JPH11220160A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH11220160A JPH11220160A JP1929698A JP1929698A JPH11220160A JP H11220160 A JPH11220160 A JP H11220160A JP 1929698 A JP1929698 A JP 1929698A JP 1929698 A JP1929698 A JP 1929698A JP H11220160 A JPH11220160 A JP H11220160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive layer
- semiconductor device
- main
- semiconductor
- carrier collecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 61
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 8
- 239000000969 carrier Substances 0.000 abstract description 10
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 238000000098 azimuthal photoelectron diffraction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光の入射位置を精度良く検出するとともにS
/N比を向上させることができる半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 半導体装置10は、P型基板2の一方の
主面に、一対の信号取り出し電極5と、信号取り出し電
極5間を電気的に接続されるP型基幹導電層3と、基幹
導電層に接続される複数の高濃度P型分枝導電層4が形
成されている。分枝導電層4は、入射光により発生する
キャリアを収集するキャリア収集部4aと、基幹導電層
3に接続される接続部4bを有し、接続部4bの幅はキ
ャリア収集部4aの幅より狭いくびれ形状となってい
る。更に、P型基板2の他方の主面及び側面には、N型
の半導体層1が設けられており、半導体層1には、PN
接合面に高電圧を印加させるためのカソード電極6が設
けられている。
/N比を向上させることができる半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 半導体装置10は、P型基板2の一方の
主面に、一対の信号取り出し電極5と、信号取り出し電
極5間を電気的に接続されるP型基幹導電層3と、基幹
導電層に接続される複数の高濃度P型分枝導電層4が形
成されている。分枝導電層4は、入射光により発生する
キャリアを収集するキャリア収集部4aと、基幹導電層
3に接続される接続部4bを有し、接続部4bの幅はキ
ャリア収集部4aの幅より狭いくびれ形状となってい
る。更に、P型基板2の他方の主面及び側面には、N型
の半導体層1が設けられており、半導体層1には、PN
接合面に高電圧を印加させるためのカソード電極6が設
けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光位置検出に用い
られる半導体装置に関するものである。
られる半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光検出用の半導体装置として、特
公昭62−62074号公報に示す入射位置検出用半導
体装置がある。この半導体装置は、一対の信号を取り出
す位置信号電極間を高抵抗の基幹導電層で接続すると共
に、キャリア収集用の複数の分枝導電層が基幹導電層に
接続された構成となっている。半導体装置を本構成と
し、各分枝導電層から得られる光電流を抵抗分割して信
号電極から取り出すことにより、光の入射位置を検出す
ることができる。
公昭62−62074号公報に示す入射位置検出用半導
体装置がある。この半導体装置は、一対の信号を取り出
す位置信号電極間を高抵抗の基幹導電層で接続すると共
に、キャリア収集用の複数の分枝導電層が基幹導電層に
