JPH11227079A - 中空部を有する金属複合板及びその製造方法 - Google Patents
中空部を有する金属複合板及びその製造方法Info
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Abstract
提供する。 【解決手段】 複数の金属板を接合するに際し、一方の
金属板の表面の任意の位置に溝を形成し、前記溝にばね
状の線材を装填してから、もう一方の金属板を接合す
る。
Description
する金属複合板、及びその製造方法に関する。
界面に漏れ知らせ溝を設けたクラッド鋼製管板が特開昭
61−195287号公報に、クラッドする前の母材に
前記漏れ知らせ溝を設けた後に合せ材をクラッドするも
のが開示されている。前記管板の具体的な製作方法とし
ては、ロール圧接又は爆発圧接であり、圧接状態に問題
がある場合は、母材の溝に樹脂もしくは融点の低い金属
又はそれに類する物質を埋めて、クラッドの加工後に加
温してこれらを溶融により除去し漏れ知らせ溝を形成す
ることが開示されている。
法として、溝部を有する母材に合せ材を爆発圧着する方
法が特開昭58−55184号公報に開示されている。
この方法は、母材溝部に予め低融点金属などの充填物質
を充填しておき、合せ材と同材質又は類似した材質の蓋
を置いてから、合せ材を爆発圧着法により接合し、後に
低融点金属などの充填物質を加熱溶融することにより除
去するものである。
れずに中空部に残存してしまうため、母材と長時間接触
状態にあることを嫌う場合には使用することができな
い。これを改善する方法として、母材に形成された溝と
同形状の中空金属管の中に低融点金属などの充填物を充
填し、母材溝部に中空金属管をはめ込み、合せ材を爆発
圧着法により接合したのち、中空金属管内部の充填物を
取り出す方法が同公報に開示されているが、この方法で
も流体経路などの複雑な形状の溝を形成することは困難
である。
1号公報において、金属複合板表面に溝部を形成して、
溝部の上面を他の金属板で蓋をしてシール溶接する中空
部を有する金属複合板の製造方法が開示されている。こ
の方法によれば、前記方法に比べて充填物を充填した
り、中空金属管をはめ込むなどの複雑な作業工程を必要
としない。しかしながら、この方法によると溝部はクラ
ッドの表面近傍により形成する事が出来ず、また、蓋の
シール溶接により、クラッド表面に熱影響による素材の
劣化や不純物のコンタミネーションが起こり、例えば、
時効硬化合金や高純度金属の合せ材金属から成る金属複
合板には適用不可能である。
をした中空部を冶金的に接合した金属板の境界線上に有
した金属複合板、及び中空部を低融点金属等、後で除去
が必要となる充填物の充填や金属板蓋のシール溶接等の
複雑な作業工程を必要としない中空部を有する金属複合
板の製造方法を提供するものである。
旨とするところは、冶金的に接合された2枚以上の金属
板の境界線上に中空部を有する金属複合板において、該
中空部にばね状の線材が装填されていることを特徴とす
る金属複合板である。また、本発明の第2の要旨とする
ところは、冶金的に2枚の金属板を接合する際、少なく
とも一方の金属板表面に形成した溝にばね状の線材を装
填した後、前記溝を形成した金属板表面上に、他方の金
属板を接合する事を特徴とする中空部を有する金属複合
板の製造方法である。さらに、本発明の第3の要旨とす
るところは、前記の接合する手段が爆発圧着法であるこ
とを特徴とする金属複合板の製造方法である。
る。図1及び図2は本発明による中空部を有した金属複
合板の断面であり、母材1の表面に溝3を形成し、その
溝の内部にばね状の線材4を装填した後、合せ材2を母
材1に冶金的に接合したものである。そこで、この母材
1、合せ材2は一般に使用されている金属であり、使用
目的に応じてそれぞれ選択される。例えば、溝3を流体
流路として使用する際には、流体の化学的性質を考慮
し、腐食されない金属を用いることが好ましい。さら
に、母材1又は合せ材2の片方に熱伝導性の良い金属を
使用することにより、前記流体経路中の流体との熱交換
及び、前記熱伝導性の良い金属の熱伝導により、もう片
方の金属の温度をコントロールする事が可能となる。
か一方の金属表面に機械加工等によって形成され、その
断面形状は□状、U字状、V字状等任意に形成可能であ
る。溝3の幅、深さは使用目的に応じて設計される。こ
の溝3にはばね状の線材4が装填されているため、本発
