JPH11221540A - 遮蔽材及びその施工方法 - Google Patents
遮蔽材及びその施工方法Info
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- JPH11221540A JPH11221540A JP10313711A JP31371198A JPH11221540A JP H11221540 A JPH11221540 A JP H11221540A JP 10313711 A JP10313711 A JP 10313711A JP 31371198 A JP31371198 A JP 31371198A JP H11221540 A JPH11221540 A JP H11221540A
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Abstract
接合が良好に行え、また施工が容易で、孔が空いても自
己閉塞可能な遮蔽材を提供することを目的とする。 【解決手段】 地盤改良した地盤10の内壁全面にチタ
ン板11を配置し、更にその上にアスファルト系物質1
2を塗布する。チタン板11は伸びる性質を有し、機械
的強度に優れ、また耐久性や耐薬品性等に優れているか
ら、地盤10への有害物質等の滲み出しを遮断でき、且
つその効果が長期間にわたって維持される。更に仮にチ
タン板11に孔が開いても、アスファルト系物質12が
流れ込み孔を閉鎖する。従って有害物質等による地盤1
0の汚染に対して、優れた防止効果を発揮する。
Description
された物質由来の成分が上記地盤等の中に浸入するのを
防止するための遮蔽材に関するものであり、また該遮蔽
材の施工方法に関するものである。
に用いられており、山間の窪地や土砂採取跡地,海岸埋
立地等の窪みを利用して廃棄物処分場を造成する際、地
盤表面全体に上記遮蔽材を敷き詰め、この上に廃棄物を
投棄する様にしている。
する有害物質が地盤に滲み込み、土壌汚染や地下水汚染
等を引き起こすのを防止するためであり、従って上記遮
蔽材としては、化学的に安定で種々の物質に侵されるこ
とがなく、また機械的強度が高くて破損せず、長期に亘
って完全に遮水/遮断することのできる性質が求められ
る。
ニル系樹脂,加硫ゴム系樹脂,高密度ポリエチレン系樹
脂,ウレタン系樹脂等の有機ポリマーからなるシートが
用いられており、この様なシートを単層或いは多層に敷
き詰め、夫々のシート端部を接合して廃棄槽を形成して
いる。
場に運搬して施工を行う方法の他、施工現場で樹脂原料
をシート状に形成する方法も採用されており、この方法
によると、まず基材となる不織布を地盤表面に敷き詰
め、その上に液状のポリエチレン系樹脂原料やウレタン
系樹脂原料を吹き付け、固化させて遮蔽材層を形成する
というものである。
いることもあり、塗り固めたコンクリート壁によって廃
棄物を貯蔵するものである。
の遮蔽材は未だ満足できるものではなかった。即ち例え
ばポリ塩化ビニル系樹脂製遮蔽シートでは、永年使用し
ているうちに、配合された可塑剤等がブリード(拡散移
動)を起こし、遮蔽材自体の機械的強度が低下する上、
遮蔽材表面にブリードした上記可塑剤等がシートから溶
出して土壌,地下水等を汚染し、周辺の環境に悪影響を
及ぼす懸念がある。尚有機ポリマー系シートの場合は、
石や岩等の尖鋭な角張りの当接によって破損し易いとい
う共通の問題がある。
ては、シート自体の機械的強度は優れているものの、シ
ート相互の熱融着性が悪く、従ってシート接合部の強度
が不十分で、隙間を生じる恐れがある。尚シートを接着
剤等で接合する施工方法も考えられるが、長期に亘って
強力な接着を維持することはできない。
においては、シートが硬質であるから、殊に凹凸や傾斜
のある現場での施工作業性が悪く、施工者に高度の熟練
を要する。
地盤が不同沈下等を起こすと、応力に偏りを生じてひび
割れ等が生じるという問題がある。
が開いてしまうと、該孔から廃棄物由来の液状成分、殊
に各種の有害物質が流出し、環境に悪影響を及ぼし続け
るという問題がある。
が提案されている。該シートは水膨潤ゴムを2層の合成
ゴムで挟んだ積層シートであり、該積層シートに釘等が
