JPH11220103A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11220103A
JPH11220103A JP10019578A JP1957898A JPH11220103A JP H11220103 A JPH11220103 A JP H11220103A JP 10019578 A JP10019578 A JP 10019578A JP 1957898 A JP1957898 A JP 1957898A JP H11220103 A JPH11220103 A JP H11220103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
substrate
bonding
capacitor
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10019578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11220103A5 (ja
Inventor
Takashi Kawakubo
隆 川久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10019578A priority Critical patent/JPH11220103A/ja
Priority to US09/143,400 priority patent/US6242298B1/en
Publication of JPH11220103A publication Critical patent/JPH11220103A/ja
Publication of JPH11220103A5 publication Critical patent/JPH11220103A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 量産性に優れ、信頼性が高い超高集積密度の
FRAM/DRAM及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 トランジスタを配置した第1の半導体基
板11と、このトランジスタに対応したエピタキシャル
キャパシタ(52,53,54,55,56)を有する
第2の半導体基板51と、トランジスタの主電極領域2
1とエピタキシャルキャパシタ(52,53,54,5
5,56)とを電気的に接続する接続部(31,47,
59)を少なくとも含む。第1の貼り合せ層47を第1
の半導体基板11の全面に形成し、第2の貼り合せ層5
9を第2の半導体基板51の全面に形成し、第1の貼り
合せ層47と第2の貼り合せ層59とを突き合わせて接
着し、その後、キャパシタをパターニングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1ギガビット以上
の超高集積密度を実現するに好適な半導体記憶装置に係
り、特にペロブスカイト型結晶構造の誘電体薄膜層を有
するエピタキシャル・キャパシタを用いた半導体記憶装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、FRAM(フェロエレクトリック
・ランダム・アクセス・メモリ: Ferroelec
tric Random Access Memor
y)と称せられる強誘電体薄膜層を用いた記憶装置(強
誘電体メモリ)の開発が行われており、一部にはすでに
実用化されている。強誘電体メモリ(FRAM)は不揮
発性であり、電源を落とした後も記憶内容が失われない
という特徴を持つ。しかも、強誘電体薄膜層の膜厚が充
分薄い場合には、自発分極の反転が速く、この強誘電体
薄膜層による薄膜キャパシタを用いた半導体記憶装置は
MOS・DRAM(以下において「DRAM」と略称す
る。)並みに高速の書き込み、読み出しが可能である。
また、DRAMと同様に1ビットのメモリセルを一つの
トランジスタと一つの強誘電体キャパシタで作成するこ
とができるため、大容量化にも適している。
【0003】強誘電体メモリに適した強誘電体薄膜に
は、残留分極が大きいこと、残留分極の温度依存性が小
さいこと、残留分極の長時間保持が可能であること(リ
テンション)などが必要である。
【0004】現在、強誘電体メモリ用の強誘電体材料と
しては、主としてジルコン酸チタン酸鉛(PZT)が用
いられているが、キュリー温度の高さ(300℃以上)
や自発分極の大きさにもかかわらず、主成分であるPb
の拡散および蒸発が比較的低い温度で起こりやすい(5
00℃)などの理由により、微細化には対応しにくいと
いわれている。
【0005】これに対して本発明者らは、基板としてチ
タン酸ストロンチウム(SrTiO3 ,以下において
「STO」と略称する。)単結晶などの酸化物基板を、
下部電極層として例えばルテニウム酸ストロンチウム
(SrRuO3 ,以下において「SRO」と略称す
る。)を、さらに誘電体としてSROよりやや大きな格
子定数を持つ例えば、チタン酸バリウムストロンチウム
(Bax Sr1-x TiO3 ,以下において「BSTO」
と略称する。)を選択し、これら各層を全てエピタキシ
ャル成長させることにより、薄膜キャパシタを構成し
た。この薄膜キャパシタの多層エピタキシャル成長に
は、RFマグネトロン・スパッタリング法という成膜過
程でミスフィット転位が比較的入りにくい成膜方法を採
用するのであるが、膜厚200nm以上の比較的厚い膜
厚をもつ薄膜においても、「エピタキシャル効果」によ
りBSTOを歪格子とすることにより、BSTOのc軸
長を人工的に制御できることを見出した。つまり、Ba
リッチ組成の単結晶BSTOをチタン酸ストロンチウム
(STO)などの酸化物基板上に成長することにより、
酸化物基板との格子定数のミスマッチに起因する応力を
利用することによって、強誘電キュリー温度を高温側に
シフトさせることができることを見いだした。その結
果、室温領域で大きな残留分極を示し、かつ85℃程度
まで温度を上げても十分大きな残留分極を保持できるこ
とを見いだした。
【0006】また、本発明者らは、Srリッチ組成の単
結晶BSTOを使用することにより、例えば膜厚20n
mで誘電率800以上というDRAM用キャパシタとし
て非常に好ましい高誘電特性を実現できることを実験的
に確認している。これに比し、同じ膜厚の多結晶膜でキ
ャパシタを作成したときの誘電率は、高々200程度で
あるから、Srリッチ組成の単結晶BSTOを使用する
ことにより、多結晶誘電体薄膜の数倍大きな高誘電体薄
膜が得られたことになる。
【0007】このように、本発明者らは、Baリッチ組
成の単結晶BSTOを使用することによって、FRAM
として非常に好ましい強誘電体薄膜キャパシタが実現可
能であることを確認している。Baリッチ組成とは、B
aの組成x=0.6−0.9程度を意味する。一方、S
rリッチ組成の単結晶BSTOでは、誘電率の極めて高
い高誘電特性が得られ、DRAMとして非常に好ましい
高誘電体薄膜キャパシタが実現可能であることを確認し
ている。Srリッチ組成とは、Srの組成0.6−0.
9程度(Baの組成x=0.4−0.1程度)を意味す
る。従って、このエピタキシャル成長させた単結晶誘電
体薄膜のBa又はSrの組成を選ぶことにより、超高集
積密度のFRAM又はDRAMが実現できる。すなわ
ち、エピタキシャル成長させた単結晶誘電体薄膜キャパ
シタを用いることにより、ギガビットメモリの実用化が
期待される。
【0008】半導体集積回路の開発の歴史は1チップ当
たりの集積密度の向上とその1チップ当たりのコストの
低減への努力にあった。たとえば、DRAMの開発は、
3年で4倍の高集積化を続けてきており、今後も同様な
傾向が続くと予測される。ますます広がるニーズに支え
られて、半導体集積回路のセルサイズはますます縮少さ
れ、強誘電体薄膜層を用いた薄膜キャパシタの採用はセ
ルサイズの縮小化に対する一つの結論とも言える。セル
サイズの縮小化の歴史を振り返ると、4MbDRAMが
一つの転換期であった。4MbDRAMではキャパシタ
面積の関係から、平面構造では十分な容量を確保できな
くなり、穴を掘ってこの中にキャパシタを埋め込むトレ
ンチ型や2層構造のキャパシタをトランジスタの上に積
み上げるスタック型等の3次元キャパシタ構造を採用せ
ざるを得なくなったのである。しかし、さらに集積密度
が向上し、256MbDRAMあるいは1GbDRAM
においてはこれらの構造を用いても、酸化膜(SiO2
膜)をキャパシタ絶縁膜とすることは極めて困難とな
り、高誘電体薄膜層や強誘電体薄膜層のキャパシタ絶縁
膜としての使用が浮上してきたのである。
【0009】一方、1チップ当たりの集積密度の向上と
共に、そのチップサイズは増大化の傾向にある。そし
て、このチップサイズの増大と、その1チップ当たりの
コストの低減化という命題は必然的にウェハサイズの大
口径化を要求することとなり、シリコンウェハ(シリコ
ン基板)の直径は200mm(8インチ)以上から30
0mm(12インチ)になりつつあり、さらに大口径化
も検討されている。またガリウム砒素(GaAs)を中
心とする化合物半導体も直径100mm(4インチ)以
上が、市場で入手可能で、さらに大口径化も検討されて
いる。
【0010】いずれにしても、1ギガビット以上の超高
集積密度の半導体メモリに適用するには、微細なトラン
ジスタと、小面積でも一定の容量値が担保出来るキャパ
シタを3次元的に積層した構造が不可欠である。小面積
でも一定の容量値が担保出来るキャパシタとして、エピ
タキシャルキャパシタが有望であることは前述したとお
りである。トランジスタとこのエピタキシャルキャパシ
タの3次元的な積層方法として知られているのが、シリ
コン基板上に作成したトランジスタと、酸化マグネシウ
ム(MgO)やチタン酸ストロンチウム(STO)など
の酸化物基板上に作成したエピタキシャルキャパシタと
の貼り合わせ構造である。例えば、特開平8−1392
92号公報(同公報の図7参照)や、特開平8−227
980号公報(同公報の図1,2参照)には、およそ図
43に示すような、シリコン基板11とMgOあるいは
STO基板等の酸化物基板110とを貼り合わせたデバ
イス構造が提案されている。
【0011】図43(a)と図43(b)とは互いに直
交する関係にある断面図である。すなわち、図43
(a)のA−A方向から見た断面図が図43(b)であ
り、図43(b)のB−B方向から見た断面図が図43
(a)である。図43に示すように、複数のMOSトラ
ンジスタが、シリコン基板11の上に形成されたpウェ
ル12の表面上にマトリクス状に配置されている。これ
らの複数のMOSトランジスタは、「STI(シャロー
・トレンチ・アイソレーション:ShallowTre
nch Isolation)領域」と称される埋込み
酸化膜からなる素子分離領域13で互いに分離されてい
る。図43のMOSトランジスタは、pウェル12の表
面のゲート酸化膜29及びゲート電極37、pウェル1
2内のn+領域からなるソース領域21及びドレイン領
域22等から形成されている。なおここでゲート電極3
7は、ワード線の一部を成すものである。
【0012】また、ドレイン領域22上には図示を省略
したビット線コンタクトプラグを介してビット線35が
形成されている。n+ ソース領域21は、不純物を添加
した多結晶シリコン(ドープドポリシリコン)や高融点
金属等のキャパシタコンタクトプラグ31を介して、上
方に配置されたエピタキシャルキャパシタ(56,5
5,54,53,52)に接続されている。
【0013】エピタキシャルキャパシタは上部バリア金
属層56、SRO等の上部電極層55、BSTO等の誘
電体薄膜層54、SRO等の下部電極層53、下部バリ
ア金属層52とから構成されている。図43で、上部電
極層55が下で、下部電極層53が上に示されているの
は、これら各層を製造工程に依拠して命名しているから
にすぎない。すなわち、MgOやSTOなどの酸化物基
板110の上に下部バリア金属層52、下部電極層5
3、誘電体薄膜層54、上部電極層55、上部バリア金
属層56をこの順に積層して、キャパシタ部を構成し、
この酸化物基板110を上下半転してから、MOSトラ
ンジスタが形成されたシリコン基板11と貼り合わせて
いるから、たまたまこのような順序の呼称になっている
にすぎない。この貼り合わせは、図43に示すように、
シリコン基板11側の第1の貼り合せ層49と、酸化物
基板110側の第2の貼り合せ層57とを互いに接触さ
せて実現している。図43において符号32,33,3
4,36,37,38は酸化膜(SiO2 膜)、PSG
膜、BPSG膜、窒化膜(Si34 膜)、あるいはポ
リイミド膜などの絶縁膜である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、図43に
示す酸化物基板110を用いた半導体記憶装置は、酸化
物基板110上に成長することにより、酸化物基板11
0と誘電体薄膜層54との格子定数のミスマッチに起因
する応力を利用して、強誘電キュリー温度を高温側にシ
フトさせ、室温における強誘電体特性を実現したもので
あった。つまり、「エピタキシャル効果」によりBST
Oを歪格子とし、BSTOのc軸長を人工的に制御する
ためには、酸化物基板110が必須であった。
【0015】しかし、このことは、酸化物基板110を
用いた半導体記憶装置が以下のような不具合を呈するこ
とになる。
【0016】(1)口径が8インチ以上のシリコンウェ
ハ(シリコン基板)は、商業的に容易に入手可能である
のに対し、MgO基板やSTO基板等の酸化物基板は口
径3インチ以上のものを入手するのは研究レベルにおい
てさえ困難である。口径3インチ以下の基板(ウェハ)
を基礎としたのでは、半導体記憶装置の量産化は困難で
ある。したがって、酸化物基板110を用いた半導体記
憶装置は、1チップ当たりの生産コストも高くなってし
まう。
【0017】(2)シリコン基板の熱膨脹率が2.5p
pm/℃であるのに対し、MgO基板やSTO基板は9
ppm/℃以上の熱膨脹率を持つため、例えば500℃
で貼り付けを行ったとすると室温に冷却したときに酸化
物基板には数十kg/mm2以上の引っ張り応力が加わ
り割れてしまう。万一割れない場合であっても、非常に
大きな反りが発生する。ギガビット時代の半導体記憶装
置は、ディープサブミクロン乃至ナノメータレベルの超
微細加工が要求されるため、基板に反りが発生すれば、
それ以降のリソグラフィー工程が不可能になる。
【0018】さらに、このような酸化物基板110を用
