JPH11220218A - 半導体発光装置、その製造方法およびマウント部材 - Google Patents

半導体発光装置、その製造方法およびマウント部材

Info

Publication number
JPH11220218A
JPH11220218A JP31575998A JP31575998A JPH11220218A JP H11220218 A JPH11220218 A JP H11220218A JP 31575998 A JP31575998 A JP 31575998A JP 31575998 A JP31575998 A JP 31575998A JP H11220218 A JPH11220218 A JP H11220218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
light emitting
electrode
submount
semiconductor laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31575998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11220218A5 (ja
JP4141549B2 (ja
Inventor
Shigetoshi Ito
茂稔 伊藤
Yukiko Morishita
由紀子 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP31575998A priority Critical patent/JP4141549B2/ja
Publication of JPH11220218A publication Critical patent/JPH11220218A/ja
Publication of JPH11220218A5 publication Critical patent/JPH11220218A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4141549B2 publication Critical patent/JP4141549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W72/00Interconnections or connectors in packages
    • H10W72/50Bond wires
    • H10W72/531Shapes of wire connectors
    • H10W72/536Shapes of wire connectors the connected ends being ball-shaped
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W90/00Package configurations
    • H10W90/701Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
    • H10W90/721Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bump connectors
    • H10W90/724Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bump connectors between a chip and a stacked insulating package substrate, interposer or RDL

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面に正負電極が形成される半導体発光チッ
プを用いたにもかかわらず、ダイボンディング不具合が
生じず、長期信頼性が向上した、半導体発光装置を得
る。 【解決手段】 片面に複数の電極を有する半導体発光素
子チップが、該各電極に対向する導電膜パターンを積載
面上に有したマウント部材に、積載されて構成される半
導体発光装置において、第1の電極と第2の電極が異な
るタイミングで形成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片面に複数の電極
を有する半導体発光素子チップを用いた、半導体発光装
置、その製造方法および、それに用いられるマウント部
材に関する。
【0002】
【従来の技術】GaN系半導体は、紫外ないし緑色領域
における発光素子を実現する材料として注目されてお
り、中でも、これを用いて、従前よりも短波長で発振す
る半導体レーザ装置を実用化することが望まれている。
GaN系半導体の特徴として、基板に絶縁体であるサフ
ァイアを用いる点が挙げられ、よって、このような半導
体を用いた発光素子チップでは、従前と異なり、正負両
方の電極がエピ層側に形成されるのが常である。そのた
め、GaN系半導体レーザチップに対して、エピ層側を
下にした、すなわちジャンクションダウンのダイボンデ
ィングを実施するためには、エピ層側に一方の電極しか
形成されない従前の半導体レーザチップとは異なったマ
ウント方法が必要となる。
【0003】図19は、特開平7−235729号公報
に開示された、このような技術を用いた半導体レーザ装
置の一例である。図において、1はサブマウント基体、
2はサブマウント積載面に設けられた金属パターン、3
はハンダ、4はGaN系半導体レーザチップ本体、5は
GaN系半導体レーザチップエピ層側に設けられた、正
負電極である。本例においては、絶縁性のサブマウント
を用いており、サブマウント上面に、半導体レーザ正負
電極に対応した金属膜パターンが設けられ、それぞれ
が、ハンダにより半導体レーザ正負電極に接合されて、
ジャンクションダウンのダイボンディングが実現されて
いる。
【0004】ここで、ダイボンディングとは、一般的に
は、次のような工程である。通常、ハンダはあらかじめ
サブマウント上に設けられている。これを、融点以上に
加熱し、所定の位置にアライメントしたレーザチップ
を、溶解したハンダに押し付け、その後、ハンダを冷却
固化させる。これにより、レーザチップとサブマウント
とが熱伝導性よく接着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に示すよう
な、片面に正負電極を有する半導体レーザチップでは、
図19に示されたように、正負電極の間がハンダ接合さ
れ得ず、ブリッジ状にサブマウントと接合することにな
る。これによって、エピ層側に一方の電極しか形成され
ない従前の半導体レーザチップでは生じ得なかった、以
下に示すような問題が発生する。
【0006】ダイボンディング工程において、融解した
ハンダが冷却される際には、ハンダの固化・合金化が必
ずしも各部で均一に進行するものではないために、ハン
ダ部分の体積変化や表面張力が領域毎に変動し、接着面
には複雑な力が加わっている。図19のように、接着面
が正負両側に別れている半導体レーザ装置では、このよ
うな、接着面毎に加わる力のバランスが崩れることによ
って、冷却の途中でレーザチップが動き、アライメント
ずれが発生してしまう。実際に、本発明者の実験的知見
によれば、図19に示された半導体レーザ装置でのアラ
イメントずれの発生確率は、エピ層側に一方の電極しか
形成されない従前の半導体レーザにおけるものと比べ
て、5倍程度高いものであった。このようなアライメン
トずれは、半導体レーザ装置の光学的特性の問題、すな
わち、レーザ光の出射方向ずれを引き起こすだけでな
く、片側に正負電極が形成されているがために、正負間
でのショート・リークという問題をも発生させていた。
これが、従来の技術の半導体レーザ装置における第1の
問題点である。
【0007】また、レーザチップがブリッジ状にサブマ
ウントと接合するので、レーザチップに大きな応力が加
わりやすいという、構造上の問題もある。特に、両ハン
ダが同時に固化する際の、上述のような、予測できない
それぞれの接着面に加わる力の集中の具合によっては、
半導体レーザチップに大きな熱歪みが加わってしまう。
このような応力・歪みは、半導体レーザ装置の寿命を短
縮させる。これが、従来の技術の半導体レーザ装置にお
ける第2の問題点である。
【0008】本発明は、従来の技術における、上述の問
題点を解消することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
半導体発光装置は、片面に複数の電極を有する半導体発
光素子チップが、各電極に対向する導電膜パターンを積
載面上に有したマウント部材に、導電性接着剤を用いて
積載されて構成する半導体発光装置において、第1の電
極と第2の電極とは異なるタイミングで、マウント部材
に固定されることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に記載の半導体発光装置
は、前記複数の電極のうち、第1の電極は発光素子チッ
プ内部の発光部に隣接する電極であり、第1の電極と第
1の導電膜パターンとが第1のハンダで接続され、第2
の電極と第2の導電膜パターンとが第1のハンダと異な
る材料で接続されていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に記載の半導体発光装置
は、前記第1のハンダと異なる材料は、第1のハンダの
融点(T1)よりも高い融点(T2)を有する第2のハ
ンダで構成されることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項4に記載の半導体発光装置
は、前記第1のハンダと異なる材料は、第1のハンダの
融点(T1)よりも低い融点(T2)を有する第2のハ
ンダで構成されることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5に記載の半導体発光装置
は、前記第1のハンダと異なる材料は、導電性樹脂で構
成されることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項6に記載の半導体発光装置
は、前記導電性樹脂は、異方導電性樹脂であり、前記マ
ウント部材の積載面上の各導電膜パターンの間には溝が
形成されていることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項7に記載の半導体発光装置
は、前記マウント部材の放熱部が熱伝導率の異なる複数
の放熱部で構成され、第1の電極が第1の放熱部に配置
され、第2の電極が第2の放熱部に配置されることを特
徴とする。
【0016】本発明の請求項8に記載の半導体発光装置
は、前記第1の電極は発光素子チップ内部の発光部に隣
接する電極であり、第1の放熱部は第2の放熱部より高
い熱伝導率を持つことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項9に記載の半導体発光装置
は、前記第1の放熱部と第2の放熱部は導電体であり、
第1の放熱部と第2の放熱部の間に絶縁体を有すること
を特徴とする。
【0018】本発明の請求項10に記載の半導体発光装
置は、前記複数の放熱部の厚さが20μm以上であるこ
とを特徴とする。
【0019】本発明の請求項11に記載の半導体発光装
置は、第1の放熱部と第1の電極、第2の放熱部と第2
の電極は、それぞれ異方導電性樹脂で接続され、第1の
放熱部と第2の放熱部の境界部には溝が形成されている
ことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項12に記載の半導体発光装
置の製造方法は、マウント部材上に導電性接着剤で複数
の電極を固定する半導体発光装置の製造方法であって、
第1の電極をマウント部材に固定した後に、第2の電極
をマウント部材に固定することを特徴とする。
【0021】本発明の請求項13に記載の半導体発光装
置の製造方法は、前記マウント部材上にあらかじめ設置
した、前記第1のハンダおよび第2のハンダを、第1の
ハンダの融点T1および第2のハンダの融点T2のいず
れよりも高い温度に保持してから、マウント部材上に前
記半導体発光素子チップを積載し、続いて、第1のハン
ダおよび第2のハンダを、T1とT2の中間の温度に所
定時間保持し、その後、T1およびT2のいずれよりも
低い温度に冷却する、各過程からなるダイボンディング
工程を用いたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項14に記載のマウント部材
は、片面に複数の電極を有する半導体発光素子チップを
積載するためのマウント部材であって、積載面上に複数
のハンダが配置され、第1のハンダと第2のハンダの融
点が異なっていることを特徴。
【0023】本発明の請求項15に記載のマウント部材
は、片面に複数の電極を有する半導体発光素子チップを
積載するためのマウント部材であって、半導体発光素子
チップに対向する面側で、異なる熱伝導率を持つ複数の
放熱部が並列に構成され、導電性接着剤が前記複数の放
熱部に配置されていることを特徴とする。
【0024】本明細書において、半導体発光装置とは、
半導体レーザチップやLEDチップのような半導体発光
素子チップを、マウント部材に積載し、一体化したもの
を表している。
【0025】また、本明細書において、マウント部材と
は、半導体発光素子チップを直接積載するための部品を
意味しており、例えば、半導体発光素子チップ用のサブ
マウントや、サブマウントを用いず直接ステム、フレー
