JPH1122587A - 超磁歪式燃料噴射弁 - Google Patents
超磁歪式燃料噴射弁Info
- Publication number
- JPH1122587A JPH1122587A JP17836697A JP17836697A JPH1122587A JP H1122587 A JPH1122587 A JP H1122587A JP 17836697 A JP17836697 A JP 17836697A JP 17836697 A JP17836697 A JP 17836697A JP H1122587 A JPH1122587 A JP H1122587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- giant magnetostrictive
- fuel injection
- magnetostrictive rod
- magnetostrictive material
- giant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料噴射弁の構造を複雑にすることなく超磁
歪材に付与される予圧を長期にわたって一定に維持す
る。 【解決手段】 超磁歪ロッド10をその頂端周りにおい
てハウジング2内壁面に離脱可能に固定する保持装置1
2は超磁歪ロッド10の両側に配置された一対の保持部
材12aと、ハウジング2の壁面を貫通して延びるネジ
12bとを具備する。通常、ネジ12bは締められてお
り、したがって超磁歪ロッド10が一対の保持部材12
a間に保持されつつハウジング2内壁面に固定される。
ネジ12bがゆるめられると超磁歪ロッド10が保持装
置12から離脱してハウジング2に対し相対移動可能と
なる。その結果、超磁歪ロッド10に圧縮バネ16のバ
ネ力が作用して予圧が圧縮バネ16のバネ力に基づく設
定予圧とされる。再びネジ12bが締められると予圧が
設定予圧に維持される。
歪材に付与される予圧を長期にわたって一定に維持す
る。 【解決手段】 超磁歪ロッド10をその頂端周りにおい
てハウジング2内壁面に離脱可能に固定する保持装置1
2は超磁歪ロッド10の両側に配置された一対の保持部
材12aと、ハウジング2の壁面を貫通して延びるネジ
12bとを具備する。通常、ネジ12bは締められてお
り、したがって超磁歪ロッド10が一対の保持部材12
a間に保持されつつハウジング2内壁面に固定される。
ネジ12bがゆるめられると超磁歪ロッド10が保持装
置12から離脱してハウジング2に対し相対移動可能と
なる。その結果、超磁歪ロッド10に圧縮バネ16のバ
ネ力が作用して予圧が圧縮バネ16のバネ力に基づく設
定予圧とされる。再びネジ12bが締められると予圧が
設定予圧に維持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超磁歪式燃料噴射弁
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】印加される磁界の大きさに応じて軸線方
向に伸長または収縮する超磁歪材を具備し、該超磁歪材
に印加される磁界の大きさを制御することにより超磁歪
材の軸線方向長さを制御し、それによって超磁歪材の底
端に連結された弁体による開閉弁動作を制御するように
した超磁歪式燃料噴射弁が公知である(特開平4−81
565号公報参照)。
向に伸長または収縮する超磁歪材を具備し、該超磁歪材
に印加される磁界の大きさを制御することにより超磁歪
材の軸線方向長さを制御し、それによって超磁歪材の底
端に連結された弁体による開閉弁動作を制御するように
した超磁歪式燃料噴射弁が公知である(特開平4−81
565号公報参照)。
【0003】ところで、超磁歪材に軸線方向の予圧また
は予荷重を付与すると印加される磁界の大きさに対する
超磁歪材の伸長量または収縮量を大きくすることができ
る。そこで、上述の燃料噴射弁では超磁歪材の頂端とハ
ウジング間にバイメタルを配置し、電気ヒータによりバ
イメタルを加熱してバイメタルを変形させることにより
超磁歪材に軸線方向の予圧を付与するようにしている。
ところが、超磁歪材に付与される予圧が変化すると印加
される磁界の大きさに対する超磁歪材の伸長量または収
縮量が変化し、実際の燃料噴射量が正規の燃料噴射量か
らずれるので超磁歪材に付与される予圧を一定に維持す
る必要がある。そこで、上述の燃料噴射弁では超磁歪材
の頂端周りに圧力センサを設けて超磁歪材に付与される
予圧を検出し、この予圧が一定になるように電気ヒータ
を制御するようにしている。
は予荷重を付与すると印加される磁界の大きさに対する
超磁歪材の伸長量または収縮量を大きくすることができ
る。そこで、上述の燃料噴射弁では超磁歪材の頂端とハ
ウジング間にバイメタルを配置し、電気ヒータによりバ
イメタルを加熱してバイメタルを変形させることにより
超磁歪材に軸線方向の予圧を付与するようにしている。
ところが、超磁歪材に付与される予圧が変化すると印加
される磁界の大きさに対する超磁歪材の伸長量または収
縮量が変化し、実際の燃料噴射量が正規の燃料噴射量か
らずれるので超磁歪材に付与される予圧を一定に維持す
る必要がある。そこで、上述の燃料噴射弁では超磁歪材
の頂端周りに圧力センサを設けて超磁歪材に付与される
予圧を検出し、この予圧が一定になるように電気ヒータ
を制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この燃料噴
射弁では圧力センサを設けて予圧を検出し、予圧が一定
になるように電気ヒータを制御するという複雑な制御を
必要とし、コストが増大するという問題点がある。ま
た、このように電気ヒータによりバイメタルを加熱する
ようにすると冷間始動時においてバイメタルを十分に加
熱するのに比較的長い時間を要し、すなわち冷間始動時
にはしばらくの間予圧を正規の値に維持することができ
ない。
射弁では圧力センサを設けて予圧を検出し、予圧が一定
になるように電気ヒータを制御するという複雑な制御を
必要とし、コストが増大するという問題点がある。ま
た、このように電気ヒータによりバイメタルを加熱する
ようにすると冷間始動時においてバイメタルを十分に加
熱するのに比較的長い時間を要し、すなわち冷間始動時
にはしばらくの間予圧を正規の値に維持することができ
ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に1番目の発明によれば、印加される磁界の大きさに応
じて軸線方向に伸長または収縮する超磁歪材を具備し、
超磁歪材に印加される磁界の大きさを制御することによ
り超磁歪材の軸線方向長さを制御し、それによって超磁
歪材の底端に連結された弁体による開閉弁動作を制御す
るようにした超磁歪式燃料噴射弁において、超磁歪材を
頂端周りにおいて離脱可能に保持する保持手段と、超磁
歪材が保持手段から離脱したときに超磁歪材を閉弁方向
に付勢することにより超磁歪材に軸線方向の予圧を付与
する予圧付与手段とを具備している。すなわち1番目の
発明では、超磁歪材が保持手段から離脱されると予圧付
与手段が超磁歪材に予圧を付与するので燃料噴射弁の構
造を複雑にすることなく超磁歪材に付与される予圧が長
期にわたって一定に維持される。
に1番目の発明によれば、印加される磁界の大きさに応
じて軸線方向に伸長または収縮する超磁歪材を具備し、
超磁歪材に印加される磁界の大きさを制御することによ
り超磁歪材の軸線方向長さを制御し、それによって超磁
歪材の底端に連結された弁体による開閉弁動作を制御す
るようにした超磁歪式燃料噴射弁において、超磁歪材を
頂端周りにおいて離脱可能に保持する保持手段と、超磁
歪材が保持手段から離脱したときに超磁歪材を閉弁方向
に付勢することにより超磁歪材に軸線方向の予圧を付与
する予圧付与手段とを具備している。すなわち1番目の
発明では、超磁歪材が保持手段から離脱されると予圧付
与手段が超磁歪材に予圧を付与するので燃料噴射弁の構
造を複雑にすることなく超磁歪材に付与される予圧が長
期にわたって一定に維持される。
【0006】また、2番目の発明によれば1番目の発明
において、上記保持手段が流体室と、この流体室内の圧
力に応じて変位する係合部材とを具備し、流体室内の流
体圧が高くなると係合部材が超磁歪材に押圧せしめられ
て超磁歪材が保持され、流体室内の流体圧が低くなると
係合部材が超磁歪材から離脱するようにしている。すな
わち2番目の発明では、流体室内の流体圧に応じて超磁
歪材が保持または離脱せしめられる。
において、上記保持手段が流体室と、この流体室内の圧
力に応じて変位する係合部材とを具備し、流体室内の流
体圧が高くなると係合部材が超磁歪材に押圧せしめられ
て超磁歪材が保持され、流体室内の流体圧が低くなると
係合部材が超磁歪材から離脱するようにしている。すな
わち2番目の発明では、流体室内の流体圧に応じて超磁
歪材が保持または離脱せしめられる。
【0007】また、3番目の発明によれば2番目の発明
において、燃料噴射停止時に上記流体室から流体を溢流
せしめ、それにより流体室内の流体圧を低下させて上記
係合部材を上記超磁歪材から離脱させるようにしてい
る。すなわち3番目の発明では、燃料噴射停止時に係合
部材が超磁歪材から離脱せしめられる。また、4番目の
発明によれば1番目の発明において、上記保持手段の保
持離脱作用を電気的に制御するようにしている。
において、燃料噴射停止時に上記流体室から流体を溢流
せしめ、それにより流体室内の流体圧を低下させて上記
係合部材を上記超磁歪材から離脱させるようにしてい
る。すなわち3番目の発明では、燃料噴射停止時に係合
部材が超磁歪材から離脱せしめられる。また、4番目の
発明によれば1番目の発明において、上記保持手段の保
持離脱作用を電気的に制御するようにしている。
【0008】また、5番目の発明によれば1番目の発明
において、上記超磁歪材の頂端周りの部分に印加される
磁界を制御してこの超磁歪材部分を軸線方向に収縮せし
めることによりこの超磁歪材部分を半径方向に膨張せし
め、それにより超磁歪材部分を隣接配置された当接部材
に当接せしめることによって超磁歪材を保持するように
している。すなわち5番目の発明では、超磁歪材を保持
すべきときに頂端周りの超磁歪材部分が半径方向に膨張
せしめられ、超磁歪材を離脱すべきときに超磁歪材部分
が半径方向に収縮せしめられる。
において、上記超磁歪材の頂端周りの部分に印加される
磁界を制御してこの超磁歪材部分を軸線方向に収縮せし
めることによりこの超磁歪材部分を半径方向に膨張せし
め、それにより超磁歪材部分を隣接配置された当接部材
