JPH11226487A - 複層塗膜形成法 - Google Patents

複層塗膜形成法

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JPH11226487A
JPH11226487A JP3822498A JP3822498A JPH11226487A JP H11226487 A JPH11226487 A JP H11226487A JP 3822498 A JP3822498 A JP 3822498A JP 3822498 A JP3822498 A JP 3822498A JP H11226487 A JPH11226487 A JP H11226487A
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JP
Japan
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film
coating
coating material
interferential
coating film
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Pending
Application number
JP3822498A
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English (en)
Inventor
Masuji Tsuda
益二 津田
Tsuneo Kato
恒雄 加藤
Masayuki Kagamiyama
真行 鏡山
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色塗料および光干渉性塗料を塗装してなる
複層塗膜における光干渉性塗面に付着したゴミやブツな
どを研磨により除去しても、研磨していない部分との色
調に差異がなく、仕上り外観を低下させない方法に関す
る。 【構成】 被塗物に着色塗料(A)を塗装し、ついでそ
の塗面に、パ−ル顔料を樹脂固形分100重量部あたり
0.01〜5重量部含有せしめた光干渉性塗料(B)を
塗装することを特徴とする複層塗膜形成法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着色塗料および光干
渉性塗料を塗装してなる複層上塗り塗膜のミガキ補修性
を改良する方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】乗用車などの自動車外板部
に、着色塗料および光干渉性塗料を順次塗装し、ついで
加熱硬化して複層上塗り塗膜を形成することはすでに公
知である。しかしながら、加熱硬化後、塗装工程中に光
干渉性塗面に付着したゴミやブツなどを除去するため
に、その部分をサンドペ−パなどで研磨し除去すること
が多く行われているが、研磨した部分とそうでない部分
とで色調が異なり、仕上り外観を低下する原因となって
いる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色塗料およ
び光干渉性塗料を塗装してなる複層塗膜における光干渉
性塗面に付着したゴミやブツなどを研磨により除去して
も、研磨していない部分との色調に差異がなく、仕上り
外観を低下させない方法に関する。
【0004】すなわち本発明は、被塗物に着色塗料
(A)を塗装し、ついで該塗面に、光干渉性顔料を樹脂
固形分100重量部あたり0.01〜5重量部含有せし
めた光干渉性塗料(B)を塗装することを特徴とする複
層塗膜形成法に関する。
【0005】以下に、本発明についてさらに詳細に説明
する。
【0006】本発明において、被塗物は特に限定されな
いが、例えば乗用車、バス、トラック、オ−トバイなど
の自動車の外板部が好適である。外板部として、ボンネ
ット、フェンダ−、ドア−、シルアウタ−、バンパ−、
トランクリッドパネル、ル−フ、ピラ−などがあげられ
る。これらの素材として、鉄などを含む金属製やポリオ
レフィンやポリウレタンなどのプラスチック製、または
これらを合体させたものなどがあげられる。
【0007】着色塗料(A)は、これらの被塗物に下記
光干渉性塗料(B)との複層塗膜により色彩的意匠性を
付与するためのものであり、その単独塗膜は隠蔽性がす
ぐれ、該塗膜を透して被塗面の色調を目視することがで
きない塗膜を形成する塗料であることが好ましい。具体
