JPH11225569A - 結球野菜結束装置の引起し装置 - Google Patents

結球野菜結束装置の引起し装置

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JPH11225569A
JPH11225569A JP10033305A JP3330598A JPH11225569A JP H11225569 A JPH11225569 A JP H11225569A JP 10033305 A JP10033305 A JP 10033305A JP 3330598 A JP3330598 A JP 3330598A JP H11225569 A JPH11225569 A JP H11225569A
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JP
Japan
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head
roller
rollers
arm
vegetable
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JP10033305A
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English (en)
Inventor
Hideo Nakajima
英夫 中島
Sadao Takeno
節生 武野
Kensuke Omae
健介 大前
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白菜等の結球野菜の結球部を、冬場の霜等に
よる凍傷等の被害を防ぎ、春先まで圃場で保存するよう
に、結球部より外側に広がった外葉を、自動的に持ち上
げて結球部を覆った状態で結束する結球処理機におい
て、外葉を傷つけることなく確実に引き上げて、結球部
を確実に被装することが困難であった。 【解決手段】 該結球野菜結束装置1の左右側部に平行
リンク機構4a・4bを用いて昇降する円弧状のアーム
8を設け、該アーム内周面に複数個のローラー9・9・
・・を枢支した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白菜等の結球野菜
の外側に広がった外葉を、持ち上げて覆った状態で結束
する結球処理機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、白菜、キャベツ等の結球野菜
は、圃場に苗を移植し、結球野菜の芯となる結球部が形
成されたとき、広がっている外側の外葉を上方に持ち上
げて、前記結球部の上部で結束している。この外葉で結
球部を覆うことによって、結球部の成長が促進され、ま
た、害虫、霜の被害を防止することもでき、広く行われ
ているが、藁や紐等を用いて手作業で行われており、多
量の結球野菜を縛ることは重労働となっていた。そこ
で、トラクタ等の走行作業車両の前部に、外葉を引き起
こす分草体を配置し、該分草体の後方に結球部を覆った
外葉の周囲を紐若しくはビニールテープ等で結束する結
束装置、結束後の紐若しくはビニールテープ等を切断す
る切断部等を配置した白菜結束作業機が特開平7−87
825号で公知となっている。また、走行車体の左右両
側に上部が枢支された板状の摺動体を内側回動させ、左
右の摺動体の間に結球野菜を挟み込むと同時に、摺動体
を上方に平行移動させて、外葉を結球部を覆うように持
ち上げる葉部持上部を配置する技術は特開平5−227
832号で公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の特開平
7−87825号で示す技術においては、板状の分草体
で外葉を上方に持ち上げるようにガイドしているが、分
草体途中部で引っ掛かって外葉を傷つけることが予想さ
れ、また、結球野菜の進行方向に対して前後の外葉を持
ち上げることは不可能なものであった。また、特開平5
−227832号で示す技術においては、平面視円弧状
の摺動体が用いられており、結球野菜の全周の外葉を持
ち上げる構成としているが、その構造は摺動体を内側に
回動させた後に上方へ平行移動させる複雑な構成であ
り、結球野菜を傷つけることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解消するために、畝間を走行し、結球野菜上で停止
し、結束装置で結球野菜の外葉を結束する結球野菜結束
装置において、該結球野菜結束装置の左右側部に平行リ