接続された構成となっている。半導体装置を本構成と
し、各分枝導電層から得られる光電流を抵抗分割して信
号電極から取り出すことにより、光の入射位置を検出す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の半導体装置で
は、基幹導電層の抵抗値が上記抵抗分割のための抵抗値
として作用するため、光の入射位置を精度良く検出する
ためには、基幹導電層における各分枝導電層の接続部間
の間隔を十分長くする必要がある一方で、分枝導電層に
おけるキャリア収集を効率良く行ってS/N比を向上さ
せるためには、受光面である分枝導電層の面積を大きく
する必要がある。しかし、分枝導電層の面積を大きくす
ると、分枝導電層と基幹導電層の接続部の面積も大きく
なり、それ故に、基幹導電層における各分枝導電層の接
続部間の間隔が小さくなってしまう。従って、分枝導電
層の面積を大きくしつつ基幹導電層における各分枝導電
層の接続部間の間隔を大きくすることは難しく、その結
果、光の入射位置を精度良く検出するとともにS/N比
を向上させることができないという問題点があった。
は、基幹導電層の抵抗値が上記抵抗分割のための抵抗値
として作用するため、光の入射位置を精度良く検出する
ためには、基幹導電層における各分枝導電層の接続部間
の間隔を十分長くする必要がある一方で、分枝導電層に
おけるキャリア収集を効率良く行ってS/N比を向上さ
せるためには、受光面である分枝導電層の面積を大きく
する必要がある。しかし、分枝導電層の面積を大きくす
ると、分枝導電層と基幹導電層の接続部の面積も大きく
なり、それ故に、基幹導電層における各分枝導電層の接
続部間の間隔が小さくなってしまう。従って、分枝導電
層の面積を大きくしつつ基幹導電層における各分枝導電
層の接続部間の間隔を大きくすることは難しく、その結
果、光の入射位置を精度良く検出するとともにS/N比
を向上させることができないという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、光の入射位置を精度良く
検出するとともにS/N比を向上させることができる半
導体装置を提供することを目的とする。
検出するとともにS/N比を向上させることができる半
導体装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体装置は、基板の一方の主面に設けら
れた一対の信号取り出し電極と、基板に形成され、電極
間を電気的に接続するとともに、抵抗として作用する基
幹導電層と、基幹導電層と同導電型を有し、基幹導電層
に接続される複数の分枝導電層とを有するPIN構造の
半導体装置であって、分枝導電層は、入射光により発生
するキャリアを収集するキャリア収集部と、基幹導電層
に接続される接続部とを有し、接続部の幅は、前記キャ
リア収集部の幅より狭いくびれ形状となっていることを
特徴としている。
に、本発明の半導体装置は、基板の一方の主面に設けら
れた一対の信号取り出し電極と、基板に形成され、電極
間を電気的に接続するとともに、抵抗として作用する基
幹導電層と、基幹導電層と同導電型を有し、基幹導電層
に接続される複数の分枝導電層とを有するPIN構造の
半導体装置であって、分枝導電層は、入射光により発生
するキャリアを収集するキャリア収集部と、基幹導電層
に接続される接続部とを有し、接続部の幅は、前記キャ
リア収集部の幅より狭いくびれ形状となっていることを
特徴としている。
【0006】キャリア収集部の幅を大きくすることで、
キャリア収集部の面積を大きくすることができ、光の入
射に伴なって発生したキャリアを効率良く収集すること
ができる一方で、接続部の幅をキャリア収集部の幅より
小さくすることで、基幹導電層における各分枝導電層の
接続部間の間隔を大きくすることができ、出力信号を精
度良く抵抗分割できる。
キャリア収集部の面積を大きくすることができ、光の入
射に伴なって発生したキャリアを効率良く収集すること
ができる一方で、接続部の幅をキャリア収集部の幅より
小さくすることで、基幹導電層における各分枝導電層の
接続部間の間隔を大きくすることができ、出力信号を精
度良く抵抗分割できる。
【0007】本発明の半導体装置は、キャリア収集部
が、四角形の形状を有し、接続部が、四角形を構成する
辺のうち、基幹導電層に隣接する辺に接続されて設けら
れていることを特徴としても良い。