ムもしくはパッケージに積載する場合においては、この
ステム、フレームもしくはパッケージ自身を指してい
る。また、本明細書において導電性接着剤とは、ハン
ダ、ロー材、導電性樹脂を含む。また、放熱材料として
知られている材料の例としては、熱伝導率の大きいもの
から順にダイヤモンド>cBN>Ag>Cu>SiC>
CuW>BeO>AlN>Fe>Mo>Si>Al2O
3>GaAs等がある。(参照:培風館、伊藤良一・中
村道治共著「半導体レーザ」P.232、図16.1
9)但し、本発明においては、放熱材料の熱伝導率の差
に着目するため、熱伝導率の異なる組合わせを選択すれ
ば、上記材料以外の材料から選択しても構わない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下の実施の形態においては、サ
ブマウント基体が放熱部となる。
【0027】〔実施の形態1〕図1は、本発明の実施の
形態1の半導体レーザ装置を示す断面模式図である。図
において、10は本実施の形態の半導体レーザ装置、1
00は本実施の形態のサブマウント、101は絶縁性サ
ブマウント基体、102は正側金属パターン、103は
負側金属パターン、104は第1のハンダ、105は第
2のハンダであり、また、200はGaN系半導体レー
ザチップ、201はサファイア基板、202は半導体成
長層、203は正電極、204は負電極である。図示さ
れるように、サブマウント積載面のハンダおよび金属パ
ターンは、適宜パターン形成されることにより、それぞ
れが絶縁分離されており、よって、片面に正負電極を有
する半導体レーザ素子の積載を可能としていることは、
従来の技術と同様である。
【0028】図2は、上記GaN系半導体レーザチップ
200の構成を、より詳しく示した断面図であり、これ
を参照して、以下にその構成を説明する。
【0029】サファイア基板201表面に、AlNもし
くはGaNからなるバッファ層210、n−GaN層2
11、n−AlGaNクラッド層212、多層のInG
aNからなる量子井戸活性層213、半導体レーザの共
振器方向に沿ったリッジストライプ形状のp−AlGa
Nクラッド層214が順次形成されている。さらに、ス
トライプ外部には、n−AlGaN電流阻止層215が
積層され、電流阻止層表面およびリッジストライプ部p
−AlGaNクラッド層表面には、p−GaNキャップ
層216が積層形成されている。バッファ層210から
キャップ層216の各層により、半導体成長層202が
構成される。半導体成長層202の一部には、リッジス
トライプに平行して、表面からn−GaN層に達する溝
が設けられ、各p型の成長層が、二分される。リッジス
トライプの存在する側のp−GaNキャップ層表面に
は、正電極203が設けられ、さらに、溝底部に露出し
たn−GaN層に接触して、負電極204が設けられ、
これは、反対側のp−GaNキャップ層表面にまで、延
長される。これにより、半導体レーザチップの成長層側
表面に正負電極が露出している。また、溝内部にはSi
O等からなる絶縁体205が設けられ、ダイボンディン
グ工程におけるショートを防止する役割を果たしてい
る。上記構成により図2において記号206で示すスト
ライプ状部分が半導体レーザの発光部となる。本実施の
形態においては、一例として、レーザチップのサイズ
を、長さ0.5×幅0.6×高さ0.1mmとし、電極
間の距離を50 mとした。このような半導体レーザチ
ップは、公知技術により容易に構成できるので、その製
造方法の説明は省略する。
【0030】図3は、本実施の形態の半導体レーザ装置
に用いた、本実施の形態のサブマウントを示す模式図で
ある。各記号は図1と同一である。本実施の形態におい
て、サブマウント基体101には、絶縁体であるAlN
を用い、金属パターン102および103には、Au
(0.1 m)/Pt(0.1 m)/Ti(0.1
m)(Au オン Pt オン Ti、以下同様)、第
1のハンダ104には融点T1が280℃であるAuS
n(Au80%,Sn20%)、第2のハンダには、融
点T2が、232℃であるSnを用いた。すなわち、本
実施の形態においては、T1>T2の関係が成立する。
各金属パターンおよび各ハンダの成膜は、真空蒸着法、
CVD法、スパッタ法、メッキ法、熱転写法、印刷法、
焼結法等の公知技術を適宜用いて行うことができる。本
実施の形態においては、一例として、サブマウント基体
101のサイズを、長さ1.5×幅2×高さ0.2mm
とし、ハンダ間の距離を50μm、ハンダの厚さを1μ
mとした。
【0031】上述の構成によって、本半導体レーザチッ
プにおいては、正電極が発光部に隣接する側の電極とな
り、負電極がその反対側の電極に相当する。また、本サ
ブマウントにおいては、正側金属パターンが、正電極に
対向する導電膜パターンとなり、負側金属パターンが負
電極に対向する導電膜パターンに相当する。
【0032】次に、本実施の形態の半導体レーザ装置を
製造するためのダイボンディング工程について、図4を
参照しつつ、説明する。図4は、工程の各過程における
サブマウント積載面温度Tの変化を示したグラフ(温度
プロファイル)である。ここで、Tは、各ハンダの温度
に一致している。
【0033】〈過程A〉始めに、図3に示した、本実施
の形態のサブマウントを、第1および第2のハンダの融
点よりも高い温度であるT=300℃まで加熱したとこ
ろ、双方のハンダが融解した。 〈過程B〉図2に示した半導体レーザチップを、適切に
アライメントし、レーザチップ電極形成面とサブマウン
ト積載面とが突き合わされるように、サブマウント上に
積載した。ここで、アライメントは、次の要領でなされ
る。正電極と第1のハンダおよび正側金属パターン、負
電極と第2のハンダおよび負側金属パターンが、それぞ
れ一致するように、すなわち、図1に示されるように、
また、半導体レーザチップのストライプ方向が、サブマ
ウントの端面と垂直の関係になり、光出射面がサブマウ
ントの端面とほぼ一致するように、方向および位置併せ
される。次いで、半導体レーザチップに約20gの荷重
を加えて、T=300℃の状態を30〜120秒間保持
し、ハンダと、金属パターンおよび電極とを良くなじま
せた。(T>T1、T2) 〈過程C〉荷重を加えたまま、Tを第1のハンダの融点
よりも低く、第2のハンダの融点よりも高い温度である
250℃に変化させた。 〈過程D〉T=250℃の状態を30秒間保持した。こ
の間に、第1のハンダが固化し、半導体レーザチップは
サブマウントに固定された。第1のハンダが固化した
後、荷重を加えることを止めた。(T1>T>T2) 〈過程E〉サブマウントを冷却し、第2のハンダも固化
させた。室温に近い適当な温度まで冷却されたところ
で、ダイボンディング工程を、終了した。以上により、
図1に示す本実施の形態の半導体レーザ装置が完成し
た。
【0034】本実施の形態の半導体レーザ装置は、第1
のハンダの融点が第2のハンダの融点よりも高く構成さ
れているので、従来の技術の問題点が以下のように、解
消されている。
【0035】上記過程Bにおいて融解したハンダのう
ち、発光部に隣接する第1のハンダ104のみが、過程
Dで固化する。このとき、第2のハンダは、まだ、融解
しているので、従来の技術において問題となったよう
な、両方のハンダが同時に固化しようとすることに伴
う、各接合面毎に加わる力のアンバランスが生じない。
これにより、半導体レーザチップは、第1のハンダの固
化に伴って、動くことなく固定される。よって、その
後、第2のハンダが固化する際にチップがずれてしまう
こともなく、結果として、ハンダ冷却の途中でレーザチ
ップが動き、アライメントずれが発生してしまう従来の
技術第1の問題が回避される。 また、従来の技術にお
いて、両ハンダが同時に固化する際の、予測できないそ
れぞれの接着面に加わる力の、偶然の集中によって、ブ
リッジ状にサブマウントに固定される半導体レーザチッ
プに大きな熱歪みが加わることも無い。さらに、先に第
1のハンダ側が固定された後、第2のハンダ側の固定に
至るまでの間に、チップに引き起こされる歪みが緩和さ
れている。結果として、半導体レーザチップに大きな応
力・熱歪みが発生してしまう従来の技術における第2の
問題点が回避される。
【0036】本実施の形態の半導体発光素子の製造方法
においては、過程Bの温度Tが、第1のハンダの融点よ
り若干高い温度に設定されている。これは、正電極と正
側金属パターンの接合を、最適な条件で行うためのもの
で、これにより、それらとハンダの間での合金化が適正
に進み、また、ハンダが厚すぎて介在されることがなく
なり、よって、熱抵抗を最小限とした接合が可能にな
る。これに対して、負電極側の接合は、より低融点のハ
ンダが用いられているために、過程Bの温度Tが第2の
ハンダの融解処理温度として必ずしも適切なものではな
く、よって、第2のハンダの適正な処理温度を用いたダ
イボンディング工程によるものに比べると、接合の熱抵
抗として最適な値が得られない。しかしながら、本実施
の形態の半導体レーザ装置では、発光部に隣接した電極
が正電極であるので、負電極側の熱抵抗は、半導体レー
ザ装置の熱抵抗にほとんど影響せず、結果として、半導
体レーザ装置の熱抵抗が最適化されていることになっ
て、温度特性向上に貢献する。
【0037】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置における、第2のハンダを第1のハンダと同一の
材料で構成した、対照半導体レーザ装置を作製した。サ
ブマウントの端面垂直方向から±2°以内にレーザビー
ム中心がくることをダイボンディング工程の位置ずれに
関する良品条件と規定したとき、本実施の形態の半導体
レーザ装置においては、良品の得られる率が96%だっ
たのに対し、対象半導体レーザ装置においては、78%
であった。また、それぞれの半導体レーザ装置に、3m
W、70℃(初期電流90mA程度)の条件での通電試
験を1000時間行ったところ、前者では、駆動電流の
上昇がほとんど見られなかったのに対し、後者では、約
40%の装置で駆動電流値の20%以上の上昇が観察さ
れた。このように、従来の技術を用いた半導体レーザ装
置と比較して、ダイボンディング工程の生産性の向上
と、装置寿命特性の向上が確認された。
【0038】また、本実施の形態のサブマウントによれ
ば、従来の技術のものと比較して、半導体レーザ装置の
生産性を向上せしめ、装置寿命特性を改善させる効果を
奏する。
【0039】〔実施の形態2〕本実施の形態の構成は、
第1のハンダおよび第2のハンダの材料が異なる他は、
実施の形態1と同様である。
【0040】本実施の形態の半導体レーザ装置、およ
び、これに用いた本実施の形態のサブマウントにおい
て、第1のハンダには融点T1が156℃であるIn、
第2のハンダには、融点T2が217℃であるSnAu
(Sn90%、Au10%)を用いた。すなわち、本実
施の形態においては、T1<T2の関係がある。
【0041】本実施の形態についても実施の形態1と同
様に、半導体レーザチップにおいて、正電極が発光部に
隣接する側の電極となり、負電極がその反対側の電極に
相当する。また、サブマウントにおいては、正側金属パ
ターンが、正電極に対向する導電膜パターンとなり、負
側金属パターンが負電極に対向する導電膜パターンに相
当する。
【0042】次に、本実施の形態の半導体レーザ装置を
製造するためのダイボンディング工程について、図5を
参照しつつ、説明する。図5は、本ダイボンディング工
程の各過程におけるサブマウント積載面温度Tの変化を
示したグラフである。ここで、Tは、各ハンダの温度に
ほぼ一致する。
【0043】〈過程A〉始めに、本実施の形態のサブマ
ウントを、第1および第2のハンダの融点よりも高い温
度であるT=250℃まで加熱したところ、両方のハン
ダが融解した。 〈過程B〉図2に示した半導体レーザチップを、適切に
アライメントし、レーザチップ電極形成面とサブマウン
ト積載面とが突き合わされるように、サブマウント上に
積載した。ここで、アライメントは、次の要領でなされ
る。正電極と第1のハンダおよび正側金属パターン、負
電極と第2のハンダおよび負側金属パターンが、それぞ
れ一致するように、すなわち、図1に示されたのと同様
に、また、半導体レーザチップのストライプ方向が、サ
ブマウントの端面と垂直の関係になり、光出射面がサブ
マウントの端面とほぼ一致するように、方向および位置
併せされる。次いで、半導体レーザチップに約30gの
荷重を加えて、T=250℃の状態を30秒間保持し、
ハンダと金属パターンおよび電極とを良くなじませた。
(T>T1、T2) 〈過程C〉荷重を加えたまま、Tを第1のハンダの融点
よりも高く、第2のハンダの融点よりも低い温度である
190℃に変化させた。 〈過程D〉T=190℃の状態を30秒間保持した。こ
の間に、第2のハンダが固化し、半導体レーザチップは
サブマウントに固定された。第2のハンダが固化した
後、荷重を加えることを止めた。(T1<T<T2) 〈過程E〉サブマウントを冷却し、第1のハンダも固化
させた。室温に近い適当な温度まで冷却されたところ
で、ダイボンディング工程を、終了した。以上により、
本実施の形態の半導体レーザ装置が完成した。
【0044】本実施の形態の半導体レーザ装置は、第1
のハンダの融点が第2のハンダの融点よりも低く構成さ
れているので、従来の技術の問題点が以下のように、解
消されている。
【0045】上記過程Bにおいて融解したハンダのう
ち、発光部に隣接する第2のハンダのみが、過程Dで固
化する。このとき、第1のハンダは、まだ、融解してい
るので、従来の技術において問題となったような、両方
