JPH11222835A - 堰装置 - Google Patents
堰装置Info
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- JPH11222835A JPH11222835A JP2703398A JP2703398A JPH11222835A JP H11222835 A JPH11222835 A JP H11222835A JP 2703398 A JP2703398 A JP 2703398A JP 2703398 A JP2703398 A JP 2703398A JP H11222835 A JPH11222835 A JP H11222835A
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- Barrages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 他の動力源を用いることなく上流側の水位が
上昇したとき閉止されて放水路に分水することができる
とともに、上流側の水位が低下したときに開放されて上
記分水を停止し得るようにする。 【解決手段】 増水時に水路を変更して放水路W2に分
水する堰装置1であって、水路W1を横断して開閉可能
に設けられた可動堰3と、この可動堰3の上流側の水路
W1の少なくとも一方の護岸壁W3に設けられ、かつ、
放水路W2に続く固定堰2とから構成され、水路W1内
が上記固定堰2を越えない水位のときは上記可動堰3を
開放し、水路W1内が上記固定堰2を越す水位になった
状態で上記可動堰3を閉止する堰開閉機構4が設けられ
ている。
上昇したとき閉止されて放水路に分水することができる
とともに、上流側の水位が低下したときに開放されて上
記分水を停止し得るようにする。 【解決手段】 増水時に水路を変更して放水路W2に分
水する堰装置1であって、水路W1を横断して開閉可能
に設けられた可動堰3と、この可動堰3の上流側の水路
W1の少なくとも一方の護岸壁W3に設けられ、かつ、
放水路W2に続く固定堰2とから構成され、水路W1内
が上記固定堰2を越えない水位のときは上記可動堰3を
開放し、水路W1内が上記固定堰2を越す水位になった
状態で上記可動堰3を閉止する堰開閉機構4が設けられ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水路を横断するよ
うに設けられた、増水時の水路切り換え用に適用し得る
堰装置に関するものである。
うに設けられた、増水時の水路切り換え用に適用し得る
堰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水路を横断するように開閉自在に
設けられた開閉ゲートと、水路に沿って設けられ、か
つ、水路の水が上縁部を越えて導入されるフロート室
と、このフロート室内に配設されたフロートと、フロー
トの昇降に応じて上記開閉ゲートを開閉する連動機構と
を備えて構成された堰装置が知られている。かかる堰装
置は、水路の水嵩の増加で水が上縁部を越えてフロート
室内に流入したとき、フロート室内の水位の上昇による
フロートの上昇に連動して開閉ゲートの開度が大きくな
るようになっている。
設けられた開閉ゲートと、水路に沿って設けられ、か
つ、水路の水が上縁部を越えて導入されるフロート室
と、このフロート室内に配設されたフロートと、フロー
トの昇降に応じて上記開閉ゲートを開閉する連動機構と
を備えて構成された堰装置が知られている。かかる堰装
置は、水路の水嵩の増加で水が上縁部を越えてフロート
室内に流入したとき、フロート室内の水位の上昇による
フロートの上昇に連動して開閉ゲートの開度が大きくな
るようになっている。
【0003】従って、堰装置の上流側の水路の水位が低
いときは開閉ゲートが自動的に閉じられて水が堰き止め
られるため上流側の水位が上昇し、この水位がフロート
室の上縁部を越えると開閉ゲートが自動的に開放され、
堰き止められていた水が放流されて水位が下がる。この
ような開閉ゲートの動力を使わない自動的な開閉動作に
よって、堰装置の上流側の水位を所定の範囲内に納める
ことができるとともに、降雨等による増水時には開閉ゲ
ートが常開状態になるため、堰装置に堰き止められるこ
となく水が水路を流れ、これによって堰装置の上流側で
提が決壊する等の不都合を回避することができる。
いときは開閉ゲートが自動的に閉じられて水が堰き止め
られるため上流側の水位が上昇し、この水位がフロート
室の上縁部を越えると開閉ゲートが自動的に開放され、
堰き止められていた水が放流されて水位が下がる。この
ような開閉ゲートの動力を使わない自動的な開閉動作に
よって、堰装置の上流側の水位を所定の範囲内に納める
ことができるとともに、降雨等による増水時には開閉ゲ
ートが常開状態になるため、堰装置に堰き止められるこ
となく水が水路を流れ、これによって堰装置の上流側で
提が決壊する等の不都合を回避することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のような堰装置にあっては、堰装置の上流側の水位が低
下したときに開閉ゲートが閉止されるとともに、同水位
が上昇したときに開放されるようになっているため、上
流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに水を堰き
止めて流路を切り換えるような用途には適用することが
できないという不都合を有している。因に、上記のよう
な用途としては、水路の水位に応じて魚道を自動的に切
り換えたり、水位に応じて本川の水を分水したり、ある
いは本川の洪水を流路切り換えで防止したりする用途を
挙げることができる。
のような堰装置にあっては、堰装置の上流側の水位が低
下したときに開閉ゲートが閉止されるとともに、同水位
が上昇したときに開放されるようになっているため、上
流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに水を堰き
止めて流路を切り換えるような用途には適用することが
できないという不都合を有している。因に、上記のよう
な用途としては、水路の水位に応じて魚道を自動的に切
り換えたり、水位に応じて本川の水を分水したり、ある
いは本川の洪水を流路切り換えで防止したりする用途を
挙げることができる。
【0005】本発明は、上記のような不都合を解決する
ためになされたものであり、上流側の水位が上昇したと
き閉止されて別の水路に分水することができるととも
に、上流側の水位が低下したときに開放されて上記分水
を停止し得るようにした堰装置を提供することを目的と
している。
ためになされたものであり、上流側の水位が上昇したと
き閉止されて別の水路に分水することができるととも
に、上流側の水位が低下したときに開放されて上記分水
を停止し得るようにした堰装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
堰装置は、増水時に水路を変更して放水路に分水する堰
装置であって、水路を横断して開閉可能に設けられた可
動堰と、この可動堰の上流側の水路の少なくとも一方の
堤に上記放水路の上流端として設けられた固定堰とから
構成され、水路内が上記固定堰を越えない水位のときは
上記可動堰を開放し、水路内が上記固定堰を越す水位に
なった状態で上記可動堰を閉止する堰開閉機構が設けら
れていることを特徴とするものである。
堰装置は、増水時に水路を変更して放水路に分水する堰
装置であって、水路を横断して開閉可能に設けられた可
動堰と、この可動堰の上流側の水路の少なくとも一方の
堤に上記放水路の上流端として設けられた固定堰とから
構成され、水路内が上記固定堰を越えない水位のときは
