JPH11221707A - 穴あけロボット - Google Patents
穴あけロボットInfo
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- JPH11221707A JPH11221707A JP2415398A JP2415398A JPH11221707A JP H11221707 A JPH11221707 A JP H11221707A JP 2415398 A JP2415398 A JP 2415398A JP 2415398 A JP2415398 A JP 2415398A JP H11221707 A JPH11221707 A JP H11221707A
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- Japan
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- drilling
- robot
- drill
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 穴あけ加工時にアームが撓むのを防止して精
度よく穴あけ加工を行うことができ且つ穴があききる瞬
間にドリルの欠け等や穴あけ工具の損傷を招く虞がない
穴あけロボットを提供する。 【解決手段】 穴あけロボット1に、アーム10の先端
部に設けたLMガイドアクチエータ8と、このLMガイ
ドアクチエータ8の可動部側であるインナブロック16
に設けLMガイドアクチエータ8によって被加工物であ
る鋼板32の方向に送られると共に先端部に装着したド
リル21を回転駆動して鋼板32を穴あけ加工する穴あ
け工具20と、LMガイドアクチエータ8の固定部側で
ある本体11に設け穴あけ工具20によって鋼板32を
穴あけ加工する際にLMガイドアクチエータ8の本体1
1を鋼板32に固定する永電磁ホルダ28とを備える。
度よく穴あけ加工を行うことができ且つ穴があききる瞬
間にドリルの欠け等や穴あけ工具の損傷を招く虞がない
穴あけロボットを提供する。 【解決手段】 穴あけロボット1に、アーム10の先端
部に設けたLMガイドアクチエータ8と、このLMガイ
ドアクチエータ8の可動部側であるインナブロック16
に設けLMガイドアクチエータ8によって被加工物であ
る鋼板32の方向に送られると共に先端部に装着したド
リル21を回転駆動して鋼板32を穴あけ加工する穴あ
け工具20と、LMガイドアクチエータ8の固定部側で
ある本体11に設け穴あけ工具20によって鋼板32を
穴あけ加工する際にLMガイドアクチエータ8の本体1
1を鋼板32に固定する永電磁ホルダ28とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穴あけロボットに関
し、特に鋼板等の硬い被加工物を穴あけ加工する場合に
適用して有用なものである。
し、特に鋼板等の硬い被加工物を穴あけ加工する場合に
適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の穴あけロボットの構成を示
す側面図である。同図に示すように、穴あけロボット1
00は6軸、即ち矢印A,B,C,D,E,Fのように
それぞれ回動可能な第1軸101、第2軸102、第3
軸103、第4軸104、第5軸105及び第6軸10
6を有するものである。
す側面図である。同図に示すように、穴あけロボット1
00は6軸、即ち矢印A,B,C,D,E,Fのように
それぞれ回動可能な第1軸101、第2軸102、第3
軸103、第4軸104、第5軸105及び第6軸10
6を有するものである。
【0003】そして、アーム110の先端部(即ち第6
軸106)には図示しないATC(オート・ツール・チ
ェンジ)装置によって自動交換される穴あけ工具107
が装着されており、この穴あけ工具107の先端部には
ドリル108が装着されている。また、各軸101〜1
06の動作は図示しないロボットコントローラによって
制御されるようになっている。
軸106)には図示しないATC(オート・ツール・チ
ェンジ)装置によって自動交換される穴あけ工具107
が装着されており、この穴あけ工具107の先端部には
ドリル108が装着されている。また、各軸101〜1
06の動作は図示しないロボットコントローラによって
制御されるようになっている。
【0004】従って、上記構成の穴あけロボット100
では、例えば図示のように載置台111上に載置された
被加工物109(板材、型鋼、プレス成型品等)を穴あ
け加工する場合、ロボットコントローラによって各軸1
01〜106の動作を制御することにより、まず穴あけ
工具107のドリル108を被加工物109の穴あけ位
置の上方に位置決めし、続いてドリル108を図7中に
矢印Gで示す如く前記穴あけ位置へと垂直下方に送り、
そして更に垂直下方にゆっくりとドリル108を送りつ
つ、穴あけ工具107のモータ112によりドリル10
8を回転駆動して被加工物109を穴あけ加工する。
では、例えば図示のように載置台111上に載置された
被加工物109(板材、型鋼、プレス成型品等)を穴あ
け加工する場合、ロボットコントローラによって各軸1
01〜106の動作を制御することにより、まず穴あけ
工具107のドリル108を被加工物109の穴あけ位
置の上方に位置決めし、続いてドリル108を図7中に
矢印Gで示す如く前記穴あけ位置へと垂直下方に送り、
そして更に垂直下方にゆっくりとドリル108を送りつ
つ、穴あけ工具107のモータ112によりドリル10
8を回転駆動して被加工物109を穴あけ加工する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
穴あけロボット100では、例えば上記の如く被加工物
109を穴あけ加工する場合、アーム110でドリル1
08を上から被加工物109に押え付けるようにして穴
あけ加工をするため、このときに被加工物109から受
ける上向きの反力によってアーム110が撓むことにな
り、このため穴の位置がずれ易い。
穴あけロボット100では、例えば上記の如く被加工物
109を穴あけ加工する場合、アーム110でドリル1
08を上から被加工物109に押え付けるようにして穴
あけ加工をするため、このときに被加工物109から受
ける上向きの反力によってアーム110が撓むことにな
り、このため穴の位置がずれ易い。
【0006】また、被加工物109に穴があききる瞬間
には、穴あけ加工中に上向きの反力によって撓んでいた
アーム110が一気に開放されてドリル108の先端部
が目標位置に動こうとする。上記上向きの反力は上記の
如くアーム110で(即ち穴あけロボット100で)支
えることができるが(但し穴あけロボット100の可搬
重量を適切なものに選定する必要がある)、この穴があ
ききる瞬間に生じる予めプログラムで設定された動作速
度よりも速い動作は、穴あけロボット100によって制
御することができない。従ってドリル108や穴あけ工
具107の加工能力を超えた大きな負荷がこれらにかか
ることになり、その結果、ドリル108がロックした
り、欠けたり、折れたりし、また穴あけ工具107が損
傷したりする虞がある。
には、穴あけ加工中に上向きの反力によって撓んでいた
アーム110が一気に開放されてドリル108の先端部
が目標位置に動こうとする。上記上向きの反力は上記の
如くアーム110で(即ち穴あけロボット100で)支
えることができるが(但し穴あけロボット100の可搬
重量を適切なものに選定する必要がある)、この穴があ
ききる瞬間に生じる予めプログラムで設定された動作速
度よりも速い動作は、穴あけロボット100によって制
御することができない。従ってドリル108や穴あけ工
具107の加工能力を超えた大きな負荷がこれらにかか
ることになり、その結果、ドリル108がロックした
り、欠けたり、折れたりし、また穴あけ工具107が損
傷したりする虞がある。
【0007】なお、被加工物109が硬く厚くなるほど
前記上向きの反力は大きくなり、そして前記上向き反力
が大きいほど穴があききる瞬間にドリル108の先端部
が目標位置に動こうとする速度はより速くなって、より
過負荷となる。
前記上向きの反力は大きくなり、そして前記上向き反力
が大きいほど穴があききる瞬間にドリル108の先端部
が目標位置に動こうとする速度はより速くなって、より