刺さって孔が開くと、該孔から水が入って中間層の上記
水膨潤ゴムに触れ、該水膨潤ゴムが吸水して膨張し、上
記孔を塞ぐというものである。
上記合成ゴムが、上記加硫ゴム系樹脂製遮蔽材と同様に
シート接合部の強度に問題がある。
あり、機械的強度や耐久性等に優れ、遮蔽材自体からの
溶出がなく、またシート同士の接合を良好に行うことが
でき、施工が容易な遮蔽材を提供することを目的とす
る。更に、孔が開いても自己閉塞可能な遮蔽材を提供す
ることを目的とする。
材は、平滑且つ強固な地盤或いは地盤強化処理された地
盤若しくはコンクリート構造物の表面に、チタンまたは
チタン合金板を配置したものであることを要旨とする。
運ぶダンプカー等が遮蔽材上,または遮蔽材上に投棄さ
れた廃棄物上を往来し、また廃棄物等が乱暴に投棄され
る(遮蔽材上に衝撃的に落下させる)ことがしばしば起
こる。従って遮蔽材にはこの様な外的応力を吸収して伸
びる性質や、外的応力に十分耐え得るだけの機械的強度
が要求される。
平滑且つ強固な地盤或いは地盤強化処理された地盤若し
くはコンクリート構造物の表面にチタンまたはチタン合
金板(以下、これらを代表してチタン板と称すことがあ
る)を用いているから、上記外的応力に十分耐え得る機
械的強度を発揮して遮蔽機能を保持することが期待され
る。尚、必要な強度を発揮するためには、上記チタン板
は0.1mm以上の板厚を有することが好ましく、より好
ましくは0.3mm以上であり、一方余り厚くするとコス
ト高となるから、板厚10mm以下が好ましく、より好ま
しくは1mm以下であるが、使用環境や使用条件に応じて
適宜板厚を設定することが望ましい。
優れているから錆や腐食によって孔が開く恐れが小さ
く、また耐久性,耐候性にも優れているから永年使用し
ても朽ちることがほとんどなく、従来の樹脂製遮蔽材よ
りも長期間遮蔽効果を持続することが期待される。
合することが可能であり、接合部分の強度も十分である
から、板片を接合したものであっても接合部に隙間を生
じる恐れが少ない。
は、例えばセメントによる地盤処理が挙げられ、前記平
滑且つ強固な地盤とは強化処理を施さずとも元々強固な
地盤である場合を言う。
ンまたはチタン合金板の表面に、塑性流動性物質層を形
成したものであることを要旨とする。
チタン合金板(以下、これらを代表してチタン板と称す
ことがある)を用いているから、上記外的応力に十分耐
え得る機械的強度を発揮して遮蔽機能を保持することが
期待できる。尚、本第2の発明においても必要な強度を
発揮するために、上記チタン板が0.1mm以上の板厚を
有することが好ましく、より好ましくは0.3mm以上で
あり、一方余り厚くするとコスト高となるから、板厚1
0mm以下が好ましく、より好ましくは1mm以下である
が、使用環境や使用条件に応じて適宜板厚を定めること
が望ましい。
耐薬品性,耐久性,耐候性に優れているから孔が開く恐
れが小さく、また永年使用しても朽ちることがほとんど
なく、長期間遮蔽効果を持続することが期待できる。更
に溶接によって完全に接合することが可能であり、接合
部分の強度も十分であるから、接合部に隙間を生じる恐
れがあまりない。
等の鋭利な物体がほぼ垂直に上記チタン板に刺さり、該
チタン板に孔が開くこともあり得るが、この場合には上
記塑性流動性物質が上記釘等に追随して上記孔内に流れ
込み、隙間(孔)を塞ぐように充填される。この様にし
てチタン板に開いた孔も自己修復されるから、遮蔽材か
ら廃棄物由来の有害物質等が漏れ出る恐れが少ない。
粘度が102 〜1010ポイズであることが好ましく、よ
り好ましくは103 ポイズ(20℃)以上で、108 ポ
イズ(20℃)以下である。この様な粘度であれば、良
好に塑性流動を呈して孔に流れ込んで上記孔部分に留ま
り、孔を塞ぐことができるが、使用環境や使用条件に応
じて適宜好適な粘度のものを用いることが望まれる。ま
た上記塑性流動性物質層の厚みとしては0.5mm以上が
好ましく、より好ましくは1mm以上である。これはあま
り薄いと孔を塞ぐだけの量を確保できないからである
が、使用環境や使用条件に応じてより厚く、或いは薄く
設定すると良い。
合わせたものが好ましく、即ち平滑且つ強固な地盤或い
