JPH11223245A - 捩じり振動ダンパ - Google Patents

捩じり振動ダンパ

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JPH11223245A
JPH11223245A JP10309068A JP30906898A JPH11223245A JP H11223245 A JPH11223245 A JP H11223245A JP 10309068 A JP10309068 A JP 10309068A JP 30906898 A JP30906898 A JP 30906898A JP H11223245 A JPH11223245 A JP H11223245A
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ハンス・ロース
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/16Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、当該技術分野の捩
じり振動ダンパを、ばね室が例えば油脂のような潤滑剤
等の流出の生じないようにシールするように構成するこ
とである。 【解決手段】 互いに回動可能に配設された2つの
構造群1、2と、ばね室7とを備えた捩じり振動ダンパ
において、第1構造群1は、第1案内面30を有し、ば
ね室7をラジアル方向外方でシールし、その際第1案内
面は隙間31によって第2構造群2から離れており、か
つ略ラジアル方向に配設されており、そして略ラジアル
方向に配設され、隙間31をばね室側でカバーする第2
案内面50が設けられていることを特徴とする前記捩じ
り振動ダンパ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに回動可能に
配設されている2つの構造群と、ばね室とを備えた捩じ
り振動ダンパに関する。そのようなばね室には一般に両
構造群の間に接線方向に作用するばね、例えばスパイラ
ルばねが配設されている。次に概念「アキシャル方向」
の下に捩じり振動ダンパの主回転軸線に対して平行の方
向、概念「ラジアル方向」の下に主回転軸線から離れ
る、主回転軸線に対して垂直の平面内に位置する方向、
そして概念「接線方向」の下に前記両方向に対して垂直
の方向が理解される。
【0002】
【従来の技術】本発明のような捩じり振動ダンパは存在
しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上位
概念による捩じり振動ダンパをばね室が例えば油脂のよ
うな潤滑剤等の流出が生じないようにシールするように
構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題の解決として、
本発明は、第1構造群が第1案内面を有しかつばね室が
ラジアル方向外方でシールされており、その際第1案内
面が第2構造群から隙間によって離されかつ略ラジアル
方向に配設されておりかつ略ラジアル方向に配設され、
隙間31をばね室側でカバーする第2案内面が設けられ
た、当該技術分野の捩じり振動ダンパが提案される。
【0005】この際本発明は、ばね室中に油脂が広域に
ぐるりと飛散しかつ壁に当接した際に油脂は油脂をラジ
アル方向外方に移動させる遠心力を受けるという基本思
想に依る。この方法で、案内面に現れる油脂もラジアル
方向の加速度を受ける。ばね室に向けられた案内面のラ
ジアル方向表面に基づいて、案内面上にある油脂が遠心
力によって表面に沿ってラジアル方向外方に移送される
ことが保証される。
【0006】第2案内面は、第1案内面と第2構造群と
の間の隙間を通って広域にぐるりと飛散する油脂は通り
抜けさせることができない、そのわけは油脂は、その前
にこの第2案内面によって捕捉されるからである。第2
案内面は、隙間に関してばね室側、従って第1案内面の
少なくとも1 つの領域に関してばね室側にも配設されて
いるので、第2案内面をラジアル方向外方に、少なくと
も第2案内面によってラジアル方向外方に送られる油脂
