JPH1122188A - 合成樹脂製コンクリート型枠 - Google Patents
合成樹脂製コンクリート型枠Info
- Publication number
- JPH1122188A JPH1122188A JP19783097A JP19783097A JPH1122188A JP H1122188 A JPH1122188 A JP H1122188A JP 19783097 A JP19783097 A JP 19783097A JP 19783097 A JP19783097 A JP 19783097A JP H1122188 A JPH1122188 A JP H1122188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- surface portion
- synthetic resin
- ribs
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂補強材を混入することなく、また、軽量
化を図りつつ剛性が確保された合成樹脂製コンクリート
型枠を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂製コンクリート型枠2は薄肉で
矩形の板状に形成され、合成樹脂製コンクリート型枠2
は、第1面部4、第2面部6、端面部8、リブ10など
を備える。第1面部4と第2面部6の各外面がコンクリ
ート打設面402,602となる。リブ10は第1面部
4の裏面から膨出形成され、リブ10は、コンクリート
打設時にコンクリート打設面402,602が受ける荷
重を、コンクリート打設面402、602の極めて小さ
い領域毎にそれぞれリブ10を介して反対側のコンクリ
ート打設面602,402箇所へ伝達できるように、第
1面部4と第2面部6の全領域にわたり均一の配置形状
でかつ均一の断面形状で配置されている。
化を図りつつ剛性が確保された合成樹脂製コンクリート
型枠を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂製コンクリート型枠2は薄肉で
矩形の板状に形成され、合成樹脂製コンクリート型枠2
は、第1面部4、第2面部6、端面部8、リブ10など
を備える。第1面部4と第2面部6の各外面がコンクリ
ート打設面402,602となる。リブ10は第1面部
4の裏面から膨出形成され、リブ10は、コンクリート
打設時にコンクリート打設面402,602が受ける荷
重を、コンクリート打設面402、602の極めて小さ
い領域毎にそれぞれリブ10を介して反対側のコンクリ
ート打設面602,402箇所へ伝達できるように、第
1面部4と第2面部6の全領域にわたり均一の配置形状
でかつ均一の断面形状で配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、土木工事な
どに用いられる合成樹脂製コンクリート型枠に関する。
どに用いられる合成樹脂製コンクリート型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物を構築する際、コン
クリート打設時にコンクリート型枠が用いられ、この種
のコンクリート型枠として、一般に、南洋材合板が使用
されてきた。そして近年、地球環境保護の立場から南洋
材合板の代替型枠として、リサイクル可能な合成樹脂を
用いたコンクリート型枠が使用され始めている。この場
合、合成樹脂を用いたコンクリート型枠では、型枠の剛
性を確保するためガラス繊維や炭酸カルシウム等の樹脂
補強材を混入して使用している。
クリート打設時にコンクリート型枠が用いられ、この種
のコンクリート型枠として、一般に、南洋材合板が使用
されてきた。そして近年、地球環境保護の立場から南洋
材合板の代替型枠として、リサイクル可能な合成樹脂を
用いたコンクリート型枠が使用され始めている。この場
合、合成樹脂を用いたコンクリート型枠では、型枠の剛
性を確保するためガラス繊維や炭酸カルシウム等の樹脂
補強材を混入して使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂補
強材を混入したコンクリート型枠では、コンクリート施
工の際、骨材などにより表面の樹脂が摩耗することによ
り樹脂補強材が打設側の表面に露出してくる。そして、
それらにはやがてコンクリートが付着するようになり、
型枠の重量が増しコンクリート表面の仕上がりに大きな
えぐれなどの悪影響をもたらす結果となる。本発明は前
記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的
は、樹脂補強材を混入することなく、また、軽量化を図
りつつ剛性が確保された合成樹脂製コンクリート型枠を
