の第
1の実施の形態の効果に加えて、フレーム端で一部が欠
けているブロックについてもブロックデータ104の読
み取りが可能となるため、フレーム端での欠損によるブ
ロックデータ104の欠落を防ぎ、コード再生不良を防
止する効果がある。
【0088】[第5の実施の形態]図22は、本発明の
第5の実施の形態にかかる情報再生システムの構成を示
す図で、本実施の形態にかかる情報再生システムは、前
述の第1の実施の形態と同様に、画像入力部1、代表マ
ーカ検出部2、PD検出部3、データドット読取点決定
部4、データ読取部5、データ再生部6からなる。本実
施の形態の情報再生システムは、画像入力部1以外は、
上記第1の実施の形態と同様であり、よって、その説明
は省略する。
【0089】本実施の形態においては、画像入力部1
は、照明部11、撮像部12、ピーク値検出部13、露
光量制御部14、2値化部15から構成される。
【0090】即ち、撮像部12では、照明部11で照明
されたドットコードを撮像し、ピーク値検出部13で
は、撮像画面中の第1の領域から輝度の最大値、及び第
2の領域から輝度の最小値を検出する。ここで、図23
の(A)に示すように、第1の領域150は、正反射に
よって最大値が影響されることのないように、許容され
る撮像装置の浮き、傾きに対しても正反射による輝度の
増加が所定の許容値以下となる領域を設定し、また、図
23の(B)に示すように、第2の領域152は、シェ
ーディングによって最小値が影響されることのないよう
に、許容される撮像装置の浮き、傾きに対しても輝度の
低下が所定の許容値以下となる領域を設定する。そし
て、露光量制御部14では、検出された輝度の最大値に
基づいて露光量が適正となるように照明部11、もしく
は撮像部12を制御する。
【0091】例えば、輝度の最大値をYM 、現在の照明
量をL、修正した照明量をL’、輝度の目標値をYt
すると、 L’=L×Yt /YM となるように照明部11を制御する。また、2値化部1
5では、検出された輝度の最大/最小値から閾値を算出
し、撮像されたコードを該閾値で2値化する。例えば、
輝度の最大値をYM 、最小値をYm 、閾値をThとする
と、 Th=k(YM −Ym )+Ym のように閾値を算出する。ここで、kはコードの記録状
態によって決まる定数である。
【0092】このように、正反射やシェーディングの影
響を受けない領域から輝度の最大値及び最小値を検出す
ることにより、安定した2値化が可能となり、2値化不
良によるマーカ108の消失や誤マーカ116の発生を
防止することができる。
【0093】このように、本実施の形態によれば、前述
の第1の実施の形態の効果に加えて、2値化不良による
マーカ108の消失や誤マーカ116の発生を防止する
効果があるため、マーカ検出の失敗によるブロックデー
タ104の欠落を防ぎ、コード再生不良の防止が可能と
なる。
【0094】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0095】(1) 再生されるべき情報に係るデータ
の内容に応じて配列された複数のデータドットからなる
データコードと、該データドットと所定の位置関係に配
置され、該データドットの読取点を決定するための複数
のパターンドットからなるパターンコードと、該パター
ンドットと所定の位置関係に配置され、該パターンドッ
トを検出するための、上記データドット及び上記パター
ンドットとは異なる態様で記録されたマーカと、を少な
くとも含むブロックを複数個配列して構成された光学的
に読み取り可能なドットコードの記録された情報記録媒
体から、該ドットコードを光学的に読み取って上記情報
を再生する情報再生システムにおいて、上記情報記録媒
体から上記ドットコードを撮像する画像入力手段と、上
記画像入力手段で撮像された画像から上記マーカを1つ
検出する代表マーカ検出手段と、上記代表マーカ検出手
段で検出された代表マーカの位置を基準として上記パタ
ーンドットを複数検出するパターンドット検出手段と、
上記パターンドット検出手段で検出された複数のパター
ンドットの位置に基づいて、上記データドットの読取点
を決定するデータドット読取点決定手段と、上記データ
ドット読取点決定手段で決定された読取点において各デ
ータドットを読み取るデータ読取手段と、上記データ読
取手段で読み取られた各ブロックのデータを結合して上
記情報を再生するデータ再生手段と、を具備することを
特徴とする情報再生システム。
【0096】この構成は、第1の実施の形態における図
1が相当する。ここで、ドットコードは、図3のような
ブロックから構成され、ブロックはアドレス情報を担う
ブロックヘッダ101とデータドット102からなるブ
ロックデータ104と、これらを読み取る点を決定する
ためのPD106及びマーカ108を有している。ま
た、ブロックは、一撮像画面内に複数個含まれるような
大きさで、フォーマットに従って整列記録される。
【0097】代表マーカ検出手段に対応する代表マーカ
検出部2では、画像入力手段に対応する画像入力部1で
撮像された画面から1つの代表マーカ120を検出し、
パターンドット検出手段に対応するPD検出部3では、
それを基準にPD106を検出して、データドット読取
点決定手段に対応するデータドット読取点決定部4で読
取点を決定する。
【0098】このような構成とすることにより、撮像画
面から代表マーカ120を1つ検出すれば、それを基準
にPD106を検出し、データ読取点142を算出する
ことができ、マーカ108の消失や誤マーカ116発生
の影響を防止し、ブロックデータ104の欠落を防ぐと
共に、マーカ検出処理を削減し、コード再生不良の防
止、及び高速化が可能となる。
【0099】(2) 上記代表マーカ検出手段は、上記
画像入力手段で読取可能に撮像されたブロックを構成す
るマーカのうち、少なくとも1つを検出できる領域を撮
像画面内中央部に設定し、該設定された領域内から1つ
の上記マーカを検出するように構成されたものであるこ
とを特徴とする(1)に記載の情報再生システム。
【0100】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、代表マーカ検出手段に対応する代
表マーカ検出部2では、図2に示すように、代表マーカ
探索範囲100を撮像対象とする最小のブロック110
でも探索範囲外に読取可能な状態で存在することはな
く、且つ、最大のブロック112でもブロック内に探索
範囲全体が含まれてしまうことがないように撮像画面中
央部に設定し、この範囲から代表マーカ120を検出す
る。
【0101】このような構成とすることにより、必要最
小限の領域を代表マーカ探索範囲100として設定する
ことができ、マーカ消失や誤マーカ発生の影響を防止
し、確実に代表マーカ120を検出することが可能とな
る。さらに、領域を狭めることにより検出に要する時間
も削減でき、処理の高速化にも効果がある。
【0102】(3) 上記代表マーカ検出手段は、最初
に検出されたマーカ候補を代表マーカとして設定するよ
うに構成されたものであることを特徴とする(1)又は
(2)に記載の情報再生システム。
【0103】この構成は、第2の実施の形態における図
13の(A)に対応する。即ち、代表マーカ検出手段に
対応する代表マーカ検出部2は、マーカ候補検出部21
と代表マーカ選択部22とから構成される。
【0104】図14の(A)に示すように、マーカ候補
検出部21では、代表マーカ探索範囲100中からマー
カ候補144を探索順に従って探索していく。そして、
代表マーカ選択部22では、最初に検出されたマーカ候
補144を代表マーカ120として選択し、PD検出部
3へ出力する。
【0105】このような構成とすることにより、検出処
理が高速化される。
【0106】(4) 上記代表マーカ検出手段は、複数
のマーカ候補を検出し、該検出された各マーカ候補のう
ち、その特徴量が所定の目標値に最も近いマーカ候補を
代表マーカとして設定するように構成されたものである