は、少なくとも第1案内面によって捕捉されるべきであ
る。遠心力は、この油脂が再び第1案内面と第2構造群
との間の隙間をラジアル方向内方に向かって加速される
ことを阻止する。
【0007】第1案内面と第2構造群との間の隙間に基
づいて、本発明によってばね室を無接触でシールするこ
とが可能になる。それによってこの構成は、特にそのカ
ップリングへの使用の際に、有利な方法で捩じり振動ダ
ンパの上記以外の特性には影響を及ぼさない。第1案内
面は、第1構造群と固着した案内板として形成され得
る。この構成は、第1構造群と第1案内面の一体的な構
成のために、この構成が簡単に製造され得るという利点
を有する。この方法で特に、実際上難点のあるアンダカ
ット形状は回避され得る。案内板と第1構造群との間の
結合方法として、ろう付け、溶接、かしめ等の全ての好
適な結合形式が使用される。
【0008】本発明による捩じり振動ダンパの製造は、
特に第1構造群と案内板との間のこの結合がクリップ結
合として形成される場合に特に簡単である。例えば案内
板は挟み部材として曲げられ、挟み部材は材料の固有弾
性率によって僅かに開いて第1構造群の突出部を把持す
る。特に案内板はリングディスク状に形成され得る。一
般に当該技術分野の捩じり振動ダンパは、即ち複数の接
線方向に配設されたばね又はばね室を有する。そのよう
なリング状の構成では、案内板のリング状の形態は特別
に簡単な組立を可能にする、そのわけは全ばね室の作業
工程において相応した案内板が一緒に組立られ得るから
である。この形態でも、リングディスクのラジアル方向
の対称性のために第1構造群と案内板の結合のための挟
み部材の構成が特別に簡単に実現される。
【0009】更に第2案内面は、案内ディスクとして形
成され得る。そのような案内ディスクは、複雑ではない
方法でばね室側で第1案内面と第2構造群との間の隙間
に亘って配設され得る。特に前記の理由から、第2案内
面として使用される案内ディスクをリングディスク状に
形成することが有利である。案内ディスクも第1案内面
又は案内板と固着され得る。この固着は、例えばクリッ
プ結合、かしめ結合又は他の(Torx)のかしめ結合
によって行われ得る。この固着によって案内ディスクと
第1案内面又は案内板とから成る構成の安定性が高めら
れる。特に、案内ディスクを、例えば合成樹脂のような
軽量かつ摩擦の小さい材料から製造することが可能とな
る、そのわけは第1案内面又は案内板は案内ディスクの
安定化に役立つからである。この構成は、更に案内ディ
スクと案内板の前組立を可能にし、それによって本発明
による捩じり振動ダンパの製造が簡単化される。
【0010】第1案内面と第2案内面との間に、ばね室
に向けられた少なくとも1 つの開口が設けられ得る。こ
の開口を通って、なんらかの方法で、例えばクリープ工
程によって第2案内面の後方に達する潤滑剤又は油脂
が、ばね室に戻され得る。特に、開口が、粒子がラジア
ル方向の運動成分によって通り抜け得るように、配設さ
れている場合には有利である。
【0011】第1案内面と第2案内面との間で、第1案
内面と第2構造群との間に配設された隙間の近くに、抑
制室が設けられ得る。この室内に第2案内面の後方に達
する潤滑剤が集まりかつそれによって隙間の通り抜けが
阻止される。そのような抑制室は、特に相応して室のラ
ジアル方向外側に設けられ、集まった油脂がばね室に戻
され得るための開口と関連して、有利である。
【0012】第1案内面と第2案内面との間に、1つの
要素、好ましくは吸収性材料から成るリングが設けられ
ることもでき、この要素は、少なくとも捩じり振動ダン
パの停止の際に第1案内面と第2構造群との間の隙間を
カバーする。そのような吸収性材料は、ばね室中にある
潤滑剤等を吸着しかつ再び解放し得る。特にこの材料
は、スポンジとしてフェルト状に又は発泡材から形成さ
れ得る。材料は、隙間よりも高い毛細管力を有すべきで
ある。この吸収性材料が第1案内面と第2構造群との間
の隙間をカバーすることによって、特に油脂等のこの隙
間を通るクリープが阻止される。捩じり振動ダンパの回
転の際に遠心力に基づいてそのようなクリープ工程は無
効にされる。その結果このシールリングは、シールリン
グが回転の際に遠心力に基づいて第2構造群又はしかし
第1案内面から持ち上げられ、その結果捩じり振動ダン
パの回転の際に無接触のシールが存在する。特にこのシ
ールリングは、第1案内面と対2案内面との間の抑制室
中に設けられ得る。
【0013】更に、第1案内面と第2案内面との間のラ
ジアル方向外方の開口が、ばね室に対して設けられる場
合には有利であり、その結果シールリングに集まった潤
滑剤は、遠心力によってばね室に移送される。特にシー
ルリング、案内板及び案内ディスクから成る構成を、前
組立することが可能である。このために例えば案内板及
び案内ディスクが前記のように固着されることができ、
その結果シールリングは案内ディスクと案内板との間に
好適な方法で固定される。
【0014】シールリングは、第2案内面を取り囲む案
内ディスクのラジアル方向内方に向けられた予圧下に保
持されることができ、案内ディスクは、捩じり振動ダン
パの回転の際にこの予圧が、好ましくはゼロまで減少さ
れるように形成されている。このために案内板は例えば
アキシャル方向の突出部を有し、突出部は、シールリン
グを把持しかつラジアル方向内方へ向かって第2構造群
に押圧する。これらのアキシャル方向の突出部は、突出
部が捩じり振動ダンパの回転の際に遠心力によって外方
に移動されかつそこでシールリングを解放するような寸
法にされる。
【0015】本発明による捩じり振動ダンパの第2構造
群は、略ラジアル方向の第3案内面を有し、第3案内面
は、第2案内面と第2構造群との間のアキシャル方向の
隙間をばね室とは反対側でカバーしている。この方法で
第2案内面と第2構造群との間のアキシャル方向に開い
た隙間を通り抜ける、場合によっては存在する潤滑剤粒
子が、第3案内面によって捕捉されかつ第3案内面上ラ
ジアル方向外方に移送される。有利な方法で、第1案内
面と第2構造群との間の隙間は、アキシャル方向におい
てばね室からこの第3案内面よりも更に離れている。第
3案内面上を移送される粒子が、第3案内面のラジアル
方向外方に位置する端に達しかつ遠心力によって前記端
からラジアル方向に解放された際に、粒子はばね室を離
れない、そのわけはばね室の固有の開口、即ち第1案内
面と第2構造群との間の隙間は、軸線方向においてばね
室から更に離れて位置するからである。
【0016】好適な方法でばね室内への潤滑剤又は油脂
の移送に影響し得るために、ばね室内に、特に第1案内
面の近くに及び又は第1案内面と第2案内面との間の抑
制室中に他の案内面が、案内面上に現れる粒子が好まし
くはばね室又はばねの方向に転向されるように、配設さ
れている。捩じり振動ダンパは、更に、第1構造群と第
2構造群との間の捩れ角に依存してこれらの間の隙間を
閉鎖する手段を有する。これらの手段は、両構造群の間
で所定の捩れ角に達しかつ従ってぐるりと飛散する油脂
の危険が最大である場合に、ばね室は完全に閉鎖される
ように構成され得る。これに対して僅かにのみ存在する
か又は存在しない捩れ角では、隙間は開放されその結果
−少なくともこの個所に−ばね室の無接触シール従って
小さい摩擦が保証されている。
【0017】捩じり振動ダンパは有利にばね室のシール
のために使用され得る。その上捩じり振動ダンパは、遠
心力によって作用される油脂移送機能を有する。運転
中、油脂はばね室内で種々の方向に飛散し又は分散す
る。しかし一般に油脂はばね室内の所定の領域でのみ必
要とされる。本発明による油脂移送の構成によって、ば
ね室内に分散する油脂は所望の位置に戻されることがで
きる。
【0018】有利な方法で、油脂移送は、ラジアル方向
内方に配設された油脂収容部及びラジアル方向に更に外
方に配設された油脂移送部を有し、その際油脂移送部と
油脂収容部との間に、油脂移送部から油脂収容部までの
経路上で周方向に油脂を移動させる手段が設けられてい
る。一方遠心力によって油脂のラジアル方向の移動は自
動的に行われ、本発明による移動手段は周方向において
も油脂の所望の移送を可能にする。
【0019】本発明による油脂収容部として、捩じり振
動ダンパの各表面が使用される。特に油脂はその上、隙
間又は開口によっても収容され、例えば案内面の後方に
通じる隙間によって収容され得る。本発明による移動手
段は、例えば表面にラジアル方向の成分によって形成さ
れた、送出案内面のような構成で有り得、送出案内面に
よって油片のような粒子は、遠心力によりラジアル方向
外方に移動される際に、周方向に転向される。
【0020】前記油脂移送は、それ以外の特徴とは無関
係に、捩じり振動ダンパで有利に、油脂が必要とされる
所定の個所で使用るように行われ得る。本発明の他の利
点、特性及び目的は、本発明による捩じり振動ダンパの
10個の実施形態が例えば図示されている添付された図
面の次の記載に見られる。
【0021】
【実施例】本発明による第1実施形態(図1及び図2)
の捩じり振動ダンパは、互いに回動可能に配設された第
1構造群1と第2構造群2とを有する。両構造群1及び
2は、中にばね機構70が設けられたばね室7を有して
いる。このばね機構70は、両構造群1と2の間に接線
方向に作用し、その際第1構造群1は、ばね機構70の
ばねくさび71と交換作用をする突出部72を有する。
【0022】第1構造群1には、第1案内面30を有す
るディスク状の案内板3がクリップ止めされ(クリップ
結合10)かつ第2構造群2から隙間31を介して離さ
れている。更にこの捩じり振動ダンパは、案内板3に固
定されたリングディスク状の案内ディスク5を有する。
この案内ディスク5は、隙間51を介して第2構造群2
から離されかつ第2案内面50を有する。
【0023】案内ディスク5又は第2案内面50の後方
に、部分的にシール4によって充填された抑制室40が
ある。シールリング4は、第2構造群2に当接しかつこ
の方法で第1案内面30と第2構造群2との間にアキシ
ャル方向に向けられた隙間31をカバーする。この実施
例においては、シール4はフェルトから成る。抑制室4
0のラジアル方向外方に位置する側で、第1案内面30
と第2案内面50との間に又は案内板3と案内ディスク
5との間に開口6が設けられる。
【0024】第2構造群2と第2案内面50との間の隙
間51の、ばね室7とは反対側には、第3案内面20が
配設されている。3つの案内面30、50及び20の各
々は、ばね室に向いているアキシャル方向の表面成分を
有する。それによって回転する捩じり振動ダンパでは、
案内面30、50及び20上にある粒子が、ラジアル方
向外方に移動されかつばね室7内に留まる。隙間51を
通り抜ける粒子は、抑制室40の第3案内面20上に移
送されかつそこから遠心力によって、シールリングにあ
る粒子と共に第1案内面30上に達しかつ開口6を通っ
てばね室7中に戻される。同様に粒子は、第2案内面5
0上でラジアル方向外方に移送されかつ遠心力により第
1案内面30上に達する。
【0025】シールリング4は、シールリングが捩じり
振動ダンパの所望の回転数では、第2構造群から持ち上
がるように選択されている。この方法でこの高い回転数
ではばね室7の無接触シールが保証される。第2実施形
態(図3及び図4)による捩じり振動ダンパは、略第1
実施形態に相応する。しかし、第2実施形態は、略平面
状で、複数の凹部(結合部52)によって案内面3と結
合している案内ディスク5を有する。結合個所52の間
には、開口6を形成する、案内板3のラジアル方向の縦
長の凹部が形成される。
【0026】第3実施形態(図5)は、殆ど構造的に同
様であるが、第3実施形態は、結合個所52に溶接点が
設けられることによってのみ第2実施形態と相違する。
選択的に、連結個所52で案内板3にそれぞれ1つのレ
ンズ状の凹部が設けられ、凹部には案内ディスク5の相
応するそれぞれ1つの突出部が形状一体的に係入してい
る。
【0027】第4実施形態〔図6(a)、(b)〕も、
略第2実施形態に相応する。しかしこの場合でも、完全
にシールリングは不要とされている。その代わりに、第
2構造群2は、凹状案内面41を有し、凹状案内面は、
第2構造群2と第1案内面30との間の隙間31から抑
制室40に達しかつ第3案内面20と先端で相会する。
捩じり振動ダンパの回転の際に、第3案内面20上又は
凹状案内面41上にある粒子は、抑制室40におけるラ
ジアル方向の接着力の相応した克服により、第1案内面
上に移送されるために、先端まで移送される。
【0028】好ましくは実施形態では周方向において、
各開口6の両側にそれぞれ斜めの送出案内面61が設け
られており、斜めの送出案内面によって、回転軸線に対
して平行な面での抑制室40中の油脂の集積が回避され
又は減少される。これらの送出案内面61は、アキシャ
ル方向に向けられた表面成分を有しかつこの方法で油脂
を周方向に送出する。
【0029】第4実施形態の第1変形は、図7(a)と
(b)に表されている。一方第4実施形態では、開口6
は第1構造群1の突出部72の高さに配設されており、
この変形では、開口6はばね70の高さにある。この方
法で、それぞれ存在する要請に従って、所望の位置への
油脂の移送が保証される。この第1変形では、案内ディ
スク5は、平面状に形成されておりかつ殆ど案内板3の
外半径に相応する外半径を有する。この方法で案内ディ
スク5は、案内板3と共にクリップ結合部10によって
第1構造群1に固定されかつ案内板によってこの実施形
態の特別に簡単な組立が保証される。案内ディスク5に
は抑制室40のラジアル方向外方に位置する側の高さ
に、開口6を形成しかつ孔を通って油脂排出が行われる
ための孔60が設けられている。
【0030】図8(a)、(b)及び(c)に表された
第2変形は、第1変形に対して拡大されたリング状の抑
制室40を有する。更に案内ディスク5にはばね機構7
0の高さに、第1変形における1つの孔60の代わり
に、3つの孔60が設けられている。この第2変形で
は、送出案内面は不要にされかつ油脂移送は孔60の好
適な配列によって簡単に行われる。油脂移送のための移
動手段は、この変形では孔60及び第1案内面30を有
し、案内面30で油脂は、孔60を通って送出されるま
で集められる。
【0031】本発明による捩じり振動ダンパの第5実施
形態〔図9(a)、(b)〕も、略前記実施形態に相応
する。しかしこの第5実施形態では、シールリング4が
設けられている。第5実施形態に対して、第6実施形態
(図10及び図11)では、シールリングは不要とされ
る。更に第6実施形態では、抑制室40はリング状には
形成されず、複数の室に分割されている。これらの室の
間にウエブがあり、ウエブには追加的に案内板3と案内
ディスク5が結合されている。この結合のために孔60
が利用され、孔は抑制室40の高さで案内板3と第2案
内面50との間の開口として役立つ。この実施形態で
は、案内ディスク5の高い安定性が保証され、その結果
特にこの実施形態では、案内ディスク5よりも低いな安
定性の材料も使用され得る。
【0032】第7実施形態(図12)では、案内ディス
ク5は案内板3とは結合されずに、第2構造群2上に載
せられる。その限りではこの実施形態では案内ディスク
5は第2構造群2と共に回転される。この実施形態では
開口6は案内板3と案内ディスク5との間のアキシャル
方向隙間によって形成される。第8実施形態(図13及
び図14)でも、案内ディスク5は第2構造群2上に差
し込まれかつ案内板3から開口6を介して離されてい
る。この実施形態では、案内板3は突出部32を有し、
突出部は、ばね70が圧縮され、即ち第2構造群2が第
1構造群1に対して捩じられる場合に、突出部32がば
ね・くさび71によって第2構造群2上に移動されるよ
うにそれぞればね70の端に設けられたくさび71と交
換作用を行う。この運動によって案内板3は、第2構造
群2に設けられたシール部材42に対して押圧される。
この方法で、ばね70が圧縮されかつそれによって飛散
する油脂の危険が最大である場合に、ばね室7は完全に
密閉される。これに対して圧縮されないか又は僅かにの
み圧縮されたばねでは、ばね室7の無接触シールが存在
する。
【0033】これに対して第9及び第10実施形態(図
15及び図16)では、案内板3はシール部材42に常
に押圧される。このために必要な力は、フィンガ53に
よって案内ディスク5に付勢される。このアキシャル方
向に作用する力にもかかわらず案内ディスク5の安定し
た座着を保証するために、案内ディスク5は、クリップ
結合54によって第2構造群2に固定されている。その
限りでは、第9及び第10実施形態では案内板3は、常
にシール部材42上を滑動する。両構造群1と2との間
の相対運動の際にばね・くさび71は、突出部32を介
して案内板3上に作用しかつシール部材42上への案内
板3のシール力を増大させる。第9実施形態と第10実
施形態とは、案内板3へのフィンガ53の作用点のラジ
アル方向距離によって相違する。この方法で、合力は、
特に第2構造群2に対しても調整され得る。このこと
は、カップリングのカップリングフランジとして第2構
造群を使用する場合にフィンガ53の構造的形態が達成
されることができ、合力は、カップリングの伝動力の方
向に作用することを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による捩じり振動ダンパの第1
実施形態の断面図である。
【図2】図2は、図1の一部の拡大図である。
【図3】図3は、本発明による捩じり振動ダンパの第2
実施形態の第1構造群の突出部の断面図である。
【図4】図4は、図3による捩じり振動ダンパの図2と
同様な図形である。
【図5】図5は、本発明による捩じり振動ダンパの第3
実施形態の図2と同様な図形である。
【図6】図6は、本発明による捩じり振動ダンパの第4
実施形態を表わし、(a)は、その図3に類似した図形
であり、(b)はその図2と同様な図形である。
【図7】図7は、本発明による捩じり振動ダンパの第4
実施形態の変形を表わし、(a)はその図3と同様なた
図形であり、(b)はその図2と同様な図形である。
【図8】図8は、本発明による捩じり振動ダンパの第4
実施形態の他の変形であり、(a)は、その断面図、
(b)はその図1と同様な図、そして(c)は、図2と
同様な図形である。
【図9】図9は、本発明による捩じり振動ダンパの第5
実施形態であり、(a)はその図1と同様な図形であ
り、(b)はその図2と同様な図形である。
【図10】図10は、本発明による捩じり振動ダンパの
第5実施形態の図3と同様な図形である。
【図11】図11は、図10による捩じり振動ダンパの
図2と同様な図形である。
【図12】図12は、本発明による捩じり振動ダンパの
第7実施形態の図2と同様な図形である。
【図13】図13は、本発明による捩じり振動ダンパの
第8実施形態の図2と同様な図形である。
【図14】図14は、図13による捩じり振動ダンパの
他の運転状態を示す図である。
【図15】図15は、本発明による第9実施形態の図2
と同様な図形である。
【図16】図16は、本発明による捩じり振動ダンパの
第10実施形態の図2と同様な図形である。
【符号の説明】
1 構造群 2 構造群 7 ばね室 30 第1案内面 31 隙間 50 第2案内面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイートマール・ハイデイングスフエルト ドイツ連邦共和国、52078 アーヒエン、 ボーデルシユヴイングストラーセ、36

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに回動可能に配設された2つの構造
    群(1、2)と、ばね室(7)とを備えた捩じり振動ダ
    ンパにおいて、 第1構造群(1)は第1案内面(30)を有し、ばね室
    (7)をラジアル方向外方でシールし、その際第1案内
    面は隙間(31)によって第2構造群(2)から離れて
    おりかつ略ラジアル方向に配設されており、そして略ラ
    ジアル方向に配設され、隙間(31)をばね室側でカバ
    ーする第2案内面(50)が設けられていることを特徴
    とする前記捩じり振動ダンパ。
  2. 【請求項2】 第1案内面(30)が、第1構造群
    (1)と固着された案内板(3)として形成されてい
    る、請求項1に記載の捩じり振動ダンパ。
  3. 【請求項3】 案内板(3)がリングディスク状に形成
    されている、請求項2に記載の捩じり振動ダンパ。
  4. 【請求項4】 第2案内面(50)が、案内ディスク
    (5)として形成されている請求項1から3までのうち
    のいずれか一項に記載の捩じり振動ダンパ。
  5. 【請求項5】 案内ディスク(5)が、リングディスク
    状に形成されている、請求項4に記載の捩じり振動ダン
    パ。
  6. 【請求項6】 案内ディスク(5)が、第2案内面(5
    0)と固着されている、請求項4又は5に記載された捩
    じり振動ダンパ。
  7. 【請求項7】 第1案内面(30)と第2案内面(5
    0)との間にばね室(7)に面した少なくとも1 つの開
    口(6)が設けられている、請求項1から6までのうち
    のいずれか一項に記載の捩じり振動ダンパ。
  8. 【請求項8】 開口(6)が、粒子がラジアル方向運動
    成分によって通り抜け得るように、配設されている、請
    求項7に記載の捩じり振動ダンパ。
  9. 【請求項9】 第1案内面(30)と、第2構造群
    (2)との間に配設された隙間(31)の近くで、第1
    案内面(30)と第2案内面(50)との間に抑制室
    (40)が設けられている、請求項1から8までのうち
    のいずれか一項に記載の捩じり振動ダンパ。
  10. 【請求項10】 抑制室(40)が、ラジアル方向外方
    に、ばね室に通じる開口(6)を有する、請求項9に記
    載の捩じり振動ダンパ。
  11. 【請求項11】 第1案内面(30)と第2案内面(5
    0)との間に、吸収性材料から成るシール材料(4)が
    設けられており、シール材料は、少なくとも捩じり振動
    ダンパの停止の際第1案内面(30)と第2構造群
    (2)との間の隙間をカバーする、請求項1から10ま
    でのうちのいずれか一項に記載の捩じり振動ダンパ。
  12. 【請求項12】 シールリング(4)が、第2案内面
    (50)を形成する案内ディスク(5)の、ラジアル方
    向内方に向けられた予圧の作用下に保持され、案内ディ
    スクは、捩じり振動ダンパの回転の際にこの予圧が、好
    ましくはゼロまで減少されるように形成されている、請
    求項11に記載の捩じり振動ダンパ。
  13. 【請求項13】 第2構造群(2)が、略ラジアル方向
    の第3案内面(20)を有し、第3案内面が、第2案内
    面(50)と第2構造群(2)との間のアキシャル方向
    の隙間(51)をばね室(7)とは反対側でカバーして
    いる、請求項1から12までのうちのいずれか一項に記
    載の捩じり振動ダンパ。
  14. 【請求項14】 第1案内面(30)と第2構造群
    (2)との間の隙間(31)が、アキシャル方向におい
    て第3案内面(20)よりもばね室(7)から離れてい
    る、請求項13に記載の捩じり振動ダンパ。
  15. 【請求項15】 第1構造群(1)と第2構造群(2)
    との間の捩れ角に依存して、これらの構造群(1、2)
    の間の隙間を閉鎖する手段(3、32、42)を特徴と
    する、請求項1から14までのうちのいずれか一項に記
    載の捩じり振動ダンパ。
  16. 【請求項16】 閉鎖手段(3、32、42)が、所定
    の捩れ角の際アキシャル方向に動かされる少なくとも1
    つの突出部(32)を有する、請求項15に記載の捩じ
    り振動ダンパ。
  17. 【請求項17】 遠心力によって作用される油脂移送を
    特徴とする、請求項1から16までのうちのいずれか一
    項に記載の捩じり振動ダンパ。
  18. 【請求項18】 油脂移送が、ラジアル方向内方に配設
    された油脂収容部、特に案内面(5)の後方に通じる隙
    間(51)と、ラジアル方向外方に配設された油脂移送
    部、特に少なくとも1 つの開口(6)又は孔(60)を
    有し、その際油脂移送部と油脂収容部との間に、その経
    路上で油脂を油脂移送部から油脂収容部まで周方向に移
    動させる手段が設けられている、請求項17に記載の捩
    じり振動ダンパ。
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