JPH11223727A - 位相差板の製造方法 - Google Patents

位相差板の製造方法

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JPH11223727A
JPH11223727A JP10024559A JP2455998A JPH11223727A JP H11223727 A JPH11223727 A JP H11223727A JP 10024559 A JP10024559 A JP 10024559A JP 2455998 A JP2455998 A JP 2455998A JP H11223727 A JPH11223727 A JP H11223727A
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JP
Japan
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film
thermoplastic resin
mold
temperature
retardation
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Application number
JP10024559A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Abe
裕幸 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Polarising Elements (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示装置に組み込んだ際に表示画面の色ム
ラを全く生じさせない位相差板を提供する。 【解決手段】押出機で熱可塑性樹脂を混練し、金型1か
ら吐出させる。吐出直後の膜厚精度にある程度のばらつ
きがある、溶融状の熱可塑性樹脂フィルムをエアー等の
冷却装置5により冷却しながら、ピンチロール2,3で
引き取る。この金型リップからピンチロール2,3まで
の引き取り時に、フィルムを(熱可塑性樹脂フィルムの
ガラス転移点温度−30℃)〜(熱可塑性樹脂フィルム
のガラス転移点温度+40℃)に冷却しながら延伸させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相差板の製造方
法に関し、特に溶融押出法における均一な位相差板の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ツイステッドネマティック液
晶やスーパーツイステッドネマティック液晶表示装置が
各種OA機器や表示装置に用いられている。しかしなが
ら、これらの液晶表示装置では、液晶表示素子が位相差
を発生させるため、白黒の液晶表示画面に着色や濃淡を
発生する問題があり、正常な表示画面を得るために液晶
表示画面に位相差板が取り付けられている。
【0003】かかる位相差板は厚みむらや屈折率差むら
があると、位相差板の全面に渡って均一な位相差が得ら
れず、表示画面に色むらやコントラストむらを発生して
しまう。
【0004】位相差板の位相差を均一にする性能は位相
差板のレタデーション値のばらつきで評価され、レタデ
ーション値は位相差板の厚みdと屈折率差Δnの積で決
まる。そこで、位相差板には高い厚みの均一性と屈折率
差の均一性が要求されている。
【0005】従来、位相差板の製造方法として、熱可塑
性樹脂フィルムを一軸延伸する方法が挙げられ、延伸方
法として縦一軸延伸(特開平2−191904号公
報)、横一軸延伸(特開平2−42406号公報)など
がある。また、レタデーション値が極めて均一な位相差
板の製造方法として、樹脂に溶剤を含有させ、成膜する
と共に溶剤を揮発させる流延成膜法がある(特開平8−
122526号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−122526号公報記載の方法により位相差板を製
造するには、高い膜厚精度の維持管理が要求されてお
り、汎用の装置で製造される厚みむらが大きいフィルム
を用いると、フィルムを延伸した時に位相差板に厚みむ
らに比例したレタデーション値のばらつきが生じてしま
う。すなわち、液晶表示装置に位相差板を組み込んだ際
に、目視で判別しうる程度の色むらが存在してしまう。
【0007】また、特開平2−191904号公報や、
特開平2−42406号公報記載の位相差板の製造方法
でも、上述と同様の理由から厚みむらに比例した延伸む
らが生じるためレタデーション値がばらついてしまう。
このように、従来の位相差板の製造方法では精度のよい
成膜設備と煩雑な設備管理が必要であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、これらの問題点
に鑑み、延伸前のフィルムに厚みむらがあっても、液晶
表示画面全体にわたってレタデーション値が均一である