が、四角形の形状を有し、接続部が、四角形を構成する
辺のうち、基幹導電層に隣接する辺に接続されて設けら
れていることを特徴としても良い。
【0008】キャリア収集部を四角形とすることで、キ
ャリア収集部を規則的に配置することができ、キャリア
収集部の面積を大きくすることができる。
ャリア収集部を規則的に配置することができ、キャリア
収集部の面積を大きくすることができる。
【0009】また、本発明の半導体装置は、キャリア収
集部が、台形の形状を有し、接続部が、台形を構成する
辺のうち、基幹導電層に隣接する辺に接続されて設けら
れていることを特徴としても良い。
集部が、台形の形状を有し、接続部が、台形を構成する
辺のうち、基幹導電層に隣接する辺に接続されて設けら
れていることを特徴としても良い。
【0010】キャリア収集部を台形とすることで、基幹
導電層に垂直方向に形成される不感帯が無くなり、光の
入射位置を、基幹導電層に平行方向について空間的に連
続に検出できる。
導電層に垂直方向に形成される不感帯が無くなり、光の
入射位置を、基幹導電層に平行方向について空間的に連
続に検出できる。
【0011】また、本発明の半導体装置は、キャリア収
集部が、角を丸くした略四角形の形状を有し、接続部
が、略四角形を構成する辺のうち、基幹導電層に隣接す
る辺のに接続されて設けられていることを特徴としても
良い。
集部が、角を丸くした略四角形の形状を有し、接続部
が、略四角形を構成する辺のうち、基幹導電層に隣接す
る辺のに接続されて設けられていることを特徴としても
良い。
【0012】キャリア収集部を角を丸くした略四角形と
することで、角部への電界集中を防止することができ、
APDのゲインを高めることができる。
することで、角部への電界集中を防止することができ、
APDのゲインを高めることができる。
【0013】また、本発明の半導体装置は、キャリア収
集部が、三角形の形状を有し、接続部が、三角形を構成
する辺のうち、基幹導電層に隣接する辺、又は、三角形
を構成する角のうち、基幹導電層に隣接する角に接続さ
れて設けられていることを特徴としても良い。
集部が、三角形の形状を有し、接続部が、三角形を構成
する辺のうち、基幹導電層に隣接する辺、又は、三角形
を構成する角のうち、基幹導電層に隣接する角に接続さ
れて設けられていることを特徴としても良い。
【0014】キャリア収集部を三角形とすることで、基
幹導電層に垂直方向に形成される不感帯が無くなり、光
の入射位置を、基幹導電層に平行方向について空間的に
連続に検出できる。
幹導電層に垂直方向に形成される不感帯が無くなり、光
の入射位置を、基幹導電層に平行方向について空間的に
連続に検出できる。
【0015】また、本発明の半導体装置は、基幹導電層
が、第1導電型の半導体からなり、分枝導電層が、基幹
導電層よりも不純物濃度の高い第1導電型の半導体から
なり、基板が、基幹導電層よりも不純物濃度の低い第1
導電型の半導体からなり、基板の、基幹導電層及び分枝
導電層が設けられた主面と反対側の主面には、第2導電
型の半導体からなる層が設けられていることを特徴とす
ることが好適である。
が、第1導電型の半導体からなり、分枝導電層が、基幹
導電層よりも不純物濃度の高い第1導電型の半導体から
なり、基板が、基幹導電層よりも不純物濃度の低い第1
導電型の半導体からなり、基板の、基幹導電層及び分枝
導電層が設けられた主面と反対側の主面には、第2導電
型の半導体からなる層が設けられていることを特徴とす
ることが好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る半導体装
置を図面を参照しながら説明する。まず、本実施形態に
係る半導体装置の構成について説明する。
置を図面を参照しながら説明する。まず、本実施形態に
係る半導体装置の構成について説明する。
【0017】図1は、半導体装置10をその主面(受光
面)から見た平面図である。半導体装置10は、基板2
の主面に設けられた一対の信号取り出し電極5と、基板
2上に形成され、2つの電極5の間を電気的に接続する
とともに、抵抗として作用する基幹導電層3と、基幹導
電層3に接続される複数の分枝導電層4とを有する構造
になっている。分枝導電層4は、入射光により発生する
キャリアを収集するキャリア収集部4aと、基幹導電層
3に接続される接続部4bとをを有しており、接続部4