提供することにある。
強材を混入したコンクリート型枠では、コンクリート施
工の際、骨材などにより表面の樹脂が摩耗することによ
り樹脂補強材が打設側の表面に露出してくる。そして、
それらにはやがてコンクリートが付着するようになり、
型枠の重量が増しコンクリート表面の仕上がりに大きな
えぐれなどの悪影響をもたらす結果となる。本発明は前
記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的
は、樹脂補強材を混入することなく、また、軽量化を図
りつつ剛性が確保された合成樹脂製コンクリート型枠を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、薄肉で矩形の板状を呈する合成樹脂製型枠で
あって、互いに近接しかつ平行に配置された第1面部及
び第2面部と、前記第1面部と第2面部の互いに対向す
る辺間を接続する端面部と、前記第1面部と第2面部間
を接続する多数のリブとを備え、前記リブが設けられた
側とは反対側の面をなす第1面部と第2面部の外面は共
にコンクリート打設面に形成され、前記多数のリブは、
コンクリート打設時にコンクリート打設面が受ける荷重
を、コンクリート打設面の極めて小さい領域毎にそれぞ
れリブを介して反対側のコンクリート打設面箇所へ伝達
できるように、第1面部と第2面部の全領域にわたり均
一の配置形状でかつ均一の断面形状で配置されているこ
とを特徴とする。
本発明は、薄肉で矩形の板状を呈する合成樹脂製型枠で
あって、互いに近接しかつ平行に配置された第1面部及
び第2面部と、前記第1面部と第2面部の互いに対向す
る辺間を接続する端面部と、前記第1面部と第2面部間
を接続する多数のリブとを備え、前記リブが設けられた
側とは反対側の面をなす第1面部と第2面部の外面は共
にコンクリート打設面に形成され、前記多数のリブは、
コンクリート打設時にコンクリート打設面が受ける荷重
を、コンクリート打設面の極めて小さい領域毎にそれぞ
れリブを介して反対側のコンクリート打設面箇所へ伝達
できるように、第1面部と第2面部の全領域にわたり均
一の配置形状でかつ均一の断面形状で配置されているこ
とを特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記多数のリブは相互に
連続して形成されていることを特徴とする。また、本発
明は、前記多数のリブは相互に連続して形成されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記第1面部と端
面部と多数のリブは一体に形成され、この一体に形成さ
れた部材に前記第2面部が接合されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記合成樹脂製コンクリート型
枠は透明性を有する合成樹脂から形成され、合成樹脂製
コンクリート型枠が組み立てられた状態で作業環境が明
るくなる程度の光透過性を有していることを特徴とす
る。また、本発明は、前記合成樹脂製コンクリート型枠
は熱可塑性樹脂により形成されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記第1面部と第2面部と端面部
と多数のリブは全て同じ材料で形成されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記合成樹脂製コンクリー
ト型枠は光透過性を有する合成樹脂から形成され、前記
第1面部と第2面部の間にセパレーター挿通用の凹部が
複数設けられると共に、これらの各凹部の周囲をそれぞ
れ囲むように補強リブが設けられ、前記凹部はコンクリ
ート打設面側から視認可能であることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記コンクリート打設面の極めて小さい
領域が、合成樹脂製コンクリート型枠の厚みを一辺とす
る矩形の領域の面積に近い値となるように設定されてい
ることを特徴とする。また、本発明は、前記第1面部の
コンクリート打設面と第2面部のコンクリート打設面
は、コンクリート仕上がり面が異なるように、その表面
の形状が異なっていることを特徴とする。
連続して形成されていることを特徴とする。また、本発
明は、前記多数のリブは相互に連続して形成されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記第1面部と端
面部と多数のリブは一体に形成され、この一体に形成さ
れた部材に前記第2面部が接合されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記合成樹脂製コンクリート型
枠は透明性を有する合成樹脂から形成され、合成樹脂製