上記可動堰を開放し、水路内が上記固定堰を越す水位に
なった状態で上記可動堰を閉止する堰開閉機構が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0007】この堰装置によれば、水路における可動堰
の上流側の水位が固定堰の水位を越えると、開放されて
いた可動堰が堰開閉機構の作動によって閉止され、これ
によって可動堰の上流側の水路の水は堰止められた全量
が固定堰を越えて放水路に向けて放水される一方、可動
堰の水嵩が低下して固定堰より下回ると、可動堰が堰開
閉機構の作動によって開放され、放水路に放水されるこ
となく可動堰を介して水路を流下する。
の上流側の水位が固定堰の水位を越えると、開放されて
いた可動堰が堰開閉機構の作動によって閉止され、これ
によって可動堰の上流側の水路の水は堰止められた全量
が固定堰を越えて放水路に向けて放水される一方、可動
堰の水嵩が低下して固定堰より下回ると、可動堰が堰開
閉機構の作動によって開放され、放水路に放水されるこ
となく可動堰を介して水路を流下する。
【0008】このように、従来の常識に反して上流側の
水量が増加したときに可動堰を閉じて上流側の水を放水
路に放水するようにしているため、本発明の堰装置を上
流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに水を堰き
止めて流路を切り換えるような用途、すなわち水路の水
位に応じて魚道を自動的に切り換えたり、水位に応じて
分水するような用途には適用することができる。また、
増水時の本川の洪水を防止するための放水路への流路切
り換え操作に適用することができる。
水量が増加したときに可動堰を閉じて上流側の水を放水
路に放水するようにしているため、本発明の堰装置を上
流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに水を堰き
止めて流路を切り換えるような用途、すなわち水路の水
位に応じて魚道を自動的に切り換えたり、水位に応じて
分水するような用途には適用することができる。また、
増水時の本川の洪水を防止するための放水路への流路切
り換え操作に適用することができる。
【0009】本発明の請求項2記載の堰装置は、請求項
1記載の堰装置において、上記堰開閉機構は、上記可動
堰の少なくとも一側部に設けられた溜水チャンバと、こ
の溜水チャンバに配置されたフロートと、このフロート
の昇降に応じて上記可動堰を開閉するように上記フロー
トと可動堰とを連結する連結手段とを備えて構成され、
上記溜水チャンバは、可動壁の上流側の水路に臨んだ上
縁部が上記固定堰と略同一レベルに高さに設定されてい
るとともに、底部に可動堰の下流側に水を逃がす水抜き
用の小孔を有していることを特徴とするものである。
1記載の堰装置において、上記堰開閉機構は、上記可動
堰の少なくとも一側部に設けられた溜水チャンバと、こ
の溜水チャンバに配置されたフロートと、このフロート
の昇降に応じて上記可動堰を開閉するように上記フロー
トと可動堰とを連結する連結手段とを備えて構成され、
上記溜水チャンバは、可動壁の上流側の水路に臨んだ上
縁部が上記固定堰と略同一レベルに高さに設定されてい
るとともに、底部に可動堰の下流側に水を逃がす水抜き
用の小孔を有していることを特徴とするものである。
【0010】この堰装置によれば、堰装置の上流側の水
位が溜水チャンバの上縁部より低位にあるときは、溜水
チャンバ内には水が導入されずに空になっているため、
フロートは溜水チャンバ内で最下位に下がった状態にな
っており、これによって堰装置は連結手段を介して開放
され、水路の水は堰装置を通って流下される。
位が溜水チャンバの上縁部より低位にあるときは、溜水
チャンバ内には水が導入されずに空になっているため、
フロートは溜水チャンバ内で最下位に下がった状態にな
っており、これによって堰装置は連結手段を介して開放
され、水路の水は堰装置を通って流下される。
【0011】そして、水路の水嵩が増加し、堰装置の上
流側の水位が溜水チャンバの上縁部を越えると、越えた
水は溜水チャンバ内に導入され、この導入量が小孔から
の排出量を上回ると、溜水チャンバ内の水位が上昇し、
これによるフロートの上昇によって堰装置は閉じられて
上流側の水の水路の流下が阻止され、これによって上流
側の水は固定堰を越えて放水路に放水されることにな
る。
流側の水位が溜水チャンバの上縁部を越えると、越えた
水は溜水チャンバ内に導入され、この導入量が小孔から
の排出量を上回ると、溜水チャンバ内の水位が上昇し、
これによるフロートの上昇によって堰装置は閉じられて
上流側の水の水路の流下が阻止され、これによって上流
側の水は固定堰を越えて放水路に放水されることにな
る。
【0012】また、一旦堰装置が閉じられた状態で上流
側の水位が低下して溜水チャンバ内に水が供給されなく
なると、溜水チャンバ内の水は小孔から水路の下流側に
放水され、これによる水位の低下でフロートが下降し、
これによって堰装置は連結手段を介して開放され、上流
側の水は水路を流下する。
側の水位が低下して溜水チャンバ内に水が供給されなく
なると、溜水チャンバ内の水は小孔から水路の下流側に
放水され、これによる水位の低下でフロートが下降し、
これによって堰装置は連結手段を介して開放され、上流
側の水は水路を流下する。
【0013】本発明の請求項3記載の堰装置は、請求項
2記載の堰装置において、上記可動堰は、水路を横断す
る方向に延びる回転軸と、この回転軸回りに回動自在に
軸支されたゲートアームと、このゲートアームの先端側
に水路を横断するように設けられた開閉ゲートとを備え
て構成され、上記連結手段は、上記ゲートアームと上記
フロートとの間に立設された支柱と、この支柱の頂部に
設けられ、かつ水路を横断する方向に延びる支点軸と、
この支点軸回りに回動自在に軸支された揺動杆と、この
揺動杆の上流側の端部と上記フロートとを連結した上流
側ロープと、上記揺動杆の下流側の端部と上記ゲートア
ームとを連結した下流側ロープとから構成され、上記フ
ロートの上記支点軸を支点としたモーメントは、上記ゲ
ートアームの上記支点軸を支点としたモーメントより大
きく設定されていることを特徴とするものである。
2記載の堰装置において、上記可動堰は、水路を横断す
る方向に延びる回転軸と、この回転軸回りに回動自在に
軸支されたゲートアームと、このゲートアームの先端側
に水路を横断するように設けられた開閉ゲートとを備え
て構成され、上記連結手段は、上記ゲートアームと上記
フロートとの間に立設された支柱と、この支柱の頂部に
設けられ、かつ水路を横断する方向に延びる支点軸と、
この支点軸回りに回動自在に軸支された揺動杆と、この
揺動杆の上流側の端部と上記フロートとを連結した上流
側ロープと、上記揺動杆の下流側の端部と上記ゲートア
ームとを連結した下流側ロープとから構成され、上記フ
ロートの上記支点軸を支点としたモーメントは、上記ゲ
ートアームの上記支点軸を支点としたモーメントより大
きく設定されていることを特徴とするものである。
【0014】この堰装置によれば、溜水チャンバ内の水
位が上昇すると、これによってフロートが上昇し、この
フロートの上昇に応じて上流側ロープを介して揺動杆が
支点軸回りに回動し、下流側ロープに吊持された開閉ゲ
ートが自重で回転軸回りに回動して下降することにより
水路はゲートアームによって閉止された状態になる。逆
に溜水チャンバ内の水位が下がると、これによってモー
メントの大きいフロートが下降するため、揺動杆の上流
端が上流側ロープに引き下げられ、これによる揺動杆の
支点軸回りの逆回動で開閉ゲートは下流側ロープに引き
上げられ、開閉ゲートは回転軸回りに回動して開かれ
る。
位が上昇すると、これによってフロートが上昇し、この