bの幅は、キャリア収集部4aの幅より狭いくびれ形状
となっている。より具体的には、各分枝導電層4は、四
角形の形状(本実施形態においては、特に正方形)を有
する2つのキャリア収集部4aと、上記2つのキャリア
収集部4aを構成する辺のうち、基幹導電層3に隣接す
る辺の中央部同士を接続するように設けられてた接続部
4bとから構成され、接続部4bは、基幹導電層3に接
続されている(以下、四角型という)。また、各分枝導
電層4は、基幹導電層3が形成される方向(図1のx方
向)に規則的に配列されており、隣接する分枝導電層4
のキャリア収集部4aは、例えば数μm程度の距離で隔
てられている。
面)から見た平面図である。半導体装置10は、基板2
の主面に設けられた一対の信号取り出し電極5と、基板
2上に形成され、2つの電極5の間を電気的に接続する
とともに、抵抗として作用する基幹導電層3と、基幹導
電層3に接続される複数の分枝導電層4とを有する構造
になっている。分枝導電層4は、入射光により発生する
キャリアを収集するキャリア収集部4aと、基幹導電層
3に接続される接続部4bとをを有しており、接続部4
bの幅は、キャリア収集部4aの幅より狭いくびれ形状
となっている。より具体的には、各分枝導電層4は、四
角形の形状(本実施形態においては、特に正方形)を有
する2つのキャリア収集部4aと、上記2つのキャリア
収集部4aを構成する辺のうち、基幹導電層3に隣接す
る辺の中央部同士を接続するように設けられてた接続部
4bとから構成され、接続部4bは、基幹導電層3に接
続されている(以下、四角型という)。また、各分枝導
電層4は、基幹導電層3が形成される方向(図1のx方
向)に規則的に配列されており、隣接する分枝導電層4
のキャリア収集部4aは、例えば数μm程度の距離で隔
てられている。
【0018】図2は、半導体装置10を図1のA−A′
を通り、紙面に垂直な平面で切断した断面図、図3は、
半導体装置10を図1のB−B′を通り、紙面に垂直な
平面で切断した断面図である。半導体装置10の断面構
造は以下のようになっている。すなわち、基板2の一方
の主面に基幹導電層3、分枝導電層4及び信号取り出し
電極が設けられ、これらが設けられた主面と反対側の主
面及び側面には、N型(第2導電型)の半導体層1が設
けられている。また、半導体層1には、PN接合面に高
電圧を印加させるためのカソード電極6が設けられてい
る。ここで、本実施形態では、半導体層1の上側、すな
わち受光面側にカソード電極6を設けているが、半導体
層1が受光面側に露出しないような場合等には、半導体
層1の下側(受光面と反対の面側)にカソード電極6を
設けても良い。
を通り、紙面に垂直な平面で切断した断面図、図3は、
半導体装置10を図1のB−B′を通り、紙面に垂直な
平面で切断した断面図である。半導体装置10の断面構
造は以下のようになっている。すなわち、基板2の一方
の主面に基幹導電層3、分枝導電層4及び信号取り出し
電極が設けられ、これらが設けられた主面と反対側の主
面及び側面には、N型(第2導電型)の半導体層1が設
けられている。また、半導体層1には、PN接合面に高
電圧を印加させるためのカソード電極6が設けられてい
る。ここで、本実施形態では、半導体層1の上側、すな
わち受光面側にカソード電極6を設けているが、半導体
層1が受光面側に露出しないような場合等には、半導体
層1の下側(受光面と反対の面側)にカソード電極6を
設けても良い。
【0019】ここで、基幹導電層3は、不純物濃度が、
例えば、表面濃度1×1018/cm3、拡散深さ0.4
μm程度のP型(第1導電型)半導体からなり、シート
抵抗値が700Ω/□程度の準低抵抗を有する。また、
分枝導電層4は、基幹導電層3よりも不純物濃度の高い
(例えば、表面濃度3×1019/cm3、拡散深さ0.
6μm程度)のP型(基幹導電層3と同導電型である第
1導電型)半導体からなり、シート抵抗値が90Ω/□
程度の低抵抗を有する。また、基板2は、基幹導電層よ
りも不純物濃度の低い(例えば、1×1015/cm3程
度)P型(第1導電型)半導体からなる。
例えば、表面濃度1×1018/cm3、拡散深さ0.4
μm程度のP型(第1導電型)半導体からなり、シート
抵抗値が700Ω/□程度の準低抵抗を有する。また、
分枝導電層4は、基幹導電層3よりも不純物濃度の高い
(例えば、表面濃度3×1019/cm3、拡散深さ0.