コンクリート型枠が組み立てられた状態で作業環境が明
るくなる程度の光透過性を有していることを特徴とす
る。また、本発明は、前記合成樹脂製コンクリート型枠
は熱可塑性樹脂により形成されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記第1面部と第2面部と端面部
と多数のリブは全て同じ材料で形成されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記合成樹脂製コンクリー
ト型枠は光透過性を有する合成樹脂から形成され、前記
第1面部と第2面部の間にセパレーター挿通用の凹部が
複数設けられると共に、これらの各凹部の周囲をそれぞ
れ囲むように補強リブが設けられ、前記凹部はコンクリ
ート打設面側から視認可能であることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記コンクリート打設面の極めて小さい
領域が、合成樹脂製コンクリート型枠の厚みを一辺とす
る矩形の領域の面積に近い値となるように設定されてい
ることを特徴とする。また、本発明は、前記第1面部の
コンクリート打設面と第2面部のコンクリート打設面
は、コンクリート仕上がり面が異なるように、その表面
の形状が異なっていることを特徴とする。
【0006】本発明の合成樹脂製コンクリート型枠によ
れば、コンクリート打設時にコンクリート打設面が受け
る荷重を、コンクリート打設面において広い範囲毎に受
けてその荷重をリブに伝達するのではなく、コンクリー
ト打設面の極めて小さい領域毎に受けてその荷重をそれ
ぞれリブを介して反対側のコンクリート打設面箇所へ伝
達するようにし、コンクリート打設面が受ける荷重を第
1面部と第2面部とリブの全体で受ける。
れば、コンクリート打設時にコンクリート打設面が受け
る荷重を、コンクリート打設面において広い範囲毎に受
けてその荷重をリブに伝達するのではなく、コンクリー
ト打設面の極めて小さい領域毎に受けてその荷重をそれ
ぞれリブを介して反対側のコンクリート打設面箇所へ伝
達するようにし、コンクリート打設面が受ける荷重を第
1面部と第2面部とリブの全体で受ける。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。図1は合成樹脂製コンクリート型枠の斜視図、図
2は第1図のAA線断面図、図3は同要部の拡大断面
図、図4は図2のB矢視図を示す。2はコンクリート打
設用の合成樹脂製コンクリート型枠であり、合成樹脂製
コンクリート型枠2は薄肉で矩形の板状に形成されてい
る。合成樹脂製コンクリート型枠2は、第1面部4、第
2面部6、端面部8、リブ10などを備える。第1面部
4と第2面部6は共に同じ大きさの矩形に形成され、そ
の厚みは、本実施例ではほぼ同一である。第1面部4と
第2面部6は互いに近接しかつ平行に配置され、第1面
部4と第2面部6の互いに対向する4つの辺が前記端面
部8により垂直に接続され、第1面部4と第2面部6と
端面部8の内側に密閉状の空間が形成される。
する。図1は合成樹脂製コンクリート型枠の斜視図、図
2は第1図のAA線断面図、図3は同要部の拡大断面
図、図4は図2のB矢視図を示す。2はコンクリート打
設用の合成樹脂製コンクリート型枠であり、合成樹脂製
コンクリート型枠2は薄肉で矩形の板状に形成されてい
る。合成樹脂製コンクリート型枠2は、第1面部4、第
2面部6、端面部8、リブ10などを備える。第1面部
4と第2面部6は共に同じ大きさの矩形に形成され、そ
の厚みは、本実施例ではほぼ同一である。第1面部4と
第2面部6は互いに近接しかつ平行に配置され、第1面
部4と第2面部6の互いに対向する4つの辺が前記端面
部8により垂直に接続され、第1面部4と第2面部6と
端面部8の内側に密閉状の空間が形成される。
【0008】前記第1面部4と第2面部6の各外面がコ
ンクリート打設面402,602となり、前記リブ10
は第1面部4の裏面から膨出形成され、リブ10と端面
部8と第1面部4は一体に形成されている。前記端面部
8及びリブ10の突出端は同一面上に位置し、第2面部
6は、コンクリート打設面602とは反対側の面が端面
部8及びリブ10の突出端に接合されている。接合の方
法としては、接着剤を使用する方法、熱溶着、超音波溶
着などが挙げられる。
ンクリート打設面402,602となり、前記リブ10
は第1面部4の裏面から膨出形成され、リブ10と端面
部8と第1面部4は一体に形成されている。前記端面部
8及びリブ10の突出端は同一面上に位置し、第2面部
6は、コンクリート打設面602とは反対側の面が端面
部8及びリブ10の突出端に接合されている。接合の方
法としては、接着剤を使用する方法、熱溶着、超音波溶
着などが挙げられる。