ことを特徴とする(1)又は(2)に記載の情報再生シ
ステム。
【0107】この構成は、第2の実施の形態における図
13の(A)に対応する。即ち、代表マーカ検出手段に
対応する代表マーカ検出部2は、マーカ候補検出部21
と代表マーカ選択部22とから構成される。
【0108】図14の(B)に示すように、マーカ候補
検出部21では、精度は十分高くはないが、容易に検出
できるマーカ特有の特徴量に基づいて代表マーカ探索範
囲100中から複数のマーカ候補144を検出し、代表
マーカ選択部22では、検出された複数のマーカ候補中
から、その特徴量が所定の目標値に最も近い候補を選択
して代表マーカ120としてPD検出部3へ出力する。
【0109】このような構成とすることにより、マーカ
候補144として欠損マーカ114Aや誤マーカ116
も検出されたとしても、代表マーカ選択部22で、検出
されたマーカ候補144の中からその特徴から最もマー
カ108らしいものを代表マーカ120として選択する
ことができ、欠損マーカ144Aや誤マーカ116発生
があっても、比較的高速な処理で確実に代表マーカ12
0を検出することが可能となる。
【0110】(5) 上記代表マーカ検出手段は、複数
のマーカ候補を検出し、該検出された各マーカ候補のう
ち、その位置関係が予め与えられたフォーマットに合致
しているマーカ候補を選択し、そのうちの1つを代表マ
ーカとして設定するように構成されたものであることを
特徴とする(1)又は(2)に記載の情報再生システ
ム。
【0111】この構成は、第2の実施の形態における図
13の(A)に対応する。即ち、代表マーカ検出手段に
対応する代表マーカ検出部2は、マーカ候補検出部21
と代表マーカ選択部22とから構成される。
【0112】図14の(C)に示すように、マーカ候補
検出部21では、精度は十分高くはないが、容易に検出
できるマーカ特有の特徴量に基づいて代表マーカ探索範
囲100中から複数のマーカ候補144を検出し、代表
マーカ選択部22では、検出された複数のマーカ候補中
から、その位置関係がフォーマットに合致する組を見つ
けだし、その中の1つを代表マーカ120としてPD検
出部3へ出力する。
【0113】このような構成とすることにより、マーカ
単体の特徴だけでなく、その位置関係に関する特徴も利
用することができ、正しいマーカ108に非常に近い特
徴量を持つ誤マーカ116の発生があっても、確実に代
表マーカ120を検出できる。
【0114】(6) 上記パターンドット検出手段は、
上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
に基づいて、上記パターンドットを検出する基準位置で
あるパターンドット検出基準点を設定するパターンドッ
ト検出基準点設定手段と、上記パターンコード中の各パ
ターンドットと、上記パターンドット検出基準点との位
置関係をパターンドットフォーマットとして記憶するパ
ターンドットフォーマット記憶手段と、上記パターンド
ット検出基準点から、上記パターンドットの検出点を求
めるためのパターンドット読取ベクトルを記憶するパタ
ーンドット読取ベクトル記憶手段と、を含み、上記記憶
されたパターンドットフォーマットに基づいて、上記パ
ターンドットの検出点を上記パターンドット検出基準点
から順に上記パターンドット読取ベクトルに従って移動
し、上記パターンドットを検出するように構成されたも
のであることを特徴とする(1)に記載の情報再生シス
テム。
【0115】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、パターンドット検出手段に対応す
るPD検出部3では、パターンドット検出基準点設定手
段に対応するPD検出基準点設定部36で設定された点
を基準に、図7の(A),(B)及び図8の(A),
(B)に示すようにPD検出基準点128から順にパタ
ーンドット読取ベクトル記憶手段に対応するPDV記憶
部33に記憶されたPDVに従ってPD106を検出し
ていく。
【0116】このような構成とすることにより、PD検
出基準点128を1つ設定することにより、該検出基準
点128を含むパターンコード中の各PD106を確実
に検出することが可能となる。
【0117】(7) 上記パターンドット検出手段は、
パターンドット検出に先だって、パターンドット検出基
準点から上記パターンドット読取ベクトルを1ブロック
分延長した点が上記画像入力手段で撮像された画面内に
存在するか否かを判定するパターンドット検出可否判定
手段を有することを特徴とする(6)に記載の情報再生
システム。
【0118】この構成は、第3の実施の形態における図
15が対応するもので、パターンドット検出可否判定手
段に対応するPD検出可否判定部361では、PD検出
に先立って、図16の(B)に示すように、PD検出基
準点128にPDVをn倍(nはマーカ間のドット数)
したものを加えた点が撮像画面内にあることを確認し、
画面内にある場合には全PD検出可と判定してPD検出
処理を行うが、画面内にない場合には、PD検出不可と
してPD検出処理を終了するか、もしくは撮像されてい
る一部のPD106についてのみPD検出を行うように
する。
【0119】このような構成とすることにより、PD検
出の途中で検出するPD106が画面からはみ出してし
まうのを防止することができ、無駄なPD検出を無く
し、処理を効率化することができる。
【0120】(8) 上記パターンドット検出手段は、
上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
を基準にして、該代表マーカに隣接するマーカを検出す
る隣接マーカ検出手段と、上記代表マーカと上記隣接マ
ーカとからなるマーカ対を、上記ブロックを構成するマ
ーカ対の1つに当てはめて、その位置関係からパターン
ドット読取ベクトルを算出するパターンドット読取ベク
トル算出手段と、を有することを特徴とする(6)に記
載の情報再生システム。
【0121】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、隣接マーカ検出手段に対応する隣
接マーカ検出部31では、図4の(B)に示すように、
フォーマットで規定されるマーカ間距離Lと許容スキュ
ー角θ、及び代表マーカ120の位置から隣接マーカ探
索範囲122を求め、この探索範囲122から隣接マー
カを検出し、パターンドット読取ベクトル算出手段に対
応するPDV算出部32では、図4の(D)に示すよう
に、検出された代表マーカ120と隣接マーカの代表点
(例えば重心などの概中心)間をn等分してPDVを算
出し、パターンドット読取ベクトル記憶手段に対応する
PDV記憶部33で記憶する。なおここで、nはマーカ
間のドット数である。
【0122】このような構成とすることにより、隣接マ
ーカの位置に基づいてPDV記憶部33にPDVを設定
することができ、コード撮像開始時にも確実にPD10
6を検出することが可能となる。
【0123】(9) 上記隣接マーカ検出手段は、上記
代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの大きさ及
び位置と、予め与えられた許容スキュー角と、に基づい
て決定される隣接マーカ検出領域において隣接マーカを
検出するように構成されたものであることを特徴とする
(8)に記載の情報再生システム。
【0124】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、隣接マーカ検出手段に対応する隣
接マーカ検出部31では、代表マーカ検出手段に対応す
る代表マーカ検出部2で検出された代表マーカ120の
大きさからマーカ間距離Lを推定し、図4の(B)に示
すように、そのマーカ間距離Lと許容スキュー角θ、及
び代表マーカ120の位置から隣接マーカ探索範囲12
2を求め、この探索範囲122からマーカ108を検出
する。
【0125】このような構成とすることにより、必要最
