JPH11222085A - 自動車の車体 - Google Patents

自動車の車体

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JPH11222085A
JPH11222085A JP2750898A JP2750898A JPH11222085A JP H11222085 A JPH11222085 A JP H11222085A JP 2750898 A JP2750898 A JP 2750898A JP 2750898 A JP2750898 A JP 2750898A JP H11222085 A JPH11222085 A JP H11222085A
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JP
Japan
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gas
airtight container
fire
extinguishing agent
engine room
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JP2750898A
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English (en)
Inventor
Noritaka Minami
憲孝 南
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の重量を増すことなく、事故時の車両火
災を効果的に防止するとともに、このような構成を有効
に利用して、車体の強度を高め、且つ、乗員への衝撃を
緩和して安全を図る。 【解決手段】 不燃性ガス又は消火剤を気密容器1に圧
縮して充填して車体の一部に内蔵させ、気密容器1に所
定圧力以上の圧力を受けることで内部の不燃性ガスを放
出するガス噴射手段3を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体に関
し、詳しくは、車体の重量を増すことなく、事故時の車
両火災を効果的に防止するとともに、このような構成を
有効に利用して、車体の強度を高め、且つ、乗員への衝
撃を緩和して安全を図る技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車において衝突時の衝撃を緩
衝する手段として、図7に示す実開昭62−14845
1号公報のように、バンパー6の内部を複数の仕切り壁
25にて仕切り、仕切られた各区画室に液体(水)を充
填し、仕切り壁に小孔26を設けることで、バンパー6
が衝撃を受けて変形したとき、区画室内の液体が小孔2
6をへて隣接の区画室に移動することで、衝撃を効果的
に緩和して強い衝撃を受けても破損することがないよう
にするものがある。又、衝突時に乗員の安全を図る手段
として、エアーバッグがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なバンパー6の構成においては、バンパー6の内部に充
填した液体の流動によって、車両の衝突時の衝撃を緩和
することができるが、車体重量が増すものであり、衝突
時にエンジンルームの火災を阻止することなどできない
ものである。又、エアーバッグは乗員の衝撃を著しく緩
和できるが、乗員への衝撃を緩和するだけの機能のもの
であり、重大事故となる車両火災を防止することができ
ないものである。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、車体の重量を増
すことなく、事故後の車両火災を効果的に防止するとと
もに、このような構成を有効に利用して、車体の強度を
高め、且つ、乗員への衝撃を緩和して安全を図ることが
できる自動車の車体を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、不
燃性ガス又は消火剤を気密容器1に圧縮して充填して車
体の一部に内蔵させ、気密容器1に所定圧力以上の圧力
を受けることで内部の不燃性ガス又は消火剤を放出する
ガス噴射手段3を設けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2においては、気密容器1の一部に
他よりも弱い破裂部12を形成してガス噴射手段3が構
成されていることを特徴とするものである。請求項3に
おいては、ガス噴射手段3は、気密容器1に設けた安全
弁4であることを特徴とするものである。請求項4にお
いては、安全弁4は、不燃性ガス又は消火剤の放出方向
を決定する噴射ノズル5と、気密容器1の内部に不燃性
ガス又は消火剤を充填する充填ノズル8を備えて成るこ
とを特徴するものである。
【0007】請求項5においては、気密容器1は、バン
パー6に内蔵して不燃性ガス又は消火剤をエンジンルー
ムの内部に向けて噴射する手段を備えて成ることを特徴
