JPH11225770A - アスヒブヤ・ゴシピのゲノムdna配列及びその使用 - Google Patents
アスヒブヤ・ゴシピのゲノムdna配列及びその使用Info
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- JPH11225770A JPH11225770A JP10076818A JP7681898A JPH11225770A JP H11225770 A JPH11225770 A JP H11225770A JP 10076818 A JP10076818 A JP 10076818A JP 7681898 A JP7681898 A JP 7681898A JP H11225770 A JPH11225770 A JP H11225770A
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- C07K14/37—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from fungi
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- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/0004—Oxidoreductases (1.)
- C12N9/0006—Oxidoreductases (1.) acting on CH-OH groups as donors (1.1)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 これまでほとんど特徴づけられていない糸状
菌アスヒブヤ ゴシピ(Ashbya gossypi
i)の比較遺伝子及びゲノム分析によりそれを特徴づけ
ることである。 【解決手段】 アスヒブヤ ゴシピのランダム ゲノム
フラグメントの末端配列決定から得られるゲノムDN
A配列を提供することである。
菌アスヒブヤ ゴシピ(Ashbya gossypi
i)の比較遺伝子及びゲノム分析によりそれを特徴づけ
ることである。 【解決手段】 アスヒブヤ ゴシピのランダム ゲノム
フラグメントの末端配列決定から得られるゲノムDN
A配列を提供することである。
Description
【0001】本発明は、糸状菌アスヒブヤ・ゴシピ(A
shbya gossypii)のランダム ゲノム
フラグメントの末端配列決定から得られるゲノムDNA
配列及びその使用に関する。植物病原性菌類アスヒブヤ
・ゴシピは、熱帯及び亜熱帯地域において植物病原体と
して最初に単離された糸状的に増殖する子ノウ菌であ
る。それは、綿植物の子房壁を感染せしめ(Ashby
S.F.and Nowell W.(1926)A
nn.Botany 40:69−84)、そしてま
た、トマト及びカンキツ類の果実からも単離されている
(Phaff H.J.and Starmer W.
t.(1987)“The Yeasts”,Vol.
1 Rose A.H.,Harrison,J.S.
(eds.),AcademicPress,Lond
on,123;Dammer K.H.and Rav
elo H.G.(1990),Arch.Phyto
pathol.Pflanzenschutz,Ber
lin 26:71−78 Dammer andRa
velo,1990)。子房壁の感染は、刺性−吸引性
昆虫によるA.ゴシピ菌糸体断片又は胞子の伝達により
引き起こされ、そして小紅斑性真菌症(stigmat
omycosis)と呼ばれる疾病を引き起こす。
shbya gossypii)のランダム ゲノム
フラグメントの末端配列決定から得られるゲノムDNA
配列及びその使用に関する。植物病原性菌類アスヒブヤ
・ゴシピは、熱帯及び亜熱帯地域において植物病原体と
して最初に単離された糸状的に増殖する子ノウ菌であ
る。それは、綿植物の子房壁を感染せしめ(Ashby
S.F.and Nowell W.(1926)A
nn.Botany 40:69−84)、そしてま
た、トマト及びカンキツ類の果実からも単離されている
(Phaff H.J.and Starmer W.
t.(1987)“The Yeasts”,Vol.
1 Rose A.H.,Harrison,J.S.
(eds.),AcademicPress,Lond
on,123;Dammer K.H.and Rav
elo H.G.(1990),Arch.Phyto
pathol.Pflanzenschutz,Ber
lin 26:71−78 Dammer andRa
velo,1990)。子房壁の感染は、刺性−吸引性
昆虫によるA.ゴシピ菌糸体断片又は胞子の伝達により
引き起こされ、そして小紅斑性真菌症(stigmat
omycosis)と呼ばれる疾病を引き起こす。
【0002】A.ゴシピの核型を特徴づける研究はこれ
まで行なわれて来た(Wright,1990;Wen
dland,1993;Gaudenz,1994,
“The small genome of the
filamentous fungus Ashbya
gossypii Assessment of t
he Karyotype”,Diploma The
sis,Department of Applied
Microbiology,Biocenter,U
niversity Basel)。A.ゴシピのゲノ
ムが8.85Mbの完全な核ゲノムサイズを有すること
が、サイズマーカーとしてこれまで知られている長さの
酵母染色体を用いて見出された。
まで行なわれて来た(Wright,1990;Wen
dland,1993;Gaudenz,1994,
“The small genome of the
filamentous fungus Ashbya
gossypii Assessment of t
he Karyotype”,Diploma The
sis,Department of Applied
Microbiology,Biocenter,U
niversity Basel)。A.ゴシピのゲノ
ムが8.85Mbの完全な核ゲノムサイズを有すること
が、サイズマーカーとしてこれまで知られている長さの
酵母染色体を用いて見出された。
【0003】A.ゴシピは、スペルモフトラセアエ(S
permophthoraceae)の科に属するエン
ドミケス目(endomycetales)に系統的に
分類される(Lodder J.(1970)Gene
ral Classification of the
yeasts,“The Yeasts”,Lodd
er J.(edt.),North Holland
Publishing Company,Amste
rdam−London,1 ff Lodder,1
970)。この分類は、胞子ノウと呼ばれる分節菌体に
おいて増殖する胞子が、減数分裂の最終生成物として定
義される子ノウ胞子のように見える観察に基づかれてい
る(Muller E.und Loffler W.
(1971)Mykologie,GrundriB
der Pilzkunde,DTV−Thieme,
Stuttgart,37ff)。
permophthoraceae)の科に属するエン
ドミケス目(endomycetales)に系統的に
分類される(Lodder J.(1970)Gene
ral Classification of the
yeasts,“The Yeasts”,Lodd
er J.(edt.),North Holland
Publishing Company,Amste
rdam−London,1 ff Lodder,1
970)。この分類は、胞子ノウと呼ばれる分節菌体に
おいて増殖する胞子が、減数分裂の最終生成物として定
義される子ノウ胞子のように見える観察に基づかれてい
る(Muller E.und Loffler W.
(1971)Mykologie,GrundriB
der Pilzkunde,DTV−Thieme,
Stuttgart,37ff)。
【0004】しかしながら、いくつかの観点において、
A.ゴシピは、他の糸状菌よりも出芽酵母サッカロミセ
ス セレビシアエ(Saccharomyces ce
revisiae)により密接に類似する。たとえば、
相同組換えが、形質転換DNAの組込みの主要モードで
あることが見出されており(Steiner S.(1
991),Diplomarbeit,Institu
t fur Mikro−und Molekular
biologie der Justus Liebi
g Universitat GieBenStein
erなど.,1995)、これは多くの他の糸状菌にお
いて見出され来た発見と対照をなしている(Finch
am J.R.S.(1989)Tronsforma
tionin fungi,Microbiol.Re
v.53(1):148−170)。
A.ゴシピは、他の糸状菌よりも出芽酵母サッカロミセ
ス セレビシアエ(Saccharomyces ce
revisiae)により密接に類似する。たとえば、
相同組換えが、形質転換DNAの組込みの主要モードで
あることが見出されており(Steiner S.(1
991),Diplomarbeit,Institu
t fur Mikro−und Molekular
biologie der Justus Liebi
g Universitat GieBenStein
erなど.,1995)、これは多くの他の糸状菌にお
いて見出され来た発見と対照をなしている(Finch
am J.R.S.(1989)Tronsforma
tionin fungi,Microbiol.Re
v.53(1):148−170)。
【0005】さらに、A.ゴシピのTEF,LEU2及
びTHR4遺伝子(Altmann−Johl and
Philippsen,1996;Mohr,May
1997;Steiner and Philipp
sen,1994)の配列分析は、S.セレビシアエに
おけるそれらの機能的相同体に対して高い配列の相同性
を同定している。さらに、後者の遺伝子に関しては、隣
接する相同ORFのシンテニー(位置的に保存された)
配置が見出された。完全に配列決定された対照のゲノ
ム、たとえばS.セレビシアエの増殖数は、遺伝子技法
の適用と同時に、又はその適用の前でさえ、これまでほ
とんど特性決定されていない生物、たとえばA.ゴシピ
の急速な比較遺伝子及びゲノム分析のための新しい見込
みを提供する。
びTHR4遺伝子(Altmann−Johl and
Philippsen,1996;Mohr,May
1997;Steiner and Philipp
sen,1994)の配列分析は、S.セレビシアエに
おけるそれらの機能的相同体に対して高い配列の相同性
を同定している。さらに、後者の遺伝子に関しては、隣
接する相同ORFのシンテニー(位置的に保存された)
配置が見出された。完全に配列決定された対照のゲノ
ム、たとえばS.セレビシアエの増殖数は、遺伝子技法
の適用と同時に、又はその適用の前でさえ、これまでほ
とんど特性決定されていない生物、たとえばA.ゴシピ
の急速な比較遺伝子及びゲノム分析のための新しい見込
みを提供する。
【0006】上記の観点から、本発明は、アスヒブヤ
ゴシピのランダム ゲノム フラグメントの末端配列決
定から得られるゲノムDNA配列を提供する。特に、本
発明は、表1〜表101に列挙される一連のクローンか
ら得られ、そして添付する配列表に示されるA.ゴシピ
のゲノムDNA配列に関する。それらのA.ゴシピ配列
のいくつかは、S.セレビシアエ配列に対して、及び他
の糸状菌、たとえば糸状菌における増殖のために特異的
に必要とされるORFからの配列に対して相同である。
それらのA.ゴシピ配列の他のもの、たとえば表102
〜表104に示されるものは、いづれか他の菌類からの
既知の配列に対して相同性を有さない配列を含めて、
S.セレビシアエ配列に対して相同性を有さない。本発
明の配列は、法医学的な同定、染色体マッピング、染色
体同定、及び既知で且つ有用な機能の遺伝子の標識化に
おいて特に使用される。それらの方法は、当業者により
容易に実施され得る。本発明はまた、本発明の配列を含
んで成るキメラ遺伝子、そのようなキメラ遺伝子を含ん
で成る組換えベクター(ここで、前記ベクターは宿主を
安定して形質転換することができる)、及びそのような
ベクターにより安定して形質転換された宿主にも関す
る。好ましい宿主は、菌類、たとえばA.ゴシピ、及び
細菌である。
ゴシピのランダム ゲノム フラグメントの末端配列決
定から得られるゲノムDNA配列を提供する。特に、本
発明は、表1〜表101に列挙される一連のクローンか
ら得られ、そして添付する配列表に示されるA.ゴシピ
のゲノムDNA配列に関する。それらのA.ゴシピ配列
のいくつかは、S.セレビシアエ配列に対して、及び他
の糸状菌、たとえば糸状菌における増殖のために特異的
に必要とされるORFからの配列に対して相同である。
それらのA.ゴシピ配列の他のもの、たとえば表102
〜表104に示されるものは、いづれか他の菌類からの
既知の配列に対して相同性を有さない配列を含めて、
S.セレビシアエ配列に対して相同性を有さない。本発
明の配列は、法医学的な同定、染色体マッピング、染色
体同定、及び既知で且つ有用な機能の遺伝子の標識化に
おいて特に使用される。それらの方法は、当業者により
容易に実施され得る。本発明はまた、本発明の配列を含
んで成るキメラ遺伝子、そのようなキメラ遺伝子を含ん
で成る組換えベクター(ここで、前記ベクターは宿主を
安定して形質転換することができる)、及びそのような
ベクターにより安定して形質転換された宿主にも関す
る。好ましい宿主は、菌類、たとえばA.ゴシピ、及び
細菌である。
【0007】さらに、本発明は、A.ゴシピ及びS.セ
レビシアエにおける一次構造の高い相同性及びそれによ
り得られる配列に基づいてのA.ゴシピのORFの同定
及び特性決定に関する。本発明はまた、ゲノム間比較に
よるこの子ノウ菌の遺伝子及び遺伝子機構を特性決定
し、選択マーカーとして使用され得る生合成遺伝子を同
定し、相同及び非相同情況への適用のためのプロモータ
ー及びターミネーターを単離し、推定上のセントロメア
含有クローン、すなわちゲノム機構についての一般的な
情報を見出し、そしてさらに、A.ゴシピ特異的遺伝子
の同定を可能にする、S.セレビシアエ又はいづれか他
の生物に対して相同性を有さないORF含有の単一読取
り配列(SRS)を同定するために、配列表に提供され
るA.ゴシピ配列の使用にも関する。
レビシアエにおける一次構造の高い相同性及びそれによ
り得られる配列に基づいてのA.ゴシピのORFの同定
及び特性決定に関する。本発明はまた、ゲノム間比較に
よるこの子ノウ菌の遺伝子及び遺伝子機構を特性決定
し、選択マーカーとして使用され得る生合成遺伝子を同
定し、相同及び非相同情況への適用のためのプロモータ
ー及びターミネーターを単離し、推定上のセントロメア
含有クローン、すなわちゲノム機構についての一般的な
情報を見出し、そしてさらに、A.ゴシピ特異的遺伝子
の同定を可能にする、S.セレビシアエ又はいづれか他
の生物に対して相同性を有さないORF含有の単一読取
り配列(SRS)を同定するために、配列表に提供され
るA.ゴシピ配列の使用にも関する。
【0008】関連する対のゲノム配列を得るためにラン
ダムに取られたA.ゴシピショットガンクローンの末端
を配列決定するための方法が、本発明に包含される。前
記関連する対のゲノム配列は、S.セレビシアエ、他の
菌類又は他の生物からの機能的に特徴づけられているか
又は特徴づけられていない遺伝子に対する相同性を示す
か又は相同性を欠いているオープンリーディングフレー
ム(ORF)の同定のために使用され得る。添付する配
列表において提供される配列情報は、本明細書に記載さ
れるようなPCRに基づく遺伝子標的化方法によりアス
ヒブヤにおける遺伝子欠失を生ぜしめるために十分であ
る。
ダムに取られたA.ゴシピショットガンクローンの末端
を配列決定するための方法が、本発明に包含される。前
記関連する対のゲノム配列は、S.セレビシアエ、他の
菌類又は他の生物からの機能的に特徴づけられているか
又は特徴づけられていない遺伝子に対する相同性を示す
か又は相同性を欠いているオープンリーディングフレー
ム(ORF)の同定のために使用され得る。添付する配
列表において提供される配列情報は、本明細書に記載さ
れるようなPCRに基づく遺伝子標的化方法によりアス
ヒブヤにおける遺伝子欠失を生ぜしめるために十分であ
る。
【0009】そのような分析における成功のための主な
必要条件の1つは、比較的コンパクトな組織化されたゲ
ノムである。これは、限定された長さの単一の読取り配
列(SRS)分析からの最大の情報を得るために必要と
される。A.ゴシピは、そのようなコンパクトゲノムを
表わす。短い遺伝子間領域のアスヒブヤ ゲノム内での
存在及びイントロンのまれな存在は、大部分のSRSに
おける読取り枠(ORF)への適合性の発見の確率を高
める。従って、本発明の1つの態様は、A.ゴシピOR
Fについての完全な配列情報を必要としないで、それら
のS.セレビシアエ相同物の配列比較によりA.ゴシピ
ORFを同定し、そして特徴づけるための方法である。
そのノックアウトが非増殖表現型を導びく、アスヒブヤ
遺伝子の特性決定のための方法もまた、本発明により包
含される。
必要条件の1つは、比較的コンパクトな組織化されたゲ
ノムである。これは、限定された長さの単一の読取り配
列(SRS)分析からの最大の情報を得るために必要と
される。A.ゴシピは、そのようなコンパクトゲノムを
表わす。短い遺伝子間領域のアスヒブヤ ゲノム内での
存在及びイントロンのまれな存在は、大部分のSRSに
おける読取り枠(ORF)への適合性の発見の確率を高
める。従って、本発明の1つの態様は、A.ゴシピOR
Fについての完全な配列情報を必要としないで、それら
のS.セレビシアエ相同物の配列比較によりA.ゴシピ
ORFを同定し、そして特徴づけるための方法である。
そのノックアウトが非増殖表現型を導びく、アスヒブヤ
遺伝子の特性決定のための方法もまた、本発明により包
含される。
【0010】本発明の特定の態様においては、 (a)添付する配列表において提供されるゲノムpAG
クローンのアスヒブヤ配列中に、選択マーカー、及び適
切なクローニングベクターからの隣接する複数のクロー
ニング領域を含んで成るキメラ遺伝子構造体を挿入し; (b)適切な宿主系における前記選択マーカー遺伝子に
より分裂されたアスヒブヤ配列を担持するクローンを選
択し; (c)(a)の分裂カセットによりアスヒブヤを形質転
換し; (d)前記選択マーカーモジュールの組込みの部位のま
わりのDNA配列分析により前記分裂されたオープンリ
ーディングフレーム(ORF)を示し、そして前記選択
マーカーモジュールの配向を決定し;そして (e)前記分裂部位での欠失/挿入がいづれかの表現型
の変更をもたらすかどうかを決定する; ことを含んで成る、アスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確
認のための方法が提供される。
クローンのアスヒブヤ配列中に、選択マーカー、及び適
切なクローニングベクターからの隣接する複数のクロー
ニング領域を含んで成るキメラ遺伝子構造体を挿入し; (b)適切な宿主系における前記選択マーカー遺伝子に
より分裂されたアスヒブヤ配列を担持するクローンを選
択し; (c)(a)の分裂カセットによりアスヒブヤを形質転
換し; (d)前記選択マーカーモジュールの組込みの部位のま
わりのDNA配列分析により前記分裂されたオープンリ
ーディングフレーム(ORF)を示し、そして前記選択
マーカーモジュールの配向を決定し;そして (e)前記分裂部位での欠失/挿入がいづれかの表現型
の変更をもたらすかどうかを決定する; ことを含んで成る、アスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確
認のための方法が提供される。
【0011】本発明のさらなる態様は、 (a)選択マーカーモジュールを包含する末端ショート
フランキングホモロジー領域(Short Flank
ing Homology regions)を含んで
成る遺伝子標的化のためのカセットを設計し; (b)A.ゴシピ中に(a)の遺伝子標的化カセットを
トランスフェクトし、そして形質転換体を選択し; (c)適切な試験法を適用することによって正しい遺伝
子標的化を確かめ;そして (e)前記分裂部位での欠失/挿入がいづれかの表現型
の変更をもたらすかどうかを決定する; ことを含んで成る、アスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確
認のための方法に関する。
フランキングホモロジー領域(Short Flank
ing Homology regions)を含んで
成る遺伝子標的化のためのカセットを設計し; (b)A.ゴシピ中に(a)の遺伝子標的化カセットを
トランスフェクトし、そして形質転換体を選択し; (c)適切な試験法を適用することによって正しい遺伝
子標的化を確かめ;そして (e)前記分裂部位での欠失/挿入がいづれかの表現型
の変更をもたらすかどうかを決定する; ことを含んで成る、アスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確
認のための方法に関する。
【0012】さらに、三重選択マーカーモジュールを包
含するアスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確認のための方
法が本発明により包含され、ここで前記方法は、(a)
アスヒブヤ ゲノム内の興味あるもの(プロモーター交
換変異体)のコード配列の開始コドンの前に、レポータ
ー、選択マーカー、及び好ましくは調節可能プロモータ
ーである強力プロモーターを挿入し;(b)前記(a)
のプロモーター交換変異体及び野生型株のそれぞれに増
殖のための可能性ある抗真菌剤を適用し;そして(c)
前記強力プロモーター変換変異体の増殖又は非増殖表現
型を同定する;ことを含んで成る。
含するアスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確認のための方
法が本発明により包含され、ここで前記方法は、(a)
アスヒブヤ ゲノム内の興味あるもの(プロモーター交
換変異体)のコード配列の開始コドンの前に、レポータ
ー、選択マーカー、及び好ましくは調節可能プロモータ
ーである強力プロモーターを挿入し;(b)前記(a)
のプロモーター交換変異体及び野生型株のそれぞれに増
殖のための可能性ある抗真菌剤を適用し;そして(c)
前記強力プロモーター変換変異体の増殖又は非増殖表現
型を同定する;ことを含んで成る。
【0013】形質転換後にA.ゴシピに対する耐性表現
型を付与することができ、又は形質転換体が形質転換さ
れていないクローン、たとえばScLEU2,KanM
X,KanSC又はGEN3から分離され得るいづれか
他の利点を付与することができる選択マーカーをコード
するいづれかのDNAが、本発明の新規方法内に使用さ
れ得る。三重選択マーカーモジュールの部分として適切
に使用され得るプロモーターは、アスヒブヤ及び異種
系、たとえばS.セレビシアエ又はK.ラクチス(K.