は地盤強化処理された地盤若しくはコンクリート構造物
の表面に、チタンまたはチタン合金板を配置し、更に該
チタンまたはチタン合金板の表面に、塑性流動性物質層
を形成したものであることが好ましい。
塑性流動性物質層の上に、酸素遮断性且つ紫外線遮断性
層が形成されたものであることが好ましい。
るから、紫外線や酸素によって硬化,或いは脆化し、そ
の流動性を失うものもある。そこで上記の様に酸素遮断
性且つ紫外線遮断性層を形成して塑性流動性物質を覆え
ば、紫外線や酸素を遮断することができ、上記塑性流動
性物質の塑性流動性を長期にわたって保つことができ
る。尚、酸素遮断性且つ紫外線遮断性層としては、アク
リル系樹脂シートや塩化ビニル系樹脂シート等が挙げら
れる。
系物質であることが好ましい。該アスファルト系物質は
上記チタン板に対して密着性が良いから、塗布したチタ
ン板表面全体において塗りムラを生じることがない。よ
ってチタン板のどの部分に孔が開いても、当該孔部上や
その近傍のアスファルト系物質が流れ込み、上述の様に
自己修復することができる。
ァルト系物質の他、合成樹脂でも良く、例えばガラス転
移点が30℃以下の樹脂(低架橋ポリウレタン系,アク
リル系,エチレン酢酸ビニル系の樹脂等)が挙げられ
る。
スファルト系物質等の塑性流動性物質に熱可塑性ゴム系
物質を含有することが望まれる。アスファルト系物質等
に熱可塑性ゴム系物質を添加することにより、寒冷環境
下にあっても、アスファルト系物質が硬化せずに良好な
流動性及び粘着性を保つことができる。尚本明細書にお
いて「アスファルト系物質」には、アスファルトに熱可
塑性ゴム系物質を含有したものも含まれる。
ンゴムやブチレンゴム等の合成ゴムが挙げられ、熱可塑
性ゴム系物質の含有量としては5w/w %以上,30w/w
%以下が好ましく、より好ましくは10w/w %以上,2
5w/w %以下であるが、使用環境や使用条件に応じて適
宜設定すると良い。
多数枚のチタンまたはチタン合金板を地盤表面に配置
し、各チタンまたはチタン合金板の端部を溶接により接
合して必要により賦形し、各チタンまたはチタン合金板
上に、塑性流動性物質層を形成することを要旨とする。
板は隙間なく強固に接合され、該接合部分からの漏洩の
懸念が極めて小さい。尚上記溶接方法としてはシーム溶
接が挙げられる。該シーム溶接方法は手法が簡単である
から、凹凸や傾斜のある現場であっても比較的容易且つ
安価に施工することができ、また隙間なく溶接すること
が可能である。
であるから、地盤表面の凹凸や傾斜に追随させて配置す
ることができる。
しては、例えば上記チタン板上に上記塑性流動性物質を
塗布する方法が挙げられる。この様な塗布による手法
は、施工が簡便である。
は、前記塑性流動性物質層上に酸素遮断性且つ紫外線遮
断性層が形成されたものであることが好ましい。該酸素
遮断性且つ紫外線遮断性層としては樹脂フィルム等が挙
げられ、該樹脂フィルムの形成方法としては、フィルム
の貼り付け或いは樹脂原料のコーティング等が挙げられ
る。
は、前記チタンまたはチタン合金板を前記地盤表面に配
置するに先だって、前記地盤の少なくとも表層部分に地
盤強化処理を施すことが好ましい。
ては、前記地盤の少なくとも表層部分に地盤強化処理を
施し、該強化処理を施した地盤の上に多数枚のチタンま
たはチタン合金板を配置し、各チタンまたはチタン合金
板の端部を溶接により接合して必要により賦形すること
を要旨とする。
に含まれる鋭利な物が遮蔽材に刺さった際に、上記地盤
表面に抵抗がないために容易に該遮蔽材を貫通する様に
なって、大きな孔を開けることになるが、上記本発明の
様に地盤表層部分に地盤強化処理が施されていると、該
地盤表面が抵抗となって、上記鋭利な物は上記遮蔽材に
深く刺さることがなくなり、よって孔を開けないか或い
は小さい孔しか開けない様になる。尚塑性流動性物質層
を形成した場合(第3の発明)にあっては、生じた孔は
前述の様に塑性流動性物質が流れ込んで閉塞されるもの
の、孔としてはやはり小さい方が閉塞を完全に行い得る
から、上述の様に地盤強化処理を施すことが望ましい。
地盤処理により行われるものであることが好ましい。セ
メントによる地盤処理としては、例えば地盤表層の土に
