JPH11226731A - スタッド溶接の押し込み期間入熱制御方法 - Google Patents
スタッド溶接の押し込み期間入熱制御方法Info
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- JPH11226731A JPH11226731A JP4877298A JP4877298A JPH11226731A JP H11226731 A JPH11226731 A JP H11226731A JP 4877298 A JP4877298 A JP 4877298A JP 4877298 A JP4877298 A JP 4877298A JP H11226731 A JPH11226731 A JP H11226731A
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Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 入熱が過大となって溶接不良が発生するのを
防ぐ。 【解決手段】 溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t
91までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の
標準入熱量を予め設定しておく。次に、鉄骨上に配設し
た鋼板が波打つために、鉄骨と鋼板との間に隙間が生
じ、この隙間が予め想定した値よりも大きくなって押し
込み期間が長くなったような場合に、短絡電圧検出開始
時点から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs
(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡電圧
平均値と検出期間中の押し込み短絡電流平均値Isとの
積の検出間隔ごとの入熱量平均値を積算して短絡期間積
算入熱量を算出し、この短絡期間積算入熱量が、短絡期
間全体の標準入熱量に達した時点t9nで押し込み短絡電
流を遮断する。
防ぐ。 【解決手段】 溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t
91までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の
標準入熱量を予め設定しておく。次に、鉄骨上に配設し
た鋼板が波打つために、鉄骨と鋼板との間に隙間が生
じ、この隙間が予め想定した値よりも大きくなって押し
込み期間が長くなったような場合に、短絡電圧検出開始
時点から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs
(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡電圧
平均値と検出期間中の押し込み短絡電流平均値Isとの
積の検出間隔ごとの入熱量平均値を積算して短絡期間積
算入熱量を算出し、この短絡期間積算入熱量が、短絡期
間全体の標準入熱量に達した時点t9nで押し込み短絡電
流を遮断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッド溶接のス
タッドを引き上げてアークを発生させ、所定時間後にス
タッドを被溶接材に押しつけて短絡させ、短絡電流通電
中に溶接電圧を検出してスタッドの押し込み期間の入熱
を制御する方法に関するものである。
タッドを引き上げてアークを発生させ、所定時間後にス
タッドを被溶接材に押しつけて短絡させ、短絡電流通電
中に溶接電圧を検出してスタッドの押し込み期間の入熱
を制御する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタッド溶接の用途として、建築工事、
建設工事等において、H型鋼、I型鋼等の鉄骨を組み立
てた構築物に薄板の鋼板を配設し、鉄骨上に鋼板(デッ
キプレート)をスタッド溶接で固定する上板貫通溶接が
ある。図1は、鉄骨上に鋼板を配設したときに、鋼板が
波打ち、鉄骨と鋼板との間に隙間(クリアランス)が生
じている状態を示す鉄骨・鋼板位置関係図である。同図
において、鉄骨Wa上に鋼板Wbを配設したときに、鋼
板の板厚Dpが例えば、1.2[mm]のような薄板のと
きは、鋼板Wbが波打ち、鉄骨Waと鋼板Wbとの間に
隙間(クリアランス)Dcが生じる。
建設工事等において、H型鋼、I型鋼等の鉄骨を組み立
てた構築物に薄板の鋼板を配設し、鉄骨上に鋼板(デッ
キプレート)をスタッド溶接で固定する上板貫通溶接が
ある。図1は、鉄骨上に鋼板を配設したときに、鋼板が
波打ち、鉄骨と鋼板との間に隙間(クリアランス)が生
じている状態を示す鉄骨・鋼板位置関係図である。同図
において、鉄骨Wa上に鋼板Wbを配設したときに、鋼
板の板厚Dpが例えば、1.2[mm]のような薄板のと
きは、鋼板Wbが波打ち、鉄骨Waと鋼板Wbとの間に
隙間(クリアランス)Dcが生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図2は、鉄骨と鋼板と
の間に隙間があるときの鋼板とスタッド先端との位置関
係を示す鋼板・スタッド位置関係図である。同図(A)
は、スタッド溶接開始直後のスタッドSの先端が鋼板W
bに接触した状態を示す溶接開始位置関係図であって、
スタッドSの先端が鋼板Wbに接触した位置を基準点P
とする。同図(B)は、スタッド先端を引き上げてアー
クを発生させている状態を示すアーク発生位置関係図で
あって、スタッド先端は同図(A)の基準点Pから引き
上げ距離Dupだけ引き上げられた位置にある。
の間に隙間があるときの鋼板とスタッド先端との位置関
係を示す鋼板・スタッド位置関係図である。同図(A)
は、スタッド溶接開始直後のスタッドSの先端が鋼板W
bに接触した状態を示す溶接開始位置関係図であって、
スタッドSの先端が鋼板Wbに接触した位置を基準点P
とする。同図(B)は、スタッド先端を引き上げてアー
クを発生させている状態を示すアーク発生位置関係図で
あって、スタッド先端は同図(A)の基準点Pから引き
上げ距離Dupだけ引き上げられた位置にある。
【0012】同図(C)は、溶接開始時から予め設定し
た時間が経過した後に、スタッドを押し込む指令を出し
て、スタッド先端を押し込んで短絡させた状態を示す短
絡位置関係図であって、スタッド先端は同図(A)の基
準点Pから押し込み距離Ddだけ押し込まれた位置にあ
る。同図(D)は、溶接開始時から溶接終了時までのス
タッドSの先端位置の時間的経過を示す図であって、縦
軸がスタッド先端の移動量Mを示し、符号は同図
(A)のスタッド先端のの位置を示し、符号は同図
(B)のスタッド先端のの位置を示し、符号は同図
(C)のスタッド先端のの位置を示す。
た時間が経過した後に、スタッドを押し込む指令を出し
て、スタッド先端を押し込んで短絡させた状態を示す短
絡位置関係図であって、スタッド先端は同図(A)の基
準点Pから押し込み距離Ddだけ押し込まれた位置にあ
る。同図(D)は、溶接開始時から溶接終了時までのス
タッドSの先端位置の時間的経過を示す図であって、縦
軸がスタッド先端の移動量Mを示し、符号は同図
(A)のスタッド先端のの位置を示し、符号は同図
(B)のスタッド先端のの位置を示し、符号は同図
(C)のスタッド先端のの位置を示す。
【0014】同図(E)は、溶接開始時から溶接終了時
までの出力端子電圧Vdの時間的経過を示す図である。
同図(E)において、時刻ts0は、上板貫通溶接でない
通常の溶接(以下、直接溶接という)のときの押し込み
時短絡開始時点であり、時刻ts1は上板貫通溶接のとき
の押し込み時短絡開始時点であり、スタッド先端が鋼板
の板厚Dp及び隙間Dcだけ移動する時間であって、時
刻ts0よりも遅れる。
までの出力端子電圧Vdの時間的経過を示す図である。
同図(E)において、時刻ts0は、上板貫通溶接でない
通常の溶接(以下、直接溶接という)のときの押し込み
時短絡開始時点であり、時刻ts1は上板貫通溶接のとき
の押し込み時短絡開始時点であり、スタッド先端が鋼板
の板厚Dp及び隙間Dcだけ移動する時間であって、時
刻ts0よりも遅れる。
【0016】さらに、時刻ts2は、上板貫通溶接のとき
にスタッド先端が鉄骨に接触した押し込み開始時点であ
り、鉄骨Waと鋼板Wbとの間に隙間(クリアランス)
Dcが不定であるために時刻ts0から時刻ts2までの遅
れ時間がばらつく。この押し込み開始時点が遅れると、
前述した図3に示したように、押し込み短絡期間Ts中
にアークによる入熱が含まれるために押し込み短絡期間
Ts中の入熱が過大となる。
にスタッド先端が鉄骨に接触した押し込み開始時点であ
り、鉄骨Waと鋼板Wbとの間に隙間(クリアランス)
Dcが不定であるために時刻ts0から時刻ts2までの遅
れ時間がばらつく。この押し込み開始時点が遅れると、