とするものである。請求項6においては、気密容器1
は、ドア7に内蔵して不燃性ガス又は消火剤をエンジン
ルーム内に噴射する手段を備えて成ることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項7においては、気密容器1は、エン
ジンルームを覆うボンネット9に付設して不燃性ガス又
は消火剤をエンジンルームの内部に向けて噴射する手段
を備えて成ることを特徴するものである。請求項8にお
いては、気密容器1は、シャーシ2に一体的に形成され
て成ることを特徴とするものである。
【0009】請求項9においては、気密容器1は、アル
ミニウム製であることを特徴とするものである。請求項
10においては、不燃性ガスは、炭酸ガスであることを
特徴とするものである。 (作用)請求項1においては、自動車の衝突時の衝撃に
よって、気密容器1に所定圧力以上の圧力が加わると、
気密容器1が変形して内部の不燃性ガス又は消火剤がガ
ス噴射手段3によって外部に噴射され、車両火災を防止
して重大事故を回避することができる。しかも、不燃性
ガス又は消火剤を圧縮して充填している気密容器1によ
ってクッション機能を発揮させることができ、火災防止
の構成を有効に利用することで、車体強度を高めるとと
もに衝突時の衝撃を緩和することができる。
【0010】請求項2においては、衝撃が加わること
で、気密容器1の内部圧力が所定以上に高くなると、破
裂部12が破壊されて、不燃性ガス又は消火剤が噴射さ
れ、車両火災を防止し、且つ、内部圧力が所定以上に高
くなると、充填した不燃性ガス又は消火剤を放出する気
密容器1の構成を簡素化することができる。請求項3に
おいては、安全弁4をへて不燃性ガス又は消火剤を噴射
することができ、不燃性ガス又は消火剤の噴射方向を決
定することができながら、安全弁4によって一定以上に
圧力が高くなった不燃性ガス又は消火剤を放出すること
ができ、熱暑時等にガス圧が所定圧以上に高くなって、
気密容器1が不測に破壊されるようなこともない。
【0011】請求項4においては、噴射ノズル5によっ
て不燃性ガス又は消火剤の噴射方向を決定することがで
き、車両火災を、一層、確実に防止しやすくなり、且
つ、充填ノズル8から不燃性ガス又は消火剤を充填する
ことができ、例えば、充填ノズル8を逆止弁形態にする
場合には、ガス充填も容易におこなえる。請求項5にお
いては、衝突時に不燃性ガス又は消火剤をエンジンルー
ムの内部に噴射することができ、衝突時に火災を効果的
に防止することができる。
【0012】請求項6においては、衝突時に不燃性ガス
又は消火剤をドア7側からエンジンルーム内に噴射する
ことができ、エンジンルーム内の火災を効果的に防止す
ることができ、安全性を効果的に高めることができる。
請求項7においては、衝突時に不燃性ガス又は消火剤を
ボンネット側からエンジンルームの内部に向けて噴射す
ることができ、エンジンルームの火災を効果的に防止す
ることができる。
【0013】請求項8においては、アルミニウムの押出
成形品のようなシャーシ2を有効に利用して気密容器1
を設けることができ、車体の底部となるシャーシ2から
不燃性ガス又は消火剤を噴射することができ、車両火災
を効果的に防止できる。請求項9においては、車体重量
を増すことがない。請求項10においては、人体等への
影響を抑制しながら、圧縮された不燃性ガスを容易に得
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕図1(a)は概
略斜視図であり、同図(b)(c)は概略断面図であ
る。本実施の形態においては、自動車の車体の一部を構
成しているバンパー6に、不燃性ガスを圧縮して気密容
器1に充填して内蔵させたものである。不燃性ガスは炭
酸ガスや窒素ガス等があり、不燃性を備えていて、人体
に対して有害性が少ないものでればどのようなものでも
よい。
【0015】不燃性ガスに代えて消火剤を使用してもよ
い。消火剤としては、酸アルカリ消火器に使用するもの
で、酸アルカリ(無機塩又はその塩類とアルカリ塩類の
水溶液の混合物、湿潤剤等を混和し、又は添加したもの
を含む)を圧力により放射して消火をおこなうもの。又
は、強化液消火器に使用するもので、強化液(アルカリ
金属塩類の水溶液、湿潤剤等を混和し、又は添加したも
のを含む)を圧力により放射して消火をおこなうもの。
又は、泡消化器に使用するもので、泡(化学反応によ
り、消火効果を有する泡を生成する化学泡)を圧力によ
り放射して消火をおこなうもの。又は、ハロゲン化物消
火器に使用するもので、ハロゲン化物(蒸発性液体であ
るハロン1011およびハロン2402ならびに常温常
圧でガスを圧縮液化するハロン1211およびハロン1
301がある。浸潤剤等を混和し、又は添加したものを
含む)を圧力により放射して消火をおこなうもの。又
は、二酸化炭素消化器に使用するもので、液化二酸化炭
素を圧力により放射して消火をおこなうもの。又は、粉
