JPH11222339A - 織物の接合方法および接合組織 - Google Patents
織物の接合方法および接合組織Info
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- JPH11222339A JPH11222339A JP6184998A JP6184998A JPH11222339A JP H11222339 A JPH11222339 A JP H11222339A JP 6184998 A JP6184998 A JP 6184998A JP 6184998 A JP6184998 A JP 6184998A JP H11222339 A JPH11222339 A JP H11222339A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接合部が柔軟で織物部との厚さに差異がな
く、走行性に悪影響をもたらさない織物の接合方法と接
合組織を提供する。 【解決手段】 少なくとも経糸の表面が樹脂で形成され
ている織物の端部を接合する織物の接合方法において、
接合する織物の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとし
た部分を形成し、該端部を突き合わせて相互の経糸を経
糸間に挿入して並列配置し接触する経糸表面部を溶着し
て接合することを特徴とする、織物の接合方法であり、
この接合組織も包含する。
く、走行性に悪影響をもたらさない織物の接合方法と接
合組織を提供する。 【解決手段】 少なくとも経糸の表面が樹脂で形成され
ている織物の端部を接合する織物の接合方法において、
接合する織物の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとし
た部分を形成し、該端部を突き合わせて相互の経糸を経
糸間に挿入して並列配置し接触する経糸表面部を溶着し
て接合することを特徴とする、織物の接合方法であり、
この接合組織も包含する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織物の接合方法お
よび接合部に関し、さらに詳細にはタバコ製造用の織物
であるサクションテープをエンドレスに接合する方法お
よびその接合部に関するものである。
よび接合部に関し、さらに詳細にはタバコ製造用の織物
であるサクションテープをエンドレスに接合する方法お
よびその接合部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、織物はエンドレス等に接合し
て走行させることにより、搬送ベルトや脱水ベルト等と
して多くの用途で使用されている。織物を接合する方法
としては、織物の構造や材質、あるいは織物に要求され
る性能に応じて他種多様な方法が採用されている。最も
簡単な方法としては織物の端部を重ね合わせ、合わせし
ろを溶着したり接着剤によって接着する方法やミシン等
によって縫い合わせる方法がある。また、接合部にも他
の織物部分と同等の性能を要求される製紙用織物等で
は、衣服修理の掛けはぎのような方法により接合するこ
とが行われている。この接合方法は、端部の経糸と緯糸
を一度分離し、再度織り合わせて接合する織継という方
法である。溶着や、接着による方法は容易に実施できる
利点はあるものの、溶着では完全に織物を溶かして一体
化させて形成するため接合部が硬化し、柔軟性が損なわ
れて耐屈曲性が悪化する問題、また接合部が他の織物部
分より厚さが厚くなり走行性や搬送性に悪影響を及ぼす
という問題があり、接着でも接合部が他の織物部分より
厚くなるので走行性や搬送性、表面平滑性が悪化すると
いう問題があった。また、ミシン縫いの場合は厚さに違
いが生ずるという上記と同様の問題があるとともに、接
合部の強度がミシン糸の強度になるため充分な強度が得
難いという問題もある。
て走行させることにより、搬送ベルトや脱水ベルト等と
して多くの用途で使用されている。織物を接合する方法
としては、織物の構造や材質、あるいは織物に要求され
る性能に応じて他種多様な方法が採用されている。最も
簡単な方法としては織物の端部を重ね合わせ、合わせし
ろを溶着したり接着剤によって接着する方法やミシン等
によって縫い合わせる方法がある。また、接合部にも他
の織物部分と同等の性能を要求される製紙用織物等で
は、衣服修理の掛けはぎのような方法により接合するこ
とが行われている。この接合方法は、端部の経糸と緯糸
を一度分離し、再度織り合わせて接合する織継という方
法である。溶着や、接着による方法は容易に実施できる