過負荷となる。
【0008】従って、本発明は上記従来技術に鑑み、穴
あけ加工時にアームが撓むのを防止して精度よく穴あけ
加工を行うことができ且つ穴があききる瞬間にドリルの
欠け等や穴あけ工具の損傷を招く虞がない穴あけロボッ
トを提供することを課題とする。
あけ加工時にアームが撓むのを防止して精度よく穴あけ
加工を行うことができ且つ穴があききる瞬間にドリルの
欠け等や穴あけ工具の損傷を招く虞がない穴あけロボッ
トを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の穴あけロボットは、アーム先端部に備えたドリル
を被加工物の穴あけ位置に位置決めし、前記ドリルで前
記被加工物を穴あけ加工する穴あけロボットであって、
前記アーム先端部に設けた送り装置と、この送り装置の
可動部側に設け、同送り装置によって前記被加工物の方
向に送られると共に、先端部に装着した前記ドリルを回
転駆動して前記被加工物を穴あけ加工する穴あけ工具
と、前記送り装置の固定部側に設け、前記穴あけ工具に
よって前記被加工物を穴あけ加工する際に、前記送り装
置の固定部側を前記被加工物又は前記被加工物の載置台
に固定する固定装置とを備えたことを特徴とする。
発明の穴あけロボットは、アーム先端部に備えたドリル
を被加工物の穴あけ位置に位置決めし、前記ドリルで前
記被加工物を穴あけ加工する穴あけロボットであって、
前記アーム先端部に設けた送り装置と、この送り装置の
可動部側に設け、同送り装置によって前記被加工物の方
向に送られると共に、先端部に装着した前記ドリルを回
転駆動して前記被加工物を穴あけ加工する穴あけ工具
と、前記送り装置の固定部側に設け、前記穴あけ工具に
よって前記被加工物を穴あけ加工する際に、前記送り装
置の固定部側を前記被加工物又は前記被加工物の載置台
に固定する固定装置とを備えたことを特徴とする。
【0010】従って、この第1発明の穴あけロボットに
よれば、被加工物を穴あけ加工する際には、固定装置に
よって送り装置の固定部側を被加工物又は被加工物の載
置台に固定し、この状態で送り装置により穴あけ工具と
共にドリルを送りつつ、このドリルを回転駆動して被加
工物の穴あけ加工を行う。このため、送り装置による被
加工物へのドリルの押し付け力に対して被加工物から受
ける反力は、送り装置及び固定装置を介して、又は送り
装置、固定装置及び載置台を介して被加工物へと伝わ
り、前記押し付け力とバランスすることになる。即ち送
り装置はロボット本体側の駆動軸から独立した駆動軸と
なる。
よれば、被加工物を穴あけ加工する際には、固定装置に
よって送り装置の固定部側を被加工物又は被加工物の載
置台に固定し、この状態で送り装置により穴あけ工具と
共にドリルを送りつつ、このドリルを回転駆動して被加
工物の穴あけ加工を行う。このため、送り装置による被
加工物へのドリルの押し付け力に対して被加工物から受
ける反力は、送り装置及び固定装置を介して、又は送り
装置、固定装置及び載置台を介して被加工物へと伝わ
り、前記押し付け力とバランスすることになる。即ち送
り装置はロボット本体側の駆動軸から独立した駆動軸と
なる。
【0011】また、第2発明の穴あけロボットは、第1
発明の穴あけロボットにおいて、前記送り装置は穴あけ
ロボットの外部軸としてロボットコントローラに接続さ
れていることを特徴とする
発明の穴あけロボットにおいて、前記送り装置は穴あけ
ロボットの外部軸としてロボットコントローラに接続さ
れていることを特徴とする
【0012】従って、この第2発明の穴あけロボットに
よれば、穴あけ工具の送り装置を穴あけロボットの外部
軸としてロボットコントローラに接続することでロボッ
ト本体と同じ操作性をもたせ、ティーチングボックスで
操作することができ、プログラムにより動作を記述する
ことができ、適応制御も応用することができる。更に、
送り装置によるドリルの送り位置(送り深さ)や送り速
度をプログラムのロボット動作命令で記述できる。
よれば、穴あけ工具の送り装置を穴あけロボットの外部
軸としてロボットコントローラに接続することでロボッ
ト本体と同じ操作性をもたせ、ティーチングボックスで
操作することができ、プログラムにより動作を記述する
ことができ、適応制御も応用することができる。更に、
送り装置によるドリルの送り位置(送り深さ)や送り速
度をプログラムのロボット動作命令で記述できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき詳細に説明する。
を図面に基づき詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態に係る穴あけロ
ボットの構成を示す側面図(図2のA方向矢視図)、図
2は前記穴あけロボットの構成を示す平面図、図3は前
記穴あけロボットに装着したLMガイドアクチエータの
構成を一部破断して示す斜視図、図4は前記穴あけロボ
ットのロボットコントローラによる制御内容の要部を示
すブロック図である。
ボットの構成を示す側面図(図2のA方向矢視図)、図
2は前記穴あけロボットの構成を示す平面図、図3は前
記穴あけロボットに装着したLMガイドアクチエータの
構成を一部破断して示す斜視図、図4は前記穴あけロボ
ットのロボットコントローラによる制御内容の要部を示
すブロック図である。
【0015】<構成>図1及び図2に示すように、穴あ
けロボット1は8軸、即ち矢印I,J,K,L,M,N
のようにそれぞれ回動可能な第1軸2、第2軸3、第3
軸4、第4軸5、第5軸6及び第6軸7と、第7軸目と
なる工具送り用のLMガイドアクチエータ8と、第8軸
目となるロボット本体移動用の外部走行軸9とを有する
ものである。
けロボット1は8軸、即ち矢印I,J,K,L,M,N
のようにそれぞれ回動可能な第1軸2、第2軸3、第3
軸4、第4軸5、第5軸6及び第6軸7と、第7軸目と
なる工具送り用のLMガイドアクチエータ8と、第8軸
目となるロボット本体移動用の外部走行軸9とを有する
ものである。
【0016】図3に示すように、工具送り用のLMガイ
ドアクチエータ8は、固定部側である本体11の長手方
向両端部にモータブラケット12と支持プレート13と
が設けられており、これらのモータブラケット12と支
持プレート13とによってボールねじ14が回転可能に
支持されている。
ドアクチエータ8は、固定部側である本体11の長手方
向両端部にモータブラケット12と支持プレート13と
が設けられており、これらのモータブラケット12と支
持プレート13とによってボールねじ14が回転可能に
支持されている。
【0017】ボールねじ14にはモータ15の回転軸が
結合されると共に、LMガイドアクチエータ8の可動部
側であるインナブロック16が螺合している。インナブ
ロック16は本体11の両側に設けられたアウタレール
17a,17bに係合し、このアウタレール17a,1
7bに沿って摺動可能となっている。従って、ボールね
じ14がモータ15により正転又は逆転されると、イン
ナブロック16がアウタレール17a,17aに沿って
摺動し本体11の長手方向の一方又は他方へと直線的に
移動する。なお、本実施の形態では工具送り用の駆動機
構にボールねじ14を使用したが、この他にラック&ピ
ニオンやリニアモータ等を使用することもできる。
結合されると共に、LMガイドアクチエータ8の可動部
側であるインナブロック16が螺合している。インナブ
ロック16は本体11の両側に設けられたアウタレール
17a,17bに係合し、このアウタレール17a,1
7bに沿って摺動可能となっている。従って、ボールね
じ14がモータ15により正転又は逆転されると、イン
ナブロック16がアウタレール17a,17aに沿って
摺動し本体11の長手方向の一方又は他方へと直線的に
移動する。なお、本実施の形態では工具送り用の駆動機
構にボールねじ14を使用したが、この他にラック&ピ
ニオンやリニアモータ等を使用することもできる。
【0018】図1に示すように、LMガイドアクチエー
タ8は、支持部材19を介してアーム10の先端部(即
ち第6軸7)に装着されている。詳述すると、アーム1
0の先端部には支持部材19が固定されており、この支
持部材19にLMガイドアクチエータ8の本体11(固
定部側)が固定されている。
タ8は、支持部材19を介してアーム10の先端部(即
ち第6軸7)に装着されている。詳述すると、アーム1