セメントを混合し、転圧して固化させる方法、或いはセ
メントと水の混液を地盤内に注入して、土を固化する方
法(深層混合処理法)、或いはそれらの組合わせが挙げ
られる。
強度としては1kg/cm2以上(より好ましくは3kg/cm2以
上)が好ましく、地耐力としては3t/m2以上(より好ま
しくは10t/m2以上)が好ましいが、使用環境や使用条
件に応じてこれらを適宜設定することが望まれる。
は、前記チタンまたはチタン合金板を前記地盤表面に配
置するに先だって、前記地盤表面にコンクリートを打設
してコンクリート構造物を形成することが好ましい。
いては、前記地盤表面にコンクリートを打設してコンク
リート構造物を形成し、該コンクリート構造物の上に多
数枚のチタンまたはチタン合金板を配置し、各チタンま
たはチタン合金板の端部を溶接により接合して必要によ
り賦形することを要旨とする。
った際にも上記コンクリート構造物が抵抗となって深く
刺さらず、従って孔を開けないか或いは小さい孔しか開
けない様になる。尚上述と同様に、本第3の発明におい
ては孔は塑性流動性物質が流れ込んで閉塞されるとは言
え、孔としてはやはり小さい方が閉塞を完全に行い得る
から、上記の様にコンクリート構造物を形成するのが望
ましい。
は上記と同様に1kg/cm2以上(より好ましくは3kg/cm2
以上)が好ましく、地耐力としては3t/m2以上(より好
ましくは10t/m2以上)が好ましいが、使用環境や使用
条件に応じて適宜設定すると良い。
蔽材を、実施例を示しつつ具体的に説明するが、本発明
はもとより実施例に限定される訳ではなく、前・後記の
趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施するこ
とも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲
に包含される。
る遮蔽材を用いた廃棄物処分場を示す断面図である。平
滑且つ強固に地盤強化処理された地盤10の内壁全面に
板厚0.4mm の純チタン板11が配置され、該純チタン板
11上にアスファルト系物質12が1mmの厚さに塗布さ
れている。該アスファルト系物質12は例えばアスファ
ルトにガラス転移点温度−40℃のイソプレンゴムを2
0w/w %含有させたものである。尚窪みの上端部分は、
コンクリート18で塗り固め、上記純チタン板11の固
定を行っている。この様に施工された上記遮蔽材上に、
廃棄物13が投棄される。
一例について説明する。まず処分場となる土地に地盤改
良を施す。即ち窪みを有する土地の内壁全面においてそ
の表層部分の土にセメントと水を混ぜ、転圧固化させ、
改良地盤10(地盤強化処理された地盤)とする。
ン板11を上記改良地盤10上に配置し、該各純チタン
板11の端部同士を適宜シーム溶接して接合する。
視図である。2枚の純チタン板11はその端部11aが
夫々約2cm立ち上げられており、これら端部11a同士
が重ねられる。2つの回転電極15が該重ねられた端部
11aを挟み、矢印P方向に押圧しつつ矢印A方向に回
転して、矢印B方向に進んで行く。このとき上記回転電
極15に通電され、純チタン板11が溶接される。尚1
4はシーム溶接部である。
ン板は、接合部分(端部11a)が立ち上がった状態に
形成されるが、この立ち上がり部分の付け根に角がある
場合には、該角部の強度が弱くなる懸念がある。しかし
上記付け根部分にアールをつける様にすれば、この様な
懸念がなく、強度的に弱い箇所を生じる恐れが低減す
る。
く、或いはいずれかのチタン板側に畳み込んでも良い。
を説明するための斜視図である。先に溶接された純チタ
ン板端部11aの立上がり部分(接合部分)をいずれか
のチタン板側に畳み込む様に倒し、次に上述と同様にし
て溶接箇所の端部11aを夫々立ち上げて重ね、シーム
溶接を行う。尚上記畳み込みは、先に溶接した立上がり
部分の全てに行う必要はなく、次に溶接する箇所のみに
施す様にしても良い。
タン板11を敷き詰めて行き、必要により、純チタン板
11を地盤形状に沿う様に賦形する。
ファルト系物質12を厚さ1mmに塗布すれば、遮蔽材を
敷き詰めた処分場が出来上がる。