的には、着色塗料(A)の下地色隠蔽膜厚は、硬化塗膜
を基準に8〜40μm、特に10〜20μmの範囲内が
好ましい。
【0008】着色塗料(A)は、基体樹脂、架橋剤およ
び着色顔料を溶剤に溶解もしくは分散せしめることによ
り調製できる。基体樹脂としては水酸基などの架橋性官
能基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタ
ン樹脂などが、架橋剤としてアルキルエ−テル化したメ
ラミン樹脂や尿素樹脂、さらにブロックポリイソシアネ
−ト化合物などがそれぞれあげられる。
【0009】着色顔料として、例えば、酸化チタン、亜
鉛華、カ−ボンブラック、カドミウムレッド、モリブデ
ンレッド、クロムエロ−、酸化クロム、プルシアンブル
−、コバルトブル−、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、
キナクリドン顔料、イソインドリン顔料、スレン系顔
料、ペリレン顔料などの無機系もしくは有機系のソリッ
ドカラ−顔料、およびりん片状のアルミニウム、雲母、
金属酸化物で表面被覆した雲母、雲母状酸化鉄などのメ
タリック顔料などが使用できる。つまり、着色塗料
(A)は、これらの着色顔料を配合したソリッドカラ−
塗料およびメタリック塗料のいずれでもさしつかえな
い。
【0010】溶剤としては有機溶剤や水が使用でき、こ
のうち有機溶剤として、炭化水素系、エステル系、エ−
テル系、アルコ−ル系、ケトン系などの通常の塗料用溶
剤が使用できる。
【0011】本発明では、着色塗料(A)を上記の被塗
物に直接塗装することは可能であるが、これらの被塗物
にそれ自体既知の下塗塗料や中塗り塗料(省略可能)を
あらかじめ塗装しておくことが好ましい。
【0012】着色塗料(A)は、その粘度を10〜20
秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整し、エアレスス
プレ−、エアスプレ−、静電方式などにより、硬化塗膜
で10〜40μm、特に15〜25μmの膜厚に塗装
し、下地色を隠蔽することが適している。その後、着色
塗料(A)の塗膜を必要により室温〜100℃で放置し
てから、もしくは120〜160℃で10〜40分間加
熱して硬化せしめてから光干渉性塗料(B)を塗装す
る。
【0013】光干渉性塗料(B)は光干渉性顔料を樹脂
固形分100重量部あたり0.01〜5重量部含有せし
めた塗料であり、着色塗料(A)の塗面に塗装するもの
で、その単独塗膜は光干渉性を有し、下層に隣接する着
色塗料(A)の塗膜を透視することができ、両塗膜が相
俟って意匠性にすぐれた複層塗膜を形成する。
【0014】光干渉性塗料(B)は、基体樹脂、架橋剤
および光干渉性顔料を溶剤に溶解もしくは分散せしめる
ことにより調製できる。基体樹脂としては水酸基などの
架橋性官能基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、ウレタン樹脂などが、架橋剤としてアルキルエ−テ
ル化したメラミン樹脂や尿素樹脂、さらにブロックポリ
イソシアネ−ト化合物などがそれぞれあげられる。
【0015】光干渉性顔料は塗膜に光干渉性(パ−ル
感)を与えるもので、雲母粉末、酸化鉄または酸化チタ
ンなどで表面を被覆してなる雲母粉末などのりん片状光
干渉性粒子があげられる。これらの形状はりん片状であ
り、長手方向寸法は10〜100μm、特に15〜30
μmが好ましい。
【0016】これらの光干渉性顔料の配合量は、着色塗
料(B)中の樹脂固形分100重量部あたり0.01〜
5重量部、特に好ましくは0.1〜3重量部であって、
この範囲から逸脱すると本発明の目的が達成できない。
【0017】溶剤としては有機溶剤や水が使用でき、こ
のうち有機溶剤として、炭化水素系、エステル系、エ−
テル系、アルコ−ル系、ケトン系などの通常の塗料用溶
剤が使用できる。
【0018】本発明では、光干渉性塗料(B)の粘度を
10〜20秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整し、
エアレススプレ−、エアスプレ−、静電方式などによ
り、着色塗料(A)の硬化もしくは未硬化の塗面に、硬
化塗膜を基準に10〜50μm、特に20〜40μmの
範囲内の膜厚になるように塗装することが適している。
その後、必要により室温〜100℃で放置してから、1
20〜160℃で10〜40分間加熱して硬化せしめる
