JPH11221975A - グラビア印刷版 - Google Patents
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- JPH11221975A JPH11221975A JP2560998A JP2560998A JPH11221975A JP H11221975 A JPH11221975 A JP H11221975A JP 2560998 A JP2560998 A JP 2560998A JP 2560998 A JP2560998 A JP 2560998A JP H11221975 A JPH11221975 A JP H11221975A
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- ink
- gravure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直線性が良く中抜けのない細線パターンを高
精度でグラビア印刷できる印刷版。 【解決手段】 細線パターンを高精度でグラビア印刷す
るための版において、両側に平行な溝状凹部33を有
し、それらの溝状凹部33で挟まれる中心部にそれら溝
状凹部33で輪郭が制限される碁盤の目状に交差するメ
ッシュパターン32が設けられ、そのメッシュパターン
32の線で囲まれた部分を凹部34として、溝状凹部3
3とメッシュパターンの線で囲まれた部分の凹部34と
にインキを充填して、印刷基材にそれらの凹部33、3
4中のインキを転写することにより細線パターンをグラ
ビア印刷するグラビア印刷版。
精度でグラビア印刷できる印刷版。 【解決手段】 細線パターンを高精度でグラビア印刷す
るための版において、両側に平行な溝状凹部33を有
し、それらの溝状凹部33で挟まれる中心部にそれら溝
状凹部33で輪郭が制限される碁盤の目状に交差するメ
ッシュパターン32が設けられ、そのメッシュパターン
32の線で囲まれた部分を凹部34として、溝状凹部3
3とメッシュパターンの線で囲まれた部分の凹部34と
にインキを充填して、印刷基材にそれらの凹部33、3
4中のインキを転写することにより細線パターンをグラ
ビア印刷するグラビア印刷版。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア印刷版に
関し、特に、中抜け等がなく直線性に優れた高精度の細
線パターンをグラビア印刷によって印刷するための印刷
版の凹版の構成に関するものである。
関し、特に、中抜け等がなく直線性に優れた高精度の細
線パターンをグラビア印刷によって印刷するための印刷
版の凹版の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高精細のパターンを形成した電子材料等
の形成には、フォトリソグラフィー、電着等の方法が用
いられているが、これらの方法は、多数の工程を経て製
造され、また、量産には大がかりな装置を必要としてい
る。これに対して、印刷によってパターンを形成する方
法は、量産に好適な方法であるが、印刷によって得られ
るパターンは、その精度においてフォトリソグラフィー
に比べて劣るという問題点があった。
の形成には、フォトリソグラフィー、電着等の方法が用
いられているが、これらの方法は、多数の工程を経て製
造され、また、量産には大がかりな装置を必要としてい
る。これに対して、印刷によってパターンを形成する方
法は、量産に好適な方法であるが、印刷によって得られ
るパターンは、その精度においてフォトリソグラフィー
に比べて劣るという問題点があった。
【0003】従来、高精細パターンを印刷する方法とし
ては、例えば特開昭62−85202号公報に見られる
グラビアオフセット法が知られている。
ては、例えば特開昭62−85202号公報に見られる
グラビアオフセット法が知られている。
【0004】また、本出願人は、別途、表面に粘弾性を
有する層を設けた印刷基材に、凹版内のインキを転写す
る高精細印刷方法を提案している。
有する層を設けた印刷基材に、凹版内のインキを転写す
る高精細印刷方法を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような高精細グラ
ビア印刷方式を用いてストライプフィルター等の直線パ
ターンを印刷する場合、使用するグラビア印刷版は、従
来、図6(a)に平面図を示すように、目的とする直線
の幅21の輪郭を有するように制限された碁盤の目状に
交差するメッシュパターン22を設け、そのメッシュパ
ターン22の線で囲まれた直線の幅21内の部分23を
凹部として、この凹部23にインキを充填し、印刷基材
にその凹部23中のインキを転写するものであった。な
お、図6(a)において、凹部23を取り囲むメッシュ
