JPH11223751A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
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- JPH11223751A JPH11223751A JP10037979A JP3797998A JPH11223751A JP H11223751 A JPH11223751 A JP H11223751A JP 10037979 A JP10037979 A JP 10037979A JP 3797998 A JP3797998 A JP 3797998A JP H11223751 A JPH11223751 A JP H11223751A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 9
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- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 2
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- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 6
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 光ファイバケーブルの破断事故を未然に防止
することを目的とし、光ファイバケーブルに張力負荷の
感知機能を持たせ、極めて信頼性の高い光ファイバケー
ブルを提供する。 【解決手段】 負荷される張力に関する履歴により破断
までの寿命が決まるような高抗張力体2が挿入されてい
る光ファイバケーブル1内に、通信用光ファイバ5に加
えて張力監視用光ファイバ3を縦沿えし、光ファイバケ
ーブルの張力負荷履歴を管理することにより、光ファイ
バケーブルの破断事故を未然に防止できるようにした光
ファイバケーブルである。
することを目的とし、光ファイバケーブルに張力負荷の
感知機能を持たせ、極めて信頼性の高い光ファイバケー
ブルを提供する。 【解決手段】 負荷される張力に関する履歴により破断
までの寿命が決まるような高抗張力体2が挿入されてい
る光ファイバケーブル1内に、通信用光ファイバ5に加
えて張力監視用光ファイバ3を縦沿えし、光ファイバケ
ーブルの張力負荷履歴を管理することにより、光ファイ
バケーブルの破断事故を未然に防止できるようにした光
ファイバケーブルである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高抗張力体が張
力負荷履歴により寿命が決まる抗張力体光ファイバケー
ブルにおいて、張力負荷履歴を管理することができるよ
うにした光ファイバケーブルに関する。
力負荷履歴により寿命が決まる抗張力体光ファイバケー
ブルにおいて、張力負荷履歴を管理することができるよ
うにした光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な光ファイバケーブルに
は、張力が負荷されたとき光ファイバ芯線を破壊から守
るために張力に対し耐久性のある抗張力体(テンション
メンバ)が内蔵されている。しかし、光ファイバケーブ
ルが苛酷な張力負荷状況に長時間さらされたとき、この
テンションメンバは耐久限度以内の張力においても急速
に崩壊することがある。これは、一般にクリープ(張力
負荷疲労)が原因と考えられ、疲労が蓄積すると寿命が
短くなる現象である。
は、張力が負荷されたとき光ファイバ芯線を破壊から守
るために張力に対し耐久性のある抗張力体(テンション
メンバ)が内蔵されている。しかし、光ファイバケーブ
ルが苛酷な張力負荷状況に長時間さらされたとき、この
テンションメンバは耐久限度以内の張力においても急速
に崩壊することがある。これは、一般にクリープ(張力
負荷疲労)が原因と考えられ、疲労が蓄積すると寿命が
短くなる現象である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な原因による光ファイバケーブルの破断事故を未然に防
止することを目的としてなされたもので、光ファイバケ
ーブルに張力負荷の感知機能を持たせ、極めて信頼性の
高い光ファイバケーブルを提供するものである。
な原因による光ファイバケーブルの破断事故を未然に防