小限の領域で隣接マーカを探索することができ、マーカ
消失や誤マーカ発生の影響を防止し、確実に隣接マーカ
を検出することが可能となる。さらに、領域を狭めるこ
とにより検出に要する時間も削減でき、処理の高速化に
も効果がある。
【0126】(10) 上記パターンドット読取ベクト
ル算出手段は、算出したパターンドット読取ベクトルに
よってパターンドットが検出できない場合、上記代表マ
ーカと上記隣接マーカとからなるマーカ対を、上記ブロ
ックを構成する他のマーカ対に当てはめ直して、上記パ
ターンドット読取ベクトルを再計算するパターンドット
読取ベクトル再算出手段をさらに含むことを特徴とする
(8)に記載の情報再生システム。
【0127】この構成は、第3の実施の形態における図
15に対応する。即ち、パターンドット読取ベクトル再
算出手段に対応するPDV再算出部321では、図16
の(A)に示すように、代表マーカ120と隣接マーカ
とからなるマーカ対より算出されたPDVに基づいてP
D106を検出する際に、PD106が正しく検出され
ない場合、算出されたPDVがPD106の方向を向い
ていないと判定し、検出されたマーカ対をブロックを構
成する他のマーカ対に当てはめて、PDVを再計算す
る。例えば、図2に示すような構成のブロックにおい
て、PD106の代わりに方向指示ドット146が検出
された場合、PDVを90゜回転させる。
【0128】このような構成とすることにより、許容ス
キュー角が45゜を越えても、検出されたマーカ対から
正しい方向のPDVを算出することが可能となる。
【0129】(11) 上記パターンドット検出手段
は、パターンドットが確実に検出できるように、パター
ンドットを検出する毎にパターンドット検出位置を補正
するパターンドット検出位置補正手段をさらに有するこ
とを特徴とする(6)に記載の情報再生システム。
【0130】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、パターンドット検出手段に対応す
るPD検出部3では、図7の(A),(B)及び図8の
(A),(B)に示すように、PD検出基準点128か
らPDVに従ってPD106の存在する位置に検出点を
移動し、そこを中心にドットの約4倍程度の面積を有す
るマスク130をかけ、マスク内において検出されたP
D106の重心を算出するが、このときパターンドット
検出位置補正手段に対応するPD検出位置補正部35で
は、図8の(B)に示すように、パターンドットフォー
マット記憶手段に対応するPDフォーマット記憶部34
に記憶されたフォーマットを参照し、検出したPD10
6がフォーマットと一致した場合には、PD検出点を求
められた重心位置へ移動するようにPD検出位置補正ベ
クトル134を更新する。この操作をPD106が検出
される毎に繰り返す。
【0131】このような構成とすることにより、PD1
06を検出する毎にPD検出位置を補正することがで
き、PD検出基準点128やPDVの精度がそれほど高
くなくても、確実にPD106を検出し、PD106の
重心を正しく求めることができる。
【0132】(12) 上記パターンドット検出手段
は、最初のパターンドットを検出したときにその重心を
算出し、算出されたパターンドットの重心位置に基づい
てパターンドット検出位置を補正し、再度パターンドッ
トを検出し直す手段をさらに有することを特徴とする
(11)に記載の情報再生システム。
【0133】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、パターンドット検出位置補正手段
に対応するPD検出位置補正部35では、パターンドッ
トフォーマット記憶手段に対応するPDフォーマット記
憶部34に記憶されたフォーマットを参照して、図7の
(B)に示すように、PD検出基準点128からPDV
に従ってPD106の存在する位置に検出点を移動し、
そこを中心にドットの約4倍程度の面積を有するマスク
130をかけ、マスク内において検出されたPD106
の重心を算出し、PD検出点を求められた重心位置13
2へ移動する。そして、図8の(A)に示すように、こ
の移動量をPD検出位置補正ベクトル134として、P
D検出基準点128に加算し、PD106を最初から順
に検出していく。
【0134】このような構成とすることにより、最初に
検出されるPD106によりPD検出位置を補正してか
らPD106を再検出することができ、PD検出基準点
128やPDVの精度がそれほど高くなく、検出するP
D106の一部がマスク130からはみ出したとして
も、確実にPD106を検出し、最初に検出されるPD
106の重心も正しく求めることができる。
【0135】(13) 上記パターンドット検出手段
は、上記パターンドット検出基準点設定手段で設定され
たパターンドット検出基準点を共有する複数のパターン
コードに含まれるパターンドットを検出するように構成
されたものであることを特徴とする(6)に記載の情報
再生システム。
【0136】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、パターンドット検出手段に対応す
るPD検出部3では、図9の(A)に示すように、パタ
ーンドット検出基準点設定手段に対応するPD検出基準
点設定部36で設定されたPD検出基準点128からP
DV、及びこのPDVを反転したベクトルを用いて、P
D検出基準点128を共有する2つのパターンコードの
各PD106を順に検出していく。
【0137】このような構成とすることにより、1度の
PD検出基準点128の設定で2つの読取基準点及び読
取基準ベクトルが算出でき、処理を効率的に行うことが
できる。また、歪みが少ないときには、図9の(B)に
示すように、これらを平均化(読取基準ベクトルは一方
の符号を反転してから平均化)することで、さらに精度
を上げ、読取基準値記憶部42やパターンドット読取ベ
クトル記憶手段に対応するPDV記憶部33におけるP
DVの記憶効率を向上することができる。
【0138】(14) 上記データドット読取点決定手
段は、上記パターンドット検出手段で検出された複数の
パターンドットの位置から、最小自乗法により読取基準
点、及びデータドット単位の読取基準ベクトルを算出す
る読取基準値算出手段と、上記読取基準値算出手段で算
出された読取基準点及び読取基準ベクトルにより上記デ
ータドットの読取点を算出する読取点算出手段と、を含
むことを特徴とする(1)に記載の情報再生システム。
【0139】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、読取基準値算出手段に対応する読
取基準値算出部41では、上記パターンドット検出手段
に対応するPD検出部3で検出された複数のPD106
の位置から、最小自乗法により読取基準点及び読取基準
ベクトルを算出し、読取点算出手段に対応するデータ読
取点算出部43では、読取基準値算出部41で算出され
た読取基準点及び読取基準ベクトルにより、データドッ
ト102の読取点を算出する。
【0140】このような構成とすることにより、パター
ンコード毎に読取基準値が高精度に求められ、データコ
ード中の各ドットを容易且つ確実に検出することが可能
となる。
【0141】(15) 上記読取点算出手段は、複数の
読取基準点及び読取基準ベクトルを利用して、ブロック
データの読取点を算出するように構成されたものである
ことを特徴とする(14)に記載の情報再生システム。
【0142】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。
【0143】図3のようなブロック構成においては、読
取点算出手段に対応するデータ読取点算出部43では、
図11の(A)に示すように、ブロックを挟んで対向す
る2つのパターンコードにおける読取基準点1381
1382 及び読取基準ベクトル1401 ,1402 を利
用して、対応する読取点間をn等分(nはマーカ間のド