利点はあるものの、溶着では完全に織物を溶かして一体
化させて形成するため接合部が硬化し、柔軟性が損なわ
れて耐屈曲性が悪化する問題、また接合部が他の織物部
分より厚さが厚くなり走行性や搬送性に悪影響を及ぼす
という問題があり、接着でも接合部が他の織物部分より
厚くなるので走行性や搬送性、表面平滑性が悪化すると
いう問題があった。また、ミシン縫いの場合は厚さに違
いが生ずるという上記と同様の問題があるとともに、接
合部の強度がミシン糸の強度になるため充分な強度が得
難いという問題もある。
【0003】織継の場合は、接合部を他の織物部分とほ
ぼ同様に形成することができるため、全周に渡って均一
な織物性能を得ることができるという大きな利点はある
ものの、接合端部の緯糸を取り除いて経糸のみからなる
部分を形成することによって経糸と緯糸を分離し、次い
で接合端部を他に用意した緯糸のみからなる部分を間に
配置して突き合わせ、緯糸のみからなる部分の緯糸を開
口させ、この開口部に両端側から経糸を挿入して、再度
織り組織通りに織り合わせるという作業が必要となるた
め、非常に手間がかかりコストアップの大きな要因とな
っていた。また、耳組織を形成した耳付きの織物では緯
糸が連続しているため織継作業は非常に困難であって、
ほとんど不可能であった。
ぼ同様に形成することができるため、全周に渡って均一
な織物性能を得ることができるという大きな利点はある
ものの、接合端部の緯糸を取り除いて経糸のみからなる
部分を形成することによって経糸と緯糸を分離し、次い
で接合端部を他に用意した緯糸のみからなる部分を間に
配置して突き合わせ、緯糸のみからなる部分の緯糸を開
口させ、この開口部に両端側から経糸を挿入して、再度
織り組織通りに織り合わせるという作業が必要となるた
め、非常に手間がかかりコストアップの大きな要因とな
っていた。また、耳組織を形成した耳付きの織物では緯
糸が連続しているため織継作業は非常に困難であって、
ほとんど不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みて、簡単に接合ができて走行性や搬送性へ及ぼす悪
影響が非常に少なく、接合強度が大きい織物の接合方法
および接合部を提供しようとするものである。
鑑みて、簡単に接合ができて走行性や搬送性へ及ぼす悪
影響が非常に少なく、接合強度が大きい織物の接合方法
および接合部を提供しようとするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本件発明は、 「1. 少なくとも経糸の表面が樹脂で形成されている
織物の端部を接合する織物の接合方法において、接合す
る織物の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとした部分
を形成し、該端部を突き合わせて相互の経糸を経糸間に
挿入して並列配置し接触する経糸表面部を溶着して接合
することを特徴とする、織物の接合方法。 2. 接触する経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂を塗布して溶着した、1項に記載された織物の接合
方法。 3. 接触する経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂フイルムを被覆して溶着した、1項に記載された、
織物の接合方法。 4. 接触する経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂を塗布して溶着し、この溶着部に樹脂フイルムを被
覆して溶着した、1項に記載された、織物の接合方法。 5. 接合部に表裏に貫通する小孔を配設した、1項な
いし4項のいずれか1項に記載された、織物の接合方
法。 6. 接合された織物が巾方向両端部に経糸のほつれを
防止する耳組織を形成した織物である、1項ないし5項
のいずれか1項に記載された、織物の接合方法。 7. 接合された織物がタバコ製造用のサクションテー
プである、1項ないし6項のいずれか1項に記載された
織物の接合方法。 8. 経糸と緯糸からなる織物の両端部を接続する織物
の接合組織であって、緯糸を取り除いて経糸のみとした
両端部を突き合わせて相互の経糸を経糸間に挿入し接触
した経糸表面部を溶着して接合してなる、織物の接合組
織。 9. 経糸表面部を溶着して接合した接合部に樹脂を塗
布して溶着した、8項に記載された織物の接合組織。 10. 経糸表面部を溶着して接合した接合部に樹脂フ
イルムを被覆して溶着した、8項に記載された織物の接
合組織。」に関する。
織物の端部を接合する織物の接合方法において、接合す