位相差板を製造することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
溶融押出法で、金型より押出された溶融状の熱可塑性樹
脂フィルムを、該金型と該金型より押出方向下流側に配
置されているピンチロールとの間に配置されている冷却
手段で、該熱可塑性樹脂を(Tg−30℃)〜(Tg+
40℃)の温度範囲まで冷却しながら、前記ピンチロー
ルで延伸することを特徴とする位相差板の製造方法であ
る。
【0010】請求項1記載の発明において用いられる熱
可塑性樹脂としては、延伸により複屈折性を示す限り、
適宜の熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、セル
ロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、アクリロニトリル系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリ
メタクリル酸メチル系樹脂、ポリアリレート系樹脂など
が挙げられる。
【0011】これら熱可塑性樹脂の中でも特に、ポリサ
ルホン樹脂とポリカーボネート系樹脂は光の波長分散性
が液晶に近い特性であり、各波長で異なる楕円偏光を良
好に補償でき、液晶表示のコントラストが向上するので
好ましい。
【0012】請求項1記載の発明において、熱可塑性樹
脂は成膜工程でフィルムに成形される。なお、ここでい
う「フィルム」とは、厚さによって規定される厳密な意
味でのフィルムを指すのではなく、いわゆるシートであ
ってもよく、巻き取りが可能な平面状素材から板状物ま
でを含む。
【0013】熱可塑性樹脂フィルムの成膜工程は、押出
機で熱可塑性樹脂を溶融混練し、金型でフィルム状に吐
出させる公知の溶融押出法が用いられる。ここで、吐出
方向は、地面に対して水平方向であっても、あるいは垂
直方向であってもよい。
【0014】金型より押出された溶融状の熱可塑性樹脂
フィルムを、金型とその押出方向の下流側に配置されて
いるピンチロールとの間に配置されている冷却手段で冷
却する。なお、以下、Tgとは熱可塑性樹脂フィルムの
ガラス転移点温度のことである。
【0015】冷却手段としては、溶融状の熱可塑性樹脂
フィルムを(Tg−30℃)〜(Tg+40℃)の範囲
まで冷却できるものなら特に限定されず、例えば、冷風
等の冷媒を利用した冷却装置の他に、フィルムとの熱伝
達性に優れた熱媒を用いた装置であってもよい。例え
ば、熱可塑性樹脂のTgにあたる温度の熱風を、フィル
ム面に対して20m/秒以上の速度で流した熱風装置で
あっても所望の冷却が可能である。冷却手段により冷却
した熱可塑性樹脂を(Tg−30℃)〜(Tg+40
℃)の温度範囲内まで冷却しながら、ピンチロールで延
伸する。
【0016】熱可塑性樹脂フィルムの温度が(Tg−3
0℃)より低いと、フィルムは延伸されるのに十分な柔
軟性を持たないため、フィルムが破断しやすくなるから
である。また、熱可塑性樹脂フィルムの温度が(Tg+
40℃)より高いと、延伸後の熱可塑性樹脂フィルムの
レタデーション値が小さくなり、所望のレタデーション
値を有する位相差板が得られなくなるからである。
【0017】冷却延伸工程の延伸倍率は、特に限定され
ないが、3〜30倍に延伸することが好ましい。延伸倍
率が3倍に満たないと、所望の位相差が発現できなかっ
たり、引っ張りが不十分となって熱可塑性樹脂フィルム
が垂れる場合がある。また、延伸倍率が30倍以上であ
ると、膜切れが起きたり、ネックインが大きくなって、
熱可塑性樹脂フィルムの幅の長さが短くなり、生産性が
悪くなる場合があるからである。
【0018】なお、ここでいう延伸倍率とは、「(ピン
チロール出口での熱可塑性樹脂フィルムの厚み)/(金
型から吐出直後の熱可塑性樹脂フィルムの厚み)」のこ
とである。
【0019】ところで、冷却延伸工程においては、熱可
塑性樹脂フィルムに対する、雰囲気温度の変動の影響を
相殺するために、冷却及び延伸を温度制御が可能な部屋
内で行うことが好ましい。
【0020】熱可塑性樹脂フィルムは、周囲の雰囲気温
度の変動に応じて、位相差板のレタデーション値も変動
するので、金型からピンチロールまでの間の溶融状の熱
可塑性樹脂に接する雰囲気温度のばらつきは、小さけれ
ば小さいほど良い。雰囲気温度のばらつき量として、好
ましくは設定温度からの誤差範囲が±0.5℃以内、よ
り好ましくは±0.25℃以内であることが好ましい。
【0021】請求項2記載の発明は、熱可塑性樹脂フィ
ルムがポリサルホン系樹脂からなることを特徴とする請
求項1記載の位相差板の製造方法である。熱可塑性樹脂
の中でも特に、ポリサルホン樹脂は光の波長分散性が液
晶に近い特性であり、各波長で異なる楕円偏光を良好に
補償でき、液晶表示のコントラストが向上するので好ま
しい。
【0022】(作用)請求項1記載の発明により、冷却
延伸工程で熱可塑性樹脂フィルムのレタデーション値を
