JPH11222444A - 水溶性または水分散性ポリウレタンの、薬剤投与形のためのコーティングまたはバインダーとしての使用 - Google Patents

水溶性または水分散性ポリウレタンの、薬剤投与形のためのコーティングまたはバインダーとしての使用

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JPH11222444A
JPH11222444A JP10286455A JP28645598A JPH11222444A JP H11222444 A JPH11222444 A JP H11222444A JP 10286455 A JP10286455 A JP 10286455A JP 28645598 A JP28645598 A JP 28645598A JP H11222444 A JPH11222444 A JP H11222444A
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Kim Son Dr Nguyen
ヌグエン キム ソン
Axel Dr Sanner
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水溶性または水分散性ポリウレタンの使用を
提供する。 【解決手段】 以下の成分: a)少なくとも1種の多価アルコール0.1〜30重量
%、 b)少なくとも1種のポリエーテルポリオール20〜4
5重量%、 c)イオン性基を含有している、少なくとも1種のジア
ミン10〜45重量%、 d)少なくとも1種のポリイソシアネート30〜50重
量%、 ならびに場合により、 e)更なる添加剤 からなる水溶性または水分散性のポリウレタンを使用す
る。 【効果】 薬剤投与形のための低粘度のコーティングま
たはバインダーとして適切である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬剤投与形のため
のコーティングまたはバインダーとしての、水溶性また
は水分散性のポリウレタンの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】固体の薬剤投与形、例えば錠剤、カプセ
ル、ペレット、顆粒、結晶などは、多種多様な理由によ
りコーティングされている、つまりフィルムコーティン
グを有している。従って例えば、不快なにおいまたは味
をマスキングし、かつ嚥下性を改善することができる。
作用物質の安定性は、コーティングにより水蒸気および
酸素が錠剤の内部にほとんど到達しなくなるために向上
する。投与形の外観は改善され、かつ着色料の添加によ
り、より良好に区別が可能になる。さらに、特に作用物
質の放出速度を、フィルムコーティングにより調整する
ことができる。
【0003】一般に速放形および徐放形が区別される。
【0004】速放形の場合、錠剤の崩壊および投与形か
らの作用物質の放出はできる限りコーティングによる影
響を受けないほうがよいので、フィルムコーティング
は、胃液中で迅速に溶解しなければならない。さらにコ
ーティングは良好なフィルム特性を有していなくてはな
らない。フィルムコーティングは、機械的作用、例えば
製剤加工、特に包装の間および輸送もしくは貯蔵の間に
生じる作用に耐えるために引張強度および破断点伸びが
高くなければならない。
【0005】速放性錠剤のコーティングのためにしばし
ば使用される製品は、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(HPMC)である。ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースは、水溶液中で濃度が増加すると、粘度が急速
に上昇する。
【0006】錠剤をコーティングする際にはフィルム形
成剤溶液を微細な霧状にしなければならず、かつ生じた
小滴は錠剤の表面を良好にぬらし、かつ良好に広がらな
くてはならないので、粘度は噴霧ノズルおよび装置の種
類に依存する一定の範囲(150〜250のmPa・
s)を越えてはならない。従ってHPMCの場合、比較
的低いフィルム形成剤濃度を使用できるのみである。
【0007】Pharmacoat(R) 606(信越社)のため
の推賞される濃度として、文献中には5〜7重量%が記
載されている(Pharmaceutical Coating Technology、G
raham Cole編、Taylor and Francis社、1995、およ
び製造業者の技術的データシート)。これらの低い噴霧
濃度は、比較的長い加工時間ひいては高いコストにつな
がる。
【0008】さらに、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースは、特に湿潤挙動において、錠剤表面への接着性に
おいて、顔料結合能において、フィルムの機械的特性に
おいて、吸湿性において、ならびに水蒸気および酸素に
対する透過性において、およびフィルム錠剤と核との間