いたことに固有の不具合に加え、図43に示す半導体記
憶装置は、 (3)シリコン基板11の表面は金属電極部(第1の貼
り合せ層)49と絶縁部34で構成されている。一方酸
化物基板110のシリコン基板11に対向する表面は金
属電極部(第2の貼り合せ層)57と絶縁部38とで構
成されている。金属電極部49,57同士の接続の条件
と絶縁部34,38同士の接続の条件は、一般に異な
る。従って、これらの金属電極部49,57と絶縁部3
4,38を同一の条件として、2つの基板11,110
を互いに均一に接着するのは困難である。
【0019】(4)シリコン基板11上に作成されたト
ランジスタの電極部(ソース領域)21のパターンと、
酸化物基板110上に作成されたキャパシタの電極部
(上部電極層55、上部バリア金属層56)のパターン
を1対1に対応させて接続する必要があるが、上述した
ように熱膨脹率が異なる基板上に作成したパターン同士
を、高温で、ウェハ全面に渡ってサブミクロンの精度で
整合させることは事実上不可能である。
【0020】という、構造に起因した問題点を有してい
た。
【0021】上記問題点を鑑み、本発明は、ギガビット
以上の大容量で、且つ製品単価の安い半導体記憶装置
(半導体メモリ)を提供することを目的とする。
【0022】本発明の他の目的は、大量生産が容易な、
強誘電体薄膜層、あるいは高誘電率薄膜層を使用した半
導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0023】本発明のさらに他の目的は、単結晶誘電体
薄膜キャパシタをエピタキシャル成長する際に、大口径
化が容易な半導体基板を基礎とすることが可能な半導体
記憶装置の新規な構造を提供することを目的とする。
【0024】本発明のさらに他の目的は、ディープサブ
ミクロン乃至ナノメータレベルの超微細加工が容易な単
結晶誘電体薄膜キャパシタを有する半導体記憶装置を提
供することである。
【0025】本発明のさらに他の目的は、貼り合せ層相
互間で、良好な接合界面が得られ、オープン不良が生じ
ることのない半導体記憶装置を提供することである。
【0026】本発明のさらに他の目的は、隣接するメモ
リーセル間におけるリーク電流やショート不良の恐れの
ない半導体記憶装置を提供することである。
【0027】本発明のさらに他の目的は、ギガビット以
上の大容量化が容易で、且つ製造単価の安い半導体記憶
装置の製造方法を提供することである。
【0028】本発明のさらに他の目的は、強誘電体薄膜
層、あるいは高誘電率薄膜層を使用した半導体記憶装置
を大量生産するための製造方法を提供することである。
【0029】本発明のさらに他の目的は、大口径基板上
に単結晶誘電体薄膜キャパシタをエピタキシャル成長す
ることが可能な半導体記憶装置の製造方法を提供するこ
とである。
【0030】本発明のさらに他の目的は、サブクォータ
ーミクロン乃至ナノメータレベルの超微細加工が容易な
単結晶誘電体薄膜キャパシタを有する半導体記憶装置の
製造方法を提供することである。
【0031】本発明のさらに他の目的は、貼り合せ層相
互間で、良好な接合界面が得られ、オープン不良が生じ
ることのない半導体記憶装置の製造方法を提供すること
である。
【0032】本発明のさらに他の目的は、隣接するメモ
リーセル間におけるリーク電流やショート不良の恐れの
ない半導体記憶装置の製造方法を提供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】発明者らは、上述した目
的を達成するために、種々の考察、シミュレーションお
よび実験を行って検討を重ねた結果、以下の第1乃至第
3の発明を得た。
【0034】即ち、第1の発明は、複数のトランジスタ
をマトリクス状に配置した第1の半導体基板と、この複
数のトランジスタのそれぞれに対応した複数のペロブス
カイト型構造エピタキシャルキャパシタを有する第2の
半導体基板と、トランジスタのそれぞれの主電極領域と
エピタキシャルキャパシタとを一対一に対応させて電気
的に接続する接続部とを少なくとも含むことを特徴とす
る半導体記憶装置である。ここで、「第1の半導体基
板」および「第2の半導体基板」は、チョコラルスキー
法(CZ法)、フローティングゾーン法(FZ法)、あ
るいは磁場印加チョコラルスキー法(MCZ法)等によ
るバルク単結晶の成長方法によって得られた半導体基板
を意味する。いわゆるシリコンウェハやガリウム砒素ウ
ェハ等の形で商業的に入手可能な半導体基板を意味す
る。大口径化の観点からは、特にシリコンウェハが好ま
しい。すなわち、第1の発明における半導体基板は、半
導体記憶装置の製造工程開始時に8インチΦ乃至12イ
ンチΦ等の所定の形状を有して存在するシリコンウェハ
等の半導体基板であればよい。工程開始時にはアモルフ
ァスもしくは多結晶であって、その後電子ビームアニー
ル、もしくはレーザアニール、その他の熱処理によって
単結晶化された半導体や、工程開始後に何らかの手法で
形成された半導体等を除外する意である。CZ法、FZ
法、MCZ法等によるシリコンウェハ上にエピタキシャ
ル成長したエピタキシャルウェハや、これらのシリコン
ウェハを用いたSOI基板等も本発明の「第1の半導体
基板」および「第2の半導体基板」に該当することは勿
論である。
【0035】「トランジスタの主電極領域」とは、トラ
ンジスタのソース領域もしくはドレイン領域の一方の意
である。通常トランジスタのソース領域およびドレイン
領域は、対称に形成されているので、いずれをトランジ
スタのソース領域と呼ぶか、トランジスタのドレイン領
域と呼ぶかは、単なる呼び方の問題にすぎない。第1の
発明の「トランジスタの主電極領域とエピタキシャルキ
ャパシタとを電気的に接続する接続部」は、トランジス
タの主電極領域に接続されるキャパシタコンタクトプラ
グ部と、このキャパシタコンタクトプラグ部に接続され
る第1の貼り合せ層と第2の貼り合せ層とを少なくとも
有する接続部である。
【0036】第1の発明で用いるペロブスカイト型構造
エピタキシャルキャパシタの誘電体材料としては、成分
としてPbやBi等の低融点金属を含まない、熱的に安
定なBaTiO3 系の単結晶材料が適している。すなわ
ち、ABO3 で表される組成式において、Aとしては主
としてBaからなり、その一部をSrあるいはCaのう
ち少なくとも1種類の元素で置換しても構わない。Bと
して、Ti,Sn,Zr,Hfなどおよびそれらの固溶
系、さらにはMg1/3 Ta2/3 ,Mg1/3 Nb2/3 ,Z
1/3 Nb2/3 ,Zn1/3 Ta2/3 などの複合化合物お
よびそれらの固溶系を使用することができる。
【0037】また、第1の発明で用いるペロブスカイト
型構造エピタキシャルキャパシタの下地電極層(下部電
極層または上部電極層)として、やはり熱的に安定な単
結晶ルテニウム酸ストロンチウムや単結晶モリブデン酸
ストロンチウムなどのペロブスカイト型導電性酸化物が
最適であり、さらに白金、金、パラジウム、イリジウ
ム、ロジウム、レニウム、ルテニウムなどの貴金属およ
びそれらの合金やそれらの酸化物などを使用することが
できる。なお、半導体基板上に適宜バリアメタル層等を
形成してから、下部電極層をエピタキシャル成長させて
もよい。下地電極層を単結晶薄膜とし、下地電極層のc
軸が膜面に垂直になるようにし、下地電極層のa軸、b
軸方向の格子定数が、ペロブスカイト型誘電体薄膜層の
それより十分小さくなるようにその組成を選ぶことが好
ましい。このようにすれば、下地電極層と誘電体薄膜層
との格子定数のミスマッチに起因する応力を利用して、
強誘電キュリー温度を高温側にシフトさせ、室温におけ
る強誘電体特性を実現することや、高い誘電率を有した
常誘電体特性を実現することができるからである。
【0038】したがって、誘電体薄膜層の組成を選ぶこ
とによって、強誘電体薄膜層も常誘電体薄膜層も任意に
選択できるので、FRAMもDRAMも実現できる。た
とえば、Baの組成0.6−1.0、好ましくは0.6
−0.9程度のBaリッチ組成の単結晶BSTOを使用
することによってFRAMが、Srの組成0.6−0.
9程度のSrリッチ組成の単結晶BSTOを使用するこ
とによりDRAMが実現できる。
【0039】第1の発明によると、直径が200mm
(8インチ)乃至300mm(12インチ)以上のシリ
コンウェハ(半導体基板)を用いることが可能となるた
め、ギガビット以上の大容量で、且つ製品単価の安い半
導体記憶装置(半導体メモリ)が実現できる。
【0040】第2の発明は、第1の基板上にトランジス
タを形成し、その最上層を平坦化し、基板表面とする工
程と;この基板表面全面に、トランジスタの主電極領域
と接続した平坦な第1の貼り合せ層を形成する工程と;
エピタキシャル成長により、第2の基板上に第1の電極
層と誘電体薄膜層と第2の電極層から少なくともなるキ
ャパシタ用多層構造を形成する工程と;平坦な第2の貼
り合せ層を前記キャパシタ用多層構造上の全面に形成す
る工程と;第1の貼り合せ層と第2の貼り合せ層を突き
合わせて、第1の基板と第2の基板とを互いに接着する
工程と;この接着する工程の後でキャパシタ用多層構
造、第1および第2の貼り合せ層を複数のパターンに分
離して、セル毎のキャパシタを形成する工程を少なくと
も含む半導体記憶装置の製造方法であることを特徴とす
る。ここで、「第1の基板」および「第2の基板」は、
第1の発明で定義したようなCZ法、FZ法、MCZ法
等によるバルク単結晶の成長方法によって得られた基板
が好ましい。特に、「第2の基板」は高導電率の基板が
好ましい。そして、大口径化の観点からは、「第1の基
板」および「第2の基板」は、半導体基板、特にシリコ
ン基板が好ましい。また、「トランジスタの主電極領
域」とは、トランジスタのソース領域もしくはドレイン
領域の一方の意である。
【0041】第2の発明においては、第1の基板上に作
成した第1の貼り合せ層と、第2の基板上に作成した第
2の貼り合せ層は、ともにウェハ全面に渡って均一な材
料で平坦に形成されているので、ウェハ全面に渡って均
一に貼り合わせることが出来、信頼性の高い接合が可能
となる。トランジスタの主電極領域とセル毎のキャパシ
タとは、一対一に電気的に接続される。この電気的にす
るための接続部は、トランジスタの主電極領域に接続さ
れるキャパシタコンタクトプラグ部と、このキャパシタ
コンタクトプラグ部に接続される第1の貼り合せ層と第
2の貼り合せ層とにより構成すればよい。従って、これ
らの貼り合せ層は金属、又は抵抗率の低い半導体である
必要がある。あるいは第1の貼り合せ層をシリコン、第
2の貼り合せ層を金属(もしくは第1の貼り合せ層を金
属、第2の貼り合せ層をシリコン)として、貼り合わせ
た後でシリサイドを形成してもよい。いずれにしても貼
り合わせ後の第1および第2の貼り合せ層が導電体とな
っていることが最低限要求される。
【0042】露光・現像・リンス等の一連のステップか
らなるフォトリソグラフィー工程に比し、2枚の基板を
それぞれ保持し、互いに合わせ、プレスし、熱処理する
ステップからなる貼り合わせ工程は、はるかに位置合わ
せの精度が出しにくい工程である。予めトランジスタの
主電極領域に接続される第1のフランジ(第1の貼り合
せ層)と各セル毎のキャパシタの電極層に接続される第
2のフランジ(第2の貼り合せ層)をパターニングし
て、これらのフランジパターン同士がウェハ全面に渡っ
てサブミクロン乃至ナノメータレベルの精度で合うよう
に注意しながら、第1の基板と第2の基板とを機械的に
貼り合わせるのは、極めて困難である。第2の発明にお
いては、第1および第2の貼り合せ層をウェハ全面に渡
って均一に形成した後、第1および第2の貼り合せ層を
突き合わせて、第1および第2の基板とを互いに接着
し、その後、キャパシタ用多層構造、第1および第2の
貼り合せ層をエッチングにより分離して、セル毎のキャ
パシタを形成しているので、かかるサブミクロン乃至ナ
ノメータレベルの位置合わせ精度は不要である。つま
り、第1および第2の貼り合わせ層は、貼り合わせ後
に、トランジスタを形成した第1の基板上のパターンに
倣って、フォトリソグラフィー工程によりマスク合わせ
を行い、キャパシタ分離のパターニングをすればよいの
で工程が簡単になる。フォトリソグラフィー工程は、貼
り合わせ工程に比し技術的な完成度も高く、より高精度
が出せるためである。また、第1および第2の基板との
接着後に、セル毎のキャパシタとトランジスタの主電極
領域との相対的位置関係が決定されるので、多少の貼り
合わせずれはその後のフォトリソグラフィー工程でカバ
ーできるからである。
【0043】第2の発明で用いるペロブスカイト型構造
エピタキシャルキャパシタの誘電体材料としては、第1
の発明で述べたように、PbやBi等の低融点金属を含
まない、熱的に安定なBaTiO3 系の単結晶材料が適
している。
【0044】また、第2の発明で用いるペロブスカイト
型構造エピタキシャルキャパシタの下地電極層(下部電
極層)として、やはり熱的に安定な単結晶ルテニウム酸
ストロンチウムや単結晶モリブデン酸ストロンチウムな
どのペロブスカイト型導電性酸化物が最適であり、さら
に白金、金、パラジウム、イリジウム、ロジウム、レニ
ウム、ルテニウムなどの貴金属およびそれらの合金やそ
れらの酸化物などを使用することができる。なお、基板
上に適宜バリアメタル層等を形成してから、下部電極層
をエピタキシャル成長させてもよい。下地電極層を単結
晶薄膜とし、下地電極層のc軸が膜面に垂直になるよう
にし、下地電極層のa軸、b軸方向の格子定数が、ペロ
ブスカイト型誘電体薄膜層のそれより十分小さくなるよ
うにその組成を選ぶことが好ましい。このようにすれ
ば、下地電極層と誘電体薄膜層との格子定数のミスマッ
チに起因する応力を利用して、強誘電キュリー温度を高
温側にシフトさせ、室温における強誘電体特性を実現す
ることや、高い誘電率を有した常誘電体特性を実現する
ことができるからである。したがって、誘電体薄膜層の
組成を選ぶことによって、強誘電体薄膜層も常誘電体薄
膜層も任意に選択できるので、FRAMもDRAMも実
現できる。
【0045】できるだけ低温で、第1の基板と第2の基
板との貼り合わせを行うためには、第1および第2貼り
合せ層の材料や貼り合わせ方法の工夫が必要である。例
えば、第1の貼り合せ層の材料と第2の貼り合せ層の材
料とが合金化する系を選び、合金化する際の反応エネル
ギを貼り合わせに援用すればよい。第1あるいは第2の
貼り合せ層が異なる金属あるいは半導体からなり、平衡
状態図上で両方の貼り合せ層の間で合金層を形成する系
を選択することにより、貼り合わせ温度を低温化するこ