のハンダが同時に固化しようとすることに伴う、各接合
面に加わる力のアンバランスが生じない。この過程で、
半導体レーザチップは、第2のハンダの固化に伴って、
動くこともなく固定される。よって、その後、第1のハ
ンダが固化する際にチップがずれてしまうこともなく、
結果として、ハンダ冷却の途中でレーザチップが動き、
アライメントずれが発生してしまう従来の技術第1の問
題が回避される。
【0046】また、従来の技術において、両ハンダが同
時に固化する際の、予測できないそれぞれの接着面に加
わる力の、偶然の集中によって、ブリッジ状にサブマウ
ントに固定される半導体レーザチップに大きな熱歪みが
加わることも無い。さらに、先に第2のハンダ側が固定
された後、第1のハンダ側の固定に至るまでの間に、チ
ップに引き起こされる歪みが緩和されている。結果とし
て、半導体レーザチップに大きな応力・熱歪みが発生し
てしまう従来の技術における第2の問題点が回避され
る。
【0047】また、本実施の形態の半導体発光素子の製
造方法において、半導体レーザチップの発光部に隣接す
る側の電極、すなわち、正電極は、ダイボンディング工
程の最終過程Eで始めて固定される。よって、ダイボン
ディング工程途中で、発光部に引き起こされる歪みは、
最終過程の段階まで緩和され得るので、本ダイボンディ
ング工程を経た半導体レーザ装置の発光部における応力
・熱歪みは、実施の形態1とくらべて小さいものにでき
る。よって、本実施の形態によれば、半導体レーザ装置
の寿命特性をさらに向上できる。
【0048】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置における第2のハンダを、第1のハンダと同一の
材料で構成した、対照半導体レーザ装置を作製した。サ
ブマウントの端面垂直方向から±2°以内にレーザビー
ム中心がくることをダイボンディング工程の位置ずれに
関する良品条件と規定したとき、本実施の形態の半導体
レーザ装置においては、良品の得られる率が98%だっ
たのに対し、対象半導体レーザ装置においては、75%
であった。また、それぞれの半導体レーザ装置に、5m
W、60℃(初期電流80mA程度)の条件での通電試
験を1000時間行ったところ、前者では、駆動電流の
上昇がほとんど見られなかったのに対し、後者では、約
70%の装置で駆動電流値の20%以上の上昇が観察さ
れた。このように、従来の技術を用いた半導体レーザ装
置と比較して、ダイボンディング工程の生産性の向上
と、装置寿命特性の向上が確認された。
【0049】また、本実施の形態のサブマウントによれ
ば、従来の技術のものと比較して、半導体レーザ装置の
生産性を向上せしめ、装置寿命特性を改善させる効果を
奏する。
【0050】実施の形態1ないし2における、上述の各
ハンダは、In、Sn、Pb、InAl、SnAg、P
bIn、PbSn、AuSn、AuSi、AuGe等の
他のハンダ、金属性ろう材に置き換えることができる。
この際、融点に注意して、正負ハンダを選定する必要が
ある。表1に、代表的な電子工業用ハンダの融点を示し
た。このように、本表に示されているだけでも、ハンダ
の融点は150℃〜400℃と多岐にわたるから、各実
施の形態において、融点の異なるハンダの組み合わせを
容易に得ることができることが明らかである。
【0051】
【表1】
【0052】また、各実施例における温度プロファイル
を図4もしくは図5で説明したが、これは、理想的な温
度変化を示したものであって、実際には、過程BやDで
厳密に一定温度が保持される必要があるものでもなく、
それぞれの過程で徐々に温度変化があるようなプロファ
イルであってもかまわない。
【0053】〔実施の形態3〕図6は、実施の形態3の
半導体レーザ装置を示す断面図である。図において、3
0は、本実施の形態の半導体レーザ装置、300はサブ
マウント、301は導電性樹脂であり、その他実施の形
態1と同様の部分については図1と同一の符号で示し
た。本実施の形態の半導体レーザ装置の構成は、実施の
形態2における第2のハンダを導電性樹脂に置換した他
は、実施の形態2とほぼ同様である。
【0054】ここで、導電性樹脂とは、熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂、あるいはこれらの混合物のいずれかの樹
脂の中に、金属粉等を所定量混入したものであり、接着
性と導電性を併せ持つものである。本実施の形態の半導
体レーザ装置において、導電性樹脂接着剤301には、
熱硬化性エポキシ樹脂の中に、Ag粒子を50ないし9
0wt%配合したものを用いた。これにより、導電性樹
脂は、金属並の導電性を有している。樹脂の硬化温度と
して180℃程度のものを用いた。また、第1のハンダ
には融点が156℃であるInを用いた。
【0055】本実施の形態についても実施の形態2と同
様に、半導体レーザチップにおいて、正電極が発光部に
隣接する側の電極となり、負電極がその反対側の電極に
相当する。また、サブマウントにおいては、正側金属パ
ターンが、正電極に対向する導電膜パターンとなり、負
側金属パターンが負電極に対向する導電膜パターンに相
当する。
【0056】次に、本実施の形態の半導体レーザ装置を
製造するためのダイボンディング工程について説明す
る。
【0057】あらかじめ、図3に示されたのと同様のサ
ブマウントを準備する。ただし、負側の電極パターン上
には、第2のハンダに代えて、上記導電性樹脂が設けら
れている。この段階で、樹脂は未硬化である。
【0058】次に、サブマウントの温度を上昇させ、ハ
ンダが融解した後、図2に示した半導体レーザチップ
を、適切にアライメントし、レーザチップ電極形成面と
サブマウント積載面とが突き合わされるように、サブマ
ウント上に積載した。
【0059】その後、レーザチップに30gの荷重を加
えつつ、ハンダの融点以上の温度である180℃の状態
を1分間保持して、ハンダと金属パターンおよび電極と
を良くなじませ、また、樹脂を硬化させた。
【0060】それから、ハンダを固化させ、室温に近い
適当な温度まで冷却されたところで、ダイボンディング
工程を、終了した。以上により、本実施の形態の半導体
レーザ装置が完成した。
【0061】本実施の形態の半導体レーザ装置は、第2
のハンダに替えて、導電性樹脂を用いたので、従来の技
術の問題点が以下のように、解消されている。
【0062】上記過程において融解したハンダが固化す
る際には、既に、導電性樹脂が硬化しており、よって、
半導体レーザチップは、第1のハンダの固化に伴って動
くことがない。つまり、ハンダ冷却の途中でレーザチッ
プが動き、アライメントずれが発生してしまう従来の技
術第1の問題が回避される。
【0063】また、従来の技術において、両ハンダが同
時に固化する際の、予測できないそれぞれの接着面に加
わる力の偶然の集中によって、ブリッジ状にサブマウン
トに固定される半導体レーザチップに大きな熱歪みが加
わることも無い。結果として、半導体レーザチップに大
きな応力・熱歪みが発生してしまう従来の技術における
第2の問題点が回避される。
【0064】また、本実施の形態の半導体発光素子の製
造方法において、半導体レーザチップの発光部に隣接す
る側の電極は、従来同様ハンダにてサブマウントに接着
されており、半導体レーザ装置の熱抵抗は、従来のもの
と同等である。本実施の形態と逆に、発光部に隣接する
側の電極を、導電性樹脂で接続する構成とすると、熱抵
抗が大きくなり、半導体発光装置の温度特性が悪化して
しまう。
【0065】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置における導電性樹脂に替えて、第1のハンダと同
一の材料を用いた、対照半導体レーザ装置を作製した。
サブマウントの端面垂直方向から±2°以内にレーザビ
ーム中心がくることをダイボンディング工程の位置ずれ
に関する良品条件と規定したとき、本実施の形態の半導
体レーザ装置においては、良品の得られる率が98%だ
ったのに対し、対象半導体レーザ装置においては、75
%であった。また、それぞれの半導体レーザ装置に、3
mW、50℃(初期電流50mA程度)の条件での通電
試験を1000時間行ったところ、前者では、駆動電流
の上昇がほとんど見られなかったのに対し、後者では、
約30%の装置で駆動電流値の20%以上の上昇が観察
された。
【0066】さらに、図2に示したように、半導体レー
ザチップの正負電極がほぼ同一面上にある場合に限ら
ず、図19に示されるように、発光層に隣接する側と逆
側の電極(負電極)が窪んだ面上に設けられていても良
い。特に、本実施の形態のように、発光層に隣接する側
と逆側の電極の接続に、導電性樹脂を用いたので、この
硬度を調整することによって、窪みが大きくても、確実
に電気的導通を確保することができるようになる。
【0067】このように、本実施の形態のサブマウント
を用いれば、従来の技術の場合と比較して、半導体レー
ザ装置の生産性が向上した。さらに、半導体レーザ装置
の長期信頼性も向上した。
【0068】〔実施の形態4〕図7は、本実施の形態の
半導体レーザ装置を示す断面図である。図において、4
0は、本実施の形態の半導体レーザ装置、400はサブ
マウント、401はサブマウント積載面上の金属パター
ン間に設けられた溝、402は異方導電性樹脂であり、
その他実施の形態1と同様の部分については図1と同一
の符号で示した。本実施の形態の半導体レーザ装置の構
成は、実施の形態3における導電性樹脂を異方導電性樹
脂とした他は、実施の形態3と同様である。溝のサイズ
は、深さ0.2mm、幅0.1mmとした。
【0069】ここで、導電性樹脂を異方性とするため
に、本実施の形態においては、熱硬化性エポキシ樹脂の
中に、Ag粒子を数ないし数10wt%配合したものを
用いた。これにより、異方導電性樹脂は、荷重を加えず
に硬化した場合、金属粉が分散するので、絶縁性とな
り、所定の荷重を加えて硬化した場合、金属粉同士が接
触するので、導電性となる。樹脂の硬化温度は180℃
程度とした。また、第1のハンダには融点が156℃で
あるInを用いた。
【0070】本実施の形態についても実施の形態1と同
様に、半導体レーザチップにおいて、正電極が発光部に
隣接する側の電極となり、負電極がその反対側の電極に
相当する。また、サブマウントにおいては、正側金属パ
ターンが、正電極に対向する導電膜パターンとなり、負
側金属パターンが負電極に対向する導電膜パターンに相
当する。
【0071】次に、本実施の形態の半導体レーザ装置を
製造するためのダイボンディング工程について説明す
る。
【0072】あらかじめ、図3に示されたのと同様では
あるが、上記溝が設けられたサブマウントを準備する。
また、負側の電極パターン上には、第2のハンダに代え
て、上記異方導電性樹脂が設けられる。ただし、この段
階で、樹脂は未硬化である。
【0073】次に、サブマウントの温度を上昇させ、ハ
ンダが融解した後、図2に示した半導体レーザチップ
を、適切にアライメントし、レーザチップ電極形成面と
サブマウント積載面とが突き合わされるように、サブマ
ウント上に積載した。このとき、樹脂が拡がり、図7に
示されるように、正側のハンダ等に接触した。
【0074】その後、レーザチップに30gの荷重を加
えつつ、ハンダの融点以上の温度である180℃の状態
を1分間保持して、ハンダと金属パターンおよび電極と
を良くなじませ、また、樹脂を硬化させた。
【0075】それから、ハンダを固化させ、室温に近い
適当な温度まで冷却されたところで、ダイボンディング
工程を、終了した。以上により、本実施の形態の半導体
レーザ装置が完成した。
【0076】本実施の形態の半導体レーザ装置は、第2
のハンダに替えて、導電性樹脂を用いたので、従来の技
術の問題点が実施の形態3の場合と同様、以下の如く解
消されている。
【0077】上記過程において融解したハンダが固化す
る際には、既に、導電性樹脂が硬化しており、よって、
半導体レーザチップは、第1のハンダの固化に伴って動
くことがない。つまり、ハンダ冷却の途中でレーザチッ
プが動き、アライメントずれが発生してしまう従来の技
術第1の問題が回避される。
【0078】また、従来の技術において、両ハンダが同
時に固化する際の、予測できないそれぞれの接着面に加
わる力の偶然の集中によって、ブリッジ状にサブマウン
トに固定される半導体レーザチップに大きな熱歪みが加
わることも無い。結果として、半導体レーザチップに大
きな応力・熱歪みが発生してしまう従来の技術における
第2の問題点が回避される。
【0079】また、本実施の形態の半導体発光素子の製
造方法において、半導体レーザチップの発光部に隣接す
る側の電極は、従来同様ハンダにてサブマウントに接着
されており、半導体レーザ装置の熱抵抗は、従来のもの
と同等である。
【0080】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置における第2のハンダを、第1のハンダと同一の
材料で構成した、対照半導体レーザ装置を作製した。サ
ブマウントの端面垂直方向から±2°以内にレーザビー
ム中心がくることをダイボンディング工程の位置ずれに
関する良品条件と規定したとき、本実施の形態の半導体
レーザ装置においては、良品の得られる率が98%だっ
たのに対し、対象半導体レーザ装置においては、75%
であった。また、それぞれの半導体レーザ装置に、3m
W、50℃(初期電流50mA程度)の条件での通電試
験を1000時間行ったところ、前者では、駆動電流の
上昇がほとんど見られなかったのに対し、後者では、約
30%の装置で駆動電流値の20%以上の上昇が観察さ