末式消化器に使用するもので、粉末(防湿加工を施した
ナトリウムもしくはカリウムの重炭酸塩その他の塩類又
はりん酸塩類その他防炎性を有する塩類、浸潤剤等を混
和し、又は添加したものを含む)を圧力により放射して
消火をおこなうものなどがある。
【0016】以上のような消化剤を蓄圧式消化器(消化
器内に圧縮された空気、窒素ガス等の圧力、又は消化器
に充填された消化剤の圧力により消火剤を放射する消化
器をいう。)と同様に気密容器1に充填するのである。
ところで、気密容器1に充填する不燃性ガス又は消火剤
の充填圧力は、一般消化器にみられるように17kgf
/cm2 〜19kgf/cm2 とする。又、気密容器1
の容量は、一般の消化器にみられる消化器の放射性能
(放射時間、放射効率、放射距離)と同じ放射時間(約
10秒)以上、放射効率90%、放射距離2m以上を満
たす容量とする。その容量は粉末式消化器の場合、だい
たい薬剤重量3kg、ガス重量38gである。
【0017】気密容器1はアルミニウム製であり、気密
容器1が重くなることで、車体の重量が増すのを軽減す
るようにしている。気密容器1のガス充填口から炭酸ガ
スを充填し、その充填口を閉塞したものである。アルミ
ニウム製の気密容器1は、例えばアルミニウムの押出成
形品であっても、又、ビール缶のようなアルミニウムの
薄板製の筒状の容器であっても、更に、アルミダイキャ
スト製のような容器であってもよい。
【0018】このように不燃性ガス又は消火剤を充填し
た気密容器1をコ字状のバンパー6の背部に収容し、適
宜の固定金具10にてバンパー6に固定している。固定
金具10の構成は種々設計変更可能である。バンパー6
に内蔵された気密容器1には排気パイプ11,11が延
出され、この排気パイプ11をエンジンルーム内に導入
している。バンパー6と排気パイプ11の接続箇所には
ガス噴射手段3の一例として、プレスして他よりも弱い
破裂部12を形成している。この破裂部12は円形、十
字状及び放射状等種々設計変更可能である。
【0019】本実施の形態においては、自動車の衝突時
のバンパー6への衝撃によって、気密容器1に所定圧力
以上の圧力が加わると、気密容器1が変形して内部圧力
が高まり、ガス噴射手段3である破裂部12を破って排
気パイプ11をへてエンジンルーム内に噴射して、車両
火災を確実に防止するのであり、重大事故を回避するの
である。しかも、不燃性ガス又は消火剤を圧縮して充填
している気密容器1によってクッション機能を発揮させ
ることができ、火災防止の構成を有効に利用すること
で、衝突時の衝撃を緩和することができ、又、車体強度
を高めているのである。
【0020】本実施の形態においては、破裂部12を破
壊して不燃性ガス又は消火剤を噴射したが、気密容器1
を破壊して不燃性ガス又は消火剤を噴射するようにして
もよいものである。 〔実施の形態2〕図2は安全弁4の断面図を示してい
る。但し、本実施の形態の基本構成は図1に示す実施の
形態と共通であり、共通する部分については同一の符号
を付して説明は省略する。
【0021】本実施の形態では、ガス噴射手段3として
の機械的な安全弁4を示している。弁孔13を形成して
いる本体ケーシング14に外部ケーシング15を取付
け、両ケーシング14,15内に弁体16を備えた弁棒
17を配し、調整ねじ27にて押さえられている押さえ
片18と弁棒17に取付けられている受片19との間に
スプリング20を介装して安全弁4を構成している。し
かして、カバー21を外して調整ねじ27を回転させ
て、弁体16の押圧力、つまり、弁体16の開き荷重を
調整しているのであり、熱暑時等で気密容器1の内部圧
力が所定圧力以上に高くなると、弁体16をスプリング
20に抗して押し上げ、弁孔13を開くことで、気密容
器1の内部圧力が一定以上に高くなって、気密容器1が
不測に破壊されるようなこともないものである。
【0022】ところで、衝突により気密容器1に一定以
上の衝撃がかかると、気密容器1の内部圧力が一定以上
に高まって、上述のように、スプリング20に抗して弁
体13を持ち上げて安全弁4を開放し、安全弁4をへて
不燃性ガス又は消火剤を噴射ノズル22から噴射させる
のである。このように、噴射ノズル22によって不燃性
ガス又は消火剤の噴射方向を決定することができ、安全
弁4をガス噴射手段3として不燃性ガス又は消火剤を放
出することができ、車両火災を、一層、防止すやすくし
たものである。ところで、調整ねじ27を緩めて弁体1
6を開放させた状態で、噴射ノズル22を充填ノズル8
として不燃性ガス又は消火剤を充填することもできるも
のである。安全弁4は気密容器1にねじ込みやかしめ手
段にて取付けているが、取付け手段は変更可能である。
【0023】尚、上記安全弁4はリリーフ弁として周知
の構成であり、他の同様の機能のものを使用することが
でき、本発明の安全弁4を容易に得ることができるもの
である。 〔実施の形態3〕図3はボンネットの内側に付設する気
密容器1の斜視図を示している。但し、本実施の形態の