フロートの上昇に応じて上流側ロープを介して揺動杆が
支点軸回りに回動し、下流側ロープに吊持された開閉ゲ
ートが自重で回転軸回りに回動して下降することにより
水路はゲートアームによって閉止された状態になる。逆
に溜水チャンバ内の水位が下がると、これによってモー
メントの大きいフロートが下降するため、揺動杆の上流
端が上流側ロープに引き下げられ、これによる揺動杆の
支点軸回りの逆回動で開閉ゲートは下流側ロープに引き
上げられ、開閉ゲートは回転軸回りに回動して開かれ
る。
【0015】このように、可動堰として回転軸回りに回
動自在な、いわゆるラジアルゲートを採用するともに、
フロートの昇降に応じた揺動杆の支点軸回りの回動で開
閉ゲートを開閉するようにしたことで、開閉機構が簡単
な構造でありながら水路の水量に応じて開閉ゲートを確
実に開閉させることが可能になる。
動自在な、いわゆるラジアルゲートを採用するともに、
フロートの昇降に応じた揺動杆の支点軸回りの回動で開
閉ゲートを開閉するようにしたことで、開閉機構が簡単
な構造でありながら水路の水量に応じて開閉ゲートを確
実に開閉させることが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
堰装置の一実施形態を示す一部切欠き斜視図であり、図
1は開閉ゲートが開かれた状態、図2は開閉ゲートが閉
じられた状態をそれぞれ示している。また、図3は図1
の側面視の断面図である。なお、図1および図2におい
て、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向とい
い、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を
上流方向、+Y方向を下流方向という。
堰装置の一実施形態を示す一部切欠き斜視図であり、図
1は開閉ゲートが開かれた状態、図2は開閉ゲートが閉
じられた状態をそれぞれ示している。また、図3は図1
の側面視の断面図である。なお、図1および図2におい
て、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向とい
い、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を
上流方向、+Y方向を下流方向という。
【0017】これらの図に示すように、本発明の堰装置
1は、増水時に水路を変更して放水路に水を逃がす用途
に用いられるものであり、本川である水路W1から分岐
した放水路W2に設けられる固定堰2と、この固定堰2
の下流側の水路W1を横断して開閉可能に設けられた可
動堰3とを備えた基本構成を有しており、上記可動堰3
は、水路W1内が上記固定堰2を越えない水位のときは
上記可動堰3を開放し、水路W1内が上記固定堰2を越
す水位になった状態で上記可動堰3を閉止するようにな
っている。
1は、増水時に水路を変更して放水路に水を逃がす用途
に用いられるものであり、本川である水路W1から分岐
した放水路W2に設けられる固定堰2と、この固定堰2
の下流側の水路W1を横断して開閉可能に設けられた可
動堰3とを備えた基本構成を有しており、上記可動堰3
は、水路W1内が上記固定堰2を越えない水位のときは
上記可動堰3を開放し、水路W1内が上記固定堰2を越
す水位になった状態で上記可動堰3を閉止するようにな
っている。
【0018】上記水路W1は、両岸がコンクリート製の
護岸壁W3によって保護されて水路幅が確保され、一方
の護岸壁W3(図1に示す実施形態では左岸側)の可動
堰3より上流側に頂部の高さレベルが護岸壁W3のそれ
より低い固定堰2が設けられ、この固定堰2の下流側に
放水路W2が続いている。そして、増水により水路W1
の水位が固定堰2を越えた状態で可動堰3の閉止によっ
て可動堰3より上流側の水路W1の水の全量が流路変更
して放水路W2に向けて放流されるようになされてい
る。
護岸壁W3によって保護されて水路幅が確保され、一方
の護岸壁W3(図1に示す実施形態では左岸側)の可動
堰3より上流側に頂部の高さレベルが護岸壁W3のそれ
より低い固定堰2が設けられ、この固定堰2の下流側に
放水路W2が続いている。そして、増水により水路W1
の水位が固定堰2を越えた状態で可動堰3の閉止によっ
て可動堰3より上流側の水路W1の水の全量が流路変更
して放水路W2に向けて放流されるようになされてい
る。
【0019】上記水路W1の可動堰3が設けられた位置
には護岸壁W3間に架橋された水門W4が設けられてい
る。この水門W4は、上縁部が護岸壁W3と同一高され
べルに設定されているとともに、下縁部が水路W1の底
部から離間して設けられ、これによって水門W4の下方
には左右の護岸壁W3間の略全長に亘って開口された通
水口W5が形成されている。また、この通水口W5の下
流側には、水路W1の底部が一段下がるように段差部が
設けられ、これによって通水口W5を潜った水路W1の
水は、段差部で小さな滝をつくって落下した後、下流側
に向かうようになっている。
には護岸壁W3間に架橋された水門W4が設けられてい
る。この水門W4は、上縁部が護岸壁W3と同一高され
べルに設定されているとともに、下縁部が水路W1の底
部から離間して設けられ、これによって水門W4の下方
には左右の護岸壁W3間の略全長に亘って開口された通
水口W5が形成されている。また、この通水口W5の下
流側には、水路W1の底部が一段下がるように段差部が
設けられ、これによって通水口W5を潜った水路W1の
水は、段差部で小さな滝をつくって落下した後、下流側
に向かうようになっている。
【0020】上記可動堰3は、水路W1内の水位によっ
て作動する堰開閉機構4と、この堰開閉機構4の作動に
よって開閉する開閉ゲート5とからなっている。
て作動する堰開閉機構4と、この堰開閉機構4の作動に
よって開閉する開閉ゲート5とからなっている。
【0021】上記上記堰開閉機構4は、上記堰開閉機構
4の幅方向両側部に設けられた溜水チャンバ41と、こ
の溜水チャンバ41内に配置されたフロート42と、こ
のフロート42の昇降に応じて上記可動堰3を開閉する
ように上記フロート42と可動堰3とを連結する連結手
段43とを備えて構成されている。
4の幅方向両側部に設けられた溜水チャンバ41と、こ
の溜水チャンバ41内に配置されたフロート42と、こ
のフロート42の昇降に応じて上記可動堰3を開閉する
ように上記フロート42と可動堰3とを連結する連結手
段43とを備えて構成されている。
【0022】上記フロート42は、ステンレススチール
等からなる内部が空洞の金属製の立方体によって形成さ
れているとともに、見掛け比重が水のそれより小さく設
定され、これによって所定の浮力で水に浮くように形成
されている。
等からなる内部が空洞の金属製の立方体によって形成さ
れているとともに、見掛け比重が水のそれより小さく設
定され、これによって所定の浮力で水に浮くように形成
されている。
【0023】上記溜水チャンバ41は、水門W4の若干
上流側および下流側の左右の護岸壁W3から互いに反対
方向に向けて延設された平面視でコ字状の擁壁41aに
囲繞されて形成されている。この擁壁41a内に連結手
段43が内装されている。
上流側および下流側の左右の護岸壁W3から互いに反対
方向に向けて延設された平面視でコ字状の擁壁41aに
囲繞されて形成されている。この擁壁41a内に連結手
段43が内装されている。
【0024】そして、溜水チャンバ41における水門W
4より上流側の護岸壁W3の上下部には上下一対の取水
口31が開口され、水路W1が増水したときにはこれら
の取水口31から水が溜水チャンバ41内に導入される
ようになっている。また、溜水チャンバ41内の水門W
4より下流側には、小孔からなる排水口32が水路W1
