JPH11226680A - ラジアル折板ならびにその製造方法および装置 - Google Patents
ラジアル折板ならびにその製造方法および装置Info
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- JPH11226680A JPH11226680A JP3772698A JP3772698A JPH11226680A JP H11226680 A JPH11226680 A JP H11226680A JP 3772698 A JP3772698 A JP 3772698A JP 3772698 A JP3772698 A JP 3772698A JP H11226680 A JPH11226680 A JP H11226680A
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- Japan
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- folded plate
- radial
- longitudinal direction
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐食用のメッキが施されている素材をラジア
ル加工する際に、メッキ層の受ける損傷を避け、ラジア
ル加工後の補修塗装などを省略可能とする。 【解決手段】 ラジアル折板11の底辺部12と斜辺部
13とが交差して形成されるコーナ部14には、非加工
部18を設け、その幅方向の両側に底辺部ビード15お
よび斜辺部ビード16を同時に形成する。(b)に示す
ように、非加工部17には、幅方向に引張力が作用し、
幅方向に延びる変形が行われるために、幅方向に垂直な
長手方向には縮む変形が行われる。この現象を利用し
て、コーナ部14にはビードを形成しなくても、余肉を
吸収し、長手方向に沿って、底辺部12が内側となるよ
うな曲率を付与することができる。
ル加工する際に、メッキ層の受ける損傷を避け、ラジア
ル加工後の補修塗装などを省略可能とする。 【解決手段】 ラジアル折板11の底辺部12と斜辺部
13とが交差して形成されるコーナ部14には、非加工
部18を設け、その幅方向の両側に底辺部ビード15お
よび斜辺部ビード16を同時に形成する。(b)に示す
ように、非加工部17には、幅方向に引張力が作用し、
幅方向に延びる変形が行われるために、幅方向に垂直な
長手方向には縮む変形が行われる。この現象を利用し
て、コーナ部14にはビードを形成しなくても、余肉を
吸収し、長手方向に沿って、底辺部12が内側となるよ
うな曲率を付与することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物などの屋根
材として使用されるラジアル折板ならびにその製造方法
および装置に関する。
材として使用されるラジアル折板ならびにその製造方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、非住宅建築物などの屋根材と
して折板が使用されている。折板には、一方向に延びる
真直な形状の他に、半径1m程度以下の曲率半径が付与
されて湾曲している形状の折板がある。たとえば平成7
年2月9日発行の意匠公報第919169号には、断面
が円弧状の凸部を湾曲部分に形成する屋根材が開示され
ている。
して折板が使用されている。折板には、一方向に延びる
真直な形状の他に、半径1m程度以下の曲率半径が付与
されて湾曲している形状の折板がある。たとえば平成7
年2月9日発行の意匠公報第919169号には、断面
が円弧状の凸部を湾曲部分に形成する屋根材が開示され
ている。
【0003】図12は、従来からのラジアル折板1の概
略的な形状を示す。前述の意匠公報の屋根材では、複数
のラジアル折板1と同等な部分が間隔をあけて配置さ
れ、その間に平坦な部分が設けられている。図12に示
すラジアル折板1は、長手方向を平行に揃えて複数並
べ、その間に平坦な板を設けて屋根を構成することがで
きる。
略的な形状を示す。前述の意匠公報の屋根材では、複数
のラジアル折板1と同等な部分が間隔をあけて配置さ
れ、その間に平坦な部分が設けられている。図12に示
すラジアル折板1は、長手方向を平行に揃えて複数並
べ、その間に平坦な板を設けて屋根を構成することがで
きる。
【0004】ラジアル折板1の長手方向に垂直な断面に
は、平坦な底辺部2と、底辺部2の両側から斜め上方に
立上がる斜辺部3と、底辺部2および斜辺部3の境界に
形成されるコーナ部4とを有する。ラジアル折板1の長
手方向に半径1m程度以下の曲率半径を付与するため
に、底辺部2および斜辺部3には、底辺部ビード5およ
び斜辺部ビード6がそれぞれ形成されている。底辺部ビ
ード5は、ラジアル折板1の長手方向に垂直な方向に延
びる直線上で、断面が円弧状の溝として形成される。底
辺部ビード5の幅方向の長さは、底辺部2の幅よりも短
く、コーナ部4までは達しないように形成される。斜辺
部ビード6は、コーナ部4から離れて斜辺部3の先端側
にいくに従って深さと幅が小さくなる形状を有してい
る。ラジアル折板1に対する長手方向の曲率半径の大き
さは、主に底辺部ビード5および斜辺部ビード6の加工
深さに関係し、深く加工された底辺部ビード5と最も浅
い斜辺部ビード6の端部とで長手方向の材料の見かけ上
の縮みによる寸法変化量が異なる。側面から見た場合に
は、深く加工された底辺部2が浅く加工された斜辺部3
に対して曲げの内側となるような長手方向の湾曲が生じ
る。このように、強制的に発生させる材料の縮みによる
寸法変化を利用して曲率を付与する加工は、ラジアル加
工と呼ばれ、折板の長手方向に1m程度以下の曲率半径
を付与する場合に適用されている。
は、平坦な底辺部2と、底辺部2の両側から斜め上方に
立上がる斜辺部3と、底辺部2および斜辺部3の境界に
形成されるコーナ部4とを有する。ラジアル折板1の長