6μm程度)のP型(基幹導電層3と同導電型である第
1導電型)半導体からなり、シート抵抗値が90Ω/□
程度の低抵抗を有する。また、基板2は、基幹導電層よ
りも不純物濃度の低い(例えば、1×1015/cm3程
度)P型(第1導電型)半導体からなる。
【0020】続いて、本実施形態に係る半導体装置10
の作用について説明する。カソード電極6に高電圧が印
加されると、高抵抗のP型基板2の内部に空乏層が広が
る。P型基板2が空乏化されると、分枝導電層4は、隣
接する高抵抗のP型基板2に形成される空乏領域により
電気的に絶縁され、分枝導電層4は基幹導電層3にのみ
接続された状態となる。従って、カソード電極6に高電
圧を印加することで、N型半導体層1、高抵抗のP型基
板2及び分枝導電層4は、アバランシェ増倍を発生させ
るアバランシェフォトダイオード(APD)として作用
することになる。
の作用について説明する。カソード電極6に高電圧が印
加されると、高抵抗のP型基板2の内部に空乏層が広が
る。P型基板2が空乏化されると、分枝導電層4は、隣
接する高抵抗のP型基板2に形成される空乏領域により
電気的に絶縁され、分枝導電層4は基幹導電層3にのみ
接続された状態となる。従って、カソード電極6に高電
圧を印加することで、N型半導体層1、高抵抗のP型基
板2及び分枝導電層4は、アバランシェ増倍を発生させ
るアバランシェフォトダイオード(APD)として作用
することになる。
【0021】また、分枝導電層4のキャリア収集部4a
で収集されたキャリアは、光電流として、接続部4bを
介して基幹導電層3に流入する。従って、基幹導電層3
に接続された複数の分枝導電層4は、APDアレイとみ
なすことができる。基幹導電層3に流入した光電流は、
基幹導電層3の抵抗値によって抵抗分割され、両端の信
号取り出し電極5から位置検出信号として取り出され
る。
で収集されたキャリアは、光電流として、接続部4bを
介して基幹導電層3に流入する。従って、基幹導電層3
に接続された複数の分枝導電層4は、APDアレイとみ
なすことができる。基幹導電層3に流入した光電流は、
基幹導電層3の抵抗値によって抵抗分割され、両端の信
号取り出し電極5から位置検出信号として取り出され
る。
【0022】ここで、分枝導電層4の不純物拡散深さ
を、基幹導電層3のそれより僅かでも大きくし、同一印
加電圧下における電界強度の比重を分枝導電層4側にお
いて大きくすることにより、分枝導電層4においてのみ
アバランシェ増倍を発生させ、基幹導電層3においてア
バランシェ増倍を発生させないようにすることができ
る。
を、基幹導電層3のそれより僅かでも大きくし、同一印
加電圧下における電界強度の比重を分枝導電層4側にお
いて大きくすることにより、分枝導電層4においてのみ
アバランシェ増倍を発生させ、基幹導電層3においてア
バランシェ増倍を発生させないようにすることができ
る。
【0023】図4は、半導体装置10の等価回路であ
る。半導体装置10は、複数のAPDが配列されたAP
Dアレイであって、各APDに共通のカソード電圧が印
加され、各APDの出力電流を抵抗分割した出力を得る
APDアレイと等価である。
る。半導体装置10は、複数のAPDが配列されたAP
Dアレイであって、各APDに共通のカソード電圧が印
加され、各APDの出力電流を抵抗分割した出力を得る
APDアレイと等価である。
【0024】ここで、特に、半導体装置10は、APD
として作用する分枝導電層4のキャリア収集部4aの幅
を大きくして、キャリア収集部4aの面積を大きくして
いる。従って、受光面積が大きくなり、光の入射に伴な
って発生したキャリアを効率よく収集することができ
る。
として作用する分枝導電層4のキャリア収集部4aの幅
を大きくして、キャリア収集部4aの面積を大きくして
いる。従って、受光面積が大きくなり、光の入射に伴な
って発生したキャリアを効率よく収集することができ
る。
【0025】また、接続部4bの幅をキャリア収集部4
aの幅より小さくすることで、基幹導電層3における各
分枝導電層4の接続部4b間の間隔を大きくすることが
できる。従って、各接続部4b間の抵抗が大きくなり、
出力信号を精度良く抵抗分割できる。
aの幅より小さくすることで、基幹導電層3における各
分枝導電層4の接続部4b間の間隔を大きくすることが
できる。従って、各接続部4b間の抵抗が大きくなり、
出力信号を精度良く抵抗分割できる。
【0026】更に、半導体装置10は、キャリア収集部
4aが四角形となっていることで、キャリア収集部4a
を規則的に配置することができ、キャリア収集部の面積
を大きくすることができる。
4aが四角形となっていることで、キャリア収集部4a
を規則的に配置することができ、キャリア収集部の面積
を大きくすることができる。
【0027】また、接続部4bが、キャリア収集部4a
を構成する四角形の辺のうち、基幹導電層3に隣接する
辺の中央部に接続されて設けられていることで、キャリ
ア収集部4a内の分布抵抗に起因する出力信号の誤差を
除去することができる。
