JPH11227009A - 位置決めブロック - Google Patents

位置決めブロック

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Publication number
JPH11227009A
JPH11227009A JP3341798A JP3341798A JPH11227009A JP H11227009 A JPH11227009 A JP H11227009A JP 3341798 A JP3341798 A JP 3341798A JP 3341798 A JP3341798 A JP 3341798A JP H11227009 A JPH11227009 A JP H11227009A
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JP
Japan
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fixed
movable
block
bolt
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP3341798A
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English (en)
Inventor
Yuji Morikubo
有司 森久保
Hiroshi Takao
汎 鷹尾
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PUNCH KOGYO KK
TAKAO SEKKEI JIMUSHO KK
Original Assignee
PUNCH KOGYO KK
TAKAO SEKKEI JIMUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動側凸状ブロックと固定側凹状ブロックの
合わせ面に微妙なズレを発生させず、樹脂成形製品にバ
リを発生させたり、樹脂成形製品の表面に傷を発生させ
ないようにする。 【解決手段】 樹脂モールド金型1の固定側2と可動側
3とを所定位置で合せる位置決めブロックであって、固
定側型板6に固定され凹状に形成される固定側凹状ブロ
ック53と可動側型板14に固定され凸状に形成される
可動側凸状ブロック54とによって構成し、前記固定側
凹状ブロック53の両土手部53A,53Bにボルト5
7,58を通して樹脂モールド金型1の固定側2に固定
すると共に、前記可動側凸状ブロック54の両肩部54
A,54Bにボルト61,62を通して樹脂モールド金
型1の可動側3に固定するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂モールド金型にお
ける上型と下型の位置決めを行う位置決めブロックに関
する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形品は、対象となる製品
によって、また、その製品を使用する場所等によって種
々形状が異なり、その使用場所に合った形状のものを製
造している。このプラスチック成形品の製造に当たって
は、その形状に合わせて樹脂モールド金型を設計し、そ
の製品毎に樹脂モールド金型を製作している。
【0003】この樹脂モールド金型の場合は、上型と下
型とが当初予定したように噛み合い、モールド樹脂を射
出成型したときに当初予定した製品が成型できるように
上型と下型の位置決めが正確に行われるようにすること
が重要である。この上型と下型との噛み合いが正確に行
われないと、モールド樹脂を射出して成型した樹脂成形
品に不良を生じてしまい歩留りが悪くなってしまう。そ
こで、樹脂モールド金型にあっては固定側(上型)と可
動側(下型)の噛み合いの際、特に、固定側入れ子と可
動側入れ子が合わさったときに固定側入れ子と可動側入
れ子の合せ面に狂いが生じないよう噛み合いの位置決め
を正確に行うように従来から図9に示す如き位置決めブ
ロックが取り付けられている。すなわち、従来の位置決
めブロック100は、図10に示す如く、固定側の固定
側型板200に固定され凹状に形成される固定側凹状ブ
ロック101と、可動側の可動側型板300に固定され
凸状に形成される可動側凸状ブロック103とによって
構成されている。
【0004】固定側型板200に固定される固定側凹状
ブロック101の凹部略中央には、固定側凹状ブロック
101を固定するためのボルト105を挿入するボルト