る織物の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとした部分
を形成し、該端部を突き合わせて相互の経糸を経糸間に
挿入して並列配置し接触する経糸表面部を溶着して接合
することを特徴とする、織物の接合方法。 2. 接触する経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂を塗布して溶着した、1項に記載された織物の接合
方法。 3. 接触する経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂フイルムを被覆して溶着した、1項に記載された、
織物の接合方法。 4. 接触する経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂を塗布して溶着し、この溶着部に樹脂フイルムを被
覆して溶着した、1項に記載された、織物の接合方法。 5. 接合部に表裏に貫通する小孔を配設した、1項な
いし4項のいずれか1項に記載された、織物の接合方
法。 6. 接合された織物が巾方向両端部に経糸のほつれを
防止する耳組織を形成した織物である、1項ないし5項
のいずれか1項に記載された、織物の接合方法。 7. 接合された織物がタバコ製造用のサクションテー
プである、1項ないし6項のいずれか1項に記載された
織物の接合方法。 8. 経糸と緯糸からなる織物の両端部を接続する織物
の接合組織であって、緯糸を取り除いて経糸のみとした
両端部を突き合わせて相互の経糸を経糸間に挿入し接触
した経糸表面部を溶着して接合してなる、織物の接合組
織。 9. 経糸表面部を溶着して接合した接合部に樹脂を塗
布して溶着した、8項に記載された織物の接合組織。 10. 経糸表面部を溶着して接合した接合部に樹脂フ
イルムを被覆して溶着した、8項に記載された織物の接
合組織。」に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においては、接合する織物
の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとした部分を形成
し、接合する端部間を突き合わせ、経糸のみとした部分
の経糸を互いに経糸間に挿入して並列配置し、並列配置
した経糸の表面部分を溶着して接合する。緯糸を取り除
いて経糸のみとし、この経糸を上下に重ね合わせるので
はなく、並列配置して溶着するため、他の織物部分と比
較して厚さが若干薄くはなるものの、厚くなって接合部
分が突出するようなことはなく、走行性や搬送性に悪影
響を及ぼすことがない。また、本発明では経糸全てを溶
かして完全に一体化させて溶着するのではなく、経糸の
表面部分のみを溶かして溶着しているため、経糸自体が
持っている物理的性質を維持することができ、織物部分
と同様な柔軟な接合部を形成することができる。また、
経糸自体の引張や切断強度も維持しているため、接合強
度も大きい。
の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとした部分を形成
し、接合する端部間を突き合わせ、経糸のみとした部分
の経糸を互いに経糸間に挿入して並列配置し、並列配置
した経糸の表面部分を溶着して接合する。緯糸を取り除
いて経糸のみとし、この経糸を上下に重ね合わせるので
はなく、並列配置して溶着するため、他の織物部分と比
較して厚さが若干薄くはなるものの、厚くなって接合部
分が突出するようなことはなく、走行性や搬送性に悪影
響を及ぼすことがない。また、本発明では経糸全てを溶
かして完全に一体化させて溶着するのではなく、経糸の
表面部分のみを溶かして溶着しているため、経糸自体が
持っている物理的性質を維持することができ、織物部分
と同様な柔軟な接合部を形成することができる。また、
経糸自体の引張や切断強度も維持しているため、接合強
度も大きい。
【0007】溶着方法は超音波溶着、熱溶着、高周波溶
着等の周知の溶着方法が採用できる。経糸の表面部分の
どの程度まで溶かして溶着するかは、織物の糸の材質、
線径、メッシュ、要求される性能等によって異なり、一
概には言えないが、線径の半分以上は溶かさないように
することが望ましい。線径の半分以上溶かしてしまう
と、接合部の柔軟性がなくなり、強度も低下してしまう
からである。
着等の周知の溶着方法が採用できる。経糸の表面部分の
どの程度まで溶かして溶着するかは、織物の糸の材質、
線径、メッシュ、要求される性能等によって異なり、一
概には言えないが、線径の半分以上は溶かさないように