0の先端部には支持部材19が固定されており、この支
持部材19にLMガイドアクチエータ8の本体11(固
定部側)が固定されている。
【0019】そして、本体11の先端部(図1中の下端
部)には永電磁ホルダ28が装着されている。
部)には永電磁ホルダ28が装着されている。
【0020】一方、LMガイドアクチエータ8のインナ
ブロック16(可動部側)には穴あけ工具20が装着さ
れており、この穴あけ工具20の先端部にはACC(オ
ート・カッター・チェンジ)装置によって自動交換され
るドリル21が装着されている。従ってドリル21は、
LMガイドアクチエータ8によりインナブロック16と
共に直線的に送られる。また、モータ15にはエンコー
ダ18が設けられており、このエンコーダ18によって
ドリル21の位置情報が得られるようになっている。こ
こで使用するモータ15及びエンコーダ18はロボット
本体で使用するサーボシステムと同等の仕様になってお
り、穴あけロボット1の外部軸としてロボットコントロ
ーラ29から制御することができるようにロボットコン
トローラ29に接続されている。
ブロック16(可動部側)には穴あけ工具20が装着さ
れており、この穴あけ工具20の先端部にはACC(オ
ート・カッター・チェンジ)装置によって自動交換され
るドリル21が装着されている。従ってドリル21は、
LMガイドアクチエータ8によりインナブロック16と
共に直線的に送られる。また、モータ15にはエンコー
ダ18が設けられており、このエンコーダ18によって
ドリル21の位置情報が得られるようになっている。こ
こで使用するモータ15及びエンコーダ18はロボット
本体で使用するサーボシステムと同等の仕様になってお
り、穴あけロボット1の外部軸としてロボットコントロ
ーラ29から制御することができるようにロボットコン
トローラ29に接続されている。
【0021】外部走行軸9は、2本の大型LMガイドレ
ール26a,26bで支持されラック&ピニオンにより
駆動される。なお、本実施の形態ではロボット本体移動
用の駆動機構にラック&ピニオンを使用しているが、こ
の他にリニアモータ等を使用することもある。
ール26a,26bで支持されラック&ピニオンにより
駆動される。なお、本実施の形態ではロボット本体移動
用の駆動機構にラック&ピニオンを使用しているが、こ
の他にリニアモータ等を使用することもある。
【0022】図2に示すように、本体22内にはこの本
体22に固定されたラック24が設けられており、この
ラック24には走行台25に固定されたモータ23に取
り付けられたピニオンギア(図示せず)が噛み合わされ
ている。また、走行台25はロボット本体の両側に設け
られた大型のLMガイドレール26a,26bに係合
し、このLMガイドレール26a,26bに沿って摺動
可能となっている。従って、ピニオンギアがモータ23
により正転又は逆転されると、走行台25がLMガイド
レール26a,26bに沿って摺動し本体22の長手方
向(図2中の矢印P方向)の一方又は他方へと直線的に
移動する。
体22に固定されたラック24が設けられており、この
ラック24には走行台25に固定されたモータ23に取
り付けられたピニオンギア(図示せず)が噛み合わされ
ている。また、走行台25はロボット本体の両側に設け
られた大型のLMガイドレール26a,26bに係合
し、このLMガイドレール26a,26bに沿って摺動
可能となっている。従って、ピニオンギアがモータ23
により正転又は逆転されると、走行台25がLMガイド
レール26a,26bに沿って摺動し本体22の長手方
向(図2中の矢印P方向)の一方又は他方へと直線的に
移動する。
【0023】そして、この外部走行軸9の走行台25上
には穴あけロボット1の本体が固定されている。従っ
て、この穴あけロボット本体は走行台25と共に直線的
に走行移動する。また、モータ23にはエンコーダ34
が設けられおり、このエンコーダ34によって穴あけロ
ボット本体の位置情報が得られるようになっている。
には穴あけロボット1の本体が固定されている。従っ
て、この穴あけロボット本体は走行台25と共に直線的
に走行移動する。また、モータ23にはエンコーダ34
が設けられおり、このエンコーダ34によって穴あけロ
ボット本体の位置情報が得られるようになっている。
【0024】また、走行台25の図2中右端部上にはカ
ッター台27が設置されており、このカッター台27に
備えられた各種の径のドリル21を、加工する穴径に応
じてACCにより穴あけ工具20に付け替えることがで
きるようになっている。また、カッター台27は走行台
25と共に図2中の右端部に移動したときにカッター台
27のみが図示しない安全柵から出るようになってお
り、作業者はこの状態でカッター台27に備えられてい
るドリル21を交換することができる。
ッター台27が設置されており、このカッター台27に
備えられた各種の径のドリル21を、加工する穴径に応
じてACCにより穴あけ工具20に付け替えることがで
きるようになっている。また、カッター台27は走行台
25と共に図2中の右端部に移動したときにカッター台
27のみが図示しない安全柵から出るようになってお
り、作業者はこの状態でカッター台27に備えられてい
るドリル21を交換することができる。
【0025】そして、上記の各軸2〜9、穴あけ工具2
0及び永電磁ホルダ28の動作は、図示しないセンサか
らの角度情報やエンコーダ18,34からの位置情報等
に基づき、ロボットコントローラ29によって制御され
る。穴あけロボット1によって自動的に被加工物の所定
位置に穴をあけることができるように、ロボットプログ
ラムを作成してロボットコントローラ29にティーチン
グを行うか、又はオフラインティーチングによりロボッ
トコントローラ29でプログラムを自動作成する。ティ
ーチング方法の具体例は後述する。なお、同一の製品
(被加工物)でも多少の誤差がある場合には、ワークず
れセンサを利用して計測することによりプログラム内で
穴あけ位置を補正して穴あけ加工を行うこともできる。
0及び永電磁ホルダ28の動作は、図示しないセンサか
らの角度情報やエンコーダ18,34からの位置情報等
に基づき、ロボットコントローラ29によって制御され
る。穴あけロボット1によって自動的に被加工物の所定
位置に穴をあけることができるように、ロボットプログ
ラムを作成してロボットコントローラ29にティーチン
グを行うか、又はオフラインティーチングによりロボッ
トコントローラ29でプログラムを自動作成する。ティ
ーチング方法の具体例は後述する。なお、同一の製品
(被加工物)でも多少の誤差がある場合には、ワークず
れセンサを利用して計測することによりプログラム内で
穴あけ位置を補正して穴あけ加工を行うこともできる。
【0026】ここで図4に基づき更に、ロボットコント
ローラ29によるLMガイドアクチエータ(第7軸)
8、穴あけ工具20及び永電磁ホルダ28の制御につい
て説明する。
ローラ29によるLMガイドアクチエータ(第7軸)
8、穴あけ工具20及び永電磁ホルダ28の制御につい
て説明する。
【0027】ロボットコントローラ29へは、LMガイ
ドアクチエータ8のモータ15及びエンコーダ18は外
部7軸として接続されているため、LMガイドアクチエ
ータ8の戻り端を原点とした位置、送り速度をプログラ
ムで記述することができる。このことにより、穴あけの
深さ、速度の設定、教示作業時の操作がティーチングボ
ックスでできるなど、ロボット本体と共用化でき、ロボ
ットコントローラの高度な適応制御も大幅なハードの追
加を伴うことなく実現することができる。
ドアクチエータ8のモータ15及びエンコーダ18は外
部7軸として接続されているため、LMガイドアクチエ
ータ8の戻り端を原点とした位置、送り速度をプログラ
ムで記述することができる。このことにより、穴あけの
深さ、速度の設定、教示作業時の操作がティーチングボ
ックスでできるなど、ロボット本体と共用化でき、ロボ
ットコントローラの高度な適応制御も大幅なハードの追
加を伴うことなく実現することができる。
【0028】しかも、ドリル21の送り速度は穴あけ工
具20のモータ33の負荷電流値に応じて制御される。
即ち、図示しない電源からモータ33に供給される負荷
電流の値(ドリル21にかかる負荷に応じて増減する)
が電流計30によって検出されるようになっており、ロ
ボットコントローラ29では、この電流計30によって