の崩壊時間の差異において更なる欠点を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、前記の欠点を有していない、薬剤投与形のためのコ
ーティングまたはバインダーとしての、水溶性または水
分散性のポリウレタンを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、以下の成分: a)少なくとも1種の多価アルコール0.1〜30重量
%、 b)少なくとも1種のポリエーテルポリオール20〜4
5重量%、 c)イオン性基を含有している、少なくとも1種のジア
ミン10〜45重量%、 d)少なくとも1種のポリイソシアネート30〜50重
量%、 ならびに場合により、 e)更なる添加剤 からなる水溶性または水分散性のポリウレタンの使用に
より解決されることが判明した。
【0011】医薬品中での補助剤としてのポリウレタン
ならびにポリエステルならびにまたポリ(エステル−ウ
レタン)は公知である。
【0012】例えばDE−A−4225045は、1分
子あたり2個以上の活性水素原子を有する少なくとも1
種の化合物からなる、ジイソシアネートおよび酸または
塩の基を有するジオールからなる、水溶性または水分散
性のポリウレタンの化合物を記載している。カルボキシ
レート基を含有しているジオールは、該ジオールがポリ
マーを胃液に対して不溶性にするという欠点を有する。
【0013】DE−A−4241118に記載のポリエ
ステルジオール/ジオール/t−アミン含有ジオールま
たはジアミン/ジイソシアネートからなるポリウレタン
は、は酸性のpH範囲内で加水分解に不安定であり、か
つ粘着性フィルムを形成する傾向がある。
【0014】DE−A−4333238は、ピロリドン
基含有ポリエステルおよびポリアミドを医薬品中でのフ
ィルムコーティングの成分として請求している。ここに
記載されたポリエステルは同様に、胃酸条件下で加水分
解に不安定である。前記のポリアミドは粘度が高すぎ、
かつ粘着性がありすぎるので、フィルム形成剤として所
望の特性を有していないという欠点を有する。
【0015】DE−A−3151923は、錠剤化補助
剤として使用することができる架橋ポリエーテルウレタ
ンを記載している。しかし、架橋したポリエーテルウレ
タンの所望の水溶性を達成するために、ポリエーテル割
合を高く選択しなければならないので、ポリマーは過度
の粘着性を有するようになる。
【0016】米国特許第4,743,673号明細書;
同第3,388,159号明細書および同第4,78
9,720号明細書には、水不溶性であるか、または望
ましくない粘着性のフィルムを形成するポリウレタンが
記載されている。
【0017】本発明によるポリウレタンもしくはその構
成成分a)〜d)を、以下に詳細に記載することができ
る。
【0018】成分a)として使用された多価アルコール
は、低分子量多価アルコール、特に2〜10個の炭素原
子を有し、500g/モル以下の分子量を有しているジ
オールである。前記のクラスの特に代表的なものとし
て、例えばエチレングリコール、1,2−プロピレング
リコールおよび1,3−プロピレングリコール、1,4
−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−
ブテンジオール、1,4−ブチンジオール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−
オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘ
キサンジメタノール、(1,4−ビスヒドロキシメチル
シクロヘキサン)、2−メチル−1,3−プロパンジオ
ール、さらにジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリ
コールおよびジブチレングリコールである。また、グリ
セリンのようなトリオールも該当する。
【0019】特に有利なジオールは、1,6−ヘキサン
ジオールならびに1,4−ビスヒドロキシメチルシクロ
ヘキサンである。
【0020】本発明によるポリウレタンの中の成分a)
の量は、0.1〜30重量%の範囲、有利には0.3〜
20重量%範囲、特に有利には0.5〜15重量%の範
囲である。
【0021】成分b)は、ポリエーテルポリオール、特
に、300〜6000g/モル、有利には500〜40
00g/モル、特に有利には500〜2000g/モル
の分子量を有するポリエーテルジオールである。
【0022】使用することができるポリエーテルジオー
ルは、特に、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、
ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン、スチレンオキ
シドまたはエピクロロヒドリン自体を例えばBF3の存
在下で重合させることにより、またはこれらの化合物を
場合により混合物として、または引き続いて反応性の水
素原子、例えばアルコールまたはアミンを有する開始成
分、例えば水、エチレングリコール、1,3−プロピレ
ングリコールまたは1,2−プロピレングリコール、