基本構成は図1に示す実施の形態と共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略する。
【0024】本実施の形態においては、気密容器1は、
エンジンルームを覆うボンネット9の裏面に付設したも
のであり、この偏平な気密容器1の下面には破裂部12
を形成して、衝突等による一定以上の衝撃で、破裂部1
2を破壊して不燃性ガスをエンジンルームの内部に向け
て噴射し、エンジンにおける点火を阻止して、エンジン
を停止させて車両火災を効果的に防止するようにしたも
のである。
【0025】この場合、気密容器1はボンネット9に一
体に形成するか、別体に形成したものをボンネット9に
取付けていて、気密容器1を備えたボンネット9を開放
することで、エンジンルームを開放することができるも
のである。 〔実施の形態4〕図4は内部に気密容器1を設けたドア
7の概略正面図を示している。但し、本実施の形態の基
本構成は図1及び図2に示す実施の形態と共通であり、
共通する部分については同一の符号を付して説明は省略
する。
【0026】本実施の形態においては、気密容器1は、
円筒状のものの複数本をドア7に一体成形して車内側に
配し、各気密容器1の安全弁4の排気側ポート22にパ
イプ(図示せず)を接続し、エンジンルーム内の例えば
点火プラグの近傍に設けた噴射口(図示せず)に接続し
て、衝突時に不燃性ガス又は消火剤をドア7側からエン
ジンルーム内に噴射して、エンジンルーム内の火災を効
果的に防止して、安全性を効果的に高めるのである。こ
の場合、ドア7と気密容器1とはアルミニウム製で一体
成形されている。
【0027】〔実施の形態5〕図5は気密容器1を内面
側に一体的に設けたドア7の概略正面部を示している。
但し、本実施の形態の基本構成は図1に示す実施の形態
と共通であり、共通する部分については同一の符号を付
して説明は省略する。本実施の形態においては、偏平な
気密容器1をドア7の内面に一体的に設けたものであ
り、車内に向いている面に複数箇所に破裂部12を設け
たものである。この場合、ドア7と気密容器1とはアル
ミニウム製で一体成形されている。
【0028】〔実施の形態6〕図6はシャーシ2の分解
斜視図を示していて、アルミニウムの押出成形品にて形
成した軽量のものを示している。但し、本実施の形態の
基本構成は図1に示す実施の形態と共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略する。
【0029】本実施の形態においては、シャーシ2の一
部に気密容器1を一体的に形成して、アルミニウムの押
出成形品のシャーシ2を有効に利用して気密容器1を形
成することができ、例えば、車体の底部から不燃性ガス
又は消火剤を噴射することができ、車両火災を効果的に
防止できるものである。このような気密容器1は車両の
後部に構成してもよいものである。この場合、ドア7と
気密容器1とはアルミニウム製で一体成形されている。
【0030】
【発明の効果】請求項1においては、不燃性ガス又は消
火剤を気密容器に圧縮して充填して車体の一部に内蔵さ
せ、気密容器に所定圧力以上の圧力を受けることで内部
の不燃性ガス又は消火剤を放出するガス噴射手段を設け
てあるから、自動車の衝突時の衝撃によって、気密容器
に所定圧力以上の圧力が加わると、気密容器が変形して
内部の不燃性ガス又は消火剤がガス噴射手段によって外
部に噴射され、車両火災を防止して重大事故を回避する
ことができるという利点がある。しかも、不燃性ガス又
は消火剤を圧縮して充填している気密容器によってクッ
ション機能を発揮させることができ、火災防止の構成を
有効に利用することで、衝突時の衝撃を緩和することが
でき、車体強度も高めることができるという利点があ
る。
【0031】請求項2においては、気密容器の一部に他
よりも弱い破裂部を形成してガス噴射手段が構成されて
いるから、衝撃が加わることで、気密容器の内部圧力が
所定以上に高くなると、破裂部が破壊されて、不燃性ガ
ス又は消火剤が噴射され、車両火災を防止し、且つ、内
部圧力が所定以上に高くなると、充填した不燃性ガス又
は消火剤を放出する気密容器の構成を簡素化することが
できるという利点がある。
【0032】請求項3においては、ガス噴射手段は、気
密容器に設けた安全弁であるから、安全弁をへて不燃性
ガス又は消火剤を噴射することができ、不燃性ガス又は
消火剤の噴射方向を決定することができながら、安全弁
によって一定以上に圧力が高くなった不燃性ガス又は消
火剤を放出することができ、熱暑時等にガス圧が所定圧
以上に高くなって、気密容器が不測に破壊されるような
こともない。
【0033】請求項4においては、安全弁は、不燃性ガ
ス又は消火剤の放出方向を決定する噴射ノズルと、気密
容器の内部に不燃性ガス又は消火剤を充填する充填ノズ
ルを備えているから、噴射ノズルによって不燃性ガス又
は消火剤の噴射方向を決定することができ、車両火災
を、一層、確実に防止しやすくなり、且つ、充填ノズル