検出する負荷電流値を監視し、この負荷電流値に応じて
エンコーダ18からのドリル21の位置情報に基づきド
リル21の送り速度を制御する。
具20のモータ33の負荷電流値に応じて制御される。
即ち、図示しない電源からモータ33に供給される負荷
電流の値(ドリル21にかかる負荷に応じて増減する)
が電流計30によって検出されるようになっており、ロ
ボットコントローラ29では、この電流計30によって
検出する負荷電流値を監視し、この負荷電流値に応じて
エンコーダ18からのドリル21の位置情報に基づきド
リル21の送り速度を制御する。
【0029】具体的には、本発明者の提案による特願平
8−159312号「加工ロボット装置及び連続送り速
度制御方法」に記載されている方法を応用すれば、ドリ
ル21の送り速度を負荷電流値に応じて最適な送り速度
に設定することが自動的にできるため、ドリル21の貫
通時の過負荷緩和や、ドリル21のサイズの違いによる
送り速度の設定替えや、ドリル21の磨耗による過負荷
の防止をすることができる。
8−159312号「加工ロボット装置及び連続送り速
度制御方法」に記載されている方法を応用すれば、ドリ
ル21の送り速度を負荷電流値に応じて最適な送り速度
に設定することが自動的にできるため、ドリル21の貫
通時の過負荷緩和や、ドリル21のサイズの違いによる
送り速度の設定替えや、ドリル21の磨耗による過負荷
の防止をすることができる。
【0030】例えば、目標負荷電流As(通常は定格負
荷電流とするが、ドリルが細い場合には当該ドリルを破
損させずに使用することができる電流とする)に対して
現在の負荷電流との偏差ΔAi、偏差ΔAiの変化率Δ
aiからファジー推論により送り速度の加速度ΔViを
算出し、これを積分して速度指令に変換し、この速度指
令をロボットコントローラ29に与える。
荷電流とするが、ドリルが細い場合には当該ドリルを破
損させずに使用することができる電流とする)に対して
現在の負荷電流との偏差ΔAi、偏差ΔAiの変化率Δ
aiからファジー推論により送り速度の加速度ΔViを
算出し、これを積分して速度指令に変換し、この速度指
令をロボットコントローラ29に与える。
【0031】前記ファジー推論では、偏差ΔAiと偏差
ΔAiの変化率Δaiの2入力によるルールを組み、偏
差ΔAiが大きくなるほど加速度ΔViの絶対値は大き
く、偏差ΔAiの変化率Δaiが大きいほど加速度ΔV
iの変化する度合が高くなるようにしている。そのた
め、負荷の変化が大きいほど敏感に反応し、目標負荷に
近いほど反応が安定する非線形制御を実現できる。この
制御も、LMガイドアクチエータ8のモータ15及びエ
ンコーダ18がロボットコントローラ29の外部軸とし
て接続されているため容易に実現することができる。
ΔAiの変化率Δaiの2入力によるルールを組み、偏
差ΔAiが大きくなるほど加速度ΔViの絶対値は大き
く、偏差ΔAiの変化率Δaiが大きいほど加速度ΔV
iの変化する度合が高くなるようにしている。そのた
め、負荷の変化が大きいほど敏感に反応し、目標負荷に
近いほど反応が安定する非線形制御を実現できる。この
制御も、LMガイドアクチエータ8のモータ15及びエ
ンコーダ18がロボットコントローラ29の外部軸とし
て接続されているため容易に実現することができる。
【0032】また、ロボットコントローラ29では、永
電磁ホルダ28に出力する信号をOFFにして永電磁ホ
ルダ28の磁力をONにし、また同信号をONにして永
電磁ホルダ28の磁力をOFFにする。なお、ロボット
コントローラ29から出力する信号がOFFのときに永
電磁ホルダ28の磁力がONとなるようにしたのは停電
対策のためである。
電磁ホルダ28に出力する信号をOFFにして永電磁ホ
ルダ28の磁力をONにし、また同信号をONにして永
電磁ホルダ28の磁力をOFFにする。なお、ロボット
コントローラ29から出力する信号がOFFのときに永
電磁ホルダ28の磁力がONとなるようにしたのは停電
対策のためである。
【0033】<作用・効果>従って、上記構成の穴あけ
ロボット1によれば、例えば図1に示すように載置台3
1上に載置された鋼板32を穴あけ加工する場合(な
お、被加工物としては他にも型鋼やプレス成型品等があ
る)、ロボットコントローラ29の制御によって次のよ
うに動作する。
ロボット1によれば、例えば図1に示すように載置台3
1上に載置された鋼板32を穴あけ加工する場合(な
お、被加工物としては他にも型鋼やプレス成型品等があ
る)、ロボットコントローラ29の制御によって次のよ
うに動作する。
【0034】即ち、外部走行軸9の動作を制御すること
により、この外部走行軸9によって穴あけロボット本体
を図2中の矢印P方向の所定位置に移動させる。その
後、穴あけロボット本体の各軸2〜7の動作を制御する
ことにより、まず穴あけ工具20のドリル21を鋼板3
2の穴あけ位置の上方に位置決めし、更に垂直下方へ送
る。
により、この外部走行軸9によって穴あけロボット本体
を図2中の矢印P方向の所定位置に移動させる。その
後、穴あけロボット本体の各軸2〜7の動作を制御する
ことにより、まず穴あけ工具20のドリル21を鋼板3
2の穴あけ位置の上方に位置決めし、更に垂直下方へ送
る。
【0035】支持部材19の先端に取り付けられた永電
磁ホルダ28が鋼板32の表面に達した時点で一旦送り
を停止し、ロボットコントローラ29の出力信号をOF
Fにして永電磁ホルダ28の磁力をONすることによ
り、永電磁ホルダ28を鋼板32の表面に吸着させる。
このことによってLMガイドアクチエータ8の本体11
(固定部側)が鋼板32に固定される。
磁ホルダ28が鋼板32の表面に達した時点で一旦送り
を停止し、ロボットコントローラ29の出力信号をOF
Fにして永電磁ホルダ28の磁力をONすることによ
り、永電磁ホルダ28を鋼板32の表面に吸着させる。
このことによってLMガイドアクチエータ8の本体11
(固定部側)が鋼板32に固定される。
【0036】続いて、このようにLMガイドアクチエー
タ8の本体11を鋼板32に固定した状態で、LMガイ
ドアクチエータ8により穴あけ工具20と共にドリル2
1を矢印O方向に送りつつ、ドリル21をモータ33で
回転駆動して鋼板32の穴あけ加工を行う。このときモ
ータ33の負荷電流を常時監視してドリル21の送り速
度を制御する。
タ8の本体11を鋼板32に固定した状態で、LMガイ
ドアクチエータ8により穴あけ工具20と共にドリル2
1を矢印O方向に送りつつ、ドリル21をモータ33で
回転駆動して鋼板32の穴あけ加工を行う。このときモ
ータ33の負荷電流を常時監視してドリル21の送り速
度を制御する。
【0037】従ってLMガイドアクチエータ8による鋼
板32へのドリル21の押し付け力に対して鋼板32か
ら受ける反力は、LMガイドアクチエータ8及び永電磁
ホルダ28を介して鋼板32へと伝わり、前記押し付け
力とバランスすることになる。即ちLMガイドアクチエ
ータ8は穴あけロボット本体側の駆動軸2〜7から独立
した駆動軸となる。
板32へのドリル21の押し付け力に対して鋼板32か
ら受ける反力は、LMガイドアクチエータ8及び永電磁
ホルダ28を介して鋼板32へと伝わり、前記押し付け
力とバランスすることになる。即ちLMガイドアクチエ
ータ8は穴あけロボット本体側の駆動軸2〜7から独立
した駆動軸となる。
【0038】このため、鋼板32のように硬い被加工物
であっても、ロボットアーム10が穴あけ加工時の反力
によって撓むことはなく、従って鋼板32に正確な穴あ
け加工を行うことができると共に、穴があききる瞬間に
も送り方向の大きな力がドリル21や穴あけ工具20に
作用することがないため、ドリル21の欠け等や穴あけ
工具20の損傷を招く虞もない。
であっても、ロボットアーム10が穴あけ加工時の反力
によって撓むことはなく、従って鋼板32に正確な穴あ
け加工を行うことができると共に、穴があききる瞬間に
も送り方向の大きな力がドリル21や穴あけ工具20に
作用することがないため、ドリル21の欠け等や穴あけ
工具20の損傷を招く虞もない。
【0039】なお、永電磁ホルダ28の吸着力は、垂直
方向(図1中上下方向)の力に対しては強いため上向き
の加工反力に対しては十分に耐えられる一方、水平方向
の力には弱い。しかし、穴あけ加工時に作用する水平方
向の反力は弱いためロボットアーム10によって容易に
支えることができる。
方向(図1中上下方向)の力に対しては強いため上向き