lactis)において機能することができるものであ
る。
型を付与することができ、又は形質転換体が形質転換さ
れていないクローン、たとえばScLEU2,KanM
X,KanSC又はGEN3から分離され得るいづれか
他の利点を付与することができる選択マーカーをコード
するいづれかのDNAが、本発明の新規方法内に使用さ
れ得る。三重選択マーカーモジュールの部分として適切
に使用され得るプロモーターは、アスヒブヤ及び異種
系、たとえばS.セレビシアエ又はK.ラクチス(K.
lactis)において機能することができるものであ
る。
【0014】アスヒブヤ系内で強いプロモーターとして
資格を与えられているのみならず、またアスヒブヤにお
いても十分に調節可能である、S.セレビシアエ又は
K.ラクチスからの異種プロモーターは、本発明内で好
ましいものである。三重選択マーカー内で適切に使用さ
れ得るレポーターは、容易に検出できるもの、たとえば
緑色螢光タンパク質である。遺伝子生成物の活性又は発
現が1又は複数の剤により阻害される場合、増殖につい
ての阻害効果は遺伝子生成物を過剰発現する株において
は克服するであろう。野生型プロモーターにより制御さ
れるレポーター発現が変更されない場合、前記剤は遺伝
子生成物を不活性化し、そして遺伝子生成物の発現のた
めの転写因子又はシグナル因子を不活性化しないことが
結論づけられ得る。レポーター発現がより低い場合、前
記剤は遺伝子生成物の発現に対して最とも影響を与え、
そして遺伝子生成物自体に対しては影響を与えない。
資格を与えられているのみならず、またアスヒブヤにお
いても十分に調節可能である、S.セレビシアエ又は
K.ラクチスからの異種プロモーターは、本発明内で好
ましいものである。三重選択マーカー内で適切に使用さ
れ得るレポーターは、容易に検出できるもの、たとえば
緑色螢光タンパク質である。遺伝子生成物の活性又は発
現が1又は複数の剤により阻害される場合、増殖につい
ての阻害効果は遺伝子生成物を過剰発現する株において
は克服するであろう。野生型プロモーターにより制御さ
れるレポーター発現が変更されない場合、前記剤は遺伝
子生成物を不活性化し、そして遺伝子生成物の発現のた
めの転写因子又はシグナル因子を不活性化しないことが
結論づけられ得る。レポーター発現がより低い場合、前
記剤は遺伝子生成物の発現に対して最とも影響を与え、
そして遺伝子生成物自体に対しては影響を与えない。
【0015】本発明は、さらに、添付する配列表から選
択されたDNA配列を含んで成るDNA配列に関し、こ
こで前記分子は、本明細書に記載されるような遺伝子分
裂方法への前記分子の使用に基づいて殺虫剤スクリーン
における可能性ある標的物として確認される。
択されたDNA配列を含んで成るDNA配列に関し、こ
こで前記分子は、本明細書に記載されるような遺伝子分
裂方法への前記分子の使用に基づいて殺虫剤スクリーン
における可能性ある標的物として確認される。
【0016】さらに、抗真菌活性を有する物質を同定す
るためへの添付された配列表から選択された配列の使
用;殺虫活性を有する物質を同定するためへの添付され
た配列表から選択された配列の使用;選択マーカーとし
て使用され得る生合成遺伝子を同定するためへの添付さ
れた配列表から選択された配列の使用;それぞれ、下流
の非翻訳領域及び上流の非翻訳領域を包含するプロモー
ター及びターミネーター領域を同定するためへの添付さ
れた配列表から選択された配列の使用;S.セレビシア
エに対する相同性を有さないSRS配列を含むORFを
同定するためへの添付された配列表から選択された配列
の使用;A.ゴシピ特異的遺伝子の同定を可能にする、
いづれか他の生物に対する相同性を有さないSRS配列
を含むORFを同定するためへの添付された配列表から
選択された配列の使用;ゲノム間比較によりこの菌子体
の遺伝子及び遺伝子機構を特徴づけるためへの添付され
た配列表から選択された配列の使用;及びアスヒブヤ
ゴシピのゲノム機構を同定し、そして特徴づけるためへ
の添付された配列表から選択された配列の使用が本発明
により包含される。
るためへの添付された配列表から選択された配列の使
用;殺虫活性を有する物質を同定するためへの添付され
た配列表から選択された配列の使用;選択マーカーとし
て使用され得る生合成遺伝子を同定するためへの添付さ
れた配列表から選択された配列の使用;それぞれ、下流
の非翻訳領域及び上流の非翻訳領域を包含するプロモー
ター及びターミネーター領域を同定するためへの添付さ
れた配列表から選択された配列の使用;S.セレビシア
エに対する相同性を有さないSRS配列を含むORFを
同定するためへの添付された配列表から選択された配列
の使用;A.ゴシピ特異的遺伝子の同定を可能にする、
いづれか他の生物に対する相同性を有さないSRS配列
を含むORFを同定するためへの添付された配列表から
選択された配列の使用;ゲノム間比較によりこの菌子体
の遺伝子及び遺伝子機構を特徴づけるためへの添付され
た配列表から選択された配列の使用;及びアスヒブヤ
ゴシピのゲノム機構を同定し、そして特徴づけるためへ
の添付された配列表から選択された配列の使用が本発明
により包含される。
【0017】特に、本発明は、それぞれ、下流の非翻訳
領域及び上流の非翻訳領域を包含する、アスヒブヤ・ゴ
シピ プロモーター及びターミネーター領域を同定する
ためへの配列表から選択されたDNA配列の使用を包含
する。本発明はさらに、推定上のプロモーター領域が配
列の整合により同定され、そして開始コドン及びターミ
ネーターと共に遺伝子選択マーカーのORFが前記推定
上のプロモーター領域の下流に配置されている、配列表
から選択されたDNA配列の使用にも関する。さらに、
植物における広範囲の疾病耐性を誘発することができる
化合物を同定するためのスクリーニング方法への配列表
から選択されたDNA配列及びその変異体の使用が包含
される。
領域及び上流の非翻訳領域を包含する、アスヒブヤ・ゴ
シピ プロモーター及びターミネーター領域を同定する
ためへの配列表から選択されたDNA配列の使用を包含
する。本発明はさらに、推定上のプロモーター領域が配
列の整合により同定され、そして開始コドン及びターミ
ネーターと共に遺伝子選択マーカーのORFが前記推定
上のプロモーター領域の下流に配置されている、配列表
から選択されたDNA配列の使用にも関する。さらに、
植物における広範囲の疾病耐性を誘発することができる
化合物を同定するためのスクリーニング方法への配列表
から選択されたDNA配列及びその変異体の使用が包含
される。
【0018】そのようなスクリーニングアッセイにおい
て使用されるDNA配列の適合性は、アスヒブヤ ゲノ
ムにおける遺伝子分裂において決定される。このために
は、選択マーカー、及び適切なクローニングベクターか
らの隣接する複数のクローニング領域を含んで成る分裂
カセットが使用され得る。本発明のさらなる態様におい
ては、配列表から選択されたDNA配列又はその一部
が、選択マーカーを内在化するDNA分子の両端に付加
される短い標的配列相同体を包含する遺伝子標的化方法
内に使用される。本発明のさらなる態様においては、配
列表から選択されたDNA配列はまた、植物病原体菌類
の異なった種間を区別するために、及び他の病原体、た
とえば細菌と真菌性病原体とを区別するためにも使用さ
れ得る。
て使用されるDNA配列の適合性は、アスヒブヤ ゲノ
ムにおける遺伝子分裂において決定される。このために
は、選択マーカー、及び適切なクローニングベクターか
らの隣接する複数のクローニング領域を含んで成る分裂
カセットが使用され得る。本発明のさらなる態様におい
ては、配列表から選択されたDNA配列又はその一部
が、選択マーカーを内在化するDNA分子の両端に付加
される短い標的配列相同体を包含する遺伝子標的化方法
内に使用される。本発明のさらなる態様においては、配
列表から選択されたDNA配列はまた、植物病原体菌類
の異なった種間を区別するために、及び他の病原体、た
とえば細菌と真菌性病原体とを区別するためにも使用さ
れ得る。
【0019】それぞれ、下流の非翻訳領域及び上流の非
翻訳領域を包含する、プロモーター及びターミネーター
領域を同定するために添付された配列表から選択された
配列を使用することは、本発明の1つの態様である。多
くの場合、添付された配列表は、最初の単一の読取りか
ら又は追加の配列決定の後、読取り枠とプロモーター又
はターミネーター領域との間の正確な境界の位置決定を
可能にする。そのようにして得られたプロモーター及び
ターミネーター領域はまた、本発明の一部である。
翻訳領域を包含する、プロモーター及びターミネーター
領域を同定するために添付された配列表から選択された
配列を使用することは、本発明の1つの態様である。多
くの場合、添付された配列表は、最初の単一の読取りか
ら又は追加の配列決定の後、読取り枠とプロモーター又
はターミネーター領域との間の正確な境界の位置決定を
可能にする。そのようにして得られたプロモーター及び
ターミネーター領域はまた、本発明の一部である。
【0020】特に、配列の整合は、読取り枠の5’端及
びそれらの推定上のプロモーター領域の隣接する配列を
表わすことができる。この推定上のプロモーター配列の
下流に遺伝子選択マーカーのORF及び開始コドン及び
ターミネーターを配置することによって、アスヒブヤ・
ゴシピ プロモーターを同定し、そして使用することが
できる。そのようにして得られたプロモーター及びター
ミネーター領域はまた、本発明の一部である。本出願に
より提供されるDNA配列は、アスヒブヤ ゲノムにお
ける遺伝子分裂において使用されるために特に適切であ
る。これは、たとえば遺伝子分裂カセットを包含する従
来の方法を用いて実施され得る。
びそれらの推定上のプロモーター領域の隣接する配列を
表わすことができる。この推定上のプロモーター配列の
下流に遺伝子選択マーカーのORF及び開始コドン及び
ターミネーターを配置することによって、アスヒブヤ・
ゴシピ プロモーターを同定し、そして使用することが
できる。そのようにして得られたプロモーター及びター
ミネーター領域はまた、本発明の一部である。本出願に
より提供されるDNA配列は、アスヒブヤ ゲノムにお
ける遺伝子分裂において使用されるために特に適切であ
る。これは、たとえば遺伝子分裂カセットを包含する従
来の方法を用いて実施され得る。
【0021】前記遺伝子分裂カセットは、選択マーカ
ー、及び適切なクローニングベクターからの隣接する複
数のクローニング領域から実質的に成る。選択マーカー
遺伝子の発現に基づくこの形質転換選択モジュールは、
好ましくは、酵母及び糸状菌、並びにまた細菌、たとえ
ばE.コリにおいて耐性を導びく。このモジュールは、
添付された配列表において提供されるようなゲノムpA
Gクローンのアスヒブヤ配列中に挿入される。このため
には、選択マーカーは、適切な制限酵素、たとえばBa
mHI,SalI又はXhoIによる切断によりクロー
ニングベクターから開放される。
ー、及び適切なクローニングベクターからの隣接する複
数のクローニング領域から実質的に成る。選択マーカー
遺伝子の発現に基づくこの形質転換選択モジュールは、
好ましくは、酵母及び糸状菌、並びにまた細菌、たとえ
ばE.コリにおいて耐性を導びく。このモジュールは、
添付された配列表において提供されるようなゲノムpA
Gクローンのアスヒブヤ配列中に挿入される。このため
には、選択マーカーは、適切な制限酵素、たとえばBa
mHI,SalI又はXhoIによる切断によりクロー
ニングベクターから開放される。
【0022】それは、対応する制限酵素、すなわち、そ
れぞれBglII,XhoI(部分的)又はSalI
(部分的)により切断された、クローン化されたアスヒ
ブヤDNA中に連結される。選択マーカー遺伝子により
分裂されたアスヒブヤ配列を担持するクローンは、適切
な宿主系、たとえばE.コリにおいて選択される。選択
マーカーモジュールの組込みのみ部位のまわりのDNA
配列分析(付随するアスヒブヤ データベースにおける
i1及びi2の配列)は、分裂された読取り枠を示し、
そして選択マーカーモジュールの配向を決定する。
れぞれBglII,XhoI(部分的)又はSalI
(部分的)により切断された、クローン化されたアスヒ
ブヤDNA中に連結される。選択マーカー遺伝子により
分裂されたアスヒブヤ配列を担持するクローンは、適切
な宿主系、たとえばE.コリにおいて選択される。選択
マーカーモジュールの組込みのみ部位のまわりのDNA
配列分析(付随するアスヒブヤ データベースにおける
i1及びi2の配列)は、分裂された読取り枠を示し、
そして選択マーカーモジュールの配向を決定する。
【0023】本発明の範囲内で使用されるよう特別に適
合される選択マーカーは、酵母及び糸状菌においてG4
18耐性及びE.コリにおいてカナマイシン耐性を発現
するKanMXOである(国際特許出願番号PCT/E
P91/01116;Steinerなど、199
5)。本明細書に提供される新規のPCRに基づくアス
ヒブヤ遺伝子標的化方法は、本発明の範囲内において特
に好ましい。アスヒブヤにおける遺伝子標的化は、この
菌類における相同組換えに依存する(Steinerな
ど.,(1995)Genetics(in pres
s 1995))。
合される選択マーカーは、酵母及び糸状菌においてG4
18耐性及びE.コリにおいてカナマイシン耐性を発現
するKanMXOである(国際特許出願番号PCT/E
P91/01116;Steinerなど、199
5)。本明細書に提供される新規のPCRに基づくアス
ヒブヤ遺伝子標的化方法は、本発明の範囲内において特
に好ましい。アスヒブヤにおける遺伝子標的化は、この
菌類における相同組換えに依存する(Steinerな
ど.,(1995)Genetics(in pres
s 1995))。
【0024】選択マーカーを内在化するDNA分子の両
端に付加される短い標的配列相同体は、アスヒブヤにお
ける配列特異的遺伝子標的化を仲介するために十分であ
る。標的配列相同体の長さは好ましくは、約20〜80
nt、より好ましくは35〜60nt、及び最とも好ま
しくは約45ntである。形質転換に基づいて、A.ゴ
シピに対して表現型耐性を付与することができる選択マ
ーカー又は形質転換体が非形質転換クローンから分離さ
れ得るいづれか他の利点をコードするいづれかのは、本
発明の新規方法内において使用され得る。
端に付加される短い標的配列相同体は、アスヒブヤにお
ける配列特異的遺伝子標的化を仲介するために十分であ
る。標的配列相同体の長さは好ましくは、約20〜80
nt、より好ましくは35〜60nt、及び最とも好ま
しくは約45ntである。形質転換に基づいて、A.ゴ
シピに対して表現型耐性を付与することができる選択マ