4,4′−ジヒドロキシジフェニルプロパンまたはアニ
リンへの付加により得られる。
【0023】有利なポリエーテルジオールは、500〜
2000g/モルの分子量を有するポリテトラヒドロフ
ランならびに500〜2000g/モルの分子量を有す
るポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコ
ールである。
【0024】また、成分b)の最高30モル%をポリ乳
酸エステルジオールにより代えることも可能である。こ
れらのポリ乳酸エステルジオールは、加水分解の際、例
えば胃液中で、毒物学的に懸念のないモノマーを形成す
るという利点を有する。
【0025】本発明によるポリウレタンの中の成分b)
の量は、20〜45重量%の範囲、有利には22〜40
重量%の範囲、特に有利には23〜35重量%範囲であ
る。
【0026】更なる成分c)として、イソシアネート基
に対して反応性のアミノ基少なくとも2つおよびそのほ
かにイオン性基または1回の中和反応または四級化反応
によりイオン性基に変換可能な、潜在的なイオン性基を
有する化合物が該当する。モノマーc)の導入により、
ポリウレタンは自己分散性になる、すなわちこの場合水
中に分散させる際に、分散補助剤、例えば保護コロイド
または乳化剤が不要になる。
【0027】カチオン性またはアニオン性基の導入は、
(潜在的に)カチオン性または(潜在的に)アニオン性
の基を有するジアミンの併用により行うことができる。
【0028】しかし有利には、比較的低分子量の化合
物、特に500g/モルより少ない分子量を有し、(潜
在的な)イオン性基を有するジアミンの併用により、イ
オン性基を導入する。
【0029】有利な(潜在的な)イオン性成分c)は、
N−アルキルジアルカノールアミン、例えばN−メチル
ジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、
ジアミノスルホン酸塩、例えばN−(2−アミノエチル)
−2−アミノエタンスルホン酸、ジアミノカルボン酸ま
たはジアミノカルボキシレート、例えばリジンのNa
塩、またはN−(2−アミノエチル)−2−アミノエタン
カルボン酸および少なくとも1つの付加的な第三アミン
窒素原子を有するジアミン、例えばN−メチル−ビス−
(3−アミノプロピル)−アミンのNa塩である。
【0030】特に有利には、スルホン酸含有ジアミンお
よびその塩、例えばN−(2−アミノエチル)−2−アミ
ノエタンスルホン酸およびそのNa、Kまたはアンモニ
ウム塩である。
【0031】場合により初めに重付加生成物に組み込ま
れる潜在的なイオン性基の、少なくとも部分的にイオン
性の基への変換は、自体通例の方法で潜在的なアニオン
性またはカチオン性基の中和により、または第三アミン
窒素原子の四級化によって行う。
【0032】潜在的にアニオン性の基、例えばカルボキ
シル基または有利にはスルホネート基の中和のために、
無機および/または有機塩基、例えばアルカリ金属水酸
化物、アルカリ金属炭酸塩またはアルカリ金属重炭酸
塩、アンモニアまたは第一、第二および特に有利には第
三アミン、例えばトリエチルアミンまたはジメチルアミ
ノプロパノールを使用する。
【0033】潜在的にカチオン性の基、例えば第三アミ
ン基を、相応するカチオン、例えばアンモニウム基へ変
換するために、中和剤として無機または有機酸、例えば
塩酸、リン酸、ギ酸、酢酸、フマル酸、マレイン酸、乳
酸、酒石酸またはシュウ酸が、あるいは四級化剤とし
て、例えば塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチル、ジ
メチルスルフェート、ベンジルクロリド、クロロ酢酸エ
ステルまたはブロモアセトアミドが適切である。更なる
中和剤または四級化剤は、US3,479,310(第
6欄)に記載されている。
【0034】潜在的なイオン基の前記の中和または四級
化は、イソシアネートの重付加反応の前、その間、ある
いは有利にはその後に行う。
【0035】本発明によるポリウレタンの中の成分c)
の量は、10〜45重量%の範囲、有利には15〜43
重量%の範囲、特に有利には20〜43重量%の範囲で
ある。
【0036】ポリイソシアネート(成分d)として、特
にジイソシアネートX(NCO)2が挙げられ、その際
Xは4〜12個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、
6〜15個の炭素原子を有する脂環式または芳香族炭化
水素基あるいは7〜15個の炭素原子を有する芳香族脂
肪族炭化水素基を表す。前記のジイソシアネートの例
は、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネート、
1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、1−イソシア
ナト−3,5,5−トリメチル−3−イソシアナトメチ
ルシクロヘキサン(イソホロンジイソシアネート)、
2,2−ジ−(4−イソシアナトシクロヘキシル)プロ