れた。
【0081】このように、本実施の形態のサブマウント
を用いれば、従来の技術の場合と比較して、半導体レー
ザ装置の生産性が向上した。さらに、半導体レーザ装置
の長期信頼性も向上した。
【0082】さらに、図2に示したように、半導体レー
ザチップの正負電極がほぼ同一面上にある場合に限ら
ず、図19に示されるように、発光層に隣接する側と逆
側の電極(負電極)が窪んだ面上に設けられていても良
い。特に、本実施の形態のように、発光層に隣接する側
と逆側の電極の接続に、導電性樹脂を用いたので、この
硬度を調整することによって、窪みが大きくても、確実
に電気的導通を確保することができるようになる。
【0083】また、特に、本実施の形態の半導体発光素
子においては、異方導電性樹脂を用い、サブマウント金
属膜パターン間に溝を設けたので、樹脂の溝上の領域に
は荷重が加わらず絶縁性であり、金属パターン上の領域
には荷重が加わり導電性となる。よって、負電極と負側
金属パターン間には、電気的など導通が確保されるが、
図7に示される如く、たとえ樹脂が正電極等と接触した
としても、ショートすることがない。よって、ダイボン
ディング工程における、ショート発生による生産性の低
下を防止することができる。
【0084】以上、本発明の構成を特定の例を挙げて説
明したが、本発明の適用範囲はこれに限られるものでは
なく、当然ながら、各構成要素をそれぞれ用途を同じく
する材料に置換し得るし、他の技術を組み合わせて用い
ることもできる。
【0085】上述の絶縁性サブマウント基体は、ダイヤ
モンド、Si、SiC、cBN、BeO、AlO等の他
の絶縁材料や、さらには、ダイヤモンド/Si、SiO
/Siに代表されるように、それら各絶縁材料の積層構
造からなる、他の絶縁性サブマウント基体に置き換える
ことができる。
【0086】また、必ずしもサブマウント基体は絶縁性
である必要はなく、正負両電極の間を絶縁する工夫を行
ったうえで、導電性サブマウント基体を用いることがで
きる。導電性サブマウント基体としては、Si、Ge、
SiC、Cu、CuW、Mo等の材料や、それら各物質
の積層構造を用いることができる、上述の半導体レーザ
チップは、図2に示した特定の例に限られるものではな
く、基板としてGaN、SiC、Si、SiO/サファ
イア等の他の材料を用いる等の変更が可能であり、ま
た、半導体成長層の材料系として、例えば、InGaA
sP系、InGaAlP系、AlGaN系、CdZnS
e系等の他のもの用いることも可能である。また、半導
体レーザチップを、LED、スーパールミネッセンスダ
イオード等の他の発光素子チップにも置換し得る。
【0087】また、上記実施の形態のサブマウントにお
いて、各ハンダおよび各金属パターンの形状を、図3に
特定の例で示したが、本発明はこれに限られるものでは
なく、適宜変更され得るものである。例えば、必ずし
も、金属パターンがサブマウントのほぼ全面を覆うよう
に設けられる必要はない。また、サブマウント積載面上
に、さらに、ワイヤボンディング用のパッド部を設ける
ことや、ダイボンディング時の位置合わせのための印を
設けることは、当業者には、容易に想定し得る事項であ
る。あるいは、いわゆるマルチビームレーザのように、
3以上の電極を有する半導体レーザチップを積載した半
導体レーザ装置にも、上記原理に基づいて、本発明を応
用することは、当業者にとって容易に想定し得る。
【0088】さらに、ハンダ層とサブマウント基体との
間には、公知のごとく、種々の膜を介在させることが可
能であり、例えば、サブマウントとハンダ間の密着性を
向上させるための膜、サブマウントとハンダ間の反応を
防止するための膜、さらには、これらの膜の間の密着性
を高めたり、酸化を防止するための膜が適宜積層形成さ
せてもよい。上記実施の形態に示した金属パターンAu
/Pt/Tiに置換し得るものとして、Pt/Cr、A
u/Mo、Au/Pt/Cr、Au/Mo/Ti等も用
いることが可能である。ハンダ、絶縁膜、ボンディング
パッド、サブマウント基体相互の間にも、同様の目的
で、種々の膜を介在させることが想定される。
【0089】またさらに、図1、3、6に示されたサブ
マウントの構成によれば、第1ハンダと第2ハンダとの
間のスペースには、特別の構造は設けられていないが、
ここに、ダイボンディング工程時のショートを防止した
り、アライメントずれを防止するために、溝・梨地面・
樹脂突起・絶縁体突起等の構造物を設けても良い。
【0090】上述の各実施の形態においては、半導体レ
ーザ素子用サブマウントについて説明したが、本発明の
適用は、これに限られるものでなく、発光素子チップの
マウント部材全般に適用できる。すなわち、任意のマウ
ント部材において、発光素子チップのダイボンディング
される部分が、上述の各実施の形態と同様の構成であれ
ば、他の発光素子チップ用マウント部材においても上述
同様の効果を奏することは、明白である。したがって、
発光素子チップを、サブマウントを用いず直接ステム、
フレーム、もしくはパッケージに積載する場合において
は、このステム、フレームもしくはパッケージに、上記
本発明の構成を適用することができる。
【0091】〔実施の形態5〕絶縁体×絶縁体(絶縁体
×導体も)、凹部埋め込み型 図8は、本発明の実施の形態5の半導体レーザ装置を示
す断面模式図である。図8において、50は本実施の形
態の半導体レーザ装置、500は本実施の形態のサブマ
ウント、501a、501bは絶縁体で形成されるサブ
マウント基体、102は正側金属パターン、103は負
側金属パターンであり、504、505は導電性接着剤
としてハンダを用いている。ここで501aと501b
は、熱伝導率が異なる絶縁体材料で形成されている。図
示されるように、サブマウント積載面のハンダおよび金
属パターンは、適宜パターン形成されることにより、そ
れぞれが絶縁分離されており、よって、片面に正負電極
を有する半導体レーザ素子の積載を可能としていること
は、従来の技術と同様である。本実施例では、サブマウ
ント基体501aは、その断面図においてL字型をして
いるが、断面図においてコの字型を形成するように掘
り、その中に501bを埋め込んでもよい。
【0092】図9は、本実施の形態の半導体レーザ装置
に用いた、本実施の形態のサブマウントを示す模式図で
ある。各記号は図8と同一である。本実施の形態におい
て、サブマウント基体501aには絶縁体であるAlN
を用い、サブマウント基体501bにはAlNより熱伝
導率が低い絶縁体であるAl23を用い、正側金属パタ
ーン102および負側金属パターン103には、Au
(0.1μm)/Pt(0.1μm)/Ti(0.1μ
m)(Au オン Pt オン Ti、以下同様)、ハ
ンダ504および505には融点が217℃であるSn
Au(Sn90%、Au10%)ハンダを用いた。サブ
マウント基体の作成方法の一例として、図10(a)に
示すように、サブマウント基体501aをまず、ドライ
エッチングやウェットエッチング等のエッチング手段、
また物理的に研削する手段等を用いで段差を形成したう
えで、図10(b)に示すように真空蒸着法、CVD
法、スパッタ法、熱転写法、印刷法、焼結法、塗布法等
の公知技術を適宜用いて501bを成膜し、図10
(c)に示すように研磨により平坦化することにより形
成する。そして、図10(d)に示すように正側金属パ
ターン102、負側金属パターン103を、真空蒸着
法、CVD法、スパッタ法、熱転写法、印刷法、焼結
法、塗布法等の公知技術を適宜用いて成膜する。本実施
の形態においては、一例として、サブマウント基体50
1aと501bを併せた全体のサイズを、長さ2mm×
幅1.5mm×高さ0.2mmとし、501bのみの大
きさは長さ2mm×幅0.7mm×高さ0.1mmと
し、ハンダ間の距離を50μm、ハンダの厚さを1μm
とした。
【0093】上述の構成によって、本半導体レーザチッ
プにおいては、正電極が発光部に隣接する側の電極とな
り、負電極がその反対側の電極に相当する。また、本サ
ブマウントにおいては、正側金属パターンが、正電極に
対向する導電膜パターンとなり、負側金属パターンが負
電極に対向する導電膜パターンに相当する。また、50
1a、501bは放熱部となるので、放熱効率を高くす
るため、厚さが20μm以上あるのが好ましい。
【0094】次に、本実施の形態の半導体レーザ装置を
製造するためのダイボンディング工程について説明す
る。図11は、工程の各過程におけるサブマウント積載
面温度Tの変化を示したグラフ(温度プロファイル)で
ある。ここで、Tは、各ハンダの温度に一致している。 〈過程A〉始めに、図9に示した、本実施の形態のサブ
マウントを、ハンダの融点(Tm=217℃)よりも高
い温度であるTp=250℃まで加熱したところ、双方
のハンダが融解した。 〈過程B〉図2に示したGaN系半導体レーザチップ2
00を、適切にアライメントし、レーザチップ電極形成
面とサブマウント積載面とが突き合わされるように、サ
ブマウント上に積載した。ここで、アライメントは、次
の要領でなされる。正電極203とハンダ504および
正側金属パターン102、負電極204とハンダ505
および負側金属パターン103が、それぞれ一致するよ
うに、すなわち、図8に示されるように、また、半導体
レーザチップのストライプ方向が、サブマウントの端面
と垂直の関係になり、光出射面がサブマウントの端面と
ほぼ一致するように、方向および位置併せされる。次い
で、半導体レーザチップに約20gの荷重を加えて、T
p=250℃の状態を30秒間保持し、ハンダと、金属
パターンおよび電極とを良くなじませた。 〈過程C〉荷重を加えたまま、加熱を止めた。すると、
図中実線で示すように、熱伝導率の大きいサブマウント
基体501aに対向するハンダ504は早く冷却され、
t1秒で融点Tmまで下がり、固化する。ここで、荷重
を加えるのを止めた。その後、図中破線で示すように、
t2秒で熱伝導率の小さいサブマウント基体に対向する
ハンダ505が融点Tmまで下がり、固化する。室温に
近い適当な温度まで冷却されたところで、ダイボンディ
ング工程を、終了した。以上により、図8に示す本実施
の形態の半導体レーザ装置が完成した。
【0095】本実施の形態の半導体レーザ装置は、熱伝
導率の異なるサブマウント基体を用いて、ハンダの固ま
る速度を正電極側と負電極側で異ならせることにより、
固化の際に接着面毎にかかる力のバランスを保ちつつ、
接着面にかかる力を分散させているので、従来の技術の
問題点が以下のように、解消されている。
【0096】上記過程Bにおいて融解したハンダのう
ち、発光部に隣接するハンダ504のみが、先にt1秒
で固化する。このとき、ハンダ505は、まだ、融解し
ているので、従来の技術において問題となったような、
両方のハンダが同時に固化しようとすることに伴う、各
接合面毎に加わる力のアンバランスが生じない。これに
より、半導体レーザチップは、ハンダ504の固化に伴
って、動くことなく固定される。よって、その後、ハン
ダ505が固化する際にチップがずれてしまうこともな
く、結果として、ハンダ冷却の途中でレーザチップが動
き、アライメントずれが発生してしまう従来の技術第1
の問題が回避される。
【0097】また、従来の技術において、両ハンダが同
時に固化する際の、予測できないそれぞれの接着面に加
わる力の、偶然の集中によって、ブリッジ状にサブマウ
ントに固定される半導体レーザチップに大きな熱歪みが
加わることも無い。さらに、先にハンダ504側が固定
された後、ハンダ505側の固定に至るまでの間に、チ
ップに引き起こされる歪みが緩和されている。結果とし
て、半導体レーザチップに大きな応力・熱歪みが発生し
てしまう従来の技術における第2の問題点が回避され
る。
【0098】本実施の形態の半導体発光素子の製造方法
においては、過程Bの温度Tが、ハンダ504、505
の融点より若干高い温度に設定されている。これは、電
極と金属パターンの接合を、最適な条件で行うためのも
ので、これにより、それらとハンダの間での合金化が適
正に進み、また、ハンダが厚すぎて介在されることがな
くなり、よって、熱抵抗を最小限とした接合が可能にな
る。
【0099】また、本実施の形態の半導体レーザ装置で
は、発光部に隣接した電極が正電極である。レーザーチ
ップの温度上昇による特性劣化を押さえるためには発光
部に隣接した正電極からの放熱が良好な方がこのまし
い。そのため、正電極に接するハンダ504が、熱伝導
率の大きい方のサブマウント基体に配置されている方が
好ましい。さらに、正電極と負電極とで電気抵抗率が異
なる場合はそれによっても各電極での発熱量が異なるた
め、その点も考慮するのが好ましい。
【0100】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置における、サブマウント基体501aおよび50
1bを同一の材料で構成した、対照半導体レーザを作成
した。サブマウントの端面垂直方向から+−2°以内に
レーザビーム中心がくることをダイボンディング工程の
位置ずれに関する良品条件として規定したとき、本実施
の形態の半導体レーザ装置においては。良品の得られる
率が98%であったのに対し、対照半導体レーザにおい
ては、78%であった。また、それぞれの半導体レーザ
装置に、3mW、70℃(初期電流90mA程度)の条
件での通電試験を1000時間行ったところ、前者で
は、駆動電流の上昇がほとんど見られなかったのに対
し、後者では、約40%の装置で駆動電流値の20%以
上の上昇が観察された。このように、従来の技術を用い
た半導体レーザ装置と比較して、ダイボンディング工程
