JPH11220095A - 誘電体キャパシタの製造方法 - Google Patents
誘電体キャパシタの製造方法Info
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- JPH11220095A JPH11220095A JP10018718A JP1871898A JPH11220095A JP H11220095 A JPH11220095 A JP H11220095A JP 10018718 A JP10018718 A JP 10018718A JP 1871898 A JP1871898 A JP 1871898A JP H11220095 A JPH11220095 A JP H11220095A
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- dielectric capacitor
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D1/00—Resistors, capacitors or inductors
- H10D1/60—Capacitors
- H10D1/68—Capacitors having no potential barriers
- H10D1/692—Electrodes
- H10D1/696—Electrodes comprising multiple layers, e.g. comprising a barrier layer and a metal layer
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10D1/60—Capacitors
- H10D1/68—Capacitors having no potential barriers
- H10D1/682—Capacitors having no potential barriers having dielectrics comprising perovskite structures
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 SBT等の強誘電体はフォーミングガスアニ
ーリング後に特性が劣化し、特に白金、金以外の貴金属
を下部電極に用いた場合、誘電体の特性劣化は著しい。 【解決手段】 Ir、Pd、Ru、Rhのうちの少なく
とも1種からなる、もしくはこれらの元素のうちの少な
くとも1種の元素を含む下部電極23と、下部電極23
上に形成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘電
体膜24と、誘電体膜24上に形成された上部電極25
とを備えた誘電体キャパシタの製造方法であって、酸素
を含むガス雰囲気中での第1の熱処理工程を経て上記誘
電体膜24を形成した後に、第1の熱処理温度以上の温
度の窒素雰囲気もしくは不活性ガス雰囲気で熱処理を行
う第2の熱処理工程を備えた誘電体キャパシタの製造方
法である。
ーリング後に特性が劣化し、特に白金、金以外の貴金属
を下部電極に用いた場合、誘電体の特性劣化は著しい。 【解決手段】 Ir、Pd、Ru、Rhのうちの少なく
とも1種からなる、もしくはこれらの元素のうちの少な
くとも1種の元素を含む下部電極23と、下部電極23
上に形成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘電
体膜24と、誘電体膜24上に形成された上部電極25
とを備えた誘電体キャパシタの製造方法であって、酸素
を含むガス雰囲気中での第1の熱処理工程を経て上記誘
電体膜24を形成した後に、第1の熱処理温度以上の温
度の窒素雰囲気もしくは不活性ガス雰囲気で熱処理を行
う第2の熱処理工程を備えた誘電体キャパシタの製造方
法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体キャパシタ
の製造方法に関し、詳しくは強誘電体不揮発メモリ等に
用いられる誘電体キャパシタの製造方法に関する。
の製造方法に関し、詳しくは強誘電体不揮発メモリ等に
用いられる誘電体キャパシタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体メモリは、強誘電体薄膜の高速
な分極反転とその残留分極を利用する高速書換えが可能
な不揮発メモリである。従来の強誘電体メモリでは、ト
ランジスタと強誘電体キャパシタとは基板面方向に配列
されていた。この強誘電体キャパシタは、酸化シリコン
膜上にバッファー層として厚さが30nm程度の金属チ
タン膜、下部電極として例えば200nm程度の白金
膜、強誘電体膜として厚さが200nm程度のPZT
〔Pb(Zr,Ti)O3 〕膜またはSBT(SrBi
2 Ta2 O9 )膜、上部電極として厚さが200nm程
度の白金膜が順次積層されて形成されている。
な分極反転とその残留分極を利用する高速書換えが可能
な不揮発メモリである。従来の強誘電体メモリでは、ト
ランジスタと強誘電体キャパシタとは基板面方向に配列
されていた。この強誘電体キャパシタは、酸化シリコン
膜上にバッファー層として厚さが30nm程度の金属チ
タン膜、下部電極として例えば200nm程度の白金
膜、強誘電体膜として厚さが200nm程度のPZT
〔Pb(Zr,Ti)O3 〕膜またはSBT(SrBi
2 Ta2 O9 )膜、上部電極として厚さが200nm程
度の白金膜が順次積層されて形成されている。
【0003】また情報記録密度を増加させる場合には、
トランジスタと強誘電体キャパシタとを基板上に積層す
る状態に配置する必要がある。いわゆるスタック型キャ
パシタである。このような構成では、トランジスタと強
誘電体キャパシタの下部電極とは、シリコンプラグで電
気的に接続されている。
トランジスタと強誘電体キャパシタとを基板上に積層す
る状態に配置する必要がある。いわゆるスタック型キャ
パシタである。このような構成では、トランジスタと強
誘電体キャパシタの下部電極とは、シリコンプラグで電
気的に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、白金は
反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etchi
ng)が困難であり、下部電極を白金で形成したものでは
キャパシタの微細加工が難しい。
反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etchi
ng)が困難であり、下部電極を白金で形成したものでは
キャパシタの微細加工が難しい。
【0005】また、強誘電体膜を作製する際に、通常、
600℃〜800℃の高温で熱処理を行う必要がある
が、この際にシリコンプラグと下部電極との間で熱拡散
を生じ、下部電極中に拡散したシリコンが下部電極上層
で酸化され、下部電極の導電性が失われたり、シリコン
がさらに強誘電体へと拡散してキャパシタ特性を著しく
劣化させる。
600℃〜800℃の高温で熱処理を行う必要がある
が、この際にシリコンプラグと下部電極との間で熱拡散
を生じ、下部電極中に拡散したシリコンが下部電極上層
で酸化され、下部電極の導電性が失われたり、シリコン
がさらに強誘電体へと拡散してキャパシタ特性を著しく
劣化させる。
【0006】一方、通常のMOS型メモリ構造において
は、金属配線工程の前にトランジスタの回復のために4
00℃〜500℃の水素熱処理(フォーミングガスアニ
ーリング)が施されるが、SBT等の強誘電体はフォー
ミングガスアニーリング後に特性が劣化することが知ら
れている。また、白金、金以外の貴金属を下部電極に用
いた場合、誘電体熱処理時に貴金属の酸化が生じる。強
誘電体キャパシタ形成後のフォーミングガスアニーリン
グを施した場合、白金等の全く酸化を生じない電極に比
べ、白金、金以外の貴金属を下部電極に用いた場合の誘
電体の特性劣化は著しい。これは誘電体形成の熱処理時
に生成した貴金属酸化物がフォーミングガスアニーリン
グによってて還元され、キャパシタ構造に大きな変化を
もたらすためである。
は、金属配線工程の前にトランジスタの回復のために4
00℃〜500℃の水素熱処理(フォーミングガスアニ
ーリング)が施されるが、SBT等の強誘電体はフォー
ミングガスアニーリング後に特性が劣化することが知ら
れている。また、白金、金以外の貴金属を下部電極に用
いた場合、誘電体熱処理時に貴金属の酸化が生じる。強
誘電体キャパシタ形成後のフォーミングガスアニーリン
グを施した場合、白金等の全く酸化を生じない電極に比
べ、白金、金以外の貴金属を下部電極に用いた場合の誘
電体の特性劣化は著しい。これは誘電体形成の熱処理時
に生成した貴金属酸化物がフォーミングガスアニーリン
グによってて還元され、キャパシタ構造に大きな変化を
もたらすためである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた誘電体キャパシタの製造方法であ
り、第1の誘電体キャパシタの製造方法は、イリジウ
ム、パラジウム、ルテニウム、ロジウムのうちの少なく
とも1種からなるもしくはこれらの元素のうちの少なく
とも1種の元素を含む下部電極と、この下部電極上に形
成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘電体膜
と、この誘電体膜上に形成された上部電極とを備えた誘
電体キャパシタの製造方法であって、酸素を含むガス雰
囲気中での第1の熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成
した後に、窒素雰囲気もしくは不活性ガス雰囲気で熱処
理を行う第2の熱処理工程を備えている。この第2の熱
処理工程は、第1の熱処理温度以上の温度で行う。
決するためになされた誘電体キャパシタの製造方法であ
り、第1の誘電体キャパシタの製造方法は、イリジウ
ム、パラジウム、ルテニウム、ロジウムのうちの少なく
とも1種からなるもしくはこれらの元素のうちの少なく
とも1種の元素を含む下部電極と、この下部電極上に形
成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘電体膜
と、この誘電体膜上に形成された上部電極とを備えた誘
電体キャパシタの製造方法であって、酸素を含むガス雰
囲気中での第1の熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成
した後に、窒素雰囲気もしくは不活性ガス雰囲気で熱処
理を行う第2の熱処理工程を備えている。この第2の熱
処理工程は、第1の熱処理温度以上の温度で行う。
【0008】上記第1の誘電体キャパシタの製造方法で
は、下部電極がイリジウム、パラジウム、ルテニウム、
ロジウムのうちの少なくとも1種からなるもしくはこれ
らの元素のうちの少なくとも1種の元素を含むものから
なることから、下部電極のエッチング加工が白金からな
るものよりも容易に行える。また酸素を含むガス雰囲気
中での第1の熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成した
後にこの第1の熱処理温度以上の温度の窒素雰囲気もし
くは不活性ガス雰囲気で熱処理を行う第2の熱処理工程
を備えていることから、第1の熱処理工程で下部電極も
同時に酸化されるが、その酸化が例えばX線回折による