止することを目的としてなされたもので、光ファイバケ
ーブルに張力負荷の感知機能を持たせ、極めて信頼性の
高い光ファイバケーブルを提供するものである。
【0004】張力負荷疲労が原因による光ファイバケー
ブルの破断事故を未然に防止するためには、光ファイバ
ケーブル材料自体について常に疲労特性を把握し、か
つ、張力負荷履歴の管理を行えばよい。この疲労特性は
特性評価試験により予め調べることが可能である。一
方、張力負荷履歴も光ファイバケーブルの各点での張力
負荷を計測しこれを記録集積していけば、光ファイバケ
ーブル材料の残余寿命を予測することができ、これによ
り光ファイバケーブルの破断事故を未然に防止する処置
を講ずることが可能となる。
ブルの破断事故を未然に防止するためには、光ファイバ
ケーブル材料自体について常に疲労特性を把握し、か
つ、張力負荷履歴の管理を行えばよい。この疲労特性は
特性評価試験により予め調べることが可能である。一
方、張力負荷履歴も光ファイバケーブルの各点での張力
負荷を計測しこれを記録集積していけば、光ファイバケ
ーブル材料の残余寿命を予測することができ、これによ
り光ファイバケーブルの破断事故を未然に防止する処置
を講ずることが可能となる。
【0005】この発明は、従来の光ファイバケーブルに
は張力負荷を感知する機能がなかったことに鑑みてなさ
れたもので、張力負荷感知機能を有する光ファイバケー
ブルを提供するものである。つまり、光ファイバケーブ
ルの各部位における張力負荷状況に関する情報を実時間
で取得可能であり、かつ、この情報に基づく張力負荷履
歴を容易に把握することができるため、この発明による
光ファイバケーブルでは、光ファイバケーブルの残余寿
命を計算することが可能となる。このようにして、張力
負荷による疲労が原因となる光ファイバケーブルの破断
事故を未然に防止しようとするものである。
は張力負荷を感知する機能がなかったことに鑑みてなさ
れたもので、張力負荷感知機能を有する光ファイバケー
ブルを提供するものである。つまり、光ファイバケーブ
ルの各部位における張力負荷状況に関する情報を実時間
で取得可能であり、かつ、この情報に基づく張力負荷履
歴を容易に把握することができるため、この発明による
光ファイバケーブルでは、光ファイバケーブルの残余寿
命を計算することが可能となる。このようにして、張力
負荷による疲労が原因となる光ファイバケーブルの破断
事故を未然に防止しようとするものである。
【0006】光ファイバ自体に張力感知能力を付与する
方法として、フォトリフラクテブ効果を用いるブラッグ
グレーティング(回折格子)の形成がある。これは、G
eがドープされた光ファイバコアに紫外線を当てると、
僅かに屈折率が上昇することを利用して、干渉法もしく
はマスク法などの方法で直接光ファイバに回折格子を書
き込むものである。このような回折格子が形成されてい
ると、その格子間隔に応じた波長で光が選択的に反射を
受ける。また、光ファイバを通った透過光でみれば、そ
の波長の光が失われることから、反射光もしくは透過光
の波長分析により、格子間隔は温度と機械的張力の変動
で変わることになるから、適当な温度補償を施せば、光
ファイバケーブル内にこのような回折格子を形成した光
ファイバを内蔵させることにより張力負荷感知機能を有
する光ファイバケーブルを実現することができる。
方法として、フォトリフラクテブ効果を用いるブラッグ
グレーティング(回折格子)の形成がある。これは、G
eがドープされた光ファイバコアに紫外線を当てると、
僅かに屈折率が上昇することを利用して、干渉法もしく
はマスク法などの方法で直接光ファイバに回折格子を書
き込むものである。このような回折格子が形成されてい
ると、その格子間隔に応じた波長で光が選択的に反射を
受ける。また、光ファイバを通った透過光でみれば、そ
の波長の光が失われることから、反射光もしくは透過光
の波長分析により、格子間隔は温度と機械的張力の変動
で変わることになるから、適当な温度補償を施せば、光
ファイバケーブル内にこのような回折格子を形成した光
ファイバを内蔵させることにより張力負荷感知機能を有
する光ファイバケーブルを実現することができる。
【0007】従来の光ファイバケーブルは、地下埋設も
しくは電柱による懸架により敷設されてきた。しかし、
最近、光ファイバケーブルの用途は急速に拡大され、宇
宙や海洋など過酷な状況下でも使用されるようになって
きている。それにともない、従来の光ファイバケーブル
