JPH11220952A - 機能水散水装置 - Google Patents
機能水散水装置Info
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- JPH11220952A JPH11220952A JP2301498A JP2301498A JPH11220952A JP H11220952 A JPH11220952 A JP H11220952A JP 2301498 A JP2301498 A JP 2301498A JP 2301498 A JP2301498 A JP 2301498A JP H11220952 A JPH11220952 A JP H11220952A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】芝、園芸植物、農作物等の植物栽培に要する労
力と時間とを削減する。 【解決手段】混合器4内部において、植物の成育に必要
とされる1種類以上の電解質原液が、原水に適当な濃度
で溶解されて、後段の電解槽5に供給されるべき電解質
溶液が生成される。電解槽5では、陽極側に、電解質の
電離によって生じた陰イオンが濃縮された酸性機能水7
が生成され、陰極側に、電解質の電離により生じた陽イ
オンが濃縮されたアルカリ性機能水6が生成される。こ
れらの機能水6,7は、それぞれ、個別のタンク8,9に
蓄えられる。制御装置10によるポンプ17,18及び
バルブ13,14の制御によって、各タンク8,9に蓄え
られている機能水は、それぞれの供給管を通じて、植物
の栽培場に設置されたスプリンクラー12に送られ、各
スプリンクラー12から、それぞれ、適宜放出される。
力と時間とを削減する。 【解決手段】混合器4内部において、植物の成育に必要
とされる1種類以上の電解質原液が、原水に適当な濃度
で溶解されて、後段の電解槽5に供給されるべき電解質
溶液が生成される。電解槽5では、陽極側に、電解質の
電離によって生じた陰イオンが濃縮された酸性機能水7
が生成され、陰極側に、電解質の電離により生じた陽イ
オンが濃縮されたアルカリ性機能水6が生成される。こ
れらの機能水6,7は、それぞれ、個別のタンク8,9に
蓄えられる。制御装置10によるポンプ17,18及び
バルブ13,14の制御によって、各タンク8,9に蓄え
られている機能水は、それぞれの供給管を通じて、植物
の栽培場に設置されたスプリンクラー12に送られ、各
スプリンクラー12から、それぞれ、適宜放出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の環境制御技
術に係り、特に、芝、園芸植物、農作物等に有益な機能
水を散布する機能水散水装置に関する。
術に係り、特に、芝、園芸植物、農作物等に有益な機能
水を散布する機能水散水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】芝、園芸植物、農作物等の植物の病害予
防には、農薬の散布が有効である。ところが、農薬の散
布には、耐性菌の発生、土壌や地下水の汚染、植物や人
体への残留等の弊害をもたらすという問題がある。
防には、農薬の散布が有効である。ところが、農薬の散
布には、耐性菌の発生、土壌や地下水の汚染、植物や人
体への残留等の弊害をもたらすという問題がある。
【0003】そこで、このような弊害を伴うことなく、
病原菌の殺菌効果等を発揮する電解水が注目されてい
る。例えば、食品工業4.30 1995 (p35〜p4
1)には、葉面等への酸性電解水の散布によって、ウド
ンコ病等の感染予防効果や殺菌効果が得られたことが報
告されている。但し、酸性電解水のみを散布し続けてい
ると、土壌や葉面等のpHが過度に変動し、植物の成育
障害を招くことがあるため、通常は、土壌や葉面等のp
Hが過度に変動しないように、数日間隔で交互に酸性電
解水とアルカリ性電解水とが繰り返し散布されている。
病原菌の殺菌効果等を発揮する電解水が注目されてい
る。例えば、食品工業4.30 1995 (p35〜p4
1)には、葉面等への酸性電解水の散布によって、ウド
ンコ病等の感染予防効果や殺菌効果が得られたことが報
告されている。但し、酸性電解水のみを散布し続けてい
ると、土壌や葉面等のpHが過度に変動し、植物の成育
障害を招くことがあるため、通常は、土壌や葉面等のp
Hが過度に変動しないように、数日間隔で交互に酸性電
解水とアルカリ性電解水とが繰り返し散布されている。
【0004】また、植物の健全な成育を促進するには、
このような病害対策の他にも、液体肥料の散布、土中へ
の固形肥料(化学肥料、有機肥料)の混入等の施肥も欠か
すことができない。
このような病害対策の他にも、液体肥料の散布、土中へ
の固形肥料(化学肥料、有機肥料)の混入等の施肥も欠か
すことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、芝、園芸植
物、農作物等の植物栽培においては、従来より、上記施