の生産性の向上と、装置寿命特性の向上が確認された。
また、本実施の形態のサブマウントによれば、従来の技
術のものと比較して、半導体レーザ装置の生産性を向上
せしめ、装置寿命特性を改善させる効果を奏する。
【0101】本実施の形態においては、サブマウント基
体501aおよび501bがどちらも絶縁体であった
が、熱伝導率の異なる材料の組合わせであれば、絶縁体
と導電体の組合わせでもよいことは言うまでもない。例
えば、図12(a)に示すように金属で形成されるサブ
マウント基体501aを途中まで形成した上に、真空蒸
着法、CVD法、スパッタ法、熱転写法、印刷法、焼結
法、塗布法等の公知技術を適宜用いて、絶縁膜で形成さ
れるサブマウント基体501bを成膜し、図12(b)
に示すように、ドライエッチングやウェットエッチング
等のエッチング手段、また物理的に研削する手段等の公
知技術を適宜用いてを用いで段差形成を行い、図12
(c)に示すように、めっき法によって段差部分へサブ
マウント基体501aを埋め込み、図12(d)に示す
ように電極を形成することでも形成することができる。
【0102】また、導電体を用いる場合は、金属パター
ンを兼ねることも可能であるし、さらにはマウント部材
のレーザーチップに面した側からだけではなく、側面や
裏面からもステム、パッケージ、外部リード等へ直接接
続が可能となり、放熱効率のアップやシステム全体の簡
略化へつながる。また、本実施の形態では504、50
5には同一のハンダを用いたが、504側が先に固化す
るように設計されていれば異なるハンダを用いてもいい
ことは言うまでもない。また、本実施の形態では放熱部
に直接導電性接着剤が形成されているが、導電性を保つ
程度であれば間に絶縁層が形成されていても良い。
【0103】[実施の形態6] 実施の形態5のバリエ
ーション 実施の形態5のサブマウント基体以外にも、異なる熱伝
導率をもった材料を組合わせた、図13(a)、(b)
に示すような形のサブマウント基体を用いても同様の効
果が得られる。
【0104】例えば、図13(a)のサブマウント基体
は熱伝導率のことなる立方体あるいは直方体の二種類材
料をある一面で接合させたものである。この場合、図8
に比べ、501bの表面積を大きくできるので、熱を効
果的に発散することができる。これは、2種材料を接着
剤で接着してもよいし、一方の材料の上に、真空蒸着
法、CVD法、スパッタ法、メッキ法、熱転写法、印刷
法、焼結法等の公知技術を用いて堆積してもよい。本実
施の形態においては、一例として、サブマウント基体5
01aには導電体であるCuを用い、サブマウント基体
501bにはCuより熱伝導率が低い絶縁体であるAl
23を用い、正側金属パターンおよび負側金属パターン
103には、Au(0.1μm)/Pt(0.1μm)
/Ti(0.1μm)、導電性接着剤としてハンダ50
4および505には融点が156℃であるInハンダを
用いた。また本実施の形態においては、一例として、サ
ブマウント基体501a、501bの大きさはそれぞれ
長さ2mm×幅1mm×厚さ0.2mmとし、接着剤で
接着した。
【0105】また、図13(b)のサブマウント基体
は、501bが501aの裏面まで覆う場合である。こ
の場合、図8に比べ501bの表面積を大きくできるの
で、熱を効果的に発散することができる。これは、熱伝
導率の異なる2種材料を接着剤で接着してもよいし、一
方の材料の上に、真空蒸着法、CVD法、スパッタ法、
メッキ法、熱転写法、印刷法、焼結法等の公知技術を用
いて堆積してもよい。本実施の形態で一例として、サブ
マウント基体501aには絶縁体であるcBNを用い、
サブマウント基体501bにはcBNより熱伝導率が低
い導電体であるFeを用い、正側金属パターン102お
よび負側金属パターン103には、Au(0.1μm)
/Pt(0.1μm)/Ti(0.1μm)、導電性接
着剤としてハンダ504および505には融点が156
℃であるInハンダを用いた。また本実施の形態におい
ては、一例として、サブマウント基体501aは長さ2
mm×幅1.5mm×厚さ0.2mmの上に、長さ2m
m×幅0.7mm×厚さ0.1mmの凹部を持ち、50
1bは501a上の凹部から裏面にかけて厚さ0.1m
mで覆うものとする。501a上の凹部はドライエッチ
ングやウェットエッチング等のエッチング手段、また物
理的に研削する手段等の公知技術を用いて形成し、その
凹部から裏面にかけて表面を導電化処理(銀ペースト塗
布等)をした後、Feメッキにより501bを形成す
る。
【0106】以上図13(a)、(b)のサブマウント
基体においても、実施の形態5と同様に、サブマウント
基体501aおよび501bが熱伝導率が異なる絶縁体
同志であってもよいし、熱伝導率の異なる材料の組合わ
せであれば、絶縁体と導電体の組合わせでもよいことは
言うまでもない。また、501a、501bは放熱部と
なるので、放熱効率を高くするため、厚さが20μm以
上あるのが好ましい。また、サブマウント基体に導電体
を用いる場合は、金属パターンを兼ねることも可能であ
るし、さらにはマウント部材のレーザーチップに面した
側からだけではなく、側面や裏面からもステム、パッケ
ージ、外部リード等へ直接接続が可能となり、放熱効率
のアップやシステム全体の簡略化へつながる。
【0107】上記、実施の形態5、2に示したサブマウ
ントにおいては、図8、図13に示すように、サブマウ
ント基体の表面がほぼ平面であるため、対面するレーザ
ーチップの正および負の電極がほぼ平面上にある場合に
容易にダイボンドできるが、もし対面するレーザーチッ
プの正負の電極に高低差がある場合には、501aまた
は501bの厚さによって任意に調整することが可能で
ある。
【0108】〔実施の形態7〕導電体×導電体 本実施の形態の構成は、サブマウントの形と材料が異な
る他は、実施の形態5、6と同様である。本実施の形態
を図14に示す。60は本実施の形態の半導体レーザ装
置、600はサブマウント、サブマウント基体には熱伝
導率のことなる二種類の導電性材料を用いた601a、
601bを絶縁体601cを介して接合させたものを用
いた。本実施例ではサブマウント断面図における絶縁体
はL字型をしているが、断面図でコの字型、平面図では
サブマウント基体601bの周囲を絶縁体601cが覆
い、絶縁体601cの周囲をサブマウント基体601b
を覆うような構造になっていてもよい。
【0109】本実施の形態においては一例として、サブ
マウント基体601aには導電体であるAgを用い、サ
ブマウント基体601bにはAgより熱伝導率の低い導
電体であるAlを用い、絶縁体601cにはSiO2
用い、正側金属パターン102および負側金属パターン
103には、Au(0.1μm)/Pt(0.1μm)
/Ti(0.1μm)、導電性接着剤としてハンダ50
4および505には融点が217℃であるSnAu(S
n90%、Au10%)ハンダを用いた。これは、サブ
マウント基体601aをまず、ドライエッチングやウェ
ットエッチング等のエッチング手段、また物理的に研削
する手段等の公知技術を用いて段差を形成したうえで、
601c、601bを順次成膜して形成する。サブマウ
ント基体601bおよび、正側金属パターン102、負
側金属パターン103の成膜は、真空蒸着法、CVD
法、スパッタ法、メッキ法、熱転写法、印刷法、焼結法
等の公知技術を適宜用いて作成することができる。例え
ば、図15(a)に示すように、サブマウント基体60
1a上にフォトレジスト606でパターン形成した後、
エッチングを行い段差を形成し、図15(b)に示すよ
うにフォトレジスト606を除かずに、601cのSi
2をCVD法で1μm堆積し、さらに601bのAl
をスパッタ法で0.5μm堆積した後にレジストおよ
び、レジスト上のSiO2、Alをウェットエッチング
で除去した後(リフトオフ法)、図15(c)に示すよ
うに凹部に601bのAlメッキを行い、図15(d)
に示すように、その上に正側金属パターン102、負側
金属パターン103を形成することで、作ることができ
る。
【0110】本実施の形態においては、一例として、サ
ブマウント基体601aと601bを併せた全体のサイ
ズを、長さ2mm×幅1.5mm×高さ0.2mmと
し、601bのみの大きさは長さ2mm×幅0.7mm
×高さ0.1mmとし、ハンダ間の距離を50μm、ハ
ンダの厚さを1μmとした。
【0111】また、601a、601bは放熱部となる
ので、放熱効率を高くするため、厚さが20μm以上あ
るのが好ましい。601cの膜厚は、601aと601
bの間の絶縁性を保てるだけの膜厚があればよく、例え
ばSiO2では最低0.1μm程度あれば十分である。
絶縁耐厚の大小は、絶縁膜の種類、膜質により異なるた
め、必要最低限の膜厚は、使用する膜により適宜変更さ
れる。
【0112】次に、実施の形態5と同様にして、本実施
の形態の半導体レーザ装置を製造するためのダイボンデ
ィング工程を行った。工程の各過程におけるサブマウン
ト積載面温度Tの変化(温度プロファイル)は実施の形
態5で説明したのと同様である。以上で、本実施の形態
の半導体レーザ装置が完成した。
【0113】本実施の形態の半導体レーザ装置は、熱伝
導率の異なるサブマウント基体を用いて、ハンダの固ま
る速度を正電極側と負電極側で異ならせることにより、
固化の際に接着面毎にかかる力のバランスを保ちつつ、
接着面にかかる力を分散させているので、従来の技術の
問題点が以下のように、解消されている。
【0114】上記実施の形態5及び図11で記した、過
程Bにおいて融解したハンダのうち、発光部に隣接する
ハンダ504のみが、t1秒で固化する。このとき、ハ
ンダ505は、まだ、融解しているので、従来の技術に
おいて問題となったような、両方のハンダが同時に固化
しようとすることに伴う、各接合面毎に加わる力のアン
バランスが生じない。これにより、半導体レーザチップ
は、ハンダ504の固化に伴って、動くことなく固定さ
れる。よって、その後、ハンダ505が固化する際にチ
ップがずれてしまうこともなく、結果として、ハンダ冷
却の途中でレーザチップが動き、アライメントずれが発
生してしまう従来の技術第1の問題が回避される。
【0115】また、従来の技術において、両ハンダが同
時に固化する際の、予測できないそれぞれの接着面に加
わる力の、偶然の集中によって、ブリッジ状にサブマウ
ントに固定される半導体レーザチップに大きな熱歪みが
加わることも無い。さらに、先にハンダ504側が固定
された後、ハンダ505側の固定に至るまでの間に、チ
ップに引き起こされる歪みが緩和されている。結果とし
て、半導体レーザチップに大きな応力・熱歪みが発生し
てしまう従来の技術における第2の問題点が回避され
る。
【0116】本実施の形態についても実施の形態5と同
様に、半導体レーザチップにおいて、正電極が発光部に
隣接する側の電極となり、負電極がその反対側の電極に
相当する。また、サブマウントにおいては、正側金属パ
ターンが、正電極に対向する導電膜パターンとなり、負
側金属パターンが負電極に対向する導電膜パターンに相
当する。
【0117】また、本実施の形態の半導体レーザ装置で
は、発光部に隣接した電極が正電極である。レーザーチ
ップの温度上昇による特性劣化を押さえるためには発光
部に隣接した正電極からの放熱が良好な方がこのまし
い。そのため、正電極に接するハンダ504が、熱伝導
率の大きい方のサブマウント基体に配置されている方が
好ましい。さらに、正電極と負電極とで電気抵抗率が異
なる場合はそれによっても各電極での発熱量が異なるた
め、その点も考慮するのが好ましい。
【0118】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置におけるサブマウント基体601aおよび601
bを同一の材料で構成した、対照半導体レーザ装置を作
製した。サブマウントの端面垂直方向から±2°以内に
レーザビームの中心がくることをダイボンディング工程
の位置ずれに関する良品条件と規定したとき、本実施の
形態の半導体レーザ装置においては、良品の得られる率
が98%だったのに対し、対照半導体レーザ装置におい
ては、75%であった。また、それぞれの半導体レーザ
装置に、5mW、60℃(初期電流80mA程度)の条
件での通電試験を1000時間行ったところ、前者で
は、駆動電流の上昇がほとんど見られなかったのに対
し、後者では、約70%の装置で駆動電流値の20%以
上の上昇が観察された。このように、従来の技術を用い
た半導体レーザ装置と比較して、ダイボンディング工程
の生産性の向上と、装置寿命特性の向上が確認された。
【0119】また、本実施の形態のサブマウントによれ
ば、従来の技術のものと比較して、半導体レーザ装置の
生産性を向上せしめ、装置寿命特性を改善させる効果を
奏する。本実施例においては、サブマウント基体601
aおよび601bともに導電体を用いているため、金属
パターンを兼ねることも可能であるし、さらにはマウン
ト部材のレーザーチップに面した側からだけではなく、
側面や裏面からもステム、パッケージ、外部リード等へ
直接接続が可能となり、放熱効率のアップやシステム全
体の簡略化へつながる。また、一般的に導電体には熱伝
導率の高い金属が多いため、材料選択の幅が広がり、よ
り最適な材料を選ぶことができる。
【0120】[実施の形態8] 実施の形態7のバリエ
ーション 実施の形態7のサブマウント基体以外にも、異なる熱伝
導率をもった導電体材料を組合わせた、図16(a)、
(b)に示すような形のサブマウント基体を用いても同
様の効果が得られる。
【0121】まず、図16(a)のサブマウント基体は