を構成する四角形の辺のうち、基幹導電層3に隣接する
辺の中央部に接続されて設けられていることで、キャリ
ア収集部4a内の分布抵抗に起因する出力信号の誤差を
除去することができる。
【0028】続いて、本実施形態に係る半導体装置10
の効果について説明する。半導体装置10は、分枝導電
層4のキャリア収集部4aの面積を大きくすることで、
キャリアの収集を効率良く行うことができ、S/N比を
向上させることができる。
の効果について説明する。半導体装置10は、分枝導電
層4のキャリア収集部4aの面積を大きくすることで、
キャリアの収集を効率良く行うことができ、S/N比を
向上させることができる。
【0029】また、基幹導電層3において、各分枝導電
層の接続部4b間の間隔を大きくし、抵抗を大きくする
ことで、出力信号を精度良く抵抗分割できる。その結
果、微弱な入射光に対しても、光の入射位置精度良く検
出することが可能となる。
層の接続部4b間の間隔を大きくし、抵抗を大きくする
ことで、出力信号を精度良く抵抗分割できる。その結
果、微弱な入射光に対しても、光の入射位置精度良く検
出することが可能となる。
【0030】続いて、分枝導電層4の形状の変形例につ
いて図5〜図8を用いて説明する。分枝導電層4は、図
5に示すように、キャリア収集部4aが、四角形の形状
を有し、接続部4bが、四角形を構成する辺のうち、基
幹導電層3に隣接する辺の端部に接続されて設けられて
いてもよい(以下、国旗型という)。分枝導電層4を国
旗型にしても、キャリア収集部4aを規則的に配置する
ことができ、キャリア収集部4aの面積を大きくするこ
とができる。
いて図5〜図8を用いて説明する。分枝導電層4は、図
5に示すように、キャリア収集部4aが、四角形の形状
を有し、接続部4bが、四角形を構成する辺のうち、基
幹導電層3に隣接する辺の端部に接続されて設けられて
いてもよい(以下、国旗型という)。分枝導電層4を国
旗型にしても、キャリア収集部4aを規則的に配置する
ことができ、キャリア収集部4aの面積を大きくするこ
とができる。
【0031】また、分枝導電層4は、図6に示すよう
に、キャリア収集部4aが、三角形の形状を有し、接続
部4bが、三角形を構成する辺のうち、基幹導電層3に
隣接する辺の中央部、又は、基幹導電層3に隣接する角
に接続されて設けられていてもよい。より具体的には、
基幹導電層3に対して1辺を隣接させたキャリア収集部
4aを有する分枝導電層4と、基幹導電層3に対して1
角を隣接させたキャリア収集部4aを有する分枝導電層
4とが、交互に配列されたものである(以下、三角型と
いう)。
に、キャリア収集部4aが、三角形の形状を有し、接続
部4bが、三角形を構成する辺のうち、基幹導電層3に
隣接する辺の中央部、又は、基幹導電層3に隣接する角
に接続されて設けられていてもよい。より具体的には、
基幹導電層3に対して1辺を隣接させたキャリア収集部
4aを有する分枝導電層4と、基幹導電層3に対して1
角を隣接させたキャリア収集部4aを有する分枝導電層
4とが、交互に配列されたものである(以下、三角型と
いう)。
【0032】キャリア収集部4aを三角形とすること
で、基幹導電層3に垂直方向(図6のy軸方向)に形成
される不感帯が無くなり、光の入射位置を、基幹導電層
3に平行方向(図6のx軸方向)について空間的に連続
に検出できる。
で、基幹導電層3に垂直方向(図6のy軸方向)に形成
される不感帯が無くなり、光の入射位置を、基幹導電層
3に平行方向(図6のx軸方向)について空間的に連続
に検出できる。
【0033】また、分枝導電層4は、図7に示すよう
に、キャリア収集部4aが、台形の形状(本実施形態に
おいては、特にひし形)を有し、接続部4bが、台形を
構成する辺のうち、基幹導電層3に隣接する辺の中央部
に接続されて設けられていても良い(以下、台形型とい
う)。
に、キャリア収集部4aが、台形の形状(本実施形態に
おいては、特にひし形)を有し、接続部4bが、台形を
構成する辺のうち、基幹導電層3に隣接する辺の中央部
に接続されて設けられていても良い(以下、台形型とい
う)。
【0034】キャリア収集部4aを台形とすることで、
基幹導電層3に垂直方向(図7のy軸方向)に形成され
る不感帯が無くなり、光の入射位置を、基幹導電層3に
平行方向(図7のx軸方向)について空間的に連続に検
出できる。
基幹導電層3に垂直方向(図7のy軸方向)に形成され
る不感帯が無くなり、光の入射位置を、基幹導電層3に
平行方向(図7のx軸方向)について空間的に連続に検
出できる。
【0035】また、分枝導電層4は、図8に示すよう
に、キャリア収集部4aが、角を丸くした略四角形の形
状を有し、接続部4bが、略四角形を構成する辺のう
ち、基幹導電層3に隣接する辺の中央部に接続されて設
けられていても良い(以下、丸四角型という)。キャリ
ア収集部4aを角を丸くした略四角形とすることで、角
部への電界集中を防止することができ、APDのゲイン
を高めることができる。
に、キャリア収集部4aが、角を丸くした略四角形の形
