JPH112227A - 緩み止めナット - Google Patents

緩み止めナット

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Publication number
JPH112227A
JPH112227A JP17290797A JP17290797A JPH112227A JP H112227 A JPH112227 A JP H112227A JP 17290797 A JP17290797 A JP 17290797A JP 17290797 A JP17290797 A JP 17290797A JP H112227 A JPH112227 A JP H112227A
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JP
Japan
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nut
angle
face
inclined surface
slanting
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Pending
Application number
JP17290797A
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English (en)
Inventor
Zenji Tsuchikawa
善司 土川
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナットボデイの座面に工夫を加えることによ
って、従来のスタンダードナットに強力な緩み止め効果
を発揮させることのできる緩み止め用ナットをスタンダ
ードナットと殆ど変わらないコストで提供すること。 【解決手段】 軸芯を貫通するネジ孔(1)を備えたナッ
ト(2)の下面を一方向に傾く緩やかな傾斜面(3)に形成
し、この傾斜面(3)の傾斜角度αを、ナット(2)をボルト
(A)に螺合して被締め付け部材(B)に所定のトルクで締め
付けたときに、傾斜面(3)が被締め付け部材(C)の上面に
圧接することが可能な角度範囲内で設定した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用中に緩みの発生を
防止する機能を備えたナットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ナットの使用中に緩みの発生を防
止する手段として、ナット自体に色々な工夫を加えたも
のが各種提案されている。例えば、ナットボデイが一つ
のものとして、ナットボデイに金属弾性板やナイロンプ
レート或いはスプリング等の弾性体を組み込んだものが
一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものは何れもナットボディに2次加工で工作をして
付加部品を組み込むものであるから、製作が面倒でコス
トが高くつくと共に、ボルトへのねじ込み当初から組み
込まれた弾性体によって回動トルクが付加されて締め付
け作業が面倒であり、しかも使用中に弾性体の径年変化
によって緩み止め効果が劣化する、といった欠点があ
る。またナットボデイの一部を打圧してネジ孔をすこし
変形させることによって高トルクを発生させた緩み止め
用ナットも知られているが、ナット並びにボルトのネジ
山を傷つけると共に、一度緩めるとトルクが半減して緩
み止め効果が著しく劣化する、といった問題点がある。
【0004】そこで本発明は、ナットボデイの座面に工
夫を加えることによって、従来のスタンダードナットに
強力な緩み止め効果を発揮させることのできる緩み止め
用ナットを従来のスタンダードナットと殆ど変わらない
コストで提供することを主たる目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる緩み止めナットにあっては、軸芯を貫通する
ネジ孔1を備えたナット2の下面を一方向に傾く緩やか
な傾斜面3に形成し、この傾斜面3の傾斜角度αを、ナ
ット2をボルトAに螺合して被締め付け部材Bに所定の
トルクで締め付けたときに、傾斜面3が被締め付け部材
Bの上面に圧接することが可能な角度範囲内で設定した
構造としたものである。
【0006】上記でいう所定のトルクとは、スタンダー
ドナットの標準締め付けトルクに準じるか、もしくはそ
れに10パーセント程度加えられたトルクを指すもので
あり、また、上記傾斜角度αは例えばM12六角ナット
では1.5〜2.5度の範囲で設定するのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図に示した
実施例に基ずき説明する。図において、符号2は本発明
に係る緩み止めナットあって、軸芯を貫通するネジ孔1
を備え、外周が六角に形成されている。そしてナット2
の締め付け座面、即ち下面が一方向に傾く緩やかな傾斜
面3に形成されている。
【0008】上記傾斜面3の傾斜角度αは、ナット2を
所定のトルクで締め付けたときに、ナットの小さな傾き
によって、ボルト、ナットのネジ噛み合い部分の隙間を
吸収すると同時に、ナット傾斜面3が被締め付け部材B
の上面に圧接することが可能な角度範囲内で設定され
る。この傾斜角度αは、サイズや等級及びナット素材に
よって異なるが、例えばM12の2級鉄製ナットで1.
5〜2.5度程度がこのましい。
【0009】また上記でいう所定のトルクとは、スタン
ダードナットの標準締め付けトルクに準じるか、もしく
はそれに10パーセント程度加えられたトルクを指すも
のであり、例えばM12の鉄製六角ナットでは400〜
450kgf.cmが好ましい。
【0010】上記のごとく構成されたナット2を図3に
示すように、ボルトAに螺合して被締付け部材Bに向か
って螺進させてその傾斜面3を被締付け部材Bの上面に
接触させたあと、更にナット2を所定トルクで強く締め