とができる。合金層を形成する系では、合金を形成した
方が自由エネルギが低くなるため、合金化過程が貼り合
わせ工程を促進するためである。また、合金化すること
によって、元の金属よりも融点を上昇したり、機械的強
度を増加させることも可能である。合金を作る系は金属
同士でもよく、またニッケルとシリコンなどのシリサイ
ドを作る金属と半導体の組合わせでも良い。
【0046】また、貼り合せ層としてAl−Ta、Al
−Cu,Al−Au,Al−Mg,Ti−Co,Ti−
Ni,Ti−Cu,Si−Mn,Si−Pd,Si−P
t,Si−AgあるいはSi−Au等のアモルファス金
属(非晶質金属)を使用し、貼り合わせる際に結晶化さ
せて結晶化のエネルギを貼り合わせに援用してもよい。
第1あるいは第2の貼り合せ層の少なくても一方を、非
晶質の金属あるいは半導体を選択することにより、貼り
合わせ温度を低温化することができる。非晶質よりも結
晶になった方が自由エネルギが低くなるため、結晶化過
程が貼り合わせ工程を促進するためである。
【0047】さらに、貼り合わせ方法の工夫としては、
(イ)貼り合せ層を真空装置内で形成後に大気中に出さ
ずに貼り合わせる、(ロ)不活性ガス中で、貼り合わせ
面をスパッタリングなどで物理的に清浄化する、(ハ)
水素などの還元性雰囲気中でのアニールにより表面の酸
化物を還元して金属面を露出するなどの化学的清浄化す
る、等の方法が望ましい。水素などで還元する場合は酸
化物生成自由エネルギ等の検討により熱力学的に還元可
能な金属層あるいは半導体層を使用する必要がある。
(ロ)または(ハ)の表面を清浄化する工程を経た後
は、大気中に晒すことなく貼り合わせ工程を行うことが
望ましい。第2の発明においては、第1および第2の貼
り合せ層をウェハ全面に渡って均一に形成した後、第1
および第2の基板とを互いに貼り合わせ、その後、フォ
トリソグラフィー工程で、セル毎のキャパシタを分離・
形成しているので、真空装置内で大気中に晒すことなく
第1および第2の基板を互いに貼り合わせることも容易
である。多少の合わせずれはその後のフォトリソグラフ
ィー工程でカバーできるからである。
【0048】第2の発明の半導体記憶装置の製造方法に
おいて、第1の基板上にトランジスタを形成する工程が
最初である。シリコン基板の場合を例にとると、トラン
ジスタを形成する工程のプロセス温度は、約1000℃
であり、他の工程に比し一番高い。その後、キャパシタ
用多層構造を形成する工程、および第1の貼り合せ層と
第2の貼り合せ層を突き合わせて、第1の基板と第2の
基板とを互いに接着する工程を行っているので、キャパ
シタ用多層構造に余分な熱エネルギーが与えられず、全
体としてのプロセスの低温化が可能となる。
【0049】本発明の第2の発明によれば、大口径のシ
リコン基板等の基板を用いることが可能になるので、大
量生産に好適で、チップ当たりの製造単価も安くなる。
【0050】第3の発明は、第1の基板上にトランジス
タを形成し、その最上層を平坦化し、基板表面とする工
程と;この基板表面全面に、トランジスタの主電極領域
と接続した平坦な第1の貼り合せ層を形成する工程と;
第2の基板の表面の全面に平坦な第2の貼り合せ層を
形成する工程と;第1の貼り合せ層と第2の貼り合せ層
を突き合わせて、第1の基板と第2の基板とを互いに接
着する工程と;この接着する工程の後に、第2の基板を
所定の厚さに薄膜化する工程と;エピタキシャル成長に
より、第2の基板上に第1の電極層と誘電体薄膜層と第
2の電極層から少なくともなるキャパシタ用多層構造の
少なくとも一部を形成する工程と;キャパシタ用多層構
造の少なくとも一部、第2の基板、第1および第2の貼
り合せ層を複数のパターンに分離して、セル毎のキャパ
シタに分離可能にする工程とを少なくとも含む半導体記
憶装置の製造方法であることを特徴とする。ここで、
「第1の基板」および「第2の基板」は、第1の発明で
定義したようなCZ法、FZ法、MCZ法等によるバル
ク単結晶の成長方法によって得られた基板が好ましい。
特に、「第2の基板」は高導電率の基板が好ましい。そ
して、大口径化の観点からは、「第1の基板」および
「第2の基板」は、半導体基板、特にシリコン基板が好
ましい。また、「トランジスタの主電極領域」とは、ト
ランジスタのソース領域もしくはドレイン領域の一方の
意である。「第1の電極層と誘電体薄膜層と第2の電極
層のからなるキャパシタ用多層構造の少なくとも一部を
形成する工程」とは、例えば、第1の電極層のみを積層
する工程でも良く、第1の電極層と誘電体薄膜層と第2
の電極層のすべてを積層する工程でも良いという意であ
る。いずれにしても、最終的には、このキャパシタ用多
層構造は、第1の電極層と誘電体薄膜層と第2の電極層
から少なくとも構成されることになるが、セル毎のキャ
パシタに分離されるためには、これらの多層構造の各層
すべてが分離される必要はない。少なくとも第1の電極
層又は第2の電極層のいずれかが、セル毎に分離されて
いれば、電気的に独立のキャパシタとして振る舞うこと
が出来る。したがって、「キャパシタ用多層構造の少な
くとも一部、第2の基板、第1および第2の貼り合せ層
を複数のパターンに分離して、セル毎のキャパシタに分
離可能にする工程」は、少なくとも第1の電極層又は第
2の電極層のいずれか、および第2の基板、第1および
第2の貼り合せ層を分離する工程と解すべきである。第
3の発明の半導体記憶装置の製造方法においては、第1
の電極層をエピタキシャル成長し、その後第1の電極層
を分離し、更にその後に誘電体薄膜層と第2の電極層を
エピタキシャル成長するような組合わせ(時系列)で、
最終的にキャパシタ用多層構造を形成してもよい。即
ち、エピタキシャル成長により、第2の基板上に第1の
電極層と誘電体薄膜層と第2の電極層から少なくともな
るキャパシタ用多層構造を形成する場合、必ずしも一連
のステップからなるエピタキシャル成長である必要はな
く、2つのステップから構成し、その間に他の工程を挟
むことも可能である。また、上部電極層は、必ずしもエ
ピタキシャル成長で形成する必要はない。
【0051】トランジスタ形成、キャパシタ用多層構造
形成、および貼り合わせ工程の温度を比較すると、トラ
ンジスタ形成のプロセス温度が一番高い。シリコン基板
の場合を例にとると、トランジスタを形成する工程のプ
ロセス温度は、約1000℃である。従って、工程の順
番として、第2の発明で示した第1の基板にトランジス
タを作成し、第2の基板にキャパシタ用多層構造を作成
し、第1および第2の基板とを貼り合わせる方法か、こ
の第3の発明の第1の基板にトランジスタを作成し、第
1の基板と第2の基板とを貼り合わせて研磨し、その後
キャパシタ用多層構造を作成する方法が望ましいのであ
る。
【0052】第3の発明においては、第1の基板上に作
成した第1の貼り合せ層と、第2の基板上に作成した第
2の貼り合せ層は、ともにウェハ全面に渡って均一な材
料で平坦に形成されているので、ウェハ全面に渡って均
一に貼り合わせることが出来、信頼性の高い接合が可能
となる。トランジスタの主電極領域とセル毎のキャパシ
タを、一対一に電気的に接続するための接続部は、トラ
ンジスタの主電極領域に接続されるキャパシタコンタク
トプラグ部と、このキャパシタコンタクトプラグ部に接
続される第1の貼り合せ層と第2の貼り合せ層とにより
構成されることとなる。従って、これらの貼り合せ層は
金属、又は抵抗率の低い半導体である必要がある。ある
いは第1の貼り合せ層をシリコン、第2の貼り合せ層を
金属(もしくは第1の貼り合せ層を金属、第2の貼り合
せ層をシリコン)として、貼り合わせた後でシリサイド
を形成してもよい。
【0053】第3の発明においては、第1および第2の
貼り合せ層をウェハ全面に渡って均一に形成した後、第
1および第2の貼り合せ層を突き合わせて、第1および
第2の基板とを互いに接着し、その後、キャパシタ用多
層構造の少なくとも一部を形成し、このキャパシタ用多
層構造の少なくとも一部、第1および第2の貼り合せ層
をエッチングにより分離して、セル毎のキャパシタを形
成しているので、貼り合わせ時には、サブミクロン乃至
ナノメータレベルの位置合わせ精度は不要である。なぜ
ならば、第1および第2の基板との接着後に、セル毎の
キャパシタとトランジスタの主電極領域との相対的位置
関係が決定されるからである。つまり、貼り合わせ後
に、キャパシタ用多層構造を形成し、トランジスタを形
成した第1の基板上のパターンに倣って、フォトリソグ
ラフィー工程によりマスク合わせを行い、キャパシタ分
離のパターニングをすればよいので、貼り合わせ時の位
置合わせ工程が簡単になる。多少の貼り合わせずれはこ
の後のフォトリソグラフィー工程に何ら影響を与えるこ
とはない。
【0054】第3の発明で用いるペロブスカイト型構造
エピタキシャルキャパシタの誘電体材料としては、既に
第1の発明で説明したBaTiO3 系の単結晶材料が適
している。また、第3の発明で用いるペロブスカイト型
構造エピタキシャルキャパシタの下地電極層(下部電極
層)として、熱的に安定な単結晶ルテニウム酸ストロン
チウムや単結晶モリブデン酸ストロンチウムなどのペロ
ブスカイト型導電性酸化物が最適であり、さらに白金、
金、パラジウム、イリジウム、ロジウム、レニウム、ル
テニウムなどの貴金属およびそれらの合金やそれらの酸
化物などを使用することができる。なお、基板上に適宜
バリアメタル層等を形成してから、下部電極層をエピタ
キシャル成長させてもよい。下地電極層を単結晶薄膜と
し、下地電極層のc軸が膜面に垂直になるようにし、下
地電極層のa軸、b軸方向の格子定数が、ペロブスカイ
ト型誘電体薄膜層のそれより十分小さくなるようにその
組成を選ぶことが好ましい。このようにすれば、下地電
極層と誘電体薄膜層との格子定数のミスマッチに起因す
る応力を利用して、強誘電キュリー温度を高温側にシフ
トさせ、室温における強誘電体特性を実現することや、
高い誘電率を有した常誘電体特性を実現することができ
るからである。したがって、誘電体薄膜層の組成を選ぶ
ことによって、強誘電体薄膜層も常誘電体薄膜層も任意
に選択できるので、FRAMもDRAMも実現できる。
上記において、「上部電極層は、必ずしもエピタキシャ
ル成長で形成する必要はない」と述べたが、これは、下
部電極層のa軸、b軸方向の格子定数が、誘電体薄膜層
のそれより十分小さくなり、下部電極層と誘電体薄膜層
との間に格子定数のミスマッチが生じていれば、所望の
強誘電体特性や高誘電体特性が得られるからである。
【0055】できるだけ低温で、第1の基板と第2の基
板との貼り合わせを行うためには、第1および第2の貼
り合せ層の材料や貼り合わせ方法の工夫が必要である。
例えば、第1の貼り合せ層の材料と第2の貼り合せ層の
材料とが合金化する系を選び、合金化する際の反応エネ
ルギを貼り合わせに援用すればよい。第1あるいは第2
の貼り合せ層が異なる金属あるいは半導体からなり、平
衡状態図上で両方の貼り合せ層の間で合金層を形成する
系を選択することにより、貼り合わせ温度を低温化する
ことができる。合金層を形成する系では、合金を形成し
た方が自由エネルギが低くなるため、合金化過程が貼り
合わせ工程を促進するためである。また、合金化するこ
とによって、元の金属よりも融点を上昇したり、機械的
強度を増加させることも可能である。合金を作る系は金
属同士でもよく、またニッケルとシリコンなどのシリサ
イドを作る金属と半導体の組合わせでも良い。
【0056】また、貼り合せ層としてAl−Ta等のア
モルファス金属(非晶質金属)を使用し、貼り合わせる
際に結晶化させて結晶化のエネルギを貼り合わせに援用
してもよい。第1あるいは第2の貼り合せ層の少なくて
も一方に、非晶質の金属あるいは半導体を選択すること
により、貼り合わせ温度を低温化することができる。非
晶質よりも結晶になった方が自由エネルギが低くなるた
め、結晶化過程が貼り合わせ工程を促進するためであ
る。
【0057】さらに、貼り合わせ方法の工夫としては、 ・貼り合せ層を形成後に大気中に出さずに清浄面を保っ
たまま貼り合わせを行うか、 ・貼り合わせる前に、第1あるいは第2の貼り合せ層を
構成する金属(あるいは半導体)の表面を清浄化 すれば貼り合わせ温度を低温化することができる。清浄
化の方法としては、不活性ガス中でスパッタリングを行
うなどの物理的な方法、水素などの還元性雰囲気中でア
ニールを行い表面酸化層を還元するなどの化学的な方法
を用いることができる。水素などで還元する場合は酸化
物生成自由エネルギ等の検討により熱力学的に還元可能
な金属層あるいは半導体層を使用する必要がある。表面
を清浄化する工程を経た後は、大気中に晒すことなく貼
り合わせるのが好ましい。第3の発明においては、第1
および第2の基板とを互いに貼り合わせる時に、サブミ
クロン乃至ナノメータレベルの位置合わせ精度は不要で
あるため、真空装置内で第1および第2の基板を互いに
貼り合わせることは容易である。
【0058】本発明の第3の発明によれば、大口径のシ
リコンウェハ等の基板を用いることが可能になるので、
大量生産に好適で、チップ当たりの製造単価も安くな
る。また、本発明の第3の発明は、第2の発明とほぼ共
通した多くの長所があるが、これらに加え、U型もしく
はV字型等の溝部を用いて立体キャパシタセルを作成す
ることも可能であるため、よりキャパシタの専有面積を
小さくできる。この場合、例えば、第1及び第2の基板
を貼り合わせた後に、U字型もしくはV字型等の溝部を
形成し、この溝部に第1の電極層をエピタキシャル成長
し、その後第1の電極層を分離し、その後に誘電体薄膜
層と第2の電極層をエピタキシャル成長するようなステ
ップで行ってもよい。
【0059】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。図面の記載において同一又は類似
の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、
図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、
各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意
すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下
の説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互
間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含
まれていることはもちろんである。