前述した図3に示したように、押し込み短絡期間Ts中
にアークによる入熱が含まれるために押し込み短絡期間
Ts中の入熱が過大となる。
【0018】上記の隙間Dcが不定であるために、同図
(B)に示すように、アーク長Daは、Dup+(Dp+
Dc)となり、直接溶接のときよりも、(Dp+Dc)
だけ増加すると共にばらつきが生じる。さらに、上板貫
通溶接のときは、同図(C)に示すように、スタッド先
端が鉄骨Waに押し込まれる鉄骨表面からの押し込み距
離Deは、Dd−(Dp+Dc)となり、通常の直接溶
接のときよりも、(Dp+Dc)だけ減少するだけでな
く、このDcのばらつきによって鉄骨表面からの押し込
み距離Deも変動する。
(B)に示すように、アーク長Daは、Dup+(Dp+
Dc)となり、直接溶接のときよりも、(Dp+Dc)
だけ増加すると共にばらつきが生じる。さらに、上板貫
通溶接のときは、同図(C)に示すように、スタッド先
端が鉄骨Waに押し込まれる鉄骨表面からの押し込み距
離Deは、Dd−(Dp+Dc)となり、通常の直接溶
接のときよりも、(Dp+Dc)だけ減少するだけでな
く、このDcのばらつきによって鉄骨表面からの押し込
み距離Deも変動する。
【0020】溶接品質を確保するためには、所要の入熱
を得ることが重要である。スタッド溶接の入熱は、スタ
ッドを被溶接材から引き上げてアーク発生中の溶接電圧
値と溶接電流値との時間積分値と、スタッドを被溶接材
に押し込んで短絡電流通電中の溶接電圧値と溶接電流値
との時間積分値との和である。
を得ることが重要である。スタッド溶接の入熱は、スタ
ッドを被溶接材から引き上げてアーク発生中の溶接電圧
値と溶接電流値との時間積分値と、スタッドを被溶接材
に押し込んで短絡電流通電中の溶接電圧値と溶接電流値
との時間積分値との和である。
【0022】もし溶接条件が適正でなく所要の入熱を得
ることができない場合、例えば、溶接電流が適正値より
も大きい場合、引き上げ距離が短い場合又は溶接姿勢が
不良の場合は、ア−ク中にスタッドの溶融面が被溶接材
の溶融プールに接触して短絡が発生する。この短絡が頻
繁に発生すると、ア−クが十分に継続しないために入熱
不足となって、押し込み中に所要の押し込み距離だけ押
し込むことができなくなり溶接不良となる。
ることができない場合、例えば、溶接電流が適正値より
も大きい場合、引き上げ距離が短い場合又は溶接姿勢が
不良の場合は、ア−ク中にスタッドの溶融面が被溶接材
の溶融プールに接触して短絡が発生する。この短絡が頻
繁に発生すると、ア−クが十分に継続しないために入熱
不足となって、押し込み中に所要の押し込み距離だけ押
し込むことができなくなり溶接不良となる。
【0024】アーク発生中に短絡が発生しなくて、アー
ク発生中の入熱が適切な場合であっても、上記のような
上板貫通溶接、溶接ガンの押し込み時の引っかかり等に
よって、スタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから
予め定めた時刻(以下、短絡電圧検出開始時点という)
t91よりも遅れて短絡したときは、前述したように、押
し込み短絡期間Ts中の入熱が過大となり溶融金属Wm
が過大となって余盛り不足となり溶接強度が低下する。
ク発生中の入熱が適切な場合であっても、上記のような
上板貫通溶接、溶接ガンの押し込み時の引っかかり等に
よって、スタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから
予め定めた時刻(以下、短絡電圧検出開始時点という)
t91よりも遅れて短絡したときは、前述したように、押
し込み短絡期間Ts中の入熱が過大となり溶融金属Wm
が過大となって余盛り不足となり溶接強度が低下する。
【0030】上記図1及び図2は、本出願人の特願平 9
-316180 に記載した先願技術1の「主電流切換スタッド
溶接方法」の課題で説明した図と同一であるが、この先
願技術1は、従来技術の課題を解決するために、主アー
ク期間Taの後半に、主アーク電流値Iaを増加させて
いる。
-316180 に記載した先願技術1の「主電流切換スタッド
溶接方法」の課題で説明した図と同一であるが、この先
願技術1は、従来技術の課題を解決するために、主アー
ク期間Taの後半に、主アーク電流値Iaを増加させて
いる。
【0032】また、本出願人の特願平 9-187403 に記載
した先願技術2の「スタッド溶接の押し込み期間入熱管
理方法」は、図3に示すように、判定したいスタッドを
被溶接材から引き上げてアークを発生させた後、スタッ
ドを被溶接材に押し込んで短絡したときの短絡電流通電
中に溶接電圧平均値V2cを検出し、溶接電圧平均値V2c
に対応した値と予め定めた値とを比較して、比較結果を
表示、警報、品質判定、入熱制御等に使用する方法であ
る。
した先願技術2の「スタッド溶接の押し込み期間入熱管
理方法」は、図3に示すように、判定したいスタッドを
被溶接材から引き上げてアークを発生させた後、スタッ
ドを被溶接材に押し込んで短絡したときの短絡電流通電
中に溶接電圧平均値V2cを検出し、溶接電圧平均値V2c
に対応した値と予め定めた値とを比較して、比較結果を
表示、警報、品質判定、入熱制御等に使用する方法であ
る。
【0033】上記図3は先願技術2の説明図であって、
同図(A)はスタッドを被溶接材に押し込む指令をして
から予め定めた時刻t21よりも遅れて短絡したときの出
力電流Ioの波形を示す出力電流波形図であり、同図
(B)はそのときの出力端子電圧Vdの波形を示す出力
端子電圧波形図である。
同図(A)はスタッドを被溶接材に押し込む指令をして
から予め定めた時刻t21よりも遅れて短絡したときの出
力電流Ioの波形を示す出力電流波形図であり、同図
(B)はそのときの出力端子電圧Vdの波形を示す出力
端子電圧波形図である。
【0034】この技術をさらに具体化すると、基準にす
るスタッドを被溶接材から引き上げてアークを発生させ
た後、スタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから予
め定めた時刻t21までに短絡したときの短絡電流通電中
に溶接電圧平均値V2aと溶接電流平均値I2aとを検出し
てこの溶接電圧平均値V2aを基準にする押し込み電圧値
とし、次に、判定したいスタッドを被溶接材から引き上
げてアークを発生させた後、スタッドを被溶接材に押し
込んで短絡電流通電中に上記と同一の溶接電流平均値I
2aの電流を通電したときの溶接電圧平均値V2cを検出し
てこの溶接電圧平均値V2cを判定したい押し込み電圧値
として、判定したい押し込み電圧値V2cと基準にする押
し込み電圧値V2aとを比較して、表示、警報、品質判
定、入熱制御等に使用する。
るスタッドを被溶接材から引き上げてアークを発生させ
た後、スタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから予
め定めた時刻t21までに短絡したときの短絡電流通電中
に溶接電圧平均値V2aと溶接電流平均値I2aとを検出し
てこの溶接電圧平均値V2aを基準にする押し込み電圧値
とし、次に、判定したいスタッドを被溶接材から引き上
げてアークを発生させた後、スタッドを被溶接材に押し
込んで短絡電流通電中に上記と同一の溶接電流平均値I
2aの電流を通電したときの溶接電圧平均値V2cを検出し
てこの溶接電圧平均値V2cを判定したい押し込み電圧値
として、判定したい押し込み電圧値V2cと基準にする押
し込み電圧値V2aとを比較して、表示、警報、品質判
定、入熱制御等に使用する。
【0036】従って、この先願技術2は、判定したいス
タッドを溶接終了後に判定して、表示、警報、品質判定
又は次の溶接の入熱制御に使用する方法であるので、こ
の判定したいスタッドを溶接したときに入熱が過大であ
ったときは、その判定したいスタッドの溶接結果は、不
良となってしまっている。本発明は、この問題点を解決
するものである。
タッドを溶接終了後に判定して、表示、警報、品質判定
又は次の溶接の入熱制御に使用する方法であるので、こ
の判定したいスタッドを溶接したときに入熱が過大であ
ったときは、その判定したいスタッドの溶接結果は、不
良となってしまっている。本発明は、この問題点を解決
するものである。
【0051】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の方法は、
検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)から
算出した短絡期間積算入熱量Qta9nが、予め設定した短
絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した時点t9nで押し
込み短絡電流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込
み制御方法である。
