JPH11222111A - ペダル機構 - Google Patents

ペダル機構

Info

Publication number
JPH11222111A
JPH11222111A JP2620998A JP2620998A JPH11222111A JP H11222111 A JPH11222111 A JP H11222111A JP 2620998 A JP2620998 A JP 2620998A JP 2620998 A JP2620998 A JP 2620998A JP H11222111 A JPH11222111 A JP H11222111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
link
swing
axis
operation member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2620998A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Maeno
浩二 前野
Yoshibumi Kamei
義文 亀井
Naoki Yabusaki
直樹 薮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2620998A priority Critical patent/JPH11222111A/ja
Publication of JPH11222111A publication Critical patent/JPH11222111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペダル踏み込み時におけるペダル及びこれに
関係した部材のガタを防止することでペダル操作の操作
性に対する信頼性を向上させることができるペダル機構
を得る。 【解決手段】 リターンスプリング96の一端はサイド
プレート46へ固定されており、他端がリンク60へ固
定され、リンク60を介してブレーキペダル76を初期
位置へ付勢している。このため、初期位置へブレーキペ
ダル76が戻った状態では、連結ピン54がリターンス
プリング96の付勢力によって円孔78の内周部と円孔
68の内周部で挟み付けられる。このため、ブレーキペ
ダル76を踏み込む際には、円孔68、78の内周部へ
連結ピン54が当接したままの状態(ガタ詰めされた状
態)が維持されるため、ブレーキペダル操作の操作性に
対する信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両のブ
レーキ操作用として車体に設けられるペダル機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ペダル機構、例えば、車両室内に配置さ
れ、乗員が踏み込むことにより車両のブレーキ装置を作
動させるためのブレーキペダルを備えたペダル機構とし
ては、乗員の踏み込みによるブレーキペダルの揺動によ
り、ブレーキペダルに設けられたリンクを介してレバー
を変位させ、このレバーによりブレーキブースターのブ
ースターロッドを押圧する所謂リンク式のペダル機構が
ある(一例としては実開平2−90181号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
リンク式のペダル機構では、ブレーキペダルとリンク、
リンクとレバー、レバーとブースターロッドのそれぞれ
が相対回転可能に連結されてるため、各々の連結部分で
回転軸に対して直交する方向に沿ったガタがある。この
ため、ペダルを踏み込んでリンクやレバーを回転させる
と、これらの部材が軸周りに回転するのみならず、軸直
交方向に変位して連結されている部材に衝突で異音発生
させたり、また、レバーの回転軸とペダルの回転軸との
軸間距離が変化する可能性等があるため、ペダル操作性
の信頼性という観点からすると上述した従来のリンク式
のペダル機構ではいまだ改良の余地があった。
【0004】本発明は、上記事実を考慮して、ペダル踏
み込み時におけるペダル及びこれに関係した部材のガタ
を防止することでペダル操作の操作性に対する信頼性を
向上させることができるペダル機構を得ることが目的で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のペダル機
構は、車体に設けられた揺動軸へ軸支され、下端部に乗
員の踏力が付与されるペダルと、前記ペダルの揺動スト
ロークに応じて移動するオペレーション部材と、前記ペ
ダルと前記オペレーション部材の間に設けられ、前記ペ
ダルの揺動ストロークに応じて前記オペレーション部材
に押圧力を付与して移動させるリンクと、一端が前記リ
ンクへ固定されると共に他端が前記車体へ固定され、前
記リンクを介して前記踏力が付与された場合の前記ペダ
ルの踏込方向とは反対方向へ向けて前記ペダルを付勢す
る付勢手段と、を備えている。
【0006】上記構成のペダル機構によれば、ペダルが
踏み込まれて踏力がペダルに付与されると、付勢手段の
付勢力に抗してペダルが揺動する。ペダルが揺動する
と、ペダルの揺動ストロークに応じてリンクがペダルの
旋回軸と平行な回動軸周りに回動しつつ移動し、このと
きの移動量に応じた押圧力をリンクがオペレーション部
材に付与する。
【0007】また、ペダルへの踏力が解除されると、付
勢手段がその付勢力でリンクを回動させてペダルを踏力
付与前の初期位置へ揺動させる。
【0008】ここで、付勢手段はリンクを付勢すること
で間接的にペダルを付勢している。したがって、リンク
の回動軸とその軸受との間にガタが存在する場合には、
回動軸及び軸受けのうち、付勢部材の付勢力でペダルと
共に揺動する一方が、他方に干渉されるまでその径方向
外側へ向けて変位する(すなわち、ガタ詰め状態とな
る)。
【0009】このように、ペダルが初期位置にある状態
では、前記一方は他方に干渉された状態にある。しか
も、付勢手段の付勢力はペダルを初期位置へ戻す方向へ
付勢しており、ペダルに踏力が付与されてペダルが旋回
する場合には、前記一方は他方に干渉された状態が維持
される。このため、ペダル及びリンクとこれらを連結す
る軸部材との間のガタが防止され、ペダル操作の操作性