では張力負荷履歴管理が行われていないため、いつ疲労
による破断事故が起こるか分からないという信頼性の欠
如が憂慮される状況である。
しくは電柱による懸架により敷設されてきた。しかし、
最近、光ファイバケーブルの用途は急速に拡大され、宇
宙や海洋など過酷な状況下でも使用されるようになって
きている。それにともない、従来の光ファイバケーブル
では張力負荷履歴管理が行われていないため、いつ疲労
による破断事故が起こるか分からないという信頼性の欠
如が憂慮される状況である。
【0008】この発明による張力負荷感知機能を有する
光ファイバケーブルにおいては、光ファイバの使用状況
下で実時間で負荷を計測し、その情報に基づく光ファイ
バケーブルの残余寿命予測が可能となるので、このよう
な問題が克服され、過酷な状況でも信頼性の高い光ファ
イバケーブルの利用へと途を拓くものである。
光ファイバケーブルにおいては、光ファイバの使用状況
下で実時間で負荷を計測し、その情報に基づく光ファイ
バケーブルの残余寿命予測が可能となるので、このよう
な問題が克服され、過酷な状況でも信頼性の高い光ファ
イバケーブルの利用へと途を拓くものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、負荷される
張力に関する履歴により破断までの寿命が決まるような
高抗張力体が挿入されている光ファイバケーブル内に、
通信用光ファイバに加えて張力監視用光ファイバを縦沿
えし、光ファイバケーブルの張力負荷履歴を管理するこ
とにより、光ファイバケーブルの破断事故を未然に防止
できるようにしたことを特徴とする光ファイバケーブル
である。また、上記張力監視用光ファイバは、光ファイ
バの一部もしくは複数部位に光ファイバ回折格子(ブラ
ッグ・グレーティング)を形成させ、これらの張力負荷
の大きさに対する格子間隔の変化により反射光波長もし
くは透過光スペクトルの欠如波長が変化することを利用
して、光ファイバケーブルに対する張力負荷履歴を計測
できるようにしたことを特徴とする光ファイバケーブル
である。さらに、上記光ファイバケーブルにおいて、回
折格子による張力感応部を通信用光ファイバケーブルに
おいて形成し、張力監視用光ファイバを兼ねるようにし
たことを特徴とする光ファイバケーブルである。
張力に関する履歴により破断までの寿命が決まるような
高抗張力体が挿入されている光ファイバケーブル内に、
通信用光ファイバに加えて張力監視用光ファイバを縦沿
えし、光ファイバケーブルの張力負荷履歴を管理するこ
とにより、光ファイバケーブルの破断事故を未然に防止
できるようにしたことを特徴とする光ファイバケーブル
である。また、上記張力監視用光ファイバは、光ファイ
バの一部もしくは複数部位に光ファイバ回折格子(ブラ
ッグ・グレーティング)を形成させ、これらの張力負荷
の大きさに対する格子間隔の変化により反射光波長もし
くは透過光スペクトルの欠如波長が変化することを利用
して、光ファイバケーブルに対する張力負荷履歴を計測
できるようにしたことを特徴とする光ファイバケーブル
である。さらに、上記光ファイバケーブルにおいて、回
折格子による張力感応部を通信用光ファイバケーブルに
おいて形成し、張力監視用光ファイバを兼ねるようにし
たことを特徴とする光ファイバケーブルである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明の
実施の形態を説明する。図1(A),(B)は実施例の
光ファイバケーブルの構成を示す側断面図および横断面
図である。即ち、光ファイバケーブルは被覆1内に抗張
力体(テンションメンバ)2が挿入され、さらに、通信
用光ファイバ5および張力監視用光ファイバ3が縦添え
されて構成され一体化されている。上記張力監視用光フ
ァイバ3には、回折格子4が書き込まれている。これが
複数個設けられた場合には、それぞれ格子間隔は僅かに
違えたものを形成し、識別できるようにしている。
実施の形態を説明する。図1(A),(B)は実施例の
光ファイバケーブルの構成を示す側断面図および横断面
図である。即ち、光ファイバケーブルは被覆1内に抗張
力体(テンションメンバ)2が挿入され、さらに、通信
用光ファイバ5および張力監視用光ファイバ3が縦添え
されて構成され一体化されている。上記張力監視用光フ
ァイバ3には、回折格子4が書き込まれている。これが
複数個設けられた場合には、それぞれ格子間隔は僅かに
違えたものを形成し、識別できるようにしている。
