JPH11220953A - 食用幼植物の栽培方法および包装方法 - Google Patents

食用幼植物の栽培方法および包装方法

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JPH11220953A
JPH11220953A JP10041247A JP4124798A JPH11220953A JP H11220953 A JPH11220953 A JP H11220953A JP 10041247 A JP10041247 A JP 10041247A JP 4124798 A JP4124798 A JP 4124798A JP H11220953 A JPH11220953 A JP H11220953A
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JP
Japan
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water
edible
plant
container
carrier
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Application number
JP10041247A
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English (en)
Inventor
Fumio Otani
文郎 大谷
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Individual
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は食用幼植物を栽培する場合、該幼植物
の担体として廃棄容易なものを提供するすることを課題
とする。 【解決手段】食用幼植物Pの担体1として、吸水腐朽性
のものを使用する。該担体1は吸水して水分を幼植物P
に供給し、使用後は生ごみとして廃棄出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食用幼植物の栽培方法お
よび包装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば大根かいわれ等にあって
は、図7に示すようにプラスチック容器(21)の底部にポ
リウレタン発泡体シート(22)を敷き、該ポリウレタン発
泡体シート(22)に種子を播き、水等を供給して発芽生長
せしめ、幼植物P生長後は該容器(21)の開口部にプラス
チックフィルム(23)を溶着して閉鎖していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記栽培方法ではプラ
スチック容器(21)やポリウレタン発泡体シート(22)を使
用するので、大根かいわれを食用に供した後はこれらが
非腐朽性のごみとなり、これら非腐朽性のごみはごみ焼
却場で焼却処理しなければならない。しかしこのような
非腐朽性のごみを焼却処理すれば大気中の炭酸ガス濃度
が増加し、地球温暖化対策の観点から好ましいものでは
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、少なくとも播種部が湿潤
状態である吸水腐朽性担体上に植物種子を播種し、発芽
生長させた後本葉が出ない前に収穫する食用幼植物の栽
培方法を提供するものである。該吸水腐朽性担体は一部
が水または養液に浸漬される播種部となり、その他は水
または養液を吸い上げ蒸散する蒸散部となっていること
が望ましい。本発明を以下に詳細に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図5に示す一実施
例によって説明すれば、(1) は木質パルプを澱粉をバイ
ンダーとして成形した容器であって、該容器(1) は複数
個(例えば2×6=12個)上端フランジ部(2) を介し
て一体的に連絡されて容器集合体(3)を形成している。
【0006】該容器集合体(3) の各容器(1) に例えば水
に一昼夜浸漬処理したそば種子を播き、暗所において2
5℃、3日間放置して発芽させる。そば種子が発芽した
後該容器集合体(3) をトレイ(4) 内に設置し、25℃の
恒温室中で12時間光照射状態、12時間暗状態の条件
で各容器(1) 内のそば苗Sを生長させる。この際該トレ
イ(4) の底部に水または肥料等を水に溶かした養液Wを
供給し、各容器(1) の特に播種部である底部(1A)が湿潤
状態になるようにする。
【0007】各容器(1) は吸水性を有するから、該水W
は毛細管現象によって各容器(1) の底部(1A)から周壁部
(1B)に吸い上げられそして大気中に蒸散する。したがっ
て水Wをトレイ(4) 内に適宜補給する必要があるが、各
容器(1) からの水Wの蒸散を妨げないようにするため
に、容器(1) 全体が水Wに浸漬しないよう、望ましくは
該容器(1) の播種部である底部(1A)付近のみが水Wに浸
漬するような量で水Wを補給する。したがって本実施例
では容器(1) の周壁部(1B)が蒸散部となる。このように
してトレイ(4) 内の水Wは各容器(1) に吸い上げられそ
して大気中に蒸散し、該水Wはトレイ(4) 内に補給され