パン、トリメチルヘキサンジイソシアネート、1,4−
ジイソシアナトベンゼン、2,4−ジイソシアナトトル
エン、2,6−ジイソシアナトトルエン、4,4−ジイ
ソシアナト−ジフェニルメタン、p−キシリレンジイソ
シアネート、m−またはp−テトラメチルキシリレンジ
イソシアネート、ならびに前記の化合物からなる混合物
である。また、1官能性または2官能性よりも高いイソ
シアネートを少量併用することも可能である。
【0037】有利に使用されるジイソシアネートはイソ
ホロンジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシ
アネートである。
【0038】また、前記のジイソシアネートの最高10
モル%をポリイソシアネート、例えばBasocyanat(R)
HI 100(BASF社)により代えることも可能で
ある。
【0039】本発明によるポリウレタンの中の成分d)
の量は、30〜50重量%の範囲、有利には32〜48
重量%の範囲、特に有利には32〜45重量%範囲であ
る。
【0040】更なる添加剤(成分e)として、場合によ
り乳化剤または保護コロイドを併用してもよい。
【0041】乳化剤もしくは保護コロイドとして挙げら
れるのは、例えば、長鎖の脂肪酸のアルカリ塩、アルキ
ルスルフェートおよびアルキルスルホネート、アルキル
化したアリールスルホネートまたはアルキル化したビフ
ェニルエーテルスルホネートである。
【0042】更に乳化剤として、アルキレンオキシド、
特にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドと、脂
肪アルコール、脂肪酸、フェノールまたはアルキルフェ
ノールとの反応生成物が該当する。
【0043】保護コロイドとして、例えばポリビニール
アルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、澱
粉、ゼラチン、カゼインなどを使用することができる。
【0044】ポリマーのK値は、20〜150の範囲、
有利には25〜120、特に有利には30〜80の範囲
であるべきである。その都度の所望のK値は、自体公知
の方法で、使用物質の組成により調整することができ
る。フィケンチャー、Cellulosechemie、第13巻、5
8〜64頁および71〜74頁、(1932)により、
25℃でN−メチルピロリドン中0.1重量%の溶液に
してK値を測定する。
【0045】本発明によるポリウレタンの酸価(または
対応する塩価)は、成分c)の化合物の組成および濃度
によって測定される。
【0046】本発明によるポリウレタンの酸価(もしく
は相応する塩価)は、成分c)の化合物の組成および濃
度により決定される。酸価のための値は、30〜12
0、特に40〜90である。
【0047】本発明による水溶性または水分散性のポリ
ウレタンの製造は、有利には、モノマーa、bおよびd
を不活性な、水と混和可能な溶剤の存在下でポリウレタ
ンプレポリマーに反応させるように行う。
【0048】有機溶剤として、原則として、全ての非プ
ロトン性有機溶剤、特に標準圧力下で40〜90℃の沸
点を有するものが適切である。ここでは例えば、テトラ
ヒドロフラン、酢酸エチルエステルおよび特にメチルエ
チルケトンおよびアセトンが挙げられる。
【0049】一般に前記の溶剤中でポリウレタンの構成
成分を、20〜160℃、特に40〜90℃で反応させ
る。
【0050】ジイソシアネートの反応の促進のために、
通常の触媒、例えば、ジブチルスズジラウレート、スズ
−(II)−オクトエートまたはジアザビシクロ−
[2.2.2]オクタンを併用することができる。
【0051】得られた有機性溶液を水中に分散させる前
の固体含有量は、通常20〜90重量%、特に50〜8
0重量%である。
【0052】ポリウレタンプレポリマー、すなわちまだ
遊離のイソシアネート基を有するポリウレタンの有機性
溶液を、場合により水の存在下でアミノ官能性成分c)
と反応させて最終生成物にする。
【0053】モノマーc)を介してポリウレタンに導入
された、潜在的な塩の基、例えばスルホン酸基または第
三アミノ基は、塩基または酸での中和により、または第
三アミノ基の四級化により、水中にポリウレタンを分散
させる前またはその間に相応するイオンへ変換する。
【0054】得られた水性のポリウレタン分散液または
溶液の固体含有量は、通例10〜70重量%、特に15
〜50重量%である。
【0055】ポリウレタン分散液または溶液は種々の乾
燥方法、例えば噴霧乾燥、流動層噴霧乾燥、ローラー乾
燥または凍結乾燥により、粉末形にし、該粉末から水中
に際分散させることにより改めて水性分散液または溶液
を製造することができる。
【0056】本発明による水溶性または水分散性のポリ
ウレタンは、胃液に溶解性の、または胃液中に分散可能
な、薬剤投与形のためのフィルム形成剤および/または
バインダーとしてきわめて適切である。
【0057】従って、発明の対象はまた、以下の成分: a)少なくとも1種の多価アルコール0.1〜30重量
%、 b)少なくとも1種のポリエーテルポリオール20〜4