肥や電解水の散布に多大な労力と時間が費やされること
が問題視されている。
物、農作物等の植物栽培においては、従来より、上記施
肥や電解水の散布に多大な労力と時間が費やされること
が問題視されている。
【0006】また、2種類の電解水を単に交互に散布す
るだけでは、酸性電解水の適切な病害予防効果や殺菌効
果を確保しつつ、土壌のpHの変動を完全に抑制するこ
とは困難である。従って、植物の成育障害をきたさない
最適な土壌環境を実現することができないことが多い。
るだけでは、酸性電解水の適切な病害予防効果や殺菌効
果を確保しつつ、土壌のpHの変動を完全に抑制するこ
とは困難である。従って、植物の成育障害をきたさない
最適な土壌環境を実現することができないことが多い。
【0007】そこで、本発明は、芝、園芸植物、農作物
等の植物栽培における施肥及び病害対策とに費やされて
いる時間と労力とを節約することができる機能水散水装
置を提供することを第一の目的とする。また、この機能
水散水装置に、土壌や葉面等のpHの制御機能を付加す
ることを第二の目的とする。
等の植物栽培における施肥及び病害対策とに費やされて
いる時間と労力とを節約することができる機能水散水装
置を提供することを第一の目的とする。また、この機能
水散水装置に、土壌や葉面等のpHの制御機能を付加す
ることを第二の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、1種類以上の電解質を原水に溶解させた
電解質溶液を生成する電解質溶液生成手段と、前記電解
質溶液生成手段が生成した電解質溶液からアルカリ性機
能水と酸性機能水とを生成する電解手段と、前記電解手
段が生成した2種類の機能水を散布する散水手段と、前
記散水手段が散布する機能水の種類を切り替えるバルブ
とを備えることを特徴とする機能水散水装置を提供す
る。
め、本発明は、1種類以上の電解質を原水に溶解させた
電解質溶液を生成する電解質溶液生成手段と、前記電解
質溶液生成手段が生成した電解質溶液からアルカリ性機
能水と酸性機能水とを生成する電解手段と、前記電解手
段が生成した2種類の機能水を散布する散水手段と、前
記散水手段が散布する機能水の種類を切り替えるバルブ
とを備えることを特徴とする機能水散水装置を提供す
る。
【0009】このような装置構成において、例えば、植
物の成育に寄与する無機塩類を電解質溶液の溶質として
用いれば、2種類の機能水、即ち、無機塩類の電離によ
って生じた陽イオンが濃縮されたアルカリ性の電解水
(pH8〜pH11)と、無機塩類の電離によって生じた
陰イオンが濃縮された酸性の電解水(pH2〜pH6)と
が生成され、これらが切り替わり散布されることにな
る。即ち、本機能水散水装置によれば、従来のように施
肥と電解水の散布とを個別に行う必要がなくなり、その
分、労力と時間とを節約することができる。
物の成育に寄与する無機塩類を電解質溶液の溶質として
用いれば、2種類の機能水、即ち、無機塩類の電離によ
って生じた陽イオンが濃縮されたアルカリ性の電解水
(pH8〜pH11)と、無機塩類の電離によって生じた
陰イオンが濃縮された酸性の電解水(pH2〜pH6)と
が生成され、これらが切り替わり散布されることにな
る。即ち、本機能水散水装置によれば、従来のように施
肥と電解水の散布とを個別に行う必要がなくなり、その
分、労力と時間とを節約することができる。
【0010】尚、アルカリ性の機能水に含有しているこ
とが望ましい陽イオンとしては、例えば、K+、C
a2+、Mg2+、NH4 +、Fe2+等が挙げられ、酸性の機
能水に含有していることが望ましい陰イオンとしては、
Cl-、HPO4 2-、NO3 -、SO4 2-、BO3 3-等が挙げ
られる。
とが望ましい陽イオンとしては、例えば、K+、C
a2+、Mg2+、NH4 +、Fe2+等が挙げられ、酸性の機
能水に含有していることが望ましい陰イオンとしては、
Cl-、HPO4 2-、NO3 -、SO4 2-、BO3 3-等が挙げ
られる。
【0011】また、本機能水散水装置に、更に、土壌の
pHを測定するpH測定手段と、前記pH測定手段が測
定したpHに基づいて、前記電解手段が生成する機能水
のpHと、前記バルブの開閉とを制御するpH制御手段
とを付加すれば、土壌のpHの制御が可能となるため、
植物の成育障害をきたさない最適な土壌環境を実現する
ことができる。併せて、葉面のpHの制御も可能となる
ため、最適な葉面状態を維持することができる。
pHを測定するpH測定手段と、前記pH測定手段が測
定したpHに基づいて、前記電解手段が生成する機能水
のpHと、前記バルブの開閉とを制御するpH制御手段
とを付加すれば、土壌のpHの制御が可能となるため、
植物の成育障害をきたさない最適な土壌環境を実現する
ことができる。併せて、葉面のpHの制御も可能となる
ため、最適な葉面状態を維持することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0013】まず、図1により、本実施の形態に係る機