に対する信頼性が向上する。
【0010】しかも、ガタが防止されることにより、ペ
ダル踏み込み時においてペダルとリンクとを連結する軸
部材が、リンクに対して変位してぶつかるようなことは
ないため、衝撃音等の発生も防止される。
【0011】請求項2記載のペダル機構は、車体に設け
られた揺動軸周りに揺動可能とされ、下端部に踏力が付
与されて前記揺動軸周りに揺動するペダルと、前記ペダ
ルの揺動ストロークに応じて移動するオペレーション部
材と、前記ペダルと前記オペレーション部材の間に設け
られ、前記ペダルの揺動ストロークに応じて前記オペレ
ーション部材に押圧力を付与して移動させるリンクと、
前記ペダルと前記オペレーション部材の間に設けられ、
前記車体に対する前記ペダルの揺動軸に対して平行な回
動軸へ軸支されると共に、前記ペダルの揺動ストローク
に応じて前記回動軸周りに回動しながら移動し、当該移
動量に応じて前記オペレーション部材に押圧力を付与し
て移動させるリンクと、前記ペダルの上端部に設けられ
前記揺動軸が貫通し、前記揺動軸に軸支されると共に前
記揺動軸により前記揺動軸の軸方向に対して傾いた方向
への変位が制限されるボスと、前記ボスの軸方向に沿っ
て前記ブレーキペダルに対向して配置され、一端が前記
ボスへ一体的に連結されると共に他端が前記リンクへ連
結され、前記ブレーキペダルの揺動と共に前記揺動軸周
りに旋回して前記リンクを回動させるサブレバーと、を
備えている。
【0012】上記構成のペダル機構では、ペダルに踏力
が付与されてぺダルが揺動軸周りに揺動すると、サブレ
バーがペダルと共に揺動軸周りに旋回してリンクを回動
させる。これにより、リンクがオペレーション部材に押
圧力を付与して移動させる。
【0013】ここで、ペダルに付与された踏力にペダル
を揺動させる力のみならず、揺動軸方向に沿った方向の
力が含まれていると、ペダルは揺動軸周りに揺動するの
みならず、ペダルはその軸の向き傾ける方向に変位しよ
うとする。
【0014】このとき、ペダルはボスの軸の向きを傾け
てボスを介して揺動軸の軸の向きを傾けようとするが、
ボスは揺動軸に軸支されており、揺動軸により自らの軸
の向きを変化させることが制限されている。これによ
り、ペダルからボスへその揺動方向とは異なる方向の力
が入力されても、ペダルがボスとの連結部分を中心に弾
性変形するだけで、ボスはその軸の向きを傾けることは
なく、単に揺動軸周りに旋回するだけとなる。したがっ
て、ボスへ連結されたサブレバーもまた単に揺動軸周り
に旋回するだけとなるため、リンクとサブレバーとを連
結する軸部材や軸受けの軸の向きが変化させられること
はない。これにより、リンクの軸部材及び軸受けが互い
に片当たりすることで生じる片磨耗に起因するガタが防
止され、ペダル操作の操作性に対する信頼性が向上す
る。
【0015】請求項3記載のペダル機構は、車体に設け
られた揺動軸へ軸支され、下端部に乗員の踏力が付与さ
れるペダルと、前記ペダルの揺動ストロークに応じて移
動するオペレーション部材と、前記ペダルと前記オペレ
ーション部材の間に設けられると共に前記車体に設けら
れた固定回動軸に軸支され、前記ペダルの揺動ストロー
クに応じて前記オペレーション部材に押圧力を付与して
移動させるリンクと、前記リンクの固定回動軸に対する
前記ペダルの揺動軸の相対的な接離移動を制限する変位
制限手段と、を備えている。
【0016】上記構成のペダル機構では、ペダルに踏力
が付与されてぺダルが揺動軸周りに揺動すると、ペダル
によっれリンクが固定回動軸周りに回動し、これによ
り、リンクがオペレーション部材に押圧力を付与して移
動させる。
【0017】ここで、本ペダル機構では、変位制限手段
によって揺動軸の軸直交方向に沿った旋回軸に対する揺
動軸の相対的な変位が制限されるため、過剰な踏力の付
与等によって揺動軸の位置がその軸直交方向に沿って変
位したとしても、固定回動軸とペダルの揺動軸の旋回軸
との軸間ストロークが変化することはない(すなわち、
リンクの固定回動軸に対するペダルの揺動軸のガタが防
止される)。これにより、ペダルとレバーのモーメント
アームの比率が予め設定された比率に維持されるため、
ペダル操作の操作性に対する信頼性が向上する。
【0018】請求項4記載のペダル機構は、請求項3記
載のペダル機構において、前記変位制限手段は、前記揺
動軸に被嵌され外周部周りを前記ペダルが揺動する筒状
のカラーと、前記車体に設けられ、前記カラーの軸方向
両端部の外周部へ当接して前記カラーの軸直交方向の変
位を制限する保持部と、を備えることを特徴としてい
る。
【0019】上記構成のペダル機構によれば、揺動軸に
カラーが被嵌されており、このカラーの周りをペダルが
揺動する。ここで、カラーの軸方向両端部の外周部が、
車体に設けられた保持部に当接しており、この保持部に
よってカラーの軸直交方向の変位が制限される。このた
め、ペダルの揺動軸をその軸直交方向へ変位させるよう
な外力(例えば、踏力)が揺動軸に作用しても、カラー
を介して保持部が外力を受けるため、揺動軸は所定の位
置で保持されたままとなる(すなわち、揺動軸のガタが
防止される)。これにより、固定回動軸とペダルの揺動
軸の旋回軸との軸間ストロークが変化が防止され(すな
わち、固定回動軸に対するペダルの揺動軸のガタが防止
され)、ペダルとレバーのモーメントアームの比率が予
め設定された比率に維持されるため、ペダル操作の操作
性に対する信頼性が向上する。
【0020】請求項5記載のペダル機構は、請求項3記
載のペダル機構において、前記変位制限手段は、前記リ
ンクの固定回動軸及び前記ペダルの揺動軸の双方が固定
され、前記固定回動軸及び揺動軸を保持する保持部材で
あることを特徴としている。
【0021】上記構成のペダル機構によれば、保持部材
がリンクの固定回動軸とペダルの揺動軸の双方を保持し
ているため、仮に、ペダルの揺動軸をその軸直交方向へ
変位させるような外力(例えば、踏力)によって揺動軸
が変位したとしても、保持部材によって揺動軸と固定回
動軸とが連結されて一体とされているため、揺動軸は固
定回動軸周りに変位するか、或いは、固定回動軸を伴っ
て変位し、結果的にリンクの固定回動軸に対するペダル
の揺動軸の相対的な変位は生じない(すなわち、リンク