手方向に半径1m程度以下の曲率半径を付与するため
に、底辺部2および斜辺部3には、底辺部ビード5およ
び斜辺部ビード6がそれぞれ形成されている。底辺部ビ
ード5は、ラジアル折板1の長手方向に垂直な方向に延
びる直線上で、断面が円弧状の溝として形成される。底
辺部ビード5の幅方向の長さは、底辺部2の幅よりも短
く、コーナ部4までは達しないように形成される。斜辺
部ビード6は、コーナ部4から離れて斜辺部3の先端側
にいくに従って深さと幅が小さくなる形状を有してい
る。ラジアル折板1に対する長手方向の曲率半径の大き
さは、主に底辺部ビード5および斜辺部ビード6の加工
深さに関係し、深く加工された底辺部ビード5と最も浅
い斜辺部ビード6の端部とで長手方向の材料の見かけ上
の縮みによる寸法変化量が異なる。側面から見た場合に
は、深く加工された底辺部2が浅く加工された斜辺部3
に対して曲げの内側となるような長手方向の湾曲が生じ
る。このように、強制的に発生させる材料の縮みによる
寸法変化を利用して曲率を付与する加工は、ラジアル加
工と呼ばれ、折板の長手方向に1m程度以下の曲率半径
を付与する場合に適用されている。
【0005】従来のラジアル折板1は、底辺部2および
斜辺部3に加え、これらが交差して形成される長手方向
に延びるコーナ部4にも、コーナ部ビード7が形成され
ている。コーナ部ビード7を形成しないと、底辺部2は
底辺部ビード5の形成によって長手方向に対する長さが
縮み、斜辺部3もコーナ部4の付近で底辺部2と同等に
縮むのに対し、コーナ部4では材料に縮みが生じないの
で余肉を生じる。斜辺部ビード6は、コーナ部4に生じ
る余肉を吸収するに、斜辺部ビード6の底辺部2への延
長として形成される。なお、斜辺部3の先端側には、他
のラジアル折板1とかしめて接合したりするための側縁
部8も設けられている。
斜辺部3に加え、これらが交差して形成される長手方向
に延びるコーナ部4にも、コーナ部ビード7が形成され
ている。コーナ部ビード7を形成しないと、底辺部2は
底辺部ビード5の形成によって長手方向に対する長さが
縮み、斜辺部3もコーナ部4の付近で底辺部2と同等に
縮むのに対し、コーナ部4では材料に縮みが生じないの
で余肉を生じる。斜辺部ビード6は、コーナ部4に生じ
る余肉を吸収するに、斜辺部ビード6の底辺部2への延
長として形成される。なお、斜辺部3の先端側には、他
のラジアル折板1とかしめて接合したりするための側縁
部8も設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12に示すようなラ
ジアル折板1は、もともと平板が折曲げられて形成され
ているので、真直な折板でもコーナ部4には曲げの歪み
が生じていることになる。ラジアル折板1では、さらに
ラジアル加工による歪みがコーナ部4に加わり、折板全
体で最も厳しい苛酷な加工を受ける。折板の材料として
は、メッキ鋼板など、ある程度耐食性や耐候性を考慮し
た材料が使用される。しかしながら、コーナ部4では苛
酷な加工が行われるので、メッキ層などに剥離やクラッ
クなどの損傷が生じやすい。メッキ層に損傷が生じる
と、耐食性や耐候性が低下してしまうので、ラジアル折
板1のラジアル加工を行った後に、補修塗装などを行う
必要がある。
ジアル折板1は、もともと平板が折曲げられて形成され
ているので、真直な折板でもコーナ部4には曲げの歪み
が生じていることになる。ラジアル折板1では、さらに
ラジアル加工による歪みがコーナ部4に加わり、折板全
体で最も厳しい苛酷な加工を受ける。折板の材料として
は、メッキ鋼板など、ある程度耐食性や耐候性を考慮し
た材料が使用される。しかしながら、コーナ部4では苛
酷な加工が行われるので、メッキ層などに剥離やクラッ
クなどの損傷が生じやすい。メッキ層に損傷が生じる
と、耐食性や耐候性が低下してしまうので、ラジアル折
板1のラジアル加工を行った後に、補修塗装などを行う
必要がある。
【0007】また、図12に示すようなコーナ部ビード
7は、雨天時などで雨水がコーナ部4に沿って流れる際
に障害となり、雨水の排水性を悪化させる要因となって
いる。排水性が悪化した結果、排水されずに残留する雨
水は、ラジアル折板1の耐候性あるいは耐食性の低下を
促進させる要因ともなっている。
7は、雨天時などで雨水がコーナ部4に沿って流れる際
に障害となり、雨水の排水性を悪化させる要因となって
いる。排水性が悪化した結果、排水されずに残留する雨
水は、ラジアル折板1の耐候性あるいは耐食性の低下を
促進させる要因ともなっている。
【0008】本発明の目的は、コーナ部にビードを形成
する必要がないラジアル折板ならびにその製造方法およ
び装置を提供することである。
する必要がないラジアル折板ならびにその製造方法およ
び装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向に垂
直な断面形状が、平坦な底辺部と、底辺部の両側のコー
ナ部から斜め上方に折曲げられ、コーナ部から離れるに
従って相互間の間隔が大きくなる斜辺部とを有し、底辺
部および斜辺部に長手方向に垂直な溝状のビードを複数
個ずつ形成するラジアル加工を施して、底辺部が内側と
なるように、長手方向に湾曲させるラジアル折板におい
て、底辺部および斜辺部の複数のビードは、底辺部およ
び斜辺部内で、底辺部と斜辺部との境界のコーナ部に達
しない範囲内にそれぞれ形成されることを特徴とするラ
ジアル折板である。
直な断面形状が、平坦な底辺部と、底辺部の両側のコー
ナ部から斜め上方に折曲げられ、コーナ部から離れるに
従って相互間の間隔が大きくなる斜辺部とを有し、底辺
部および斜辺部に長手方向に垂直な溝状のビードを複数
個ずつ形成するラジアル加工を施して、底辺部が内側と
なるように、長手方向に湾曲させるラジアル折板におい
て、底辺部および斜辺部の複数のビードは、底辺部およ
び斜辺部内で、底辺部と斜辺部との境界のコーナ部に達
しない範囲内にそれぞれ形成されることを特徴とするラ
ジアル折板である。