ット数)することによりデータドット102の読取点1
42を算出する。
【0144】このような構成とすることにより、読み取
るブロックの近傍での局所的な読取基準値が算出できる
ため、撮像装置の浮き、傾き等による画像歪みが大きい
場合にも、データコード中の各ドットを容易且つ確実に
検出することが可能となる。
【0145】(16) 上記パターンドット検出手段
は、上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの
位置に基づいて、上記パターンドットを検出する基準位
置であるパターンドット検出基準点を設定するパターン
ドット検出基準点設定手段と、上記パターンコード中の
各パターンドットと、上記パターンドット検出基準点と
の位置関係をパターンドットフォーマットとして記憶す
るパターンドットフォーマット記憶手段と、上記パター
ンドット検出基準点から、上記パターンドットの検出点
を求めるためのパターンドット読取ベクトルを記憶する
パターンドット読取ベクトル記憶手段と、を含み、上記
記憶されたパターンドットフォーマットに基づいて、上
記パターンドットの検出点を上記パターンドット検出基
準点から順に上記パターンドット読取ベクトルに従って
移動し、上記パターンドットを検出するように構成さ
れ、上記パターンドット読取ベクトル記憶手段は、上記
読取基準値算出手段で算出された読取基準ベクトルを利
用してパターンドット読取ベクトルを算出し、記憶する
ように構成されたものであることを特徴とする(14)
に記載の情報再生システム。
【0146】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、パターンドット読取ベクトル記憶
手段に対応するPDV記憶部33では、最初、代表マー
カ120と隣接マーカとの位置関係により算出されたP
DVを記憶するが、図12に示すように、読取基準ベク
トルが算出されると、これを利用してPDVを算出して
記憶し、次回のPD106の検出には新たにPDVを算
出することはせずに、記憶されたPDVを利用する。図
3のように、PD106とデータドット102が同じ格
子状に整列配置されている場合には、読取基準ベクトル
とPDVは同一なので、PDV記憶部33では単純に読
取基準ベクトルをPDVとして記憶すれば良い。なお、
PDVは読取基準ベクトルが算出される毎に更新する。
【0147】このような構成とすることにより、読取基
準ベクトル算出後は隣接マーカによるPDV算出の処理
は必要なくなり、1つの代表マーカ120が検出できさ
えすれば確実にブロックデータ104を読み取ることが
可能となり、マーカの108消失、誤マーカ116の発
生によるブロックデータ104の欠落を無くし、コード
再生不良を防止すると共に、マーカ検出数を削減して処
理を高速化することが可能となる。
【0148】(17) 上記パターンドット読取ベクト
ル記憶手段は、現撮像画面において、上記読取基準値算
出手段で算出された読取基準ベクトルを対応する読取基
準点と関連付けてパターンドット読取ベクトルとして複
数記憶し、次撮像画面において、パターンドット検出基
準点と記憶された読取基準点との位置関係に基づいて該
記憶された複数のパターンドット読取ベクトルを選択的
に適用するように構成されたものであることを特徴とす
る(16)に記載の情報再生システム。
【0149】この構成は、第3の実施の形態における図
15に対応する。即ち、パターンドット読取ベクトル記
憶手段に対応するPDV記憶部33は、読取基準値記憶
部42が該当し、さらにPDV選択部331を含んでい
る。
【0150】読取基準値記憶部42では、図17の
(A)に示すように、読取基準値算出手段に対応する読
取基準値算出部41で算出された当該撮像画面の読取基
準ベクトルを、図17の(B)に示すように、対応する
読取基準点と関連付けて読取基準値記憶テーブルに複数
記憶しておく。そして、PDV選択部331では、次撮
像画面のPD検出時に、図17の(C)に示すように、
検出基準点の位置に応じて、対応する読取基準ベクトル
を選択してPDVとして適用する。
【0151】このような構成とすることにより、PD検
出位置に応じて適切なPDVを選択的に適用することが
でき、歪みが大きい場合にも確実且つ効率的にPD10
6を検出することが可能となる。
【0152】(18) 上記パターンドット検出手段
は、上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの
位置に基づいて、上記パターンドットを検出する基準位
置であるパターンドット検出基準点を設定するパターン
ドット検出基準点設定手段と、上記パターンコード中の
各パターンドットと、上記パターンドット検出基準点と
の位置関係をパターンドットフォーマットとして記憶す
るパターンドットフォーマット記憶手段と、上記パター
ンドット検出基準点から、上記パターンドットの検出点
を求めるためのパターンドット読取ベクトルを記憶する
パターンドット読取ベクトル記憶手段と、を含み、上記
記憶されたパターンドットフォーマットに基づいて、上
記パターンドットの検出点を上記パターンドット検出基
準点から順に上記パターンドット読取ベクトルに従って
移動し、上記パターンドットを検出するように構成さ
れ、上記データドット読取点決定手段は、上記パターン
ドット検出手段で検出された複数のパターンドットの位
置から、読取基準点及び読取基準ベクトルを算出する読
取基準値算出手段を有し、上記パターンドット検出手段
は、上記読取基準値算出手段で算出された読取基準ベク
トルに基づいてブロックスキップベクトルを算出し、こ
れを記憶するブロックスキップベクトル算出/記憶手段
を有し、上記パターンドット検出基準点設定手段は、上
記読取基準値算出手段で算出された読取基準点と、上記
ブロックスキップベクトル算出/記憶手段で算出/記憶
されたブロックスキップベクトルとに基づいて、次のパ
ターンドット検出基準点を設定するように構成されたも
のであることを特徴とする(1)に記載の情報再生シス
テム。
【0153】この構成は、第1の実施の形態における図
1に対応する。即ち、ブロックスキップベクトル算出/
記憶手段に対応するBSV算出/記憶部38では、ブロ
ックが図3のように構成されている場合、図5の(C)
に示すように、算出されたPDVをブロックのもう一方
の辺へ(図の例では90゜)回転させ、m倍(mは検出
基準点間のドット数)することによりBSVを算出し記
憶する。そして、パターンドット検出基準点設定手段に
対応するPD検出基準点設定部36では、図5の(A)
に示すように第1読取基準値と、該記憶されたBSVと
に従って第2PD検出基準点1282 を設定し、該検出
基準点を基準にPD検出を行い、図5の(B)に示すよ
うに、得られたPD重心列140より、ブロックを挟ん
で対向するパターンコードの読取基準値(第2読取基準
値)を算出する。
【0154】このような構成とすることにより、算出さ
れた読取基準値を基にBSVを求めて新たなPD検出基
準点を設定することができ、ブロックを挟んで対向する
パターンコードの読取基準値を求めるために新たにマー
カ108を検出する必要がなくなり、マーカ消失や誤マ
ーカ発生の影響を防止し、確実に読取基準値を求めるこ
とが可能となる。さらに、検出マーカ数が減ることから
マーカ検出に要する時間も削減でき、処理の高速化にも
効果がある。
【0155】(19) 上記ブロックスキップベクトル
算出/記憶手段は、現撮像画面において、算出されたブ
ロックスキップベクトルを対応する読取基準点と関連付
けて複数記憶し、次撮像画面において、読取基準点と記
憶された読取基準点との位置関係に基づいて該記憶され
た複数のブロックスキップベクトルを選択的に適用する
ように構成されたものであることを特徴とする(18)
に記載の情報再生システム。
【0156】この構成は、第3の実施の形態における図
15に対応する。即ち、ブロックスキップベクトル算出