の固定回動軸に対するペダルの揺動軸のガタが部押しさ
れる)。このため、ペダルとレバーのモーメントアーム
の比率が予め設定された比率に維持され、ペダル操作の
操作性に対する信頼性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1には本
発明(特許請求の範囲に対応させると請求項1記載の本
発明)の第1の実施の形態に係るペダル機構を適用した
ブレーキ装置10の要部が側面図によって示されてい
る。
【0023】この図に示されるように、ブレーキ装置1
0はブレーキブースター12を備えている。このブレー
キブースター12は、車両の室内側とエンジンルーム側
とを仕切り車体の一部を構成するダッシュパネル14の
エンジンルーム側(図1の矢印FR方向側)でダッシュ
パネル14に固定されている。このブレーキブースター
12の略中央にはオペレーション部材としての棒状のオ
ペレーションロッド16が設けられている。このオペレ
ーションロッド16は、略車両前後方向(図1の矢印F
R方向及びその反対方向)に沿って長手とされており、
その長手方向中間部よりも前端側(図1の矢印FR方向
側)はブレーキブースター12の内部へ挿入されてい
る。また、このオペレーションロッド16は概ねその長
手方向に沿ってスライド可能とされており、ブレーキブ
ースター12に対して略車両前方側へ向けてスライドさ
せることでブレーキブースター12内に配置されたパワ
ーピストンをスライドさせ、リザーバタンクからマスタ
シリンダ内へ供給されたブレーキ液を、例えば、ディス
クブレーキ装置のシリンダ(以上、符号無きものは図示
省略)へ送給する。すなわち、スライドするオペレーシ
ョンロッド16の押圧力がブレーキ液の液圧に変換され
る仕組みである。
【0024】また、このオペレーションロッド16の長
手方向後端側は、ダッシュパネル14を貫通して車両室
内側へ延出されており、更にオペレーションロッド16
の後端部にはクレビス18が固定されている。図2に示
されるようにクレビス18は全体的に略車両後方側(図
2の矢印FRとは反対方向側)へ向けて開口した平面視
コ字形状とされており、その基部20の略車両左右方向
(図2の矢印LF方向及びその反対方向)両端部から略
車両後方側へ向けて互いに平行に延出された一対の軸受
部22の各々には円孔24が同軸的に形成されている。
これらの円孔24にはクレビスピン26が貫通してお
り、クレビス18(すなわち、オペレーションロッド1
6)に対してクレビスピン26周りに相対回転可能にレ
バー30をクレビス18へ連結している。
【0025】図1に示されるように、レバー30は略V
字形状とされており、V字の屈曲部に相当する部分で且
つ上述したクレビス18との連結部分から離間した位置
には、図3に示されるように略車両左右方向(図3の矢
印LF方向及びその反対方向)に沿って貫通した円孔3
2が形成されている。また、レバー30の略車両左右方
向両端部(すなわち、レバー30の厚さ方向両端部)に
は、略車両左右方向を軸方向とする円筒状のボス34が
一体的に設けられている。このボス34は、内径寸法が
円孔32と略同一でしかも、円孔32と同軸的に設けら
れている。このボス34及び円孔32には、円筒状のカ
ラー36が貫通し、更に、このカラー36を貫通した回
動軸或いは固定回動軸としての支持ボルト38を介して
レバー30が支持ボルト38周り(すなわち、図1の矢
印A方向及びその反対方向)に回転可能にペダルサポー
ト44に支持されている。
【0026】図3に示されるように、ペダルサポート4
4は略車両左右方向(図3の矢印LF方向及びその反対
方向)に沿って互いに対向した一対のサイドプレート4
6と、これらのサイドプレート46を略車両前方側(図
3の矢印FR方向側)で連結する連結プレート48とに
よって構成されており、この連結プレート48がボルト
等の締結手段(図示省略)により、ダッシュパネル14
に固定されることで車体と一体になる。ペダルサポート
44のサイドプレート46には円孔50が形成されてお
り、これらの円孔50に上述した支持ボルト38が貫通
している。したがって、上述したレバー30はカラー3
6、支持ボルト38を介してペダルサポート44に支持
されており、このペダルサポート44を介して車体へ取
り付けられている。また、図1に示されるように、円孔
32を中心としてクレビス18との連結部位までの方向
とは異なる方向のレバー30の所定の部位には円孔52
が形成されており、回転軸としての連結ピン54が貫通
している。
【0027】さらに、図4に示されるように、レバー3
0の略車両左右方向両側(すなわち、レバー30の厚さ
方向両側)には、一対のリンク60が配置されている。
これらのリンク60の長手方向一端側には略車両左右方
向(すなわち、リンク60の厚さ方向両側)に沿って貫
通した円孔62が形成されており、これらの円孔62を
上述した連結ピン54が貫通し、リンク60を連結ピン
54の軸周りに回転可能に支持している。
【0028】なお、ここで、リンク60が特許請求の範
囲におけるリンクに対応することは言うまでもないが、
本ブレーキ装置10においてレバー30は特許請求の範
囲の請求項1におけるリンクに相当する。
【0029】一方、図4に示されるように、各リンク6
0の長手方向他端には円孔64が形成されており、回転
軸としての連結ピン66が双方の円孔64を貫通してい
る。また、双方のリンク60の長手方向他端の間にはペ
ダルとしてのブレーキペダル76の上端部が挟まれてい
る。このブレーキペダル76の上端部には略車両左右方
向に沿って円孔78が形成されており上述した連結ピン
66が貫通している。したがって、各リンク60は連結
ピン54周りにレバー30に対して相対的に回動可能で
あると共に、連結ピン66周りにブレーキペダル76に
対して相対的に回動可能でもある。
【0030】図1に示されるように、ブレーキペダル7
6の上端部(すなわち、円孔78が形成されている部
分)よりも下側には円孔80が形成されている。図5に
示されるように、ブレーキペダル76の略車両左右方向
両端部(すなわち、ブレーキペダル76の厚さ方向両端
部)には、略車両左右方向を軸方向とする円筒状のボス
82が一体的に設けられている。このボス82は、内径
寸法が円孔80と略同一で、しかも、円孔80と同軸的