穴102が形成されており、このボルト穴102は、こ
のボルト穴102に嵌合するボルト105に対してはバ
カ穴になっているが、タップ107が切られている。し
たがって、固定側凹状ブロック101を固定側型板20
0に取り付ける際は、ボルト105をボルト穴102に
挿入するが、このボルト105とボルト穴102のタッ
プ107とは螺合することはなく、固定側型板200に
形成されたタップ穴に螺合し、ボルト105を締め付け
ることによって固定側凹状ブロック101が固定側型板
200に取り付けられることになる。このボルト穴10
2に形成されるタップ107は、固定側型板200に取
り付けた固定側凹状ブロック101を取り外す場合に用
いるもので、タップ107に固定側凹状ブロック引き抜
き用(図示していない)のボルトを螺合させ、このボル
トを引き上げることによって固定側凹状ブロック101
を固定側型板200から取り外すようになっている。
【0005】可動側型板300に固定される可動側凸状
ブロック103の凸部略中央には、可動側凸状ブロック
103を固定するためのボルト106を挿入するボルト
穴104が形成されており、このボルト穴104は、こ
のボルト穴104に嵌合するボルト106に対してはバ
カ穴になっているが、タップ108が切られている。し
たがって、可動側凸状ブロック103を可動側型板30
0に取り付ける際は、ボルト106をボルト穴104に
挿入するが、このボルト106とボルト穴104のタッ
プ108とは螺合することはなく、可動側型板300に
形成されたタップ穴に螺合し、ボルト106を締め付け
ることによって可動側凸状ブロック103が可動側型板
300に取り付けられることになる。このボルト穴10
4に形成されるタップ108は、可動側型板300に取
り付けた可動側凸状ブロック103を取り外す場合に用
いるもので、タップ108に可動側凸状ブロック引き抜
き用のボルト(図示していない)を螺合させ、このボル
トを引き上げることによって可動側凸状ブロック103
を可動側型板300から取り外すようになっている。
【0006】このように固定側凹状ブロック101は凹
部略中央にボルト105を挿入するようになっているた
め、固定側型板200の中心軸線上の側面に形成される
フック取付用の穴と固定側型板200に形成する固定側
凹状ブロック固定用の穴とが緩衝してしまい、フック取
付用の穴か固定側凹状ブロック固定用の穴のいずれかの
取付け位置をずらす必要がある。フック取付用の穴は、
固定側型板200を持ち上げるときにフックを差し込む
ものであるため中心軸線上からずらすことは難しい。こ
のため、従来は図11に示す如く、固定側凹状ブロック
固定用の穴をフック取付用の穴に緩衝しない位置にずら
して形成していた。
【0007】同様に、可動側凸状ブロック103は凸部
略中央にボルト106を挿入するようになっているた
め、可動側型板300の中心軸線上の側面に形成される
フック取付用の穴と可動側型板300に形成する可動側
凸状ブロック固定用の穴とが緩衝してしまい、フック取
付用の穴か可動側凸状ブロック固定用の穴のいずれかの
取付け位置をずらす必要がある。フック取付用の穴は、
可動側型板300を持ち上げるときにフックを差し込む
ものであるため中心軸線上からずらすことは難しい。こ
のため、従来は図11に示す如く、可動側凸状ブロック
固定用の穴をフック取付用の穴に緩衝しない位置にずら
して形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように固定側凹状
ブロック101と可動側凸状ブロック103とによって
構成される従来の位置決めブロック100は、固定側型
板200及び可動側型板300の中心軸線上からずれた
位置にそれぞれが配置されているため、固定側凹状ブロ
ック101の温度勾配と可動側凸状ブロック103の温
度勾配との微妙なズレが、固定側凹状ブロック101と
可動側凸状ブロック103の合わせ面の微妙なズレとな
って現れ、これが樹脂成形製品にバリを発生させたり、
樹脂成形製品の表面に傷を発生させたりするという問題
点を有している。
【0009】また、固定側凹状ブロック101を凹部略
中央に形成されたボルト穴102にボルト105を挿入
し、このボルト105を固定側型板200に螺合させて
固定側凹状ブロック101を凹部略中央で締め付け固定
側型板200に固定しているため、固定側凹状ブロック
101の両側の土手部101A,101Bの部分に矢印
Aに示す方向の応力が加わり、固定側凹状ブロック10
1が僅かに変形することがある。この固定側凹状ブロッ