/記憶手段に対応するBSV算出/記憶部38の後段に
BSV選択部381を含む。
【0157】BSV算出/記憶部38では、図18の
(A)に示すように、当該撮像画面で算出された読取基
準値のうち、ブロックを挟んで対向する2つの読取基準
点からBSVを算出し、これを図18の(B)に示すよ
うに、対応する読取基準点と関連付けてBSV記憶テー
ブルに記憶しておく。そして、BSV選択部381で
は、図18の(C)に示すように、次撮像画面の検出基
準点設定時に、設定する検出基準点の位置に対応するB
SVを選択して適用する。
【0158】このような構成とすることにより、設定す
る検出基準点の位置に応じて適切なBSVを選択的に適
用して検出基準点を設定することができ、歪みが大きい
場合にも最適な検出基準点を設定することが可能とな
る。
【0159】(20) 上記ドットコードは、同一内容
が記録されたブロックが数ブロックおきに重複して配置
され、上記画像入力手段における一撮像画面内で一部が
重複して撮像されるように記録され、上記データドット
読取点決定手段は、上記パターンドット検出手段で検出
された複数のパターンドットの位置から、読取基準点及
び読取基準ベクトルを算出する読取基準値算出手段と、
上記読取基準値算出手段で算出された読取基準点及び読
取基準ベクトルにより、撮像画面端にかかり一部が欠落
した同一内容が記録された複数のブロックのデータドッ
ト読取点を算出する分割ブロックデータ読取点算出手段
と、を有し、上記データ読取手段は、上記分割ブロック
データ読取点算出手段で算出された読取点に基づいてデ
ータドットを読み取り、分割して読み取ったブロックデ
ータは結合して1つのブロックデータとする分割ブロッ
クデータ結合読取手段を有することを特徴とする(1)
に記載の情報再生システム。
【0160】この構成は、第4の実施の形態における図
13の(B)に対応する。即ち、分割ブロックデータ読
取点算出手段に対応する分割ブロックデータ読取点算出
部44では、図19の(B)の上側に示すように、一部
が欠けて撮像された同一内容が記録されたブロックに対
してもデータ読取点を算出し、分割ブロックデータ結合
読取手段に対応する分割ブロックデータ結合読取部51
では、図19の(B)の下側に示すように、算出された
データ読取点においてブロックデータを読み取り、同一
内容が記録されたブロックのデータを結合して出力す
る。この際、網掛け部が重複して読み取られるのを防ぐ
ために、図21の(A),(B)に示すように、ブロッ
クデータ104を重複しないように分割して読み取る。
【0161】このような構成とすることにより、撮像画
面端で一部が欠落したブロックに対しても、欠落した同
一内容が記録されたブロックのデータをそれぞれ分割し
て読み取り、これらを結合することで1ブロック分のデ
ータを正しく読み取ることができ、撮像画面端での欠損
によるブロックデータ104の欠落を防ぎ、コード再生
不良の防止が可能となる。
【0162】(21) 上記データドット読取点決定手
段は、撮像画面端にかかり一部が欠落したブロックデー
タの読取点を算出するために、該ブロック及び該ブロッ
ク近傍のパターンドットの位置から読取基準点及び読取
基準ベクトルを算出するように構成されたものであるこ
とを特徴とする(20)に記載の情報再生システム。
【0163】この構成は、第4の実施の形態における図
13の(B)に対応する。即ち、読取基準値算出部41
では、撮像画面端にかかり一部が欠落したブロックに対
しては、図20の(A)に示すように該ブロックのPD
106、もしくは、図20の(B)に示すように更に該
ブロック近傍のPD106の位置から読取基準点及び読
取基準ベクトルを算出する。
【0164】このような構成とすることにより、撮像画
面端で一部が欠落したブロックに対しても、高精度にデ
ータドット読取点を算出することができ、データコード
中の各ドットを容易且つ確実に検出することが可能とな
る。
【0165】(22) 上記分割ブロックデータ読取点
算出手段は、撮像画面端にかかり一部が欠落したブロッ
クデータの読取点を算出するために、欠落することなく
撮像されたパターンコードから算出された読取基準点及
び読取基準ベクトルを外挿して適用するように構成され
たものであることを特徴とする(20)に記載の情報再
生システム。
【0166】この構成は、第4の実施の形態における図
13の(B)に対応する。即ち、分割ブロックデータ読
取点算出手段に対応する分割ブロックデータ読取点算出
部44では、図20の(C)に示すように、一部が欠け
て撮像されたブロックAのデータ読取点を算出する際
に、欠落することなく撮像されたブロックBのPD10
6から求められた読取基準値をそのまま外挿して適用す
る。
【0167】このような構成とすることにより、一部が
欠落したブロックのPD検出処理や読取基準値算出処理
が不要となり、処理を高速化できると共に、これらの処
理に一貫性を持たせ、処理を単純化することができる。
【0168】(23) 上記画像入力手段は、撮像すべ
きドットコードを照明する照明手段と、ドットコードを
撮像する撮像手段と、上記撮像手段で撮像された画面か
ら輝度の最大値及び最小値を検出するピーク値検出手段
と、上記ピーク値検出手段で検出された輝度の最大値が
所定の範囲に収まるように上記照明手段の照明量、もし
くは上記撮像手段の露出時間等の露光量を制御する露光
量制御手段と、上記ピーク値検出手段で検出された輝度
の最大値及び最小値に基づいて決定される閾値により、
上記撮像手段により撮像された画面を2値化する2値化
手段と、からなり、上記ピーク値検出手段は、許容され
る撮像装置の浮き、傾きに対しても正反射による輝度の
増加が所定の許容値以下となる領域から最大値を検出す
るように構成されたものであることを特徴とする(1)
に記載の情報再生システム。
【0169】この構成は、第5の実施の形態における図
22に対応する。即ち、照明手段に対応する照明部11
では撮像するコードを照明し、ピーク値検出手段に対応
するピーク値検出部13では、撮像画面中の第1の領域
から輝度の最大値を、また第2の領域から輝度の最小値
を検出する。ここで、第1の領域は、図23の(A)に
示すように正反射によって最大値が影響されることのな
いように許容される撮像装置の浮き、傾きに対しても正
反射による輝度の増加が許容値以下となる領域150を
設定する。そして、露光量制御手段に対応する露光量制
御部14では、検出された輝度の最大値に基づいて露光
量が適正となるように照明部11、もしくは撮像部12
を制御する。また、2値化手段に対応する2値化部15
では、検出された輝度の最大/最小値から閾値を算出
し、撮像されたコードを該閾値で2値化する。
【0170】このような構成とすることにより、正反射
によって最大値が影響されることがなくなり、露光量が
不適切に制御されることが防止され、安定した2値化が
可能となり、2値化不良によるマーカ108の消失や誤
マーカ116の発生を防止することができる。
【0171】(24) 上記画像入力手段は、撮像すべ
きドットコードを照明する照明手段と、ドットコードを
撮像する撮像手段と、上記撮像手段で撮像された画面か
ら輝度の最大値及び最小値を検出するピーク値検出手段
と、上記ピーク値検出手段で検出された輝度の最大値が
所定の範囲に収まるように上記照明手段の照明量、もし
くは上記撮像手段の露出時間等の露光量を制御する露光
量制御手段と、上記ピーク値検出手段で検出された輝度
の最大値及び最小値に基づいて決定される閾値により、
上記撮像手段により撮像された画面を2値化する2値化
手段と、からなり、上記ピーク値検出手段は、許容され
る撮像装置の浮き、傾きに対してもシェーディングによ
る輝度の低下が所定の許容値以下となる領域から最小値
を検出するように構成されたものであることを特徴とす
る(1)に記載の情報再生システム。
【0172】この構成は、第5の実施の形態における図
22に対応する。即ち、照明手段に対応する照明部11