することが望ましい。線径の半分以上溶かしてしまう
と、接合部の柔軟性がなくなり、強度も低下してしまう
からである。
【0008】また本発明は、接合部にさらに樹脂を塗布
したり、樹脂フイルムを被覆して溶着や圧着することも
できる。これによって、樹脂が経糸を覆うとともに、経
糸間の溝や溶着が完全になされずに隙間が生じた部分等
に入り込んで、塗布樹脂や樹脂フイルムの接合力が加わ
って接合部の強度が向上するのである。また、経糸間の
溶着のみの場合では他の織物部と比較して若干薄くなっ
ている接合部の凹みを埋めて同一の厚さとすることがで
きる利点もある。使用する塗布樹脂や樹脂フイルムの樹
脂の種類は経糸の樹脂と同系の樹脂を使用するのが樹脂
間の接着性が良好となり望ましい。また、樹脂を塗布し
たりフイルムを被覆する部分は経糸間を溶着した溶着部
より若干広くすることが望ましい。超音波溶着等で溶着
した場合、溶着器が接する最も際の部分が強く溶着され
て、薄くなり強度が弱くなってしまうため、その部分を
保護するためである。
したり、樹脂フイルムを被覆して溶着や圧着することも
できる。これによって、樹脂が経糸を覆うとともに、経
糸間の溝や溶着が完全になされずに隙間が生じた部分等
に入り込んで、塗布樹脂や樹脂フイルムの接合力が加わ
って接合部の強度が向上するのである。また、経糸間の
溶着のみの場合では他の織物部と比較して若干薄くなっ
ている接合部の凹みを埋めて同一の厚さとすることがで
きる利点もある。使用する塗布樹脂や樹脂フイルムの樹
脂の種類は経糸の樹脂と同系の樹脂を使用するのが樹脂
間の接着性が良好となり望ましい。また、樹脂を塗布し
たりフイルムを被覆する部分は経糸間を溶着した溶着部
より若干広くすることが望ましい。超音波溶着等で溶着
した場合、溶着器が接する最も際の部分が強く溶着され
て、薄くなり強度が弱くなってしまうため、その部分を
保護するためである。
【0009】この他本発明は、接合部に表裏に貫通する
小孔を配設する。これによって、接合部にも他の織物部
に形成されている網目のような開孔が形成され、通気性
や▲ろ▼水性を有する近似構造とすることができ、全体
の均一性を向上できるのである。小孔はプレス等で打ち
抜くことにより簡単に形成できる。当然であるが、形成
する小孔は、織物の網目と同じ大きさでかつ同じ間隔で
形成するのが、織物部分との差を少なくできるため望ま
しい。
小孔を配設する。これによって、接合部にも他の織物部
に形成されている網目のような開孔が形成され、通気性
や▲ろ▼水性を有する近似構造とすることができ、全体
の均一性を向上できるのである。小孔はプレス等で打ち
抜くことにより簡単に形成できる。当然であるが、形成
する小孔は、織物の網目と同じ大きさでかつ同じ間隔で
形成するのが、織物部分との差を少なくできるため望ま
しい。
【0010】織物に使用される糸の構造は、経糸の表面
部分がポリエステルやナイロン等の樹脂で形成されてい
ればその他は特に限定されない。例えば、経糸ではポリ
エステル製のモノフィラメントやマルチフィラメントは
勿論のこと、芯部が金属で鞘部が樹脂製の芯鞘構造の糸
等でもよい。緯糸は全く限定されず、金属線でもよい。
また、本発明はタバコ製造用のサクションテープをエン
ドレスに接合する場合に特に有効である。周知の通り、
タバコ製造用のサクションテープには一般的に10mm
程度の幅の狭い耳付きの織物が使用されている。
部分がポリエステルやナイロン等の樹脂で形成されてい
ればその他は特に限定されない。例えば、経糸ではポリ
エステル製のモノフィラメントやマルチフィラメントは
勿論のこと、芯部が金属で鞘部が樹脂製の芯鞘構造の糸
等でもよい。緯糸は全く限定されず、金属線でもよい。
また、本発明はタバコ製造用のサクションテープをエン
ドレスに接合する場合に特に有効である。周知の通り、
タバコ製造用のサクションテープには一般的に10mm
程度の幅の狭い耳付きの織物が使用されている。
【0011】このサクションテープは400〜1000
/minの高速スピードで、直径が50mm程度の小径
のロール間を走行させられ、吸引装置により吸引するこ
とによりタバコの葉をテープ表面に付着させ、スクレー
パーでかき取って一定量の葉を搬送する。また、使用寿
命は品質管理上の問題もあって、半日から一日程度と非
常に短い。上記のようにサクションテープは巾が狭く、
使用寿命も短いために必要枚数が多く、接合部の強度と
もに簡単に接合部を形成できる良好な生産性が要求され
る。織継で接合部を形成していたのでは効率が悪く、コ
スト的にも合わない。また、高速で小径のロール間を走
行させられ、一定量のタバコの葉を搬送する必要がある