極めて均一とすることができる。
【0023】冷却延伸工程で、面内のフィルム温度が均
一な熱可塑性樹脂フィルムを冷却すると、フィルム膜厚
の厚みむらによって熱容量に違いが生じる。そこで、膜
厚が厚い箇所は冷却がされにくく、膜厚が薄い箇所は冷
却がされやすい。そのため、厚みの厚い箇所の方が厚み
の薄い箇所に比べて膜温が高くなる。一般に、膜温が高
い状態のフィルムを延伸した時の屈折率差Δnは、低い
状態のフィルムを延伸した場合に比べ小さくなることが
知られている。レタデーション値は厚みと屈折率差Δn
の積であるので、厚みの厚い箇所のレタデーション値と
厚みの薄い箇所のレタデーション値とはほぼ等しくな
る。
【0024】もし、延伸工程で冷却を行わないと、熱可
塑性樹脂フィルムはフィルム温度が等温の状態で延伸さ
れるので、厚みの厚い箇所のレタデーション値と厚みの
薄い箇所のレタデーション値の差は、厚みむらの割合に
比例して大きくなってしまう。したがって、延伸工程で
冷却を行うことにより、厚みの厚い箇所を厚みの薄い箇
所より温度を高くする状態が作られるので、レタデーシ
ョン値にばらつきのない位相差板を得ることができる。
【0025】次に、熱可塑性樹脂フィルムがピンチロー
ルにより延伸され、屈折率差が付与される。この工程に
おいては、金型から吐出された溶融状の熱可塑性樹脂フ
ィルムが、冷却装置で冷却されながらピンチロールで延
伸されると、フィルムの押出方向において、金型に近い
領域の方が、ピンチロールに近い領域より、大きな歪み
が付与される。
【0026】なぜなら、金型吐出口とピンチロールの間
のフィルムに張力が働くと、金型に近い領域の方が、樹
脂温度が高く、粘度が小さいため、より大きな歪みが加
わるからである。しかし、金型に近い領域では粘度が小
さいため、分子の歪みがただちに緩和され、配向が形成
されないので屈折率差を十分に付与されない。一方、ピ
ンチロールに近い樹脂温度が低い領域でも、金型に近い
領域よりは小さいけれども歪みが加わる。樹脂温度が低
く、粘度が大きい領域では歪みは熱可塑性樹脂フィルム
に配向を付与したまま緩和せずに残るので、フィルムに
屈折率差を与える。
【0027】このような理由から、金型吐出直後の溶融
状のフィルムに対して屈折率差を付与できる。例えば、
延伸倍率が5倍で、金型から吐出された溶融状の熱可塑
性樹脂フィルム(Tg=190℃)の温度が300℃、
ピンチロールに食い込む際のフィルム温度が220℃の
場合、フィルム温度が260℃〜300℃の範囲の金型
に近い領域では、約4倍に延伸され、フィルム温度が2
20℃〜260℃のピンチロールに近い領域では、約
1.25倍程度に延伸される。
【0028】ここで、フィルム温度が260℃〜300
℃の範囲の領域では、4倍に延伸されても、応力の緩和
が強く配向が形成されない。しかし、フィルム温度が2
20℃〜260℃の領域では、1.25倍に延伸される
と、配向が形成され屈折率差Δnの発現が可能となる。
このように、請求項1記載の発明は、付加的な延伸機を
用いずに位相差板を製造できる。
【0029】
【発明の実施の形態】実施例及び比較例では図1に示す
製造装置を用いた。図1に示す製造装置は、押出機(図
示しない)、Tダイ金型1、ピンチロール2,3、エア
ー冷却装置5から構成されている。そして、エアー冷却
装置5は、延伸冷却室6内部に設置されている。延伸冷
却室6を設けることにより、雰囲気温度の変動の影響を
相殺させることができる。
【0030】この製造装置を用いて、Tダイ金型1から
熱可塑性樹脂フィルム4を吐出させた後、ピンチロール
2,3によりフィルムを引き取りながらエアー冷却装置
5から冷風を吹き付け、その後放冷により室温(25
℃)まで冷却させた後、ロール(図示しない)で巻き取
ることによりレタデーション値の極めて均一な位相差板
を製造できる。
【0031】(実施例1)ポリカーボネート樹脂(帝人
化成社製 商品名「パンライト」 ガラス転移点温度:
150℃)を一軸押出機のホッパに投入し、押出機内温
度260℃で溶融樹脂を混練し、金型温度260℃に設
定したTダイ金型1から吐出させた。そして、Tダイ金
型1から吐出されたポリカーボネートからなる熱可塑性
樹脂フィルム4をエアー冷却塑装置5で発生させた冷風
により、フィルム温度を155℃まで冷却させながら、
ピンチロール2,3により、4倍に延伸して平均厚み6
7μm±5μmのポリカーボネート延伸フィルムを作製
した。
【0032】このようにして得られたポリカーボネート
延伸フィルムの中央部から幅100mm、長さ1000
mmの位相差板サンプルを切り出した。このサンプルを
633nmにおいて、幅方向、長さ方向にそれぞれ1c
m間隔でレタデーション値を測定したところ、レタデー
ション値の平均値は380nmであった。また、フィル
ム面内でのレタデーション値の最大値からレタデーショ
ン値の最小値を差し引いた値、すなわち、レタデーショ
ン値のばらつきの最大値は2.3nmであった。さら
に、隣り合う測定点のレタデーション値の差は最大0.