では撮像するコードを照明し、ピーク値検出手段に対応
するピーク値検出部13では、撮像画面中の第1の領域
から輝度の最大値を、また第2の領域から輝度の最小値
を検出する。ここで、第2の領域は、図23の(B)に
示すように、シェーディングによって最小値が影響され
ることのないように許容される撮像装置の浮き、傾きに
対しても輝度の低下が許容値以下となる領域152を設
定する。そして、2値化手段に対応する2値化部15で
は、検出された輝度の最大/最小値から閾値を算出し、
撮像されたコードを該閾値で2値化する。
【0173】このような構成とすることにより、シェー
ディングによって最小値が影響されることがなくなり、
安定した2値化が可能となり、2値化不良によるマーカ
108の消失や誤マーカ116の発生を防止することが
できる。
【0174】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
マーカの消失や誤マーカの発生によるブロックデータ欠
落の防止、及びマーカ検出処理の削減を可能とした情報
再生システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる情報再生シ
ステムのブロック構成図である。
【図2】第1の実施の形態における代表マーカの探索範
囲を説明するための図である。
【図3】第1の実施の形態におけるコードを構成するブ
ロックの構成例を示す図である。
【図4】(A)は第1の実施の形態における代表マーカ
の検出方法を説明するための図、(B)は第1の実施の
形態における隣接マーカの検出方法を説明するための
図、(C)は第1の実施の形態における代表マーカによ
るパターンドット読取ベクトルの設定方法を説明するた
めの図であり、(D)は第1の実施の形態におけるパタ
ーンドット読取ベクトルの設定方法を説明するための図
である。
【図5】(A)及び(B)はそれぞれ第1の実施の形態
における第2読取基準点の算出方法を説明するための図
であり、(C)は第1の実施の形態におけるブロックス
キップベクトルの算出とパターンドット検出基準点の設
定方法を説明するための図である。
【図6】第1の実施の形態における読取基準値算出動作
のフローチャートである。
【図7】(A)は第1の実施の形態におけるパターンコ
ードのフォーマットを説明するための図であり、(B)
は第1の実施の形態におけるパターンドットによる検出
位置の補正方法を説明するための図である。
【図8】(A)及び(B)はそれぞれ第1の実施の形態
におけるパターンドットの検出と検出位置の補正動作を
説明するための図である。
【図9】(A)乃至(D)はそれぞれ第1の実施の形態
における読取基準値の算出方法を説明するための図であ
る。
【図10】(A)は第1の実施の形態における読取基準
値の算出方法を説明するための図であり、(B)は第1
の実施の形態におけるフレーム内のブロックデータの読
み取り方法を説明するための図である。
【図11】(A)及び(B)はそれぞれ第1の実施の形
態におけるブロックデータの読み取り方法を説明するた
めの図である。
【図12】第1の実施の形態におけるデータ読み取り動
作のフローチャートである。
【図13】(A)は本発明の第2の実施の形態にかかる
情報再生システムのブロック構成図であり、(B)は本
発明の第4の実施の形態にかかる情報再生システムのブ
ロック構成図である。
【図14】(A)乃至(C)はそれぞれ第2の実施の形
態における代表マーカの選択方法を説明するための図で
ある。
【図15】本発明の第3の実施の形態にかかる情報再生
システムのブロック構成図である。
【図16】(A)は第3の実施の形態における方向指示
ドットの検出によるブロック方向の判定方法を説明する
ための図であり、(B)は第3の実施の形態におけるパ
ターンドット検出可否の判定方法を説明するための図で
ある。
【図17】第3の実施の形態におけるパターンドット検
出時のパターンドット読取ベクトルの選択的適用方法を
説明するための図で、(A)は第nフレームにおける読
取基準値の関係を示す図、(B)は読取基準値記憶テー
ブルの記憶構造を示す図であり、(C)は第n+1フレ
ームにおけるパターンドット読取ベクトルの適用を説明
するための図である。
【図18】第3の実施の形態における検出基準点設定時
のブロックスキップベクトルの選択的適用方法を説明す
るための図で、(A)は第nフレームにおける読取基準
値とブロックスキップベクトルを示す図、(B)はブロ
ックスキップベクトル記憶テーブルの記憶構造を示す図
であり、(C)は第n+1フレームにおけるブロックス
キップベクトルの適用を説明するための図である。
【図19】(A)は第4の実施の形態におけるブロック
の配列を示す図であり、(B)はブロックの分割読み取
りを説明するための図である。
【図20】(A)乃至(C)はそれぞれ第4の実施の形
態における分割ブロックの読取基準値算出方法を説明す
るための図である。
【図21】(A)及び(B)はそれぞれ第4の実施の形
態における分割方法を説明するための図である。
【図22】本発明の第5の実施の形態にかかる情報再生
システムのブロック構成図である。
【図23】(A)及び(B)はそれぞ第5の実施の形態
におけるピーク値検出領域を説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 代表マーカ検出部 3 パターンドット(PD)検出部 4 データドット読取点決定部 5 データ読取部 6 データ再生部 11 照明部 12 撮像部 13 ピーク値検出部 14 露光量制御部 15 2値化部 21 マーカ候補検出部 22 代表マーカ選択部 31 隣接マーカ検出部 32 パターンドット読取ベクトル(PDV)算出部 33 PDV記憶部 34 PDフォーマット記憶部 35 PD検出位置補正部 36 PD検出基準点設定部 37 PD位置算出部 38 ブロックスキップベクトル(BSV)算出/記憶
部 41 読取基準値算出部 42 読取基準値記憶部 43 データ読取点算出部 44 分割ブロックデータ読取点算出部 51 分割ブロックデータ結合読取部 101 ブロックヘッダ 102 データドット 104 ブロックデータ 106 パターンドット 108 マーカ 120 代表マーカ 142 データ読取点 146 方向指示ドット 321 パターンドット読取ベクトル(PDV)再算出
部 331 パターンドット読取ベクトル(PDV)選択部 361 パターンドット(PD)検出可否判定部 381 ブロックスキップベクトル(BSV)選択部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生されるべき情報に係るデータの内容
    に応じて配列された複数のデータドットからなるデータ
    コードと、該データドットと所定の位置関係に配置さ
    れ、該データドットの読取点を決定するための複数のパ
    ターンドットからなるパターンコードと、該パターンド
    ットと所定の位置関係に配置され、該パターンドットを
    検出するための、上記データドット及び上記パターンド
    ットとは異なる態様で記録されたマーカと、を少なくと
    も含むブロックを複数個配列して構成された光学的に読
    み取り可能なドットコードの記録された情報記録媒体か
    ら、該ドットコードを光学的に読み取って上記情報を再
    生する情報再生システムにおいて、 上記情報記録媒体から上記ドットコードを撮像する画像
    入力手段と、 上記画像入力手段で撮像された画像から上記マーカを1
    つ検出する代表マーカ検出手段と、 上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
    を基準として上記パターンドットを複数検出するパター
    ンドット検出手段と、 上記パターンドット検出手段で検出された複数のパター
    ンドットの位置に基づいて、上記データドットの読取点