ため、接合部と他の織物部分とに厚さの差異がないこ
と、接合部の柔軟性が接合される。
/minの高速スピードで、直径が50mm程度の小径
のロール間を走行させられ、吸引装置により吸引するこ
とによりタバコの葉をテープ表面に付着させ、スクレー
パーでかき取って一定量の葉を搬送する。また、使用寿
命は品質管理上の問題もあって、半日から一日程度と非
常に短い。上記のようにサクションテープは巾が狭く、
使用寿命も短いために必要枚数が多く、接合部の強度と
もに簡単に接合部を形成できる良好な生産性が要求され
る。織継で接合部を形成していたのでは効率が悪く、コ
スト的にも合わない。また、高速で小径のロール間を走
行させられ、一定量のタバコの葉を搬送する必要がある
ため、接合部と他の織物部分とに厚さの差異がないこ
と、接合部の柔軟性が接合される。
【0012】このように本発明は接合が簡単で生産性も
よく、接合部の厚さが織物部とほぼ同じで、しかも柔軟
性があるのでタバコのサクションテープの接合部を形成
するのに特に有効である。また、サクションテープは上
述のように吸引することによりタバコの葉をテープ表面
に付着させるので、接合部に小孔を形成して吸引可能と
することが望ましい。尚、本明細書において経糸とは、
接合時の接合方法の糸、即ち並列配置させて溶着する糸
を意味するものであり、製織時の経糸、緯糸に限定する
ものではない。したがって、製織時の経糸と緯糸とを溶
着して接合してもよいし、製織時の緯糸と緯糸を接合し
てもよいのである。したがって、織物を直角に接合する
ことも可能である。
よく、接合部の厚さが織物部とほぼ同じで、しかも柔軟
性があるのでタバコのサクションテープの接合部を形成
するのに特に有効である。また、サクションテープは上
述のように吸引することによりタバコの葉をテープ表面
に付着させるので、接合部に小孔を形成して吸引可能と
することが望ましい。尚、本明細書において経糸とは、
接合時の接合方法の糸、即ち並列配置させて溶着する糸
を意味するものであり、製織時の経糸、緯糸に限定する
ものではない。したがって、製織時の経糸と緯糸とを溶
着して接合してもよいし、製織時の緯糸と緯糸を接合し
てもよいのである。したがって、織物を直角に接合する
ことも可能である。
【0013】
【実施例】図面について発明の実施例を具体的に説明す
る。図1は、緯糸を取り除いた部分を示す平面図であ
る。経糸1と緯糸2が織り合わされて織物が形成されて
おり、端部は緯糸が取り除かれて経糸のみの部分が形成
されている。図面では省略したが反対側端部も同様に経
糸のみの部分3が形成されている。なお、本実施例の織
物は巾方向端部に耳組織4が形成された耳付きの織物で
ある。図2は、両端部を突き合わせたところを示す平面
図である。付き合わされた両端部の経糸のみの部分3の
経糸が相互の経糸間に挿入されて並列配置されているこ
とが理解される。この状態で並列配置した経糸の表面部
分を溶かして溶着し接合部が形成されるのである。図3
は、さらに接合部5にフイルム6を被覆して溶着すると
ころを示す側面図である。超音波溶着器7を上部から押
しつけて溶着するのである。
る。図1は、緯糸を取り除いた部分を示す平面図であ
る。経糸1と緯糸2が織り合わされて織物が形成されて
おり、端部は緯糸が取り除かれて経糸のみの部分が形成
されている。図面では省略したが反対側端部も同様に経
糸のみの部分3が形成されている。なお、本実施例の織
物は巾方向端部に耳組織4が形成された耳付きの織物で
ある。図2は、両端部を突き合わせたところを示す平面
図である。付き合わされた両端部の経糸のみの部分3の
経糸が相互の経糸間に挿入されて並列配置されているこ
とが理解される。この状態で並列配置した経糸の表面部
分を溶かして溶着し接合部が形成されるのである。図3
は、さらに接合部5にフイルム6を被覆して溶着すると
ころを示す側面図である。超音波溶着器7を上部から押
しつけて溶着するのである。
【0014】実施例 経糸に直径が0.20mmのポリエステルモノフィラメ
ントを、緯糸に直径が0.20mmのポリエステルモノ
フィラメントを使用し、経糸密度68本/インチ、緯糸
密度40本/インチに製織された朱子織の織物を使用し
た。上記織物の両端部の緯糸を経糸方向に7mm分、全
巾に渡って取り除き、経糸のみの部分を形成し、両端の
経糸のみの部分を互いの経糸間に挿入して並列配置す
る。次いで、並列配置した経糸部分を超音波溶着器によ
って、表面部分のみが溶けるように溶着し無端状とし
た。溶着は超音波溶着器を使用し、圧力1.5Kg、時
間0.4秒で実施した。そして溶着した部分を厚さ0.