ることによって、絶えず更新されるから、水Wあるいは
養液が腐敗することがない。
【0008】図3に示すように容器集合体(3) をトレイ
(4) に移してから約1週間後そば幼植物Pが10〜20
cm程度に生長する。この時点で本葉が出る前に収穫、即
ちトレイ(4) から引上げ、図4に示すように所望なれば
該容器集合体(3) を所定の個数(例えば3個)の容器
(1) からなるブロックに分割し、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等のプラスチ
ックあるいは紙等からなる袋(5) に投入し、保管、陳列
等に供する。吸水腐朽性材料からなる該容器集合体(3)
は、このように所定の個数の容器(1) からなるブロック
にフランジ部(2)を介して分割する作業が、手作業で極
めて容易に行なうことが出来る。
【0009】このような包装のそば幼植物Pは、図5に
示すように例えばまないた(6) 上で袋(5) に入れたまゝ
包丁(7) で根部を容器(1) と共に切り離せば、まないた
(6)にそば幼植物Pを接触させることなく、またまない
た(6) がそば幼植物Pに接触することなく極めて衛生的
に調理出来る。そして容器(1) は根部と共に生ごみ容器
に廃棄出来る。
【0010】そば種子としては4倍体を使用することが
望ましい。4倍体のそば種子としては、信州大そば、宮
崎大つぶ等が提供されている。4倍体のそば種子から成
長したそば幼植物Pは茎が太く子葉も大きく外観に優れ
ているばかりでなく、柔らかく良好な食感を有する。ま
た該幼植物Pは生長初期には子葉に種子殻が被さってい
るが、4倍体では比較的初期に該種子殻が殆ど子葉から
脱落するから、調理時に種子殻が幼植物に混合すること
が少ない。本発明では勿論4倍体以外、2倍体のそば種
子を用いてもよく、またそば以外に大根、すいか、ひま
わり等他の食用幼植物にも適用される。
【0011】本発明においては、吸水腐朽性担体は容器
状以外、例えば図6に示すように矩形の吸水腐朽性シー
トをL形に折曲げた担体(11)が提供される。該担体(11)
は水平片(11A) が播種部となり、網棚(8) に載せて前実
施例のようなトレイに入れ、該トレイに水または養液を
供給して水平片(11A) のみを該水または養液に浸漬す
る。該水または養液は該担体(11)の垂直片(11B) に吸い
上げられ蒸散する。本実施例ではしたがって水平片(11
A) が播種部、垂直片(11B) が蒸散部である。
【0012】本発明に使用される担体の材料としては、
例えば上記実施例で例示した木質パルプ、その他木綿、
ヤシ繊維、麻繊維、竹繊維等の腐朽性繊維をバインダー
で結着した繊維シートあるいは繊維成形物、該腐朽性繊
維をニードルパンチによって絡合した不織布、あるいは
該腐朽性繊維の編織物、澱粉、セルロース、セルロース
誘導体、カゼイン、ゼラチン、アルブミン等の腐朽性高
分子の連続気泡を有するシートあるいは成形物等があ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明では食用幼植物の担体として吸水
腐朽性材料を使用するから、該担体の一部を水に浸漬す
れば該担体上に播種されている種子には円滑に水あるい
は養液が供給される。そして調理に際しては該食用幼植
物を切り取った後、担体は根と共に生ごみとして廃棄で
きるから、地中に埋めれば腐朽して土壌化するし、また
発酵させて堆肥としても使用出来、大気を汚染する焼却
処理等は全く必要でなくなる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】栽培状態斜視図
【図2】栽培状態断面図
【図3】生長した状態の斜視図
【図4】包装状態の正面図
【図5】調理状態説明図
【図6】他の実施例の斜視図
【図7】従来例の斜視図
【符号の説明】
1 容器(担体) 1A 底部(播種部) 1B 周壁部(蒸散部) 11 L形担体(担体) 11A 水平部(播種部) 11B 垂直部(蒸散部) P そば幼植物(食用幼植物)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも播種部が湿潤状態である吸水腐
    朽性担体上に植物種子を播種し、発芽生長させた後本葉
    が出ない前に収穫することを特徴とする食用幼植物の栽
    培方法
  2. 【請求項2】該吸水腐朽性担体は一部が水または養液に
    浸漬される播種部となり、その他は水または養液を吸い
    上げ蒸散する蒸散部となっている請求項1に記載の食用
    幼植物の栽培方法
  3. 【請求項3】該吸水腐朽性担体は容器状である請求項1
    または2に記載の食用幼植物の栽培方法
  4. 【請求項4】該容器は上縁を介して複数個連結されてい
    る請求項3に記載の食用幼植物の栽培方法
  5. 【請求項5】該植物種子はそば種子である請求項1また
    は2または3または4に記載の食用幼植物の栽培方法
  6. 【請求項6】該そば種子は4倍体である請求項5に記載
    の食用幼植物の栽培方法
  7. 【請求項7】請求項1〜6の方法によって栽培された食
    用幼植物を容器のまゝ袋に投入することを特徴とする食
    用幼植物の包装方法
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