ーカー又は形質転換体が非形質転換クローンから分離さ
れ得るいづれか他の利点をコードするいづれかのは、本
発明の新規方法内において使用され得る。
【0025】従って、遺伝子標的化のために企画された
フラグメントは、選択マーカーモジュールを包含する末
端のショートフランキングホモロジー領域(termi
nal Short Flanking Homolo
gy regions)を担持する。それらのフラグメ
ントは、適切な方法、たとえばエレクトロポレーション
によりA.ゴシピ中にトランスフェクトされ、そして形
質転換体が選択される。正しい遺伝子標的化の確認は、
適切な試験方法、たとえば特定の確認プライマーを用い
て標的DNAと組込まれたマーカーとの間の新しい連結
部の存在を試験するPCRにより達成される。遺伝子標
的化の確認はまた、DNA−ハイブリダイゼーション実
験により実施され得る。
フラグメントは、選択マーカーモジュールを包含する末
端のショートフランキングホモロジー領域(termi
nal Short Flanking Homolo
gy regions)を担持する。それらのフラグメ
ントは、適切な方法、たとえばエレクトロポレーション
によりA.ゴシピ中にトランスフェクトされ、そして形
質転換体が選択される。正しい遺伝子標的化の確認は、
適切な試験方法、たとえば特定の確認プライマーを用い
て標的DNAと組込まれたマーカーとの間の新しい連結
部の存在を試験するPCRにより達成される。遺伝子標
的化の確認はまた、DNA−ハイブリダイゼーション実
験により実施され得る。
【0026】確認プライマーを用いる場合、特定のプラ
イマー対の組合せを用いることが好都合であることがわ
かった。たとえば、1対の確認プライマーは、選択マー
カー遺伝子の読取り枠から誘導され得る。ところが、第
2対のプライマー配列は、単一の読取り配列から誘導さ
れ得、そして標的化方法のために使用される相同領域の
それぞれ上流及び下流の領域に対応する。このPCRに
基づく標的化アプローチを用いれば、長さ約150nt
である配列が操作され得る。基準は、付随するアスヒブ
ヤ データベースのすべての単一の読取り配列により適
合される。これは、周囲の標的配列相同体のかなり大き
な側部内に選択マーカーを組込むために労力を要し、そ
してクローニング段階を必要とする、遺伝子分裂の従来
の方法を考慮する場合、主な利点である。
イマー対の組合せを用いることが好都合であることがわ
かった。たとえば、1対の確認プライマーは、選択マー
カー遺伝子の読取り枠から誘導され得る。ところが、第
2対のプライマー配列は、単一の読取り配列から誘導さ
れ得、そして標的化方法のために使用される相同領域の
それぞれ上流及び下流の領域に対応する。このPCRに
基づく標的化アプローチを用いれば、長さ約150nt
である配列が操作され得る。基準は、付随するアスヒブ
ヤ データベースのすべての単一の読取り配列により適
合される。これは、周囲の標的配列相同体のかなり大き
な側部内に選択マーカーを組込むために労力を要し、そ
してクローニング段階を必要とする、遺伝子分裂の従来
の方法を考慮する場合、主な利点である。
【0027】クローン純化(胞子単離)の後、標的化さ
れた遺伝子座での欠失/挿入がいづれかの表現型変更、
たとえば菌類増殖の低下又は廃止、生存性の低下又は欠
損、等をもたらすかどうかが容易に決定され得る。その
ような表現型変更がアスヒブヤ分裂又はノックアウト変
異体の1つのために確立されると、前記変異体が殺虫剤
スクリーン、好ましくは殺カビ剤スクリーンに使用され
るべき標的物として適切であるかどうかがさらに試験さ
れる。
れた遺伝子座での欠失/挿入がいづれかの表現型変更、
たとえば菌類増殖の低下又は廃止、生存性の低下又は欠
損、等をもたらすかどうかが容易に決定され得る。その
ような表現型変更がアスヒブヤ分裂又はノックアウト変
異体の1つのために確立されると、前記変異体が殺虫剤
スクリーン、好ましくは殺カビ剤スクリーンに使用され
るべき標的物として適切であるかどうかがさらに試験さ
れる。
【0028】新規で且つ強力な遺伝子分裂方法の本発明
の範囲内への提供のおかげで、本明細書において提供さ
れるA.ゴシピDNA配列の1つを含んで成るか又は他
方では、その配列の1つを両端に有する遺伝子によりコ
ードされるタンパク質生成物の正確な生物学的機能を知
る必要性がもはや存在しない。S.セレビシアエに対し
ても又はいづれか他の生物に対しても相同性を有さず、
そして従って、A.ゴシピ特異的であるそれらの配列
は、それらが殺虫及び好ましくは殺カビ活性を有する
が、しかし他の生物、特に哺乳類に対して非毒性である
物質を同定するために殺虫剤スクリーンに使用されるべ
き有望な候補であるので、特に有用である。
の範囲内への提供のおかげで、本明細書において提供さ
れるA.ゴシピDNA配列の1つを含んで成るか又は他
方では、その配列の1つを両端に有する遺伝子によりコ
ードされるタンパク質生成物の正確な生物学的機能を知
る必要性がもはや存在しない。S.セレビシアエに対し
ても又はいづれか他の生物に対しても相同性を有さず、
そして従って、A.ゴシピ特異的であるそれらの配列
は、それらが殺虫及び好ましくは殺カビ活性を有する
が、しかし他の生物、特に哺乳類に対して非毒性である
物質を同定するために殺虫剤スクリーンに使用されるべ
き有望な候補であるので、特に有用である。
【0029】前記DNA配列を含んで成るか又は前記D
NA配列を両端に有する遺伝子の正確な生物学的機能に
ついては何ら知られてはいないが、それにもかかわら
ず、それらは菌類病原体に対してユニークであるために
特に価値ある。従って、1又は複数のそれらの配列を包
含する殺虫剤スクリーンにおいて同定されるいづれか殺
虫的に活性的な物質は、A.ゴシピ及び(まだ同定され
ていない)相同配列を有する他の病原性菌類に対して単
に影響を及ぼすが、しかし他の生物、たとえば哺乳類に
おいてはいづれの生存機能をも妨害しない生物学的活性
を示す高い可能性を有する。
NA配列を両端に有する遺伝子の正確な生物学的機能に
ついては何ら知られてはいないが、それにもかかわら
ず、それらは菌類病原体に対してユニークであるために
特に価値ある。従って、1又は複数のそれらの配列を包
含する殺虫剤スクリーンにおいて同定されるいづれか殺
虫的に活性的な物質は、A.ゴシピ及び(まだ同定され
ていない)相同配列を有する他の病原性菌類に対して単
に影響を及ぼすが、しかし他の生物、たとえば哺乳類に
おいてはいづれの生存機能をも妨害しない生物学的活性
を示す高い可能性を有する。
【0030】従って、3又は“ナシ”として分類される
酵母遺伝子に対して20%以下の相同性を示す100及
びそれ以上のコドンを有するORFに対応する配列表に
同定されるそれらのアスヒブヤ配列を用いることによっ
て、殺虫的に活性的な化合物、特に殺カビ的に活性的な
化合物の作用のための可能性ある標的物である、A.ゴ
シピ ゲノム内の遺伝子を同定することが、本発明のさ
らなる態様である。
酵母遺伝子に対して20%以下の相同性を示す100及
びそれ以上のコドンを有するORFに対応する配列表に
同定されるそれらのアスヒブヤ配列を用いることによっ
て、殺虫的に活性的な化合物、特に殺カビ的に活性的な
化合物の作用のための可能性ある標的物である、A.ゴ
シピ ゲノム内の遺伝子を同定することが、本発明のさ
らなる態様である。
【0031】略語 LIPS:連結された対の配列 MCS:複数のクローニング部位 ORF:読取り枠 SRS:単一の読取り配列 RP:逆方向プライマー UP:ユニバーサルプライマー
【0032】表1及び配列表の説明 配列表における配列は、表1におけるPAG名称に対応
する。従って、表1は、6つの縦列、すなわち“PAG
名称”、“酵母名称”、“遺伝子名称”、“簡単な説
明”、“相同クラス”、及び“追加の解説”(それらの
詳細は下記に示される)において、配列表における個々
の配列を説明する。
する。従って、表1は、6つの縦列、すなわち“PAG
名称”、“酵母名称”、“遺伝子名称”、“簡単な説
明”、“相同クラス”、及び“追加の解説”(それらの
詳細は下記に示される)において、配列表における個々
の配列を説明する。
【0033】PAG名称:アスヒブヤ・ゴシピ プラス
ミドクローン(たとえばPAG1001)の番号、続く
RP(逆方向プライマーを用いて得られた配列)又はU
P(ユニバーサルプライマーを用いて得られた配列)、
又は11又は12(BglI,XhoI又はBamHI
部位でアスヒブヤDNAにおけるkanMXOの挿入後
に得られ、そしてkanMXOの5’及び3’領域に結
合する配列決定プライマーを用いてそれらの部位から両
方向に配列決定された内部配列)。CRP及びCUP
は、まれなキメラ性ゲノム クローンを示し、その末端
は異なったゲノム領域を位置づける。
ミドクローン(たとえばPAG1001)の番号、続く
RP(逆方向プライマーを用いて得られた配列)又はU
P(ユニバーサルプライマーを用いて得られた配列)、
又は11又は12(BglI,XhoI又はBamHI
部位でアスヒブヤDNAにおけるkanMXOの挿入後
に得られ、そしてkanMXOの5’及び3’領域に結
合する配列決定プライマーを用いてそれらの部位から両
方向に配列決定された内部配列)。CRP及びCUP
は、まれなキメラ性ゲノム クローンを示し、その末端
は異なったゲノム領域を位置づける。
【0034】少数のクローンに関しては、RP又はUP
配列のみが列挙される。プラスミドクローンの5%は、
S.セレビシアエのリボソームDNAに対するそれらの
RP及びUP配列の高い配列相同性から結論づけられる
ように、リボソームDNA配列を担持する。8.2kb
のアスヒブヤ リボソームDNA反復体のランデムコピ
ーを示すそれらのオーバーラップするクローンは、アス
ヒブヤ ゲノム データベースに列挙されていない。P
AG名称は、配列表においてそれぞれ個々の配列上に詳
しく述べられている。
配列のみが列挙される。プラスミドクローンの5%は、
S.セレビシアエのリボソームDNAに対するそれらの
RP及びUP配列の高い配列相同性から結論づけられる
ように、リボソームDNA配列を担持する。8.2kb
のアスヒブヤ リボソームDNA反復体のランデムコピ
ーを示すそれらのオーバーラップするクローンは、アス
ヒブヤ ゲノム データベースに列挙されていない。P
AG名称は、配列表においてそれぞれ個々の配列上に詳
しく述べられている。
【0035】酵母名称:調査アルゴリズムにより決定さ
れるような、アスヒブヤ配列に対して最高の相同性を有
するS.セレビシアエ遺伝子の組織的名称。いくつかの
アスヒブヤ配列に関しては、2つの組織的名称が、それ
らがS.セレビシアエ遺伝子に対しての相同性を有する
2種のアスヒブヤORFからの情報を担持するので、列
挙される。高い(有意な)相同性の配列は、低い(有意
でない)相同性の配列から、縦列5(相同クラス)にお
ける分類により区別される。組織的遺伝子名称が列挙さ
れない場合、アスヒブヤ配列は、S.セレビシアエ ゲ
ノムDNAに対する相同性を示さないが、又はそれはミ
トコンドリアDNAである(約80%のAT塩基対、及
びミトコンドリアゲノムによりコードされる遺伝子に対
する相同性)。
れるような、アスヒブヤ配列に対して最高の相同性を有
するS.セレビシアエ遺伝子の組織的名称。いくつかの
アスヒブヤ配列に関しては、2つの組織的名称が、それ
らがS.セレビシアエ遺伝子に対しての相同性を有する
2種のアスヒブヤORFからの情報を担持するので、列
挙される。高い(有意な)相同性の配列は、低い(有意
でない)相同性の配列から、縦列5(相同クラス)にお
ける分類により区別される。組織的遺伝子名称が列挙さ
れない場合、アスヒブヤ配列は、S.セレビシアエ ゲ
ノムDNAに対する相同性を示さないが、又はそれはミ
トコンドリアDNAである(約80%のAT塩基対、及
びミトコンドリアゲノムによりコードされる遺伝子に対
する相同性)。
【0036】遺伝子名称:文献に使用されるS.セレビ
シアエ遺伝子名称。 簡単な説明:アスヒブヤ配列に対する最高の相同性を示
すS.セレビシアエ遺伝子の簡単な説明。 相同クラス(HC):S.セレビシアエ遺伝子に対する
有意な相同性は、1として分類される。中間の相同性
(アミノ酸レベルでの約1/4〜1/3の同一性)は、
2として分類される。酵母遺伝子に対して20%以下の
相同性を示す100及びそれ以上のコドンのORFは、
3として分類される。100及びそれ以上のコドンのO
RFを欠き、そしてS.セレビシアエに対して20%以
下の相同性を示すアスヒブヤ配列は、4として分類され
る。
シアエ遺伝子名称。 簡単な説明:アスヒブヤ配列に対する最高の相同性を示
すS.セレビシアエ遺伝子の簡単な説明。 相同クラス(HC):S.セレビシアエ遺伝子に対する
有意な相同性は、1として分類される。中間の相同性
(アミノ酸レベルでの約1/4〜1/3の同一性)は、
2として分類される。酵母遺伝子に対して20%以下の
相同性を示す100及びそれ以上のコドンのORFは、
3として分類される。100及びそれ以上のコドンのO
RFを欠き、そしてS.セレビシアエに対して20%以
下の相同性を示すアスヒブヤ配列は、4として分類され
る。
【0037】追加の解説:(a)ORF及び隣接するD
NAの5’端(N−末端)及び/又は3’端(C−末
端)の存在により判断されるようなプロモーター又はタ
ーミネーター配列の存在、(b)フレーム+1〜+3又
は−1〜−3における唯一のORFとして及び酵母及び
菌類に対する有意な相同性を欠いている新規のアスヒブ
ヤORF(ヌクレオチド(nt)の最小サイズ)の同定
(c)シンテニー、(d)ORF分類の変更についての
理由、(e)tRNA遺伝子に対する適合性、(f)高
レベルのタンパク質相同性の領域の中断から判断され、
そしてさらに、S.セレビシアエイントロン−認識規則
の適用により確かめられる、イントロンの存在、及び
(g)十分に発現された遺伝子を示し、そして強いプロ
モーターを有する高いCAI(コドン適合指数)に関す
る有用な解説。追加の略語は、MIPS酵母データベー
スに説明される。
NAの5’端(N−末端)及び/又は3’端(C−末
端)の存在により判断されるようなプロモーター又はタ
ーミネーター配列の存在、(b)フレーム+1〜+3又
は−1〜−3における唯一のORFとして及び酵母及び
菌類に対する有意な相同性を欠いている新規のアスヒブ
ヤORF(ヌクレオチド(nt)の最小サイズ)の同定
(c)シンテニー、(d)ORF分類の変更についての
理由、(e)tRNA遺伝子に対する適合性、(f)高
レベルのタンパク質相同性の領域の中断から判断され、
そしてさらに、S.セレビシアエイントロン−認識規則