に向けて穿設されている。
4より上流側の護岸壁W3の上下部には上下一対の取水
口31が開口され、水路W1が増水したときにはこれら
の取水口31から水が溜水チャンバ41内に導入される
ようになっている。また、溜水チャンバ41内の水門W
4より下流側には、小孔からなる排水口32が水路W1
に向けて穿設されている。
【0025】この排水口32の開口面積は上記取水口3
1の開口面積よりも十分に小さく寸法設定され、増水時
に取水口31から大量の水が流入した場合には、排水口
32から流出する水量が少ないことにより溜水チャンバ
41内に水が満たされるとともに、上流側の水位が取水
口31より低くなった状態では、溜水チャンバ41内の
水がこの排水口32を通って水門W4より下流側の水路
W1内に放水され、これによって溜水チャンバ41内の
水位が水門W4より下流側の水路W1の水位に一致する
ようにしている。
1の開口面積よりも十分に小さく寸法設定され、増水時
に取水口31から大量の水が流入した場合には、排水口
32から流出する水量が少ないことにより溜水チャンバ
41内に水が満たされるとともに、上流側の水位が取水
口31より低くなった状態では、溜水チャンバ41内の
水がこの排水口32を通って水門W4より下流側の水路
W1内に放水され、これによって溜水チャンバ41内の
水位が水門W4より下流側の水路W1の水位に一致する
ようにしている。
【0026】また、上記フロート42は、溜水チャンバ
41内の水位が下流側の水路W1の水位と同一レベルに
なってもフロート42を浮き上がらせるような浮力が生
じないように、水に浸かった部分の見掛け比重を水のそ
れより大きくしている。
41内の水位が下流側の水路W1の水位と同一レベルに
なってもフロート42を浮き上がらせるような浮力が生
じないように、水に浸かった部分の見掛け比重を水のそ
れより大きくしている。
【0027】そして、上部の取水口31は、上記固定堰
2と略同一レベルに高さに設定され、これによって水門
W4より上流側の水路W1の水位が固定堰2の上縁部よ
り上位になった増水時には水路W1内の水は固定堰2を
汪溢して放水路W2に放水されるとともに、一部が取水
口31を通って溜水チャンバ41内に導入されるように
なっている。
2と略同一レベルに高さに設定され、これによって水門
W4より上流側の水路W1の水位が固定堰2の上縁部よ
り上位になった増水時には水路W1内の水は固定堰2を
汪溢して放水路W2に放水されるとともに、一部が取水
口31を通って溜水チャンバ41内に導入されるように
なっている。
【0028】上記連結手段43は、各溜水チャンバ41
内の床板上に立設された幅方向一対の支柱44と、これ
ら支柱44の頂部に設けられ、かつ水路W1を横断する
方向に延びる支点軸45a回りに回動自在に軸支された
揺動杆45と、この揺動杆45の上流側の端部と上記フ
ロート42とを連結した上流側ロープ46aと、上記揺
動杆45の下流側の端部と上記スリーブ5とを連結した
下流側ロープ46bとから構成され、溜水チャンバ41
内への水の流入・流出によるフロート42の昇降に応じ
た各ロープ46a,46bの昇降および揺動杆45の支
点軸45a回りの正逆回動によって開閉ゲート5が閉開
するようになっている。
内の床板上に立設された幅方向一対の支柱44と、これ
ら支柱44の頂部に設けられ、かつ水路W1を横断する
方向に延びる支点軸45a回りに回動自在に軸支された
揺動杆45と、この揺動杆45の上流側の端部と上記フ
ロート42とを連結した上流側ロープ46aと、上記揺
動杆45の下流側の端部と上記スリーブ5とを連結した
下流側ロープ46bとから構成され、溜水チャンバ41
内への水の流入・流出によるフロート42の昇降に応じ
た各ロープ46a,46bの昇降および揺動杆45の支
点軸45a回りの正逆回動によって開閉ゲート5が閉開
するようになっている。
【0029】上記支点軸45aは、支柱44の頂部に付
設された二股状のブラケット44aを幅方向に貫通して
設けられ、上記揺動杆45はこのブラケット44aに挟
持された状態で支点軸45a回りに揺動するようにして
ある。
設された二股状のブラケット44aを幅方向に貫通して
設けられ、上記揺動杆45はこのブラケット44aに挟
持された状態で支点軸45a回りに揺動するようにして
ある。
【0030】一方、上記開閉ゲート5は、側面視で円弧
状を呈したゲート本体51と、溜水チャンバ41の下流
側の下部で上記護岸壁W3を貫通してゲート本体51の
回動中心となる軸心回りに海道可能な幅方向一対の回転
軸52と、水路W1側で基端側がこの回転軸52に共回
り可能に接続されているとともに先端側が上記ゲート本
体51に固定された幅方向一対のゲートアーム53と、
溜水チャンバ41側で基端側が上記回転軸52に共回り
可能に接続されているとともに先端側が上記下流側ロー
プ46bの下端部に接続された連結アーム54とを備え
て構成されている。
状を呈したゲート本体51と、溜水チャンバ41の下流
側の下部で上記護岸壁W3を貫通してゲート本体51の
回動中心となる軸心回りに海道可能な幅方向一対の回転
軸52と、水路W1側で基端側がこの回転軸52に共回
り可能に接続されているとともに先端側が上記ゲート本
体51に固定された幅方向一対のゲートアーム53と、
溜水チャンバ41側で基端側が上記回転軸52に共回り
可能に接続されているとともに先端側が上記下流側ロー
プ46bの下端部に接続された連結アーム54とを備え
て構成されている。
【0031】上記ゲート本体51は、図3に示すよう
に、円弧の弦寸法L1が通水口W5の上下幅寸法L2
(水門W4の下端面と水門W4の下流側の水路W1底面
との間の寸法)よりも大きく寸法設定されているととも
に、幅方向の両縁部にはそれぞれポリテトラフルオロエ
チレン等の弾力性がありかつ強靱な合成樹脂製のシール
材51aが取り付けられている。各シール材51aは対
向した護岸壁W3の表面に摺接するように寸法設定さ
れ、これによってゲート本体51の両側部からの水の漏
洩が防止されるようになっている。
に、円弧の弦寸法L1が通水口W5の上下幅寸法L2
(水門W4の下端面と水門W4の下流側の水路W1底面
との間の寸法)よりも大きく寸法設定されているととも
に、幅方向の両縁部にはそれぞれポリテトラフルオロエ
チレン等の弾力性がありかつ強靱な合成樹脂製のシール
材51aが取り付けられている。各シール材51aは対
向した護岸壁W3の表面に摺接するように寸法設定さ
れ、これによってゲート本体51の両側部からの水の漏
洩が防止されるようになっている。
【0032】一方、上記水門W4は、下端部の下流側の
面に側面視で三角形状を停止、かつ、水門W4の幅方向
の全長に亘って延びる上記同様の合成樹脂製のシール突
条W4aを有している。このシール突条W4aは、側面
視で三角形状の頂点部分が上記ゲート本体51の上流側
の面に当接するように寸法設定されている。従って、図
3に二点鎖線で示すように、通水口W5がゲート本体5
1によって閉止された状態では、ゲート本体51の両側
部のシール材51aが護岸壁W3に当接していること、
および水門W4のシール突条W4aがゲート本体51の
上流側の面に当接していることによって、堰き止められ
た水門W4の上流側の水は下流側へは漏洩しないように
なっている。
面に側面視で三角形状を停止、かつ、水門W4の幅方向
の全長に亘って延びる上記同様の合成樹脂製のシール突
条W4aを有している。このシール突条W4aは、側面
視で三角形状の頂点部分が上記ゲート本体51の上流側
の面に当接するように寸法設定されている。従って、図
3に二点鎖線で示すように、通水口W5がゲート本体5
1によって閉止された状態では、ゲート本体51の両側
部のシール材51aが護岸壁W3に当接していること、
および水門W4のシール突条W4aがゲート本体51の
