JPH11226894A - 粘着シート用カッタ - Google Patents

粘着シート用カッタ

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JPH11226894A
JPH11226894A JP2964798A JP2964798A JPH11226894A JP H11226894 A JPH11226894 A JP H11226894A JP 2964798 A JP2964798 A JP 2964798A JP 2964798 A JP2964798 A JP 2964798A JP H11226894 A JPH11226894 A JP H11226894A
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blade
fixed blade
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rotary blade
fixed
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Isamu Suzuki
勇 鈴木
Genji Oshino
源治 押野
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着シートを切断した際に、その粘着シート
の糊が固定刃や回転刃に付着するのを防止することによ
り、それらを清掃しなくて済むようにする。 【解決手段】 固定刃1上にセットした粘着シート3を
回転刃2により切断する際に、その回転刃2の固定刃1
に最も深くラップする部分2aの刃先2bに対応する固
定刃1の部位に溝4を形成する。それによって、粘着シ
ート3の切断時に、その切断面が刃先2bの最も深くラ
ップする部分2aに位置しても、その部分に対応する固
定刃1には溝4が形成されているので、粘着シート3の
切断面の糊が固定刃1に付着することがない。また、オ
イル含浸フェルト5を設けているので、それにより回転
刃2の先端部斜面2cにはシリコンオイルが付着される
ので、その面に糊が付着するのも防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートの少なく
とも片面に糊が付着されている粘着シートを切断するの
に適した粘着シート用カッタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10に示すように、連続した
台紙(ライナ)52上に所定の間隔Sを置いてラベル片5
3が貼り付けられているラベル51を、その間隔Sの1
点鎖線で示す部分で図13に示すような固定刃54と、
その固定刃54の長手方向に沿って往復移動する回転刃
55とによって切断した場合には、その固定刃54と回
転刃55は共に図10のラベル片53の内側の糊面53
aに接することがないので、それらに糊が付着すること
はない。
【0003】しかしながら、図11に示すように連続し
た台紙62上にラベル紙63の糊56が付着された側の
面が連続して貼り付けられているラベル61や、図12
に示すように内側に糊面71aを有する連続したラベル
紙71のみであって、台紙が設けられていないライナレ
スラベル70を、それぞれ1点鎖線で示すような所定の
間隔で図13に示したような固定刃54と回転刃55と
によって切断する場合には、それらの刃に糊が付着しや
すい。
【0004】すなわち、図13及び図14に示すように
固定刃54には、その上面54aと、側面54bの回転
刃55の刃先に対応する部分に、糊56が回転刃55の
矢示Aで示す往復移動方向に沿って図示のように付着し
やすい。また、図13及び図15に示すように回転刃5
5には、その刃先55a付近の固定刃54と接触しない
先端部斜面55bの部分に、全周に亘って糊56が付着
しやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、固定刃や
回転刃に糊が付着してしまうと、それが原因でラベルや
ライナレスラベル等の粘着シートを切断することができ
なくなったり、切断することができたとしても、その切
断したラベルが糊により固定刃にくっついてしまって所
定の場所まで落下しなくなってしまったりするようにな
る。そのため、従来は定期的に固定刃や回転刃に付着し
た糊を清掃する必要があったので、それが面倒であっ
た。
【0006】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、ラベルやライナレスラベル等の糊面を有
する粘着シートを切断しても、固定刃や移動刃(回転