ことにより本発明の方法が達成される。
【0019】本発明において、光干渉性塗料(B)の硬
化もしくは未硬化の塗面に無色透明の塗膜を形成するク
リヤ塗料を塗装することも可能である。
【0020】クリヤ塗料として、水酸基などの架橋性官
能基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂などの基体樹脂と、エ−テルメラミン樹脂や(ブ
ロック)ポリイソシアネ−ト化合物などの架橋剤を有機
溶剤および(または)水などに溶解もしくは分散させた
それ自体既知の塗料が使用できる。
【0021】
【本発明の効果】着色塗料および光干渉性塗料を塗装し
てなる複層上塗り塗膜において、光干渉性顔料を樹脂固
形分100重量部あたり0.01〜5重量部含有せしめ
たメタリック塗料を使用することにより、該光干渉性塗
膜面に付着したゴミやブツなどを除去するためにその部
分をサンドペ−パなどで研磨しても、その部分の外観は
研磨しない他の部分と比べて差異が殆どなく、仕上り外
観の低下が認められなかった。
【0022】以下に、本発明に関する実施例および比較
例について説明する。部および%は原則として重量に基
づく。
【0023】1.試 料 1)被塗物 アミン変性エポキシ樹脂系カチオン電着塗料およびポリ
エステル樹脂・メラミン樹脂系中塗塗料を塗装し加熱硬
化した鋼板。
【0024】2)着色塗料(A) a:水酸基含有アクリル樹脂、ブチル化メラミン樹脂、
着色顔料(カ−ボンブラック)を有機溶剤(炭化水素系
およびエステル系)に混合してなるソリッドカラ−調着
色塗料。隠蔽膜厚10μm(硬化塗膜)、粘度15秒/
フォ−ドカップ#4/20℃。
【0025】b:水酸基含有アクリル樹脂、ブチル化メ
ラミン樹脂、着色顔料(コバルトブル−、アルミニウム
フレ−ク)を有機溶剤(炭化水素系およびエステル系)
に混合してなるメタリック調着色塗料。隠蔽膜厚11μ
m(硬化塗膜)、粘度15秒/フォ−ドカップ#4/2
0℃。
【0026】3)光干渉性塗料(B) a:水酸基含有アクリル樹脂70部、ブチル化メラミン
樹脂30部、光干渉性顔料(酸化チタン被覆雲母フレ−
ク)2.5部、コバルトブル−0.5部を有機溶剤(炭
化水素系)に混合してなる光干渉性塗料。隠蔽膜厚10
0μm(硬化塗膜)、粘度15秒/フォ−ドカップ#4
/20℃。
【0027】b:水酸基含有アクリル樹脂70部、ブチ
ル化メラミン樹脂30部、光干渉性顔料(酸化チタン被
覆雲母フレ−ク)3部を有機溶剤(炭化水素系)に混合
してなる光干渉性塗料。隠蔽膜厚150μm(硬化塗
膜)、粘度15秒/フォ−ドカップ#4/20℃。
【0028】c:水酸基含有アクリル樹脂70部、ブチ
ル化メラミン樹脂30部、光干渉性顔料(酸化チタン被
覆雲母フレ−ク)8部を有機溶剤(炭化水素系)に混合
してなる光干渉性塗料。隠蔽膜厚120μm(硬化塗
膜)、粘度15秒/フォ−ドカップ#4/20℃。
【0029】2.実施例および比較例 被塗物に着色塗料(A)a、bおよび光干渉性塗料
(B)a、b、cをウエットオンウエットで塗装し、加
熱して両塗膜を同時に硬化させた後、塗面の一部を耐水
研磨紙(#800)で研磨し、光干渉性塗料(B)塗膜
の膜厚10μmを除去してから、研磨部および非研磨部
の両面に「マジクロンクリヤ」(関西ペイント社製、商
品名、アクリル樹脂・メラミン樹脂系クリヤ塗料)を塗
装し、加熱して塗膜を硬化させた。
【0030】これらの塗装工程および塗膜性能試験結果
は表1のとおりである。
【0031】
【表1】
【0032】表1において、「膜厚」は硬化塗膜を基準
にしたもので、仕上り外観はクリヤ塗膜を透して研磨部
分と非研磨部分との色調の差異の有無などについて観察
した結果であり、○は両部分の差異が殆ど認められな
い、△は両部分の差異がやや明確に認められる、×はは
両部分の差異が明確に認められる を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物に着色塗料(A)を塗装し、つい
    でその塗面に、パ−ル顔料を樹脂固形分100重量部あ
    たり0.01〜5重量部含有せしめた光干渉性塗料
    (B)を塗装することを特徴とする複層塗膜形成法。
JP3822498A 1998-02-20 1998-02-20 複層塗膜形成法 Pending JPH11226487A (ja)

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