JPH11219800A - 荷電粒子加速装置 - Google Patents
荷電粒子加速装置Info
- Publication number
- JPH11219800A JPH11219800A JP2094598A JP2094598A JPH11219800A JP H11219800 A JPH11219800 A JP H11219800A JP 2094598 A JP2094598 A JP 2094598A JP 2094598 A JP2094598 A JP 2094598A JP H11219800 A JPH11219800 A JP H11219800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- axial direction
- base
- accelerator
- tank body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 23
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 15
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 13
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加速器の構成要素を圧力タンクから引き出す作
業を容易にすること。 【解決手段】タンク本体501とタンクベース502と
を備えた圧力タンク5内に加速器の構成要素15を収納
し、構成要素15の一端をタンクベース502に固定す
る。タンク本体501の軸線方向に伸びる可動レール5
30を、タンク本体501の外周部に取り付けたレール
支持装置531によりタンク本体の軸線方向に移動自在
に支持し、可動レール530の一端をタンクベース50
2に固定する。レール支持装置531に設けるベアリン
グとして、ボールやローラなどの転動体を備えたスラス
トベアリングを用い、タンクベース502及び加速器の
構成要素15を僅かな力で移動させることができるよう
にする。
業を容易にすること。 【解決手段】タンク本体501とタンクベース502と
を備えた圧力タンク5内に加速器の構成要素15を収納
し、構成要素15の一端をタンクベース502に固定す
る。タンク本体501の軸線方向に伸びる可動レール5
30を、タンク本体501の外周部に取り付けたレール
支持装置531によりタンク本体の軸線方向に移動自在
に支持し、可動レール530の一端をタンクベース50
2に固定する。レール支持装置531に設けるベアリン
グとして、ボールやローラなどの転動体を備えたスラス
トベアリングを用い、タンクベース502及び加速器の
構成要素15を僅かな力で移動させることができるよう
にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオンや電子など
の荷電粒子を加速する荷電粒子加速装置に関するもので
ある。
の荷電粒子を加速する荷電粒子加速装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】イオンや電子などの荷電粒子を加速する
加速装置は、多くの場合、軸線方向の少くとも一端に開
口部を有するほぼ円筒状のタンク本体と、該タンク本体
の一端側の開口部を閉じる着脱可能なタンクベースとを
有して内部に絶縁ガスが封入される圧力タンクと、該圧
力タンク内に収納されて一端がタンクベースに固定され
た加速器の構成要素とを備えていて、タンクベースをタ
ンク本体から外してタンク本体の軸線方向に移動させる
ことにより加速器の構成要素をタンクベースに片持ちで
支持した状態で外部に引き出し得るように構成されてい
る。
加速装置は、多くの場合、軸線方向の少くとも一端に開
口部を有するほぼ円筒状のタンク本体と、該タンク本体
の一端側の開口部を閉じる着脱可能なタンクベースとを
有して内部に絶縁ガスが封入される圧力タンクと、該圧
力タンク内に収納されて一端がタンクベースに固定され
た加速器の構成要素とを備えていて、タンクベースをタ
ンク本体から外してタンク本体の軸線方向に移動させる
ことにより加速器の構成要素をタンクベースに片持ちで
支持した状態で外部に引き出し得るように構成されてい
る。
【0003】図4は、一例として、イオンビームを用い
て各種の分析を行う分析装置に用いられているタンデム
加速装置を、該分析装置の全体的な構成とともに示した
ものである。
て各種の分析を行う分析装置に用いられているタンデム
加速装置を、該分析装置の全体的な構成とともに示した
ものである。
【0004】図4に示されたタンデム加速装置は、軸線
を共有した状態で配置された低エネルギ側加速管1A及
び高エネルギ側加速管1Bと、両加速管の間に配置され
た荷電変換器2と、荷電変換器2を囲むように設けられ
て低エネルギ側加速管1A及び高エネルギ側加速管1B
の高電位側の端部に接続された高電圧ターミナル3と、
昇圧回路4とを圧力タンク5内に収納した構造を有して
いる。
を共有した状態で配置された低エネルギ側加速管1A及
び高エネルギ側加速管1Bと、両加速管の間に配置され
た荷電変換器2と、荷電変換器2を囲むように設けられ
て低エネルギ側加速管1A及び高エネルギ側加速管1B
の高電位側の端部に接続された高電圧ターミナル3と、
昇圧回路4とを圧力タンク5内に収納した構造を有して
いる。
【0005】図示の昇圧回路4は、高エネルギ側加速管
1Bを間にして径方向に対向する対の弧状の単位電極を
軸線方向に沿って多数個並べたものからなる電極列4A
と、該電極列4Aに径方向から対向するように配置され
た高周波電極4Bと、電極列4Aを構成する一連の単位
電極と高周波電極4Bとの間にそれぞれ形成される浮遊
静電容量とともに、n倍電圧整流回路を構成するように
隣り合う単位電極間に跨がって接続されたダイオードと
を備えた周知のシェンケル回路からなっている。
1Bを間にして径方向に対向する対の弧状の単位電極を
軸線方向に沿って多数個並べたものからなる電極列4A
と、該電極列4Aに径方向から対向するように配置され
た高周波電極4Bと、電極列4Aを構成する一連の単位
電極と高周波電極4Bとの間にそれぞれ形成される浮遊
静電容量とともに、n倍電圧整流回路を構成するように
隣り合う単位電極間に跨がって接続されたダイオードと
を備えた周知のシェンケル回路からなっている。
【0006】高圧タンク5の側面には分岐管部5a,5
aが形成され、これらの分岐管部5a,5aに高周波コ
イル収納タンク6が接続されている。高周波コイル収納
タンク6内には図示しない高周波電源とともに発振回路
を構成する高周波コイルが収納され、該高周波コイルか
ら高周波電極4Bと電極列4Aとの間に高周波電圧が印
加されている。
aが形成され、これらの分岐管部5a,5aに高周波コ
イル収納タンク6が接続されている。高周波コイル収納
タンク6内には図示しない高周波電源とともに発振回路
を構成する高周波コイルが収納され、該高周波コイルか
ら高周波電極4Bと電極列4Aとの間に高周波電圧が印
加されている。
【0007】電極列4Aの高電位側の端部にはターミナ
ル部4A1が設けられ、昇圧回路4の出力電圧が該ターミ
ナル部4A1を通して高電圧ターミナル3と接地間に印加
されている。
ル部4A1が設けられ、昇圧回路4の出力電圧が該ターミ
ナル部4A1を通して高電圧ターミナル3と接地間に印加
されている。
【0008】なお7は高エネルギ側加速管1Bと電極列
4Aとの間に配置されたコロナ放電防止用の電極列であ
る。
4Aとの間に配置されたコロナ放電防止用の電極列であ
る。
【0009】圧力タンク5の外部の大地電位部には、負
イオン源8と質量分析電磁石9と収束レンズやスリット
を含むレンズ系10とが配置され、負イオン源8が発生
した負イオンのうち、質量分析電磁石9により選択され
た所定の負イオンがレンズ系10を通して低エネルギ側
加速管1Aに導入されるようになっている。負イオン源
8から質量分析電磁石9とレンズ系10とを通して与え