ンク機構を用いて昇降する円弧状のアームを設け、該ア
ーム内周面に複数個のローラーを枢支した。また、前記
結球野菜結束装置に前低後高に傾斜する分草フレームを
平面視及び正面視で「ハ」字状に設け、該分草フレーム
の分草作用面にローラー部を配置した。さらに前記分草
用ローラー前部に、左右対称に複数個のローラーを略上
下方向に配し、該ローラーを弾性支持部材を用いて進行
方向に対して左右内側に付勢し、分草用ローラー後部に
左右対称にローラーを配して弾性支持部材を用いて進行
方向に対して左右内側に付勢したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明が解決しようとする課題及
び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。図1は本発明の
引起し装置を有する結球野菜の結束装置の全体正面図、
図2は本発明の引起し装置の第一実施例の側面図、図3
は同じく平面図、図4は第二実施例の引起し装置の斜視
図、図5は同じく平面図、図6は第二実施例の引起し装
置と共に使用される補助ガイド装置の斜視図、図7は同
じく平面図、図8は別形態の補助ガイド装置の正面図、
図9は同じく平面図である。
【0006】本発明の結球野菜結束機1の全体構成につ
いて説明する。図1に示すように、結球野菜結束機1の
走行部は、畝上に栽培される結球野菜を跨ぐメインフレ
ーム11と、該メインフレーム11に進行方向に対して
左右位置調整自在に支持される走行駆動輪10・10
と、メインフレーム11に載置される動力部15と、該
動力部15より走行駆動輪10・10に動力を伝達する
動力伝達ケース12等より構成されている。前記メイン
フレーム11には、畝上に栽培される結球野菜の位置を
検出する図示せぬ結球野菜位置検出センサーが配置され
ている。該位置検出センサーは、棒体を結球野菜に当接
させたり、赤外線センサーまたは超音波センサー等が用
いられる。
【0007】また、前記メインフレーム11の左右中央
部には結束装置14が配置され、該結束装置14は、前
記結球野菜位置検出センサーで結球野菜を検出すると、
走行駆動輪10・10への動力伝達を停止し、走行を停
止させた後に、引起し装置3によって持ち上げられた外
葉を結球部を覆った状態で、図示せぬ結束紐の保持装置
より結束紐の一端を支持したアーム杆16が結球部を覆
った外葉の周囲に沿って移動して結束するものである。
【0008】次に、前記結球野菜結束機1のメインフレ
ーム11内に取付けられる本発明の引起し装置3の第一
実施例について説明する。図2、図3に示すように、走
行部のメインフレーム11の左右両側上部に、ブラケッ
ト5が配置され、該ブラケット5に平行にリンク4a・
4bが配置され、その後部が枢支されて平行リンク機構
を構成している。下側のリンク4b後部には、油圧シリ
ンダー等よりなる昇降アクチュエータ6がブラケット5
との間に介装され、昇降アクチュエータ6を伸縮駆動す
ることによってリンク4a・4bを上下に回動できるよ
うにしている。尚、前記昇降アクチュエータ6は、電動
シリンダーや電動モータによって回動するアーム等より
構成することもできる。
【0009】また、前記リンク4a・4b前部に支持体
7が枢支され、前記下側のリンク4b前部には、上側の
リンク4aの枢支ピン7aを中心とした円弧状の溝4d
が形成され、該溝4dにピン7bによって支持板7を支
持しており、支持体7がリンク4a前部の枢支ピン7a
を中心に回動自在となっている。更に、リンク4b前部
下面より下方に当接部4cを突設し、前記支持体7後面
下部との間に弾性体としてスプリング21が介装され、
該支持体7の下部を後方へ引っ張るように付勢してい
る。そして、該支持体7の内側面に外葉を持ち上げるア
ーム8が取り付けられ、該アーム8は前記スプリング2
1によってリンク4a・4bの傾斜と合わせ前低後高の
姿勢となるように付勢されている。
【0010】また、前記アーム8は、図3に示すよう
に、内側を凹状とする略円弧状に形成され、内周部に複
数のローラー9・9・・・を回転自在に枢支している。
該ローラー9・9・・・は、アーム8より中心方向に向
かって突設したローラー支持ステー20・20・・・間
にアーム8と平行に枢支されている。本実施例において
5個のローラー9を円弧状に配置している。また、前記
ローラー9・9は上下に二段形成され、結球野菜の外葉
をガイドし易くしている。
【0011】また、前記ローラー9・9・・・の外周面
はスポンジやゴム等の弾性部材によって被覆し、持ち上