分析で検出できないような軽微な酸化の場合には、上記
第2の熱処理工程によって下部電極の酸化された部分が
還元される。
は、下部電極がイリジウム、パラジウム、ルテニウム、
ロジウムのうちの少なくとも1種からなるもしくはこれ
らの元素のうちの少なくとも1種の元素を含むものから
なることから、下部電極のエッチング加工が白金からな
るものよりも容易に行える。また酸素を含むガス雰囲気
中での第1の熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成した
後にこの第1の熱処理温度以上の温度の窒素雰囲気もし
くは不活性ガス雰囲気で熱処理を行う第2の熱処理工程
を備えていることから、第1の熱処理工程で下部電極も
同時に酸化されるが、その酸化が例えばX線回折による
分析で検出できないような軽微な酸化の場合には、上記
第2の熱処理工程によって下部電極の酸化された部分が
還元される。
【0009】この製造方法により得られた誘電体キャパ
シタは、酸化されていない上記金属からなる下部電極上
に誘電体膜が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した特性を示すことになる。よって、この製造
方法により得られた誘電体キャパシタは、フォーミング
ガスアニーリング後の特性劣化が低減される。
シタは、酸化されていない上記金属からなる下部電極上
に誘電体膜が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した特性を示すことになる。よって、この製造
方法により得られた誘電体キャパシタは、フォーミング
ガスアニーリング後の特性劣化が低減される。
【0010】第2の誘電体キャパシタの製造方法は、イ
リジウム、パラジウム、ルテニウム、ロジウムのうちの
少なくとも1種からなる、もしくはこれらの元素のうち
の少なくとも1種の元素を含む下部電極と、この下部電
極上に形成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘
電体膜と、この誘電体膜上に形成された上部電極とを備
えた誘電体キャパシタの製造方法であって、酸素を含む
ガス雰囲気中での熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成
した後にこの熱処理工程で下部電極に酸化生成した酸化
物の還元を行う還元工程を備えている。
リジウム、パラジウム、ルテニウム、ロジウムのうちの
少なくとも1種からなる、もしくはこれらの元素のうち
の少なくとも1種の元素を含む下部電極と、この下部電
極上に形成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘
電体膜と、この誘電体膜上に形成された上部電極とを備
えた誘電体キャパシタの製造方法であって、酸素を含む
ガス雰囲気中での熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成
した後にこの熱処理工程で下部電極に酸化生成した酸化
物の還元を行う還元工程を備えている。
【0011】上記第2の誘電体キャパシタの製造方法で
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極のエッチング加工が白金からなるも
のよりも容易に行える。また酸素を含むガス雰囲気中で
の熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成した後にこの熱
処理工程で下部電極に酸化生成した酸化物の還元を行う
還元工程を備えていることから、この熱処理工程で下部
電極も同時に酸化されるが、その酸化が例えばX線回折
による分析で検出できる程度に進んでいても、上記還元
工程によって下部電極の酸化された部分が還元される。
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極のエッチング加工が白金からなるも
のよりも容易に行える。また酸素を含むガス雰囲気中で
の熱処理工程を経て上記誘電体膜を形成した後にこの熱
処理工程で下部電極に酸化生成した酸化物の還元を行う
還元工程を備えていることから、この熱処理工程で下部
電極も同時に酸化されるが、その酸化が例えばX線回折
による分析で検出できる程度に進んでいても、上記還元
工程によって下部電極の酸化された部分が還元される。
【0012】この製造方法により得られた誘電体キャパ
シタは、酸化されていない上記金属からなる下部電極上
に誘電体膜が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した特性を示すことになる。よって、この製造
方法により得られた誘電体キャパシタは、フォーミング
ガスアニーリング後の特性劣化が低減される。
シタは、酸化されていない上記金属からなる下部電極上
に誘電体膜が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した特性を示すことになる。よって、この製造
方法により得られた誘電体キャパシタは、フォーミング
ガスアニーリング後の特性劣化が低減される。
【0013】第3の誘電体キャパシタの製造方法は、イ
リジウム、パラジウム、ルテニウム、ロジウムのうちの
少なくとも1種からなるもしくはこれらの元素のうちの
少なくとも1種の元素を含む下部電極と、この下部電極
上に形成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘電
体膜と、この誘電体膜上に形成された上部電極とを備え
て誘電体キャパシタの製造方法であって、酸素を含むガ
ス雰囲気中での第1の熱処理工程を経て上記誘電体膜を
形成した後にこの第1の熱処理工程で下部電極に酸化生
成した酸化物の還元を行う還元工程と、この還元工程の
後に上記第1の熱処理温度以上の温度の窒素雰囲気もし
くは不活性ガス雰囲気で熱処理を行う第2の熱処理工程
を備えている。
リジウム、パラジウム、ルテニウム、ロジウムのうちの
少なくとも1種からなるもしくはこれらの元素のうちの
少なくとも1種の元素を含む下部電極と、この下部電極
上に形成された強誘電体もしくは高誘電体からなる誘電
体膜と、この誘電体膜上に形成された上部電極とを備え
て誘電体キャパシタの製造方法であって、酸素を含むガ
ス雰囲気中での第1の熱処理工程を経て上記誘電体膜を
形成した後にこの第1の熱処理工程で下部電極に酸化生
成した酸化物の還元を行う還元工程と、この還元工程の
後に上記第1の熱処理温度以上の温度の窒素雰囲気もし
くは不活性ガス雰囲気で熱処理を行う第2の熱処理工程
を備えている。
【0014】また上記還元工程と上記第2の熱処理工程
との間に、上記還元工程で還元された物質が酸化を起こ
す温度未満でかつ酸素を含む雰囲気で熱処理を行う酸素
供給の熱処理工程を備えていてもよい。
との間に、上記還元工程で還元された物質が酸化を起こ
す温度未満でかつ酸素を含む雰囲気で熱処理を行う酸素
供給の熱処理工程を備えていてもよい。
【0015】上記第3の誘電体キャパシタの製造方法で
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極のエッチング加工が白金からなるも
のよりも容易に行える。また酸素を含むガス雰囲気中で
行う第1の熱処理工程後に還元工程を備えていることか
ら、第1の熱処理工程で下部電極も同時に酸化される
が、その酸化がX線回折による分析で検出できる程度に
かなり進んでいても、上記還元工程によって下部電極の
酸化された部分が還元される。またその後の第2の熱処
理工程により、誘電体特性がさらに改善される。この第
2の熱処理工程では、前記第1の製造方法のように第2
の熱処理工程で下部電極の酸化された部分を還元する必
要はないため、第1の熱処理工程ほどの高温を施す必要
はない。
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極のエッチング加工が白金からなるも
のよりも容易に行える。また酸素を含むガス雰囲気中で
行う第1の熱処理工程後に還元工程を備えていることか
ら、第1の熱処理工程で下部電極も同時に酸化される
が、その酸化がX線回折による分析で検出できる程度に
かなり進んでいても、上記還元工程によって下部電極の
酸化された部分が還元される。またその後の第2の熱処
理工程により、誘電体特性がさらに改善される。この第
2の熱処理工程では、前記第1の製造方法のように第2
の熱処理工程で下部電極の酸化された部分を還元する必
要はないため、第1の熱処理工程ほどの高温を施す必要
はない。
【0016】この製造方法により得られた誘電体キャパ
シタは、酸化されていない上記金属からなる下部電極上
に誘電体膜が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した特性を示すことになる。よって、この製造
方法により得られた誘電体キャパシタは、フォーミング
ガスアニーリング後の特性劣化が低減される。
シタは、酸化されていない上記金属からなる下部電極上
に誘電体膜が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した特性を示すことになる。よって、この製造
方法により得られた誘電体キャパシタは、フォーミング
ガスアニーリング後の特性劣化が低減される。
【0017】また上記還元工程と上記第2の熱処理工程
との間に、上記還元工程で還元された物質が酸化を起こ
す温度未満でかつ酸素を含む雰囲気で熱処理を行う酸素
供給の熱処理工程を備えている製造方法では、還元工程
で誘電体膜の還元反応が進行して酸素が不足状態になっ
ても、下部電極を酸化させることなく誘電体膜に酸素が
供給される。
との間に、上記還元工程で還元された物質が酸化を起こ
す温度未満でかつ酸素を含む雰囲気で熱処理を行う酸素
供給の熱処理工程を備えている製造方法では、還元工程
で誘電体膜の還元反応が進行して酸素が不足状態になっ
ても、下部電極を酸化させることなく誘電体膜に酸素が
供給される。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、第1の誘電体キャパシタの
製造方法に係わる実施の形態の一例を、図1の製造工程
図によって説明する。なお、以下の説明では物質名は元
素記号で示すことにする。
製造方法に係わる実施の形態の一例を、図1の製造工程
図によって説明する。なお、以下の説明では物質名は元
素記号で示すことにする。
【0019】図1の(1)に示すように、スパッタリン
グによって、Si基板11上に、接合層21となるTi
膜を例えば20nmの厚さに形成し、次いで拡散防止層
22となるIrHfOを例えば100nmの厚さに堆積
し、さらに下部電極23となるIrを例えば20nmの
厚さに形成する。ここでは、下部電極23をIrで形成
したが、Pd、Ru、Rhで形成してもよい。
グによって、Si基板11上に、接合層21となるTi
膜を例えば20nmの厚さに形成し、次いで拡散防止層
22となるIrHfOを例えば100nmの厚さに堆積
し、さらに下部電極23となるIrを例えば20nmの
厚さに形成する。ここでは、下部電極23をIrで形成
したが、Pd、Ru、Rhで形成してもよい。
【0020】次に上記下部電極23上にSBTをゾル−
ゲル回転塗布法により成膜する。ゾル−ゲル溶液(図示
省略)には、例えばSr0.8/Bi2.2/Ta2.