【0010】本発明に従えば、ラジアル折板の長手方向
に垂直な断面形状の底辺部と斜辺部とには、ラジアル折
板の長手方向に垂直な方向に延びる溝状のビードが複数
個ずつ形成される。斜辺部は底辺部の幅方向両側のコー
ナ部から折曲げられて、底辺部から離れるに従って間隔
が広がるような傾斜を有する。底辺部および斜辺部には
複数のビードを、底辺部および斜辺部内で、底辺部と斜
辺部との境界のコーナ部に達しない範囲でそれぞれ形成
する。コーナ部を避けてビードを形成するので、コーナ
部に対して苛酷な加工が行われることを避け、コーナ部
で防食用被膜などが剥離したり、クラックを生じたりす
る可能性を小さくし、加工後の補修処理も不要にするこ
とができる。斜辺部に形成するビードは、底辺部に形成
するビードとともに、コーナ部を境にして、材料を幅方
向に引張るようになるので、コーナ部では材料が長手方
向に縮み、余肉を発生させないようにすることができ
る。
に垂直な断面形状の底辺部と斜辺部とには、ラジアル折
板の長手方向に垂直な方向に延びる溝状のビードが複数
個ずつ形成される。斜辺部は底辺部の幅方向両側のコー
ナ部から折曲げられて、底辺部から離れるに従って間隔
が広がるような傾斜を有する。底辺部および斜辺部には
複数のビードを、底辺部および斜辺部内で、底辺部と斜
辺部との境界のコーナ部に達しない範囲でそれぞれ形成
する。コーナ部を避けてビードを形成するので、コーナ
部に対して苛酷な加工が行われることを避け、コーナ部
で防食用被膜などが剥離したり、クラックを生じたりす
る可能性を小さくし、加工後の補修処理も不要にするこ
とができる。斜辺部に形成するビードは、底辺部に形成
するビードとともに、コーナ部を境にして、材料を幅方
向に引張るようになるので、コーナ部では材料が長手方
向に縮み、余肉を発生させないようにすることができ
る。
【0011】さらに本発明は、前述のラジアル折板にラ
ジアル加工を施す方法であって、被成形材を長手方向に
一定ピッチで間欠的に順次送りながら、底辺部および斜
辺部に、底辺部と斜辺部との境界のコーナ部に達しない
範囲で、ビードを同時に成形することを特徴とするラジ
アル折板の製造方法である。
ジアル加工を施す方法であって、被成形材を長手方向に
一定ピッチで間欠的に順次送りながら、底辺部および斜
辺部に、底辺部と斜辺部との境界のコーナ部に達しない
範囲で、ビードを同時に成形することを特徴とするラジ
アル折板の製造方法である。
【0012】本発明に従えば、ラジアル折板で長手方向
に湾曲させるためのラジアル加工を行う際に、被成形材
を長手方向に一定ピッチずつ間欠的に順次送りながら、
底辺部および斜辺部に同時にビードを形成する。底辺部
および斜辺部のビードは、それぞれ底辺部および斜辺部
内に留まり、境界のコーナ部には達しない。コーナ部に
は、底辺部および斜辺部に形成するビードによる幅方向
の引張力が同時に作用するので、底辺部および斜辺部の
ビード加工による縮みと同時に、コーナ部にも引張力に
対応する長手方向の縮みが生じる。これによって余肉の
発生を防ぐことができる。コーナ部にビードを形成する
必要がないので、コーナ部には防食用被膜の剥離などが
生じなくなり、ラジアル加工後の補修を行う必要がなく
なる。
に湾曲させるためのラジアル加工を行う際に、被成形材
を長手方向に一定ピッチずつ間欠的に順次送りながら、
底辺部および斜辺部に同時にビードを形成する。底辺部
および斜辺部のビードは、それぞれ底辺部および斜辺部
内に留まり、境界のコーナ部には達しない。コーナ部に
は、底辺部および斜辺部に形成するビードによる幅方向
の引張力が同時に作用するので、底辺部および斜辺部の
ビード加工による縮みと同時に、コーナ部にも引張力に
対応する長手方向の縮みが生じる。これによって余肉の
発生を防ぐことができる。コーナ部にビードを形成する
必要がないので、コーナ部には防食用被膜の剥離などが
生じなくなり、ラジアル加工後の補修を行う必要がなく
なる。
【0013】さらに本発明は、前述のラジアル折板にラ
ジアル加工を施す装置であって、被成形材を長手方向に
一定ピッチで間欠的に送る移送手段と、被成形材の底辺
部に、長手方向に垂直な方向に延びる溝状のビードを、
底辺部と斜辺部との境界であるコーナ部を避けて成形す
る底辺部加工手段と、被成形材の底辺部を挟んで、底辺
部加工手段に対向して配置され、斜辺部にコーナ部を避
けてビードを成形する斜辺部加工手段と、底辺部加工手
段および斜辺部加工手段を、底辺部および斜辺部に同時
にビードが形成されるように連動させる連動手段とを含
むことを特徴とするラジアル折板の製造装置である。
ジアル加工を施す装置であって、被成形材を長手方向に
一定ピッチで間欠的に送る移送手段と、被成形材の底辺
部に、長手方向に垂直な方向に延びる溝状のビードを、
底辺部と斜辺部との境界であるコーナ部を避けて成形す
る底辺部加工手段と、被成形材の底辺部を挟んで、底辺
部加工手段に対向して配置され、斜辺部にコーナ部を避
けてビードを成形する斜辺部加工手段と、底辺部加工手
段および斜辺部加工手段を、底辺部および斜辺部に同時
にビードが形成されるように連動させる連動手段とを含
むことを特徴とするラジアル折板の製造装置である。
【0014】本発明に従えば、移送手段によって被成形
材を長手方向に一定ピッチで間欠的に送りながら、連動
手段は底辺部加工手段および斜辺部加工手段を連動させ
て底辺部および斜辺部に同時にビードを形成させる。底
辺部加工手段によって形成されるビードは、被成形材の
長手方向に垂直な方向に延びる溝状であり、底辺部と斜
辺部との境界であるコーナ部を避けて成形される。斜辺
部加工手段によって成形されるビードは、斜辺部にコー
ナ部を避けて形成される。コーナ部にはビードが形成さ
れないけれども、その両側に形成されるビードによって
被成形材の長手方向に垂直な幅方向の引張力が生じ、コ
ーナ部が長手方向に縮んで余肉の発生を防ぐことができ
る。
材を長手方向に一定ピッチで間欠的に送りながら、連動