【0011】上記張力監視用光ファイバ3は、ブラッグ
グレーティング(回折格子)4を複数個、一定のスペー
スをあけて形成した実施例である。これは、Geがドー
プされた光ファイバコアに紫外線を当てると、僅かに屈
折率が上昇するフォトリフラクテブ効果を利用して、干
渉法もしくはマスク法などの方法で直接光ファイバに回
折格子を書き込むものである。このような回折格子4が
形成されていると、その格子間隔に応じた波長の光が選
択的に反射を受ける。また、光ファイバを通った透過光
でみれば、その波長の光が欠如することになる。張力を
受けると、光ファイバが伸長し、かつ、格子間隔も変化
するから、反射光もしくは透過光の波長分析により光フ
ァイバの各位置における張力負荷が分かる。回折格子4
の格子間隔は温度と機械的張力の変動で変わることにな
るから、適当な温度補償を施す。このように、光ファイ
バケーブル内に回折格子を形成した光ファイバを内蔵さ
せることにより張力負荷感知機能を有する光ファイバケ
ーブルを実現するのである。
グレーティング(回折格子)4を複数個、一定のスペー
スをあけて形成した実施例である。これは、Geがドー
プされた光ファイバコアに紫外線を当てると、僅かに屈
折率が上昇するフォトリフラクテブ効果を利用して、干
渉法もしくはマスク法などの方法で直接光ファイバに回
折格子を書き込むものである。このような回折格子4が
形成されていると、その格子間隔に応じた波長の光が選
択的に反射を受ける。また、光ファイバを通った透過光
でみれば、その波長の光が欠如することになる。張力を
受けると、光ファイバが伸長し、かつ、格子間隔も変化
するから、反射光もしくは透過光の波長分析により光フ
ァイバの各位置における張力負荷が分かる。回折格子4
の格子間隔は温度と機械的張力の変動で変わることにな
るから、適当な温度補償を施す。このように、光ファイ
バケーブル内に回折格子を形成した光ファイバを内蔵さ
せることにより張力負荷感知機能を有する光ファイバケ
ーブルを実現するのである。
【0012】図2は、上記張力負荷感知機能を有する光
ファイバケーブルで張力を測定する際のブロック図であ
る。即ち、張力負荷感知機能を有する光ファイバケーブ
ル10を張力負荷履歴監視装置20の光ファイバカプラ
12につなぐ。この張力負荷履歴監視装置20は、光源
11,光ファイバカプラ12,反射光波長分析器13,
信号変換器14,張力履歴記録器15および残余寿命表
示器16等からなり、上記光源11からの光を光ファイ
バケーブル10の監視用光ファイバ3の一端から入射さ
せ、各回折格子4からの反射光を光ファイバカプラ12
で分離して反射光波長分析器13,信号変換器14に入
射させる。そして、この出力から張力負荷の大きさを求
め、張力履歴記録器15により、張力の負荷履歴を集計
し、残余寿命表示器16により残余寿命を求めてこれを
表示させる。上記光源11の発光波長は、上記回折格子
4の反射波長の全波長領域をカバーする必要があるた
め、広帯域レーザーダイオードもしくはLEDもしくA
SE光源を用いる。
ファイバケーブルで張力を測定する際のブロック図であ
る。即ち、張力負荷感知機能を有する光ファイバケーブ
ル10を張力負荷履歴監視装置20の光ファイバカプラ
12につなぐ。この張力負荷履歴監視装置20は、光源
11,光ファイバカプラ12,反射光波長分析器13,
信号変換器14,張力履歴記録器15および残余寿命表
示器16等からなり、上記光源11からの光を光ファイ
バケーブル10の監視用光ファイバ3の一端から入射さ
せ、各回折格子4からの反射光を光ファイバカプラ12
で分離して反射光波長分析器13,信号変換器14に入
射させる。そして、この出力から張力負荷の大きさを求
め、張力履歴記録器15により、張力の負荷履歴を集計
し、残余寿命表示器16により残余寿命を求めてこれを
表示させる。上記光源11の発光波長は、上記回折格子
4の反射波長の全波長領域をカバーする必要があるた
め、広帯域レーザーダイオードもしくはLEDもしくA
SE光源を用いる。
【0013】本実施例においては、複数の回折格子を形
成しているが、張力が均一の場合には、それは必須では
なく、その内の一つを利用するか、もしくは単一の回折
格子を形成するだけでよい。しかし、張力負荷が分布す
る場合には複数の回折格子を形成させる必要がある。こ
の場合、それぞれの格子間隔を僅かづつ変えると、反射
光波長が異なることを利用してこれらを区分し、どの部
