JPH11224152A - 遠隔会議支援システム - Google Patents

遠隔会議支援システム

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JPH11224152A
JPH11224152A JP3796298A JP3796298A JPH11224152A JP H11224152 A JPH11224152 A JP H11224152A JP 3796298 A JP3796298 A JP 3796298A JP 3796298 A JP3796298 A JP 3796298A JP H11224152 A JPH11224152 A JP H11224152A
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Katsuyuki Omura
克之 大村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地同士で行う会議システムにおいて,共
有される電子的描画画面に,相手のアウェアネス情報で
ある視線と手の位置を疑似化したオブジェクトとその動
きをリアルタイムで表示することにより,的確なアウェ
アネス情報の表現を実現させ,さらに低コストで,かつ
比較的コンパクトな遠隔会議支援システムを提供するこ
と。 【解決手段】 自装置を操作するユーザの身体要素の動
きを検出する手部分検出装置103と,検出された身体
の動き情報を送信する送信装置107と,相手側より送
信された相手ユーザの身体の動き情報を受信する受信装
置108と,受信装置108で受信した相手ユーザの身
体の動き情報から得られる身体の動きに応じて,相手ユ
ーザの身体要素を疑似化オブジェクトとして生成し,双
方の端末装置100に動画像を表示させる画像生成部1
06と,を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,遠隔地にいるユー
ザ同士が協調作業を行う際に,通信手段によって繋がれ
た画像生成装置および電子端末装置を用い,より自然な
コミュニケーションを支援するヒューマンマシンインタ
フェースシステムを構築する遠隔会議支援システムに関
し,より詳細には,遠隔地にいるユーザが行う遠隔会議
で,電子的な共有画面を介してブレーンストーミングな
どの協調作業を行う際に,ユーザの身体情報を相手に疑
似オブジェクトとして伝送する遠隔会議支援システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電子会議システムとして,たと
えば,特開平8−79726号公報の『協調作業支援用
電子会議システム』が開示されている。ここでは,特
に,相互に共通のホワイトボードを前にし,互いが書い
た描画情報を自由にアクセス(書き込み,変更,消去と
いった一連の動作)しながらディスカションするよう
に,話者同士が電子的な共通の画面を共有し,互いの情
報を書き込みながらディスカションを進めるものが提案
されている。
【0003】また,遠隔地を通信接続し,離れていなが
ら対面的な会議を可能とした,いわゆるテレビ会議シス
テムが多く提案されている。この中で,話者同士の正確
な表情を伝達する手段は,円滑なコミュニケーションを
実現する上で重要な手段の一つである。特に,相手の視
線情報は,円滑なコミュニケーションを行う上で重要で
ある。
【0004】そこで,たとえば,特公平7−16244
号公報の『視線一致補正装置』には,話者の視線を検出
し,その情報を相手の端末に伝送し,相手の端末上で話
し手と受け手との視線が一致するように,実写の人物の
目の部分をグラフィック画像による目で置き換えて表示
する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,実際にホワ
イトボードの前で対面してディスカッションを行う場
合,受け手は,相手がホワイトボードに手を伸ばし始め
る動作を目で確認することで,相手が描画を始めるとい
う動作を認識することができ,相手の描画に注意を向け
ることがごく自然に喚起される。
【0006】また,発言者がホワイトボードに描画中
に,聞き手が立ち上がり,手をホワイトボードに伸ばし
始める動作が頻繁に目にされる。これは,聞き手が発言
者の発言に何らかの特別な興味を示したことを表すもの
である。発言者は,これをきっかけに話題を再度方向づ
けたり,あるいは相手を遮ったりするといったアクショ
ンを起こすことができる。つまり,この動作がディスカ
ッションを活発にするトリガーとなる場合が多い。これ
は双方が対面してディスカッションをする際に,話し
手,聞き手の双方の手による指示動作や手の位置が,相
手の注意や興味を喚起する大きなトリガーとなることを
示している。
【0007】さて,電子的なホワイトボード(以下,共
有画面という)を共有し,互いに情報を自由にアクセス
(書き込み,変更,消去といった一連の動作)しながら
ディスカションを行う。しかしながら,上記に示される
ような特開平8−79726号公報に開示されている技
術にあっては,たとえば,共有画面に描画する場合,描
画ポイントやマウスポインタのみが表示される。これら
は抽象的な幾何学オブジェクトであることや,書き込み
を始めると同時に表示するため,描画が開始されるタイ
ミングをあらかじめ受け手に喚起させることが困難であ
るという問題点があった。
【0008】また,対面する相手の視線は,自分に対し
て話し手が何に注目しているかを知るきっかけとなる。
また,相手が描画を始めたり,自分が描画中に相手がそ
れをアクセスしようとしたとき,相手の視線が相手自身
の手元に向けられることを,自分が認識することによ
り,相手が描画を始めるという動作をあらかじめ予測す
ることができる。
【0009】そこで,上述の特公平7−16244号公
報では,互いの視線を正確に計測し,その視線に合わせ
てコンピュータグラフィックによって,忠実に眼球を再
構成し,実写画像の目の部分と再構成されたコンピュー
タグラフィックによる眼球に置き換え,遠隔地にいる話
し手と聞き手の視線を一致させている。
【0010】しかしながら,この特公平7−16244
号公報の技術にあっては,話者の視線を検出するための
手段が複雑であり,かつ大掛かりなシステムとなり,そ
の結果システムコストの高騰を招来させるという問題点
があった。
【0011】さらに,現実の人間のコミュニケーション
では,聞き手が話し手の視線変化を常に正確に観察して
いるわけではなく,無意識に聞き手が知覚する相手の大
きな視線の動きが,相手の動作に予測につながったり,
自分の動作の方向を決定するきっかけとなることが多
い。無意識に知覚する対面相手の動作などの情報は,ア
ウェアネス情報として知られ,円滑なコミュニケーショ
ンを行う上で重要な要素であるにもかかわらず,従来に
おいては十分にアウェアネス情報を表現することができ
ないという問題点もあった。
【0012】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,遠隔地同士で行う会議システムにおいて,共有さ
れる電子的描画画面に,相手のアウェアネス情報である
視線と手の位置を疑似化したオブジェクトとその動きを
リアルタイムで表示することにより,的確なアウェアネ
ス情報の表現を実現させ,さらに低コストで,かつ比較
的コンパクトな遠隔会議支援システムを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る遠隔会議支援システムにあって
は,通信回路を介して単数あるいは複数台の端末装置が
接続され,遠隔地にて,相手側端末装置からの,該装置
の会議に関する情報を音声および視覚情報として受入
れ,相手側端末装置に応答する遠隔会議支援システムに
おいて,自装置を操作するユーザの身体要素の動きを検
出する検出手段と,前記検出手段により検出された身体
の動き情報を送信する送信手段と,相手側より送信され
た相手ユーザの身体の動き情報を受信する受信手段と,
前記受信手段で受信した相手ユーザの身体の動き情報か
ら得られる身体の動きに応じて,相手ユーザの身体要素
を疑似化オブジェクトとして生成し,双方の端末装置に
動画像を表示させる画像生成手段と,を備えたものであ
る。
【0014】すなわち,受け手と送り手の双方に対し,
身体の動きを動的なオブジェクトとして表示することに
より,お互いのアウェアネス情報の提供が可能となるの
で,円滑なコミュニケーションを支援することができ,
さらに疑似化されたオブジェクトによって相手のアウェ
アネス情報を表現するため,効率的な通信が実現し,通
信コストを含むシステムコストを大きく削減することが
できる。
【0015】また,請求項2に係る遠隔会議支援システ
ムにあっては,さらに,表示画面上における共有画面上
で会議情報を描画するポインティング手段を備え,双方
の端末装置に,前記ポインティング手段によって描画さ
れた双方の描画オブジェクトを前記疑似化オブジェクト
と同時に重ねて表示するものである。
【0016】すなわち,通信する双方の図形情報などを
ポインティング手段により書き込むことができる電子的
な書類を共有した環境が得られ,お互いのアウェアネス
情報を知りながら協調作業を進めることが可能となる。
【0017】また,請求項3に係る遠隔会議支援システ
ムにあっては,話し手が共有画面に描画中の場合,話し
手の目の動きを模し,話し手が描画中の描画軌跡を視線
で追うように動作する眼球オブジェクトを生成し,表示
するものである。
【0018】すなわち,送り手側のユーザが描画したオ
ブジェクトを注視する疑似眼球モデルを,受け手側に表
示することにより,受け手側に描画オブジェクトに対す
る注目を喚起することができ,さらに受け手側は送り手
側の情報提示の意志を即座に感じとることができ,自然
な協調作業環境を提供することが可能となる。
【0019】また,請求項4に係る遠隔会議支援システ
ムにあっては,相手側端末装置から送られた前記ポイン
ティング手段あるいは前記ポインティング手段を操作す
る手の空間位置から,相手側の疑似的な手のオブジェク
トを生成し,表示するものである。
【0020】すなわち,送り手側のポインティング手段
あるいはポインティング手段を操作する手の空間位置に
対応して,ポインティング手段の操作時か非操作時かの
状況によって,送り手側の疑似的な手のオブジェクトを
受けて側に表示することにより,画面を共有した協調作
業を円滑に行うことができ,自然な協調作業環境を提供
することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下,本発明の遠隔会議支援シス
テムについて添付図面を参照し,詳細に説明する。
【0022】〔概要〕この実施の形態に係る遠隔会議支
援システムでは,双方のユーザが共有できる描画画面を
各自の端末装置に表示する。双方の端末装置には,共有
画面上の点をポインティングデバイスと,該ポインティ
ングデバイスを操作する手の空間位置(たとえば,掌の
ほぼ中心位置)を検出する位置検出装置が設置されてい
る。さらに通常の電話に相当する双方向の音声伝達手段
が設置されている。
【0023】双方のユーザは音声でディスカッションし
ながら,共有画面にメモやテキスト,あるいは(およ
び)相互に提示し合う図形情報などを書き込む。この共
有画面は互いに相手が描画したオブジェクトに対しても
アクセスすることが可能であり,描画情報を更新しなが
らディスカッションを進める。
【0024】また,双方の端末装置の表示画面には,共
有画面が表示される。端末装置には疑似的にコンピュー
タグラフィックで生成した人間の眼球モデルが表示され
る。さらに話し手側あるいポインティングデバイスとし
てのペンや筆記具を疑似的にコンピュータグラフィック
で表示したオブジェクトが聞き手側に表示される。
【0025】これらのオブジェクトは,検出された話し
手部分の空間座標に応じて,位置をリアルタイムで変え
るものである。さらに話し手が共有画面に描画中には,
聞き手の端末装置の表示画面に表示された眼球モデル
は,話し手の目の動きを模して,話手が描画中の描画軌
跡を視線で追うように動作する。以下,具体的に説明す
る。
【0026】〔システム構成〕図1は,実施の形態に係
る遠隔会議支援システムの構成を示すブロック図であ
る。図において,実線は各構成要素の接続関係を示し,
太線はシステムで計測されたデータの流れを発信元と着
信元とを結んで示したものである。この遠隔会議支援シ
ステムは,基本的に,ユーザA側に設置された端末装置
100Aと端末装置100Bとを通信回線110で接続
したものである。
【0027】なお,端末装置100Aと端末装置100
Bとは同一構成要素で構成されており,同一機能を有す
る要素については同一の符号(番号)を付し,その後に
AあるいはBを付して端末装置A,Bの区別をする。
【0028】図1において,それぞれの端末装置100
は,システム全体を統括的に制御するコントローラ10
1と,共有画面上の点をポイントするポインティング手
段としてのポインティングデバイス102と,ポインテ
ィングデバイス102を操作する手の空間位置(たとえ
ば,掌のほぼ中心位置)を検出する検出手段としての手
部分位置計測装置103と,後述する共有クリップボー
ドや,疑似眼球オブジェクト・疑似手オブジェクトなど
を表示する端末表示装置104と,通常の電話に相当す
る双方向の音声入出力装置105と,後述する受信装置
で受信した相手側のユーザ身体の動きに応じて,伝送さ
れた相手側のユーザの動き情報を発生させたり,相手側
のユーザの身体要素を疑似化したオブジェクトを生成
し,端末表示装置104に表示する画像生成手段として
の画像生成装置106と,手部分位置計測装置103に
よって得られたユーザの動き情報を伝送する送信手段と
しての送信装置107と,相手側の送信装置107から
送信された情報を受信する受信手段としての受信装置1
08と,を具備している。
【0029】また,図1において,10はポインティン
グデバイス102Aから端末表示装置104Bに与えら
れる疑似眼球オブジェクトAの経路,11は手部分位置
計測装置103Aから端末表示装置104Bに与えられ
る疑似手オブジェクトAの経路,12はポインティング
デバイス102Bから端末表示装置104Aに与えられ
る疑似眼球オブジェクトBの経路,13は手部分位置計
測装置103Bから端末表示装置104Aに与えられる
疑似手オブジェクトBの経路,14はポインティングデ
バイス102Aから端末表示装置104Aへ供給される
信号の経路,15はポインティングデバイス102Bか
ら端末表示装置104Bへ供給される信号の経路であ
る。
【0030】(システムの動作)次に,以上のように構
成された遠隔会議支援システムの基本的な動作について
説明する。会議が開始されると双方のユーザは音声入力
装置105を用い,音声を通じてコミュニケーション
(情報,意見,議題内容の確認,議事進行などのやりと
り)を行う。この音声によるコミュニケーションと並行
して,ノートやホワイトボードなどを疑似化した画面
(以下,共有クリップボードという)を双方のユーザで
通信回線110を介して共有する。そして,ポインティ
ングデバイス102を用いて描画しながらディスカッシ
ョンを進める。
【0031】上述した共有クリップボードは,それぞれ
の端末表示装置104に表示される。ユーザAがポイン
ティングデバイス102Aによってポイントして描画し
たオブジェクトは,経路14・経路10によりユーザA
およびユーザBの端末表示装置104A,104Bに表
示される。このとき,相手の眼に相当する眼球モデルが
画像生成装置106A,106Bによって生成され,双
方の端末表示装置104A,104Bに表示される。
【0032】ポインティングデバイス102を操作する
手の座標空間は,手部分位置計測装置103により常時
計測される。たとえば,ユーザAがポインティング操作
を行う度に計測され,該計測された空間位置座標データ
は,経路10,12に示すように,双方のコントローラ
101を介して伝送される。ユーザB側の画像生成装置
106Bは,伝送されたユーザAの手の空間位置座標に
対応して,ユーザAの手を疑似化したオブジェクトを生
成し,該オブジェクトをユーザBの端末表示装置104
Bに表示する。
【0033】さらに,上述した実施の形態の具体的な例
をシステム例を図2を参照し,説明する。図2は,図1
に示した遠隔会議システムにおける端末表示装置のオブ
ジェクト表示例などを示す説明図である。図において,
200Aおよび200Bは,双方に設けられた端末表示
装置である。また,双方の各装置には,音声会話による
通信を行うための音声入力装置210と,出力装置22
0とが設けられている。
【0034】この端末表示装置200には透明タブレッ
トシートが装着されており,201はペン型ポインタ,
202は共有クリップボードである。また,203は眼
球オブジェクト,204は相手側ユーザの手オブジェク
ト,205は手部分位置検出装置(図1の103と同
一)である。
【0035】次に,上記の端末表示装置200の操作お
よび動作について説明する。ユーザAおよびユーザB
は,ペン型ポインタ201A,201Bを用いて画面上
の点を必要に応じて直接ポイント指示する。また,双方
の端末表示装置200には共有クリップボード202
A,202Bが表示され,この共有クリップボード20
2A,202Bを共有し,遠隔地にいるユーザAとユー
ザBとがディスカッションを行う。
【0036】たとえば,ユーザBが共有クリップボード
202B上にペン型ポインタ201Bでオブジェクトを
描画する。このときユーザBがポイントした共有クリッ
プボード202B上の座標は,ユーザAの端末表示装置
200Aに伝送される。これにより双方の共有クリップ
ボード202A,202B上に,その座標に対応し,ユ
ーザBが描画した同一のオブジェクトが出力される。こ
のとき,ユーザAの端末表示装置200Aには,ユーザ
Bの手に装着された手部分位置計測装置205Bによっ
て得られたユーザBの空間座標も同時に伝送される。
【0037】ユーザA側の端末表示装置200Aに表示
された共有クリップボード202A上には,伝送された
ユーザBの手の位置に応じてユーザBの疑似化された疑
似手オブジェクト204Aが3次元的に表示される。こ
のとき,疑似手オブジェクト204Aのポインタ部分
(この例ではペン型オブジェクト)の先端座標は,ユー
ザBがペン型ポインタ201Bによりポイントした座標
に一致している。
【0038】すなわち,ユーザBがペン型ポインタ20
1Bによって双方の共有クリップボード202A,20
2B上にオブジェクトを描画中は,ユーザA側の端末表
示装置200A上の共有クリップボード202Aには,
ユーザBの疑似手オブジェクト204Aが描画軌跡と共
に,描画の動きに一致して動いて表示される。
【0039】また,ユーザBが描画を開始しようとして
端末表示装置200Bに手を伸ばし始めたとき,および
描画を終了して端末表示装置200Bから手を話した場
合には,ユーザA側の端末表示装置200A上のユーザ
Bの疑似手オブジェクト204Aは,端末表示装置20
0Aに伝送されたユーザBの手に装着されている手部分
位置計測装置205Bの計測値に応じて,ユーザBが描
画した描画軌跡の近傍に表示される。
【0040】さらに,双方の端末表示装置200A,2
00Bには,疑似化された疑似眼球オブジェクト203
A,203Bが表示される。ユーザA側の端末表示装置
200Aに表示された疑似眼球オブジェクト203A
は,ユーザBの眼を疑似化したモデルである。また,ユ
ーザBが共有クリップボード202A,202Bにオブ
ジェクトを描画中,ユーザA側の端末表示装置200A
に表示された疑似眼球オブジェクト203Aの動きは,
ユーザBの描画ポイントに視線を向けるように動作す
る。また,ユーザBが描画動作を行っていないときに
は,対面するユーザA方向に正面を向いて表示される。
【0041】次に,ポインティングデバイスとしてタブ
レットを用いた例について図3を参照しながら説明す
る。図において,300A,300Bは双方のユーザの
表示端末,310A,310Bは双方の表示端末310
の前面に設置されたタブレットである。また,他の構成
要素およびその機能は図2と同じであるので,図2と同
一符号を付し,その説明は省略する。
【0042】ユーザAはタブレット310上のペン型ポ
インタ201Aを用いて描画指示を行う。この場合,た
とえば,ユーザAの表示端末300Aには,ユーザBの
手オブジェクト204Aの他に,ユーザAが操作するポ
インタオブジェクト301Aがポイント位置に表示され
る。また,その後の表示は,上述した図2と同様にして
行われる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る遠隔
会議支援システム(請求項1)によれば,受け手と送り
手の双方に対し,身体の動きを動的なオブジェクトとし
て表示することにより,お互いのアウェアネス情報の提
供が可能となるので,円滑なコミュニケーションを支援
することができ,さらに疑似化されたオブジェクトによ
って相手のアウェアネス情報を表現するため,効率的な
通信が実現し,通信コストを含むシステムコストを大き
く削減することができる。
【0044】また,本発明に係る遠隔会議支援システム
(請求項2)によれば,通信する双方の図形情報などを
ポインティング手段により書き込むことができる電子的
な書類を共有した環境が得られ,お互いのアウェアネス
情報を知りながら協調作業を進めることが可能となる。
【0045】また,本発明に係る遠隔会議支援システム
(請求項3)によれば,送り手側のユーザが描画したオ
ブジェクトを注視する疑似眼球モデルを,受け手側に表
示することにより,受け手側に描画オブジェクトに対す
る注目を喚起することができ,さらに受け手側は送り手
側の情報提示の意志を即座に感じとることができ,自然
な協調作業環境を提供することが可能となる。
【0046】また,本発明に係る遠隔会議支援システム
(請求項4)によれば,送り手側のポインティング手段
あるいはポインティング手段を操作する手の空間位置に
対応して,ポインティング手段の操作時か非操作時かの
状況によって,送り手側の疑似的な手のオブジェクトを
受けて側に表示することにより,画面を共有した協調作
業を円滑に行うことができ,自然な協調作業環境を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る遠隔会議支援システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した遠隔会議システムにおける端末表
示装置のオブジェクト表示例などを示す説明図である。
【図3】図1におけるポインティングデバイスとしてタ
ブレットを用いた具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
100A,100B 端末装置 101A,101B コントローラ 102A,102B ポインティングデバイス 103A,103B 手部分位置検出装置 104A,104B 端末表示装置 105A,105B 音声入力装置 106A,106B 画像生成装置 107A,107B 送信装置 108A,108B 受信装置 110 通信回線 200A,200B 端末表示装置 201A,201B ペン型ポインタ 202A,202B 共有クリップボード 203A,203B 疑似眼球オブジェクト 204A,204B 疑似手オブジェクト 205A,205B 手部分位置計測装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回路を介して単数あるいは複数台の
    端末装置が接続され,遠隔地にて,相手側端末装置から
    の,該装置の会議に関する情報を音声および視覚情報と
    して受入れ,相手側端末装置に応答する遠隔会議支援シ
    ステムにおいて,自装置を操作するユーザの身体要素の
    動きを検出する検出手段と,前記検出手段により検出さ
    れた身体の動き情報を送信する送信手段と,相手側より
    送信された相手ユーザの身体の動き情報を受信する受信
    手段と,前記受信手段で受信した相手ユーザの身体の動
    き情報から得られる身体の動きに応じて,相手ユーザの
    身体要素を疑似化オブジェクトとして生成し,双方の端
    末装置に動画像を表示させる画像生成手段と,を備えた
    ことを特徴とする遠隔会議支援システム。
  2. 【請求項2】 さらに,表示画面上における共有画面上
    で会議情報を描画するポインティング手段を備え,双方
    の端末装置に,前記ポインティング手段によって描画さ
    れた双方の描画オブジェクトを前記疑似化オブジェクト
    と同時に重ねて表示することを特徴とする請求項1に記
    載の遠隔会議支援システム。
  3. 【請求項3】 話し手が共有画面に描画中の場合,話し
    手の目の動きを模し,話し手が描画中の描画軌跡を視線
    で追うように動作する眼球オブジェクトを生成し,表示
    することを特徴とする請求項2に記載の遠隔会議支援シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 相手側端末装置から送られた前記ポイン
    ティング手段あるいは前記ポインティング手段を操作す
    る手の空間位置から,相手側の疑似的な手のオブジェク
    トを生成し,表示することを特徴とする請求項2に記載
    の遠隔会議支援システム。
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