上流側の面に当接していることによって、堰き止められ
た水門W4の上流側の水は下流側へは漏洩しないように
なっている。
【0033】そして、本発明においては、上記フロート
42の上記支点軸45aを支点としたモーメントは、上
記ゲートアームの上記支点軸45aを支点としたモーメ
ントより大きく設定されている。
42の上記支点軸45aを支点としたモーメントは、上
記ゲートアームの上記支点軸45aを支点としたモーメ
ントより大きく設定されている。
【0034】具体的には、図3に示すように、フロート
42の重量をG1、溜水チャンバ41内の水位が水門W
4より下流側の水路W1の水位と同一水位になったとき
のフロート42に加わる浮力をF、開閉ゲート5の重量
をG2、支点軸45aと上流側ロープ46aとの間の水
平距離をd1、支点軸45aと下流側ロープ46bとの
間の水平距離をd2、回転軸52と開閉ゲート5の重心
Oとの間の水平距離をd3、回転軸52と下流側ロープ
46bとの間の水平距離をd4とした場合、 (W1−F)×d1>(W2×(d3/d4))×d2 が成立するようにフロート42および開閉ゲート5の重
量G1,G2、揺動杆45の長さ寸法、開閉ゲート5の
重心位置等がそれぞれ設定されている。なお、この式に
おいては、開閉ゲート5に加わる浮力は無視し得る程度
に小さいためこの浮力は省略している。
42の重量をG1、溜水チャンバ41内の水位が水門W
4より下流側の水路W1の水位と同一水位になったとき
のフロート42に加わる浮力をF、開閉ゲート5の重量
をG2、支点軸45aと上流側ロープ46aとの間の水
平距離をd1、支点軸45aと下流側ロープ46bとの
間の水平距離をd2、回転軸52と開閉ゲート5の重心
Oとの間の水平距離をd3、回転軸52と下流側ロープ
46bとの間の水平距離をd4とした場合、 (W1−F)×d1>(W2×(d3/d4))×d2 が成立するようにフロート42および開閉ゲート5の重
量G1,G2、揺動杆45の長さ寸法、開閉ゲート5の
重心位置等がそれぞれ設定されている。なお、この式に
おいては、開閉ゲート5に加わる浮力は無視し得る程度
に小さいためこの浮力は省略している。
【0035】従って、溜水チャンバ41内に水が存在し
ないときには、フロート42側のモーメントの値が開閉
ゲート5側のモーメントの値よりも大きいことによっ
て、図1に示すように、フロート42が下降し、これに
よって揺動杆45が上流側ロープ46aに引張られて支
点軸45a回りに反時計方向に回動し、この回動によっ
て連結アーム54が下流側ロープ46bに引張られて回
転軸52回りに時計方向に回動する。そして、この回動
による回転軸52の自軸心回りの回動によって、ゲート
本体51は、図1に示すように、ゲートアーム53を介
して回転軸52回りに時計方向に回動して通水口W5が
開放された状態になっている。
ないときには、フロート42側のモーメントの値が開閉
ゲート5側のモーメントの値よりも大きいことによっ
て、図1に示すように、フロート42が下降し、これに
よって揺動杆45が上流側ロープ46aに引張られて支
点軸45a回りに反時計方向に回動し、この回動によっ
て連結アーム54が下流側ロープ46bに引張られて回
転軸52回りに時計方向に回動する。そして、この回動
による回転軸52の自軸心回りの回動によって、ゲート
本体51は、図1に示すように、ゲートアーム53を介
して回転軸52回りに時計方向に回動して通水口W5が
開放された状態になっている。
【0036】ついで、溜水チャンバ41内に水が導入さ
れた状態では、フロート42が浮力によって上昇して上
流側ロープ46aが弛むため、開閉ゲート5は自重で回
転軸52回りに反時計方向に回動し、これによって、図
2に示すように、通水口W5がゲート本体51によって
閉止された状態になる。
れた状態では、フロート42が浮力によって上昇して上
流側ロープ46aが弛むため、開閉ゲート5は自重で回
転軸52回りに反時計方向に回動し、これによって、図
2に示すように、通水口W5がゲート本体51によって
閉止された状態になる。
【0037】図4は、本発明の作用を説明するための説
明図であり、(イ)は、水路W1の水位が上部の取水口
31より低い状態、(ロ)は水路W1の水位が上部の取
水口31より高い状態をそれぞれ示している。
明図であり、(イ)は、水路W1の水位が上部の取水口
31より低い状態、(ロ)は水路W1の水位が上部の取
水口31より高い状態をそれぞれ示している。
【0038】まず、水路W1の水位が下部の取水口31
より低いときは、図4の(イ)に示すように、下部の取
水口31から水門W4上流の水が溜水チャンバ41内に
侵入することがないため、溜水チャンバ41内には排水
口32を通して水門W4下流の水が導入される。
より低いときは、図4の(イ)に示すように、下部の取
水口31から水門W4上流の水が溜水チャンバ41内に
侵入することがないため、溜水チャンバ41内には排水
口32を通して水門W4下流の水が導入される。
【0039】これによって溜水チャンバ41内の水位は
水門W4より下流側の水路W1の水位と同一高さレベル
になっているが、フロート42はこの水位では浮き上が
る程の浮力が生じないように設計されているため、フロ
ート42は最下降位置に位置設定された状態になってお
り、これによって揺動杆45の上流側端部は上流側ロー
プ46aを介して下方に引張られるとともに下流側端部
が上方に跳ね上がり、下流側ロープ46bが引き上げら
れることによる連結アーム54、回転軸52およびゲー
トアーム53を介したゲート本体51の回転軸52回り
の時計方向への回動によって通水口W5が開放された状
態になって水門W4より上流側の水が通水口W5を通っ
て下流側に流下する。
水門W4より下流側の水路W1の水位と同一高さレベル
になっているが、フロート42はこの水位では浮き上が
る程の浮力が生じないように設計されているため、フロ
ート42は最下降位置に位置設定された状態になってお
り、これによって揺動杆45の上流側端部は上流側ロー
プ46aを介して下方に引張られるとともに下流側端部
が上方に跳ね上がり、下流側ロープ46bが引き上げら
れることによる連結アーム54、回転軸52およびゲー
トアーム53を介したゲート本体51の回転軸52回り
の時計方向への回動によって通水口W5が開放された状
態になって水門W4より上流側の水が通水口W5を通っ
て下流側に流下する。
【0040】ついで、水門W4上流の水路W1の水位が
上昇して上部の取水口31を越えると、図4の(ロ)に
示すように、水がこの取水口31を通って溜水チャンバ
41内に導入され、これによって溜水チャンバ41内の
水位が上昇する。そして、溜水チャンバ41内の水位が
上昇すると、フロート42は、これに働く浮力によって
浮上り、これによって上流側ロープ46aに加わってい
た張力が解除されるため、揺動杆45が支点軸45a回
りに時計方向に回動して下流側ロープ46bが下降し、
開閉ゲート5が自重によって回転軸52回りに反時計方
向に回動することにより、図4の(ロ)に示すように、
水門W4の通水口W5がゲート本体51によって閉止さ
れる。
上昇して上部の取水口31を越えると、図4の(ロ)に
示すように、水がこの取水口31を通って溜水チャンバ
41内に導入され、これによって溜水チャンバ41内の
水位が上昇する。そして、溜水チャンバ41内の水位が
上昇すると、フロート42は、これに働く浮力によって
浮上り、これによって上流側ロープ46aに加わってい
た張力が解除されるため、揺動杆45が支点軸45a回
りに時計方向に回動して下流側ロープ46bが下降し、
開閉ゲート5が自重によって回転軸52回りに反時計方
向に回動することにより、図4の(ロ)に示すように、
水門W4の通水口W5がゲート本体51によって閉止さ