げるときに外葉を傷つけないようにしている。尚、前記
ローラー9・9・・・の代わりに、複数個の球状のボー
ル体を回転自在に支持することで、持ち上げる時に外葉
を傷つけないようにすることもできる。
【0012】更に、図3に示すように、前記支持体7の
内側に上下方向に枢支軸22が設けられ、該枢支軸22
に前記アーム8の前後中央部より突設したステー23が
枢支され、前記アーム8が支持体7に枢支軸22を中心
に前後に回動可能に支持されている。更に、前記支持体
7前部とアーム8前部との間にはバネ24が介装され、
該アーム8の前部が外側に回動するように付勢され、左
右のアーム8・8の前部が広げられて、その間に結球野
菜が入り込み易いようにしている。また、前記バネ24
の付勢力に抗して左右のアーム8・8の後部を外側に押
し広げることで、アーム8・8内に入り込んだ結球野菜
を後方に移動させている。
【0013】よって、前記リンク4a・4bを下方に回
動させ、左右のアーム8・8前部を外側に広げた状態
で、走行車両を前進させると、アーム8前部が結球野菜
の外葉の下側に入り、左右のアーム8・8の間に結球野
菜が入り、図3の二点鎖線8’の如く、アーム8・8の
後部が結球野菜によって押されて後方へ回動し、アーム
8・8の前後中央に結球野菜が位置すると、前記結球野
菜位置検出センサーが結球野菜を検知し、走行車両の進
行を停止する。
【0014】次に、前記昇降アクチュエータ6を伸長し
てリンク4a・4bを上方へ回動し、アーム8も同時に
上方回動され、このとき該アーム8は結球野菜の葉に接
して上昇するときの抵抗によって水平状となり、左右の
アーム8・8が外葉を上方に持ち上げる。その際に、ロ
ーラー9・9・・・が外葉に当接して回転しながら持ち
上げられるので、外葉が傷つけられることはない。ま
た、支持体7が前後に揺動可能に枢支されているので、
無理な力がかからず、外葉を傷つけることなく、正確に
上方まで持ち上げることができる。
【0015】そして、前記昇降アクチュエータ6の伸長
によって外葉が結球部を覆うと、前記結束装置14を駆
動させて、被覆した外葉の上部を結束する。結束後に、
リンク4a・4bを下降し、走行車両を前進させると、
結球野菜によって図中の二点鎖線8”の如く、アーム8
・8後部が外側に押し広げられ、アーム8・8後部より
結球野菜が後方に移動される。その後に、バネ24の付
勢力に従ってアーム8・8後部が内側に回動され、アー
ム8・8前部が外側に回動され、前部より結球野菜を入
り込む状態とする。そして、前記の外葉を持ち上げる作
業、結束作業が繰り返され、畝上に連続的に栽培されて
いる結球野菜の外葉が結束されて行く。
【0016】次に、前記引起し装置3’の第二実施例に
ついて説明する。図4、図5に示すように、第二実施例
は、略「コ」字状の分草フレーム25を用いて走行車両
の進行とともに外葉を徐々に持ち上げて行くようにして
いる。前記分草フレーム25開放側端部が、前外側に向
けて広がるように傾斜部25a・25aが形成され、傾
斜部25a・25a下端部にゲージ輪26・26が枢支
されている。前記傾斜部25a・25aは、平面視及び
正面視において「ハ」字状に形成され、該傾斜部25a
の前後部より内側に向けて枢支ステー27・27が突設
され、該枢支ステー27・27の間位置に分草用のロー
ラー28が枢支され、分草作用と外葉を持ち上げる作用
が働くようにしている。前記ローラー28・28上部の
間隔は、栽培された結球野菜の幅に合わせられ、外葉を
持ち上げて結球部に沿うように押し付けている。
【0017】また、前記ローラー28の外径を上方に向
けて大径となるように略円錐状に形成することもでき
る。更に、前記ローラー28を図示せぬモータ等によっ
て駆動して、各ローラーを図5中の矢印29のように、
外葉を持ち上げる方向に回動する構成とすることもでき
る。
【0018】よって、走行車両に第二実施例の分草フレ
ーム25を上下位置を調整して取付けて、前記ゲージ輪
26・26を畝の左右外側の溝を通過するように配置す
る。そして、走行車両を進行させて行くと、前記ローラ
ー28の前部が、外側に広がった外葉の下方を潜り、ロ
ーラー28に沿って上方に持ち上げて行く。この時、前
記ローラー28が自転するので、上方にガイドされる外
葉が途中で引っ掛かり、傷ついたり千切れる等の不具合
がなくなっている。そして、前記ローラー28・28の
後部に達するまで外葉をガイドすると、この外葉で結球
野菜の結球部を被装し、この位置を前記結球野菜位置検
出センサーが検出し、走行車両の進行を停止するととも
に、結束装置14を駆動し、結球部が外葉で被覆された