5重量%、 c)イオン性基を含有している、少なくとも1種のジア
ミン10〜45重量%、 d)少なくとも1種のポリイソシアネート30〜50重
量%、 ならびに場合により、 e)更なる添加剤 からなるコーティングを有する固体の薬剤投与形であ
り、その際成分a)〜e)はすでに前記したものを表し
ていてもよい。
【0058】コーティングされた投与形は、有利には特
にフィルム錠剤、フィルムマイクロタブレット、糖衣
錠、コーティングされたトローチ、カプセル、結晶、顆
粒またはペレットである。
【0059】バインダー含有投与形は、有利には、特に
錠剤、マイクロタブレット、コア、顆粒またはペレット
である。
【0060】第1表中に示されるように、本発明による
ポリウレタンの水溶液は明らかに、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースの相応する溶液よりも低い粘度を有し
ている。
【0061】
【表1】
【0062】組成(重量%) 1) ポリTHF(分子量650)31.35%、1,
6−ヘキサンジオール0.71%、イソホロンジイソシ
アネート40.21%、N−(2−アミノエチル)−2−
アミノエタンスルホン酸Na塩27.73%、 2) ポリTHF(分子量650)23.15%、1,
6−ヘキサンジオール0.95%、イソホロンジイソシ
アネート33.60%、N−(2−アミノエチル)−2−
アミノエタンスルホン酸Na塩42.30%、 3) ポリTHF(分子量650)29.46%、1,
4−シクロヘキシルジメチロール1.48%、イソホロ
ンジイソシアネート41.56%、N−(2−アミノエ
チル)−2−アミノエタンスルホン酸Na塩27.5
%。
【0063】そこで錠剤をポリウレタン分散液でコーテ
ィングする際に、ならびにバインダー適用の際に、濃度
の高いポリマー調製物を使用することができ、このこと
により本方法は実質的に安いコストで、かつ時間を節約
して行うことができる。
【0064】粉末状または顆粒状のポリウレタンの、水
性分散液または溶液への再分散は、実質的にその他のフ
ィルム形成剤またはバインダーの場合よりも迅速に行う
ことができる、というのも該ポリウレタンは水で良好に
濡れ、凝集がほとんどなく、かつ極めて高い溶解速度を
有するからである。本発明によるポリウレタンの水性分
散液は、極めて剪断に安定であり、かつ市販の調剤用分
散液、例えばアクリレート−メタクリレート−分散液を
はるかに上回る。
【0065】発明によるポリウレタンでコーティングさ
れた、胃液に溶解性の錠剤は、コアよりもわずかに長い
崩壊時間を有するのみである、つまりフィルムコーティ
ングは極めて迅速に人工胃液中で溶解する。
【0066】ヒドロキシプロピルメチルセルロースの場
合、コーティング材料としてPharmacoat 606のタイ
プは、崩壊が明らかに延長される(例2、3および比較
例を参照)。それに加えて、ポリウレタンの本発明によ
る使用は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースと比較
して、錠剤の機械的強度を著しく向上する。
【0067】錠剤は、使用された補助剤および作用物
質、貯蔵時間および貯蔵条件、例えば温度および湿度に
依存して様々な程度に膨潤する。コアが膨潤する際に、
堅いフィルムコーティングは亀裂を生じる。従ってフィ
ルム形成剤の弾性は重要である。ポリウレタンは、著し
く高い柔軟性および弾性を有する。このように、破断点
伸びは最高300%となりうる。従って、亀裂の形成は
コアの膨潤が激しい場合でも予想されない。
【0068】ポリウレタンは、純粋な形で、あるいはま
た通常の補助剤と共に作用物質を含有するコアに適用す
ることができる。通例の補助剤は、例えば着色のための
顔料、カバー力の向上のための白色顔料、例えば二酸化
チタン、付着防止剤としてのタルクおよび二酸化ケイ
素、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレン
グリコール、トリアセチン、可塑剤としてのトリエチル
クエン酸塩および種々の界面活性物質、例えばラウリル
硫酸ナトリウム、ポリソルベート80、湿潤挙動を改善
するためのプルロニック(Pluronics)およびクレモフォ
ル(Cremophors)である。例として上げた物質は限定され
ない。胃液に溶解性のフィルムコーティングにとって適
切な物質は全て使用することができる。
【0069】さらに、ポリウレタンと、その他のフィル
ム形成剤ないしはポリマーとを、1:9〜9:1の比率
で組み合わせることも可能である。
【0070】このために、例えば以下のポリマーを使用
することができる:ポリビニルピロリドン、ポリビニル
ピロリドンコポリマー、水溶性セルロース誘導体、例え
ばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、アクリレートコポリマーおよびメタクリ
レートコポリマー、ポリエチレングリコール、ポリエチ
レンオキシド−ポリプロピレンオキシド−ブロックコポ
リマー。
【0071】コーティング方法として、通例の方法、例