位にクリーブ疲労が蓄積しているかを知り、そのことか
らどの部位が破断する危険があるかを予測する。
成しているが、張力が均一の場合には、それは必須では
なく、その内の一つを利用するか、もしくは単一の回折
格子を形成するだけでよい。しかし、張力負荷が分布す
る場合には複数の回折格子を形成させる必要がある。こ
の場合、それぞれの格子間隔を僅かづつ変えると、反射
光波長が異なることを利用してこれらを区分し、どの部
位にクリーブ疲労が蓄積しているかを知り、そのことか
らどの部位が破断する危険があるかを予測する。
【0014】また、位置の識別方法として、格子間隔は
どの回折格子において同一であっても、反射光が戻るま
での時間が異なることから、反射測定法(OTDR)に
おいて知られている時間分解測定法により位置を識別す
る。この場合には、光源からは光パルスを送出する。
どの回折格子において同一であっても、反射光が戻るま
での時間が異なることから、反射測定法(OTDR)に
おいて知られている時間分解測定法により位置を識別す
る。この場合には、光源からは光パルスを送出する。
【0015】上記反射光波長分析器13は、光ファイバ
カプラ12により分離された反射光の波長を測定可能な
情報に変換するもので、内部には回折角θが波長λに依
存する(sin θ=λ/Λ、Λは回折格子の格子間隔)機
能を有する平板回折格子を内蔵させ、波長の変化を回折
角という空間情報に変換している。このような波長分析
では反射光波長は特定の波長での明線が出力される。さ
らに、上記信号変換器14には、フォトダイオードアレ
ー素子を内蔵し、アレーに含まれる各フォトダイオード
の位置xは、式 x=Lsin θ(Lは回折格子板とフォ
トダイオードアレーまでの距離)により回折角θと関係
づけられており、各フォトダイオードからの出力信号は
走査時系列で信号化されており、信号の時間的位置が反
射光の明線を捉えたフォトダイオードの位置を示し、こ
の位置の変化が波長の変化に対応している。この波長変
化は、張力の変化による光ケーブルの伸び量の変化が原
因となっているから、この信号を上記張力履歴記録器1
5に入力し、これに内蔵されたマイクロコンピュータに
より波長変化からの張力の変化を計算して求め、時々刻
々の張力負荷の履歴を蓄積するのである。
カプラ12により分離された反射光の波長を測定可能な
情報に変換するもので、内部には回折角θが波長λに依
存する(sin θ=λ/Λ、Λは回折格子の格子間隔)機
能を有する平板回折格子を内蔵させ、波長の変化を回折
角という空間情報に変換している。このような波長分析
では反射光波長は特定の波長での明線が出力される。さ
らに、上記信号変換器14には、フォトダイオードアレ
ー素子を内蔵し、アレーに含まれる各フォトダイオード
の位置xは、式 x=Lsin θ(Lは回折格子板とフォ
トダイオードアレーまでの距離)により回折角θと関係
づけられており、各フォトダイオードからの出力信号は
走査時系列で信号化されており、信号の時間的位置が反
射光の明線を捉えたフォトダイオードの位置を示し、こ
の位置の変化が波長の変化に対応している。この波長変
化は、張力の変化による光ケーブルの伸び量の変化が原
因となっているから、この信号を上記張力履歴記録器1
5に入力し、これに内蔵されたマイクロコンピュータに
より波長変化からの張力の変化を計算して求め、時々刻
々の張力負荷の履歴を蓄積するのである。
【0016】また、図3は張力負荷履歴監視装置20を
被監視光ファイバケーブル10の両端に分けて設置した
実施例で、この場合には被監視光ファイバケーブル10
の一方に光源11を置き、被監視光ファイバケーブル1
0の他端に透過光欠如波長分析器17,信号変換器1
4,張力履歴記録器15および残余寿命表示器16が直
列に接続されて、反射により欠如した透過光波長を透過
光欠如波長分析器17により求め、上記の反射光による
場合と同様の方法で張力負荷を計測する。透過光欠如波
長分析器17は、その出力が明線でなく暗線となる他
は、構造的にも反射光波長分析器13と同様である。
被監視光ファイバケーブル10の両端に分けて設置した
実施例で、この場合には被監視光ファイバケーブル10
の一方に光源11を置き、被監視光ファイバケーブル1
0の他端に透過光欠如波長分析器17,信号変換器1
4,張力履歴記録器15および残余寿命表示器16が直
列に接続されて、反射により欠如した透過光波長を透過
光欠如波長分析器17により求め、上記の反射光による