れる。
【0041】そして、通水口W5が閉止されると、水門
W4上流側の水路W1の水位が上昇し、上昇した分の水
が放水路W2に放水され、これによって水路W1の水位
が所定水位以上になった状態、すなわち上部の取水口3
1を越える水位になった状態で自動的に放水路W2に分
水されることになる。
W4上流側の水路W1の水位が上昇し、上昇した分の水
が放水路W2に放水され、これによって水路W1の水位
が所定水位以上になった状態、すなわち上部の取水口3
1を越える水位になった状態で自動的に放水路W2に分
水されることになる。
【0042】また、水門W4より上流側の水路W1の水
位が下部の取水口31より低下すると、水が取水口31
から溜水チャンバ41内に導入されなくなるため、溜水
チャンバ41内の水は排水口32を通って下流側の水路
W1内に排水され、これによる水位の低下でフロート4
2が下降し、ゲート本体51が回転軸52回りに時計方
向に回転して通水口W5が開放される。そして通水口W
5の開放によって水門W4上流の水が通水口W5を通っ
て流下する、図4の(イ)に示す状態になる。
位が下部の取水口31より低下すると、水が取水口31
から溜水チャンバ41内に導入されなくなるため、溜水
チャンバ41内の水は排水口32を通って下流側の水路
W1内に排水され、これによる水位の低下でフロート4
2が下降し、ゲート本体51が回転軸52回りに時計方
向に回転して通水口W5が開放される。そして通水口W
5の開放によって水門W4上流の水が通水口W5を通っ
て流下する、図4の(イ)に示す状態になる。
【0043】本発明は、以上詳述したように、堰装置1
を、水路W1を横断して開閉可能に設けられた可動堰3
と、この可動堰3の上流側の護岸壁W3に設けられ、か
つ、放水路W2に続く固定堰2とから構成し、水路W1
内が固定堰2を越えない水位のとき、すなわち取水口3
1より低位のときは可動堰3を開放し、水路W1内が固
定堰2を越す水位、すなわち取水口31より高位になっ
た状態で可動堰3を閉止する堰開閉機構4を設けたた
め、水路W1における可動堰3の上流側の水位が固定堰
2の水位を越えると、開放されていた可動堰3が堰開閉
機構4の作動によって閉止され、これによって可動堰3
の上流側の水路W1の水は堰止められた全量が固定堰2
を越えて放水路W2に向けて放水される一方、可動堰3
の水嵩が低下して固定堰2より下回ると、可動堰3が堰
開閉機構4の作動によって開放され、放水路W2に放水
されることなく可動堰3を介して水路W1を流下させる
ことができる。
を、水路W1を横断して開閉可能に設けられた可動堰3
と、この可動堰3の上流側の護岸壁W3に設けられ、か
つ、放水路W2に続く固定堰2とから構成し、水路W1
内が固定堰2を越えない水位のとき、すなわち取水口3
1より低位のときは可動堰3を開放し、水路W1内が固
定堰2を越す水位、すなわち取水口31より高位になっ
た状態で可動堰3を閉止する堰開閉機構4を設けたた
め、水路W1における可動堰3の上流側の水位が固定堰
2の水位を越えると、開放されていた可動堰3が堰開閉
機構4の作動によって閉止され、これによって可動堰3
の上流側の水路W1の水は堰止められた全量が固定堰2
を越えて放水路W2に向けて放水される一方、可動堰3
の水嵩が低下して固定堰2より下回ると、可動堰3が堰
開閉機構4の作動によって開放され、放水路W2に放水
されることなく可動堰3を介して水路W1を流下させる
ことができる。
【0044】このように、従来の常識に反して上流側の
水量が増加したときに可動堰3を閉じて上流側の水を放
水路W2に放水するようにしているため、本発明の堰装
置1を上流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに
水を堰き止めて流路を切り換えるような用途に適用する
ことができる。このような用途としては、水路W1の水
位に応じて魚道を自動的に切り換えたり、水位に応じて
分水するような用途や、さらには増水時の本川の洪水を
防止するための放水路W2への放水処理等を挙げること
ができる。
水量が増加したときに可動堰3を閉じて上流側の水を放
水路W2に放水するようにしているため、本発明の堰装
置1を上流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに
水を堰き止めて流路を切り換えるような用途に適用する
ことができる。このような用途としては、水路W1の水
位に応じて魚道を自動的に切り換えたり、水位に応じて
分水するような用途や、さらには増水時の本川の洪水を
防止するための放水路W2への放水処理等を挙げること
ができる。
【0045】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0046】(1)上記の実施形態においては、開閉ゲ
ート5はゲート本体51が回転軸52回りに正逆回動し
て通水口W5を開閉する、いわゆるラジアル方式のもの
が採用されているが、本発明は開閉ゲート5がラジアル
式のものであることに限定されるものではなく、ゲート
本体が鉛直方向に昇降する昇降方式のものや、ゲート本
体の下端縁部に設けられた幅方向に延びる水平軸回りに
回動して起伏する起伏方式のものであってもよい。
ート5はゲート本体51が回転軸52回りに正逆回動し
て通水口W5を開閉する、いわゆるラジアル方式のもの
が採用されているが、本発明は開閉ゲート5がラジアル
式のものであることに限定されるものではなく、ゲート
本体が鉛直方向に昇降する昇降方式のものや、ゲート本
体の下端縁部に設けられた幅方向に延びる水平軸回りに
回動して起伏する起伏方式のものであってもよい。
【0047】(2)上記の実施形態においては、支柱4
4頂部に支点軸45a回りに揺動する揺動杆45を設け
ているが、揺動杆45に代えて支点軸45a回りに正逆
回転する滑車を設け、この滑車にロープを掛け廻すよう
にしてもよい。
4頂部に支点軸45a回りに揺動する揺動杆45を設け
ているが、揺動杆45に代えて支点軸45a回りに正逆
回転する滑車を設け、この滑車にロープを掛け廻すよう
にしてもよい。
【0048】(3)上記の実施形態においては、溜水チ
ャンバ41は水路W1の両側に設けられているが、本発
明は、溜水チャンバ41が左右一対で設けられることに
限定されるものではなく、片側のみに設けるようにして
もよい。
ャンバ41は水路W1の両側に設けられているが、本発
明は、溜水チャンバ41が左右一対で設けられることに
限定されるものではなく、片側のみに設けるようにして
もよい。
【0049】(4)上記の実施形態においては、放水路
W2が水路W1の一方の護岸壁W3に形成されていいる
が、本発明は放水路W2が一方の護岸壁W3にのみ設け
ることに限定されるものではなく、両方の護岸壁W3に
設けてもよい。
W2が水路W1の一方の護岸壁W3に形成されていいる
が、本発明は放水路W2が一方の護岸壁W3にのみ設け
ることに限定されるものではなく、両方の護岸壁W3に
設けてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の堰装置によれ
ば、堰装置を、水路を横断して開閉可能に設けられた可
動堰と、この可動堰の上流側の水路の少なくとも一方の
堤に上記放水路の上流端として設けられた固定堰とから
構成し、水路内が固定堰を越えない水位のときは可動堰
を開放し、水路内が固定堰を越す水位になった状態で可
動堰を閉止する堰開閉機構を設けたため、水路における
可動堰の上流側の水位が固定堰の水位を越えると、開放
されていた可動堰が堰開閉機構の作動によって閉止さ
れ、これによって可動堰の上流側の水路の水は堰止めら
れた全量が固定堰を越えて放水路に向けて放水される一
方、可動堰の水嵩が低下して固定堰より下回ると、可動