えば流動層中で、または水平なドラムコーター中でのコ
ーティングおよび、浸漬被覆法および槽被覆法(Kesselc
oatingverfahren)を使用することができる。錠剤への適
用の他に、本発明によるポリマーは、その他の医薬品、
例えば顆粒、ペレット、結晶またはカプセルのコーティ
ングのために使用することもできる。新規のコーティン
グは、5〜200μm、有利には10〜100μmの通
常の厚さで塗布する。
【0072】バインダーとして使用する際に、加工方法
に応じて湿潤バインダーと乾燥バインダーとを区別す
る。後者は、特に直接錠剤化の際に、および乾燥造粒ま
たは圧縮の際に使用される。その際バインダーと作用物
質および場合により別の補助剤とを混和し、かつ引き続
き直接錠剤化または造粒もしくは圧縮する。
【0073】これに対して、湿式造粒の場合、作用物質
/補助剤混合物を水または有機溶剤中のバインダーの溶
液で湿らせ、この湿った材料をふるいにかけ、かつ引き
続き乾燥する。その際に湿潤および乾燥は並行して、例
えば流動層造粒で行うことができる。
【0074】最適な加工のために、バインダーは溶液中
で低粘度でなければならない、というのも粘性の溶液は
不均質な顆粒につながるからである。
【0075】バインダーは、均一で硬質の、耐摩耗性の
顆粒または錠剤につながるものがよい。特に錠剤の場
合、破砕抵抗は特に重要である、というのも多くの作用
物質は圧縮が困難であり、ひいては不十分な機械的安定
性を有する錠剤を生じるからである。
【0076】さらに、医薬品形の崩壊ならびに作用物質
の放出速度は、バインダーにより著しく不利な影響を受
けるべきではない。
【0077】最も一般なバインダーは、例えばポリビニ
ルピロリドン、ビニルアセテート−ビニルピロリドンコ
ポリマー、ゼラチン、デンプンペースト、マルトデキス
トリン、ヒドロキシアルキル化されたおよびカルボキシ
アルキル化されたセルロース誘導体、例えばヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ナトリ
ウムカルボキシメチルセルロースならびに天然のゴム、
例えばアラビアゴム、ペクチンまたはアルギン酸塩であ
る。
【0078】前記のバインダーの多くは、溶液中で高い
粘度を有し、かつ加工が困難である。高い粘度により、
造粒するべき粉末粒子を濡らすのは困難であり、かつ不
均一になるので、その結果、わずかな顆粒強度および不
利な粒度分布となる。
【0079】さらに、多くのバインダーは吸湿性であ
り、かつ吸水の際に膨潤する。このことにより顆粒の特
性および錠剤の特性が劇的に変化する。
【0080】意外なことに、本発明によるポリウレタン
は優れた効果を有し、かつさらに調製物の全体量の0.
5〜20重量%、有利には1〜10重量%の濃度範囲
で、崩壊に対して著しい影響を与えることはないことが
判明した。ポリウレタンの良好な湿潤挙動のため、さら
に難溶性の作用物質の放出を改善することができる。
【0081】ポリウレタンをバインダーとして使用する
ことにより、機械的に著しく安定した、およびさらに長
い貯蔵期間にわたって安定している顆粒もしくは錠剤を
製造することができる。
【0082】
【実施例】本発明によるポリウレタンの製造および使用
を、以下の例で詳細に説明する。
【0083】例1 水性ポリウレタン分散液の製造[以下の組成(重量%)
を有するポリウレタン D:ポリTHF31.84%(分子量650)、1,6
−ヘキサンジオール 1.95%、1,4−シクロヘキ
シルジメチロール2.38%、イソホロンジイソシアネ
ート41.60%、 N−(2−アミノエチル)−2−
アミノエタンスルホン酸Na塩22.58%]。
【0084】撹拌機、滴下漏斗、温度計、還流冷却器お
よび窒素下での作業のための装置を有する4口フラスコ
中で、ポリテトラヒドロフラン(分子量650g/モ
ル)1.2モル、1,6−ヘキサンジオール0.4モル
および1,4−シクロヘキシルジメチロール0.4モル
をメチルエチルケトン中(約70重量%溶液)、撹拌下
に50℃の温度に加熱しながら溶解した。引き続き撹拌
下に、イソホロンジイソシアネート4.5モルを滴加
し、その際反応温度は上昇した。反応混合物のNCO含
有量が実質的に一定になるまで還流下で該混合物を撹拌
した。該混合物を冷却し、かつアセトンで約50重量%
の溶液になるまで希釈した。その後N−(2−アミノエ
チル)−2−アミノエタンスルホン酸Na塩溶液2.5
モル(50重量%の水溶液)を30℃未満の温度で撹拌
混入した。該反応混合物をなお50℃でさらに30分撹
拌した。引き続き水を添加し、かつシリコーン消泡剤1
滴の添加の後、有機溶剤を減圧下に約40℃で蒸留によ
り除去した。安定したポリウレタン分散液が得られた。
該生成物はK値60を有していた。
【0085】例2 プロプラノロール−HClフィルム錠剤の製造(胃液溶
解性のコーティング) プロプラノロールHCl(クノル(Knoll)社)40m
g、Ludipress(R)(BASF社)の195.0mg、Ko
llidon(R)VA 64(BASF社)12.50mgお
