JPH11226087A - 散薬取出装置および散薬容器搬送装置 - Google Patents
散薬取出装置および散薬容器搬送装置Info
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- JPH11226087A JPH11226087A JP4617698A JP4617698A JPH11226087A JP H11226087 A JPH11226087 A JP H11226087A JP 4617698 A JP4617698 A JP 4617698A JP 4617698 A JP4617698 A JP 4617698A JP H11226087 A JPH11226087 A JP H11226087A
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Abstract
良く取り出す。 【解決手段】多数の散薬カセット30と、これらを移動
させるカセット移動機構20と、散薬カセット30から
取り出した散薬を受ける散薬容器1を移送する搬送機構
10,110とを備えた散薬取出装置であって、搬送機
構はその搬送経路の全部又は一部が折り畳まれている
(110,116)。多くの散薬容器を搬送経路上に貯
めておけることから、後続装置への散薬容器の供給タイ
ミングが遅れても散薬カセットから散薬容器への取り出
しが止まり難くなって、スループットを維持したままで
後続装置との直接または間接的な連携についての自由度
が増大するので、装置の可用性を高めることができる。
Description
よび散薬容器搬送装置に関し、詳しくは、散薬分包処理
等に供給する種々の散薬を取り出すための散薬取出装置
および散薬容器搬送装置に関する。
が提案されている。例えば、散薬を1包分ずつ収容する
多数のマスを直線状に配置するか、または環状に配置し
て分割マスを構成し、この分割マスに沿って散薬をほぼ
均等に配分したのち、分割マスの底板を1マスずつ順次
開放して、下方に設置した包装装置に散薬を導入するこ
とにより1包分ずつ分包するようになったものがある。
円弧状に窪んだ環状の凹溝を具えた回転体を使用し、こ
の回転体を定速回転させながらその凹溝全周に散薬をほ
ぼ均等に配分したのち、分割数に応じた角度ずつ回転体
を回転させながらその角度分の散薬を順次切り出して、
下方に設置した包装装置に導入することにより1包分ず
つ分包するようになったものもある。
類の散薬を扱って、それらの分包作業を自動的に行うこ
とのできる散薬自動分包機もある(特開平8−8090
2号公報)。これは、ストックケース毎に設けられた散
薬分包用噴出装置を用いて各ストックケースから散薬を
取り出すとともに、移動式の包装装置を用いて散薬を受
け取りに行って分包するようになっている。
従来の分割装置では、分包すべき散薬を保管容器から処
方量だけ取り出して、それを配分のため一般に使用され
る振動フィーダのホッパに投入する作業を、薬剤師が、
散薬の種類ごとに総て行わなければならず、そのため、
薬剤師の負担が大きく、自動機としては十分なものと言
えない。また、従来の散薬自動分包機では、多数の散薬
噴出装置や移動可能な包装装置などの特殊な機構等を要
するため、複雑で高価になりがちであるという問題点が
あった。
機を開発して提供することが重要なこととなる。すなわ
ち、散薬噴出装置を必要としない新たな散薬供給装置を
導入するととともに、このような散薬供給装置を従来の
分割装置等への組み合わせも可能とすることで、ストッ
クしている多くの散薬から適宜の散薬を分割装置等へ適
量供給することにより、安価にその分割装置を高度な自
動機に転換させるのである。
散薬の自動取り出し部分と分割装置等の部分とを固定的
・一体的に連結したのでは、自動化率は向上しても、柔
軟性・多様性が不足することもある。例えば、ストック
しきれない散薬は否応なしに人手で取り出さなければな
らないことや、振動フィーダ等で散薬を混和する場合で
は比重に関する差が6倍を超えると均等に混和すること
が困難になること、さらには剤形が変わらないように注
意を要する顆粒等もあることなどのため、散薬の取り出
しを少なくとも一部は人手に委ねざるを得ないことがあ
り、そのような場合に、分割装置側の稼働率が低下して
しまう。また、散薬の自動取り出し部が高速化されても
分割装置側の処理速度が追いつかないと、散薬取出部の
稼働率が低下してしまう。
もに、それに加えて人手介入を前提とし、人手の介在に
よっても処理効率の低下し難い柔軟なシステムを構築可
能なようにすることが重要な課題となる。この発明は、
このような課題を解決するためになされたものであり、
人手が介在しても各種の散薬を自動で効率良く取り出せ
る装置を実現することを目的とする。
るためになされた本発明の散薬取出装置および散薬容器
搬送装置について、その構成および作用効果を以下に説
明する。
求項1に記載の如く)、多数の散薬カセットと、これら
の散薬カセットを移動させるカセット移動機構と、前記
散薬カセットから取り出した散薬を受ける散薬容器を移
送する搬送機構とを備えた散薬取出装置であって、前記
搬送機構はその搬送経路の全部又は一部が折り畳まれた
ものであることを特徴とする。
た」とは、単に搬送方向を変えるために搬送経路が折り
曲げられた状態を超えて或る程度の散薬容器を搬送経路
上に一時停留しておける程度にまで搬送経路が折り曲げ
られている状態をいい、具体的には、一往復半以上も行
き来する曲折状態や、一回転を超えて巡回・螺旋回転等
する曲折状態が挙げられる。
は、各種の散薬は、多数の散薬カセットに分けて収容さ
れ、処方情報等に応じて適宜そこから取り出されるた
め、散薬供給が自動で散薬容器ごとに分けて行われる。
そして、その散薬容器を単位として計量装置や分割装置
さらには分包機などの後続装置への散薬供給が自動で又
は人手を介して適宜遂行される。しかも、散薬カセット
から散薬容器に対する散薬取り出し位置までは散薬カセ
ットに収容されたままで運ばれるので、この間は未だ閉
じ込められている。そして、該当散薬カセットが散薬の
取出位置まで移動してから必要な散薬が散薬容器へ取り
出され、この散薬容器が移動することで、各種の散薬が
集められるとともに後続装置への散薬供給等も行われ
る。
や介在人への散薬供給位置まで搬送機構によって次々に
移送されるが、先着分が散薬供給位置に残されている
と、後続の散薬容器は、搬送経路上に連なって止められ
る。その際、搬送経路のうち折り畳まれたところには多
数の散薬容器が止め置かれる。そして、先着の散薬容器
が散薬供給位置から取り除かれると、後続分が速やかに
順次送り込まれる。
して供給するのを自動化するとともに、その自動化に際
して散薬カセットを散薬容器のところへ移動させて散薬
の取り出しを行うようにしたことにより、散薬が微粒で
あっても舞い散ること無く、各種の散薬を速やかに散薬
容器へ収集することができる。また、多くの散薬容器を
搬送経路上に貯めておけるようにしたことにより、後続
装置への散薬容器の供給タイミングが遅れても散薬カセ
ットから散薬容器への取り出しが止まり難くなって、ス
ループットを維持したままで後続装置との直接または間
接的な連携についての自由度が増大するので、装置の可
用性を高めることができる。しかも、搬送経路が増大し
た割には装置全体は大きくならないで済む。
と速やかに行われる一方で、一部の散薬の取り出しが人
手で慎重に行われたような場合でも、全体のスループッ
トは低下することなく維持される。したがって、この発
明によれば、人手が介在しても各種の散薬を自動で効率
良く取り出すことができる。
の請求項2に記載の如く)、散薬容器を搬送経路に沿っ
て移送する散薬容器搬送装置であって、その搬送経路の
全部又は一部が折り畳まれたものであることを特徴とす
る。
ては、散薬取出装置等によって取り出された各種の散薬
が入れられた散薬容器は、計量装置や分割装置さらには
分包機などの後続装置へ供給される前に、この散薬容器
搬送装置にかけられると、後続装置や介在人への散薬供
給位置まで次々に移送されるが、先着分が散薬供給位置
に残されていると、後続の散薬容器は、搬送経路上に連
なって止められる。その際、搬送経路のうち折り畳まれ
たところには多数の散薬容器が止め置かれる。そして、
先着の散薬容器が散薬供給位置から取り除かれると、後
続分が速やかに順次送り込まれる。
て供給するのを散薬容器を用いて自動化するに際して多
くの散薬容器を搬送経路上に貯めておけるようにしたこ
とにより、後続装置への散薬容器の供給タイミングが遅
れても散薬容器への取り出しが止まり難くなって、スル
ープットを維持したままで散薬取出装置と後続装置との
直接または間接的な連携についての自由度が増大するの
で、システム全体における装置の組合せや運用に関して
の柔軟性を高めることができる。しかも、搬送経路は長
くても折り畳まれた状態となっているので、散薬容器搬
送装置は比較的小型にすることができ、散薬取出装置に
組み込むのも容易となる。。
と速やかに行われる一方で、一部の散薬の取り出しが人
手で慎重に行われたような場合でも、全体のスループッ
トは低下することなく維持される。したがって、この発
明によれば、人手が介在しても各種の散薬を自動で効率
良く取り出すことができる。
本発明の散薬取出装置および散薬容器搬送装置につい
て、これを実施するための形態を説明する。
形態は、上述した解決手段の散薬取出装置および散薬容
器搬送装置であって、その搬送経路の覆いが前記散薬容
器の複数個分に亘って開閉可能になっていることを特徴
とする。この場合、搬送経路上を移送されて散薬を運ん
できた散薬容器は、後続装置への散薬供給のために搬送
経路から取り除かれるが、その際に、覆いを開けて複数
個の散薬容器を取り出すことができるので人手を介在さ
せる場合でもスループットを低下させないで済む。ま
た、散薬容器が搬送経路上に止められている間は、覆い
を閉じておくことで、ゴミ等が散薬容器に入り込むのを
防止することができる。このように搬送経路の覆いを散
薬容器複数個分に亘って開閉可能なようにしたことによ
り、搬送経路上に散薬容器が長時間とめ置かれても、ス
ループットの低下やゴミ等の混入を防止することができ
る。
形態は、上述した解決手段および実施形態の散薬取出装
置および散薬容器搬送装置であって、その搬送経路の上
方に操作卓が配置されていることを特徴とする。この場
合、散薬の取り出しやその移送に伴って、処方箋等に基
づく散薬の取り出し情報の入力や、取り出した散薬情報
の出力なども行われるが、それらの処理は、操作卓を適
宜操作することで行われる。このように散薬の取り出し
等に必要な操作卓と搬送経路とを上下に配したことによ
り、装置を小形に実装することができる。
形態は、上述した解決手段および実施形態の散薬取出装
置および散薬容器搬送装置であって、その搬送経路に臨
んでデータ読取装置が付設されていることを特徴とす
る。この場合、データ記憶体の付いた散薬容器は、散薬
の取り出し等に際して散薬の情報がそのデータ記憶体に
書き込まれていると、その情報が搬送中にデータ読取装
置によって読みとられる。そして、その情報に基づいて
後続装置の指示などを適宜表示等することが可能とな
る。このように散薬容器ごとにその情報を読み出して自
動処理しうるようにしたことにより、搬送経路から取り
出す散薬容器についての案内等を迅速かつ正確に行うこ
とが可能となって、人手を介在させた場合でも確実な処
理を期することができる。
形態は、上述した解決手段および実施形態の散薬取出装
置および散薬容器搬送装置であって、散薬の情報を印刷
する印刷装置が前記搬送経路の上方または下方に設けら
れていることを特徴とする。この場合、データ記憶体の
付いていない散薬容器は、搬送中や搬送経路からの取り
出しの際にそれぞれの散薬情報・薬剤情報がタグ等の印
刷物に印刷される。そして、散薬容器を搬送経路から取
り出して後続装置等へ運び出すとき等に、その印刷情報
が参照される。このように散薬容器ごとにその情報を印
刷しうるようにしたことにより、搬送経路から取り出す
散薬容器についての情報を確認することが可能となっ
て、人手を介在させた場合でも確実な処理を期すること
ができる。
置の一実施例について、その具体的な構成を、図面を引
用して説明する。図1は、散薬容器搬送装置を組み込ん
だ散薬取出装置について、それらの搬送系を中心に斜め
上から視た簡略図である。また、図2は、装置の全体構
成を示す模式図であり、前扉や前板等を外した状態の正
面図について、フレームやボルト等の図示を割愛すると
ともに各要素の形状等も簡略化して示したものである。
さらに、図3は、散薬取出装置のカセット移動機構等の
部分拡大図であり、(a)が正面図、(b)及び(c)
が側面図である。図4は、散薬カセットから散薬を取り
出すところの拡大側面図であり、図5は、散薬取出装置
のコントローラの機能ブロック図である。
であり、側板を外して図1,2のY方向から見た図であ
る。図7は、そのうちの搬送部分について上下に分解し
たところを斜め上から見た図である。図8は、その搬送
部において散薬容器から薬剤情報を読み取るところの拡
大図であり、図9は、散薬容器搬送装置のコントローラ
のブロック図である。なお、散薬容器としてのカップを
図示するに際して、図1では鍔無しのものを描き、他の
図では鍔付きのものを描いたが、何れの形状であっても
使用可能である。
カップ供給ユニットA、カセット収納ユニットB(収納
庫)、カセット収納ユニットC(収納庫)、そしてカッ
プ搬送ユニットDが順に配置連結されたものである(図
2参照)。なお、このカップ搬送ユニットDは、カセッ
ト収納ユニットCとの間の連結用ボルト等を緩めると簡
単に散薬取出装置から切り離せる散薬容器搬送装置とな
っている。
カセット30から取り出した散薬を入れて搬送したり計
量したりするためのカップ1(散薬容器)を供給するカ
ップ供給機構14が設けられている(図2参照)。そし
て、カップ供給機構14の上等にゴミ除け等のため逆さ
状態で積み重ねられた多数のカップ1を、順に一つず
つ、図示しないアーム等にて反転させながら、カセット
収納ユニットBの搬送機構10へ供給するようになって
いる。なお、カップ供給ユニットA上部の空いていると
ころには、電源部2や散薬取出装置のコントローラ80
も格納されている。
わる搬送機構10(散薬容器供給用搬送装置)と、縦に
長いループ状のチェイン等からなるカセット循環機構2
0(カセット移動機構)と、カセット循環機構20に対
しほぼ等間隔で取着された複数個のカセット30(散薬
カセット)と、電子秤50(計量装置)とが設けられて
いる。さらに、駆動部40(散薬取り出しの駆動機構)
や、リーダライタ52(データアクセス装置)、リーダ
ライタ54(データ読取装置)、リーダ56(データ読
取装置)なども設けられている(図2参照)。
ユニットBと同じ構造のユニットである。これらは、散
薬の種類そして散薬カセットの必要数に対応して、必要
なユニット数が左右に連結されるようになっている(図
2参照)。これにより、多数の散薬カセット30が複数
の収納庫B,Cに分離して収納されるようになってい
る。
ユニットCの搬送機構10によって搬送された来たカッ
プ1を更にカップ昇降機構115のところまで運ぶ同様
の搬送機構10と、そのカップ1を乗せて上下移動する
カップ昇降機構115と、カップ昇降機構115の上昇
した高さのところで行きつ戻りつして(図1,図2では
一往復半、図6,図7では二往復半)折り畳まれた搬送
経路を形成する搬送機構110及びターンテーブル11
4と、搬送機構110等の上方に配置されたコントロー
ラ180等と、搬送機構110等の下方に配置されたバ
ーコードプリンタ130とが設けられている(図1,図
2参照)。
が舞い散らないように深めに形成された容器であり、そ
の底部には、収容した散薬についての薬剤情報や計量値
などを記憶させるためのデータキャリア3(データ記憶
体)が取り付けられている(図4,図8参照)。データ
キャリア3は、後述の非接触結合素子53,153に近
接すると磁気的結合等に基づいてエネルギー供給を伴っ
たリーダライタ52や,リーダライタ152によるデー
タアクセスを受ける。このように、カップ1(計量容器
を兼ねた散薬容器)は、データ記憶体の付いたものとな
っている。
乗せて横に搬送するために、各カセット収納ユニット
B,C,及びカップ搬送ユニットD内の下部において両
側端に配設された駆動輪12及び従動輪13に対してベ
ルト11が張設されたベルトコンベア等である(図3参
照)。カセット収納ユニットB,Cの搬送機構10は両
者の端部が近接していて、カセット収納ユニットBの搬
送機構10によって搬送されてきたカップ1は、そのま
ま続けて、隣のカセット収納ユニットCの搬送機構10
によって更にカップ搬送ユニットDへと搬送することが
可能である(図2参照)。同様に、カップ搬送ユニット
Dの搬送機構10も、カセット収納ユニットCから搬入
されたカップ1をカップ昇降機構115のところまで搬
送する。これにより、搬送機構10は、カップ1(散薬
容器)を収納庫内に限らず収納庫間でも移動させるもの
となっている。
降した状態でカップ搬送ユニットDの搬送機構10から
カップ1を受け取り、昇降板が上昇したときにカップ1
を同じカップ搬送ユニットD内の搬送機構110へ送り
出すものである(図1,図2参照)。このカップ昇降機
構115は、装置内でその奥の方すなわち後方側に配置
されている。
0と同様のベルトコンベアであるが、端部に設けられた
ターンテーブル114との協働のために、ベルト111
の両側の上下に小さな従動輪113が配設され、その中
間位置に駆動輪112が設けられている(図2参照)。
なお、各搬送機構110は5個以上のカップ1を乗せる
のに十分な長さに形成されている。ターンテーブル11
4は、直径が平行な2つの搬送機構110とほぼ等しい
円板であり、水平に置かれて中心から下方へ延びた図示
しない鉛直軸を介してモータ等によって回転駆動される
ようになっている。
トックするために、散薬ストック部33と、その下方の
排出部とから構成されている(図4参照)。散薬ストッ
ク部33は、縦向きの円筒形に構成され、その底部に攪
拌羽根32が配置されている。攪拌羽根32は、円錐形
部分を中心としてそれから2枚が互いに180゜隔てて
半径方向外方へ延び、しかも、外方へ行くにしたがって
回転方向に対して後退する方向に湾曲して形成されてい
る。カセット30の排出部には、散薬ストック部33の
下方正面においてその半径方向に沿って横向きに小径円
筒の排出路35が形成されており、この排出路35と散
薬ストック部33とは、散薬ストック部33の底面外周
付近に形成された連通路34によって互いに通じてい
る。
33の下方背面にまで延びた従動シャフト31が回転可
能に設けられている(図4参照)。この従動シャフト3
1は、前方の排出路35内から、散薬ストック部33の
中心に位置する攪拌羽根32の回転軸の真下を通って、
後方へ延びている。従動シャフト31の前端は排出路3
5内の図示しない散薬排出用スクリューに連結され、従
動シャフト31の中間部分は攪拌羽根32の回転支軸に
ギヤ結合させられ、従動シャフト31の後端には駆動シ
ャフト41の挿抜可能なように穿孔が行われ、その穿孔
内面には駆動シャフト41の挿入時に駆動シャフト41
の外歯と噛合する内歯が形成されている。これにより、
散薬カセット30は、散薬取り出しの従動機構の組み込
まれたものとなっている。そして、従動シャフト31が
回転させられると、攪拌羽根32及び排出路35内のス
クリューも連動して回転させられて、散薬ストック部3
3内の散薬が連通路34及び排出路35を経て円滑に排
出されるようになっている。
が、その排出路35の正面に、その円筒先端からなる出
口を開閉するシャッタも設けられており、このシャッタ
は、その支軸に設けたバネによって強制的に閉鎖状態を
維持するように構成されている。そして、排出路35の
側方をスクリューや従動シャフト31と平行に延びたレ
バーの後瑞が前方へ押されているとき、その前瑞がシャ
ッタの側方に張り出した部分を前方へ押して、シャッタ
を開放するようになっている。しかも、カセット30
は、散薬ストック部33の正面に図示しないラベルが貼
られ、収容した散薬の薬品名をそのラベルに記入して表
示しうるようにもなっている。
底部等に、ストックしている散薬についての薬剤情報や
ストック量などを記憶させるためのデータキャリア36
(データ記憶体)が取り付けられている(図4参照)。
データキャリア36は、後述の非接触結合素子55,5
7に近接すると磁気的結合等に基づいてエネルギー供給
を伴ったリーダライタ54やリーダ56によるデータア
クセスを受ける(図2参照)。このように、カセット3
0(散薬カセット)は、個々に、データ記憶体の付いた
ものとなっている。
それぞれに設けられており、いずれにも、複数のカセッ
ト30のうち該当収納庫内のものが取着されている(図
2参照)。各カセット循環機構20は、該当収納庫内に
おいて、上下あるいは左右の駆動輪22及び従動輪23
に亘ってチェーン21等の無端条帯が張設されたもので
あり、電動モータ24によって駆動輪22が回転駆動さ
れると、その回転方向に応じてチェーン21が正逆双方
向に循環する(図3参照)。また、チェーン21にはカ
セット30を着脱可能に支持する支持体が所定のピッチ
で配置されており、装着されたカセット30もチェーン
21の循環に伴って循環させられる。その循環ループの
最下方で搬送機構10に最接近するところは、散薬取り
出し位置とされる。これにより、カセット循環機構20
(カセット移動機構)は、散薬カセットのうち該当収納
庫内のものを順に散薬取り出し位置へ移動させるものと
なっている。
40が設けられている(図3(b),(c)参照)。駆
動部40は、駆動シャフト41に加え、駆動シャフト4
1を回転させる電動モータ42と、駆動シャフト41を
前進・後退させる進退用モータ43とを具えていて、散
薬取り出し位置に来たカセット30の従動機構に対し駆
動シャフト41を前進させて結合を確立する(すなわち
図3(b)の状態から同(c)の状態にする)一方、駆
動シャフト41を後退させてカセット30との結合を解
除する(すなわち図3(c)の状態から同(b)の状態
にする)ものである。これにより、駆動部40(散薬取
り出しの駆動機構)は、それぞれ、該当するカセット収
納ユニットB,Cにおいて、散薬取り出し位置の近傍に
配置されたものとなっている。
セット30の少し下のところで、搬送機構10の上下の
ベルト11の間に設置されている(図3参照)。電子秤
50には、単独で或いは本体と共に昇降しうる支承片5
1が設けられていて、上昇したときだけ、ベルト11で
カセット30の排出路35の出口直下へ搬送されて来た
カップ1を、ベルト11の切れ目から支承して、その重
さを秤量する(図4参照)。そして、カセット30から
そこのカップ1へ散薬が取り出されると、その散薬の分
だけ秤量値も増加する。これにより、電子秤50(計量
装置)は、散薬カセット30から取り出した散薬を計量
するものとなっている。
て又は一体的に組み込んで、リーダライタ52も付設さ
れる(図4参照)。リーダライタ52の非接触結合素子
53は一対の支承片51の間であって、秤量中のカップ
1のデータキャリア3と通信可能に結合しうるところに
配置されている。これにより、リーダライタ52(デー
タアクセス装置)は、計量装置に対応して配置されたも
のとなっている。
イタ54が設置され、その非接触結合素子55が非接触
で散薬取り出し位置のカセット30のデータキャリア3
6と交信可能に結合しうるところに設けられる(図4参
照)。これにより、リーダライタ54(データ読取装
置)は、散薬取り出し位置に対応して配置されたものと
なっている。
の出し入れ可能な開口窓が形成されており、空のカセッ
ト30をカセット循環機構20から取り外したり、散薬
補充後のカセット30をカセット循環機構20へ装着さ
せたりするのは、通常、その開口窓を介して行われる。
そして、この開口窓の奥の方には、リーダ56が設置さ
れ、その非接触結合素子57が非接触でそこのカセット
30のデータキャリア36と交信可能に結合しうるとこ
ろに設けられる(図2参照)。これにより、リーダ56
(データ読取装置)は、カセット移動機構に対して散薬
カセットを着脱させるところに配置されたものとなって
いる。
のコンピュータシステムであり、上述した各モータやリ
ーダライタ等とインターフェイス(I/F)を介して接
続されるとともに、各種の処理を担うルーチンやデータ
も保持している。すなわち、散薬取出装置のうちユニッ
トA,B,C部分を直接制御するために、カセット装着
ルーチン81や、処方入力ルーチン82、容器供給ルー
チン83、カセット移動ルーチン84、散薬取出ルーチ
ン85、計量ルーチン86、容器移動ルーチン87など
がインストールされているのに加えて、散薬容器搬送装
置であるカップ搬送ユニットDを間接制御するためにそ
のコントローラ180と交信する搬送装置制御ルーチン
などもインストールされているが、その具体的な処理に
ついては後述の動作説明にて例示する。なお、散薬デー
タ91には各カセット30毎に区分してそれぞれの薬剤
情報が記憶される。処方データ92には処方対象の薬剤
情報が記憶される。容器データ93は、管理の容易のた
め、使用中のカップ1ごとに割り付けられ、一処方で複
数のカップを用いて散薬を取り出す場合には複数生成さ
れるようになっている。
トDは、図示しないフレームに装着された前板141
や,底板142,後板145,台板146などで囲まれ
ているが、台板146は、作業者が立った状態で操作や
手作業をし易い高さに設けられている(図6参照)。そ
の台板146の下方には搬送機構110等を搭載する横
板144が組み付けられ、さらにその下方には支柱14
3等によって水平に支持されたレール131が組み込ま
れている。そして、レール131上にはバーコードプリ
ンタ130が搭載されて、これを引っ張るだけで簡単に
前方へ引き出せるようになっている(図6の二点鎖線を
参照)。このバーコードプリンタ130は、コントロー
ラ180の制御に従い、散薬の種類やその分包条件など
をバーコード及び通常書体の文字で調剤指示箋にプリン
トする。これにより、散薬の情報を印刷する印刷装置が
搬送経路の下方に設けられたものとなっている。
やキーボード121の接続されたコントローラ180が
搭載・乗載されており、キーボード121を操作するこ
とでコントローラ180に処理の開始を指示したり処理
条件等を設定したりすることができる。これにより、操
作卓が搬送経路の上方に配置されたものとなっている。
には、前板141との角部を覆うカバー147が付設さ
れており、図示しない蝶番等によって双方向回転可能に
支持される。その幅は最も手前側(図6では左方)の搬
送機構110のほぼ全長に亘っており、その搬送機構1
10上にある少なくとも5個のカップ1をカバーする。
これにより、カバー147は、散薬容器の複数個分に亘
って開閉可能な搬送経路の覆いとなっている。
て横板144の上には、5対のベルト111すなわち5
つの搬送機構110が平行に並置される(図6,図7参
照)。最も奥(図では右方)と奥から2番目の搬送機構
110の端部であって、カップ昇降機構115の上昇し
てくるところの反対側には、ターンテーブル114が配
置される。また、奥から2番目および3番目の搬送機構
110の端部であってカップ昇降機構115の側に、奥
から3番目および4番目の搬送機構110の端部であっ
てカップ昇降機構115の反対側に、さらに奥から4番
目および手前側(図では左方)の搬送機構110の端部
であってカップ昇降機構115の側にも、ターンテーブ
ル114が配置される。
が装着される(図7参照)。規制板117には、カップ
昇降機構115の上昇してくるところに打ち抜いて形成
された搬入窓119から始まって、奥から手前へ順に各
々の搬送機構110のベルト111とターンテーブル1
14とを繋いで九十九折り状態になった搬送窓118
が、打ち抜き形成されている。そして、搬入窓119の
ところでカップ昇降機構115から搬送機構110のベ
ルト111へ移載されたカップ1は搬送窓118に沿っ
てUターンを繰り返しながら奥から手前へ順次送り込ま
れるように各ベルト111及びターンテーブル114の
駆動方向が定められている。これにより、搬送機構はそ
の搬送経路の一部が折り畳まれたものとなっている。
ンテーブル114からカップ1を受ける方の端部の直ぐ
内側のところに、ベルト111で搬送されるカップ1の
データキャリア3と通信可能な非接触結合素子153を
持ったリーダライタ152も付設されている(図8参
照)。これにより、データ読取装置が搬送経路に臨んで
付設されたものとなっている。
照)、散薬容器搬送装置であるカップ搬送ユニットDを
直接制御するための制御用コンピュータシステムであ
り、上述した各モータやリーダライタ等とインターフェ
イス(I/F)を介して接続されるとともに、各種の処
理を担うルーチンやデータも保持している。すなわち、
コントローラ80と交信するデータ受信ルーチン181
や、容器搬送ルーチン182、案内ルーチン183など
がインストールされているが、その具体的な処理につい
ては以下の動作説明にて例示する。
搬送装置について、その使用態様及び動作を、図面を引
用して説明する。図10(a)は、各装置の設置状況を
示す配置図である。この配置例では、一台の散薬補給機
4の両側にそれぞれ上述の散薬取出装置が設置され、さ
らにその脇に何れの散薬取出装置のカセット30にも収
容されない散薬等も含めて各種の散薬を格納した薬品棚
5も並べられるとともに、通路を挟んでそれらと対向す
るところに複数の例えば5台の散薬分包機70が設置さ
れている。
断面が円弧状に窪んだ環状凹溝72を具えた回転体と、
散薬の配分時に回転体を定速回転させるとともに散薬の
分割時に分割数に応じた角度ずつ回転体を回動させる図
示しない駆動装置とを具えている(図10(b)参
照)。また、散薬分包機70は、回転体の内側から環状
凹溝上へ突き出して設けられた切出装置73も具えてお
り、この切出装置73は、環状凹溝72の円弧状内側面
に接触する円形の仕切板の側面に、所定幅の切出板が形
成されたものであり、仕切板が環状凹溝72の円弧状内
側面に治って1回転すると、切出板がその幅相当分に集
められた散薬を環状凹溝72から切り出して包装装置の
ホッパ74に導入するようになっている。さらに、散薬
分包機70の上方には、カップ1へ取り出されて運ばれ
て来た散薬を環状凹溝72へ均等に送り込むため、振動
フィーダ60も付設されている。
先ず、調剤に用いられる各種の散薬が各カセット30に
収容されていなければならないので、散薬が足りないよ
うなときには、散薬補給機4を用いて所要の散薬を適宜
のカセット30へ補給する。その際、そのカセット30
のデータキャリア36には、散薬補給機4のリーダライ
タによって、該当する薬剤情報が書き込まれる。そし
て、このカセット30を散薬取出装置の何れかのカセッ
ト収納ユニットB,Cのカセット循環機構20へ装着す
ると、その薬剤情報が、その装着したユニットのリーダ
56によって読み出され、カセット装着ルーチン81に
よって散薬データ91に格納される。
処方箋に基づいて調剤対象の薬剤情報が図示しないホス
トコンピュータやキーボード(KBD)等から何れかの
コントローラ80に入力されると、処方入力ルーチン8
2によってその薬剤情報が処方データ92にセットされ
る。そして、この散薬取出装置による散薬の自動取出は
次のようにして行われる。
と、その処方データ92に基づき、容器供給ルーチン8
3によって、容器データ93の設定がなされるととも
に、カップ供給機構14の制御も行われる。具体的に、
カップ1が2個用いられ、第1のカップ1にはカセット
収納ユニットCの第1のカセット30の散薬と第2のカ
セット30の散薬とを取り出し、第2のカップ1にはカ
セット収納ユニットBの第3のカセット30の散薬を取
り出すような設定がなされたものとする。
14からカセット収納ユニットBの搬送機構10上へ供
給される。この第1のカップ1は、容器移動ルーチン8
7の制御に従って作動する搬送機構10によって、カセ
ット収納ユニットB内を搬送されてカセット収納ユニッ
トCに至り、そこの搬送機構10によってそのユニット
Cにおける散薬取り出し位置まで運ばれて来る。
ニットBからカセット収納ユニットCへ移動すると、そ
れ以降のユニットC,D等の搬送動作と並行して、第2
のカップ1がカップ供給機構14からカセット収納ユニ
ットBの搬送機構10上へ供給される。この第2のカッ
プ1は、容器移動ルーチン87の制御に従って作動する
搬送機構10によって、カセット収納ユニットB内を搬
送されて、そのユニットBにおける散薬取り出し位置ま
で運ばれて来る。
セット移動ルーチン84の制御によって、カセット収納
ユニットB,Cのカセット循環機構20が作動し、それ
ぞれ第3のカセット30及び第1のカセット30が該当
する散薬取り出し位置へ移動させられる。それから、計
量ルーチン86の制御に従い、該当する電子秤50によ
って、未だ空のうちに第1,第3のカップ1の計量が行
われる。そして、個々のカップそれ自体の重量がそれぞ
れのデータキャリア3に書き込まれる。こうして、散薬
投入前の散薬容器を計量すること及びその計測値を計量
の直後にデータアクセス装置にて該当散薬容器のデータ
記憶体へ書き込むことも行われて、散薬をカセット30
からカップ1へ取り出す用意が速やかに調う。
のリーダライタ54によって第3,第1のカセット30
のデータキャリア36から薬剤情報が読み出される。そ
して、散薬取出ルーチン85によってその薬剤情報と散
薬データ91や処方データ92とのつき合わせチェック
が行われ、不一致のときにはエラー処理に移行する。こ
うして、散薬取り出し位置のカセット30が適切なもの
か否かの確認がなされる。例えば、コントローラ80の
ダウン中など管理不能な状態でカセット30の不適切な
入れ替え等が行われていたような場合、エラーとなる。
見つからなければ、散薬取出ルーチン85の制御によっ
て、該当する駆動部40が散薬取り出し位置のカセット
30に結合してそれを駆動する。こうして、カセット収
納ユニットBでは、第3のカセット30から第2のカッ
プ1へ散薬が取り出され、カセット収納ユニットCで
は、第1のカセット30から第1のカップ1へ散薬が取
り出される。
に従い、該当する電子秤50によって、第1,第3のカ
ップ1の計量も行われる。そして、散薬の取り出し量が
所要量に達すると、計量ルーチン86及び散薬取出ルー
チン85の協動によって散薬の取り出しが止められる。
さらに、計量ルーチン86の処理によって、その取り出
した散薬の量が各カップ1のデータキャリア3に書き込
まれる。散薬データ91等に保持されている他の関連情
報、例えば、その散薬をフィーダ60で送給するのに適
したフィーダ60の振動周波数などの情報も、併せて書
き込まれる。
ップ1は、カセット収納ユニットBの搬送機構10によ
ってカセット収納ユニットCへ向けて搬送される。一
方、カセット収納ユニットCでは、そこのカセット循環
機構20によって散薬取り出し位置へ第2のカセット3
0が移動させられ、散薬取出ルーチン85や計量ルーチ
ン86の処理によって、第2のカセット30の散薬が第
1のカップ1へ取り出されて追加される。
第1のカップ1は、容器移動ルーチン87の制御に従っ
て作動する搬送機構10によりカセット収納ユニットC
内を搬送されてカップ搬送ユニットDに至り、その後は
容器搬送ルーチン182の制御に従って、カップ搬送ユ
ニットDの搬送機構10によってカップ昇降機構115
のところへ運ばれ、さらにカップ昇降機構115によっ
て規制板117の搬入窓119から搬送窓118へ送り
込まれ、それから搬送機構110及びターンテーブル1
14によってUターンを繰り返しながら奥から手前へと
運ばれる(図7の点線矢印を参照)。続けて、第2のカ
ップ1も、同様にして搬送機構110のところへ運ば
れ、順に手前へ詰められる。こうして、処方箋に基づ
き、第1〜第3のカセット30の散薬が、所定量だけ取
り出されて、カバー147の下に収集される。
プ1に収容された散薬についての薬剤情報がコントロー
ラ80からコントローラ180に送信されてくるのでデ
ータ受信ルーチン181によってその薬剤情報が受信さ
れて保持されるとともに、第1,第2のカップ1のそれ
ぞれのデータキャリア3から収容散薬についての薬剤情
報がリーダライタ152によって読み出され、案内ルー
チン183によって、それらの散薬情報が一致している
か否か等の確認処理が行われる。そして、不一致のとき
にはエラー処理に移行する。こうして、散薬を運んでき
たカップ1が適切なものか否かの確認がなされる。
の無いところでカップ1が搬送機構10から落下して適
切なカップ1が搬送機構110に届かなかったような場
合、エラーとして検知される。作業者がエラーの状態等
を把握して適切な対処を施し正常状態に戻った場合に
は、キーボード121を操作してその旨の指示をコント
ローラ180に入力すると、案内ルーチン183によっ
て復帰処理が行われて、自動処理が継続される。
が見つからなければ、案内ルーチン183の処理によっ
て、収集した各散薬についての薬剤情報に基づいて、バ
ーコードプリンタ130から該当する調剤指示箋が出力
されるとともに、取り出し可能となったカップ1につい
ての案内がディスプレイ120に表示される。これらの
印刷内容や表示内容を修正する場合や、再発行を行わせ
るような場合にも、キーボード121を操作してその旨
の指示をコントローラ180に入力する。こうして、一
台の散薬取出装置において一の処方箋に基づいて第1,
第2の二つのカップ1に収容された散薬が取り出し可能
な状態となる。
の処方箋に基づいて他のカップに収容された散薬も、順
次、搬送機構110及びターンテーブル114上に運ば
れて、折り畳まれた搬送路に貯め込まれる。他方の散薬
取出装置についても同様である。こうして、散薬を自動
収集した各カップ1が揃うと、作業者は、散薬取出装置
の散薬容器搬送装置のカバー147を開けて先頭のカッ
プ1から順に取り出し、調剤指示箋を参照しながら適宜
の散薬分包機70のところへ持っていき、その散薬を該
当するフィーダ60に投入する。なお、カップ1は5個
まで纏めて取り出せるので、カバー147は速やかに閉
じられる。
れた散薬は、該当する散薬分包機70によって自動的に
分割分包される。すなわち、その散薬はフィーダ60に
よって散薬分包機70の環状凹溝72の全周にわたって
ほぼ均等に配分され、それから、散薬分包機70では、
環状凹溝72を所定の包数に相当する分割数に応じた角
度ずつ回転させながら、切出装置73の切出板を1回転
ずつ繰り返し回転させ、それにより、環状凹溝72内の
散薬を1包相当分ずつ切り出して、包装装置のホッパ7
4に順次投入する。これを受けて、散薬分包機70内の
包装装置は、その散薬を1包分ずつ分包するのである。
集された散薬は、人手を介した後、再び各散薬分包機に
よって自動分包される。これにより、各カセット30に
収納されている所定の散薬が、所定の量だけ処方される
とともに、所定の包数に分包されるのである。そして、
その際に、各散薬取出装置の処理量に変動があると、例
えば図10(a)に示す如く、左方の散薬取出装置で2
カップが取り出し可能になる一方、右方の散薬取出装置
では4カップが取り出し可能になったような場合でも、
それぞれが何れか適宜の散薬分包機70に割り振られる
ので、散薬取出装置および散薬分包機の双方とも無駄無
く処理を継続することができる。
に収容された別の散薬を混合させる必要がある場合、そ
れぞれの調剤指示に従って両方からカップが同一の散薬
分包機70(図10(a)では左から2番目)に持ち込
まれるのを待って、分包処理が行われる。さらに、何れ
の散薬取出装置にも収容されていない散薬を混合させる
必要がある場合、散薬取出装置から持ち込まれたカップ
に加えて、作業者によって薬品棚5の保管瓶等から取り
出され秤量された散薬を収容したカップも同一の散薬分
包機70(図10(a)では右端)に持ち込まれるのを
待って、分包処理が行われる。
理タイミングのばらつき等によって、該当する散薬分包
機70の処理開始が遅れたりしても、他の調剤は空いた
別の散薬分包機70を利用して待たされることなく進め
られる。また、散薬取出装置からのカップ取り出しに作
業者の手が回らないようなときでも、散薬取出装置の散
薬容器搬送装置における折り畳まれた搬送路に多数のカ
ップが貯められて、散薬取出装置における散薬の収集は
滅多に止まること無く継続される。
自動調剤が効率良く行われる。なお、上述した各装置の
配置や散薬分包機は一例であり、その柔軟性に基づい
て、各装置を何台組み込むのか或いはどのような散薬分
包機を組み合わせるのかといったことは任意に決められ
る。
の散薬取出装置にあっては、各種の散薬を適量だけ取り
出して供給するのを自動化するとともに、その自動化に
際して散薬カセットを散薬容器のところへ移動させて散
薬の取り出しを行うようにしたことにより、散薬が微粒
であっても舞い散ること無く、各種の散薬を速やかに散
薬容器へ収集することができる。また、多くの散薬容器
を搬送経路上に貯めておけるようにしたことにより、後
続装置への散薬容器の供給タイミングが遅れても散薬カ
セットから散薬容器への取り出しが止まり難くなって、
スループットを維持したままで後続装置との直接または
間接的な連携についての自由度が増大するので、装置の
可用性を高めることができる。しかも、搬送経路が増大
した割には装置全体は大きくならないで済む。そして、
その結果、人手が介在しても各種の散薬を自動で効率良
く取り出すことができるようになったという有利な効果
が有る。
散薬容器搬送装置にあっては、各種の散薬を適量だけ取
り出して供給するのを散薬容器を用いて自動化するに際
して多くの散薬容器を搬送経路上に貯めておけるように
したことにより、後続装置への散薬容器の供給タイミン
グが遅れても散薬容器への取り出しが止まり難くなっ
て、スループットを維持したままで散薬取出装置と後続
装置との直接または間接的な連携についての自由度が増
大するので、システム全体における装置の組合せや運用
に関しての柔軟性を高めることができる。しかも、搬送
経路は長くても折り畳まれた状態となっているので、散
薬容器搬送装置は比較的小型にすることができ、散薬取
出装置に組み込むのも容易となる。そして、その結果、
人手が介在しても各種の散薬を自動で効率良く取り出す
ことができるようになったという有利な効果を奏する。
置の一実施例について、その搬送系を中心とした簡略図
である。
大図である。
ある。
大図である。
図である。
手段) 11 ベルト 12 駆動輪 13 従動輪 14 カップ供給機構 15 カップ昇降機構(散薬容器の移動手段、計量容器
の搬送手段) 20 カセット循環機構(カセット移動機構) 21 チェーン 22 駆動輪 23 従動輪 24 電動モータ 30 カセット(散薬カセット) 31 従動シャフト(散薬取り出しの従動機構) 32 攪拌羽根 33 散薬ストック部 34 連通路 35 排出路 36 データキャリア(散薬カセットのデータ記憶体) 40 駆動部(散薬取り出しの駆動機構) 41 駆動シャフト 42 電動モータ 43 進退用モータ 50 電子秤(計量装置) 51 支承片 52 リーダライタ(データアクセス装置) 53 非接触結合素子 54 リーダライタ(データ読取装置) 55 非接触結合素子 56 リーダ(データ読取装置) 57 非接触結合素子 60 フィーダ(振動フィーダ) 70 散薬分包機(分割装置) 71 本体部 72 環状凹溝 73 切出装置 74 包装装置のホッパ 80 コントローラ 81 カセット装着ルーチン 82 処方入力ルーチン 83 容器供給ルーチン 84 カセット移動ルーチン 85 散薬取出ルーチン 86 計量ルーチン 87 容器移動ルーチン 88 搬送装置制御ルーチン(散薬容器搬送装置との交
信手段) 91 散薬データ 92 処方データ 93 容器データ 110 搬送機構(散薬容器の移動手段、搬送経路の折
り畳み部) 111 ベルト(搬送経路の折り畳み部における直線
路) 112 駆動輪 113 従動輪 114 ターンテーブル(搬送経路の折り畳み部におけ
る曲折路) 115 カップ昇降機構(散薬容器移動手段) 117 規制板 118 搬送窓 119 搬入窓 120 ディスプレイ(表示部) 121 キーボード(操作部材、操作卓) 130 バーコードプリンタ(散薬情報印刷装置) 131 レール(引き出し部材) 141 前板 142 底板 143 支柱 144 横板 145 後板 146 台板 147 カバー(覆い) 152 リーダライタ(データ読取装置) 153 非接触結合素子 180 コントローラ 181 データ受信ルーチン 182 容器搬送ルーチン 183 案内ルーチン
Claims (2)
- 【請求項1】多数の散薬カセットと、これらの散薬カセ
ットを移動させるカセット移動機構と、前記散薬カセッ
トから取り出した散薬を受ける散薬容器を移送する搬送
機構とを備えた散薬取出装置であって、前記搬送機構は
その搬送経路の全部又は一部が折り畳まれたものである
ことを特徴とする散薬取出装置。 - 【請求項2】散薬容器を搬送経路に沿って移送する散薬
容器搬送装置であって、その搬送経路の全部又は一部が
折り畳まれたものであることを特徴とする散薬容器搬送
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4617698A JPH11226087A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 散薬取出装置および散薬容器搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4617698A JPH11226087A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 散薬取出装置および散薬容器搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226087A true JPH11226087A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12739729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4617698A Pending JPH11226087A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 散薬取出装置および散薬容器搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226087A (ja) |
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