JPH112281A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
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- JPH112281A JPH112281A JP15866397A JP15866397A JPH112281A JP H112281 A JPH112281 A JP H112281A JP 15866397 A JP15866397 A JP 15866397A JP 15866397 A JP15866397 A JP 15866397A JP H112281 A JPH112281 A JP H112281A
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- 230000035939 shock Effects 0.000 title claims description 20
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 39
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 フリーピストン8がピストン18側へ一
定距離移動したときに、ガス室Gと作動油室S1とを連
通させる連通路7bを、シリンダ7内に設けた。 【効果】 ガス室と作動油室とを連通させることがで
き、フリーピストンをピストン側へ一定距離以上移動さ
せず、ピストンロッドの先端やピストンにフリーピスト
ンを干渉させることはなく、フリーピストンは、ピスト
ンロッドやピストンの動きに影響を与えることもない。
また、シリンダ内に連通路を設けたことで、シリンダの
外面を摺動面とすることができる。
定距離移動したときに、ガス室Gと作動油室S1とを連
通させる連通路7bを、シリンダ7内に設けた。 【効果】 ガス室と作動油室とを連通させることがで
き、フリーピストンをピストン側へ一定距離以上移動さ
せず、ピストンロッドの先端やピストンにフリーピスト
ンを干渉させることはなく、フリーピストンは、ピスト
ンロッドやピストンの動きに影響を与えることもない。
また、シリンダ内に連通路を設けたことで、シリンダの
外面を摺動面とすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧緩衝器の改良に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】フリーピストンを備えた緩衝器におい
て、緩衝器を長期に亘って使用した場合に、例えば、オ
イルシールやピストンロッドに軽度の損傷が発生し、作
動油が外部に少しずつ洩れ出して、フリーピストンがピ
ストンに干渉するおそれがある。この防止策としてフリ
ーピストンの必要以上の移動を規制した緩衝器について
は、例えば、実開昭53−72085号公報「ガス加
圧形緩衝器」、実公平5−16424号公報「緩衝器
のバネ荷重調整機構」、特開昭55−17714号公
報「油圧緩衝器」が知られている。
て、緩衝器を長期に亘って使用した場合に、例えば、オ
イルシールやピストンロッドに軽度の損傷が発生し、作
動油が外部に少しずつ洩れ出して、フリーピストンがピ
ストンに干渉するおそれがある。この防止策としてフリ
ーピストンの必要以上の移動を規制した緩衝器について
は、例えば、実開昭53−72085号公報「ガス加
圧形緩衝器」、実公平5−16424号公報「緩衝器
のバネ荷重調整機構」、特開昭55−17714号公
報「油圧緩衝器」が知られている。
【0003】上記は、分解するときにピストンや作動
油が飛び出さず、また、フリーピストンがピストンロッ
ドの先端に当ることがないようにしたものであり、同公
報の図に示される通り、シリンダ1と、このシリンダ1
内に摺動可能に挿入したフリーピストン14と、フリー
ピストン14とピストン7との間のシリンダ1の壁を環
状に径内方に窪ませたストッパ17とを備える。
油が飛び出さず、また、フリーピストンがピストンロッ
ドの先端に当ることがないようにしたものであり、同公
報の図に示される通り、シリンダ1と、このシリンダ1
内に摺動可能に挿入したフリーピストン14と、フリー
ピストン14とピストン7との間のシリンダ1の壁を環
状に径内方に窪ませたストッパ17とを備える。
【0004】上記は、緩衝器のシリンダ外周に設けた
ばね受けをシリンダの軸方向に移動させることで懸架ば
