JPH11227745A - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JPH11227745A
JPH11227745A JP10032680A JP3268098A JPH11227745A JP H11227745 A JPH11227745 A JP H11227745A JP 10032680 A JP10032680 A JP 10032680A JP 3268098 A JP3268098 A JP 3268098A JP H11227745 A JPH11227745 A JP H11227745A
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Shunichi Itoi
俊一 糸井
Takeshi Odajima
武 小田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同形状の物品を1個から複数個までの数に応
じた収納を1つの包装用容器で可能とし、しかも、緩衝
材や仕切部材を別途必要としないで物品を移動しないよ
うに保持できる包装用容器を提供すること。 【解決手段】 1つの収納部Bに対応する一方の側壁4
と底壁3および頂壁12の少なくとも一方とにより、こ
の収納部B内に突出し、隣接する収納部A,C…内の物
品の移動を拘束する少なくとも1つの仕切部材19を、
各壁4,3,12の一部をなす位置と前記収納部B内に
突出する位置とをそれぞれとりうるように折曲可能に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装用容器に係り、
特に、同形状とされた複数個の物品の包装に好適な包装
用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタのインクリボン等の消耗品は、
個人的ユーザにおいては、交換用として少数個ずつ必要
に応じて買い求めるのが常であり、近年では、配送サー
ビスを利用することで、個人的ユーザがわざわざ店頭に
まで足を運ぶことなく、必要な交換用の製品を入手する
ことが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うにして買い求められる製品を配送する際は、例えば交
換用のインクリボンカセットのように小箱に個別包装さ
れている製品であっても、それをそのまま配送ルートに
載せるには小さすぎ、また、包装中の衝撃等から製品を
保護するためには十分でない。また、同一箇所に複数個
の製品を包装する場合には、1つ1つを個別に配送する
よりも一括して包装してから配送する方が配送コストは
安くなる。
【0004】その際には、包装用容器を用意し、その中
に物品たる製品を収納した後に、前記包装用容器の空間
部分に、エアキャップ等の緩衝材を装填したり、仕切部
材を配設したりして包装用容器内の製品を移動しないよ
うに保持する作業が不可欠となっていた。
【0005】一方、前述した作業を省略して製品を移動
しないように収納するために、収納する物品の数に応じ
て異なる大きさの包装用容器を用意すると、包装用容器
の製造コストが高価になるばかりでなく、包装用容器の
保管スペースや在庫管理等が煩雑であった。
【0006】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、同形状の物品を1個から複数個までの数に応じた収
納を1つの包装用容器で可能とし、しかも、緩衝材や仕
切部材を別途必要としないで物品を移動しないように保
持できる包装用容器を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る包装用容器の特徴は、1つの収納部に対応
する一方の側壁と底壁および頂壁の少なくとも一方とに
より、この収納部内に突出し、隣接する収納部内の物品
の移動を拘束する少なくとも1つの仕切部材を、各壁の
一部をなす位置と前記収納部内に突出する位置とをそれ
ぞれとりうるように折曲可能に形成した点にある。
【0008】そして、このような構成を採用したことに
より、前記仕切部材を折曲させて前記収納部内に突出さ
せることにより、包装用容器の収納空間を仕切ることが
でき、収納した物品の移動を拘束することができる。
【0009】また、請求項2に記載の包装用容器の特徴
は、請求項1に記載の包装用容器であって、前記仕切部
材は、前記側壁から前記底壁および前記頂壁の少なくと
も一方にかけて相互に平行に形成された2本の切断線