    を決定するデータドット読取点決定手段と、 上記データドット読取点決定手段で決定された読取点に
    おいて各データドットを読み取るデータ読取手段と、 上記データ読取手段で読み取られた各ブロックのデータ
    を結合して上記情報を再生するデータ再生手段と、 を具備することを特徴とする情報再生システム。
  2. 【請求項2】 上記代表マーカ検出手段は、上記画像入
    力手段で読取可能に撮像されたブロックを構成するマー
    カのうち、少なくとも1つを検出できる領域を撮像画面
    内中央部に設定し、該設定された領域内から1つの上記
    マーカを検出するように構成されたものであることを特
    徴とする請求項1に記載の情報再生システム。
  3. 【請求項3】 上記代表マーカ検出手段は、最初に検出
    されたマーカ候補を代表マーカとして設定するように構
    成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の情報再生システム。
  4. 【請求項4】 上記代表マーカ検出手段は、複数のマー
    カ候補を検出し、該検出された各マーカ候補のうち、そ
    の特徴量が所定の目標値に最も近いマーカ候補を代表マ
    ーカとして設定するように構成されたものであることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の情報再生システム。
  5. 【請求項5】 上記代表マーカ検出手段は、複数のマー
    カ候補を検出し、該検出された各マーカ候補のうち、そ
    の位置関係が予め与えられたフォーマットに合致してい
    るマーカ候補を選択し、そのうちの1つを代表マーカと
    して設定するように構成されたものであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の情報再生システム。
  6. 【請求項6】 上記パターンドット検出手段は、 上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
    に基づいて、上記パターンドットを検出する基準位置で
    あるパターンドット検出基準点を設定するパターンドッ
    ト検出基準点設定手段と、 上記パターンコード中の各パターンドットと、上記パタ
    ーンドット検出基準点との位置関係をパターンドットフ
    ォーマットとして記憶するパターンドットフォーマット
    記憶手段と、 上記パターンドット検出基準点から、上記パターンドッ
    トの検出点を求めるためのパターンドット読取ベクトル
    を記憶するパターンドット読取ベクトル記憶手段と、 を含み、上記記憶されたパターンドットフォーマットに
    基づいて、上記パターンドットの検出点を上記パターン
    ドット検出基準点から順に上記パターンドット読取ベク
    トルに従って移動し、上記パターンドットを検出するよ
    うに構成されたものであることを特徴とする請求項1に
    記載の情報再生システム。
  7. 【請求項7】 上記パターンドット検出手段は、パター
    ンドット検出に先だって、パターンドット検出基準点か
    ら上記パターンドット読取ベクトルを1ブロック分延長
    した点が上記画像入力手段で撮像された画面内に存在す
    るか否かを判定するパターンドット検出可否判定手段を
    有することを特徴とする請求項6に記載の情報再生シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記パターンドット検出手段は、 上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
    を基準にして、該代表マーカに隣接するマーカを検出す
    る隣接マーカ検出手段と、 上記代表マーカと上記隣接マーカとからなるマーカ対
    を、上記ブロックを構成するマーカ対の1つに当てはめ
    て、その位置関係からパターンドット読取ベクトルを算
    出するパターンドット読取ベクトル算出手段と、 を有することを特徴とする請求項6に記載の情報再生シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 上記隣接マーカ検出手段は、上記代表マ
    ーカ検出手段で検出された代表マーカの大きさ及び位置
    と、予め与えられた許容スキュー角と、に基づいて決定
    される隣接マーカ検出領域において隣接マーカを検出す
    るように構成されたものであることを特徴とする請求項
    8に記載の情報再生システム。
  10. 【請求項10】 上記パターンドット読取ベクトル算出
    手段は、算出したパターンドット読取ベクトルによって
    パターンドットが検出できない場合、上記代表マーカと
    上記隣接マーカとからなるマーカ対を、上記ブロックを
    構成する他のマーカ対に当てはめ直して、上記パターン
    ドット読取ベクトルを再計算するパターンドット読取ベ
    クトル再算出手段をさらに含むことを特徴とする請求項
    8に記載の情報再生システム。
  11. 【請求項11】 上記パターンドット検出手段は、パタ
    ーンドットが確実に検出できるように、パターンドット
    を検出する毎にパターンドット検出位置を補正するパタ
    ーンドット検出位置補正手段をさらに有することを特徴
    とする請求項6に記載の情報再生システム。
  12. 【請求項12】 上記パターンドット検出手段は、最初
    のパターンドットを検出したときにその重心を算出し、
    算出されたパターンドットの重心位置に基づいてパター
    ンドット検出位置を補正し、再度パターンドットを検出
    し直す手段をさらに有することを特徴とする請求項11
    に記載の情報再生システム。
  13. 【請求項13】 上記パターンドット検出手段は、上記
    パターンドット検出基準点設定手段で設定されたパター
    ンドット検出基準点を共有する複数のパターンコードに
    含まれるパターンドットを検出するように構成されたも
    のであることを特徴とする請求項6に記載の情報再生シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 上記データドット読取点決定手段は、 上記パターンドット検出手段で検出された複数のパター
    ンドットの位置から、最小自乗法により読取基準点、及
    びデータドット単位の読取基準ベクトルを算出する読取
    基準値算出手段と、 上記読取基準値算出手段で算出された読取基準点及び読
    取基準ベクトルにより上記データドットの読取点を算出
    する読取点算出手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報再生シス
    テム。
  15. 【請求項15】 上記読取点算出手段は、複数の読取基
    準点及び読取基準ベクトルを利用して、ブロックデータ
    の読取点を算出するように構成されたものであることを
    特徴とする請求項14に記載の情報再生システム。
  16. 【請求項16】 上記パターンドット検出手段は、 上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
    に基づいて、上記パターンドットを検出する基準位置で
    あるパターンドット検出基準点を設定するパターンドッ
    ト検出基準点設定手段と、 上記パターンコード中の各パターンドットと、上記パタ
    ーンドット検出基準点との位置関係をパターンドットフ
    ォーマットとして記憶するパターンドットフォーマット
    記憶手段と、 上記パターンドット検出基準点から、上記パターンドッ
    トの検出点を求めるためのパターンドット読取ベクトル
    を記憶するパターンドット読取ベクトル記憶手段と、 を含み、上記記憶されたパターンドットフォーマットに
    基づいて、上記パターンドットの検出点を上記パターン
    ドット検出基準点から順に上記パターンドット読取ベク
    トルに従って移動し、上記パターンドットを検出するよ
    うに構成され、 上記パターンドット読取ベクトル記憶手段は、上記読取
    基準値算出手段で算出された読取基準ベクトルを利用し
    てパターンドット読取ベクトルを算出し、記憶するよう
    に構成されたものであることを特徴とする請求項14に
    記載の情報再生システム。
  17. 【請求項17】 上記パターンドット読取ベクトル記憶
    手段は、現撮像画面において、上記読取基準値算出手段
    で算出された読取基準ベクトルを対応する読取基準点と
    関連付けてパターンドット読取ベクトルとして複数記憶
    し、次撮像画面において、パターンドット検出基準点と
    記憶された読取基準点との位置関係に基づいて該記憶さ
    れた複数のパターンドット読取ベクトルを選択的に適用
    するように構成されたものであることを特徴とする請求
    項16に記載の情報再生システム。
  18. 【請求項18】 上記パターンドット検出手段は、 上記代表マーカ検出手段で検出された代表マーカの位置
    に基づいて、上記パターンドットを検出する基準位置で
    あるパターンドット検出基準点を設定するパターンドッ
    ト検出基準点設定手段と、 上記パターンコード中の各パターンドットと、上記パタ
    ーンドット検出基準点との位置関係をパターンドットフ
    ォーマットとして記憶するパターンドットフォーマット
    記憶手段と、 上記パターンドット検出基準点から、上記パターンドッ
    トの検出点を求めるためのパターンドット読取ベクトル
    を記憶するパターンドット読取ベクトル記憶手段と、 を含み、上記記憶されたパターンドットフォーマットに
    基づいて、上記パターンドットの検出点を上記パターン
    ドット検出基準点から順に上記パターンドット読取ベク
    トルに従って移動し、上記パターンドットを検出するよ
    うに構成され、 上記データドット読取点決定手段は、上記パターンドッ
    ト検出手段で検出された複数のパターンドットの位置か
    ら、読取基準点及び読取基準ベクトルを算出する読取基
    準値算出手段を有し、 上記パターンドット検出手段は、上記読取基準値算出手
    段で算出された読取基準ベクトルに基づいてブロックス
    キップベクトルを算出し、これを記憶するブロックスキ
    ップベクトル算出/記憶手段を有し、 上記パターンドット検出基準点設定手段は、上記読取基
    準値算出手段で算出された読取基準点と、上記ブロック
    スキップベクトル算出/記憶手段で算出/記憶されたブ
    ロックスキップベクトルとに基づいて、次のパターンド
    ット検出基準点を設定するように構成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報再生システム。
  19. 【請求項19】 上記ブロックスキップベクトル算出/
    記憶手段は、現撮像画面において、算出されたブロック
    スキップベクトルを対応する読取基準点と関連付けて複
    数記憶し、次撮像画面において、読取基準点と記憶され
    た読取基準点との位置関係に基づいて該記憶された複数
    のブロックスキップベクトルを選択的に適用するように
    構成されたものであることを特徴とする請求項18に記
    載の情報再生システム。
  20. 【請求項20】 上記ドットコードは、同一内容が記録
    されたブロックが数ブロックおきに重複して配置され、
    上記画像入力手段における一撮像画面内で一部が重複し
    て撮像されるように記録され、 上記データドット読取点決定手段は、 上記パターンドット検出手段で検出された複数のパター
    ンドットの位置から、読取基準点及び読取基準ベクトル
    を算出する読取基準値算出手段と、 上記読取基準値算出手段で算出された読取基準点及び読
    取基準ベクトルにより、撮像画面端にかかり一部が欠落
    した同一内容が記録された複数のブロックのデータドッ
    ト読取点を算出する分割ブロックデータ読取点算出手段
    と、 を有し、 上記データ読取手段は、上記分割ブロックデータ読取点
    算出手段で算出された読取点に基づいてデータドットを
    読み取り、分割して読み取ったブロックデータは結合し
    て1つのブロックデータとする分割ブロックデータ結合
    読取手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情
    報再生システム。
  21. 【請求項21】 上記データドット読取点決定手段は、
    撮像画面端にかかり一部が欠落したブロックデータの読
    取点を算出するために、該ブロック及び該ブロック近傍
    のパターンドットの位置から読取基準点及び読取基準ベ
    クトルを算出するように構成されたものであることを特
    徴とする請求項20に記載の情報再生システム。
  22. 【請求項22】 上記分割ブロックデータ読取点算出手
    段は、撮像画面端にかかり一部が欠落したブロックデー
    タの読取点を算出するために、欠落することなく撮像さ
    れたパターンコードから算出された読取基準点及び読取
    基準ベクトルを外挿して適用するように構成されたもの
    であることを特徴とする請求項20に記載の情報再生シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 上記画像入力手段は、 撮像すべきドットコードを照明する照明手段と、 ドットコードを撮像する撮像手段と、 上記撮像手段で撮像された画面から輝度の最大値及び最
    小値を検出するピーク値検出手段と、 上記ピーク値検出手段で検出された輝度の最大値が所定
    の範囲に収まるように上記照明手段の照明量、もしくは
    上記撮像手段の露出時間等の露光量を制御する露光量制
    御手段と、 上記ピーク値検出手段で検出された輝度の最大値及び最
    小値に基づいて決定される閾値により、上記撮像手段に
    より撮像された画面を2値化する2値化手段と、 からなり、 上記ピーク値検出手段は、許容される撮像装置の浮き、
    傾きに対しても正反射による輝度の増加が所定の許容値
    以下となる領域から最大値を検出するように構成された
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の情報再生
    システム。
  24. 【請求項24】 上記画像入力手段は、 撮像すべきドットコードを照明する照明手段と、 ドットコードを撮像する撮像手段と、 上記撮像手段で撮像された画面から輝度の最大値及び最
    小値を検出するピーク値検出手段と、 上記ピーク値検出手段で検出された輝度の最大値が所定
    の範囲に収まるように上記照明手段の照明量、もしくは
    上記撮像手段の露出時間等の露光量を制御する露光量制
    御手段と、 上記ピーク値検出手段で検出された輝度の最大値及び最
    小値に基づいて決定される閾値により、上記撮像手段に
    より撮像された画面を2値化する2値化手段と、 からなり、 上記ピーク値検出手段は、許容される撮像装置の浮き、
    傾きに対してもシェーディングによる輝度の低下が所定
    の許容値以下となる領域から最小値を検出するように構
    成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の
    情報再生システム。
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