堰が堰開閉機構の作動によって開放され、放水路に放水
されることなく可動堰を介して水路を流下させることが
できる。
ば、堰装置を、水路を横断して開閉可能に設けられた可
動堰と、この可動堰の上流側の水路の少なくとも一方の
堤に上記放水路の上流端として設けられた固定堰とから
構成し、水路内が固定堰を越えない水位のときは可動堰
を開放し、水路内が固定堰を越す水位になった状態で可
動堰を閉止する堰開閉機構を設けたため、水路における
可動堰の上流側の水位が固定堰の水位を越えると、開放
されていた可動堰が堰開閉機構の作動によって閉止さ
れ、これによって可動堰の上流側の水路の水は堰止めら
れた全量が固定堰を越えて放水路に向けて放水される一
方、可動堰の水嵩が低下して固定堰より下回ると、可動
堰が堰開閉機構の作動によって開放され、放水路に放水
されることなく可動堰を介して水路を流下させることが
できる。
【0051】このように、従来の常識に反して上流側の
水量が増加したときに可動堰を閉じて上流側の水を放水
路に放水するようにしているため、本発明の堰装置を上
流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに水を堰き
止めて流路を切り換えるような用途、すなわち水路の水
位に応じて魚道を自動的に切り換えたり、水位に応じて
分水するような用途には適用することができる。また、
増水時の本川の洪水を防止するための放水路への放水操
作に適用することができる。
水量が増加したときに可動堰を閉じて上流側の水を放水
路に放水するようにしているため、本発明の堰装置を上
流側の水位が所定の水位以上に上昇したときに水を堰き
止めて流路を切り換えるような用途、すなわち水路の水
位に応じて魚道を自動的に切り換えたり、水位に応じて
分水するような用途には適用することができる。また、
増水時の本川の洪水を防止するための放水路への放水操
作に適用することができる。
【0052】本発明の請求項2記載の堰装置によれば、
堰開閉機構を、可動堰の少なくとも一側部に設けられた
溜水チャンバと、この溜水チャンバに配置されたフロー
トと、このフロートの昇降に応じて可動堰を開閉するよ
うにフロートと可動堰とを連結する連結手段とで構成
し、溜水チャンバの可動壁の上流側の水路に臨んだ上縁
部を固定堰と略同一レベルに高さに設定するとともに、
底部に可動堰の下流側に水を逃がす水抜き用の小孔を設
けたため、堰装置の上流側の水位が溜水チャンバの上縁
部より低位にあるときは、溜水チャンバ内には水が導入
されずに空になっており、フロートは溜水チャンバ内で
最下位に下がった状態になり、これによって堰装置は連
結手段を介して開放され、水路の水を堰装置を通って流
下させることができる。
堰開閉機構を、可動堰の少なくとも一側部に設けられた
溜水チャンバと、この溜水チャンバに配置されたフロー
トと、このフロートの昇降に応じて可動堰を開閉するよ
うにフロートと可動堰とを連結する連結手段とで構成
し、溜水チャンバの可動壁の上流側の水路に臨んだ上縁
部を固定堰と略同一レベルに高さに設定するとともに、
底部に可動堰の下流側に水を逃がす水抜き用の小孔を設
けたため、堰装置の上流側の水位が溜水チャンバの上縁
部より低位にあるときは、溜水チャンバ内には水が導入
されずに空になっており、フロートは溜水チャンバ内で
最下位に下がった状態になり、これによって堰装置は連
結手段を介して開放され、水路の水を堰装置を通って流
下させることができる。
【0053】そして、水路の水嵩が増加し、堰装置の上
流側の水位が溜水チャンバの上縁部を越えると、越えた
水は溜水チャンバ内に導入され、この導入量が小孔から
の排出量を上回ると、溜水チャンバ内の水位が上昇し、
これによるフロートの上昇によって堰装置は閉じられて
上流側の水の水路の流下が阻止され、これによって上流
側の水は固定堰を越えて放水路に放水することができ
る。
流側の水位が溜水チャンバの上縁部を越えると、越えた
水は溜水チャンバ内に導入され、この導入量が小孔から
の排出量を上回ると、溜水チャンバ内の水位が上昇し、
これによるフロートの上昇によって堰装置は閉じられて
上流側の水の水路の流下が阻止され、これによって上流
側の水は固定堰を越えて放水路に放水することができ
る。
【0054】また、一旦堰装置が閉じられた状態で上流
側の水位が低下して溜水チャンバ内に水が供給されなく
なると、溜水チャンバ内の水は小孔から水路の下流側に
放水され、これによる水位の低下でフロートが下降し、
これによって堰装置は連結手段を介して開放され、上流
側の水を水路に沿って流下させることができる。
側の水位が低下して溜水チャンバ内に水が供給されなく
なると、溜水チャンバ内の水は小孔から水路の下流側に
放水され、これによる水位の低下でフロートが下降し、
これによって堰装置は連結手段を介して開放され、上流
側の水を水路に沿って流下させることができる。
【0055】本発明の請求項3記載の堰装置によれば、
可動堰を、水路を横断する方向に延びる回転軸と、この
回転軸回りに回動自在に軸支されたゲートアームと、こ
のゲートアームの先端側に水路を横断するように設けら
れた開閉ゲートとから構成し、連結手段を、ゲートアー
ムとフロートとの間に立設された支柱と、この支柱の頂
部に設けられ、かつ水路を横断する方向に延びる支点軸
と、この支点軸回りに回動自在に軸支された揺動杆と、
この揺動杆の上流側の端部とフロートとを連結した上流
側ロープと、揺動杆の下流側の端部とゲートアームとを
連結した下流側ロープとから構成し、フロートの支点軸
を支点としたモーメントを、ゲートアームの支点軸を支
点としたモーメントより大きく設定したため、溜水チャ
ンバ内の水位が上昇すると、これによってフロートが上
昇し、このフロートの上昇に応じて上流側ロープを介し
て揺動杆が支点軸回りに回動し、下流側ロープに吊持さ
れた開閉ゲートが自重で回転軸回りに回動して下降する
ことにより水路はゲートアームによって閉止された状態
になる。逆に溜水チャンバ内の水位が下がると、これに
よってモーメントの大きいフロートが下降するため、揺
動杆の上流端が上流側ロープに引き下げられ、これによ
る揺動杆の支点軸回りの逆回動で開閉ゲートは下流側ロ
ープに引き上げられ、開閉ゲートを回転軸回りに回動さ
せて開くことができる。
可動堰を、水路を横断する方向に延びる回転軸と、この
回転軸回りに回動自在に軸支されたゲートアームと、こ
のゲートアームの先端側に水路を横断するように設けら
れた開閉ゲートとから構成し、連結手段を、ゲートアー
ムとフロートとの間に立設された支柱と、この支柱の頂
部に設けられ、かつ水路を横断する方向に延びる支点軸
と、この支点軸回りに回動自在に軸支された揺動杆と、
この揺動杆の上流側の端部とフロートとを連結した上流
側ロープと、揺動杆の下流側の端部とゲートアームとを
連結した下流側ロープとから構成し、フロートの支点軸
を支点としたモーメントを、ゲートアームの支点軸を支
点としたモーメントより大きく設定したため、溜水チャ
ンバ内の水位が上昇すると、これによってフロートが上
昇し、このフロートの上昇に応じて上流側ロープを介し
て揺動杆が支点軸回りに回動し、下流側ロープに吊持さ
れた開閉ゲートが自重で回転軸回りに回動して下降する
ことにより水路はゲートアームによって閉止された状態
になる。逆に溜水チャンバ内の水位が下がると、これに
よってモーメントの大きいフロートが下降するため、揺
動杆の上流端が上流側ロープに引き下げられ、これによ
る揺動杆の支点軸回りの逆回動で開閉ゲートは下流側ロ
ープに引き上げられ、開閉ゲートを回転軸回りに回動さ
せて開くことができる。
【0056】このように、可動堰として回転軸回りに回
動自在な、いわゆるラジアルゲートを採用するともに、
