JPH1122112A - 本瓦葺屋根構造 - Google Patents

本瓦葺屋根構造

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JPH1122112A
JPH1122112A JP18784597A JP18784597A JPH1122112A JP H1122112 A JPH1122112 A JP H1122112A JP 18784597 A JP18784597 A JP 18784597A JP 18784597 A JP18784597 A JP 18784597A JP H1122112 A JPH1122112 A JP H1122112A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性および構造的強度を向上させると共
に、工期の短縮化を可能にする。 【解決手段】 並列に固定される縦桟木6間に配設する
平瓦2を、縦桟木6と対向する固定棒材11の両者で挟持
固定すると共に、固定棒材11に丸瓦3を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平瓦と丸瓦から成
る本瓦葺屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、社寺、仏閣等の建築物の屋根は、
図7に示す様に、屋根面に並列に固定された縦桟木a間
に、平瓦bを屋根の流れ方向に直列状に載置し、隣接す
る平瓦bの合わせ目上に土若しくは漆喰等の固定材cを
介在させ、この固定材c上に丸瓦dを載せた構造と成っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、固定材cは
経時的変化が大きく、丸瓦dが崩れ落ちたり、雨仕舞い
が悪くなり、屋根の耐久性が低い課題を有し、また固定
材cが丸瓦dの下方に介在しているため、乾燥時間が長
くかかり、工期短縮を阻害する原因と成っている。
【0004】また、固定材cによる丸瓦dの固定力は小
さく、このため地震の揺れ、強風によって丸瓦dが容易
に崩れ落ち、構造的強度が低い課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、耐久性、工期短縮、構造的強度等の課題に鑑
み、平瓦の両側の上下に固定棒材および縦桟木を配設し
て平瓦を挟持固定すると共に、固定棒材に丸瓦を固定
し、平瓦と丸瓦の固定を強固にすることを要旨とする本
瓦葺屋根構造を提供して上記課題を解決する。
【0006】また、屋根構造としては、縦桟木、固定棒
材、平瓦、丸瓦から構成され、縦桟木は屋根面に並列に
固定され、平瓦は縦桟木間に配設されると共に、裏面の
両側が縦桟木に載せられている。
【0007】固定棒材は平瓦間で縦桟木と対向して配設
されると共に、固定棒材で平瓦を押圧する様に縦桟木に
固定され、また丸瓦は玉縁部が設けられ、玉縁部を貫通
する固定具で固定棒材上に固定されると共に、丸瓦尻側
に尻凹部、丸瓦頭側に頭凸部が設けられ、尻凹部に頭凸
部を嵌合させて連結している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。本発明に係る屋根の葺設構造1は、
平瓦2と丸瓦3を筋葺きするものにして、屋根面4に
は、横桟木5が流れ方向に所定間隔をもって平行に敷設
されると共に、横桟木5上に縦桟木6が桁行方向に所定
間隔をもって平行に敷設される。
【0009】平瓦2は、平面視矩形状にして凹状に平瓦
本体7が湾曲形成され、平瓦本体7の尻側の両側に釘孔
9が穿設され、かかる平瓦2の両側の裏面を縦桟木6上
に当接させた状態で流れ方向に重ね合わせながら直列的
に葺設され、釘、ビス等の固定具10が釘孔9を貫通して
縦桟木6に打ち込まれ、平瓦2が固定されている。
【0010】11は固定棒材であり、固定棒材11は木材、
人工木材、アルミ材、プラスチック材等で形成され、そ
の断面形状において、少なくとも葺設された上記隣接す
る平瓦2における頭側の左右の反り上がった側部に当接
する形状の底面11a を備えており、かかる固定棒材11
は、流れ方向に葺設される平瓦2間で縦桟木6に対向し
て配設され、固定具10が固定棒材11を貫通して縦桟木6
に打ち込まれ、これによって固定棒材11で隣接する平瓦
2を下方へ押圧して強固に固定している。
【0011】丸瓦3は円弧状に形成される丸瓦本体12の
尻側に、丸瓦本体12の頭側内方に嵌まり込む玉縁部13が
形成されると共に、丸瓦本体12の裏面に固定棒材11が嵌
まり込む嵌合凹部14が形成され、さらに玉縁部13には固