に設けられている。このボス82及び円孔80には、円
筒状のカラー84が貫通しており、更に、このカラー8
4を揺動軸としての支持ボルト86が貫通している。図
5に示されているように、支持ボルト86はペダルサポ
ート44の両サイドプレート46に同軸的に形成された
円孔88を貫通している。したがって、ブレーキペダル
76もまた、レバー30と同様に支持ボルト86周り
(すなわち、図1の矢印B方向及びその反対方向)に揺
動可能にペダルサポート44に支持されている。
【0031】すなわち、本ブレーキ装置10は、サイド
プレート46(ペダルサポート44)レバー30、リン
ク60、及びブレーキペダル76がサイドプレート46
を固定リンクとする四節リンク機構を構成しており、ブ
レーキペダル76を支持ボルト86周りに揺動させる
と、リンク60を介してレバー30が支持ボルト38周
りに回動する。
【0032】さらに、ブレーキペダル76の下端部には
略車両後方側(図1の矢印FRとは反対方向側)を面方
向とした板状の踏部90が形成されており、車両乗員が
踏部90を踏み込むことでブレーキペダル76を支持ボ
ルト86周りに図1の矢印B方向へ向けて揺動させるこ
とができるようになっている。
【0033】また、図5に示されるように、上述した両
ボス82のうち、略車両左方側(図5の矢印LF方向
側)のボス82の周りには、付勢手段としてのリターン
スプリング96が設けられている。このリターンスプリ
ング96は、捩じりコイルスプリングで、一端がサイド
プレート46に固定されており、他端はリンク60の長
手方向中間部に固定され、リンク60をボス82周りに
図1の矢印C方向(すなわち、図1の矢印Aとは反対方
向)へ向けて付勢している。ブレーキペダル76はリン
ク60を介してリターンスプリング96の付勢力を受け
ることで、支持ボルト86周りに図1の矢印Bとは反対
方向へ向けて付勢され、これにより、リターンスプリン
グ96へ踏力が付与される前には初期位置(図1の実線
位置)に位置する。
【0034】次に、本実施の形態の作用並びに効果につ
いて説明する。踏部90に踏力を付与すると、ブレーキ
ペダル76が支持ボルト86周りに図1の矢印B方向へ
向けて揺動する(図1の二点鎖線状態)。ブレーキペダ
ル76が揺動することで、リンク60の長手方向他端部
がリターンスプリング96の付勢力に抗して支持ボルト
86周りに図1の矢印Cとは反対方向へ向けて回動す
る。さらに、サイドプレート46、ブレーキペダル7
6、リンク60と共に四節リンク機構を構成するレバー
30が支持ボルト38周りに図1の矢印A方向へ向けて
回動し、クレビス18を介してオペレーションロッド1
6を略車両前方側へ向けて押圧する。これにより、ブレ
ーキブースター12内に配置されたパワーピストンがス
ライドし、リザーバタンクからマスタシリンダ内へ供給
されたブレーキ液が、例えば、ディスクブレーキ装置の
シリンダ(以上、符号無きものは図示省略)へ送給され
る。
【0035】また、踏部90への踏力の付与を解除する
と、リターンスプリング96の付勢力がリンク60をカ
ラー84周りに図1の矢印C方向へ向けて回動させる。
これにより、ブレーキペダル76が初期位置(図1の実
線位置)まで揺動されると共に、レバー30が図1の矢
印Aとは反対方向へ向けて回動し、ブレーキ操作が解除
される。
【0036】ここで、本ブレーキ装置10はリターンス
プリング96でリンク60を付勢しており間接的にブレ
ーキペダル76及びレバー30を付勢している。すなわ
ち、リターンスプリング96の付勢力でブレーキペダル
76が初期位置へ戻る際には、先ず、リターンスプリン
グ96の付勢力でリンク60の円孔64の内周部が連結
ピン66の外周部を押圧し、次いで、連結ピン66の外
周部がブレーキペダル76の円孔78の内周部を押圧し
てブレーキペダル76を揺動させる。したがって、図6
に示されるように、初期位置へブレーキペダル76が戻
った状態では、円孔78の内周部と円孔64の内周部に
よって連結ピン66が挟み付けられた状態となる。この
状態で再度踏部90を踏み込むと、円孔78の内周部の
連結ピン66との当接部分が連結ピン66の外周部をそ
のまま押圧し、連結ピン66の外周部の円孔64の内周
部との接触部分が円孔64を押圧する。すなわち、踏部
90を踏み込む際には、ブレーキペダル76の揺動方向
に沿って円孔78の内周部と連結ピン66の外周部及び
及び連結ピン66の外周部と円孔64の内周部のそれぞ
れの間に隙間(ガタ)が生じないため、ブレーキペダル
操作の操作性に対する信頼性を向上させることができ
る。
【0037】しかも、このようにガタ詰めされることで
円孔78の内周部と連結ピン66の外周部とが衝突した
り、連結ピン66の外周部と円孔64の内周部とが衝突
することによる異音が生じることはなく、ブレーキ装置
10としての信頼性を向上できる。
【0038】一方、リターンスプリング96の付勢力で
レバー30が初期位置へ戻る際には、先ず、リターンス
プリング96の付勢力でリンク60の円孔62の内周部
が連結ピン54の外周部を押圧し、次いで、連結ピン5
4の外周部がレバー30の円孔52の内周部を押圧して
レバー30を回動させる。したがって、初期位置へレバ
ー30が戻った状態では、円孔52の内周部と円孔62
の内周部によって連結ピン54が挟み付けられた状態と
なる。この状態で再度踏部90を踏み込んでレバー30
を回動させる際には、円孔52の内周部の連結ピン54
との当接部分が連結ピン54の外周部をそのまま押圧
し、連結ピン54の外周部の円孔62の内周部との接触
部分が円孔62を押圧する。すなわち、踏部90の踏み
込みに伴いレバー30が回動させられる際には、レバー
30の回動方向に沿って円孔52の内周部と連結ピン5
4の外周部及び及び連結ピン54の外周部と円孔62の
内周部のそれぞれの間に隙間(ガタ)が形成されていな
いので(すなわち、ガタ詰めされているので)、ブレー
キペダル操作の操作性に対する信頼性を向上させること
ができる。
【0039】しかも、このようにガタ詰めされることで
円孔52の内周部と連結ピン54の外周部とが衝突した
り、連結ピン54の外周部と円孔62の内周部とが衝突
することによる異音の発生を防止できる。