手段は底辺部加工手段および斜辺部加工手段を連動させ
て底辺部および斜辺部に同時にビードを形成させる。底
辺部加工手段によって形成されるビードは、被成形材の
長手方向に垂直な方向に延びる溝状であり、底辺部と斜
辺部との境界であるコーナ部を避けて成形される。斜辺
部加工手段によって成形されるビードは、斜辺部にコー
ナ部を避けて形成される。コーナ部にはビードが形成さ
れないけれども、その両側に形成されるビードによって
被成形材の長手方向に垂直な幅方向の引張力が生じ、コ
ーナ部が長手方向に縮んで余肉の発生を防ぐことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3および図4は、
本発明の実施の一形態のラジアル折板11の構造を示
す。図1は部分的な斜視図、図2は長手方向に垂直な簡
略化した断面図、図3はラジアル加工部の側面図および
曲率半径RとピッチPとの関係、図4はラジアル加工部
の詳細な形状をそれぞれ示す。ラジアル折板11は、中
央の対称面11aに関して面対称の形状を有する。
本発明の実施の一形態のラジアル折板11の構造を示
す。図1は部分的な斜視図、図2は長手方向に垂直な簡
略化した断面図、図3はラジアル加工部の側面図および
曲率半径RとピッチPとの関係、図4はラジアル加工部
の詳細な形状をそれぞれ示す。ラジアル折板11は、中
央の対称面11aに関して面対称の形状を有する。
【0016】図1(a)に示すように、本実施形態のラ
ジアル折板11では、底辺部12と斜辺部13とが交差
して形成されるコーナ部14を避けて、底辺部ビード1
5および斜辺部ビード16がそれぞれ形成されている。
コーナ部14は、ラジアル折板11の長手方向に真直に
延びて形成され、底辺部ビード15および斜辺部ビード
16は、長手方向に垂直な幅方向に真直に形成される。
斜辺部ビード16は、底辺部ビード15の延長上に、か
つコーナ部14から遠去かるにつれて幅および深さが小
さくなるように形成される。
ジアル折板11では、底辺部12と斜辺部13とが交差
して形成されるコーナ部14を避けて、底辺部ビード1
5および斜辺部ビード16がそれぞれ形成されている。
コーナ部14は、ラジアル折板11の長手方向に真直に
延びて形成され、底辺部ビード15および斜辺部ビード
16は、長手方向に垂直な幅方向に真直に形成される。
斜辺部ビード16は、底辺部ビード15の延長上に、か
つコーナ部14から遠去かるにつれて幅および深さが小
さくなるように形成される。
【0017】底辺部ビード15と斜辺部ビード16の間
のコーナ部14には、ビードが加工されていない非加工
部17が設けられる。図1(b)に示すように、非加工
部17では、底辺部ビード15および斜辺部ビード16
の加工によって、幅方向の引張力が作用する。非加工部
17の部分の材料は、幅方向の引張応力に従って幅方向
に延びるので、幅方向に垂直な長手方向に縮み変形が生
じる。底辺部ビード15および斜辺部ビード16を同時
に加工すれば、長手方向の縮みによってコーナ部14の
余肉の発生を防ぐことができる。なお、斜辺部13の先
端には、他のラジアル折板11と接合したり、他の屋根
材と接合するために側縁部18が設けられる。本実施形
態では、斜辺部ビード16を底辺部ビード15の延長上
に形成しているけれども、斜辺部ビード16を長手方向
にずれた位置に形成しても、同様に余肉の発生を防ぐこ
とができる。
のコーナ部14には、ビードが加工されていない非加工
部17が設けられる。図1(b)に示すように、非加工
部17では、底辺部ビード15および斜辺部ビード16
の加工によって、幅方向の引張力が作用する。非加工部
17の部分の材料は、幅方向の引張応力に従って幅方向
に延びるので、幅方向に垂直な長手方向に縮み変形が生
じる。底辺部ビード15および斜辺部ビード16を同時
に加工すれば、長手方向の縮みによってコーナ部14の
余肉の発生を防ぐことができる。なお、斜辺部13の先
端には、他のラジアル折板11と接合したり、他の屋根
材と接合するために側縁部18が設けられる。本実施形
態では、斜辺部ビード16を底辺部ビード15の延長上
に形成しているけれども、斜辺部ビード16を長手方向
にずれた位置に形成しても、同様に余肉の発生を防ぐこ
とができる。
【0018】図2に示すように、ラジアル折板11の長
手方向に垂直な断面形状は、平坦な底辺部12と、底辺
部12の両端から斜め上方に立上がる斜辺部13と、底
辺部12および斜辺部13の境界となるコーナ部14
と、斜辺部13の先端に設けられる側縁部18とを有す
る。底辺部12および斜辺部13内には、底辺部ビード
15および斜辺部ビード16がそれぞれ形成される。コ
ーナ部14の周囲には非加工部17が設けられ、ビード
の形成は行われない。底辺部ビード15は一定の幅およ
び深さで形成される。周辺部ビード16は、コーナ部1
4に近い部分が深く幅が広い状態で、コーナ部14から
遠去かり側縁部18に近付けるにつれて幅が狭く深さが
浅くなる。
手方向に垂直な断面形状は、平坦な底辺部12と、底辺
部12の両端から斜め上方に立上がる斜辺部13と、底
辺部12および斜辺部13の境界となるコーナ部14
と、斜辺部13の先端に設けられる側縁部18とを有す
る。底辺部12および斜辺部13内には、底辺部ビード
15および斜辺部ビード16がそれぞれ形成される。コ
ーナ部14の周囲には非加工部17が設けられ、ビード
の形成は行われない。底辺部ビード15は一定の幅およ
び深さで形成される。周辺部ビード16は、コーナ部1
4に近い部分が深く幅が広い状態で、コーナ部14から
遠去かり側縁部18に近付けるにつれて幅が狭く深さが
浅くなる。
【0019】図3(a)に示すように、底辺部ビード1
5および斜辺部ビード16によってラジアル折板11
は、長手方向に関して曲率半径Rで底辺部12が内側と
なるように湾曲する。底辺部ビード15および斜辺部ビ
ード16を形成した結果、底辺部12は側縁部18より
も大きく収縮するので、底辺部12が内側となって湾曲