検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)から
算出した短絡期間積算入熱量Qta9nが、予め設定した短
絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した時点t9nで押し
込み短絡電流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込
み制御方法である。
【0052】本発明の第2の方法は、短絡期間積算電圧
値Vta9nが、予め設定した短絡期間全体の標準入熱量Q
st9sから算出した検出期間全体の短絡電圧標準値Vst9s
に達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断するスタッ
ド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
値Vta9nが、予め設定した短絡期間全体の標準入熱量Q
st9sから算出した検出期間全体の短絡電圧標準値Vst9s
に達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断するスタッ
ド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
【0053】本発明の第3の方法は、検出期間全体の短
絡電圧平均値Vs9nから算出した短絡期間積算入熱量Q
ta9nが、予め設定した短絡期間全体の標準入熱量Qst9s
に達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断するスタッ
ド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
絡電圧平均値Vs9nから算出した短絡期間積算入熱量Q
ta9nが、予め設定した短絡期間全体の標準入熱量Qst9s
に達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断するスタッ
ド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
【0054】本発明の第4の方法は、本発明の第1の方
法において、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91
までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標
準入熱量Qst9sを予め設定しておき、短絡電圧検出開始
時点t91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値Vs(Δt)と検出期間中の押し込み短絡電流
平均値Isとの積の検出間隔ごとの入熱量平均値ΔQst
を積算して短絡期間積算入熱量Qta9nを算出し、この短
絡期間積算入熱量Qta9nが、上記短絡期間全体の標準入
熱量Qst9sに達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断
するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
法において、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91
までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標
準入熱量Qst9sを予め設定しておき、短絡電圧検出開始
時点t91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値Vs(Δt)と検出期間中の押し込み短絡電流
平均値Isとの積の検出間隔ごとの入熱量平均値ΔQst
を積算して短絡期間積算入熱量Qta9nを算出し、この短
絡期間積算入熱量Qta9nが、上記短絡期間全体の標準入
熱量Qst9sに達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断
するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
【0055】本発明の第5の方法は、本発明の第2の方
法において、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91
までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標
準入熱量Qst9sを予め設定しておき、短絡電圧検出開始
時点t91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値Vs(Δt)を積算して短絡期間積算電圧値Vt
a9nを算出し、この短絡期間積算電圧値Vta9nが、上記
短絡期間全体の標準入熱量Qst9sを検出期間中の押し込
み短絡電流平均値Isで除算した検出期間全体の短絡電
圧標準値Vst9sに達した時点t9nで押し込み短絡電流を
遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法であ
る。
法において、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91
までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標
準入熱量Qst9sを予め設定しておき、短絡電圧検出開始
時点t91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値Vs(Δt)を積算して短絡期間積算電圧値Vt
a9nを算出し、この短絡期間積算電圧値Vta9nが、上記
短絡期間全体の標準入熱量Qst9sを検出期間中の押し込
み短絡電流平均値Isで除算した検出期間全体の短絡電
圧標準値Vst9sに達した時点t9nで押し込み短絡電流を
遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法であ
る。
【0056】本発明の第6の方法は、本発明の第3の方
法において、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91
までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標
準入熱量Qst9sを予め設定しておき、短絡電圧検出開始
時点t91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値Vs(Δt)を積算して短絡期間積算電圧値Vt
a9nを算出し、この短絡期間積算電圧値Vta9nを検出回
数nで除算して検出期間全体の短絡電圧平均値Vs9n=
Vta9n/nを算出し、この検出期間全体の短絡電圧平均
値Vs9nと検出期間中の押し込み短絡電流平均値Isと
押し込み短絡検出期間Tsdとの積の短絡期間積算入熱量
Qta9nを算出し、この短絡期間積算入熱量Qta9nが、上
記短絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した時点t9nで
押し込み短絡電流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押
し込み制御方法である。
法において、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91
までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標
準入熱量Qst9sを予め設定しておき、短絡電圧検出開始
時点t91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値Vs(Δt)を積算して短絡期間積算電圧値Vt
a9nを算出し、この短絡期間積算電圧値Vta9nを検出回
数nで除算して検出期間全体の短絡電圧平均値Vs9n=
Vta9n/nを算出し、この検出期間全体の短絡電圧平均
値Vs9nと検出期間中の押し込み短絡電流平均値Isと
押し込み短絡検出期間Tsdとの積の短絡期間積算入熱量
Qta9nを算出し、この短絡期間積算入熱量Qta9nが、上
記短絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した時点t9nで
押し込み短絡電流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押
し込み制御方法である。
【0057】本発明の第7の方法は、本発明の第4又は
第6の方法の検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
が、定電流出力特性の溶接電源装置に設定した短絡電流
設定値であるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法