パターン22の線と直線の幅21外の部分は同じ高さに
なっている。
ビア印刷方式を用いてストライプフィルター等の直線パ
ターンを印刷する場合、使用するグラビア印刷版は、従
来、図6(a)に平面図を示すように、目的とする直線
の幅21の輪郭を有するように制限された碁盤の目状に
交差するメッシュパターン22を設け、そのメッシュパ
ターン22の線で囲まれた直線の幅21内の部分23を
凹部として、この凹部23にインキを充填し、印刷基材
にその凹部23中のインキを転写するものであった。な
お、図6(a)において、凹部23を取り囲むメッシュ
パターン22の線と直線の幅21外の部分は同じ高さに
なっている。
【0006】このような輪郭が帯状のメッシュパターン
22のみからなるグラビア印刷版を用いて印刷したパタ
ーンは、直線の幅が100μm程度の細線になると、図
6(b)に示すように、丸い点24の集まりとなり、直
線性が悪いパターンとなってしまう。これは、各メッシ
ュパターン22(凹部23)の中心付近に対応する部分
はインキが完全に転移されず、印刷パターンが中抜けの
状態となってしまうためである。
22のみからなるグラビア印刷版を用いて印刷したパタ
ーンは、直線の幅が100μm程度の細線になると、図
6(b)に示すように、丸い点24の集まりとなり、直
線性が悪いパターンとなってしまう。これは、各メッシ
ュパターン22(凹部23)の中心付近に対応する部分
はインキが完全に転移されず、印刷パターンが中抜けの
状態となってしまうためである。
【0007】そこで、直線性を良好にするために、図7
(a)に平面図を示すように、メッシュパターンをなく
し、目的とする直線の幅21の帯状の凹部(溝)26の
みとすると、転写前にこのグラビア印刷版に充填された
インキをドクターで掻いて整形する際に、ドクターは通
常凹部26の長手方向に沿って掻かれるので、凹部26
に充填されたインキはドクターに連れられて掻き方向に
流れてしまい、凹部26へのインキ充填不足が生じ、印
刷するとインキは印刷基材へ完全には転移せず、図7
(b)に示すように、中心部27が中抜けした直線パタ
ーンが印刷されてしまう。
(a)に平面図を示すように、メッシュパターンをなく
し、目的とする直線の幅21の帯状の凹部(溝)26の
みとすると、転写前にこのグラビア印刷版に充填された
インキをドクターで掻いて整形する際に、ドクターは通
常凹部26の長手方向に沿って掻かれるので、凹部26
に充填されたインキはドクターに連れられて掻き方向に
流れてしまい、凹部26へのインキ充填不足が生じ、印
刷するとインキは印刷基材へ完全には転移せず、図7
(b)に示すように、中心部27が中抜けした直線パタ
ーンが印刷されてしまう。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るものであって、その目的は、直線性が良く中抜けのな
い細線パターンを高精度でグラビア印刷できる印刷版を
提供することである。
るものであって、その目的は、直線性が良く中抜けのな
い細線パターンを高精度でグラビア印刷できる印刷版を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のグラビア印刷版は、細線パターンを高精度でグラビ
ア印刷するための版において、両側に平行な溝状凹部を
有し、それらの溝状凹部で挟まれる中心部にそれら溝状
凹部で輪郭が制限される碁盤の目状に交差するメッシュ
パターンが設けられ、そのメッシュパターンの線で囲ま
れた部分を凹部として、前記溝状凹部とメッシュパター
ンの線で囲まれた部分の凹部とにインキを充填して、印
刷基材にそれらの凹部中のインキを転写することにより
細線パターンをグラビア印刷することを特徴とするもの
である。
明のグラビア印刷版は、細線パターンを高精度でグラビ
ア印刷するための版において、両側に平行な溝状凹部を
有し、それらの溝状凹部で挟まれる中心部にそれら溝状
凹部で輪郭が制限される碁盤の目状に交差するメッシュ
パターンが設けられ、そのメッシュパターンの線で囲ま
れた部分を凹部として、前記溝状凹部とメッシュパター
ンの線で囲まれた部分の凹部とにインキを充填して、印
刷基材にそれらの凹部中のインキを転写することにより
細線パターンをグラビア印刷することを特徴とするもの
である。
【0010】本発明においては、メッシュパターンの両
側に平行な溝状凹部が設けられているので、目的とする
直線の幅が100μm程度の細線になっても、この両側
の溝状凹部により印刷パターンのエッジの直線性は極め
て良いものとなる。しかも、それらの溝状凹部で挟まれ
る中心部にメッシュパターンが設けられているので、中
抜けは発生せず、直線性が良く中抜けのない細線パター
ンを高精度でグラビア印刷できる。
側に平行な溝状凹部が設けられているので、目的とする