する。底辺部ビード15および斜辺部ビード16を一定
のピッチPで形成し、湾曲後のピッチをP’とし、底辺
部12から側縁部18までの高さをHとすると、曲率半
径Rについて図3(b)に示すような関係が得られる。
5および斜辺部ビード16によってラジアル折板11
は、長手方向に関して曲率半径Rで底辺部12が内側と
なるように湾曲する。底辺部ビード15および斜辺部ビ
ード16を形成した結果、底辺部12は側縁部18より
も大きく収縮するので、底辺部12が内側となって湾曲
する。底辺部ビード15および斜辺部ビード16を一定
のピッチPで形成し、湾曲後のピッチをP’とし、底辺
部12から側縁部18までの高さをHとすると、曲率半
径Rについて図3(b)に示すような関係が得られる。
【0020】図3(b)に示すように、長手方向の曲率
半径Rは、ラジアル折板11の高さHおよび送りピッチ
量Pと、ラジアル加工後の底辺部12での長手方向のピ
ッチP’とを用いて、(R+H):R=P:P’の関係
から、次の第1式が得られる。
半径Rは、ラジアル折板11の高さHおよび送りピッチ
量Pと、ラジアル加工後の底辺部12での長手方向のピ
ッチP’とを用いて、(R+H):R=P:P’の関係
から、次の第1式が得られる。
【0021】 R = P’×H/(P−P’) …(1) たとえばP=40mm、P’=32mm、H=150m
mであるとすると、ラジアル加工によって付与される長
手方向の曲率半径Rは600mmとなる。
mであるとすると、ラジアル加工によって付与される長
手方向の曲率半径Rは600mmとなる。
【0022】図4は、本実施形態のラジアル折板11の
詳細な形状を示す。素材としては、板厚tが0.8m
m、底辺部12の幅LAが200mm、斜辺部13の長
さLBが185mm、高さHが150mm、底辺部12
に対する斜辺部13の曲げ角度θ1が56°、長手方向
の長さが2000mmの溶融アルミニウムメッキの鋼板
を用いている。図4(a)の部分的な平面図および図4
(b)の部分的な断面図で示すように、底辺部ビード1
5は、長さL1が188mmで、幅W1が8mmで、深
さD1が8mmとなり、幅方向の両端でθ2=15°の
角度で形成されている。図4(a)の平面図、図4
(b)の部分的な断面図および図4(c)の部分的な側
面図で示されるように、斜辺部ビード16は、斜辺部1
2の先端側からL2=181.6mmの長さに形成さ
れ、コーナ部14側で最も幅が広がる部分の幅W2=8
mmであり、幅方向への深さD2は8mmである。図4
に示すような底辺部ビード15および斜辺部ビード16
は、後述するラジアル加工装置によって同時に形成され
る。ビードの形成は、ピッチP=40mmずつ素材を長
手方向に移動させながら、たとえば合計13回行う。
詳細な形状を示す。素材としては、板厚tが0.8m
m、底辺部12の幅LAが200mm、斜辺部13の長
さLBが185mm、高さHが150mm、底辺部12
に対する斜辺部13の曲げ角度θ1が56°、長手方向
の長さが2000mmの溶融アルミニウムメッキの鋼板
を用いている。図4(a)の部分的な平面図および図4
(b)の部分的な断面図で示すように、底辺部ビード1
5は、長さL1が188mmで、幅W1が8mmで、深
さD1が8mmとなり、幅方向の両端でθ2=15°の
角度で形成されている。図4(a)の平面図、図4
(b)の部分的な断面図および図4(c)の部分的な側
面図で示されるように、斜辺部ビード16は、斜辺部1
2の先端側からL2=181.6mmの長さに形成さ
れ、コーナ部14側で最も幅が広がる部分の幅W2=8
mmであり、幅方向への深さD2は8mmである。図4
に示すような底辺部ビード15および斜辺部ビード16
は、後述するラジアル加工装置によって同時に形成され
る。ビードの形成は、ピッチP=40mmずつ素材を長
手方向に移動させながら、たとえば合計13回行う。
【0023】本実施形態のラジアル折板11では、送り
量Pを一定とした場合の長手方向の曲率半径Rは、底辺
部ビード15および斜辺部ビード16の加工深さによっ
て変化する底辺部ビード15のピッチP’で一義的に求
めることができる。底辺部ビード15のピッチP’と長
手方向の曲率半径Rとの関係を整理すると、次の表1の
ようになる。
量Pを一定とした場合の長手方向の曲率半径Rは、底辺
部ビード15および斜辺部ビード16の加工深さによっ
て変化する底辺部ビード15のピッチP’で一義的に求
めることができる。底辺部ビード15のピッチP’と長
手方向の曲率半径Rとの関係を整理すると、次の表1の
ようになる。
【0024】
【表1】
【0025】ラジアル折板11の長手方向の曲率半径R
は、本実施形態のように底辺部ビード15のピッチ
P’、すなわち加工深さで変動するけれども、第1式か
ら判るように、ラジアル折板の高さHや送り量Pによっ
ても変動するので、これらを調整して所望の曲率半径R
を得ることも可能となる。
は、本実施形態のように底辺部ビード15のピッチ
P’、すなわち加工深さで変動するけれども、第1式か
ら判るように、ラジアル折板の高さHや送り量Pによっ
ても変動するので、これらを調整して所望の曲率半径R
を得ることも可能となる。
【0026】図5および図6は、本実施形態のラジアル
折板11にビードを形成する加工用金型20の基本的な
動作原理を示す。図5は加工用金型20の部分的な正面
図、図6は加工用金型20の部分的な側面断面図をそれ
ぞれ示す。加工用金型20には、ラジアル折板11の素
材を底辺部12が上で側縁部18が下になるように挿入
する。底辺部12の上方から、底辺部加工用金型21の
先端が押下げられると、底辺部押え22によって底辺部
ビード15を形成する周辺部分は押えられ、昇降ガイド
23に沿って下方に底辺部加工用金型21が底辺部12
を押圧する。底辺部押え22の下方には底辺部受け24
がフレーム25によって支持されており、底辺部押え2
2と底辺部受け24との間で底辺部12の平坦部分が挟
持されて保持される。フレーム25は、加工用金型20