0の組成比率溶液を用いる。上記下部電極23上に上記
ゾル−ゲル溶液を回転塗布法を用いて塗布した後、ベー
キングにより塗布膜(図示省略)中の有機溶媒成分を除
去する。このベーキングは、例えば250℃の大気中で
7分間行う。次いで第1熱処理工程を行う。この第1熱
処理処理工程では、急速熱処理(以下RTAという、R
TAはRapid Thermal Annealing の略)を施すことによ
りSBT層状ペロブスカイト結晶を得る。このRTA条
件は、一例として、雰囲気ガスにはN2とO2 とをその
体積比が4:1になるようにして用い、昇温速度を76
0℃/10秒、到達温度を760℃とし、その温度で3
0秒間保持するように設定した。ここでのRTAの雰囲
気を上記のようにN2 とO2 との混合雰囲気とすること
で下部電極23を構成するIrの酸化を極力少なくする
ことができる。そして上記ゾル−ゲル回転塗布法〜RT
Aのプロセスを3回繰り返すことで、厚さが170nm
のSBT薄膜からなる誘電体膜24を得る。
ゲル回転塗布法により成膜する。ゾル−ゲル溶液(図示
省略)には、例えばSr0.8/Bi2.2/Ta2.
0の組成比率溶液を用いる。上記下部電極23上に上記
ゾル−ゲル溶液を回転塗布法を用いて塗布した後、ベー
キングにより塗布膜(図示省略)中の有機溶媒成分を除
去する。このベーキングは、例えば250℃の大気中で
7分間行う。次いで第1熱処理工程を行う。この第1熱
処理処理工程では、急速熱処理(以下RTAという、R
TAはRapid Thermal Annealing の略)を施すことによ
りSBT層状ペロブスカイト結晶を得る。このRTA条
件は、一例として、雰囲気ガスにはN2とO2 とをその
体積比が4:1になるようにして用い、昇温速度を76
0℃/10秒、到達温度を760℃とし、その温度で3
0秒間保持するように設定した。ここでのRTAの雰囲
気を上記のようにN2 とO2 との混合雰囲気とすること
で下部電極23を構成するIrの酸化を極力少なくする
ことができる。そして上記ゾル−ゲル回転塗布法〜RT
Aのプロセスを3回繰り返すことで、厚さが170nm
のSBT薄膜からなる誘電体膜24を得る。
【0021】その後、上記SBT薄膜の誘電体膜24を
上記第1の熱処理温度以上の温度のN2 雰囲気もしくは
不活性ガス雰囲気で第2の熱処理工程を行う。この第2
の熱処理工程は、例えば800℃のN2 雰囲気中で1時
間の熱処理により行う。この第2の熱処理により下部電
極23に生成された酸化物が還元される。
上記第1の熱処理温度以上の温度のN2 雰囲気もしくは
不活性ガス雰囲気で第2の熱処理工程を行う。この第2
の熱処理工程は、例えば800℃のN2 雰囲気中で1時
間の熱処理により行う。この第2の熱処理により下部電
極23に生成された酸化物が還元される。
【0022】次いで図1の(2)に示すように、上記誘
電体膜24上に上部電極25をPtで形成した後、65
0℃の窒素雰囲気中で10分間の熱処理を施す。そして
上記誘電体膜24の強誘電体特性を測定したところ、2
Pr=20μC/cm2 、2Vc=1.8Vを得た。こ
のように誘電体膜24は、SBT強誘電体として2P
r、2Vcともに良好なる数値を得た。
電体膜24上に上部電極25をPtで形成した後、65
0℃の窒素雰囲気中で10分間の熱処理を施す。そして
上記誘電体膜24の強誘電体特性を測定したところ、2
Pr=20μC/cm2 、2Vc=1.8Vを得た。こ
のように誘電体膜24は、SBT強誘電体として2P
r、2Vcともに良好なる数値を得た。
【0023】その後フォーミングガスアニーリング〔ガ
ス:N2 /H2 =96/4(体積比)、400℃、1時
間〕を施し、さらに回復アニーリング〔ガス:N2 、4
50℃、30分間〕を行った後、上記誘電体膜24の強
誘電体特性を測定した。その結果、2Pr=20μC/
cm2 、2Vc=1.8Vとなり、フォーミングガスア
ニーリング前と同様なる結果を得た。すなわち、図1の
(3)に示すように、フォーミングガスアニーリングに
耐性のある誘電体キャパシタ1を得ることができた。
ス:N2 /H2 =96/4(体積比)、400℃、1時
間〕を施し、さらに回復アニーリング〔ガス:N2 、4
50℃、30分間〕を行った後、上記誘電体膜24の強
誘電体特性を測定した。その結果、2Pr=20μC/
cm2 、2Vc=1.8Vとなり、フォーミングガスア
ニーリング前と同様なる結果を得た。すなわち、図1の
(3)に示すように、フォーミングガスアニーリングに
耐性のある誘電体キャパシタ1を得ることができた。
【0024】なお、フォーミングガスアニーリングに耐
性を有する誘電体キャパシタ1を得るためには、20n
mの厚さの接合層21上に100nmの厚さのIrHf
Oからなる拡散防止層22、20nmの厚さのIrから
なる下部電極23を形成した構成において、上記第2の
熱処理工程は770℃以上の窒素もしくは不活性ガスの
雰囲気中で熱処理を行う必要がある。
性を有する誘電体キャパシタ1を得るためには、20n
mの厚さの接合層21上に100nmの厚さのIrHf
Oからなる拡散防止層22、20nmの厚さのIrから
なる下部電極23を形成した構成において、上記第2の
熱処理工程は770℃以上の窒素もしくは不活性ガスの
雰囲気中で熱処理を行う必要がある。
【0025】また、エッチングの困難さを解消すること
を考えた場合には、上部電極25にも下部電極23と同
様に、Pt、Au以外の貴金属、例えばIr、Pd、R
uもしくはRhを使うことが望ましい。しかし上部電極
25は下部電極23以上に誘電体特性に影響をもたらす
ため、この実施の形態では繰り返し再現性が良好である
ことから上部電極25はPtで形成した。
を考えた場合には、上部電極25にも下部電極23と同
様に、Pt、Au以外の貴金属、例えばIr、Pd、R
uもしくはRhを使うことが望ましい。しかし上部電極
25は下部電極23以上に誘電体特性に影響をもたらす
ため、この実施の形態では繰り返し再現性が良好である
ことから上部電極25はPtで形成した。
【0026】上記第1の誘電体キャパシタの製造方法で
は、下部電極23がIrからなることから、下部電極2
3のエッチング加工がPtからなるものよりも容易に行
える。またO2 を含むガス雰囲気中での第1の熱処理工
程を経て上記誘電体膜24を形成した後、上記第2の熱
処理工程を備えていることから、第1の熱処理工程で下
部電極23も同時に酸化されるが、上記第2の熱処理工
程によって下部電極23の酸化された部分が還元され
る。この製造方法により得られた誘電体キャパシタ1
は、酸化されていないIrからなる下部電極23上に誘
電体膜24が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した誘電体特性を示すことになる。よって、こ
の製造方法により得られた誘電体キャパシタ1は、フォ
ーミングガスアニーリング後の特性劣化が低減されるこ
とになる。
は、下部電極23がIrからなることから、下部電極2
3のエッチング加工がPtからなるものよりも容易に行
える。またO2 を含むガス雰囲気中での第1の熱処理工
程を経て上記誘電体膜24を形成した後、上記第2の熱
処理工程を備えていることから、第1の熱処理工程で下
部電極23も同時に酸化されるが、上記第2の熱処理工
程によって下部電極23の酸化された部分が還元され
る。この製造方法により得られた誘電体キャパシタ1
は、酸化されていないIrからなる下部電極23上に誘
電体膜24が形成された状態となり、後のフォーミング
ガスアニーリングではもはや還元される部分がないた
め、安定した誘電体特性を示すことになる。よって、こ
の製造方法により得られた誘電体キャパシタ1は、フォ
ーミングガスアニーリング後の特性劣化が低減されるこ
とになる。
【0027】次に、上記第1の実施の形態に対する比較
例を以下に説明する。なお、この比較例の説明では、前
記第1の実施の形態と比較し易くするために同様の構成
部品には同一符号を付与して説明する。
例を以下に説明する。なお、この比較例の説明では、前
記第1の実施の形態と比較し易くするために同様の構成
部品には同一符号を付与して説明する。
【0028】この比較例は、前記第1の実施の形態にお
ける第2熱処理工程において、SBT薄膜の誘電体膜2
4に対して、800℃のN2 雰囲気中で1時間の熱処理
を施す代わりに、800℃のO2 雰囲気中で1時間の熱
処理を施した。それ以外の工程は、前記第1の実施の形
態と同様のプロセスで行った。
ける第2熱処理工程において、SBT薄膜の誘電体膜2
4に対して、800℃のN2 雰囲気中で1時間の熱処理
を施す代わりに、800℃のO2 雰囲気中で1時間の熱
処理を施した。それ以外の工程は、前記第1の実施の形
態と同様のプロセスで行った。
【0029】その結果、上部電極25となるPtを成膜
し、次いで650℃のN2 雰囲気中で10分間の熱処理
を施した後に、誘電体膜24の強誘電体特性を測定した
ところ、2Pr=20μC/cm2 、2Vc=1.8V
を得た。この段階では、誘電体膜24はSBT強誘電体
として2Pr、2Vcともに良好な数値を示した。
し、次いで650℃のN2 雰囲気中で10分間の熱処理
を施した後に、誘電体膜24の強誘電体特性を測定した
ところ、2Pr=20μC/cm2 、2Vc=1.8V
を得た。この段階では、誘電体膜24はSBT強誘電体
として2Pr、2Vcともに良好な数値を示した。
【0030】その後、前記第1の実施の形態で説明した
のと同様なるフォーミングガスアニーリングを施し、さ
らに回復アニーリングを行った後、誘電体膜24の強誘
電体特性を測定した。その結果、キャパシタは完全にシ
ョートし、強誘電体特性を測定することができなかっ
た。このように、通常の誘電体膜の作製で用いられるO
2 雰囲気の熱処理を採用した場合には、フォーミングガ