から不燃性ガス又は消火剤を充填することができ、例え
ば、充填ノズルを逆止弁形態にする場合には、ガス充填
も容易におこなえるという利点がある。
【0034】請求項5においては、気密容器は、バンパ
ーに内蔵して不燃性ガス又は消火剤をエンジンルームの
内部に向けて噴射する手段を備えているから、衝突時に
不燃性ガス又は消火剤をエンジンルームの内部に噴射す
ることができ、衝突時の火災を効果的に防止することが
できるという利点がある。請求項6においては、気密容
器は、ドア7に内蔵して不燃性ガス又は消火剤をエンジ
ンルーム内に噴射する手段を備えているから、衝突時に
不燃性ガス又は消火剤をドア側からエンジンルーム内に
噴射することができ、エンジンルーム内の火災を効果的
に防止することができ、安全性を効果的に高めることが
できるという利点がある。
【0035】請求項7においては、気密容器は、エンジ
ンルームを覆うボンネットに付設して不燃性ガス又は消
火剤をエンジンルームの内部に向けて噴射する手段を備
えているから、衝突時に不燃性ガス又は消火剤をボンネ
ット側からエンジンルームの内部に向けて噴射すること
ができ、エンジンルームの火災を効果的に防止すること
ができるという利点がある。
【0036】請求項8においては、気密容器は、シャー
シに一体的に形成されているから、アルミニウムの押出
成形品のようなシャーシを有効に利用して気密容器を設
けることができ、車体の底部となるシャーシから不燃性
ガス又は消火剤を噴射することができ、車両火災を効果
的に防止できるという利点がある。請求項9において
は、気密容器は、アルミニウム製であるから、車体重量
を増すことがないという利点がある。
【0037】請求項10においては、不燃性ガスは、炭
酸ガスであるから、人体等への影響を抑制しながら、圧
縮された不燃性ガスを容易に得ることができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、(a)は斜視
図、(b)(c)は概略断面図である。
【図2】実施の形態2を示し、安全弁の断面図である。
【図3】実施の形態3を示し、ボンネットに付設する気
密容器の斜視図である。
【図4】実施の形態4を示し、ドアに気密容器を内蔵し
た概略側面図である。
【図5】実施の形態5を示し、(a)はドアに気密容器
を一体的に設けた概略側面図、(b)は概略断面図であ
る。
【図6】実施の形態6を示し、(a)はシャーシの分解
斜視図、(b)は概略断面図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 気密容器 2 シャーシ 3 ガス噴射手段 4 安全弁 5 噴射ノズル 6 バンパー 7 ドア 8 充填ノズル 9 ボンネット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、
火剤を圧縮して充填した気密容器1に所定圧力以上の圧
力を受けることで内部の消火剤を放出するガス噴射手段
3を設け、気密容器1は、車体の一部に内蔵して消火剤
をエンジンルームの内部に向けて噴射する手段を備えて
成ることを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】請求項2においては、気密容器1は、バン
パー6に内蔵して成ることを特徴とするものである。
求項3においては、気密容器1は、ドア7に内蔵して成
ることを特徴とするものである。請求項4においては、
気密容器1は、エンジンルームを覆うボンネット9に付
設して成ることを特徴するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(作用)請求項1においては、自動車の衝
突時の衝撃によって、車体の一部に内蔵した気密容器1
に所定圧力以上の圧力が加わると、気密容器1が変形し
内部の消火剤をエンジンルームの内部に噴射すること
ができるのであり、衝突時の火災を効果的に防止するこ
とができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2においては、衝突時に消火剤をエ
ンジンルームの内部に噴射することができ、衝突時に火
災を効果的に防止することができる。請求項3において
は、衝突時に消火剤をドア7側からエンジンルーム内に
噴射することができ、エンジンルーム内の火災を効果的
に防止することができ、安全性を効果的に高めることが
できる。請求項4においては、衝突時に消火剤をボンネ
ット側からエンジンルームの内部に向けて噴射すること
ができ、エンジンルームの火災を効果的に防止すること
ができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【発明の効果】請求項1においては、消火剤を圧縮して
充填した気密容器に所定圧力以上の圧力を受けることで
内部の消火剤を放出するガス噴射手段を設け、気密容器
は、車体の一部に内蔵して消火剤をエンジンルームの内