【0040】さらに、本ブレーキ装置10では、従来の
ブレーキ装置においてブレーキペダルを初期位置へ付勢
するためのリターンスプリングに相当するリターンスプ
リング96の付勢力を円孔78の内周部と円孔64の内
周部により連結ピン66を挟み付け、円孔52の内周部
と円孔62の内周部により連結ピン54を挟み付ける力
に利用する構成であるため、部品点数が増加することは
ない。このため、従来のブレーキ装置と同等なコストで
製造できるうえ、ガタ詰めの機構を備えることによる装
置の大型化を防止できる。特に、この装置の大型化を防
止できることで、乗員の膝と装置との間のスペースを十
分に確保できる。
【0041】なお、本実施の形態では、付勢手段として
のリターンスプリング96に捩じりコイルスプリングを
適用した構成であったが、付勢手段はリンク60を付勢
して間接的にブレーキペダル76を付勢する構成であれ
ば、その態様に限定されるものではない。例えば、リタ
ーンスプリング96に引っ張りコイルスプリングを適用
してもよい。
【0042】(第2の実施の形態)次に本発明を適用し
たその他の実施の形態について説明する。なお、前記第
1の実施と基本的に同一の部位については、同一の符号
を付与してその説明を省略する。
【0043】図7には本発明(特許請求の範囲に対応さ
せると請求項2記載の本発明)の第2の実施の形態に係
るペダル機構を適用したブレーキ装置110の要部が側
面図によって示されており、図8にはブレーキ装置11
0を車両前方側からみた図が示されている。
【0044】これらの図に示されるように、本ブレーキ
装置110ではペダルボスとして遮断手段を構成するボ
ス82の外周部から、略車両左右方向(図8の矢印LF
方向及びその反対方向)が厚さ方向とされたレバー部材
として遮断手段を構成するプレート状のサブレバー11
2が、ボス82の半径方向外側へ向けて延出されてい
る。このボス82の端部には円孔114が形成されてお
り連結ピン66が貫通している。すなわち、本ブレーキ
装置110では、ブレーキペダル76とリンク60とが
サブレバー112を介して連結されている。
【0045】したがって、本ブレーキ装置110では、
踏部90に踏力を付与してブレーキペダル76を揺動さ
せると、ブレーキペダル76と共にサブレバー112が
支持ボルト86周りに回動する。サブレバー112が回
動することでレバー30が回動しオペレーションロッド
16がスライドさせられる。
【0046】ところで、踏部90へ付与された踏力に
は、支持ボルト86周りにブレーキペダル76を揺動さ
せる力のみならず、ブレーキペダル76を車幅方向へ変
位させる力が含まれることがある。
【0047】ここで、上述したブレーキ装置10のよう
に、ブレーキペダル76とリンク60とが連結ピン66
を介して連結されるような構成(図1参照)であれば、
ブレーキペダル76が弾性変形することで連結ピン76
の軸の向きが強制的に変えられ、連結ピン66とリンク
60の円孔64の内周部に対して片当たりした状態とな
り、円孔64の内周部及び連結ピン66に片磨耗が生じ
る可能性がある。
【0048】しかしながら、本ブレーキ装置110で
は、リンク60はブレーキペダル76にではなくサブレ
バー112へ連結されており、サブレバー112及びボ
ス82を介してブレーキペダル76へ連結されている。
上述したように、ボス82にはカラー84が貫通してお
り、更にこのカラー84には支持ボルト86が貫通して
いる。また、支持ボルト86自体はその軸方向両端がサ
イドプレート46に支持されている。したがって、ブレ
ーキペダル76の弾性変形に伴いボス82が変位してそ
の軸の向きを変えようとしても、カラー84を介して支
持ボルト86によりボス82の変位が制限される。した
がって、ブレーキペダル76はボス82との連結部分を
中心に弾性変形するだけで、ボス82自体は支持ボルト
86周りに回転するだけである。
【0049】これにより、サブレバー112は純粋に支
持ボルト86周りを回転するため、サブレバー112が
連結ピン66の軸の向きを変えさせることはなく、連結
ピン66及びリンク60の円孔64の内周部に片磨耗の
発生を防止できる。したがって、片磨耗に起因するガタ
の発生を防止でき、ブレーキペダル操作の操作性に対す
る信頼性を向上させることができる。
【0050】また、本ブレーキ装置110では、リンク
60自体を小型化(例えば、薄型化)したり、或いは、
リンク60に比較的強度の低い材料を使用したりするこ
とができる。
【0051】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。
【0052】図9には本発明(特許請求の範囲に対応さ
せると請求項3及び請求項4記載の本発明)の第3の実
施の形態に係るペダル機構を適用したブレーキ装置13
0の要部が断面図によって示されている。なお、この図
9は概ね前記第1の実施の形態を説明する図5に対応し
ている。
【0053】この図に示されるように、本ブレーキ装置
130では、サイドプレート46に保持部(更に広義に
は変位制限手段)としての有底円筒形状の凹部132が
この凹部132が形成されている部分では、サイドプレ
ート46が外側へ向けて張り出している。この凹部13
2の内径寸法はカラー84の外形寸法よりも僅かに大き
い程度とされており、カラー84をこの凹部132へ嵌
め込むことができるようになっている。また、サイドプ
レート46に形成されている円孔80は凹部132の底
部に形成されており、カラー84の軸方向両端部を凹部
132へ嵌め込んだ状態で支持ボルト86を貫通させる
ことができるようになっている。
【0054】踏部90へ踏力を付与すると、ボス82は
カラー84周り(すなわち、支持ボルト86周り)に揺
動するのみならず、ボス82がカラー84をその軸直交
方向へ向けて押圧することがある。しかしながら、本ブ
レーキ装置130では、カラー84の軸方向両端部が凹
部132へ嵌め込まれており、凹部132の内周部によ
ってカラー84の軸方向両端部の外周部が保持されてい
るため、カラー84の軸直交方向へ向けてのカラー84
の変位が凹部132によって制限される。したがって、
ボス82がカラー84をその軸直交方向へ押圧したとし
ても、カラー84が変位することはない。このように、