14mmのポリエステルフイルムで被覆し、溶着して接
合部を得た。フイルムは溶着部より2mm広い巾とし、
溶着部の際を保護できるものとした。また、本実施例で
はポリエステルフイルムとして、ホットメルト剤が被覆
されているフイルムを使用した。勿論、ホットメルト接
着剤を塗布した後フイルムを圧着したり溶着してもよい
が、被覆されたものを使用した方が簡略化が図れて効率
的である。 従来例 実施例と同じ織物を使用し、両端を7mm重ね合わせ、
両織物が完全に溶け合うように溶着した。
ントを、緯糸に直径が0.20mmのポリエステルモノ
フィラメントを使用し、経糸密度68本/インチ、緯糸
密度40本/インチに製織された朱子織の織物を使用し
た。上記織物の両端部の緯糸を経糸方向に7mm分、全
巾に渡って取り除き、経糸のみの部分を形成し、両端の
経糸のみの部分を互いの経糸間に挿入して並列配置す
る。次いで、並列配置した経糸部分を超音波溶着器によ
って、表面部分のみが溶けるように溶着し無端状とし
た。溶着は超音波溶着器を使用し、圧力1.5Kg、時
間0.4秒で実施した。そして溶着した部分を厚さ0.
14mmのポリエステルフイルムで被覆し、溶着して接
合部を得た。フイルムは溶着部より2mm広い巾とし、
溶着部の際を保護できるものとした。また、本実施例で
はポリエステルフイルムとして、ホットメルト剤が被覆
されているフイルムを使用した。勿論、ホットメルト接
着剤を塗布した後フイルムを圧着したり溶着してもよい
が、被覆されたものを使用した方が簡略化が図れて効率
的である。 従来例 実施例と同じ織物を使用し、両端を7mm重ね合わせ、
両織物が完全に溶け合うように溶着した。
【0015】比較試験 次に本発明の実施例と従来例との比較試験を示して本発
明の効果を説明する。 接合部強度 引っ張り試験機にセットした接合部の破断強度を測定し
た。実施例が30Kg/cmであったのに対し従来例は
15Kg/cmであった。 走行性 走行試験機にてスピード200m/minで走行させ
て、その状態を観察した。 実施例は良好であったが、従来例は接合部が他の織物部
分より厚くなって突出し、柔軟性も悪化しているため、
接合部がロール等の接触物に衝突してバウンドして跳ね
たり、ロール回転部で屈曲性が悪いためにロール表面か
ら浮いてしまったりして、非常に走行性が悪かった。
明の効果を説明する。 接合部強度 引っ張り試験機にセットした接合部の破断強度を測定し
た。実施例が30Kg/cmであったのに対し従来例は
15Kg/cmであった。 走行性 走行試験機にてスピード200m/minで走行させ
て、その状態を観察した。 実施例は良好であったが、従来例は接合部が他の織物部
分より厚くなって突出し、柔軟性も悪化しているため、
接合部がロール等の接触物に衝突してバウンドして跳ね
たり、ロール回転部で屈曲性が悪いためにロール表面か
ら浮いてしまったりして、非常に走行性が悪かった。
【0016】
【発明の効果】本発明は、織物を非常に簡単に接合する
ことができるにもかかわらず、接合強度が大きく、接合
部と織物部の厚さの差異がなく、接合部の柔軟性があ
る。また、非常に生産性もよく効率的であり、織物の巾
が狭くても接合強度が強く、接合部分の長さを短くして
も十分な接合強度が得られるため接合部分を小さくする
ことが可能であり、走行性や搬送性等に悪影響を及ぼす
こともないという優れた効果を奏する。
ことができるにもかかわらず、接合強度が大きく、接合
部と織物部の厚さの差異がなく、接合部の柔軟性があ
る。また、非常に生産性もよく効率的であり、織物の巾
が狭くても接合強度が強く、接合部分の長さを短くして
も十分な接合強度が得られるため接合部分を小さくする
ことが可能であり、走行性や搬送性等に悪影響を及ぼす
こともないという優れた効果を奏する。
【図1】緯糸を取り除いた部分を示す平面図である。
【図2】両端部を突き合わせたところを示す平面図であ
る。
る。
【図3】フイルムを被覆して溶着するところを示す側面
図である。
図である。
1 経糸 2 緯糸 3 経糸のみの部分 4 耳組織 5 接合部 6 フイルム 7 超音波溶着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 恭宏 東京都稲城市大丸2220番地 日本フイルコ ン株式会社東京事業所内
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも経糸の表面が樹脂で形成され
ている織物の端部を接合する織物の接合方法において、
接合する織物の端部から緯糸を取り除いて経糸のみとし
た部分を形成し、該端部を突き合わせて相互の経糸を経
糸間に挿入して並列配置し接触する経糸表面部を溶着し
て接合することを特徴とする、織物の接合方法。 - 【請求項2】 接触する経糸表面部を溶着して接合した
接合部に樹脂を塗布して溶着した、請求項1に記載され
た織物の接合方法。 - 【請求項3】 接触する経糸表面部を溶着して接合した