場合と同様の方法で張力負荷を計測する。透過光欠如波
長分析器17は、その出力が明線でなく暗線となる他
は、構造的にも反射光波長分析器13と同様である。
【0017】これらの波長情報は、信号変換器14に加
えられて張力データT(t)に変換され、さらに、張力
履歴記録器15によって張力情報が蓄積保持される。こ
の結果から推定される残余寿命は、残余寿命表示器16
により計算され、表示される。この実施例では、張力監
視用光ファイバに複数の回折格子が設けられており、光
ファイバケーブルの各地点で独立に張力を計測するとと
もに、残余寿命を予測することが可能である。従って、
光ファイバケーブルのどの部位に張力疲労が蓄積し、破
断し易い状態にあるかを把握することができる。
えられて張力データT(t)に変換され、さらに、張力
履歴記録器15によって張力情報が蓄積保持される。こ
の結果から推定される残余寿命は、残余寿命表示器16
により計算され、表示される。この実施例では、張力監
視用光ファイバに複数の回折格子が設けられており、光
ファイバケーブルの各地点で独立に張力を計測するとと
もに、残余寿命を予測することが可能である。従って、
光ファイバケーブルのどの部位に張力疲労が蓄積し、破
断し易い状態にあるかを把握することができる。
【0018】いま、N個の回折格子が取り付けられてい
るとし、そのj番目の回折格子4が取り付けられている
位置の局所的な残余寿命τは、次のLarson-Miller 式を
用いて予測するのである。 ΔHj /R=Tj ・(C+log τ) (1≦j≦N) ここで、ΔHj は張力のエネルギー,Rはボルツマン定
数,Tは温度(°K),Cは材料定数である。この式に
おいて、必要なパラメータは実験により求めておき、τ
を計算する。ちなみに、温度一定で、10年の寿命をも
つ材料に2倍の張力を負荷したときを考え、例えばC=
2の材料であるとして上式を適用すれば、その寿命はτ
=1.1に短縮されるという結果を得る。
るとし、そのj番目の回折格子4が取り付けられている
位置の局所的な残余寿命τは、次のLarson-Miller 式を
用いて予測するのである。 ΔHj /R=Tj ・(C+log τ) (1≦j≦N) ここで、ΔHj は張力のエネルギー,Rはボルツマン定
数,Tは温度(°K),Cは材料定数である。この式に
おいて、必要なパラメータは実験により求めておき、τ
を計算する。ちなみに、温度一定で、10年の寿命をも
つ材料に2倍の張力を負荷したときを考え、例えばC=
2の材料であるとして上式を適用すれば、その寿命はτ
=1.1に短縮されるという結果を得る。
【0019】この式に従えば、安全のためマージンも計
算することができる。例えば、予測された寿命を満たす
抗張力体の量を2倍に増やす程度のマージンを見込め
ば、予測寿命は1桁近く増えるため、不慮の破断が起こ
らない信頼性の高い光ファイバケーブルが実現すること
ができる。
算することができる。例えば、予測された寿命を満たす
抗張力体の量を2倍に増やす程度のマージンを見込め
ば、予測寿命は1桁近く増えるため、不慮の破断が起こ
らない信頼性の高い光ファイバケーブルが実現すること
ができる。
【0020】上記実施例では、監視用光ファイバを専用
に設けたものであるが、これは通信用光ファイバに回折
格子を設けることにより兼用させてもよいことは勿論で
ある。
に設けたものであるが、これは通信用光ファイバに回折
格子を設けることにより兼用させてもよいことは勿論で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の光ファ
イバケーブルによれば、光ファイバケーブル内に張力監
視用光ファイバあるいは通信用光ファイバを張力監視用
光ファイバに兼用したものを縦沿えして光ファイバケー
ブルの張力負荷履歴を管理することにより、光ファイバ
ケーブルの寿命が分かり、簡単な構成ながら信頼性のあ
る光ファイバケーブルとなる。
イバケーブルによれば、光ファイバケーブル内に張力監
視用光ファイバあるいは通信用光ファイバを張力監視用
光ファイバに兼用したものを縦沿えして光ファイバケー
ブルの張力負荷履歴を管理することにより、光ファイバ
ケーブルの寿命が分かり、簡単な構成ながら信頼性のあ
る光ファイバケーブルとなる。
【図1】(A),(B)は、実施例の光ファイバケーブ
ルの構成を示す側断面図および横断面図、
ルの構成を示す側断面図および横断面図、
【図2】光ファイバケーブルで張力を測定する張力負荷
履歴監視装置のブロック図、