状態で結束される。
【0019】また、前記第二実施例の引起し装置3’を
使用する場合には、図6、図7に示す補助ガイド装置3
0が使用される。該補助ガイド装置30は引起し装置
3’のローラー28・28の左右外側に前後に配置する
支持フレーム31・31、該支持フレーム31前部に支
持される前引起しローラー32・32、支持フレーム3
1後部に支持される後引起しローラー33・33等より
構成されている。
【0020】前記支持フレーム31をL型に形成して、
前部を下方に延出し、下部に補助輪34が枢支されてい
る。該補助輪34を畝側方の溝上を走行するように前記
支持フレーム31がメインフレーム11上に取付けられ
ている。
【0021】前記支持フレーム31前上部にブラケット
35が固設され、該ブラケット35に前揺動アーム36
を上下に揺動自在に枢支し、揺動アーム36内側端部を
後下方に向けて突設している。該前揺動アーム36途中
部とブラケット35との間にコイルバネ40等の弾性体
を介装し、前揺動アーム36内端部を上方に付勢する弾
性支持部材が構成されている。前記前揺動アーム36
は、図示せぬストッパーで上方回動が規制されている。
【0022】前記前揺動アーム36途中部より内側斜め
後上方に向け第二アーム38を突設し、該第二アーム3
8端部に前引起しローラー32を枢支している。該前引
起しローラー32の軸芯を内斜め前方に傾斜状に配し、
結球野菜の前面に当接し、外葉を押さえ付け易くしてい
る。
【0023】また、前記前揺動アーム36内端部に株検
出部材としての株元ガイドローラー37が枢支され、該
株元ガイドローラー37を畝上の結球野菜の株元に確実
に当接させて、外葉を根元より持ち上げるようにしてい
る。更に、株元に沿わして株元ガイドローラー37を略
左右方向に移動させると、前記コイルバネ40の付勢力
に抗して前揺動アーム36を上下に回動し、該前揺動ア
ーム36にともなわれて前引起しローラー32が外下方
に回動して結球野菜を迂回する。前記株元ガイドローラ
ー37は、略球状に形成され、株元に当接し易くしてい
る。
【0024】尚、前記ブラケット35に前揺動アーム3
6を枢支し、株元ガイドローラー37で株元を検知し、
前引起しローラー32を左右外側に回動させる構成とし
ているが、株元ガイドローラー37を株元に沿わせ、前
引起しローラー32を結球野菜を迂回させる構成であれ
ば、第二アーム38をブラケット35に枢支し、該第二
アーム38途中部より内側斜め前下方に前揺動アーム3
6を突設する構成としてもよい。更に、前記分草用のロ
ーラー28前部には、株元ガイドローラー37と前引起
しローラー32との二個のローラーが配されているが、
ローラーの数を限定するものでなく、複数のローラーを
配置して、外葉を確実に保持できる構成とすることもで
きる。
【0025】また、前記支持フレーム31後部には、内
前方に向けて後揺動アーム39が突設されている。前記
後揺動アーム39内端部には、上下に長い後引起しロー
ラー33が枢支されている。前記後揺動アーム39途中
部と支持フレーム31後部との間にコイルバネ41が介
装され、後揺動アーム39前部を上方に付勢した弾性支
持部材が構成される。後揺動アーム39を図示せぬスト
ッパーで規制し、後引起しローラー33が平面視で略
「ハ」字状に配され、後引起しローラー33・33間に
搬送されてくる結球野菜後面の左右両側が当接される。
【0026】このように走行車両に引起し装置3’と補
助ガイド装置30とを装着して畝間を進行させると、畝
上の結球野菜が左右の前記株元ガイドローラー37・3
7の間を通過しようと、結球野菜の株元の後部に株元ガ
イドローラー37・37が当接される。該株元ガイドロ
ーラー37・37は、図7の右側に示す如く、前揺動ア
ーム36を下方に回動させながら株元ガイドローラー3
7・37を外側に回動し、同時に前引起しローラー32
が外側下方に回動され、該前引起しローラー32が結球
野菜の側方を通過し、結球野菜前側に移動される。
【0027】そして、株元ガイドローラー37・37が
結球野菜の株元前部に達すると、株元ガイドローラー3
7が内側に移動するように前揺動アーム36が上方に付
勢される。この内側に移動する株元ガイドローラー37
で、結球野菜前部の外葉を上方に持ち上げる。続いて結
球野菜が後方に移動されると株元ガイドローラー37が
株元より離れるが、前引起しローラー32が内後方に回
動させるように前揺動アーム36が上方に付勢され、外
葉を持ち上げた状態で維持される。この時、図7の左側
のように前記引起し装置3’のローラー28・28で結