12は自重により降下するので、傾斜角度等によっては
傾斜面上方で部分的に剥げ落ちてしまうこともあり得
る。この場合は、チタン板表面にネットを配置し、該ネ
ットにアスファルト系物質を絡ませる様にして、アスフ
ァルト系物質の降下を防止する様にしても良い。この様
にネットを使用した場合にあっては、チタン板がほぼ垂
直に立てられていてもチタン板表面にアスファルト系物
質を保ち得る。
に孔が開いた場合において、本発明の遮蔽材が自己修復
する様子について説明する。
6によって遮蔽材の純チタン板11に孔17が開いてい
る。この様に釘16が刺さる際、アスファルト系物質1
2は釘16に追随して孔17に流れ込み(矢印C)、孔
17を閉鎖する。従って廃棄物由来の有害物質等が地盤
10に漏れ出ることがない。
る遮蔽材を用いた廃棄物処分場を示す断面図である。本
実施例2は、前記実施例1の遮蔽材上に更にアクリル系
樹脂シート19を敷設したものである。
ート19によって光(紫外線)や空気(酸素)が遮断さ
れるから、アスファルト系物質12の硬化が防止され、
長期間にわたって流動性を保ち得る。
0に替えて、コンクリート構造物を設けても良く、例え
ば約50mmの厚さに平滑にコンクリートを打設する様に
すると良い。また上記改良地盤10(地盤強化処理され
た地盤)上に更にコンクリートを打設する様にしても良
い。
ルト系物質12を1mmの厚さに塗布する場合を示した
が、この厚さは使用環境や使用条件に応じて適宜設定す
ると良く、0.5mmや1mm以上であっても勿論良い。次
に本発明に係る遮蔽材に対して行った試験について説明
する。
試験装置を示す断面図である。直径200mm の円筒型の容
器20の下側に礫21を入れて突き固め、該礫21の上
に試験材(遮蔽材)22を置き、試験材22の両サイド
を挟みつつ容器20の下側と上側をボルト23を用いて
止め、密封する。この際試験材22のアスファルト系物
質塗布面が礫21側に接する様にして載置する。
ことを確認した後、吸入口25から空気を吹き込んで水
24上から加圧し(30t/m2(3kgf/cm2))、漏水の有無
及び試験材の亀裂の有無を確認する。
10〜20mmのもの、或いは20〜30mmのもの、また角形状で
大きさが10〜20mmのもの、或いは20〜30mmのものを用
い、夫々の場合について試験を行った。
(孔なし)]図7は定角度コーン法耐突起物試験装置を
示す断面図である。平坦な台26に定角度コーン27を
置き、その上にアスファルト系物質塗布面が上記定角度
コーン27に接するように試験材22を載せ、該試験材
22の両サイドを挟みつつ上記台26と円筒型の上側容
器28(直径200mm )をボルト止めして密封する。尚上
記定角度コーン27は頂部の角度60℃,高さ20mmの円
錐型であり、その頂部先端のアールは0.1mm である。
ことを確認した後、吸入口25から空気を吹き込んで水
24上から加圧し(30t/m2(3kgf/cm2))、漏水の有無
及び試験材22の亀裂の有無を確認する。
(孔あり)]図8はこの試験方法を説明するための断面
図である。上記と同様に平坦な台26に定角度コーン2
7を置き、その上にアスファルト系物質塗布面が上記定
角度コーン27に接するように試験材22を載せる。次
に上記定角度コーン27によって試験材22を突き破
り、直径約2cmの孔を開ける。そして該試験材22の両
サイドを挟みつつ上記台26と円筒型の上側容器28
(半径200mm )をボルト止めして密封する。尚定角度コ
ーン27は上記試験法その1と同じであり、即ち頂部の
角度60℃,高さ20mmの円錐型であり、その頂部先端の
アールは0.1mm である。
25から空気を吹き込んで水24上から加圧し(30t/m2
(3kgf/cm2))、漏水の有無及び新たな亀裂の有無を確
認する。
と20℃の2つの条件で行った。尚0℃の試験において
は上記水24に、不凍剤としてジエチレングリコールを
少量添加した。
(その1,その2)における試験材として、板厚0.4mm
の第一種純チタン板上にアスファルト系物質(20w/w
%イソプレンゴムを含有するアスファルト)を厚み1mm
に塗布したもの(試験材No. 1)と、厚み5mmに塗布し