よびステアリン酸マグネシウム2.50mgを有するア
ーチ形の9mmの錠剤コアに、水平なドラムコーター
(Accela−Cota24" Manesty社)中で、以下の組成の
フィルムコーティングを噴霧した:
【0086】
【表2】
【0087】噴霧分散液の製造のために、ポリウレタン
AおよびLutrol(R) E 6000を水中に溶解し、Sic
ovit(R)レッド、二酸化チタンおよびタルクを添加し、
かつ引き続きコランダムディスクミル中で均質にした。
1260g(噴霧損失のために10%の割増量を含む)
を、供給空気温度60℃および噴霧速度30g/分で、
幅1.0mmの噴霧ノズルおよび2.0のバールの噴霧
圧力を用いて、コア5000gに適用した。噴霧後にさ
らに60℃で5分、後乾燥させた。
【0088】以下の特性を有する、スムーズでわずかに
光沢のある、赤いフィルム錠剤が得られた: 外観:スムーズな表面、明瞭に形成された模様、 崩壊(人工胃液):6分44秒、 崩壊時間の差異(フィルム錠剤−コア):1分15秒、 破砕抵抗:115N、 破砕抵抗の差異(フィルム錠剤−コア):46N。
【0089】比較例 例2と同様にして、ポリウレタンAの代わりにPharmaco
at(R) 606(ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、信越社)を使用した。
【0090】以下の錠剤特性が達成された: 外観:わずかに粗い表面、不明瞭な模様)、 崩壊(人工胃液):11分12秒、 崩壊時間の差異(フィルム錠剤−コア):6分43秒、 破壊抵抗:87N、 破砕抵抗の差異(フィルム錠剤−コア):18N。
【0091】例3 例2と同様にポリウレタンE[以下の組成(重量%)を
有する:ポリTHF(分子量1000)28.7%、
1,6−ヘキサンジオール 6.8%、イソホロンジイ
ソシアネート42.0%、N−(2−アミノエチル)−2
−アミノエタンスルホン酸Na塩22.50%]を加工
した。
【0092】使用した噴霧溶液は、以下の組成を有して
いた:
【0093】
【表3】
【0094】再度、スムーズでわずかに光沢のある、赤
いフィルム錠剤が得られた。
【0095】外観:スムーズな表面、明瞭に形成された
模様、 崩壊(人工胃液):6分55秒、 崩壊時間の差異(フィルム錠剤−コア):1分26秒、 破壊抵抗:119N、 破壊抵抗の差異(フィルム錠剤−コア):50N。
【0096】例4 グリベンクラミド錠剤の中でのバインダーとして使用 燐酸水素カルシウム(ローヌ・プーラン社)910gお
よびグリベンクラミド(Arzneimittelwerk Dresden社)
10gを、0.8mmのふるいでふるい分けし、かつ乱
流ミキサー(バッハオーフェン社)中で5分間、混合し
た。該粉末混合物を、シュテファン・ミキサー(シュテ
ファン社)の中で、撹拌下で徐々にポリウレタンAの2
7重量%水性調製物110gで湿らせられた。完全な湿
潤のためにバインダー調製物の添加後に、さらに800
回転/分で2分間撹拌した。引き続き湿った該組成物
を、0.8mmのふるいに通し、かつトレイの上で25
℃で20時間乾燥させた。Kollidon(R)CL(BASF
社)45gおよびステアリン酸マグネシウム5g(Baer
locher社)の添加後に、再度乱流ミキサーの中で5分
間、最終的に混和した。前記の錠剤化混合物を引き続
き、Korsch PH 106の回転プレス(Korsch社)上
で、10kNおよび18kNの圧縮力でプレスして、2
面の斜面を有し、かつ全重量500mgを有する、直径
12mmの錠剤を製造した。
【0097】 特性: 圧縮力10kN 圧縮力18kN、 破砕抵抗: 31N 66N、 脆砕性: 0.19% 0.13%、 崩壊: <15秒 <15秒。
【0098】比較例 例4と同様に製造を行ったが、ただしヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース(Pharmacoat(R) 603、信越
社)をバインダーとして使用し、その際溶液中でのバイ
ンダーの濃度は、粘性の理由のために20重量%まで低
下させなくてはならなかった。
【0099】 特性: 圧縮力10kN 圧縮力18kN、 破壊抵抗: 18N 45N、 脆砕性: 6.3% 0.27%、 崩壊: 25秒 35秒。
【0100】例5 ヒドロクロロチアジド錠剤中でのバインダーとしての使
用 微細なラクトース(Meggle社)8950g、ヒドロクロ
ロチアジド(Chemag社)350gおよびKollidon(R)
CL(BASF社)350gからなる混合物を、流動層
造粒装置 WSG 15(Glatt社)中でポリウレタン
E350gおよび水3000gからなるバインダー調製
物で噴霧し、かつこうして流動層中で造粒した。
【0101】以下の方法パラメータを設定した: 供給空気温度:90℃、 排気温度:37℃、 噴霧速度:143g/分、 噴霧圧力 4バール。
【0102】造粒後に、装置中で90℃でさらに2.5
分、後乾燥させた。顆粒を0.8mmのふるいに通し、
かつステアリン酸マグネシウム(Baerlocher社)5gを