状を有し、接続部4bが、略四角形を構成する辺のう
ち、基幹導電層3に隣接する辺の中央部に接続されて設
けられていても良い(以下、丸四角型という)。キャリ
ア収集部4aを角を丸くした略四角形とすることで、角
部への電界集中を防止することができ、APDのゲイン
を高めることができる。
【0036】ここで、四角型、国旗型、三角型、台形
型、丸四角型の各分枝導電層4の特性を整理したものを
表1に示す。表1は、各分枝導電層4に対して、主面の
面積に対する受光面の面積の割合(面積効率)、分枝導
電層4内の分布抵抗に起因する誤差(抵抗誤差)、基幹
導電層3に平行方向についての不感帯の影響(X軸デッ
ドライン)、APDゲインを大きくできるか否か(AP
Dゲイン)について、優れている方から順に、◎、○、
△、×で評価したものである。
型、丸四角型の各分枝導電層4の特性を整理したものを
表1に示す。表1は、各分枝導電層4に対して、主面の
面積に対する受光面の面積の割合(面積効率)、分枝導
電層4内の分布抵抗に起因する誤差(抵抗誤差)、基幹
導電層3に平行方向についての不感帯の影響(X軸デッ
ドライン)、APDゲインを大きくできるか否か(AP
Dゲイン)について、優れている方から順に、◎、○、
△、×で評価したものである。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、キャリア収集部
の幅を大きくすることで、キャリア収集部の面積を大き
くすることができ、光の入射に伴なって発生したキャリ
アを効率よく収集することができる一方で、接続部の幅
をキャリア収集部の幅より小さくすることで、基幹導電
層における各分枝導電層の接続部間の間隔を大きくする
ことができ、出力信号を精度良く抵抗分割できる。従っ
て、光の入射位置を精度良く検出できるとともに、S/
N比を向上させることが可能となる。
の幅を大きくすることで、キャリア収集部の面積を大き
くすることができ、光の入射に伴なって発生したキャリ
アを効率よく収集することができる一方で、接続部の幅
をキャリア収集部の幅より小さくすることで、基幹導電
層における各分枝導電層の接続部間の間隔を大きくする
ことができ、出力信号を精度良く抵抗分割できる。従っ
て、光の入射位置を精度良く検出できるとともに、S/
N比を向上させることが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体装置の平面図
である。
である。
【図2】図1のA−A′部分の断面図である。
【図3】図1のB−B′部分の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る半導体装置の等価回
路図である。
路図である。
【図5】分枝導電層4の形状の変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図6】分枝導電層4の形状の変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図7】分枝導電層4の形状の変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図8】分枝導電層4の形状の変形例を示す平面図であ
る。
る。
1…半導体層、 2…基板、 3…基幹導電層、 4…
分枝導電層、 5…信号取り出し電極、 6…カソード
電極
分枝導電層、 5…信号取り出し電極、 6…カソード
電極
Claims (6)
- 【請求項1】 基板の一方の主面に設けられた一対の信
号取り出し電極と、 前記基板に形成され、前記電極間を電気的に接続すると
ともに、抵抗として作用する基幹導電層と、 前記基幹導電層と同導電型を有し、前記基幹導電層に接
続される複数の分枝導電層と、を有するPIN構造の半
導体装置であって、 前記分枝導電層は、 入射光により発生するキャリアを収集するキャリア収集
部と、 前記基幹導電層に接続される接続部と、を有し、 前記接続部の幅は、前記キャリア収集部の幅より狭いく
びれ形状となっている、ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記キャリア収集部は、四角形の形状を
有し、 前記接続部は、前記四角形を構成する辺のうち、前記基
幹導電層に隣接する辺に接続されて設けられている、こ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記キャリア収集部は、台形の形状を有
し、 前記接続部は、前記台形を構成する辺のうち、前記基幹
導電層に隣接する辺に接続されて設けられている、こと
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記キャリア収集部は、角を丸くした略
四角形の形状を有し、前記接続部は、前記略四角形を構
成する辺のうち、前記基幹導電層に隣接する辺に接続さ
れて設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載
の半導体装置。 - 【請求項5】 前記キャリア収集部は、三角形の形状を