熱伝導率の異なる立方体あるいは直方体の二種類の導電
体を絶縁体601cを介して一面で接合させたものであ
る。この場合、図14に比べ、601bの表面積を大き
くできるので、熱を効果的に発散することができる。こ
れは、各材料を接着剤で接着してもよいし、一方の材料
の上に、真空蒸着法、CVD法、スパッタ法、メッキ
法、熱転写法、印刷法、焼結法等の公知技術を用いて堆
積してもよい。本実施の形態においては、一例として、
サブマウント基体601aには導電体であるCuを用
い、サブマウント基体601bにはCuより熱伝導率が
低い導電体であるFeを用い、絶縁体601cにはSi
2を用い、正側金属パターン102および負側金属パ
ターン103には、Au(0.1μm)/Mo(0.1
μm)、導電性接着剤としてハンダ504および505
には融点が156℃であるInハンダを用いた。また本
実施の形態においては、一例として、サブマウント基体
601a、601bの大きさはそれぞれ長さ2mm×幅
1mm×厚さ0.2mmとし、601aまたはbの一面
にCVD法でSiO2膜を1μm堆積した後、接着剤で
接着した。この接着剤が十分な絶縁性を持つ場合には、
601cを兼ねる事も可能である。
【0122】また、図16(b)のサブマウント基体
は、601bが601cを介して601aの裏面まで覆
う場合である。この場合、図14に比べ601bの表面
積を大きくできるので、熱を効果的に発散することがで
きる。これは、熱伝導率の異なる各材料を接着剤で接着
してもよいし、一方の材料の上に、真空蒸着法、CVD
法、スパッタ法、メッキ法、熱転写法、印刷法、焼結法
等の公知技術を用いて堆積してもよい。本実施の形態で
一例として、サブマウント基体601aには導電体であ
るCuを用い、サブマウント基体601bにはCuより
熱伝導率が低い導電体であるFeを用い、絶縁体601
cにはSiO2を用い、正側金属パターン102および
負側金属パターン103には、Au(0.1μm)/M
o(0.03μm)、ハンダ504および505には融
点が156℃であるInハンダを用いた。また本実施の
形態においては、一例として、サブマウント基体601
aは長さ2mm×幅1.5mm×厚さ0.2mmの上
に、長さ2mm×幅0.7mm×厚さ0.1mmの凹部
を持ち、601bは601a上の凹部から裏面にかけて
厚さ約0.1mmで覆うものとする。601a上の凹部
はドライエッチングやウェットエッチング等のエッチン
グ手段、また物理的に研削する手段等の公知技術を用い
て形成し、その凹部から裏面にかけてCVD法でSiO
2膜1μmを堆積した後、SiO2表面を導電化処理(銀
ペースト塗布等)をした後、Feメッキにより601b
を形成する。
【0123】また、601a、601bは放熱部となる
ので、放熱効率を高くするため、厚さが20μm以上あ
るのが好ましい。601cの膜厚は、601aと601
bの間の絶縁性を保てるだけの膜厚があればよく、例え
ばSiO2では最低0.1μm程度あれば十分である。
絶縁耐厚の大小は、絶縁膜の種類、膜質により異なるた
め、必要最低限の膜厚は、使用する膜により適宜変更さ
れる。
【0124】本実施の形態においては、サブマウント基
体に導電体を用いているので、金属パターンを兼ねるこ
とも可能であるし、さらにはマウント部材のレーザーチ
ップに面した側からだけではなく、側面や裏面からもス
テム、パッケージ、外部リード等へ直接接続が可能とな
り、放熱効率のアップやシステム全体の簡略化へつなが
る。
【0125】上記、図14、図16においては、サブマ
ウント基体の表面がほぼ平面であるため、対面するレー
ザーチップの正および負の電極がほぼ平面上にある場合
に容易にダイボンドできるが、もし対面するレーザーチ
ップの正負の電極に高低差がある場合には、601aま
たは601bの厚さによって調整することが可能であ
る。
【0126】また、実施の形態5〜8における温度プロ
ファイルを図12で説明したが、これは、理想的な温度
変化を示したものであって、実際には、過程Bで厳密に
一定温度が保持される必要があるものでもなく、それぞ
れの過程で徐々に温度変化があるようなプロファイルで
あってもかまわない。
【0127】上記実施例7、8においては、サブマウン
トの101aと101bを熱伝導率の異なる金属で形成
したが、絶縁膜101cの熱伝導率や厚さを考慮すれ
ば、熱伝導率の同じ金属で形成した場合にも、本発明と
同様の効果が得られる。
【0128】例えば、図14や図16(b)において、
101aと101bに銅を用い、101cとして銅の千
分の一程度の熱伝導率であるアニリン樹脂やエポキシ樹
脂あるいはシリコン樹脂(いずれも熱硬化性樹脂)を厚
さ100μm形成した場合、正電極101aにおける熱
伝導は不電極側の101bより大きくなるため、正、負
電極側での導電性接着剤の固化するタイミングがずれる
こととなる。この場合、金属と絶縁物の熱伝導率の比
は、大きい方が固化のタイミングをずらしやすいため好
ましく、10以上あるのが好ましい。同様に絶縁物の膜
厚が厚い方が好ましく、10〜150μmあるのが好ま
しい。
【0129】さらに加えて、101aと101bの大き
さを、101aが101bに比べて十分大きくしてやる
ことで、放熱効果に差を生じさせれば、より大きな効果
が得られる。
【0130】本方法は前記熱伝導率の異なる金属を用い
る場合にもより効果を高めるために有効である。
【0131】〔実施の形態9〕 導電性接着材が異方導
電性樹脂、マウントに溝付きの場合 図17は、本実施の形態の半導体レーザ装置を示す断面
図である。これは、実施の形態5の図8に記載の装置に
おいて、サブマウントの表面に溝が形成されている点、
及び導電性接着剤が異方導電性樹脂である点が異なる。
図において、70は、本実施の形態の半導体レーザ装
置、700はサブマウント、703は実施の形態5のサ
ブマウントの積載面上の金属パターン間に設けられた
溝、702は異方導電性樹脂であり、その他実施の形態
5と同様の部分については図8と同一の符号で示した。
【0132】本実施の形態においては、実施の形態5と
同様にサブマウント基体701aには絶縁体であるAl
Nを用い、サブマウント基体701bにはAlNより熱
伝導率が低い絶縁体であるAl23を用い、正側金属パ
ターン102および負側金属パターン103には、Au
(0.1μm)/Pt(0.1μm)/Ti(0.1μ
m)(Au オン Pt オン Ti、以下同様)、異
方導電性接着剤として702には異方導電性樹脂を用い
た。本実施の形態においては、一例として、サブマウン
ト基体701aと701b全体のサイズを、長さ2mm
×幅1.5mm×高さ0.2mmとし、701bのみの
大きさは長さ2mm×幅0.7mm×高さ0.1mmと
し、異方導電性樹脂の厚さを1μmとした。また、溝の
サイズは、深さ0.1mm、幅0.1mmとした。
【0133】ここで、導電性樹脂を異方性とするため
に、本実施の形態においては、熱硬化性エポキシ樹脂の
中に、Ag粒子を数ないし数10wt%配合したものを
用いた。これにより、異方導電性樹脂は、荷重を加えず
に硬化した場合、金属粉が分散するので、絶縁性となり
所定の荷重を加えて硬化した場合、金属粉同士が接触す
るので、導電性となる。樹脂の硬化温度は180℃程度
とした。
【0134】本実施の形態についても実施の形態5と同
様に、半導体レーザチップにおいて、正電極が発光部に
隣接する側の電極となり、負電極がその反対側の電極に
相当する。また、サブマウントにおいては、正側金属パ
ターンが、正電極に対向する導電膜パターンとなり、負
側金属パターンが負電極に対向する導電膜パターンに相
当する。
【0135】また、本実施の形態の半導体レーザ装置で
は、発光部に隣接した電極が正電極である。レーザーチ
ップの温度上昇による特性劣化を押さえるためには発光
部に隣接した正電極からの放熱が良好な方がこのまし
い。そのため、正電極が、熱伝導率の大きい方のサブマ
ウント基体に対応して配置されている方が好ましい。さ
らに、正電極と負電極とで電気抵抗率が異なる場合はそ
れによっても各電極での発熱量が異なるため、その点も
考慮するのが好ましい。
【0136】次に、本実施の形態の半導体レーザ装置を
製造するためのダイボンディング工程を行った。工程の
各過程におけるサブマウント積載面温度Tの変化(温度
プロファイル)を図18に示す。ここで、Tは異方導電
性樹脂の温度に一致している。
【0137】あらかじめ、図9に示されたのと同様では
あるが、上記溝が設けられたサブマウントを準備する。
まず、サブマウント電極上に上記異方導電性樹脂を配置
する。ただし、この段階で、樹脂は未硬化である。次に
図2に示した半導体レーザチップを、適切にアライメン
トし、レーザチップ電極形成面とサブマウント積載面と
が突き合わされるように、サブマウント上に積載し、樹
脂が拡がった。このとき、樹脂の粘度等によっては、正
電極側と負電極側とが接触しない場合もあるが、本実施
の形態では図17に示されるように、正電極側および負
電極側の樹脂が接触し、溝内に入り込んだ例で説明す
る。
【0138】〈過程A〉レーザチップに30gの荷重を
加えつつ、サブマウントの温度を上昇させた。まず、実
線で示すように、熱伝導率が高いサブマウント基体70
1a上の異方導電性樹脂がt1秒で硬化温度Ts=18
0℃に達し、硬化する。 〈過程B〉荷重を加えるのをやめ、加熱を続ける。次に
熱伝導率が低いサブマウント基体701b上の異方導電
性樹脂がt2秒で硬化温度Tsに達し、硬化する。この
後硬化温度より若干高い温度Tp=200℃で30秒保
持し、硬化反応を完全に進行させた。 〈過程C〉室温に近い適当な温度まで冷却されたところ
で、ダイボンディング工程を、終了した。 以上により、本実施の形態の半導体レーザ装置が完成し
た。
【0139】本実施の形態の半導体レーザ装置は、ハン
ダに替えて、異方導電性樹脂を用いたので、従来の技術
の問題点が実施の形態5の場合と同様、以下の如く解消
されている。
【0140】上記過程において熱伝導率の低い材料のサ
ブマウント基体701bに接する側の異方導電性樹脂が
固化する際には、既に、熱伝導率の高い材料のサブマウ
ント基体701aに接する側の異方導電性樹脂が硬化し
ており、よって、半導体レーザチップは、第1の導電性
樹脂の固化に伴って動くことがない。つまり、ハンダ冷
却の途中でレーザチップが動き、アライメントずれが発
生してしまう従来の技術第1の問題が回避される。
【0141】また、従来の技術において、両ハンダが同
時に固化する際の、予測できないそれぞれの接着面に加
わる力の偶然の集中によって、ブリッジ状にサブマウン
トに固定される半導体レーザチップに大きな熱歪みが加
わることも無い。結果として、半導体レーザチップに大
きな応力・熱歪みが発生してしまう従来の技術における
第2の問題点が回避される。
【0142】さらに、半導体レーザチップの正負電極が
ほぼ同一面上にある場合に限らず、発光層に隣接する側
と逆側の電極(負電極)が窪んだ面上に設けられていて
も良い。特に、本実施の形態では、電極の接続に、導電
性樹脂を用いたので、正電極側と負電極側で、異なる硬
度の導電性樹脂を用いれば、窪みが大きくても、確実に
電気的導通を確保することができるようになる。
【0143】また、特に、本実施の形態の半導体発光素
子においては、異方導電性樹脂を用い、サブマウント金
属膜パターン間に溝を設けたので、樹脂の溝上の領域に
は荷重が加わらず絶縁性であり、金属パターン上の領域
には荷重が加わり導電性となる。よって、負電極と負側
金属パターン間には、電気的な導通が確保されるが、図
17に示される如く、たとえ樹脂が正電極等と接触した
としても、ショートすることがない。よって、ダイボン
ディング工程における、ショート発生による生産性の低
下を防止することができる。
【0144】比較のために、本実施の形態の半導体レー
ザ装置におけるサブマウント基体701aおよび701
bを同一の材料で構成した、対照半導体レーザ装置を作
製した。サブマウントの端面垂直方向から±2°以内に
レーザビーム中心がくることをダイボンディング工程の
位置ずれに関する良品条件と規定したとき、本実施の形
態の半導体レーザ装置においては、良品の得られる率が
98%だったのに対し、対照半導体レーザ装置において
は、75%であった。また、それぞれの半導体レーザ装
置に、5mW、50℃(初期電流50mA程度)の条件
での通電試験を1000時間行ったところ、前者では、
駆動電流の上昇がほとんど見られなかったのに対し、後
者では、約30%の装置で駆動電流値の20%以上の上
昇が観察された。このように、従来の技術を用いた半導
体レーザ装置と比較して、ダイボンディング工程の生産
性の向上と、装置寿命特性の向上が確認された。
【0145】本実施の形態においては、実施の形態5に
示した、図8及び9の構造のマウント部材を用いて説明
したが、これを、実施の形態6〜8で示した図13、1
4、16の様な、他のマウント部材と置き換えても同様
の効果が得られる。
【0146】以上、実施の形態5ないし9によって、本
発明の構成を特定の例を挙げて説明したが、本発明の適
用範囲はこれに限られるものではなく、当然ながら、各
構成要素をそれぞれ用途を同じくする材料に置換し得る
し、他の技術を組み合わせて用いることもできる。
【0147】絶縁性サブマウント基体は、上述の材料以
外にも、ダイヤモンド、Si、SiC、BeO等の他の
絶縁材料や、さらには、ダイヤモンド/Si、SiO2
/Siに代表されるように、それら各絶縁材料の積層構
造からなる、他の絶縁性サブマウント基体に置き換える
ことができる。導電性サブマウント基体としては、上述