能水散水装置の基本構成について説明する。
能水散水装置の基本構成について説明する。
【0014】外部の給水装置(不図示)から給水される原
水1は、一旦、原水タンク2内部に蓄えられてから、ポ
ンプ15によって混合器4に供給される。
水1は、一旦、原水タンク2内部に蓄えられてから、ポ
ンプ15によって混合器4に供給される。
【0015】一方、溶解槽3内部には、植物の成育に必
要とされる1種類以上の電解質(後述)をそれぞれ規定濃
度だけ含む原液が蓄えられている。そして、この原液
も、ポンプ16によって混合器4に供給される。
要とされる1種類以上の電解質(後述)をそれぞれ規定濃
度だけ含む原液が蓄えられている。そして、この原液
も、ポンプ16によって混合器4に供給される。
【0016】従って、混合器4内部において、適当な濃
度となるように原水に電解質原液が添加され、後段の電
解槽5に供給されるべき電解質溶液が生成される。尚、
この混合器4内部の撹拌混合は、2台のポンプ15,1
6からの水流によって行われる。
度となるように原水に電解質原液が添加され、後段の電
解槽5に供給されるべき電解質溶液が生成される。尚、
この混合器4内部の撹拌混合は、2台のポンプ15,1
6からの水流によって行われる。
【0017】そして、電解槽5内部には、陰陽両電極、
両極室を隔離するための隔膜(例えば、イオン交換膜等)
が配置されており、水の電気分解によって酸性水とアル
カリ性水とを取得することができるようになっている。
即ち、直流電源から両電極に電圧を印加すると、陽極室
には、電解質の電離によって生じた陰イオンと、水素イ
オンとが濃縮された酸性水7(以下、酸性機能水と呼ぶ)
が生成され、陰極室には、電解質の電離により生じた陽
イオンと、水酸化物イオンが濃縮されたアルカリ性水6
(以下、アルカリ性機能水と呼ぶ)が生成される。
両極室を隔離するための隔膜(例えば、イオン交換膜等)
が配置されており、水の電気分解によって酸性水とアル
カリ性水とを取得することができるようになっている。
即ち、直流電源から両電極に電圧を印加すると、陽極室
には、電解質の電離によって生じた陰イオンと、水素イ
オンとが濃縮された酸性水7(以下、酸性機能水と呼ぶ)
が生成され、陰極室には、電解質の電離により生じた陽
イオンと、水酸化物イオンが濃縮されたアルカリ性水6
(以下、アルカリ性機能水と呼ぶ)が生成される。
【0018】そして、これら2種類の機能水6,7は、
それぞれ、個別のタンク8,9に蓄えられる。そして、
制御装置10からの制御指令によってポンプ17,18
が駆動されると、これらのタンク8,9に蓄えられてい
る機能水が、それぞれの供給管を通じて、植物の栽培場
(芝、園芸場、農場等)の所定の位置に設置された散水器
12(本実施の形態では、スプリンクラー)に送られる。
更に、制御装置10からの制御指令によって、適宜、各
散水器12毎に設けられたバルブ13,14が開放され
ると、各散水器12から、それぞれ、流水状、シャワー
状あるいは霧状に機能水が適宜放出される。
それぞれ、個別のタンク8,9に蓄えられる。そして、
制御装置10からの制御指令によってポンプ17,18
が駆動されると、これらのタンク8,9に蓄えられてい
る機能水が、それぞれの供給管を通じて、植物の栽培場
(芝、園芸場、農場等)の所定の位置に設置された散水器
12(本実施の形態では、スプリンクラー)に送られる。
更に、制御装置10からの制御指令によって、適宜、各
散水器12毎に設けられたバルブ13,14が開放され
ると、各散水器12から、それぞれ、流水状、シャワー
状あるいは霧状に機能水が適宜放出される。
【0019】このように、植物の成育に必要とされる栄
養素をそれぞれ含んだ酸性機能水及びアルカリ性機能水
を交互に散布すれば、2種類の電解水を交互に散布した
場合と同様に、土壌や葉面等のpH変動を抑制しつつ殺
菌効果及び病害予防効果を得ることができることは言う
までもなく、併せて、植物が成育する土壌に栄養素と水
とを十分に補給することもできる。従って、従来のよう
に施肥と電解水の散布とを個別に行う必要がなくなるた
め、その分、植物の栽培作業に費やされる労力と時間と
を節約することができる。
養素をそれぞれ含んだ酸性機能水及びアルカリ性機能水
を交互に散布すれば、2種類の電解水を交互に散布した
場合と同様に、土壌や葉面等のpH変動を抑制しつつ殺
菌効果及び病害予防効果を得ることができることは言う
までもなく、併せて、植物が成育する土壌に栄養素と水
とを十分に補給することもできる。従って、従来のよう
に施肥と電解水の散布とを個別に行う必要がなくなるた
め、その分、植物の栽培作業に費やされる労力と時間と
を節約することができる。
【0020】ところで、これらの散水器12の設置台に
は、それぞれ、土壌に含浸している水素イオン濃度を測
定するためのpH測定電極11が取り付けられている。
尚、このpH測定電極11は、葉面のpH変動を予測す
るための手段でもある。