の加工反力に対しては十分に耐えられる一方、水平方向
の力には弱い。しかし、穴あけ加工時に作用する水平方
向の反力は弱いためロボットアーム10によって容易に
支えることができる。
【0040】また、本実施の形態では穴あけ工具20の
モータ33の負荷電流を常に監視しドリル21の送り速
度を連続的に変化させて穴あけ加工を行うため、穴あけ
工具20の最適能力で穴あけ加工を行うことができ、鋼
板32のように硬い被加工物であってもドリル21に作
用する反力が小さくなることからドリル21の寿命を長
くすることもできる。
モータ33の負荷電流を常に監視しドリル21の送り速
度を連続的に変化させて穴あけ加工を行うため、穴あけ
工具20の最適能力で穴あけ加工を行うことができ、鋼
板32のように硬い被加工物であってもドリル21に作
用する反力が小さくなることからドリル21の寿命を長
くすることもできる。
【0041】また、LMガイドアクチエータ8を穴あけ
ロボット1の外部軸としてロボットコントローラ29に
接続することでロボット本体と同じ操作性をもたせ、テ
ィーチングボックスで操作することができ、プログラム
により動作を記述することができ、適応制御も応用する
ことができるなどの機能向上を大幅なハードウエアの改
造を伴わずに実現できる。
ロボット1の外部軸としてロボットコントローラ29に
接続することでロボット本体と同じ操作性をもたせ、テ
ィーチングボックスで操作することができ、プログラム
により動作を記述することができ、適応制御も応用する
ことができるなどの機能向上を大幅なハードウエアの改
造を伴わずに実現できる。
【0042】更に、LMガイドアクチエータ8によるド
リル21の送り位置(送り深さ)や送り速度をプログラ
ムのロボット動作命令で記述できるため、汎用のオフラ
インプログラムシステムに特別なソフトウエアの改良を
伴わなくても外部軸を含めた制御が可能であれば適用す
ることができ、CADデータ等からの穴あけ位置データ
をティーチングレスで利用して効率を上げることが可能
となる。
リル21の送り位置(送り深さ)や送り速度をプログラ
ムのロボット動作命令で記述できるため、汎用のオフラ
インプログラムシステムに特別なソフトウエアの改良を
伴わなくても外部軸を含めた制御が可能であれば適用す
ることができ、CADデータ等からの穴あけ位置データ
をティーチングレスで利用して効率を上げることが可能
となる。
【0043】また、本実施の形態ではロボットコントロ
ーラ29の制御によってドリル21を穴あけ位置に自動
的に位置決めするため、従来のような人手で図面から製
品(被加工物)に穴あけ位置を印したり、多数の同一製
品を連続して穴あけ加工する場合には穴あけ位置を印し
たテンプレートを製品に取り付けたりして、ボール盤や
ハンドドリル等で穴あけ加工を行う方法に比べて、手間
がかからず効率よく穴あけ作業を行うことができる。
ーラ29の制御によってドリル21を穴あけ位置に自動
的に位置決めするため、従来のような人手で図面から製
品(被加工物)に穴あけ位置を印したり、多数の同一製
品を連続して穴あけ加工する場合には穴あけ位置を印し
たテンプレートを製品に取り付けたりして、ボール盤や
ハンドドリル等で穴あけ加工を行う方法に比べて、手間
がかからず効率よく穴あけ作業を行うことができる。
【0044】また、穴の径に応じてドリルを交換する場
合、従来はATCによって穴あけ工具全体を交換してい
たため、5種類の異なる径の穴をあける程度であれば対
応できるが、例えば穴の径が20種類、30種類となっ
たときにはツール台の上に載せておける工具数にも限り
があることから作業効率が悪くてコストがかかり過ぎ
る。これに対して、本実施の形態では穴あけ工具20の
本体はそのままとし、ACCによってドリル21のみを
交換するため、カッター台27に多数のドリル21を備
えて置くことができ、効率よく作業を行うことができ
る。
合、従来はATCによって穴あけ工具全体を交換してい
たため、5種類の異なる径の穴をあける程度であれば対
応できるが、例えば穴の径が20種類、30種類となっ
たときにはツール台の上に載せておける工具数にも限り
があることから作業効率が悪くてコストがかかり過ぎ
る。これに対して、本実施の形態では穴あけ工具20の
本体はそのままとし、ACCによってドリル21のみを
交換するため、カッター台27に多数のドリル21を備
えて置くことができ、効率よく作業を行うことができ
る。
【0045】また、本実施の形態では外部走行軸9によ
って穴あけロボット本体を直線的移動させることができ
るため、製品が大きい場合にも、ハンドドリルをもって
人が移動したり、ローラコンベアに製品を載せて製品を
動かしたりして穴あけ加工を行っていた従来の方法に比
べて、容易に対応することができる。
って穴あけロボット本体を直線的移動させることができ
るため、製品が大きい場合にも、ハンドドリルをもって
人が移動したり、ローラコンベアに製品を載せて製品を
動かしたりして穴あけ加工を行っていた従来の方法に比
べて、容易に対応することができる。
【0046】しかも従来のATCによる自動交換ではツ
ール台を走行台25の上に置くことができなかったが、
本実施の形態では走行台25の上にカッター台27を設
置しているため、ドリル21を交換する際にカッター台
27までの移動時間を短縮(サイクルタイムを短縮)す
ることができる。更には、ドリル21を交換する際には
穴あけロボット本体を図2中の右端まで移動させてカッ
ター台27のみを安全柵から出すことにより、作業者は
安全にカッター台27に備えたドリル21の交換を行う
ことができる。
ール台を走行台25の上に置くことができなかったが、
本実施の形態では走行台25の上にカッター台27を設
置しているため、ドリル21を交換する際にカッター台
27までの移動時間を短縮(サイクルタイムを短縮)す
ることができる。更には、ドリル21を交換する際には
穴あけロボット本体を図2中の右端まで移動させてカッ
ター台27のみを安全柵から出すことにより、作業者は
安全にカッター台27に備えたドリル21の交換を行う
ことができる。
【0047】なお、上記ではLMガイドアクチエータ8
の本体11を永電磁ホルダ28によって鋼板32に吸着
固定しているが、必ずしもこれに限定するものではな
く、載置台31の材質が鉄等であれば、この載置台31
に永電磁ホルダ28によってLMガイドアクチエータ8
の本体11を吸着固定するようにしてもよい。この場合
には、LMガイドアクチエータ8による鋼板32へのド
リル21の押し付け力に対して鋼板32から受ける反力
は、LMガイドアクチエータ8、永電磁ホルダ28及び
載置台31を介して鋼板32へと伝わり、前記押し付け
力とバランスすることになる。
の本体11を永電磁ホルダ28によって鋼板32に吸着
固定しているが、必ずしもこれに限定するものではな
く、載置台31の材質が鉄等であれば、この載置台31
に永電磁ホルダ28によってLMガイドアクチエータ8
の本体11を吸着固定するようにしてもよい。この場合
には、LMガイドアクチエータ8による鋼板32へのド
リル21の押し付け力に対して鋼板32から受ける反力
は、LMガイドアクチエータ8、永電磁ホルダ28及び
載置台31を介して鋼板32へと伝わり、前記押し付け
力とバランスすることになる。
【0048】また、上記では鋼板32にLMガイドアク
チエータ8の本体11側を吸着固定するために永電磁ホ
ルダ28を用いているが、これに限定するものではな
く、他の吸着装置(例えば吸盤を備えた吸着装置等)で
あってもよい。つまり、LMガイドアクチエータ8の本
体11側を鋼板32等の被加工物や被加工物の載置台に
固定することができるような固定装置であればよい。従
って本発明は、永電磁ホルダ28を用いる場合には被加
工物又は被加工物の載置台が磁力によって吸着可能な材
質である場合に限られるが、他の固定装置を用いること
により被加工物又は被加工物の載置台の材質に係わらず
(例えばFRP製品(浴槽等)等)広く適用することが
できる。
チエータ8の本体11側を吸着固定するために永電磁ホ
ルダ28を用いているが、これに限定するものではな
く、他の吸着装置(例えば吸盤を備えた吸着装置等)で
あってもよい。つまり、LMガイドアクチエータ8の本
体11側を鋼板32等の被加工物や被加工物の載置台に
固定することができるような固定装置であればよい。従
って本発明は、永電磁ホルダ28を用いる場合には被加