スアニーリングに耐性を持つキャパシタは、Irの下部
電極23を形成したキャパシタでは得られなかった。
のと同様なるフォーミングガスアニーリングを施し、さ
らに回復アニーリングを行った後、誘電体膜24の強誘
電体特性を測定した。その結果、キャパシタは完全にシ
ョートし、強誘電体特性を測定することができなかっ
た。このように、通常の誘電体膜の作製で用いられるO
2 雰囲気の熱処理を採用した場合には、フォーミングガ
スアニーリングに耐性を持つキャパシタは、Irの下部
電極23を形成したキャパシタでは得られなかった。
【0031】よって、上記第1の実施の形態で説明した
ように、上記第2の熱処理工程を、第1の熱処理温度以
上の温度のN2 (もしくは不活性ガス)雰囲気で行うこ
とにより、誘電体特性の劣化を低減することが可能にな
る。
ように、上記第2の熱処理工程を、第1の熱処理温度以
上の温度のN2 (もしくは不活性ガス)雰囲気で行うこ
とにより、誘電体特性の劣化を低減することが可能にな
る。
【0032】次に第2の誘電体キャパシタの製造方法に
係わる実施形態の一例を、図2の製造工程図によって説
明する。この図2では、前記図1によって説明したのと
同様の構成部品には同一符号を付与して示す。なお、以
下の説明でも物質名は元素記号で示すことにする。
係わる実施形態の一例を、図2の製造工程図によって説
明する。この図2では、前記図1によって説明したのと
同様の構成部品には同一符号を付与して示す。なお、以
下の説明でも物質名は元素記号で示すことにする。
【0033】第2の実施の形態では、図2の(1)に示
すように、Si基板11上にSiO 2 膜12を例えば3
00nmの厚さに形成した基板10を用いる。そして、
前記第1の実施の形態と同様に、スパッタリングによっ
て、上記基板10上に、接合層21となるTi膜を例え
ば20nmの厚さに形成し、次いで拡散防止層22とな
るIrHfOを例えば100nmの厚さに堆積し、さら
に下部電極23となるIrを例えば20nmの厚さに形
成する。
すように、Si基板11上にSiO 2 膜12を例えば3
00nmの厚さに形成した基板10を用いる。そして、
前記第1の実施の形態と同様に、スパッタリングによっ
て、上記基板10上に、接合層21となるTi膜を例え
ば20nmの厚さに形成し、次いで拡散防止層22とな
るIrHfOを例えば100nmの厚さに堆積し、さら
に下部電極23となるIrを例えば20nmの厚さに形
成する。
【0034】次に前記第1の実施の形態と同様に、ゾル
−ゲル回転塗布法により上記下部電極23上にSBTを
成膜する。その後ベーキングにより塗布膜中の有機溶媒
成分を除去する。次いで熱処理工程(前記第1熱処理工
程に相当)を行う。この熱処理処理工程では、RTAを
施すことによりSBT層状ペロブスカイト結晶を得る。
そして上記ゾル−ゲル回転塗布法〜RTAのプロセスを
3回繰り返すことで、厚さが170nmのSBT薄膜か
らなる誘電体膜24を得る。ここでX線回折による成分
分析を行った結果、下部電極酸化物としてIrO2 のピ
ークが認められた。
−ゲル回転塗布法により上記下部電極23上にSBTを
成膜する。その後ベーキングにより塗布膜中の有機溶媒
成分を除去する。次いで熱処理工程(前記第1熱処理工
程に相当)を行う。この熱処理処理工程では、RTAを
施すことによりSBT層状ペロブスカイト結晶を得る。
そして上記ゾル−ゲル回転塗布法〜RTAのプロセスを
3回繰り返すことで、厚さが170nmのSBT薄膜か
らなる誘電体膜24を得る。ここでX線回折による成分
分析を行った結果、下部電極酸化物としてIrO2 のピ
ークが認められた。
【0035】次に、400℃のN2 とH2 (体積比:N
2 /H2 =96/4)とからなるガス雰囲気中で1時間
の熱処理を行うことにより還元工程を行う。その後、X
線回折による成分分析によりIrO2 の存在を調べたと
ころ、IrO2 のピークは消失していた。よって、下部
電極23の酸化部分(図示省略)が還元されたことが判
明した。
2 /H2 =96/4)とからなるガス雰囲気中で1時間
の熱処理を行うことにより還元工程を行う。その後、X
線回折による成分分析によりIrO2 の存在を調べたと
ころ、IrO2 のピークは消失していた。よって、下部
電極23の酸化部分(図示省略)が還元されたことが判
明した。
【0036】さらに、SBT薄膜からなる上記誘電体膜
24を750℃の窒素雰囲気中で1時間の熱処理を施す
第2の熱処理工程を行う。この第2の熱処理工程は、誘
電体膜24の結晶化をIrの下部電極23を酸化させな
いように行うための工程であるから、上記のようにN2
雰囲気中、もしくは不活性ガス雰囲気中で、かつ700
℃〜750℃程度の温度で行えばよい。
24を750℃の窒素雰囲気中で1時間の熱処理を施す
第2の熱処理工程を行う。この第2の熱処理工程は、誘
電体膜24の結晶化をIrの下部電極23を酸化させな
いように行うための工程であるから、上記のようにN2
雰囲気中、もしくは不活性ガス雰囲気中で、かつ700
℃〜750℃程度の温度で行えばよい。
【0037】以下、前記第1実施例で説明したのと同様
に、図2の(2)に示すように、上記誘電体膜24上に
Ptを成膜して上部電極25を形成した後、650℃の
窒素雰囲気中で10分間の熱処理を施す。そして上記誘
電体膜24の強誘電体特性を測定したところ、2Pr=
19μC/cm2 、2Vc=1.8Vなる結果を得た。
このように、誘電体膜24は、SBT強誘電体として2
Pr、2Vcともに良好なる数値を得た。
に、図2の(2)に示すように、上記誘電体膜24上に
Ptを成膜して上部電極25を形成した後、650℃の
窒素雰囲気中で10分間の熱処理を施す。そして上記誘
電体膜24の強誘電体特性を測定したところ、2Pr=
19μC/cm2 、2Vc=1.8Vなる結果を得た。
このように、誘電体膜24は、SBT強誘電体として2
Pr、2Vcともに良好なる数値を得た。
【0038】その後フォーミングガスアニーリング〔ガ
ス:N2 /H2 =96/4(体積比)、400℃、1時
間〕を施し、さらに回復アニーリング〔ガス:N2 、4
50℃、30分間〕を行った後、上記誘電体膜24の強
誘電体特性を測定した。その結果、2Pr=19μC/
cm2 、2Vc=1.8Vとなり、フォーミングガスア
ニーリング前と同様なる結果を得た。すなわち、図2の
(3)に示すように、フォーミングガスアニーリングに
耐性のある誘電体キャパシタ2を得ることができた。
ス:N2 /H2 =96/4(体積比)、400℃、1時
間〕を施し、さらに回復アニーリング〔ガス:N2 、4
50℃、30分間〕を行った後、上記誘電体膜24の強
誘電体特性を測定した。その結果、2Pr=19μC/
cm2 、2Vc=1.8Vとなり、フォーミングガスア
ニーリング前と同様なる結果を得た。すなわち、図2の
(3)に示すように、フォーミングガスアニーリングに
耐性のある誘電体キャパシタ2を得ることができた。
【0039】第1の実施の形態と比較して、第2の実施
の形態では、水素ガスを含むガス雰囲気中で下部電極2
3の還元処理を行っているため、上記第2の熱処理工程
では、第1の実施の形態と同様なる770℃以上の熱処
理温度は必要はなく、700℃〜750℃の熱処理温度
で良好なる強誘電体特性が得られる。
の形態では、水素ガスを含むガス雰囲気中で下部電極2
3の還元処理を行っているため、上記第2の熱処理工程
では、第1の実施の形態と同様なる770℃以上の熱処
理温度は必要はなく、700℃〜750℃の熱処理温度
で良好なる強誘電体特性が得られる。
【0040】なお、エッチングの困難さを解消すること
を考えた場合には、第1の実施の形態で説明したのと同
様に、上部電極25にも下部電極23と同様に、Pt、
Au以外の貴金属、例えばIr、Pd、RuもしくはR
hを使うことが望ましい。しかし上部電極25は下部電
極23以上に誘電体特性に影響をもたらすため、この実
施の形態では繰り返し再現性が良好であることから上部
電極25はPtで形成した。
を考えた場合には、第1の実施の形態で説明したのと同
様に、上部電極25にも下部電極23と同様に、Pt、
Au以外の貴金属、例えばIr、Pd、RuもしくはR
hを使うことが望ましい。しかし上部電極25は下部電
極23以上に誘電体特性に影響をもたらすため、この実
施の形態では繰り返し再現性が良好であることから上部
電極25はPtで形成した。
【0041】上記第2の誘電体キャパシタの製造方法で
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極23がIrからなることから、下部
電極23のエッチング加工がPtからなるものよりも容
易に行える。またO2 を含むガス雰囲気中での熱処理工
程を経て上記誘電体膜24を形成した後、上記還元工程
を備えていることから、上記熱処理工程で下部電極23
も同時に酸化されるが、上記還元工程によって下部電極
23の酸化された部分が酸化が例えばX線回折による分
析で検出できる程度に進んでいても還元される。この製
造方法により得られた誘電体キャパシタ2は、酸化され
ていないIrからなる下部電極23上に誘電体膜24が
形成された状態となり、後のフォーミングガスアニーリ
ングではもはや還元される部分がないため、安定した誘
電体特性を示すことになる。よって、この製造方法によ
り得られた誘電体キャパシタ2は、フォーミングガスア
ニーリング後の特性劣化が低減されることになる。
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極23がIrからなることから、下部
電極23のエッチング加工がPtからなるものよりも容
易に行える。またO2 を含むガス雰囲気中での熱処理工
程を経て上記誘電体膜24を形成した後、上記還元工程
を備えていることから、上記熱処理工程で下部電極23