は、それぞれ、土壌に含浸している水素イオン濃度を測
定するためのpH測定電極11が取り付けられている。
尚、このpH測定電極11は、葉面のpH変動を予測す
るための手段でもある。
【0021】そして、土壌がほぼ中性もしくは成育植物
に適したpHに保たれるように、制御装置10は、この
pH測定電極11の測定結果に応じて、バルブ13,1
4の開閉、2台のポンプ15,16の送液量、電解槽5
の電解電圧を制御している。
に適したpHに保たれるように、制御装置10は、この
pH測定電極11の測定結果に応じて、バルブ13,1
4の開閉、2台のポンプ15,16の送液量、電解槽5
の電解電圧を制御している。
【0022】即ち、制御装置10は、規定の時間毎に一
方のバルブ13を開放させて、各散水器12から酸性機
能水を定期的に放出させ、土壌のpHが6.0以下とな
った場合、あるいは、酸性機能水の連続散布回数が規定
回数を超えた場合に、次のバルブ開放タイミングで他方
のバルブ14を開放させて、各スプリンクラー12から
アルカリ性機能水を放出させる。
方のバルブ13を開放させて、各散水器12から酸性機
能水を定期的に放出させ、土壌のpHが6.0以下とな
った場合、あるいは、酸性機能水の連続散布回数が規定
回数を超えた場合に、次のバルブ開放タイミングで他方
のバルブ14を開放させて、各スプリンクラー12から
アルカリ性機能水を放出させる。
【0023】更に、制御装置10は、酸性機能水の散布
中には、土壌が中性に近づくにつれて、よりpHの大き
な酸性機能水が生成されるように、2台のポンプ15,
16の送液量と電解槽5の電解電圧とを制御する。この
とき他のバルブ14も併せて開放させることによって、
酸性機能水とアルカリ性機能水とを共に放出させて、適
当なpHに中和させるようにしても構わない。
中には、土壌が中性に近づくにつれて、よりpHの大き
な酸性機能水が生成されるように、2台のポンプ15,
16の送液量と電解槽5の電解電圧とを制御する。この
とき他のバルブ14も併せて開放させることによって、
酸性機能水とアルカリ性機能水とを共に放出させて、適
当なpHに中和させるようにしても構わない。
【0024】同様に、アルカリ性機能水の散布中には、
土壌が中性に近づくにつれて、よりpHの小さなアルカ
リ性機能水のpHが生成されるように、2台のポンプ1
5,16の送液量と電解槽5の電解電圧とを制御する。
このとき他のバルブ13も併せて開放させることによっ
て、酸性機能水とアルカリ性機能水とを共に放出させ
て、適当なpHに中和させるようにしても構わない。
土壌が中性に近づくにつれて、よりpHの小さなアルカ
リ性機能水のpHが生成されるように、2台のポンプ1
5,16の送液量と電解槽5の電解電圧とを制御する。
このとき他のバルブ13も併せて開放させることによっ
て、酸性機能水とアルカリ性機能水とを共に放出させ
て、適当なpHに中和させるようにしても構わない。
【0025】このような制御によって、土壌がほぼ中性
もしくは成育植物に適したpHに保たれるため、酸性機
能水の散布による病害予防効果を失うことなく、植物の
成育障害をきたさない最適な土壌環境を実現することが
できる。
もしくは成育植物に適したpHに保たれるため、酸性機
能水の散布による病害予防効果を失うことなく、植物の
成育障害をきたさない最適な土壌環境を実現することが
できる。
【0026】さて、以上説明した装置構成は、あくまで
も一例に過ぎない。例えば、散水器12は、移動式のも
のであっても構わないし、散水器12以外の箇所にpH
測定電極11を設置しても構わない。また、機能水散布
対象が芝である場合には、コンパクトにした本機能水散
水装置を芝刈り機に搭載し、芝刈りと並行して機能水の
散布を自動的に行うようにすれば、芝の切断面からの病
原菌の侵入を効果的に防止することができる。その芝刈
り機が、図2に示すような無線式のものである場合に
は、運転情報を受信するために設けられている既存の受
信機22に散水情報も受信させ、芝受け器24に芝25
を刈り込む芝刈り刃23の駆動制御や経路制御等を行っ
ている既存の制御装置26に、図1の制御装置10が行
っている制御処理を行わせるようにしても構わない。
尚、図2では、電解槽5等の記載は省略してある。
も一例に過ぎない。例えば、散水器12は、移動式のも
のであっても構わないし、散水器12以外の箇所にpH
測定電極11を設置しても構わない。また、機能水散布
対象が芝である場合には、コンパクトにした本機能水散
水装置を芝刈り機に搭載し、芝刈りと並行して機能水の
散布を自動的に行うようにすれば、芝の切断面からの病
原菌の侵入を効果的に防止することができる。その芝刈
り機が、図2に示すような無線式のものである場合に
は、運転情報を受信するために設けられている既存の受
信機22に散水情報も受信させ、芝受け器24に芝25
を刈り込む芝刈り刃23の駆動制御や経路制御等を行っ
ている既存の制御装置26に、図1の制御装置10が行
っている制御処理を行わせるようにしても構わない。