の材料以外にも、Si、Ge、SiC、CuW、Mo等
の材料や、それら各物質の積層構造を用いることができ
る、上述の半導体レーザチップは、図2に示した特定の
例に限られるものではなく、基板としてGaN、Si
C、Si、、SiO2/サファイア等の他の材料を用い
る等の変更が可能であり、また、半導体成長層の材料系
として、例えば、InGaAsP系、InGaAlP
系、AlGaN系、CdZnSe系等の他のもの用いる
ことも可能である。また、半導体レーザチップを、LE
D、スーパールミネッセンスダイオード等の他の発光素
子チップにも置換し得る。
【0148】また、上記実施の形態5ないし9のサブマ
ウントにおいて、各導電性接着剤および各金属パターン
の形状を、図9に特定の例で示したが、本発明はこれに
限られるものではなく、適宜変更され得るものである。
例えば、必ずしも、金属パターンがサブマウントのほぼ
全面を覆うように設けられる必要はない。また、サブマ
ウント積載面上に、さらに、ワイヤボンディング用のパ
ッド部を設けることや、ダイボンディング時の位置合わ
せのための印を設けることは、当業者には、容易に想定
し得る事項である。あるいは、いわゆるマルチビームレ
ーザのように、3以上の電極を有する半導体レーザチッ
プを積載した半導体レーザ装置にも、上記原理に基づい
て、本発明を応用することは、当業者にとって容易に想
定し得る。
【0149】さらに、ハンダ層とサブマウント基体との
間には、公知のごとく、種々の膜を介在させることが可
能であり、例えば、サブマウントとハンダ間の密着性を
向上させるための膜、サブマウントとハンダ間の反応を
防止するための膜、さらには、これらの膜の間の密着性
を高めたり、酸化を防止するための膜が適宜積層形成さ
せてもよい。上記実施の形態に示した金属パターンに置
換し得るものとして、Au/Pt/Ti、Pt/Cr、
Au/Mo、Au/Pt/Cr、Au/Mo/Ti等も
用いることが可能である。導電性接着層、絶縁膜、ボン
ディングパッド、サブマウント基体相互の間にも、同様
の目的で、種々の膜を介在させることが想定される。
【0150】またさらに、図8、9、13、14、16
に示されたサブマウントの構成によれば、ハンダ504
とハンダ505との間のスペースには、特別の構造は設
けられていないが、ここに、ダイボンディング工程時の
ショートを防止したり、アライメントずれを防止するた
めに、溝・梨地面・樹脂突起・絶縁体突起等の構造物を
設けても良い。
【0151】上述の実施の形態5ないし9においては、
半導体レーザ素子用サブマウントについて説明したが、
本発明の適用は、これに限られるものでなく、発光素子
チップのマウント部材全般に適用できる。すなわち、任
意のマウント部材において、発光素子チップのダイボン
ディングされる部分が、上述の各実施の形態と同様の構
成であれば、他の発光素子チップ用マウント部材におい
ても上述同様の効果を奏することは、明白である。した
がって、発光素子チップを、サブマウントを用いず直接
ステム、フレーム、もしくはパッケージに積載する場合
においては、このステム、フレームもしくはパッケージ
に、上記本発明の構成を適用することができる。
【0152】
【発明の効果】本発明によれば、上記構成により、ダイ
ボンディング工程時におけるアライメントずれが防止さ
れ、また、ダイボンディング工程により引き起こされる
半導体発光素子チップ内部の応力・熱歪みを削減でき
る。これにより、半導体発光装置のダイボンディング工
程歩留まりが改善され、また、寿命特性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体レーザ装置を示
す、模式断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の半導体レーザチップを
示す、模式断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1のサブマウントを示す、
模式図である。
【図4】本発明の実施の形態1のダイボンディング工程
における温度プロファイルを示すグラフである。
【図5】本発明の実施の形態2のダイボンディング工程
における温度プロファイルを示すグラフである。
【図6】本発明の実施の形態3の半導体レーザ装置を示
す、模式断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4の半導体レーザ装置を示
す、模式断面図である。
【図8】本発明の実施の形態5の半導体レーザ装置(本
発明のサブマウントを含む)を示す、模式断面図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態5のサブマウントを示す、
模式図である。
【図10】本発明の実施の形態5のサブマウントの製造
方法を示すフローチャート図である。
【図11】本発明の実施の形態5のサブマウントの製造
方法を示すフローチャート図である。
【図12】本発明の実施の形態のダイボンディング工程
における温度プロファイルを示すグラフである。
【図13】本発明の実施の形態6の半導体レーザ装置
(本発明のサブマウントを含む)を示す、模式図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態7の半導体レーザ装置
(本発明のサブマウントを含む)を示す、模式断面図で
ある。
【図15】本発明の実施の形態7のサブマウントの製造
方法を示すフローチャート図である。
【図16】本発明の実施の形態8の半導体レーザ装置
(本発明のサブマウントを含む)を示す、模式断面図で
ある。
【図17】本発明の実施の形態9の半導体レーザ装置
(本発明のサブマウントを含む)を示す、模式断面図で
ある。
【図18】本発明の実施の形態9のダイボンディング工
程における温度プロファイルを示すグラフである。
【図19】従来の技術の半導体レーザ装置を示す模式断
面図である。
【符号の説明】
10、30、40、50、60、70 半導体レーザ装
置 100、300、400、500、600、700 サ
ブマウント 101、501a、501b、601a、601b、7
01 サブマウント基体 102 正側金属パターン 103 負側金属パターン 104 第1のハンダ 105 第2のハンダ 200 GaN系半導体レーザチップ 201 サファイア基板 202 半導体成長層 203 正電極 204 負電極 301 導電性樹脂 401 溝 402 異方導電性樹脂 504、505 ハンダ 601c 絶縁体 606 フォトレジスト 702 異方導電性樹脂 703 溝

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に複数の電極を有する半導体発光素
    子チップが、各電極に対向する導電膜パターンを積載面
    上に有したマウント部材に、導電性接着剤を用いて積載
    されて構成する半導体発光装置において、第1の電極と
    第2の電極とは異なるタイミングで、マウント部材に固
    定されることを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の電極のうち、第1の電極は発
    光素子チップ内部の発光部に隣接する電極であり、第1
    の電極と第1の導電膜パターンとが第1のハンダで接続
    され、第2の電極と第2の導電膜パターンとが第1のハ
    ンダと異なる材料で接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のハンダと異なる材料は、第1
    のハンダの融点(T1)よりも高い融点(T2)を有す
    る第2のハンダで構成されることを特徴とする、請求項
    2に記載の半導体発光装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のハンダと異なる材料は、第1
    のハンダの融点(T1)よりも低い融点(T2)を有す
    る第2のハンダで構成されることを特徴とする、請求項
    2に記載の半導体発光装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のハンダと異なる材料は、導電
    性樹脂で構成されることを特徴とする、請求項2に記載
    の半導体発光装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性樹脂は、異方導電性樹脂であ
    り、前記マウント部材の積載面上の各導電膜パターンの
    間には溝が形成されていることを特徴とする請求項5に
    記載の半導体発光装置。
  7. 【請求項7】 前記マウント部材の放熱部が熱伝導率の
    異なる複数の放熱部で構成され、第1の電極が第1の放
    熱部に配置され、第2の電極が第2の放熱部に配置され
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の電極は発光素子チップ内部の
    発光部に隣接する電極であり、第1の放熱部は第2の放
    熱部より高い熱伝導率を持つことを特徴とする請求項7
    に記載の半導体発光装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の放熱部と第2の放熱部は導電
    体であり、第1の放熱部と第2の放熱部の間に絶縁体を
    有することを特徴とする請求項7あるいは8のいずれか
    に記載の半導体発光装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の放熱部の厚さが20μm以
    上であることを特徴とする請求項7、8のいずれかに記
    載の半導体発光装置。
  11. 【請求項11】 第1の放熱部と第1の電極、第2の放
    熱部と第2の電極は、それぞれ異方導電性樹脂で接続さ
    れ、第1の放熱部と第2の放熱部の境界部には溝が形成
    されていることを特徴とする請求項7から10のいずれ
    かに記載の半導体発光装置。
  12. 【請求項12】 マウント部材上に導電性接着剤で複数
    の電極を固定する半導体発光装置の製造方法であって、
    第1の電極をマウント部材に固定した後に、第2の電極
    をマウント部材に固定することを特徴とする半導体発光
    素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記マウント部材上にあらかじめ設置
    した、前記第1のハンダおよび第2のハンダを、第1の
    ハンダの融点T1および第2のハンダの融点T2のいず
    れよりも高い温度に保持してから、マウント部材上に前
    記半導体発光素子チップを積載し、続いて、第1のハン
    ダおよび第2のハンダを、T1とT2の中間の温度に所
    定時間保持し、その後、T1およびT2のいずれよりも
    低い温度に冷却する、各過程からなるダイボンディング
    工程を用いたことを特徴とする、請求項12に記載の半
    導体発光装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 片面に複数の電極を有する半導体発光
    素子チップを積載するためのマウント部材であって、積
    載面上に複数のハンダが配置され、第1のハンダと第2
    のハンダの融点が異なっていることを特徴とするマウン
    ト部材。
  15. 【請求項15】 片面に複数の電極を有する半導体発光
    素子チップを積載するためのマウント部材であって、半
    導体発光素子チップに対向する面側で、異なる熱伝導率
    を持つ複数の放熱部が並列に構成され、導電性接着剤が
    前記複数の放熱部に配置されていることを特徴とするマ
    ウント部材。
JP31575998A 1997-11-07 1998-11-06 半導体発光装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4141549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31575998A JP4141549B2 (ja) 1997-11-07 1998-11-06 半導体発光装置の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30548597 1997-11-07
JP9-305485 1997-11-07
JP31575998A JP4141549B2 (ja) 1997-11-07 1998-11-06 半導体発光装置の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPH11220218A true JPH11220218A (ja) 1999-08-10
JPH11220218A5 JPH11220218A5 (ja) 2005-07-28
JP4141549B2 JP4141549B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=26564317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31575998A Expired - Fee Related JP4141549B2 (ja) 1997-11-07 1998-11-06 半導体発光装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4141549B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010082662A (ko) * 2000-02-15 2001-08-30 이데이 노부유끼 발광 디바이스 및 그것을 사용하는 광학 디바이스