本ブレーキ装置130では、カラー84の軸直交方向の
変位が凹部132によって制限されるため、ボス82か
らの押圧力で支持ボルト86がその軸直交方向に沿って
変位することはない(すなわち、支持ボルト86の軸直
交方向のガタの発生が防止される)。したがって、支持
ボルト86と支持ボルト38(図1参照)、すなわち、
ブレーキペダル76の揺動中心とレバー30の回動中心
の軸間ストロークが変化することはなく、サイドプレー
ト46(ペダルサポート44)、ブレーキペダル76、
リンク60、及びレバー30によって構成される四節リ
ンク機構のアーム長、特に、ブレーキペダル76、リン
ク60、及びレバー30の各部材が揺動又は回動する際
のモーメントアームのアーム長が変化することはない。
これにより、ブレーキペダル76の揺動量に対するオペ
レーションロッド16のスライドストロークの比率を常
に予め設定された比率に維持できるため、ブレーキペダ
ル操作の操作性に対する信頼性を向上させることができ
る。
【0055】なお、本実施の形態では、凹部132を以
て変位制限手段とした構成であったが、保持手段はカラ
ー84の外周部へ当接してカラー84の軸直交方向への
変位を制限できる構成であればよい。すなわち、凹部1
32に代えて、サイドプレート46に3以上の突起を形
成し、これらの突起でカラー84に作用する軸直交方向
の力を受けてカラー84の軸直交方向の変位を制限する
構成としてもよい。
【0056】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について説明する。
【0057】図10には本発明(特許請求の範囲に対応
させると請求項3及び請求項5記載の本発明)の第4の
実施の形態に係るペダル機構を適用したブレーキ装置1
50の要部が斜視図によって示されている。この図に示
されるように、本ブレーキ装置150は、保持部材(更
に広義には変位制限手段)としての板状のセットプレー
ト152を備えている。このセットプレート152の厚
さ方向一方の端面に支持ボルト38と支持ボルト86と
が固着されており、セットプレート152によって支持
ボルト38と支持ボルト86とが一体とされている。
【0058】したがって、本ブレーキ装置150では、
仮に、ボス82からの押圧力によってカラー84が変位
したとしても、支持ボルト86と支持ボルト38とはセ
ットプレート152に固着されて一体とされているた
め、ブレーキペダル76の揺動中心とレバー30の回動
中心の軸間ストロークが変化することはない(すなわ
ち、レバー30の回動中心に対するブレーキペダルの揺
動中心の相対的なガタの発生が防止される)。これによ
り、結果的には前記第4の実施の形態に係るペダル機構
を適用したブレーキ装置130と同様に、ブレーキペダ
ル76の揺動量に対するオペレーションロッド16のス
ライドストロークの比率を常に予め設定された比率に維
持できるため、ブレーキペダル操作の操作性に対する信
頼性を向上させることができる。
【0059】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態について説明する。
【0060】図11には本発明(特許請求の範囲に対応
させると請求項3及び請求項5記載の本発明)の第5の
実施の形態に係るペダル機構を適用したブレーキ装置1
70の要部が斜視図によって示されている。この図に示
されるように、本ブレーキ装置170はペダルサポート
44が連結プレート172と、各々がこの連結プレート
172とは別体で構成された一対のサイドプレート17
4、176とによって構成されている。
【0061】サイドプレート174の略車両前方側(図
11の矢印FR方向側端部)端部には略車両右方側(図
11の矢印LFとは反対方向側)へ向けて略直角に屈曲
された屈曲部178が形成されており、この屈曲部17
8には略車両上下方向に沿って対を成す透孔180が貫
通している。これらの透孔180は連結プレート172
の略車両右方側の端部に形成された一対の透孔182に
対応しており、これらの透孔180、182にボルトを
貫通させて締結することで連結プレート172とサイド
プレート174とが一体とされる。
【0062】一方、サイドプレート176の略車両前方
側端部には略車両左方側(図11の矢印LF方向側)へ
向けて略直角に屈曲された屈曲部186が形成されてお
り、この屈曲部186には略車両上下方向に沿って対を
成す透孔188が貫通している。これらの透孔188は
連結プレート172の略車両左方側の端部に形成された
一対の透孔190に対応しており、これらの透孔18
8、透孔190にボルトを貫通させて締結することで連
結プレート172とサイドプレート176とが一体とさ
れる。
【0063】また、サイドプレート176のサイドプレ
ート174側の端面には支持ボルト38と支持ボルト8
6とが固着されている。これらの支持ボルト38、86
は、サイドプレート174、176を連結プレート17
2へ固定した状態でサイドプレート176に形成された
円孔32、88を貫通するようになっている(すなわ
ち、本ブレーキ装置170では、サイドプレート176
が特許請求の範囲で言うところの保持部材であり、変位
制限手段である)。
【0064】このように、本ブレーキ装置170におい
ても、上述したブレーキ装置150と同様に支持ボルト
38と支持ボルト86とがサイドプレート176に支持
ボルト38と支持ボルト86とが一体とされているた
め、基本的には上述したブレーキ装置150と同様の効
果を得ることができる。
【0065】なお、これまで説明した各実施の形態は、
全て、本発明に係るペダル機構をブレーキ装置に適用し
ていたが、クラッチ装置等の他のペダル機構に本発明を
適用してもよいのは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明では、付勢手段の付勢力によってリンクのペダルに
対するガタの発生を防止できるため、ペダル操作性に対
する信頼性を向上させることができる。しかも、リンク
のペダルに対するガタを防止できるので、ペダルに踏力
を付与してもペダルとリンクとを連結する軸部材が孔等
の軸受け内周部へ衝突させられることはないため、この
衝突に起因する異音等を防止できる。