【0060】上述したように半導体記憶装置の量産の観
点からは、互いに貼り合わせる第1および第2の基板は
半導体基板であることが要請される。本発明の実施の形
態に係る半導体記憶装置の説明をする前に、まず、本発
明者らが予備的に検討した第1および第2の半導体基板
を用いた構造について図38乃至図40を用いて述べ
る。
【0061】図40(a)と図40(b)とは互いに直
交する関係にある断面図である。すなわち、図40
(a)のA−A方向から見た断面図が図40(b)であ
り、図40(b)のB−B方向から見た断面図が図40
(a)である。図40に示すようにSTI領域と称され
る埋込み酸化膜からなる素子分離領域13で互いに分離
された複数のMOSトランジスタが、シリコン基板11
の上に形成されたpウェル12の表面上にマトリクス状
に配置されている。図40のMOSトランジスタは、p
ウェル12の表面のゲート酸化膜29及びゲート電極3
7、pウェル12内のn+ 領域からなるソース領域21
及びドレイン領域22等から形成されている。なおここ
でゲート電極37は、ワード線の一部を成すものであ
る。
【0062】また、ドレイン領域22上には図示を省略
したビット線コンタクトプラグを介してビット線35が
形成されている。n+ ソース領域21には、不純物を添
加した多結晶シリコン(ドープドポリシリコン)や高融
点金属等からなるキャパシタコンタクトプラグ31が接
続されている。キャパシタコンタクトプラグ31には、
矩形のフランジ状にパターニングされた第1の貼り合せ
層49が接続されている。
【0063】一方、エピタキシャルキャパシタ(56,
55,54,53,52)は上部バリア金属層56、S
RO等の上部電極層55、BSTO等の誘電体薄膜層5
4、SRO等の下部電極層53、下部バリア金属層52
とから構成されている。上部バリア金属層56には、第
1の貼り合せ層49に対応したフランジ形状の第2の貼
り合せ層57が接続されている。この結果、キャパシタ
コンタクトプラグ31、第1の貼り合せ層49及び第2
の貼り合せ層57により、n+ ソース領域21とエピタ
キシャルキャパシタ(56,55,54,53,52)
とは、電気的に接続されている。
【0064】図40に示す半導体記憶装置は、シリコン
基板11側のフランジ(第1の貼り合せ層)49と、シ
リコン基板51側のフランジ(第2の貼り合せ層)57
とを互いに接触させて、シリコン基板11とシリコン基
板51との直接接合(SDB)基板を実現している。図
40において符号32,33,34,36,37は絶縁
膜である。第1の貼り合せ層49は各メモリセルに1個
ずつ配置され、絶縁膜48により分離された矩形にパタ
ーニングされている。第2の貼り合せ層57、上部バリ
ア金属層56および上部電極層55も、同様に各メモリ
セルに1個ずつ配置され、キャパシタ分離絶縁膜58に
より分離された矩形パターンである。即ち、第2の貼り
合せ層57は第1の貼り合せ層49に対応したフランジ
として形成され、2枚のフランジ49,57が突き合わ
されて電気的接続を実現している。
【0065】図40に示す半導体記憶装置は、図38お
よび図39に示すような工程を経て製造した。
【0066】まず図38に示すように、第1のシリコン
(100)基板11に、公知のプロセスを使用して、n
+ ソース領域21、n+ドレイン領域22、ゲート酸化
膜29、ワード線37からなるトランジスタや、素子間
分離絶縁膜13、ビット線35、およびキャパシタコン
タクトプラグ31を形成し、化学的機械的研磨(CM
P)等の方法により平坦化した。次に、表面に第1の貼
り合せ層49としてAl膜を全面に形成後、各コンタク
トプラグ毎にパターニングし、TEOSガスを原料とし
たプラズマCVD法等により絶縁膜48を埋め込んだ
後、再びCMP法等により平坦化した。
【0067】次に図39に示すように、第2のシリコン
(100)基板51に、下部バリア金属層52として膜
厚10nmの(Ti,Al)N、下部電極層53として
膜厚20nmのSrRuO3 、誘電体薄膜層54として
Baのモル分率70%で厚さ20nmのBSTO薄膜、
上部電極層55として厚さ20nmのSrRuO3 膜、
さらに上部バリア金属層56として膜厚10nmの(T
i,Al)Nを、基板温度600℃でRFあるいはDC
スパッタリング法により大気中に出さずに連続してエピ
タキシャル成長した。次に、表面に第2の貼り合せ層5
7としてAl膜を全面に形成後、各メモリセルに対応し
たそれぞれのキャパシタの電極層に分離するように溝部
を形成した。そして、キャパシタ分離用の溝部にTEO
Sガスを原料としたプラズマCVD法等によりキャパシ
タ分離絶縁膜58を埋め込んだ後、再びCMP法等によ
り平坦化した。
【0068】次に図40に示すように、第1のシリコン
基板11上に作成した電極層(第1の貼り合せ層)49
と、第2のシリコン基板51上に作成した電極層(第2
の貼り合せ層)57を位置合わせし、400℃30分間
加圧して接合した。
【0069】図38乃至図40に示す製造工程によれば
2つの半導体基板11,51を用いているので大口径化
が容易で量産化には適している。しかし、このような工
程により作成したメモリセルを検査した結果、 ・上下の電極層49,57間の合わせずれが多数生じ
る、 ・電極層49,57相互間の接着不良でのオープン不良
が多数生じる、 ・電極層49,57周囲の絶縁層48,58の接着不良
により絶縁層48と絶縁層58の界面にリーク電流の通
路が発生し、隣接するメモリーセルの電極層とのショー
ト不良が多数生じる、などの多くの問題点が生じた。
【0070】このため、図40に示す半導体記憶装置の
問題点を検討し、種々の考察、シミュレーションおよび
実験を行った。そして、種々の試行錯誤と検討を重ねた
結果、以下に示すような実施の形態に係る半導体記憶装
置に至った。
【0071】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る半導体記憶装置の断面図である。
ここで、図1(a)と図1(b)とは互いに直交する関
係にある断面図である。すなわち、図1(a)のA−A
方向から見た断面図が図1(b)であり、図1(b)の
B−B方向から見た断面図が図1(a)である。また、
図2は対応する平面図である。
【0072】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記
憶装置は、Baのモル分率70%のBSTO薄膜を強誘
電体薄膜層として使用したエピタキシャルキャパシタを
有するFRAMである。この半導体記憶装置(FRA
M)は、図1に示すように、複数のトランジスタをマト
リクス状に配置した第1の半導体基板11と、この複数
のトランジスタのそれぞれに対応した複数のペロブスカ
イト型構造エピタキシャルキャパシタ9を有する第2の
半導体基板51と、トランジスタのそれぞれの主電極領
域21とエピタキシャルキャパシタ9とを一対一に対応
させて電気的に接続する接続部(31,47,59)と
を少なくとも含む。
【0073】そして、図1に示すように、本発明の第1
の実施の形態に係る半導体記憶装置はSTI領域と称さ
れる埋込み酸化膜からなる素子分離領域13で互いに分
離された複数のMOSトランジスタが、シリコン基板1
1の上にマトリクス状に配置されている。この複数のM
OSトランジスタは、シリコン基板11の上に形成され
たpウェル12の表面上に形成されたnMOSFETで
ある。このnMOSFETは、pウェル12内に、主電
極領域として、n+ 領域からなるソース領域21及びド
レイン領域22を有している。さらに、このnMOSF
ETは制御電極として、pウェル12の表面のゲート酸
化膜29の上にゲート電極37を有している。なおここ
でゲート電極37は、ワード線の一部を成すものであ
る。ワード線37は、図2に示すように複数本あり、縦
方向に伸延されている。
【0074】また、図2に示すようにドレイン領域22
上には不純物を添加した多結晶シリコン(ドープドポリ
シリコン)、高融点金属や高融点金属のシリサイド等か
らなるビット線コンタクトプラグ39が配置され、ビッ
ト線35に接続されている。ビット線35は、ワード線
37と直交する横方向に伸延されている。図2では、簡
単化のためビット線35が1本のみ示されているが、複
数本のビット線と複数本のワード線でX−Yマトリクス
を構成していることは勿論である。
【0075】図1に示すように、n+ ソース領域21に
は、ドープドポリシリコン、高融点金属や高融点金属の
シリサイド等からなるキャパシタコンタクトプラグ31
が接続されている。キャパシタコンタクトプラグ31に
は、図2に示した矩形のキャパシタ部9と同一平面パタ
ーンの第1の貼り合せ層47が接続されている。
【0076】一方、エピタキシャルキャパシタ(キャパ
シタ部)9は上部バリア金属層56、SRO等の上部電
極層55、Baのモル分率70%のBSTO等の誘電体
薄膜層54、SRO等の下部電極層53、下部バリア金
属層52とから構成されている。第2のシリコン基板5
1は、不純物密度2×1018乃至1×1020cm-3程度
の高不純物密度のシリコン基板である。高不純物密度の
第2のシリコン基板51を介して、下部バリア金属層5
2は、Ti/TiN/Al層などのプレート電極62に
接続されている。さらに、プレート電極62の上には酸
化膜(SiO2膜)、PSG膜、BPSG膜、窒化膜
(Si34 膜)、あるいはポリイミド膜などのパッシ
ベーション絶縁膜65が形成されている。そして、上部
バリア金属層56には、図2に示した矩形のキャパシタ
部9と同一平面パターンの第2の貼り合せ層59が接続
されている。この結果、キャパシタコンタクトプラグ3
1、第1の貼り合せ層47及び第2の貼り合せ層59に
より、n+ ソース領域21とエピタキシャルキャパシタ
(キャパシタ部)9とは、電気的に接続されている。図
1において符号32,33,34,36,37は酸化膜
(SiO2 膜)、PSG膜、BPSG膜、あるいは窒化
膜(Si34 膜)などの絶縁膜である。
【0077】次に、本発明の第1の実施の形態に係る半
導体記憶装置の製造方法を以下の工程順模式断面図(図
3乃至図11)を使用して説明する。図3乃至図11に
おいて各図の(a)と(b)とは互いに直交する関係に
ある断面図である。すなわち、図(a)のA−A方向か
ら見た断面図が図(b)であり、図(b)のB−B方向
から見た断面図が図(a)である。
【0078】(イ)まず、図3に示すように、第1のシ
リコン(100)基板11に、公知のプロセスを使用し
て、n+ ソース領域21、n+ドレイン領域22、ゲー
ト酸化膜29、ワード線37からなるトランジスタや、
素子間分離絶縁膜13、ビット線37、およびキャパシ
タコンタクトプラグ31を形成し、その最上層を化学的
機械的研磨(CMP)等の方法により平坦化し基板表面
とする。
【0079】(ロ)次に、この基板表面に第1の貼り合
せ層47として平坦なAl膜を全面に形成する。この
時、平坦な第1の貼り合せ層47は、キャパシタコンタ
クトプラグ31により本発明のトランジスタの主電極領
域となるn+ ソース領域21に接続されている。
【0080】(ハ)次に、図4に示すように、第2のシ
リコン(100)基板51に、下部バリア金属層52と
して膜厚10nmの(Ti,Al)N、下部電極層(第
1の電極層)53として膜厚20nmのSrRuO3
誘電体薄膜層54としてBaのモル分率70%で厚さ2
0nmのBSTO薄膜、上部電極層(第2の電極層)5
5として厚さ20nmのSrRuO3 膜、さらに上部バ
リア金属層56として膜厚10nmの(Ti,Al)N
を含むキャパシタ用多層構造を形成する。このキャパシ
タ用多層構造は、基板温度600℃でRFあるいはDC
スパッタリング法により大気中に出さずに連続してエピ
タキシャル成長すればよい。
【0081】(ニ)次に、図4に示すように、第2の貼
り合せ層59として、平坦なAl膜をキャパシタ用多層
構造の表面の全面に形成する。
【0082】(ホ)次に、図5に示すように、第1の貼
り合せ層47と第2の貼り合せ層59の表面に生成され
た酸化層を、圧力4×10-6Pa以下の超高真空中でA
rガスのスパッタリングにより除去してAlの新生面を
出す。Alの新生面を出したら、そのまま大気中に晒さ
ずに第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層59を突
き合わせ、400℃30分間加圧して、第1のシリコン
基板11と第2のシリコン基板51とを接合する。
【0083】(へ)次に図6に示すように、貼り合わせ
た第2のシリコン基板51を裏面からCMP等により研
磨してキャパシタ層およびシリコン基板を0.2μm程
度残す。
【0084】(ト)その後、第1のシリコン基板に形成
されたトランジスタのパターンを基準として、位置合わ
せを行う。つまり、フォトリソグラフィー技術を用いフ
ォトレジストの分離用マスクパターンを形成する。この
分離用マスクパターンをエッチング用マスクとして用
い、図7に示すような分離溝91により、各メモリセル
毎のキャパシタがパターニングされる。エッチング用マ
スクは、フォトレジストと酸化膜等の多層膜でも良く、
他のマスク材を用いても良い。図8は、対応する平面図
である。キャパシタ部のパターンとなる矩形のパターン
が、各メモリセルに対応して島状に形成されている。位
置合わせは、第1のシリコン基板にトランジスタを形成
する際に用いた合わせマークを用いても良く、現実のト
ランジスタのパターンに注目して合わせても良い。貼り
合わせ後に新たな合わせマークを形成しても良い。分離
溝91の形成のためには、リアクティブイオンエッチン
グ(RIE)等を用いればよい。この際のエッチング条
件として、酸化物層33をエッチング停止層として使用
すると良い。
【0085】(チ)さらに図9に示すようにTEOSガ
スを原料としたプラズマCVD法等により絶縁膜(キャ
パシタ分離絶縁膜)61を埋め込んだ後、図10に示す
ように再びCMP法等により平坦化する。
【0086】(リ)次に図11に示すように、プレート
電極層62としてTi/TiN/Al層を作成し、図1
に示すように酸化膜(SiO2 膜)、PSG膜、BPS
G膜、窒化膜(Si34 膜)、あるいはポリイミド膜
などのパッシベーション絶縁膜65をかぶせる。
【0087】このような工程により、ペロブスカイト型
構造の強誘電体薄膜層を使用したエピタキシャルキャパ
シタとトランジスタからなるメモリセルを歩留り良く作
成することができ、FRAMとしての良好かつ信頼性の
高い動作が確認された。