【0009】前記リブ10は、図4に示すように、第1
面部4の裏面で第1面部4の横辺の延在方向に等間隔を
おき縦辺に平行して直線状に延在して膨出形成された多
数の縦リブ10Aと、第1面部4の縦辺の延在方向に等
間隔をおき横辺に平行して直線状に延在して膨出形成さ
れた多数の横リブ10Bとで構成されている。このよう
な碁盤の目の状に膨出形成されたリブ10により第1面
部4の裏面側に開放状で互いに仕切られた多数の正方形
の凹部12が形成されている。そして、端面部8とリブ
12の突出端に第2面部6が接合されることで、図3に
示すように、第1面部4と第2面部6の間に、矩形状の
多数の空間部14が形成されることになる。空間部14
を平面視した場合の面積は、本実施例では、合成樹脂製
コンクリート型枠2の厚みを一辺とする矩形の領域の面
積に近い値となるように設定されている。なお、図4に
おいて符号16は、セパレータ挿通用の円形凹部を示
し、円形凹部16は縦横に等間隔をおいて複数設けら
れ、円形凹部16を囲むように円弧状の補強リブ18が
設けられ、第2面部6が接合されることで円形凹部16
はセパレータ挿通用の円柱状の空間部となる。また、図
4において符号22は、桟木を打ち付けるための釘が打
ち込まれるボス部を示し、ボス部22は、端面部8の延
在方向に間隔をおいて複数設けられ、それぞれ端面部8
の内側に半円弧状に膨出形成されている。
面部4の裏面で第1面部4の横辺の延在方向に等間隔を
おき縦辺に平行して直線状に延在して膨出形成された多
数の縦リブ10Aと、第1面部4の縦辺の延在方向に等
間隔をおき横辺に平行して直線状に延在して膨出形成さ
れた多数の横リブ10Bとで構成されている。このよう
な碁盤の目の状に膨出形成されたリブ10により第1面
部4の裏面側に開放状で互いに仕切られた多数の正方形
の凹部12が形成されている。そして、端面部8とリブ
12の突出端に第2面部6が接合されることで、図3に
示すように、第1面部4と第2面部6の間に、矩形状の
多数の空間部14が形成されることになる。空間部14
を平面視した場合の面積は、本実施例では、合成樹脂製
コンクリート型枠2の厚みを一辺とする矩形の領域の面
積に近い値となるように設定されている。なお、図4に
おいて符号16は、セパレータ挿通用の円形凹部を示
し、円形凹部16は縦横に等間隔をおいて複数設けら
れ、円形凹部16を囲むように円弧状の補強リブ18が
設けられ、第2面部6が接合されることで円形凹部16
はセパレータ挿通用の円柱状の空間部となる。また、図
4において符号22は、桟木を打ち付けるための釘が打
ち込まれるボス部を示し、ボス部22は、端面部8の延
在方向に間隔をおいて複数設けられ、それぞれ端面部8
の内側に半円弧状に膨出形成されている。
【0010】なお、リブ10の形状は、第1面部4の裏
面側に形成される多数の凹部12(あるいは空間部1
4)の形状により決定され、凹部12(あるいは空間部
14)の形状としては、上記のように平面視正方形の他
に、5角形や、第5図(A)に示す6角形、円形、楕円
等であってもよい。あるいは、リブ10の形状を、凹部
12(あるいは空間部14)の形状により決定せずに、
幾何学模様としてもよい。さらに、リブ10は連続状に
形成することなく、第5図(B)に示すように、切り離
された多数の凸部で形成するようにしてもよく、この場
合には凹部12(あるいは空間部14)が連続状に形成
されることになる。いずれの場合にも、コンクリート打
設時にコンクリート打設面402,602が受ける荷重
を、コンクリート打設面402、602の極めて小さい
領域毎にそれぞれリブ10を介して反対側のコンクリー
ト打設面602,402箇所へ伝達できるように、第1
面部4と第2面部6の全領域にわたり均一の配置形状で
かつ均一の断面形状で配置されている。
面側に形成される多数の凹部12(あるいは空間部1
4)の形状により決定され、凹部12(あるいは空間部
14)の形状としては、上記のように平面視正方形の他
に、5角形や、第5図(A)に示す6角形、円形、楕円
等であってもよい。あるいは、リブ10の形状を、凹部
12(あるいは空間部14)の形状により決定せずに、
幾何学模様としてもよい。さらに、リブ10は連続状に
形成することなく、第5図(B)に示すように、切り離
された多数の凸部で形成するようにしてもよく、この場
合には凹部12(あるいは空間部14)が連続状に形成
されることになる。いずれの場合にも、コンクリート打
設時にコンクリート打設面402,602が受ける荷重
を、コンクリート打設面402、602の極めて小さい
領域毎にそれぞれリブ10を介して反対側のコンクリー
ト打設面602,402箇所へ伝達できるように、第1
面部4と第2面部6の全領域にわたり均一の配置形状で
かつ均一の断面形状で配置されている。