に当接せしめることによって超磁歪材を保持するように
している。すなわち5番目の発明では、超磁歪材を保持
すべきときに頂端周りの超磁歪材部分が半径方向に膨張
せしめられ、超磁歪材を離脱すべきときに超磁歪材部分
が半径方向に収縮せしめられる。
【0009】また、6番目の発明によれば1番目の発明
において、燃料噴射時に上記保持手段が上記超磁歪材を
保持し、燃料噴射停止時に保持手段が超磁歪材を離脱せ
しめると共に、燃料噴射が開始されるのに先立って保持
手段が超磁歪材の保持作用を開始するようにしている。
すなわち6番目の発明では、燃料噴射時に超磁歪材が保
持されるので、すなわち離脱するのが阻止されるので実
際の燃料噴射量が正規の燃料量からずれるのが阻止さ
れ、しかも燃料噴射停止開始時に超磁歪材が確実に保持
されている。
において、燃料噴射時に上記保持手段が上記超磁歪材を
保持し、燃料噴射停止時に保持手段が超磁歪材を離脱せ
しめると共に、燃料噴射が開始されるのに先立って保持
手段が超磁歪材の保持作用を開始するようにしている。
すなわち6番目の発明では、燃料噴射時に超磁歪材が保
持されるので、すなわち離脱するのが阻止されるので実
際の燃料噴射量が正規の燃料量からずれるのが阻止さ
れ、しかも燃料噴射停止開始時に超磁歪材が確実に保持
されている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、超磁歪式燃料
噴射弁1はハウジング2を具備する。このハウジング2
の頂部には燃料供給口3を備えた燃料供給口ホルダ4が
一体的に形成され、ハウジング2の底端にはスペーサ5
を介して先端にノズル孔6を備えたノズル孔ホルダ7が
固定される。ハウジング2の内部空間内には互いに隣接
しつつ同軸配置されたソレノイドコイル8および環状の
永久磁石9が収容される。これらソレノイドコイル8お
よび永久磁石9は軸線方向の、しかしながら互いに逆向
きの磁界を形成する。ソレノイドコイル8の内部空間内
には超磁歪ロッド10が摺動可能に配置される。この超
磁歪ロッド10は例えばTb(テルビウム)−Dy(ジ
スプロシウム)−Fe(鉄)系超磁歪材のような正超磁
歪材から形成され、すなわち超磁歪ロッド10に軸線方
向の磁界が印加されると超磁歪ロッド10は軸線方向に
伸長し、印加される磁界が大きくなると伸長量が大きく
なる。この超磁歪ロッド10の底端にはニードル11の
頂端が固定され、このニードル11はノズル孔ホルダ7
内に形成されたニードル挿入孔7a内に変位可能に挿入
される。なお、本実施態様では超磁歪ロッド10および
ニードル11もソレノイドコイル8および永久磁石9と
同軸配置される。
噴射弁1はハウジング2を具備する。このハウジング2
の頂部には燃料供給口3を備えた燃料供給口ホルダ4が
一体的に形成され、ハウジング2の底端にはスペーサ5
を介して先端にノズル孔6を備えたノズル孔ホルダ7が
固定される。ハウジング2の内部空間内には互いに隣接
しつつ同軸配置されたソレノイドコイル8および環状の
永久磁石9が収容される。これらソレノイドコイル8お
よび永久磁石9は軸線方向の、しかしながら互いに逆向
きの磁界を形成する。ソレノイドコイル8の内部空間内
には超磁歪ロッド10が摺動可能に配置される。この超
磁歪ロッド10は例えばTb(テルビウム)−Dy(ジ
スプロシウム)−Fe(鉄)系超磁歪材のような正超磁
歪材から形成され、すなわち超磁歪ロッド10に軸線方
向の磁界が印加されると超磁歪ロッド10は軸線方向に
伸長し、印加される磁界が大きくなると伸長量が大きく
なる。この超磁歪ロッド10の底端にはニードル11の
頂端が固定され、このニードル11はノズル孔ホルダ7
内に形成されたニードル挿入孔7a内に変位可能に挿入
される。なお、本実施態様では超磁歪ロッド10および
ニードル11もソレノイドコイル8および永久磁石9と
同軸配置される。
【0011】図1および図2に示されるように、超磁歪
ロッド10はその頂端周りにおいて保持装置12により
ハウジング2内壁面に離脱可能に固定される。この保持
装置12は超磁歪ロッド10の両側に配置された一対の
保持部材12aと、ハウジング2の壁面を貫通して延び
るネジ12bとを具備する。通常、ネジ12bは締めら
れており、したがって超磁歪ロッド10が一対の保持部
材12a間に保持され、同時にこれら保持部材12aお
よび超磁歪ロッド10がハウジング2内壁面に固定され
る。また、超磁歪ロッド10の頂端にはフランジ14が
接続され、このフランジ14とハウジング2の頂部に固
定されるキャップ15間には超磁歪ロッド10を閉弁方
向に付勢する圧縮バネ16が挿入される。さらに図1に
示されるように、ハウジング2内には燃料供給口3から
延びる連通路17が形成されており、この連通路17は
キャップ15の底面とソレノイドコイル8および永久磁
石9の頂面間のハウジング2内に画定される燃料室18
内に到る。
ロッド10はその頂端周りにおいて保持装置12により
ハウジング2内壁面に離脱可能に固定される。この保持
装置12は超磁歪ロッド10の両側に配置された一対の
保持部材12aと、ハウジング2の壁面を貫通して延び
るネジ12bとを具備する。通常、ネジ12bは締めら
れており、したがって超磁歪ロッド10が一対の保持部
材12a間に保持され、同時にこれら保持部材12aお
よび超磁歪ロッド10がハウジング2内壁面に固定され
る。また、超磁歪ロッド10の頂端にはフランジ14が
接続され、このフランジ14とハウジング2の頂部に固
定されるキャップ15間には超磁歪ロッド10を閉弁方
向に付勢する圧縮バネ16が挿入される。さらに図1に
示されるように、ハウジング2内には燃料供給口3から
延びる連通路17が形成されており、この連通路17は
キャップ15の底面とソレノイドコイル8および永久磁
石9の頂面間のハウジング2内に画定される燃料室18
内に到る。
【0012】次に図1の超磁歪式燃料噴射弁1の作動に
ついて説明する。燃料噴射を停止すべきときにはソレノ
イドコイル8が消勢される。このとき、超磁歪ロッド1
0に印加される磁界は永久磁石9により形成されるバイ
アス磁界のみである。図1の燃料噴射弁において、バイ
アス磁界の大きさは超磁歪ロッド10の伸長量が概ね飽
和するように予め定められている。したがって、ソレノ
イドコイル8が消勢されると超磁歪ロッド10が軸線方
向に大きく伸長し、それによりニードル11が下降せし
められてノズル孔6を閉鎖し、斯くして燃料噴射が停止
される。
ついて説明する。燃料噴射を停止すべきときにはソレノ
イドコイル8が消勢される。このとき、超磁歪ロッド1
0に印加される磁界は永久磁石9により形成されるバイ
アス磁界のみである。図1の燃料噴射弁において、バイ
アス磁界の大きさは超磁歪ロッド10の伸長量が概ね飽
和するように予め定められている。したがって、ソレノ
イドコイル8が消勢されると超磁歪ロッド10が軸線方
向に大きく伸長し、それによりニードル11が下降せし
められてノズル孔6を閉鎖し、斯くして燃料噴射が停止
される。
【0013】一方、燃料噴射を行うべきときにはソレノ
イドコイル8が付勢される。このとき、超磁歪ロッド1
0に印加される磁界は永久磁石9によるバイアス磁界
と、ソレノイドコイル8により形成される磁界との合成
磁界である。図1の燃料噴射弁において、ソレノイドコ
イル8により形成される磁界の向きはバイアス磁界の向
きと逆向きであり、その大きさは超磁歪ロッド10に印
加される合成磁界が概ね零となるように、すなわち超磁
歪ロッド10の伸長量が概ね零となるように予め定めら
れている。したがって、ソレノイドコイル8が付勢され
ると超磁歪ロッド10が軸線方向に収縮する。その結
果、ニードル11が上昇せしめられてノズル孔6を開放
し、斯くして燃料噴射が行われる。
イドコイル8が付勢される。このとき、超磁歪ロッド1
0に印加される磁界は永久磁石9によるバイアス磁界
と、ソレノイドコイル8により形成される磁界との合成
磁界である。図1の燃料噴射弁において、ソレノイドコ
イル8により形成される磁界の向きはバイアス磁界の向
きと逆向きであり、その大きさは超磁歪ロッド10に印
加される合成磁界が概ね零となるように、すなわち超磁
歪ロッド10の伸長量が概ね零となるように予め定めら
れている。したがって、ソレノイドコイル8が付勢され
ると超磁歪ロッド10が軸線方向に収縮する。その結
果、ニードル11が上昇せしめられてノズル孔6を開放
し、斯くして燃料噴射が行われる。
【0014】この場合、ガソリンのような燃料は図示し
ない燃料分配管から燃料供給口3および連通路17を介
して燃料室18内に流入し、次いで超磁歪ロッド10と
ソレノイドコイル8間の環状間隙内を流通した後にニー
ドル挿入孔7a内に流入し、斯くしてノズル孔6から例
えば内燃機関の吸気通路内に噴射される。ところで、冒
頭で述べたように超磁歪ロッド10に予圧または予荷重
を付与しておくと超磁歪ロッド10に印加される磁界の
大きさに対する超磁歪ロッド10の伸長量または収縮量
を大きくすることができるが、実際の燃料噴射量が正規
の燃料噴射量からずれるのを阻止するために超磁歪ロッ
ド10に付与される予圧を一定に維持する必要がある。
ところが、燃料噴射弁1の長期の使用により例えばニー
ドル11とノズル孔6とのシール面が磨耗し、或いは超
磁歪ロッド10の弾性が低下すると予圧が変化してしま
う。したがって、超磁歪ロッド10に付与される予圧を
調節または再設定する必要がある。
ない燃料分配管から燃料供給口3および連通路17を介
して燃料室18内に流入し、次いで超磁歪ロッド10と
ソレノイドコイル8間の環状間隙内を流通した後にニー
ドル挿入孔7a内に流入し、斯くしてノズル孔6から例
えば内燃機関の吸気通路内に噴射される。ところで、冒
頭で述べたように超磁歪ロッド10に予圧または予荷重
を付与しておくと超磁歪ロッド10に印加される磁界の
大きさに対する超磁歪ロッド10の伸長量または収縮量
を大きくすることができるが、実際の燃料噴射量が正規
の燃料噴射量からずれるのを阻止するために超磁歪ロッ
ド10に付与される予圧を一定に維持する必要がある。
ところが、燃料噴射弁1の長期の使用により例えばニー
ドル11とノズル孔6とのシール面が磨耗し、或いは超
磁歪ロッド10の弾性が低下すると予圧が変化してしま
う。したがって、超磁歪ロッド10に付与される予圧を
調節または再設定する必要がある。
【0015】そこで、図1の燃料噴射弁1では超磁歪ロ
ッド10を離脱可能に保持する保持装置12を設け、超
磁歪ロッド10を保持装置12から離脱させて超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧を再設定するようにしてい