刃)を清掃する面倒な作業をしなくても済むようにする
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、固定刃と移動刃とを備え、その移動刃を
固定刃上の切断位置にセットした粘着シートを切断する
位置まで移動させたときにその移動刃が固定刃に対して
最も深くラップする部分の刃先に対応する固定刃の部位
に、移動刃の刃先が接触しないようにするための逃げ部
を形成し、移動刃の少なくとも刃先付近の固定刃と接触
しない面にシリコンオイルを付着させるオイル含浸フェ
ルトを設けて粘着シート用カッタを構成する。
【0008】このようにすれば、粘着シートを固定刃上
の切断位置にセットして、移動刃を移動させることによ
り切断すると、従来の粘着シート用カッタでは、その切
断の際に移動刃の固定刃に対して最も深くラップする部
分の刃先に対応する固定刃の部分に粘着シートの糊が付
着しやすかったが、この粘着シート用カッタでは、その
移動刃の刃先に対応する固定刃の部位には、移動刃の刃
先が接触しないようにするための逃げ部を形成している
ので、固定刃には粘着シートからの糊が付着しない。ま
た、移動刃の少なくとも刃先付近の固定刃と接触しない
面にはオイル含浸フェルトによりシリコンオイルが付着
されるので、その面に糊が付着するのを防止することが
できる。
【0009】さらに、上記移動刃を、固定刃に沿って往
復移動する回転刃とし、上記固定刃の逃げ部は回転刃の
移動領域の全域に亘って上記刃先がその固定刃に接触し
ないように回転刃の往復移動方向に沿って形成した溝と
し、上記オイル含浸フェルトは回転刃と共に往復移動方
向に移動してその回転刃の刃先付近の固定刃と接触しな
い面とその固定刃に接する面とに常に接触しているよう
にするとよい。そうすれば、固定刃に形成する逃げ部
は、回転刃の往復移動領域の全域に亘って形成した単な
る溝でよいので、簡単に製作することができる。
【0010】また、固定刃とその固定刃に沿って往復移
動する回転刃とを備え、その回転刃を固定刃上の切断位
置にセットした粘着シートを切断する位置まで移動させ
たときにその回転刃が固定刃に対して最も深くラップす
る部分の刃先に対応する固定刃の部位に、回転刃の移動
領域の全域に亘って粘着シートの粘着面に付着されてい
る糊が付着しないようにする非粘着処理を施し、回転刃
の少なくとも刃先付近の固定刃と接触しない面にシリコ
ンオイルを付着させるオイル含浸フェルトを設けるとよ
い。
【0011】そうすれば、固定刃上の切断位置にセット
した粘着シートを切断した際に、その切断された粘着シ
ートの切断面が、回転刃の固定刃に対して最も深くラッ
プする部分の刃先に対応する位置に移動しても、その位
置に対応する固定刃の部分には粘着シートの粘着面に付
着されている糊が付着しないようにする非粘着処理が施
されているので、その粘着シートの糊が固定刃に付着す
るようなことがない。
【0012】さらに、固定刃と、その固定刃に沿って往
復移動する回転刃とを備え、固定刃は回転刃の刃先の周
方向の一部がその回転刃の往復移動領域の全域に亘って
その固定刃の切断位置にセットされた粘着シートの面に
対して直交する方向の端縁から外側にはみ出すように配
設され、回転刃の刃先付近の固定刃と接触しない面とそ
の固定刃に接する面とに常に接触してシリコンオイルを
付着させるオイル含浸フェルトを設けると共に、そのオ
イル含浸フェルトを回転刃と共に上記往復移動方向に移
動するようにして粘着シート用カッタを構成してもよ
い。
【0013】このようにすれば、粘着シートを固定刃上
の切断位置にセットして、それを回転刃を移動させるこ
とにより切断すると、粘着シートの回転刃によって切断
された部分の端面は回転刃の刃先部分まで移動される
が、その回転刃の刃先部分は、固定刃の切断位置にセッ
トされた粘着シートの面に対して直交する方向の端縁か
ら外側にはみ出すようになっているので、切断された粘
着シートの切断面に露出している糊が固定刃側に付着す
るようなことがない。
【0014】また、上記オイル含浸フェルトに代えて、
回転刃の固定刃に接する面にのみ常に接触してシリコン
オイルを付着させる回転刃接触面オイル含浸フェルトを
設け、回転刃の刃先付近の固定刃と接触しない面に、そ
の刃先からその回転刃の回転中心に向けて所定の距離を
置いた位置に凹部を全周に亘って形成して、粘着シート
用カッタを構成するようにしてもよい。
【0015】このようにすれば、固定刃上の切断位置に
セットした粘着シートを回転刃で切断すると、その際に
粘着シートの糊が回転刃の固定刃に接する面と、その回
転刃の刃先付近の固定刃と接触しない面とに付着しそう
になるが、前者の回転刃の固定刃に接する面には回転刃