付けると、図4に示すように傾斜面の働きにより、ナッ
ト2がボルト、ナット間のネジ噛み合い部分の隙間を埋
めながら傾斜姿勢に強制された形で定着する。この状態
にあっては、図4の矢印で示すとおり、ナット2の傾斜
上位側にあるネジと傾斜下位側にあるネジがボルト側面
を裁断方向に圧迫し、同時に傾斜面3が被締め付け部材
Bの上面に圧接する。この内部応力によってナット2と
ボルトAのネジの噛み合いを固くロックしてナット2の
緩みの発生を防止することができる。
【0011】尚、本発明者が、M12の金属六角ナット
で傾斜面3の傾斜角度αを2.36度に設定したものを
作成し、第三者の試験センター(財団法人日本品質保証
機構)で、NS式高速ねじ弛み試験機によって振動弛み
試験を依頼した結果、スタンダードナット4個が何れも
20秒以内で緩んだのに対し、試験サンプル4個の何れ
も3分以上の振動に耐えることができた。
【0012】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではない。例えば上記したような六角ナットに
限らずフランジ付きナットや丸径ナットにも同様に応用
できるものである。またナットを形成する素材も金属に
限らず樹脂で作ることも可能である。その他本発明では
その構成要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、下記
の効果を奏する範囲内において適宜改変して実施できる
ものである。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したごとく本発明によれば、ナ
ットの下面を所定の角度で傾斜面に形成した簡単な構造
であるから、従来と同じようにナットホーマーで製造で
きると共に、何ら二次加工の手間を省略でき、これによ
り、スタンダードナットと殆ど変わらない価格で提供す
ることができるものでありながら、特定角度の傾斜面の
働きによりナット内部に横方向への内部応力と締め付け
座面への応力を発生させて、確実な緩み止め効果が発揮
することができ、更にはナットのボルトへの螺入がスタ
ンダードナットと全く同じように手で軽く螺入させるこ
とができるから作業効率がよい、といった種々の優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緩み止めナットの一実施例を示す
一部断面正面図。
【図2】上記ナットの平面図。
【図3】上記ナットの使用過程を示す断面図。
【図4】上記ナットの使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ネジ孔 2 ナット 3 傾斜面 A ボルト B 被締め付け部材 α 傾斜面の傾斜角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯を貫通するネジ孔(1)を備えたナッ
    ト(2)の下面を一方向に傾く緩やかな傾斜面(3)に形成
    し、この傾斜面(3)の傾斜角度αを、ナット(2)をボルト
    (A)に螺合して被締め付け部材(B)に所定のトルクで締め
    付けたときに、傾斜面(3)が被締め付け部材(C)の上面に
    圧接することが可能な角度範囲内で設定したことを特徴
    とする緩み止めナット。
JP17290797A 1997-06-14 1997-06-14 緩み止めナット Pending JPH112227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17290797A JPH112227A (ja) 1997-06-14 1997-06-14 緩み止めナット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17290797A JPH112227A (ja) 1997-06-14 1997-06-14 緩み止めナット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH112227A true JPH112227A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15950562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17290797A Pending JPH112227A (ja) 1997-06-14 1997-06-14 緩み止めナット

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JP (1) JPH112227A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164128A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Hamanaka Nut Kk 雌ねじ部品
JP2014055637A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Sanco Industry Kk ゆるみ止め座金
CN110454484A (zh) * 2019-08-16 2019-11-15 郑云兵 一种防松螺母

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010164128A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Hamanaka Nut Kk 雌ねじ部品
JP2014055637A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Sanco Industry Kk ゆるみ止め座金
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