る。すなわち、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再
設定すべきときにはネジ12bがゆるめられる。その結
果、超磁歪ロッド10が保持装置12から離脱してハウ
ジング2に対し相対移動可能となる。その結果、超磁歪
ロッド10に圧縮バネ16のバネ力が作用して超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧が圧縮バネ16のバネ力に基
づく設定予圧とされ、斯くして予圧が設定予圧に再設定
される。次いでネジ12bが締められると超磁歪ロッド
10に付与される予圧が設定予圧に維持される。
ッド10を離脱可能に保持する保持装置12を設け、超
磁歪ロッド10を保持装置12から離脱させて超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧を再設定するようにしてい
る。すなわち、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再
設定すべきときにはネジ12bがゆるめられる。その結
果、超磁歪ロッド10が保持装置12から離脱してハウ
ジング2に対し相対移動可能となる。その結果、超磁歪
ロッド10に圧縮バネ16のバネ力が作用して超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧が圧縮バネ16のバネ力に基
づく設定予圧とされ、斯くして予圧が設定予圧に再設定
される。次いでネジ12bが締められると超磁歪ロッド
10に付与される予圧が設定予圧に維持される。
【0016】このように図1の燃料噴射弁1では超磁歪
ロッド10を保持装置12から離脱させると自動的に予
圧が再設定されるようになっており、その結果燃料噴射
弁1の構造を複雑にすることなく超磁歪ロッド10に付
与される予圧を長期にわたって設定予圧に維持すること
ができる。したがって、実際の燃料噴射量が正規の燃料
噴射量からずれるのを長期にわたって阻止することがで
きる。また、冷間時であっても超磁歪ロッド10に付与
される予圧を設定予圧に維持することができる。
ロッド10を保持装置12から離脱させると自動的に予
圧が再設定されるようになっており、その結果燃料噴射
弁1の構造を複雑にすることなく超磁歪ロッド10に付
与される予圧を長期にわたって設定予圧に維持すること
ができる。したがって、実際の燃料噴射量が正規の燃料
噴射量からずれるのを長期にわたって阻止することがで
きる。また、冷間時であっても超磁歪ロッド10に付与
される予圧を設定予圧に維持することができる。
【0017】図3に別の実施態様を示す。図3に示す実
施態様では、保持装置12はキャップ15の底面から燃
料室18内に筒状をなして延びる係合部材19を具備す
る。この係合部材19は弾性を備えており、したがって
燃料室18内の圧力に応じて変位可能になっている。ま
た、係合部材19の内周面には内方に突出する突起20
が設けられる。図3に示されるように、係合部材19の
内部空間には超磁歪ロッド10よりも大径のロッド挿入
孔21が画定され、このロッド挿入孔21内には超磁歪
ロッド10の頂部が挿入される。なお、超磁歪ロッド1
0を閉弁方向に付勢する圧縮バネ16は超磁歪ロッド1
0の頂端とロッド挿入孔21の頂面間に挿入されてい
る。また、超磁歪ロッド10と係合部材19間にはOリ
ング22が設けられる。
施態様では、保持装置12はキャップ15の底面から燃
料室18内に筒状をなして延びる係合部材19を具備す
る。この係合部材19は弾性を備えており、したがって
燃料室18内の圧力に応じて変位可能になっている。ま
た、係合部材19の内周面には内方に突出する突起20
が設けられる。図3に示されるように、係合部材19の
内部空間には超磁歪ロッド10よりも大径のロッド挿入
孔21が画定され、このロッド挿入孔21内には超磁歪
ロッド10の頂部が挿入される。なお、超磁歪ロッド1
0を閉弁方向に付勢する圧縮バネ16は超磁歪ロッド1
0の頂端とロッド挿入孔21の頂面間に挿入されてい
る。また、超磁歪ロッド10と係合部材19間にはOリ
ング22が設けられる。
【0018】内燃機関の運転時には燃料室18内は高圧
の燃料で満たされている。その結果、この高い燃圧によ
り係合部材19の突起20が超磁歪ロッド10に押圧せ
しめられ、斯くして超磁歪ロッド10が係合部材19に
より保持される。一方、内燃機関の運転が停止されると
燃料室18内の燃圧が次第に低下し、その結果超磁歪ロ
ッド10が係合部材19から離脱する。すなわち、超磁
歪ロッド10が係合部材19に対し相対移動可能とな
る。このとき超磁歪ロッド10に圧縮バネ16のバネ力
に基づく設定予圧が付与され、すなわち予圧が再設定さ
れる。再び機関が始動されて燃料室18内の燃圧が高く
なると係合部材19の突起20が再び超磁歪ロッド20
に押圧せしめられるので超磁歪ロッド10が係合部材1
9により保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与
される予圧が設定予圧に維持される。
の燃料で満たされている。その結果、この高い燃圧によ
り係合部材19の突起20が超磁歪ロッド10に押圧せ
しめられ、斯くして超磁歪ロッド10が係合部材19に
より保持される。一方、内燃機関の運転が停止されると
燃料室18内の燃圧が次第に低下し、その結果超磁歪ロ
ッド10が係合部材19から離脱する。すなわち、超磁
歪ロッド10が係合部材19に対し相対移動可能とな
る。このとき超磁歪ロッド10に圧縮バネ16のバネ力
に基づく設定予圧が付与され、すなわち予圧が再設定さ
れる。再び機関が始動されて燃料室18内の燃圧が高く
なると係合部材19の突起20が再び超磁歪ロッド20
に押圧せしめられるので超磁歪ロッド10が係合部材1
9により保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与
される予圧が設定予圧に維持される。
【0019】このように図3の実施態様では内燃機関が
停止される毎に超磁歪ロッド10に付与される予圧が自
動的に再設定される。したがって、超磁歪ロッド10に
付与される予圧を常時設定予圧に維持することができ
る。図4に別の実施態様を示す。図4に示す実施態様で
は、保持装置12はソレノイドコイル8および永久磁石
9とキャップ15間のハウジング2内に固定された保持
部材23を具備し、この保持部材23とキャップ15間
に燃料室18から隔離された圧力室24が画定される。
保持部材23は図3の実施態様と同様の係合部材19を
具備するが図4に示す実施態様では係合部材19は圧力
室24内に配置される。また、係合部材19の内部空間
により画定されるロッド挿入孔21内には超磁歪ロッド
10の頂部が挿入されており、キャップ15の底面と超
磁歪ロッド10の頂面間に圧縮バネ16が挿入されてい
る。
停止される毎に超磁歪ロッド10に付与される予圧が自
動的に再設定される。したがって、超磁歪ロッド10に
付与される予圧を常時設定予圧に維持することができ
る。図4に別の実施態様を示す。図4に示す実施態様で
は、保持装置12はソレノイドコイル8および永久磁石
9とキャップ15間のハウジング2内に固定された保持
部材23を具備し、この保持部材23とキャップ15間
に燃料室18から隔離された圧力室24が画定される。
保持部材23は図3の実施態様と同様の係合部材19を
具備するが図4に示す実施態様では係合部材19は圧力
室24内に配置される。また、係合部材19の内部空間
により画定されるロッド挿入孔21内には超磁歪ロッド
10の頂部が挿入されており、キャップ15の底面と超
磁歪ロッド10の頂面間に圧縮バネ16が挿入されてい
る。
【0020】図4に示されるように、圧力室24はハウ
ジング2の壁面に形成された燃料ポート25を介して電
子制御ユニット(ECU)26からの出力信号に基づき
制御される三方弁27に接続される。三方弁27は一方
では高圧通路28を介して蓄圧室29に接続されてお
り、他方では低圧通路30を介して燃料タンク31に接
続されており、圧力室24をこれら高圧通路28および
低圧通路30のうちいずれか一方に接続する。蓄圧室2
9には例えば機関駆動式の燃料ポンプ32の吐出側が接
続されており、したがって内燃機関の運転時には蓄圧室
29内は高圧の燃料で満たされることになる。また、高
圧通路28内には高圧通路28内の燃圧を一定に維持す
るリリーフ弁33が接続されている。なお、蓄圧室29
は燃料供給口3に接続される燃料分配管(図示しない)
から構成することができる。
ジング2の壁面に形成された燃料ポート25を介して電
子制御ユニット(ECU)26からの出力信号に基づき
制御される三方弁27に接続される。三方弁27は一方
では高圧通路28を介して蓄圧室29に接続されてお
り、他方では低圧通路30を介して燃料タンク31に接
続されており、圧力室24をこれら高圧通路28および
低圧通路30のうちいずれか一方に接続する。蓄圧室2
9には例えば機関駆動式の燃料ポンプ32の吐出側が接
続されており、したがって内燃機関の運転時には蓄圧室
29内は高圧の燃料で満たされることになる。また、高
圧通路28内には高圧通路28内の燃圧を一定に維持す
るリリーフ弁33が接続されている。なお、蓄圧室29
は燃料供給口3に接続される燃料分配管(図示しない)
から構成することができる。
【0021】通常、圧力室24は高圧通路28に接続さ
れる。その結果、圧力室24内の燃圧が高くなって係合
部材19が超磁歪ロッド10に押圧せしめられ、斯くし
て超磁歪ロッド10が係合部材19により保持される。
一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再設定すべ
きときには圧力室24が低圧通路30に接続される。そ
の結果、圧力室24内の燃料が圧力室24の外部に溢流
して圧力室24内の燃圧が低くなり、斯くして超磁歪ロ
ッド10が係合部材19から離脱せしめられる。このと
き、圧縮バネ16のバネ力に基づいて超磁歪ロッド10
に付与される予圧が設定予圧に再設定される。
れる。その結果、圧力室24内の燃圧が高くなって係合
部材19が超磁歪ロッド10に押圧せしめられ、斯くし
て超磁歪ロッド10が係合部材19により保持される。
一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再設定すべ
きときには圧力室24が低圧通路30に接続される。そ