工物又は被加工物の載置台が磁力によって吸着可能な材
質である場合に限られるが、他の固定装置を用いること
により被加工物又は被加工物の載置台の材質に係わらず
(例えばFRP製品(浴槽等)等)広く適用することが
できる。
【0049】なお、ここで本穴あけロボット1のティー
チング方法の具体的な一例を図5及び図6に基づいて説
明する。図5は本発明の実施の形態に係る穴あけロボッ
トシステムの具体的な一例を示すシステム構成図、図6
は穴あけ工具送りユニットの送り速度設定例を示す説明
図である。図5中、図1〜図4に示す構成に相当する部
分には同一の符号を付している。
チング方法の具体的な一例を図5及び図6に基づいて説
明する。図5は本発明の実施の形態に係る穴あけロボッ
トシステムの具体的な一例を示すシステム構成図、図6
は穴あけ工具送りユニットの送り速度設定例を示す説明
図である。図5中、図1〜図4に示す構成に相当する部
分には同一の符号を付している。
【0050】まず、図5に示す穴あけロボットシステム
の構成について説明する。本システムにおける穴あけ工
具20の送り速度制御は、ドリル21にかかる負荷が常
時最適な負荷となるように穴あけ工具20の送り速度を
負荷に追従させるため、上記のように目標負荷電流と現
在の負荷電流との偏差とこの偏差の変化率とを常時監視
し、その変化に応じてファジー推論により加速度を演算
し、これを積分して速度指令とし、この速度指令をロボ
ットコントローラ29に与え、穴あけ工具20の送り速
度がこの指令速度になるようにロボットコントローラ2
9によって制御することにより、負荷を自動的に調整す
るというものである。
の構成について説明する。本システムにおける穴あけ工
具20の送り速度制御は、ドリル21にかかる負荷が常
時最適な負荷となるように穴あけ工具20の送り速度を
負荷に追従させるため、上記のように目標負荷電流と現
在の負荷電流との偏差とこの偏差の変化率とを常時監視
し、その変化に応じてファジー推論により加速度を演算
し、これを積分して速度指令とし、この速度指令をロボ
ットコントローラ29に与え、穴あけ工具20の送り速
度がこの指令速度になるようにロボットコントローラ2
9によって制御することにより、負荷を自動的に調整す
るというものである。
【0051】詳述すると、本システムでは穴あけ工具と
して電動工具を使用しており、穴あけ工具20のドリル
駆動モータ33は電源であるインバータ41に接続され
ており、このインバータ41によって駆動される。図中
の30は負荷トランスジューサであり、本システムでは
電流変換器を使用し、穴あけ工具20への入力電流(負
荷電流)を計測してこの負荷電流に比例した電圧を連続
送り速度制御ユニット40へ出力する。この連続送り速
度制御ユニット40はCPUや各種入出力機器等をデー
タバスで接続した構成となっており、次のような機能を
有している。
して電動工具を使用しており、穴あけ工具20のドリル
駆動モータ33は電源であるインバータ41に接続され
ており、このインバータ41によって駆動される。図中
の30は負荷トランスジューサであり、本システムでは
電流変換器を使用し、穴あけ工具20への入力電流(負
荷電流)を計測してこの負荷電流に比例した電圧を連続
送り速度制御ユニット40へ出力する。この連続送り速
度制御ユニット40はCPUや各種入出力機器等をデー
タバスで接続した構成となっており、次のような機能を
有している。
【0052】即ち、CPU40−1では、各種接続機器
の制御と信号の演算処理とを行う。ファジー演算CPU
40−2では、与えられた入力に対して上記のようなフ
ァジー推論を行う。アナログ信号デジタル変換器40−
3では、アナログ信号(負荷トランスジューサ30の出
力電圧)をデジタル化する。デジタル信号アナログ変換
器40−4では、デジタル演算された送り速度指令を電
圧信号(アナログ信号)に変換してロボットコントロー
ラ29に出力する。デジタル出力器40−5では、ロボ
ットコントローラ29及びインバータ41に動作状態信
号(ロボット停止、穴あけ工具異常、インバータ運転)
を出力する。デジタル入力器40−6では、ロボットコ
ントローラ29からの動作指令(穴あけ工具起動、制御
ON/OFF、送り速度減速指令)を受ける。
の制御と信号の演算処理とを行う。ファジー演算CPU
40−2では、与えられた入力に対して上記のようなフ
ァジー推論を行う。アナログ信号デジタル変換器40−
3では、アナログ信号(負荷トランスジューサ30の出
力電圧)をデジタル化する。デジタル信号アナログ変換
器40−4では、デジタル演算された送り速度指令を電
圧信号(アナログ信号)に変換してロボットコントロー
ラ29に出力する。デジタル出力器40−5では、ロボ
ットコントローラ29及びインバータ41に動作状態信
号(ロボット停止、穴あけ工具異常、インバータ運転)
を出力する。デジタル入力器40−6では、ロボットコ
ントローラ29からの動作指令(穴あけ工具起動、制御
ON/OFF、送り速度減速指令)を受ける。
【0053】ロボットコントローラ29はCPUや各種
入出力機器やサーボドライバ等をデータバスで接続した
構成となっており、次のような機能を有している。
入出力機器やサーボドライバ等をデータバスで接続した
構成となっており、次のような機能を有している。
【0054】即ち、管理CPU29−1では、穴あけロ
ボット1を任意の位置に動かすインチング動作や教示操
作(マンマシンインターフェース)、教示データの記
憶、再生を行う機能を持つ。データメモリ29−2で
は、教示データや制御パラメータを記憶する。制御CP
U29−3では、管理CPU29−1より与えられる教
示データに基づいロボットの各軸(第1〜第8軸)を制
御する。位置検出インターフェース29−4では、ロボ
ットの各軸(第1〜第8軸)に取り付けらているアブソ
リュート(ABS)エンコーダからのパルス信号を入力
し、これらを制御CPU29−3に与える。この位置検
出インターフェース29−4では、基本6軸分とオプシ
ョンで追加できる外部3軸分との合計9軸分のパルス信
号を入力することができるが、ここでは外部軸分として
工具送りユニットであるLMガイドアクチエータ8と外
部走行軸9のエンコーダ18,34からの2軸分のパル
ス信号を入力するようになっている。
ボット1を任意の位置に動かすインチング動作や教示操
作(マンマシンインターフェース)、教示データの記
憶、再生を行う機能を持つ。データメモリ29−2で
は、教示データや制御パラメータを記憶する。制御CP
U29−3では、管理CPU29−1より与えられる教
示データに基づいロボットの各軸(第1〜第8軸)を制
御する。位置検出インターフェース29−4では、ロボ
ットの各軸(第1〜第8軸)に取り付けらているアブソ
リュート(ABS)エンコーダからのパルス信号を入力
し、これらを制御CPU29−3に与える。この位置検
出インターフェース29−4では、基本6軸分とオプシ
ョンで追加できる外部3軸分との合計9軸分のパルス信
号を入力することができるが、ここでは外部軸分として
工具送りユニットであるLMガイドアクチエータ8と外
部走行軸9のエンコーダ18,34からの2軸分のパル
ス信号を入力するようになっている。
【0055】サーボインターフェース29−5では、制
御CPU29−3からの各軸動作角度指令等を、サーボ
ドライバ29−6,29−10に与えるパルスデータに
変換する。このサーボインターフェース29−5では、
基本6軸分とオプションで追加できる外部3軸分の合計
9軸分の出力ができる。基本6軸用のサーボドライバ2
9−6では、サーボインターフェース29−5からのパ
ルスデータに基づいてロボット本体の第1〜第6軸2〜
7の各モータを駆動する。外部軸用のサーボドライバ2
9−10では、サーボインターフェース29−5からの
パルスデータに基づいてLMガイドアクチエータ8のモ
ータ15と外部走行軸9のモータ23とを駆動する。
御CPU29−3からの各軸動作角度指令等を、サーボ
ドライバ29−6,29−10に与えるパルスデータに
変換する。このサーボインターフェース29−5では、
基本6軸分とオプションで追加できる外部3軸分の合計
9軸分の出力ができる。基本6軸用のサーボドライバ2
9−6では、サーボインターフェース29−5からのパ
ルスデータに基づいてロボット本体の第1〜第6軸2〜
7の各モータを駆動する。外部軸用のサーボドライバ2
