JPH11227841A - 多室パウチ - Google Patents

多室パウチ

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JPH11227841A
JPH11227841A JP10039821A JP3982198A JPH11227841A JP H11227841 A JPH11227841 A JP H11227841A JP 10039821 A JP10039821 A JP 10039821A JP 3982198 A JP3982198 A JP 3982198A JP H11227841 A JPH11227841 A JP H11227841A
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靖 波多野
Kikuo Matsuoka
喜久夫 松岡
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3261Flexible containers having several compartments
    • B65D81/3266Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り曲げ位置が仕切部になくとも、また折り曲
げ位置が多少ずれても仕切部が破壊せず、しかも包材の
構成や厚み等が制限されない、使用性に優れた多室パウ
チを提供する。 【解決手段】単層又は複層のプラスチックフィルムによ
り構成された、主収納室と主収納室と連通可能な副収納
室、および主収納室と副収納室を隔離する仕切部とを有
する多室パウチにおいて、仕切部が対向する容器内壁と
これらの間に挿入した別体のシート部材をヒートシール
することによって形成されたものであり、シート部材の
片面は容器内壁の一方と強固に接合するタイトシール部
を形成し、シート部材の他面は容器内壁の他方と弱い接
合力で接合する易剥離性シール部を形成し、タイトシー
ル部の副収納室側端部を易剥離性シール部の副収納室側
端部よりも主収納室側にずらせて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単層又は複層のプ
ラスチックフイルムにより構成された多室パウチ、特に
粉体や液体を分離して収納し、使用時に圧をかけて仕切
部を開封し、内容物を混合して使用する多室パウチに関
する。
【0002】
【従来の技術】複数の収納室が連通可能な仕切手段で仕
切られた多室パウチは、各成分を予め混合した状態で保
存すると反応を起こし変質する、例えば、医療用輸液と
その溶解液、注射用粉末製剤とその溶解液、調味料、混
合型接着剤などの内容物を分離収容するために用いられ
る。こうした容器は、使用時には混合比を調整すること
なく容易に混合することができ、しかも外部からの異物
の混入を防止できることから、特に医療用において需要
が増大している。これらの分離収容タイプのパウチのう
ち、例えば、特開昭63−19149号公報に記載され
ているような仕切部を易剥離性のヒートシールにより形
成したものは、多室化が容易であり、使用性に優れてい
る。しかし、輸送や貯蔵時にパウチに力がかかった場
合、仕切部が破壊し分離収納した各成分が混合してしま
うという問題を有していた。
【0003】これを解決するための手段として、特開平
1−240469号公報には、直線状の易剥離性の仕切
部を有する包装袋を仕切部で折り曲げる流通保管形態が
記載されている。また、特開平9−226846号公報
には、複数の収容室を設けた包装袋を仕切部で折り曲
げ、更に折り曲げを拘束するため両側のシール部が開か
ないように固定した混合包装袋が記載されている。これ
らのパウチでは、折り曲げにより仕切部に作用する破壊
力が緩和されるため、仕切部で隔離されているどちらの
内容物に内圧が生じても、仕切部が破壊し難くなり、前
記した問題点は改善される。しかし、折り曲げ変形によ
り生じるひずみにより仕切部が破壊しないよう、包材の
構成や厚み等が制限され、仕切部のヒートシール強度も
使用性を考慮した圧力を加えることによって破壊される
圧潰易剥離性シールよりも高くする必要があり、使用性
が損なわれ易い。また、この効果を得るための折り曲げ
位置は極めて狭い範囲に限られるのに対し、仕切部は他
の部分より剛性が高く曲がりにくいため、結束帯や外装
により折り曲げを十分に拘束しておかなければ、仕切部
が位置ずれし破壊するという危険性も有している。
【0004】本発明者らは、これら従来の多室パウチの
欠点を改良するものとして、パウチ側壁の少なくとも1
箇所を外側に伸張させて分岐した少なくとも1つの収納
室となる小室を設けた多室パウチを発明し、先に特許出
願をした。(特願平8−354216号)この多室パウ
チは、分岐部近傍の小室側に、小室とパウチ本体側とを
分離する易剥離性のヒートシールによる仕切部を有する
ものである。流通保管時には分岐部を支点として分岐し
た小室をパウチ本体に折り曲げ沿わせるため、パウチ本
体側に生じた衝撃力は分岐部で緩和乃至は分断され、仕
切部に作用する破壊力が軽減されるため、仕切部の保護
性に優れる。また、折り曲げは分岐部を支点としている
ためずれない。更に、仕切部は使用性を考慮した圧潰易
剥離性とすることができる。しかし、このパウチの仕切
部の保護性は、小室側に生じた破壊力には効果を奏さな
いので、小室側の内容品は、粉体や固形物、あるいは、
比較的小容量の液体に限定されるという問題点を未だ有
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
上記従来技術の問題点を解消し、折り曲げ位置が仕切部
になくとも、また折り曲げ位置が多少ずれても仕切部が
破壊せず、しかも包材の構成や厚み等が制限されない、
使用性に優れた多室パウチを提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、小室側に生じた破壊力
に対しても、仕切部の保護性を示す分岐した多室パウチ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は下記の構成をとるものである。 1.単層又は複層のプラスチックフィルムにより構成さ
れた、主収納室と主収納室と連通可能な副収納室、およ
び主収納室と副収納室を隔離する仕切部とを有する多室
パウチにおいて、仕切部が対向する容器内壁とこれらの
間に挿入した別体のシート部材をヒートシールすること
によって形成されたものであり、シート部材の片面は容
器内壁の一方と強固に接合するタイトシール部を形成
し、シート部材の他面は容器内壁の他方と弱い接合力で
接合する易剥離性シール部を形成し、タイトシール部の
副収納室側端部を易剥離性シール部の副収納室側端部よ
りも主収納室側にずらせて配置したことを特徴とする多
室パウチ。 2.仕切部の少なくとも開封開始部において、易剥離性
シール部の主収納室側端部をタイトシール部の主収納室
側端部と同じか副収納室側にずらせて配置したことを特
徴とする1に記載の多室パウチ。 3.易剥離性シール部が圧潰易剥離性シール部であるこ
とを特徴とする1又は2に記載の多室パウチ。 4.易剥離性シール部が、仕切部に挿入したシート部材
の片面ないしその近傍に容器内壁とは異種の樹脂層を設
け、容器内壁にヒートシールすることにより形成したも
のであることを特徴とする1〜3のいずれか1項に記載
の多室パウチ。 5.易剥離性シール部が、仕切部に挿入したシート部材
の片面ないしその近傍に容器内壁と同種の樹脂と該樹脂
とは非相溶性の樹脂との混合物層を設け、容器内壁にヒ
ートシールすることにより形成したものであることを特
徴とする1〜3のいずれか1項に記載の多室パウチ。 6.タイトシール部が、仕切部に挿入したシート部材の
片面に容器内壁と同種の樹脂層を設け、容器内壁にヒー
トシールすることによって形成したものであることを特
徴とする1〜5のいずれか1項に記載の多室パウチ。 7.タイトシール部の副収納室側端部と易剥離性シール
部の副収納室側端部のずれが0.5〜20mmであるこ
とを特徴とする1〜6のいずれか1項に記載の多室パウ
チ。 8.副収納室が同一平面内で主収納室に隣接して設けら
れたものであることを特徴とする1〜7のいずれか1項
に記載の多室パウチ。 9.副収納室および仕切部が主収納室の側壁を分岐させ
て形成した小室に設けられたものであることを特徴とす
る1〜7のいずれか1項に記載の多室パウチ。 10.容器側壁を仕切部より主収納室側で折り曲げ、主
収納室に副収納室を沿わせて固定したことを特徴とする
1〜9のいずれか1項に記載の多室パウチ。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、図面に基づいて本発明の
実施の形態を詳細に説明する。本発明の多室パウチで
は、主収納室と副収納室という用語を使用するが、これ
らの用語は単に複数の収納室を区別するために使用する
ものであり、主及び副という用語が収納室の大小関係を
表すものではない。図1〜図3は本発明の多室パウチの
1例を示す図であり、図1は内容物充填前の多室パウチ
を開いた状態を示す平面図、図2は内容物充填後の多室
パウチを開いた状態の断面図、そして図3は内容物充填
後多室パウチを折り曲げた状態を示す断面図である。ま
た、図4及び図5は従来の多室パウチを示す断面図であ
る。これらの図において符号1は多室パウチ、符号2は
副収納室、符号3は主収納室、符号4は仕切部、符号5
は折り曲げ部、符号6は周縁ヒートシール部、符号7は
注出口、そして符号8は固定部を表す。
【0008】この多室パウチ1では、同一平面内で隣接
するように副収納室2と、主収納室3が設けられ、副収
納室2と主収納室3は仕切部4により仕切られている。
この多室パウチ1は、副収納室2及び主収納室3にそれ
ぞれ内容物を充填した後に図3のように折り曲げて、固
定部8で固定しそのままの状態で輸送や貯蔵することが
できる。そして、この多室パウチを使用する際には、図
2のように多室パウチ1を拡げて主収納室3を押圧する
と(符号30)、仕切部4が破壊されて、主収納室3の
内容物が副収納室2に流入して両室に収納された内容物
の混合溶液が得られる。得られた混合溶液は注出口7か
ら導出され、例えば点滴等に使用される。
【0009】この多室パウチ1の仕切部4は、容器の壁
材9、10とこれら壁材とは別体のシート部材11をヒ
ートシールすることによって形成する。シート部材11
の片面は壁材9と強固に接合するタイトシール部12を
形成し、シート部材11の他面は壁材10と弱い接合力
で接合する易剥離性シール部13を形成する。そして、
タイトシール部12の副収納室側端部は図2及び図3に
みられるように、易剥離性シール部13の副収納室側端
部よりも主収納室3側にずらせて配置する。
【0010】このように仕切部4においてタイトシール
部12の端部をずらせて配置することにより、副収納室
2に加わる外圧20は内容物により伝達されて、矢印2
1で示したようにタイトシール部12の副収納室端部に
破壊力として作用しタイトシール部12を開封しようと
するが、タイトシール部12は壁材9と強固に接合して
いるために開封はしない。一方、この破壊力21はシー
ト部材11を介して、易剥離性シール部13の副収納室
側端部には剪断力として作用するが、易剥離性シール部
13は剪断力に対しては極めて強いために開封しない。
本発明においては、タイトシール部12の副収納室側端
部と易剥離性シール部13の副収納室側の端部のずれ
は、上記した効果と易開封性の点から、0.5〜20m
m、特に1〜10mmの範囲に設定することが好まし
い。
【0011】多室パウチ1の仕切部4の主収納室3側で
は、少なくとも開封開始部において、易剥離性シール部
13の端部はタイトシール部12の端部と同じか副収納
室側にずらせて配置する。このような配置とすることに
より、多室パウチを開いた状態で主収納室3に加えられ
た外圧30は内容物により伝達されて、矢印31で示し
たように易剥離性シール部13の端部に剥離力として作
用し、開封開始部より仕切部4が容易に開封される(図
2参照)。開封開始部における易剥離性ヒートシール部
の形状は、一部を主収納室側に突出させた烏口形状とす
ると、開封開始が確実かつ容易となるので好ましい。ま
た、本発明のパウチは、圧潰開封するほかに、主収納室
の仕切部近傍の対面する両方の側壁、もしくは側壁に設
けた開封用のタブを外側に引っ張って開けることもでき
る。多室パウチ1を折り曲げた状態で主収納室3に外圧
30が加えられた場合には、内容物により伝達された力
31は折り曲げ部5で遮断され、仕切部4には伝達され
ない(図3参照)。したがって、本発明の多室パウチを
折り曲げた状態で輸送又は貯蔵する際に、多室パウチに
外圧20又は30が作用しても、仕切部4が破壊され副
収納室2と主収納室3に収納された内容物が混合するこ
とはない。また、仕切部はヒートシールしてあるので、
他の部分より剛性が高く折れ曲がりにくいことから、結
束帯や外装により折り曲げを軽く拘束するだけで、折り
曲げが仕切部を越えて副収納室側にずれることが防止さ
れる。
【0012】これに対してタイトシール部の端部と易剥
離性ヒートシール部の端部の配置をずらせていない従来
の多室パウチでは、図4及び図5にみられるように多室
パウチを開いた状態でも、閉じた状態でも、副収納室2
に加えられる外圧40は内容物により伝達されて矢印4
1で示したように易剥離性ヒートシール部13の端部に
剥離力として作用し、易開封シール部13が破壊されて
仕切部4が開封される。本発明の多室パウチでは、仕切
部4におけるタイトシール部の端部と易剥離性ヒートシ
ール部の端部の位置をずらせて配置することによって、
意外にも上記のような極めて顕著な効果を奏するもので
ある。
【0013】本発明の多室パウチは単層又は複層のプラ
スチックフイルムにより構成されるが、使用するプラス
チックフイルムとしては特に制限はなく、通常パウチに
用いられるものはいずれも使用可能であるが、少なくと
も内層としてヒートシール性のある樹脂層を有するプラ
スチックフイルムを使用する。プラスチックフイルムを
構成するのに適したプラスチック材料としては、例えば
結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共
重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチル
ペンテン−1、低−、中−、或いは高密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、EVA
ケン化物、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EE
A)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)
等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体;ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合
体;ポリアクリル系樹脂;アクリロニトリル−スチレン
共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共
重合体の如きニトリル重合体;ナイロン6、ナイロン6
6、パラまたはメタキシリレンアジパミドの如きポリア
ミド類;ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチ
レンテレフタレート等のポリエステル類;各種ポリカー
ボネート;フッ素系樹脂;ポリオキシメチレン等のポリ
アセタール類等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。
【0014】ヒートシール性のあるプラスチック材料と
しては、例えば公知の低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン系不飽和カル
ボン酸乃至その無水物でグラフト変性されたオレフィン
樹脂等のオレフィン系樹脂、比較的低融点乃至低軟化点
のポリアミド乃至コポリアミド樹脂、ポリエステル乃至
コポリエステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等が使用さ
れる。これらのプラスチック材料からなるフイルムは未
延伸の、或いは一軸又は二軸延伸したフイルムとして用
いられる。
【0015】本発明の包装袋に使用するプラスチックフ
イルムは、これらのプラスチックフイルムを単層で、又
は2種以上を積層して構成することができ、また、これ
らのプラスチックフイルムの1種又は2種以上と、アル
ミニウム等の金属箔、紙、セロファン等を貼合せて構成
することも出来る。特に、ガスバリヤー性を必要とする
内容物の場合には、ポリ塩化ビニリデン樹脂、EVAケ
ン化物、ナイロン又は環状オレフィンコポリマー等の樹
脂層、アルミニウムや酸化珪素などの金属酸化物の蒸着
膜を有する樹脂層、アルミニウム等の金属箔を含む積層
フイルムを使用することが好ましい。これらの積層フイ
ルムを製造する際には、各層間に必要に応じてエポキシ
系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエチレンイミン系樹脂等
からなるアンカー剤を介在させることもできる。
【0016】パウチを構成するフイルムに剛性や断熱性
等を付与するために、各種合成樹脂の発泡体からなるフ
イルムを使用することもでき、また各種合成樹脂に酸化
チタン、炭酸カルシウム、カーボン等の添加剤を充填し
たフイルムを使用することもできる。プラスチックフイ
ルムを単層とするか、又はどのような層構成のものとす
るかは、パウチに充填する内容物の性状に応じて選択す
ればよい。プラスチックフイルムの製造は、キャスト
法、Tダイ法、カレンダー法又はインフレーション法等
の通常の方法により行うことができる。また、積層フイ
ルムの製造は、あらかじめ形成したフイルムのドライラ
ミネーション、基体フイルムへのコーティング、溶融共
押し出し等通常の方法により行うことができる。
【0017】本発明の多室パウチにおいて、仕切部を形
成するシート部材は、容器の内壁の一方とはタイルシー
ル部を形成し、他方とは易剥離性シール部を形成する。
タイトシール部の形成は、シート部材の片面に容器の内
壁と同種のヒートシール性樹脂層を用いることによって
達成される。また、易剥離性シール部の形成は、シート
部材の他面乃至その近傍に界面剥離性ないしは凝集破壊
性の弱接合部を設けることにより達成される。仕切部を
形成するには、例えば図6にみられるように、シート部
材11の一面に容器内壁と同種のヒートシール性樹脂層
15を設け、他面には異種のヒートシール性樹脂層16
を設けた2層構成とする。これにより、容器内壁とシー
ト部材をヒートシールした際に、シート部材11の片面
15は容器内壁とタイトシール部を形成し、他面16は
界面剥離し易い易剥離性シール部を形成する。
【0018】また、シート部材11を、例えば図7にみ
られるように3層構成として、両面に容器内壁と同種の
ヒートシール性樹脂層を一方は厚く(符号15)、他方
は破断し易く薄く(符号17)設け、かつ、異種のヒー
トシール性樹脂層を中間層16として、これらの間に設
けてもよい。この場合、容器内壁とシート部材をヒート
シールした際に、シート部材11は両面とも容器内壁と
はタイトシールを形成するが、同種のヒートシール性樹
脂層を薄く設けた方(符号17)は、剥離力が作用した
場合、この層が破断するため、剥離は中間層16との間
の界面剥離となり、実質的にこの面は易剥離性シール部
を形成することになる。
【0019】このように、仕切部を形成するシート部材
として用いられ界面剥離を生ずる材料の例としては、線
状低密度ポリエチレンとポリプロピレン系樹脂、又は線
状低密度ポリエチレンと環状ポリオレフィン系樹脂、線
状低密度ポリエチレンとポリブデン−1樹脂などの組合
せがある。また、容器の内壁と同種のヒートシール性樹
脂に非相溶の樹脂を加えたブレンド物の層も、界面剥離
性ないしは凝集破壊性の弱接合部を形成することから、
この層を前記したと同様な層構成にして用いることがで
きる。このような例としては、ポリエチレンとポリプロ
ピレン、ポリエチレンとポリブテン等のブレンド物が挙
げられ、その配合比を調整することにより、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテンなどの容器内壁に対し
て、易剥離性シール部を形成することができる。
【0020】本発明の多室パウチの仕切部は、例えば図
8に示すようなヒートシール装置を使用して形成するこ
とができる。図8はヒートシール装置の1例を示す断面
模式図であり、このヒートシール装置51は、それぞれ
加熱部52、53、冷却部54、55を有する上下一対
の加熱装置により構成されている。この装置では上側の
加熱部52は下側の冷却部55と対向し、下側の加熱部
53は上側の冷却部54と対向するように、上下の加熱
部が位置をずらせて配置されている。図8では、仕切部
を形成するシート部材11として図6に示した片面に容
器の内壁材9、10と同種のヒートシール性樹脂層15
を設け、他面に内壁材とは異種のヒートシール性樹脂層
16を設けた2層構成のシート材11を使用する。この
シート部材11をパウチ内壁材9、10間に挿入し、ヒ
ートシール装置51により加熱加圧すると、パウチ壁材
9と壁材と同種のヒートシール性樹脂層15の界面は加
熱部52により加熱され、強固に接合したタイトシール
部12が形成される。一方、パウチ壁材10と壁材とは
異種のヒートシール性樹脂層16の界面は加熱部53に
より加熱され、タイトシール部12とはずらせた位置に
易剥離性シール部13が形成される。
【0021】本発明において、タイトシール部のヒート
シール強度は、流通時のシール破損を防止する意味で、
15mm幅あたり2kgf以上、好ましくは2.5kg
f以上とするのが好ましい。また、易剥離性シール部の
ヒートシール強度は、流通時のシール破損と易開封性を
確保する上で、15mm幅あたり0.1〜1kgf、特
に0.15〜0.8kgfとすることが好ましい。
【0022】つぎに、本発明の多室パウチの他の形態に
ついて図面に基づいてさらに説明する。図9〜図12は
本発明の多室パウチの他の例を示す図であり、図9は多
室パウチの斜視図、図10は内容物充填後の多室パウチ
の縦断面図、図11は仕切部の拡大断面図、そして図1
2は仕切部を開封する状態を説明する縦断面図である。
これらの図において符号1は多室パウチ、符号2は副収
納室、符号3は主収納室、符号4は仕切部、符号5は分
岐部(折り曲げ部)、符号7は注出口、符号18はパウ
チの頂部、そして符号19はパウチの底面を構成するマ
チ部である。
【0023】この多室パウチ1はいわゆるスタンディン
グパウチの1種であり、パウチ底面を構成するマチ部1
9をパウチ側壁にヒートシールすることによって、内容
物を充填した際にパウチに自立性を持たせたものであ
る。この多室パウチ1では、副収納室2はパウチ本体を
構成する主収納室3の側壁を外側に伸張させて形成した
分岐した小室に設けられており、小室の分岐部5より副
収納室側には仕切部4が設けられている。副収納室2の
先端部中央には多室パウチ1の使用時に内容物を注出す
る注出口7が設けられている。
【0024】主収納室3と副収納室2にはそれぞれ液状
の内容物が充填してある。内容物は主収納室側はパウチ
の頂部18より充填し、ヒートシールにより密封してあ
る。副収納室側は栓体から充填してもよいし、側縁部に
未シール部を設け、そこから充填してもよい。また、副
収納室の端部より内容物を充填した後、栓体をヒートシ
ールして取り付けてもよい。副収納室2は主収納室3の
側壁に分岐部5で折り曲げ沿わせてある。そのため、流
通時などにおいて、落下等によりパウチ本体内に生じた
衝撃力は、分岐部に形成する折り曲げにより緩和乃至は
分断されるため、主収納室3と副収納室2の間の仕切部
4に作用する破壊力を効果的に減少させることができ
る。
【0025】図11は、仕切部4の構成を説明するため
の部分拡大模式断面図である。このパウチの仕切部4の
構成は図1〜3のパウチの仕切部と同様であり、容器の
壁材9、10と別体のシート部材11をヒートシールす
ることによって形成されたタイトシール部12と易剥離
性シール部13が設けられ、タイトシール部12の副収
納室側端部は易剥離性シール部13の副収納室側端部よ
りも分岐部5側にずらせて配置されている。
【0026】図12は仕切部の開封のため、主収納室3
に沿わせていた副収納室2を、分岐部5を支点としてパ
ウチの頂部18側に開き、逆にパウチの頂部18を主収
納室3側に折り曲げて沿わせて、平坦な台上に置いた状
態を示す。このときパウチの主収納室3を手で押し潰す
と、主収納室3と副収納室2とが直線状となっているた
め、主収納室3の内圧は易剥離性シール部13の端部に
剥離力として作用し、仕切部4が開封し始める。
【0027】上記の例では、パウチの主収納室から1個
の副収納室を分岐形成した多室パウチについて説明した
が、パウチの主収納室から複数の小室を分岐して設け、
複数の副収納室を形成してもよい。また、図1にみられ
るように、多室パウチに固定部を設け、副収納室を折り
曲げた状態で固定部により固定した場合には、多室パウ
チの輸送や貯蔵時に仕切部が破壊される可能性をさらに
小さくすることができ、さらには結束帯や外装が不要と
なるので好ましい。このような多室パウチを折り曲げて
固定部で固定する方法としては特に制限はないが、好ま
しい固定方法としては、多室パウチを構成する包材をヒ
ートシールにより固定する、多室パウチをこれとは別体
の粘着テープやクリップにより固定する、多室パウチを
接着剤、粘着剤又は両面接着テープにより接合固定す
る、多室パウチに面ファスナーを取り付けて固定する、
多室パウチに互いに係合する凹凸や切込み等の係止手段
を設けて固定する等の方法が挙げられる。また、本発明
の多室パウチの形状には特に制限はなく、平袋、ガゼッ
ト袋、スタンディングパウチ、上面及び底面にマチ部を
有するパウチ等種々の形状のものとすることができる。
【0028】
【実施例】つぎに、実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが、これらの実施例は本発明を限定するもので
はない。以下の実施例及び比較例において、多室パウチ
の仕切部におけるTピール強度、耐圧強度及び開封強度
は、次の方法により測定した。
【0029】(Tピール強度の測定方法)仕切部より垂
直に15mm幅の短冊を切り出し、副収納室側からとパ
ウチ本体(主収納室)側からの両方から、Tピール強度
をJIS Z 0238に従い測定した。測定個数は各
10本とした。
【0030】(耐圧強度の測定方法)雰囲気温度23℃
において、図10と同様に、副収納室を分岐位置を支点
としてパウチ本体に折り曲げ沿わせた状態で、パウチよ
り十分に大きい透明な加圧盤に挟み、仕切部の状態を観
察しながら、速度50mm/分で圧縮し、仕切部が連通
するまでの最大荷重を測定した。ただし、仕切部の破壊
がなく荷重が200kgfを超えた場合は、その時点で
測定を止めた。測定個数は各10個とした。
【0031】(開封強度の測定方法)雰囲気温度23℃
において、図12と同様に、副収納室を分岐部を支点と
してパウチの頂部側に開き、逆にパウチの頂部をパウチ
本体側に折り曲げて沿わせて、平坦な台上に置き、パウ
チ本体側を加圧盤を用いて速度50mm/分で圧縮し、
仕切部が連通するまでの最大荷重を測定した。ただし、
荷重が100kgfを超えた場合は、その時点で測定を
止めた。測定個数は各10個とした。
【0032】(実施例1)パウチを形成するシートとし
て、外層より厚さ15μmの2軸延伸ナイロンフイルム
と厚さ130μmの線状低密度ポリエチレンフイルムを
ウレタン系接着剤によりラミネートしたものを用いた。
仕切部を形成するシート部材には、厚さ25μmの線状
低密度ポリエチレン層と、低密度ポリエチレンにポリブ
テン−1を20重量%ブレンドした厚さ5μmのブレン
ド樹脂層とを共押出して得た、全厚30μm、幅13m
mの2層フイルムを用いた。これらのシートをヒートシ
ールして、栓体を有しないことを除けば図9と同様な、
分岐した小室に副収納室を1個有する自立性パウチを作
製した。
【0033】パウチ本体(主収納室)側の寸法は、幅9
0mm、高さ200mm、マチ部の折り込み深さ30m
mとした。分岐部はパウチ本体側の頂部から35mmに
あり、副収納室の寸法は、幅90mm、分岐の長さ60
mmとした。周縁ヒートシール部の幅は5mmとし、仕
切部は分岐部より副収納室側に5mmの距離に位置させ
た。また、仕切部において、シート部材の線状低密度ポ
リエチレン層側の面に形成するタイトシール部の幅は1
0mm、ブレンド樹脂層側の面に形成する易剥離性シー
ル部の幅も同じく10mmとし、易剥離性シール部の位
置をタイトシール部に対して2mm副収納室側にずらせ
て配置した。パウチの主収納室に頂部より水150ml
を充填しヒートシールにより密封した後、副収納室側に
も端部より水10mlを充填しヒートシールして密封し
た。このようにして作製したパウチについて、仕切部に
おけるTピール強度、耐圧強度、開封強度を測定し、結
果を表1に示した。
【0034】(実施例2)易剥離性シール部の幅を10
mmとし、タイトシール部の幅を8mmとして、パウチ
の主収納室側は易剥離性シール部とタイトシール部の端
部が同じ位置となるようにした他は、実施例1と同様に
してパウチを作製し、同様に評価した。結果を表1に示
した。
【0035】(実施例3)易剥離性シール部とタイトシ
ール部のずれを副収納室側に0.5mmとした他は、実
施例1と同様にしてパウチを作製し、同様に評価した。
結果を表1に示した。
【0036】(実施例4)幅30mmのシート部材を用
いたことと、易剥離性シール部の幅を25mmとし、タ
イトシール部の幅を5mmとして、パウチの主収納室側
は易剥離性シール部とタイトシール部の端部が同じ位置
となるようにした他は、実施例1と同様にしてパウチを
作製し、同様に評価した。結果を表1に示した。
【0037】(実施例5)シート部材として、厚さ25
μmのメタロセン系触媒を用いた線状低密度ポリエチレ
ン層と、厚さ5μmのエチレンをコモノマーとするポリ
プロピレンのランダム共重合体層と、厚さ3μmの線状
低密度ポリエチレン層とを共押出して得た、全厚33μ
m、幅13mmの3層フイルムを用いた他は、実施例1
と同様にしてパウチを作製し、同様に評価した。結果を
表1に示した。
【0038】(比較例1)副収納室側端部における易剥
離性シール部とタイトシール部の位置を全く同じにした
他は、実施例1と同様にしてパウチを作製し、同様に評
価した。結果を表1に示した。
【0039】(比較例2)副収納室側端部における易剥
離性シール部の位置をタイトシール部に対して2mm主
収納室側にずらせて位置させた他は、実施例1と同様に
してパウチを作製し、同様に評価した。結果を表1に示
した。
【0040】(比較例3)易剥離性シールの幅を10m
mとし、タイトシール部の幅を12mmとして、易剥離
性シール部の位置をタイトシール部の内側の中間に位置
させた他は、実施例1と同様にしてパウチを作製し、同
様に評価した。結果を表1に示した。
【0041】(比較例4)易剥離性シール部の幅を10
mmとし、タイトシール部の幅を8mmとして、タイト
シール部の位置を易剥離性シール部の内側の中間に位置
させた他は、実施例1と同様にしてパウチを作製し、同
様に評価した。結果を表1に示した。
【0042】(実施例6)4方パウチにポリエチレン製
の栓体を設けた図1と同様な2室パウチを、実施例1と
同様の容器素材を用いて作製した。パウチの寸法は幅1
00mm、高さ230mm、周縁ヒートシール部の幅は
栓体を設けた部分は10mm、その他の部分は5mmと
した。仕切部は4方パウチの中央より栓体側に5mmの
距離に位置させた。また、仕切部におけるタイトシール
部の幅は10mm、易剥離性シール部の幅も同じく10
mmとして、易剥離性シール部の位置をタイトシール部
に対して2mm栓体側にずらせて配置した。栓体がつい
てない側の小室(主収納室)に頂部より水100mlを
充填しヒートシールにより密封した後、栓体がついてい
る側の小室(副収納室)にも栓体より水50mlを充填
しプラスチックキャップにより密封した。このパウチを
実施例1と同様にして評価した。但し、耐圧強度につい
てはパウチをほぼ中央部で折り曲げ外装袋に入れて実施
した。また、開封強度はパウチを図2のように開いて実
施した。なお、外装袋には、厚さ15μmの2軸延伸ナ
イロンフィルムの内面に厚さ30μmのポリエチレンフ
ィルムをウレタン系接着剤によりラミネートした積層体
を用いて作製した、パウチ寸法が高さ210mm、幅1
50mmで、周縁ヒートシール部の幅が5mmのものを
用いた。結果を表1に示した。なお、外装袋による折り
曲げ部の拘束は十分でなかったが、振動させても折り曲
げが適性範囲よりずれることはなかった。
【0043】(比較例5)易剥離性シールの幅を10m
mとし、タイトシール部の幅を12mmとして、易剥離
性シール部の位置をタイトシール部の内側の中間に位置
させた他は、実施例6と同様にパウチを作製し評価し
た。なお、耐圧強度についてはパウチを中央部ではなく
仕切部で折り曲げて実施したが、外装袋による折り曲げ
部の拘束が十分でないうえ、仕切部が他の部分より剛性
が高いことも原因して、折り曲げがパウチの中央側ある
いは栓体側にずれてしまったがそのまま評価した。結果
を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】表1にみられるように実施例1〜6のパウ
チは、200kgf以上の十分な耐圧強度を示すととも
に、使用時には手で容易に開封することができた。
【0046】
【発明の効果】本発明の多室パウチは、上記の構成をと
ることによって、つぎのような効果を奏する。 1.折り曲げ位置を仕切部ではなく、仕切部より主収納
室側にすることができる。 2.そのため、折り曲げ位置の適性範囲が広くなり、折
り曲げ位置が多少ずれても仕切部が破壊しない。 3.また、仕切部はヒートシールしてあるので、他の部
分より剛性が高く折り曲がりにくいことから、固定部や
結束体、外装等により折り曲げを軽く拘束するだけで、
折り曲げ位置が仕切部を越えて副収納室側にずれること
が防止される。 4.仕切部を折り曲げないため、包材の構成や厚み等が
制限されない。また、仕切部を使用性に優れた易剥離性
シールとすることができる。 5.副収納室側に生じた破壊力に対しても、仕切部の保
護性を示す所望により分岐した多室パウチが得られる。 6.固定部により副収納室を折り曲げた状態で収納室に
固定した場合には、結束体や外装が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多室パウチの1例を示すもので、内容
物充填前の多室パウチを開いた状態を示す平面図であ
る。
【図2】図1の多室パウチに内容物を充填後開いた状態
を示す縦断面図である。
【図3】図1の多室パウチに内容物を充填後折り曲げた
状態を示す縦断面図である。
【図4】従来の多室パウチを開いた状態を示す図であ
る。
【図5】従来の多室パウチを折り曲げた状態を示す図で
ある。
【図6】本発明の多室パウチの仕切部を構成するシート
部材の1例を示す図である。
【図7】本発明の多室パウチの仕切部を構成するシート
部材の他の例を示す図である。
【図8】本発明の多室パウチの製造に使用するヒートシ
ール装置の1例を示す模式図である。
【図9】本発明の多室パウチの他の例を示す斜視図であ
る。
【図10】図9の多室パウチに内容物を充填した後の縦
断面図である。
【図11】図9の多室パウチの仕切部の部分拡大図であ
る。
【図12】図9の多室パウチの仕切部を開封する状態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 多室パウチ 2 副収納室 3 主収納室 4 仕切部 5 折り曲げ部 6 周縁ヒートシール部 7 注出口 8 固定部 9、10 壁材 11 シート部材 12 タイトシール部 13 易剥離性シール部 15 壁材と同種のヒートシール性樹脂
層 16 壁材と異種のヒートシール性樹脂
層 18 パウチの頂部 19 マチ部 20、30、40 外圧 51 ヒートシール装置 52、53 加熱部 54、55 冷却部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単層又は複層のプラスチックフィルムに
    より構成された、主収納室と主収納室と連通可能な副収
    納室、および主収納室と副収納室を隔離する仕切部とを
    有する多室パウチにおいて、仕切部が対向する容器内壁
    とこれらの間に挿入した別体のシート部材をヒートシー
    ルすることによって形成されたものであり、シート部材
    の片面は容器内壁の一方と強固に接合するタイトシール
    部を形成し、シート部材の他面は容器内壁の他方と弱い
    接合力で接合する易剥離性シール部を形成し、タイトシ
    ール部の副収納室側端部を易剥離性シール部の副収納室
    側端部よりも主収納室側にずらせて配置したことを特徴
    とする多室パウチ。
  2. 【請求項2】 仕切部の少なくとも開封開始部におい
    て、易剥離性シール部の主収納室側端部をタイトシール
    部の主収納室側端部と同じか副収納室側にずらせて配置
    したことを特徴とする請求項1に記載の多室パウチ。
  3. 【請求項3】 易剥離性シール部が圧潰易剥離性シール
    部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の多室
    パウチ。
  4. 【請求項4】 易剥離性シール部が、仕切部に挿入した
    シート部材の片面ないしその近傍に容器内壁とは異種の
    樹脂層を設け、容器内壁にヒートシールすることにより
    形成したものであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の多室パウチ。
  5. 【請求項5】 易剥離性シール部が、仕切部に挿入した
    シート部材の片面ないしその近傍に容器内壁と同種の樹
    脂と該樹脂とは非相溶性の樹脂との混合物層を設け、容
    器内壁にヒートシールすることにより形成したものであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の多室パウチ。
  6. 【請求項6】 タイトシール部が、仕切部に挿入したシ
    ート部材の片面に容器内壁と同種の樹脂層を設け、容器
    内壁にヒートシールすることによって形成したものであ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の多室パウチ。
  7. 【請求項7】 タイトシール部の副収納室側端部と易剥
    離性シール部の副収納室側端部のずれが0.5〜20m
    mであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の多室パウチ。
  8. 【請求項8】 副収納室が同一平面内で主収納室に隣接
    して設けられたものであることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1項に記載の多室パウチ。
  9. 【請求項9】 副収納室および仕切部が主収納室の側壁
    を分岐させて形成した小室に設けられたものであること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の多室
    パウチ。
  10. 【請求項10】 容器側壁を仕切部より主収納室側で折
    り曲げ、主収納室に副収納室を沿わせて固定したことを
    特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の多室パ
    ウチ。
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