たもの(試験材No. 2)を用いた。
ン法耐突起物試験−その1(孔なし),その2(孔あ
り)の結果を下記表1に示す。
2共に亀裂や漏水が認められず、遮蔽効果に優れてい
る。
り)の様に予め試験材に孔を開けた場合であっても、純
チタン板の亀裂がそれ以上進行せず、また水漏れも生じ
ていないという結果であり、従って自己修復性のある遮
蔽材であることが分かる。次に突き刺し試験について説
明する。
方法を説明するための図である。断面直径2.5mm ,先端
のアール0.1mm の錐31を試験材32に静かに突き立て
て該錐31に荷重をかけて行き、上記試験材32に孔が
開いた時点の荷重をもって突き刺し荷重とした。
厚さ0.4mm の純チタン板(試験材No. 3)と、厚さ4mm
の合成ゴム製シート(試験材No. 4)を用い、木枠35
に試験材を固定し、試験材下部に粘土層(厚さ50mm)3
3を設けた場合とコンクリート(厚さ30mm)34を設け
た場合について夫々試験を行った。上記突き刺し試験を
夫々3回ずつ行い、その結果の平均を下記表2に示す。
3)は26kgもの高い荷重がかかるまで孔が開かず、更に
試験材の下部にコンクリートを設けたものにあっては、
59kgもの高荷重がかかるまで孔が開かず、よって良好に
遮蔽されていることが分かる。
度で耐久性,耐候性,耐食性に優れており、加えて本第
2の発明に係る遮蔽材においては、仮にチタン板に孔が
開いても塑性流動性物質によって該孔が自己修復によっ
て閉鎖されるから、有害物質等の漏洩の恐れが少なくな
り、良好な遮蔽性を保ち続ける。また本第1の発明にお
いてはチタン板下部がコンクリート等によって強化され
ているから、チタン板に容易に孔が開く恐れも小さい。
従って土壌や地下水等の周辺環境に悪影響を及ぼす懸念
が低減する。この様な遮蔽材は廃棄物処分場に用いる
他、屋根や壁,工場排水処理槽,沈澱池等にも遮蔽/遮
水シートとして用いることができる。また本発明に係る
遮蔽材の施工方法は簡便である。
処分場を示す断面図。
図。
遮蔽材が自己修復する様子を示す断面図。
処分場を示す断面図。
を示す断面図。
を示す断面図。
Claims (13)
- 【請求項1】 平滑且つ強固な地盤或いは地盤強化処理
された地盤若しくはコンクリート構造物の表面に、チタ
ンまたはチタン合金板を配置したものであることを特徴
とする遮蔽材。 - 【請求項2】 前記チタンまたはチタン合金板の表面
に、塑性流動性物質層を形成したものである請求項1に
記載の遮蔽材。 - 【請求項3】 チタンまたはチタン合金板の表面に、塑
性流動性物質層を形成したものであることを特徴とする
遮蔽材。 - 【請求項4】 前記塑性流動性物質層の上に、酸素遮断
性且つ紫外線遮断性層が形成されたものである請求項2
または3に記載の遮蔽材。 - 【請求項5】 前記塑性流動性物質がアスファルト系物
質である請求項2〜4のいずれかに記載の遮蔽材。 - 【請求項6】 前記アスファルト系物質が、熱可塑性ゴ
ム系物質を含有するアスファルトである請求項5に記載
の遮蔽材。 - 【請求項7】 地盤表面に遮蔽材を施工する方法におい
て、 多数枚のチタンまたはチタン合金板を前記地盤表面に配
置し、各チタンまたはチタン合金板の端部を溶接により
接合して必要により賦形し、 各チタンまたはチタン合金板上に、塑性流動性物質層を
形成することを特徴とする遮蔽材の施工方法。 - 【請求項8】 前記塑性流動性物質層上に酸素遮断性且
つ紫外線遮断性層を形成する請求項7に記載の遮蔽材の
施工方法。 - 【請求項9】 前記チタンまたはチタン合金板を前記地
盤表面に配置するに先だって、前記地盤の少なくとも表
層部分に地盤強化処理を施す請求項7または8に記載の
遮蔽材の施工方法。 - 【請求項10】 前記チタンまたはチタン合金板を前記
地盤表面に配置するに先だって、前記地盤表面にコンク
リートを打設してコンクリート構造物を形成する請求項
7または8に記載の遮蔽材の施工方法。 - 【請求項11】 地盤表面に遮蔽材を施工する方法にお
いて、 前記地盤の少なくとも表層部分に地盤強化処理を施し、 該強化処理を施した地盤の上に多数枚のチタンまたはチ
タン合金板を配置し、各チタンまたはチタン合金板の端