部に向けて噴射する手段を備えているから、自動車の衝
突時の衝撃によって、車体の一部に内蔵した気密容器に
所定圧力以上の圧力が加わると、気密容器が変形して
部の消火剤をエンジンルームの内部に噴射することがで
きるのであり、衝突時の火災を効果的に防止することが
できるという利点がある。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項2においては、気密容器は、バンパ
ーに内蔵して不燃性ガス又は消火剤をエンジンルームの
内部に向けて噴射する手段を備えているから、衝突時に
不燃性ガス又は消火剤をエンジンルームの内部に噴射す
ることができ、衝突時の火災を効果的に防止することが
できるという利点がある。請求項3においては、気密容
器は、ドア7に内蔵して不燃性ガス又は消火剤をエンジ
ンルーム内に噴射する手段を備えているから、衝突時に
不燃性ガス又は消火剤をドア側からエンジンルーム内に
噴射することができ、エンジンルーム内の火災を効果的
に防止することができ、安全性を効果的に高めることが
できるという利点がある。請求項4においては、気密容
器は、エンジンルームを覆うボンネットに付設して不燃
性ガス又は消火剤をエンジンルームの内部に向けて噴射
する手段を備えているから、衝突時に不燃性ガス又は消
火剤をボンネット側からエンジンルームの内部に向けて
噴射することができ、エンジンルームの火災を効果的に
防止することができるという利点がある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 21/00 B62D 21/00 Z 25/10 25/20 C 25/20 25/10 E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不燃性ガス又は消火剤を気密容器に圧縮
    して充填して車体の一部に内蔵させ、気密容器に所定圧
    力以上の圧力を受けることで内部の不燃性ガス又は消火
    剤を放出するガス噴射手段を設けて成ることを特徴とす
    る自動車の車体。
  2. 【請求項2】 気密容器の一部に他よりも弱い破裂部を
    形成してガス噴射手段が構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車の車体。
  3. 【請求項3】 ガス噴射手段は、気密容器に設けた安全
    弁であることを特徴とする請求項1記載の自動車の車
    体。
  4. 【請求項4】 安全弁は、不燃性ガス又は消火剤の放出
    方向を決定する噴射ノズルと、気密容器の内部に不燃性
    ガス又は消火剤を充填する充填ノズルを備えて成ること
    を特徴する請求項3記載の自動車の車体。
  5. 【請求項5】 気密容器は、バンパーに内蔵して不燃性
    ガス又は消火剤をエンジンルームの内部に向けて噴射す
    る手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の自
    動車の車体。
  6. 【請求項6】 気密容器は、ドアに内蔵して不燃性ガス
    又は消火剤をエンジンルーム内に噴射する手段を備えて
    成ることを特徴とする請求項1記載の自動車の車体。
  7. 【請求項7】 気密容器は、エンジンルームを覆うボン
    ネットに付設して不燃性ガス又は消火剤をエンジンルー
    ムの内部に向けて噴射する手段を備えて成ることを特徴
    する請求項1記載の自動車の車体。
  8. 【請求項8】 気密容器は、シャーシに一体的に形成さ
    れて成ることを特徴とする請求項1記載の自動車の車
    体。
  9. 【請求項9】 気密容器は、アルミニウム製であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の
    自動車の車体。
  10. 【請求項10】 不燃性ガスは、炭酸ガスであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の自
    動車の車体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016203957A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 富永 淳 燃料電池車向け衝撃緩衝用バンパー
CN108608973A (zh) * 2018-05-14 2018-10-02 周兴 一种货车尾部防撞装置
CN113739636A (zh) * 2021-09-16 2021-12-03 广州华凯车辆装备有限公司 采用抗溶水成膜泡沫液扑灭车体外表面油类火的装甲车
CN116853165A (zh) * 2023-07-20 2023-10-10 江苏水源智能制造有限公司 一种具有缓冲结构的汽车保险杠

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