と、前記2本の切断線の端部間に形成された折曲線とに
より囲まれた部材である点にある。
【0010】そして、このような構成を採用したことに
より、前記2本の切断線に挟まれた部分を前記折曲線を
もって折曲することで、仕切部材を前記収納部内に突出
させることができる。
【0011】請求項3に記載の包装用容器の特徴は、請
求項2に記載の包装用容器であって、前記2本の切断線
間に形成された折曲線が前記側壁と前記底壁または頂壁
との間の折曲線を兼ねている点にある。
【0012】このような構成を採用したことにより、よ
り確実かつ容易に仕切部材を収納部内に突出させること
ができる。
【0013】そして、請求項4に記載の包装用容器の特
徴は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の包
装用容器であって、複数の収納部からなる収納空間がそ
れぞれ複数列にわたって形成されており、これらのうち
の少なくとも1列の収納空間に前記仕切部材が形成され
ている点にある。
【0014】このような構成を採用したことにより、包
装用容器の形状や、物品の収納パターンを限定的なもの
とせず、種々の包装用容器の形状や収納パターンを可能
とすることができる。
【0015】さらに、請求項5に記載の包装用容器の特
徴は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の包
装用容器であって、前記各収納部には、収納された物品
の有無を確認するための開放窓が形成されている点にあ
る。
【0016】このような構成を採用したことにより、包
装用容器を開封せずに、収納された物品の有無を確認す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図7を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の第1実施形態の包装用容
器1を示す斜視図であり、図2は、この図1の包装用容
器1の組立前の状態(以下、ブランク2という)を示す
平面図である。
【0019】本実施形態の包装用容器1は、直方体状に
形成された物品の同形状のものを最大8個まで収納可能
とする包装用容器1であり、最大8個の物品を収納する
場合には、4個2列に整列配置した状態に収納するよう
に構成されている。本実施形態においては、前記包装用
容器1は厚手の段ボール部材により構成することとする
が、その素材は段ボールに限らず、厚紙などであっても
よい。
【0020】図2を参照してさらに詳しく説明すれば、
本実施形態の包装用容器1のブランク2は側辺方向に4
個、端辺方向に2列にして計8個の物品を整列配置可能
な長方形状の底壁3を有しており、この底壁3の対向す
る側辺にはそれぞれ折曲線L1,L2を介して側壁4,
5が連設されている。前記各側壁4,5は、包装用容器
1に収納される物品の厚さ寸法とほぼ同寸法の幅を有す
るほぼ長方形状に形成されており、前記包装用容器1を
形成したときに、両側壁4,5は前記折曲線L1,L2
を介して前記底壁3に対してほぼ直角に上方に折り曲げ
られ、ほぼ平行に近い位置をとって相互に対向するよう
になっている。
【0021】また、前記底壁3の対向する端辺にも、そ
れぞれ折曲線L3,L4を介して前記物品の厚さ寸法と
ほぼ同寸法の幅を有する長方形状に形成された端壁6,
7が連設されており、この各端壁6,7も、包装用容器
1を形成したときに、前記折曲線L3,L4を介して前
記底壁3に対してほぼ90゜に上方に折り曲げられ、ほ
ぼ平行に近い位置をとって相互に対向するようになって
いる。各端壁6,7の前記底壁3側の端辺に対向する端
辺には、それぞれ折曲線L5,L6を介して舌片8,9
が形成されており、各舌片8,9の前記包装用容器1の
端辺方向中央部には、舌片8,9の自由側端辺から各端
壁6,7の前記底壁3側の端辺にまで至る切欠き10,
11が形成されている。そして、各舌片8,9は、それ
ぞれ前記折曲線L5,L6から約90゜に内側に折り曲
げられ、前記底壁3とほぼ平行に近い位置をとって対向
するようになっている。
【0022】また、前記各側壁4,5の前記底壁3側の
端辺に対向する端辺には、それぞれ折曲線L7,L8を
介して頂壁12,13が連設されている。各頂壁12,
13はそれぞれ前記底壁3の端辺方向長さのほぼ半分の
幅寸法、つまり、各物品の縦配列方向の長さ寸法とされ
た略長方形状に形成されており、各頂壁12,13の前
記側壁4,5側端辺と対向する端辺には、さらに折曲線