である。
第6の方法の検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
が、定電流出力特性の溶接電源装置に設定した短絡電流
設定値であるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法
である。
【0058】本発明の第8の方法は、本発明の第4又は
第6の方法の検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
が、短絡電圧検出開始時点t91から後で測定した定電流
出力特性の溶接電源装置から出力する短絡電流測定値で
あるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
第6の方法の検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
が、短絡電圧検出開始時点t91から後で測定した定電流
出力特性の溶接電源装置から出力する短絡電流測定値で
あるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
【0059】本発明の第9の方法は、本発明の第4又は
第6の方法の検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
が、短絡電圧検出開始時点t91から、検出間隔Δtごと
に算出した検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値Is
(Δt)を検出回数1回からn回まで積算して算出した値
であるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法であ
る。
第6の方法の検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
が、短絡電圧検出開始時点t91から、検出間隔Δtごと
に算出した検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値Is
(Δt)を検出回数1回からn回まで積算して算出した値
であるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法であ
る。
【0070】
【発明の実施の形態】アーク発生中に短絡が発生しなく
て、アーク発生中の入熱が適切な場合であっても、スタ
ッドを被溶接材に押し込む指令をしてから短絡電圧検出
開始時点t91よりも遅れて短絡したときは、入熱が過大
となるので、本発明の方法は、この入熱が過大とならな
いように制御する押し込み期間入熱制御方法である。
て、アーク発生中の入熱が適切な場合であっても、スタ
ッドを被溶接材に押し込む指令をしてから短絡電圧検出
開始時点t91よりも遅れて短絡したときは、入熱が過大
となるので、本発明の方法は、この入熱が過大とならな
いように制御する押し込み期間入熱制御方法である。
【0072】本発明の第1の方法は、後述する図4に示
すように、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91ま
でに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標準
入熱量Qst9sを予め設定しておく。
すように、溶接開始前に、短絡電圧検出開始時点t91ま
でに押し込み短絡が開始するときの短絡期間全体の標準
入熱量Qst9sを予め設定しておく。
【0074】次に、例えば、図1に示すように、この隙
間Dcが予め想定した値よりも大きくなって押し込み期
間が長くなったような場合に、短絡電圧検出開始時点t
91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs
(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡電圧
平均値Vs(Δt)と検出期間中の押し込み短絡電流平均
値Isとの積の検出間隔ごとの入熱量平均値ΔQstを積
算して短絡期間積算入熱量Qta9nを算出し、この短絡期
間積算入熱量Qta9nが、上記短絡期間全体の標準入熱量
Qst9sに達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断する
スタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
間Dcが予め想定した値よりも大きくなって押し込み期
間が長くなったような場合に、短絡電圧検出開始時点t
91から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs
(Δt)を測定し、この検出間隔ごとの押し込み短絡電圧
平均値Vs(Δt)と検出期間中の押し込み短絡電流平均
値Isとの積の検出間隔ごとの入熱量平均値ΔQstを積
算して短絡期間積算入熱量Qta9nを算出し、この短絡期
間積算入熱量Qta9nが、上記短絡期間全体の標準入熱量
Qst9sに達した時点t9nで押し込み短絡電流を遮断する
スタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法である。
【0100】
【実施例】図4(A)は、基準にするスタッドを被溶接
材に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時点t91
までに短絡したときの押し込み短絡入熱標準値設定期間
Tssの押し込み短絡電流平均値Isを算出する説明図で
あり、同図(B)は、そのときの押し込み短絡入熱標準
値設定期間Tssの検出間隔Δtごとの押し込み短絡電圧
平均値Vs(Δt)を算出する説明図である。
材に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時点t91
までに短絡したときの押し込み短絡入熱標準値設定期間
Tssの押し込み短絡電流平均値Isを算出する説明図で
あり、同図(B)は、そのときの押し込み短絡入熱標準
値設定期間Tssの検出間隔Δtごとの押し込み短絡電圧
平均値Vs(Δt)を算出する説明図である。
【0102】同図(A)に示すように、補助ア−ク電流
通電開始時点t0において、後述する図6に示す溶接開
始終了スイッチ13を押して補助ア−ク電流Ipの通電
し、スタッドSを被溶接材Wから引き上げて補助ア−ク
を発生させる。主アーク電流通電開始時点t2におい
て、補助ア−ク電流Ipから主アーク電流Iaに切り換
える。主ア−ク期間終了時点又は押し込み短絡期間開始
時点t9において、押し込み指令信号を出力して押し込
みを開始する。押し込み指令信号を出力してからスタッ
ドSの溶融先端が被溶接材Wの溶融金属Wmに接触する
までの正常時の短絡開始時間遅れはΔT91である。
通電開始時点t0において、後述する図6に示す溶接開
始終了スイッチ13を押して補助ア−ク電流Ipの通電
し、スタッドSを被溶接材Wから引き上げて補助ア−ク
を発生させる。主アーク電流通電開始時点t2におい
て、補助ア−ク電流Ipから主アーク電流Iaに切り換
える。主ア−ク期間終了時点又は押し込み短絡期間開始
時点t9において、押し込み指令信号を出力して押し込
みを開始する。押し込み指令信号を出力してからスタッ
ドSの溶融先端が被溶接材Wの溶融金属Wmに接触する
までの正常時の短絡開始時間遅れはΔT91である。
【0104】後述する図6に示す溶接電流検出回路IC
及び溶接電圧検出回路VCによって、短絡電圧検出開始
時点t91から短絡電圧検出終了時点t9sまでの押し込み
短絡入熱標準値設定期間Tssに、各時刻tの短絡電圧瞬
時値V(t)を検出して、短絡が発生しないときの検出
間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)を算出す
る。同様に、各時刻tの短絡電流瞬時値I(t)を検出
して、短絡電圧検出開始時点t91までに押し込み短絡が
開始するときの検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値
Is(Δt)を算出する。
及び溶接電圧検出回路VCによって、短絡電圧検出開始
時点t91から短絡電圧検出終了時点t9sまでの押し込み
短絡入熱標準値設定期間Tssに、各時刻tの短絡電圧瞬
時値V(t)を検出して、短絡が発生しないときの検出
間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)を算出す
る。同様に、各時刻tの短絡電流瞬時値I(t)を検出
して、短絡電圧検出開始時点t91までに押し込み短絡が
開始するときの検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値
Is(Δt)を算出する。