られた負イオンは、低エネルギ側加速管1Aにより加速
された後、荷電変換器2により正イオンに変換され、該
正イオンが高エネルギ側加速管1Bにより再度加速され
て高エネルギのイオンビームとして外部に導出される。
イオン源8と質量分析電磁石9と収束レンズやスリット
を含むレンズ系10とが配置され、負イオン源8が発生
した負イオンのうち、質量分析電磁石9により選択され
た所定の負イオンがレンズ系10を通して低エネルギ側
加速管1Aに導入されるようになっている。負イオン源
8から質量分析電磁石9とレンズ系10とを通して与え
られた負イオンは、低エネルギ側加速管1Aにより加速
された後、荷電変換器2により正イオンに変換され、該
正イオンが高エネルギ側加速管1Bにより再度加速され
て高エネルギのイオンビームとして外部に導出される。
【0010】高エネルギ側加速管1Bから導出された高
エネルギイオンビームは、圧力タンク5の外部に配置さ
れたレンズ系11と、偏向電磁石12と、ビームライン
13とを通してターゲットチャンバ14に導かれて、該
ターゲットチャンバ14内のターゲット(試料)に照射
される。
エネルギイオンビームは、圧力タンク5の外部に配置さ
れたレンズ系11と、偏向電磁石12と、ビームライン
13とを通してターゲットチャンバ14に導かれて、該
ターゲットチャンバ14内のターゲット(試料)に照射
される。
【0011】図5は従来の加速装置で用いられていた圧
力タンク5を示したもので、この圧力タンクは、円筒状
に形成されたタンク本体501と、タンク本体501の
軸線方向の一端側の開口部を気密に閉じる着脱可能な円
板状のタンクベース502と、タンク本体501の軸線
方向の他端側の開口部を閉じるカップ状のエンドカバー
503とを備えている。タンク本体501は、加速装置
の設置場所の床面F上に配置された基台504に回動軸
505を介して支持されたベース板506の上に固定さ
れ、タンクベース502は車輪507を備えた台車50
8に支持されている。ベース板506の下部には車輪5
09が取り付けられていて、圧力タンク5をベース板5
06とともに回動軸505を中心に回動させることによ
り、該圧力タンク5の向きを変えることができるように
なっている。
力タンク5を示したもので、この圧力タンクは、円筒状
に形成されたタンク本体501と、タンク本体501の
軸線方向の一端側の開口部を気密に閉じる着脱可能な円
板状のタンクベース502と、タンク本体501の軸線
方向の他端側の開口部を閉じるカップ状のエンドカバー
503とを備えている。タンク本体501は、加速装置
の設置場所の床面F上に配置された基台504に回動軸
505を介して支持されたベース板506の上に固定さ
れ、タンクベース502は車輪507を備えた台車50
8に支持されている。ベース板506の下部には車輪5
09が取り付けられていて、圧力タンク5をベース板5
06とともに回動軸505を中心に回動させることによ
り、該圧力タンク5の向きを変えることができるように
なっている。
【0012】圧力タンク5内には、図4に示された低エ
ネルギ側加速管1A及び高エネルギ側加速管1Bと荷電
変換器2と高電圧ターミナル3と昇圧回路4とを含む加
速器の構成要素15が収納され、該構成要素15の軸線
方向の一端(タンデム加速装置の場合には高エネルギ側
加速管1Bの出口側の端部)がタンクベース502に固
定されて支持されている。エンドカバー503の中心部
にはレンズ系10を接続するための接続口510が設け
られ、タンクベース502の中心部にはレンズ系11を
接続するための接続口511が設けられている。
ネルギ側加速管1A及び高エネルギ側加速管1Bと荷電
変換器2と高電圧ターミナル3と昇圧回路4とを含む加
速器の構成要素15が収納され、該構成要素15の軸線
方向の一端(タンデム加速装置の場合には高エネルギ側
加速管1Bの出口側の端部)がタンクベース502に固
定されて支持されている。エンドカバー503の中心部
にはレンズ系10を接続するための接続口510が設け
られ、タンクベース502の中心部にはレンズ系11を
接続するための接続口511が設けられている。
【0013】この種の加速装置では、圧力タンク5内に
収納される加速器の構成要素15の一端を固定したタン
クベース502が、構成要素15の各部の位置出しをす
るための基準となっていて、該タンクベース502のフ
ランジ部のボルト挿通孔をタンク本体501側のフラン
ジのネジ孔に整合させて、ボルトによりタンクベース5
02をタンク本体501に締結した際に、加速器の構成
要素15の各部がタンク内で自動的に所定の位置に配置
されるようになっている。
収納される加速器の構成要素15の一端を固定したタン
クベース502が、構成要素15の各部の位置出しをす
るための基準となっていて、該タンクベース502のフ
ランジ部のボルト挿通孔をタンク本体501側のフラン
ジのネジ孔に整合させて、ボルトによりタンクベース5
02をタンク本体501に締結した際に、加速器の構成
要素15の各部がタンク内で自動的に所定の位置に配置
されるようになっている。
【0014】図4及び図5に示した加速装置において、
圧力タンク5内に収納された加速器の構成要素15の保
守点検を行う際には、レンズ系10とエンドカバー50
3との結合及びレンズ系11とタンクベース502との
結合を解除した後、圧力タンク5を回動軸505を中心
に回動させて、タンクベース502がレンズ系11と干
渉しないように圧力タンクの向きを変える。そして、タ
ンクベース502のフランジをタンク本体501に結合
している多数のボルトを外した後、人力で台車508を
移動させることによりタンクベース502を加速器の構
成要素とともに直線移動させて、該構成要素をタンクの
外部に引き出す。この場合、タンク本体から引き出す構
造物の重量は通常1トン近くあるため、その引き出し作
業には大勢の人手を必要とする。またタンクベース50
2に片持ちで支持された加速器の構成要素15をタンク
本体501から引き出す際には、引き出す過程で構成要
素15の軸線がタンク本体501の軸線に対して傾い
て、該構成要素15がタンク本体501の内面に接触す
ることがないようにするために、構成要素15の両側に
多くの人員を配置して構成要素15に手を添える必要が
あるため、構成要素の引出しを行うために多くの人員を
必要とする。
圧力タンク5内に収納された加速器の構成要素15の保
守点検を行う際には、レンズ系10とエンドカバー50
3との結合及びレンズ系11とタンクベース502との
結合を解除した後、圧力タンク5を回動軸505を中心
に回動させて、タンクベース502がレンズ系11と干
渉しないように圧力タンクの向きを変える。そして、タ
ンクベース502のフランジをタンク本体501に結合
している多数のボルトを外した後、人力で台車508を
移動させることによりタンクベース502を加速器の構
成要素とともに直線移動させて、該構成要素をタンクの
外部に引き出す。この場合、タンク本体から引き出す構
造物の重量は通常1トン近くあるため、その引き出し作
業には大勢の人手を必要とする。またタンクベース50
2に片持ちで支持された加速器の構成要素15をタンク
本体501から引き出す際には、引き出す過程で構成要
素15の軸線がタンク本体501の軸線に対して傾い
て、該構成要素15がタンク本体501の内面に接触す
ることがないようにするために、構成要素15の両側に
多くの人員を配置して構成要素15に手を添える必要が
あるため、構成要素の引出しを行うために多くの人員を
必要とする。
【0015】保守点検を終了した後は、上記と逆の作業
により加速器の構成要素をタンク内に収納して、タンク
ベースをタンク本体に締結する。
により加速器の構成要素をタンク内に収納して、タンク
ベースをタンク本体に締結する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
加速装置では、圧力タンク内に収納された中身を引き出
す際の位置ずれの防止と、引き出した中身をタンク内に
挿入する際の位置合わせ再現とが難しく、これらの作業
に多くの人手を必要とするため、保守点検の際に多くの