有し、前記接続部は、前記三角形を構成する辺のうち、
前記基幹導電層に隣接する辺、又は、前記三角形を構成
する角のうち、前記基幹導電層に隣接する角に接続され
て設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の
半導体装置。 - 【請求項6】 前記基幹導電層は、第1導電型の半導体
からなり、 前記分枝導電層は、前記基幹導電層よりも不純物濃度の
高い第1導電型の半導体からなり、 前記基板は、前記基幹導電層よりも不純物濃度の低い第
1導電型の半導体からなり、 前記基板の、前記基幹導電層及び前記分枝導電層が設け
られた主面と反対側の主面には、第2導電型の半導体か
らなる層が設けられている、ことを特徴とする請求項1
〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1929698A JPH11220160A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1929698A JPH11220160A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11220160A true JPH11220160A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11995473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1929698A Pending JPH11220160A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11220160A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020069577A (ko) * | 2001-02-26 | 2002-09-05 | 주식회사 엔엠씨텍 | 양자형 포토 트랜지스터 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP1929698A patent/JPH11220160A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020069577A (ko) * | 2001-02-26 | 2002-09-05 | 주식회사 엔엠씨텍 | 양자형 포토 트랜지스터 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5405512B2 (ja) | 半導体光検出素子及び放射線検出装置 | |
| JP7454917B2 (ja) | 光検出装置 | |
| US11676976B2 (en) | PIN photodetector | |
| WO2020121851A1 (ja) | 光検出装置 | |
| WO2001075977A1 (en) | Semiconductor energy detector | |
| JP4522531B2 (ja) | 半導体エネルギー検出素子 | |
| JP2000196136A (ja) | 半導体位置検出器及びこれを用いた測距装置 | |
| JP2004303878A (ja) | 受光素子アレイ | |
| US6459109B2 (en) | Semiconductor position sensor | |
| JPH11220160A (ja) | 半導体装置 | |
| JPH05335618A (ja) | 光位置検出半導体装置 | |
| JP2931122B2 (ja) | 一次元光位置検出素子 | |
| CN104205351B (zh) | 太阳电池 | |
| RU2185689C2 (ru) | Лавинный фотоприемник (варианты) | |
| JPH04313278A (ja) | 二次元光入射位置検出素子 | |
| US4717946A (en) | Thin line junction photodiode | |
| JPH0644618B2 (ja) | 半導体受光装置 | |
| JPH07226532A (ja) | 多分割アバランシェフォトダイオード | |
| JP4197775B2 (ja) | 半導体位置検出器 | |
| CN102468109A (zh) | 光电倍增管 | |
| JP2001320075A (ja) | フォトダイオード | |
| JPH03203273A (ja) | pinホトダイオード | |
| JP2001015797A (ja) | 光入射位置検出用半導体装置およびその製造方法 | |
| RU20195U1 (ru) | Полупроводниковый фотоэлектрический преобразователь | |
| JP2572389B2 (ja) | 高速応答光位置検出器 |