【0011】合成樹脂製コンクリート型枠2に用いられ
る合成樹脂の材料は、特にその種類を問わない。第1面
部4と第2面部6とを異なる材料で製造することも任意
であるが、同一の材料で製造しておくと、使用後のリサ
イクル時、解体作業を要しないことから有利となる。端
面部8やリブ10を含む第1面部4や、第2面部6は、
押し出し成型、射出成型などの成型方法で製造され、そ
の際にコンクリート打設面402,602も一体に成型
される。コンクリート打設面402,602を平滑で平
坦な面で形成したり、あるいは、意匠的な凹凸を付けた
り、仕上げ用のモルタルがなじみやすいように木目調や
格子状のなどの適度な凹凸を付けたりするなどは任意で
ある。この場合、第2面部6として、木目調シートや格
子状シート、あるいは透水性のメッシュシートなどを用
いれば、適度な凹凸が簡単に得られる。また、第1面部
4のコンクリート打設面402と第2面部6のコンクリ
ート打設面602を、コンクリート仕上がり面が異なる
ように、一方を平滑で平坦な面で形成し、他方を凹凸を
付けたりしてその表面の形状を異ならせると、コンクリ
ート仕上がり面を選択することも可能となる。
る合成樹脂の材料は、特にその種類を問わない。第1面
部4と第2面部6とを異なる材料で製造することも任意
であるが、同一の材料で製造しておくと、使用後のリサ
イクル時、解体作業を要しないことから有利となる。端
面部8やリブ10を含む第1面部4や、第2面部6は、
押し出し成型、射出成型などの成型方法で製造され、そ
の際にコンクリート打設面402,602も一体に成型
される。コンクリート打設面402,602を平滑で平
坦な面で形成したり、あるいは、意匠的な凹凸を付けた
り、仕上げ用のモルタルがなじみやすいように木目調や
格子状のなどの適度な凹凸を付けたりするなどは任意で
ある。この場合、第2面部6として、木目調シートや格
子状シート、あるいは透水性のメッシュシートなどを用
いれば、適度な凹凸が簡単に得られる。また、第1面部
4のコンクリート打設面402と第2面部6のコンクリ
ート打設面602を、コンクリート仕上がり面が異なる
ように、一方を平滑で平坦な面で形成し、他方を凹凸を
付けたりしてその表面の形状を異ならせると、コンクリ
ート仕上がり面を選択することも可能となる。
【0012】合成樹脂製コンクリート型枠2に用いられ
る合成樹脂材料としては、使用後のリサイクルを考慮し
た場合、熱可塑性樹脂を用いることが望ましい。熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、他の
オレフィン系樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹
脂、他のスチレン系樹脂、塩化ビニル樹脂、等の汎用熱
可塑性樹脂及び、ポリアミド、ポリカーボネート、PB
T樹脂、PET樹脂、他のエンジニアリングプラスチッ
ク類が含まれる。又、これらに各種ゴム分、或いは可塑
剤、難燃剤、離型剤、帯電防止剤、他の各種添加剤を配
合したものも含まれる。更に、これら樹脂同志を直接配
合したり、或いは適切な相溶化剤を介して混ぜられた所
謂、ポリマーアロイも含まれる。一般に熱可塑性樹脂を
用いて型枠を成形する場合、成形物の剛性不足を形状を
改造せず、材料側対応することが多く、樹脂中にガラス
繊維やカーボン繊維のような繊維状フィラーを配合して
剛性の向上を図っている。しかし、このような繊維状フ
ィラー類は成形物表面にも点在し、コンクリート施工
時、コンクリートと化学的に親和したり或いは物理的に
接合したりしてコンクリート固化後の脱型を妨げると共
に、脱型後のコンクリート施工面も荒れた状態にするこ
とから好ましくない。従って、 合成樹脂製コンクリート
型枠2に用いる樹脂としては、上記記載の汎用熱可塑性
樹脂及びエンジニアリングプラスチックで繊維状フィラ
ーを含まないものが好適で、更には用途に応じて、GP
ポリスチレン、AS樹脂、MS樹脂、PMMA樹脂、ポ
リカーボネート、他の透明性を有する樹脂が推奨され
る。特に、これら透明性を有する熱可塑性樹脂を用いる
ことにより、合成樹脂製コンクリート型枠2に光透過性
を持たせることができ、これにより合成樹脂製コンクリ
ート型枠2を組み立てられた状態で作業環境が明るくす
ることができ、作業効率の向上を図ることができる。ま
た、セパレータ挿通用の円形凹部16をコンクリート打
設面402,602側から視認でき、合成樹脂製コンク
リート型枠2の組立作業の効率の向上を図ることができ
る。また、合成樹脂製コンクリート型枠2の製造時、材
料となる熱可塑性樹脂に化学発泡剤を配合したり、ガス
を含浸させた樹脂を用い成形物内部を微細に発砲させ、
成形物自体の軽量化を図ると同時に、鋸切断性、釘打ち