手間がかかり、保守点検に要するコストが非常に高くな
るのを避けられなかった。
加速装置では、圧力タンク内に収納された中身を引き出
す際の位置ずれの防止と、引き出した中身をタンク内に
挿入する際の位置合わせ再現とが難しく、これらの作業
に多くの人手を必要とするため、保守点検の際に多くの
手間がかかり、保守点検に要するコストが非常に高くな
るのを避けられなかった。
【0017】また従来の加速装置では、タンクベース5
02を支持した台車508を加速装置の設置場所の床面
Fの上で移動させる必要があったため、加速器の構成要
素をタンクベース502とともに、タンク本体501の
中心軸線に沿って円滑に引き出すことを可能にするため
に、床面Fを高精度で水平面とするための工事を行なう
必要があり、加速装置を設置する際に要するコストが高
くなるという問題があった。
02を支持した台車508を加速装置の設置場所の床面
Fの上で移動させる必要があったため、加速器の構成要
素をタンクベース502とともに、タンク本体501の
中心軸線に沿って円滑に引き出すことを可能にするため
に、床面Fを高精度で水平面とするための工事を行なう
必要があり、加速装置を設置する際に要するコストが高
くなるという問題があった。
【0018】更に、従来の加速装置では、加速器の構成
要素をタンク本体内に挿入する際に、タンクベースを元
通りの位置に戻すことが困難であるため、加速器の構成
要素をタンク本体内に戻してタンクベースをタンク本体
にネジ結合する際には、タンクベースのフランジ部に設
けられたネジ挿通孔とタンク本体側に設けられたネジ孔
とを整合させるための位置合わせを行なう必要がある。
タンクベースと該タンクベースに固定された加速器の構
成要素とからなる構造物は相当の重量物であるため、こ
の位置合わせ作業は容易ではなかった。
要素をタンク本体内に挿入する際に、タンクベースを元
通りの位置に戻すことが困難であるため、加速器の構成
要素をタンク本体内に戻してタンクベースをタンク本体
にネジ結合する際には、タンクベースのフランジ部に設
けられたネジ挿通孔とタンク本体側に設けられたネジ孔
とを整合させるための位置合わせを行なう必要がある。
タンクベースと該タンクベースに固定された加速器の構
成要素とからなる構造物は相当の重量物であるため、こ
の位置合わせ作業は容易ではなかった。
【0019】なおタンクベースの移動方向を一定とする
ために、床面Fにレールを敷設して、台車508の車輪
を該レールに沿って転動させるようにすることも考えら
れるが、床面にレールを敷設すると設備費が高くなるだ
けでなく、該レールが日常の作業時に邪魔になって、作
業者がレールにつまずくなどの問題が生じるため好まし
くない。
ために、床面Fにレールを敷設して、台車508の車輪
を該レールに沿って転動させるようにすることも考えら
れるが、床面にレールを敷設すると設備費が高くなるだ
けでなく、該レールが日常の作業時に邪魔になって、作
業者がレールにつまずくなどの問題が生じるため好まし
くない。
【0020】上記の説明では、イオンを加速するタンデ
ム加速器を例にとったが、上記と同様の圧力タンクの構
造が採用される電子線加速装置等においても上記と同様
の問題が生じる。
ム加速器を例にとったが、上記と同様の圧力タンクの構
造が採用される電子線加速装置等においても上記と同様
の問題が生じる。
【0021】本発明の目的は、多くの人手を要すること
なく、設置場所の床面の精度の如何に係わりなく、また
床面にレールを敷設することなく、タンクベースに支持
された加速器の構成要素をタンク本体の中心軸線に沿っ
て容易に引き出すことができるようにした荷電粒子加速
装置を提供することにある。
なく、設置場所の床面の精度の如何に係わりなく、また
床面にレールを敷設することなく、タンクベースに支持
された加速器の構成要素をタンク本体の中心軸線に沿っ
て容易に引き出すことができるようにした荷電粒子加速
装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線方向の少
くとも一端に開口部を有するほぼ円筒状のタンク本体と
該タンク本体の一端側の開口部を閉じる着脱可能なタン
クベースとを有して内部に絶縁ガスが封入される圧力タ
ンクと、該圧力タンク内に収納されて一端がタンクベー
スに固定された加速器の構成要素とを備えて、タンクベ
ースをタンク本体から外してタンク本体の軸線方向に移
動させることにより加速器の構成要素をタンクベースに
片持ちで支持した状態で外部に引き出し得るように構成
されている荷電粒子加速装置を対象とする。
くとも一端に開口部を有するほぼ円筒状のタンク本体と
該タンク本体の一端側の開口部を閉じる着脱可能なタン
クベースとを有して内部に絶縁ガスが封入される圧力タ
ンクと、該圧力タンク内に収納されて一端がタンクベー
スに固定された加速器の構成要素とを備えて、タンクベ
ースをタンク本体から外してタンク本体の軸線方向に移
動させることにより加速器の構成要素をタンクベースに
片持ちで支持した状態で外部に引き出し得るように構成
されている荷電粒子加速装置を対象とする。
【0023】本発明においては、タンク本体の外周部付
近に該タンク本体の軸線方向に沿って伸びる可動レール
を設けて、該可動レールをタンク本体の外周部に固定さ
れたレール支持装置により該タンク本体の軸線方向に移
動自在に支持する。レール支持装置は、可動レールをタ
ンク本体の軸線方向にのみ変位させ得るように拘束した
状態でスラストベアリングを介してスライド自在に支持
するように構成する。可動レールの一端にタンクベース
を固定して、該タンクベースを可動レールとともにタン
ク本体の軸線方向に沿って往復移動させることができる
ようにする。
近に該タンク本体の軸線方向に沿って伸びる可動レール
を設けて、該可動レールをタンク本体の外周部に固定さ
れたレール支持装置により該タンク本体の軸線方向に移
動自在に支持する。レール支持装置は、可動レールをタ
ンク本体の軸線方向にのみ変位させ得るように拘束した
状態でスラストベアリングを介してスライド自在に支持
するように構成する。可動レールの一端にタンクベース
を固定して、該タンクベースを可動レールとともにタン
ク本体の軸線方向に沿って往復移動させることができる
ようにする。
【0024】なおスラストベアリングは、可動レールを
軸線方向に移動自在に支持するベアリングで、このベア
リングとしては、ボールまたはローラからなる転動体を
備えたものを用いる。
軸線方向に移動自在に支持するベアリングで、このベア
リングとしては、ボールまたはローラからなる転動体を
備えたものを用いる。
【0025】上記のように、タンク本体の外周部付近を
該タンク本体の軸線方向に伸びる可動レールと、該可動
レールをタンク本体の軸線方向にのみ変位し得るように
拘束した状態でスラストベアリングを介して往復移動自
在に支持するレール支持装置とを設けて、該レール支持
装置により移動自在に支持された可動レールにタンクベ
ースを固定する構造にすると、タンクベースをタンク本
体から切り離した状態で、タンクベースに僅かな力を加
えるだけで、タンクベースを可動レール及び加速器の構
成要素とともに、タンク本体の軸線方向に容易に移動さ
せることができる。
該タンク本体の軸線方向に伸びる可動レールと、該可動
レールをタンク本体の軸線方向にのみ変位し得るように
拘束した状態でスラストベアリングを介して往復移動自
在に支持するレール支持装置とを設けて、該レール支持
装置により移動自在に支持された可動レールにタンクベ
ースを固定する構造にすると、タンクベースをタンク本
体から切り離した状態で、タンクベースに僅かな力を加
えるだけで、タンクベースを可動レール及び加速器の構
成要素とともに、タンク本体の軸線方向に容易に移動さ
せることができる。
【0026】また上記のように構成すると、タンクベー
スと可動レールとの機械的な結合、及びタンクベースと
加速器の構成要素との結合を十分に強固にしておくこと
により、加速器の構成要素を引き出す際に、該構成要素
の中心軸線がタンク本体の中心軸線に対して大きく傾く