部を溶接により接合して必要により賦形することを特徴
とする遮蔽材の施工方法。 - 【請求項12】 前記地盤強化処理が、セメントによる
地盤処理により行われるものである請求項9または11
に記載の遮蔽材の施工方法。 - 【請求項13】 地盤表面に遮蔽材を施工する方法にお
いて、 前記地盤表面にコンクリートを打設してコンクリート構
造物を形成し、 該コンクリート構造物の上に多数枚のチタンまたはチタ
ン合金板を配置し、各チタンまたはチタン合金板の端部
を溶接により接合して必要により賦形することを特徴と
する遮蔽材の施工方法。
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|---|---|---|---|
| JP31371198A JP3453529B2 (ja) | 1997-12-03 | 1998-11-04 | 遮蔽材及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33326797 | 1997-12-03 | ||
| JP9-333267 | 1997-12-03 | ||
| JP31371198A JP3453529B2 (ja) | 1997-12-03 | 1998-11-04 | 遮蔽材及びその施工方法 |
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| JP3453529B2 JP3453529B2 (ja) | 2003-10-06 |
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ID=26567673
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP31371198A Expired - Fee Related JP3453529B2 (ja) | 1997-12-03 | 1998-11-04 | 遮蔽材及びその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3453529B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007330853A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Taiyo Kogyo Corp | 廃棄物処分場、遮水構造、及び廃棄物処分場を構築するための工法 |
| JP2013113667A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Michiko Yamato | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 |
| JP2013117479A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Michiko Yamato | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6035298A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-23 | 工業技術院長 | 放射性廃棄物容器 |
| JPH093855A (ja) * | 1995-06-26 | 1997-01-07 | Iitec:Kk | 遮水シート工法 |
-
1998
- 1998-11-04 JP JP31371198A patent/JP3453529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2013117479A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Michiko Yamato | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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