ク101が変形すると、固定側凹状ブロック101と可
動側凸状ブロック103の合わせ面は正常な角度同士で
の嵌合をしないため、持つべき機能を発揮しない。
【0010】本発明の目的は、可動側凸状ブロックと固
定側凹状ブロックの合わせ面に微妙なズレを発生させ
ず、樹脂成形製品にバリを発生させたり、樹脂成形製品
の表面に傷を発生させたりするのをなくそうということ
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の位置決
めブロックは、樹脂モールド金型の固定側と可動側とを
所定位置で合せる位置決めブロックであって、固定側型
板に固定され凹状に形成される固定側凹状ブロックと可
動側型板に固定され凸状に形成される可動側凸状ブロッ
クとによって構成し、前記固定側凹状ブロックの両土手
部にボルトを通して樹脂モールド金型の固定側に固定す
ると共に、前記可動側凸状ブロックの両肩部にボルトを
通して樹脂モールド金型の可動側に固定するようにした
ものである。このように構成することにより、可動側凸
状ブロック挿着用のボルト穴及び固定側凹状ブロック挿
着用のボルト穴がフック取付用の穴と緩衝することがな
いので、固定側凹状ブロックと可動側凸状ブロックとに
よって構成される位置決めブロックを固定側型板及び可
動側型板の中心軸線上に配置することができ、固定側凹
状ブロックの温度勾配と可動側凸状ブロックの温度勾配
との微妙なズレがあっても、熱膨張が中心軸線から均等
に生じるため固定側凹状ブロックと可動側凸状ブロック
の合わせ面にズレが生じることがなく、樹脂成形製品に
バリを発生させたり、樹脂成形製品の表面に傷を発生さ
せたりするのを防止することができる。さらに、固定側
凹状ブロックを2本のボルトを用い両側で固定側型板に
固定し、可動側凸状ブロックを2本のボルトを用い両側
で可動側型板に固定するようにしてあるため、固定側凹
状ブロックの両側の土手部に内側に向かった応力が加わ
ることがなく、固定側凹状ブロックが変形するのを防止
でき、可動側凸状ブロックの両側の肩部に上側に向かっ
た応力が加わることがなく、可動側凸状ブロックが変形
するのを防止できるので、樹脂成形製品にバリを発生さ
せたり、樹脂成形製品の表面に傷を発生させたりするの
を防止することができる。
【0012】請求項2に記載の位置決めブロックは、上
記固定側凹状ブロックを、凹部に貫通するタップ穴を形
成したものである。このように構成することにより固定
側型板から固定側凹状ブロックを取り外すのを容易に行
うことができる。
【0013】請求項3に記載の位置決めブロックは、上
記可動側凸状ブロックを、凸部に上面から下面に貫通す
る貫通孔を形成したものである。このように構成するこ
とにより可動側型板から可動側凸状ブロックを取り外す
のを容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。プラスチック成形品を製造するに当た
っては、その形状に合った樹脂モールド金型に樹脂を圧
入して行う樹脂モールド法が採られている。この樹脂モ
ールド法は、機械加工によって製品の寸法と同じに製作
された金型に溶融樹脂を高温で、機械圧、空気圧または
油圧で加圧注入してプラスチック成形品を、短時間に大
量に生産するプラスチック成形方式である。
【0015】図1〜図5は、本発明に係る実施の形態に
係る位置決めブロックを適用する樹脂モールド金型で、
図1は樹脂モールド金型の正面図、図2は樹脂モールド
金型の固定側の平面図、図3は樹脂モールド金型の可動
側の底面図、図4は図1に図示樹脂モールド金型の右側
面図である。各図に示される部品中には本来なら部品に
存在しない線が図面上示されているものがあるが、これ
は他の部材との関係で表されているもので、樹脂モール
ド金型の設計図に独特のものである。
【0016】図1〜図4において、1は樹脂モールド金
型で、固定側2と可動側3とによって構成されている。
固定側2は、固定側取付板4とランナーストリッパープ
レート5と固定側型板6とによって構成されており、固
定側型板6がランナーストリッパープレート5を介して
固定側取付板4に取付けられている。7は固定側2と可
動側3が分離するパーティングラインである。8はロケ
ートリングで、このロケートリング8は締付ボルト9に
よって固定側取付板4に取付けられている。10はスプ
ールブッシュで、このスプールブッシュ9は締付ボルト
11によってロケートリング8に取り付けらけている。
12は固定側型板6に形成されるフック取付用タップ穴
で、このフック取付用タップ穴12にはフック13が取
付けられている。
【0017】可動側3は、可動側型板14とスペーサー
ブロック15と上エジェクタープレート16と下エジェ
クタープレート17と可動側取付板18とによって構成
されており、可動側型板14がスペーサーブロック15
と2枚のエジェクタープレート16,17を介して可動
側取付板18に取付けられている。19はリターンピ
ン、20はリターンピン用スプリング、21はエジェク
タロッド、22は締付ボルトである。23はエジェクタ
ーガイドピンで、エジェクターピンとエジェクターガイ
ドブッシュとボルトとによって構成されている。24は
サポートピラーで、ピラーとピラーを止めるボルトとに
よって構成されている。25はショルダーボルトで、2
6は可動側型板14に形成されるフック取付用タップ穴
である。このフック取付用タップ穴26にはフック27
が取付けられている。
【0018】28は樹脂モールド金型1のコア入れ子
で、29は製品成形部である。この入れ子28は、製品
成形部29において樹脂を加圧注入によって成形された
樹脂成形品を取り出すため、2つに分割できるようにな
っている。30は樹脂モールド金型1の固定側型板6に
固定される固定側入れ子で、31は樹脂モールド金型1
の可動側型板14に固定される可動側入れ子である。3
2は製品成形部29において成形した樹脂成形品を取り
出すために固定側入れ子30と可動側入れ子31を分離
してコア入れ子28を開くパーティングラインである。
【0019】33は温調用通路で、コア入れ子28の可
動側入れ子31に長手方向に形成される冷媒(空気、
水、油等)の通路である。34は温調用管路で、コア入
れ子28の可動側入れ子31の外部に連通させる管路
で、コア入れ子28の可動側入れ子31を構成する各部
材間にOリング35が設けられている。36は温調路
で、コア入れ子28の可動側入れ子31の製品成形部2
9の近傍を冷却する温度調整用の冷媒流路で、円形の穴
で形成される流路と、その流路を2つの流れに分岐させ
るために、中央に仕切板が形成されている。
【0020】37はスライダーで、コア入れ子28の固
定側入れ子30と可動側入れ子31とを開くためにスラ
イドさせるものである。38はスライドストップピン
で、コア入れ子28の可動側入れ子31を移動してコア
入れ子28を開くときにスライダー37を所定距離でス
トップさせるためのもので、ピンとスライドストッパと
によって構成されている。39はロッキングブロック
で、樹脂モールド成形時にコア入れ子28のスライダー
37が移動することがないようにロックすると共に、コ
ア入れ子28の固定側入れ子30にスライダー37をロ
ックするときの位置決めを行うブロックで、このロッキ
ングブロック39はボルトによって固定されている。4
0はアンギュラピンで、コア入れ子28を開くときに可
動側入れ子31を移動してスライダー37をどの方向に
どれだスライドさせるかを決定するもので、コア入れ子
28の固定側入れ子30からスライダー37に掛けて取
り付けられる。41はエジェクタピンで、コア入れ子2
8の可動側入れ子31を移動してコア入れ子28を開い
た後に製品成形部29からプラスチック製品を突き出し
て取り出すためのものである。また、42はエジェクタ
スリーブで、センターピン43を挿入する円筒形状の部
品で、センターピン43は、製品成形部29で成形され
るプラスチック製品にボス穴を形成するためのものであ
る。44は固定側入れ子ピンで、製品成形部29で成形
されるプラスチック製品にボス穴を形成するためのもの
である。
【0021】45はランナーゲートロックピンで、溶融
樹脂を製品成形部29に供給するゲートと、ゲートに連
結される加工穴であるスプルと、溶融樹脂注入口である
ランナーと、このランナーに先端が挿入されるランナー
ロックピンとによって構成されており、ゲート先端の固
化した樹脂と固化したプラスチック製品とを切り離すの
に用いられるものである。すなわち、ランナーからスプ
ル、ゲートを介して製品成形部29に溶融樹脂を供給
し、製品成形部29内に充満した樹脂を冷却して固化さ
せプラスチック製品の成形を行うと、ランナー、スプ
ル、ゲート内に充満している樹脂も同様に固化する。こ
のままコア入れ子28を開くと、ゲート先端の樹脂にプ
ラスチック製品が引っ付いて固定側入れ子30に移動し
てしまい、ゲート先端の樹脂とプラスチック製品とを引
き離すのが困難となる。そこで、ランナー、スプル、ゲ
ートが加工されている部材とランナーに先端が挿入され
たランナーロックピンの取り付けられた部材とをコア入
れ子28の固定側入れ子30と可動側入れ子31とを開
く前に少し開くようにしてある。このランナー、スプ
ル、ゲートが加工されている部材とランナーに先端が挿
入されたランナーロックピンの取り付けられた部材とを
開くと、ランナーロックピンによってランナーロックピ
ンの先端に固着した樹脂を引き抜くようになり、ランナ
ー、スプル、ゲート内に充満している固化した樹脂が引
き抜かれ、ゲート先端の樹脂とプラスチック製品とが引
き離される。その後にコア入れ子28の固定側入れ子3
0と可動側入れ子31とを開くようにすれば製品成形部
29で成形されたプラスチック製品が可動側に引っ付い
て移動することになる。
【0022】46はテーパーギブライナーで、コア入れ
子28の固定側入れ子30と可動側入れ子31とを閉め
たときに固定側入れ子30と可動側入れ子31の合せ面
にずれを生じさせることなく所定位置に固定されるよう
に位置決めするための部材である。
【0023】47はディスタンススペーサで、このディ
スタンススペーサ47は、樹脂モールド金型1の固定側
入れ子30の壁面のエルボー・ユニットパーツ取り付け
面を下側にして載置したときに、樹脂モールド金型1の
固定側入れ子30の壁面に露出させて取り付けられたエ
ルボー・ユニットパーツが樹脂モールド金型1の荷重で
破壊されてしまうのを保護するためのものである。48
が製品成形部29を備えたコア中子で、49,50はス
ライダーガイドレール、51は引張りリンクである。こ
の引張りリンク51は、樹脂モールド金型1の固定側入
れ子30を可動側入れ子31が開くときに強制作動する
もので、リンクと取付用のボルトとによって構成されて
いる。
【0024】52は位置決めブロックで、樹脂モールド
金型1の固定側入れ子30と可動側入れ子31が合わさ
ったときに固定側入れ子30と可動側入れ子31の合せ
面に狂いが生じないように組み付けるためのものであ
る。この位置決めブロック52は、図5に示す如く、固
定側2の固定側型板6に固定され凹状に形成される固定
側凹状ブロック53と、可動側3の可動側型板14に固
定され凸状に形成される可動側凸状ブロック54とによ
って構成されている。
【0025】固定側型板6に固定される固定側凹状ブロ
ック53の両側の土手部53A,53Bには、固定側凹
状ブロック53を固定するためのボルトを挿入するボル
ト穴55,56が形成されており、ボルト穴55にはボ
ルト57が、ボルト穴56にはボルト58が図7に示す
如くそれぞれ挿着され、このボルト57,58によって
固定側凹状ブロック53が固定側型板6に固定されてい
る。また、可動側型板14に固定される可動側凸状ブロ
ック54の両側の肩部54A,54Bには、可動側凸状
ブロック54を固定するためのボルトを挿入するボルト
穴59,60が形成されており、ボルト穴59にはボル
ト61が、ボルト穴60にはボルト62が図7に示す如
くそれぞれ挿着され、このボルト61,62によって可
動側凸状ブロック54が可動側型板14に固定されてい
る。この位置決めブロック52は、固定側凹状ブロック
53と可動側凸状ブロック54とを噛み合わせた際、固
定側凹状ブロック53の凹部底面と可動側凸状ブロック
54の凸部上面とはある程度のクリアランスを持って形
成されている。図5に示されているが、固定側凹状ブロ
ック53の凹部底面と可動側凸状ブロック54の凸部上
面とのクリアランスは、図示できるほど大きいものでは
なく、実際には0.5mm〜1.0mm程度である。
【0026】この固定側凹状ブロック53を固定側型板
6に取り付けた状態、可動側凸状ブロック54を可動側
型板14に取り付けると図6に示す如き状態になる。
【0027】また、固定側型板6に固定される固定側凹
状ブロック53の凹部底面の略中央には、タップ穴63
が貫通して形成されている。このタップ穴63は、固定
側型板6に固定された固定側凹状ブロック53を固定側
型板6から容易に取り外すためのものである。一旦、固
定側型板6に取り付けた固定側凹状ブロック53は、度
々取り外すものではないが、一旦、固定側型板6に取り
付けた固定側凹状ブロック53を何等かの理由(例え
ば、固定側凹状ブロックの一部が破損したような場合)
で取り替える必要が生じた場合などに利用するものであ
る。すなわち、固定側凹状ブロック53を固定側型板6
に固定する場合、固定側型板6に形成される固定側凹状
ブロック嵌着用切欠65に固定側凹状ブロック53を嵌
着させ、固定側凹状ブロック53の両側の土手部53
A,53Bをボルト57,58で固定している。この固
定側凹状ブロック嵌着用切欠65への固定側凹状ブロッ
クの嵌着は、きつめに行われており、固定側型板6に取
り付けた固定側凹状ブロック53は、ボルト57,58
を取り外しただけでは容易に取り外すことはできないよ
うになっている。そのため、一旦、固定側型板6に取り
付けた固定側凹状ブロック53を外す場合には、固定側
凹状ブロック53のボルト57,58を取り外し、次に
タップ穴63にボルトを螺合し、このボルトの先端を固
定側型板6に当接させ、さらに回すことにより固定側型
板6を押圧し、固定側凹状ブロック53を外れる方向に
移動させることによって行う。
【0028】また、可動側型板14に固定される可動側
凸状ブロック54の凸部上面の略中央には、一部に(具
体的には、可動側型板14側端部から所定距離)タップ
が形成され、可動側凸状ブロック54を貫通した形成さ
れる貫通穴64が形成されている。この貫通穴64は、
可動側型板14に固定される可動側凸状ブロック54を
可動側型板14から容易に取り外すためのものである。
一旦、可動側型板14に取り付けた可動側凸状ブロック
54は、度々取り外すものではないが、一旦、可動側型
板14に取り付けた可動側凸状ブロック54を何等かの
理由(例えば、可動側凸状ブロックの一部が破損したよ
うな場合)で取り替える必要が生じた場合などに利用す
るものである。すなわち、可動側凸状ブロック54を可
動側型板14に固定する場合、可動側型板14に形成さ
れる可動側凸状ブロック嵌着用切欠66に可動側凸状ブ
ロック54を嵌着させ、可動側凸状ブロック54の両側
の肩部54A,54Bをボルト61,62で固定してい
る。この可動側凸状ブロック嵌着用切欠66への可動側
凸状ブロック54の嵌着は、きつめに行われており、可
動側型板14に取り付けた可動側凸状ブロック54は、
ボルト61,62を取り外しただけでは容易に取り外す
ことはできないようになっている。そのため、一旦、可
動側型板14に取り付けた可動側凸状ブロック54を外
す場合には、可動側凸状ブロック54のボルト61,6
2を取り外し、次に貫通穴64のタップ形成部にボルト
を螺合し、このボルトの先端を可動側型板14に当接さ
せ、さらに回すことにより可動側型板14を押圧し、可
動側凸状ブロック54を外れる方向に移動させることに
よって行う。
【0029】このように本実施の形態によれば、図8に
示す如く、固定側型板6に固定側凹状ブロック53を取
り付ける際にフック穴12に緩衝することがないので中
心軸線上に設けることができ、同様に可動側型板14に
可動側凸状ブロック54を取り付ける際にフック穴26
に緩衝することがないので中心軸線上に固定することが
でき樹脂モールド金型1の固定側2と可動側3の熱膨張
が異なっても成形品に悪影響を与えることがない。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、可動側
凸状ブロック挿着用のボルト穴及び固定側凹状ブロック
挿着用のボルト穴がフック取付用の穴と緩衝することが
ないので、固定側凹状ブロックと可動側凸状ブロックと
によって構成される位置決めブロックを固定側型板及び
可動側型板の中心軸線上に配置することができ、固定側
凹状ブロックの温度勾配と可動側凸状ブロックの温度勾
配との微妙なズレがあっても、熱膨張が中心軸線から均
等に生じるため固定側凹状ブロックと可動側凸状ブロッ
クの合わせ面にズレが生じることがなく、さらに、固定
側凹状ブロックを2本のボルトを用い両側で固定側型板
に固定し、可動側凸状ブロックを2本のボルトを用い両
側で可動側型板に固定するようにしてあるため、固定側
凹状ブロックの両側の土手部に内側に向かった応力が加
わることがなく、固定側凹状ブロックが変形するのを防
止でき、可動側凸状ブロックの両側の肩部に上側に向か
った応力が加わることがなく、可動側凸状ブロックが変
形するのを防止できるので、樹脂成形製品にバリを発生
させたり、樹脂成形製品の表面に傷を発生させたりする
のを防止することができる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、固定側型
板から固定側凹状ブロックを取り外すのを容易に行うこ
とができる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、可動側型
板から可動側凸状ブロックを取り外すのを容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置決めブロックの適用される樹
脂モールド金型の正面図である。
【図2】図1に図示の樹脂モールド金型の可動側の平面
図である。
【図3】図1に図示の樹脂モールド金型の固定側の底面
図である。
【図4】図1に図示の樹脂モールド金型の側面図であ
る。
【図5】本発明に係る位置決めブロックの正面図であ
る。
【図6】図5に図示の位置決めブロックを固定側型板と
可動側型板に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図7】図5に図示の位置決めブロックを固定側型板と
可動側型板に取り付け固定側凹状ブロックと可動側凸状
ブロックを合わせた状態の拡大一部断面図である。
【図8】図5に図示の位置決めブロックを取り付ける固
定側型板(可動側型板)を示す全体斜視図である。
【図9】従来の位置決めブロックの正面図である。
【図10】図9に図示の従来の位置決めブロックを固定
側型板と可動側型板に取り付け固定側凹状ブロックと可
動側凸状ブロックを合わせた状態の拡大一部断面図であ
る。
【図11】図9に図示の従来の位置決めブロックを取り
付ける固定側型板(可動側型板)を示す全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…………………………………………………樹脂モール
ド金型 2…………………………………………………固定側 3…………………………………………………可動側 6…………………………………………………固定側型板 12………………………………………………フック取付
用タップ穴 13………………………………………………フック 14………………………………………………可動側型板 26………………………………………………フック取付
用タップ穴 27………………………………………………フック 28………………………………………………コア入れ子 30………………………………………………固定側入れ
子 31………………………………………………可動側入れ
子 52………………………………………………位置決めブ
ロック 53………………………………………………固定側凹状
ブロック 53A,53B…………………………………土手部 54………………………………………………可動側凸状
ブロック 54A,54B…………………………………肩部 55,56………………………………………ボルト穴 57,58………………………………………ボルト 59,60………………………………………ボルト穴 61,62………………………………………ボルト 63………………………………………………タップ穴 64………………………………………………貫通穴 65………………………………………………固定側凹状
ブロック嵌着用切欠 66………………………………………………可動側凸状
ブロック嵌着用切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂モールド金型の固定側と可動側とを
    所定位置で合せる位置決めブロックであって、固定側型
    板に固定され凹状に形成される固定側凹状ブロックと可
    動側型板に固定され凸状に形成される可動側凸状ブロッ
    クとによって構成し、前記固定側凹状ブロックの両土手
    部にボルトを通して樹脂モールド金型の固定側に固定す
    ると共に、前記可動側凸状ブロックの両肩部にボルトを
    通して樹脂モールド金型の可動側に固定するようにした
    ことを特徴とする位置決めブロック。
  2. 【請求項2】 上記固定側凹状ブロックは、凹部に貫通
    するタップ穴を形成したものである請求項1に記載の位
    置決めブロック。
  3. 【請求項3】 上記可動側凸状ブロックは、凸部に上面
    から下面に貫通する貫通孔を形成したものである請求項
    1又は2に記載の位置決めブロック。
JP3341798A 1998-02-16 1998-02-16 位置決めブロック Pending JPH11227009A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016085401A1 (en) * 2014-11-28 2016-06-02 MüLLER HANS Device at molding tools where different operating temperatures may occur between two stock moulds of a molding tool

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