のを防ぐことができるため、加速器の構成要素を特に支
えることなく、タンク外に引き出すことができる。
スと可動レールとの機械的な結合、及びタンクベースと
加速器の構成要素との結合を十分に強固にしておくこと
により、加速器の構成要素を引き出す際に、該構成要素
の中心軸線がタンク本体の中心軸線に対して大きく傾く
のを防ぐことができるため、加速器の構成要素を特に支
えることなく、タンク外に引き出すことができる。
【0027】上記のように、本発明によれば、加速器の
構成要素をタンクから引き出す作業と、該構成要素をタ
ンク内に挿入する作業とを、僅かな力で行なうことがで
き、また加速器の構成要素の引き出し及び挿入を行なう
際に、該構成要素を支える必要がないため、従来よりも
大幅に少ない人員で保守点検作業を行なうことができ、
保守点検に要するコストを安くすることができる。
構成要素をタンクから引き出す作業と、該構成要素をタ
ンク内に挿入する作業とを、僅かな力で行なうことがで
き、また加速器の構成要素の引き出し及び挿入を行なう
際に、該構成要素を支える必要がないため、従来よりも
大幅に少ない人員で保守点検作業を行なうことができ、
保守点検に要するコストを安くすることができる。
【0028】またタンクベースを移動自在に支持する可
動レールは、タンク本体に設けられたレール支持装置に
より支持されるため、加速装置の設置場所の床面の精度
は可動レールの移動に影響を及ぼさない。そのため、加
速装置を設置する際に、設置場所の床面の精度を高める
ための工事を省略することができ、加速装置の設置に要
するコストの低減を図ることができる。
動レールは、タンク本体に設けられたレール支持装置に
より支持されるため、加速装置の設置場所の床面の精度
は可動レールの移動に影響を及ぼさない。そのため、加
速装置を設置する際に、設置場所の床面の精度を高める
ための工事を省略することができ、加速装置の設置に要
するコストの低減を図ることができる。
【0029】上記可動レールは、1本だけ設けてもよ
く、複数本設けてもよい。可動レールを1本だけ設ける
場合には、該可動レールをタンク本体の最下部の外周に
沿って該タンク本体の軸線方向に伸びるように設けて、
該可動レールをタンク本体の下部に固定したレール支持
装置によりタンク本体の軸線方向に移動自在に支持し、
該可動レールの一端をタンクベースの下部に固定する。
く、複数本設けてもよい。可動レールを1本だけ設ける
場合には、該可動レールをタンク本体の最下部の外周に
沿って該タンク本体の軸線方向に伸びるように設けて、
該可動レールをタンク本体の下部に固定したレール支持
装置によりタンク本体の軸線方向に移動自在に支持し、
該可動レールの一端をタンクベースの下部に固定する。
【0030】このように、可動レールを1本だけ設ける
ようにすると、タンクベースの支持機構の構成の簡素化
を図ることができる。ただし、この場合には、1本の可
動レールによりタンクベースと該タンクベースに固定さ
れた加速器の構成要素とを支えることになるので、可動
レール及びレール支持装置の機械的強度を十分に高くし
ておく必要がある。
ようにすると、タンクベースの支持機構の構成の簡素化
を図ることができる。ただし、この場合には、1本の可
動レールによりタンクベースと該タンクベースに固定さ
れた加速器の構成要素とを支えることになるので、可動
レール及びレール支持装置の機械的強度を十分に高くし
ておく必要がある。
【0031】また本発明の好ましい態様では、タンク本
体の外周部付近を該タンク本体の軸線方向に沿って伸び
る可動レールを1対設けて、該1対の可動レールをタン
ク本体の中心軸線を含む垂直面の両側に対称に配置し、
該1対の可動レールを、タンク本体の外周部に固定した
レール支持装置により該タンク本体の軸線方向に移動自
在に支持する。この場合も、レール支持装置は、各可動
レールをタンク本体の軸線方向にのみ変位させ得るよう
に拘束した状態でベアリングを介してスライド自在に支
持するように構成し、1対の可動レールのそれぞれの一
端をタンクベースに固定する。
体の外周部付近を該タンク本体の軸線方向に沿って伸び
る可動レールを1対設けて、該1対の可動レールをタン
ク本体の中心軸線を含む垂直面の両側に対称に配置し、
該1対の可動レールを、タンク本体の外周部に固定した
レール支持装置により該タンク本体の軸線方向に移動自
在に支持する。この場合も、レール支持装置は、各可動
レールをタンク本体の軸線方向にのみ変位させ得るよう
に拘束した状態でベアリングを介してスライド自在に支
持するように構成し、1対の可動レールのそれぞれの一
端をタンクベースに固定する。
【0032】上記のように、1対の可動レールを、タン
ク本体の中心軸線を含む垂直面の両側に対象に配置する
構造にすると、各可動レール及びレール支持装置の機械
的強度をそれ程高くすることなく、タンクベース及び該
タンクベースに固定された加速器の構成要素を安定に支
持することができる。
ク本体の中心軸線を含む垂直面の両側に対象に配置する
構造にすると、各可動レール及びレール支持装置の機械
的強度をそれ程高くすることなく、タンクベース及び該
タンクベースに固定された加速器の構成要素を安定に支
持することができる。
【0033】本発明において、タンク本体の形状を「ほ
ぼ円筒状」としたのは、該タンク本体が全体として円筒
状または円筒に近い形状(円筒形をベースとした形状)
を有していればよいとの趣旨であり、該タンク本体の外
面に高周波コイルを収納したタンクを接続するための分
岐管部や吊り耳等の付属物が必要に応じて取り付けられ
た結果、該タンク本体の形状が厳密な意味での円筒形か
らは多少外れることになるのを何等妨げないとの趣旨で
ある。
ぼ円筒状」としたのは、該タンク本体が全体として円筒
状または円筒に近い形状(円筒形をベースとした形状)
を有していればよいとの趣旨であり、該タンク本体の外
面に高周波コイルを収納したタンクを接続するための分
岐管部や吊り耳等の付属物が必要に応じて取り付けられ
た結果、該タンク本体の形状が厳密な意味での円筒形か
らは多少外れることになるのを何等妨げないとの趣旨で
ある。
【0034】
【発明の実施の形態】以下図4に示したタンデム加速装
置に本発明を適用した場合を例にとって、本発明の実施
形態を説明する。
置に本発明を適用した場合を例にとって、本発明の実施
形態を説明する。
【0035】図1は、本発明に係わる加速装置の構成例
を示したもので、同図において、501は円筒状に形成
されたタンク本体、502は、タンク本体501の軸線
方向の一端側の開口部を気密に閉じる着脱可能な円板状
のタンクベース、503はタンク本体501の軸線方向
の他端側の開口部を閉じるカップ状のエンドカバーであ
る。
を示したもので、同図において、501は円筒状に形成
されたタンク本体、502は、タンク本体501の軸線
方向の一端側の開口部を気密に閉じる着脱可能な円板状
のタンクベース、503はタンク本体501の軸線方向
の他端側の開口部を閉じるカップ状のエンドカバーであ
る。
【0036】タンク本体501は、加速装置の設置場所
の床面上に配置された基台504に回動軸(図1には図
示せず)を介して支持されたベース板506の上に固定
具520を介して固定されている。ベース板506の下
部には車輪509が取り付けられ、基台504の端部に
は、車輪509を支える鉄板521が取り付けられてい
る。タンク本体501を支持したベース板506は、車
輪509により支えられて、図示しない回動軸を中心に
一定の角度回動し得るようになっており、このベース板
の回動により、圧力タンク5の向きを変えることができ
るようになっている。
の床面上に配置された基台504に回動軸(図1には図
示せず)を介して支持されたベース板506の上に固定
具520を介して固定されている。ベース板506の下
部には車輪509が取り付けられ、基台504の端部に
は、車輪509を支える鉄板521が取り付けられてい
る。タンク本体501を支持したベース板506は、車
輪509により支えられて、図示しない回動軸を中心に
一定の角度回動し得るようになっており、このベース板