の適用により確かめられる、イントロンの存在、及び
(g)十分に発現された遺伝子を示し、そして強いプロ
モーターを有する高いCAI(コドン適合指数)に関す
る有用な解説。追加の略語は、MIPS酵母データベー
スに説明される。
【0038】
【実施例】例1:ゲノムライブラリーの構成 A)部分的に消化されたDNAの調製 A.ゴシピ(菌株ATCC10895)のゲノムDNA
をSau3Aにより部分的に消化し、そして低溶融アガ
ロースゲル上で分離した。次の2種の領域を前記ゲルか
ら切り出した:長さ3.5〜6kbの範囲のDNAフラ
グメントを含む第1のゲル断片及び長さ5〜8kbの範
囲のDNAフラグメントを含む第2のゲル断片。
をSau3Aにより部分的に消化し、そして低溶融アガ
ロースゲル上で分離した。次の2種の領域を前記ゲルか
ら切り出した:長さ3.5〜6kbの範囲のDNAフラ
グメントを含む第1のゲル断片及び長さ5〜8kbの範
囲のDNAフラグメントを含む第2のゲル断片。
【0039】B)連結及びクローニング(Sambro
okなど.Cold SpringHarbor Pr
ess,1989に記載されるような標準の方法及び培
地)。 ゲノムDNAの部分消化に由来する異なったサイズのS
au3Aフラグメントを、酵母シャトルベクターpRS
416(Sikorski and Hieter,1
989,Genetics122:19−27)中にク
ローン化した。このためには、pRS416をBamH
Iにより切断した。線状化されたベクター(4.8k
b)の5’−リン酸基をウシ腸ホスファターゼにより除
去し、連結の間の再環状化を最少にした。2種のサイズ
の画分、すなわち3.5〜6kbの範囲のフラグメント
及び5〜8kbの範囲のフラグメントのDNAを、ベク
ター中に別々にクローン化した。
okなど.Cold SpringHarbor Pr
ess,1989に記載されるような標準の方法及び培
地)。 ゲノムDNAの部分消化に由来する異なったサイズのS
au3Aフラグメントを、酵母シャトルベクターpRS
416(Sikorski and Hieter,1
989,Genetics122:19−27)中にク
ローン化した。このためには、pRS416をBamH
Iにより切断した。線状化されたベクター(4.8k
b)の5’−リン酸基をウシ腸ホスファターゼにより除
去し、連結の間の再環状化を最少にした。2種のサイズ
の画分、すなわち3.5〜6kbの範囲のフラグメント
及び5〜8kbの範囲のフラグメントのDNAを、ベク
ター中に別々にクローン化した。
【0040】連結サンプルを用いて、E.コリ株XL1
−ブルーを別々に形質転換し、55プレート上に約2
1,500のコロニーを一緒に得た。コロニーの80%
(17,000)は、A.ゴシピDNAの挿入を示す白
色であった。2種のサイズの画分に由来する21,50
0のコロニーを、2mlの完全な培地(2*YT)によ
り個々のプレートを洗浄することによって組合した。約
120mlの細胞懸濁液を得た。その細胞懸濁液100
mlを用いて、プラスミドDNAの単離のために11の
培養物を1度接種した。
−ブルーを別々に形質転換し、55プレート上に約2
1,500のコロニーを一緒に得た。コロニーの80%
(17,000)は、A.ゴシピDNAの挿入を示す白
色であった。2種のサイズの画分に由来する21,50
0のコロニーを、2mlの完全な培地(2*YT)によ
り個々のプレートを洗浄することによって組合した。約
120mlの細胞懸濁液を得た。その細胞懸濁液100
mlを用いて、プラスミドDNAの単離のために11の
培養物を1度接種した。
【0041】残りの20mlの細胞懸濁液を5mlのグ
リセロールと共に混合し、そして2種のアリコートに分
け−70℃で貯蔵した。白色コロニー:青色コロニーの
割合は、完全な選択培地ONにおける増殖の後、安定し
ていた。単離されたプラスミドDNAを、塩化セシウム
密度グラジエント上で精製し、そしてアガロースゲル上
で分離した。11の培養物から単離されたプラスミドD
NAの全収量は約5mgであった。ゲノムライブラリー
のすべてのプラスミドは、プラスミドpRS416に基
づいて共通する構造体を有した。平均の挿入体の長さ
は、約4kbであった。従って、挿入体を担持する1
7,000の組換えコロニーを有するゲノムライブラリ
ーは9.7MbのA.ゴシピ ゲノムの8倍に及ぶ(G
audenz,1994)。
リセロールと共に混合し、そして2種のアリコートに分
け−70℃で貯蔵した。白色コロニー:青色コロニーの
割合は、完全な選択培地ONにおける増殖の後、安定し
ていた。単離されたプラスミドDNAを、塩化セシウム
密度グラジエント上で精製し、そしてアガロースゲル上
で分離した。11の培養物から単離されたプラスミドD
NAの全収量は約5mgであった。ゲノムライブラリー
のすべてのプラスミドは、プラスミドpRS416に基
づいて共通する構造体を有した。平均の挿入体の長さ
は、約4kbであった。従って、挿入体を担持する1
7,000の組換えコロニーを有するゲノムライブラリ
ーは9.7MbのA.ゴシピ ゲノムの8倍に及ぶ(G
audenz,1994)。
【0042】例2:配列決定 A)両端での部分Sau3Aフラグメントの配列決定 約350〜450ngのプラスミドDNAを、製造業者
のプロトコールを用いて、サイクル配列決定(T3及び
KSプライマー又は同様に結合するプライマー)のため
のPerkin Elmer Ampli Taq F
S PRISMTM Ready Reaction
Dye Terminator Cycle Sequ
encingキット(配列決定反応への1% DMSO
の添加、95℃の変性温度)、及び電気泳動及びフラグ
メント検出のための373A自動配列決定システム(P
erkin Elmer)のために採取した。SRS
を、プラスミド名称により命名し、そして接尾のUP又
はRPを挿入体の側を示すために付加し、ここで前記配
列は、複数のクローニング部位のこの側で存在するプラ
イマーが実際に使用されたにもかかわらず、その挿入体
に由来した。
のプロトコールを用いて、サイクル配列決定(T3及び
KSプライマー又は同様に結合するプライマー)のため
のPerkin Elmer Ampli Taq F
S PRISMTM Ready Reaction
Dye Terminator Cycle Sequ
encingキット(配列決定反応への1% DMSO
の添加、95℃の変性温度)、及び電気泳動及びフラグ
メント検出のための373A自動配列決定システム(P
erkin Elmer)のために採取した。SRS
を、プラスミド名称により命名し、そして接尾のUP又
はRPを挿入体の側を示すために付加し、ここで前記配
列は、複数のクローニング部位のこの側で存在するプラ
イマーが実際に使用されたにもかかわらず、その挿入体
に由来した。
【0043】B)配列プロセッシング pAG1001〜pAG1100及び1201〜170
0シリーズのクローンに関して、それらの配列のベクタ
ー部分を除去し、明白な塩基誤差を編集し、そして配列
の性質に依存して、個々の終点を決定した。pAG10
01〜pAG1100及び1201〜1700シリーズ
のSRSをさらに編集し、そして提供されるようにして
採取した。すべての配列をVAXシステム上にトランス
ファーし、そしてGCGフォーマット中に置いた。短い
配列を、すべての6個の読取り枠において翻訳し、そし
てhttp://www.mips.biochem.
mpg.de/mips/yeast/でのMIPSデ
ータベースに対してBLAST調査(Altschul
など.,1990)にゆだねた。
0シリーズのクローンに関して、それらの配列のベクタ
ー部分を除去し、明白な塩基誤差を編集し、そして配列
の性質に依存して、個々の終点を決定した。pAG10
01〜pAG1100及び1201〜1700シリーズ
のSRSをさらに編集し、そして提供されるようにして
採取した。すべての配列をVAXシステム上にトランス
ファーし、そしてGCGフォーマット中に置いた。短い
配列を、すべての6個の読取り枠において翻訳し、そし
てhttp://www.mips.biochem.
mpg.de/mips/yeast/でのMIPSデ
ータベースに対してBLAST調査(Altschul
など.,1990)にゆだねた。
【0044】ミトコンドリア又はrDNAクローンから
の配列の整合体を、Macintosh Power
PCに基づいて、Lasergeneソフトウェアパッ
ケージ(DNASTAR,Ltd.,London,U
K)のSaqManモジュールにより実行した。
の配列の整合体を、Macintosh Power
PCに基づいて、Lasergeneソフトウェアパッ
ケージ(DNASTAR,Ltd.,London,U
K)のSaqManモジュールにより実行した。
【0045】例3:BLAST調査結果の分類 BLAST結果の評価においては、相同クラス(HC)
の4種の異なったカテゴリーを使用した。HC1及び2
は、S.セレビシアエORFに対する有意なヒットを示
すSRSを表わす。カテゴリー1と2との間の境界は、
整合されたタンパク質配列において約40%の同一性で
創造された。納得のゆく相同性を示さないが(約20%
の同一性及びそれ以下)、しかし少なくとも300nt
の長さの可能な読取り枠(ATGを有するか又は有さな
い)を有するSRSを、HC3として割り当てた。
の4種の異なったカテゴリーを使用した。HC1及び2
は、S.セレビシアエORFに対する有意なヒットを示
すSRSを表わす。カテゴリー1と2との間の境界は、
整合されたタンパク質配列において約40%の同一性で
創造された。納得のゆく相同性を示さないが(約20%
の同一性及びそれ以下)、しかし少なくとも300nt
の長さの可能な読取り枠(ATGを有するか又は有さな
い)を有するSRSを、HC3として割り当てた。
【0046】有意な相同性及び少なくとも300ntの
可能な読取り枠を有さないすべてのSRSを、HC4と
して割り当てた。しかしながら、分類のための記載され
る値は、厳密な規則として適用されなかった。因子、た
とえば相同ブロックの長さ、いくつかのブロックの場
合、全体の相同性、可能な読取り枠に対する得点ヒット
の関係、S.セレビシアエタンパク質配列(たとえば、
最N−又はC−末端)内での相同ブロックの位置、偏向
された配列、等が、分類のために考慮された。
可能な読取り枠を有さないすべてのSRSを、HC4と
して割り当てた。しかしながら、分類のための記載され
る値は、厳密な規則として適用されなかった。因子、た
とえば相同ブロックの長さ、いくつかのブロックの場
合、全体の相同性、可能な読取り枠に対する得点ヒット
の関係、S.セレビシアエタンパク質配列(たとえば、
最N−又はC−末端)内での相同ブロックの位置、偏向
された配列、等が、分類のために考慮された。
【0047】付随する配列表に列挙されるクローンのほ
とんど30%が、S.セレビシアエとのシンテニーを示
す。従って、殺カビスクリーニングアッセイのための興
味あるアスヒブヤ遺伝子(たとえば、必須の菌類又は酵
母遺伝子の相同体)は、RP及び/又はUP配列が隣接
するS.セレビシアエ相同体に適合する場合、位置保存
(シンテニー)により見出され得る。古くからのシンテ
ニーの規則を適用する場合、そのような予測の頻度は、
2倍又はそれ以上、上昇する。
とんど30%が、S.セレビシアエとのシンテニーを示
す。従って、殺カビスクリーニングアッセイのための興
味あるアスヒブヤ遺伝子(たとえば、必須の菌類又は酵
母遺伝子の相同体)は、RP及び/又はUP配列が隣接
するS.セレビシアエ相同体に適合する場合、位置保存
(シンテニー)により見出され得る。古くからのシンテ
ニーの規則を適用する場合、そのような予測の頻度は、
2倍又はそれ以上、上昇する。
【0048】RP及びUP配列の5%以上が、データベ
ースにおける配列に対する明らかな相同性を伴わない
で、100及びそれ以上のコドンの読取り枠を同定し
た。表1においては、それらはクラス3又は4として示
されている。従って、それらの配列は、新規の先導標的
遺伝子のための候補体である。それらの遺伝子を担持す
る菌類病原体(たとえば、カンジダ アルヒカンス(C
andida albicans)又は植物病原性菌
類)は、アスヒブヤ先導標的物を用いてのアッセイに基
づいて開発された化合物により処理され得る。
ースにおける配列に対する明らかな相同性を伴わない
で、100及びそれ以上のコドンの読取り枠を同定し
た。表1においては、それらはクラス3又は4として示
されている。従って、それらの配列は、新規の先導標的
遺伝子のための候補体である。それらの遺伝子を担持す
る菌類病原体(たとえば、カンジダ アルヒカンス(C
andida albicans)又は植物病原性菌
類)は、アスヒブヤ先導標的物を用いてのアッセイに基
づいて開発された化合物により処理され得る。
【0049】例4:アスヒブヤ ゴシピ プロモーター
の単離のためへのアスヒブヤ ゴシピ配列の使用 配列の整合は、読取り枠の5’端、及びそれらのプロモ
ーター領域の隣接する配列を示すことができる。このプ
ロモーター配列の下流に開始コドン及びターミネーター
と共に遺伝子選択マーカーのORFを配置することによ
って、新規のアスヒブヤ・ゴシピ プロモーターを同定
し、そして用いることができる。たとえば、67個のア
ミノ酸のORFは、pAG1245rpのSRS上で同
定された。このORFは、BLAST調査において、
S.セレビシアエのリボソームタンパク質S28.e.
12に対して98%の相同性を示す(Altschul
など.,(1990)J.Mol.Biol.215:
403−410)。推定上のA.ゴシピ リボソームタ
ンパク質のためのORF(AgRPS33B)は、プロ
モーターのために300bpを残して、700bpのS
RS上の195〜395に位置する。この発見に基づけ
ば、プラスミドpAG1245は、S.セレビシアエに
おけるPCR−標的化遺伝子交換においてAgLEU2
マーカーを用いての新規のプロモーターの単離のために
使用され得る。
の単離のためへのアスヒブヤ ゴシピ配列の使用 配列の整合は、読取り枠の5’端、及びそれらのプロモ
ーター領域の隣接する配列を示すことができる。このプ
ロモーター配列の下流に開始コドン及びターミネーター
と共に遺伝子選択マーカーのORFを配置することによ
って、新規のアスヒブヤ・ゴシピ プロモーターを同定
し、そして用いることができる。たとえば、67個のア
ミノ酸のORFは、pAG1245rpのSRS上で同
定された。このORFは、BLAST調査において、
S.セレビシアエのリボソームタンパク質S28.e.