を含むラジアル加工装置が設置される床面26に立設さ
れる。
折板11にビードを形成する加工用金型20の基本的な
動作原理を示す。図5は加工用金型20の部分的な正面
図、図6は加工用金型20の部分的な側面断面図をそれ
ぞれ示す。加工用金型20には、ラジアル折板11の素
材を底辺部12が上で側縁部18が下になるように挿入
する。底辺部12の上方から、底辺部加工用金型21の
先端が押下げられると、底辺部押え22によって底辺部
ビード15を形成する周辺部分は押えられ、昇降ガイド
23に沿って下方に底辺部加工用金型21が底辺部12
を押圧する。底辺部押え22の下方には底辺部受け24
がフレーム25によって支持されており、底辺部押え2
2と底辺部受け24との間で底辺部12の平坦部分が挟
持されて保持される。フレーム25は、加工用金型20
を含むラジアル加工装置が設置される床面26に立設さ
れる。
【0027】底辺受け24には、底辺部押圧用金型21
によって押圧する部分にはダイス孔があいており、伝達
カム27の先端が挿入されている。伝達カム27には、
上下方向にラック28が形成され、底辺部加工用金型2
1の先端でラジアル折板11の底辺部12に底辺部ビー
ド15が形成されて伝達カム27が下方に押されると、
ラック28に噛合するピニオン29がその中心軸まわり
に角変位する。
によって押圧する部分にはダイス孔があいており、伝達
カム27の先端が挿入されている。伝達カム27には、
上下方向にラック28が形成され、底辺部加工用金型2
1の先端でラジアル折板11の底辺部12に底辺部ビー
ド15が形成されて伝達カム27が下方に押されると、
ラック28に噛合するピニオン29がその中心軸まわり
に角変位する。
【0028】ピニオン29は、伝達カム27の幅方向の
両側に配置される連動カム30に形成されているラック
31とも噛合している。ピニオン29がその軸線まわり
に角変位すると、ラック31を介して連動カム30は、
ラジアル折板11の斜辺部と垂直な方向に変位する。た
とえば、伝達カム27が下降すると、連動カム30は斜
め上方に飛び出すような変位を行う。連動カム30に
は、ラジアル折板11の斜辺部13に垂直な方向への変
位のために、ガイド用長孔32が形成されている。ガイ
ド用長孔32は、フレーム25に立設されているガイド
ピン33が挿入されている。ガイド用長孔32は間隔を
あけて立設されている2本のガイドピン33によって移
動方向が拘束され、昇降ガイド23の加工に連動して斜
め上方に移動するので、底辺部ビード15および斜辺部
ビード16を同時に成形することができる。連動カム3
0の先端側には、斜辺部加工用金型34がばね35を介
して装着され、上方の斜辺部押え36との間でラジアル
折板11の斜辺部13を挟んで押さえる。斜辺部押え3
6は、ばね37を介して底辺部加工用金型21に結合し
ている。斜辺部押え36の斜辺部加工用金型34に対応
する部分には、ダイスとなる凹部38が形成され、ラジ
アル折板11の斜辺部ビード16を成形することができ
る。
両側に配置される連動カム30に形成されているラック
31とも噛合している。ピニオン29がその軸線まわり
に角変位すると、ラック31を介して連動カム30は、
ラジアル折板11の斜辺部と垂直な方向に変位する。た
とえば、伝達カム27が下降すると、連動カム30は斜
め上方に飛び出すような変位を行う。連動カム30に
は、ラジアル折板11の斜辺部13に垂直な方向への変
位のために、ガイド用長孔32が形成されている。ガイ
ド用長孔32は、フレーム25に立設されているガイド
ピン33が挿入されている。ガイド用長孔32は間隔を
あけて立設されている2本のガイドピン33によって移
動方向が拘束され、昇降ガイド23の加工に連動して斜
め上方に移動するので、底辺部ビード15および斜辺部
ビード16を同時に成形することができる。連動カム3
0の先端側には、斜辺部加工用金型34がばね35を介
して装着され、上方の斜辺部押え36との間でラジアル
折板11の斜辺部13を挟んで押さえる。斜辺部押え3
6は、ばね37を介して底辺部加工用金型21に結合し
ている。斜辺部押え36の斜辺部加工用金型34に対応
する部分には、ダイスとなる凹部38が形成され、ラジ
アル折板11の斜辺部ビード16を成形することができ
る。
【0029】図7、図8、図9、図10および図11
は、ラジアル加工装置40の構成を示す。図7は側面
図、図8はラジアル折板11の搬送用の受けローラの正
面図、図9はラジアル加工を行うプレス装置の正面図、
図10はプレス装置の側面断面図、図11はプレス装置
のうちの斜辺部ビード加工部分の断面図をそれぞれ示
す。
は、ラジアル加工装置40の構成を示す。図7は側面
図、図8はラジアル折板11の搬送用の受けローラの正
面図、図9はラジアル加工を行うプレス装置の正面図、
図10はプレス装置の側面断面図、図11はプレス装置
のうちの斜辺部ビード加工部分の断面図をそれぞれ示
す。
【0030】図7に示すように、ラジアル加工装置40
は、プレス装置41を挟んで、供給部42および取出部
43が設けられている。供給部42には、ラジアル加工
を施す前の状態のラジアル折板11を底辺部12が上に
なるように載置する。プレス装置41では、一定のピッ
チPで順次送られるラジアル折板11を、底辺部12お
よび斜辺部13に対して同時に底辺部ビード15および
斜辺部ビード16をそれぞれ形成するように、図5に示
すような底辺部加工用金型21に対する押圧を油圧シリ
ンダなどによって行う。
は、プレス装置41を挟んで、供給部42および取出部
43が設けられている。供給部42には、ラジアル加工
を施す前の状態のラジアル折板11を底辺部12が上に
なるように載置する。プレス装置41では、一定のピッ
チPで順次送られるラジアル折板11を、底辺部12お
よび斜辺部13に対して同時に底辺部ビード15および
斜辺部ビード16をそれぞれ形成するように、図5に示
すような底辺部加工用金型21に対する押圧を油圧シリ
