JPH11228641A - 新規な重合体およびその用途 - Google Patents

新規な重合体およびその用途

Info

Publication number
JPH11228641A
JPH11228641A JP32546398A JP32546398A JPH11228641A JP H11228641 A JPH11228641 A JP H11228641A JP 32546398 A JP32546398 A JP 32546398A JP 32546398 A JP32546398 A JP 32546398A JP H11228641 A JPH11228641 A JP H11228641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
acrylamide
polymerization
internal temperature
dissolved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32546398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
健一 中村
Hirotoshi Toki
宏俊 土岐
Shinya Yamagami
晋哉 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP32546398A priority Critical patent/JPH11228641A/ja
Publication of JPH11228641A publication Critical patent/JPH11228641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾水性、機械的強度等に優れ、紙力増強剤や
濾水性向上剤として好適に用いられる新規な重合体を提
供すること。 【解決手段】 下記一般式(1)で表されるビニル化合
物および/またはそれらの塩類から選ばれた1種または
2種以上のビニル化合物(a)、および(a)成分と共
重合可能なビニルモノマー(b)からなる重合体存在下
で1種または2種以上のビニルモノマー(c)を重合反
応させて得られる重合体。 【化1】 (式中R1は水素原子または炭素数1〜3の低級アルキ
ル基、nは1〜8の整数)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙用添加剤等に
有用な重合体およびアクリルアミド系重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリルアミド系重合体等の重合体は、
従来より種々の用途に使用されている。具体的には、紙
力増強剤、表面塗工剤、濾水性向上剤、歩留り向上剤、
凝集剤、保水剤、分散剤、コンクリート用混和剤、第三
次石油回収用処理剤等が知られている。このうち紙力増
強剤や表面塗工剤として用いる場合において、アクリル
アミド系重合体と架橋性化合物を組み合わせて使用する
等の手法により、部分的な架橋構造、分岐構造をもた
せ、それらの溶液粘度の上昇を抑制しつつ分子量を増加
させ、性能の向上を図る試みがなされている。
【0003】例えば、高分子量低粘度化のため架橋性化
合物を使用する技術がある。具体的な化合物としては架
橋性ビニルモノマーが挙げられ、例えば、メチレンビス
(メタ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジアリル(メタ)アクリルアミド、
アジピン酸ジビニルなどの2官能性モノマー、1,3,
5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジンな
どの3官能性モノマー、N,N,N’,N’−テトラア
リル−1,4−ジアミノブタンなどの4官能性モノマ
ー、ビニルトリエトキシシランなどのシリコン系化合物
などが知られている。これらの架橋性化合物のみに依存
する架橋反応による高分子量化技術については、分岐架
橋構造の不均一性が大きく、特に多官能性ビニルモノマ
ーを用いたものでは経時で増粘するなど、多くの問題が
あり、紙力増強剤として未だに不十分なものであるとい
える。
【0004】さらに、これらの架橋性化合物に加えて、
特定の化合物を併用することにより、分岐架橋構造を有
するアクリルアミド系重合体を製造する試みもなされて
いる。例えば、架橋性化合物と1級アミンもしくは水酸
基を有するモノマーとの組合せ、あるいは架橋性化合物
と特定の疎水性モノマーとの組合せ、さらには架橋性化
合物とイタコン酸誘導体との組合せが知られている。し
かしながら、いずれにおいても、低粘度で高分子量化が
達成されるとされているが、重合体の構造面からみて、
紙力増強剤として未だ十分でなく、また、その結果も未
だ十分に満足するようなものではなかった。これらの従
来の改良を踏まえ更なる紙力増強剤としての性能向上が
望まれていた。
【0005】さらに、最近の製紙プロセスにおける古紙
使用比率の増大、抄造pHの上昇、排水規制等による白
水のクローズド化率の上昇、抄紙マシーンの高速化な
ど、抄紙条件の悪化により、一層高性能の紙力増強剤が
望まれている。とりわけ、紙力低下の克服は重要であ
り、紙の用途によっては、紙力強度の一つであるZ軸強
度の低下が大きな問題となる場合がある。Z軸強度を向
上させる紙力増強剤として、アクリルアミド系重合体を
ホフマン分解反応したカチオン性アクリルアミド重合体
を利用したものが知られているが、現在、更に高水準の
Z軸強度を実現することが望まれている。
【0006】一方、表面塗工剤は、アニオン性のポリマ
ーを主体とするものが多いが、従来から、架橋構造を取
り入れて高分子量化を試みたり、輸送費削減のため高濃
度化を図る等の検討が行われてきた。しかしながら、高
度構造制御技術を利用するまでには至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規な重合
手法で合成される重合体、特にアクリルアミド系重合体
に関するものである。具体的には、ある特定ビニルモノ
マーを構成単位にもつ重合体存在下で重合することによ
り得られる重合体およびアクリルアミド系重合体に関す
るものであり、濾水性や紙力性能に優れ、高分子量であ
るにもかかわらず比較的低粘度である重合体およびアク
リルアミド系重合体水溶液、及びそれらの製造方法を提
供するものである。又、本発明の他の目的は、該重合体
および該アクリルアミド系重合体からなる紙力増強剤や
表面塗工剤、あるいは濾水性向上剤などの製紙用添加剤
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の事情
に鑑み、アクリルアミド系重合体等に関して鋭意研究を
重ねた結果、従来にはない重合反応手法を利用して、構
造制御された重合体を得られることが判明し、本発明を
完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、以下の(1)〜(1
0)に関する。 (1) 下記一般式(1)
【0010】
【化3】
【0011】(式中R1は水素原子または炭素数1〜3
の低級アルキル基、nは1〜8の整数を表す。)で表さ
れるビニルモノマーおよび/またはそれらの塩類から選
ばれた少なくとも1種のビニルモノマー(a)および
(a)成分と共重合可能な少なくとも1種のビニルモノ
マー(b)を重合して得られた重合体(A)の存在下
で、少なくとも1種のビニルモノマー(c)を重合させ
て得られる重合体(B)。
【0012】(2) 重合体(A)の重量平均分子量が
1,000〜5,000,000であることを特徴とす
る(1)に記載の重合体(B)。
【0013】(3) ビニルモノマー(b)の少なくと
も一種が(メタ)アクリルアミドであることを特徴とす
る(1)または(2)に記載の重合体(B)。
【0014】(4) ビニルモノマー(c)の少なくと
も一種が(メタ)アクリルアミドであることを特徴とす
る(1)乃至(3)いずれかに記載の重合体(B)。
【0015】(5) 重合体(A)と重合体(B)の構
成ビニルモノマー成分が同一であって、重合体(A)の
構成ビニルモノマー成分の少なくとも1種のビニルモノ
マーの重合体(A)に対する構成モル比率と重合体
(B)の同種のビニルモノマーの重合体(B)に対する
構成モル比率が実質的に異なることを特徴とする(1)
乃至(4)いずれかに記載の重合体(B)。
【0016】(6) 重合体(B)の構成ビニルモノマ
ーから重合体(A)の構成ビニルモノマーを除いたビニ
ルモノマー組成と重合体(A)の構成ビニルモノマー組
成が異なることを特徴とする(1)乃至(5)いずれか
に記載の重合体(B)。
【0017】(7) ビニルモノマー(b)の少なくと
も一種がイオン性モノマーであることを特徴とする
(1)乃至(6)いずれかに記載の重合体(B)。
【0018】(8) 重量平均分子量が100,000
〜10,000,000である(1)乃至(7)いずれ
かに記載の重合体(B)。
【0019】(9) (1)乃至(8)いずれかに記載
の重合体(B)を含有する紙力増強剤。
【0020】(10) 下記一般式(1)
【0021】
【化4】
【0022】(式中R1は水素原子または炭素数1〜3
の低級アルキル基、nは1〜8の整数を表す。)で表さ
れるビニルモノマーおよび/またはそれらの塩類から選
ばれた少なくとも1種のビニルモノマー(a)と、ビニ
ルモノマー(a)成分と共重合可能な少なくとも1種の
ビニルモノマー(b)とを重合させることにより重合体
(A)を得る工程と、該重合体(A)の存在下で、少な
くとも1種のビニルモノマー(c)を重合させる工程と
を有することを特徴とする重合体(B)の製造方法。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明の重合体(B)とは、特定ビニルモノマー
(a)とビニルモノマー(b)を重合させて得られる重
合体(A)を必須構成成分として重合される重合体を意
味する。即ち、重合体(A)は重合体(B)の構成成分
である。
【0024】(重合体(A))本発明において、まず一
般式(1)で表されるビニルモノマーおよび/またはそ
れらの塩類から選ばれた少なくとも1種のビニルモノマ
ー(a)および(a)成分と共重合可能なビニルモノマ
ー(b)からなる重合体(A)について説明する。
【0025】(ビニルモノマー(a))本発明の重合体
(A)の成分として使用される一般式(1)で表される
ビニルモノマーおよび/またはそれらの塩類から選ばれ
た少なくとも1種のビニルモノマー(a)とは、前記一
般式(1)で示されるビニルモノマーにおいて、R1で
表される低級アルキル基としては、炭素数が好ましくは
1〜3の低級アルキル基であり、具体的にはメチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基である。上
記ビニルモノマーの塩としては、例えばナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩等である。