の結果、圧力室24内の燃料が圧力室24の外部に溢流
して圧力室24内の燃圧が低くなり、斯くして超磁歪ロ
ッド10が係合部材19から離脱せしめられる。このと
き、圧縮バネ16のバネ力に基づいて超磁歪ロッド10
に付与される予圧が設定予圧に再設定される。
【0022】圧力室24が予圧の再設定を行うために必
要な時間だけ低圧通路30に接続されると再び圧力室2
4が高圧通路28に接続される。その結果、燃料室18
内の燃圧が高くなって超磁歪ロッド10が係合部材19
により保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与さ
れる予圧が設定予圧に維持される。なお、図4に示す実
施態様では圧力室24内を燃料で満たすようにしている
が、圧力室24内を例えば潤滑油や水などの液体または
空気や排気ガスなどの気体で満たすようにすることもで
きる。しかしながら、圧力室24内を燃料で満たすよう
にすると追加のタンクや追加の蓄圧室を設ける必要がな
くなる。
要な時間だけ低圧通路30に接続されると再び圧力室2
4が高圧通路28に接続される。その結果、燃料室18
内の燃圧が高くなって超磁歪ロッド10が係合部材19
により保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与さ
れる予圧が設定予圧に維持される。なお、図4に示す実
施態様では圧力室24内を燃料で満たすようにしている
が、圧力室24内を例えば潤滑油や水などの液体または
空気や排気ガスなどの気体で満たすようにすることもで
きる。しかしながら、圧力室24内を燃料で満たすよう
にすると追加のタンクや追加の蓄圧室を設ける必要がな
くなる。
【0023】図5にさらに別の実施態様を示す。図5に
示す実施態様では保持装置12は超磁歪ロッド10の頂
端に接続されたフランジ34周りに配置された一対の係
合部材35と、これら一対の係合部材35間に配置され
てこれら係合部材35をハウジング2内壁面に向けて付
勢可能なコイル状の伸縮部材36とを具備する。各係合
部材35にはフランジ34に対面する凹部37が形成さ
れており、この凹部37の頂面はフランジ34の頂面に
係合可能になっている。一方、伸縮部材36は形状記憶
合金からなり、伸縮部材36の温度が低いときにはその
軸線方向すなわち超磁歪ロッド10の概ね半径方向に伸
長し、伸縮部材35の温度が高くなるとその軸線方向に
収縮するように形状が記憶されている。また、伸縮部材
36には電子制御ユニット26からの出力信号に基づき
制御されるスイッチ38aを介してバッテリ38bが接
続されており、スイッチ38aがオンにされると伸縮部
材36が発熱して高温となり、スイッチ38aがオフに
されると伸縮部材36は燃料室18内の燃料により冷却
される。なお、圧縮バネ16はキャップ15の底面と係
合部材35の頂面間に挿入されている。
示す実施態様では保持装置12は超磁歪ロッド10の頂
端に接続されたフランジ34周りに配置された一対の係
合部材35と、これら一対の係合部材35間に配置され
てこれら係合部材35をハウジング2内壁面に向けて付
勢可能なコイル状の伸縮部材36とを具備する。各係合
部材35にはフランジ34に対面する凹部37が形成さ
れており、この凹部37の頂面はフランジ34の頂面に
係合可能になっている。一方、伸縮部材36は形状記憶
合金からなり、伸縮部材36の温度が低いときにはその
軸線方向すなわち超磁歪ロッド10の概ね半径方向に伸
長し、伸縮部材35の温度が高くなるとその軸線方向に
収縮するように形状が記憶されている。また、伸縮部材
36には電子制御ユニット26からの出力信号に基づき
制御されるスイッチ38aを介してバッテリ38bが接
続されており、スイッチ38aがオンにされると伸縮部
材36が発熱して高温となり、スイッチ38aがオフに
されると伸縮部材36は燃料室18内の燃料により冷却
される。なお、圧縮バネ16はキャップ15の底面と係
合部材35の頂面間に挿入されている。
【0024】通常、スイッチ38aはオフにされる。そ
の結果、伸縮部材36がその軸線方向に伸長して係合部
材35がハウジング2内壁面に押圧せしめられる。この
ときフランジ34の頂面が係合部材35の凹部37の頂
面に係合しており、斯くして超磁歪ロッド10が保持装
置12により保持される。一方、超磁歪ロッド10に付
与される予圧を再設定すべきときにはスイッチ38aが
オンにされる。その結果、伸縮部材36がその軸線方向
に収縮して係合部材35および超磁歪ロッド10がハウ
ジング2内壁面に対し相対移動可能となる。このとき係
合部材35の頂面に作用する圧縮バネ16のバネ力に基
づき係合部材35がフランジ34に係合しつつ上下動
し、斯くして超磁歪ロッド10に付与される予圧が設定
予圧に再設定される。
の結果、伸縮部材36がその軸線方向に伸長して係合部
材35がハウジング2内壁面に押圧せしめられる。この
ときフランジ34の頂面が係合部材35の凹部37の頂
面に係合しており、斯くして超磁歪ロッド10が保持装
置12により保持される。一方、超磁歪ロッド10に付
与される予圧を再設定すべきときにはスイッチ38aが
オンにされる。その結果、伸縮部材36がその軸線方向
に収縮して係合部材35および超磁歪ロッド10がハウ
ジング2内壁面に対し相対移動可能となる。このとき係
合部材35の頂面に作用する圧縮バネ16のバネ力に基
づき係合部材35がフランジ34に係合しつつ上下動
し、斯くして超磁歪ロッド10に付与される予圧が設定
予圧に再設定される。
【0025】スイッチ38aが予圧の再設定を行うため
に必要な時間だけオンに維持されると再びスイッチ38
aがオフとされる。その結果、伸縮部材36が再び伸長
して超磁歪ロッド10が保持装置12により保持され、
したがって超磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予
圧に維持される。図6にさらに別の実施態様を示す。
に必要な時間だけオンに維持されると再びスイッチ38
aがオフとされる。その結果、伸縮部材36が再び伸長
して超磁歪ロッド10が保持装置12により保持され、
したがって超磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予
圧に維持される。図6にさらに別の実施態様を示す。
【0026】図6に示す実施態様では燃料供給口ホルダ
4がハウジング2と別個に形成されてハウジング2の頂
部に取り付けられ、燃料供給口3が超磁歪ロッド10と
同軸配置される。また、超磁歪ロッド10の頂端にはフ
ランジ14を備えた円筒部材14aが一体的に接続され
ており、フランジ14と燃料供給口ホルダ4の底面間に
は圧縮バネ16が挿入される。
4がハウジング2と別個に形成されてハウジング2の頂
部に取り付けられ、燃料供給口3が超磁歪ロッド10と
同軸配置される。また、超磁歪ロッド10の頂端にはフ
ランジ14を備えた円筒部材14aが一体的に接続され
ており、フランジ14と燃料供給口ホルダ4の底面間に
は圧縮バネ16が挿入される。
【0027】保持装置12はハウジング2と燃料供給口
ホルダ4間に配置された磁歪装置ホルダ39内に収容さ
れた例えば一対の磁歪装置40を具備し、各磁歪装置4
0は超磁歪ロッド10または円筒部材14aの半径方向
に延びる保持用超磁歪ロッド41と、保持用超磁歪ロッ
ド41周りに同軸配置された、ソレノイドコイル8と異
なるソレノイドコイル42および環状の永久磁石43と
を具備する。保持用超磁歪ロッド41は超磁歪ロッド1
0と同様に正磁歪材から形成されており、これら保持用
超磁歪ロッド41の外端は磁歪装置ホルダ39に固定さ
れたキャップ44に固定される。なお、両ソレノイドコ
イル42は電子制御ユニット26からの出力信号に基づ
いて制御される。
ホルダ4間に配置された磁歪装置ホルダ39内に収容さ
れた例えば一対の磁歪装置40を具備し、各磁歪装置4
0は超磁歪ロッド10または円筒部材14aの半径方向
に延びる保持用超磁歪ロッド41と、保持用超磁歪ロッ
ド41周りに同軸配置された、ソレノイドコイル8と異
なるソレノイドコイル42および環状の永久磁石43と
を具備する。保持用超磁歪ロッド41は超磁歪ロッド1
0と同様に正磁歪材から形成されており、これら保持用
超磁歪ロッド41の外端は磁歪装置ホルダ39に固定さ
れたキャップ44に固定される。なお、両ソレノイドコ
イル42は電子制御ユニット26からの出力信号に基づ
いて制御される。
【0028】通常、両ソレノイドコイル42は消勢され
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が永久磁石43
のバイアス磁界によりその軸線方向に伸長して内端が円
筒部材14aに係合し、斯くして超磁歪ロッド10が保
持される。一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を
再設定すべきときには両ソレノイドコイル42が付勢さ
れる。その結果、保持用超磁歪ロッド41に印加される
合成磁界がほぼ零とされ、それにより保持用超磁歪ロッ
ド41がその軸線方向にほぼ自然長まで収縮して内端が
円筒部材14aから離脱し、斯くして円筒部材14aお
よび超磁歪ロッド10が保持装置12に対し相対移動可
能となる。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超
磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定さ
れる。
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が永久磁石43
のバイアス磁界によりその軸線方向に伸長して内端が円
筒部材14aに係合し、斯くして超磁歪ロッド10が保
持される。一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を
再設定すべきときには両ソレノイドコイル42が付勢さ
れる。その結果、保持用超磁歪ロッド41に印加される
合成磁界がほぼ零とされ、それにより保持用超磁歪ロッ
ド41がその軸線方向にほぼ自然長まで収縮して内端が
円筒部材14aから離脱し、斯くして円筒部材14aお
よび超磁歪ロッド10が保持装置12に対し相対移動可
能となる。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超
磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定さ
れる。
【0029】両ソレノイドコイル42が予圧の再設定を