12に対して98%の相同性を示す(Altschul
など.,(1990)J.Mol.Biol.215:
403−410)。推定上のA.ゴシピ リボソームタ
ンパク質のためのORF(AgRPS33B)は、プロ
モーターのために300bpを残して、700bpのS
RS上の195〜395に位置する。この発見に基づけ
ば、プラスミドpAG1245は、S.セレビシアエに
おけるPCR−標的化遺伝子交換においてAgLEU2
マーカーを用いての新規のプロモーターの単離のために
使用され得る。
【0050】A)AgLEU2マーカーを担持するDN
AフラグメントのPCR合成 2種のプライマー、すなわちRP5及びRP3がAgL
EU2遺伝子の増幅のために選択される。両プライマー
は、pAG1245に対しての40bpの相同性の他
に、AgLEU2に対してさらに20bpの相同性を示
す60マーである。プライマーRP5:5’TTT T
AC TAG ATA TTT TATATC CAA
GAA GCA ATA GAT CAA AAT
GGCTGC GGT AAA GAG AAT
3’。RP5の5’端での40bpは、AgRPS33
BのATG開始コドンの前の40個のヌクレオチドに対
して相同である。RP5の3’端での20bpは、AT
G開始コドンを包含する、AgLEU2 ORFの最初
の20個のヌクレオチドに対して相同である。
AフラグメントのPCR合成 2種のプライマー、すなわちRP5及びRP3がAgL
EU2遺伝子の増幅のために選択される。両プライマー
は、pAG1245に対しての40bpの相同性の他
に、AgLEU2に対してさらに20bpの相同性を示
す60マーである。プライマーRP5:5’TTT T
AC TAG ATA TTT TATATC CAA
GAA GCA ATA GAT CAA AAT
GGCTGC GGT AAA GAG AAT
3’。RP5の5’端での40bpは、AgRPS33
BのATG開始コドンの前の40個のヌクレオチドに対
して相同である。RP5の3’端での20bpは、AT
G開始コドンを包含する、AgLEU2 ORFの最初
の20個のヌクレオチドに対して相同である。
【0051】プライマーRP3:5’CTG GAG
CTC CAC CGC GGTGGC GGC CG
C TCT AGA ACT AGT GCG CCA
ACG TTG CGA GAT ATA 3’。RP
3の5’端での40bpは、SacI,SacII,N
otI,EagI,XbaI及びSpeI制限部位を包
含するpAG1245のpBIISk+複数クローニン
グ部位(Alting−Mess M.A.and S
hort J.M.(1989)Nuc.acids
Res.17(22):9494)における40個のヌ
クレオチドに対して相同である。RP3の3’端での2
0bpは、AgLEU2ターミネーター領域における2
0個のヌクレオチド(1261〜1281)に対して相
同である。AgLEU2コード領域及びAgLEU2タ
ーミネーター配列を担持する配列(AgLEU2のAT
G開始コドンは太字で書かれており、そして停止コドン
(1117〜1119)は下線が引かれている):
CTC CAC CGC GGTGGC GGC CG
C TCT AGA ACT AGT GCG CCA
ACG TTG CGA GAT ATA 3’。RP
3の5’端での40bpは、SacI,SacII,N
otI,EagI,XbaI及びSpeI制限部位を包
含するpAG1245のpBIISk+複数クローニン
グ部位(Alting−Mess M.A.and S
hort J.M.(1989)Nuc.acids
Res.17(22):9494)における40個のヌ
クレオチドに対して相同である。RP3の3’端での2
0bpは、AgLEU2ターミネーター領域における2
0個のヌクレオチド(1261〜1281)に対して相
同である。AgLEU2コード領域及びAgLEU2タ
ーミネーター配列を担持する配列(AgLEU2のAT
G開始コドンは太字で書かれており、そして停止コドン
(1117〜1119)は下線が引かれている):
【0052】
【表1】
【0053】PCR反応は、Arms Biotech
nologyからのThermocyclerにおいて
行なわれる。鋳型として、AgLEU2遺伝子を担持す
るプラスミドpAG150(Mohr Ch.(199
7)Ph.D.Thesis,Institute o
f Applied Microbiology,Un
iversity of Basel)からの単離され
た3.1kbのBamHI/SalIフラグメントを用
いる。100ngの鋳型を、5μlの10*Therm
o Pol(緩衝液(Biolabs)中、0.2mM
のdATP,dCTP,dGTP及びdTTPにより補
充された50μlの反応体積のために添加する。
nologyからのThermocyclerにおいて
行なわれる。鋳型として、AgLEU2遺伝子を担持す
るプラスミドpAG150(Mohr Ch.(199
7)Ph.D.Thesis,Institute o
f Applied Microbiology,Un
iversity of Basel)からの単離され
た3.1kbのBamHI/SalIフラグメントを用
いる。100ngの鋳型を、5μlの10*Therm
o Pol(緩衝液(Biolabs)中、0.2mM
のdATP,dCTP,dGTP及びdTTPにより補
充された50μlの反応体積のために添加する。
【0054】その反応におけるプライマーRP5及びプ
ライマーRP3の濃度は、1μMである。高温開始の
後、1μlの酵素混合物(5:1のTaqポリメラーゼ
(Pharmacia):Ventポリメラーゼ(Bi
olabs))を添加する。PCRを次の条件下で実行
する:94℃での高温開始、94℃での30秒、55℃
での30秒、及び72℃での2分並びに最終的に、72
℃での4分(30サイクル)。1%アガロースゲル上で
PCR反応の分析は、S.セレビシアエを形質転換する
ために使用され得る、1.36kbのPCR生成物のた
めに100ng/μlの濃度を示す。
ライマーRP3の濃度は、1μMである。高温開始の
後、1μlの酵素混合物(5:1のTaqポリメラーゼ
(Pharmacia):Ventポリメラーゼ(Bi
olabs))を添加する。PCRを次の条件下で実行
する:94℃での高温開始、94℃での30秒、55℃
での30秒、及び72℃での2分並びに最終的に、72
℃での4分(30サイクル)。1%アガロースゲル上で
PCR反応の分析は、S.セレビシアエを形質転換する
ために使用され得る、1.36kbのPCR生成物のた
めに100ng/μlの濃度を示す。
【0055】B)S.セレビシアエの形質転換 相同組換によるAgLEU2マーカーとS.セレビシア
エにおけるプラスミドpAG1245上のAgRPS3
3BのORFとの直接的な交換のためには、同時形質転
換が行なわれる。受容体積として、表現型9,ura3
−52,lys2−801amber,ade2−10
1ochro,trp1−Δ1,leu2−Δ1(Si
korski R.S.and Hieter P.
(1989)Genetics 122:19−27)
が使用される。形質転換は、Gletzなど.(199
2)Nuc.Acid Res.20(6):1425
に従って実施される。
エにおけるプラスミドpAG1245上のAgRPS3
3BのORFとの直接的な交換のためには、同時形質転
換が行なわれる。受容体積として、表現型9,ura3
−52,lys2−801amber,ade2−10
1ochro,trp1−Δ1,leu2−Δ1(Si
korski R.S.and Hieter P.
(1989)Genetics 122:19−27)
が使用される。形質転換は、Gletzなど.(199
2)Nuc.Acid Res.20(6):1425
に従って実施される。
【0056】pAG1245のプラスミドDNA2μg
及びPCR生成物2μgを用いて、YP98株を同時形
質転換する。プラスミドpAG1245は、CEN6/
ARSH4カセット、及びYP.98における複製及び
選択を提供するURA3遺伝子を担持する。pAG12
45rp SRSの一部に対して相同である、PCR生
成物の末端での40bp間での組換えは、AgRPS3
3B読取り枠の切除及びAgLEU2マーカー遺伝子の
組込みを導びく。形質転換体は、リシン、アデニン、ト
リプトファンにより補充され、そしてウラシル及びロイ
シンを欠いているSD−最少培地(Sikorski
R.S.and Hieter P.(1989)Ge
netics 122:19−27)上で、URA+及
びLEU+について2重選択される。
及びPCR生成物2μgを用いて、YP98株を同時形
質転換する。プラスミドpAG1245は、CEN6/
ARSH4カセット、及びYP.98における複製及び
選択を提供するURA3遺伝子を担持する。pAG12
45rp SRSの一部に対して相同である、PCR生
成物の末端での40bp間での組換えは、AgRPS3
3B読取り枠の切除及びAgLEU2マーカー遺伝子の
組込みを導びく。形質転換体は、リシン、アデニン、ト
リプトファンにより補充され、そしてウラシル及びロイ
シンを欠いているSD−最少培地(Sikorski
R.S.and Hieter P.(1989)Ge
netics 122:19−27)上で、URA+及
びLEU+について2重選択される。
【0057】正の対照として、pRS415及びpRS
416(Sikorski R.S.and Hiet
erP.(1989)Genetics 122:19
−27)のプラスミドDNA2μgを同時形質転換し
た。プラスミドpRS416は、CEN6/ARSH4
カセット及びURA3遺伝子を担持し、そしてpRS4
15は、CEN6/ARSH4カセット、及び複製及び
選択のためのLEU2遺伝子を担持する。形質転換体は
また、リシン、アデニン、トリプトファンにより補充さ
れ、そしてウラシル及びロイシンを欠いているSD−最
少培地上で選択される。負の対照として、2μgのPC
R生成物が形質転換され、AgLEU2マーカー遺伝子
のゲノム組込みの可能性が排除される。
416(Sikorski R.S.and Hiet
erP.(1989)Genetics 122:19
−27)のプラスミドDNA2μgを同時形質転換し
た。プラスミドpRS416は、CEN6/ARSH4
カセット及びURA3遺伝子を担持し、そしてpRS4
15は、CEN6/ARSH4カセット、及び複製及び
選択のためのLEU2遺伝子を担持する。形質転換体は
また、リシン、アデニン、トリプトファンにより補充さ
れ、そしてウラシル及びロイシンを欠いているSD−最
少培地上で選択される。負の対照として、2μgのPC
R生成物が形質転換され、AgLEU2マーカー遺伝子
のゲノム組込みの可能性が排除される。
【0058】負の対照についての選択は、リシン、アデ
ニン、トリプトファン、ウラシルにより補充され、そし
てロイシンを欠いているSD−最少培地プレート上で行
なわれる。2〜3日間のインキュベーションの後、最初
の形質転換体が現われ、そして5日後、形質転換効率が
計算される。負の対照、すなわち形質転換されたPCR
生成物は、形質転換体を有さない。正の対照、すなわち
pRS415及びpRS416は、300の形質転換体
/μg DNAの形質転換効率を有する。pAG124
5及びPCR生成物の同時形質転換は、10の形質転換
体/μg DNAの形質転換効率を示す。pAG124
5中へのAgLEU2マーカー遺伝子の組込みの確認の
ためには、pAG1245−1として命名される新規プ
ラスミドが、その形質転換体から単離され、そしてさら
に調査される。
ニン、トリプトファン、ウラシルにより補充され、そし
てロイシンを欠いているSD−最少培地プレート上で行
なわれる。2〜3日間のインキュベーションの後、最初
の形質転換体が現われ、そして5日後、形質転換効率が
計算される。負の対照、すなわち形質転換されたPCR
生成物は、形質転換体を有さない。正の対照、すなわち
pRS415及びpRS416は、300の形質転換体
/μg DNAの形質転換効率を有する。pAG124
5及びPCR生成物の同時形質転換は、10の形質転換
体/μg DNAの形質転換効率を示す。pAG124
5中へのAgLEU2マーカー遺伝子の組込みの確認の
ためには、pAG1245−1として命名される新規プ
ラスミドが、その形質転換体から単離され、そしてさら
に調査される。
【0059】C)pAG1245中へのAgLEU2の
組込みの確認 新しく生成されたプラスミドpAG1245を有するい
くつかの独立したS.セレビシアエ形質転換体からのゲ
ノムDNAを、Philippsen P.など.,
(1991)Methods in Enzymolo
gy 194:169−182,Guide to Y
east Genetics and Molecul
ar Biology,Academic Press
に従って単離する。
組込みの確認 新しく生成されたプラスミドpAG1245を有するい
くつかの独立したS.セレビシアエ形質転換体からのゲ
ノムDNAを、Philippsen P.など.,
(1991)Methods in Enzymolo
gy 194:169−182,Guide to Y
east Genetics and Molecul
ar Biology,Academic Press
に従って単離する。
【0060】ゲノムDNAを用いて、Dower J.
W.,(1988)Nac.Acids Res.1
6:6127−6145により記載されるプロトコール
に従って、E.コリ株XL1−blue(Bulloc
k W.O.など.,(1987)Bio Techn
iques 5(4):376−378)を形質転換す
る。pAG1245−1のプラスミドDNAを単離し、
そしてAgLEU2マーカー遺伝子の組込みを、分析P
CRを通して確認する。複数のクローニング部位に位置
する1つのプライマー及びAgRPS33Bのプロモー
ター領域における1つのプライマーを有するプライマー
対は、AgRPS33BのORFの切除及びAgLEU
2マーカー遺伝子の組込みを示す。
W.,(1988)Nac.Acids Res.1
6:6127−6145により記載されるプロトコール
に従って、E.コリ株XL1−blue(Bulloc
k W.O.など.,(1987)Bio Techn
iques 5(4):376−378)を形質転換す
る。pAG1245−1のプラスミドDNAを単離し、
そしてAgLEU2マーカー遺伝子の組込みを、分析P
CRを通して確認する。複数のクローニング部位に位置
する1つのプライマー及びAgRPS33Bのプロモー
ター領域における1つのプライマーを有するプライマー
対は、AgRPS33BのORFの切除及びAgLEU
2マーカー遺伝子の組込みを示す。
【0061】このためには、2種のプライマーRP1及
びRP2が選択される。RP1(5’CAT GAT
TAC GCC AAG CGC GC 3’)は、p
BIISk、及び逆方向プライマー結合部位に隣接する
pAG1245における複数のクローニング部位(Al
ting−Mess M.A.and ShortJ.
M.(1989)Nuc.acids Res.17
(22):9494)における20個のヌクレオチドに
対して相同である。RP2(5’CCA AGC AC
A TTT CAC CTG CG3’)は、521〜
540からのpAG1245 SRSにおける20個の
ヌクレオチドに対して相同である。このプライマーの組
合せにより、予測されるPCR生成物は、pAG124
5のために0.6kbであり、そしてpAG1245−
1のために1.5kbである。
びRP2が選択される。RP1(5’CAT GAT
TAC GCC AAG CGC GC 3’)は、p
BIISk、及び逆方向プライマー結合部位に隣接する
pAG1245における複数のクローニング部位(Al
ting−Mess M.A.and ShortJ.
M.(1989)Nuc.acids Res.17
(22):9494)における20個のヌクレオチドに
対して相同である。RP2(5’CCA AGC AC
A TTT CAC CTG CG3’)は、521〜
540からのpAG1245 SRSにおける20個の
ヌクレオチドに対して相同である。このプライマーの組
合せにより、予測されるPCR生成物は、pAG124
5のために0.6kbであり、そしてpAG1245−
1のために1.5kbである。
【0062】PCR反応を、鋳型として2種の独立した
S.セレビシアエ形質転換体に起因する、pAG124
5及びpAG1245−1からのプラスミドDNAを用
いて実施した。100ngの鋳型を、5μlの10*T
hermo Pol緩衝液(Biolabs)中、0.
2mMのdATP,dCTP,dGTP及びdTTPに
より補充された50μlの反応体積のために添加する。
前記反応におけるプライマーRP1及びプライマーRP
2の濃度は、1μMである。高温開始の後、1μlの酵
素混合物(5:1のTaqポリメラーゼ(Pharma
cia):Ventポリメラーゼ(Biolabs))
を添加する。
S.セレビシアエ形質転換体に起因する、pAG124
5及びpAG1245−1からのプラスミドDNAを用
いて実施した。100ngの鋳型を、5μlの10*T
hermo Pol緩衝液(Biolabs)中、0.
2mMのdATP,dCTP,dGTP及びdTTPに
より補充された50μlの反応体積のために添加する。
前記反応におけるプライマーRP1及びプライマーRP
2の濃度は、1μMである。高温開始の後、1μlの酵
素混合物(5:1のTaqポリメラーゼ(Pharma
cia):Ventポリメラーゼ(Biolabs))
を添加する。
【0063】PCRを次の条件下で実行する:94℃で
2分間の高温開始、94℃で30秒、55℃で30秒及
び72℃で2分間、並びに最終的に72℃で4分間(3
0サイクル)。1%アガロースゲル上でのPCR反応の
分析は、pAG1245に関して0.6kbで及びpA
G1245−1に関して1.5kbでバンドを示す。こ
の結果は、pAG1245におけるAgLEU2マーカ
ー遺伝子の正しい組込みを示す。
2分間の高温開始、94℃で30秒、55℃で30秒及
び72℃で2分間、並びに最終的に72℃で4分間(3
0サイクル)。1%アガロースゲル上でのPCR反応の
分析は、pAG1245に関して0.6kbで及びpA
G1245−1に関して1.5kbでバンドを示す。こ
の結果は、pAG1245におけるAgLEU2マーカ
ー遺伝子の正しい組込みを示す。
【0064】例5:連結された配列対のシンテニーに基
づいての新規菌類DNA要素の単離 プラスミドPAG1489(PAG1489RP及びP
AG1489UP)のDNA挿入体の初期=末端SRS
により、シンテニーがS.セレビシアエCEN2のセン
トロメア領域に発見される。このシンテニーは、酵母遺
伝子YBL003c及びYBR001cに対する相同性
を示す。完全な二本鎖挿入体配列は、酵母ゲノムデータ
ベース(Altschul,Stephen F.,G
ish,Warren,Miller,Webb,My
ers,Eugene W.,and David
J.Lipman(1990).Basic loca
lalignment search tool,J.