直線の幅が100μm程度の細線になっても、この両側
の溝状凹部により印刷パターンのエッジの直線性は極め
て良いものとなる。しかも、それらの溝状凹部で挟まれ
る中心部にメッシュパターンが設けられているので、中
抜けは発生せず、直線性が良く中抜けのない細線パター
ンを高精度でグラビア印刷できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の細線パターングラ
ビア印刷用高精度印刷版を実施例に基づいて説明する。
本発明の細線パターングラビア印刷用高精度印刷版は、
何れのグラビア印刷方式にも適用できるが、本出願人が
別途提案した、表面に粘弾性を有する層を設けた印刷基
材に凹版内のインキを転写するグラビア印刷と組み合わ
せる場合に、その作用が最も効果的に得られるので、ま
ずこのグラビア印刷方式を説明する。
ビア印刷用高精度印刷版を実施例に基づいて説明する。
本発明の細線パターングラビア印刷用高精度印刷版は、
何れのグラビア印刷方式にも適用できるが、本出願人が
別途提案した、表面に粘弾性を有する層を設けた印刷基
材に凹版内のインキを転写するグラビア印刷と組み合わ
せる場合に、その作用が最も効果的に得られるので、ま
ずこのグラビア印刷方式を説明する。
【0012】図2はこのグラビア印刷方式を説明するた
めの図である。印刷装置1において、インキ2を回転す
るファニッシャーローラ3に均一に付着させ、次いで、
ファニッシャーローラ3と接触して回転するグラビア版
胴4上に形成された凹部からなる印刷パターン5にその
ファニッシャーローラ3からインキを充填し、さらに、
印刷パターン5のインキの表面をドクター6によって整
形する。次いで、印刷基材7を連続的にグラビア版胴4
の表面に供給し、グラビア版胴4と反対の面から回転す
る圧胴8とによって押圧し、印刷基材7の面上にグラビ
ア版胴4の印刷パターン5に充填されたインキパターン
9を転写する。
めの図である。印刷装置1において、インキ2を回転す
るファニッシャーローラ3に均一に付着させ、次いで、
ファニッシャーローラ3と接触して回転するグラビア版
胴4上に形成された凹部からなる印刷パターン5にその
ファニッシャーローラ3からインキを充填し、さらに、
印刷パターン5のインキの表面をドクター6によって整
形する。次いで、印刷基材7を連続的にグラビア版胴4
の表面に供給し、グラビア版胴4と反対の面から回転す
る圧胴8とによって押圧し、印刷基材7の面上にグラビ
ア版胴4の印刷パターン5に充填されたインキパターン
9を転写する。
【0013】図3は、図2において、グラビア版胴4か
ら印刷基材7にインキが転写される過程を示す図であ
る。図3(A)において、印刷基材7は、圧胴8によっ
てグラビア版胴4の表面に所定の圧力で密着させられる
が、印刷基材7が背面から圧胴8により加圧されてグラ
ビア版胴4のパターン非形成部10に接触させられる
と、印刷基材7の支持体11の表面に形成されたタック
層12がパターン非形成部10に密着する。
ら印刷基材7にインキが転写される過程を示す図であ
る。図3(A)において、印刷基材7は、圧胴8によっ
てグラビア版胴4の表面に所定の圧力で密着させられる
が、印刷基材7が背面から圧胴8により加圧されてグラ
ビア版胴4のパターン非形成部10に接触させられる
と、印刷基材7の支持体11の表面に形成されたタック
層12がパターン非形成部10に密着する。
【0014】タック層12は、グラビア版胴4の回転に
伴って接触部を変えながら移動する。図3(A)に示す
ように、印刷基材7の表面が印刷パターン5と接触して
印刷基材7側へインキの転写が始まった段階では、印刷
パターン形成部の近傍13では、印刷基材7の表面のタ
ック層12は、依然としてグラビア版胴4のパターン非
形成部10と密着している。回転に伴って移動した印刷
基材7は、図3(B)に示すように、印刷パターン5の
近傍のパターン非形成部14に一部が接触した状態で転
写が進むので、正確に位置決めが行われた状態で転写が
完了することになる。
伴って接触部を変えながら移動する。図3(A)に示す
ように、印刷基材7の表面が印刷パターン5と接触して
印刷基材7側へインキの転写が始まった段階では、印刷
パターン形成部の近傍13では、印刷基材7の表面のタ
ック層12は、依然としてグラビア版胴4のパターン非
形成部10と密着している。回転に伴って移動した印刷
基材7は、図3(B)に示すように、印刷パターン5の
近傍のパターン非形成部14に一部が接触した状態で転
写が進むので、正確に位置決めが行われた状態で転写が
完了することになる。
【0015】上記印刷基材7の支持体11は、厚さが1
0〜50μmで、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリエーテルサルホン、ポリフェ