行うために必要な時間だけ付勢されると再び両ソレノイ
ドコイル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロ
ッド41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12に
より保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与され
る予圧が設定予圧に維持される。図7にさらに別の実施
態様を示す。
行うために必要な時間だけ付勢されると再び両ソレノイ
ドコイル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロ
ッド41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12に
より保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与され
る予圧が設定予圧に維持される。図7にさらに別の実施
態様を示す。
【0030】図7に示す実施態様では保持装置12は燃
料室18内に配置された単一の磁歪装置40を具備し、
保持用超磁歪ロッド41は超磁歪ロッド10と同軸配置
される。保持装置12はさらに、超磁歪ロッド10の頂
端周りにおいてボールホルダ45内に収容された複数の
ボール46と、保持用超磁歪ロッド41の底端とボール
ホルダ45の頂面間に挿入された可動部材47と、ボー
ルホルダ45の底面とハウジング2内に形成されたシー
ト部分48間に挿入されてボールホルダ45を上方に向
けて付勢する圧縮バネ49とを具備する。
料室18内に配置された単一の磁歪装置40を具備し、
保持用超磁歪ロッド41は超磁歪ロッド10と同軸配置
される。保持装置12はさらに、超磁歪ロッド10の頂
端周りにおいてボールホルダ45内に収容された複数の
ボール46と、保持用超磁歪ロッド41の底端とボール
ホルダ45の頂面間に挿入された可動部材47と、ボー
ルホルダ45の底面とハウジング2内に形成されたシー
ト部分48間に挿入されてボールホルダ45を上方に向
けて付勢する圧縮バネ49とを具備する。
【0031】各ボール46はボールホルダ45内におい
て超磁歪ロッド10の半径方向に移動可能に保持されて
いる。一方、図7に示されるように燃料室18の内壁面
は頂部に向けて拡開しており、したがってボールホルダ
45が下降するとボール46が燃料室18内壁面に沿っ
て半径方向内方に移動せしめられ、ボールホルダ45が
上昇するとボール46は半径方向外方に移動可能とな
る。なお、圧縮バネ16は超磁歪ロッド10の頂端と可
動部材47の底面間に挿入されている。また、保持用超
磁歪ロッド41の頂端はハウジング2と燃料供給口ホル
ダ4間に把持された固定板48に固定されている。
て超磁歪ロッド10の半径方向に移動可能に保持されて
いる。一方、図7に示されるように燃料室18の内壁面
は頂部に向けて拡開しており、したがってボールホルダ
45が下降するとボール46が燃料室18内壁面に沿っ
て半径方向内方に移動せしめられ、ボールホルダ45が
上昇するとボール46は半径方向外方に移動可能とな
る。なお、圧縮バネ16は超磁歪ロッド10の頂端と可
動部材47の底面間に挿入されている。また、保持用超
磁歪ロッド41の頂端はハウジング2と燃料供給口ホル
ダ4間に把持された固定板48に固定されている。
【0032】通常、ソレノイドコイル42は消勢され
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が永久磁石43
のバイアス磁界により軸線方向に伸長して可動部材47
およびボールホルダ45が下降せしめられる。したがっ
て、ボール46が燃料室18内壁面により半径方向内向
きに付勢され、斯くして超磁歪ロッド10が保持され
る。一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再設定
すべきときにはソレノイドコイル42が付勢される。そ
の結果、保持用超磁歪ロッド41がその軸線方向にほぼ
自然長まで収縮する。このとき圧縮バネ49のバネ力に
よりボールホルダ45および可動部材47が上昇せしめ
られるのでボール46が超磁歪ロッド10が保持装置1
2から離脱し、超磁歪ロッド10が保持装置12に対し
相対移動可能となる。このとき圧縮バネ16のバネ力に
基づいて超磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧
に再設定される。
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が永久磁石43
のバイアス磁界により軸線方向に伸長して可動部材47
およびボールホルダ45が下降せしめられる。したがっ
て、ボール46が燃料室18内壁面により半径方向内向
きに付勢され、斯くして超磁歪ロッド10が保持され
る。一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再設定
すべきときにはソレノイドコイル42が付勢される。そ
の結果、保持用超磁歪ロッド41がその軸線方向にほぼ
自然長まで収縮する。このとき圧縮バネ49のバネ力に
よりボールホルダ45および可動部材47が上昇せしめ
られるのでボール46が超磁歪ロッド10が保持装置1
2から離脱し、超磁歪ロッド10が保持装置12に対し
相対移動可能となる。このとき圧縮バネ16のバネ力に
基づいて超磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧
に再設定される。
【0033】ソレノイドコイル42が予圧の再設定を行
うために必要な時間だけ付勢されると再びソレノイドコ
イル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロッド
41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12により
保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与される予
圧が設定予圧に維持される。図8にさらに別の実施態様
を示す。
うために必要な時間だけ付勢されると再びソレノイドコ
イル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロッド
41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12により
保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与される予
圧が設定予圧に維持される。図8にさらに別の実施態様
を示す。
【0034】図8に示す実施態様でも保持装置12は図
7の実施態様と同様に単一の磁歪装置40を具備する。
しかしながら永久磁石43が設けられない点で図7の磁
歪装置と構成を異にしている。保持装置12はさらに、
それぞれ対応する脆弱部49を介してハウジング2に固
定された例えば一対の係合部材50と、保持用超磁歪ロ
ッド41の底端と係合部材50の頂端間に挿入された可
動部材47と、係合部材50と燃料室18内壁面間に挿
入されてそれぞれ対応する係合部材50を半径方向内向
きに付勢するた圧縮バネ51とを具備する。各係合部材
50はその頂部に作用される応力に応じ脆弱部49を回
動中心として超磁歪ロッド10の半径方向に移動可能に
なっている。なお、圧縮バネ16は超磁歪ロッド10の
頂端と可動部材47の底面間に挿入されている。
7の実施態様と同様に単一の磁歪装置40を具備する。
しかしながら永久磁石43が設けられない点で図7の磁
歪装置と構成を異にしている。保持装置12はさらに、
それぞれ対応する脆弱部49を介してハウジング2に固
定された例えば一対の係合部材50と、保持用超磁歪ロ
ッド41の底端と係合部材50の頂端間に挿入された可
動部材47と、係合部材50と燃料室18内壁面間に挿
入されてそれぞれ対応する係合部材50を半径方向内向
きに付勢するた圧縮バネ51とを具備する。各係合部材
50はその頂部に作用される応力に応じ脆弱部49を回
動中心として超磁歪ロッド10の半径方向に移動可能に
なっている。なお、圧縮バネ16は超磁歪ロッド10の
頂端と可動部材47の底面間に挿入されている。
【0035】通常、ソレノイドコイル42は消勢され
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が軸線方向にほ
ぼ自然長まで収縮するので係合部材50の頂端に可動部
材47による下向きの応力が作用しなくなる。このとき
係合部材50はそれぞれ対応する圧縮バネ51により半
径方向内向きに付勢されており、斯くして超磁歪ロッド
10が係合部材50により保持される。一方、超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧を再設定すべきときにはソレ
ノイドコイル42が付勢される。その結果、保持用超磁
歪ロッド41が軸線方向に伸長して可動部材47が下降
せしめられる。可動部材47が下降せしめられると係合
部材50の頂端に下向きの応力が作用して係合部材50
が脆弱部49を回動中心として半径方向外側に移動せし
められ、斯くして超磁歪ロッド10が保持装置12から
離脱する。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超
磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定さ
れる。
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が軸線方向にほ
ぼ自然長まで収縮するので係合部材50の頂端に可動部
材47による下向きの応力が作用しなくなる。このとき
係合部材50はそれぞれ対応する圧縮バネ51により半
径方向内向きに付勢されており、斯くして超磁歪ロッド
10が係合部材50により保持される。一方、超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧を再設定すべきときにはソレ
ノイドコイル42が付勢される。その結果、保持用超磁
歪ロッド41が軸線方向に伸長して可動部材47が下降
せしめられる。可動部材47が下降せしめられると係合
部材50の頂端に下向きの応力が作用して係合部材50
が脆弱部49を回動中心として半径方向外側に移動せし
められ、斯くして超磁歪ロッド10が保持装置12から
離脱する。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超
磁歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定さ
れる。
【0036】ソレノイドコイル42が予圧の再設定を行
うために必要な時間だけ付勢されると再びソレノイドコ
イル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロッド
41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12により
保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与される予
圧が設定予圧に維持される。図9にさらに別の実施態様
を示す。
うために必要な時間だけ付勢されると再びソレノイドコ
イル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロッド
41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12により
保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与される予
圧が設定予圧に維持される。図9にさらに別の実施態様
を示す。
【0037】図9に示す実施態様では磁歪装置40に永
久磁石43が設けられず、保持用超磁歪ロッド41が超
磁歪ロッド10の頂部10aから形成される点で図7の
磁歪装置と構成を異にしている。また、保持装置12は
燃料室18内に固定された環状の当接部材52を具備
し、この当接部材52の内部空間内に保持用超磁歪ロッ
ド41が挿入される。この当接部材52の内部空間の内
径は伸長している頂部10aの外径よりもわずかばかり
大きく、かつ収縮している頂部10aの外径よりもわず
かばかり小さくなるように定められている。なお、圧縮
バネ16は超磁歪ロッド10に取り付けられたフランジ
14と固定板48の底面間に挿入されている。
久磁石43が設けられず、保持用超磁歪ロッド41が超
磁歪ロッド10の頂部10aから形成される点で図7の
磁歪装置と構成を異にしている。また、保持装置12は
燃料室18内に固定された環状の当接部材52を具備
し、この当接部材52の内部空間内に保持用超磁歪ロッ
ド41が挿入される。この当接部材52の内部空間の内
径は伸長している頂部10aの外径よりもわずかばかり
大きく、かつ収縮している頂部10aの外径よりもわず
かばかり小さくなるように定められている。なお、圧縮
バネ16は超磁歪ロッド10に取り付けられたフランジ
14と固定板48の底面間に挿入されている。
【0038】通常、ソレノイドコイル42は消勢され
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が軸線方向にほ
ぼ自然長まで収縮し、それにより保持用超磁歪ロッド4
1が半径方向に伸長時に比べて膨張する。このため、保
持用超磁歪ロッド41が当接部材52に当接し、斯くし
て超磁歪ロッド10が保持装置12により保持される。
一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再設定すべ
きときにはソレノイドコイル42が付勢される。その結
果、保持用超磁歪ロッド41が軸線方向に伸長し、それ
により保持用超磁歪ロッド41が半径方向に収縮し、し
たがって保持用超磁歪ロッド41が当接部材52から離
脱する。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超磁
歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定され
る。
る。その結果、保持用超磁歪ロッド41が軸線方向にほ
ぼ自然長まで収縮し、それにより保持用超磁歪ロッド4
1が半径方向に伸長時に比べて膨張する。このため、保
持用超磁歪ロッド41が当接部材52に当接し、斯くし
て超磁歪ロッド10が保持装置12により保持される。
一方、超磁歪ロッド10に付与される予圧を再設定すべ
きときにはソレノイドコイル42が付勢される。その結
果、保持用超磁歪ロッド41が軸線方向に伸長し、それ
により保持用超磁歪ロッド41が半径方向に収縮し、し
たがって保持用超磁歪ロッド41が当接部材52から離
脱する。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超磁
歪ロッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定され
る。
【0039】ソレノイドコイル42が予圧の再設定を行
うために必要な時間だけ付勢されると再びソレノイドコ
イル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロッド
41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12により
保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与される予
圧が設定予圧に維持される。図9に示す実施態様では超
磁歪ロッド10の頂部10aを半径方向に膨張または収
縮せしめて超磁歪ロッド10を保持または離脱するよう
にしている。しかしながら、超磁歪ロッド10の頂端に
別個の超磁歪ロッドを一体的に接続し、この超磁歪ロッ
ドを半径方向に膨張または収縮せしめて超磁歪ロッド1
0を保持または離脱するようにすることもできる。
うために必要な時間だけ付勢されると再びソレノイドコ
イル42が消勢される。その結果、保持用超磁歪ロッド
41が伸長して超磁歪ロッド10が保持装置12により
保持され、したがって超磁歪ロッド10に付与される予
圧が設定予圧に維持される。図9に示す実施態様では超
磁歪ロッド10の頂部10aを半径方向に膨張または収
縮せしめて超磁歪ロッド10を保持または離脱するよう
にしている。しかしながら、超磁歪ロッド10の頂端に
別個の超磁歪ロッドを一体的に接続し、この超磁歪ロッ
ドを半径方向に膨張または収縮せしめて超磁歪ロッド1
0を保持または離脱するようにすることもできる。
【0040】このように図4から図9に示す実施態様で
は予圧を再設定すべきときにのみ三方弁27が制御さ
れ、スイッチ38aがオンとされ、或いはソレノイドコ
イル42が付勢されるので消費電力を低減することがで
きる。また、図4から図9に示す実施態様では燃料噴射
停止状態にある限りいつでも超磁歪ロッド10に付与さ
れる予圧を再設定することができる。そこで、図4から
図9に示す実施態様では予圧を再設定すべきか否かを判
別し、予圧を再設定すべきであると判断されたときには
内燃機関の運転中であっても予圧の再設定を行うように
している。
は予圧を再設定すべきときにのみ三方弁27が制御さ
れ、スイッチ38aがオンとされ、或いはソレノイドコ
イル42が付勢されるので消費電力を低減することがで
きる。また、図4から図9に示す実施態様では燃料噴射
停止状態にある限りいつでも超磁歪ロッド10に付与さ
れる予圧を再設定することができる。そこで、図4から
図9に示す実施態様では予圧を再設定すべきか否かを判
別し、予圧を再設定すべきであると判断されたときには
内燃機関の運転中であっても予圧の再設定を行うように
している。
【0041】図10は予め定められた設定クランク角毎
に繰り返し実行される割り込みルーチンを示している。
図10を参照するとまずステップ60では現在燃料噴射
を開始すべき時期であるか否かが判別される。燃料噴射
開始時期のときには次いでステップ61に進み、ソレノ
イドコイル8が付勢される。燃料噴射は図示しない別の
ルーチンで算出された燃料噴射時間だけ実行されるよう
になっており、すなわちソレノイドコイル8が付勢され
てからこの燃料噴射時間だけ経過するとソレノイドコイ
ル8は消勢される。
に繰り返し実行される割り込みルーチンを示している。
図10を参照するとまずステップ60では現在燃料噴射
を開始すべき時期であるか否かが判別される。燃料噴射
開始時期のときには次いでステップ61に進み、ソレノ
イドコイル8が付勢される。燃料噴射は図示しない別の
ルーチンで算出された燃料噴射時間だけ実行されるよう
になっており、すなわちソレノイドコイル8が付勢され
てからこの燃料噴射時間だけ経過するとソレノイドコイ
ル8は消勢される。
【0042】一方、ステップ60において燃料噴射開始
時期でないときには次いでステップ62に進み、要求条
件が成立しているか否かすなわち予圧の再設定を行うべ
きであるか否かが判別される。図10の実施態様では、
前回行われた予圧の再設定からの積算運転時間、積算車
両走行距離、または積算燃料消費量が予め定められたし
きい値を越えたときに要求条件が成立していると判断さ
れる。しかしながら、燃料噴射弁1の温度が高くなって
超磁歪ロッド10と例えばハウジング2との間に熱膨張
差が生じたときにも予圧が変化する。そこで、機関運転
状態を表すエンジンオイルまたは冷却水の温度、或いは
機関負荷または機関回転数が予め定められたしきい値を
越えて変化したときに要求条件が成立していると判断す
ることもできる。
時期でないときには次いでステップ62に進み、要求条
件が成立しているか否かすなわち予圧の再設定を行うべ
きであるか否かが判別される。図10の実施態様では、
前回行われた予圧の再設定からの積算運転時間、積算車
両走行距離、または積算燃料消費量が予め定められたし
きい値を越えたときに要求条件が成立していると判断さ
れる。しかしながら、燃料噴射弁1の温度が高くなって
超磁歪ロッド10と例えばハウジング2との間に熱膨張
差が生じたときにも予圧が変化する。そこで、機関運転
状態を表すエンジンオイルまたは冷却水の温度、或いは
機関負荷または機関回転数が予め定められたしきい値を
越えて変化したときに要求条件が成立していると判断す
ることもできる。
【0043】要求条件が成立していると判断されたとき
には次いでステップ63に進み、可能条件が成立してい
るか否か、すなわち現在の燃料噴射の時間間隔が、超磁
歪ロッド10を一旦保持装置12から離脱させて予圧を
再設定し、次いで超磁歪ロッド10を保持するために必
要な時間よりも長いか否かが判別される。図10の実施
態様では、次回の燃料噴射が開始されるまでの時間が比
較的長い機関運転状態、すなわち例えば機関回転数また
は燃料噴射時間(機関負荷)が予め定められたしきい値
よりも小さいとき、または機関減速運転時のような燃料
カット時に可能条件が成立していると判断される。な
お、機関運転状態に応じて運転される気筒数を変更する
ようにした多気筒内燃機関においては運転休止時に可能
条件が成立していると判断することもできる。
には次いでステップ63に進み、可能条件が成立してい
るか否か、すなわち現在の燃料噴射の時間間隔が、超磁
歪ロッド10を一旦保持装置12から離脱させて予圧を
再設定し、次いで超磁歪ロッド10を保持するために必
要な時間よりも長いか否かが判別される。図10の実施
態様では、次回の燃料噴射が開始されるまでの時間が比
較的長い機関運転状態、すなわち例えば機関回転数また
は燃料噴射時間(機関負荷)が予め定められたしきい値
よりも小さいとき、または機関減速運転時のような燃料
カット時に可能条件が成立していると判断される。な
お、機関運転状態に応じて運転される気筒数を変更する
ようにした多気筒内燃機関においては運転休止時に可能
条件が成立していると判断することもできる。
【0044】可能条件が成立していると判断されたとき
には次いでステップ64に進み、現在予圧の再設定を開
始することが可能であるか否か、すなわち現在予圧の再
設定を開始したときに次回の燃料噴射が開始されるまで
に予圧の再設定が完了するか否かが判別される。可能な
時期であると判断されたときには次いでステップ65に
進み、予圧の再設定が行われる。すなわち、図4の実施
態様では三方弁27が制御されて圧力室24が一時的に
低圧通路30に接続され、図5の実施態様でスイッチ3
8aが一時的にオンとされ、図6から図9の実施態様で
はソレノイドコイル41が一時的に付勢される。一方、
ステップ62において要求条件が成立しないとき、ステ
ップ63において可能条件が成立しないとき、ステップ
64において可能な時期でないと判断されたときには予
圧の再設定を行うことなく処理サイクルを終了する。す
なわち、超磁歪ロッド10が保持状態に維持される。
には次いでステップ64に進み、現在予圧の再設定を開
始することが可能であるか否か、すなわち現在予圧の再
設定を開始したときに次回の燃料噴射が開始されるまで
に予圧の再設定が完了するか否かが判別される。可能な
時期であると判断されたときには次いでステップ65に
進み、予圧の再設定が行われる。すなわち、図4の実施
態様では三方弁27が制御されて圧力室24が一時的に
低圧通路30に接続され、図5の実施態様でスイッチ3
8aが一時的にオンとされ、図6から図9の実施態様で
はソレノイドコイル41が一時的に付勢される。一方、
ステップ62において要求条件が成立しないとき、ステ
ップ63において可能条件が成立しないとき、ステップ
64において可能な時期でないと判断されたときには予
圧の再設定を行うことなく処理サイクルを終了する。す
なわち、超磁歪ロッド10が保持状態に維持される。
【0045】また、図4から図9に示す実施態様では内
燃機関のイグニッションスイッチ(図示しない)がオフ
とされたときに予圧の再設定を行い、次いで電子制御ユ
ニット26への通電を停止するようにすることもでき
る。すなわち、この場合には内燃機関が停止される毎に
予圧の再設定が行われることになる。図11にさらに別
の実施態様を示す。
燃機関のイグニッションスイッチ(図示しない)がオフ
とされたときに予圧の再設定を行い、次いで電子制御ユ
ニット26への通電を停止するようにすることもでき
る。すなわち、この場合には内燃機関が停止される毎に
予圧の再設定が行われることになる。図11にさらに別
の実施態様を示す。
【0046】図11の実施態様では磁歪装置40が永久
磁石43を備えている点で図9の実施態様と構成を異に
している。したがって、ソレノイドコイル42が付勢さ
れると超磁歪ロッド41に印加される合成磁界がほぼ零
となって超磁歪ロッド41が軸線方向にほぼ自然長まで
収縮し、それにより半径方向に膨張し、斯くして超磁歪
ロッド41が当接部材52に当接する。一方、ソレノイ
ドコイル42が消勢されると永久磁石43のバイアス磁
界により保持用超磁歪ロッド41が軸線方向に伸長して
半径方向に収縮し、斯くして当接部材52から離脱す
る。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定される。
磁石43を備えている点で図9の実施態様と構成を異に
している。したがって、ソレノイドコイル42が付勢さ
れると超磁歪ロッド41に印加される合成磁界がほぼ零
となって超磁歪ロッド41が軸線方向にほぼ自然長まで
収縮し、それにより半径方向に膨張し、斯くして超磁歪
ロッド41が当接部材52に当接する。一方、ソレノイ
ドコイル42が消勢されると永久磁石43のバイアス磁
界により保持用超磁歪ロッド41が軸線方向に伸長して
半径方向に収縮し、斯くして当接部材52から離脱す
る。このとき圧縮バネ16のバネ力に基づいて超磁歪ロ
ッド10に付与される予圧が設定予圧に再設定される。
【0047】ところで、図4から図9の実施態様では通
常、超磁歪ロッド10を保持し、予圧を再設定すべきと
きに超磁歪ロッド10を離脱させるようにしている。予
圧の再設定は燃料噴射停止時に行われるので燃料噴射時
には超磁歪ロッド10は保持されており、したがって実
際の燃料噴射量が正規の燃料噴射量からずれるのが阻止
されている。ところが、実際の燃料噴射量が正規の燃料
噴射量からずれるのを阻止するためには超磁歪ロッド1
0が燃料噴射時に保持されていればよい。そこで図11
の実施態様では通常または燃料噴射停止時に超磁歪ロッ
ド10を保持装置12から離脱させ、燃料噴射時にのみ
超磁歪ロッド10を保持装置12により保持するように
している。このようにすると燃料噴射を開始すべきとき
に予圧の再設定がすでに完了していることになり、した
がって予圧を常時、設定予圧に維持することができる。
また、燃料噴射が完了する毎に予圧の再設定を行うよう
にすることもできる。
常、超磁歪ロッド10を保持し、予圧を再設定すべきと
きに超磁歪ロッド10を離脱させるようにしている。予
圧の再設定は燃料噴射停止時に行われるので燃料噴射時
には超磁歪ロッド10は保持されており、したがって実
際の燃料噴射量が正規の燃料噴射量からずれるのが阻止
されている。ところが、実際の燃料噴射量が正規の燃料
噴射量からずれるのを阻止するためには超磁歪ロッド1
0が燃料噴射時に保持されていればよい。そこで図11
の実施態様では通常または燃料噴射停止時に超磁歪ロッ
ド10を保持装置12から離脱させ、燃料噴射時にのみ
超磁歪ロッド10を保持装置12により保持するように
している。このようにすると燃料噴射を開始すべきとき
に予圧の再設定がすでに完了していることになり、した
がって予圧を常時、設定予圧に維持することができる。
また、燃料噴射が完了する毎に予圧の再設定を行うよう
にすることもできる。
【0048】ソレノイドコイル42の付勢作用を、ソレ
ノイドコイル8の付勢作用と同期させれば燃料噴射時に
超磁歪ロッド10を保持することができる。しかしなが
ら作動遅れを考えると、このように同期させた場合には
燃料噴射が開始されるときに、すなわち超磁歪ロッド1
0が収縮を開始するときに超磁歪ロッド10が確実に保
持されていない恐れがある。そこで、図11の実施態様
では図12に示すようにソレノイドコイル8の付勢作用
が開始されるのに先立ってソレノイドコイル42の付勢
作用を開始するようにしている。その結果、燃料噴射が
開始されるのに先立って超磁歪ロッド10の保持作用が
開始されることになり、したがって燃料噴射が開始され
るときに超磁歪ロッド10を確実に保持することがで
き、斯くして実際の燃料噴射量が正規の燃料噴射量から
ずれるのを確実に阻止することができる。なお、ソレノ
イドコイル8が消勢されるのと同期してソレノイドコイ
ル42が消勢される。
ノイドコイル8の付勢作用と同期させれば燃料噴射時に
超磁歪ロッド10を保持することができる。しかしなが
ら作動遅れを考えると、このように同期させた場合には
燃料噴射が開始されるときに、すなわち超磁歪ロッド1
0が収縮を開始するときに超磁歪ロッド10が確実に保
持されていない恐れがある。そこで、図11の実施態様
では図12に示すようにソレノイドコイル8の付勢作用
が開始されるのに先立ってソレノイドコイル42の付勢
作用を開始するようにしている。その結果、燃料噴射が
開始されるのに先立って超磁歪ロッド10の保持作用が
開始されることになり、したがって燃料噴射が開始され
るときに超磁歪ロッド10を確実に保持することがで
き、斯くして実際の燃料噴射量が正規の燃料噴射量から
ずれるのを確実に阻止することができる。なお、ソレノ
イドコイル8が消勢されるのと同期してソレノイドコイ
ル42が消勢される。
【0049】図13は本実施態様において予め定められ
た設定クランク角毎に繰り返し実行される割り込みルー
チンを示している。図13を参照すると、まずステップ
70では現在燃料噴射を開始すべき時期であるか否かが
判別される。燃料噴射開始時期のときには次いでステッ
プ71に進み、ソレノイドコイル8が付勢される。一
方、燃料噴射開始時期でないときには次いでステップ7
2に進み、上述の要求条件が成立しているか否か、すな
わち予圧の再設定を行うべきであるか否かが判別され
る。要求条件が成立していると判断されたときには次い
でステップ73に進み、現在、次回の燃料噴射開始時期
よりも一定クランク角だけ前であるか否かが判別され
る。次回の燃料噴射開始時期よりも一定クランク角だけ
前であるときには次いでステップ74に進み、ソレノイ
ドコイル42が付勢される。すなわち、超磁歪ロッド1
0が保持される。一方、要求条件が成立していないと判
断されたとき、または次回の燃料噴射開始時期よりも一
定クランク角だけ前でないときには処理サイクルを終了
する。すなわち、超磁歪ロッド10が離脱状態に維持さ
れて予圧の再設定が行われる。
た設定クランク角毎に繰り返し実行される割り込みルー
チンを示している。図13を参照すると、まずステップ
70では現在燃料噴射を開始すべき時期であるか否かが
判別される。燃料噴射開始時期のときには次いでステッ
プ71に進み、ソレノイドコイル8が付勢される。一
方、燃料噴射開始時期でないときには次いでステップ7
2に進み、上述の要求条件が成立しているか否か、すな
わち予圧の再設定を行うべきであるか否かが判別され
る。要求条件が成立していると判断されたときには次い
でステップ73に進み、現在、次回の燃料噴射開始時期
よりも一定クランク角だけ前であるか否かが判別され
る。次回の燃料噴射開始時期よりも一定クランク角だけ
前であるときには次いでステップ74に進み、ソレノイ
ドコイル42が付勢される。すなわち、超磁歪ロッド1
0が保持される。一方、要求条件が成立していないと判
断されたとき、または次回の燃料噴射開始時期よりも一
定クランク角だけ前でないときには処理サイクルを終了
する。すなわち、超磁歪ロッド10が離脱状態に維持さ
れて予圧の再設定が行われる。
【0050】
【発明の効果】燃料噴射弁の構造を複雑にすることなく
超磁歪材に付与される予圧を長期にわたって一定に維持
することができる。
超磁歪材に付与される予圧を長期にわたって一定に維持
することができる。
【図1】超磁歪式燃料噴射弁の断面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁の図2
と同様な拡大断面図である。
と同様な拡大断面図である。
【図4】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁
の図2と同様な拡大断面図である。
の図2と同様な拡大断面図である。
【図5】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁
の図2と同様な拡大断面図である。
の図2と同様な拡大断面図である。
【図6】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁
の図2と同様な拡大断面図である。
の図2と同様な拡大断面図である。
【図7】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁
の図2と同様な拡大断面図である。
の図2と同様な拡大断面図である。
【図8】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁
の図2と同様な拡大断面図である。
の図2と同様な拡大断面図である。
【図9】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射弁
の図2と同様な拡大断面図である。
の図2と同様な拡大断面図である。
【図10】クランク角割り込みルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】さらに別の実施態様による超磁歪式燃料噴射
弁の図2と同様な拡大断面図である。
弁の図2と同様な拡大断面図である。
【図12】燃料噴射時期と、保持装置の保持時期とを示
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
【図13】図11の実施態様によるクランク角割り込み
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
1…超磁歪式燃料噴射弁 2…ハウジング 6…ノズル孔 8…ソレノイドコイル 9…永久磁石 10…超磁歪ロッド 11…ニードル 12…保持装置 16…圧縮バネ 18…燃料室
Claims (6)
- 【請求項1】 印加される磁界の大きさに応じて軸線方
向に伸長または収縮する超磁歪材を具備し、該超磁歪材
に印加される磁界の大きさを制御することにより超磁歪
材の軸線方向長さを制御し、それによって超磁歪材の底
端に連結された弁体による開閉弁動作を制御するように
した超磁歪式燃料噴射弁において、超磁歪材を頂端周り
において離脱可能に保持する保持手段と、超磁歪材が保
持手段から離脱したときに超磁歪材を閉弁方向に付勢す
ることにより超磁歪材に軸線方向の予圧を付与する予圧
付与手段とを具備した超磁歪式燃料噴射弁。 - 【請求項2】 上記保持手段が流体室と、該流体室内の
圧力に応じて変位する係合部材とを具備し、流体室内の
流体圧が高くなると係合部材が超磁歪材に押圧せしめら
れて超磁歪材が保持され、流体室内の流体圧が低くなる
と係合部材が超磁歪材から離脱するようにした請求項1
に記載の超磁歪式燃料噴射弁。 - 【請求項3】 燃料噴射停止時に上記流体室から流体を
溢流せしめ、それにより流体室内の流体圧を低下させて
上記係合部材を上記超磁歪材から離脱させるようにした
請求項2に記載の超磁歪式燃料噴射弁。 - 【請求項4】 上記保持手段の保持離脱作用を電気的に
制御するようにした請求項1に記載の超磁歪式燃料噴射
弁。 - 【請求項5】 上記超磁歪材の頂端周りの部分に印加さ
れる磁界を制御して該超磁歪材部分を軸線方向に収縮せ
しめることにより該超磁歪材部分を半径方向に膨張せし
め、それにより超磁歪材部分を隣接配置された当接部材
に当接せしめることによって超磁歪材を保持するように
した請求項1に記載の超磁歪式燃料噴射弁。 - 【請求項6】 燃料噴射時に上記保持手段が上記超磁歪
材を保持し、燃料噴射停止時に保持手段が超磁歪材を離
脱せしめると共に、燃料噴射が開始されるのに先立って
保持手段が超磁歪材の保持作用を開始するようにした請
求項1に記載の超磁歪式燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17836697A JPH1122587A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 超磁歪式燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17836697A JPH1122587A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 超磁歪式燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122587A true JPH1122587A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16047245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17836697A Pending JPH1122587A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 超磁歪式燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122587A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003512555A (ja) * | 1999-10-15 | 2003-04-02 | ウエストポート リサーチ インコーポレーテツド | 直接駆動の噴射バルブ |
| WO2004077582A1 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Tdk Corporation | 引き型アクチュエータ |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17836697A patent/JPH1122587A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003512555A (ja) * | 1999-10-15 | 2003-04-02 | ウエストポート リサーチ インコーポレーテツド | 直接駆動の噴射バルブ |
| WO2004077582A1 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Tdk Corporation | 引き型アクチュエータ |
| US7196437B2 (en) | 2003-02-28 | 2007-03-27 | Tdk Corporation | Contraction type actuator |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3625838B2 (ja) | 内燃機関に用いられる燃料噴射弁 | |
| JP2002518640A (ja) | 流量制御弁 | |
| CN103807071A (zh) | 直喷式燃料喷射阀的支承结构 | |
| US10508615B2 (en) | Engine with a piston heating system and method for operation thereof | |
| US6883725B2 (en) | Fuel injection valve | |
| JPH1122587A (ja) | 超磁歪式燃料噴射弁 | |
| JP2009114980A (ja) | 燃料供給装置 | |
| US7007672B2 (en) | Internal combustion engine starting system | |
| EP1188914B1 (en) | Fuel limitation device for engine with supercharger | |
| KR102232823B1 (ko) | Msm 소자를 구비한 연료 분사장치 | |
| JPH09184464A (ja) | 筒内直接噴射機関の燃料圧力制御装置 | |
| US10415534B2 (en) | Glow plug for vehicle and control method thereof | |
| JP3562443B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁の燃料加熱制御装置 | |
| KR100667629B1 (ko) | 엘피아이 시스템용 가변압력조절장치 | |
| JP2000161177A (ja) | 燃料噴射機構 | |
| JP3875044B2 (ja) | 筒内直接噴射式内燃機関における燃料供給装置 | |
| JPH10339201A (ja) | 燃料噴射装置 | |
| JP2001082232A (ja) | 直噴式ディーゼルエンジン | |
| JPH10331740A (ja) | 超磁歪式燃料噴射弁 | |
| JP2025126433A (ja) | インシュレータ、及び、インジェクタの振動伝播低減取付構造 | |
| JP4670873B2 (ja) | インジェクタ | |
| JP2004052699A (ja) | 筒内噴射式内燃機関の燃料噴射装置 | |
| JPH0861549A (ja) | 電磁流体制御弁 | |
| JP2001132574A (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
| JP3551072B2 (ja) | 電磁駆動弁 |