【0088】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記
憶装置の製造方法においては、第1および第2のシリコ
ン基板11,51とを互いに貼り合わせ、その後、フォ
トリソグラフィー工程で、セル毎のキャパシタを分離・
形成しているので上下の第1の貼り合せ層47と第2の
貼り合せ層59間の合わせずれの問題は本来的にない。
また、全面に形成された平坦な面で第1の貼り合せ層4
7と第2の貼り合せ層59とを接合しているので、良好
な接合界面が得られ、オープン不良が生じることもな
い。さらに、第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層
59の接合部の周囲の分離溝91に、プラズマCVD法
等により新たな絶縁膜(キャパシタ分離絶縁膜)61を
埋め込んでいるので、リーク電流の通路が発生するおそ
れもない。したがって、隣接するメモリーセルのそれぞ
れの第1及び第2の貼り合せ層47,59間におけるリ
ーク電流やショート不良の恐れもない。
【0089】なお、(ホ)の工程における超高真空中
で、Alの新生面を出し、そのまま大気中に晒さずに第
1のシリコン基板11と第2のシリコン基板51とを接
合するためには、図41に示すような装置を用いればよ
い。図41で、成膜室1と圧着室3とは図示を省略した
ゲートバルブを介して互いに接続されている。また、成
膜室1と圧着室3とは図示を省略したクライオポンプや
ターボポンプ等の超高真空用真空ポンプに接続され、圧
力4×10-6Pa以下の超高真空に排気出来るようにな
っている。圧着室3内には、複数枚のシリコン基板を保
持できるカセット、第1のシリコン基板11と第2のシ
リコン基板51を搭載し所定の温度に加熱できるヒータ
を備えたステージ5、及び第1のシリコン基板11と第
2のシリコン基板51を互いに所定の圧力で圧着するた
めのプレス4等が備えられている。成膜室1には図示を
省略した他のゲートバルブを介して真空準備室が接続さ
れ、エアーロックで真空準備室から第1のシリコン基板
11と第2のシリコン基板51を搬送できるようになっ
ている。成膜室1中には、第1の貼り合せ層47と第2
の貼り合せ層59としてのAlをスパッタリングで堆積
きるように、Alのターゲットが用意されている。さら
に第1のシリコン基板11と第2のシリコン基板51を
搭載するウェハホールダは、接地(グランド)レベルと
高電圧レベルに切り替えられるようになっている。従っ
て、第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層59とを
スパッタリングで堆積後、直ちに極性を切り替えて、第
1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層59の表面に生
成された酸化層を、圧力4×10-6Pa以下の超高真空
中でArガスのスパッタリングにより除去してAlの新
生面を出すことができる。勿論、第1の貼り合せ層47
と第2の貼り合せ層59を堆積する部屋(チャンバー)
と、第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層59の表
面に生成された酸化層をスパッタリングにより除去する
部屋(チャンバー)とをそれぞれ別に用意して、真空中
で搬送できるようにしてもよい。いずれにしても、スパ
ッタリングによりAlの新生面を出したら、ゲートバル
ブを開けて、第1のシリコン基板11と第2のシリコン
基板51を圧着室3に真空搬送する。具体的には、まず
複数枚の第1のシリコン基板11を圧着室3に真空搬送
し、圧着室3内のカセットに一旦保持し、次に第2のシ
リコン基板51を圧着室3に真空搬送するような手順で
よい。圧着室3内では、ステージ5上に第1のシリコン
基板11と第2のシリコン基板51が搭載され、プレス
4で所定の圧力で400℃30分間圧着し、貼り合わせ
(直接接合)を行う。本発明の第1の実施の形態に係る
半導体記憶装置の製造方法においては、第1および第2
のシリコン基板とを互いに貼り合わせ、その後、フォト
リソグラフィー工程で、セル毎のキャパシタを分離・形
成しているので、第1および第2のシリコン基板の接着
後に、セル毎のキャパシタとトランジスタの主電極領域
との相対的位置関係が決定される。従って、第1および
第2のシリコン基板との間の多少の貼り合わせずれは許
容される。つまり、第1および第2のシリコン基板の外
周の位置を合わせる程度の位置あわせ精度で良く、ギガ
ビットクラスの微細パターンを有した半導体記憶装置で
あっても、トランジスタのパターンに対してサブミクロ
ン乃至ナノメータレベルの精度で合うように注意しなが
ら、第1のシリコン基板と第2のシリコン基板とを機械
的に貼り合わせる必要はない。このため、図41に示す
ような簡単な装置構成で位置合わせ及び貼り合わせが可
能であり、真空チャンバー中に複雑な装置が入らないの
で、真空に対する脱ガス成分も少なくなり、圧力4×1
-6Pa以下の超高真空中が、容易に達成される。従っ
てより信頼性の高い第1の貼り合せ層47と第2の貼り
合せ層59との接合が実現でき、その結果、半導体記憶
装置の高性能化と高信頼性化が達成される。
【0090】図12は、本発明の第1の実施の形態の変
形例に係るSOI・FRAMメモリセルの模式的な断面
図である。本発明の第1の実施の形態の変形例に係るS
OI・FRAMは、BaリッチのBSTO薄膜層(強誘
電体薄膜層)を使用したエピタキシャルキャパシタを有
するSOI・FRAMである。この半導体記憶装置(F
RAM)は、図12に示すように、複数のトランジスタ
をSOI基板(10,14,15)上にマトリクス状に
配置している。SOI基板(10,14,15)は、支
持基板となる第1のシリコン基板10と、この第1のシ
リコン基板10の上の埋め込み絶縁膜14と、埋め込み
絶縁膜14の上のSOI膜15から構成されている。S
OI基板(10,14,15)は、直接接合法(SDB
法)、SIMOX法、エピタキシャル成長法等により形
成すればよい。図12に示す本発明の第1の実施の形態
の変形例に係るSOI・FRAMメモリセルは、複数の
トランジスタをマトリクス状に配置した第1のシリコン
基板10と、この複数のトランジスタのそれぞれに対応
した複数のペロブスカイト型構造エピタキシャルキャパ
シタ9を有する第2のシリコン基板51と、トランジス
タのそれぞれの主電極領域21とエピタキシャルキャパ
シタ9とを一対一に対応させて電気的に接続する接続部
(31,47,59)とを少なくとも含んで構成されて
いる。上述したように、本発明の「第1のシリコン基
板」および「第2のシリコン基板」は、CZ法、FZ
法、MCZ法等のシリコン基板のみに限定されるのでは
なく、これらCZ法、FZ法、MCZ法等によるシリコ
ンウェハ上にエピタキシャル成長したエピタキシャルウ
ェハや、これらのシリコンウェハを用いたSOI基板等
も本発明の「第1のシリコン基板」および「第2のシリ
コン基板」に該当することを示すための構造例である。
【0091】そして、図12に示すように、本発明の第
1の実施の形態の変形例に係るSOI・FRAMメモリ
セルにおいては、複数のMOSトランジスタが、埋め込
み絶縁膜14まで達するSTI領域13により互いに分
離されている。この複数のMOSトランジスタは、埋め
込み絶縁膜14の上のp型SOI膜15の表面上に形成
されたnMOSFETである。このnMOSFETは、
p型SOI膜15内に、主電極領域として、n+ 領域か
らなるソース領域21及びドレイン領域22を有してい
る。さらに、このnMOSFETは制御電極として、p
型SOI膜15の表面のゲート酸化膜29の上にゲート
電極37を有している。なおここでゲート電極37は、
ワード線の一部を成すものである。 また、ドレイン領
域22上には、図示を省略したビット線コンタクトプラ
グが配置され(図2参照)、ビット線35に接続されて
いる。ビット線35は、ワード線37と直交する方向に
伸延されている。
【0092】図12に示すように、n+ ソース領域21
には、キャパシタコンタクトプラグ31が接続されてい
る。一方、エピタキシャルキャパシタ(キャパシタ部)
9は上部バリア金属層56、SRO等の上部電極層5
5、Baのモル分率70%のBSTO等の誘電体薄膜層
54、SRO等の下部電極層53、下部バリア金属層5
2とから構成されている。第2のシリコン基板51は、
不純物密度2×1018乃至1×1020cm-3程度の高不
純物密度のシリコン基板である。高不純物密度の第2の
シリコン基板51を介して、下部バリア金属層52は、
Ti/TiN/Al層などのプレート電極62に接続さ
れている。さらに、プレート電極62の上にはパッシベ
ーション絶縁膜65が形成されている。そして、部バリ
ア金属層56には、第2の貼り合せ層59が接続されて
いる。この結果、キャパシタコンタクトプラグ31、第
1の貼り合せ層47及び第2の貼り合せ層59により、
+ソース領域21とエピタキシャルキャパシタ(キャ
パシタ部)9とは、電気的に接続されている。図12に
おいて符号32,33,34,36,37は酸化膜(S
iO2 膜)、PSG膜、BPSG膜、あるいは窒化膜
(Si34 膜)などの絶縁膜である。
【0093】(第2の実施の形態)図13および図14
に、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の
断面図および平面図を示す。本発明の第2の実施の形態
に係る半導体記憶装置は、Baのモル分率70%のBS
TO薄膜を強誘電体薄膜層として使用したエピタキシャ
ルキャパシタを有するFRAMである。図13(a)と
図13(b)とは互いに直交する関係にある断面図であ
る。すなわち、図13(a)のA−A方向から見た断面
図が図13(b)であり、図13(b)のB−B方向か
ら見た断面図が図13(a)である。また、図14は対
応する平面図である。
【0094】この半導体記憶装置(FRAM)は、図1
3に示すように、複数のトランジスタをマトリクス状に
配置した第1の半導体基板11と、この複数のトランジ
スタのそれぞれに対応した複数のペロブスカイト型構造
エピタキシャルキャパシタ9を有する第2の半導体基板
64と、トランジスタのそれぞれの主電極領域21とエ
ピタキシャルキャパシタ9とを一対一に対応させて電気
的に接続する接続部(31,47,63、64)とを少
なくとも含む。
【0095】そして、図13に示すように、本発明の第
2の実施の形態に係る半導体記憶装置はSTI領域(素
子分離領域)13で互いに分離された複数のMOSトラ
ンジスタが、シリコン基板11の上にマトリクス状に配
置されている。この複数のMOSトランジスタは、シリ
コン基板11の上に形成されたpウェル12の表面上に
形成されたnMOSFETである。このnMOSFET
は、pウェル12内に、主電極領域として、n+ 領域か
らなるソース領域21及びドレイン領域22を有してい
る。さらに、このnMOSFETは制御電極として、p
ウェル12の表面のゲート酸化膜29の上にゲート電極
37を有している。なおここでゲート電極37は、ワー
ド線の一部を成すものである。ワード線37は、図14
に示すように複数本あり、縦方向に伸延されている。
【0096】また、図14に示すようにドレイン領域2
2上にはドープドポリシリコン、高融点金属や高融点金
属のシリサイド等からなるビット線コンタクトプラグ3
9が配置され、ビット線35に接続されている。ビット
線35は、ワード線37と直交する横方向に伸延されて
いる。図14では、簡単化のためビット線35が1本の
み示されているが、複数本のビット線と複数本のワード
線でX−Yマトリクスを構成していることは勿論であ
る。
【0097】さらに、図13に示すように、n+ ソース
領域21には、ドープドポリシリコン、高融点金属や高
融点金属のシリサイド等からなるキャパシタコンタクト
プラグ31が接続されている。キャパシタコンタクトプ
ラグ31には、図14に示した矩形のキャパシタ部9と
同一平面パターンの第1の貼り合せ層47が接続されて
いる。
【0098】一方、エピタキシャルキャパシタ(キャパ
シタ部)9は下部バリア金属層52、SRO等の下部電
極層53、Baのモル分率70%のBSTO等の誘電体
薄膜層54、SRO等の上部電極層55、および上部バ
リア金属層56とから構成されている。上部バリア金属
層56には、Ti/TiN/Al層などのプレート電極
62が接続され、プレート電極62の上には酸化膜(S
iO2 膜)、PSG膜、BPSG膜、窒化膜(Si3
4 膜)、あるいはポリイミド膜などのパッシベーション
絶縁膜65が形成されている。第2のシリコン基板64
は、不純物密度2×1018乃至1×1020cm-3程度の
高不純物密度のシリコン基板である。高不純物密度の第
2のシリコン基板64を介して、下部バリア金属層52
は、第2の貼り合せ層63に接続されている。つまり、
下部バリア金属層52、下部電極層53、BSTO等の
誘電体薄膜層54、上部電極層55、および上部バリア
金属層56からなる多層構造、第2のシリコン基板6
4、第1および第2の貼り合せ層47,63は、図14
に示した矩形のキャパシタ部9と同一平面パターンに分
離形成されている。そして、キャパシタコンタクトプラ
グ31、第1の貼り合せ層47、第2の貼り合せ層63
及び第2のシリコン基板64により、n+ ソース領域2
1とエピタキシャルキャパシタ(キャパシタ部)9と
は、電気的に接続されている。図13において符号3
2,33,34,36,37は酸化膜(SiO2 膜)、
PSG膜、BPSG膜、あるいは窒化膜(Si3
4 膜)などの絶縁膜である。
【0099】次に、本発明の第2の実施の形態に係る半
導体記憶装置の製造方法を以下の工程順模式断面図(図
3及び図15乃至図22)を使用して説明する。以下の
工程(イ)、(ロ)は、第1の貼り合せ層47としてA
l膜の代わりにCu膜を用いている点を除けば、前述の
第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法と基
本的に同一であるため、工程(イ)、(ロ)の説明にお
いては、前述の図3を参照して説明する。なお、図15
乃至図22において各図の(a)と(b)とは互いに直
交する関係にある断面図である。すなわち、図(a)の
A−A方向から見た断面図が図(b)であり、図(b)
のB−B方向から見た断面図が図(a)である。
【0100】(イ)まず、前述の図3に示すように、第
1のシリコン(100)基板11に、公知のプロセスを
使用して、n+ ソース領域21、n+ドレイン領域2
2、ゲート酸化膜29、ワード線37からなるトランジ