JP2002374029A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Sony Corp マルチビーム半導体レーザ素子
JP2004095969A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Stanley Electric Co Ltd 波長変換素子
EP1249902A3 (en) * 2001-04-11 2004-08-18 Nec Corporation Optical semiconductor module
JP2005526402A (ja) * 2002-05-16 2005-09-02 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 半導体チップをプラスチックケーシング体に固定する方法及びオプトエレクトロニック半導体構成素子及びオプトエレクトロニック半導体構成素子を製造する方法
JP2007013005A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Sanyo Electric Co Ltd 半導体レーザ素子およびその製造方法
JP2007053410A (ja) * 2006-11-28 2007-03-01 Sony Corp 発光装置の製造方法
JP2008153502A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Sony Corp 発光装置、発光装置の製造方法および画像出力装置
JP2008263046A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sony Corp 実装基板および半導体レーザ装置
KR101118032B1 (ko) * 2010-05-27 2012-02-24 (주)엠에스아이코리아 Led 칩의 냉각구조
JP2013084672A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Mitsubishi Electric Corp 多波長半導体レーザ装置及び多波長半導体レーザ装置の製造方法
JP2013105973A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Seiko Epson Corp 発光装置およびその製造方法、並びに、プロジェクター
JP2017163154A (ja) * 2009-05-11 2017-09-14 クリー インコーポレイテッドCree Inc. 反射構造を有する半導体発光ダイオードおよびその製造方法
USD826871S1 (en) 2014-12-11 2018-08-28 Cree, Inc. Light emitting diode device
JP2020021894A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社日立パワーソリューションズ 単結晶炭化ケイ素基板、単結晶炭化ケイ素基板の製造方法、および半導体レーザ
CN114784612A (zh) * 2022-06-20 2022-07-22 深圳市埃尔法光电科技有限公司 一种拓扑结构激光芯片的晶圆排布方法
CN114784613A (zh) * 2022-06-20 2022-07-22 深圳市埃尔法光电科技有限公司 一种单元化双拓扑结构的激光芯片
JP2024174072A (ja) * 2021-02-24 2024-12-13 浜松ホトニクス株式会社 レーザモジュール

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017010818A1 (ko) * 2015-07-15 2017-01-19 서울바이오시스 주식회사 발광 다이오드 패키지 제조 방법
KR20170009750A (ko) 2015-07-15 2017-01-25 서울바이오시스 주식회사 발광 다이오드 패키지 제조 방법

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7528540B2 (en) 2000-02-15 2009-05-05 Sony Corporation Light emitting device and optical device using the same
US7119487B2 (en) 2000-02-15 2006-10-10 Sony Corporation Semiconductor light emitting device with stacked light emitting elements
CN100395927C (zh) * 2000-02-15 2008-06-18 索尼株式会社 发光器件及使用该发光器件的光学装置
CN100423262C (zh) * 2000-02-15 2008-10-01 索尼株式会社 发光器件
KR20010082662A (ko) * 2000-02-15 2001-08-30 이데이 노부유끼 발광 디바이스 및 그것을 사용하는 광학 디바이스
US6956322B2 (en) 2000-02-15 2005-10-18 Sony Corporation Semiconductor light emitting device with stacked light emitting elements
US6967980B2 (en) 2001-04-11 2005-11-22 Nec Corporation Optical semiconductor module
EP1249902A3 (en) * 2001-04-11 2004-08-18 Nec Corporation Optical semiconductor module
JP2002374029A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Sony Corp マルチビーム半導体レーザ素子
JP2005526402A (ja) * 2002-05-16 2005-09-02 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 半導体チップをプラスチックケーシング体に固定する方法及びオプトエレクトロニック半導体構成素子及びオプトエレクトロニック半導体構成素子を製造する方法
US8110437B2 (en) 2002-05-16 2012-02-07 Osram Opto Semiconductors Gmbh Method for attaching a semiconductor chip in a plastic encapsulant, optoelectronic semiconductor component and method for the production thereof
JP2004095969A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Stanley Electric Co Ltd 波長変換素子
JP2007013005A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Sanyo Electric Co Ltd 半導体レーザ素子およびその製造方法
JP2007053410A (ja) * 2006-11-28 2007-03-01 Sony Corp 発光装置の製造方法
JP2008153502A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Sony Corp 発光装置、発光装置の製造方法および画像出力装置
JP2008263046A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sony Corp 実装基板および半導体レーザ装置
JP2017163154A (ja) * 2009-05-11 2017-09-14 クリー インコーポレイテッドCree Inc. 反射構造を有する半導体発光ダイオードおよびその製造方法
KR101118032B1 (ko) * 2010-05-27 2012-02-24 (주)엠에스아이코리아 Led 칩의 냉각구조
JP2013084672A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Mitsubishi Electric Corp 多波長半導体レーザ装置及び多波長半導体レーザ装置の製造方法
JP2013105973A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Seiko Epson Corp 発光装置およびその製造方法、並びに、プロジェクター
USD826871S1 (en) 2014-12-11 2018-08-28 Cree, Inc. Light emitting diode device
JP2020021894A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社日立パワーソリューションズ 単結晶炭化ケイ素基板、単結晶炭化ケイ素基板の製造方法、および半導体レーザ
CN110797746A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 株式会社日立电力解决方案 单晶碳化硅基板、其制造方法以及半导体激光器
CN110797746B (zh) * 2018-08-03 2021-09-24 株式会社日立电力解决方案 单晶碳化硅基板、其制造方法以及半导体激光器
JP2024174072A (ja) * 2021-02-24 2024-12-13 浜松ホトニクス株式会社 レーザモジュール
CN114784612A (zh) * 2022-06-20 2022-07-22 深圳市埃尔法光电科技有限公司 一种拓扑结构激光芯片的晶圆排布方法
CN114784613A (zh) * 2022-06-20 2022-07-22 深圳市埃尔法光电科技有限公司 一种单元化双拓扑结构的激光芯片
CN114784613B (zh) * 2022-06-20 2022-11-11 深圳市埃尔法光电科技有限公司 一种单元化双拓扑结构的激光芯片

Also Published As

Publication number Publication date
JP4141549B2 (ja) 2008-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4141549B2 (ja) 半導体発光装置の製造方法
JP3889933B2 (ja) 半導体発光装置
US7608860B2 (en) Light emitting devices suitable for flip-chip bonding
JP5513707B2 (ja) 半導体発光デバイスの相互接続
EP1458036B1 (en) Submount of semiconductor laser diode, method of manufacturing the same, and semiconductor laser diode assembly using the submount
US20100201280A1 (en) Electrically isolated vertical light emitting diode structure
JP2003031895A (ja) 半導体発光装置およびその製造方法
US9331453B2 (en) Laser diode device
US10763641B2 (en) Method of manufacturing light emitting device
JP3772098B2 (ja) 窒化物系半導体発光装置
JPH07235729A (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体レーザ素子
JP4121591B2 (ja) 半導体レーザ装置の製造方法
US9008138B2 (en) Laser diode device
JP3618989B2 (ja) 半導体レーザ装置
JP2003198038A (ja) 半導体発光装置、半導体発光装置用マウント部材および半導体発光装置の製造方法
JPH11220204A (ja) アレイ型半導体レーザ装置およびその製造方法
JP2005101149A (ja) 半導体発光装置及びその製造方法
JP4908982B2 (ja) 半導体レーザ素子
JP2007096090A (ja) 半導体発光素子及び半導体発光素子の製造方法
US20070158665A1 (en) Light emitting diode
KR20070039195A (ko) 열적 안정성이 개선된 반도체 소자 및 이의 제조방법
KR100351836B1 (ko) 서브-마운트 및 그를 이용한 레이저 다이오드 조립 방법
JP2008060180A (ja) 半導体レーザ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees