JPH11223528A - 安定化支持台装置 - Google Patents

安定化支持台装置

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JPH11223528A
JPH11223528A JP10326454A JP32645498A JPH11223528A JP H11223528 A JPH11223528 A JP H11223528A JP 10326454 A JP10326454 A JP 10326454A JP 32645498 A JP32645498 A JP 32645498A JP H11223528 A JPH11223528 A JP H11223528A
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JP
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axis
gimbal
shell
stabilizing support
mounting member
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JP10326454A
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Steven Tritchew
トリトチュー スティーブ
Raigo Alas
アラス ライゴー
Michael D Lewis
ディー. ルイス マイケル
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Original Assignee
Wescam Inc
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/644Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for large deviations, e.g. maintaining a fixed line of sight while a vehicle on which the system is mounted changes course
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/006Apparatus mounted on flying objects

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の欠点を解消した安定化支持台装置を提供
すること。 【解決手段】 ペイロードを支持構造体の角度変位、並
進及び角度振動から分離するための安定化支持台装置で
あって、ペイロードを支持する内側ジンバル1と、縦揺
れ軸、横揺れ軸、及び片揺れ軸線回りの運動に対して内
側ジンバル1に制限された角度変位量を与えるように内
側シンバル1を内部に有しかつ支持する弾力シェル2
と、内側ジンバル1と弾力シェル2を内部に有する外側
ジンバル3と、弾力シェル2と外側ジンバル3の間に連
結され、弾力シェル2の両端に配置された減衰コイルば
ねからなる2つの対称列を有する受動振動分離器とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペイロード(paylo
ad) を、支持構造体の角度変位、並進及び角度振動から
分離するための安定化支持台(stabilized platform) に
関する。
【0002】
【従来の技術】飛行機、自動車、または船舶等の乗物の
移動に関してカメラまたは赤外線映像装置等の映像装置
を作動させることが望ましいとき、この映像装置は、何
らかの方法で安定化させることが通常必要である。
【0003】例えば、1972年2月に発行されたリー
ビット(Leavitt) 他の米国特許第3,638,502号
には、カメラが球面保護整形板(spherical protective
fairing)の中央に配置された自在継手で支持され、かつ
自在継手がコンプリアント振動分離器(compliant vibra
tion isolator)によって支持されている、安定化された
カメラマウントが記載されている。
【0004】一組の3直交軸型ジャイロスコープがカメ
ラ支持台に取付けられ、このジャイロスコープからの反
動力は、支持台を直接安定化させるようにする。さら
に、ジャイロスコープの歳差軸線上に置かれた角度変換
器を使用することにより、角度比を感知するとともに、
上記米国特許の場合と同様にムービングウエイトサーボ
モータ及び磁気トルクモータの組み合わせ、あるいは1
991年2月に発行したゴッドマン(Goodman) の米国特
許第4,989,466号のように自在継手の3軸を駆
動する3つの磁気トルクモータを用いて、支持台に補正
用のモーメントを自動的に加える。
【0005】各々の場合、この自在継手の種々の軸が動
きを抑制するために用いられており、通常の磁気トルク
モータがこのために使用される。これらのモータは、自
在継手の支持体に取付けらなければならず、それらは、
ペイロード、即ち、映像装置を囲むことができる組立体
の中央部に多くの容積を占めることになる。
【0006】このような従来技術において、安定化支持
台は、コンプリアント振動分離器と自在継手を支持する
構造に対して干渉する領域を救済しなければならない。
その結果、可能なペイロード空間はさらに狭まることに
なる。この空間の損失があるとしても、従来のような組
立体を支持するとき、支持車両の操縦性は、一定不変に
制限される。
【0007】従来の技術では、別の問題が生じる。例え
ば、地上の対象物の上を飛ぶために、そして同時に、こ
の対象物をカメラで追跡するために、航空機の装備とし
て必要となる場合、従来の方位角の操舵法を高めること
によって、オペレータは、ジンバルロックとして知られ
る現象が起こらないようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明の目的は、この種の公知の安定化支持台装置の上
記欠点を実質的に克服する改良された安定化支持台装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は各請求項に記載の構成を備えている。本発
明によれば、ペイロードを、支持構造体の角度変位、並
進及び角度振動から分離するための安定化支持台装置
は、ペイロードを支持する内側ジンバルと、縦揺れ軸、
横揺れ軸、及び片揺れ軸線回りの運動に対して前記内側
ジンバルに制限された角度変位量を与えるように前記内
側シンバルを内部に含みかつ支持する弾力シェルと、前
記内側ジンバルと前記弾力シェルを内部に含む外側ジン
バルと、前記弾力シェルと外側ジンバルの間に連結さ
れ、前記弾力シェルの両端に配置された減衰コイルばね
からなる2つの対称列を有する受動振動分離器とを含む
ことを特徴としている。
【0010】また、安定化支持台装置は、少なくとも3
つの磁気トルクモータの列を有し、この各磁気トルクモ
ータは、弾力シェルによって支持された電気的に励磁可
能なコイル部分と、内側ジンバルによって支持される磁
気構造部分とを有し、また、前記磁気トルクモータは、
1つの作用軸を有し、この軸に沿って内側ジンバルを位
置決める力が加えられ、他の2つの軸回りには自由に動
けるようにし、さらに、制御されたモーメントをどの回
転軸回りにも前記内側ジンバルに対して加えるように前
記磁気トルクモータの励磁を制御するためのコントロー
ラを有していることを特徴としている。
【0011】また、安定化支持台装置は、弾力シェルに
よって支持される第1部分と、前記内側ジンバルによっ
て支持される第2部分と、前記第1,第2部分間にエア
ギャップとを有する少なくとも1つの容量性角度センサ
を有し、この角度センサは、前記第1,第2部分間の相
対的な動きに応答する。
【0012】さらに、安定化支持台装置は、3つの直交
する軸方向に片揺れを与えるために、受動振動分離器の
減衰コイルばねの各列が、弾力シェルの両側を取り巻い
て伸びている。また、受動振動分離器を外側ジンバルに
連結しかつ外側ジンバルの角度変位に応答する偏心機構
が設けられ、前記分離器の静的変位を補正することによ
り外側ジンバルの最適位置に弾力シェルを位置決めるよ
うにする。
【0013】内側ジンバルは、少なくとも1つのファイ
バー光学ジャイロを支持し、所定の軸回りに内側ジンバ
ルの角度変位における信号を出力するように作動する。
【0014】また、安定化支持台装置は、外側ジンバル
を支持する第1取付部材を含み、外側ジンバルは、仰角
軸の回りに前記第1取付部材に対して角度調整可能であ
る。さらに、第1取付部材を支持する第2取付部材を含
み、第1取付部材は、仰角軸に対して直交する水平軸回
りに前記第2取付部材に対して角度調整可能である。第
2取付部材は、それ自体垂直軸回りに角度調整可能にす
ることもできる。
【0015】また、安定化支持台装置は、外側ジンバル
を支持する取付部材を含み、外側ジンバルは、仰角軸の
回りに前記取付部材に対して角度調整可能であり、前記
取付部材は、それ自体垂直軸回りに角度調整可能であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図面を参照すると、回転する3つの外軸を
有する安定化支持台装置が図1に示されている。この安
定化支持台装置は、ペイロード、即ち、映像装置を含む
単一の剛性体からなる内側ジンバル1と、種々の位置及
び運動用としてのセンサとアクチュエータを有する。
【0017】一般的に、ペイロードは、主センサに対し
て照準点を合わせた1つまたはそれ以上のセンサの列を
有する。種々の位置及び運動用のセンサ及びアクチュエ
ータが内側ジンバル1の一部分にあり、これらについて
は、図5の説明とともに詳述する。内側ジンバル1は、
ほぼ球面状で中央に水平の円筒通路9を有する。
【0018】内側ジンバル1は、軽い中空シェル2内に
はめ込められる。以後、これを弾力シェル(sprung shel
l)という。弾力シェルの一部分である円筒バー10は、
円筒通路9を貫通し、中心回動軸11上に内側ジンバル
1を支持する。
【0019】回動軸11は、内側ジンバルが3つの直交
軸、即ち、縦揺れ軸、横揺れ軸、及び片揺れ軸の回り
に、わずかな角度の範囲で、一般的には±5度の範囲以
下で自由に動けるようにする。
【0020】円筒通路9は、このような角度変位を許容
するために、即ち、内側ジンバル1がバー10に接触し
ないような大きさとなっている。同様に、内側ジンバル
1の外側周辺は、弾力シェル2の隣接部分を妨害しない
ように形作られている。
【0021】内側ジンバル1の重さは、正確にかつ中心
回動軸11の回り(3つの直交軸のずべての回り)で、
後で詳述するような方法によって正確にかつ中立に均衡
する。
【0022】内側ジンバル1と弾力シェル2の組み合わ
せは、延長コイルばねと、受動振動分離器を形成する流
体ダッシュポット12からなる2つの対称列によって支
持されている。この受動振動分離器については、図5〜
図7に関連して後述する。
【0023】この受動振動分離器12は、外側ジンバル
を形成し、かつ内側ジンバル1の外側包囲体の一部分と
なるリング構造体3により支持される。内側ジンバル1
は、3つ以上の磁気トルクモータ13の列によって弾力
シェル2に対してトルクを有する。このトルクモータ1
3の構成および作動原理は、図3に関連して後に説明さ
れる。
【0024】弾力シェル2に対する内側ジンバル1の制
限された角度変位は、容量性角度センサ14の列によっ
て測定される。この構成及び作動原理も図4に関連して
説明する。
【0025】上述した外側包囲体は、外側ジンバルリン
グ3と半球状の前側及び後側のカバー4a,4bからな
っている。機械的な固定具に加えて、カバー4a,4b
を外側ジンバル3に取付けるために、ウエザーシールと
EMIシール(図示略)を有し、内側ジンバル1を外部
から保護する。前側カバー4aは、内側ジンバル1に取
付られたセンサの列と整合した窓の列がある。各センサ
は、対応するセンサ及びセンサから得られる像の品質に
影響しない特性を有するスペクトル帯を透過する材料か
らなる窓を有する。
【0026】本発明のこの実施形態では、3つの回転軸
を有しており、外部包囲体は、水平ヨーク7に支持され
ている。このヨーク7は、軸受と、外部包囲体を回転し
かつその内容物を仰角軸(elevation axis)15の回りに
回転できるサーボアクチュエータとを含んでいる。この
サーボアクチュエータは、図6に関連して詳細に説明す
る。回転軸の仰角は、電気ケーブルを巻き上げることに
より制限され、このケーブルは、内側ジンバル1を支持
構造体に連結するために用いる。必要ならば、軸15の
回りに制限されない回転を与えるために、これらのケー
ブルは、軸15に連結した電気スリップリングに貫通さ
せることができる。
【0027】水平ヨーク7は軸受で片持ち形式で取付ら
れ、この軸受にサーボアクチュエータ(図6において詳
述する)が備えつけられ、電気ケーブルの巻き上げによ
ってのみ制限された水平軸回りにヨーク7を回転でき
る。さらに、必要ならば、この水平軸の回りに制限され
ない回転を与えるために、ケーブルは、水平軸に取付け
られる電気スリップリングに貫通させることができる。
【0028】水平ヨーク7は、片持ちキャリア8で軸受
によって支持され、この片持ちキャリア8は、垂直の方
位角軸回りに動けるように軸受17によって支持されて
いる。この回転軸は、また、図6に関連して詳述される
サーボアクチュエータを備えている。
【0029】軸受17は、支持構造体の一部である固定
具6に取付られている。さらに、この軸回りの回転角度
は、電気ケーブルの巻き上げによって制限され、前と同
様に、この軸もまた、いずれかの方向に制限されない回
転を与えるために、電気スリップリングを備えることが
できる。
【0030】2つの外軸を有する安定化支持台装置は、
外側包囲体4a,4bとその内容物が図1のように水平
ヨーク7の代わりに垂直ヨーク5によって支持されてい
ることを除いて、図1と同様な図2に示されている。こ
の垂直ヨーク5は、軸受17とそのサーボアクチュエー
タを介して固定具6によって直接支持されている。
【0031】図3(a) は、図1,図2に示す磁気トルク
モータ13の1つを示す斜視図である。矩形状コイル2
0は、適当な混合物でポッチング(potting) した矩形
(図示略)のまわりにワイヤを巻き付けることによって
作られる。このコイル20は、図1,図2に示すように
弾力シェル2に取付られる。モータ13の他の部分は、
内側ジンバル1によって支持され、希土類磁石21及柔
らかいが高い透磁率を有する材料の磁気構造体22を含
んでいる。この磁気構造体22は、適当な方法で互いに
取り付けられる前に、モータコイル20を磁気構造体2
2に取り付けることができるように2つの部分22a,
22bを有する。磁気構造体22の目的は、コイル20
の上面から離れる方向に磁界を向けることである。
【0032】電流がコイル20を通過すると、コイルの
底面を通過する磁界は、巻き方向に直交する矢印23に
よって示す方向に磁力を発生する。磁気構造体22は、
コイルがこの構造体22に対して矢印23の方向のみな
らず矢印24によって示す直交方向にも磁石21の軸線
25回りに自由に動けるような形状である。
【0033】この磁気構造体22は、これがコイル20
に触れることなく図1,図2において中心回動軸11の
回りで上述の制限された角度の範囲で回転できるように
湾曲した形状に形作られている。
【0034】図3(b) は、トルクモータ13の好ましい
列を示す平面図(この例では4つの列が示されてい
る。)であり、3つの直交軸のいずれかの軸回りに内側
ジンバル上で一斉に力モーメントが働く。2つのモータ
26,28(実線で示す)が弾力シェル2の頂部に固定
されかつ2つのモータ27,29(破線で示す)がシェ
ルの床に固定されている。
【0035】片揺れ軸の回りに力モーメントが働くよう
に望む場合、4つのモータのすべてのコイル20は、矢
印30で示す方向に等しい力を生じさせるように励磁さ
れる。これらの力により生じたモーメントは、電流の大
きさに比例する片揺れ軸回りのモーメントを作り出すよ
うに結合するが、横揺れ軸及び縦揺れ軸回りのモーメン
トが生じないように清算する。
【0036】横揺れ軸回りの力モーメントが働くように
望む場合、前記各モータのコイル20は、矢印31で示
す方向に等しい力を生じさせるように励磁される。これ
らの力により生じたモーメントは、コイル電流の大きさ
に比例する横揺れ軸回りのモーメントを作り出すように
結合するが、片揺れ軸及び縦揺れ軸回りのモーメントが
生じないように清算する。
【0037】同様に、縦揺れ軸回りの力モーメントが働
くように望む場合、各モータのコイル20は、矢印32
で示す方向に等しい力を生じさせるように励磁される。
これらの力により生じたモーメントは、コイル電流の大
きさに比例する縦揺れ軸回りのモーメントを作り出すよ
うに結合するが、横揺れ軸及び片揺れ軸回りのモーメン
トが生じないように清算する。
【0038】3つの軸回りの全てモーメントが同時に働
くように望む場合、方向30,31,32へのコイル電
流の初めの3組は、各軸回りの所望のモーメントを発生
するために(大きさと方向において)、増減しなければ
ならない。そして、各コイルに対して合算され同時に加
えられる。
【0039】図4は、図1,図2に示された容量性角度
センサ14の作動原理を説明する。2つのセンサの列
は、内側ジンバル1が弾力シェル2に対して自由に回転
することにより、3つの直交軸回りの3つの小さな角度
を測定するのに用いる。各センサ14は、導電性フィル
ムで両面を被覆された誘電体材料の2つのディスク3
5,36を有する。各ディスク35,36は、(平面の
ディスクというよりむしろ)球面の部分品として形成さ
れ、この各球面の半径は、中心回動軸からのディスクの
位置までの距離に相当する。各ディスク35,36は、
各球面が回動点で同心となるように取付られている。
【0040】列状の各センサは類似の励起ディスク35
とより大きな感知用ディスク36を有する。より大きな
感知用ディスク36において、凹面上の導電性フィルム
は、4つの等しい4分円40,41,42,43に分け
られ、各々は、誘電体の帯によって分離される。励起デ
ィスク35は、内側ジンバル構造体1に取付けられ、感
知用ディスク36は、弾力シェル2に取付けられる。こ
の2つのディスク35,36は、小さなエアギャップに
より分離される。励起ディスク35の凸面と感知用ディ
スク36の各4分円40,41,42,43は、可変容
量値を有する。これらの4分円40,41,42,43
は、また、感知用ディスクの導電性凸面を有する誘電体
を介して4つの固定容量値を形成する。
【0041】電子発振器37が、励起ディスク35と2
つの外側接地導電表面との間に正弦波の励起電圧を加え
るために用いられる。4つの可変キャパシタと4つの固
定キャパシタが2つの容量性ブリッジ回路として連結さ
れる。各ブリッジ回路の出力は、位相感知整流器(PS
R)回路38によって調整され、この整流器回路は、ブ
リッジの不平衡の大きさと方向を直流電圧に変換するも
のであり、この電圧の大きさは、不平衡の量に比例し、
かつその極性が、不平衡の方向に影響する。励起ディス
ク35が感知用ディスク36の上方中央に配置される
と、両ブリッジ回路は、平衡し、かつ両位相感知整流器
回路は、出力がゼロボルトになる。
【0042】励起ディスク35が中央位置から矢印39
の方向に移動すると、その結果による容量変化によっ
て、4分円40,42によって形成されるブリッジが次
第に不平衡となり、これに関連するPSR回路38は、
オフセット角度に比例する出力電圧を発生する。4分円
41,43によって形成される他のブリッジは、平衡状
態を維持し、これに関連するPSR回路(図示略)は、
出力がゼロボルトのままである。同様に、励起ディスク
35が中央位置から矢印39に対して直角の方向にオフ
セットすると、第2のPSR回路38は、適当な出力電
圧を生じ、一方、第1のPSR回路38は、出力がゼロ
ボルトのままである。
【0043】励起ディスク35が斜めの方向にオフセッ
トされると、2つのPSR回路38の出力は、生じる変
位を2つの成分、即ち、矢印39に平行な成分と直交す
る成分に分解する。3つの直交軸の角度変位をすべて測
定する必要があるので、既知の角度で分離した2つの容
量性センサ14の列が、図1,図2に示したように必要
とされる。
【0044】2つの容量性センサ14を結ぶ線上の中間
点の回りの回転を示す第3の角度は、この列の2つのセ
ンサ14を結ぶ線に対して直交する方向における変位差
をとることによって得られる。
【0045】図6は、受動振動分離器の主構成を示す。
この分離器から垂下した質量44は、内側ジンバル1と
弾力シェル2の組み合わせである。この質量44は、伸
長スプリング45の2つの円錐列によって支持され、こ
のスプリングは、外側ジンバル3によって支持される2
つのディスクにより支持されている。
【0046】スプリング45は、この列に生じるバネ定
数が図1,図2で定義した3つの直交方向x,y,zに
等しい方向に向いている。それゆえ、3つの方向におけ
る固有振動数も等しい。また、コイルスプリング45と
その列の形状因子及び材料は、質量44の所定値に対す
る固有振動数の数値が予め設定できるように選択され
る。さらに、この質量44の各側に置かれるスプリング
45は、図示するように円錐形に配置され、各円錐は、
外側包囲体の球面形状にほぼ一致している。
【0047】さらに、スプリング45は、47a,47
bで示すように角度を有する対として配置され、図1,
図2に示したモータ列13によって縦揺れ軸の回りに加
えられるモーメントに対して確かな抵抗を与える。ま
た、スプリング45の列は、図1,図2,及び図5(a)
における仰角軸15回りに対称となるように配置され、
その結果、このスプリング列の特性は、外側ジンバル3
が仰角軸の回りに回転するにつれて変化する姿勢に対し
て変化しない。
【0048】分離器の共振時の発振器の振幅は、弾力シ
ェル2に取付けられて2つのダッシュポット46が互い
に直交する方向に作用する、少なくとも6個の流体ダッ
シュポット46の列によって制御される。このダッシュ
ポットの流体は、液体またはガスである。
【0049】各ダッシュポット46のピストンは、各端
部にボールジョイントを有するロッドによってそれぞれ
のディスク48に連結され、分離器が、3つの直交する
方向のすべてに対してダッシュポット46を束縛するこ
となく同時に変位することができる。
【0050】質量がスプリングによって支持される時、
この支持された質量が沈下し、あるいは静的変位が起こ
るという、受動振動分離器の特性は良く知られている。
この沈下は、図5(a) に誇張した形で示されている。ま
た、このような静的な変位の大きさは、分離器の固有振
動数に関係するが、垂下した質量の大きさとは無関係で
ある。この関係は、次式によって与えられる。
【0051】F=(g/d)/2π ここで、Fは固有振動数(Hz)であり、gとdは、一
定単位の組み合わせにおける重力加速度と静的変位であ
る。
【0052】この関係から、静的変位が増加すると、固
有振動数が減少することがわかる。低い固有振動数が望
ましい。しかし、大きな静的変位は、全ての高さ姿勢に
対して弾力シェル2と外側包囲体3,4a,4bの間に
物理的スキマを設けなければならないので好ましくな
く、この結果、外側包囲体も、弾力シェル2の大きさに
比較して好ましくないほど大きくなってしまう。
【0053】振動分離器を形成するための質量を垂下す
るために、焼入れ鋼のスプリングを用いると、各スプリ
ングは、その質量及びコイルのコンプライアンスによっ
て、それ自体、長手方向及び横方向の両方の多くの共振
モードを有することになる。これらの多くの共振の1つ
またはそれ以上が、乗物の振動スペクトルによって励起
されるので、そのため、安定化支持台装置が取り付けら
れる。
【0054】焼き入れスプリングを用いると、共振の鋭
さの係数であるQを非常に高くすることができる(10
0のオーダー)。このような共振状態の1つまたはそれ
以上は、スプリング材料に過度の応力が繰り返し与えら
れることになり、早期の疲労破壊が生じる。
【0055】それゆえ、各スプリング45は、共振にお
けるQをかなり減少させるように弱める。これは、各ス
プリングに対して摩擦による減衰を付加することに達成
される。この摩擦減衰は、適当な材料からなる所定長さ
で、かつスプリングの内径よりも大きな外径を有する組
みひも状のロープによって与えられる。
【0056】このロープは、スプリングを強制的に引っ
張って十分にスプリングが伸びた長さに切断される。締
まりばめにより生じる圧力によってスプリングの内径に
対して半径方向の力が加わる。スプリングの長さに小さ
な周期的変化を与えることによって、スプリングとロー
プとの間の摩擦が生じ、すべてのスプリング共振のQ係
数を減じて疲労寿命が延長される。この摩擦は、振動分
離器の共振周波数に対して効果的であり、ダッシュポッ
トダンパ46の作用を増大させる。
【0057】図6及び図7は、静的変位にほぼ等しい変
位によって垂下した質量を上昇させるために使用する機
構を示しており、これにより、弾力シェル2は、仰角の
全範囲に対して外側包囲体3,4a,4bの中央にとど
まる。
【0058】図6及び図7は、同一機構の異なる2つの
状態を示しており、それは、約120°の回転によって
分けられた2つの異なる仰角に対応している。図6及び
図7に示された2つの機構は、垂下した質量の各側に1
つ設けられる。反対側に配置される機構は、図に示す機
構の鏡像となる。
【0059】図7を参照すると、垂直支持部材50は、
図1,図2にそれぞれ示す水平ヨーク構造7または垂直
ヨーク構造5と一体化する部分である。シャフト51
は、この支持部材50に強固に取付けられる。シャフト
51(及び外側ジンバル3の後面に取付けられる大きな
ボール軸受(ここでは図面に示されていない))は、外
側ジンバルリング3を支持し、このリングが仰角軸の回
りに回転できるようにする。
【0060】外側軸受面52を有する偏心部材53は、
シャフト51に取付けられる。部材53の偏心量は、ス
プリング分離器の静的変位に等しくなり、この静的変位
とは反対側のほぼ上方に偏心している。偏心部材53の
外側軸受面52は、図6及び図7において、分離器のス
プリング支持ディスク48の中央部を支持し、このディ
スクを軸受軸の回りに自由に回転できるようにする。
【0061】3つの他のシャフト57a,57b,57
cは、外側ジンバル3に強固に取付られ、第1のシャフ
ト51に平行にかつジンバル3の円周上に配置されてい
る。これらのシャフトは、それぞれ、偏心部材55a,
55b,55cを支持し、これらの偏心部材は、内側及
び外側の軸受面を有し、偏心部材53と同一の偏心量を
有している。偏心部材55a,55b,55cの外側軸
受面は、また、スプリング支持ディスク48を支持し、
かつ軸受面52回りの自由な回転を拘束する。
【0062】外側包囲体は、図7に示すように120°
を含む角度に仰角アクチュエータによって駆動されると
き、分離器スプリング支持ディスク48は、シャフト5
7a,57b,57c及び偏心部材55a,55b,5
5cによって回転するようになる。しかし、分離器支持
ディスク48の中心部は、偏心部材53の偏心量によっ
て高さが上昇する。
【0063】外側偏心部材55の数が2以下であると問
題が生じる。例えば、2つの偏心部材53,55cが図
7に示すようにその回転が整合していると、この2つの
部材は、反対方向に回転するようになり、それらの外側
偏心軸受面はディスク内で束縛されてしまう。この回転
方向における不確かさを解決するために、2つの偏心部
材55c,53が整合しているとき、他の2つの偏心部
材55a,55bは、偏心部材53に対してその回転を
整合させないで、回転が止まらないように、この時点で
の回転方向を拘束する。
【0064】図8は、内側ジンバル1のペイロード支持
台上の複数のセンサ及びアクチュエータの配置を示す。
これらのセンサ及びアクチュエータを支持するペイロー
ド支持台の構造は、明瞭化のために省かれている。ペイ
ロード支持台のこれらの部品の配置は、ペイロードの構
造とともに変更可能であるが、それらの相対的角度の向
きは同一である。これらのセンサ及びアクチュエータ
は、図10,図11に関連して後述する制御装置の一部
である。
【0065】部品13,14は、それぞれ、磁気トルク
モータの列と、容量性センサの列である。各感知軸を有
する3つのファイバー光学ジャイロ(FOG)60の列
は、x,y,z軸がそれぞれ横揺れ、縦揺れ、および片
揺れとして示される各軸回りに回転するように、直交配
置されかつ図面に示されている。このセンサの目線上
に、x軸に対する照準規定がある。
【0066】各FOG60は、慣性座標に対する感知軸
の回りの回転速度に相当するデジタル信号を出力する。
デジタル出力を有する傾斜計61が、y軸に対する垂直
を見出すために用いられる。この傾斜計61は、縦揺れ
角度に対する垂直を示すことができる。選択的に、一対
の直交系の線形加速度計が傾斜計61の代わりに使用す
ることもできる。この場合では、2つの加速度計の出力
を電気的に解析して縦揺れ角度を計算する。
【0067】第2の傾斜計62またはその代わりの線形
加速度計が、x軸に対する垂直を見つけるのに用いられ
る。この傾斜計62は、横揺れ角度を±45°の範囲に
わたあるいは縦揺れ角度に独立して示すことができる。
同一のサーボアクチュエータ63,64,65は、正確
に移動するウエイト63a,64a,65aをその各軸
に沿ってそれぞれ位置決めることができる。この3つの
アクチュエータ63,64,65は、x,y,z軸に対
してのそれぞれ平行な軸に対応して指向されている。
【0068】図9は、外側軸駆動の一般的な装置を示
す。外側軸、即ち、仰角軸、利用できるならば水平軸、
および方位角軸の各々が、このような駆動のために設け
られている。これらの一対の軸の各々は、単一または一
対のボール軸受(図示略)によって支持されている。リ
ングべべル歯車66が各軸駆動部の移動または駆動用半
部に取付けられる。このリング歯車66は、ベベルギア
ピニオンによって駆動され、このピニオンは、電気モー
タおよびギアヘッド68によって駆動される。アンチバ
ックラッシ用ベベル歯車69は、軸の移動角度を正確に
測定するために用いられるインクリメンタルシャフトエ
ンコーダ70を駆動する。
【0069】この種のインクリメンタルシャフトエンコ
ーダは、相対角度のみを測定できるもので、絶対角度を
測定するものではない。絶対角度を測定するためには、
これらの装置は、エンコーダ軸の1回転につき1回、正
確なパルスを出力する必要がある。
【0070】大きなリングギアの絶対角度を測定するこ
とを望む場合、歯車機構による回転に対して多数のイン
デックスパルスによって生じる問題が起こる。光遮断器
またはスロット光学スイッチ(slotted optical switch)
71が駆動部の固定部分に取り付けら、そして、フラッ
グ72が回転部分に取付けられる。エンコーダ70は、
インデックスパルスの1つが、移動フラッグ72によっ
てスロットスイッチ71の作動と同時に起こる。この2
つの信号は、論理的にアンド回路に結合され、多くのイ
ンデックスパルス1つだけを出力する。スロットスイッ
チの作動およびインデックスパルスの発生に対して、ゲ
ート66とゲート69間の減速ギア比は整数値でなけれ
ばならない。図10は、図1に示したように、3つの外
側軸を有する本発明の実施形態に置ける制御装置のブロ
ック図である。この制御装置は、単一のマイクロプロセ
ッサに基づいている。このプロセッサの第1の制御アル
ゴリズムは、図において分離したブロックで示されてい
る。内側ジンバル1に取り付けるFOG列60は、慣性
座標に対するジンバルの回転速度を検出する。外部操縦
指令75(例えば、ゼロ)がない場合、プロセッサの内
側ジンバル制御アルゴリズムは、計算され、かつトルク
モータ列13がネガティブフィードバックの原理を用い
て内側ジンバルへの小さな補正モーメントを加え、空間
における内側ジンバルの角度指向を維持する。
【0071】容量性角度センサ14は、外側ジンバル3
と内側ジンバル1との間で、3つの直交軸回りの角度変
位を感知する。プロセッサの外側ジンバル制御アルゴリ
ズムは、3つの角度変位を仰角、水平、方位角の各軸の
現在の方向を決めるために、シャフトエンコーダ70を
用いて、仰角、水平、方位角の各駆動部の軸と整合する
成分に分解する。分解された角度変位の成分は、これら
の軸上のアクチュエータを駆動するために用いられ、容
量性センサ14の3つの角度変位の各々をゼロにする。
すなわち、これらのセンサを絶えず中心付けて、外側ジ
ンバル3を内側ジンバル1の方向に従わせる。
【0072】外部操縦信号75が発生すると、この2つ
の信号は、軸x,y,zを感知するFOGと整合した3
つの角速度ベクトル成分に分解され、シャフトエンコー
ダ70と容量性角度センサの列によって示された両方の
角度を用いて、内側ジンバル1の電流の方向を決定す
る。
【0073】3つのネガティブフィードバック制御ルー
プにより、内側ジンバル1を外部速度操縦信号に従うよ
うに駆動する。外側ジンバル制御アルゴリズムは、外側
ジンバル3が前と同様に移動する内側ジンバル1に従う
ようにさせる。
【0074】内側ジンバル制御アルゴリズムは、内側ジ
ンバル1のx軸の仰角および方位角76、即ち、照準規
定センサの目線上で、シャフトエンコーダ70と容量性
角度センサ14の各々によって示された両方の角度を用
いる支持構造体に対する仰角および方位角76を計算
し、そして、この情報を使用者に連続して伝達する。
【0075】取付境界面介してジンバルに伝達された振
動が現れる場合、これらの振動が、内側ジンバル1を回
転する動的モーメントを付加しないように、中心回動軸
11の上方の内側ジンバル1と静的に正確にバランスす
ることが重要である。このプロセッサの自動バランスア
ルゴリズムは、必要とするトルクモータ列によって加え
られる長期間の制御モーメントを計算し、内側ジンバル
1を空間に静止させるように維持し、3つの各アクチュ
エータ63,64,65でのウエイト63a,64a,
65aの位置を変えて、このような長期間の制御モーメ
ントをゼロまたは最小にする。
【0076】内側ジンバル1の方向は、空間内で静止す
るように維持され、地球が1時間当たり15°の速度で
回転するとき、センサ列における水平軸の像が明らかに
この速度で回転するようにさせる。内側ジンバル1上で
の縦揺れおよび横揺れの傾斜計61,62は、自動速度
操縦信号を発生するために用いられ、この信号により像
を水平レベルに維持するように内側ジンバル1を操縦す
る。
【0077】プロセッサの慣性座標での計算アルゴリズ
ムは、各FOG60からの角速度情報を用いて、慣性航
行システムで一般的に行われるように、オイラー(Eule
r) 角度の形式における目線上の姿勢および機首方位を
計算し、そして、この角度情報77を垂直に対する仰角
と、慣性座標に対する方位角の形式で連続して使用者に
伝達する。
【0078】図11は、図2に示したように、2つの外
軸を有する本発明の実施形態における制御装置のブロッ
ク図である。この制御装置の作動は、水平軸駆動部がな
いことを除いて図10において説明したものと同一であ
る。
【0079】この制御信号は、軸78を駆動するために
一般的に発生し、内側ジンバル制御アルゴリズムにフィ
ードバックせず、また、ネガティブフィードバックを用
いる容量性角度センサの横揺れ成分をゼロにするよう
に、x軸回りに内側ジンバルを操縦するのに使用され
る。
【0080】これにより、内側ジンバル1は、x軸回り
に支持構造体を比較的ゆっくり姿勢変化することには従
うが、画像品質の劣化を生じさせる比較的急激な姿勢変
化には従わない。これは、映し出された水平軸が支持構
造体の姿勢変化に従うようにさせる。横揺れおよび縦揺
れの傾斜計61,62は、もはや水平レベルを維持する
ためには使用されず、オイラー角度を計算するために用
いるだけである。
【0081】図12は、本発明の更なる実施形態に従う
弾性シェル102を示し、このシェルは、主シェル本体
部分102cの両側に一対のシェルディスク102a,
102bを有する。シェルディスク102a,102b
は、半径方向内側位置において主本体部分102cだけ
と一体に連結されている。スプリング45は、半径方向
外側位置でシェルディスク102a,102bに連結さ
れている。
【0082】シェルディスク102a,102bは、比
較的薄く、かつスプリング45によって加えられた力に
応答して弾性的に曲げることができ、スプリング列の延
長部とみなすことができる。それゆえ、このような湾曲
には耐えることができる。主本体部分102cは、他の
方法で主本体部分102cを曲げさせるようなスプリン
グ力に屈服せず、このような方法によって、磁気トルク
モータ13と容量性角度センサ14の正確さに影響を与
えることがない。
【0083】こうして、本発明の好ましい実施形態に従
う安定化支持台装置は、3つの角度軸の回りで安定化さ
せ、最小の角度変位を可能にするとともに、固有の制限
されない自由な角度範囲を有する3つまたは2つの軸を
備えた外側構造体によって支持されている内側ペイロー
ド構造を有する。
【0084】内側ペイロード構造は、最小の大きさでか
つトルクモータまたは角度変換器によって邪魔にならな
いで、中央に配置された自在継手によって支持される。
その代わり、自在継手の個別の軸に対して制約されない
ユニークな設計の磁気トルクモータの列が用いられる。
【0085】特に、各磁気トルクモータは、力が加えら
れるが抑制されない、即ち、2つまたは他の回転軸回り
に自由に動けるような活動方向を有する。これらのモー
タが協力して励磁されると、制御されたモーメントがど
の回転軸の回りにも加えられることから、このようなモ
ータの3つまたはそれ以上の列は、その方向合わせがさ
れる。この列は、ペイロード構造体の周囲に配置され、
最大制御モーメントが最小の力で発生させることができ
る。角度変換器の列は、単一の回転軸に抑制されず、ま
たペイロード構造体の周囲に配置されており、外側構造
体に対してペイロード構造体の回転角度を測定するのに
用いられる。
【0086】このような角度変換器の配置は、最小の線
形軌跡に対して最大の角度限界を与える。全ての姿勢の
受動振動分離器は、内側ペイロード構造体を用いて回転
し、支持構造体をクリアにするために必要な救済を最小
にするために用いられる。ユニークな機構が、受動振動
分離器に包含されており、これは、分離器の静的変位に
対する自動的な補償を行い、内側構造体と外側構造体と
の間の隙間を最小にする。
【0087】安定化と制御遠隔操縦は、重量があり、複
雑で、制限的な信頼性を有する傾向にある機械的なジャ
イロを用いることなく達成される。これらのジャイロで
は、制限されたバンド幅とダイナミックレンジを有する
ため、閉ループ、即ちネガティブ フィードバック制御
装置においてその有効性が制限される。このような制限
は、支持台安定化を達成できる度合に制限を与える。
【0088】その代わり、本発明によれば、複数のファ
イバー光学ジャイロ(FOG)センサが使用される。こ
れらは、回転するまたは振動する質量の慣性的効果より
も相対論的効果に基づいている。ペイロード構造体上の
傾斜計または加速度計の列は、地球の回転速度に対する
補正のために、また垂直基準を維持するために使用され
る。 ペイロード構造体上のサーボ位置決めウエイトの
列も中心回動軸の回りで前記構造体の中立の静的平衡を
自動的に確立しかつ維持するために使用される。
【0089】外軸駆動部の配置及び手順は、本発明に従
って支持された映像装置を用いる乗物の運動性は、過度
に制限されないようになっている。3つの外軸を有する
本発明の実施形態では、外軸の配置は、目線の方向に十
分制御できる能力を備えており、水平の画像レベルを自
動的に保持する能力ばかりでなく、目標を追跡する十分
な能力を含んでいる。2つの外軸を有する本発明の実施
形態では、外軸の配置及び内軸の制御方法により、照準
規定された画像の横揺れ軸回りに乗物の小さくて急速な
姿勢変化を取り除いて、画像の品質を維持し、過度にそ
の運動性を制限することなくその乗物の大きく緩慢な姿
勢変化に従うようにする能力を含んでいる。
【0090】本発明は、移動支持構造体また乗物に対す
る照準規定センサの目線角度を測定し、かつディジタル
形式で使用者にこの情報を連続的に伝達する能力を提供
する。本発明はまた、垂直及び慣性方位角に対して照準
規定された目線角度を計算すし、さらに、この情報をデ
ィジタル形式で連続して使用者に伝達するための能力を
提供する。
【0091】本発明の他の実施形態は、当業者であれば
容易に明らかになり、本発明の範囲は、付随する特許請
求の範囲によって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に従って、3つの回転軸を
有し、かつ主要構成部品を示す安定化支持台装置の分解
図である。
【図2】2つの回転軸を有する、本発明の別の実施形態
を示す安定化支持台装置の分解図である。
【図3】図1,図2に用いられる磁気トルクモータを示
し、(a) は、このモータ斜視図であり、(b) は、磁気ト
ルクモータの好ましい配列を示す平面図である。
【図4】容量性角度センサの作動原理を示し、(a) は、
その正面図であり、(b) は、(a) のB−B線に沿って見
た断面構成図である。
【図5】振動分離器の主構成部品を示し、(a) は、その
正面図であり、(b) は、その側面図である。
【図6】振動分離器の静的変位を補正するための機構を
示す斜視図である。
【図7】振動分離器の静的変位を補正するための別の機
構を示す斜視図である。
【図8】ペイロード支持台上のセンサ及びアクチュエー
タの配置を示す構成斜視図である。
【図9】外軸駆動装置を示す構成斜視図である。
【図10】3つの外軸を有する支持台装置の制御システ
ムを示すブロック図である。
【図11】2つの外軸を有する支持台装置の制御システ
ムを示すブロック図である。
【図12】図5(a) 及び図5(b) の振動分離器の主構成
部品を示し、(a) は、修正したばねシェルを用いた正面
図であり、(b) は、その側面図である。
【符号の説明】
1 内側ジンバル 2 弾力シェル 3 外側ジンバルリング 7 ヨーク 10 バー 11 中心回動軸 12 受動振動分離器 13 磁気トルクモータ 14 容量性角度センサ 20 コイル 45 スプリング 60 ジャイロ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライゴー アラス カナダ国 エヌ1エイチ 7ジェー9 オ ンタリオ グエルフ カレイ クレッセン ト 19 (72)発明者 マイケル ディー. ルイス カナダ国 エル7エム 3エックス9 オ ンタリオ バーリングトン カルディフ クレス. 3354

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペイロードを、支持構造体の角度変位、並
    進及び角度振動から分離するための安定化支持台装置で
    あって、 ペイロードを支持する内側ジンバルと、 縦揺れ軸、横揺れ軸、及び片揺れ軸線回りの運動に対し
    て前記内側ジンバルに制限された角度変位量を与えるよ
    うに前記内側シンバルを内部に含みかつ支持する弾力シ
    ェルと、 前記内側ジンバルと前記弾力シェルを内部に含む外側ジ
    ンバルと、 前記弾力シェルと外側ジンバルの間に連結され、前記弾
    力シェルの両端に配置された減衰コイルばねからなる2
    つの対称列を有する受動振動分離器とを含む安定化支持
    台装置。
  2. 【請求項2】少なくとも3つの磁気トルクモータの列を
    有し、この各磁気トルクモータは、弾力シェルによって
    支持された電気的に励磁可能なコイル部分と、内側ジン
    バルによって支持される磁気構造部分とを有し、また、
    前記磁気トルクモータは、1つの作用軸を有し、この軸
    に沿って内側ジンバルを位置決める力が加えられ、他の
    2つの軸回りには自由に動けるようにし、さらに、制御
    されたモーメントをどの回転軸回りにも前記内側ジンバ
    ルに対して加えるように前記磁気トルクモータの励磁を
    制御するためのコントローラを有していることを特徴と
    する請求項1記載の安定化支持台装置。
  3. 【請求項3】前記弾力シェルによって支持される第1部
    分と、前記内側ジンバルによって支持される第2部分
    と、前記第1,第2部分間にエアギャップとを有する少
    なくとも1つの容量性角度センサを有し、この角度セン
    サは、前記第1,第2部分間の相対的な動きに応答し
    て、前記弾力シェルに対して内側ジンバルの角度位置を
    示す信号を発生することを特徴とする請求項1記載の安
    定化支持台装置。
  4. 【請求項4】受動振動分離器の減衰コイルばねの各列
    は、弾力シェルの両側を取り巻いて伸びており、3つの
    直交する軸方向に片揺れを与えることを特徴とする請求
    項1記載の安定化支持台装置。
  5. 【請求項5】受動振動分離器を外側ジンバルに連結し、
    前記分離器の静的変位を補正することにより外側ジンバ
    ルの最適位置に弾力シェルを位置決めるために、前記外
    側ジンバルの角度変位に応答する偏心機構を有すること
    を特徴とする請求項1記載の安定化支持台装置。
  6. 【請求項6】内側ジンバルは、少なくとも1つのファイ
    バー光学ジャイロを支持し、所定の軸回りに内側ジンバ
    ルの角度変位における信号を出力するように作動するこ
    とを特徴とする請求項1記載の安定化支持台装置。
  7. 【請求項7】外側ジンバルを支持する第1取付部材を含
    み、前記外側ジンバルは、仰角軸の回りに前記第1取付
    部材に対して角度調整可能であることを特徴とする請求
    項1記載の安定化支持台装置。
  8. 【請求項8】第1取付部材を支持する第2取付部材を含
    み、前記第1取付部材は、仰角軸に対して直交する水平
    軸回りに前記第2取付部材に対して角度調整可能である
    ことを特徴とする請求項7記載の安定化支持台装置。
  9. 【請求項9】第2取付部材は、それ自体垂直軸回りに角
    度調整可能であることを特徴とする請求項8記載の安定
    化支持台装置。
  10. 【請求項10】外側ジンバルを支持する取付部材を含
    み、前記外側ジンバルは、仰角軸の回りに前記取付部材
    に対して角度調整可能であり、前記取付部材は、それ自
    体垂直軸回りに角度調整可能であることを特徴とする請
    求項1記載の安定化支持台装置。
  11. 【請求項11】弾力シェルは、主本体部分と、シェル両
    側に置かれかつ半径方向内側位置でのみ前記主本体部分
    に連結されている一対のシェルディスクとを有し、前記
    減衰コイルばねは、半径方向外側位置でシェルディスク
    に連結されていることを特徴とする請求項1記載の安定
    化支持台装置。
JP10326454A 1997-11-17 1998-11-17 安定化支持台装置 Pending JPH11223528A (ja)

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