ニレンスルフィド、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、芳香族ポリアミド等の合成樹脂製フィルム等
の強度が大きくまたヤング率も大きな合成樹脂フィルム
等が好適である。また、タック層12は、厚さが20〜
50μmで、粘弾性もしくはタック性を有し、具体的に
はグラビア版胴4への粘着性、インキの転写の際の溶剤
の吸収によるインキの増粘特性とともに、加熱によって
支持体から容易に剥離する剥離性を有する材料、例えば
シリコン系コポリマーとしてジメチルポリシロキサン、
ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ブチルメタクリレート、2−イソシアネートエチ
ル、メタクリレート、又はジメチルポリシロキサン又は
メチルフェニルポリシロキサン又はメチルフロロポリシ
ロキサンが好ましい。このタック層12は、インキの転
写の際に表面の粘弾性もしくはタック性により、転写さ
れたインキパターンの形状が正確に再現されるという特
徴を有している。
0〜50μmで、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリエーテルサルホン、ポリフェ
ニレンスルフィド、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、芳香族ポリアミド等の合成樹脂製フィルム等
の強度が大きくまたヤング率も大きな合成樹脂フィルム
等が好適である。また、タック層12は、厚さが20〜
50μmで、粘弾性もしくはタック性を有し、具体的に
はグラビア版胴4への粘着性、インキの転写の際の溶剤
の吸収によるインキの増粘特性とともに、加熱によって
支持体から容易に剥離する剥離性を有する材料、例えば
シリコン系コポリマーとしてジメチルポリシロキサン、
ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ブチルメタクリレート、2−イソシアネートエチ
ル、メタクリレート、又はジメチルポリシロキサン又は
メチルフェニルポリシロキサン又はメチルフロロポリシ
ロキサンが好ましい。このタック層12は、インキの転
写の際に表面の粘弾性もしくはタック性により、転写さ
れたインキパターンの形状が正確に再現されるという特
徴を有している。
【0016】図4は、図3においてタック層へのインキ
の転写を説明するための図である。印刷基材7の支持体
11には、強度が大きな合成樹脂フィルムを使用してい
る。これらの基材が、インキ中の溶剤が浸透しないため
に、転写したインキは、徐々に表面より溶剤が揮発して
転写インキパターン15の形状が安定した状態になる
が、支持体11上に形成したタック層12は、インキの
溶剤を吸収する作用を有しているので、インキがタック
層12に転写された際にインキ中の溶剤16がタック層
12へ吸収されて、インキパターン中の溶剤が減少し、
インキは粘度を高めることとなり、パターン形状の保持
性が良好になる。このような特性は、タック層への転写
の開始時から発現するため、タック層12上へインキパ
ターンの形状が正確に転写される。
の転写を説明するための図である。印刷基材7の支持体
11には、強度が大きな合成樹脂フィルムを使用してい
る。これらの基材が、インキ中の溶剤が浸透しないため
に、転写したインキは、徐々に表面より溶剤が揮発して
転写インキパターン15の形状が安定した状態になる
が、支持体11上に形成したタック層12は、インキの
溶剤を吸収する作用を有しているので、インキがタック
層12に転写された際にインキ中の溶剤16がタック層
12へ吸収されて、インキパターン中の溶剤が減少し、
インキは粘度を高めることとなり、パターン形状の保持
性が良好になる。このような特性は、タック層への転写
の開始時から発現するため、タック層12上へインキパ
ターンの形状が正確に転写される。
【0017】なお、得られた印刷基材7をそのまま目的
とする印刷体としてもよいが、印刷基材7上に形成され
たインキパターンを別の被印刷体へ転写して目的とする
印刷体としてもよい。図5は、被印刷体17へのこのよ
うな転写方法を説明するための図である。印刷基材7
は、支持体11上に転写インキパターン15を有してお
り、被印刷体17とともに転写ロール18に送られる。
転写ロール18の加圧ロールは、所定の圧力及び温度に
加圧、加熱されており、タック層12から転写インキパ
ターン15が被印刷体17に転写される。
とする印刷体としてもよいが、印刷基材7上に形成され
たインキパターンを別の被印刷体へ転写して目的とする
印刷体としてもよい。図5は、被印刷体17へのこのよ
うな転写方法を説明するための図である。印刷基材7
は、支持体11上に転写インキパターン15を有してお
り、被印刷体17とともに転写ロール18に送られる。
転写ロール18の加圧ロールは、所定の圧力及び温度に
加圧、加熱されており、タック層12から転写インキパ
ターン15が被印刷体17に転写される。
【0018】さて、限定されないが、上記のようなグラ
ビア印刷方式に採用可能な本発明の細線パターングラビ
ア印刷用高精度印刷版の1実施例を図1を参照にして説
明する。図1は本発明によるグラビア印刷版の1実施例
の構成を説明するための図である。図1において、
(a)は細線パターン部の平面図、(b)は細線パター
ン部の細線に直交する方向の断面図、(c)は細線パタ
ーン部の斜視図であり、本発明においては、グラビア印
刷版の細線パターン部は、目的とする直線の幅31内の
両側に直線の溝33を設け、その溝33と溝33で挟ま
れる中心部にそれら溝33で輪郭が制限される碁盤の目
状に交差するメッシュパターン32を設け、そのメッシ
ュパターン32の線で囲まれた部分34を凹部として、
この溝33、33、部分34からなる凹部にインキを充
填し、印刷基材にその凹部中のインキを転写するもので
ある。なお、溝33、33、部分34からなる凹部以外
のメッシュパターン32と周辺のパターン非形成部30
は同じ高さになっている。
ビア印刷方式に採用可能な本発明の細線パターングラビ
ア印刷用高精度印刷版の1実施例を図1を参照にして説
明する。図1は本発明によるグラビア印刷版の1実施例
の構成を説明するための図である。図1において、
(a)は細線パターン部の平面図、(b)は細線パター
ン部の細線に直交する方向の断面図、(c)は細線パタ
ーン部の斜視図であり、本発明においては、グラビア印
刷版の細線パターン部は、目的とする直線の幅31内の
両側に直線の溝33を設け、その溝33と溝33で挟ま
れる中心部にそれら溝33で輪郭が制限される碁盤の目
状に交差するメッシュパターン32を設け、そのメッシ
ュパターン32の線で囲まれた部分34を凹部として、
この溝33、33、部分34からなる凹部にインキを充
填し、印刷基材にその凹部中のインキを転写するもので
ある。なお、溝33、33、部分34からなる凹部以外
のメッシュパターン32と周辺のパターン非形成部30
は同じ高さになっている。
【0019】本発明のグラビア版においては、このよう
に、メッシュパターン32の両側に溝33、33が設け
られているので、目的とする直線の幅が100μm程度
の細線になっても、この両側の溝33、33により印刷
パターンのエッジの直線性は極めて良いものとなる。し
かも、その溝33と溝33で挟まれる中心部にメッシュ
パターン32が設けられているので、従来の図6(b)
や図7(b)のような中抜けは発生せず、直線性が良く
中抜けのない細線パターンを高精度でグラビア印刷でき
る。
に、メッシュパターン32の両側に溝33、33が設け
られているので、目的とする直線の幅が100μm程度
の細線になっても、この両側の溝33、33により印刷
パターンのエッジの直線性は極めて良いものとなる。し
かも、その溝33と溝33で挟まれる中心部にメッシュ
パターン32が設けられているので、従来の図6(b)
や図7(b)のような中抜けは発生せず、直線性が良く
中抜けのない細線パターンを高精度でグラビア印刷でき
る。
【0020】上記のような構成において、メッシュパタ
ーン32の線で囲まれた凹部34の深さと溝33の深さ
は同じにしてもよく、また、図示のように、メッシュパ
ターン32の線で囲まれた凹部34の深さを溝33の深
さより浅くしてもよい。また、メッシュパターン32の
線の部分の高さは、周辺のパターン非形成部30よりも
低くてもよい。
ーン32の線で囲まれた凹部34の深さと溝33の深さ
は同じにしてもよく、また、図示のように、メッシュパ
ターン32の線で囲まれた凹部34の深さを溝33の深
さより浅くしてもよい。また、メッシュパターン32の
線の部分の高さは、周辺のパターン非形成部30よりも
低くてもよい。
【0021】以下、1つの具体例を説明する。
【0022】版作製として、アルミニウムシリンダー上
に、50μm厚の銅メッキを施し、その表面をポリッシ
ング後、フォトレジストを塗布して、図1の凹部33、
34が透明パターンになっている線幅100μmのフィ
ルムマスクをその上に巻き付け、露光、現像、銅エッチ
ング、レジスト剥離を順に行い、その後に5μm厚のク
ロムメッキ(摩耗防止用)を施し、仕上げポリッシング
を行って版が完成した。
に、50μm厚の銅メッキを施し、その表面をポリッシ
ング後、フォトレジストを塗布して、図1の凹部33、
34が透明パターンになっている線幅100μmのフィ
ルムマスクをその上に巻き付け、露光、現像、銅エッチ
ング、レジスト剥離を順に行い、その後に5μm厚のク
ロムメッキ(摩耗防止用)を施し、仕上げポリッシング
を行って版が完成した。
【0023】このグラビア印刷版を用いて、ドクター圧