Mol.Biol.215:403−410)によるB
LAST研究により決定される場合、酵母遺伝子YBL
003c(97%の同一性)、YBL002w(94%
の同一性)、YBL001c(69%の同一性)及びY
BR001c(73%の同一性)に対するシンテニーを
示す。
づいての新規菌類DNA要素の単離 プラスミドPAG1489(PAG1489RP及びP
AG1489UP)のDNA挿入体の初期=末端SRS
により、シンテニーがS.セレビシアエCEN2のセン
トロメア領域に発見される。このシンテニーは、酵母遺
伝子YBL003c及びYBR001cに対する相同性
を示す。完全な二本鎖挿入体配列は、酵母ゲノムデータ
ベース(Altschul,Stephen F.,G
ish,Warren,Miller,Webb,My
ers,Eugene W.,and David
J.Lipman(1990).Basic loca
lalignment search tool,J.
Mol.Biol.215:403−410)によるB
LAST研究により決定される場合、酵母遺伝子YBL
003c(97%の同一性)、YBL002w(94%
の同一性)、YBL001c(69%の同一性)及びY
BR001c(73%の同一性)に対するシンテニーを
示す。
【0065】酵母において、染色体IIのセントロメア
を、YBL001cとYBR001cとの間に配置す
る。酵母セントロメアIIに対する相同配列が、位置2
900〜3200間でPAG1489のA.ゴシピDN
A配列において見出される。この相同体は、必須のセン
トロメアDNA要素CDEI,CDEII、及びCDE
IIIを含んで成る。対照のゲノムに対する単一のpA
GプラスミドのRP及びUP配列のシンテニーを用いる
場合、可能性ある殺カビ薬物標的物の検出が、PAG1
489上のセントロメアと同じ手段で推定され得る。さ
らに、対照ゲノムとしてアスヒブヤ ゴシピを用いる場
合、他の病原性菌類の可能性ある殺カビ薬物標的物が単
離され得る。 PAG1489挿入体DNAの配列:
を、YBL001cとYBR001cとの間に配置す
る。酵母セントロメアIIに対する相同配列が、位置2
900〜3200間でPAG1489のA.ゴシピDN
A配列において見出される。この相同体は、必須のセン
トロメアDNA要素CDEI,CDEII、及びCDE
IIIを含んで成る。対照のゲノムに対する単一のpA
GプラスミドのRP及びUP配列のシンテニーを用いる
場合、可能性ある殺カビ薬物標的物の検出が、PAG1
489上のセントロメアと同じ手段で推定され得る。さ
らに、対照ゲノムとしてアスヒブヤ ゴシピを用いる場
合、他の病原性菌類の可能性ある殺カビ薬物標的物が単
離され得る。 PAG1489挿入体DNAの配列:
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】例6:付随するアスヒブヤ・ゴシピ デー
タベースに示される殺カビ薬物標的物の同定 A)アスヒブヤ・ゴシピのショート フランキング ホ
モロジー(SFH)−PCR仲介の形質転換を用いての
遺伝子分裂の原理 配列表に提供される配列により示されるアスヒブヤ ゲ
ノムにおける遺伝子分裂を、新規のPCRに基づくアス
ヒブヤ遺伝子標的化方法を用いて行なう。アスヒブヤに
おける遺伝子標的化は、この菌類における相同組換えに
依存する(Steinerなど.,1995)。選択マ
ーカー(たとえばGEN3)の両端にPCRにより付加
される短い(約45bp)標的配列相同体はアスヒブヤ
における配列特異的遺伝子標的化を仲介するために十分
であることが見出された。従って、遺伝子標的化のため
のPCRフラグメントは、選択マーカーモジュールを包
含する末端ショートフランキングホモロジー領域を担持
する。
タベースに示される殺カビ薬物標的物の同定 A)アスヒブヤ・ゴシピのショート フランキング ホ
モロジー(SFH)−PCR仲介の形質転換を用いての
遺伝子分裂の原理 配列表に提供される配列により示されるアスヒブヤ ゲ
ノムにおける遺伝子分裂を、新規のPCRに基づくアス
ヒブヤ遺伝子標的化方法を用いて行なう。アスヒブヤに
おける遺伝子標的化は、この菌類における相同組換えに
依存する(Steinerなど.,1995)。選択マ
ーカー(たとえばGEN3)の両端にPCRにより付加
される短い(約45bp)標的配列相同体はアスヒブヤ
における配列特異的遺伝子標的化を仲介するために十分
であることが見出された。従って、遺伝子標的化のため
のPCRフラグメントは、選択マーカーモジュールを包
含する末端ショートフランキングホモロジー領域を担持
する。
【0071】それらのPCRフラグメントはA.ゴシピ
中にトランスフェクトされ(たとえばエレクトロポレー
ションにより)、そして形質転換体がG418耐性に対
して選択される。正しい遺伝子標的化の確認は、Wac
hなど.(1997)P.Yeast 13:1065
−1075により記載されるように、確認プライマー対
G1−G2及びG3−G4を用いて、標的DNAと組込
まれたマーカーとの間の新規連結部の存在をPCR試験
することによって達成される。また、遺伝子標的化の確
認は、DNA−ハイブリダイゼーション実験により実施
され得る。確認プライマーG2:5’GTTTAGTC
TGACCATCTCATCTG 3’及びG3:5’
TCGCAGACCGATACCAGGATC 3’
は、選択マーカー遺伝子GEN3の読取り枠に由来す
る。
中にトランスフェクトされ(たとえばエレクトロポレー
ションにより)、そして形質転換体がG418耐性に対
して選択される。正しい遺伝子標的化の確認は、Wac
hなど.(1997)P.Yeast 13:1065
−1075により記載されるように、確認プライマー対
G1−G2及びG3−G4を用いて、標的DNAと組込
まれたマーカーとの間の新規連結部の存在をPCR試験
することによって達成される。また、遺伝子標的化の確
認は、DNA−ハイブリダイゼーション実験により実施
され得る。確認プライマーG2:5’GTTTAGTC
TGACCATCTCATCTG 3’及びG3:5’
TCGCAGACCGATACCAGGATC 3’
は、選択マーカー遺伝子GEN3の読取り枠に由来す
る。
【0072】G1及びG4プライマー配列は、単一の読
取り配列に由来し、そしてPCRに基づく標的化のため
に使用される相同領域のそれぞれの上流及び下流の領域
に対応する。このPCRに基づく標的化アプローチを用
いて、長さ約150ntである配列が操作され得る(基
準は付随するアスヒブヤ データベースのすべての単一
の読取り配列により適合される)。これは、取り囲む標
的配列相同体のかなり大きな側部内に選択マーカーを組
込むために労力を要し、そしてクローニング段階を必要
とする、遺伝子分裂の従来の方法を考慮する場合、主な
利点である。クローン純化(胞子単離)の後、標的化さ
れた遺伝子座での欠失/挿入が殺カビ薬物のための可能
性ある標的物を同定するいづれかの表現型変更(たとえ
ば生存性の低下又は損失)をもたらすかどうかが決定さ
れる。
取り配列に由来し、そしてPCRに基づく標的化のため
に使用される相同領域のそれぞれの上流及び下流の領域
に対応する。このPCRに基づく標的化アプローチを用
いて、長さ約150ntである配列が操作され得る(基
準は付随するアスヒブヤ データベースのすべての単一
の読取り配列により適合される)。これは、取り囲む標
的配列相同体のかなり大きな側部内に選択マーカーを組
込むために労力を要し、そしてクローニング段階を必要
とする、遺伝子分裂の従来の方法を考慮する場合、主な
利点である。クローン純化(胞子単離)の後、標的化さ
れた遺伝子座での欠失/挿入が殺カビ薬物のための可能
性ある標的物を同定するいづれかの表現型変更(たとえ
ば生存性の低下又は損失)をもたらすかどうかが決定さ
れる。
【0073】B)アスヒブヤ・ゴシピのショート フラ
ンキング ホモロジー(SFH)−PCR仲介の形質転
換のためのプロトコール 1)S1及びS2プライマーの選択が、pGEN3に対
して相同の20ntに標的遺伝子座配列に対して特異的
な約45ntを連結するために行なわれ、選択マーカー
GEN3の増幅が可能にされる。GEN3の5’側上の
標準の配列は、配列番号9に対応し、これはPCRフラ
グメントに対するまれな切断エンドヌクレアーゼ1−S
CE1の認識部位を包含する。
ンキング ホモロジー(SFH)−PCR仲介の形質転
換のためのプロトコール 1)S1及びS2プライマーの選択が、pGEN3に対
して相同の20ntに標的遺伝子座配列に対して特異的
な約45ntを連結するために行なわれ、選択マーカー
GEN3の増幅が可能にされる。GEN3の5’側上の
標準の配列は、配列番号9に対応し、これはPCRフラ
グメントに対するまれな切断エンドヌクレアーゼ1−S
CE1の認識部位を包含する。
【0074】この制限部位はA.ゴシピの核ゲノムには
見出されず、そして染色体位置に対するA.ゴシピ挿入
体DNAの位置を物理的にマッピングするために使用さ
れ得る。GEN3の3’側上の配列は、配列番号10に
対応する。S1及びS2プライマーは合計的65ntを
含んで成る。S1及びS2プライマー配列と部分的にも
オーバーラップしない確認プライマーG1及びG4の選
択は、標的遺伝子座配列に依存する。
見出されず、そして染色体位置に対するA.ゴシピ挿入
体DNAの位置を物理的にマッピングするために使用さ
れ得る。GEN3の3’側上の配列は、配列番号10に
対応する。S1及びS2プライマーは合計的65ntを
含んで成る。S1及びS2プライマー配列と部分的にも
オーバーラップしない確認プライマーG1及びG4の選
択は、標的遺伝子座配列に依存する。
【0075】2)SFH−PCRフラグメントの生成
は、制限エンドヌクレアーゼEcoRI及びBamHI
(Biolabs)により切断される約10mgの多く
の線状化されたPGEN3にGEN3を増幅するために
S1及びS2プライマーを用いることにより達成され
る。PCR−生成物の適合性を高めるためには、Taq
DNAポリメラーゼ(Pharmacia)及びVe
nt DNAポリメラーゼ(Biolabs)の混合物
が10:1〜2単位の比で使用される。標準PCR条件
は次の通りである:
は、制限エンドヌクレアーゼEcoRI及びBamHI
(Biolabs)により切断される約10mgの多く
の線状化されたPGEN3にGEN3を増幅するために
S1及びS2プライマーを用いることにより達成され
る。PCR−生成物の適合性を高めるためには、Taq
DNAポリメラーゼ(Pharmacia)及びVe
nt DNAポリメラーゼ(Biolabs)の混合物
が10:1〜2単位の比で使用される。標準PCR条件
は次の通りである:
【0076】段階1:初期変性:96℃で2分間。 段階2:変性 :96℃で30秒。 段階3:プライマーアニーリング:50℃で30秒。 段階4:拡張期間:72℃で2.5分。(段階2〜4は
25〜35回、反復される。) 段階5:末端拡張期間:72℃で5分間。 段階6:4℃での貯蔵(任意)。
25〜35回、反復される。) 段階5:末端拡張期間:72℃で5分間。 段階6:4℃での貯蔵(任意)。
【0077】3)A.ゴシピ中へのSFH−PCR生成
物のトランスフェクションは、エレクトロポレーション
により行なわれる(Steinerなど.,1995、
改良を伴う): 1)約107個の胞子の胞子懸濁液による100〜20
0mlのYPD又はAFM(YPD:2%カゼイン ペ
プトン、2%グルコース、1%酵母抽出物;AFM:1
%カゼイン ペプトン、2%グルコース、1%酵母抽出
物、0.1%myo−イノシトール)の接種。 2)200rpmの回転下で、30℃で約18時間のイ
ンキュベーション。 3)濾過による菌糸体の収集及び無菌H2Oによる1度
の洗浄。
物のトランスフェクションは、エレクトロポレーション
により行なわれる(Steinerなど.,1995、
改良を伴う): 1)約107個の胞子の胞子懸濁液による100〜20
0mlのYPD又はAFM(YPD:2%カゼイン ペ
プトン、2%グルコース、1%酵母抽出物;AFM:1
%カゼイン ペプトン、2%グルコース、1%酵母抽出
物、0.1%myo−イノシトール)の接種。 2)200rpmの回転下で、30℃で約18時間のイ
ンキュベーション。 3)濾過による菌糸体の収集及び無菌H2Oによる1度
の洗浄。
【0078】4)25mMのDTTを含む50mMのリ
ン酸カリウム緩衝液(pH7.5)40ml中への1g
の湿量の菌糸体の再懸濁、及び軽く振盪しながら30℃
で30分間のインキュベーション。 5)濾過による菌糸体の収集及び50mlの冷STM緩
衝液(STM:275mMのスクロース、10mMのト
リス−HCl,pH7.5,2mMのMgCl2)によ
る1度の洗浄。 6)STM緩衝液における菌糸体の密にパックされた混
合物への再懸濁。 7)Eppendorf管における150mlの菌糸体
及び最大50mlのSFH−PCR生成物の混合及びそ
の混合物のエレクトロポレーション キュベット(Bi
oRad 4mm)中への移行。
ン酸カリウム緩衝液(pH7.5)40ml中への1g
の湿量の菌糸体の再懸濁、及び軽く振盪しながら30℃
で30分間のインキュベーション。 5)濾過による菌糸体の収集及び50mlの冷STM緩
衝液(STM:275mMのスクロース、10mMのト
リス−HCl,pH7.5,2mMのMgCl2)によ
る1度の洗浄。 6)STM緩衝液における菌糸体の密にパックされた混
合物への再懸濁。 7)Eppendorf管における150mlの菌糸体
及び最大50mlのSFH−PCR生成物の混合及びそ
の混合物のエレクトロポレーション キュベット(Bi
oRad 4mm)中への移行。
【0079】8)約2.3msのパルスの長さをもたら
すであろう、1.5kV,1001/2,25mFの電
場パルスの適用。1mlのYPD又はAFMの添加及び
3つの前もって乾燥されたAFMプレート上への等量の
流布。 9)30℃で最少4時間のインキュベーション。 10)200mg/mlの最終濃度でGenetici
n/G418を含む上部層への0.5%アガロース8m
lのオーバーレイ。 11)30℃で最大4日間のインキュベーション。
すであろう、1.5kV,1001/2,25mFの電
場パルスの適用。1mlのYPD又はAFMの添加及び
3つの前もって乾燥されたAFMプレート上への等量の
流布。 9)30℃で最少4時間のインキュベーション。 10)200mg/mlの最終濃度でGenetici
n/G418を含む上部層への0.5%アガロース8m
lのオーバーレイ。 11)30℃で最大4日間のインキュベーション。
【0080】C)ショート フランキング ホモロジー
(SFH)−PCRを用いての可能性ある殺カビ薬物標
的物を現す遺伝子分裂の例 1)PAG1025RPの分裂 RHO3遺伝子のアミノ末端部分は、PAG1025R
P上に位置する。SFH−PCR形質転換体を構成し、
そして確認するために必要な4種のプライマー(S1,
S2,G1及びG4)の標的遺伝子座に対する相同領域
の位置は、下記セクションE)に示される。pGEN
3、すなわち選択マーカー遺伝子GEN3を担持するプ
ラスミド(EcoRI及びBamHI制限エンドヌクレ
アーゼ〔Biolabs〕による切断により線状化され
ている)と共に、S1及びS2プライマー(A)におい
て示されるように標的遺伝子座に対して相同領域の3’
端でpGEN3に対して相同の20ntを包含する)を
用いて、選択マーカー モジュールを包含する末端シー
ト フランキング ホモロジー領域を担持するPCRフ
ラグメントを生成する。
(SFH)−PCRを用いての可能性ある殺カビ薬物標
的物を現す遺伝子分裂の例 1)PAG1025RPの分裂 RHO3遺伝子のアミノ末端部分は、PAG1025R
P上に位置する。SFH−PCR形質転換体を構成し、
そして確認するために必要な4種のプライマー(S1,
S2,G1及びG4)の標的遺伝子座に対する相同領域
の位置は、下記セクションE)に示される。pGEN
3、すなわち選択マーカー遺伝子GEN3を担持するプ
ラスミド(EcoRI及びBamHI制限エンドヌクレ
アーゼ〔Biolabs〕による切断により線状化され
ている)と共に、S1及びS2プライマー(A)におい
て示されるように標的遺伝子座に対して相同領域の3’
端でpGEN3に対して相同の20ntを包含する)を
用いて、選択マーカー モジュールを包含する末端シー
ト フランキング ホモロジー領域を担持するPCRフ
ラグメントを生成する。
【0081】形質転換された核及び形質転換されていな
い核に関してヘテロカリオン性である一次形質転換体
は、マイクロマニプレーターを用いて胞子単離によりク
ローン的に精製される。選択培地上でのRHO3に対し
て欠失された胞子の発芽は、浸透安定剤、たとえば1M
のソルビトールを添加することによって得られる。前記
対の欠失の確認は、標的遺伝子座に対してユニークであ
り、そして初期形質転換出来事に使用されない確認プラ
イマーG1及びG4、及び選択マーカーに対して特異的
であるプライマーG2及びG3を用いて、PCRにより
実施される。相同遺伝子標的化出来事を示すPCR生成
物は、組合せG1−G4(GEN3の組込みが標的化さ
れている完全な遺伝子座を増幅する)、G1−G2(G
EN3の挿入により創造される5’側の新規連結部を増
幅する)、及びG3−G4(GEN3の挿入により創造
される3’側の新規連結部を増幅する)での確認プライ
マーを用いることによって得られる。
い核に関してヘテロカリオン性である一次形質転換体
は、マイクロマニプレーターを用いて胞子単離によりク
ローン的に精製される。選択培地上でのRHO3に対し
て欠失された胞子の発芽は、浸透安定剤、たとえば1M
のソルビトールを添加することによって得られる。前記
対の欠失の確認は、標的遺伝子座に対してユニークであ
り、そして初期形質転換出来事に使用されない確認プラ