9−10では、サーボインターフェース29−5からの
パルスデータに基づいてLMガイドアクチエータ8のモ
ータ15と外部走行軸9のモータ23とを駆動する。
【0056】デジタル入力器29−7では、連続送り速
度制御ユニット40のデジタル出力器40−5から動作
状態信号(ロボット停止、穴あけ工具異常)を入力す
る。デジタル出力器29−8では、連続送り速度制御ユ
ニット40のデジタル入力器40−6へ動作指令(穴あ
け工具起動、制御ON/OFF、送り速度減速指令)を
出力する。アナログ信号デジタル変換器29−9では、
連続送り速度制御ユニット40のデジタル信号アナログ
変換器40−4から出力された送り速度指令(アナログ
信号)をデジタル信号に変換する。また、これらのデジ
タル入力器29−7、デジタル出力器29−8及びアナ
ログ信号デジタル変換器29−9では、ティーチングボ
ックス42との信号の送受信も行う。
度制御ユニット40のデジタル出力器40−5から動作
状態信号(ロボット停止、穴あけ工具異常)を入力す
る。デジタル出力器29−8では、連続送り速度制御ユ
ニット40のデジタル入力器40−6へ動作指令(穴あ
け工具起動、制御ON/OFF、送り速度減速指令)を
出力する。アナログ信号デジタル変換器29−9では、
連続送り速度制御ユニット40のデジタル信号アナログ
変換器40−4から出力された送り速度指令(アナログ
信号)をデジタル信号に変換する。また、これらのデジ
タル入力器29−7、デジタル出力器29−8及びアナ
ログ信号デジタル変換器29−9では、ティーチングボ
ックス42との信号の送受信も行う。
【0057】ここで使用しているロボットコントローラ
29は一般のティーチングプレイバックタイプである
が、そのI/Oインターフェースにアナログ信号デジタ
ル変換器29−9を追加することができ、電圧信号を0
V〜フルスケールに対し0〜100%の内部データに変
換して扱うことができる。また、データメモリ29−2
に記憶されている教示データは、ロボット本体の座標位
置データ(制御点の座標と方向を示すベクトル)と外部
軸の位置データ(LMガイドアクチエータ8、外部走行
軸9共に戻り端を原点とした距離)がセットされる。
29は一般のティーチングプレイバックタイプである
が、そのI/Oインターフェースにアナログ信号デジタ
ル変換器29−9を追加することができ、電圧信号を0
V〜フルスケールに対し0〜100%の内部データに変
換して扱うことができる。また、データメモリ29−2
に記憶されている教示データは、ロボット本体の座標位
置データ(制御点の座標と方向を示すベクトル)と外部
軸の位置データ(LMガイドアクチエータ8、外部走行
軸9共に戻り端を原点とした距離)がセットされる。
【0058】本システムの教示手順を下記に示す。
【0059】 ティーチングボックス42のインチン
グキーで、ロボット本体の第1〜第6軸2〜7及び外部
走行軸9を操作し、被加工物である鋼板の穴をあける位
置の上方までドリル21を移動し教示すると、このとき
のドリル21の先端の位置座標及び向きと、LMガイド
アクチエータ8及び外部走行軸9の位置が記憶される。
このときドリル21は、LMガイドアクチエータ8の戻
り端に移動させておく。
グキーで、ロボット本体の第1〜第6軸2〜7及び外部
走行軸9を操作し、被加工物である鋼板の穴をあける位
置の上方までドリル21を移動し教示すると、このとき
のドリル21の先端の位置座標及び向きと、LMガイド
アクチエータ8及び外部走行軸9の位置が記憶される。
このときドリル21は、LMガイドアクチエータ8の戻
り端に移動させておく。
【0060】 ロボットアームを下方に送り、支持部
材19の先端に取り付けた永電磁ホルダ28が鋼板の表
面に達した時点で送りを停止させ、この位置を教示す
る。この位置で永電磁ホルダ28の磁力をONさせるD
/O出力命令を追加し、鋼板に固定させる。
材19の先端に取り付けた永電磁ホルダ28が鋼板の表
面に達した時点で送りを停止させ、この位置を教示す
る。この位置で永電磁ホルダ28の磁力をONさせるD
/O出力命令を追加し、鋼板に固定させる。
【0061】 ロボットからドリル駆動モータ33の
回転信号が出力されるように、D/O命令を追加する
(但し、教示時はONしない)。ロボット本体の第1〜
第6軸及び外部走行軸9は動かさずに、LMガイドアク
チエータ8のみをティーチングボックス42のインチン
グキーで操作してドリル21を送り、ドリル21が鋼板
に当たる直前の位置を教示する。ここまでのドリル駆動
モータ33は無負荷状態であるため、実際の加工速度の
数倍の数値を設定できる。なお、この設定はロボットの
移動速度の指定と同じ方法で行う。図6にその一例を示
す。
回転信号が出力されるように、D/O命令を追加する
(但し、教示時はONしない)。ロボット本体の第1〜
第6軸及び外部走行軸9は動かさずに、LMガイドアク
チエータ8のみをティーチングボックス42のインチン
グキーで操作してドリル21を送り、ドリル21が鋼板
に当たる直前の位置を教示する。ここまでのドリル駆動
モータ33は無負荷状態であるため、実際の加工速度の
数倍の数値を設定できる。なお、この設定はロボットの
移動速度の指定と同じ方法で行う。図6にその一例を示
す。
【0062】 更にLMガイドアクチエータ8をイン
チング操作してドリル21を送り、穴があききる位置を
教示する。このときの送り速度は加工に適した速度(例
えば0.5%:5mm/sec)を指定する。本システ
ムでは連続送り速度制御を行うので、送り速度が速過ぎ
る場合には自動的に調整を行うため、ある程度速めに送
り速度を設定する。LMガイドアクチエータ8は外部軸
として扱われるので、ストローク内の任意の位置までの
送りを指定できるため、穴あけ後の無駄送りがない。
チング操作してドリル21を送り、穴があききる位置を
教示する。このときの送り速度は加工に適した速度(例
えば0.5%:5mm/sec)を指定する。本システ
ムでは連続送り速度制御を行うので、送り速度が速過ぎ
る場合には自動的に調整を行うため、ある程度速めに送
り速度を設定する。LMガイドアクチエータ8は外部軸
として扱われるので、ストローク内の任意の位置までの
送りを指定できるため、穴あけ後の無駄送りがない。
【0063】 ドリル21を上記での教示位置まで
戻し、この位置を教示する。このときには既に穴が開い
ているはずなので送り速度の2〜3倍の速度を指定す
る。
戻し、この位置を教示する。このときには既に穴が開い
ているはずなので送り速度の2〜3倍の速度を指定す
る。
【0064】 ロボットからドリル駆動モータ33の
回転信号が切れるように、D/O命令を追加する。更
に、次の移動に備え、LMガイドアクチエータ8を操作
してドリル21を戻り端に移動する。
回転信号が切れるように、D/O命令を追加する。更
に、次の移動に備え、LMガイドアクチエータ8を操作
してドリル21を戻り端に移動する。
【0065】 次の穴あけ位置に移動するように、ロ
ボットの動作命令を追加する。
ボットの動作命令を追加する。
【0066】以上の手順を繰り返して教示を行う。LM
ガイドアクチエータ8の動作命令や教示時の操作も全て
ロボット本体と同じ手順で行うことができる。
ガイドアクチエータ8の動作命令や教示時の操作も全て
ロボット本体と同じ手順で行うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1発明の穴あけロボットによれば、
被加工物を穴あけ加工する際には、固定装置によって送
り装置の固定部側を被加工物又は被加工物の載置台に固
定し、この状態で送り装置により穴あけ工具と共にドリ
ルを送りつつ、このドリルを回転駆動して被加工物の穴
あけ加工を行うため、このときに送り装置による被加工
物へのドリルの押し付け力に対して被加工物から受ける
反力は、送り装置及び固定装置介して又は送り装置、固
定装置及び載置台を介して被加工物へと伝わり、前記押
し付け力とバランスすることになる。即ち送り装置はロ
ボット本体側の駆動軸から独立した駆動軸となる。
説明したように、第1発明の穴あけロボットによれば、
被加工物を穴あけ加工する際には、固定装置によって送
り装置の固定部側を被加工物又は被加工物の載置台に固
定し、この状態で送り装置により穴あけ工具と共にドリ
ルを送りつつ、このドリルを回転駆動して被加工物の穴
あけ加工を行うため、このときに送り装置による被加工