接触面オイル含浸フェルトによりシリコンオイルが付着
されているので、そこには糊が付着しない。
【0016】また、後者の回転刃の固定刃と接触しない
面は、刃先からその回転刃の回転中心に向けて所定の距
離を置いた位置に凹部が全周に亘って形成されているの
で、粘着シートの切断時に、その粘着シートの切断され
た面が上記凹部に位置することにより、その粘着シート
の切断された面の糊が回転刃の固定刃と接触しない面に
付着しない。
【0017】さらに、回転刃の固定刃に対する往復移動
範囲が、往方向と復方向の各移動限でその回転刃の刃先
の一部が固定刃の両側の各端部から上記往復移動方向に
それぞれ外れる移動範囲であり、その往方向と復方向の
各移動限では回転刃の回転中心の位置が固定刃の両側の
各端部よりもそれぞれ内側にあるように、上記各粘着シ
ート用カッタを構成するとよい。
【0018】このようにすれば、回転刃が往復移動する
ことによって粘着シートを切断しても、その際に回転刃
は往方向と復方向のそれぞれ移動限で、その刃先の一部
が固定刃の両側の各端部から必ず上記往復移動方向にそ
れぞれ外れた位置になるので、その固定刃には回転刃の
往方向と復方向のそれぞれ移動限に対応した位置に粘着
シートの糊が堆積するようなことがない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
を示す粘着シート用カッタの斜視図である。この粘着シ
ート用カッタは、印字装置の固定部等に固定される固定
刃1と、その固定刃1の長手方向に沿って矢示A方向に
図示しないガイドに案内されて移動する移動刃である回
転刃2とを備えている。
【0020】そして、この粘着シート用カッタは、回転
刃2を図1に仮想線で示すように固定刃1上の切断位置
にセットした粘着シート3を切断する位置まで移動させ
たときに、その回転刃2が固定刃1に対して最も深くラ
ップする部分(最下位置)2aの刃先2bに対応する固定
刃1の部位に、回転刃2の刃先2bが接触しないように
するための逃げ部となる溝4を、その固定刃1の長手方
向の全域に亘って形成している。したがって、その固定
刃1には、回転刃2の移動領域の全域に亘って溝4が形
成されている。
【0021】また、この粘着シート用カッタは、図1に
縦断面の一部を示したように、回転刃2の少なくとも刃
先2b付近の固定刃1と接触しない面である先端部斜面
2cに、シリコンオイルを付着させるオイル含浸フェル
ト5を、その回転刃2の上部側に常に接触させて設けて
いる。
【0022】そのオイル含浸フェルト5は、この実施の
形態のものはシリコンオイルを含浸させた2枚のフェル
ト部材からなり、その2枚のフェルト部材の間に回転刃
2の一部が接触しながら回転することにより、回転刃2
の先端部斜面2cと、固定刃に接する面2dとに常に接
触する。そして、このオイル含浸フェルト5が、回転刃
2と共に矢示Aの往復方向に移動するようになってい
る。
【0023】それによって、そのオイル含浸フェルト5
は、回転刃2が粘着シート3を切断した際に、その粘着
シート3の糊面に付着している糊が回転刃2に付着しな
いようにしたり、その糊が付着したときにはそれを払拭
して取り除く働きをする。なお、このオイル含浸フェル
ト5は、回転刃2の先端部斜面2cにだけ接触するもの
であってもよい。
【0024】この粘着シート用カッタは、図1に示した
ように粘着シート3を固定刃1上の所定の切断位置にセ
ットし、それを回転刃2を移動させることにより切断す
ると、その際に回転刃2の固定刃1に対して最も深くラ
ップする部分2aの刃先2b付近に、切断された粘着シ
ート3の切断面が位置するようになる。
【0025】しかしながら、その回転刃2の刃先2bに
対応する固定刃1の部位には、前述したように回転刃2
の刃先2bが接触しないようにするための溝4が形成さ
れているため、上記のように切断されて最も深くラップ
する部分2aの位置まで移動された粘着シート3の切断
面が固定刃1に接触しないので、粘着シート3の切断面
に露出した糊が固定刃1に付着するようなことがない。
したがって、切断時に粘着シート3の切断面に露出した
糊が、図13で説明した従来の粘着シート用カッタのよ
うに固定刃54の側面54bの場所に付着するようなこ
とがなく、その糊は粘着シート3側に付着されたまま切
断されていく。
【0026】また、回転刃2の少なくとも刃先2b付近
の先端部斜面2cにはオイル含浸フェルト5によりシリ
コンオイルが付着されているので、その先端部斜面2c
にも糊が付着しない。さらに、固定刃1に形成している
溝4は、回転刃2の移動領域の全域に亘って形成するよ
うにした単なる溝であるため、それを簡単に製作するこ
とができる。
【0027】図2はこの発明による粘着シート用カッタ
の他の実施の形態を示す図1と同様な斜視図である。こ
の粘着シート用カッタは、固定刃11と、その固定刃1
1に沿って矢示A方向に往復移動する回転刃2とを備え
ており、固定刃11は回転刃2の刃先2bの周方向の一
部(最下部付近)が、その回転刃2の移動領域の全域に
亘ってその固定刃11の切断位置にセットされた粘着シ
ート(図示を省略しているので図1を参照)の面に対し
て直交する矢示E方向の下端縁11aから下側に、はみ
出すように配設されている。
【0028】そして、この粘着シート用カッタは、回転
刃2の刃先2b付近の先端部斜面2cと固定刃11に接
する面2d、及びその面2dに平行な前面2eとに常に
接触してシリコンオイルを付着させるオイル含浸フェル
ト15を設けると共に、そのオイル含浸フェルト15を
回転刃2と共に矢示Aの往復方向に移動するようにして
いる。
【0029】この粘着シート用カッタによれば、回転刃
2を移動させて固定刃11上にセットした粘着シート3
(図1参照)を切断すると、粘着シート3の回転刃2に
よって切断された部分の切断面は回転刃2の刃先2bの
部分まで移動されるが、その回転刃2の刃先2bの最下
部に位置する部分は、上述したように固定刃11の下端
縁11aから下側にはみ出すようになっているので、そ
の粘着シート3の切断面に露出した糊が固定刃11に付
着するようなことがない。
【0030】そして、この実施の形態による粘着シート
用カッタは、図1で説明した粘着シート用カッタの固定
刃1のように、そこに回転刃2の固定刃1に対して最も
深くラップする部分2aに対応させて溝4を形成する必
要がないので、その溝4を加工しなくて済む分だけ安価
にできる。
【0031】図3は固定刃の一部に非粘着処理を施すよ
うにした粘着シート用カッタの実施の形態を示す斜視
図、図4は同じくその粘着シート用カッタを一部を断面
状態にして示す側面図であり、図1と対応する部分には
同一の符号を付してある。この粘着シート用カッタは、
回転刃2を固定刃1′上の切断位置に図3に示すように
セットした粘着シート3を切断する位置(仮想線図示位
置)まで移動させたときにその回転刃2が固定刃1′に
対して最も深くラップする部分2aの刃先2bに対応す
る固定刃1′の部位に、回転刃2の移動領域の全域に亘
って粘着シート3の粘着面に付着されている糊が付着し
ないようにする非粘着処理を施した非粘着処理部10を
設けている。その非粘着処理部10は、例えば非粘着剤
を固定刃1′に焼付塗装することにより形成する。
【0032】なお、この実施の形態においても、図1で
説明した粘着シート用カッタと同様に、回転刃2にシリ
コンオイルを付着させるオイル含浸フェルト5を設けて
いる。このように、固定刃1′に回転刃2の刃先2bに
対応させて非粘着処理部10を形成するようにしても、
回転刃2と固定刃1′とによって切断された粘着シート
3の切断面に露出した粘着性を有する糊は、固定刃1′
に形成されている非粘着処理部10には付着しないの
で、それが付着する場所がないため粘着シート3側に残
った状態のまま粘着シート3が切断されていく。
【0033】図5は異なる形状のオイル含浸フェルトの
例を一部を断面にして示す概略図である。このオイル含
浸フェルト15′は、回転刃2の先端部斜面2cと固定
刃11に接する面2dとにのみ接する形状に形成されて
いる。このような形状のオイル含浸フェルト15′を使
用しても、回転刃2の先端部斜面2cと面2dは、そこ
に常に接するオイル含浸フェルト15′によってシリコ
ンオイルによる湿潤状態が保たれるので、そこに粘着シ
ート3から糊56が付着しない。
【0034】図6は異なる形状の回転刃を使用した粘着
シート用カッタの実施の形態を示す図5と同様な概略図
である。この粘着シート用カッタは、回転刃2′の固定
刃11に接する面2dにのみ常に接触してシリコンオイ
ルを付着させる回転刃接触面オイル含浸フェルト25を
設け、回転刃2′の刃先2b付近の固定刃11と接触し
ない先端部斜面2cに、その刃先2bから回転刃2′の
回転中心Oに向けて所定の距離を置いた位置に凹部21
を全周に亘って形成している。
【0035】このように、回転刃2′の先端部斜面2c
に凹部21を形成するようにした場合には、回転刃2′
により切断された粘着シート3′の切断面の糊56の部
分が、先端部斜面2cに接触しないようにすることがで
きるので、その先端部斜面2cに粘着シート3′から糊
56が付着するのを防止することができる。
【0036】したがって、切断時に粘着シート3の切断
面に露出した糊が、図13で説明した従来の粘着シート
用カッタの回転刃55の先端部斜面55bに付着した糊
56のように、その位置に付着するようなことがない。
また、回転刃2′の面2dは、回転刃接触面オイル含浸
フェルト25によりシリコンオイルが塗布されて湿潤状
態になるので、そこに粘着シート3の糊が付着するのを
防止することができる。
【0037】図7は異なる形状の固定刃の例を回転刃側
を断面にして示す概略図である。この固定刃31は、図
示のように側面から見た形状を逆L字状とすることによ
り、回転刃2が固定刃31に対して最も深くラップする
部分(最下位置)2aの刃先2b(2aと同じ位置にな
る)に対応する固定刃31の部位に、回転刃2の刃先2
bが接触しないようにするための逃げ部32を形成して
いる。このようにしても、前述した各実施の形態と同様
に、回転刃2の刃先2bに対応する固定刃31の部分に
粘着シートの糊が付着するのを防止することができる。
【0038】図8はこの発明による粘着シート用カッタ
のさらに異なる他の実施の形態を示す正面図である。こ
の粘着シート用カッタは、回転刃2の固定刃11に対す
る移動範囲が、矢示Bの往方向と矢示Cの復方向のそれ
ぞれ図8に示す各移動限で、その回転刃2の刃先2bの
一部が固定刃1の両側の各端部11b,11cから往復
移動方向(外側)にそれぞれ外れる移動範囲となるよう
にしている。そして、その回転刃2の矢示Bの往方向と
矢示Cの復方向の各移動限では、回転刃2の回転中心O
の位置が図示のように固定刃1の両側の各端部11b,
11cよりもそれぞれ内側になるようにしている。
【0039】この粘着シート用カッタによれば、回転刃
2が矢示BとCとに往復移動することによって粘着シー
トを切断しても、その際に回転刃2は矢示Bの往方向と
矢示Cの復方向のそれぞれ移動限で、図8に示したよう
に刃先2bの一部が固定刃11の両側の各端部11a,
11bから必ず外側にそれぞれ外れた位置になる。
【0040】したがって、図9に示すように、回転刃2
の往復方向の各移動限が、回転刃2の刃先2bの全てが
固定刃11の両側の各端部11b,11cよりもそれぞ
れ内側になる場合には、図示のように回転刃2の矢示B
の往方向と矢示Cの復方向のそれぞれ移動限に対応した
位置に、図示のような粘着シートの糊6,6が堆積しや
すいが、図8で説明した粘着シート用カッタによれば、
そのような糊6の固定刃11への堆積を防止することが
できる
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による粘
着シート用カッタによれば、ラベルやライナレスラベル
等の糊面を有する粘着シートを切断しても、固定刃や移
動刃に粘着シートの糊が付着しないので、面倒な固定刃
や移動刃を清掃する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例を示す粘着シート用カ
ッタの斜視図である。
【図2】この発明による粘着シート用カッタの他の実施
の形態を示す図1と同様な斜視図である。
【図3】固定刃の一部に非粘着処理を施すようにした粘
着シート用カッタの実施の形態を示す斜視図である。
【図4】同じくその粘着シート用カッタを一部を断面状
態にして示す側面図である。
【図5】異なる形状のオイル含浸フェルトの例を説明す
るための一部を断面にして示す概略図である。
【図6】異なる形状の回転刃を使用した粘着シート用カ
ッタの実施の形態を示す図5と同様な概略図である。
【図7】異なる形状の固定刃の例を回転刃側を断面にし
て示す概略図である。
【図8】この発明による粘着シート用カッタのさらに異
なる他の実施の形態を示す正面図である。
【図9】回転刃の往復方向の各移動限が固定刃の両側の
各端部よりもそれぞれ内側になるときにその移動限に対
応した位置に粘着シートの糊が堆積しやすい様子を示す
正面図である。
【図10】連続した台紙上に所定の間隔でラベル片が貼
り付けられているラベルの例を示す正面図である。
【図11】連続した台紙上にラベル紙が連続して貼り付
けられているラベルの例を拡大して示す正面図である。
【図12】内側に糊面を有する連続したラベル紙の例を
示す正面図である。
【図13】従来の固定刃に沿って移動する回転刃を備え
た粘着シート用カッタの場合にはその固定刃と回転刃に
糊が付着しやすい様子を説明するための斜視図である。
【図14】同じくその糊が付着した状態にある固定刃を
示す側面図である。
【図15】図13に示した回転刃の刃先付近にも糊が付
着する様子を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1,1′,11,31:固定刃 2,2′:回転刃(移動刃) 2a:最も深くラップする部分 2b:刃先 2c:先端部斜面 2d:面 3,3′:粘着シート 4:溝(逃げ部) 5,15,15′:オイル含浸フェルト 6:糊 10:非粘着処理部 11a:下端縁 11b,11c:端部 21:凹部 25:回転刃接触面オイル含浸フェルト 32:逃げ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃と移動刃とを備え、該移動刃を前
    記固定刃上の切断位置にセットした粘着シートを切断す
    る位置まで移動させたときに該移動刃が前記固定刃に対
    して最も深くラップする部分の刃先に対応する前記固定
    刃の部位に、前記移動刃の刃先が接触しないようにする
    ための逃げ部を形成し、前記移動刃の少なくとも前記刃
    先付近の前記固定刃と接触しない面にシリコンオイルを
    付着させるオイル含浸フェルトを設けたことを特徴とす
    る粘着シート用カッタ。
  2. 【請求項2】 前記移動刃は、固定刃に沿って往復移動
    する回転刃であり、前記固定刃の逃げ部は前記回転刃の
    移動領域の全域に亘って前記刃先が該固定刃に接触しな
    いように前記回転刃の前記往復移動方向に沿って形成し
    た溝であり、前記オイル含浸フェルトは前記回転刃と共
    に前記往復移動方向に移動して該回転刃の刃先付近の前
    記固定刃と接触しない面と該固定刃に接する面とに常に
    接触していることを特徴とする請求項1記載の粘着シー
    ト用カッタ。
  3. 【請求項3】 固定刃と該固定刃に沿って往復移動する
    回転刃とを備え、該回転刃を前記固定刃上の切断位置に
    セットした粘着シートを切断する位置まで移動させたと
    きに該回転刃が前記固定刃に対して最も深くラップする
    部分の刃先に対応する前記固定刃の部位に、前記回転刃
    の移動領域の全域に亘って前記粘着シートの粘着面に付
    着されている糊が付着しないようにする非粘着処理を施
    し、前記回転刃の少なくとも前記刃先付近の前記固定刃
    と接触しない面にシリコンオイルを付着させるオイル含
    浸フェルトを設けたことを特徴とする粘着シート用カッ
    タ。
  4. 【請求項4】 固定刃と、その固定刃に沿って往復移動
    する回転刃とを備え、前記固定刃は前記回転刃の刃先の
    周方向の一部が該回転刃の前記往復移動領域の全域に亘
    ってその固定刃の切断位置にセットされた粘着シートの
    面に対して直交する方向の端縁から外側にはみ出すよう
    に配設され、前記回転刃の刃先付近の前記固定刃と接触
    しない面と該固定刃に接する面とに常に接触してシリコ
    ンオイルを付着させるオイル含浸フェルトを設けると共
    に、該オイル含浸フェルトを前記回転刃と共に前記往復
    移動方向に移動するようにしたことを特徴とする粘着シ
    ート用カッタ。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の
    粘着シート用カッタにおいて、前記オイル含浸フェルト
    に代えて、前記回転刃の前記固定刃に接する面にのみ常
    に接触してシリコンオイルを付着させる回転刃接触面オ
    イル含浸フェルトを設け、前記回転刃の刃先付近の前記
    固定刃と接触しない面に、該刃先からその回転刃の回転
    中心に向けて所定の距離を置いた位置に凹部を全周に亘
    って形成したことを特徴とする粘着シート用カッタ。
  6. 【請求項6】 回転刃の固定刃に対する往復移動範囲
    が、往方向と復方向の各移動限で該回転刃の刃先の一部
    が前記固定刃の両側の各端部から前記往復移動方向にそ
    れぞれ外れる移動範囲であり、その往方向と復方向の各
    移動限では前記回転刃の回転中心の位置が前記固定刃の
    両側の各端部よりもそれぞれ内側にあることを特徴とす
    る請求項2乃至5のいずれか一項に記載の粘着シート用
    カッタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003019693A (ja) * 2001-07-10 2003-01-21 Oyane Riki Mfg Co Ltd サークルカッター
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US11633966B2 (en) 2019-07-11 2023-04-25 Seiko Epson Corporation Cutter device and printing apparatus

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