スタや、素子間分離絶縁膜13、ビット線37、および
キャパシタコンタクトプラグ31を形成し、その最上層
を化学的機械的研磨(CMP)等の方法により平坦化し
基板表面とする。
【0101】(ロ)次に、この基板表面に第1の貼り合
せ層47として平坦なCu膜を全面に形成する。この
時、平坦な第1の貼り合せ層47は、キャパシタコンタ
クトプラグ31により本発明のトランジスタの主電極領
域となるn+ ソース領域21に接続されている。
【0102】(ハ)次に図15に示すように、第2のシ
リコン(100)基板64の表面の全面に、第2の貼り
合せ層63として平坦なCu膜を形成する。
【0103】(ニ)次に図16に示すように、第1の貼
り合せ層47と第2の貼り合せ層63であるCu膜を、
400℃の水素中の還元処理を行って表面のCuの酸化
層を還元し、そのまま大気中に晒さずに第1の貼り合せ
層47と第2の貼り合せ層63を突き合わせ、500℃
30分間加圧して接合する。Cu膜の表面の還元処理を
行って、そのまま大気中に晒さずに第1の貼り合せ層4
7と第2の貼り合せ層63を接合するためには、図42
に示すような装置を用いればよい。
【0104】(ホ)次に図17に示すように、貼り合わ
せた第2のシリコン基板64を所定の厚さに薄膜化す
る。例えば、第2のシリコン基板64の裏面からCMP
等により研磨して、第2のシリコン基板64を0.2μ
m程度の厚さまで薄膜化する。
【0105】(へ)次に図18に示すように下部バリア
金属層52として膜厚10nmの(Ti,Al)N、下
部電極層(第1の電極層)53として膜厚20nmのS
rRuO3 、誘電体薄膜層54としてBaのモル分率7
0%で厚さ20nmのBSTO薄膜、上部電極層(第2
の電極層)55として厚さ20nmのSrRuO3 膜、
さらに上部バリア金属層56として膜厚10nmの(T
i,Al)Nを、基板温度600℃でRFあるいはDC
スパッタリング法により大気中に出さずに連続エピタキ
シャル成長し、キャパシタ用多層構造を形成する。
【0106】(ト)次に図19に示すように、第1のシ
リコン基板11上のトランジスタのパターンを基礎とし
て、位置合わせ行い、フォトリソグラフィー技術を用い
フォトレジストの分離用マスクパターンを形成する。分
離用マスクパターンをエッチング用マスクとして用い、
分離溝93を形成する。エッチング用マスクは、フォト
レジストと酸化膜等の多層膜でも良く、他のマスク材を
用いても良い。分離溝93により、キャパシタ用多層構
造52,53,54,55,56、第2のシリコン基板
64、第1および第2の貼り合せ層47,63、は複数
のパターンに分離され、各メモリセルごとのキャパシタ
が形成される。フォトリソグラフィー技術における位置
合わせは、第1のシリコン基板にトランジスタを形成す
る際に用いた合わせマークを用いても良く、現実のトラ
ンジスタのパターンに注目して合わせても良い。貼り合
わせ後に新たな合わせマークを形成しても良い。分離溝
93の形成のためには、リアクティブイオンエッチング
(RIE)等を用いればよい。この際のエッチング条件
として、酸化物層33をエッチング停止層として使用す
ると良い。
【0107】(チ)さらに図20に示すようにTEOS
ガスを原料としたプラズマCVD法等により分離溝93
にキャパシタ分離絶縁膜61を埋め込んだ後、図21に
示すように再びCMP法等により平坦化する。その後、
図22に示すようにプレート電極層62としてTi/T
iN/Al層を作成し、図13に示すように、酸化膜
(SiO2 膜)、PSG膜、BPSG膜、窒化膜(Si
34 膜)、あるいはポリイミド膜などのパッシベーシ
ョン絶縁膜65をかぶせる。
【0108】このような工程により、強誘電体薄膜層を
使用したキャパシタとトランジスタからなるメモリセル
を歩留まり良く作成することができ、FRAMとしての
良好かつ信頼性の高い動作が確認された。
【0109】本発明の第2の実施の形態に係る半導体記
憶装置の製造方法においては、第1および第2のシリコ
ン基板11,64とを互いに貼り合わせ、その後、フォ
トリソグラフィー工程で、セル毎のキャパシタを分離・
形成しているので上下の第1の貼り合せ層47と第2の
貼り合せ層63の合わせずれの問題は本来的にない。ま
た、全面に形成された平坦な面で第1の貼り合せ層47
と第2の貼り合せ層63とを接合しているので、良好な
接合界面が得られ、オープン不良が生じることもない。
さらに、第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層63
の接合部の周囲に形成した分離溝93に、新たに絶縁膜
(キャパシタ分離絶縁膜)61を埋め込んでいるので、
リーク電流の通路が発生するおそれもない。したがっ
て、隣接するメモリーセルのそれぞれの第1及び第2の
貼り合せ層47,63間におけるリーク電流やショート
不良の恐れもない。
【0110】なお、図42は、(ニ)の工程における水
素中の還元処理を行って表面のCuの酸化層を還元し、
そのまま大気中に晒さずに、第1のシリコン基板11と
第2のシリコン基板64とを接合するための装置を示
す。図42で、成膜室1と還元室2,及び還元室2と圧
着室3とは、それぞれ図示を省略したゲートバルブを介
して互いに接続されている。また、成膜室1、還元室2
および圧着室3は図示を省略したクライオポンプやター
ボポンプ等の超高真空用真空ポンプに接続され、圧力4
×10-6Pa以下の超高真空に排気出来るようになって
いる。還元室2には、還元処理用の水素ガス導入口7が
設けられ、ますフローコントローラ等により、所定の流
量に制御できるようになっている。更に、還元室2には
ヒータ6が設けられ、400℃等の所定の温度に、第1
のシリコン基板11と第2のシリコン基板64とを加熱
できるようになっている。加熱は、赤外線ランプ加熱で
も抵抗加熱でもかまわないが、赤外線ランプ加熱の方が
クリーンな加熱が出来る。圧着室3内には、複数枚のシ
リコン基板を保持できるカセット、第1のシリコン基板
11と第2のシリコン基板64を搭載し所定の温度に加
熱できるヒータを備えたステージ5、及び第1のシリコ
ン基板11と第2のシリコン基板64を互いに所定の圧
力で圧着するためのプレス4が備えられている。成膜室
1には図示を省略した他のゲートバルブを介して真空準
備室が接続され、エアーロックで真空準備室から第1の
シリコン基板11と第2のシリコン基板64を搬送でき
るようになっている。成膜室1は、第1の貼り合せ層4
7と第2の貼り合せ層64としてのCu膜を、CVD、
真空蒸着、あるいはスパッタリングで堆積できるように
構成されている。真空中で搬送できるようにしてもよ
い。Cu膜を堆積後、ゲートバルブを開けて、第1のシ
リコン基板11と第2のシリコン基板51を還元室2に
真空搬送する。還元室2では、第1の貼り合せ層47又
は第2の貼り合せ層63であるCu膜を、400℃の水
素中で、所定の時間(例えば、10乃至30分)還元処
理を行う。還元処理が終了すれば、ゲートバルブを開け
て、第1のシリコン基板11と第2のシリコン基板51
を圧着室3に真空搬送する。具体的には、まず複数枚の
第1のシリコン基板11を成膜室1、還元室2、圧着室
3と順次処理しながら真空搬送し、圧着室3内のカセッ
トに一旦保持し、次に第2のシリコン基板64を同様に
成膜室1、還元室2、圧着室3と順次処理しながら真空
搬送するような手順でよい。先に、第2のシリコン基板
64を成膜室1、還元室2、圧着室3と順次処理しなが
ら真空搬送し、圧着室3内のカセットに一旦保持し、次
に第1のシリコン基板11を真空搬送する手順でも良
い。圧着室3内では、ステージ5上に第1のシリコン基
板11と第2のシリコン基板64が搭載され、プレス4
で所定の圧力で400℃30分間圧着し、貼り合わせ
(直接接合)を行う。本発明の第2の実施の形態に係る
半導体記憶装置の製造方法においては、第1および第2
のシリコン基板とを互いに貼り合わせ、その後、フォト
リソグラフィー工程で、セル毎のキャパシタを分離・形
成しているので、第1および第2のシリコン基板の接着
後に、セル毎のキャパシタとトランジスタの主電極領域
との相対的位置関係が決定される。従って、第1および
第2のシリコン基板との間の多少の貼り合わせずれは許
容される。つまり、第1および第2のシリコン基板の外
周の位置を合わせる程度の位置あわせ精度で良い。この
ため、図42に示すように真空チャンバー中に複雑な装
置が入らないので、真空に対する脱ガス成分も少なくな
り、圧力4×10-6Pa以下の超高真空中が、容易に達
成される。従ってより信頼性の高い第1の貼り合せ層4
7と第2の貼り合せ層63との接合が実現でき、その結
果、半導体記憶装置の高性能化と高信頼性化が達成され
る。
【0111】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態に係る半導体記憶装置は、ほぼ第2の実施の形態
と同様であるが、平面構造のペロブスカイト型構造エピ
タキシャルキャパシタの代りに、立体構造のペロブスカ
イト型構造エピタキシャルキャパシタを作成した点が、
第2の実施の形態に係る半導体記憶装置とは相違する。
更に、第3の実施の形態は、Baのモル分率70%のB
STO薄膜(強誘電体薄膜)の代わりに、Baのモル分
率30%のBSTO薄膜(常誘電体薄膜)を用いたDR
AMであり、第2の実施の形態に係るFRAMとは相違
する。
【0112】図23および図24に、本発明の第3の実
施の形態に係る半導体記憶装置の断面図および平面図を
示す。図23(a)と図23(b)とは互いに直交する
関係にある断面図である。すなわち、図23(a)のA
−A方向から見た断面図が図23(b)であり、図23
(b)のB−B方向から見た断面図が図23(a)であ
る。また、図24は対応する平面図である。
【0113】この半導体記憶装置(DRAM)は、図2
3に示すように、複数のトランジスタをマトリクス状に
配置した第1のシリコン基板11と、この複数のトラン
ジスタのそれぞれに対応した複数のペロブスカイト型構
造エピタキシャルキャパシタ9を有する第2のシリコン
基板64と、トランジスタのそれぞれの主電極領域21
とエピタキシャルキャパシタ9とを一対一に対応させて
電気的に接続する接続部(31,47,63、64)と
を少なくとも含む。
【0114】そして、図23に示すように、本発明の第
3の実施の形態に係る半導体記憶装置はSTI領域(素
子分離領域)13で互いに分離された複数のMOSトラ
ンジスタが、シリコン基板11の上にマトリクス状に配
置されている。この複数のMOSトランジスタは、シリ
コン基板11の上に形成されたpウェル12の表面上に
形成されたnMOSFETである。このnMOSFET
は、pウェル12内に、主電極領域として、n+ 領域か
らなるソース領域21及びドレイン領域22を有してい
る。さらに、このnMOSFETは制御電極として、p
ウェル12の表面のゲート酸化膜29の上にゲート電極
37を有している。なおここでゲート電極37は、ワー
ド線の一部を成すものである。ワード線37は、図24
に示すように複数本あり、縦方向に伸延されている。
【0115】また、図24に示すようにドレイン領域2
2上にはドープドポリシリコン、高融点金属や高融点金
属のシリサイド等からなるビット線コンタクトプラグ3
9が配置され、ビット線35に接続されている。ビット
線35は、ワード線37と直交する横方向に伸延されて
いる。図24では、簡単化のためビット線35が1本の
み示されているが、複数本のビット線と複数本のワード
線でX−Yマトリクスを構成していることは勿論であ
る。
【0116】さらに、図23に示すように、n+ ソース
領域21には、ドープドポリシリコン、高融点金属や高
融点金属のシリサイド等からなるキャパシタコンタクト
プラグ31が接続されている。キャパシタコンタクトプ
ラグ31には、図24に示した矩形のキャパシタ部9と
同一平面パターンの第1の貼り合せ層47が接続されて
いる。
【0117】一方、エピタキシャルキャパシタ(キャパ
シタ部)9は、U溝に形成された立体構造をしている。
即ち、U溝の底面及び側壁に沿って形成された下部バリ
ア金属層52、SRO等の下部電極層53、Baのモル
分率70%のBSTO等の誘電体薄膜層54とこのU溝
を埋め込むように形成されたSRO等の上部電極層5
5、および平坦な上部バリア金属層56とから構成され
ている。上部バリア金属層56には、Ti/TiN/A
l層などのプレート電極62が接続され、プレート電極
62の上には酸化膜(SiO2 膜)、PSG膜、BPS
G膜、窒化膜(Si34 膜)、あるいはポリイミド膜
などのパッシベーション絶縁膜65が形成されている。
第2のシリコン基板64は、不純物密度2×1018乃至
1×1020cm-3程度の高不純物密度のシリコン基板で
ある。高不純物密度の第2のシリコン基板64を介し
て、下部バリア金属層52は、第2の貼り合せ層63に
接続されている。下部バリア金属層52、下部電極層5
3、BSTO等の誘電体薄膜層54、上部電極層55、
および上部バリア金属層56からなる多層構造、第2の
シリコン基板64、第1および第2の貼り合せ層47,
63は、図24に示した矩形のキャパシタ部9のしめす
島状の平面パターンの領域内にほぼ収まるように形成さ
れている。そして、キャパシタコンタクトプラグ31、
第1の貼り合せ層47、第2の貼り合せ層63及び第2
のシリコン基板64により、n+ ソース領域21とエピ
タキシャルキャパシタ(キャパシタ部)9とは、電気的
に接続されている。図23において符号32,33,3
4,36,37は酸化膜(SiO2膜)、PSG膜、B
PSG膜、あるいは窒化膜(Si34 膜)などの絶縁
膜である。
【0118】Srリッチ組成の単結晶BSTOは、例え
ば膜厚20nmで誘電率800以上という非常に高い誘
電率を示す。このようにSrリッチ組成の単結晶BST
Oを使用することにより、極めて高い高誘電率を有する
のに加え、立体形状のキャパシタであるので、セル面積
を極めて小さくしても所定の容量値が担保される。従っ
て、4Gb乃至256GbのDRAM、さらにはテラビ
ットDRAMが実現できる。
【0119】なお、上部電極層55、上部バリア金属層
56は、必ずしもエピタキシャル成長で形成する必要は
ない。なぜなら、下部電極層53のa軸、b軸方向の格
子定数が、誘電体薄膜層54のそれより十分小さくな
り、下部電極層53と誘電体薄膜層54との間に格子定
数のミスマッチが生じていれば、誘電率800以上とい
う非常に高い誘電率を得ることは可能であるからであ
る。
【0120】次に、本発明の第3の実施の形態に係る半