尚、図2では、電解槽5等の記載は省略してある。
【0027】最後に、溶解槽3に投入すべき電解質の具
体例及びその濃度の数値例を挙げておく。
体例及びその濃度の数値例を挙げておく。
【0028】ここで使用する電解質は、植物の成育にお
ける必須元素を含む無機塩類であることが望ましい。具
体的には、アルカリ性機能水には、K+、Ca2+、Mg
2+、NH4 +、Fe2+等の陽イオンが含まれることが望ま
しく、酸性機能水には、Cl-、HPO4 2-、NO3 -、S
O4 2-、BO3 3-等の陰イオンが含まれることが望まし
い。
ける必須元素を含む無機塩類であることが望ましい。具
体的には、アルカリ性機能水には、K+、Ca2+、Mg
2+、NH4 +、Fe2+等の陽イオンが含まれることが望ま
しく、酸性機能水には、Cl-、HPO4 2-、NO3 -、S
O4 2-、BO3 3-等の陰イオンが含まれることが望まし
い。
【0029】そこで、原水に溶解させる電解質として
は、例えば、硝酸カルシウム(Ca(NO3)2) 0.003
M、硝酸カリウム(KNO3) 0.002M、リン酸カリ
ウム(KH2PO4) 0.0015M、硫酸マグネシウム
(MgSO4・7H2O) 0.8mM、硫酸鉄(FeSO4)
0.01mM等を使用することが望ましい。また、塩素
を含む電解質を使用すると、ClO-が生じるため、殺
菌効果及び病害予効果のより優れた酸性機能水を生成で
きるという利点がある。
は、例えば、硝酸カルシウム(Ca(NO3)2) 0.003
M、硝酸カリウム(KNO3) 0.002M、リン酸カリ
ウム(KH2PO4) 0.0015M、硫酸マグネシウム
(MgSO4・7H2O) 0.8mM、硫酸鉄(FeSO4)
0.01mM等を使用することが望ましい。また、塩素
を含む電解質を使用すると、ClO-が生じるため、殺
菌効果及び病害予効果のより優れた酸性機能水を生成で
きるという利点がある。
【0030】尚、アルカリ性機能水及び酸性機能水のp
Hは、それぞれ、約10.0、約2.5とすることが望ま
しい。
Hは、それぞれ、約10.0、約2.5とすることが望ま
しい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る機能水散水装置によれば、
植物の成育に必要な栄養素をそれぞれ含んだ酸性機能水
及びアルカリ性機能水を適宜散布することができるた
め、従来のように施肥と電解水の散布とを個別に行う必
要がなくなり、その分、植物の栽培作業に費やされる労
力と時間とを節約することができる。
植物の成育に必要な栄養素をそれぞれ含んだ酸性機能水
及びアルカリ性機能水を適宜散布することができるた
め、従来のように施肥と電解水の散布とを個別に行う必
要がなくなり、その分、植物の栽培作業に費やされる労
力と時間とを節約することができる。
【0032】また、機能水の散水に伴う土壌や葉面のp
H変動を抑制することができるため、植物の成育障害を
きたさない最適な土壌環境及び葉面状態を実現すること
もできる。
H変動を抑制することができるため、植物の成育障害を
きたさない最適な土壌環境及び葉面状態を実現すること
もできる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る機能水散水装置の
基本構成を示した図である。
基本構成を示した図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る芝刈り機の概略構
成を示した断面図である。
成を示した断面図である。
2…原水タンク 3…溶解槽 4…混合器 5…電解槽 8…アルカリ性機能水タンク 9…酸性機能水タンク 10…制御装置 11…pH測定電極 12…散水器 13,14…バルブ 15,16,17,18…ポンプ 22…受信機 26…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 利克 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小林 和男 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 岩田 照史 神奈川県川崎市川崎区富士見一丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 辻見 信太郎 神奈川県川崎市川崎区富士見一丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 名倉 紀子 神奈川県川崎市川崎区富士見一丁目6番3 号 トキコ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】1種類以上の電解質を原水に溶解させた電
解質溶液を生成する電解質溶液生成手段と、 前記電解質溶液生成手段が生成した電解質溶液からアル
カリ性機能水と酸性機能水とを生成する電解手段と、 前記電解手段が生成した2種類の機能水を散布する散水