上記一般式(1)で表されるスルホン酸化化合物の具体
例としては、例えば、アリルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸、メタリルスルホ
ン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸アンモニウム等を
例示すことができる。
【0026】一般式(1)におけるnは1〜8、好まし
くは1〜4の整数を表す。
【0027】重合体(A)におけるこれら一般式(1)
で示されるビニルモノマーの量としては、重合体(A)
を構成する全モノマーの量に対し、0.005〜50モ
ル%であり、より好ましくは1〜40モル%である。こ
れら一般式(1)で示されるビニルモノマーは単独で用
いても、複数を併用してもよい。
【0028】(ビニルモノマー(b))本発明の重合体
(A)において使用される、一般式(1)で表されるビ
ニルモノマー(a)と共重合可能なビニルモノマー
(b)としては、ビニルモノマー(a)と共重合可能な
ものであれば良く、種々のモノマーを使用することがで
きる。ここで、ビニルモノマー(b)として、例えば、
重合性の点から、(メタ)アクリルアミド、イオン性モ
ノマー、(メタ)アクリルアミドとイオン性モノマー、
(メタ)アクリルアミドと疎水性モノマー等の群から選
ばれる少なくとも一種のモノマーが好ましく挙げられ
る。また、イオン性モノマーとしてアニオン性ビニルモ
ノマーを使用することは紙力増強剤、表面塗工剤として
好ましく実施できる。
【0029】アニオン性ビニルモノマーの例として、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マ
レイン酸、フマル酸、シトラコン酸、3−ブテン−1,
2,3−トリカルボン酸、4−ペンテン−1,2,4−
トリカルボン酸、アコニット酸等の不飽和カルボン酸お
よびそれらの塩、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン
酸、アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸、ア
クリルアミド−tert−ブチルスルホン酸等の不飽和
スルホン酸およびそれらの塩等が挙げられる。これらを
1種類単独で使用してもよいし、数種類を組み合わせて
使用することもできる。
【0030】(重合体(A)に用いられる他のモノマー)
重合体(A)の重合に際し、他のモノマーとして、(メ
タ)アクリルアミド、疎水性モノマー、イオン性モノマ
ーの他、親水性モノマー、架橋性モノマーなどと組み合
わせても良い。
【0031】(イオン性モノマー)イオン性モノマーの
うちアニオン性モノマーとしては、上述したものが例示
される。
【0032】また、カチオン性モノマーとしては、例え
ばN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミド等のアミンおよびそれらの塩およびそれら
の塩化メチル、塩化ベンジル、ジメチル硫酸、エピクロ
ルヒドリンおよびジメチルジアリルアンモニウムの塩化
物および臭化物等による4級化物等が挙げられる。
【0033】(疎水性モノマー)疎水性モノマーとして
は、具体的には、例えば、N,N−ジ−n−プロピル
(メタ)アクリルアミド、N−n−ブチル(メタ)アク
リルアミド、N−n−ヘキシル(メタ)アクリルアミ
ド、N−n−オクチル(メタ)アクリルアミド、N−t
ert−オクチル(メタ)アクリルアミド、N−ドデシ
ルアクリルアミド、N−n−ドデシルメタクリルアミド
等のN−アルキル(メタ)アクリルアミド誘導体、N,
N−ジグリシジル(メタ)アクリルアミド、N−(4−
グリシドキシブチル)(メタ)アクリルアミド、N−
(5−グリシドキシペンチル)アクリルアミド、N−
(6−グリシドキシヘキシル)アクリルアミド等のN−
(ω−グリシドキシアルキル)(メタ)アクリルアミド
誘導体、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリレート誘導体、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、エチレン、プロピレン、ブテン等のオレフィン類、
スチレン、α−メチルスチレン、ブタジエン、イソプレ
ン等を挙げることができる。
【0034】(親水性モノマー)親水性モノマーとして
は、具体的には(メタ)アクリルアミドの他に、例えば
ダイアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−プ
ロピルアクリルアミド、N−アクリロイルピロリジン、
N−アクリロイルピペリジン、N−アクリロイルモルホ
リン、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、各種のメトキシポ
リエチレングリコール(メタ)アクリレート、N−ビニ
ルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル
−2−ピロリドン等をあげることができる。
【0035】(架橋性モノマー)架橋性モノマーとして
は、具体的には、例えば、メチレンビス(メタ)アクリ
ルアミド、エチレンビス(メタ)アクリルアミド、ヘキ
サメチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリル
(メタ)アクリルアミドなどの2官能型架橋性モノマ
ー、あるいは、1,3,5−トリアクリロイルヘキサヒ
ドロ−S−トリアジン、トリアリルイソシアヌレート、
トリアクリル酸ペンタエリスリトール、トリメチロール
プロパンアクリレート、トリアクリルホルマール、ジア
クリロイルイミド等の多官能型架橋性モノマー等が挙げ
られる。
【0036】(重合体(A)の重合方法)本発明におけ
る重合体(A)の重合方法としては、ラジカル重合が好
ましい。この場合に使用される重合溶媒としては特に制
限はないが、通常水が好ましい。アルコール、ジメチル
ホルムアミド等の有機溶媒を用いても良く、又、水、有
機溶媒等を併用してもよい。
【0037】本発明における重合体(A)の重合方法と
しては、全モノマーを反応容器に一括で仕込み、重合す
る回分(バッチ)重合でも良いが、モノマーの一部もし
くは全部を反応容器中に滴下しながら重合する半回分
(セミバッチ)重合法でも良い。また、モノマー等を連
続的に供給し、得られた重合体を連続的に抜き出す連続
法でも良い。
【0038】本発明における重合体(A)の重合におい
て使用する重合開始剤としては、特に制限はないが、水
溶性のものであれば、より好ましい。その使用方法とし
ては、モノマー水溶液に一括に添加してもよいし、滴下
してもよい。
【0039】重合開始剤の具体例としては、例えば、過
硫酸塩系、過酸化物系では、例えば過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素、
過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパーオキサイド等
が挙げられる。この場合、単独で使用する方が好ましい
が、還元剤と組合せてレドックス系重合開始剤としても
使用できる。還元剤としては、例えば亜硫酸塩、亜硫酸
水素塩、鉄、銅、コバルトなどの低次のイオン化の塩、
N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン等
の有機アミン、更にはアルドース、ケトース等の還元糖
などを挙げることができる。
【0040】また、アゾ化合物も本発明において好まし
く、2,2’−アゾビス−2−メチルプロピオンアミジ
ン塩酸塩、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル、2,2’−アゾビス−N,N’−ジメチレ
ンイソブチルアミジン塩酸塩、2,2’−アゾビス−2
−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオン
アミド、2,2’−アゾビス−2−(2−イミダゾリン
−2−イル)−プロパン及びその塩、4,4’−アゾビ
ス−4−シアノ吉草酸及びその塩等を使用することがで
きる。更に、上記した重合開始剤を2種以上併用するこ
とも可能である。
【0041】本発明における重合体(A)の重合におい
て、重合温度は単一重合開始剤の場合には、概ね30〜
100℃であり、レドックス系重合開始剤の場合の開始
温度はより低く概ね5〜90℃である。また、重合中同
一温度に保つ必要はなく、重合の進行に伴い適宜変えて
もよいが、一般に重合の進行に伴い発生する重合熱によ
り昇温するため、必要に応じ、冷却を加える必要が生じ
る場合もある。その時の重合容器内の雰囲気は特に限定
はないが、重合を速やかに行わせるには窒素ガスのよう
な不活性ガスで置換した方がよい。
【0042】本発明における重合体(A)において、重
合時間は特に限定はないが、半回分(セミバッチ)重合
における滴下時間も含め、概ね5分〜20時間である。
【0043】本発明における重合体(A)の重合におい
て、重合pHも特に限定はないが、必要に応じpH調整
して重合を行ってもよい。その場合使用可能なpH調整
剤として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニ
ア等のアルカリ化剤、リン酸、硫酸、塩酸等の鉱酸、蟻
酸、酢酸等の有機酸等が挙げられる。
【0044】本発明における重合体(A)を重合する場
合の重合濃度(重合体(A)の重合終了時の濃度)は、
1〜50wt%が好ましく、より好ましくは5〜50w
t%である。
【0045】(重合体(A)の物性)重合体(A)の重
量平均分子量は、好ましくは1,000〜5,000,
000、さらに好ましくは1,000〜2,000,0
00、特に好ましくは1,000〜1,000,000
である。
【0046】(重合体(B)) 次に、本発明における
重合体(A)の存在下で少なくとも1種以上のビニルモ
ノマー(c)を重合反応させることにより得られる重合
体(B)について説明する。
【0047】(ビニルモノマー(c))本発明の重合体
(B)におけるビニルモノマー(c)としては、種々の
モノマーを使用することができる。従って、そのモノマ
ー構成を任意に選ぶことができるが、重合性の点から、
(メタ)アクリルアミド、イオン性モノマー、(メタ)
アクリルアミドとイオン性モノマーの組み合わせ、(メ
タ)アクリルアミドと疎水性モノマーの組み合わせ等が
好ましく挙げられる。また、(メタ)アクリルアミド、
疎水性モノマー、イオン性モノマーの他、親水性モノマ
ー、架橋性モノマーなどと組み合わせても良い。特に架
橋性モノマーを組み合わせることにより好ましく重合体
を高分子量化できる。また、ビニルモノマー(a)の共
重合も好ましく利用可能である。
【0048】イオン性モノマーのうち、アニオン性ビニ
ルモノマーの例としては、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、シト
ラコン酸、3−ブテン−1,2,3−トリカルボン酸、
4−ペンテン−1,2,4−トリカルボン酸、アコニッ
ト酸等の不飽和カルボン酸およびそれらの塩、ビニルス
ルホン酸、スチレンスルホン酸、アクリルアミド2−メ
チルプロパンスルホン酸、アクリルアミド−tert−
ブチルスルホン酸等の不飽和スルホン酸およびそれらの
塩等が挙げられる。これらを1種類単独で使用してもよ
いし、数種類を組み合わせて使用することもできる。
【0049】また、カチオン性モノマーとしては、例え
ばN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミド等のアミンおよびそれらの塩およびそれら
の塩化メチル、塩化ベンジル、ジメチル硫酸、エピクロ
ルヒドリン等による4級化物およびジメチルジアリルア
ンモニウムの塩化物および臭化物等(たとえばメタクリ
ロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロ
ライド(DMBq)、アクリロイルオキシエチルジメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド)が挙げられる。
【0050】疎水性モノマーとしては、具体的には、例
えば、N,N−ジ−n−プロピル(メタ)アクリルアミ
ド、N−n−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−n−
ヘキシル(メタ)アクリルアミド、N−n−オクチル
(メタ)アクリルアミド、N−tert−オクチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ドデシルアクリルアミド、N
−n−ドデシルメタクリルアミド等のN−アルキル(メ
タ)アクリルアミド誘導体、N,N−ジグリシジル(メ
タ)アクリルアミド、N−(4−グリシドキシブチル)
(メタ)アクリルアミド、N−(5−グリシドキシペン
チル)アクリルアミド、N−(6−グリシドキシヘキシ
ル)アクリルアミド等のN−(ω−グリシドキシアルキ
ル)(メタ)アクリルアミド誘導体、メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート,2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート誘導
体、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレ
ン、ブテン等のオレフィン類、スチレン、α−メチルス
チレン、ブタジエン、イソプレン等を挙げることができ
る。
【0051】親水性モノマーとしては、具体的には、例
えばダイアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチル
(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N
−プロピルアクリルアミド、N−アクリロイルピロリジ
ン、N−アクリロイルピペリジン、N−アクリロイルモ
ルホリン、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、各種のメトキ
シポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N−
ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビ
ニル−2−ピロリドン等をあげることができる。
【0052】架橋性モノマーとしては、具体的には、例
えば、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレン
ビス(メタ)アクリルアミド、ヘキサメチレンビス(メ
タ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルベンゼン、ジアリル(メタ)アクリルアミ
ドなどの2官能型架橋性モノマー、あるいは、1,3,
5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジン、
トリアリルイソシアヌレート、トリアクリル酸ペンタエ
リスリトール、トリメチロールプロパンアクリレート、
トリアクリルホルマール、ジアクリロイルイミド等の多
官能型架橋性モノマー等が挙げられる。
【0053】本発明の重合体(B)にアニオン性ビニル
モノマー(b)を用いる場合、重合体(B)中のアニオ
ン性ビニルモノマー(b)のモル比率は0.1〜50モ
ル%が好ましく、さらに好ましくは1〜30モル%であ
る。アニオン性ビニルモノマー(b)は前記したように
重合体(A)の構成モノマーとして用いても良いが、重
合体(B)を重合する際に使用するビニルモノマー
(c)として用いることもできる。
【0054】(重合体(B)の製造方法)本発明における
重合体(B)を重合するにあたり、重合体(A)は粉体
状のものを用いても良いし、液状でも良い。また、重合
体(A)を重合し公知の方法で反応を停止させた後重合
体(B)の製造すること又は重合体(A)を重合した後
連続して重合体(B)を重合することが好ましい。
【0055】本発明における重合体(B)の重合方法と
しては、ラジカル重合が好ましい。この場合に使用され
る重合溶媒は特に制限がないが通常水が好ましい。アル
コール、ジメチルホルムアミド等の有機溶媒を用いても
良い。ホフマン分解反応を行う場合は、通常水溶液中で
行うので、水を重合溶媒とするのが好ましい。
【0056】本発明における重合体(B)の重合方法と
しては、重合体(A)とともに全モノマーを反応容器に
一括で仕込み重合する回分(バッチ)重合でも良いし、
重合体(A)とモノマーの一部もしくは全部を反応容器
中に滴下しながら重合する半回分(セミバッチ)重合法
でも良い。また、重合体(A)の溶液をあらかじめ反応
容器に仕込み、モノマーの一部もしくは全部を反応容器
中に滴下しながら重合する半回分重合でも良い。さら
に、重合体(B)を重合するにあたり、複数回にわたっ
て断続的に重合しても良い。
【0057】本発明における重合体(B)の重合におい
て使用する重合開始剤としては、特に制限はないが、水
溶性のものであれば、より好ましい。その使用方法とし
ては、モノマー水溶液に一括に添加してもよいし、滴下
してもよい。重合開始剤の具体例としては、例えば、過
硫酸塩系、過酸化物系では、例えば過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素、
過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパーオキサイド等
が挙げられる。この場合、単独で使用する方が好ましい
が、還元剤と組合せてレドックス系重合開始剤としても
使用できる。還元剤としては、例えば亜硫酸塩、亜硫酸
水素塩、鉄、銅、コバルトなどの低次のイオン化の塩、
N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン等
の有機アミン、更にはアルドース、ケトース等の還元糖
などを挙げることができる。
【0058】また、アゾ化合物も本発明において好まし
く用いられ、2,2’−アゾビス−2−メチルプロピオ
ンアミジン塩酸塩、2,2’−アゾビス−2,4−ジメ
チルバレロニトリル、2,2’−アゾビス−N,N’−
ジメチレンイソブチルアミジン塩酸塩、2,2’−アゾ
ビス−2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プ
ロピオンアミド、2,2’−アゾビス−2−(2−イミ
ダゾリン−2−イル)−プロパン及びその塩、4,4’
−アゾビス−4−シアノ吉草酸及びその塩等を使用する
ことができる。更に、上記した重合開始剤を2種以上併
用することも可能である。
【0059】本発明における重合体(B)の重合におい
て、重合温度は単一重合開始剤の場合には、概ね30〜
100℃であり、レドックス系重合開始剤の場合の開始
温度はより低く概ね5〜90℃である。また、重合中同
一温度に保つ必要はなく、重合の進行に伴い適宜変えて
もよいが、一般に重合の進行に伴い発生する重合熱によ
り昇温するため、必要に応じ、冷却を加える必要が生じ
る場合もある。その時の重合容器内の雰囲気は特に限定
はないが、重合を速やかに行わせるには窒素ガスのよう
な不活性ガスで置換した方がよい。
【0060】本発明における重合体(B)において、重
合時間については特に制限はないが、半回分(セミバッ
チ)重合における滴下時間も含め、概ね5分〜20時間
である。
【0061】本発明における重合体(B)の重合におい
て、重合pHについても特に限定はないが、必要に応じ
pH調整して重合を行ってもよい。その場合使用可能な
pH調整剤として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
アンモニア等のアルカリ化剤、リン酸、硫酸、塩酸等の
鉱酸、蟻酸、酢酸等の有機酸等が挙げられる。
【0062】本発明における重合体(B)を重合する場
合の重合濃度(重合体(B)の重合終了時の濃度)は、
1〜70wt%が好ましく、より好ましくは5〜50w
t%が良い。
【0063】また、本発明では架橋性ビニルモノマーを
重合体(B)の必須成分とすることにより、より高い紙
力効果が期待できる重合体を得ることができる。架橋性
ビニルモノマーとしては、例えば、メチレンビス(メ
タ)アクリルアミド、エチレンビス(メタ)アクリルア
ミド、ジメチルメタクリルアミド、ヘキサメチレンビス
(メタ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジビニルベンゼン、ジアリル(メタ)アクリル
アミドなどの2官能型架橋性モノマー、あるいは、1,
3,5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジ
ン、トリアリルイソシアヌレート、トリアクリル酸ペン
タエリスリトール、トリメチロールプロパンアクリレー
ト、トリアクリルホルマール、ジアクリロイルイミド等
の多官能型架橋性モノマー等が挙げられる。
【0064】これら架橋性ビニルモノマーの使用量は重
合体(B)を構成する全モノマーの総量に対し、0.0
1〜5モル%であることが好ましく、0.01〜2モル
%であることがさらに好ましい。
【0065】また、これら架橋性ビニルモノマーは重合
体(A)の製造時に使用することもできるし、重合体
(A)および重合体(B)の両方に使用することもでき
るが、重合体(B)を重合する際に使用することが好ま
しい。
【0066】本発明における重合体(B)を構成する全
モノマーに対して、重合体(A)を構成する全モノマー
のモル比の値((A)/(B))は、0.001〜0.
999が好ましく、0.01〜0.98がより好まし
い。さらに好ましくは、0.02〜0.40または0.
45〜0.99、最も好ましくは、0.04〜0.30
または0.60〜0.98とする。また、本発明の重合
体(B)を構成する全モノマーに対して、(メタ)アク
リルアミドのモル比の値[(メタ)アクリルアミド/
(B)]は、0.001〜0.999が好ましく、0.
04〜0.96がより好ましい。
【0067】また、本発明の重合体(B)を紙力増強効
果も有する製紙用添加剤として用いる場合には、重合体
(B)を構成する全モノマーに対して、重合体(B)を
構成する(メタ)アクリルアミドのモル比率が0.50
〜0.999が好ましく、また、重合体(B)を構成す
る全モノマーに対して全イオン性モノマーのモル比率は
0.005〜0.50が好ましく、0.01〜0.30
であることがさらに好ましい。
【0068】本発明において、重合体(A)におけるビ
ニルモノマー(a)およびビニルモノマー(b)からな
る組成ならびにその比率と、ビニルモノマー(c)の組
成およびその比率とは同じにする必要はなく、目的に応
じて変えることができる。例えば組成については以下の
(1)〜(6)等を示すことができる。 (1)ビニルモノマー(b)をカチオン性モノマー、ビ
ニルモノマー(c)を非カチオン性モノマー(ノニオン
性、アニオン性モノマーなど)とする。 (2)ビニルモノマー(b)をアニオン性モノマー、ビ
ニルモノマー(c)を非アニオン性モノマー(ノニオン
性、カチオン性モノマーなど)とする。 (3)ビニルモノマー(b)を非アニオン性モノマー
(ノニオン性、カチオン性モノマーなど)、ビニルモノ
マー(c)をアニオン性モノマーとする。 (4)ビニルモノマー(b)を非カチオン性モノマー
(ノニオン性、アニオン性モノマーなど)、ビニルモノ
マー(c)をカチオン性モノマーとする。 (5)ビニルモノマー(b)を非疎水性モノマー、ビニ
ルモノマー(c)を疎水性モノマーとする。 (6)ビニルモノマー(b)を疎水性モノマー、ビニル
モノマー(c)を非疎水性モノマーとする。
【0069】その中でもビニルモノマー(b)をアニオ
ン性モノマーとしたアニオン性紙力増強剤、アニオン性
表面塗工剤、およびビニルモノマー(b)をカチオン性
モノマー、ビニルモノマー(c)をアニオン性モノマー
とした紙力増強剤が好ましく例示される。
【0070】例えば、重合体(A)の製造時にアニオン
性ビニル化合物(b)としてアクリル酸を使用し、重合
体(B)製造時の(メタ)アクリルアミドと共重合可能
なビニル化合物(c)としてアクリロニトリルを使用し
たり、(b)と(c)の両方にアクリル酸を使用し、そ
の使用比率を変えてもよい。重合体(B)を構成する
(メタ)アクリルアミドは50モル%以上が好ましい。
【0071】上記した重合体(B)の重量平均分子量
は、紙力増強剤、アニオン性表面塗工剤として使用する
場合、好ましくは100,000〜10,000,00
0、さらに好ましくは500,000〜10,000,
000である。
【0072】また、重合体(A)においては、重合平均
分子量が1,000〜5,000,000が好ましい。
なお、重合体(B)の分子量をコントロールするにあた
り、一般式(1)で示される化合物(a)を用いても良
い。また、重合体(B)の分子量をコントロールするに
あたり、公知の連鎖移動剤を適宜用いても構わず、また
重合温度、時間等の重合条件を適宜調節することでも構
わない。
【0073】また、重合体(B)を比較的低粘度で高分
子量化するにあたり架橋性モノマーを利用しても良い
し、N−置換(メタ)アクリルアミド類のようなグラフ
ト可能なモノマーを導入したり、90℃以上の高温での
重合によって比較的緩やかな架橋をもたせても良い。
【0074】本発明のアクリルアミド系重合体は、さら
にマンニッヒ変性、ホフマン変性等の変性を行ったのち
紙力増強剤等として用いることができる。また、各種イ
オン性ポリマーとの併用、混合を行って用いることもで
きる。
【0075】(紙力増強剤または表面塗工剤)本発明の
アニオン性アクリルアミド系重合体(B)は、紙力増強
剤や表面塗工剤等の製紙用添加剤として好適に使用する
ことができる。
【0076】紙力増強剤には、大別すると、パルプスラ
リー中に添加することにより使用されるものと、湿乾紙
シートに塗布、含浸またはスプレーすることにより使用
されるものとがあり、本発明のアクリルアミド系重合体
は、そのいずれにも使用することができる。
【0077】本発明のアニオン性アクリルアミド系重合
体(B)は、製紙用添加剤として単独で使用することは
もちろん、種々の薬剤と組み合わせて使用することもで
きる。例えば、従来から使用されてきた澱粉系、PVA
系、カルボキシメチルセルロース系、ポリアクリルアミ
ド系等の各種高分子体や、更にまた、ロジン系、合成系
等のサイズ剤、あるいはまた濾水向上剤、歩留まり向上
剤、耐水化剤、離型剤、消泡剤、防錆剤、イオン封鎖剤
等の薬品と組み合わせることによっても更に機能的な紙
力増強剤ならびに表面塗工剤として利用できる。
【0078】紙力増強剤ならびに表面塗工剤として、本
発明のアクリルアミド系重合体(B)を使用する場合は
水溶液であることが望ましい。この時の重合体濃度は高
い方が経済的にも好ましいのはむろんであるが、粘度は
5万cps(センチポイズ)以下、好ましくは、流通
時、使用時の作業性の点から、3万cps(センチポイ
ズ)以下、さらに好ましくは2万cps(センチポイ
ズ)以下であるとよい。
【0079】本発明により得られた重合体は、従来の紙
力増強剤あるいは表面塗工剤に比べ、優れた諸効果を発
揮する。いかなる理由でこのような優れた特性を有する
アクリルアミド系重合体(B)が得られるのか現時点で
は不明であるが、分子配列をコントロールすることによ
り、結果的に従来知られているものと比較して、パルプ
繊維あるいはウエットエンドで使用される硫酸アルミニ
ウムとの相互作用が強化されるためではないかと推察さ
れる。
【0080】(重合体(C))本発明の重合体(B)を、
さらにホフマン分解することにより得られる重合体
(C)は、紙力増強剤として用いた場合、優れたZ軸強
度および濾水性能を発揮する。
【0081】原料となる重合体(B)は、その製造を水
溶液で行った場合にはそのまま、もしくは必要に応じ希
釈して反応に供することができる。(B)の重合を他の
溶媒で行った場合は溶媒置換を実施する。この場合ホフ
マン分解よって得られる製品の性能又は作業性に影響を
与えない範囲で以前の溶媒が残留していてもよい。ホフ
マン分解反応は、重合体のアミド基に、次亜ハロゲン酸
をアルカリ性物質の共存下に作用させて行うものであ
り、次亜ハロゲン酸としては、次亜塩素酸、次亜臭素
酸、次亜ヨウ素酸が挙げられる。
【0082】次亜塩素酸塩としては、次亜塩素酸のアル
カリ金属またはアルカリ土類金属が挙げられ、具体的に
は、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、次亜
塩素酸リチウム、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸マ
グネシウム、次亜塩素酸バリウム等が挙げられる。同様
に次亜臭素酸塩、次亜ヨウ素酸塩のアルカリ金属または
アルカリ土類金属が挙げられる。また、アルカリ溶液中
にハロゲンガスを吹き込んで、次亜ハロゲン酸塩を生成
させることも可能である。一方、アルカリ性物質として
は、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化
物、アルカリ金属炭酸塩等が挙げられ、それらの中でも
アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等が挙げられる。
【0083】上記した物質の重合体(B)に対する添加
量は、次亜ハロゲン酸塩では、アミド基に対して0.0
5〜2モル、好ましくは0.1〜1.5モルであり、ア
ルカリ性物質では、アミド基に対して0.05〜4モ
ル、好ましくは0.1〜3.0モルである。
【0084】またホフマン分解反応はアルカリ領域下即
ちpH範囲が8〜14、好ましくは11〜14の範囲に
ある。そのときの重合体(B)の濃度は、概ね0.1〜
17.5重量%であるが、反応濃度が高くなると攪拌が
困難になることやゲル化を起こし易くなることから、通
常は0.1〜10重量%であることが好ましい。また、
ホフマン分解反応を高温、短時間で行う場合は、反応濃
度が1%未満では反応速度が遅くなる等のことがあるこ
とから、1〜10重量%であることがさらに好ましい。
【0085】ホフマン分解反応の反応温度は、50〜1
10℃の範囲の中から選択可能であるが、低温側より6
5〜100℃の高温領域である方が、紙力増強剤として
の効果がより高く好ましい。反応時間は、反応温度、お
よび反応溶液中のポリマー濃度に依存するため一概には
言えないが、例えばポリマー濃度が1重量%の場合、5
0℃では数十分以内、65℃では数分以内、80℃では
数十秒以内で十分である。さらにポリマー濃度が高くな
れば、反応時間はより短くてすむ。
【0086】次に上記した条件でホフマン分解反応を行
った後、副反応の進行を抑制するために反応を停止する
ことが望ましい。ただし、反応後直ちに使用する場合に
は反応停止を行わなくともよい場合がある。
【0087】反応停止の方法としては、(1)還元剤を
添加する、(2)冷却する、(3)溶液のpHを酸添加
により低下させる、等の方法を単独あるいは組み合わせ
て用いることができる。
【0088】(1)は残存する次亜ハロゲン酸塩等を還
元剤との反応により失活させる方法である。使用する還
元剤の具体例として、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナト
リウム、マロン酸エチル、チオグリセロール、トリエチ
ルアミン等が挙げられる。その還元剤の使用量は、通常
反応に使用された次亜ハロゲン酸塩に対して、0.00
5〜0.15倍モル、好ましくは0.01〜0.10倍
モルである。
【0089】(2)は冷却により反応進行を抑える方法
であり、その方法としては、熱交換器を用いて冷却す
る、または冷水で希釈する等の方法が挙げられる。その
ときの温度は、通常50℃以下、好ましくは45℃以
下、さらに好ましくは40℃以下である。
【0090】(3)は、通常pH12〜13のアルカリ
性を示す反応終了液を、酸を用いてpHを下げることに
よりホフマン分解反応を停止させ、同時に加水分解の進
行を抑制する方法である。そのときのpHは中性以下で
あればよく、好ましくはpH4〜6の範囲である。pH
調整で使用する酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸
等の鉱酸、あるいはギ酸、酢酸、クエン酸等の有機酸が
挙げられる。
【0091】次に上記した反応で停止した反応液は、そ
のままカチオン性重合体(C)として使用できるし、該
水溶液をメタノール等のカチオン性重合体(C)を溶解
しない溶媒中に投入して、ポリマーを析出させてその後
乾燥して粉末状にすることもできる。また、該カチオン
性重合体(C)をタンク中に保存しておき、必要に応じ
使用することもできる。そのときの保存温度は、水溶液
の凍結しない程度の低温であればよく、好ましくは10
〜15℃である。
【0092】(カチオン性重合体(C)の用途)カチオン性
重合体(C)は、紙あるいは板紙を抄造する工程におい
て使用され、その添加により例えば紙力増強剤又は濾水
向上剤等として大きな効力がもたらされる。紙力増強剤
又は濾水向上剤には必要な効果を奏する程度カチオン性
重合体(C)が含まれていればよいが、そのまま用いても
よい。
【0093】カチオン性重合体(C)の使用方法は、従
来公知の方法に従って行えばよく、単独で使用すること
もできるが、必要に応じて硫酸バンド、アニオン性アク
リルアミド系重合体などのアニオン性樹脂等と併用して
抄造を行うことも好ましい。
【0094】またカチオン性重合体(C)とアニオン性
樹脂の添加比率は任意に選ぶことができ、好ましくは固
形分重量比で100:0〜10:90の範囲にある。そ
のときの添加量は、パルプの乾燥固形分重量に対して
0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量%で
ある。
【0095】添加場所は、湿潤シートが形成される以前
であればどこでもよく、添加順序も任意の順序、あるい
は同時に添加することができる。ただし、湿潤シートが
形成された後でも、特に抄き合わせ紙を製造する場合に
は、スプレー塗布やロールコーター塗布により添加する
ことも可能である。
【0096】本発明の、分岐架橋構造を制御したアクリ
ルアミド系重合体をホフマン分解反応により得られたカ
チオン性アクリルアミド系重合体は、回収紙の増加等の
抄紙条件の悪化の中で、特にZ軸強度、濾水性能を向上
させることができる。
【0097】従って、段ボールや新聞紙等のような原料
に古紙の占める割合の高い用途に使用すると非常に効果
が大きく、紙力強度の高い紙の製造が可能になる。また
製紙用添加剤の使用量を全体的に減らすことができ、抄
紙コストを下げることが可能となるばかりでなく、抄紙
系内汚染の原因となり得る未定着樹脂量の減少にもつな
がるなど、得られる効果は大きい。
【0098】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例
に限定されるものではない。また、%で示したものは、
断わりの無い限り重量%を意味するものである。
【0099】実施例におけるGPC−MALLS(GP
Cに多角度光散乱検出器を接続したGPC−MALLS
法による測定)の測定条件は以下の通りである。
【0100】GPC本体:昭和電工(株)製、システム
11 カラム:SHODEX SB 80M 溶離液:N/10硝酸ナトリウムを含むN/15リン酸
緩衝液(pH7) 流速:1.0ml/分 検出器:ワイアットテクノロジー社の多角度光散乱検出
器DAWN
【0101】(実施例1)攪拌機、還流冷却管、温度
計、窒素ガス導入管、滴下口を備えた5つ口フラスコ
(以下、反応容器と呼ぶ)に純水201.33gを仕
込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃に調整し
た。
【0102】一方、80%(以下特に断りがなければ%
はすべて重量%を意味する)アクリル酸18.64g、
メタリルスルホン酸ナトリウム3.27gを混合溶解し
た溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−
シアノ吉草酸0.24gを溶解した水溶液60gを調整
し、それぞれ、反応容器中に、60分かけて均等滴下し
た。この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80
℃で、4時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0103】続いて、50%アクリルアミド549.8
9g、メチレンビスアクリルアミド0.32g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム6.55gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.37gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に180分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃
で、8時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度6290cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−1とする。
【0104】M−1の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、4,500,000であっ
た。
【0105】(実施例2)前記反応容器に純水221.
84gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0106】一方、80%アクリル酸36.58g、メ
タリルスルホン酸ナトリウム6.42gを混合溶解した
溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シ
アノ吉草酸0.24gを溶解した水溶液60gを調整
し、それぞれ、反応容器中に、60分かけて均等滴下し
た。この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80
℃で、3時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0107】続いて、50%アクリルアミド501.6
8g、メチレンビスアクリルアミド0.63、メタリル
スルホン酸ナトリウム12.85gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.73gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に240分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃
で、5時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度6640cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−2とする。
【0108】M−2の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、4,910,000であっ
た。
【0109】(実施例3)前記反応容器に純水228.
27gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0110】一方、50%アクリルアミド56.98
g、80%アクリル酸36.12g、メタリルスルホン
酸ナトリウム6.34gを混合溶解した溶液、および純
分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.
24gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反
応容器中に、60分かけて均等滴下した。この間、内温
を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、5時間重合
を続け、重合体Aを得た。
【0111】続いて、50%アクリルアミド432.0
2g、メチレンビスアクリルアミド1.24g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム19.02gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.71gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に300分かけて均等滴下した。
この間、内温を90℃に保った。滴下終了後、90℃
で、3時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度8730cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−3とする。
【0112】M−3の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、5,930,000であっ
た。
【0113】(実施例4)前記反応容器に純水238.
79gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0114】一方、50%アクリルアミド28.49
g、80%アクリル酸54.17g、メタリルスルホン
酸ナトリウム9.51gを混合溶解した溶液、および純
分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.
47gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反
応容器中に、90分かけて均等滴下した。この間、内温
を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、2時間重合
を続け、重合体Aを得た。
【0115】続いて、50%アクリルアミド432.2
6g、メチレンビスアクリルアミド0.93g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム15.85gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.22gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に150分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃
で、5時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度8080cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−4とする。
【0116】M−4の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、5,850,000であっ
た。
【0117】(実施例5)前記反応容器に純水236.
22gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を90℃
に調整した。
【0118】一方、イタコン酸24.84g、メタリル
スルホン酸ナトリウム12.08gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.47gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に、60分かけて均等滴下した。
この間、内温を90℃に保った。滴下終了後、90℃
で、5時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0119】続いて、50%アクリルアミド487.5
5g、メチレンビスアクリルアミド1.18g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム18.12gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.71gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に150分かけて均等滴下した。
この間、内温を90℃に保った。滴下終了後、80℃
で、5時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度7570cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−5とする。
【0120】M−5の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、4,780,000であっ
た。
【0121】(実施例6)前記反応容器に純水265.
49gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を90℃
に調整した。
【0122】一方、イタコン酸47.13g、メタリル
スルホン酸ナトリウム17.19gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.47gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に、90分かけて均等滴下した。
この間、内温を90℃に保った。滴下終了後、90℃
で、2時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0123】続いて、50%アクリルアミド429.0
1g、メチレンビスアクリルアミド1.12g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム20.05gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.59gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に150分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、90℃
で、4時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度6930cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−6とする。
【0124】M−6の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、4,840,000であっ
た。
【0125】(実施例7)前記反応容器に純水226.
72gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0126】一方、50%アクリルアミド38.61
g、イタコン酸15.14g、メタリルスルホン酸ナト
リウム12.27gを混合溶解した溶液、および純分8
4%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.73
gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容
器中に、60分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、5時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0127】続いて、50%アクリルアミド467.9
6g、メチレンビスアクリルアミド0.90g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム18.41gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸1.10gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に150分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃
で、5時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度6470cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−7とする。
【0128】M−7の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、4,780,000であっ
た。
【0129】(実施例8)前記反応容器に純水246.
46gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を90℃
に調整した。
【0130】一方、50%アクリルアミド64.13
g、イタコン酸39.17g、メタリルスルホン酸ナト
リウム11.89gを混合溶解した溶液、および純分8
4%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.47
gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容
器中に、90分かけて均等滴下した。この間、内温を9
0℃に保った。滴下終了後、90℃で、6時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0131】続いて、50%アクリルアミド402.9
5g、メチレンビスアクリルアミド0.58g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム14.86gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.61gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に150分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃
で、4時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却
するとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度5500cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−8とする。
【0132】M−8の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、4,430,000であっ
た。
【0133】(比較例1)前記反応容器に純水201.
33gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0134】一方、50%アクリルアミド549.89
g、80%アクリル酸18.64g、メタリルスルホン
酸ナトリウム9.82g、メチレンビスアクリルアミド
0.32g、蒸留水18.19gを混合溶解した溶液、
および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉
草酸0.24gを溶解した水溶液120gを調整し、そ
れぞれ、反応容器中に、240分かけて均等滴下した。
この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃
で、8時間重合を続けた後、冷却するとともに、水を加
え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30%、
25℃におけるブルックフィールド粘度8180cps
のアニオン性重合体水溶液を得た。この重合体をN−1
とする。
【0135】N−1の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、1,950,000であっ
た。
【0136】(比較例2)前記反応容器に純水221.
84gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0137】一方、50%アクリルアミド501.68
g、80%アクリル酸36.58g、メタリルスルホン
酸ナトリウム19.27g、メチレンビスアクリルアミ
ド0.63gを混合溶解した溶液、および純分84%の
4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.49gを溶
解した水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中
に、300分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
け、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調整する
ことにより、不揮発分30%、25℃におけるブルック
フィールド粘度8690cpsのアニオン性重合体水溶
液を得た。この重合体をN−2とする。
【0138】N−2の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、2,240,000であっ
た。
【0139】(比較例3)前記反応容器に純水228.
27gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0140】一方、50%アクリルアミド432.02
g、80%アクリル酸36.12g、メタリルスルホン
酸ナトリウム25.36g、メチレンビスアクリルアミ
ド1.24g、を混合溶解した溶液、および純分84%
の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.47gを
溶解した水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、300分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、5時間重合を続
け、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調整する
ことにより、不揮発分30%、25℃におけるブルック
フィールド粘度11050cpsのアニオン性重合体水
溶液を得た。この重合体をN−3とする。
【0141】N−3の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、1,840,000であっ
た。
【0142】(比較例4)攪拌機、還流冷却管、温度
計、窒素ガス導入管、滴下口を備えた5つ口フラスコ
(以下、反応容器と呼ぶ)に純水238.79gを仕
込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃に調整し
た。
【0143】一方、50%アクリルアミド460.75
g、80%アクリル酸54.17g、メタリルスルホン
酸ナトリウム25.36g、メチレンビスアクリルアミ
ド0.93gを混合溶解した溶液、および純分84%の
4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.22gを溶
解した水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中
に、300分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
け、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調整する
ことにより、不揮発分30%、25℃におけるブルック
フィールド粘度11550cpsのアニオン性重合体水
溶液を得た。この重合体をN−4とする。
【0144】N−4の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、3,460,000であっ
た。
【0145】(比較例5)前記反応容器に純水236.
22gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0146】一方、50%アクリルアミド487.55
g、イタコン酸24.84g、メタリルスルホン酸ナト
リウム30.20g、メチレンビスアクリルアミド1.
18gを混合溶解した溶液、および純分84%の4,
4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.22gを溶解し
た水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中に、
300分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に
保った。滴下終了後、80℃で、5時間重合を続け、冷
却するとともに、水を加え、不揮発分を調整することに
より、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィー
ルド粘度9440cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をN−5とする。
【0147】N−5の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、1,960,000であっ
た。
【0148】(比較例6)前記反応容器に純水265.
49gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0149】一方、50%アクリルアミド429.01
g、イタコン酸47.13g、メタリルスルホン酸ナト
リウム37.24g、メチレンビスアクリルアミド1.
12gを混合溶解した溶液、および純分84%の4,
4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.85gを溶解し
た水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中に、
300分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に
保った。滴下終了後、80℃で、2時間重合を続け、冷
却するとともに、水を加え、不揮発分を調整することに
より、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィー
ルド粘度8750cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をN−6とする。
【0150】N−6の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、2,580,000であっ
た。
【0151】(比較例7)前記反応容器に純水226.
72gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0152】一方、50%アクリルアミド471.57
g、イタコン酸15.14g、メタリルスルホン酸ナト
リウム30.68g、メチレンビスアクリルアミド0.
90gを混合溶解した溶液、および純分84%の4,
4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.61gを溶解し
た水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中に、
300分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に
保った。滴下終了後、80℃で、5時間重合を続け、冷
却するとともに、水を加え、不揮発分を調整することに
より、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィー
ルド粘度8560cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をN−7とする。
【0153】N−7の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、2,560,000であっ
た。
【0154】(比較例8)前記反応容器に純水246.
46gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0155】一方、50%アクリルアミド467.08
g、イタコン酸39.17g、メタリルスルホン酸ナト
リウム26.75g、メチレンビスアクリルアミド0.
58gを混合溶解した溶液、および純分84%の4,
4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.50gを溶解し
た水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中に、
300分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に
保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続け、冷
却するとともに、水を加え、不揮発分を調整することに
より、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィー
ルド粘度8110cpsのアニオン性重合体水溶液を得
た。この重合体をN−8とする。
【0156】N−8の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、3,670,000であっ
た。
【0157】実施例および比較例で得られた重合体の組
成ならびに諸物性値を表1および表2にまとめて示し
た。
【0158】
【表1】
【0159】
【表2】
【0160】
【表3】
【0161】なお、表1(その1)〜表1(その3)
中、略号の意味は次のとおりである。 AM:アクリルアミド、AA:アクリル酸、IA:イタ
コン酸、MBA:メチレンビスアクリルアミド、SM
S:メタリルスルホン酸ナトリウム
【0162】
【表4】
【0163】次に、実施例および比較例で得られた重合
体を内添用紙力増強剤として利用した場合の応用例につ
いて示す。 (応用例1〜8および比較応用例1〜8)段ボール古紙
から得られた叩解度CSF(カタディアン・スタンダー
ド・フリーネス)400のL−BKP1%スラリーに、
硫酸バンドを対パルプ2.0%添加し、3分間攪拌し
た。この時のパルプスラリーのpHは4.5であった。
その後、攪拌しながら、ポリマーM−1の1%水溶液を
不揮発分基準で、対パルプ0.5%添加し、さらに攪拌
を3分間続けた。しかる後、得られたパルプスラリーを
用いて、TAPPI角型シートマシーンによる抄紙を行
った。抄紙したウエットシートは、ドラムドライヤーに
て、110℃、3分間乾燥し、坪量100g/m2の手
抄き紙を得た。得られた乾紙を20℃、RH65%の恒
温恒湿室にて、24時間以上調湿した後、比破裂強度
(JIS−P8112)、Z軸強度(インターナルボン
ドテスター、熊谷理機工業株式会社製)を測定した。ポ
リマーM−2〜M−8及びN−1〜N−8についても同
様の操作を行った。その結果を表3に示した。
【0164】
【表5】
【0165】(実施例9)前記反応容器に純水214.
84gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0166】一方、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート24.85g、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム3.13gを混合溶解し、35%HClでpHを4.
2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.49gを溶解した水溶液60g
を調整し、それぞれ、反応容器中に、120分かけて均
等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了
後、80℃で、4時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0167】続いて、50%アクリルアミド530.3
3g、メチレンビスアクリルアミド0.61g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム6.25gを混合溶解し、35
%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84%
の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.93gを
溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器中
に180分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃
に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続け、
重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を加
え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30%、
25℃におけるブルックフィールド粘度5170cps
の両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−9とす
る。
【0168】M−9の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、2,460,000であっ
た。
【0169】(実施例10)前記反応容器に純水26
2.84gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0170】一方、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート67.57g、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム2.83gを混合溶解し、35%HClでpHを4.
2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.49gを溶解した水溶液60g
を調整し、それぞれ、反応容器中に、120分かけて均
等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了
後、80℃で、6時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0171】続いて、50%アクリルアミド434.3
3g、メチレンビスアクリルアミド1.10g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム11.33gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.71g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に180分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続
け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30
%、25℃におけるブルックフィールド粘度6020c
psの両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−10
とする。
【0172】M−10の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、3,460,000であっ
た。
【0173】(実施例11)前記反応容器に純水24
3.66gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0174】一方、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート35.30g、イタコン酸9.74g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム5.92gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.49g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、120分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0175】続いて、50%アクリルアミド472.6
8g、メチレンビスアクリルアミド0.87g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム11.84gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.78g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に180分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、5時間重合を続
け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30
%、25℃におけるブルックフィールド粘度3830c
psの両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−11
とするM−11の重量平均分子量をGPC−MALLS
法で測定したところ、2,360,000であった。
【0176】(実施例12)前記反応容器に純水27
3.19gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0177】一方、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート66.29g、イタコン酸9.14g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム5.56gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.73g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、90分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、6時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0178】続いて、50%アクリルアミド413.6
2g、メチレンビスアクリルアミド1.08g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム11.15gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.66g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に180分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続
け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30
%、25℃におけるブルックフィールド粘度5620c
psの両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−12
とするM−12の重量平均分子量をGPC−MALLS
法で測定したところ、3、440,000であった。
【0179】(実施例13)前記反応容器に純水24
7.19gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0180】一方、50%アクリルアミド52.74
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート4
6.66g、イタコン酸4.83g、メタリルスルホン
酸ナトリウム5.87gを混合溶解し、35%HClで
pHを4.2に調整した。また、純分84%の4,4’
−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.98gを溶解した水
溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器中に、60分
かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。
滴下終了後、80℃で、6時間重合を続け、重合体Aを
得た。
【0181】続いて、50%アクリルアミド413.2
3g、メチレンビスアクリルアミド0.86g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム8.80gを混合溶解し、35
%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84%
の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.17gを
溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器中
に180分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃
に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続け、
重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を加
え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30%、
25℃におけるブルックフィールド粘度5800cps
の両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−13とす
る。
【0182】M−13の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、2,940,000であっ
た。
【0183】(実施例14)前記反応容器に純水30
2.94gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0184】一方、50%アクリルアミド70.26
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート7
7.70g、イタコン酸17.15g、メタリルスルホ
ン酸ナトリウム10.42gを混合溶解し、35%HC
lでpHを4.2に調整した。また、2,2’−アゾビ
ス−2−(2−イミダゾリン−2−イル)0.84gを
溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器中
に、120分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0185】続いて、50%アクリルアミド283.8
6g、メチレンビスアクリルアミド2.03g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム15.63gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、2,2’
−アゾビス−2−(2−イミダゾリン−2−イル)2.
74gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反
応容器中に180分かけて均等滴下した。この間、内温
を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合
を続け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、
水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分3
0%、25℃におけるブルックフィールド粘度8090
cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−1
4とする。
【0186】M−14の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、3,920,000であっ
た。
【0187】(実施例15)前記反応容器に純水24
9.42gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0188】一方、50%アクリルアミド105.59
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート2
9.19g、イタコン酸4.83g、メタリルスルホン
酸ナトリウム5.87gを混合溶解し、35%HClで
pHを4.2に調整した。また、純分84%の4,4’
−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.98gを溶解した水
溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器中に、60分
かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。
滴下終了後、80℃で、6時間重合を続け、重合体Aを
得た。
【0189】続いて、50%アクリルアミド355.5
8g、イタコン酸16.91g、メチレンビスアクリル
アミド0.86g、メタリルスルホン酸ナトリウム1
1.75gを混合溶解し、35%HClでpHを4.2
に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸1.00gを溶解した水溶液60gを
調整し、それぞれ、反応容器中に180分かけて均等滴
下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、
80℃で、8時間重合を続け、重合体Bを得た。その
後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調整する
ことにより、不揮発分30%、25℃におけるブルック
フィールド粘度4100cpsの両性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−15とする。
【0190】M−15の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、3,090,000であっ
た。
【0191】(実施例16)前記反応容器に純水28
0.98gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0192】一方、50%アクリルアミド64.04
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート5
4.48g、イタコン酸4.51g、メタリルスルホン
酸ナトリウム10.96gを混合溶解し、35%HCl
でpHを4.2に調整した。また、純分84%の4,
4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.47gを溶解し
た水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器中に、6
0分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に保っ
た。滴下終了後、90℃で、1時間重合を続け、重合体
Aを得た。
【0193】続いて、50%アクリルアミド333.9
9g、イタコン酸13.53g、メチレンビスアクリル
アミド1.07g、メタリルスルホン酸ナトリウム1
6.44gを混合溶解し、35%HClでpHを4.2
に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸1.26gを溶解した水溶液60gを
調整し、それぞれ、反応容器中に120分かけて均等滴
下した。この間、内温を90℃に保った。滴下終了後、
80℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得た。その
後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調整する
ことにより、不揮発分30%、25℃におけるブルック
フィールド粘度3670cpsの両性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−16とする。
【0194】M−16の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、3,770,000であっ
た。
【0195】(比較例9)前記反応容器に純水214.
84gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃
に調整した。
【0196】一方、50%アクリルアミド530.33
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート2
4.85g、メチレンビスアクリルアミド0.61g、
メタリルスルホン酸ナトリウム9.15gを混合溶解
し、35%HClでpHを4.2に調整した。また、純
分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.
66gを溶解した水溶液120gを調整し、それぞれ、
反応容器中に300分かけて均等滴下した。この間、内
温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重
合を続け、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調
整することにより、不揮発分30%、25℃におけるブ
ルックフィールド粘度9390cpsの両性重合体水溶
液を得た。この重合体をN−9とする。
【0197】N−9の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、629,000であった。
【0198】(比較例10)前記反応容器に純水26
2.84gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0199】一方、50%アクリルアミド434.33
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート6
7.57g、メチレンビスアクリルアミド1.10g、
メタリルスルホン酸ナトリウム14.16gを混合溶解
し、35%HClでpHを4.2に調整した。また、純
分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸1.
25gを溶解した水溶液120gを調整し、それぞれ、
反応容器中に300分かけて均等滴下した。この間、内
温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重
合を続け、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調
整することにより、不揮発分30%、25℃におけるブ
ルックフィールド粘度11900cpsの両性重合体水
溶液を得た。この重合体をN−10とする。
【0200】N−10の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、775,000であった。
【0201】(比較例11)前記反応容器に純水24
3.66gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0202】一方、50%アクリルアミド472.68
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート3
5.30g、イタコン酸9.14g、メチレンビスアク
リルアミド0.87g、メタリルスルホン酸ナトリウム
17.76gを混合溶解し、35%HClでpHを4.
2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.81gを溶解した水溶液120
gを調整し、それぞれ、反応容器中に300分かけて均
等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了
後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するとともに、
水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分3
0%、25℃におけるブルックフィールド粘度7850
cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をN−1
1とするN−11の重量平均分子量をGPC−MALL
S法で測定したところ、974,000であった。
【0203】(比較例12)前記反応容器に純水27
3.19gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0204】一方、50%アクリルアミド413.62
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート6
6.29g、イタコン酸9.14g、メチレンビスアク
リルアミド1.08g、メタリルスルホン酸ナトリウム
116.67gを混合溶解し、35%HClでpHを
4.2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾ
ビス−4−シアノ吉草酸1.12gを溶解した水溶液1
20gを調整し、それぞれ、反応容器中に300分かけ
て均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下
終了後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するととも
に、水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発
分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度10
300cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体を
N−12とするN−12の重量平均分子量をGPC−M
ALLS法で測定したところ、913,000であっ
た。
【0205】(比較例13)前記反応容器に純水24
7.19gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0206】一方、50%アクリルアミド465.97
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート4
6.66g、イタコン酸4.83g、メチレンビスアク
リルアミド0.86g、メタリルスルホン酸ナトリウム
14.36gを混合溶解し、35%HClでpHを4.
2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.83gを溶解した水溶液120
gを調整し、それぞれ、反応容器中に300分かけて均
等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了
後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するとともに、
水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分3
0%、25℃におけるブルックフィールド粘度9250
cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をN−1
3とする。
【0207】N−13の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、904,000であった。
【0208】(比較例14)前記反応容器に純水30
2.94gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0209】一方、50%アクリルアミド354.12
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート7
7.70g、イタコン酸17.15g、メチレンビスア
クリルアミド2.03g、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム26.07gを混合溶解し、35%HClでpHを
4.2に調整した。また、2,2’−アゾビス−2−
(2−イミダゾリン−2−イル)2.52gを溶解した
水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容器中に30
0分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に保っ
た。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続け、冷却す
るとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度11700cpsの両性重合体水溶液を得た。こ
の重合体をN−14とする。
【0210】N−14の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、712,000であった。
【0211】(比較例15)前記反応容器に純水24
9.42gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0212】一方、50%アクリルアミド461.17
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート2
9.19g、イタコン酸16.58g、メチレンビスア
クリルアミド0.86g、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム17.62gを混合溶解し、35%HClでpHを
4.2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾ
ビス−4−シアノ吉草酸0.85gを溶解した水溶液1
20gを調整し、それぞれ、反応容器中に300分かけ
て均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下
終了後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するととも
に、水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発
分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度77
10cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をN
−15とする。
【0213】N−15の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、903,000であった。
【0214】(比較例16)前記反応容器に純水28
0.98gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0215】一方、50%アクリルアミド398.03
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート5
4.48g、イタコン酸18.04g、メチレンビスア
クリルアミド1.07g、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム27.40gを混合溶解し、35%HClでpHを
4.2に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾ
ビス−4−シアノ吉草酸0.73gを溶解した水溶液1
20gを調整し、それぞれ、反応容器中に300分かけ
て均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下
終了後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するととも
に、水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発
分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度72
30cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をN
−16とする。
【0216】N−16の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、1,710,000であっ
た。
【0217】実施例および比較例で得られた重合体の組
成ならびに諸物性値を表4および表5にまとめて示し
た。
【0218】
【表6】
【0219】
【表7】
【0220】
【表8】
【0221】
【表9】
【0222】次に、実施例および比較例で得られた重合
体を内添用紙力増強剤として利用した場合の応用例につ
いて示す。
【0223】(応用例9〜16および比較応用例9〜1
6)段ボール古紙から得られたCSF355の1%スラ
リーに、硫酸バンドを対パルプ1.0%添加し、3分間
攪拌した。この時のパルプスラリーのpHは6.0であ
った。その後、攪拌しながら、ポリマーM−9の1%水
溶液を不揮発分基準で、対パルプ0.5%添加し、さら
に攪拌を3分間続けた。しかる後、得られたパルプスラ
リーを用いて、濾水度(JIS−P8121)の測定、
及びTAPPI角型シートマシーンによる抄紙を行っ
た。抄紙したウエットシートは、ドラムドライヤーに
て、110℃、3分間乾燥し、坪量100g/m2 の手
抄き紙を得た。得られた乾紙を20℃、RH65%の恒
温恒湿室にて、24時間以上調湿した後、比破裂強度
(JIS−P8112)、Z軸強度(インターナルボン
ドテスター、熊谷理機工業株式会社製)を測定した。ポ
リマーM−10〜M−16及びN−9〜N−16につい
ても同様の操作を行った。その結果を表6に示した。
【0224】
【表10】
【0225】(実施例17)前記反応容器に純水37
3.48gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0226】一方、50%アクリルアミド307.51
g、70%メタクリロイルオキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド170.84g、イタコン酸
7.31g、メタリルスルホン酸ナトリウム8.89g
を混合溶解し、35%HClでpHを3.5に調整し
た。また、純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.49gを溶解した水溶液60gを調整し、
それぞれ、反応容器中に、300分かけて均等滴下し
た。この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80
℃で、4時間重合を続けた後、ハイドロキノン0.4g
を投入混合した。この重合体をm−17とする。
【0227】前記m−17全量を前記反応容器に仕込、
窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃に調整した。続
いて、メチレンビスアクリルアミド2.17g、80%
アクリル酸7.59g、メタリルスルホン酸ナトリウム
2.22gを混合溶解し、35%HClでpHを3.5
に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸0.09gを溶解した水溶液60gを
調整し、それぞれ、反応容器中に10分かけて均等滴下
した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、8
0℃で、3時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、
冷却するとともに、水を加え、不揮発分を調整すること
により、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィ
ールド粘度15400cpsの両性重合体水溶液を得
た。この重合体をM−17とする。
【0228】M−17の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、6,500,000であっ
た。
【0229】(実施例18)前記反応容器に純水15
8.10gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0230】一方、50%アクリルアミド385.67
g、75%アクリロイルオキシエチルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド191.34g、80%アクリ
ロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド
64.39g、イタコン酸13.84g、メタリルスル
ホン酸ナトリウム16.82gを混合溶解し、35%H
ClでpHを4.2に調整した。また、純分84%の
4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.59gを溶
解した水溶液72gを調整し、それぞれ、反応容器中
に、200分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続け
た。続いて、メタノールでポリマーを沈殿させ、真空乾
燥することにより重合体m−18を得た。
【0231】前記反応容器に純水403.03g、重合
体m−18を174.63gを仕込み、35%HClで
pHを4.2に調整した。窒素ガスを吹き込みながら内
温を80℃に調整した。
【0232】続いて、重合体m−18を174.63
g、50%アクリルアミド173.93g、メチレンビ
スアクリルアミド2.73g、イタコン酸11.53
g、次亜リン酸ナトリウム0.10gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.17g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に180分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分45
%、25℃におけるブルックフィールド粘度13640
cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−1
8とする。
【0233】M−18の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、5,910,000であっ
た。
【0234】(実施例19)前記反応容器に純水61
3.73gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0235】一方、50%アクリルアミド93.52
g、60%メタクリロイルオキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド71.53g、N,N−ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド11.81g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム3.59gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.49g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、180分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
けた後、ハイドロキノン0.4gを投入混合し、冷却す
ることにより重合体m−19水溶液を得た。
【0236】続いて、デュワー瓶に重合体m−19水溶
液を全量投入し、さらに50%アクリルアミド81.8
0g、イタコン酸2.95g、メチレンビスアクリルア
ミド0.12g、メタリルスルホン酸ナトリウム0.9
6gを混合溶解し、35%HClでpHを4.2、液温
65℃に調整した。続いて、過硫酸アンモニウム0.1
3gを溶解した水溶液30g、亜硫酸水素ナトリウム
0.08gを溶解した水溶液30gを調整し、それぞ
れ、デュワー瓶中に投入し、80℃まで昇温した後、内
温を80℃で4時間保持した。冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分15
%、25℃におけるブルックフィールド粘度18730
cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をM−1
9とする。
【0237】M−19の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、6,930,000であっ
た。
【0238】(実施例20)前記反応容器に純水37
5.81gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0239】一方、50%アクリルアミド144.04
g、60%メタクリロイルオキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド72.61g、80%メタク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド39.86g、N,N−ジメチルアミノエチルアクリ
レート21.98g、メタリルスルホン酸ナトリウム
9.71gを混合溶解し、35%HClでpHを4.5
に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸0.49gを溶解した水溶液60gを
調整し、それぞれ、反応容器中に、120分かけて均等
滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了
後、80℃で、3時間重合を続け、重合体m−20を得
た。
【0240】続いて、50%アクリルアミド190.3
0g、イタコン酸7.99g、メチレンビスアクリルア
ミド1.89g、N,N−ジメチルアクリルアミド6.