も同時に酸化されるが、上記還元工程によって下部電極
23の酸化された部分が酸化が例えばX線回折による分
析で検出できる程度に進んでいても還元される。この製
造方法により得られた誘電体キャパシタ2は、酸化され
ていないIrからなる下部電極23上に誘電体膜24が
形成された状態となり、後のフォーミングガスアニーリ
ングではもはや還元される部分がないため、安定した誘
電体特性を示すことになる。よって、この製造方法によ
り得られた誘電体キャパシタ2は、フォーミングガスア
ニーリング後の特性劣化が低減されることになる。
【0042】次に、上記第2の実施の形態に対する比較
例を以下に説明する。なお、この比較例の説明では、前
記第2の実施の形態と比較し易くするために同様の構成
部品には同一符号を付与して説明する。
例を以下に説明する。なお、この比較例の説明では、前
記第2の実施の形態と比較し易くするために同様の構成
部品には同一符号を付与して説明する。
【0043】この比較例は、前記第2の実施の形態にお
ける還元工程のみを行わず、それ以外のプロセスは前記
第2の実施の形態と同様のプロセスで行った。そしてフ
ォーミングガスアニーリングを行い、回復アニーリング
を行った後、誘電体膜24の強誘電体特性を測定した結
果、キャパシタは完全にショートしており、強誘電体特
性を測定することができなかった。このように、還元工
程を行わなかった場合には、フォーミングガスアニーリ
ングに耐性を持つ誘電体キャパシタは、Irの下部電極
23を有する誘電体キャパシタでは得られなかった。
ける還元工程のみを行わず、それ以外のプロセスは前記
第2の実施の形態と同様のプロセスで行った。そしてフ
ォーミングガスアニーリングを行い、回復アニーリング
を行った後、誘電体膜24の強誘電体特性を測定した結
果、キャパシタは完全にショートしており、強誘電体特
性を測定することができなかった。このように、還元工
程を行わなかった場合には、フォーミングガスアニーリ
ングに耐性を持つ誘電体キャパシタは、Irの下部電極
23を有する誘電体キャパシタでは得られなかった。
【0044】よって、上記第2の実施の形態で説明した
ように、上記還元工程を行うことにより、誘電体特性の
劣化を低減することが可能になる。
ように、上記還元工程を行うことにより、誘電体特性の
劣化を低減することが可能になる。
【0045】第3の実施の形態では、図3の(1)に示
すように、Si基板11上にSiO 2 膜12を例えば3
00nmの厚さに形成したSiO2 /Si基板10を用
いる。または図示はしないがSi基板11のみとするこ
とも可能である。そして、前記第1の実施の形態と同様
に、スパッタリングによって、上記基板10上に、接合
層21となるTi膜を例えば20nmの厚さに形成し、
次いで拡散防止層22となるIrHfOを例えば100
nmの厚さに堆積し、さらに下部電極23となるIrを
例えば20nmの厚さに形成する。
すように、Si基板11上にSiO 2 膜12を例えば3
00nmの厚さに形成したSiO2 /Si基板10を用
いる。または図示はしないがSi基板11のみとするこ
とも可能である。そして、前記第1の実施の形態と同様
に、スパッタリングによって、上記基板10上に、接合
層21となるTi膜を例えば20nmの厚さに形成し、
次いで拡散防止層22となるIrHfOを例えば100
nmの厚さに堆積し、さらに下部電極23となるIrを
例えば20nmの厚さに形成する。
【0046】次に上記下部電極23上にSBTNをゾル
−ゲル回転塗布法により成膜する。ゾル−ゲル溶液に
は、例えばSr0.8/Bi2.2/Ta1.75/N
b0.25の組成比率溶液を用いる。上記下部電極23
上に上記ゾル−ゲル溶液を塗布した後、前記第1の実施
の形態と同様に、ベーキングにより塗布膜中の有機溶媒
成分を除去する。次いで第1熱処理工程を行う。この第
1熱処理処理工程では、RTAを施すことによりSBT
N層状ペロブスカイト結晶を得る。このRTA条件は、
一例として、雰囲気ガスにはN2 とO2 とをその体積比
が4:1になるようにして用い、昇温速度を740℃/
10秒、到達温度を740℃とし、その温度で30秒間
保持するように設定した。ここでのRTAの雰囲気を上
記のようにN2 とO2 との混合雰囲気とすることで下部
電極23を構成するIrの酸化を極力少なくすることが
できる。そして上記ゾル−ゲル回転塗布法〜RTAのプ
ロセスを3回繰り返すことで、厚さが170nmのSB
TN薄膜からなる誘電体膜24を得る。
−ゲル回転塗布法により成膜する。ゾル−ゲル溶液に
は、例えばSr0.8/Bi2.2/Ta1.75/N
b0.25の組成比率溶液を用いる。上記下部電極23
上に上記ゾル−ゲル溶液を塗布した後、前記第1の実施
の形態と同様に、ベーキングにより塗布膜中の有機溶媒
成分を除去する。次いで第1熱処理工程を行う。この第
1熱処理処理工程では、RTAを施すことによりSBT
N層状ペロブスカイト結晶を得る。このRTA条件は、
一例として、雰囲気ガスにはN2 とO2 とをその体積比
が4:1になるようにして用い、昇温速度を740℃/
10秒、到達温度を740℃とし、その温度で30秒間
保持するように設定した。ここでのRTAの雰囲気を上
記のようにN2 とO2 との混合雰囲気とすることで下部
電極23を構成するIrの酸化を極力少なくすることが
できる。そして上記ゾル−ゲル回転塗布法〜RTAのプ
ロセスを3回繰り返すことで、厚さが170nmのSB
TN薄膜からなる誘電体膜24を得る。
【0047】次に、400℃のN2 とH2 (体積比:N
2 /H2 =96/4)とからなるガス雰囲気中で1時間
の熱処理を行うことにより還元工程を行う。
2 /H2 =96/4)とからなるガス雰囲気中で1時間
の熱処理を行うことにより還元工程を行う。
【0048】さらに、SBTN薄膜の上記下部電極23
に対して400℃のO2 雰囲気中で1時間の酸素供給の
熱処理工程を行う。この熱処理温度は、下部電極にIr
を用いた場合には250℃〜650℃、好ましくは35
0℃〜500℃に設定する。またPdを用いた場合には
250℃〜600℃、好ましくは350℃〜500℃、
Ruを用いた場合には250℃〜600℃、好ましくは
350℃〜500℃、、Rhを用いた場合には250℃
〜600℃、好ましくは350℃〜500℃に設定す
る。
に対して400℃のO2 雰囲気中で1時間の酸素供給の
熱処理工程を行う。この熱処理温度は、下部電極にIr
を用いた場合には250℃〜650℃、好ましくは35
0℃〜500℃に設定する。またPdを用いた場合には
250℃〜600℃、好ましくは350℃〜500℃、
Ruを用いた場合には250℃〜600℃、好ましくは
350℃〜500℃、、Rhを用いた場合には250℃
〜600℃、好ましくは350℃〜500℃に設定す
る。
【0049】さらに、SBTN薄膜からなる上記誘電体
膜24を750℃の窒素雰囲気中で1時間の熱処理を施
す第2の熱処理工程を行う。この第2の熱処理工程は、
誘電体膜24の結晶化をIrの下部電極23を酸化させ
ないように行うための工程であるから、上記のようにN
2 雰囲気中、もしくは不活性ガス雰囲気中で、かつ70
0℃〜750℃程度の温度で行えばよい。
膜24を750℃の窒素雰囲気中で1時間の熱処理を施
す第2の熱処理工程を行う。この第2の熱処理工程は、
誘電体膜24の結晶化をIrの下部電極23を酸化させ
ないように行うための工程であるから、上記のようにN
2 雰囲気中、もしくは不活性ガス雰囲気中で、かつ70
0℃〜750℃程度の温度で行えばよい。
【0050】以下、前記第1実施例で説明したのと同様
に、図3の(2)に示すように、上記誘電体膜24上に
Ptを成膜して上部電極25を形成した後、650℃の
窒素雰囲気中で10分間の熱処理を施す。そして上記誘
電体膜24の強誘電体特性を測定したところ、2Pr=
18μC/cm2 、2Vc=2.0Vなる結果を得た。
このように、誘電体膜24は、SBTN強誘電体として
2Pr、2Vcともに良好なる数値を得た。
に、図3の(2)に示すように、上記誘電体膜24上に
Ptを成膜して上部電極25を形成した後、650℃の
窒素雰囲気中で10分間の熱処理を施す。そして上記誘
電体膜24の強誘電体特性を測定したところ、2Pr=
18μC/cm2 、2Vc=2.0Vなる結果を得た。
このように、誘電体膜24は、SBTN強誘電体として
2Pr、2Vcともに良好なる数値を得た。
【0051】その後フォーミングガスアニーリング〔ガ
ス:N2 /H2 =96/4(体積比)、400℃、1時
間〕を施し、さらに回復アニーリング〔ガス:N2 、4
50℃、30分間〕を行った後、上記誘電体膜24の強
誘電体特性を測定した。その結果、2Pr=18μC/
cm2 、2Vc=2.0Vとなり、フォーミングガスア
ニーリング前と同様なる結果を得た。すなわち、図3の
(3)に示すように、フォーミングガスアニーリングに
耐性のある誘電体キャパシタ3を得ることができた。
ス:N2 /H2 =96/4(体積比)、400℃、1時
間〕を施し、さらに回復アニーリング〔ガス:N2 、4
50℃、30分間〕を行った後、上記誘電体膜24の強
誘電体特性を測定した。その結果、2Pr=18μC/
cm2 、2Vc=2.0Vとなり、フォーミングガスア
ニーリング前と同様なる結果を得た。すなわち、図3の
(3)に示すように、フォーミングガスアニーリングに
耐性のある誘電体キャパシタ3を得ることができた。
【0052】第1の実施の形態と比較して、第3の実施
の形態でも、水素ガスを含むガス雰囲気中で下部電極2
3の還元処理を行っているため、上記第2の熱処理工程
では、第1の実施の形態と同様なる770℃以上の熱処
理温度は必要はなく、700℃〜750℃程度の熱処理
温度で良好なる強誘電体特性が得られる。
の形態でも、水素ガスを含むガス雰囲気中で下部電極2
3の還元処理を行っているため、上記第2の熱処理工程
では、第1の実施の形態と同様なる770℃以上の熱処
理温度は必要はなく、700℃〜750℃程度の熱処理
温度で良好なる強誘電体特性が得られる。
【0053】なお、エッチングの困難さを解消すること
を考えた場合には、第1の実施の形態で説明したのと同
様に、上部電極25にも下部電極23と同様に、Pt、
Au以外の貴金属、例えばIr、Pd、RuもしくはR
hを使うことが望ましい。しかし上部電極25は下部電
極23以上に誘電体特性に影響をもたらすため、この実
施の形態では繰り返し再現性が良好であることから上部
電極25はPtで形成した。
を考えた場合には、第1の実施の形態で説明したのと同
様に、上部電極25にも下部電極23と同様に、Pt、
Au以外の貴金属、例えばIr、Pd、RuもしくはR
hを使うことが望ましい。しかし上部電極25は下部電
極23以上に誘電体特性に影響をもたらすため、この実
施の形態では繰り返し再現性が良好であることから上部
電極25はPtで形成した。
【0054】上記第3の誘電体キャパシタの製造方法で
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極23がIrからなることから、下部
電極23のエッチング加工がPtからなるものよりも容
易に行える。またO2 を含むガス雰囲気中での第1の熱
処理工程を経て上記誘電体膜24を形成した後、上記還
元工程を備えていることから、上記熱処理工程で下部電
極23も同時に酸化されるが、上記還元工程によって下
部電極23の酸化された部分が酸化が例えばX線回折に
よる分析で検出できる程度に進んでいても還元される。
は、上記第1の誘電体キャパシタの製造方法と同様の理
由により、下部電極23がIrからなることから、下部
電極23のエッチング加工がPtからなるものよりも容
易に行える。またO2 を含むガス雰囲気中での第1の熱
処理工程を経て上記誘電体膜24を形成した後、上記還
元工程を備えていることから、上記熱処理工程で下部電
極23も同時に酸化されるが、上記還元工程によって下
部電極23の酸化された部分が酸化が例えばX線回折に
よる分析で検出できる程度に進んでいても還元される。
【0055】また酸素供給の熱処理工程を備えているこ
とから、前記還元工程で誘電体膜24の還元が進み酸素
不足になっても、この熱処理温度が下部電極23を酸化
させる温度になっていないため、下部電極23を酸化さ
せることなく誘電体膜24に酸素が供給される。また第
2の熱処理工程により、誘電体膜24の誘電体特性がさ
らに改善される。
とから、前記還元工程で誘電体膜24の還元が進み酸素
不足になっても、この熱処理温度が下部電極23を酸化
させる温度になっていないため、下部電極23を酸化さ
せることなく誘電体膜24に酸素が供給される。また第
2の熱処理工程により、誘電体膜24の誘電体特性がさ
らに改善される。
【0056】この製造方法により得られた誘電体キャパ
シタ3は、酸化されていないIrからなる下部電極23
上に誘電体膜24が形成された状態となり、後のフォー
ミングガスアニーリングではもはや還元される部分がな
いため、安定した誘電体特性を示すことになる。よっ
て、この製造方法により得られた誘電体キャパシタ3
は、フォーミングガスアニーリング後の特性劣化が低減
されることになる。
シタ3は、酸化されていないIrからなる下部電極23
上に誘電体膜24が形成された状態となり、後のフォー
ミングガスアニーリングではもはや還元される部分がな
いため、安定した誘電体特性を示すことになる。よっ
て、この製造方法により得られた誘電体キャパシタ3
は、フォーミングガスアニーリング後の特性劣化が低減
されることになる。
【0057】次に、上記第3の実施の形態に対する比較
例を以下に説明する。なお、この比較例の説明では、前
記第3の実施の形態と比較し易くするために同様の構成
部品には同一符号を付与して説明する。
例を以下に説明する。なお、この比較例の説明では、前
記第3の実施の形態と比較し易くするために同様の構成
部品には同一符号を付与して説明する。
【0058】この比較例は、前記第3の実施の形態にお
ける還元工程後の400℃のO2 雰囲気での熱処理のみ
を行わず、それ以外のプロセスは前記第3の実施の形態
と同様のプロセスで行った。そしてフォーミングガスア
ニーリングを行い、回復アニーリングを行った後、誘電
体膜24の強誘電体特性を測定した結果、Si基板11
上にSiO2 膜12を形成した基板10を用いたもので
は、2Pr=18μC/cm2 、2Vc=1.8Vとな
り、誘電体膜24はSBTN強誘電体として2Pr、2
Vcともに良好なる数値を得た。一方、Si基板11の
みで構成した基板10を用いたものでは、2Pr=14
μC/cm2 、2Vc=2.2Vとなり劣化した値しか
得られなかった。
ける還元工程後の400℃のO2 雰囲気での熱処理のみ
を行わず、それ以外のプロセスは前記第3の実施の形態
と同様のプロセスで行った。そしてフォーミングガスア
ニーリングを行い、回復アニーリングを行った後、誘電
体膜24の強誘電体特性を測定した結果、Si基板11
上にSiO2 膜12を形成した基板10を用いたもので
は、2Pr=18μC/cm2 、2Vc=1.8Vとな
り、誘電体膜24はSBTN強誘電体として2Pr、2
Vcともに良好なる数値を得た。一方、Si基板11の
みで構成した基板10を用いたものでは、2Pr=14
μC/cm2 、2Vc=2.2Vとなり劣化した値しか
得られなかった。
【0059】SiO2 は熱伝導率が低いため、第1の熱
処理工程のRTA時に、SiO2 /Si基板10に形成
した下部電極23の実質温度がSi基板11に形成した
下部電極23の実質温度よりも高くなり、RTA後には
SiO2 /Si基板10上の下部電極23の方がSi基
板11上の下部電極23と比較して、酸化物生成量が多
くなる。ここで、SiO2 膜12上の下部電極23に合
わせて還元処理を行うと、Si基板11上では還元が進
みすぎ、誘電体膜24が酸素不足になる。ここでIr、
Pd、Ru、Rh等を酸化しない温度領域でかつO2 を
含む雰囲気で熱処理工程(酸素供給の熱処理工程)を行
うことにより、下部電極23を酸化させずに誘電体膜2
4に酸素を補給することができる。以上により、第3実
施例では、Si基板11でもSiO2 /Si基板10上
でも、フォーミングガスアニーリングの耐性を有する誘
電体キャパシタ3を得ることができる。
処理工程のRTA時に、SiO2 /Si基板10に形成
した下部電極23の実質温度がSi基板11に形成した
下部電極23の実質温度よりも高くなり、RTA後には
SiO2 /Si基板10上の下部電極23の方がSi基
板11上の下部電極23と比較して、酸化物生成量が多
くなる。ここで、SiO2 膜12上の下部電極23に合
わせて還元処理を行うと、Si基板11上では還元が進
みすぎ、誘電体膜24が酸素不足になる。ここでIr、
Pd、Ru、Rh等を酸化しない温度領域でかつO2 を
含む雰囲気で熱処理工程(酸素供給の熱処理工程)を行
うことにより、下部電極23を酸化させずに誘電体膜2
4に酸素を補給することができる。以上により、第3実
施例では、Si基板11でもSiO2 /Si基板10上
でも、フォーミングガスアニーリングの耐性を有する誘
電体キャパシタ3を得ることができる。
【0060】上記第1〜第3の実施の形態ではIrの下
部電極23に付いて述べたが、Pd、Ru、Rhのうち
の少なくとも1種からなるもしくはこれらの元素のうち
の少なくとも1種の元素を含む下部電極においても、同
様なる結果が得られる。また上記説明では誘電体膜24
として、SBT、SBTNを用いて説明したが、PZ
T、BST〔(Ba,Sr)TiO3 〕等の強誘電体、
高誘電体でも同様なる効果が得られる。
部電極23に付いて述べたが、Pd、Ru、Rhのうち
の少なくとも1種からなるもしくはこれらの元素のうち
の少なくとも1種の元素を含む下部電極においても、同
様なる結果が得られる。また上記説明では誘電体膜24
として、SBT、SBTNを用いて説明したが、PZ
T、BST〔(Ba,Sr)TiO3 〕等の強誘電体、
高誘電体でも同様なる効果が得られる。
【0061】上記第1〜第3の実施形態では、拡散防止
層22はIrHfOで形成したもので説明したが、この
拡散防止層22は、Ir−M−Oで表されるものを用い
る。ここでMは、ハフニウム(Hf)、タンタル(T
a)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、バナジ
ウム(V)、モリブデン(Mo)、タングステン
(W)、イットリウム(Y)および希土類金属元素のう
ちの少なくとも1種からなる。また、上記拡散防止層2
2を設けることにより、従来、強誘電体膜を作製する際
に、通常行われる600℃〜800℃の高温での熱処理
を行っても、熱拡散によるSiプラグから下部電極への
Siの拡散が防止される。そのため、下部電極中の上層
に拡散したSiが酸化されりために起こる下部電極の導
電性の消失がなくなり、さらにSiが誘電体膜へ拡散し
てキャパシタ特性を著しく劣化させることもなくなる。
層22はIrHfOで形成したもので説明したが、この
拡散防止層22は、Ir−M−Oで表されるものを用い
る。ここでMは、ハフニウム(Hf)、タンタル(T
a)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、バナジ
ウム(V)、モリブデン(Mo)、タングステン
(W)、イットリウム(Y)および希土類金属元素のう
ちの少なくとも1種からなる。また、上記拡散防止層2
2を設けることにより、従来、強誘電体膜を作製する際
に、通常行われる600℃〜800℃の高温での熱処理
を行っても、熱拡散によるSiプラグから下部電極への
Siの拡散が防止される。そのため、下部電極中の上層
に拡散したSiが酸化されりために起こる下部電極の導
電性の消失がなくなり、さらにSiが誘電体膜へ拡散し
てキャパシタ特性を著しく劣化させることもなくなる。
【0062】上記第1〜第3の実施形態では、誘電体膜
24をSBT、SBTN等で形成した例で説明したが、
この誘電体膜24は、下記化学式(1)で表される物質
で主たる結晶層をなし、この結晶層中にBi、Taおよ
びNbのうちの少なくとも1種を含む酸化物を含む(こ
の酸化物には上記Bi、Ta、Nbのうちの少なくとも
2種を含む複合酸化物も含まれる)ような強誘電体であ
ってもよい。
24をSBT、SBTN等で形成した例で説明したが、
この誘電体膜24は、下記化学式(1)で表される物質
で主たる結晶層をなし、この結晶層中にBi、Taおよ
びNbのうちの少なくとも1種を含む酸化物を含む(こ
の酸化物には上記Bi、Ta、Nbのうちの少なくとも
2種を含む複合酸化物も含まれる)ような強誘電体であ
ってもよい。
【0063】 Bix (Sr,Ca,Ba)y (Ta,Nb)2 Oz …(1) 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕
【0064】または、下記化学式(2)で表される物質
で主たる結晶層をなし、この結晶層中にBiおよびTa
のうちの少なくとも1種を含む酸化物を含む(この酸化
物には上記BiおよびTaのうちの少なくとも2種を含
む複合酸化物も含まれる)ような強誘電体であってもよ
い。
で主たる結晶層をなし、この結晶層中にBiおよびTa
のうちの少なくとも1種を含む酸化物を含む(この酸化
物には上記BiおよびTaのうちの少なくとも2種を含
む複合酸化物も含まれる)ような強誘電体であってもよ
い。
【0065】Bix Sry Ta2 Oz …(2) 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕
【0066】もしくは、誘電体膜24はPZT、BST
等の高誘電体であってもよい。
等の高誘電体であってもよい。
【0067】なお、上記第1〜第3の実施形態で説明し
た誘電体膜24は、ゾル−ゲル回転塗布法以外にCVD
法、スパッタリング等により形成することも可能であ
る。
た誘電体膜24は、ゾル−ゲル回転塗布法以外にCVD
法、スパッタリング等により形成することも可能であ
る。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係わる第
1の誘電体キャパシタの製造方法によれば、Ir、P
d、RuもしくはRhを下部電極に用いて、誘電体膜を
形成した場合に、誘電体膜を形成する際に行う酸素を含
む熱処理(第1の熱処理)によって下部電極に酸化物を
生じるが、第2の熱処理によって酸化物は還元される。
そのため、トランジスタ特性回復のためのフォーミング
ガスアニーリングを施した場合には、下部電極は酸化さ
れていないので下部電極が還元されることはない、よっ
て、フォーミングガスアニーリングに耐性を有する誘電
体キャパシタを得ることができる。
1の誘電体キャパシタの製造方法によれば、Ir、P
d、RuもしくはRhを下部電極に用いて、誘電体膜を
形成した場合に、誘電体膜を形成する際に行う酸素を含
む熱処理(第1の熱処理)によって下部電極に酸化物を
生じるが、第2の熱処理によって酸化物は還元される。
そのため、トランジスタ特性回復のためのフォーミング
ガスアニーリングを施した場合には、下部電極は酸化さ
れていないので下部電極が還元されることはない、よっ
て、フォーミングガスアニーリングに耐性を有する誘電
体キャパシタを得ることができる。
【0069】本発明に係わる第2の誘電体キャパシタの
製造方法によれば、Ir、Pd、RuもしくはRhを下
部電極に用いて、誘電体膜を形成した場合に、誘電体膜
を形成する際に行う酸素を含む熱処理(第1の熱処理)
によって下部電極に酸化物を生じるが、還元工程によっ
てその酸化物は還元される。そのため、トランジスタ特
性回復のためのフォーミングガスアニーリングを施した
場合には、下部電極は酸化されていないので下部電極が
還元されることはない、よって、フォーミングガスアニ
ーリングに耐性を有する誘電体キャパシタを得ることが
できる。
製造方法によれば、Ir、Pd、RuもしくはRhを下
部電極に用いて、誘電体膜を形成した場合に、誘電体膜
を形成する際に行う酸素を含む熱処理(第1の熱処理)
によって下部電極に酸化物を生じるが、還元工程によっ
てその酸化物は還元される。そのため、トランジスタ特
性回復のためのフォーミングガスアニーリングを施した
場合には、下部電極は酸化されていないので下部電極が
還元されることはない、よって、フォーミングガスアニ
ーリングに耐性を有する誘電体キャパシタを得ることが
できる。
【0070】本発明に係わる第3の誘電体キャパシタの
製造方法によれば、Ir、Pd、RuもしくはRhを下
部電極に用いて、誘電体膜を形成した場合に、誘電体膜
を形成する際に行う酸素を含む熱処理(第1の熱処理)
によって下部電極に酸化物を生じるが、還元工程によっ
てその酸化物は還元される。そのため、トランジスタ特
性回復のためのフォーミングガスアニーリングを施した
場合には、下部電極は酸化されていないので下部電極が
還元されることはない、よって、フォーミングガスアニ
ーリングに耐性を有する誘電体キャパシタを得ることが
できる。しかも、還元工程により誘電体膜の酸素が欠乏
しても、酸素を含みかつ下部電極が酸化されない雰囲気
での酸素供給の熱処理を行うので、誘電体膜中に酸素を
供給することができる。それによって、誘電体膜の特性
の低下を防ぐことができる。
製造方法によれば、Ir、Pd、RuもしくはRhを下
部電極に用いて、誘電体膜を形成した場合に、誘電体膜
を形成する際に行う酸素を含む熱処理(第1の熱処理)
によって下部電極に酸化物を生じるが、還元工程によっ
てその酸化物は還元される。そのため、トランジスタ特
性回復のためのフォーミングガスアニーリングを施した
場合には、下部電極は酸化されていないので下部電極が
還元されることはない、よって、フォーミングガスアニ
ーリングに耐性を有する誘電体キャパシタを得ることが
できる。しかも、還元工程により誘電体膜の酸素が欠乏
しても、酸素を含みかつ下部電極が酸化されない雰囲気
での酸素供給の熱処理を行うので、誘電体膜中に酸素を
供給することができる。それによって、誘電体膜の特性
の低下を防ぐことができる。
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態を示す製造工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図2】本発明に係わる第2の実施の形態を示す製造工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図3】本発明に係わる第2の実施の形態を示す製造工
程の説明図である。
程の説明図である。
1…誘電体キャパシタ、23…下部電極、24…誘電体
膜、25…上部電極
膜、25…上部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/788 29/792
Claims (25)
- 【請求項1】 イリジウム、パラジウム、ルテニウム、
ロジウムのうちの少なくとも1種からなる、もしくはこ
れらの元素のうちの少なくとも1種の元素を含む下部電
極と、 前記下部電極上に形成された強誘電体もしくは高誘電体
からなる誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成された上部電極とを備えた誘電体
キャパシタの製造方法において、 酸素を含むガス雰囲気中での第1の熱処理工程を経て前
記誘電体膜を形成した後に窒素雰囲気もしくは不活性ガ
ス雰囲気で熱処理を行う第2の熱処理工程を備えたこと
を特徴とする誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の誘電体キャパシタの製造
方法において、 前記第2の熱処理工程は前記第1の熱処理温度以上の温
度で行うことを特徴とする誘電体キャパシタの製造方
法。 - 【請求項3】 イリジウム、パラジウム、ルテニウム、
ロジウムのうちの少なくとも1種からなる、もしくはこ
れらの元素のうちの少なくとも1種の元素を含む下部電
極と、 前記下部電極上に形成された強誘電体もしくは高誘電体
からなる誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成された上部電極とを備えた誘電体
キャパシタの製造方法において、 酸素を含むガス雰囲気中での熱処理工程を経て前記誘電
体膜を形成した後に前記熱処理工程で前記下部電極に酸
化生成した酸化物の還元を行う還元工程を備えたことを
特徴とする誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項4】 イリジウム、パラジウム、ルテニウム、
ロジウムのうちの少なくとも1種からなるもしくはこれ
らの元素のうちの少なくとも1種の元素を含む下部電極
と、 前記下部電極上に形成された強誘電体もしくは高誘電体
からなる誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成された上部電極とを備えた誘電体
キャパシタの製造方法において、 酸素を含むガス雰囲気中での第1の熱処理工程を経て前
記誘電体膜を形成した後に前記第1の熱処理工程で前記
下部電極に酸化生成した酸化物の還元を行う還元工程
と、 前記還元工程の後に窒素雰囲気もしくは不活性ガス雰囲
気で熱処理を行う第2の熱処理工程を備えたことを特徴
とする誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の誘電体キャパシタの製造