L9,L10を介して舌片14,15が形成されてい
る。
【0023】これらの各頂壁12,13は、包装用容器
1を形成したときに、前記折曲線L9,L10から約9
0゜に内側に折り曲げられ、前記底壁3とほぼ平行に近
い位置をとって対向するようになっている。そして、前
記各舌片14,15は、さらに、前記折曲線L9,L1
0を介して約90゜に下方に折り曲げられ、相互の上面
同士を合せるようにして、前記端壁6,7に連設する舌
片8,9に形成された切欠き10,11に嵌合するよう
になっている。
【0024】つまり、前記前記切欠き10,11を、頂
壁12,13に連設された舌片14,15を嵌合させる
嵌合部として機能させ、前記頂壁12,13は、包装用
容器1の開閉可能な蓋として機能させる。このように構
成することにより、開閉可能とされた各頂壁12,13
がそれぞれ前記包装用容器1内に各物品を収納する4個
の収納部(各収納部を図中A〜Dに示す)からなる4個
の物品を整列収納可能な収納空間S1,S2を形成する
こととなる。
【0025】なお、前記各舌片8,9,14,15の隅
部には、それぞれ面取りが施されている。
【0026】また、本実施形態の包装用容器1において
は、包装用容器1の一側壁4とこれに連設された頂壁1
2には、この頂壁12によりその上面を覆われて包装用
容器1に収納されることとなる4個の物品のうち、一端
側から2番目に配列される物品の配列位置を区切るため
の2本の切断線16,17が形成されている。以下、こ
の切断線が形成された側壁4および頂壁12を、便宜
上、切断線形成頂壁18という。
【0027】さらに詳しく説明すれば、前記切断線1
6,17のうち切断線形成頂壁18の端部側に形成され
た切断線16は、図2に示すように、前記切断線形成頂
壁18の一端辺から物品1個分の配列方向寸法(図中X
に示す)の位置に、前記底壁3と側壁4との間に形成さ
れた折曲線L1から前記側壁4および頂壁12の連設方
向に向かって垂直に前記側壁4の高さ寸法(図中Yに示
す)の略2倍の長さ寸法(図中2Yに示す)だけ延在す
るようにして形成されている。また、他の1本の切断線
17は、前記1本目の切断線16から、さらに物品1個
分の配列方向寸法だけ内側の位置に、前記1本目の切断
線16と平行となるようにして、前記底壁3と側壁4と
の間に形成された折曲線L1から前記側壁4および頂壁
12の連設方向に向かって前記側壁4の高さ寸法の略2
倍の長さ寸法だけ延在するようにして形成されている。
【0028】前記頂壁12の2本の切断線16,17の
端部間には折曲線L11が形成されており、この折曲線
L11と、前記底壁3と側壁4との間に形成された折曲
線L1と、前記2本の切断線16,17とに囲まれた部
分は、各壁4,12の一部をなす位置と、前記収納部S
内に突出する位置とをそれぞれとりうるように相互に逆
方向に折曲可能とされた仕切部材19となされている。
【0029】なお、前記2本の切断線16,17は前記
側壁4と前記底壁3および前記頂壁12の少なくとも一
方に形成されていればよい。また、本実施形態において
は、前記2本の切断線16,17を、前記折曲線L1か
ら頂壁12方向に前記側壁4の高さ寸法の略2倍の長さ
寸法だけ延在するように形成したが、この切断線16,
17の長さ寸法は、側壁4の高さ寸法以上であれば、仕
切部材19として機能させることは可能である。また各
切断線16,17を前記側壁4の高さ方向の中間位置を
基点として延在するように形成することも可能である。
【0030】次に、本実施形態の包装用容器1をもって
物品を包装する場合について、図3を参照して説明す
る。
【0031】本実施形態の包装用容器1は、前記ブラン
ク2を折り畳み、前記仕切部材19を各壁4,12の一
部をなす位置から収納空間S1の内側に折曲して突出さ
せることにより、この収納空間S1の1つの収納部Bに
仕切りを形成した包装用容器1となる。
【0032】つまり、前記仕切部材19を、図2に示す
ように、前記折曲線L11から約90゜に収納空間S1
の収納部B内に折り曲げると同時に、底壁3と側壁4と
の間に形成された折曲線L1から約180゜の角度で底
壁3側に折り返すようにする。このとき、側壁4と頂壁
12との間に形成された折曲線L7部分は約90゜に折
り曲げられることとなる。このように、開閉自在とされ
た切断線形成頂壁18を閉状態とすることにより、包装
用容器1の収納空間S1内の1つの収納部Bに仕切部材
18を配設することができる。
【0033】なお、前記仕切部材19の折曲角度は、そ
の切断線16,17の長さ寸法等により異なったものと
なるが、本実施形態においては、切断線16,17の長
さ寸法を側壁4の高さ寸法Yの略2倍としたことによ
り、前述のように、折曲角を90゜ずつとし、底壁3上
に接触する部位を有する極めて安定した状態で収納部B
へ突出した仕切部材19を形成することができる。
【0034】なお、この作業においては、折曲線L1,
L2…を予め間歇的に切断部を形成した破線とすること
で比較的容易に行うことができる。
【0035】このように形成された包装用容器1の切断
線形成頂壁側18の収納空間S1は、前記仕切部材19
の物品の配列方向の寸法を物品1個分の配列方向の寸法
Xとしているため、前記仕切部材19の左右に確実に物
品1個分の1つの収納部Aと、2個分の2つの収納部
C,Dとを形成することができる。
【0036】そして、開閉可能とされた蓋として機能す
る頂壁12を開にした状態で、仕切部材19が一体形成
された収納用容器1内に1個乃至7個の物品をそれぞれ
移動を拘束した状態で収納することができる。
【0037】具体的には、1個の物品を収納する場合
は、図3の収納空間S1内の物品1個分の収納部Aに収
納する。
【0038】また、2個の物品を収納する場合は、図3
の収納空間S1内の物品2個分の2つの収納部C,Dに
それぞれ1個ずつ収納し、3個の物品を収納する場合
は、前記収納部A,C,Dにそれぞれに1個ずつ物品を
収納する。
【0039】そして、4個の物品は、図3の切断線形成
頂壁18の他の頂壁13側の収納空間S2に収納する。
この他の頂壁13側の収納空間S2には仕切部材19を
形成していないので、当初から物品4個分の4つの収納
部E,F,G,Hが形成された収納空間S2となってい
るからである。勿論、前記仕切部材19を形成する頂壁
4および側壁12を、その切断線形成頂壁18の他の頂
壁4および側壁12と面一に位置させてから、この切断
線形成頂壁18側の収納空間S1内の収納部A,B,
C,Dにそれぞれ1個づつ、計4個の物品を収納しても
よい。
【0040】5個以上の物品は、前記収納空間S2内に
4個の物品を収納し、残数の物品を切断線形成頂壁18
側の収納空間S1内に収納するようにする。つまり、5
個の物品を収納する場合は、収納空間S2内に4個、前
記切断線形成頂壁18側の収納空間S1内の収納部Aに
1個の物品を収納する。同様に、6個の物品を収納する
場合は収納空間S2内に4個と収納空間S1内の収納部
C,Dにそれぞれ1個ずつ、7個の物品を収納する場合
は収納空間S2内に4個と収納空間S1内の収納部A,
C,Dにそれぞれ1個ずつ収納することとなる。
【0041】そして、8個の物品を収納する場合、前述
のようにして前記仕切部材19を形成する頂壁12およ
び側壁4を、その切断線形成頂壁18を構成する頂壁1
2および側壁4と面一に位置させて、収納空間S1,S
2の各収納部A〜Hに前記8個の物品を収納する。
【0042】そして、所望の数の物品の収納後に、開閉
自在とされた2つの頂壁12,13の舌片14,15の
上面同士を合せるようにして、前記端壁6,7に連設さ
れた舌片8,9に形成された切欠き10,11に嵌合さ
せて閉状態とし、包装を完了させる。
【0043】なお、前述の包装作業では頂壁12,13
を開状態として物品を収納部Sに収納するようにした
が、本実施形態の包装用容器1は、両端壁6,7も開閉
自在とされているので、この端壁6,7を開状態とし、
包装用容器1の端部側から物品を収納部Sに収納するよ
うにすることも可能である。
【0044】このように、本実施形態の包装用容器1に
おいては、前記包装用容器1の収納部を仕切る仕切部材
19を包装用容器1と一体に形成し、前記仕切部材19
を収納部B内に折曲させて位置させたり、または、前記
仕切部材19を各壁4,12と面一に位置させたりする
ことで、収納する物品の個数に合わせた収納空間S1を
形成することができる。
【0045】そして、収納された物品は、包装用容器1
自体と前記仕切部材19とによって、しっかりと保護さ
れ、移動を拘束されて配置されることとなるので、包装
用容器1の空間部分にエアキャップ等の緩衝材を装填し
たり、仕切りを別設したりする作業を省略することがで
き、収納する物品の数に応じて異なる大きさの包装用容
器1を用意する必要もない。さらには、緩衝材等のコス
トの削減も可能となり、包装用容器1の保管部や在庫管
理等の問題も解消する。
【0046】また、図4は、本発明の第2実施形態を示
しており、10個の物品を5個2列に収納可能とする包
装用容器1である。本実施形態の包装用容器1は、仕切
部材19の形成位置以外の主要部は前述の第1実施形態
と同様であり、物品の配列方向寸法と同寸法とされた仕
切部材19を、側辺方向に並ぶ5個の物品の2番目と4
番目の配列位置となる収納部内に突出するように形成し
た点で異なるものである。
【0047】このように、本発明の包装用容器1に一体
形成される仕切部材19は1個に限ることなく、必要に
応じて必要な数だけ必要なところに配設すればよい。そ
の場合にも、効果は前述の第1実施形態と同様のものが
得られる。
【0048】なお、仕切部材19を形成する側壁は一方
の側壁に限ることなく、両側壁に1つずつの仕切部材1
9を形成し、収納空間S1,S2内にそれぞれ仕切部材
19が形成される構成としてもよい。
【0049】また、図5は、本発明の第3実施形態を示
しており、本実施形態の包装用容器21は4個の物品を
1列に収納可能とするものである。
【0050】本実施形態の包装用容器21は、底壁2
2、側壁23、頂壁24および側壁25を順に折曲線L
21,L22,L23,L24を介して連設し、無端状
とした包装用容器1本体を有し、使用時において前記包
装用容器1を角筒状に成型するとともに、前記底壁3の
両端辺にそれぞれ舌片26,27を有する端壁28,2
9を折曲線L25,L26を介して連設し、開閉可能の
蓋として機能させるように形成されている。前記舌片2
6,27は、前記頂壁24の内面に沿うようにして包装
用容器1の収納空間S内に折り込まれるようになされて
いる。
【0051】そして、本実施形態の包装用容器1におい
ても、前述の第1実施形態と同様に、一端側から2番目
に配列される物品の配列位置となる収納空間S内の収納
部Jに折曲可能な仕切部材30が形成されている。
【0052】前記仕切部材30は、側壁23と底壁22
の一部とにより構成されており、本実施形態において仕
切部材30を構成する切断線32,33は、側壁の高さ
寸法以上2倍寸法以下に形成されている。この場合、仕
切部材30を構成する側壁部分23’を頂壁24との間
に形成された折曲線L22から鋭角に収納部J内に折り
曲げ、底壁22側は、仕切部材30を構成する底壁22
の一部22’を底壁22に形成された折曲線L27部分
から鋭角に収納部J内に折り曲げることにより、収納空
間Sに突出する仕切部材30を形成することができる。
この仕切部材30の折曲状態は、図6に示すようにな
る。
【0053】また、本実施形態の包装用容器1において
は、頂壁24には各収納部I,J,K,Lに対応させて
1個づつの開放窓31,31…が穿設されており、収納
空間Sに収納されている物品を外部から確認できるよう
に構成されている。
【0054】このように構成された包装用容器1におい
ても、その収納空間Sの収納部Jに前記仕切部材30を
折曲形成した場合には、前記仕切部材30により物品1
個分の1つの収納部Iと2個分の2つの収納部K,Lと
に仕切り、収納された物品を収納空間S内において移動
を拘束して配置させることが可能となる。また、前記仕
切部材30を構成する頂壁24および側壁25をそれぞ
れ包装用容器1本体の各壁24,25と面一に位置させ
ることで、最大収納数量である4個の物品を収納空間S
に収納することが可能となる。
【0055】なお、本実施形態の包装用容器1の場合、
包装用容器1本体は無端状とされており半成型品となっ
ているが、1個から4個までの物品の収納を1つの包装
用容器1をもって緩衝材等を必要とせずに収納すること
ができる点等において、前述の実施形態と同様の効果を
奏するものである。
【0056】また、図7には、図5の収納用容器21の
前記切断線32,33を側壁23とこれに折曲線L22
およびL21を介して連設する頂壁24および底壁22
とに形成し、この切断線32,33の端部間に形成され
た折曲線L27,L28と前記切断線32、33とに囲
まれた部分を仕切部材34として構成し、収納空間S内
に突出させるようにして配置した場合を第4実施形態と
して示している。このような仕切部材34の構成であっ
ても、前述の各実施形態の仕切部材19,30と同様の
効果を奏することはいうまでもない。
【0057】本発明は前記実施形態のものに限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することが可能で
ある。例えば、第3実施形態の収納された物品を目視す
るための開放窓31は前述の各実施形態の包装用容器1
に形成可能であるし、その形成箇所も頂壁24(12,
13)に限らない。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る包装用容
器は、前記包装用容器の収納空間を仕切る仕切部材を包
装用容器と一体に形成し、前記仕切部材を収納空間内の
収納部に曲折して位置させたり、各壁と面一に位置させ
たりすることで、収納する物品の個数に合わせた収納空
間を形成し、収納される物品を包装用容器自体と前記仕
切部材とによってしっかりと保護し、移動を拘束して配
置することが可能となる。
【0059】よって、緩衝材等を必要とせず、収納する
物品の数に応じて異なる大きさの包装用容器を用意する
必要もなくなるのでコストの削減も可能となり、包装用
容器の保管スペースを小さいものとし、在庫管理を簡便
にすることができる。
【0060】また、包装用容器の収納部に開放窓を形成
することにより、収納されている物品を外部から目視す
ることができ、包装作業を確実ならしめる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の収納用容器の第1実施形態を示す斜
視図
【図2】 図1の収納用容器の展開図
【図3】 収納する物品数に応じた収納部を示す説明図
【図4】 本発明の収納用容器の第2実施形態を示す斜
視図
【図5】 本発明の収納用容器の第3実施形態を示す斜
視図
【図6】 図5の6−6断面図
【図7】 本発明の収納用容器の第4実施形態における
要部断面図
【符号の説明】
1 包装用容器 2 ブランク 3 底壁 4,5 側壁 6,7 端壁 8,9 (端壁に連設する)舌片 10,11 切欠き 12,13 頂壁 14,15 (頂壁に連設する)舌片 16,17 切断線 18 切断線形成頂壁 19 仕切部材 21 包装用容器 22 底壁 23 側壁 24 頂壁 25 側壁 26,27 舌片 28,29 端壁 30 仕切部材 31 開放窓 32,33 切断線 34 仕切部材 L1〜L11,L21〜L28 折曲線 A〜L 収納部 S 収納空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ長方形状をなす底壁と互いに対向す
    る一対の側壁と相互に対向する一対の端壁と頂壁とによ
    りほぼ直方体形状に形成され、前記側壁の延在方向に同
    形状の複数の物品を整列収納可能な複数の収納部からな
    る収納空間が形成されている包装用容器であって、1つ
    の収納部に対応する前記一方の側壁と前記底壁および前
    記頂壁の少なくとも一方とにより、この収納部内に突出
    し、隣接する収納部内の物品の移動を拘束する少なくと
    も1つの仕切部材を、各壁の一部をなす位置と前記収納
    部内に突出する位置とをそれぞれとりうるように折曲可
    能に形成したことを特徴とする包装用容器。
  2. 【請求項2】 前記仕切部材は、前記側壁から前記底壁
    および前記頂壁の少なくとも一方にかけて相互に平行に
    形成された2本の切断線と、前記2本の切断線の端部間
    に形成された折曲線とにより囲まれた部材であることを
    特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 【請求項3】 前記2本の切断線間に形成された折曲線
    が前記側壁と前記底壁または頂壁との間の折曲線を兼ね
    ていることを特徴とする請求項2に記載の包装用容器。
  4. 【請求項4】 複数の収納部からなる収納空間がそれぞ
    れ複数列にわたって形成されており、これらのうちの少
    なくとも1列の収納空間に前記仕切部材が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の包装用容器。
  5. 【請求項5】 前記各収納部には、収納された物品の有
    無を確認するための開放窓が形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の包
    装用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102371782B1 (ko) * 2021-07-30 2022-03-10 주식회사 아메바랩 제품 탈락 방지용 종이패드 및 이를 구비한 포장박스

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