【0106】[数1乃至数3の説明]図4において、押
し込み短絡入熱標準値設定期間Tssの間、検出期間全体
の押し込み短絡電流平均値Is又は検出間隔ごとの押し
込み短絡電流平均値Is(Δt)と検出間隔Δtごとの
押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)とを算出して、検出
間隔ごとの入熱量平均値ΔQstを数1によって算出す
る。
し込み短絡入熱標準値設定期間Tssの間、検出期間全体
の押し込み短絡電流平均値Is又は検出間隔ごとの押し
込み短絡電流平均値Is(Δt)と検出間隔Δtごとの
押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)とを算出して、検出
間隔ごとの入熱量平均値ΔQstを数1によって算出す
る。
【0108】
【数1】
【0110】数2によって、検出間隔ごとの入熱量平均
値ΔQstを短絡電圧検出開始時点t91から短絡電圧検出
終了時点t9sまで積算して検出期間全体の標準入熱量Q
stを算出する。
値ΔQstを短絡電圧検出開始時点t91から短絡電圧検出
終了時点t9sまで積算して検出期間全体の標準入熱量Q
stを算出する。
【0112】
【数2】
【0120】また、数3によって、短絡電圧検出開始時
点t91の1番目の検出間隔Δtから短絡電圧検出終了時
点t9sの検出回数s番目の検出間隔Δtまでの検出期間
全体の標準入熱量Qstを、算出してもよい。
点t91の1番目の検出間隔Δtから短絡電圧検出終了時
点t9sの検出回数s番目の検出間隔Δtまでの検出期間
全体の標準入熱量Qstを、算出してもよい。
【0122】
【数3】
【0130】[図5の説明]図5(A)は、判定したい
スタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから短絡電圧
検出開始時点t91よりも遅れて短絡したときの押し込み
短絡検出期間Tsdの押し込み短絡電流平均値Isを算出
する説明図であり、同図(B)は、そのときの押し込み
短絡検出期間Tsdの検出間隔Δtごとの押し込み短絡電
圧平均値Vs(Δt)を算出する説明図である。同図のΔ
T93は、押し込み指令信号を出力してからスタッドSの
溶融先端が被溶接材Wの溶融金属Wmに接触するまでの
異常時の短絡開始時間遅れである。
スタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから短絡電圧
検出開始時点t91よりも遅れて短絡したときの押し込み
短絡検出期間Tsdの押し込み短絡電流平均値Isを算出
する説明図であり、同図(B)は、そのときの押し込み
短絡検出期間Tsdの検出間隔Δtごとの押し込み短絡電
圧平均値Vs(Δt)を算出する説明図である。同図のΔ
T93は、押し込み指令信号を出力してからスタッドSの
溶融先端が被溶接材Wの溶融金属Wmに接触するまでの
異常時の短絡開始時間遅れである。
【0132】後述する図6の溶接電源装置1として、サ
イリスタ等の半導体スイッチング素子を用いた略定電流
制御方式の電源装置を使用した場合、押し込み短絡期間
開始時点t9から押し込み短絡電流通電終了時点t10ま
での間、溶接電流値Ioが略一定に制御された定電流が
流れる。
イリスタ等の半導体スイッチング素子を用いた略定電流
制御方式の電源装置を使用した場合、押し込み短絡期間
開始時点t9から押し込み短絡電流通電終了時点t10ま
での間、溶接電流値Ioが略一定に制御された定電流が
流れる。
【0136】上記の略定電流制御方式の電源装置を使用
し、主アーク期間終了時点t9で、押し込み指令信号を
出力して押し込みを開始し、スタッドSの溶融先端が被
溶接材Wの溶融金属Wmに接触した瞬間に、図5(A)
に示すように、急峻な電流が流れる。この急峻な電流の
増加分は、押し込み短絡電流Isの平均値と比較して無
視することができる範囲である。そこで、押し込み短絡
期間Tsの溶接電流値Ioは略一定値であるので、数4
及び数5に示すように、検出期間中の押し込み短絡電流
平均値Isを測定して積算入熱量Qtaを算出してもよ
い。
し、主アーク期間終了時点t9で、押し込み指令信号を
出力して押し込みを開始し、スタッドSの溶融先端が被
溶接材Wの溶融金属Wmに接触した瞬間に、図5(A)
に示すように、急峻な電流が流れる。この急峻な電流の
増加分は、押し込み短絡電流Isの平均値と比較して無
視することができる範囲である。そこで、押し込み短絡
期間Tsの溶接電流値Ioは略一定値であるので、数4
及び数5に示すように、検出期間中の押し込み短絡電流
平均値Isを測定して積算入熱量Qtaを算出してもよ
い。
【0140】[数4乃至の数7の説明]検出間隔ごとの
押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)及び検出期間中の押
し込み短絡電流平均値Isを測定して、数4によって、
短絡電圧検出開始時点t91から短絡電圧検出終了時点t
9nまでの積算入熱量Qtaを算出する。
押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)及び検出期間中の押
し込み短絡電流平均値Isを測定して、数4によって、
短絡電圧検出開始時点t91から短絡電圧検出終了時点t
9nまでの積算入熱量Qtaを算出する。
【0144】
【数4】
【0150】検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値V
s(Δt)及び検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
を測定して、短絡電圧検出開始時点t91の1番目の検出
間隔Δtから短絡電圧検出終了時点t9nの検出回数n番
目の検出間隔Δtまでの積算入熱量Qtaを、数5によっ
て算出してもよい。
s(Δt)及び検出期間中の押し込み短絡電流平均値Is
を測定して、短絡電圧検出開始時点t91の1番目の検出
間隔Δtから短絡電圧検出終了時点t9nの検出回数n番
目の検出間隔Δtまでの積算入熱量Qtaを、数5によっ
て算出してもよい。
【0152】
【数5】
【0160】検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値V
s(Δt)及び検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値I
s(Δt)を測定して、積算入熱量Qtaを、短絡電圧検出
開始時点t91の検出間隔Δtから短絡電圧検出終了時点
t9nの検出間隔Δtまでの積算入熱量Qtaを、数6によ
って算出してもよい。
s(Δt)及び検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値I
s(Δt)を測定して、積算入熱量Qtaを、短絡電圧検出
開始時点t91の検出間隔Δtから短絡電圧検出終了時点
t9nの検出間隔Δtまでの積算入熱量Qtaを、数6によ
って算出してもよい。
【0162】
【数6】
【0170】検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値V
s(Δt)及び検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値I
s(Δt)を測定して、短絡電圧検出開始時点t91の1番
目の検出間隔Δtから短絡電圧検出終了時点t9nの検出
回数n番目の検出間隔Δtまでの積算入熱量Qtaを、数
7によって算出してもよい。
s(Δt)及び検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値I
s(Δt)を測定して、短絡電圧検出開始時点t91の1番
目の検出間隔Δtから短絡電圧検出終了時点t9nの検出
回数n番目の検出間隔Δtまでの積算入熱量Qtaを、数
7によって算出してもよい。
【0172】
【数7】
【0180】[数8の説明]溶接電源装置の出力特性が
略定電流特性であるときは、各溶接中の溶接電流値Io
が一定値であるので、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧
平均値Vs(Δt)だけを、検出回数1回からn回まで積
算して、短絡期間積算電圧値Vta9nを、数8によって算
出する。
略定電流特性であるときは、各溶接中の溶接電流値Io
が一定値であるので、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧
平均値Vs(Δt)だけを、検出回数1回からn回まで積
算して、短絡期間積算電圧値Vta9nを、数8によって算
出する。
【0182】
【数8】
【0184】前述した図4において、短絡電圧検出開始
時点t91までに押し込み短絡が開始するときの押し込み
短絡入熱標準値設定期間Tssの検出期間全体の短絡電圧
標準値Vst9sは、同図において、符号G1,G2,G3