容易性、等の加工性を向上させることも可能で有る。ま
た、上述した熱可塑性樹脂で高架橋樹脂を用いれば、合
成樹脂製コンクリート型枠2の耐久性を高める上で有利
となり、また、鏡面に近い平滑な仕上り面を得る上で有
利となる。
る合成樹脂材料としては、使用後のリサイクルを考慮し
た場合、熱可塑性樹脂を用いることが望ましい。熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、他の
オレフィン系樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹
脂、他のスチレン系樹脂、塩化ビニル樹脂、等の汎用熱
可塑性樹脂及び、ポリアミド、ポリカーボネート、PB
T樹脂、PET樹脂、他のエンジニアリングプラスチッ
ク類が含まれる。又、これらに各種ゴム分、或いは可塑
剤、難燃剤、離型剤、帯電防止剤、他の各種添加剤を配
合したものも含まれる。更に、これら樹脂同志を直接配
合したり、或いは適切な相溶化剤を介して混ぜられた所
謂、ポリマーアロイも含まれる。一般に熱可塑性樹脂を
用いて型枠を成形する場合、成形物の剛性不足を形状を
改造せず、材料側対応することが多く、樹脂中にガラス
繊維やカーボン繊維のような繊維状フィラーを配合して
剛性の向上を図っている。しかし、このような繊維状フ
ィラー類は成形物表面にも点在し、コンクリート施工
時、コンクリートと化学的に親和したり或いは物理的に
接合したりしてコンクリート固化後の脱型を妨げると共
に、脱型後のコンクリート施工面も荒れた状態にするこ
とから好ましくない。従って、 合成樹脂製コンクリート
型枠2に用いる樹脂としては、上記記載の汎用熱可塑性
樹脂及びエンジニアリングプラスチックで繊維状フィラ
ーを含まないものが好適で、更には用途に応じて、GP
ポリスチレン、AS樹脂、MS樹脂、PMMA樹脂、ポ
リカーボネート、他の透明性を有する樹脂が推奨され
る。特に、これら透明性を有する熱可塑性樹脂を用いる
ことにより、合成樹脂製コンクリート型枠2に光透過性
を持たせることができ、これにより合成樹脂製コンクリ
ート型枠2を組み立てられた状態で作業環境が明るくす
ることができ、作業効率の向上を図ることができる。ま
た、セパレータ挿通用の円形凹部16をコンクリート打
設面402,602側から視認でき、合成樹脂製コンク
リート型枠2の組立作業の効率の向上を図ることができ
る。また、合成樹脂製コンクリート型枠2の製造時、材
料となる熱可塑性樹脂に化学発泡剤を配合したり、ガス
を含浸させた樹脂を用い成形物内部を微細に発砲させ、
成形物自体の軽量化を図ると同時に、鋸切断性、釘打ち
容易性、等の加工性を向上させることも可能で有る。ま
た、上述した熱可塑性樹脂で高架橋樹脂を用いれば、合
成樹脂製コンクリート型枠2の耐久性を高める上で有利
となり、また、鏡面に近い平滑な仕上り面を得る上で有
利となる。
【0013】本実施例に係る合成樹脂製コンクリート型
枠2によれば、コンクリート打設時にコンクリート打設
面402,602が受ける荷重を、コンクリート打設面
402,602の 極めて小さい領域毎にそれぞれリブ
10を介して反対側のコンクリート打設面602,40
2箇所へ伝達し、コンクリート打設面402,602に
おいて広い領域で受けることなく、第1面部44と第2
面部6とリブ10との全体で受けるようにしたので、樹
脂補強材を用いずに合成樹脂製コンクリート型枠2の剛
性を確保しつつ軽量化を図れ、また、所望状態に仕上が
ったコンクリート表面を得ることができる。また、合成
樹脂製コンクリート型枠2の両面がコンクリート打設面
402,602であるため、合成樹脂製コンクリート型
枠2の転用回数を大幅に増大でき、また、双方のコンク
リート打設面402,602の表面を異なったものとす
ることで、どちらのコンクリート打設面402,602
を使用するかで、コンクリート仕上がり面を選択するこ
とも可能となる。
枠2によれば、コンクリート打設時にコンクリート打設
面402,602が受ける荷重を、コンクリート打設面
402,602の 極めて小さい領域毎にそれぞれリブ
10を介して反対側のコンクリート打設面602,40
2箇所へ伝達し、コンクリート打設面402,602に
おいて広い領域で受けることなく、第1面部44と第2
面部6とリブ10との全体で受けるようにしたので、樹
脂補強材を用いずに合成樹脂製コンクリート型枠2の剛
性を確保しつつ軽量化を図れ、また、所望状態に仕上が
ったコンクリート表面を得ることができる。また、合成
樹脂製コンクリート型枠2の両面がコンクリート打設面
402,602であるため、合成樹脂製コンクリート型
枠2の転用回数を大幅に増大でき、また、双方のコンク
リート打設面402,602の表面を異なったものとす
ることで、どちらのコンクリート打設面402,602
を使用するかで、コンクリート仕上がり面を選択するこ
とも可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、樹脂補強材を混入することなく、また、軽量化を
図りつつ剛性が確保された合成樹脂製コンクリート型枠
が得られ、建築、土木の各種のコンクリート工事におい
て、コンクリート工事にまつわる作業の効率を格段と高
めることが可能となる。
れば、樹脂補強材を混入することなく、また、軽量化を
図りつつ剛性が確保された合成樹脂製コンクリート型枠
が得られ、建築、土木の各種のコンクリート工事におい
て、コンクリート工事にまつわる作業の効率を格段と高
めることが可能となる。
【図1】合成樹脂製コンクリート型枠の斜視図である。
【図2】第1図のAA線断面図である。
【図3】同要部の拡大断面図である。
【図4】図2のB矢視図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれリブ及び凹部の変形
例の説明図ある。
例の説明図ある。
2 合成樹脂製コンクリート型枠 4 第1面部 6 第2面部 8 端面部 10 リブ 12 凹部 14 空間部 16 円形凹部 18 補強リブ 22 ボス部
Claims (10)
- 【請求項1】 薄肉で矩形の板状を呈する合成樹脂製型
枠であって、 互いに近接しかつ平行に配置された第1面部及び第2面
部と、 前記第1面部と第2面部の互いに対向する辺間を接続す
る端面部と、 前記第1面部と第2面部間を接続する多数のリブとを備
え、 前記リブが設けられた側とは反対側の面をなす第1面部
と第2面部の外面は共にコンクリート打設面に形成さ
れ、 前記多数のリブは、コンクリート打設時にコンクリート
打設面が受ける荷重を、コンクリート打設面の極めて小
さい領域毎にそれぞれリブを介して反対側のコンクリー
ト打設面箇所へ伝達できるように、第1面部と第2面部
の全領域にわたり均一の配置形状でかつ均一の断面形状
で配置されている、 ことを特徴とする合成樹脂製コンクリート型枠。 - 【請求項2】 前記多数のリブは相互に連続して形成さ
れている請求項1記載の合成樹脂製コンクリート型枠。 - 【請求項3】 前記多数のリブは相互に切り離されて形
成されている請求項1記載の合成樹脂製コンクリート型
枠。 - 【請求項4】 前記第1面部と端面部と多数のリブは一
体に形成され、この一体に形成された部材に前記第2面
部が接合されている請求項1記載の合成樹脂製コンクリ
ート型枠。 - 【請求項5】 前記合成樹脂製コンクリート型枠は光透
過性を有する合成樹脂から形成され、合成樹脂製コンク
リート型枠が組み立てられた状態で作業環境が明るくな
る程度の光透過性を有している請求項1記載の合成樹脂
製型枠。 - 【請求項6】 前記合成樹脂製コンクリート型枠は熱可
塑性樹脂により形成されている請求項1記載の合成樹脂
製コンクリート型枠。 - 【請求項7】 前記第1面部と第2面部と端面部と多数
のリブは全て同じ材料で形成されている請求項1記載の
合成樹脂製コンクリート型枠。 - 【請求項8】 前記合成樹脂製コンクリート型枠は透明
性を有する合成樹脂から形成され、前記第1面部と第2
面部の間にセパレーター挿通用の空間部が複数設けられ
ると共に、これらの各空間部の周囲をそれぞれ囲むよう
に補強リブが設けられ、前記空間部はコンクリート打設
面側から視認可能である請求項1記載の合成樹脂製コン
クリート型枠。 - 【請求項9】 前記コンクリート打設面の極めて小さい
領域は、合成樹脂製コンクリート型枠の厚みを一辺とす
る矩形の領域の面積に近い値となるように設定されてい
る請求項1記載の合成樹脂製コンクリート型枠。 - 【請求項10】 前記第1面部のコンクリート打設面と
第2面部のコンクリート打設面は、コンクリート仕上が
り面が異なるように、その表面の形状が異なっている請
求項1記載の合成樹脂製コンクリート型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19783097A JPH1122188A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 合成樹脂製コンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19783097A JPH1122188A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 合成樹脂製コンクリート型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122188A true JPH1122188A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16381060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19783097A Pending JPH1122188A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 合成樹脂製コンクリート型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122188A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009013701A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Taisei Kikaku:Kk | コンクリート打設用型枠 |
| CN117230982A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-12-15 | 中铁二十五局集团第五工程有限公司 | 一种碳纤维改性聚丙烯的复合镜面不锈钢模板及安装方法 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP19783097A patent/JPH1122188A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009013701A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Taisei Kikaku:Kk | コンクリート打設用型枠 |
| CN117230982A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-12-15 | 中铁二十五局集团第五工程有限公司 | 一种碳纤维改性聚丙烯的复合镜面不锈钢模板及安装方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6126360A (en) | Raised retroreflective pavement marker | |
| CN101168998B (zh) | 轻质水泥板 | |
| US4193510A (en) | Liquid storage tank | |
| JP5336720B2 (ja) | 建築・土木用パネル | |
| JPH1122188A (ja) | 合成樹脂製コンクリート型枠 | |
| KR200271524Y1 (ko) | 합성 수지 판재와 프레임을 이용한 유로폼 타입 거푸집 및 그 프레임의 구조 | |
| KR20020092590A (ko) | 폐플라스틱을 사용하여 제조한 합성수지 판재 및 이를이용한 거푸집 패널 | |
| KR100465263B1 (ko) | 폐플라스틱을 사용하여 제조한 유로폼 타입 거푸집 및 그제조 방법 및 이를 체결하기 위한 웨지핀 | |
| JP2000104361A (ja) | 防蟻用断熱板及びその製造方法 | |
| JPS6325019A (ja) | 板状製品の製造方法 | |
| US20080199682A1 (en) | Structural Elements Made From Syntactic Foam Sandwich Panels | |
| KR200268239Y1 (ko) | 거푸집용 합성 수지 판재 | |
| JPH0533483A (ja) | 型 枠 | |
| KR20040013614A (ko) | 보강 구조를 가지는 유로폼 타입 거푸집 | |
| JPH10140823A (ja) | コンクリート型枠 | |
| JPH09310488A (ja) | コンクリート打込用自在型枠 | |
| JP2007146484A (ja) | 建築用パネル | |
| WO1999015743A1 (en) | Plate for concrete formwork | |
| JP2517121B2 (ja) | コンクリ−ト構造物とその製造方法 | |
| JP3675928B2 (ja) | 覆蓋 | |
| JPS5832486Y2 (ja) | コンクリ−ト建造物における断熱板支持用具 | |
| JPH116287A (ja) | 合成樹脂製コンクリート型枠 | |
| JP2651902B2 (ja) | ベランダの防水シート | |
| JP2596519Y2 (ja) | 木片セメント板 | |
| KR200271683Y1 (ko) | 폐플라스틱을 사용하여 제조한 유로폼 타입 거푸집 및이를 체결하기 위한 웨지핀 |