の回動により、圧力タンク5の向きを変えることができ
るようになっている。
【0037】図1に示した例では、タンクベース502
に1対の可動レール530,530が取り付けられてい
る。1対の可動レール530,530は、タンク本体5
01の中心軸線を含む垂直面の両側に対称に配置されて
タンク本体501の外周部付近を該タンク本体の軸線方
向に沿って伸びるように設けられて、それぞれの一端が
タンクベース502に溶接などにより固定されている。
タンクベース502に固定された1対の可動レール53
0,530は、タンク本体501の外周部に固定された
レール支持装置531,531によりタンク本体501
の軸線方向に移動自在に支持されている。
に1対の可動レール530,530が取り付けられてい
る。1対の可動レール530,530は、タンク本体5
01の中心軸線を含む垂直面の両側に対称に配置されて
タンク本体501の外周部付近を該タンク本体の軸線方
向に沿って伸びるように設けられて、それぞれの一端が
タンクベース502に溶接などにより固定されている。
タンクベース502に固定された1対の可動レール53
0,530は、タンク本体501の外周部に固定された
レール支持装置531,531によりタンク本体501
の軸線方向に移動自在に支持されている。
【0038】可動レール530,530の形状は種々考
えられるが、図示の可動レール530,530は、断面
が矩形状を呈する長尺のビームからなっていて、180
度の角度間隔を持った対称位置に、水平方向に相対する
状態で配置されている。
えられるが、図示の可動レール530,530は、断面
が矩形状を呈する長尺のビームからなっていて、180
度の角度間隔を持った対称位置に、水平方向に相対する
状態で配置されている。
【0039】1対の可動レール530,530をそれぞ
れ支持するレール支持装置531,531は、可動レー
ル530,530と同様に、180度離れた対称位置に
配置されてタンク本体501の外周面に固定されてい
る。
れ支持するレール支持装置531,531は、可動レー
ル530,530と同様に、180度離れた対称位置に
配置されてタンク本体501の外周面に固定されてい
る。
【0040】各レール支持装置531は、タンク本体の
軸線方向に長く伸びていて可動レール530を受け入れ
るように形成された溝を内部に有する長尺のガイド部材
531aと、ガイド部材531aの溝内に挿入された可
動レール530を、タンク本体の軸線方向にのみ直線変
位させように拘束した状態で該溝内でガイド部材531
aに対してスライド自在に支持するスラスト軸受とを備
えたものである。可動レール530を僅かな力で変位さ
せることができるようにするため、スラスト軸受として
は、ボールやローラなどの転動体を備えたものを使用す
る。
軸線方向に長く伸びていて可動レール530を受け入れ
るように形成された溝を内部に有する長尺のガイド部材
531aと、ガイド部材531aの溝内に挿入された可
動レール530を、タンク本体の軸線方向にのみ直線変
位させように拘束した状態で該溝内でガイド部材531
aに対してスライド自在に支持するスラスト軸受とを備
えたものである。可動レール530を僅かな力で変位さ
せることができるようにするため、スラスト軸受として
は、ボールやローラなどの転動体を備えたものを使用す
る。
【0041】図示してないが、タンク本体501は、レ
ール支持装置531と干渉しない位置に図4に示した例
に設けられた分岐管部5a,5aと同様の分岐管部を備
えていて、該分岐管部に高周波コイルを収納したタンク
6が接続されるようになっている。
ール支持装置531と干渉しない位置に図4に示した例
に設けられた分岐管部5a,5aと同様の分岐管部を備
えていて、該分岐管部に高周波コイルを収納したタンク
6が接続されるようになっている。
【0042】図4に示した加速管1A,1B、荷電変換
器2、高電圧ターミナル3及び昇圧回路4を含む加速器
の構成要素15は、その中心軸線をタンクベース502
の中心軸線に一致させた状態で配置されて、その軸線方
向の一端がタンクベース502に固定される。
器2、高電圧ターミナル3及び昇圧回路4を含む加速器
の構成要素15は、その中心軸線をタンクベース502
の中心軸線に一致させた状態で配置されて、その軸線方
向の一端がタンクベース502に固定される。
【0043】タンクベース502はその外周寄りの部分
(フランジ部)に等角度間隔で配置された多数のボルト
挿通孔h1 を有し、タンク本体501側には、タンクベ
ース502が該タンク本体501の一端の端面に当接さ
れた際に各ボルト挿通孔h1に整合するネジ孔h2 が形
成されている。
(フランジ部)に等角度間隔で配置された多数のボルト
挿通孔h1 を有し、タンク本体501側には、タンクベ
ース502が該タンク本体501の一端の端面に当接さ
れた際に各ボルト挿通孔h1に整合するネジ孔h2 が形
成されている。
【0044】タンクベース502は、加速器の構成要素
10を片持ちで支持した状態で可動レール530ととも
にタンク本体501側に移動させられて、図示しないパ
ッキンを介してタンク本体501の一端側の端面に当接
される。この状態で各ボルト挿通孔h1 を通してネジ孔
h2 にボルトが螺合されて、該ボルトによりタンクベー
ス502がタンク本体501に締結される。このように
してタンクベース502をタンク本体501に締結した
状態で、加速器の構成要素15がタンク5内に同軸的に
配置され、該構成要素15の軸線方向の他端側(加速器
の低電位側の端部)がエンドカバー503に設けられた
イオン導入部に接続される。圧力タンク5内にはSF6
ガス等の絶縁ガスが所定の圧力で封入される。
10を片持ちで支持した状態で可動レール530ととも
にタンク本体501側に移動させられて、図示しないパ
ッキンを介してタンク本体501の一端側の端面に当接
される。この状態で各ボルト挿通孔h1 を通してネジ孔
h2 にボルトが螺合されて、該ボルトによりタンクベー
ス502がタンク本体501に締結される。このように
してタンクベース502をタンク本体501に締結した
状態で、加速器の構成要素15がタンク5内に同軸的に
配置され、該構成要素15の軸線方向の他端側(加速器
の低電位側の端部)がエンドカバー503に設けられた
イオン導入部に接続される。圧力タンク5内にはSF6
ガス等の絶縁ガスが所定の圧力で封入される。
【0045】上記の加速装置において、圧力タンク5内
に収納された加速器の構成要素15の保守点検を行う際
には、レンズ系10とエンドカバー503との結合及び
レンズ系11とタンクベース502との結合を解除し、
タンク本体501に接続されている高周波コイル収納タ
ンク6(図4参照)を外した後、圧力タンク5を支持し
たベース板506を図示しない回動軸を中心に回動させ
て、タンクベースがレンズ系11と干渉しないように圧
力タンクの向きを変える。そして、タンクベース502
のフランジ部をタンク本体501に結合している多数の
ボルトを外した後、タンクベース502を可動レール5
30,530とともに、タンク本体501から離れる側
に移動させ、加速器の構成要素15をタンクベース50
2に片持ちで支持した状態でタンク本体501の外部に
引き出す。加速器の構成要素の保守点検が終了した後、
該構成要素を支持したタンクベース502を可動レール
530とともにタンク本体501側に移動させて、タン
ク本体501の端面に当接させ、タンクベース502を
タンク本体501にボルトで締結する。
に収納された加速器の構成要素15の保守点検を行う際
には、レンズ系10とエンドカバー503との結合及び
レンズ系11とタンクベース502との結合を解除し、
タンク本体501に接続されている高周波コイル収納タ
ンク6(図4参照)を外した後、圧力タンク5を支持し
たベース板506を図示しない回動軸を中心に回動させ
て、タンクベースがレンズ系11と干渉しないように圧
力タンクの向きを変える。そして、タンクベース502
のフランジ部をタンク本体501に結合している多数の
ボルトを外した後、タンクベース502を可動レール5
30,530とともに、タンク本体501から離れる側
に移動させ、加速器の構成要素15をタンクベース50
2に片持ちで支持した状態でタンク本体501の外部に
引き出す。加速器の構成要素の保守点検が終了した後、
該構成要素を支持したタンクベース502を可動レール
530とともにタンク本体501側に移動させて、タン
ク本体501の端面に当接させ、タンクベース502を
タンク本体501にボルトで締結する。
【0046】タンクベース502は、ボールやローラな
どの転動体を用いたスラストベアリングによりスライド
自在に支持された可動レールに取り付けられているた
め、加速器の構成要素15を支持した状態でも、わずか
な力で動かすことができる。またタンクベースを支持し
た可動レール530はレール支持機構531により、タ
ンク本体501の軸線方向にのみ変位し得るように拘束
されているため、加速器の構成要素15を引き出す過程
で、該構成要素15の軸線がタンク本体501の軸線に
対して傾いてタンク本体501の内面に接触することは
ない。従って、タンクの中身を引き出す際に加速器の構
成要素15に人手を添えることは必要でなくなり、その
引き出し作業は少ない人員で行うことができるようにな
る。
どの転動体を用いたスラストベアリングによりスライド
自在に支持された可動レールに取り付けられているた
め、加速器の構成要素15を支持した状態でも、わずか
な力で動かすことができる。またタンクベースを支持し
た可動レール530はレール支持機構531により、タ
ンク本体501の軸線方向にのみ変位し得るように拘束
されているため、加速器の構成要素15を引き出す過程
で、該構成要素15の軸線がタンク本体501の軸線に
対して傾いてタンク本体501の内面に接触することは
ない。従って、タンクの中身を引き出す際に加速器の構
成要素15に人手を添えることは必要でなくなり、その
引き出し作業は少ない人員で行うことができるようにな
る。
【0047】このように、本発明によれば、タンクベー
スを加速器の構成要素とともに僅かな力で移動させて引
き出すことができ、また加速器の構成要素を引き出す際
に該構成要素を支える必要もないため、加速器の構成要
素を引き出す作業を少ない人員で行うことができ、保守
点検を容易にすることができる。
スを加速器の構成要素とともに僅かな力で移動させて引
き出すことができ、また加速器の構成要素を引き出す際
に該構成要素を支える必要もないため、加速器の構成要
素を引き出す作業を少ない人員で行うことができ、保守
点検を容易にすることができる。
【0048】なお加速器の構成要素15を引き出す際に
は、該構成要素の引出し量(タンク本体から引き出され
た部分の長さ)を、レール支持装置531による可動レ
ール530の支持に支障を来さない範囲に制限する必要
がある。加速器の構成要素15の引出し量の最大値は、
レール支持装置531の構造により異なるが、定期的に
行われる保守点検の際には、加速器の構成要素15の全
体を引き出す必要はなく、該構成要素15の全長のほぼ
1/2程度を引き出せば十分である。この程度の引出し
量であれば、レール支持装置による可動レールの支持に
支障を来さないので、特に問題はない。
は、該構成要素の引出し量(タンク本体から引き出され
た部分の長さ)を、レール支持装置531による可動レ
ール530の支持に支障を来さない範囲に制限する必要
がある。加速器の構成要素15の引出し量の最大値は、
レール支持装置531の構造により異なるが、定期的に
行われる保守点検の際には、加速器の構成要素15の全
体を引き出す必要はなく、該構成要素15の全長のほぼ
1/2程度を引き出せば十分である。この程度の引出し
量であれば、レール支持装置による可動レールの支持に
支障を来さないので、特に問題はない。
【0049】上記の例では、1対の可動レール530,
530を180度離れた対称位置に配置しているが、図
2に示したように、1対の可動レール530,530、
及び両可動レールを支持するレール支持装置531,5
31を、水平方向に対して所定の角度θだけ下方に偏位
させた状態で対称配置するようにしてもよい。図2に示
した例では、可動レール530及びレール支持装置53
1の水平方向に対する偏位角θを45度としている。
530を180度離れた対称位置に配置しているが、図
2に示したように、1対の可動レール530,530、
及び両可動レールを支持するレール支持装置531,5
31を、水平方向に対して所定の角度θだけ下方に偏位
させた状態で対称配置するようにしてもよい。図2に示
した例では、可動レール530及びレール支持装置53
1の水平方向に対する偏位角θを45度としている。
【0050】図2に示した例では、タンク本体501の
側面に、水平方向に突出した分岐管部5a,5aが設け
られ、高周波電源を収納したタンク16の上に支持され
た高周波コイル収納タンク6が分岐管部5a,5aに接
続されている。
側面に、水平方向に突出した分岐管部5a,5aが設け
られ、高周波電源を収納したタンク16の上に支持され
た高周波コイル収納タンク6が分岐管部5a,5aに接
続されている。
【0051】図2に示した例において、高圧タンク5の
支持構造は図1に示した例と同様であり、該高圧タンク
は、基台504の上に回動軸505を介して回動可能に
支持されたベース板506の上に固定されている。
支持構造は図1に示した例と同様であり、該高圧タンク
は、基台504の上に回動軸505を介して回動可能に
支持されたベース板506の上に固定されている。
【0052】図1及び図2に示したように、タンク本体
の中心軸線を含む垂直面の両側の対称位置に可動レール
を1対設けるようにすると、各可動レール及びレール支
持装置の機械的強度をそれ程高くすることなく、タンク
ベース502及び該タンクベースに固定された加速器の
構成要素15を安定に支持することができる。
の中心軸線を含む垂直面の両側の対称位置に可動レール
を1対設けるようにすると、各可動レール及びレール支
持装置の機械的強度をそれ程高くすることなく、タンク
ベース502及び該タンクベースに固定された加速器の
構成要素15を安定に支持することができる。
【0053】上記の各例では、可動レール530が1対
設けられているが、図3に示したように、タンク本体5
01の最下部の外周に沿って該タンク本体の軸線方向に
伸びる1本の可動レール530を設けて、該可動レール
530を、タンク本体の下部に固定されたレール支持装
置531により該タンク本体の軸線方向に移動自在に支
持するようにしてもよい。この場合も、レール支持装置
は、可動レールをタンク本体の軸線方向にのみ変位させ
得るように拘束した状態でスラストベアリングを介して
スライド自在に支持するように構成し、可動レール53
0の一端をタンクベース502の下部に固定する。
設けられているが、図3に示したように、タンク本体5
01の最下部の外周に沿って該タンク本体の軸線方向に
伸びる1本の可動レール530を設けて、該可動レール
530を、タンク本体の下部に固定されたレール支持装
置531により該タンク本体の軸線方向に移動自在に支
持するようにしてもよい。この場合も、レール支持装置
は、可動レールをタンク本体の軸線方向にのみ変位させ
得るように拘束した状態でスラストベアリングを介して
スライド自在に支持するように構成し、可動レール53
0の一端をタンクベース502の下部に固定する。
【0054】このように、可動レール530を1本だけ
設けるようにすると、可動レール及びレール支持装置の
機械的強度は十分に高くしておく必要があるが、タンク
ベースの支持機構の構成の簡素化を図ることができ、保
守作業を容易に行うことができるようになる。
設けるようにすると、可動レール及びレール支持装置の
機械的強度は十分に高くしておく必要があるが、タンク
ベースの支持機構の構成の簡素化を図ることができ、保
守作業を容易に行うことができるようになる。
【0055】図1ないし図3に示した例では、タンクベ
ース502に台車が取り付けられていないが、図5に示
した従来例と同様に、タンクベース502の下部に台車
を取り付けて、タンクベース502をタンク本体501
から離れる方向に移動させる際に、タンクベース502
を該台車により補助的に支持するようにすることもでき
る。この場合、タンクベース502及び該タンクベース
に支持された重量物の重量の大部分が可動レールを介し
てレール支持装置にかかるようにしておけば、タンクベ
ースの移動の容易性が損なわれることはない。
ース502に台車が取り付けられていないが、図5に示
した従来例と同様に、タンクベース502の下部に台車
を取り付けて、タンクベース502をタンク本体501
から離れる方向に移動させる際に、タンクベース502
を該台車により補助的に支持するようにすることもでき
る。この場合、タンクベース502及び該タンクベース
に支持された重量物の重量の大部分が可動レールを介し
てレール支持装置にかかるようにしておけば、タンクベ
ースの移動の容易性が損なわれることはない。
【0056】上記のようにタンクベース502に補助的
に台車を取り付ける場合、該台車の車輪を引き上げ得る
ように構成しておいて、タンクベース502とタンク本
体501との間の間隔が狭い間は台車の車輪を引き上げ
て床面に接触させないようにしておき、加速器の構成要
素15の引き出し量が大きくなってタンクベースとタン
ク本体との間の距離が長くなった時点で該台車の車輪を
下ろしてタンクベースを該台車で支持するような使い方
をすることができる。このようにすると、保守点検の際
に引き出した加速器の構成要素を安定に支持することが
できるため、作業の安全性を確保することができる。
に台車を取り付ける場合、該台車の車輪を引き上げ得る
ように構成しておいて、タンクベース502とタンク本
体501との間の間隔が狭い間は台車の車輪を引き上げ
て床面に接触させないようにしておき、加速器の構成要
素15の引き出し量が大きくなってタンクベースとタン
ク本体との間の距離が長くなった時点で該台車の車輪を
下ろしてタンクベースを該台車で支持するような使い方
をすることができる。このようにすると、保守点検の際
に引き出した加速器の構成要素を安定に支持することが
できるため、作業の安全性を確保することができる。
【0057】なお上記のようにタンクベース502に台
車を取り付ける場合、該台車は補助的なものであるの
で、該台車を走行させる床面の精度は特に高くしておく
必要がない。
車を取り付ける場合、該台車は補助的なものであるの
で、該台車を走行させる床面の精度は特に高くしておく
必要がない。
【0058】上記の説明では、タンデム加速装置を例に
とったが、タンク本体を固定し、タンクベースに中身を
固定して、中身をタンクベースに片持ちで支持した状態
で引き出すことにより保守点検を行なうようにした他の
加速装置(シングルエンド型のイオンビーム加速装置や
電子線加速装置)にも本発明を適用することができるの
はもちろんである。
とったが、タンク本体を固定し、タンクベースに中身を
固定して、中身をタンクベースに片持ちで支持した状態
で引き出すことにより保守点検を行なうようにした他の
加速装置(シングルエンド型のイオンビーム加速装置や
電子線加速装置)にも本発明を適用することができるの
はもちろんである。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タンク
本体の外周部付近を該タンク本体の軸線方向に伸びる可
動レールと、該可動レールをタンク本体の軸線方向にの
み変位し得るように拘束した状態でスラストベアリング
を介して往復移動自在に支持するレール支持装置とを設
けて、該レール支持装置により移動自在に支持された可
動レールにタンクベースを固定する構造にしたので、タ
ンク本体から切り離したタンクベースに僅かな力を加え
るだけで、タンクベースと該タンクベースに支持された
加速器の構成要素とをタンク本体の軸線方向に容易に移
動させることができる。また本発明によれば、加速器の
構成要素を引き出す際に、該構成要素の中心軸線がタン
ク本体の中心軸線に対して大きく傾くのを防ぐことがで
きるため、加速器の構成要素を特に支えることなく、タ
ンク外に引き出すことができる。
本体の外周部付近を該タンク本体の軸線方向に伸びる可
動レールと、該可動レールをタンク本体の軸線方向にの
み変位し得るように拘束した状態でスラストベアリング
を介して往復移動自在に支持するレール支持装置とを設
けて、該レール支持装置により移動自在に支持された可
動レールにタンクベースを固定する構造にしたので、タ
ンク本体から切り離したタンクベースに僅かな力を加え
るだけで、タンクベースと該タンクベースに支持された
加速器の構成要素とをタンク本体の軸線方向に容易に移
動させることができる。また本発明によれば、加速器の
構成要素を引き出す際に、該構成要素の中心軸線がタン
ク本体の中心軸線に対して大きく傾くのを防ぐことがで
きるため、加速器の構成要素を特に支えることなく、タ
ンク外に引き出すことができる。
【0060】従って、本発明によれば、従来よりも大幅
に少ない人員で保守点検作業を行なうことができ、保守
点検に要するコストを安くすることができる。
に少ない人員で保守点検作業を行なうことができ、保守
点検に要するコストを安くすることができる。
【図1】本発明に係わる加速装置の構成例を示した斜視
図である。
図である。
【図2】本発明に係わる加速装置の他の構成例を示した
正面図である。
正面図である。
【図3】本発明に係わる加速装置の更に他の構成例を示
した正面図である。
した正面図である。
【図4】荷電粒子加速装置の一例として、イオンビーム
分析装置に用いられているタンデム加速装置の構成例を
示した構成図である。
分析装置に用いられているタンデム加速装置の構成例を
示した構成図である。
【図5】従来の加速装置に用いられている圧力タンクの
側面図である。
側面図である。
1A 低エネルギ側加速管 1B 高エネルギ側加速管 2 荷電変換器 3 高電圧ターミナル 4 昇圧コイル 5 圧力タンク 501 タンク本体 502 タンクベース 530 可動レール 531 レール支持装置 15 加速器の構成要素
Claims (3)
- 【請求項1】 軸線方向の少くとも一端に開口部を有す
るほぼ円筒状のタンク本体と前記タンク本体の一端側の
開口部を閉じる着脱可能なタンクベースとを有して内部
に絶縁ガスが封入される圧力タンクと、前記圧力タンク
内に収納されて一端が前記タンクベースに固定された加
速器の構成要素とを備え、前記タンクベースをタンク本
体から外してタンク本体の軸線方向に移動させることに
より前記加速器の構成要素を前記タンクベースに片持ち
で支持した状態で外部に引き出し得るように構成されて
いる荷電粒子加速装置において、 前記タンク本体の外周部付近を該タンク本体の軸線方向
に沿って伸びる可動レールが設けられて、該可動レール
が前記タンク本体の外周部に固定されたレール支持装置
によりタンク本体の軸線方向に移動自在に支持され、 前記レール支持装置は、前記可動レールを前記タンク本
体の軸線方向にのみ変位させ得るように拘束した状態で
スラストベアリングを介してスライド自在に支持するよ
うに構成され、 前記可動レールの一端が前記タンクベースに固定され
て、該タンクベースが可動レールとともにタンク本体の
軸線方向に沿って往復移動し得るように構成されている
ことを特徴とする荷電粒子加速装置。 - 【請求項2】 軸線方向の少くとも一端に開口部を有す
るほぼ円筒状のタンク本体と前記タンク本体の一端側の
開口部を閉じる着脱可能なタンクベースとを有して内部
に絶縁ガスが封入される圧力タンクと、前記圧力タンク
内に収納されて一端が前記タンクベースに固定された加
速器の構成要素とを備え、前記タンクベースをタンク本
体から外してタンク本体の軸線方向に移動させることに
より前記加速器の構成要素を前記タンクベースに片持ち
で支持した状態で外部に引き出し得るように構成されて
いる荷電粒子加速装置において、 前記タンク本体の中心軸線を含む垂直面の両側に対称に
配置されて前記タンク本体の外周部付近を該タンク本体
の軸線方向に沿って伸びる1対の可動レールが設けられ
て、該1対の可動レールが、前記タンク本体の外周部に