手段と、 前記散水手段が散布する機能水の種類を切り替えるバル
ブとを備えることを特徴とする機能水散水装置。 - 【請求項2】請求項1記載の機能水散水装置であって、 土壌のpHを測定するpH測定手段と、 前記pH測定手段が測定したpHに基づいて、前記電解
手段が生成する機能水のpHと、前記バルブの開閉とを
制御する制御手段とを備えることを特徴とする機能水散
水装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の機能水散水装置で
あって、 前記アルカリ性電解水は、K+、Ca2+、Mg2+、NH4
+、Fe2+の内の少なくとも1種類の陽イオンを含むこ
とを特徴とする機能水散水装置。 - 【請求項4】請求項1、2及び3の何れか1項記載の機
能水散水装置であって、 前記酸性電解水は、Cl-、HPO4 2-、NO3 -、SO4
2-、BO3 3-の内の少なくとも1種類の陰イオンを含む
ことを特徴とする機能水散水装置。 - 【請求項5】芝を刈るための芝刈り刃を備えた芝刈り機
であって、 1種類以上の電解質を原水に溶解させた電解質溶液から
生成されたアルカリ性機能水と酸性機能水とを別々に蓄
えるタンクと、 前記タンクに蓄えられている2種類の機能水を散布する
散水器と、 前記散水手段が散布する機能水の種類を切り替えるバル
ブとを備えることを特徴とする芝刈り機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2301498A JPH11220952A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 機能水散水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2301498A JPH11220952A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 機能水散水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11220952A true JPH11220952A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12098647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2301498A Pending JPH11220952A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 機能水散水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11220952A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006067927A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 土壌改良方法 |
| JP2013121333A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Yanmar Co Ltd | 電動作業車両 |
| CN112616417A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-09 | 浙江科技学院 | 一种监控、寻路与避障三合一的多功能割草机装置 |
| KR20250116490A (ko) * | 2024-01-25 | 2025-08-01 | 인천대학교 산학협력단 | 자가 생성한 기능수를 이용하는 염생식물 생육 장치 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP2301498A patent/JPH11220952A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006067927A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 土壌改良方法 |
| JP2013121333A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Yanmar Co Ltd | 電動作業車両 |
| CN112616417A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-09 | 浙江科技学院 | 一种监控、寻路与避障三合一的多功能割草机装置 |
| KR20250116490A (ko) * | 2024-01-25 | 2025-08-01 | 인천대학교 산학협력단 | 자가 생성한 기능수를 이용하는 염생식물 생육 장치 |
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