及びG4で囲まれた積算値となる。同様に、前述した図
5において、短絡電圧検出開始時点t91よりも遅れて押
し込み短絡が開始したときの押し込み短絡検出期間Tsd
の短絡期間積算電圧値Vta9nは、同図において、符号H
1,H2,H3,H4,H5及びH6で囲まれた積算値
となる。
時点t91までに押し込み短絡が開始するときの押し込み
短絡入熱標準値設定期間Tssの検出期間全体の短絡電圧
標準値Vst9sは、同図において、符号G1,G2,G3
及びG4で囲まれた積算値となる。同様に、前述した図
5において、短絡電圧検出開始時点t91よりも遅れて押
し込み短絡が開始したときの押し込み短絡検出期間Tsd
の短絡期間積算電圧値Vta9nは、同図において、符号H
1,H2,H3,H4,H5及びH6で囲まれた積算値
となる。
【0186】上記の数8を使用する方法は、図4の押し
込み短絡検出期間Tsdの短絡期間積算電圧値Vta9nが、
図5の押し込み短絡入熱標準値設定期間Tssの検出期間
全体の短絡電圧標準値Vst9sになった時点で押し込み短
絡電流を遮断する。
込み短絡検出期間Tsdの短絡期間積算電圧値Vta9nが、
図5の押し込み短絡入熱標準値設定期間Tssの検出期間
全体の短絡電圧標準値Vst9sになった時点で押し込み短
絡電流を遮断する。
【0188】前述した数1乃至数8を使用して、短絡期
間積算入熱量Qta9n又は短絡期間積算電圧値Vta9nが、
予め設定した短絡期間全体の標準入熱量又は短絡電圧標
準値Vst9sに達した時点で押し込み短絡電流を遮断する
方法は、「課題を解決するための手段」の項で説明した
ので省略する。
間積算入熱量Qta9n又は短絡期間積算電圧値Vta9nが、
予め設定した短絡期間全体の標準入熱量又は短絡電圧標
準値Vst9sに達した時点で押し込み短絡電流を遮断する
方法は、「課題を解決するための手段」の項で説明した
ので省略する。
【0210】[図6の説明]図6は、本発明の押し込み
期間入熱制御方法を実施するスタッド溶接装置のブロッ
ク図である。図6において、3相交流電源Aの商用電力
を入力として出力端子電圧値Vdで溶接電流値Ioの溶
接電力を出力する溶接電源装置1と溶接ガンGNと溶接
制御装置3とからなる。溶接ガンGNは、スタッドSを
移動させるためのサ−ボモ−タ24、スタッドSの移動
量を検出するポテンショメ−タ等の移動量検出回路M
C、当接部材GN2等から形成される。
期間入熱制御方法を実施するスタッド溶接装置のブロッ
ク図である。図6において、3相交流電源Aの商用電力
を入力として出力端子電圧値Vdで溶接電流値Ioの溶
接電力を出力する溶接電源装置1と溶接ガンGNと溶接
制御装置3とからなる。溶接ガンGNは、スタッドSを
移動させるためのサ−ボモ−タ24、スタッドSの移動
量を検出するポテンショメ−タ等の移動量検出回路M
C、当接部材GN2等から形成される。
【0212】溶接電源装置1は、溶接ガンGNに供給さ
れる溶接電流値Ioを検出して溶接電流検出信号Icを
出力する溶接電流検出回路ICと、溶接電源装置1の出
力端子電圧値Vdを検出して溶接電圧検出信号Vcを出
力する溶接電圧検出回路VCと、電流指令信号に応じて
溶接電流値Ioを制御するサイリスタ等の半導体スイッ
チング素子からなる溶接電流調整回路15とから形成さ
れる。
れる溶接電流値Ioを検出して溶接電流検出信号Icを
出力する溶接電流検出回路ICと、溶接電源装置1の出
力端子電圧値Vdを検出して溶接電圧検出信号Vcを出
力する溶接電圧検出回路VCと、電流指令信号に応じて
溶接電流値Ioを制御するサイリスタ等の半導体スイッ
チング素子からなる溶接電流調整回路15とから形成さ
れる。
【0214】溶接制御装置3は、演算処理回路CPU
と、演算処理回路CPUから出力された「溶接電流値I
oに対応するディジタル信号」をアナログ信号に変換す
るD/A変換回路6と、変換された「溶接電流値Ioに
対応するアナログ信号」に応じて溶接電流値Ioを制御
する電流指令出力回路5と、検出した溶接電流検出信号
Icを演算処理回路CPUに供給するA/D変換回路7
と、検出した溶接電圧検出信号Vcを演算処理回路CP
Uに供給するA/D変換回路8と、演算処理回路CPU
から出力された所定のスタッドの移動量Mに対応するデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路
21と、変換されたスタッドの移動量Mに対応するアナ
ログ信号に応じてサ−ボモ−タ24を駆動するモ−タ駆
動回路26と、検出した移動量検出信号Mcを演算処理
回路CPUに供給するのA/D変換回路20と、プリセ
ット条件、溶接結果デ−タ等を記憶する記憶回路11
と、プリセット条件及び溶接結果を表示するディジタル
パネル等の表示回路又は作業者に異常を知らせる警報回
路からなる表示回路または警報回路12(以下、表示回
路12という)とから形成される。
と、演算処理回路CPUから出力された「溶接電流値I
oに対応するディジタル信号」をアナログ信号に変換す
るD/A変換回路6と、変換された「溶接電流値Ioに
対応するアナログ信号」に応じて溶接電流値Ioを制御
する電流指令出力回路5と、検出した溶接電流検出信号
Icを演算処理回路CPUに供給するA/D変換回路7
と、検出した溶接電圧検出信号Vcを演算処理回路CP
Uに供給するA/D変換回路8と、演算処理回路CPU
から出力された所定のスタッドの移動量Mに対応するデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路
21と、変換されたスタッドの移動量Mに対応するアナ
ログ信号に応じてサ−ボモ−タ24を駆動するモ−タ駆
動回路26と、検出した移動量検出信号Mcを演算処理
回路CPUに供給するのA/D変換回路20と、プリセ
ット条件、溶接結果デ−タ等を記憶する記憶回路11
と、プリセット条件及び溶接結果を表示するディジタル
パネル等の表示回路又は作業者に異常を知らせる警報回
路からなる表示回路または警報回路12(以下、表示回
路12という)とから形成される。
【0216】以下、図6の実施例のスタッド溶接装置の
動作について説明する。図4に示すように、溶接開始前
に、短絡電圧検出開始時点t91までに押し込み短絡が開
始するときの短絡期間全体の標準入熱量Qst9sを予め設
定しておく。
動作について説明する。図4に示すように、溶接開始前
に、短絡電圧検出開始時点t91までに押し込み短絡が開
始するときの短絡期間全体の標準入熱量Qst9sを予め設
定しておく。
【0218】溶接ガンGNに保持させたスタッド先端を
被溶接材Wに当接する位置まで押し当て、溶接ガンGN
に配設されている溶接開始終了スイッチ13を押すと、
当接位置にあったスタッドSは、予め設定された引き上
げ距離L1だけ引き上げられると同時に、補助ア−ク電
流Ipを通電する。
被溶接材Wに当接する位置まで押し当て、溶接ガンGN
に配設されている溶接開始終了スイッチ13を押すと、
当接位置にあったスタッドSは、予め設定された引き上
げ距離L1だけ引き上げられると同時に、補助ア−ク電
流Ipを通電する。
【0220】次に、スタッドが引き上げられてアークが
発生すると、予め設定した時間後に補助ア−ク電流Ip
を主アーク電流Iaに切り換える。補助ア−ク電流Ip
又は主アーク電流Iaの通電開始から所要の溶接電流値
に達した後に、予め設定された時間が経過すると、スタ
ッドSを被溶接材Wに向かって押し込む。その途中でス
タッドSが被溶接材Wに対して短絡し、押し込み短絡期
間Tsだけ押し込み短絡電流Isが流れる。以下の動作
は、数1乃至数8及び「課題を解決するための手段」の
項で説明したので省略する。
発生すると、予め設定した時間後に補助ア−ク電流Ip
を主アーク電流Iaに切り換える。補助ア−ク電流Ip
又は主アーク電流Iaの通電開始から所要の溶接電流値
に達した後に、予め設定された時間が経過すると、スタ
ッドSを被溶接材Wに向かって押し込む。その途中でス
タッドSが被溶接材Wに対して短絡し、押し込み短絡期
間Tsだけ押し込み短絡電流Isが流れる。以下の動作
は、数1乃至数8及び「課題を解決するための手段」の
項で説明したので省略する。
【1000】
【発明の効果】アーク発生中に短絡が発生しなくて、ア
ーク発生中の入熱が適切な場合であっても、スタッドを
被溶接材に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時
点t91よりも遅れて短絡したときは、入熱が過大となる
が、本発明は、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)から算出した短絡期間積算入熱量Qta9nが、
予め設定した短絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した
時点t9nで押し込み短絡電流を遮断するので、入熱が過
大となって溶接不良を発生することがない。
ーク発生中の入熱が適切な場合であっても、スタッドを
被溶接材に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時
点t91よりも遅れて短絡したときは、入熱が過大となる
が、本発明は、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値
Vs(Δt)から算出した短絡期間積算入熱量Qta9nが、
予め設定した短絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した
時点t9nで押し込み短絡電流を遮断するので、入熱が過
大となって溶接不良を発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、鉄骨上に鋼板を配設したときに、鋼板
が波打ち、鉄骨と鋼板との間に隙間(クリアランス)が
生じている状態を示す鉄骨・鋼板位置関係図である。
が波打ち、鉄骨と鋼板との間に隙間(クリアランス)が
生じている状態を示す鉄骨・鋼板位置関係図である。
【図2】図2は、鉄骨と鋼板との間に隙間があるときの
鋼板とスタッド先端との位置関係を示す鋼板・スタッド
位置関係図である。
鋼板とスタッド先端との位置関係を示す鋼板・スタッド
位置関係図である。
【図3】図3は先願技術2の説明図であって、同図
(A)はスタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから
予め定めた時刻t21よりも遅れて短絡したときの出力電
流Ioの波形を示す出力電流波形図であり、同図(B)
はそのときの出力端子電圧Vdの波形を示す出力端子電
圧波形図である。
(A)はスタッドを被溶接材に押し込む指令をしてから
予め定めた時刻t21よりも遅れて短絡したときの出力電
流Ioの波形を示す出力電流波形図であり、同図(B)
はそのときの出力端子電圧Vdの波形を示す出力端子電
圧波形図である。
【図4】図4(A)は、基準にするスタッドを被溶接材
に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時点t91ま
でに短絡したときの押し込み短絡入熱標準値設定期間T
ssの押し込み短絡電流平均値Isを算出する説明図であ
り、同図(B)は、そのときの押し込み短絡入熱標準値
設定期間Tssの検出間隔Δtごとの押し込み短絡電圧平
均値Vs(Δt)を算出する説明図である。
に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時点t91ま
でに短絡したときの押し込み短絡入熱標準値設定期間T
ssの押し込み短絡電流平均値Isを算出する説明図であ
り、同図(B)は、そのときの押し込み短絡入熱標準値
設定期間Tssの検出間隔Δtごとの押し込み短絡電圧平
均値Vs(Δt)を算出する説明図である。
【図5】図5(A)は、判定したいスタッドを被溶接材
に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時点t91よ
りも遅れて短絡したときの押し込み短絡検出期間Tsdの
押し込み短絡電流平均値Isを算出する説明図であり、
同図(B)は、そのときの押し込み短絡検出期間Tsdの
検出間隔Δtごとの押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)
を算出する説明図である。
に押し込む指令をしてから短絡電圧検出開始時点t91よ
りも遅れて短絡したときの押し込み短絡検出期間Tsdの
押し込み短絡電流平均値Isを算出する説明図であり、
同図(B)は、そのときの押し込み短絡検出期間Tsdの
検出間隔Δtごとの押し込み短絡電圧平均値Vs(Δt)
を算出する説明図である。
【図6】図6は、本発明の方法を実施するスタッド溶接
装置の実施例を示す図である。
装置の実施例を示す図である。
1 …溶接電源装置 3 …溶接制御装置 5 …電流指令出力回路 6、21…D/A変換回路 7、8、20…A/D変換回路 11…記憶回路 12…表示回路 13…溶接開始終了スイッチ 15…溶接電流調整回路 17…2次ケーブル/溶接ケーブル 24…サ−ボモ−タ 26…モ−タ駆動回路 27…条件設定回路 A… 3相交流電源 CPU…演算処理回路 Da…アーク長 Dc…(鉄骨Waと鋼板Wbとの間の)隙間(クリアラ
ンス) Dd…基準点Pからの押し込み距離/設定値どおりの押
し込み距離 Dd0…(押し込み不足のときの)実際の押し込み距離 De…鉄骨表面からの押し込み距離 Dp…鋼板の板厚 Dup…引き上げ距離 GN…溶接ガン GN2…当接部材 Ia…主ア−ク電流 IC…溶接電流検出回路 Ic…溶接電流検出信号 Io…出力電流/溶接電流値 Ip…補助ア−ク電流 Is…押し込み短絡電流/押し込み短絡電流平均値 Is(Δt)…検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値 I(t)…短絡電流瞬時値 M… スタッド先端の移動量 MC…移動量検出回路 Mc…移動量検出信号 P …基準点 Qr…必要な入熱量 Qst…標準入熱量 Qst9s…短絡期間全体の標準入熱量 Qta…積算入熱量 Qta9n…短絡期間積算入熱量 ΔQst…検出間隔ごとの入熱量平均値 S …スタッド t0…補助ア−ク電流通電開始時点 t2…主ア−ク電流通電開始時点 t9…主ア−ク期間終了時点/押し込み短絡期間開始時
点 t10…押し込み短絡電流通電終了時点 t91…短絡電圧検出開始時点 t91乃至t9n…各検出間隔Δtの検出開始時点 t93…短絡電圧検出開始時点t91よりも遅れて短絡した
時点 t9n…短絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した時点/
検出期間全体の短絡電圧標準値Vst9sに達した時点 t9s…短絡電圧検出終了時点 Ta…主アーク期間 Ts…押し込み短絡期間 ts0…直接溶接のときの押し込み時短絡開始時点 ts1…上板貫通溶接のときの押し込み時短絡開始時点 ts2…押し込み開始時点 Tsd…押し込み短絡検出期間 Tss…押し込み短絡入熱標準値設定期間 ΔT91…正常時の短絡開始時間遅れ ΔT93…異常時の短絡開始時間遅れ Va…ア−ク電圧値/切換前の主アーク電圧値 VC…溶接電圧検出回路 Vc…溶接電圧検出信号 Vd…出力端子電圧/出力端子電圧値 Vs(Δt)…検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値 Vst9s…短絡電圧標準値 Vs9n…検出期間全体の短絡電圧平均値 V(t)…短絡電圧瞬時値 Vta9n…短絡期間積算電圧値 Δt…検出間隔 W… 被溶接材 Wa…鉄骨 Wb…鋼板 Wm…溶融金属
ンス) Dd…基準点Pからの押し込み距離/設定値どおりの押
し込み距離 Dd0…(押し込み不足のときの)実際の押し込み距離 De…鉄骨表面からの押し込み距離 Dp…鋼板の板厚 Dup…引き上げ距離 GN…溶接ガン GN2…当接部材 Ia…主ア−ク電流 IC…溶接電流検出回路 Ic…溶接電流検出信号 Io…出力電流/溶接電流値 Ip…補助ア−ク電流 Is…押し込み短絡電流/押し込み短絡電流平均値 Is(Δt)…検出間隔ごとの押し込み短絡電流平均値 I(t)…短絡電流瞬時値 M… スタッド先端の移動量 MC…移動量検出回路 Mc…移動量検出信号 P …基準点 Qr…必要な入熱量 Qst…標準入熱量 Qst9s…短絡期間全体の標準入熱量 Qta…積算入熱量 Qta9n…短絡期間積算入熱量 ΔQst…検出間隔ごとの入熱量平均値 S …スタッド t0…補助ア−ク電流通電開始時点 t2…主ア−ク電流通電開始時点 t9…主ア−ク期間終了時点/押し込み短絡期間開始時
点 t10…押し込み短絡電流通電終了時点 t91…短絡電圧検出開始時点 t91乃至t9n…各検出間隔Δtの検出開始時点 t93…短絡電圧検出開始時点t91よりも遅れて短絡した
時点 t9n…短絡期間全体の標準入熱量Qst9sに達した時点/
検出期間全体の短絡電圧標準値Vst9sに達した時点 t9s…短絡電圧検出終了時点 Ta…主アーク期間 Ts…押し込み短絡期間 ts0…直接溶接のときの押し込み時短絡開始時点 ts1…上板貫通溶接のときの押し込み時短絡開始時点 ts2…押し込み開始時点 Tsd…押し込み短絡検出期間 Tss…押し込み短絡入熱標準値設定期間 ΔT91…正常時の短絡開始時間遅れ ΔT93…異常時の短絡開始時間遅れ Va…ア−ク電圧値/切換前の主アーク電圧値 VC…溶接電圧検出回路 Vc…溶接電圧検出信号 Vd…出力端子電圧/出力端子電圧値 Vs(Δt)…検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値 Vst9s…短絡電圧標準値 Vs9n…検出期間全体の短絡電圧平均値 V(t)…短絡電圧瞬時値 Vta9n…短絡期間積算電圧値 Δt…検出間隔 W… 被溶接材 Wa…鉄骨 Wb…鋼板 Wm…溶融金属
Claims (9)
- 【請求項1】 被溶接材からスタッドを引き上げてアー
クを発生させ、引き上げ期間の終了後に、被溶接材にス
タッドを所定の押し込み距離だけ押し込んで溶接するス
タッド溶接方法において、検出間隔ごとの押し込み短絡
電圧平均値から算出した短絡期間積算入熱量が、予め設
定した短絡期間全体の標準入熱量に達した時点で押し込
み短絡電流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込み
制御方法。 - 【請求項2】 被溶接材からスタッドを引き上げてアー
クを発生させ、引き上げ期間の終了後に、被溶接材にス
タッドを所定の押し込み距離だけ押し込んで溶接するス
タッド溶接方法において、短絡期間積算電圧値が、予め
設定した短絡期間全体の標準入熱量から算出した検出期
間全体の短絡電圧標準値に達した時点で押し込み短絡電
流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方
法。 - 【請求項3】 被溶接材からスタッドを引き上げてアー
クを発生させ、引き上げ期間の終了後に、被溶接材にス
タッドを所定の押し込み距離だけ押し込んで溶接するス
タッド溶接方法において、検出期間全体の短絡電圧平均
値から算出した短絡期間積算入熱量が、予め設定した短
絡期間全体の標準入熱量に達した時点で押し込み短絡電
流を遮断するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方
法。 - 【請求項4】 被溶接材からスタッドを引き上げてアー
クを発生させ、引き上げ期間の終了後に、被溶接材にス
タッドを所定の押し込み距離だけ押し込んで溶接するス
タッド溶接方法において、溶接開始前に、短絡電圧検出
開始時点までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間
全体の標準入熱量を予め設定しておき、短絡電圧検出開
始時点から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値を
測定し、前記検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値と
検出期間中の押し込み短絡電流平均値との積の検出間隔
ごとの入熱量平均値を積算して短絡期間積算入熱量を算
出し、前記短絡期間積算入熱量が、前記短絡期間全体の
標準入熱量に達した時点で押し込み短絡電流を遮断する
スタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法。 - 【請求項5】 被溶接材からスタッドを引き上げてアー
クを発生させ、引き上げ期間の終了後に、被溶接材にス
タッドを所定の押し込み距離だけ押し込んで溶接するス
タッド溶接方法において、溶接開始前に、短絡電圧検出
開始時点までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間
全体の標準入熱量を予め設定しておき、短絡電圧検出開
始時点から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値を
測定し、前記検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値を
積算して短絡期間積算電圧値を算出し、前記短絡期間積
算電圧値が、前記短絡期間全体の標準入熱量を検出期間
中の押し込み短絡電流平均値で除算した検出期間全体の
短絡電圧標準値に達した時点で押し込み短絡電流を遮断
するスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法。 - 【請求項6】 被溶接材からスタッドを引き上げてアー
クを発生させ、引き上げ期間の終了後に、被溶接材にス
タッドを所定の押し込み距離だけ押し込んで溶接するス
タッド溶接方法において、溶接開始前に、短絡電圧検出
開始時点までに押し込み短絡が開始するときの短絡期間
全体の標準入熱量を予め設定しておき、短絡電圧検出開
始時点から、検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値を
測定し、前記検出間隔ごとの押し込み短絡電圧平均値を
積算して短絡期間積算電圧値を算出し、前記短絡期間積
算電圧値を検出回数で除算して検出期間全体の短絡電圧
平均値を算出し、前記検出期間全体の短絡電圧平均値と
検出期間中の押し込み短絡電流平均値と押し込み短絡検
出期間との積の短絡期間積算入熱量を算出し、前記短絡
期間積算入熱量が、前記短絡期間全体の標準入熱量に達
した時点で押し込み短絡電流を遮断するスタッド溶接の
入熱積算押し込み制御方法。 - 【請求項7】 請求項4又は請求項6の検出期間中の押
し込み短絡電流平均値が、定電流出力特性の溶接電源装
置に設定した短絡電流設定値であるスタッド溶接の入熱
積算押し込み制御方法。 - 【請求項8】 請求項4又は請求項6の検出期間中の押
し込み短絡電流平均値が、短絡電圧検出開始時点から後
で測定した定電流出力特性の溶接電源装置から出力する
短絡電流測定値であるスタッド溶接の入熱積算押し込み
制御方法。 - 【請求項9】 請求項4又は請求項6の検出期間中の押
し込み短絡電流平均値が、短絡電圧検出開始時点から、
検出間隔ごとに算出した検出間隔ごとの押し込み短絡電
流平均値を検出回数1回からn回まで積算して算出した
値であるスタッド溶接の入熱積算押し込み制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4877298A JPH11226731A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | スタッド溶接の押し込み期間入熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4877298A JPH11226731A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | スタッド溶接の押し込み期間入熱制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226731A true JPH11226731A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12812575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4877298A Pending JPH11226731A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | スタッド溶接の押し込み期間入熱制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226731A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100903641B1 (ko) | 2007-12-07 | 2009-06-18 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 스터드 용접 장치 및 이를 이용한 스터드 용접 방법 |
| US20130015163A1 (en) * | 2011-07-15 | 2013-01-17 | Illinois Tool Works Inc. | Stud welding system, consumables, and method |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP4877298A patent/JPH11226731A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100903641B1 (ko) | 2007-12-07 | 2009-06-18 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 스터드 용접 장치 및 이를 이용한 스터드 용접 방법 |
| US20130015163A1 (en) * | 2011-07-15 | 2013-01-17 | Illinois Tool Works Inc. | Stud welding system, consumables, and method |
| US9744615B2 (en) * | 2011-07-15 | 2017-08-29 | Illinois Tool Works Inc. | Method and system for stud welding |
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