固定されたレール支持装置により該タンク本体の軸線方
向に移動自在に支持され、 前記レール支持装置は、各可動レールを前記タンク本体
の軸線方向にのみ変位させ得るように拘束した状態でス
ラストベアリングを介してスライド自在に支持するよう
に構成され、 前記1対の可動レールの一端が前記タンクベースに固定
されて、該タンクベースが1対の可動レールとともにタ
ンク本体の軸線方向に往復移動し得るように構成されて
いることを特徴とする荷電粒子加速装置。 - 【請求項3】 軸線方向の少くとも一端に開口部を有す
るほぼ円筒状のタンク本体と前記タンク本体の一端側の
開口部を閉じる着脱可能なタンクベースとを有して内部
に絶縁ガスが封入される圧力タンクと、前記圧力タンク
内に収納されて一端が前記タンクベースに固定された加
速器の構成要素とを備え、前記タンクベースをタンク本
体から外してタンク本体の軸線方向に移動させることに
より前記加速器の構成要素を前記タンクベースに片持ち
で支持した状態で外部に引き出し得るように構成されて
いる荷電粒子加速装置において、 前記タンク本体の最下部の外周に沿って該タンク本体の
軸線方向に伸びる1本の可動レールが設けられて、該可
動レールが、前記タンク本体の下部に固定されたレール
支持装置により該タンク本体の軸線方向に移動自在に支
持され、 前記レール支持装置は、前記可動レールを前記タンク本
体の軸線方向にのみ変位させ得るように拘束した状態で
スラストベアリングを介してスライド自在に支持するよ
うに構成され、 前記可動レールの一端が前記タンクベースの下部に固定
されて、該タンクベースが前記可動レールとともにタン
クベースの軸線方向に往復移動し得るように構成されて
いることを特徴とする荷電粒子加速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094598A JPH11219800A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 荷電粒子加速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094598A JPH11219800A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 荷電粒子加速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11219800A true JPH11219800A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12041350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2094598A Pending JPH11219800A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 荷電粒子加速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11219800A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101641135B1 (ko) * | 2015-04-21 | 2016-07-29 | 한국원자력연구원 | 집속용 솔레노이드, 차폐체, 및 가속관이 일체형으로 정렬된 입자 가속 장치 |
| KR101648972B1 (ko) * | 2015-06-01 | 2016-08-19 | 한국원자력연구원 | 입자 가속기용 전자석 구동 장치 |
| JP7797069B1 (ja) * | 2025-09-24 | 2026-01-13 | 株式会社Nhvコーポレーション | 電子線照射装置の組立用治具 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP2094598A patent/JPH11219800A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101641135B1 (ko) * | 2015-04-21 | 2016-07-29 | 한국원자력연구원 | 집속용 솔레노이드, 차폐체, 및 가속관이 일체형으로 정렬된 입자 가속 장치 |
| KR101648972B1 (ko) * | 2015-06-01 | 2016-08-19 | 한국원자력연구원 | 입자 가속기용 전자석 구동 장치 |
| JP7797069B1 (ja) * | 2025-09-24 | 2026-01-13 | 株式会社Nhvコーポレーション | 電子線照射装置の組立用治具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2732961B2 (ja) | 荷電粒子線装置 | |
| WO2012014705A1 (ja) | 荷電粒子線照射装置 | |
| Herb | Pelletron accelerators for very high voltage | |
| JPH11219800A (ja) | 荷電粒子加速装置 | |
| Ascher et al. | PIPERADE: A double Penning trap for mass separation and mass spectrometry at DESIR/SPIRAL2 | |
| Sala et al. | The nuclear structure facility at the University of São Paulo | |
| Aitken et al. | The nuclear structure facility at Daresbury | |
| WO2022091674A1 (ja) | イオン分析装置 | |
| Woods et al. | The Los Alamos three-stage Van de Graaff facility | |
| JPH0721970A (ja) | シングル・タンデム加速両用イオン加速器 | |
| US4967078A (en) | Rutherford backscattering surface analyzer with 180-degree deflecting and focusing permanent magnet | |
| Rainwater et al. | Nevis Synchrocyclotron Slow Neutron Velocity Spectrometer | |
| JP2001160500A (ja) | タンデム加速器及びタンデム加速器用タンク | |
| CA1250375A (en) | Improved mass spectrometer | |
| JPH07169426A (ja) | イオンビーム発生装置 | |
| KR100236710B1 (ko) | 반도체소자 제조용 이온주입 시스템 | |
| US11749490B2 (en) | Method for reducing the diameter of a x-ray tube through recessing of the vacuum port | |
| CN108566719A (zh) | 大强度离子的离子源产生装置及产生方法 | |
| JPH06242273A (ja) | 中性粒子入射装置 | |
| Signorini | The 16 MV tandem of the Laboratori Nazionali di Legnaro | |
| CN208891097U (zh) | 大强度离子的离子源产生装置 | |
| Shoji et al. | Disktron accelerator | |
| JP2746573B2 (ja) | 荷電粒子線装置 | |
| JP2503604Y2 (ja) | タンデム加速器 | |
| JP2000164398A (ja) | タンデム加速装置 |