履歴監視装置のブロック図、
【図3】他の例の張力を測定する張力負荷履歴監視装置
のブロック図である。
のブロック図である。
1 被覆 2 監視対象となるテンションメンバ 3 張力監視用光ファイバ 4 張力監視用光ファイバに書き込まれた回折格子 5 通信用光ファイバ 10 光ファイバケーブル 11 光源 12 光ファイバカプラ 13 反射光波長分析器 14 信号変換器 15 張力履歴記録器 16 残余寿命表示器 17 透過光欠如波長分析器 20 張力負荷監視装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牟田 健一 神奈川県相模原市南橋本4−1−1昭和電 線電纜株式会社内 (72)発明者 森下 裕一 神奈川県相模原市南橋本4−1−1昭和電 線電纜株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 負荷される張力に関する履歴により破断
までの寿命が決まるような高抗張力体が挿入されている
光ファイバケーブル内に、通信用光ファイバに加えて張
力監視用光ファイバを縦沿えし、光ファイバケーブルの
張力負荷履歴を管理することにより、光ファイバケーブ
ルの破断事故を未然に防止できるようにしたことを特徴
とする光ファイバケーブル。 - 【請求項2】 上記張力監視用光ファイバは、光ファイ
バの一部もしくは複数部位に光ファイバ回折格子(ブラ
ッグ・グレーティング)を形成させ、これらの張力負荷
の大きさに対する格子間隔の変化により反射光波長もし
くは透過光スペクトルの欠如波長が変化することを利用
して、光ファイバケーブルに対する張力負荷履歴を計測
できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の光フ
ァイバケーブル。 - 【請求項3】 上記請求項2の光ファイバケーブルにお
いて、回折格子による張力感応部を通信用光ファイバケ
ーブルにおいて形成し、張力監視用光ファイバを兼ねる
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10037979A JPH11223751A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10037979A JPH11223751A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11223751A true JPH11223751A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12512697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10037979A Pending JPH11223751A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11223751A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006284504A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Denso Corp | 車両用衝突検出装置 |
| CN114902027A (zh) * | 2019-10-16 | 2022-08-12 | 理查德·V·坎贝尔 | 智能纤维绳终端、模块和网络技术 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP10037979A patent/JPH11223751A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006284504A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Denso Corp | 車両用衝突検出装置 |
| CN114902027A (zh) * | 2019-10-16 | 2022-08-12 | 理查德·V·坎贝尔 | 智能纤维绳终端、模块和网络技术 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040615 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040617 |