【0067】請求項2記載の本発明では、ペダルに付与
される踏力にペダルの揺動軸周りとは異なる方向の成分
が含まれていても、リンクを単純に回動軸周りに回動さ
せることができる。これにより、リンクを回動軸とこの
回動軸を軸支する軸受けの間での片当たりを防止でき、
片磨耗を防止できる。したがって、リンクの回動軸とこ
の軸受けとの間のガタの発生を防止でき、ペダル操作性
に対する信頼性を向上させることができる。
【0068】請求項3記載の本発明は、リンクの固定回
動軸に対するペダルの揺動軸の相対的な接離移動、すな
わち、リンクの固定回動軸に対するペダルの揺動軸の相
対的なガタの発生を防止できるため、ペダルとレバーの
モーメントアームの比率を予め設定された比率に維持で
きる。このため、ペダル操作性に対する信頼性を向上さ
せることができる。
【0069】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
本発明において、揺動軸の軸方向に沿った変位、すなわ
ち、リンクの固定回動軸に対するペダルの揺動軸のガタ
の発生を防止できるため、ペダルの揺動軸とリンクの固
定回動軸との間の軸間ストロークを維持でき、ペダルと
レバーのモーメントアームの比率を予め設定された比率
に維持できる。このため、ペダル機構としての信頼性を
向上させることができる。
【0070】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
本発明において、保持部材がペダルの揺動軸とリンクの
固定回動軸の双方を保持することで、固定回動軸に対す
る揺動軸のガタの発生を防止できる。これにより、揺動
軸と旋回軸との間の軸間ストロークを維持でき、ペダル
とレバーのモーメントアームの比率を予め設定された比
率に維持できるため、ペダル操作性に対する信頼性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るペダル機構を
適用したブレーキ装置の側面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図1の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図1のリンクの部分を拡大した側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るペダル機構を
適用したブレーキ装置の側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るペダル機構を
適用したブレーキ装置の正面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るペダル機構を
適用したブレーキ装置の図5に対応した断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るペダル機構
を適用したブレーキ装置の要部の分解斜視図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るペダル機構
を適用したブレーキ装置の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
14 ダッシュパネル(車体) 16 オペレーションロッド(オペレーション部
材) 30 レバー(リンク、レバー) 38 支持ボルト(回動軸、固定回動軸) 54 連結ピン(回動軸) 66 連結ピン(回動軸) 76 ブレーキペダル(ペダル) 82 カラー 86 支持ボルト(揺動軸) 96 リターンスプリング(付勢手段) 112 サブレバー(レバー部材) 132 凹部(保持部、変位制限手段) 152 セットプレート(保持部材、変位制限手
段) 176 サイドプレート(保持部材、変位制限手
段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられた揺動軸へ軸支され、下
    端部に乗員の踏力が付与されるペダルと、 前記ペダルの揺動ストロークに応じて移動するオペレー
    ション部材と、 前記ペダルと前記オペレーション部材の間に設けられ、
    前記ペダルの揺動ストロークに応じて前記オペレーショ
    ン部材に押圧力を付与して移動させるリンクと、 一端が前記リンクへ固定されると共に他端が前記車体へ
    固定され、前記リンクを介して前記踏力が付与された場
    合の前記ペダルの踏込方向とは反対方向へ向けて前記ペ
    ダルを付勢する付勢手段と、 を備えるペダル機構。
  2. 【請求項2】 車体に設けられた揺動軸周りに揺動可能
    とされ、下端部に踏力が付与されて前記揺動軸周りに揺
    動するペダルと、 前記ペダルの揺動ストロークに応じて移動するオペレー
    ション部材と、 前記ペダルと前記オペレーション部材の間に設けられ、
    前記ペダルの揺動ストロークに応じて前記オペレーショ
    ン部材に押圧力を付与して移動させるリンクと、 前記ペダルと前記オペレーション部材の間に設けられ、
    前記車体に対する前記ペダルの揺動軸に対して平行な回
    動軸へ軸支されると共に、前記ペダルの揺動ストローク
    に応じて前記回動軸周りに回動しながら移動し、当該移
    動量に応じて前記オペレーション部材に押圧力を付与し
    て移動させるリンクと、 前記ペダルの上端部に設けられ前記揺動軸が貫通し、前
    記揺動軸に軸支されると共に前記揺動軸により前記揺動
    軸の軸方向に対して傾いた方向への変位が制限されるボ
    スと、 前記ボスの軸方向に沿って前記ブレーキペダルに対向し
    て配置され、一端が前記ボスへ一体的に連結されると共
    に他端が前記リンクへ連結され、前記ブレーキペダルの
    揺動と共に前記揺動軸周りに旋回して前記リンクを回動
    させるサブレバーと、 を備えるペダル機構。
  3. 【請求項3】 車体に設けられた揺動軸へ軸支され、下
    端部に乗員の踏力が付与されるペダルと、 前記ペダルの揺動ストロークに応じて移動するオペレー
    ション部材と、 前記ペダルと前記オペレーション部材の間に設けられる
    と共に前記車体に設けられた固定回動軸に軸支され、前