導体記憶装置の製造方法を工程順模式断面図(図3、図
15、図16及び図25乃至37)を使用して説明す
る。本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の
製造方法における第1のシリコン基板11にトランジス
タおよび第1の貼り合せ層47を作成し、第2のシリコ
ン基板64に第2の貼り合せ層63を作成し、第1の貼
り合せ層47と第2の貼り合せ層63を突き合わせて接
合するまでの工程は、第2の実施の形態に係る半導体記
憶装置の製造方法同じであるので図3、図15及び、図
16を参照して説明する。なお、図25乃至図37にお
いて各図の(a)と(b)とは互いに直交する関係にあ
る断面図である。すなわち、図(a)のA−A方向から
見た断面図が図(b)であり、図(b)のB−B方向か
ら見た断面図が図(a)である。以下、これらの工程順
模式断面を使用して説明する。
【0121】(イ)まず、前述の図3に示すように、第
1のシリコン(100)基板11に、公知のプロセスを
使用して、n+ ソース領域21、n+ドレイン領域2
2、ゲート酸化膜29、ワード線37からなるトランジ
スタや、素子間分離絶縁膜13、ビット線37、および
キャパシタコンタクトプラグ31を形成し、その最上層
を化学的機械的研磨(CMP)等の方法により平坦化し
基板表面とする。
【0122】(ロ)次に、この基板表面に第1の貼り合
せ層47として平坦なCu膜を全面に形成する。この
時、平坦な第1の貼り合せ層47は、キャパシタコンタ
クトプラグ31により本発明のトランジスタの主電極領
域となるn+ ソース領域21に接続されている。
【0123】(ハ)次に図15に示すように、第2のシ
リコン(100)基板64の表面の全面に、第2の貼り
合せ層63として平坦なCu膜を形成する。
【0124】(ニ)次に図16に示すように、第1の貼
り合せ層47と第2の貼り合せ層63であるCu膜を、
400℃の水素中の還元処理を行って表面のCuの酸化
層を還元し、そのまま大気中に晒さずに第1の貼り合せ
層47と第2の貼り合せ層63を突き合わせ、500℃
30分間加圧して接合する。
【0125】(ホ)次に図25に示すように、貼り合わ
せた第2のシリコン基板64を所定の厚さに薄膜化す
る。例えば、第2のシリコン基板64の裏面からCMP
等により研磨して、第2のシリコン基板64を0.5μ
m程度の厚さまで薄膜化する。
【0126】(ヘ)次に、図26に示すように、フォト
リソグラフィー技術を用いフォトレジストのマスクパタ
ーンを形成する。即ち、第1のシリコン基板11上のト
ランジスタのパターンを基礎として、位置合わせ行い、
エッチング用マスクを作成する。このエッチング用マス
クを用い、立体キャパシタを作成するためのキャパシタ
トレンチ92を形成する。エッチング用マスクは、フォ
トレジストと酸化膜等の多層膜でも良い。しかし、シリ
コン基板のエッチングには、酸化膜単独マスクパターン
でシリコン基板をエッチングすることが好ましい。この
ためには、低温CVDやTEOSを用いたCVDにより
酸化膜を形成し、フォトレジストのマスクパターンでま
ず酸化膜を所定の形状にパターニングし、その後、フォ
トレジストのマスクパターンを除去し、酸化膜単独マス
クパターンとすればよい。酸化膜以外の窒化膜(Si3
4 膜)等の他のマスク材を用いても良い。第1のシリ
コン基板11により位置合わせを行いパターニングによ
り、 (ト)次に、図27に示すように下部バリア金属層52
として膜厚10nmの(Ti,Al)N、下部電極層5
3として膜厚20nmのSrRuO3 を、基板温度60
0℃でDCスパッタリング法によりエピタキシャル成長
する。次に図28に示すようにプラズマCVD法等によ
り、酸化膜66等をキャパシタトレンチ92内に埋め込
んだ後に、図29に示すようにシリコン基板64を研磨
停止層として、CMP法などによりエッチバックして平
坦化を行う。
【0127】(チ)次に図30に示すように、フォトリ
ソグラフィー技術とRIEを用い分離溝93を形成す
る。エッチング用マスクは、フォトレジスト、酸化膜、
又はフォトレジストと酸化膜等の多層膜を用いれば良
い。分離溝93は、キャパシタトレンチ92で挟まれた
凸部の内部に形成される。分離溝93の形成のRIEの
際に、酸化物層33をエッチング停止層として使用する
と良い。さらに図31に示すようにTEOSガスを原料
としたプラズマCVD法等により分離溝93にキャパシ
タ分離絶縁膜61を埋め込んだ後、図32に示すように
再びCMP法等により平坦化する。
【0128】(リ)次に図33に示すように、酸化膜6
6のみをRIE法等による選択エッチングにより除去し
て、SRO下部電極層53を露出する。次に図34に示
すように誘電体薄膜層14としてBaのモル分率30%
で厚さ20nmのBSTO薄膜54を形成する。さらに
図35に示すように上部電極層55として厚さ20nm
のSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいは
DCスパッタリング法により大気中に出さずに連続し
て、SRO電極層上にエピタキシャル成長する。ただし
トレンチ外のキャパシタ分離絶縁膜61の上へはBST
O,SROとも多結晶として成長する。このとき、キャ
パシタトレンチ92の幅が小さい場合は、上部電極層の
SROでトレンチを埋め込むことができる。次に図36
に示すようにCMP法等により平坦化を行い、図37に
示すように上部バリア金属層56として膜厚10nmの
(Ti,Al)Nを室温で成膜する。
【0129】(ヌ)最後に、図23に示すように、上部
バリア金属層56の上に、酸化膜(SiO2 膜)、PS
G膜、BPSG膜、窒化膜(Si34 膜)、あるいは
ポリイミド膜などのパッシベーション絶縁膜65をかぶ
せる。
【0130】このような工程により、誘電率の大きな常
誘電体薄膜層を使用したキャパシタとトランジスタから
なるメモリセルを歩留まり良く作成することができ、D
RAMとしての動作が確認された。本発明の第3の実施
の形態に係る半導体記憶装置の製造方法においては、第
1および第2のシリコン基板11,64とを互いに貼り
合わせ、その後、フォトリソグラフィー工程で、キャパ
シタトレンチ92を形成し、このキャパシタトレンチ9
2を用いて、セル毎のキャパシタを分離・形成している
ので上下の第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層6
3の合わせずれの問題は本来的にない。また、全面に形
成された平坦な面で第1の貼り合せ層47と第2の貼り
合せ層63とを接合しているので、良好な接合界面が得
られ、オープン不良が生じることもない。さらに、第1
の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層63の接合部の周
囲に形成した分離溝93に、新たに絶縁膜(キャパシタ
分離絶縁膜)61を埋め込んでいるので、リーク電流の
通路が発生するおそれもない。したがって、隣接するメ
モリーセルのそれぞれの第1及び第2の貼り合せ層4
7,63間におけるリーク電流やショート不良の恐れも
ない。
【0131】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態に係る半導体記憶装置の製造工程はほぼ第1の実
施の形態と同様であるが、第1と第2の貼り合せ層4
7,59に共にAlを使用する代りに、第2の貼り合せ
層にTiを使用して、AlとTiの間の合金化反応によ
り貼り合わせを促進した例である。
【0132】貼り合わせ工程として、第1の貼り合せ層
であるAlをスパッタリングにより成膜し、第2の貼り
合せ層であるTiをスパッタリングで成膜し、両方とも
そのまま大気中に晒さずに清浄面を保ったまま第1の貼
り合せ層と第2の貼り合せ層を突き合わせ、400℃3
0分間加圧して接合する。この場合、図41に示すよう
な装置を用いればよい。即ち、図41に示すように、成
膜室1で第1の貼り合せ層であるAlをスパッタリング
により成膜し、第2の貼り合せ層であるTiをスパッタ
リングで成膜し、成膜室1と圧着室3との間のゲートバ
ルブを開けて、第1のシリコン基板11と第2のシリコ
ン基板51を成膜室1から圧着室3に真空搬送すれば、
第1のシリコン基板11と第2のシリコン基板51とを
大気中に晒さずに接合することができる。
【0133】その結果、主としてTiAl相からなる合
金が貼り合せ層として生成する。TiAl相は融点が1
460℃とAlの660℃と比較して高く、強度的にも
はるかに強く、熱的・機械的に安定な貼り合せ層を作成
することができる。
【0134】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態に係る半導体記憶装置の製造方法はほぼ第1の実
施の形態と同様であるが、第1と第2の貼り合せ層Al
を使用する代りに、非晶質のAl−Ta合金を使用し
て、非晶質の結晶化反応により貼り合わせを促進した例
である。
【0135】貼り合わせ工程として、第1の貼り合せ層
と第2の貼り合せ層を、圧力4×10-6Pa以下の超高
真空中でArガスのスパッタリングにより表面に生成さ
れた酸化層を除去してAl−Ti合金の清浄化表面を出
し、そのまま大気中に晒さずに第1の貼り合せ層と第2
の貼り合せ層を突き合わせ、300℃30分間加圧して
接合する。この場合、図41に示すような装置を用いれ
ばよい。即ち、図41に示すように、成膜室1で第1の
貼り合せ層と第2の貼り合せ層を、圧力4×10-6Pa
以下の超高真空中でArガスのスパッタリングにより表
面に生成された酸化層を除去してAl−Ti合金の清浄
化表面を出し、成膜室1と圧着室3との間のゲートバル
ブを開けて、第1のシリコン基板11と第2のシリコン
基板51を成膜室1から圧着室3に真空搬送すれば、第
1のシリコン基板11と第2のシリコン基板51とを大
気中に晒さずに接合することができる。
【0136】その結果、主としてAlとTi3 Al相か
らなる結晶化した合金層が貼り合せ層として生成する。
結晶反応を利用したために、貼り合わせ温度を100℃
低温化でき、また単相のAlよりも強度的にもはるかに
強い貼り合せ層を作成することができた。
【0137】非晶質としてはAl−Ta合金の他にAl
−Cu,Al−Au,Al−Mg,Ti−Co,Ti−
Ni,Ti−Cu,Si−Mn,Si−Pd,Si−P
t,Si−AgあるいはSi−Au等を用いることがで
きる。
【0138】
【発明の効果】以上上述したように本発明によれば、ペ
ロブスカイト型構造エピタキシャルキャパシタとトラン
ジスタを高密度に集積したメモリセルが作成可能であ
り、ギガビット以上の超高集積化したFRAMやDRA
Mの実現が可能になる。
【0139】特に、直径が200mm(8インチ)乃至
300mm(12インチ)以上のシリコンウェハ(半導
体基板)を用いることが可能となるため、ギガビット以
上の大容量で、且つ製品単価の安い半導体記憶装置(半
導体メモリ)が提供できる。
【0140】更に、本発明の半導体記憶装置の製造方法
によれば、第1および第2の基板の間の合わせずれの問
題は本来的にないので、貼り合わせ工程が簡単になり、
短時間で貼り合わせ作業が終了し、また、本発明の半導
体記憶装置の製造方法による製造歩留まりは高い。
【0141】更に、本発明の半導体記憶装置の製造方法
によれば、貼り合わせ工程における合わせずれの問題が
ないので、真空中での貼り合わせ作業が容易となる。こ
の結果、極めて低い圧力の真空中で、大気中に晒さずに
接合出来るので、良好な接合界面が得られる。
【0142】また、本発明の半導体記憶装置の製造方法
によれば、第1の貼り合せ層47と第2の貼り合せ層5
9との間に良好な接合界面が得られ、オープン不良が生
じることもない。さらに、キャパシタ分離絶縁膜中にリ
ーク電流の通路が発生するおそれもないのでメモリーセ
ル間のリーク電流やショート不良の恐れもなく、高性能
かつ高信頼性のFRAMやDRAMの実現できる従っ
て、本発明の工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの模式的な断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの工程順断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの工程順断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの工程順断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの工程順断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの工程順断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの図7に対応した上面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメモ
リセルの工程断面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程断面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程断面図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態の変形例に係るS
OI・FRAMメモリセルの模式的な断面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの模式的な断面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの平面図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態に係るFRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの模式的な断面図である。
【図24】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの平面図である。