イマーG1及びG4、及び選択マーカーに対して特異的
であるプライマーG2及びG3を用いて、PCRにより
実施される。相同遺伝子標的化出来事を示すPCR生成
物は、組合せG1−G4(GEN3の組込みが標的化さ
れている完全な遺伝子座を増幅する)、G1−G2(G
EN3の挿入により創造される5’側の新規連結部を増
幅する)、及びG3−G4(GEN3の挿入により創造
される3’側の新規連結部を増幅する)での確認プライ
マーを用いることによって得られる。
【0082】2)PAG1634RPの分裂 BAL1遺伝子のアミノ末端部分は、PAG1634R
P上に位置する。SFH−PCR形質転換体を構成し、
そして確認するために必要な4種のプライマー(S1,
S2,G1及びG4)の標的遺伝子座に対する相同領域
の位置は、下記セクションE)に示される。pGEN
3、すなわち選択マーカー遺伝子GEN3を担持するプ
ラスミド(EcoRI及びBamHI制限エンドヌクレ
アーゼ〔Biolabs〕による切断により線状化され
ている)と共に、S1及びS2プライマー(A)におい
て示されるように標的遺伝子座に対して相同領域の3’
端でpGEN3に対して相同の20ntを包含する)を
用いて、選択マーカー モジュールを包含する末端シー
ト フランキング ホモロジー領域を担持するPCRフ
ラグメントを生成する。
P上に位置する。SFH−PCR形質転換体を構成し、
そして確認するために必要な4種のプライマー(S1,
S2,G1及びG4)の標的遺伝子座に対する相同領域
の位置は、下記セクションE)に示される。pGEN
3、すなわち選択マーカー遺伝子GEN3を担持するプ
ラスミド(EcoRI及びBamHI制限エンドヌクレ
アーゼ〔Biolabs〕による切断により線状化され
ている)と共に、S1及びS2プライマー(A)におい
て示されるように標的遺伝子座に対して相同領域の3’
端でpGEN3に対して相同の20ntを包含する)を
用いて、選択マーカー モジュールを包含する末端シー
ト フランキング ホモロジー領域を担持するPCRフ
ラグメントを生成する。
【0083】形質転換された核及び形質転換されていな
い核に関してヘテロカリオン性である一次形質転換体
は、マイクロマニプレーターを用いて胞子単離によりク
ローン的に精製される。選択培地上でのBAL1に対し
て欠失された胞子の発芽は、浸透安定剤、たとえば1M
のソルビトールを添加することによって得られる。遺伝
子標的化出来事の確認は、C.1)に記載されるように
して行なわれる。
い核に関してヘテロカリオン性である一次形質転換体
は、マイクロマニプレーターを用いて胞子単離によりク
ローン的に精製される。選択培地上でのBAL1に対し
て欠失された胞子の発芽は、浸透安定剤、たとえば1M
のソルビトールを添加することによって得られる。遺伝
子標的化出来事の確認は、C.1)に記載されるように
して行なわれる。
【0084】3)PAG1486RPの分裂 BUB1読取り枠のアミノ末端部分は、PAG1486
RP上に位置する。SFH−PCR形質転換体を構成
し、そして確認するために必要な4種のプライマー(S
1,S2,G1及びG4)の標的遺伝子座に対する相同
領域の位置は、下記セクションE)に示される。pGE
N3、すなわち選択マーカー遺伝子GEN3を担持する
プラスミド(EcoRI及びBamHI制限エンドヌク
レアーゼ〔Biolabs〕による切断により線状化さ
れている)と共に、S1及びS2プライマー(A)にお
いて示されるように標的遺伝子座に対して相同領域の
3’端でpGEN3に対して相同の20ntを包含す
る)を用いて、選択マーカー モジュールを包含する末
端シート フランキング ホモロジー領域を担持するP
CRフラグメントを生成する。
RP上に位置する。SFH−PCR形質転換体を構成
し、そして確認するために必要な4種のプライマー(S
1,S2,G1及びG4)の標的遺伝子座に対する相同
領域の位置は、下記セクションE)に示される。pGE
N3、すなわち選択マーカー遺伝子GEN3を担持する
プラスミド(EcoRI及びBamHI制限エンドヌク
レアーゼ〔Biolabs〕による切断により線状化さ
れている)と共に、S1及びS2プライマー(A)にお
いて示されるように標的遺伝子座に対して相同領域の
3’端でpGEN3に対して相同の20ntを包含す
る)を用いて、選択マーカー モジュールを包含する末
端シート フランキング ホモロジー領域を担持するP
CRフラグメントを生成する。
【0085】形質転換された核及び形質転換されていな
い核に関してヘテロカリオン性である一次形質転換体
は、マイクロマニプレーターを用いて胞子単離によりク
ローン的に精製される。BUB1に対して欠失された胞
子の発芽は得られず、これは、この遺伝子がA.ゴシピ
において必須であることを示す。遺伝子標的出来事の確
認は、C.1)に記載されるようにして行なわれる。
い核に関してヘテロカリオン性である一次形質転換体
は、マイクロマニプレーターを用いて胞子単離によりク
ローン的に精製される。BUB1に対して欠失された胞
子の発芽は得られず、これは、この遺伝子がA.ゴシピ
において必須であることを示す。遺伝子標的出来事の確
認は、C.1)に記載されるようにして行なわれる。
【0086】A.ゴシピDNA中へのSFH−PCR仲
介のマーカー組込みは、付随するデータベースのすべて
のRP及び/又はUP配列に適用され得る。A.ゴシピ
におけるSFH−PCR仲介の遺伝子標的化のさらなる
適用は次の通りである: 1)アンチセンス転写体の生成。 2)mRNAの過剰生成及びたぶん、タンパク質の過剰
発現。 3)標的配列(たとえばGFP,lacZ)へのレポー
ター遺伝子の付加。 4)RP及びUP配列を用いてのより長い欠失の導入。
介のマーカー組込みは、付随するデータベースのすべて
のRP及び/又はUP配列に適用され得る。A.ゴシピ
におけるSFH−PCR仲介の遺伝子標的化のさらなる
適用は次の通りである: 1)アンチセンス転写体の生成。 2)mRNAの過剰生成及びたぶん、タンパク質の過剰
発現。 3)標的配列(たとえばGFP,lacZ)へのレポー
ター遺伝子の付加。 4)RP及びUP配列を用いてのより長い欠失の導入。
【0087】D)従来の方法による、可能性ある殺カビ
薬物標的物を現わす遺伝子分裂の例 1)分裂カセットの構成 選択マーカーとして、kanMXOを使用する。これ
は、酵母及び糸状菌においてG418耐性及びE.コリ
においてカナマイシン耐性を発現する形質転換選択モジ
ュールである(国際特許出願番号PCT/EP91/0
1116)。このモジュールを、ゲノムpAGクローン
のアスヒブヤ配列中に挿入する。前記モジュールは、キ
メラ性カナマイシン遺伝子、及びクローニングベクター
pAG−231(Steiner,Wendland,
Wright,and Philippsen,Gen
etics 1995:140,973−987)から
の隣接する複数のクローニング領域を有する。
薬物標的物を現わす遺伝子分裂の例 1)分裂カセットの構成 選択マーカーとして、kanMXOを使用する。これ
は、酵母及び糸状菌においてG418耐性及びE.コリ
においてカナマイシン耐性を発現する形質転換選択モジ
ュールである(国際特許出願番号PCT/EP91/0
1116)。このモジュールを、ゲノムpAGクローン
のアスヒブヤ配列中に挿入する。前記モジュールは、キ
メラ性カナマイシン遺伝子、及びクローニングベクター
pAG−231(Steiner,Wendland,
Wright,and Philippsen,Gen
etics 1995:140,973−987)から
の隣接する複数のクローニング領域を有する。
【0088】このためには、選択マーカーが、クローニ
ングベクターpAG−231から開放される(BamH
I,SalI又はXhoIのいづれかによる切断によ
り)。それを、それぞれBglII,XhoI(部分
的)又はSalI(部分的)のいづれかにより切断され
た、クローン化されたアスヒブヤDNA中に連結する。
kanMXOにより分裂されたアスヒブヤ配列を担持す
るクローンを、カナマイシン耐性によりE.コリにおい
て選択する。kanMXOモジュールの組込みの部位の
まわり(付随するアスヒブヤ データベースにおけるi
1及びi2配列)のDNA配列分析は、分裂された読取
り枠を示し、そしてkanMXOモジュールの配向を決
定する。
ングベクターpAG−231から開放される(BamH
I,SalI又はXhoIのいづれかによる切断によ
り)。それを、それぞれBglII,XhoI(部分
的)又はSalI(部分的)のいづれかにより切断され
た、クローン化されたアスヒブヤDNA中に連結する。
kanMXOにより分裂されたアスヒブヤ配列を担持す
るクローンを、カナマイシン耐性によりE.コリにおい
て選択する。kanMXOモジュールの組込みの部位の
まわり(付随するアスヒブヤ データベースにおけるi
1及びi2配列)のDNA配列分析は、分裂された読取
り枠を示し、そしてkanMXOモジュールの配向を決
定する。
【0089】2)PAG1010i1/i2,PAG1
017i1/i2,PAG1021i1/i2及びPA
G1044i1/i2の分裂 分裂カセットを、kanMXOを両端に有する数百の塩
基対のアスヒブヤDNAを残して、プラスミドから開放
する(たとえば、複数のクローニング領域におけるNo
tI及びKpnIによる切断により)。分裂カセットに
よるアスヒブヤの形質転換は、標的遺伝子座中への相同
組換えを誘発する(Steinerなど.,199
5)。一次形質転換体を、G418を含むプレート上で
選択し、そしてDNAハイブリダイゼーション実験又は
PCR、続いてクローン精製(胞子単離)により分析す
る。標的遺伝子座の染色体、マッピングは、パルスされ
た電場のゲル電気泳動により分離された染色体DNAの
1−SceIエンドヌクレアーゼマッピングにより達成
する。
017i1/i2,PAG1021i1/i2及びPA
G1044i1/i2の分裂 分裂カセットを、kanMXOを両端に有する数百の塩
基対のアスヒブヤDNAを残して、プラスミドから開放
する(たとえば、複数のクローニング領域におけるNo
tI及びKpnIによる切断により)。分裂カセットに
よるアスヒブヤの形質転換は、標的遺伝子座中への相同
組換えを誘発する(Steinerなど.,199
5)。一次形質転換体を、G418を含むプレート上で
選択し、そしてDNAハイブリダイゼーション実験又は
PCR、続いてクローン精製(胞子単離)により分析す
る。標的遺伝子座の染色体、マッピングは、パルスされ
た電場のゲル電気泳動により分離された染色体DNAの
1−SceIエンドヌクレアーゼマッピングにより達成
する。
【0090】野生型対立遺伝子を有する核及び分裂され
た対立遺伝子を有する核を担持する一次形質転換体は、
ヘテロカリオン性である。単一の半数性核を有する胞子
が、より古い菌糸体において増殖し、そして形質転換体
のクローン精製を可能にする(たとえば、マイクロマニ
プレーターによる単一の胞子単離により、Steine
rなど.,1995)。胞子単離に続いて、増殖アッセ
イを行なう。たとえば、配列PAG1010i1/i
2,PAG1017i1/i2,PAG1021i1/
i2及びPAG1044i1/i2において同定された
アスヒブヤORFの分裂体は、G418培地上で胞子の
増殖を現わさないでは増殖せず、従って増殖のために必
須なものとしてそれらのORFの生成物を分類する(新
規の殺カビ標的物)。
た対立遺伝子を有する核を担持する一次形質転換体は、
ヘテロカリオン性である。単一の半数性核を有する胞子
が、より古い菌糸体において増殖し、そして形質転換体
のクローン精製を可能にする(たとえば、マイクロマニ
プレーターによる単一の胞子単離により、Steine
rなど.,1995)。胞子単離に続いて、増殖アッセ
イを行なう。たとえば、配列PAG1010i1/i
2,PAG1017i1/i2,PAG1021i1/
i2及びPAG1044i1/i2において同定された
アスヒブヤORFの分裂体は、G418培地上で胞子の
増殖を現わさないでは増殖せず、従って増殖のために必
須なものとしてそれらのORFの生成物を分類する(新
規の殺カビ標的物)。
【0091】新規薬物標的物同定のためにアスヒブヤ、
すなわち小さなゲノム及び明らかにひじょうに少数の遺
伝子分裂を有する菌類を用いる1つの利点は、PAG1
017i1/i2により表わされるORFはアスヒブヤ
において必須であるが、しかしS.セレビシアエの高い
相同性のORF YerO82cは必須ではない事実に
より示される(Smith,Chou,Lashkar
i,Botsteinand Brown,Scien
ce 1996:274,2069−2074)。いく
つかの他のORFのクローン的に精製された分裂体はG
418培地上で増殖し、時々、遅い増殖表現型を示す変
異体(たとえば、AgDHC1の分裂体)を同定する。
すなわち小さなゲノム及び明らかにひじょうに少数の遺
伝子分裂を有する菌類を用いる1つの利点は、PAG1
017i1/i2により表わされるORFはアスヒブヤ
において必須であるが、しかしS.セレビシアエの高い
相同性のORF YerO82cは必須ではない事実に
より示される(Smith,Chou,Lashkar
i,Botsteinand Brown,Scien
ce 1996:274,2069−2074)。いく
つかの他のORFのクローン的に精製された分裂体はG
418培地上で増殖し、時々、遅い増殖表現型を示す変
異体(たとえば、AgDHC1の分裂体)を同定する。
【0092】E)pGEN3の構成 GEN3選択モジュールを、所望する標的遺伝子座に対
するDNA配列相同性の短い側端を用いてアスヒブヤ
ゴシピにおける相同組換えを可能にするために、特別に
企画する。GEN3は、S.セレビシアエ TEF2プ
ロモーター及びターミネーターの転写制御下にあるka
nR−遺伝子の読取り枠から成る。抗生物質薬物ゲネチ
シンに対する耐性を付与するGEN3は、A.ゴシピ
ゲノムに対する配列相同性を担持しない。
するDNA配列相同性の短い側端を用いてアスヒブヤ
ゴシピにおける相同組換えを可能にするために、特別に
企画する。GEN3は、S.セレビシアエ TEF2プ
ロモーター及びターミネーターの転写制御下にあるka
nR−遺伝子の読取り枠から成る。抗生物質薬物ゲネチ
シンに対する耐性を付与するGEN3は、A.ゴシピ
ゲノムに対する配列相同性を担持しない。
【0093】pGEN3を構成するために、kan−遺
伝子のORFを、pFA−kanMX4(Wach,
A.,Brachat,A.,Poehlmann,
R.,and Philippsen,P.(199
4),New heterologous modul
es for classical or PCR−b
ased gene disruptions in
Saccharomycescerevisiae,Y
east 10:1793−1808)から、S.セレ
ビシアエ TEF2遺伝子に対する相同性の追加の40
bpの短い側端を含むプライマーPTEF2−kan及
びTTEF2−kan(表1)を用いて増幅する。二倍
体酵母株FY1679を、このSFH−PCR生成物に
より形質転換する(Wachなど.,1994)。
伝子のORFを、pFA−kanMX4(Wach,
A.,Brachat,A.,Poehlmann,
R.,and Philippsen,P.(199
4),New heterologous modul
es for classical or PCR−b
ased gene disruptions in
Saccharomycescerevisiae,Y
east 10:1793−1808)から、S.セレ
ビシアエ TEF2遺伝子に対する相同性の追加の40
bpの短い側端を含むプライマーPTEF2−kan及
びTTEF2−kan(表1)を用いて増幅する。二倍
体酵母株FY1679を、このSFH−PCR生成物に
より形質転換する(Wachなど.,1994)。
【0094】G418に対する耐性の形質転換体のゲノ
ムDNAを、プライマーTEF2−150RPG及びT
EF2−BglIIを用いて、分析PCRによりTEF
2遺伝子座でのPCR生成物の組込みについて調べる。
二倍体バックグラウンドのために、野生型バンド2.2
6kb及び置換バンド1.7kbが生成される。この
1.7kbのフラグメントは、609bpのTEF2−
プロモーター領域及び274bpのTEF2−ターミネ
ーターを両端に有するkan−ORFを含む。この遺伝
子をGEN3と命名する。
ムDNAを、プライマーTEF2−150RPG及びT
EF2−BglIIを用いて、分析PCRによりTEF
2遺伝子座でのPCR生成物の組込みについて調べる。
二倍体バックグラウンドのために、野生型バンド2.2
6kb及び置換バンド1.7kbが生成される。この
1.7kbのフラグメントは、609bpのTEF2−
プロモーター領域及び274bpのTEF2−ターミネ
ーターを両端に有するkan−ORFを含む。この遺伝
子をGEN3と命名する。
【0095】前記フラグメントを、アガロースゲルから
抽出し、そしてBglII−フラグメントとしてpAF
100のBglII部位中に連結し(Thierry
A.,Fairhead,C.,and Dajon,
B.(1990),Thecomplete sequ
ence of the 8.2kb segment
left of MAT on chromosom
e III reveals five ORF’s,
including a gene for a y
east ribokinase,Yeast 6:5
21−534)、pGEN3を生成する。A.ゴシピに
おけるマーカー遺伝子としてのGEN3の有用性は、
A.ゴシピにおける形質転換に基づいて自由な複製を可
能にするARS含有ベクター(Sikorski,R.