    記ペダルの揺動ストロークに応じて前記オペレーション
    部材に押圧力を付与して移動させるリンクと、 前記リンクの回動軸に対する前記ペダルの揺動軸の相対
    的な接離移動を制限する変位制限手段と、 を備えるペダル機構。
  4. 【請求項4】 前記変位制限手段は、 前記揺動軸に被嵌され外周部周りを前記ペダルが揺動す
    る筒状のカラーと、 前記車体に設けられ、前記カラーの軸方向両端部の外周
    部へ当接して前記カラーの軸直交方向の変位を制限する
    保持部と、 を備えることを特徴とする請求項3記載のペダル機構。
  5. 【請求項5】 前記変位制限手段は、前記リンクの回動
    軸及び前記ペダルの揺動軸の双方が固定され、前記回動
    軸及び揺動軸を保持する保持部材であることを特徴とす
    る請求項3記載のペダル機構。
JP2620998A 1998-02-06 1998-02-06 ペダル機構 Pending JPH11222111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2620998A JPH11222111A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 ペダル機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2620998A JPH11222111A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 ペダル機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11222111A true JPH11222111A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12187068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2620998A Pending JPH11222111A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 ペダル機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11222111A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018115A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Futaba Industrial Co Ltd ブレーキペダル装置
JP2015141649A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 豊田鉄工株式会社 車両用ペダルの軸受部構造
JP2018104888A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 株式会社神島組 鉄筋コンクリート構造物の配筋構造
JP2020013424A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 豊田鉄工株式会社 車両用操作ペダル装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018115A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Futaba Industrial Co Ltd ブレーキペダル装置
JP2015141649A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 豊田鉄工株式会社 車両用ペダルの軸受部構造
JP2018104888A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 株式会社神島組 鉄筋コンクリート構造物の配筋構造
JP2020013424A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 豊田鉄工株式会社 車両用操作ペダル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3542709B2 (ja) 自動車のブレーキペダル装置
JP3781864B2 (ja) 自動車のブレーキペダル装置
JP4148553B2 (ja) 車両用アクセルペダル機構
JP3804373B2 (ja) 自動車のペダル支持構造
JP3459378B2 (ja) 自動車のブレーキペダル装置
KR100892923B1 (ko) 자동차용 액셀러레이터 및 브레이크 페달 장치
JP4006676B2 (ja) ペダル支持構造
JPH11222111A (ja) ペダル機構
CN111316190B (zh) 车辆用操作踏板装置
JP4002404B2 (ja) フットペダルの後退防止構造
JP3586434B2 (ja) ペダル装置
JP3897221B2 (ja) 車両のブレーキペダル装置
CN112424723B (zh) 车辆用操作踏板装置
JP2000163147A (ja) ペダルブラケットの構造
JP4168594B2 (ja) ブレーキペダル装置
JP4269467B2 (ja) 自動車のペダル支持構造
JP3893817B2 (ja) 自動車のペダル支持構造
JP2000326754A (ja) 自動車用アクセルペダル装置
JP2959235B2 (ja) ペダル装置
JP7497307B2 (ja) 車両用操作ペダル装置
JP3628271B2 (ja) ペダルアームの移動防止機構
US20050066760A1 (en) Column shifter with impact absorbing structure
JP4577112B2 (ja) 車両用ブレーキペダル装置
JP4045526B2 (ja) ブレーキペダル装置
JP7494156B2 (ja) 車両用操作ペダル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222