【図25】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図26】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図27】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図28】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図29】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図30】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図31】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図32】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図33】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図34】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図35】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図36】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図37】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMメ
モリセルの工程順断面図である。
【図38】本発明者らが、まず予備的に検討したFRA
Mセルの工程順断面図である。
【図39】本発明者らが、まず予備的に検討したFRA
Mセルの工程順断面図である。
【図40】本発明者らが、まず予備的に検討したFRA
Mセルの工程順断面図である。
【図41】成膜後あるいは表面処理後、大気に触れない
ようにして、2つのシリコン基板を接合するための装置
を示す図である。
【図42】シリコン基板の表面を水素還元して、大気に
触れないようにして、2つのシリコン基板を接合するた
めの装置を示す図である。
【図43】従来のFRAMセルを示す断面図である。
【符号の説明】
1 成膜室 2 還元室 3 圧着室 4 プレス 5 ステージ 6 ヒータ 7 ガス導入口 9 キャパシタ部 10,11,51,64 シリコン基板 12 pウェル 13 STI領域 14 埋め込み絶縁膜 15 p型SOI膜 21 ソース領域 22 ドレイン領域 29 ゲート酸化膜 31 キャパシタコンタクトプラグ 32,33,34,36,37,38,48 絶縁膜 35 ビット線 39 ビット線コンタクトプラグ 47,49 第1の貼り合せ層 52 下部バリア金属層 53 下部電極層 54 誘電体薄膜層 55 上部電極層 56 上部バリア金属層 57,59,63 第2の貼り合せ層 58,61 キャパシタ分離絶縁膜 62 プレート電極層 65 パッシベーション絶縁膜 66 平坦化用埋め込み物 91,93 分離溝 92 キャパシタトレンチ 110 酸化物基板(MgO,STOなど)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトランジスタをマトリクス状に配
    置した第1の半導体基板と、 前記複数のトランジスタのそれぞれに対応した複数のペ
    ロブスカイト型構造エピタキシャルキャパシタを有する
    第2の半導体基板と、 前記トランジスタのそれぞれの主電極領域と前記エピタ
    キシャルキャパシタとを一対一に対応させて電気的に接
    続する接続部を少なくとも含むことを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1の基板上にトランジスタを形成し、
    その最上層を平坦化し、基板表面とする工程と、 該基板表面全面に、前記トランジスタの主電極領域と接
    続した平坦な第1の貼り合せ層を形成する工程と、 エピタキシャル成長により、第2の基板上に第1の電極
    層と誘電体薄膜層と第2の電極層から少なくともなるキ
    ャパシタ用多層構造を形成する工程と、 平坦な第2の貼り合せ層を前記キャパシタ用多層構造上
    の全面に形成する工程と、 前記第1の貼り合せ層と第2の貼り合せ層を突き合わせ
    て、前記第1の基板と前記第2の基板とを互いに接着す
    る工程と、 前記キャパシタ用多層構造、第1および第2の貼り合せ
    層を複数のパターンに分離して、セル毎のキャパシタを
    形成する工程を少なくとも含むことを特徴とする半導体
    記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1の基板上にトランジスタを形成し、
    その最上層を平坦化し、基板表面とする工程と、 該基板表面全面に、前記トランジスタの主電極領域と接
    続した平坦な第1の貼り合せ層を形成する工程と、 第2の基板の表面の全面に平坦な第2の貼り合せ層を形
    成する工程と、 前記第1の貼り合せ層と第2の貼り合せ層を突き合わせ
    て、前記第1の基板と前記第2の基板とを互いに接着す
    る工程と、 前記接着する工程後に、前記第2の基板を所定の厚さに
    薄膜化する工程と、 エピタキシャル成長により、第2の基板上に第1の電極
    層と誘電体薄膜層と第2の電極層のからなるキャパシタ
    用多層構造の少なくとも一部を形成する工程と、 前記キャパシタ用多層構造の少なくとも一部、第2の基
    板、第1および第2の貼り合せ層を複数のパターンに分
    離して、セル毎のキャパシタに分離可能にする工程を少
    なくとも含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方
    法。
JP10019578A 1997-08-29 1998-01-30 半導体記憶装置及びその製造方法 Pending JPH11220103A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10019578A JPH11220103A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 半導体記憶装置及びその製造方法
US09/143,400 US6242298B1 (en) 1997-08-29 1998-08-28 Semiconductor memory device having epitaxial planar capacitor and method for manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10019578A JPH11220103A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 半導体記憶装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11220103A true JPH11220103A (ja) 1999-08-10
JPH11220103A5 JPH11220103A5 (ja) 2005-07-28

Family

ID=12003170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10019578A Pending JPH11220103A (ja) 1997-08-29 1998-01-30 半導体記憶装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11220103A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006128643A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Tdk Corp 誘電体薄膜、薄膜誘電体素子及びその製造方法
CN113451354A (zh) * 2020-03-24 2021-09-28 铠侠股份有限公司 存储装置及存储装置的制造方法
JP2022513855A (ja) * 2018-12-18 2022-02-09 長江存儲科技有限責任公司 転写された相互接続層を有する3次元メモリデバイスおよびそれらを形成するための方法
KR20220088472A (ko) * 2020-06-26 2022-06-27 샌디스크 테크놀로지스 엘엘씨 접합된 메모리 디바이스 및 그 제조 방법
US11903218B2 (en) 2020-06-26 2024-02-13 Sandisk Technologies Llc Bonded memory devices and methods of making the same
US12362301B2 (en) 2020-06-26 2025-07-15 SanDisk Technologies, Inc. Bonded memory devices and methods of making the same
US12563973B2 (en) 2020-06-26 2026-02-24 SanDisk Technologies, Inc. Bonded memory devices and methods of making the same

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006128643A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Tdk Corp 誘電体薄膜、薄膜誘電体素子及びその製造方法
JP2022513855A (ja) * 2018-12-18 2022-02-09 長江存儲科技有限責任公司 転写された相互接続層を有する3次元メモリデバイスおよびそれらを形成するための方法
CN113451354A (zh) * 2020-03-24 2021-09-28 铠侠股份有限公司 存储装置及存储装置的制造方法
CN113451354B (zh) * 2020-03-24 2024-03-19 铠侠股份有限公司 存储装置及存储装置的制造方法
KR20220088472A (ko) * 2020-06-26 2022-06-27 샌디스크 테크놀로지스 엘엘씨 접합된 메모리 디바이스 및 그 제조 방법
US11903218B2 (en) 2020-06-26 2024-02-13 Sandisk Technologies Llc Bonded memory devices and methods of making the same
US12362301B2 (en) 2020-06-26 2025-07-15 SanDisk Technologies, Inc. Bonded memory devices and methods of making the same
US12563973B2 (en) 2020-06-26 2026-02-24 SanDisk Technologies, Inc. Bonded memory devices and methods of making the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6242298B1 (en) Semiconductor memory device having epitaxial planar capacitor and method for manufacturing the same
US11532705B2 (en) 3D cross-bar nonvolatile memory
JP4439020B2 (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US20040089920A1 (en) Stacked memory cell and process of fabricating same
JP2002353416A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2003110095A (ja) 集積回路およびその形成方法
JPH10303396A5 (ja)
KR20010101386A (ko) 90 나노미터 이하의 두께를 갖는 강유전성 박막을 지닌강유전성 메모리와 그 제조 방법
US7187079B2 (en) Stacked memory cell having diffusion barriers
US7674634B2 (en) Method of producing semiconductor device
US8664011B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the semiconductor device
JPH08227980A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5140972B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11220103A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
TW503580B (en) Non-volatile memory element on a monocrystalline semiconductor substrate and process for fabricating same
JP3299909B2 (ja) 酸化物導電体を用いた多層構造電極
JP3212194B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000223666A (ja) 半導体メモリ素子の製造方法
CN113228279A (zh) 用于形成半导体结构的方法
JP2004128406A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6342337B1 (en) Ferroelectric memory cell fabrication method
US20040065913A1 (en) Memory device
JP4080624B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3311276B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2880039B2 (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070911