方法において、 前記還元工程と前記第2の熱処理工程との間に、前記還
元工程で還元された物質が酸化を起こす温度未満でかつ
酸素を含む雰囲気で熱処理を行う酸素供給の熱処理工程
を備えたことを特徴とする誘電体キャパシタの製造方
法。 - 【請求項6】 請求項1記載の誘電体キャパシタの製造
方法において、 前記下部電極の下部に、 イリジウムと、 ハフニウム、タンタル、ジルコニウム、ニオブ、バナジ
ウム、モリブデン、タングステン、イットリウムおよび
希土類金属元素のうちの少なくとも1種と、 酸素とを含む拡散防止層が形成されていることを特徴と
する誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項7】 請求項2記載の誘電体キャパシタの製造
方法において、 前記下部電極の下部に、 イリジウムと、 ハフニウム、タンタル、ジルコニウム、ニオブ、バナジ
ウム、モリブデン、タングステン、イットリウムおよび
希土類金属元素のうちの少なくとも1種と、 酸素とを含む拡散防止層が形成されていることを特徴と
する誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項8】 請求項3記載の誘電体キャパシタの製造
方法において、 前記下部電極の下部に、 イリジウムと、 ハフニウム、タンタル、ジルコニウム、ニオブ、バナジ
ウム、モリブデン、タングステン、イットリウムおよび
希土類金属元素のうちの少なくとも1種と、 酸素とを含む拡散防止層が形成されていることを特徴と
する誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項9】 請求項4記載の誘電体キャパシタの製造
方法において、 前記下部電極の下部に、 イリジウムと、 ハフニウム、タンタル、ジルコニウム、ニオブ、バナジ
ウム、モリブデン、タングステン、イットリウムおよび
希土類金属元素のうちの少なくとも1種と、 酸素とを含む拡散防止層が形成されていることを特徴と
する誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項10】 請求項5記載の誘電体キャパシタの製
造方法において、 前記下部電極の下部に、 イリジウムと、 ハフニウム、タンタル、ジルコニウム、ニオブ、バナジ
ウム、モリブデン、タングステン、イットリウムおよび
希土類金属元素のうちの少なくとも1種と、 酸素とを含む拡散防止層が形成されていることを特徴と
する誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項11】 請求項1記載の誘電体キャパシタの製
造方法において、 前記誘電体膜は、ビスマス層状構造ペロブスカイト型の
強誘電体であることを特徴とする誘電体キャパシタの製
造方法。 - 【請求項12】 請求項2記載の誘電体キャパシタの製
造方法において、 前記誘電体膜は、ビスマス層状構造ペロブスカイト型の
強誘電体であることを特徴とする誘電体キャパシタの製
造方法。 - 【請求項13】 請求項3記載の誘電体キャパシタの製
造方法において、 前記誘電体膜は、ビスマス層状構造ペロブスカイト型の
強誘電体であることを特徴とする誘電体キャパシタの製
造方法。 - 【請求項14】 請求項4記載の誘電体キャパシタの製
造方法において、 前記誘電体膜は、ビスマス層状構造ペロブスカイト型の
強誘電体であることを特徴とする誘電体キャパシタの製
造方法。 - 【請求項15】 請求項5記載の誘電体キャパシタの製
造方法において、 前記誘電体膜は、ビスマス層状構造ペロブスカイト型の
強誘電体であることを特徴とする誘電体キャパシタの製
造方法。 - 【請求項16】 請求項11記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix (Sr,Ca,Ba)y (Ta,Nb)2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層をなし、 前記結晶層中にビスマス、タンタルおよびニオブのうち
の少なくとも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする
誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項17】 請求項12記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix (Sr,Ca,Ba)y (Ta,Nb)2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層をなし、 前記結晶層中にビスマス、タンタルおよびニオブのうち
の少なくとも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする
誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項18】 請求項13記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix (Sr,Ca,Ba)y (Ta,Nb)2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層をなし、 前記結晶層中にビスマス、タンタルおよびニオブのうち
の少なくとも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする
誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項19】 請求項14記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix (Sr,Ca,Ba)y (Ta,Nb)2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層をなし、 前記結晶層中にビスマス、タンタルおよびニオブのうち
の少なくとも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする
誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項20】 請求項15記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix (Sr,Ca,Ba)y (Ta,Nb)2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層をなし、 前記結晶層中にビスマス、タンタルおよびニオブのうち
の少なくとも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする
誘電体キャパシタの製造方法。 - 【請求項21】 請求項11記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix Sry Ta2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層となし、 前記結晶層中にビスマスおよびタンタルのうちの少なく
とも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする誘電体キ
ャパシタの製造方法。 - 【請求項22】 請求項12記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix Sry Ta2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層となし、 前記結晶層中にビスマスおよびタンタルのうちの少なく
とも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする誘電体キ
ャパシタの製造方法。 - 【請求項23】 請求項13記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix Sry Ta2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層となし、 前記結晶層中にビスマスおよびタンタルのうちの少なく
とも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする誘電体キ
ャパシタの製造方法。 - 【請求項24】 請求項14記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix Sry Ta2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層となし、 前記結晶層中にビスマスおよびタンタルのうちの少なく
とも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする誘電体キ
ャパシタの製造方法。 - 【請求項25】 請求項15記載の誘電体キャパシタの
製造方法において、 前記強誘電体は、 Bix Sry Ta2 Oz 〔式中のx、y、zは、1.70≦x≦2.50、0.
60≦y≦1.20、z=9±d、0≦d≦1.0であ
る〕で表される物質で主たる結晶層となし、 前記結晶層中にビスマスおよびタンタルのうちの少なく
とも1種を含む酸化物を含むことを特徴とする誘電体キ
ャパシタの製造方法。
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|---|---|---|---|
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