球野菜の左右外側に広がる外葉を前述する如く持ち上げ
ている。この左右外側の外葉が持ち上げられるに連れ
て、結球野菜後部側の外葉が若干持ち上げられ、前記後
引起しローラー33・33に当接されるので、結球野菜
の全周の外葉が持ち上げられている。
【0028】そして、この位置の結球野菜を前記結球野
菜位置検出センサーで検出し、走行車両の進行を停止す
るとともに、結束装置14が駆動し、結球部を外葉で被
装した状態で結球野菜が結束される。結束後に走行車両
を進行させると、図7の右側に示す如く、結球野菜が後
引起しローラー33・33をコイルバネ41の付勢力に
抗して外下方に退避し、結球野菜を引っ掛けることな
く、走行車両を進行させ、次の株を結束する作業に移る
ことができる。このように、引き起し結束作業を順次行
って、畝上の全ての結球野菜の外葉を確実に結束でき、
結球部が霜の影響を受けたり、虫害を受けることなく圃
場において保存することができる。
【0029】次に、補助ガイド装置30’の第二形態に
ついて説明する。図8、図9に示すように、支持フレー
ム31前下部にブラケット35’を固設し、該ブラケッ
ト35’に水平内側に弾性支持部材としてダンパー等の
伸縮部材43の固定側の固定部43aを固設する。該伸
縮部材43内側の可動部43b端部に株検知部材として
の株元ガイドローラー37を枢支し、可動部43b途中
部より内側斜め上後方に第二アーム38’を突設し、端
部に前引起しローラー32を枢支している。前記株元ガ
イドローラー37に結球野菜の株元が当接され、可動部
43bが外側に移動されるとともに、前引起しローラー
32を外側に移動させ、前引起しローラー32が結球野
菜の側方を迂回する。
【0030】また、補助ガイド装置30’の第二形態に
おいても、支持フレーム31後部にコイルバネ41で上
方に付勢される後揺動アーム39を枢支し、該後揺動ア
ーム39内端部に後引起しローラー33・33を枢支
し、ローラー28・28で持ち上げた外葉を後方より押
さえ付けている。
【0031】よって、この補助ガイド装置30’の第二
形態においても、株元ガイドローラー37を結球野菜の
株元に沿って移動させ、図9の右側に示すように、伸縮
部材43、第二アーム38’を介して前引起しローラー
32が結球野菜を迂回する。前記株元ガイドローラー3
7が株元前部に達して、伸縮部材43の可動部43bの
内方向への付勢力で、株元ガイドローラー37が内側に
移動して結球野菜前部の外葉を持ち上げるとともに、前
引起しローラー32も内側に移動して結球野菜前部の外
葉を持ち上げた状態で押さえ付けている。この時、前記
ローラー28・28で結球野菜側部の外葉を持ち上げら
れ、結球野菜後部の外葉が後引起しローラー33・33
で持ち上げた状態に押し付け、結球野菜全周の外葉が持
ち上げられている。
【0032】そして、この位置の結球野菜を前記結球野
菜位置検出センサーで検出し、走行車両の進行を停止す
るとともに、結束装置14が駆動し、結球部を外葉で被
装した状態で結球野菜が結束される。このように、引き
起し結束作業を順次行って、畝上の全ての結球野菜の外
葉を確実に結束でき、結球部が霜の影響を受けたり、、
虫害を受けることなく圃場において保存することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は次
のような効果を奏するものである。即ち、請求項1記載
のように、畝間を走行し、結球野菜上で停止し、結束装
置で結球野菜の外葉を結束する結球野菜結束装置におい
て、該結球野菜結束装置の左右側部にリンクを用いて昇
降する円弧状のアームを設け、該アーム内周面に複数個
のローラーを枢支したことによって、アームで結球野菜
の外周を外葉の下側より被装し、この状態よりアームを
上昇させても外葉を持ち上げても、ローラーによってス
ムーズにガイドされ、外葉がアームに引っ掛かって破れ
たり、千切れたりすることんなくなり、結球野菜の結球
部を確実に外葉で被装することができ、結束機で確実に
結束でき、結球部が霜の影響を受けたり、虫害を受ける
ことなく圃場において保存することができる。
【0034】また、請求項2記載の如く、畝間を走行
し、結球野菜上で停止し、結束機で結球野菜の外葉を結
束する結球野菜結束装置において、結球野菜結束装置に
前低後高に傾斜し、平面視及び正面視で「ハ」字状に分
草用ローラーを配置したことによって、複雑な構成とな
る昇降機構を用いない分草ローラーによって、結球野菜
の左右外側に広がった外葉を途中部で引っかけることな
く円滑に持ち上げるようにガイドすることができ、構成