1.0kg/cm、印圧2.0kg/cm2 、印刷速度
20m/min.の印刷条件で、インキとしては、ウレ
タン樹脂、顔料、トルエン溶剤からなる粘度100cp
sの軟包装用グラビアインキを用いて、印刷基材として
の50μm厚のPET上に印刷した。
1.0kg/cm、印圧2.0kg/cm2 、印刷速度
20m/min.の印刷条件で、インキとしては、ウレ
タン樹脂、顔料、トルエン溶剤からなる粘度100cp
sの軟包装用グラビアインキを用いて、印刷基材として
の50μm厚のPET上に印刷した。
【0024】得られた印刷パターンは、従来のメッシュ
パターン(図6)によるものに比べて、直線性が良く、
中抜けもなかった。また、従来の単純な帯状の凹部のみ
からなるもの(図7)によるものに比べて、中抜けがな
い点で優れていた。
パターン(図6)によるものに比べて、直線性が良く、
中抜けもなかった。また、従来の単純な帯状の凹部のみ
からなるもの(図7)によるものに比べて、中抜けがな
い点で優れていた。
【0025】以上、本発明のグラビア印刷版を実施例に
基づいて説明してきたが、本発明はこれらに限定されず
種々の変更が可能である。なお、本発明のグラビア印刷
版は、例えばカラー液晶表示装置用のストライプカラー
フィルター等の直線パターンの印刷に適したものであ
る。
基づいて説明してきたが、本発明はこれらに限定されず
種々の変更が可能である。なお、本発明のグラビア印刷
版は、例えばカラー液晶表示装置用のストライプカラー
フィルター等の直線パターンの印刷に適したものであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のグラビア印刷版によると、メッシュパターンの両側に
平行な溝状凹部が設けられているので、目的とする直線
の幅が100μm程度の細線になっても、この両側の溝
状凹部により印刷パターンのエッジの直線性は極めて良
いものとなる。しかも、それらの溝状凹部で挟まれる中
心部にメッシュパターンが設けられているので、中抜け
は発生せず、直線性が良く中抜けのない細線パターンを
高精度でグラビア印刷できる。
のグラビア印刷版によると、メッシュパターンの両側に
平行な溝状凹部が設けられているので、目的とする直線
の幅が100μm程度の細線になっても、この両側の溝
状凹部により印刷パターンのエッジの直線性は極めて良
いものとなる。しかも、それらの溝状凹部で挟まれる中
心部にメッシュパターンが設けられているので、中抜け
は発生せず、直線性が良く中抜けのない細線パターンを
高精度でグラビア印刷できる。
【図1】本発明によるグラビア印刷版の1実施例の構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図2】本発明で採用可能なグラビア印刷方式を説明す
るための図である。
るための図である。
【図3】図2においてグラビア版胴から印刷基材にイン
キが転写される過程を示す図である。
キが転写される過程を示す図である。
【図4】図3においてタック層へのインキの転写を説明
するための図である。
するための図である。
【図5】被印刷体への転写方法を説明するための図であ
る。
る。
【図6】従来の1例のグラビア印刷版の平面図とそれに
よる印刷パターンを示す図である。
よる印刷パターンを示す図である。
【図7】従来の別の例のグラビア印刷版の平面図とそれ
による印刷パターンを示す図である。
による印刷パターンを示す図である。
1…印刷装置 2…インキ 3…ファニッシャーローラ 4…グラビア版胴 5…印刷パターン(凹部) 6…ドクター 7…印刷基材 8…圧胴 9…インキパターン 10…パターン非形成部 11…印刷基材の支持体 12…印刷基材のタック層 13…印刷パターン形成部の近傍 14…印刷パターン近傍のパターン非形成部 15…転写インキパターン 16…インキ中の溶剤 17…被印刷体 18…転写ロール 30…周辺のパターン非形成部 31…直線の幅 32…メッシュパターン 33…直線溝 34…凹部(メッシュパターンの線で囲まれた部分)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根原章夫 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号大 日本印刷株式会社内 (72)発明者 牧野美生 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号大 日本印刷株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 細線パターンを高精度でグラビア印刷す
るための版において、両側に平行な溝状凹部を有し、そ
れらの溝状凹部で挟まれる中心部にそれら溝状凹部で輪
郭が制限される碁盤の目状に交差するメッシュパターン