物へのドリルの押し付け力に対して被加工物から受ける
反力は、送り装置及び固定装置介して又は送り装置、固
定装置及び載置台を介して被加工物へと伝わり、前記押
し付け力とバランスすることになる。即ち送り装置はロ
ボット本体側の駆動軸から独立した駆動軸となる。
【0068】このため、ロボットアームが穴あけ加工時
の反力によって撓むことはなく、従って正確な穴あけ加
工を行うことができると共に、穴があききる瞬間にも送
り方向の大きな力がドリルや穴あけ工具に作用すること
がないため、ドリルの欠け等や穴あけ工具の損傷を招く
虞もない。
の反力によって撓むことはなく、従って正確な穴あけ加
工を行うことができると共に、穴があききる瞬間にも送
り方向の大きな力がドリルや穴あけ工具に作用すること
がないため、ドリルの欠け等や穴あけ工具の損傷を招く
虞もない。
【0069】また、第2発明の穴あけロボットによれ
ば、穴あけ工具の送り装置を穴あけロボットの外部軸と
してロボットコントローラに接続することでロボット本
体と同じ操作性をもたせ、ティーチングボックスで操作
することができ、プログラムにより動作を記述すること
ができ、適応制御も応用することができるなどの機能向
上を大幅なハードウエアの改造を伴わずに実現できる。
ば、穴あけ工具の送り装置を穴あけロボットの外部軸と
してロボットコントローラに接続することでロボット本
体と同じ操作性をもたせ、ティーチングボックスで操作
することができ、プログラムにより動作を記述すること
ができ、適応制御も応用することができるなどの機能向
上を大幅なハードウエアの改造を伴わずに実現できる。
【0070】更に、送り装置によるドリルの送り位置
(送り深さ)や送り速度をプログラムのロボット動作命
令で記述できるため、汎用のオフラインプログラムシス
テムに特別なソフトウエアの改良を伴わなくても外部軸
を含めた制御が可能であれば適用することができ、CA
Dデータ等からの穴あけ位置データをティーチングレス
で利用して効率を上げることが可能となる。
(送り深さ)や送り速度をプログラムのロボット動作命
令で記述できるため、汎用のオフラインプログラムシス
テムに特別なソフトウエアの改良を伴わなくても外部軸
を含めた制御が可能であれば適用することができ、CA
Dデータ等からの穴あけ位置データをティーチングレス
で利用して効率を上げることが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係る穴あけロボットの構
成を示す側面図(図2のA方向矢視図)である。
成を示す側面図(図2のA方向矢視図)である。
【図2】前記穴あけロボットの構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】前記穴あけロボットに装着したLMガイドアク
チエータの構成を一部破断して示す斜視図である。
チエータの構成を一部破断して示す斜視図である。
【図4】前記穴あけロボットのロボットコントローラに
よる制御内容の要部を示すブロック図である。
よる制御内容の要部を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る穴あけロボットシス
テムの具体的な一例を示すシステム構成図である。
テムの具体的な一例を示すシステム構成図である。
【図6】穴あけ工具送りユニットの送り速度設定例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】従来の穴あけロボットの構成を示す側面図であ
る。
る。
1 穴あけロボット 8 LMガイドアクチエータ 10 アーム 11 LMガイドアクチエータ本体 12 モータブラケット 13 支持プレート 14 ボールねじ 15 モータ 17a,17b アウタレール 20 穴あけ工具 21 ドリル 28 永電磁ホルダ 29 ロボットコントローラ 31 載置台 32 鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 正純 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 奥 幸之介 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 アーム先端部に備えたドリルを被加工物
の穴あけ位置に位置決めし、前記ドリルで前記被加工物
を穴あけ加工する穴あけロボットであって、 前記アーム先端部に設けた送り装置と、 この送り装置の可動部側に設け、同送り装置によって前
記被加工物の方向に送られると共に、先端部に装着した
前記ドリルを回転駆動して前記被加工物を穴あけ加工す
る穴あけ工具と、 前記送り装置の固定部側に設け、前記穴あけ工具によっ
て前記被加工物を穴あけ加工する際に、前記送り装置の
固定部側を前記被加工物又は前記被加工物の載置台に固
定する固定装置とを備えたことを特徴とする穴あけロボ
ット。 - 【請求項2】 請求項1に記載する穴あけロボットにお
いて、 前記送り装置は穴あけロボットの外部軸としてロボット
コントローラに接続されていることを特徴とする穴あけ
ロボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415398A JPH11221707A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 穴あけロボット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415398A JPH11221707A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 穴あけロボット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11221707A true JPH11221707A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12130407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415398A Pending JPH11221707A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 穴あけロボット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11221707A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001054889A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-02-27 | Denso Corp | 組立用垂直多関節型ロボット |
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| JP2001277066A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Toyoda Mach Works Ltd | ロボットを用いた加工装置 |
| JP2002049408A (ja) * | 2000-06-06 | 2002-02-15 | Honda Motor Co Ltd | 姿勢制御のためのファジイ制御システム |
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| DE102015009872A1 (de) | 2014-08-05 | 2016-02-25 | Fanuc Corporation | Steuervorrichtung für Roboter, der seine Arbeit durch Drücken eines Werkzeugs gegen ein Werkstück ausführt |
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-
1998
- 1998-02-05 JP JP2415398A patent/JPH11221707A/ja active Pending
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