接合部に樹脂フイルムを被覆して溶着した、請求項1に
記載された、織物の接合方法。 - 【請求項4】 接触する経糸表面部を溶着して接合した
接合部に樹脂を塗布して溶着し、この溶着部に樹脂フイ
ルムを被覆して溶着した、請求項1に記載された、織物
の接合方法。 - 【請求項5】 接合部に表裏に貫通する小孔を配設し
た、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された、織
物の接合方法。 - 【請求項6】 接合された織物が巾方向両端部に経糸の
ほつれを防止する耳組織を形成した織物である、請求項
1ないし5のいずれか1項に記載された、織物の接合方
法。 - 【請求項7】 接合された織物がタバコ製造用のサクシ
ョンテープである、請求項1ないし6のいずれか1項に
記載された織物の接合方法。 - 【請求項8】 経糸と緯糸からなる織物の両端部を接続
する織物の接合組織であって、緯糸を取り除いて経糸の
みとした両端部を突き合わせて相互の経糸を経糸間に挿
入し接触した経糸表面部を溶着して接合してなる、織物
の接合組織。 - 【請求項9】 経糸表面部を溶着して接合した接合部に
樹脂を塗布して溶着した、請求項8に記載された織物の
接合組織。 - 【請求項10】 経糸表面部を溶着して接合した接合部
に樹脂フイルムを被覆して溶着した、請求項8に記載さ
れた織物の接合組織。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6184998A JPH11222339A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 織物の接合方法および接合組織 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6184998A JPH11222339A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 織物の接合方法および接合組織 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11222339A true JPH11222339A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=13182964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6184998A Pending JPH11222339A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 織物の接合方法および接合組織 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11222339A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006264835A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Ashimori Ind Co Ltd | ベルト状織物の接続構造、接続方法及び接続装置 |
| JP2010100961A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Nippon Felt Co Ltd | 製紙用フェルトの製造方法及び製紙用フェルト |
| JP2024004093A (ja) * | 2022-06-28 | 2024-01-16 | 中興化成工業株式会社 | ベルト |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP6184998A patent/JPH11222339A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006264835A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Ashimori Ind Co Ltd | ベルト状織物の接続構造、接続方法及び接続装置 |
| JP2010100961A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Nippon Felt Co Ltd | 製紙用フェルトの製造方法及び製紙用フェルト |
| JP2024004093A (ja) * | 2022-06-28 | 2024-01-16 | 中興化成工業株式会社 | ベルト |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A02 | Decision of refusal |
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