添加し、かつ乱流ミキサー(バッハオーフェン社)中
で、5分間混合した。錠剤化は、Korsch PH 106
(Korsch社)回転プレス上で圧縮力18kNで行い、2
面の斜面を有し、かつ全重量300mgを有する、直径
10mmの錠剤を製造した。
【0103】顆粒特性: 傾斜角:30゜、 外観:極めて均一、わずかな微細分、 錠剤特性: 破壊抵抗:220N、 脆砕性:<0.1%、 崩壊:4分10秒、 人工胃液中での放出(ph.Eur.)15分後に91%。
【0104】比較例 例5と同様に製造を行ったが、ただしヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース(Pharmacoat(R) 603、信越
社)をバインダーとして使用した。
【0105】顆粒特性: 傾斜角:33゜、 外観:やや不均一、部分的に比較的大きな塊、 錠剤特性: 破壊抵抗:175N、 脆砕性:0.2%、 崩壊:5分10秒、 人工胃液中での放出(ph.Eur.)15分後に82%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール コルター ドイツ連邦共和国 リンブルガーホーフ ズーデンテンシュトラーセ 1

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分: a)少なくとも1種の多価アルコール0.1〜30重量
    %、 b)少なくとも1種のポリエーテルポリオール20〜4
    5重量%、 c)イオン性基を含有している、少なくとも1種のジア
    ミン10〜45重量%、 d)少なくとも1種のポリイソシアネート30〜50重
    量%、 ならびに場合により、 e)更なる添加剤 からなる水溶性または水分散性のポリウレタンの、薬剤
    投与形のためのコーティングまたはバインダーとしての
    使用。
  2. 【請求項2】 成分a)として、2〜10個の炭素原子
    を有するジオール少なくとも1種を含有する、請求項1
    に記載の水溶性または水分散性のポリウレタンの使用。
  3. 【請求項3】 成分b)として、300〜6000g/
    モルの分子量を有する少なくとも1種のポリテトラヒド
    ロフランを含有する、請求項1または2に記載の水溶性
    または水分散性のポリウレタンの使用。
  4. 【請求項4】 成分c)としてSO3基含有ジアミン少
    なくとも1種を含有する、請求項1から3までのいずれ
    か1項に記載の水溶性または水分散性のポリウレタンの
    使用。
  5. 【請求項5】 成分d)として、Xが4〜12個の炭素
    原子を有する脂肪族炭化水素基、6〜15個の炭素原子
    を有する脂環式または芳香族炭化水素基あるいは7〜1
    5個の炭素原子有する芳香族脂肪族炭化水素基を表す式
    X(NCO) 2のジイソシアネート少なくとも1種を含
    有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の水
    溶性または水分散性のポリウレタンの使用。
  6. 【請求項6】 20〜150のK値を有する請求項1か
    ら5までのいずれか1項に記載の水溶性または水分散性
    のポリウレタンの使用。
  7. 【請求項7】 以下の成分: a)少なくとも1種の多価アルコール0.1〜30重量
    %、 b)少なくとも1種のポリエーテルポリオール20〜4
    5重量%、 c)イオン性基を含有している、少なくとも1種のジア
    ミン10〜45重量%、 d)少なくとも1種のポリイソシアネート30〜50重
    量%、 ならびに場合により、 e)更なる添加剤 からなるコーティングを有する固体の薬剤投与形。
  8. 【請求項8】 通常の別の補助剤以外にコーティングを
    5〜200μmの厚さで有する、請求項7に記載の固体
    の薬剤投与形。
  9. 【請求項9】 コーティングが胃液溶解性であるか、ま
    たは胃液中で分散性である、請求項7または8に記載の
    固体の薬剤投与形。
  10. 【請求項10】 以下の成分: a)少なくとも1種の多価アルコール0.1〜30重量
    %、 b)少なくとも1種のポリエーテルポリオール20〜4
    5重量%、 c)イオン性基を含有している、少なくとも1種のジア
    ミン10〜45重量%、 d)少なくとも1種のポリイソシアネート30〜50重
    量%、 ならびに場合により、 e)更なる添加剤 からなるバインダーを有する固体の薬剤投与形。
  11. 【請求項11】 バインダーが0.5〜20重量%の濃
    度で含有されている、請求項10に記載の固体の薬剤投
    与形。
JP10286455A 1997-10-09 1998-10-08 水溶性または水分散性ポリウレタンの、薬剤投与形のためのコーティングまたはバインダーとしての使用 Withdrawn JPH11222444A (ja)

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