明の金属複合板を作成するために冶金的な接合を行って
も穴が塞がることがないので、溝3に金属中空管をはめ
込んだり、低融点金属等を充填して金属材を接合後、こ
れを除去するが必要ない上、溝3の配置を複雑に形成す
ることが可能である。溝3の配置は、例えば、渦巻き
状、放射状、直角、複数の溝が平行、交差、あるいはこ
れらの組み合わせ等使用目的に応じて任意に設計可能で
ある。
で装填するものであり、溝内への合せ材の侵入を防止す
るために出来る限り密となるように装填することが好ま
しい。従って、ばね状線材4の外径は出来る限り溝3の
幅に近い大きさである方が望ましい。また母材1と合せ
材2の接合を妨げず、また溝内への合せ材の侵入を防止
するためにばね状線材と溝を形成した面の高さの差は小
さい方が好ましい。
なものであり、その巻回の程度は線材の太さや材質によ
って適宜選択すればよいが、例えば1mm程度の線径で
あれば1cm程度の距離に5回以上、3mm程度の線径
であれば3cm程度の距離に5回以上巻回されていると
良い。線材の材質は両金属接合時の加圧に耐えられる程
度の靱性を有する金属を選択する。溝3を流体流路とし
て使用する際には線材4の防食のため、流体の化学的性
質を考慮し腐食されない金属を用いることが好ましい。
また、線材の断面形状は○状、□状等任意に設計可能で
ある。
散接合法、圧延圧接法等の接合手段により冶金的に接合
されるが、母材1又は合せ材2が熱処理合金等の加熱を
嫌う金属である場合は、冷間加工の1種である爆発圧着
法による接合が好ましい。また、本発明の金属複合板の
製造方法によると、冶金的に接合した金属接合部近傍に
複雑な形状をした中空部を有す金属複合板を、低融点金
属等の除去や、金属板蓋のシール溶接等が必要ないため
加熱されることが無く、爆発圧着法による金属複合板の
製造に適応した場合、加熱による素材の劣化を防止し、
優れた金属複合板の製造が可能となった。
に詳細に説明する。
mmのアルミ合金板を母材として、その表面に幅10m
m、深さ11mmの溝を切削加工により形成し、外径1
0mm、線径1mmで、1cmに10回巻回されたチタ
ン製のばねを該溝に装填した後、厚さ12mm、幅28
0mm、長さ530mmの純アルミ板を合せ材として爆
発圧着法にて両金属の接合を行った。溝はほぼ接合前の
形状を保ち、6.5〜7.6mmの内径を有しており、
流体の流路としての十分な断面積を有していることが確
認された。また、一連の中空部の一端を密封し、他端を
Heリークディテクターに接続した後、中空部内を真空
引きし、吹き付け法にてHeリーク試験を行った。その
結果、2.1×10-9atmcc/sec以下のHe原
子の漏れ量より観察されず良好な気密性が確認された。
わりに金型鋼板を用い、合せ材の純アルミ板の代わりに
銅合金板を用い、その他の条件は全て実施例1と同様に
して爆発圧着法により両金属の接合を行った。その結
果、6.3〜7.5mmの内径の中空部を保ち、十分な
流体流路を持つ金属板を得ることが出来た。また実施例
1と同様のHeリーク試験を行った結果、1.9×10
-9atmcc/sec以下の漏れ量より観察されず良好
な気密性が確認された。
とし、母材の寸法を、厚さ50mm、幅1000mm、
長さ2000mmとして、その表面に幅20mm、深さ
20mmの溝を切削加工により形成した。その後、外径
20mm、線形3mmで、3cmに10回巻回されたチ
タン製のばねを該溝に装填した後、厚さ12mm、幅1
030mm、長さ2030mmの合せ材と爆発圧着法に
より接合した。中空部は流体の流路としての十分な断面
積を有していることを確認した。また実施例1と同様の
Heリーク試験を行った結果、1.8×10-9atmc
c/sec以下の漏れ量より観察されず、良好な気密性
が確認された。
ているように、母材の溝部に該溝部と同形状の充填物を
充填した中空金属管をはめ込み合せ材を爆発圧着する方
法により中空部を有する金属複合板を製作した。実施例
1と同じ表面溝を形成した、実施例1と同じ材質、形状
のアルミ合金板を母材として、前記溝部に、低融点金属
を充填した外径11mm、内径9mmの中空金属角管を
はめ込み爆発圧着法により両金属を接合した後、低融点
金属を加熱溶融除去した。このようにして製作した金属
複合板と、実施例1で製作した金属複合板を100℃に
加熱した後それぞれの中空部に30リットル/minの
水を流し3分後の溝直上の純アルミ表面の温度を室温2
0℃、水温15℃の環境で測定した。その結果、中空金
属管をはめ込み、爆発圧着を行った金属複合板は25℃
であったのに対し、本発明により作成した金属複合板は
18℃であり、冷却効果が高いことが確認された。
1と同じ材質、形状のアルミ合金板を母材として、前記
溝部には、ばね状線材を装填せずに、実施例1と同じ材
質、形状の純アルミ板を合せ材として爆発圧着法により
両金属を接合した。その結果、母材と合せ材の接合状態
は良好であったが、母材表面に形成した溝に合せ材の純
アルミが侵入し、所望の断面積を有する中空部を得るこ
とがでなかった。また合せ材の純アルミ板表面が溝に沿
って大きく変形し、くぼみが発生した。
り、例えば中空部を冷却用として使用する場合、流体と
複合板が直接接触するため高い冷却効果が得られる。ま
た熱伝導製の良い金属板を使用することにより、複合金
属板全体を均一に冷却することが可能である。
等、後で除去が必要な充填物の充填や金属板蓋のシール
溶接、その後の充填物の除去等の作業工程を必要とせず
に、複雑な形状を持つ溝を形成した中空部を有する金属
複合板を製造する事が可能となった。
面図
面図(図1のA−A’断面)
Claims (3)
- 【請求項1】 冶金的に接合された2枚以上の金属板の
境界線上に中空部を有する金属複合板において、該中空
部にばね状の線材が装填されていることを特徴とする金
属複合板。 - 【請求項2】 冶金的に2枚の金属板を接合する際、少
なくとも一方の金属板表面に形成した溝にばね状の線材
を装填した後、前記溝を形成した金属板表面上に、他方
の金属板を接合することを特徴とする中空部を有する金
属複合板の製造方法。 - 【請求項3】 冶金的に接合する手段が爆発圧着法であ
ることを特徴とする請求項2記載の中空部を有する金属
複合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02984898A JP3798543B2 (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 中空部を有する金属複合板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02984898A JP3798543B2 (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 中空部を有する金属複合板及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11227079A true JPH11227079A (ja) | 1999-08-24 |
| JP3798543B2 JP3798543B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=12287414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02984898A Expired - Lifetime JP3798543B2 (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 中空部を有する金属複合板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3798543B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025101685A (ja) * | 2023-12-25 | 2025-07-07 | アンカーハウジング株式会社 | 核シェルター |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP02984898A patent/JP3798543B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025101685A (ja) * | 2023-12-25 | 2025-07-07 | アンカーハウジング株式会社 | 核シェルター |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3798543B2 (ja) | 2006-07-19 |
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