ンダなどによって行う。
【0031】図7に示す供給部42および取出部43に
は、図8に示すような受けローラ44が配列されてい
る。受けローラ44は、水平に固定されている軸45の
まわりに、軸受46を介して回転可能に支持される。軸
受46の両端は、断面が大略的にU字状の支持枠47の
側壁部分によって支持される。支持枠47の底面は、鉛
直な支持軸48によって下方から支持される。支持軸4
8の周囲にはばね49が設けられ、支持軸48を床面2
6から浮かした状態で支える。
は、図8に示すような受けローラ44が配列されてい
る。受けローラ44は、水平に固定されている軸45の
まわりに、軸受46を介して回転可能に支持される。軸
受46の両端は、断面が大略的にU字状の支持枠47の
側壁部分によって支持される。支持枠47の底面は、鉛
直な支持軸48によって下方から支持される。支持軸4
8の周囲にはばね49が設けられ、支持軸48を床面2
6から浮かした状態で支える。
【0032】図9および図10に示すように、プレス装
置41では底辺部加工用金型21による底辺部ビード1
5の加工を、底辺部加工用金型21の先端をポンチ、底
辺部受け24をダイスとして成形することになる。図1
1に示す斜辺部加工用金型34と斜辺部押え36との関
係でも、斜辺部加工用金型34の先端はポンチとして働
き、斜辺部押え36はダイスとして働く。
置41では底辺部加工用金型21による底辺部ビード1
5の加工を、底辺部加工用金型21の先端をポンチ、底
辺部受け24をダイスとして成形することになる。図1
1に示す斜辺部加工用金型34と斜辺部押え36との関
係でも、斜辺部加工用金型34の先端はポンチとして働
き、斜辺部押え36はダイスとして働く。
【0033】図7〜図11に示すようなラジアル加工装
置40は、ラジアル折板11を使用する建築物の作業現
場付近に移動して設置し、ラジアル折板11を使用する
直前の段階でラジアル加工を施すことができる。ラジア
ル折板11を形成する素材の底辺部12および斜辺部1
3の折曲加工は、予め工場で行っておく。ラジアル加工
を施す前のラジアル折板11は、真直であり、しかも複
数枚を重ねることができるので、かさばらずに運搬する
ことが可能である。
置40は、ラジアル折板11を使用する建築物の作業現
場付近に移動して設置し、ラジアル折板11を使用する
直前の段階でラジアル加工を施すことができる。ラジア
ル折板11を形成する素材の底辺部12および斜辺部1
3の折曲加工は、予め工場で行っておく。ラジアル加工
を施す前のラジアル折板11は、真直であり、しかも複
数枚を重ねることができるので、かさばらずに運搬する
ことが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラジアル
折板の長手方向に垂直な断面で底辺部の幅方向の両側で
折曲げて斜辺部を形成する際の折曲部となるコーナ部に
は、長手方向に沿って底辺部が内側となるように湾曲さ
せるためのビードが形成されないので、厳しく苛酷な加
工を避けて防食用被膜などの剥離やクラックを防ぐこと
ができる。コーナー部にビードが形成されていないの
で、ラジアル折板を屋根材などに使用するときの雨水の
排水を円滑に行うことができ、雨水の滞留による腐食の
促進も避けることができる。
折板の長手方向に垂直な断面で底辺部の幅方向の両側で
折曲げて斜辺部を形成する際の折曲部となるコーナ部に
は、長手方向に沿って底辺部が内側となるように湾曲さ
せるためのビードが形成されないので、厳しく苛酷な加
工を避けて防食用被膜などの剥離やクラックを防ぐこと
ができる。コーナー部にビードが形成されていないの
で、ラジアル折板を屋根材などに使用するときの雨水の
排水を円滑に行うことができ、雨水の滞留による腐食の
促進も避けることができる。
【0035】また本発明によれば、ラジアル加工を行う
際に底辺部および斜辺部に形成するビードを同時に成形
するので、コーナ部には幅方向の引張力が作用する。そ
の結果としてコーナ部は長手方向に縮むので、コーナ部
にはビードを形成しないでも余肉の発生を防ぐことがで
きる。
際に底辺部および斜辺部に形成するビードを同時に成形
するので、コーナ部には幅方向の引張力が作用する。そ
の結果としてコーナ部は長手方向に縮むので、コーナ部
にはビードを形成しないでも余肉の発生を防ぐことがで
きる。
【0036】さらに本発明によれば、ラジアル折板の底
辺部および斜辺部に形成するビードを同時に加工するこ
とができる。底辺部と斜辺部との境界のコーナ部には幅
方向の引張力を同時に作用させ、コーナ部に長手方向の
縮みを生じさせて、コーナ部におけるビード加工を行わ
なくても余肉を吸収し、コーナ部の苛酷な加工を避ける
ことができる。
辺部および斜辺部に形成するビードを同時に加工するこ
とができる。底辺部と斜辺部との境界のコーナ部には幅
方向の引張力を同時に作用させ、コーナ部に長手方向の
縮みを生じさせて、コーナ部におけるビード加工を行わ
なくても余肉を吸収し、コーナ部の苛酷な加工を避ける
ことができる。
【図1】本発明の実施の一形態のラジアル折板11の概
略的な構造を示す部分的な斜視図およびコーナ部14に
働く力と変形とを示す図である。
略的な構造を示す部分的な斜視図およびコーナ部14に
働く力と変形とを示す図である。
【図2】図1のラジアル折板11の長手方向に垂直な正
面断面図である。
面断面図である。
【図3】図1のラジアル折板11の側面図およびビード
の成形ピッチと曲率半径との関係を示す図である。
の成形ピッチと曲率半径との関係を示す図である。
【図4】図1のラジアル折板11の部分的な平面図、正
面図および側面図である。
面図および側面図である。
【図5】図1のラジアル折板11にラジアル加工を施す
ための加工用金型20の概略的な構成を示す部分的な正
面断面図である。
ための加工用金型20の概略的な構成を示す部分的な正
面断面図である。
【図6】図5の加工用金型20の側面断面図である。