S.and Hieter,P.(1989),A s
ystem of shuttle vectors
and yeast host strains de
signed for efficient mani
pulation of DNA in Saccha
romyces cerevisiae,Geneti
cs 122:19−27)における遺伝子の再クロー
ニングにより確認される。
抽出し、そしてBglII−フラグメントとしてpAF
100のBglII部位中に連結し(Thierry
A.,Fairhead,C.,and Dajon,
B.(1990),Thecomplete sequ
ence of the 8.2kb segment
left of MAT on chromosom
e III reveals five ORF’s,
including a gene for a y
east ribokinase,Yeast 6:5
21−534)、pGEN3を生成する。A.ゴシピに
おけるマーカー遺伝子としてのGEN3の有用性は、
A.ゴシピにおける形質転換に基づいて自由な複製を可
能にするARS含有ベクター(Sikorski,R.
S.and Hieter,P.(1989),A s
ystem of shuttle vectors
and yeast host strains de
signed for efficient mani
pulation of DNA in Saccha
romyces cerevisiae,Geneti
cs 122:19−27)における遺伝子の再クロー
ニングにより確認される。
【0096】オリゴヌクレオチド プライマー1) PTEF2−kan→GTTTTTAGAATATAC
GGTCAACGAACTATAATTAACTAAA
Catgggtaaggaaaagactca TTEF2−kan→GGTATATAAAAATAT
TATATGGAAGCAATAATTATTACTC
ttagaaaaactcatcgagca TEF2−150RPG→gcgagatctGGTG
TATTTACCAATAATTEF2−BglII→
gcgagatctGATGAGGCCGTCTTTT
GTTG 1):大文字は、相同領域として使用される
S.セレビシアエDNAに対応する。小文字は、pGE
N3,pFA−kanMX4(二重下線)に対する相同
性に対応し、又はpGEN3のクローニングに使用され
る制限部位BglII(太字)を含む追加のヌクレオチ
ドを表わす。
GGTCAACGAACTATAATTAACTAAA
Catgggtaaggaaaagactca TTEF2−kan→GGTATATAAAAATAT
TATATGGAAGCAATAATTATTACTC
ttagaaaaactcatcgagca TEF2−150RPG→gcgagatctGGTG
TATTTACCAATAATTEF2−BglII→
gcgagatctGATGAGGCCGTCTTTT
GTTG 1):大文字は、相同領域として使用される
S.セレビシアエDNAに対応する。小文字は、pGE
N3,pFA−kanMX4(二重下線)に対する相同
性に対応し、又はpGEN3のクローニングに使用され
る制限部位BglII(太字)を含む追加のヌクレオチ
ドを表わす。
【0097】例7:PCRに基づく診断技法を用いての
法的な同定 本発明のDNA配列はまた、植物病原性菌類の異なった
種間を区別するために、及び菌類病原体と他の病原体、
たとえば細菌とを区別するためにも有用である。特に、
本発明のDNA配列は、菌類同定のためのPCRに基づ
く分析において、プライマーとして、及びそれらのDN
A配列に由来するプライマーとして使用され得る。異な
った病原体間で異なるDNA配列は、それらの特定の病
原体間を同定し、そして区別するために使用され得る。
法的な同定 本発明のDNA配列はまた、植物病原性菌類の異なった
種間を区別するために、及び菌類病原体と他の病原体、
たとえば細菌とを区別するためにも有用である。特に、
本発明のDNA配列は、菌類同定のためのPCRに基づ
く分析において、プライマーとして、及びそれらのDN
A配列に由来するプライマーとして使用され得る。異な
った病原体間で異なるDNA配列は、それらの特定の病
原体間を同定し、そして区別するために使用され得る。
【0098】たとえば、感染された小麦におけるガウマ
ンノミセス グラミニス(Gaumannomyces
graminis)の存在は、病原体ミトコンドリア
ゲノムに対して特異的な配列のPCRを用いて検出され
ており(Schlesserなど.,1991;App
lied and Environ.Microbio
l.57:553−556)、そしてランダムに増幅さ
れた多型性DNA(すなわちRAPD)マーカーは、球
果植物における腐敗病の原因物質であるグレメニアラ
アビエチナ(Gremmeniella abieti
na)の多くの種類を区別することができた。アメリカ
特許第5,585,238号は、セプトリア(Sept
oria)、プソイドセルコスポレラ(Pseudoc
ercosporella)及びマイコスファエレラ
(Mycosphaerella)の菌株のリボソーム
RNA遺伝子のITS配列に由来するプライマー、及び
PCRに基づく技法を用いてのそれらの菌類単離物の同
定へのそれらの使用を記載する。
ンノミセス グラミニス(Gaumannomyces
graminis)の存在は、病原体ミトコンドリア
ゲノムに対して特異的な配列のPCRを用いて検出され
ており(Schlesserなど.,1991;App
lied and Environ.Microbio
l.57:553−556)、そしてランダムに増幅さ
れた多型性DNA(すなわちRAPD)マーカーは、球
果植物における腐敗病の原因物質であるグレメニアラ
アビエチナ(Gremmeniella abieti
na)の多くの種類を区別することができた。アメリカ
特許第5,585,238号は、セプトリア(Sept
oria)、プソイドセルコスポレラ(Pseudoc
ercosporella)及びマイコスファエレラ
(Mycosphaerella)の菌株のリボソーム
RNA遺伝子のITS配列に由来するプライマー、及び
PCRに基づく技法を用いてのそれらの菌類単離物の同
定へのそれらの使用を記載する。
【0099】PCR分析へのDNA配列の使用方法は、
当業界において良く知られている。たとえばアメリカ特
許第4,683,195号及び第4,683,202
号、並びにSchlesserなど.,(1991)A
pplied and Environ.Microb
iol.57:553−556を参照のこと。また、ベ
ルチシリウム・アルボーアトラム(Verticill
ium albo−atrum)及びベルチシラム・ダ
ヒリアエ(Verticillum dahliae)
のITS領域における差異を活用し、そして従って、2
つの種間を区別するためにPCR増幅を使用した、Na
zarなど.,(1991:Physiol.and
Molec.Plant Pathol.39:1−1
1)、及びバナナ病原体マイコスファエレラ・フィジエ
ンシス(Mycosphaerella fijien
sis)及びマイコスファエレラ ムシコラ(Myco
spharella musicola)を区別するた
めに類似する技法を使用したJeger(1993:M
ycol.Res.97:670−674)を参照のこ
と。同様に、配列の列挙に示される本発明の配列は、そ
のようなPCR分析への使用のために適合され得る。
当業界において良く知られている。たとえばアメリカ特
許第4,683,195号及び第4,683,202
号、並びにSchlesserなど.,(1991)A
pplied and Environ.Microb
iol.57:553−556を参照のこと。また、ベ
ルチシリウム・アルボーアトラム(Verticill
ium albo−atrum)及びベルチシラム・ダ
ヒリアエ(Verticillum dahliae)
のITS領域における差異を活用し、そして従って、2
つの種間を区別するためにPCR増幅を使用した、Na
zarなど.,(1991:Physiol.and
Molec.Plant Pathol.39:1−1
1)、及びバナナ病原体マイコスファエレラ・フィジエ
ンシス(Mycosphaerella fijien
sis)及びマイコスファエレラ ムシコラ(Myco
spharella musicola)を区別するた
めに類似する技法を使用したJeger(1993:M
ycol.Res.97:670−674)を参照のこ
と。同様に、配列の列挙に示される本発明の配列は、そ
のようなPCR分析への使用のために適合され得る。
【0100】
【表6】
【0101】
【表7】
【0102】
【表8】
【0103】
【表9】
【0104】
【表10】
【0105】
【表11】
【0106】
【表12】
【0107】
【表13】
【0108】
【表14】
【0109】
【表15】
【0110】
【表16】
【0111】
【表17】
【0112】
【表18】
【0113】
【表19】
【0114】
【表20】
【0115】
【表21】
【0116】
【表22】
【0117】
【表23】
【0118】
【表24】
【0119】
【表25】
【0120】
【表26】
【0121】
【表27】
【0122】
【表28】
【0123】
【表29】
【0124】
【表30】
【0125】
【表31】
【0126】
【表32】
【0127】
【表33】
【0128】
【表34】
【0129】
【表35】
【0130】
【表36】
【0131】
【表37】
【0132】
【表38】
【0133】
【表39】
【0134】
【表40】
【0135】
【表41】
【0136】
【表42】
【0137】
【表43】
【0138】
【表44】
【0139】
【表45】
【0140】
【表46】
【0141】
【表47】
【0142】
【表48】
【0143】
【表49】
【0144】
【表50】
【0145】
【表51】
【0146】
【表52】
【0147】
【表53】
【0148】
【表54】
【0149】
【表55】
【0150】
【表56】
【0151】
【表57】
【0152】
【表58】
【0153】
【表59】
【0154】
【表60】
【0155】
【表61】
【0156】
【表62】
【0157】
【表63】
【0158】
【表64】
【0159】
【表65】
【0160】
【表66】
【0161】
【表67】
【0162】
【表68】
【0163】
【表69】
【0164】
【表70】
【0165】
【表71】
【0166】
【表72】
【0167】
【表73】
【0168】
【表74】
【0169】
【表75】
【0170】
【表76】
【0171】
【表77】
【0172】
【表78】
【0173】
【表79】
【0174】
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【化1】
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【0318】
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【0413】
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【0420】
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【0421】
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【0450】
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【0455】
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【0480】
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【0481】
【化283】
【0482】
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【0483】
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【0484】
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【0485】
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【0486】
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【化289】
【0488】
【化290】
【0489】
【化291】
【0490】
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【0491】
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【0492】
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【化392】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:645) (C12N 15/09 ZNA C12R 1:865) (C12N 1/15 C12R 1:645) (72)発明者 ザビネ シュタイナー ドイツ連邦共和国,53225 ボン,アグネ スシュトラーセ 6 (72)発明者 クリスティネ モーア スイス国,4123 アルシュビル,バーゼル マットベーク 163 (72)発明者 ユルゲン ベンドラント ドイツ連邦共和国,79540 レラッハ,ノ イエ ハイマット ベーク 8アー (72)発明者 フィリップ クネッヒトル スイス国,4104 オーベルビル,フォルデ ルベルグシュトラーセ 63 (72)発明者 コリーヌ レビシュン フランス国,68300 サン−ルイ,リュ ドゥ リン 4
Claims (13)
- 【請求項1】 配列表から選択された配列を含んで成る
単離されたDNA分子。 - 【請求項2】 関連した対のゲノム配列を得るために、
ランダムに取られたアスヒブヤ・ゴシピ(Ashbya
gossypii)ショットガンクローンの末端を配
列決定するための方法。 - 【請求項3】 アスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確認の
ための方法であって、 (a)添付された配列表において提供されるゲノムpA
Gクローンのアスヒブヤ配列中に、選択マーカー、及び
適切なクローニングベクターからの隣接する複数のクロ
ーニング領域を含んで成るキメラ遺伝子構造体を挿入
し; (b)適切な宿主系において前記選択マーカー遺伝子に
より分裂されるアスヒブヤ配列を担持するクローンを選
択し; (c)(a)の分裂カセットによりアスヒブヤを形質転
換し; (d)前記選択マーカーモジュールの組込みの部位のま
わりのDNA配列分析により前記分裂されたオープンリ
ーディングフレーム(ORF)を示し、そして前記選択
マーカーモジュールの配向を決定し;そして (e)前記分裂部位での欠失/挿入がなんらかの表現型
の変更をもたらすかどうかを決定する; ことを含んで成る方法。 - 【請求項4】 アスヒブヤ遺伝子の特性決定及び確認の
ための方法であって、 (a)選択マーカーモジュールを含有する末端ショート
フランキングホモロジー領域(Short Flank
ing Homology regions)を含んで
成る遺伝子標的化のためのカセットを設計し; (b)A.ゴシピ中に(a)の遺伝子標的化カセットを
トランスフェクトし、そして形質転換体を選択し; (c)適切な試験法を適用することによって正しい遺伝
子標的化を確かめ;そして (e)前記分裂部位での欠失/挿入がいづれかの表現型
の変更をもたらすかどうかを決定する; ことを含んで成る方法。 - 【請求項5】 三重選択マーカーモジュールを含むアス
ヒブヤ遺伝子の特性決定及び確認のための方法であっ
て、 (a)アスヒブヤ ゲノム内の興味あるもの(プロモー
ター交換変異体)のコード配列の開始コドンの前に、レ
ポーター、選択マーカー、及び好ましくは調節可能プロ
モーターである強力プロモーターを挿入し; (b)前記(a)のプロモーター交換変異体及び野生型
株のそれぞれに、増殖のための可能性ある抗真菌剤を適
用し;そして (c)前記強力プロモーター変換変異体の増殖又は非増
殖表現型を同定する;ことを含んで成る方法。 - 【請求項6】 アスヒブヤ・ゴシピのプロモーター及び
ターミネーターを同定するためへの請求項1記載のDN
A分子の使用。 - 【請求項7】 推定上のプロモーター領域が配列の整列
により同定され、そして開始コドン及びターミネーター
と共に、遺伝子選択マーカーのORFが前記推定上のプ
ロモーター領域の下流に配置される請求項6記載の使
用。 - 【請求項8】 植物における広範囲の疾病耐性を誘発す
ることができる化合物を同定するためのスクリーニング
方法への請求項1記載の単離されたDNA分子及びその
変異体の使用。 - 【請求項9】 スクリーニングアッセイにおいて使用さ
れるべきDNA配列の適合性が、アスヒブヤ ゲノムに
おける遺伝子分裂において決定される請求項8記載の使
用。 - 【請求項10】 選択マーカー、及び適切なクローニン
グベクターからの隣接する複数のクローニング領域を含
んで成る分裂カセットが使用される請求項9記載の使
用。 - 【請求項11】 選択マーカーを内在化するDNA分子
の両端に付加される短い標的配列相同体を包含する遺伝
子標的化方法に基づく請求項9記載の使用。 - 【請求項12】 植物病原性菌類の異なった種間を区別
し、そして菌類病原体と他の病原体、たとえば細菌とを
区別するためへの請求項1記載のDNA配列の使用。 - 【請求項13】 配列表から選択されたDNA配列を含
んで成るDNA分子であって、請求項3〜5のいづれか
1項記載の遺伝子分裂方法への前記分子の使用に基づく
殺虫剤スクリーンにおける可能性ある標的物として確認
される分子。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| CH16/97 | 1996-12-31 | ||
| CH1697 | 1996-12-31 |
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