がシンプルでありコストを抑えることができる。そし
て、「ハ」字状に形成したローラーの終端部において
は、結球野菜の結球部を外葉で被装することができ、結
束装置で結束して、結球部が霜の影響を受けたり、虫害
を受けることなく圃場において保存することができる。
【0035】また、請求項3記載の如く、平面視及び正
面視で「ハ」字状の前記分草用のローラーの前方に、左
右対称に複数個のローラーを略上下方向に配し、該ロー
ラーを弾性支持部材を用いて進行方向に対して左右内側
に付勢し、分草用ローラー後方に左右対称にローラーを
配して弾性支持部材を用いて進行方向に対して左右内側
に付勢したことによって、分草用ローラー前部に複数配
したローラーの内で最下部のローラーを畝上に栽培され
る結球野菜の株元に当接し、機体を進行させるに連れて
このローラーが株元に沿って左右に移動し、全てのロー
ラーを結球野菜の側方を迂回させ、結球野菜の前部に移
動して、この部分の外葉を持ち上げることができる。同
時に分草用ローラー後部のローラーによって結球野菜の
後部の外葉を持ち上げており、「ハ」字状に形成した分
草用ローラーによって持ち上げることのできなかった結
球野菜の前側と後側の外葉を引き起こした状態で保持
し、結球野菜の全周の外葉を持ち上げた状態で結束でき
る。よって、動力機構を用いないシンプルで安価な構成
において結球野菜の結球部を確実に外葉で被装すること
ができ、結束装置で確実に結束でき、結球部が霜の影響
を受けたり、虫害を受けることなく圃場において保存す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引起し装置を有する結球野菜の結束装
置の全体正面図である。
【図2】本発明の引起し装置の第一実施例の側面図であ
る。
【図3】同じく平面図である。
【図4】第二実施例の引起し装置の斜視図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】第二実施例の引起し装置と共に使用される補助
ガイド装置の斜視図である。
【図7】同じく平面図である。
【図8】別形態の補助ガイド装置の正面図である。
【図9】同じく平面図である。
【符号の説明】
1 結球野菜結束機 3 引起し装置 4 リンク 8 アーム 9 ローラー 14 結束装置 25 分草フレーム 28 ローラー 32 前引起しローラー 33 後引起しローラー 36 前揺動アーム 39 後揺動アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畝間を走行し、結球野菜上で停止し、結
    束装置で結球野菜の外葉を結束する結球野菜結束装置に
    おいて、該結球野菜結束装置の左右側部に平行リンク機
    構を用いて昇降する円弧状のアームを設け、該アーム内
    周面に複数個のローラーを枢支したことを特徴とする結
    球野菜結束装置の引起し装置。
  2. 【請求項2】 畝間を走行し、結球野菜上で停止し、結
    束装置で結球野菜の外葉を結束する結球野菜結束装置に
    おいて、該結球野菜結束装置に前低後高に傾斜し、平面
    視及び正面視で「ハ」字状に分草用ローラーを配置した
    ことを特徴とする結球野菜結束装置の引起し装置。
  3. 【請求項3】 平面視及び正面視で「ハ」字状の前記分
    草用ローラー前方に、左右対称に複数個のローラーを略
    上下方向に配し、該ローラーを弾性支持部材を用いて進
    行方向に対して左右内側に付勢し、分草用ローラー後方
    に左右対称にローラーを配して弾性支持部材を用いて進
    行方向に対して左右内側に付勢したことを特徴とする請
    求項2記載の結球野菜結束装置の引起し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021145562A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 東洋精機株式会社 野菜結束装置
JP2023077000A (ja) * 2021-11-24 2023-06-05 東洋精機株式会社 野菜結束装置

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JP2021145562A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 東洋精機株式会社 野菜結束装置
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