【図7】図1のラジアル折板11にラジアル加工を施す
ラジアル加工装置40の側面図である。
ラジアル加工装置40の側面図である。
【図8】図7のラジアル加工装置40に用いる受けロー
ラ44に関連する構成を示す正面断面図である。
ラ44に関連する構成を示す正面断面図である。
【図9】図7に示すプレス装置41の正面断面図であ
る。
る。
【図10】図9に示すプレス装置41の側面断面図であ
る。
る。
【図11】図9に示すプレス装置41で斜辺部ビード1
6の加工を行う部分の構成を示す断面図である。
6の加工を行う部分の構成を示す断面図である。
【図12】従来からのラジアル折板1の概略的な構造を
示す部分的な斜視図である。
示す部分的な斜視図である。
11 ラジアル折板 12 底辺部 13 斜辺部 14 コーナ部 15 底辺部ビード 16 斜辺部ビード 17 非加工部 20 加工用金型 21 底辺部加工用金型 22 底辺部押え 24 底辺部受け 27 伝達カム 28,31 ラック 29 ピニオン 30 連動カム 34 斜辺部加工用金型 36 斜辺部押え 40 ラジアル加工装置 41 プレス装置 42 供給部 43 取出部 44 受けローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 長手方向に垂直な断面形状が、平坦な底
辺部と、底辺部の両側のコーナ部から斜め上方に折曲げ
られ、コーナ部から離れるに従って相互間の間隔が大き
くなる斜辺部とを有し、底辺部および斜辺部に長手方向
に垂直な溝状のビードを複数個ずつ形成するラジアル加
工を施して、底辺部が内側となるように、長手方向に湾
曲させるラジアル折板において、 底辺部および斜辺部の複数のビードは、底辺部および斜
辺部内で、底辺部と斜辺部との境界のコーナ部に達しな
い範囲内にそれぞれ形成されることを特徴とするラジア
ル折板。 - 【請求項2】 請求項1記載のラジアル折板にラジアル
加工を施す方法であって、 被成形材を長手方向に一定ピッチで間欠的に順次送りな
がら、 底辺部および斜辺部に、底辺部と斜辺部との境界のコー
ナ部に達しない範囲で、ビードを同時に成形することを
特徴とするラジアル折板の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のラジアル折板にラジアル
加工を施す装置であって、 被成形材を長手方向に一定ピッチで間欠的に送る移送手
段と、 被成形材の底辺部に、長手方向に垂直な方向に延びる溝
状のビードを、底辺部と斜辺部との境界であるコーナ部
を避けて成形する底辺部加工手段と、 被成形材の底辺部を挟んで、底辺部加工手段に対向して
配置され、斜辺部にコーナ部を避けてビードを成形する
斜辺部加工手段と、 底辺部加工手段および斜辺部加工手段を、底辺部および
斜辺部に同時にビードが形成されるように連動させる連
動手段とを含むことを特徴とするラジアル折板の製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3772698A JPH11226680A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ラジアル折板ならびにその製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3772698A JPH11226680A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ラジアル折板ならびにその製造方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226680A true JPH11226680A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12505514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3772698A Pending JPH11226680A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ラジアル折板ならびにその製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226680A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109226492A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-18 | 浙江长华汽车零部件股份有限公司 | 高效冲压件加强筋翻折装置 |
| CN113523715A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-22 | 山东宏旺实业有限公司 | 钢卷护角带的生产设备及生产方法 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP3772698A patent/JPH11226680A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109226492A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-18 | 浙江长华汽车零部件股份有限公司 | 高效冲压件加强筋翻折装置 |
| CN109226492B (zh) * | 2018-10-17 | 2024-04-05 | 长华控股集团股份有限公司 | 高效冲压件加强筋翻折装置 |
| CN113523715A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-22 | 山东宏旺实业有限公司 | 钢卷护角带的生产设备及生产方法 |
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