フロートの昇降に応じた揺動杆の支点軸回りの回動で開
閉ゲートを開閉するようにしたことで、開閉機構が簡単
な構造でありながら水路の水量に応じて開閉ゲートを確
実に開閉させることができる。
動自在な、いわゆるラジアルゲートを採用するともに、
フロートの昇降に応じた揺動杆の支点軸回りの回動で開
閉ゲートを開閉するようにしたことで、開閉機構が簡単
な構造でありながら水路の水量に応じて開閉ゲートを確
実に開閉させることができる。
【図1】本発明に係る堰装置の一実施形態を示す一部切
欠き斜視図であり、開閉ゲートが開かれた状態を示して
いる。
欠き斜視図であり、開閉ゲートが開かれた状態を示して
いる。
【図2】本発明に係る堰装置の一実施形態を示す一部切
欠き斜視図であり、開閉ゲートが閉じられた状態を示し
ている。
欠き斜視図であり、開閉ゲートが閉じられた状態を示し
ている。
【図3】図1の側面視の断面図である。
【図4】本発明の作用を説明するための説明図であり、
(イ)は、水路の水位が取水口より低い状態、(ロ)は
水路の水位が取水口より高い状態をそれぞれ示してい
る。
(イ)は、水路の水位が取水口より低い状態、(ロ)は
水路の水位が取水口より高い状態をそれぞれ示してい
る。
1 堰装置 2 固定堰 3 可動堰 31 取水口 32 排水口 4 堰開閉機構 41 溜水チャンバ 41a 擁壁 42 フロート 43 連結手段 44 支柱 45 揺動杆 45a 支点軸 45a 支点軸 46a 上流側ロープ 46b 下流側ロープ 5 開閉ゲート 51 ゲート本体 51a シール材 52 回転軸 53 ゲートアーム 54 連結アーム W1 水路 W2 放水路 W3 護岸壁 W4 水門 W4a シール突条 W5 通水口
フロントページの続き (72)発明者 上田 光浩 大阪市中央区谷町5丁目3番17号 株式会 社丸島アクアシステム内
Claims (3)
- 【請求項1】 増水時に水路を変更して放水路に分水す
る堰装置であって、水路を横断して開閉可能に設けられ
た可動堰と、この可動堰の上流側の水路の少なくとも一
方の堤に上記放水路の上流端として設けられた固定堰と
から構成され、水路内が上記固定堰を越えない水位のと
きは上記可動堰を開放し、水路内が上記固定堰を越す水
位になった状態で上記可動堰を閉止する堰開閉機構が設
けられていることを特徴とする堰装置。 - 【請求項2】 上記堰開閉機構は、上記可動堰の少なく
とも一側部に設けられた溜水チャンバと、この溜水チャ
ンバに配置されたフロートと、このフロートの昇降に応
じて上記可動堰を開閉するように上記フロートと可動堰
とを連結する連結手段とを備えて構成され、上記溜水チ
ャンバは、可動壁の上流側の水路に臨んだ上縁部が上記
固定堰と略同一レベルに高さに設定されているととも
に、底部に可動堰の下流側に水を逃がす水抜き用の小孔
を有していることを特徴とする請求項1記載の堰装置。 - 【請求項3】 上記可動堰は、水路を横断する方向に延
びる回転軸と、この回転軸回りに回動自在に軸支された
ゲートアームと、このゲートアームの先端側に水路を横
断するように設けられた開閉ゲートとを備えて構成さ
れ、上記連結手段は、上記ゲートアームと上記フロート
との間に立設された支柱と、この支柱の頂部に設けら
れ、かつ水路を横断する方向に延びる支点軸と、この支
点軸回りに回動自在に軸支された揺動杆と、この揺動杆
の上流側の端部と上記フロートとを連結した上流側ロー
プと、上記揺動杆の下流側の端部と上記ゲートアームと
を連結した下流側ロープとから構成され、上記フロート
の上記支点軸を支点としたモーメントは、上記ゲートア
ームの上記支点軸を支点としたモーメントより大きく設
定されていることを特徴とする請求項2記載の堰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2703398A JPH11222835A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 堰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2703398A JPH11222835A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 堰装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11222835A true JPH11222835A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12209768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2703398A Withdrawn JPH11222835A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 堰装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11222835A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100798434B1 (ko) | 2006-12-18 | 2008-01-28 | (주) 디아이엔바이로 | 무동력 개폐식 차집용 가동웨어 |
| JP2008069566A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Masatoshi Okura | 可動式遮水壁 |
| CN113622381A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-09 | 华北水利水电大学 | 一种中小型水利溢洪道闸门浮推泄水器 |
| CN114922140A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-08-19 | 中水北方勘测设计研究有限责任公司 | 一种小型渠道自开闭式闸门装置 |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP2703398A patent/JPH11222835A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008069566A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Masatoshi Okura | 可動式遮水壁 |
| KR100798434B1 (ko) | 2006-12-18 | 2008-01-28 | (주) 디아이엔바이로 | 무동력 개폐식 차집용 가동웨어 |
| CN113622381A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-09 | 华北水利水电大学 | 一种中小型水利溢洪道闸门浮推泄水器 |
| CN113622381B (zh) * | 2021-08-17 | 2022-11-18 | 华北水利水电大学 | 一种中小型水利溢洪道闸门浮推泄水器 |
| CN114922140A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-08-19 | 中水北方勘测设计研究有限责任公司 | 一种小型渠道自开闭式闸门装置 |
| CN114922140B (zh) * | 2022-05-20 | 2024-03-29 | 中水北方勘测设计研究有限责任公司 | 一种小型渠道自开闭式闸门装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |