JPH11225085A - デジタル地上波用受信機 - Google Patents
デジタル地上波用受信機Info
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- JPH11225085A JPH11225085A JP10025335A JP2533598A JPH11225085A JP H11225085 A JPH11225085 A JP H11225085A JP 10025335 A JP10025335 A JP 10025335A JP 2533598 A JP2533598 A JP 2533598A JP H11225085 A JPH11225085 A JP H11225085A
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- circuit
- digital
- tuner
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- Structure Of Receivers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イメージ妨害を発生させることなく周波数を
低下させることができ、復調回路におけるサンプリング
周波数の増大を防止でき、デジタル復調部の回路構成の
複雑化を避けることができるようにする。 【解決手段】 チューナ部50とここで受信した受信信
号をデジタル復調するデジタル復調部55を備え、前記
チューナ部50には、高周波信号を増幅する高周波増幅
手段4,7と、所望の1チャンネルの信号を選択する信
号選択手段15と、選択された高周波受信信号を第1の
中間周波信号に変換するための第1の周波数変換手段9
と、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換す
る第2の周波数変換手段43と、第1の周波数変換手段
9からの出力信号から不要な周波数成分を除去する帯域
フィルタ33,34を備えると共に、各手段を同一の基
板104,105に保持すると共に同一の筺体101,
102内に収納したものである。
低下させることができ、復調回路におけるサンプリング
周波数の増大を防止でき、デジタル復調部の回路構成の
複雑化を避けることができるようにする。 【解決手段】 チューナ部50とここで受信した受信信
号をデジタル復調するデジタル復調部55を備え、前記
チューナ部50には、高周波信号を増幅する高周波増幅
手段4,7と、所望の1チャンネルの信号を選択する信
号選択手段15と、選択された高周波受信信号を第1の
中間周波信号に変換するための第1の周波数変換手段9
と、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換す
る第2の周波数変換手段43と、第1の周波数変換手段
9からの出力信号から不要な周波数成分を除去する帯域
フィルタ33,34を備えると共に、各手段を同一の基
板104,105に保持すると共に同一の筺体101,
102内に収納したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジダル圧縮され
た映像情報及び音声情報等をOFDM方式(Orthogonal
Frequency Division Multiplex)で伝送される地上デ
ジタルテレビ放送を受信するための受信機に関し、特に
VHF・UHF帯の信号を受信し、選局するためのチュ
ーナ部とこれに接続されたデジタル復調部とを備えたデ
ジタル地上波用受信機に関する。
た映像情報及び音声情報等をOFDM方式(Orthogonal
Frequency Division Multiplex)で伝送される地上デ
ジタルテレビ放送を受信するための受信機に関し、特に
VHF・UHF帯の信号を受信し、選局するためのチュ
ーナ部とこれに接続されたデジタル復調部とを備えたデ
ジタル地上波用受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、地上波のテレビ放送の方式として
は、アナログの映像信号と音声信号とをAM、FM変調
するアナログ変調方式と、アナログの映像信号と音声信
号をデジタル化し、さらに圧縮した後のデータをQPS
K、QAM変調などによってデジタル変調し、OFDM
方式で伝送するデジタル変調方式とがある。半導体技術
やデジタル画像圧縮技術の進歩により、アナログ変調方
式に比べデジタル変調方式の方が同じ周波数帯域でより
多くのテレビ番組を送ることが可能となっている。ま
た、OFDM伝送方式を採用することにより、フェージ
ングの影響をなくすことができるようにもなっている。
は、アナログの映像信号と音声信号とをAM、FM変調
するアナログ変調方式と、アナログの映像信号と音声信
号をデジタル化し、さらに圧縮した後のデータをQPS
K、QAM変調などによってデジタル変調し、OFDM
方式で伝送するデジタル変調方式とがある。半導体技術
やデジタル画像圧縮技術の進歩により、アナログ変調方
式に比べデジタル変調方式の方が同じ周波数帯域でより
多くのテレビ番組を送ることが可能となっている。ま
た、OFDM伝送方式を採用することにより、フェージ
ングの影響をなくすことができるようにもなっている。
【0003】図7は従来の地上波のテレビ放送受信用の
受信機を示すブロック図である。ここに示す受信機は、
主として、チューナ部27とこれに接続された映像・音
声検波回路20とからなる。このうちチューナ部27に
は、複数のチャンネルからなるVHF/UHFのRF信
号が、所定のアンテナからアンテナ入力端子1を経て入
力される。また、図外のマイクロ・コンピュータから送
出された受信チャンネルデータが端子16,17を介し
てチューナ部27のIC化されたPLL回路15に入力
される。そして、VHF受信時には、PLL回路15が
VHF局部発振回路11とループを形成し、前記受信チ
ャンネルデータに基づき希望のチャンネルを選局する。
この時の同調電圧は、VHF入力同調回路6、VHF段
間同調回路8に印加され、同調電圧に応じた周波数に同
調し、各同調回路によって選択度が得られる。また、U
HF受信時には、UHF局部発振回路13とループを形
成し、得られた同調電圧は、UHF入力同調回路3、U
HF段間同調回路5に印加され、選択度が得られる。
受信機を示すブロック図である。ここに示す受信機は、
主として、チューナ部27とこれに接続された映像・音
声検波回路20とからなる。このうちチューナ部27に
は、複数のチャンネルからなるVHF/UHFのRF信
号が、所定のアンテナからアンテナ入力端子1を経て入
力される。また、図外のマイクロ・コンピュータから送
出された受信チャンネルデータが端子16,17を介し
てチューナ部27のIC化されたPLL回路15に入力
される。そして、VHF受信時には、PLL回路15が
VHF局部発振回路11とループを形成し、前記受信チ
ャンネルデータに基づき希望のチャンネルを選局する。
この時の同調電圧は、VHF入力同調回路6、VHF段
間同調回路8に印加され、同調電圧に応じた周波数に同
調し、各同調回路によって選択度が得られる。また、U
HF受信時には、UHF局部発振回路13とループを形
成し、得られた同調電圧は、UHF入力同調回路3、U
HF段間同調回路5に印加され、選択度が得られる。
【0004】ここで、VHF入力同調回路に入力された
信号は、所定の選択度をもって出力され、これがRF増
幅回路7で増幅された後、さらにVHF段間同調回路8
にて復同調され、より一層の選択度をもって出力され
る。またUHF受信時も同様に、UHF入力同調回路3
から所定の選択度をもって出力された信号は、RF増幅
回路7で増幅された後、UHF段間同調回路5で復同調
され、より一層の選択度が得られる。そして、所定の選
択度が得られたVHF,UHFの各信号は、混合回路1
0、12に入力され、それぞれ局部発振回路11,13
から出力される信号と混合され、混合回路に入力される
差の信号が、出力として取り出され、中間周波信号とし
てチューナ27から出力される。この中間周波信号は、
SAW19を通して前記映像音声検波回路20に入力さ
れる。映像・音声検波回路20では、増幅回路24で増
幅された後、PLL検波回路(PLL DET)25及
びSIF帯域フィルタ(SIF BPF)によってVH
F、及びUHFの映像信号が取り出される一方、FM検
波回路27によって端子22から音声信号が出力され
る。
信号は、所定の選択度をもって出力され、これがRF増
幅回路7で増幅された後、さらにVHF段間同調回路8
にて復同調され、より一層の選択度をもって出力され
る。またUHF受信時も同様に、UHF入力同調回路3
から所定の選択度をもって出力された信号は、RF増幅
回路7で増幅された後、UHF段間同調回路5で復同調
され、より一層の選択度が得られる。そして、所定の選
択度が得られたVHF,UHFの各信号は、混合回路1
0、12に入力され、それぞれ局部発振回路11,13
から出力される信号と混合され、混合回路に入力される
差の信号が、出力として取り出され、中間周波信号とし
てチューナ27から出力される。この中間周波信号は、
SAW19を通して前記映像音声検波回路20に入力さ
れる。映像・音声検波回路20では、増幅回路24で増
幅された後、PLL検波回路(PLL DET)25及
びSIF帯域フィルタ(SIF BPF)によってVH
F、及びUHFの映像信号が取り出される一方、FM検
波回路27によって端子22から音声信号が出力され
る。
【0005】また、上記受信機においては、映像・音波
検出回路20の増幅回路24から出力された信号のレベ
ルをRFAGC回路28にて検出し、その検出レベルに
応じた電圧を端子26を介して出力するようになってい
る。そして、この端子26から出力された電圧は、前記
増幅回路7及び4の入力端子7a,4aに入力され、そ
の電圧によって各増幅回路7及び4の利得が制御され、
チューナ27の出力が過大になるのを防止している。
検出回路20の増幅回路24から出力された信号のレベ
ルをRFAGC回路28にて検出し、その検出レベルに
応じた電圧を端子26を介して出力するようになってい
る。そして、この端子26から出力された電圧は、前記
増幅回路7及び4の入力端子7a,4aに入力され、そ
の電圧によって各増幅回路7及び4の利得が制御され、
チューナ27の出力が過大になるのを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の地上波用受信機にあっては、次のような課題があ
る。 課題1:デジタル変調された信号をデジタル復調する場
合、アナログ復調する時に用いられるような中間周波信
号を用いたとすると、周波数が高くサンプリングに中間
周波数の2倍以上の周波数が必要となり、周波数も高く
なり、映像・検波回路が複雑になるという不都合が発生
する。このため、中間周波数を低く設定することが考え
られるが、中間周波数を低く設定すると、イメージ妨害
が発生するという新たな問題が生じる。
来の地上波用受信機にあっては、次のような課題があ
る。 課題1:デジタル変調された信号をデジタル復調する場
合、アナログ復調する時に用いられるような中間周波信
号を用いたとすると、周波数が高くサンプリングに中間
周波数の2倍以上の周波数が必要となり、周波数も高く
なり、映像・検波回路が複雑になるという不都合が発生
する。このため、中間周波数を低く設定することが考え
られるが、中間周波数を低く設定すると、イメージ妨害
が発生するという新たな問題が生じる。
【0007】課題2:また、チューナ内部で変換された
信号とA/Dコンバータでのサンプリング信号が干渉
し、スプリアスを発生させる。 課題3:アナログ受信用チューナでは、ショックノイズ
が問題であり、これに対して対策がなされてきたが、デ
ジタル受信用チューナでは、マイクロフォニック・ノイ
ズが大きな問題になる。このマイクロフォニック・ノイ
ズは、外部振動により、局部発振信号が一時的な周波数
ずれを起こすために生じる現象であり、その周波数ずれ
が著しい場合には、映像がモザイク状になり、画質等が
著しく劣化する。
信号とA/Dコンバータでのサンプリング信号が干渉
し、スプリアスを発生させる。 課題3:アナログ受信用チューナでは、ショックノイズ
が問題であり、これに対して対策がなされてきたが、デ
ジタル受信用チューナでは、マイクロフォニック・ノイ
ズが大きな問題になる。このマイクロフォニック・ノイ
ズは、外部振動により、局部発振信号が一時的な周波数
ずれを起こすために生じる現象であり、その周波数ずれ
が著しい場合には、映像がモザイク状になり、画質等が
著しく劣化する。
【0008】課題4:現在では、デジタル放送受信時に
アナログ放送がサイマルキャストとして放送されるな
ど、隣接して強電界のアナログ放送が存在することが多
く、アナログ放送の電界強度は高いため、隣接に強電界
のアナログ放送があると妨害となり、デジタル放送受信
に悪影響を及ぼす。すなわち、上記従来の受信機におい
て、RF AGC回路28は、帯域フィルタ18及びS
AW19を介して不要な周波数成分を除去したデジタル
放送信号のレベルに基づきチューナ部7の高周波増幅回
路7,8の利得を制御するものとなっているため、復調
すべきデジタル放送信号に隣接して強電界のアナログ放
送信号が存在した場合にも、高周波増幅回路7,8で設
定される利得は、微弱なデジタル放送信号に基づき比較
的高利得に設定されるため、高周波増幅回路では、強電
界のアナログ放送信号が一層増幅されることとなり、こ
れが後段に悪影響を与えるという問題が生じる。
アナログ放送がサイマルキャストとして放送されるな
ど、隣接して強電界のアナログ放送が存在することが多
く、アナログ放送の電界強度は高いため、隣接に強電界
のアナログ放送があると妨害となり、デジタル放送受信
に悪影響を及ぼす。すなわち、上記従来の受信機におい
て、RF AGC回路28は、帯域フィルタ18及びS
AW19を介して不要な周波数成分を除去したデジタル
放送信号のレベルに基づきチューナ部7の高周波増幅回
路7,8の利得を制御するものとなっているため、復調
すべきデジタル放送信号に隣接して強電界のアナログ放
送信号が存在した場合にも、高周波増幅回路7,8で設
定される利得は、微弱なデジタル放送信号に基づき比較
的高利得に設定されるため、高周波増幅回路では、強電
界のアナログ放送信号が一層増幅されることとなり、こ
れが後段に悪影響を与えるという問題が生じる。
【0009】本願発明は、上記従来技術における課題に
着目してなされたもので、イメージ妨害を発生させるこ
となく周波数を低下させることができ、復調回路におけ
るサンプリング周波数の増大を防止でき、デジタル復調
部の回路構成の複雑化を避けることができるようにする
ことを目的とする。また、本願発明の他の目的は、チュ
ーナ内部で変換された信号とA/Dコンバータでのサン
プリング信号との干渉の防止、マイクロフォニック・ノ
イズの発生の防止、及び隣接するアナログ放送による影
響の回避を実現することにある。
着目してなされたもので、イメージ妨害を発生させるこ
となく周波数を低下させることができ、復調回路におけ
るサンプリング周波数の増大を防止でき、デジタル復調
部の回路構成の複雑化を避けることができるようにする
ことを目的とする。また、本願発明の他の目的は、チュ
ーナ内部で変換された信号とA/Dコンバータでのサン
プリング信号との干渉の防止、マイクロフォニック・ノ
イズの発生の防止、及び隣接するアナログ放送による影
響の回避を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解消すべく
本願発明は、次のような手段を備えるものとなってい
る。すなわち、本願請求項1記載の発明は、デジタル方
式で送信された地上波を選択的に受信するためのチュー
ナ部と前記チューナ部にて受信した受信信号をデジタル
復調するデジタル復調部を備えたデジタル地上波用受信
機であって、前記チューナ部に、アンテナを介して受信
された高周波信号を増幅する高周波増幅手段と、前記高
周波増幅手段より出力された高周波信号の中から所望の
1チャンネルの信号を選択する信号選択手段と、この信
号選択手段によって選択された高周波受信信号を第1の
中間周波信号に変換するための第1の周波数変換手段
と、この第1の周波数変換手段から出力される第1の中
間周波信号を第2の中間周波信号に変換する第2の周波
数変換手段と、この第1の周波数変換手段から出力され
た信号から不要な周波数成分を除去する高選択度を有す
る帯域フィルタと、を備えると共に、前記各手段を、同
一の基板に保持すると共に、同一の筺体内に収納したも
のである。
本願発明は、次のような手段を備えるものとなってい
る。すなわち、本願請求項1記載の発明は、デジタル方
式で送信された地上波を選択的に受信するためのチュー
ナ部と前記チューナ部にて受信した受信信号をデジタル
復調するデジタル復調部を備えたデジタル地上波用受信
機であって、前記チューナ部に、アンテナを介して受信
された高周波信号を増幅する高周波増幅手段と、前記高
周波増幅手段より出力された高周波信号の中から所望の
1チャンネルの信号を選択する信号選択手段と、この信
号選択手段によって選択された高周波受信信号を第1の
中間周波信号に変換するための第1の周波数変換手段
と、この第1の周波数変換手段から出力される第1の中
間周波信号を第2の中間周波信号に変換する第2の周波
数変換手段と、この第1の周波数変換手段から出力され
た信号から不要な周波数成分を除去する高選択度を有す
る帯域フィルタと、を備えると共に、前記各手段を、同
一の基板に保持すると共に、同一の筺体内に収納したも
のである。
【0011】これによれば、第1の周波数変換手段によ
り高周波信号を中間周波信号へと変換し、さらに、第2
の周波数変換手段により、さらに低い周波数信号に下げ
るものとなっているため、現行のイメージ妨害による画
質レベルを維持しつつ周波数を下げることができ、しか
も、第1の周波数変換手段と第2の周波数変換手段との
間に高選択度を有するフィルタが存在しているため、不
要な周波数成分を除去することができ、良好な信号出力
を得ることができる。
り高周波信号を中間周波信号へと変換し、さらに、第2
の周波数変換手段により、さらに低い周波数信号に下げ
るものとなっているため、現行のイメージ妨害による画
質レベルを維持しつつ周波数を下げることができ、しか
も、第1の周波数変換手段と第2の周波数変換手段との
間に高選択度を有するフィルタが存在しているため、不
要な周波数成分を除去することができ、良好な信号出力
を得ることができる。
【0012】本願請求項2記載の発明は、本願請求項1
記載の発明において、デジタル復調回路とチューナ部と
を、互いにほぼ電磁的にシールドされた別個の筺体内に
格納したものであり、これによれば、デジタル復調回路
に設けられたA/Dコンバータに用いるサンプリング信
号と第2の周波数変換手段から出力される低い中間周波
信号との干渉を防止することができる。本願請求項3記
載の発明は、本願請求項1または2記載の発明におい
て、第1,第2の周波数変換部における局部部発振回路
に、スパイラル・コイルを用いたものであり、これによ
れば、受信機に外部振動などが加わったとしても、局部
発信信号が周波数ずれを起こすのを軽減することがで
き、マイクロフォニック・ノイズなどの発生を軽減する
ことができる。
記載の発明において、デジタル復調回路とチューナ部と
を、互いにほぼ電磁的にシールドされた別個の筺体内に
格納したものであり、これによれば、デジタル復調回路
に設けられたA/Dコンバータに用いるサンプリング信
号と第2の周波数変換手段から出力される低い中間周波
信号との干渉を防止することができる。本願請求項3記
載の発明は、本願請求項1または2記載の発明におい
て、第1,第2の周波数変換部における局部部発振回路
に、スパイラル・コイルを用いたものであり、これによ
れば、受信機に外部振動などが加わったとしても、局部
発信信号が周波数ずれを起こすのを軽減することがで
き、マイクロフォニック・ノイズなどの発生を軽減する
ことができる。
【0013】本願請求項4記載の発明は、本願請求項1
ないし3いずれか記載の発明において、帯域フィルタの
前段において第1の周波数変換部から出力された第1の
中間周波信号を検波し、検波信号レベルを検出する検波
レベル検出手段を設けると共に、前記検波レベル検出手
段によって検出された信号レベルに基づき前記高周波増
幅回路の利得を制御する利得制御手段とを備えたもので
ある。このように、高選択度を有する帯域フィルタの前
段で第1の中間周波信号を検波し、その検波信号レベル
を検出すれば、復調すべきデジタル放送信号に隣接して
強電界のアナログ放送信号が存在した場合に、そのアナ
ログ放送信号レベルに応じて高周波増幅回路の利得が設
定されるため、過大なアナログ放送信号が発生すること
はなくなり、アナログ放送信号による後段への悪影響を
軽減することができる。
ないし3いずれか記載の発明において、帯域フィルタの
前段において第1の周波数変換部から出力された第1の
中間周波信号を検波し、検波信号レベルを検出する検波
レベル検出手段を設けると共に、前記検波レベル検出手
段によって検出された信号レベルに基づき前記高周波増
幅回路の利得を制御する利得制御手段とを備えたもので
ある。このように、高選択度を有する帯域フィルタの前
段で第1の中間周波信号を検波し、その検波信号レベル
を検出すれば、復調すべきデジタル放送信号に隣接して
強電界のアナログ放送信号が存在した場合に、そのアナ
ログ放送信号レベルに応じて高周波増幅回路の利得が設
定されるため、過大なアナログ放送信号が発生すること
はなくなり、アナログ放送信号による後段への悪影響を
軽減することができる。
【0014】また、チューナ部の利得を制御する手段と
しては、前記請求項3記載の発明に記載した手段の外、
高周波増幅回路の前段にピンアッテネータを付加し、ピ
ンアッテネータの減衰率を前記検波レベル検出手段によ
って検出された信号レベルに基づき制御するようにする
ことも可能である。
しては、前記請求項3記載の発明に記載した手段の外、
高周波増幅回路の前段にピンアッテネータを付加し、ピ
ンアッテネータの減衰率を前記検波レベル検出手段によ
って検出された信号レベルに基づき制御するようにする
ことも可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明に係るデジタル地
上波用受信機の実施形態を図面と共に説明する。なお、
図1ないし図5は本願発明の第1の実施形態を示す図、
図6は本願発明の第2の実施形態を示す図であり、各図
中、図7にて示した上記従来技術と同一もしくは相当部
分には同一符号を付し、その説明の詳細は省く。まず、
本願発明の第1の実施形態を説明する。この第1の実施
形態におけるデジタル地上波用受信機(以下、単に受信
機と称す)は、図外のアンテナから入力端子を介して入
力される複数のVHF、UHF受信信号の中から、所望
のチャンネルを選択するチューナ部50と、このチュー
ナ部50にて選択されたデジタル信号を復調するデジタ
ル復調部55とからなる。
上波用受信機の実施形態を図面と共に説明する。なお、
図1ないし図5は本願発明の第1の実施形態を示す図、
図6は本願発明の第2の実施形態を示す図であり、各図
中、図7にて示した上記従来技術と同一もしくは相当部
分には同一符号を付し、その説明の詳細は省く。まず、
本願発明の第1の実施形態を説明する。この第1の実施
形態におけるデジタル地上波用受信機(以下、単に受信
機と称す)は、図外のアンテナから入力端子を介して入
力される複数のVHF、UHF受信信号の中から、所望
のチャンネルを選択するチューナ部50と、このチュー
ナ部50にて選択されたデジタル信号を復調するデジタ
ル復調部55とからなる。
【0016】ここで、前記チューナ部50は、上記従来
技術に示したものと同様に、VHF、UHF受信信号に
対し、入力同調回路3,6、高周波増幅回路4,7、段
間同調回路4,8、周波数変換回路(第1の周波数変換
手段)9及びPLL回路15等が設けられており、周波
数変換回路9なども上記従来技術にて示したものと同様
の構成を有する。但し、この実施形態においては、第1
の周波数変換回路9の後段の構成が上記従来技術に示し
たものと相違する。すなわち、第1の周波数変換回路9
の後段には、第1の中間周波増幅回路30が接続され、
さらにこの第1の中間周波数増幅回路30の後段には、
帯域フィルタ33及びSAW34が順次接続されてお
り、これらによって第1の中間周波増幅回路30から出
力される中間周波信号より不要な周波数成分を除去し、
高い選択度を得ることができるようになっている。ま
た、前記SAW34の出力側には、増幅回路35を介し
て混合器36が接続され、この周波数混合回路36の出
力側には、増幅回路39を介してローパスフィルタ40
が接続され、このローパスフィルタ40には出力端子4
1が接続されている。
技術に示したものと同様に、VHF、UHF受信信号に
対し、入力同調回路3,6、高周波増幅回路4,7、段
間同調回路4,8、周波数変換回路(第1の周波数変換
手段)9及びPLL回路15等が設けられており、周波
数変換回路9なども上記従来技術にて示したものと同様
の構成を有する。但し、この実施形態においては、第1
の周波数変換回路9の後段の構成が上記従来技術に示し
たものと相違する。すなわち、第1の周波数変換回路9
の後段には、第1の中間周波増幅回路30が接続され、
さらにこの第1の中間周波数増幅回路30の後段には、
帯域フィルタ33及びSAW34が順次接続されてお
り、これらによって第1の中間周波増幅回路30から出
力される中間周波信号より不要な周波数成分を除去し、
高い選択度を得ることができるようになっている。ま
た、前記SAW34の出力側には、増幅回路35を介し
て混合器36が接続され、この周波数混合回路36の出
力側には、増幅回路39を介してローパスフィルタ40
が接続され、このローパスフィルタ40には出力端子4
1が接続されている。
【0017】前記第1の中間周波増幅回路30と帯域フ
ィルタ33との間には、検波回路31及び遅延AGC回
路32が接続されており、この遅延AGC回路32の出
力側に接続された端子41は、前段に設けられた高周波
増幅回路4,7の入力端子4a,7aに接続されると共
に、後段に設けられた増幅回路35に接続されている。
各高周波増幅回路4,7及び増幅回路35は、入力端子
4a,7a及び42から入力されたレベル検出信号に基
づき、利得を制御するようになっている。また、前記混
合器36は局部発振回路37と共に第2の周波数変換回
路を構成しており、この第2の周波数変換回路38で
は、局部発信回路37から出力された信号と、増幅回路
36から出力された信号と混合して第2の中間周波信号
を出力するようになっている。
ィルタ33との間には、検波回路31及び遅延AGC回
路32が接続されており、この遅延AGC回路32の出
力側に接続された端子41は、前段に設けられた高周波
増幅回路4,7の入力端子4a,7aに接続されると共
に、後段に設けられた増幅回路35に接続されている。
各高周波増幅回路4,7及び増幅回路35は、入力端子
4a,7a及び42から入力されたレベル検出信号に基
づき、利得を制御するようになっている。また、前記混
合器36は局部発振回路37と共に第2の周波数変換回
路を構成しており、この第2の周波数変換回路38で
は、局部発信回路37から出力された信号と、増幅回路
36から出力された信号と混合して第2の中間周波信号
を出力するようになっている。
【0018】一方、図1に示すように、前記チューナ部
50の出力端子41には、デジタル復調部55が接続さ
れている。このデジタル復調部55は、前記出力端子4
1に接続されたA/Dコンバータ51、A/Dコンバー
タ51の出力側に接続されたOFDM復調器52、FE
C54、及び発振器53により構成され、発振器53の
出力は、A/Dコンバータ51及びOFDM復調器52
に入力されている。
50の出力端子41には、デジタル復調部55が接続さ
れている。このデジタル復調部55は、前記出力端子4
1に接続されたA/Dコンバータ51、A/Dコンバー
タ51の出力側に接続されたOFDM復調器52、FE
C54、及び発振器53により構成され、発振器53の
出力は、A/Dコンバータ51及びOFDM復調器52
に入力されている。
【0019】そして、上記のような回路構成を有するチ
ューナ部50及びデジタル復調部55は、図3に示すよ
うに実装されている。すなわち、チューナ部50とデジ
タル復調部55とは、別個の筺体101,102に収納
されており、各筺体101と102の収納空間は、電磁
的に遮蔽されたものとなっている。但し、この実施形態
においては、両筺体101と102は、連結部103な
どによって構造的に連結されたものとなっており、メイ
ン基板201に固定されている。また、前記チューナ部
50とデジタル復調部55は、いずれも筺体101、1
02内に保持された基板104、105にそれぞれ配設
されており、ここでは、各基板104,105は、中間
部106によって連結されている。
ューナ部50及びデジタル復調部55は、図3に示すよ
うに実装されている。すなわち、チューナ部50とデジ
タル復調部55とは、別個の筺体101,102に収納
されており、各筺体101と102の収納空間は、電磁
的に遮蔽されたものとなっている。但し、この実施形態
においては、両筺体101と102は、連結部103な
どによって構造的に連結されたものとなっており、メイ
ン基板201に固定されている。また、前記チューナ部
50とデジタル復調部55は、いずれも筺体101、1
02内に保持された基板104、105にそれぞれ配設
されており、ここでは、各基板104,105は、中間
部106によって連結されている。
【0020】また、前記第1、第2の周波数変換部9,
43における局部発振回路11,13,及び37は、例
えば図4に示すような変形クラップ発振回路により構成
されている。この発振回路は、インダクタンスL、コン
デンサC1〜C4、抵抗R1〜R5、ダイオードD1,
D2、及びトランジスタTrなどによって構成されてい
る。また、ここに使用されるインダクタンスLは、図5
に示すように、平面的なスパイラル構造を有するコイル
(スパイラル・コイル)によって構成されている。これ
に対し、アナログ受信用チューナなどにおいては、局部
発振回路のインダクタンスとして空芯コイルが一般に用
いられている。しかし、空芯コイルは、立体的構造をな
すことから、外部の振動によって周波数変動が発生し易
く、この変動によってマイクロフォニック・ノイズを発
生し、ビーットエラーレートの悪化を招くという問題が
生じる。このため、この実施形態においては、上記のよ
うなスパイラル・コイルを用いることにより、振動など
からの影響を回避し得るようになっており、マイクロフ
ォニック・ノイズを改善することができる。
43における局部発振回路11,13,及び37は、例
えば図4に示すような変形クラップ発振回路により構成
されている。この発振回路は、インダクタンスL、コン
デンサC1〜C4、抵抗R1〜R5、ダイオードD1,
D2、及びトランジスタTrなどによって構成されてい
る。また、ここに使用されるインダクタンスLは、図5
に示すように、平面的なスパイラル構造を有するコイル
(スパイラル・コイル)によって構成されている。これ
に対し、アナログ受信用チューナなどにおいては、局部
発振回路のインダクタンスとして空芯コイルが一般に用
いられている。しかし、空芯コイルは、立体的構造をな
すことから、外部の振動によって周波数変動が発生し易
く、この変動によってマイクロフォニック・ノイズを発
生し、ビーットエラーレートの悪化を招くという問題が
生じる。このため、この実施形態においては、上記のよ
うなスパイラル・コイルを用いることにより、振動など
からの影響を回避し得るようになっており、マイクロフ
ォニック・ノイズを改善することができる。
【0021】上記構成を有するデジタル受信機におい
て、所定のアンテナにて受信されたデジタル放送信号の
うち、VHF信号及びUHF信号は、それぞれVHF用
入力同調回路6、UHF入力同調回路3に入力され、こ
こから出力された受信信号は、上記従来技術と同様に、
高周波増幅回路4,7及び段間同調回路5,8を経て第
1の周波数変換回路9に入力され、ここで局部発振回路
11,13からの信号と混合されて選局データに応じた
第1の中間周波信号に変換される。この後、第1の中間
周波信号は、第1の中間周波増幅回路30で増幅され
る。このレベルは、不要な周波数成分を除去する帯域フ
ィルタ33及びSAW34の前段で検波回路31によっ
て検波される。
て、所定のアンテナにて受信されたデジタル放送信号の
うち、VHF信号及びUHF信号は、それぞれVHF用
入力同調回路6、UHF入力同調回路3に入力され、こ
こから出力された受信信号は、上記従来技術と同様に、
高周波増幅回路4,7及び段間同調回路5,8を経て第
1の周波数変換回路9に入力され、ここで局部発振回路
11,13からの信号と混合されて選局データに応じた
第1の中間周波信号に変換される。この後、第1の中間
周波信号は、第1の中間周波増幅回路30で増幅され
る。このレベルは、不要な周波数成分を除去する帯域フ
ィルタ33及びSAW34の前段で検波回路31によっ
て検波される。
【0022】従って、検波される信号は、帯域制限をさ
れていない信号であり、隣接チャンネルに強電界のアナ
ログ信号があった場合には、そのアナログ信号のレベル
が検出されることとなる。そして、検出された信号レベ
ルは、遅延AGC回路32に入力され、その信号レベル
があるレベル(例えば入力電界70dBu)以上になる
とAGCが作動するよう制御される。遅延AGC回路3
2によって発生した電圧は、端子42より出力され、U
HF用AGC端子4a、VHF用AGC端子7aの端子
35aに入力され、高周波増幅回路4,7及び増幅回路
35の利得制御が行われる。これにより隣接チャンネル
にアナログ放送信号の強電界があった場合にも、アナロ
グ信号が過大なレベルとなるまで増幅されることはな
く、周波数変換手段9などがアナログ放送信号により悪
影響を受けることはなくなる。
れていない信号であり、隣接チャンネルに強電界のアナ
ログ信号があった場合には、そのアナログ信号のレベル
が検出されることとなる。そして、検出された信号レベ
ルは、遅延AGC回路32に入力され、その信号レベル
があるレベル(例えば入力電界70dBu)以上になる
とAGCが作動するよう制御される。遅延AGC回路3
2によって発生した電圧は、端子42より出力され、U
HF用AGC端子4a、VHF用AGC端子7aの端子
35aに入力され、高周波増幅回路4,7及び増幅回路
35の利得制御が行われる。これにより隣接チャンネル
にアナログ放送信号の強電界があった場合にも、アナロ
グ信号が過大なレベルとなるまで増幅されることはな
く、周波数変換手段9などがアナログ放送信号により悪
影響を受けることはなくなる。
【0023】これに対し、図7に示す従来の受信機で
は、映像・音声検波回路20で、レベル検波を行ってい
るため、隣接に強電界の信号が存在した場合にもこの信
号成分は、SAW19によって帯域制限されて除去され
る。このため、前記検波回路20では、隣接信号が検波
されることはなく、復調すべき微弱なデジタル信号レベ
ルのみが検波されることとなり、高周波増幅手段の利得
は高まり、強電界のアナログ放送信号は一層増幅されて
高レベルとなり、周波数変換部9へと入力される。この
ため、混合回路10,12内部で、リニアリティが悪化
し、良好な信号が得られないという問題が発生した。こ
の実施形態では、上記のように強電界の信号を検波する
ため、リニアリティの悪化を防止ことができる。なお、
隣接チャンネルに強電界の信号が存在しない場合は、復
調すべき希望信号のレベルを検波回路31が検波するた
め、希望信号を一定レベルに保つことができる。
は、映像・音声検波回路20で、レベル検波を行ってい
るため、隣接に強電界の信号が存在した場合にもこの信
号成分は、SAW19によって帯域制限されて除去され
る。このため、前記検波回路20では、隣接信号が検波
されることはなく、復調すべき微弱なデジタル信号レベ
ルのみが検波されることとなり、高周波増幅手段の利得
は高まり、強電界のアナログ放送信号は一層増幅されて
高レベルとなり、周波数変換部9へと入力される。この
ため、混合回路10,12内部で、リニアリティが悪化
し、良好な信号が得られないという問題が発生した。こ
の実施形態では、上記のように強電界の信号を検波する
ため、リニアリティの悪化を防止ことができる。なお、
隣接チャンネルに強電界の信号が存在しない場合は、復
調すべき希望信号のレベルを検波回路31が検波するた
め、希望信号を一定レベルに保つことができる。
【0024】次に、第1の中間増幅回路30から出力さ
れた信号は、フィルタ33,SAWフィルタ34によ
り、帯域制限され、IF−AGC増幅器35に入力さ
れ、出力が一定レベルとなるよう復調ICからAGC電
圧が発生し、端子35aに印加される。増幅された信号
は、第二混合回路36により、A/D変換が容易な、低
い第二中間周波数(例えば4MHz)に変換される。第
二中間周波数は、ローパスフィルタで、不要な高調波成
分が取り除かれ、端子41より出力される。
れた信号は、フィルタ33,SAWフィルタ34によ
り、帯域制限され、IF−AGC増幅器35に入力さ
れ、出力が一定レベルとなるよう復調ICからAGC電
圧が発生し、端子35aに印加される。増幅された信号
は、第二混合回路36により、A/D変換が容易な、低
い第二中間周波数(例えば4MHz)に変換される。第
二中間周波数は、ローパスフィルタで、不要な高調波成
分が取り除かれ、端子41より出力される。
【0025】この後、第二中間周波数は図3のブロック
図に示すA/Dコンバータ51、OFDM復調器52、
FEC(Forward Error Correction)54により、トラ
ンスポート・ストリームに変換されてMPEG復号さ
れ、映像信号、音声信号が出力される。この場合、A/
Dコンバータに必要なサンプリング周波数は、発振回路
53より供給される。この信号は、第二中間周波数の2
〜4倍の周波数であり、この発振信号が、チューナ部に
飛び込むと、第二局部発振信号37と干渉を発生し、ス
プリアスを発生する。これを防ぐためには、チューナ部
50とA/Dコンバータ以降を筺体にて分離する必要が
ある。このため、第二中間周波数を出力する部分(チュ
ーナ部50)までを1つの筺体、それ以降を別の筺体で
構成する。この実装状態を図3に示す。なお、上記実施
の形態においては、2つの筺体101,102を一部連
結するものとなっているが、筺体101と102は完全
な分離筺体であっても良く、また、基板についても全く
分離したものであっても良い。
図に示すA/Dコンバータ51、OFDM復調器52、
FEC(Forward Error Correction)54により、トラ
ンスポート・ストリームに変換されてMPEG復号さ
れ、映像信号、音声信号が出力される。この場合、A/
Dコンバータに必要なサンプリング周波数は、発振回路
53より供給される。この信号は、第二中間周波数の2
〜4倍の周波数であり、この発振信号が、チューナ部に
飛び込むと、第二局部発振信号37と干渉を発生し、ス
プリアスを発生する。これを防ぐためには、チューナ部
50とA/Dコンバータ以降を筺体にて分離する必要が
ある。このため、第二中間周波数を出力する部分(チュ
ーナ部50)までを1つの筺体、それ以降を別の筺体で
構成する。この実装状態を図3に示す。なお、上記実施
の形態においては、2つの筺体101,102を一部連
結するものとなっているが、筺体101と102は完全
な分離筺体であっても良く、また、基板についても全く
分離したものであっても良い。
【0026】また、前記第1、第2の周波数変換部9,
43における局部発振回路11,13,及び37として
は、例えば図4に示すような変形クラップ発振回路によ
り構成されている。この発振回路は、インダクタンス
L、コンデンサC1〜C4、抵抗R1〜R5、ダイオー
ドD1,D2、及びトランジスタTrなどによって構成
されている。また、ここに使用されるインダクタンスL
は、図5に示すように、平面的なスパイラル構造を有す
るコイル(スパイラル・コイル)によって構成されてい
る。
43における局部発振回路11,13,及び37として
は、例えば図4に示すような変形クラップ発振回路によ
り構成されている。この発振回路は、インダクタンス
L、コンデンサC1〜C4、抵抗R1〜R5、ダイオー
ドD1,D2、及びトランジスタTrなどによって構成
されている。また、ここに使用されるインダクタンスL
は、図5に示すように、平面的なスパイラル構造を有す
るコイル(スパイラル・コイル)によって構成されてい
る。
【0027】これに対し、アナログ受信用チューナなど
においては、局部発振回路のインダクタンスとして、一
般に空芯コイルが用いられている。この空芯コイルは、
立体的構造をなすことから、外部の振動によって周波数
変動が発生し易く、この変動によってマイクロフォニッ
ク・ノイズを発生し、ビーットエラーレートの悪化を招
く。このため、この実施の形態においては、上記のよう
な平面的なスパイラル構造を有するスパイラル・コイル
を用いることにより振動などからの影響を回避し得るよ
うになっており、マイクロフォニック・ノイズを改善す
ることができる。またUHF帯のように、高い周波数で
は、インダクタンスが、小さくなるので、マイクロスト
リップ線路を用いても良い。
においては、局部発振回路のインダクタンスとして、一
般に空芯コイルが用いられている。この空芯コイルは、
立体的構造をなすことから、外部の振動によって周波数
変動が発生し易く、この変動によってマイクロフォニッ
ク・ノイズを発生し、ビーットエラーレートの悪化を招
く。このため、この実施の形態においては、上記のよう
な平面的なスパイラル構造を有するスパイラル・コイル
を用いることにより振動などからの影響を回避し得るよ
うになっており、マイクロフォニック・ノイズを改善す
ることができる。またUHF帯のように、高い周波数で
は、インダクタンスが、小さくなるので、マイクロスト
リップ線路を用いても良い。
【0028】ところで、上記第1の実施の形態において
は、遅延AGC回路32から端子42を介して出力され
る信号レベルに応じて高周波増幅回路4,7の利得を制
御し得るようにしたが、図6に示す本願発明の第2の実
施形態のように、高周波増幅回路4,7を固定利得の増
幅回路とし、その前段にピン・アッティネータ44,4
5を挿入し、この各アッテネータ44,45の減衰量を
前記遅延AGC回路32の出力に従って調整するように
すれば、入力増幅回路4,7への強電界の隣接信号の入
力レベルを抑えることができるため、より効果的であ
る。
は、遅延AGC回路32から端子42を介して出力され
る信号レベルに応じて高周波増幅回路4,7の利得を制
御し得るようにしたが、図6に示す本願発明の第2の実
施形態のように、高周波増幅回路4,7を固定利得の増
幅回路とし、その前段にピン・アッティネータ44,4
5を挿入し、この各アッテネータ44,45の減衰量を
前記遅延AGC回路32の出力に従って調整するように
すれば、入力増幅回路4,7への強電界の隣接信号の入
力レベルを抑えることができるため、より効果的であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、次の
ような効果を奏する。すなわち、本願請求項1記載の発
明は、第1の周波数変換手段により高周波信号を中間周
波数へと変換し、さらに、第2の周波数変換手段によっ
てさらに低い周波数に下げるようになっているため、現
行のイメージ妨害による画質レベルを維持しつつ周波数
を下げることができ、しかも、第1の周波数変換手段と
第2の周波数変換手段との間に高選択度を有するフィル
タが存在しているため、不要な周波数信号を除去するこ
とができ、良好な信号出力を得ることができる。
ような効果を奏する。すなわち、本願請求項1記載の発
明は、第1の周波数変換手段により高周波信号を中間周
波数へと変換し、さらに、第2の周波数変換手段によっ
てさらに低い周波数に下げるようになっているため、現
行のイメージ妨害による画質レベルを維持しつつ周波数
を下げることができ、しかも、第1の周波数変換手段と
第2の周波数変換手段との間に高選択度を有するフィル
タが存在しているため、不要な周波数信号を除去するこ
とができ、良好な信号出力を得ることができる。
【0030】また、本願請求項2記載の発明は、本願請
求項1記載の発明において、デジタル復調回路とチュー
ナ部とを、互いにほぼ電磁的にシールドされた別個の筺
体内に格納したものとしたため、これによれば、デジタ
ル復調回路に設けられたA/Dコンバータに用いるサン
プリング信号と第2の周波数変換手段から出力される低
い中間周波信号との干渉を防止することができる。
求項1記載の発明において、デジタル復調回路とチュー
ナ部とを、互いにほぼ電磁的にシールドされた別個の筺
体内に格納したものとしたため、これによれば、デジタ
ル復調回路に設けられたA/Dコンバータに用いるサン
プリング信号と第2の周波数変換手段から出力される低
い中間周波信号との干渉を防止することができる。
【0031】本願請求項3記載の発明は、本願請求項1
または2記載の発明において、第1,第2の周波数変換
部における局部部発振回路に、スパイラルコイルを用い
たものとしたため、受信機に外部振動などが加わったと
しても、前記局部発信信号が周波数ずれを起こすのを軽
減することができ、マイクロフォニック・ノイズなどの
発生を軽減することができる。
または2記載の発明において、第1,第2の周波数変換
部における局部部発振回路に、スパイラルコイルを用い
たものとしたため、受信機に外部振動などが加わったと
しても、前記局部発信信号が周波数ずれを起こすのを軽
減することができ、マイクロフォニック・ノイズなどの
発生を軽減することができる。
【0032】本願請求項4記載の発明は、本願請求項1
ないし3いずれか記載の発明において、帯域フィルタの
前段において前記第1の周波数変換部から出力された第
1の中間周波信号を検波し、その信号レベルを検出する
検波レベル検出手段を設けると共に、検波レベル検出手
段によって検出された信号レベルに基づき前記高周波増
幅回路の利得を制御する利得制御手段とを備えたものと
したため、復調すべきデジタル放送信号に隣接して強電
界のアナログ放送信号が存在した場合に、そのアナログ
放送信号レベルに応じて高周波増幅回路の利得が設定さ
れるため、過大なアナログ放送信号が発生することはな
くなり、アナログ放送信号による後段への悪影響を軽減
することができる。
ないし3いずれか記載の発明において、帯域フィルタの
前段において前記第1の周波数変換部から出力された第
1の中間周波信号を検波し、その信号レベルを検出する
検波レベル検出手段を設けると共に、検波レベル検出手
段によって検出された信号レベルに基づき前記高周波増
幅回路の利得を制御する利得制御手段とを備えたものと
したため、復調すべきデジタル放送信号に隣接して強電
界のアナログ放送信号が存在した場合に、そのアナログ
放送信号レベルに応じて高周波増幅回路の利得が設定さ
れるため、過大なアナログ放送信号が発生することはな
くなり、アナログ放送信号による後段への悪影響を軽減
することができる。
【0033】また、チューナ部の利得を制御する手段と
して、高周波増幅回路の前段にピンアッテネータを付加
し、ピンアッテネータの減衰率を前記検波レベル検出手
段によって検出された信号レベルに基づき制御するよう
にすれば、より確実に過大な信号の発生を防止すること
ができる。
して、高周波増幅回路の前段にピンアッテネータを付加
し、ピンアッテネータの減衰率を前記検波レベル検出手
段によって検出された信号レベルに基づき制御するよう
にすれば、より確実に過大な信号の発生を防止すること
ができる。
【図1】本発明の実施形態における全体構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるチューナ部の
回路構成を示す図である。
回路構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の実装状態を示す説明
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における局部発信回路
の具体的構成を示す回路図である。
の具体的構成を示す回路図である。
【図5】図4に用いるスパイラル・コイルを示す平面図
である。
である。
【図6】本発明の第2の実施形態におけるチューナ部を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】従来のデジタル地上波用受信機におけるチュー
ナ部を示すブロック図である。
ナ部を示すブロック図である。
4,7高周波増幅回路(高周波増幅手段) 9 第1の周波数変換部 11,13,37 局部部発振回路 15 PLL回路(信号選択手段) 31 検波レベル検出手段 32 利得制御手段 33 帯域フィルタ 34 SAW 43 第2の周波数変換部 44,45 ピンアッテネータ50 チューナ部 55 デジタル復調部 104,105 基板 101,102 筺体 L スパイラル・コイル
Claims (5)
- 【請求項1】 デジタル方式で送信された地上波を選択
的に受信するためのチューナ部と前記チューナ部にて受
信した受信信号をデジタル復調するデジタル復調部を備
えたデジタル地上波用受信機であって、 前記チューナ部は、 アンテナを介して受信された高周波信号を増幅する高周
波増幅手段と、 前記高周波増幅手段より出力された高周波信号の中から
所望の1チャンネルの信号を選択する信号選択手段と、 前記信号選択手段によって選択された高周波信号を第1
の中間周波信号に変換するための第1の周波数変換部
と、 前記第1の周波数変換部から出力される第1の中間周波
信号を第2の中間周波信号に変換する第2の周波数変換
部と、 前記第1の周波数変換部から出力された第1の中間周波
信号から不要な周波数成分を除去する高選択度を有する
帯域フィルタと、を備えると共に、 前記各手段を、同一の基板に保持すると共に、同一の筺
体内に収納することを特徴とするデジタル地上波用受信
機。 - 【請求項2】 デジタル復調回路とチューナ部とを、互
いにほぼ電磁的にシールドされた別個の筺体内に収納し
たことを特徴とする請求項1記載のデジタル地上波用受
信機。 - 【請求項3】 第1,第2の周波数変換部における局部
部発振回路に、スパイラル・コイルを用いたことを特徴
とする請求項1または2記載のデジタル地上波用チュー
ナ。 - 【請求項4】 帯域フィルタの前段において第1の周波
数変換部から出力された第1の中間周波信号を検波し、
検波した信号レベルを検出する検波レベル検出手段を設
けると共に、 前記検波レベル検出手段によって検出された信号レベル
に基づき前記高周波増幅回路の利得を制御する利得制御
手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし3いず
れか記載のデジタル地上波用受信機。 - 【請求項5】 高周波増幅回路の前段にピンアッテネー
タを付加し、ピンアッテネータの減衰率を検波レベル検
出手段によって検出された信号レベルに基づき制御する
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のデジ
タル地上波用受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025335A JPH11225085A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | デジタル地上波用受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025335A JPH11225085A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | デジタル地上波用受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11225085A true JPH11225085A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12163061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10025335A Pending JPH11225085A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | デジタル地上波用受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11225085A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008131359A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Sharp Corp | 受信装置および受信システム |
| US7944511B2 (en) | 2005-10-19 | 2011-05-17 | Sony Corporation | Front-end module and television set |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP10025335A patent/JPH11225085A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7944511B2 (en) | 2005-10-19 | 2011-05-17 | Sony Corporation | Front-end module and television set |
| JP2008131359A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Sharp Corp | 受信装置および受信システム |
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