9nmであった。
【0033】(実施例2)ポリサルホン樹脂ペレット
(帝人アモコエンジニアリングプラスチックス社製商品
名「UDEL P3500」 ガラス転移点温度:19
0℃)を一軸押出機のホッパに投入し、押出機内温度3
40℃で溶融樹脂を混練し、金型温度340℃に設定し
たTダイ金型1から吐出させた。そして、Tダイ金型1
から吐出されたポリサルホンからなる熱可塑性樹脂フィ
ルム4をエアー冷却塑装置5で発生させた冷風により、
フィルム温度を190℃まで冷却させながら、ピンチロ
ール2,3により、5倍に延伸して平均厚み65μm±
5μmのポリサルホン延伸フィルムを作製した。
【0034】このようにして得られたポリサルホン延伸
フィルムの中央部から幅100mm、長さ1000mm
の位相差板サンプルを切り出した。このサンプルを63
3nmにおいて、幅方向、長さ方向にそれぞれ1cm間
隔でレタデーション値を測定したところ、レタデーショ
ン値の平均値は426nmであった。また、フィルム面
内でのレタデーション値の最大値からレタデーション値
の最小値を差し引いた値、すなわち、レタデーション値
のばらつきの最大値は3.0nmであった。さらに、隣
り合う測定点のレタデーション値の差は最大0.8nm
であった。
【0035】(比較例1)ポリサルホン樹脂ペレット
(帝人アモコエンジニアリングプラスチックス社製商品
名「UDEL P3500」 ガラス転移点温度:19
0℃)を一軸押出機のホッパに投入し、押出機内温度3
40℃で溶融樹脂を混練し、金型温度340℃に設定し
たTダイ金型1から吐出させた。そして、Tダイ金型1
から吐出されたポリサルホンからなる熱可塑性樹脂フィ
ルム4をエアー冷却塑装置を使用せず、放冷(室温25
℃)により、ポリサルホンフィルムを270まで冷却さ
せながら、5倍に延伸して、厚み60±7μmのポリサ
ルホンフィルムを作製した。
【0036】このようにして得られたポリサルホン延伸
フィルムの中央部から幅100mm、長さ1000mm
の位相差板サンプルを切り出した。このサンプルを63
3nmにおいて、幅方向、長さ方向にそれぞれ1cm間
隔でレタデーション値を測定したところ、レタデーショ
ン値の平均値は50nmであった。また、フィルム面内
でのレタデーション値の最大値からレタデーション値の
最小値を差し引いた値、すなわち、レタデーション値の
ばらつきの最大値は8nmであった。さらに、隣り合う
測定点のレタデーション値の差は最大3nmであった。
【0037】実施例および比較例の製造条件を表1にま
とめ、製造された位相差板の性能評価を表2にまとめ
た。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の発明によ
り、延伸工程を行う前に熱可塑性樹脂フィルムに厚みむ
らがあっても、延伸後のフィルムの略全域にわたりレタ
デーション値が均一な位相差板を提供できる。したがっ
て、液晶表示装置に組み込んだ際に表示画面の色むらを
全く生じさせなくすることができる。また、延伸工程を
行う前に熱可塑性樹脂フィルムに厚みむらがあってもよ
いので、煩雑な設備管理が必要ない。
【0041】さらに、熱可塑性樹脂フィルムの成膜工程
と延伸工程を直結させ、さらに、フィルムの延伸を特別
な延伸機を必要としない簡易な装置で行えることとした
ので、容易に導入でき、かつ安価な設備で位相差板を製
造できる。
【0042】また、請求項2記載の発明により、位相差
板の液晶表示装置のコントラストを効果的に高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明を実施するにあたって使用された製造装置
の概要を示す概略図である。
【符号の説明】
1 Tダイ金型 2 ピンチロール 3 ピンチロール 4 熱可塑性樹脂フィルム 5 エアー冷却塑装置 6 冷却延伸室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 81:00 B29L 7:00 11:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融押出法で、金型より押出された溶融
    状の熱可塑性樹脂フィルムを、該金型と該金型より押出
    方向下流側に配置されているピンチロールとの間に配置
    されている冷却手段で、該熱可塑性樹脂を(Tg−30
    ℃)〜(Tg+40℃)の温度範囲内まで冷却しなが
    ら、前記ピンチロールで延伸することを特徴とする位相
    差板の製造方法。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂フィルムがポリサルホン系
    樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の位相差板
    の製造方法。
JP10024559A 1998-02-05 1998-02-05 位相差板の製造方法 Ceased JPH11223727A (ja)

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