定釘孔15が穿設され、また、丸瓦本体12尻側の端面に尻
凹部16が形成されると共に、この尻凹部16が嵌合する頭
凸部17が丸瓦本体12頭側の端面に形成されている。
【0012】かかる丸瓦3は、固定棒材11上の流れ方向
に、前記頭凸部17を尻凹部16に嵌合させると共に、玉縁
部13を頭側内方に嵌合させる様に直列的に連結され、ま
た固定釘孔15には固定具10を貫通させ固定棒材11に打ち
込むことによって固定している。
【0013】次に本発明に係る本瓦葺屋根構造の作用と
しては、屋根面4に固定する縦桟木6と、固定棒材11に
よって流れ方向に直列的に重ねられて葺設される平瓦2
が挟持固定されると共に、固定棒材11には丸瓦3が固定
され、また平瓦2間、平瓦2と縦桟木6間、平瓦2と丸
瓦3には、各々通気路が形成される。
【0014】また、丸瓦3を連結して固定棒材11に固定
具10で固定することにより、玉縁部13に近い個所におい
て、頭凸部17が尻凹部16に嵌合されているため、丸瓦3
の頭側が他の連続する丸瓦3の尻側で押さえられる。
【0015】
【発明の効果】要するに本発明は、以上の様に構成した
ので、平瓦2が屋根面4に固定される縦桟木6と、縦桟
木6に固定される固定棒材11によって挟持固定できるた
め、平瓦2の固定状態が強固になることにより、地震、
強風、施工時の瓦積み上げ、踏み歩き等の外力にもとづ
く平瓦2のズレ、飛散等による形態の崩れを防止できる
構造的強度が与えられ、また縦桟木6と固定棒材11は、
従来の固定材cに比し、経時的変化が著しく小さいた
め、施工時の形態が長期間にわたって維持できる耐久性
が備わり、また固定材cを使用しない乾式構造であるた
め、通気性が備わり、結露等による雨漏りによって生じ
る屋根の構造部材の劣化を防止できると共に、固定棒材
11は平瓦2上に載せて縦桟木6に固定するだけの作業で
あるため、作業性が向上することにより、熟練作業を不
要にして工期の短縮化を図ることができる。
【0016】また、丸瓦3は、その連結固定時には尻凹
部16に頭凸部17が嵌合すると共に、尻側の玉縁部13が固
定具10によって固定棒材11に固定されているため、丸瓦
3の頭側が他の丸瓦3の固定側である尻側でインターロ
ックされ、丸瓦3自体の固定が強固となり、上記と同様
な耐久性、構造的強度がより一層向上される等その実用
的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本瓦葺屋根構造を示す概略平面図
である。
【図2】同上屋根構造を示す概略部分断面図である。
【図3】同上屋根構造を示す部分斜視図である。
【図4】丸瓦の表面斜視図である。
【図5】同上丸瓦の他の斜視図である。
【図6】図4のA矢視図である。
【図7】従来の屋根の葺設構造を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
2 平瓦 3 丸瓦 4 屋根面 6 縦桟木 10 固定具 11 固定棒材 13 玉縁部 16 尻凹部 17 頭凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根面に縦桟木が並列に固定され、縦桟
    木間に平瓦が配設され、平瓦は裏面の両側が縦桟木に載
    せられ、平瓦間で縦桟木に対向して固定棒材が配設さ
    れ、平瓦を押圧する様に固定棒材は縦桟木に固定される
    と共に、固定棒材上に丸瓦が配設され、丸瓦を固定棒材
    に固定したことを特徴とする本瓦葺屋根構造。
  2. 【請求項2】 丸瓦に玉縁部を設け、玉縁部を貫通する
    固定具で丸瓦が固定棒材に固定され、また丸瓦尻側に尻
    凹部を設けると共に、丸瓦頭側に頭凸部を設け、尻凹部
    に頭凸部を嵌合させて丸瓦を連結させたことを特徴とす
    る請求項1記載の本瓦葺屋根構造。
JP18784597A 1997-06-27 1997-06-27 本瓦葺屋根構造 Expired - Fee Related JP3660103B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019196347A1 (zh) * 2018-04-13 2019-10-17 北京汉能光伏投资有限公司 屋顶结构及瓦片安装结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019196347A1 (zh) * 2018-04-13 2019-10-17 北京汉能光伏投资有限公司 屋顶结构及瓦片安装结构

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