ねの荷重を調整するばね荷重調整機構に関するものであ
り、同公報の第1図に示される通り、シリンダ2内に設
けたフリーピストンと、このフリーピストンのピストン
8側への動きを規制するためにシリンダ2内に挿入し、
且つシリンダ2を径内方へ窪ませてシリンダ2に固定し
た規制部材とを備える。
ばね受けをシリンダの軸方向に移動させることで懸架ば
ねの荷重を調整するばね荷重調整機構に関するものであ
り、同公報の第1図に示される通り、シリンダ2内に設
けたフリーピストンと、このフリーピストンのピストン
8側への動きを規制するためにシリンダ2内に挿入し、
且つシリンダ2を径内方へ窪ませてシリンダ2に固定し
た規制部材とを備える。
【0005】上記は、フリーピストンが異常に移動し
たときに、フリーピストンを破壊し、速やかにガス室と
油室とを連通させる安全機構を備えた油圧緩衝器を提供
することを目的としたものであり、同公報の第2図及び
第5図に示される通り、シリンダ1と、シリンダ1内に
上下動に挿入したピストン3及びフリーピストン2と、
ピストン3の下端部に取付けて、フリーピストン2が異
常に上昇した時に、フリーピストン2に貫通孔を開ける
ための針部材10、針状突起3cとが開示されている。
たときに、フリーピストンを破壊し、速やかにガス室と
油室とを連通させる安全機構を備えた油圧緩衝器を提供
することを目的としたものであり、同公報の第2図及び
第5図に示される通り、シリンダ1と、シリンダ1内に
上下動に挿入したピストン3及びフリーピストン2と、
ピストン3の下端部に取付けて、フリーピストン2が異
常に上昇した時に、フリーピストン2に貫通孔を開ける
ための針部材10、針状突起3cとが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記,では、いず
れもシリンダ外周に窪みを有しているので、シリンダの
外面を摺動面とする緩衝器には、このような外周に窪み
の有るフリーピストン2の規制構造は採用できない。上
記では、針部材10や針状突起3cにフリーピストン
2が衝突したときに、フリーピストン2に貫通孔を開け
るだけならよいが、ピストン3とフリーピストン2とが
一体になり、ピストン3本来の上下動が円滑に行われな
くなるおそれがある。
れもシリンダ外周に窪みを有しているので、シリンダの
外面を摺動面とする緩衝器には、このような外周に窪み
の有るフリーピストン2の規制構造は採用できない。上
記では、針部材10や針状突起3cにフリーピストン
2が衝突したときに、フリーピストン2に貫通孔を開け
るだけならよいが、ピストン3とフリーピストン2とが
一体になり、ピストン3本来の上下動が円滑に行われな
くなるおそれがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、フリーピストン
がピストンに干渉することを防止するとともに、シリン
ダ外面を摺動面とすることができ、また、フリーピスト
ンがピストンの動きに影響を与えることがない油圧緩衝
器を提供することにある。
がピストンに干渉することを防止するとともに、シリン
ダ外面を摺動面とすることができ、また、フリーピスト
ンがピストンの動きに影響を与えることがない油圧緩衝
器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、シリンダ内のガス室と作動油室
とをフリーピストンで区分し、先端側にピストンを配設
したピストンロッドによる容積変化をガス室で補償させ
る形式の油圧緩衝器において、フリーピストンがピスト
ン側へ一定距離移動したときに、ガス室と作動油室とを
連通させる連通路を、シリンダ内に設けた。
に本発明の請求項1は、シリンダ内のガス室と作動油室
とをフリーピストンで区分し、先端側にピストンを配設
したピストンロッドによる容積変化をガス室で補償させ
る形式の油圧緩衝器において、フリーピストンがピスト
ン側へ一定距離移動したときに、ガス室と作動油室とを
連通させる連通路を、シリンダ内に設けた。
【0009】ガス室と作動油室とを連通させることがで
き、フリーピストンをピストン側へ一定距離以上移動さ
せず、ピストンロッドの先端やピストンにフリーピスト
ンを干渉させることはなく、フリーピストンは、ピスト
ンロッドやピストンの動きに影響を与えることもない。
また、シリンダ内に連通路を設けたことで、シリンダの
外面を摺動面とすることができる。
き、フリーピストンをピストン側へ一定距離以上移動さ
せず、ピストンロッドの先端やピストンにフリーピスト
ンを干渉させることはなく、フリーピストンは、ピスト
ンロッドやピストンの動きに影響を与えることもない。
また、シリンダ内に連通路を設けたことで、シリンダの
外面を摺動面とすることができる。
【0010】請求項2は、連通路を、シリンダ壁に軸方
向に長く形成した長手溝とした。連通溝を容易に形成す
ることができ、また、ガス室と作動油室とをガス又は作
動油を介してスムーズに連通させることができる。
向に長く形成した長手溝とした。連通溝を容易に形成す
ることができ、また、ガス室と作動油室とをガス又は作
動油を介してスムーズに連通させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るストラットダンパの最
伸張時の断面図であり、油圧緩衝器としてのストラット
ダンパ1は、外筒2と、この外筒2の内面上端部に設け
た上部オイルシール3及びその下の上部軸受4と、外筒
2の中間部に設けた下部軸受5及びその下の下部オイル
シール6と、これら上・下部オイルシール3,6及び上
・下部軸受4,5に上下動可能に挿入したシリンダとし
ての内筒7と、この内筒7内に上部のガス室Gと油室と
に隔てるために挿入したフリーピストン8とからなる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るストラットダンパの最
伸張時の断面図であり、油圧緩衝器としてのストラット
ダンパ1は、外筒2と、この外筒2の内面上端部に設け
た上部オイルシール3及びその下の上部軸受4と、外筒
2の中間部に設けた下部軸受5及びその下の下部オイル
シール6と、これら上・下部オイルシール3,6及び上
・下部軸受4,5に上下動可能に挿入したシリンダとし
ての内筒7と、この内筒7内に上部のガス室Gと油室と
に隔てるために挿入したフリーピストン8とからなる。
【0012】また、ストラットダンパ1は、内筒7の上
端部に固定したマウントジョイント部12と、このマウ
ントジョイント部12の上部に形成したジョイントボル
ト部12aと、このジョイントボルト部12aを挿入し
たダストカバー13及び上部スプリングシート14と、
ダストカバー13内の上方の内筒7外面に嵌合したバン
プストッパラバー15と、外筒2の底部に取付けた底蓋
16から上方に延ばしたピストンロッドとしてのロッド
17と、このロッド17の上端に取付けて内筒7内の油
室を上部油室S1と下部油室S2とに区画するピストン
18とからなる。なお、マウントジョイント部12は、
車体にストラットダンパ1を取付けときにストラットダ
ンパ1から車体に伝わる衝撃を緩和するマウント部11
を車体との間に介設する部材である。
端部に固定したマウントジョイント部12と、このマウ
ントジョイント部12の上部に形成したジョイントボル
ト部12aと、このジョイントボルト部12aを挿入し
たダストカバー13及び上部スプリングシート14と、
ダストカバー13内の上方の内筒7外面に嵌合したバン
プストッパラバー15と、外筒2の底部に取付けた底蓋
16から上方に延ばしたピストンロッドとしてのロッド
17と、このロッド17の上端に取付けて内筒7内の油
室を上部油室S1と下部油室S2とに区画するピストン
18とからなる。なお、マウントジョイント部12は、
車体にストラットダンパ1を取付けときにストラットダ
ンパ1から車体に伝わる衝撃を緩和するマウント部11
を車体との間に介設する部材である。
【0013】更に、ストラットダンパ1は、内筒7の下
部に取付けてロッド17を支持する軸封装置21と、外
筒2の中間部外面に取付けた下部スプリングシート22
と、この下部スプリングシート22及び上部スプリング
シート14間に配置した懸架スプリング23と、外筒2
の下部に車輪側のナックル(不図示)に取付けるために
設けた取付け部24とからなる。なお、2aは下部軸受
5及び下部オイルシール6の下側の位置決めを行う段
部、8aはフリーピストン8に取付けたOリング、25
は下部軸受5及び下部オイルシール6に対する上部オイ
ルシール3及び上部軸受4の位置決めを行うために外筒
2内面に挿入したディスタンスカラーである。
部に取付けてロッド17を支持する軸封装置21と、外
筒2の中間部外面に取付けた下部スプリングシート22
と、この下部スプリングシート22及び上部スプリング
シート14間に配置した懸架スプリング23と、外筒2
の下部に車輪側のナックル(不図示)に取付けるために
設けた取付け部24とからなる。なお、2aは下部軸受
5及び下部オイルシール6の下側の位置決めを行う段
部、8aはフリーピストン8に取付けたOリング、25
は下部軸受5及び下部オイルシール6に対する上部オイ
ルシール3及び上部軸受4の位置決めを行うために外筒
2内面に挿入したディスタンスカラーである。
【0014】図2は本発明に係るストラットダンパのピ
ストン及び軸封装置部分の拡大断面図であり、ピストン
18は、ワッシャ31と、縮み側バルブ32と、ピスト
ン本体33と、伸び側バルブ34と、ワッシャ35とを
ロッド17の上端に形成した小径部17aに順に挿入
し、ナットN1で固定したものである。ピストン本体3
3は、伸び行程で作動油が通る伸び側油路33a,33
aと、縮み行程で作動油が通る縮み側油路33b,33
bとを有する。なお、36はストッパラバーである。
ストン及び軸封装置部分の拡大断面図であり、ピストン
18は、ワッシャ31と、縮み側バルブ32と、ピスト
ン本体33と、伸び側バルブ34と、ワッシャ35とを
ロッド17の上端に形成した小径部17aに順に挿入
し、ナットN1で固定したものである。ピストン本体3
3は、伸び行程で作動油が通る伸び側油路33a,33
aと、縮み行程で作動油が通る縮み側油路33b,33
bとを有する。なお、36はストッパラバーである。
【0015】軸封装置21は、内筒7の奥側に固定した
リング41で位置決めしたロッドガイド42と、このロ
ッドガイド42に設け、ロッド17が摺動するためのブ
ッシュ43と、ロッドガイド42の下方に配置したリッ
プシール44及びこのリップシール44を焼き付け固着
したリップシール固定部材45と、リップシール固定部
材45に当てて内筒7の内面に圧入し、且つ内筒7の端
面でロール加締め等で折曲げて加締め固定した圧入固定
部材46とからなる。
リング41で位置決めしたロッドガイド42と、このロ
ッドガイド42に設け、ロッド17が摺動するためのブ
ッシュ43と、ロッドガイド42の下方に配置したリッ
プシール44及びこのリップシール44を焼き付け固着
したリップシール固定部材45と、リップシール固定部
材45に当てて内筒7の内面に圧入し、且つ内筒7の端
面でロール加締め等で折曲げて加締め固定した圧入固定
部材46とからなる。
【0016】以上に述べたピストン18の伸び行程時の
作用を次に説明する。内筒7に対して、ピストン18や
外筒2が下降する伸び行程では、下部油室S2内の作動
油は、矢印で示すように、伸び側油路33a,33aを
通り、伸び側バルブ34を押し開いて上部油室S1に至
る。この時、伸び側の減衰力が発生する。
作用を次に説明する。内筒7に対して、ピストン18や
外筒2が下降する伸び行程では、下部油室S2内の作動
油は、矢印で示すように、伸び側油路33a,33aを
通り、伸び側バルブ34を押し開いて上部油室S1に至
る。この時、伸び側の減衰力が発生する。
【0017】図3は本発明に係るストラットダンパの最
圧縮時の断面図であり、外筒2の上端がバンプストッパ
ラバー15に衝突して最圧縮時の衝撃を緩和する状態を
示す。
圧縮時の断面図であり、外筒2の上端がバンプストッパ
ラバー15に衝突して最圧縮時の衝撃を緩和する状態を
示す。
【0018】図4は本発明に係るストラットダンパのピ
ストン部分の拡大断面図であり、この図を用いてピスト
ンの縮み行程の作用を説明する。内筒7に対して、ピス
トン18や外筒2が上昇する縮み行程では、上部油室S
1内の作動油は、矢印で示すように、縮み側油路33
b,33bを通り、縮み側バルブ32を押し開け、下部
油室S2に至る。この時、縮み側の減衰力が発生する。
ストン部分の拡大断面図であり、この図を用いてピスト
ンの縮み行程の作用を説明する。内筒7に対して、ピス
トン18や外筒2が上昇する縮み行程では、上部油室S
1内の作動油は、矢印で示すように、縮み側油路33
b,33bを通り、縮み側バルブ32を押し開け、下部
油室S2に至る。この時、縮み側の減衰力が発生する。
【0019】図5(a)〜(c)は本発明に係る内筒の
連通溝の説明図であり、(a)はストラットダンパの連
通溝部分の要部拡大断面図、(b)は(a)のb−b線
断面図、(c)は連通溝の作用を説明する断面図であ
る。(a)において、ガス室Gと上部油室S1とを連通
させる連通路としての連通溝7b…は、内筒7の内面7
aに軸方向に複数箇所形成したものであり、軸方向長さ
Lは、フリーピストン8の幅(軸方向長さ)をBとする
と、L>Bとなる。
連通溝の説明図であり、(a)はストラットダンパの連
通溝部分の要部拡大断面図、(b)は(a)のb−b線
断面図、(c)は連通溝の作用を説明する断面図であ
る。(a)において、ガス室Gと上部油室S1とを連通
させる連通路としての連通溝7b…は、内筒7の内面7
aに軸方向に複数箇所形成したものであり、軸方向長さ
Lは、フリーピストン8の幅(軸方向長さ)をBとする
と、L>Bとなる。
【0020】連通溝7b…の軸方向の位置は、ストラッ
トダンパ1(図1参照)の最伸張時の状態において、フ
リーピストン8に干渉せず、また、ストラットダンパ1
(図3参照)の最圧縮時の状態においても、ロッド17
の上端に干渉しない位置であり、図1、図3に示す位置
である。
トダンパ1(図1参照)の最伸張時の状態において、フ
リーピストン8に干渉せず、また、ストラットダンパ1
(図3参照)の最圧縮時の状態においても、ロッド17
の上端に干渉しない位置であり、図1、図3に示す位置
である。
【0021】図5(b)において、連通溝7b…の断面
形状は、コ字形状である。加工方法としては、例えば、
円板状のカッターを内筒7内に挿入し、内面7a側に所
定深さ送って切削を開始し、次にカッターを軸方向に所
定長さ送って軸方向長さL(図5(a)参照)を切削加
工する方法である。
形状は、コ字形状である。加工方法としては、例えば、
円板状のカッターを内筒7内に挿入し、内面7a側に所
定深さ送って切削を開始し、次にカッターを軸方向に所
定長さ送って軸方向長さL(図5(a)参照)を切削加
工する方法である。
【0022】以上に述べた連通溝7bの作用を次に説明
する。(c)において、ストラットダンパ1を長期に亘
って使用した場合に、上・下部油室S1,S2の作動油
が次第に減少してフリーピストン8が連通溝7b…まで
移動すると、ガス室Gと上部油室S1とが連通溝7b…
で連通する。ここで、例えば、内筒7に対して、ピスト
ン18や外筒2が下降する伸び行程では、ガス室G内に
封入したガスが、連通溝7b…を通って上部油室S1内
に流入する。
する。(c)において、ストラットダンパ1を長期に亘
って使用した場合に、上・下部油室S1,S2の作動油
が次第に減少してフリーピストン8が連通溝7b…まで
移動すると、ガス室Gと上部油室S1とが連通溝7b…
で連通する。ここで、例えば、内筒7に対して、ピスト
ン18や外筒2が下降する伸び行程では、ガス室G内に
封入したガスが、連通溝7b…を通って上部油室S1内
に流入する。
【0023】また、内筒7に対して、ピストン18や外
筒2が上昇する縮み行程では、上部油室S1内の作動油
が連通溝7b…を通ってガス室G内に流入する。従っ
て、フリーピストン8は連通溝7b…部分に停止した状
態になり、これ以上ピストン18側には移動せず、フリ
ーピストン8がロッド17の上端に干渉することはな
い。
筒2が上昇する縮み行程では、上部油室S1内の作動油
が連通溝7b…を通ってガス室G内に流入する。従っ
て、フリーピストン8は連通溝7b…部分に停止した状
態になり、これ以上ピストン18側には移動せず、フリ
ーピストン8がロッド17の上端に干渉することはな
い。
【0024】フリーピストン8のOリング8aは、内筒
7の内面7aと線接触し、フリーピストン8の外面と内
面7aとはクリアランスを有するので、連通溝7b…の
軸方向長さL(図5(a)参照)が、Oリング8aによ
る内面7aの軸方向のシール部分よりわずかに大きけれ
ばガス室Gと上部油室S1とは連通する。
7の内面7aと線接触し、フリーピストン8の外面と内
面7aとはクリアランスを有するので、連通溝7b…の
軸方向長さL(図5(a)参照)が、Oリング8aによ
る内面7aの軸方向のシール部分よりわずかに大きけれ
ばガス室Gと上部油室S1とは連通する。
【0025】しかし、上記クリアランスは、フリーピス
トン8が移動するときに傾かないように小さく設定する
ため、フリーピストン8が連通溝7b…の位置に移動し
たときに、ガス室Gと上部油室S1との連通、即ち、ガ
ス室Gから上部油室S1へのガスの流通又は上部油室S
1からガス室Gへの作動油の流通がスムーズに行われな
いことがある。
トン8が移動するときに傾かないように小さく設定する
ため、フリーピストン8が連通溝7b…の位置に移動し
たときに、ガス室Gと上部油室S1との連通、即ち、ガ
ス室Gから上部油室S1へのガスの流通又は上部油室S
1からガス室Gへの作動油の流通がスムーズに行われな
いことがある。
【0026】従って、連通溝7b…の軸方向長さLは、
L>B(図5(a)参照)として、フリーピストン8が
連通溝7b…の位置に移動したときに、ガス室Gと上部
油室S1との連通をスムーズにすることにより、フリー
ピストン8に上下力を作用させず、フリーピストン8が
再び移動しないようにした。
L>B(図5(a)参照)として、フリーピストン8が
連通溝7b…の位置に移動したときに、ガス室Gと上部
油室S1との連通をスムーズにすることにより、フリー
ピストン8に上下力を作用させず、フリーピストン8が
再び移動しないようにした。
【0027】このように、フリーピストン8がピストン
18側へ一定距離移動したときに、ガス室Gと上部油室
S1とを連通させる連通溝7b…を、内筒7内に設けた
ことで、ガス室Gと上部油室S1とを連通させることが
でき、フリーピストン8をそれ以上移動させず、ロッド
17の先端に干渉させることはなく、フリーピストン8
は、ロッド17及びピストン18の動きに影響を与える
こともない。
18側へ一定距離移動したときに、ガス室Gと上部油室
S1とを連通させる連通溝7b…を、内筒7内に設けた
ことで、ガス室Gと上部油室S1とを連通させることが
でき、フリーピストン8をそれ以上移動させず、ロッド
17の先端に干渉させることはなく、フリーピストン8
は、ロッド17及びピストン18の動きに影響を与える
こともない。
【0028】また、内筒7内に連通溝7b…を設けたこ
とで、内筒7の外面を摺動面とすることができる。更
に、連通溝7b…を、内筒7の内面7aに軸方向に長く
形成した長手溝としたことで、連通溝7b…を容易に形
成することができ、また、ガス室Gと上部油室S1とを
ガス又は作動油を介してスムーズに連通させることがで
きる。。
とで、内筒7の外面を摺動面とすることができる。更
に、連通溝7b…を、内筒7の内面7aに軸方向に長く
形成した長手溝としたことで、連通溝7b…を容易に形
成することができ、また、ガス室Gと上部油室S1とを
ガス又は作動油を介してスムーズに連通させることがで
きる。。
【0029】尚、本発明の連通溝7bは、本実施の形態
では、断面形状をコ字形状としたが、これに限るもので
はなく、U字形状、V字形状、半円形状及び円を一部と
する形状でもよい。また、連通溝7bの個数を4個とし
たが、これに限るものではなく、他の個数でもよく、要
は、連通溝7bとして機能するとともに、内筒7の必要
強度が確保できればよい。
では、断面形状をコ字形状としたが、これに限るもので
はなく、U字形状、V字形状、半円形状及び円を一部と
する形状でもよい。また、連通溝7bの個数を4個とし
たが、これに限るものではなく、他の個数でもよく、要
は、連通溝7bとして機能するとともに、内筒7の必要
強度が確保できればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の油圧緩衝器は、フリーピストンがピス
トン側へ一定距離移動したときに、ガス室と作動油室と
を連通させる連通路を、シリンダ内に設けたので、ガス
室と作動油室とを連通させることができ、フリーピスト
ンをピストン側へ一定距離以上移動させず、ピストンロ
ッドの先端やピストンにフリーピストンを干渉させるこ
とはなく、フリーピストンは、ピストンロッドやピスト
ンの動きに影響を与えることもない。また、シリンダ内
に連通路を設けたことで、シリンダの外面を摺動面とす
ることができる。
する。請求項1の油圧緩衝器は、フリーピストンがピス
トン側へ一定距離移動したときに、ガス室と作動油室と
を連通させる連通路を、シリンダ内に設けたので、ガス
室と作動油室とを連通させることができ、フリーピスト
ンをピストン側へ一定距離以上移動させず、ピストンロ
ッドの先端やピストンにフリーピストンを干渉させるこ
とはなく、フリーピストンは、ピストンロッドやピスト
ンの動きに影響を与えることもない。また、シリンダ内
に連通路を設けたことで、シリンダの外面を摺動面とす
ることができる。
【0031】請求項2の緩衝器は、連通路を、シリンダ
壁に軸方向に長く形成した長手溝としたので、連通溝を
容易に形成することができ、また、ガス室と作動油室と
をガス又は作動油を介してスムーズに連通させることが
できる。
壁に軸方向に長く形成した長手溝としたので、連通溝を
容易に形成することができ、また、ガス室と作動油室と
をガス又は作動油を介してスムーズに連通させることが
できる。
【図1】本発明に係るストラットダンパの最伸張時の断
面図
面図
【図2】本発明に係るストラットダンパのピストン及び
軸封装置部分の拡大断面図
軸封装置部分の拡大断面図
【図3】本発明に係るストラットダンパの最圧縮時の断
面図
面図
【図4】本発明に係るストラットダンパのピストン部分
の拡大断面図
の拡大断面図
【図5】本発明に係る内筒の連通溝の説明図
1…油圧緩衝器(ストラットダンパ)、7…シリンダ
(内筒)、7b…連通路(連通溝)、8…フリーピスト
ン、17…ピストンロッド(ロッド)、18…ピスト
ン、G…ガス室、S1,S2…作動油室(上・下部油
室)。
(内筒)、7b…連通路(連通溝)、8…フリーピスト
ン、17…ピストンロッド(ロッド)、18…ピスト
ン、G…ガス室、S1,S2…作動油室(上・下部油
室)。
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダ内のガス室と作動油室とをフリ
ーピストンで区分し、先端側にピストンを配設したピス
トンロッドによる容積変化をガス室で補償させる形式の
油圧緩衝器において、フリーピストンが前記ピストン側
へ一定距離移動したときに、ガス室と作動油室とを連通
させる連通路を、前記シリンダ内に設けたことを特徴と
する油圧緩衝器。 - 【請求項2】 前記連通路は、シリンダ壁に軸方向に長
く形成した長手溝であることを特徴とする請求項1記載
の油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15866397A JPH112281A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15866397A JPH112281A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 油圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112281A true JPH112281A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15676643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15866397A Pending JPH112281A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112281A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014196A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Kayaba Ind Co Ltd | 単筒型油圧緩衝器 |
| JP2010261486A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Honda Motor Co Ltd | 緩衝器 |
| JP2015161397A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社ショーワ | 正立型フロントフォークとこれを備える車輪懸架装置 |
| CN119122975A (zh) * | 2023-06-13 | 2024-12-13 | 比亚迪股份有限公司 | 减振器及具有其的车辆 |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP15866397A patent/JPH112281A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014196A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Kayaba Ind Co Ltd | 単筒型油圧緩衝器 |
| JP2010261486A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Honda Motor Co Ltd | 緩衝器 |
| JP2015161397A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社ショーワ | 正立型フロントフォークとこれを備える車輪懸架装置 |
| CN119122975A (zh) * | 2023-06-13 | 2024-12-13 | 比亚迪股份有限公司 | 减振器及具有其的车辆 |
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