が設けられ、そのメッシュパターンの線で囲まれた部分
を凹部として、前記溝状凹部とメッシュパターンの線で
囲まれた部分の凹部とにインキを充填して、印刷基材に
それらの凹部中のインキを転写することにより細線パタ
ーンをグラビア印刷することを特徴とするグラビア印刷
版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2560998A JPH11221975A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | グラビア印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2560998A JPH11221975A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | グラビア印刷版 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11221975A true JPH11221975A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12170646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2560998A Pending JPH11221975A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | グラビア印刷版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11221975A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001296644A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像処理装置および印刷シリンダ作成方法 |
| JP2001347763A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-12-18 | Dainippon Printing Co Ltd | グラビア版胴およびグラビア印刷装置 |
| JP2003086451A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-20 | Murata Mfg Co Ltd | グラビア印刷版および積層電子部品 |
| JP2005343134A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Nippon Decor Inc | グラビア版 |
| WO2011053093A3 (ko) * | 2009-11-02 | 2011-09-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 액정표시장치용 인쇄판 및 그 제조방법, 이를 이용한 복제용마스터몰드 및 복제 인쇄판의 제조방법 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP2560998A patent/JPH11221975A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001347763A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-12-18 | Dainippon Printing Co Ltd | グラビア版胴およびグラビア印刷装置 |
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| JP2005343134A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Nippon Decor Inc | グラビア版 |
| WO2011053093A3 (ko) * | 2009-11-02 | 2011-09-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 액정표시장치용 인쇄판 및 그 제조방법, 이를 이용한 복제용마스터몰드 및 복제 인쇄판의 제조방법 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20050128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060731 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061122 |