09g、メタリルスルホン酸ナトリウム9.71gを混
合溶解し、35%HClでpHを4.5に調整した。ま
た、純分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草
酸0.49gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞ
れ、反応容器中に120分かけて均等滴下した。この
間、内温を90℃に保った。滴下終了後、90℃で、3
時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷却すると
ともに、水を加え、不揮発分を調整することにより、不
揮発分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度
3040cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体
をM−20とする。
【0241】M−20の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、3,110,000であっ
た。
【0242】(比較例17)前記反応容器に純水37
3.48gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0243】一方、50%アクリルアミド307.51
g、70%メタクリロイルオキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド170.84g、80%アク
リル酸7.59g、イタコン酸7.31g、メチレンビ
スアクリルアミド2.17g、メタリルスルホン酸ナト
リウム11.11gを混合溶解し、35%HClでpH
を3.5に調整した。また、純分84%の4,4’−ア
ゾビス−4−シアノ吉草酸0.49gを溶解した水溶液
120gを調整し、それぞれ、反応容器中に300分か
けて均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴
下終了後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するとと
もに、水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮
発分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度1
8180cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体
をN−17とする。
【0244】N−17の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、2,950,000であっ
た。
【0245】(比較例18)前記反応容器に純水13
1.75gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0246】一方、50%アクリルアミド495.32
g、75%アクリロイルオキシエチルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド159.45g、80%アクリ
ロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド
53.66g、イタコン酸23.07g、メチレンビス
アクリルアミド2.73g、メタリルスルホン酸ナトリ
ウム14.02g、次亜リン酸ナトリウム0.10gを
混合溶解し、35%HClでpHを4.2に調整した。
また、純分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉
草酸0.49gを溶解した水溶液120gを調整し、そ
れぞれ、反応容器中に380分かけて均等滴下した。こ
の間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、
5時間重合を続け、冷却するとともに、水を加え、不揮
発分を調整することにより、不揮発分45%、25℃に
おけるブルックフィールド粘度18690cpsの両性
重合体水溶液を得た。この重合体をN−18とする。
【0247】N−18の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、2,840,000であっ
た。
【0248】(比較例19)前記反応容器に純水61
3.73gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0249】一方、50%アクリルアミド175.32
g、60%メタクリロイルオキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド71.53g、N,N−ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド11.81g、イタ
コン酸2.95g、メチレンビスアクリルアミド0.1
2g、メタリルスルホン酸ナトリウム4.54gを混合
溶解し、35%HClでpHを4.2に調整した。ま
た、純分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草
酸0.49gを溶解した水溶液120gを調整し、それ
ぞれ、反応容器中に360分かけて均等滴下した。この
間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、4
時間重合を続け、冷却するとともに、水を加え、不揮発
分を調整することにより、不揮発分15%、25℃にお
けるブルックフィールド粘度15050cpsの両性重
合体水溶液を得た。この重合体をN−19とする。
【0250】N−19の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、2,530,000であっ
た。
【0251】(比較例20)前記反応容器に純水37
5.81gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0252】一方、50%アクリルアミド334.34
g、60%メタクリロイルオキシエチルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド72.61g、80%メタク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド39.86g、N,N−ジメチルアミノエチルアクリ
レート21.98g、N,N―ジメチルアクリルアミド
6.09g、イタコン酸7.99g、メチレンビスアク
リルアミド1.89g、メタリルスルホン酸ナトリウム
19.42gを混合溶解し、35%HClでpHを4.
5に調整した。また、純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.49gを溶解した水溶液120
gを調整し、それぞれ、反応容器中に240分かけて均
等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下終了
後、80℃で、4時間重合を続け、冷却するとともに、
水を加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分3
0%、25℃におけるブルックフィールド粘度3560
cpsの両性重合体水溶液を得た。この重合体をN−2
0とする。
【0253】N−20の重量平均分子量をGPC−MA
LLS法で測定したところ、1,320,000であっ
た。
【0254】実施例および比較例で得られた重合体の組
成ならびに諸物性値を表7および表8にまとめて示し
た。
【0255】
【表11】
【0256】
【表12】
【0257】
【表13】
【0258】次に、実施例および比較例で得られた重合
体を内添用紙力増強剤として利用した場合の応用例につ
いて示す。
【0259】(応用例17〜20および比較応用例17
〜20)段ボール古紙から得られたCSF222でpH
7.5の1%スラリーを攪拌しながら、ポリマーM−1
7の1%水溶液を不揮発分基準で、対パルプ0.5%添
加し、さらに攪拌を3分間続けた。しかる後、得られた
パルプスラリーを用いて、濾水度(JIS−P812
1)の測定、及びTAPPI角型シートマシーンによる
抄紙を行った。抄紙したウエットシートは、ドラムドラ
イヤーにて、110℃、3分間乾燥し、坪量140g/
m2の手抄き紙を得た。得られた乾紙を20℃、RH6
5%の恒温恒湿室にて、24時間以上調湿した後、比破
裂強度(JIS−P8112)、Z軸強度(インターナ
ルボンドテスター、熊谷理機工業株式会社製)を測定し
た。ポリマーM−18〜M−20及びN−17〜N−2
0についても同様の操作を行った。その結果を表9に示
した。
【0260】
【表14】
【0261】(実施例21)前記反応容器に純水25
7.05gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0262】一方、80%アクリロイルオキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライド307.38g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム4.10gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.98g
を溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、180分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
け、重合体m−21を得た。
【0263】続いて、80%アクリロイルオキシエチル
トリメチルアンモニウムクロライド307.38g、メ
タリルスルホン酸ナトリウム4.10gを混合溶解し、
35%HClでpHを4.2に調整した。また、純分8
4%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.98
gを溶解した水溶液60gを調整し、それぞれ、反応容
器中に180分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、3時間重合を続
け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分50
%、25℃におけるブルックフィールド粘度7600c
psの重合体水溶液を得た。この重合体をM−21とす
る。
【0264】(比較例21)前記反応容器に純水25
7.05gを仕込、窒素ガスを吹き込みながら内温を8
0℃に調整した。
【0265】一方、80%アクリロイルオキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライド614.75g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム8.20gを混合溶解し、3
5%HClでpHを4.2に調整した。また、純分84
%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸0.98g
を溶解した水溶液120gを調整し、それぞれ、反応容
器中に360分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、4時間重合を続
け、重合体Bを得た。その後、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分50
%、25℃におけるブルックフィールド粘度8050c
psの両性重合体水溶液を得た。この重合体をN−21
とする。
【0266】実施例および比較例で得られた重合体の組
成ならびに諸物性値を表10および表11にまとめて示
した。
【0267】
【表15】
【0268】
【表16】
【0269】
【表17】
【0270】(応用例21および比較応用例21)段ボ
ール古紙から得られたCSF376の1%スラリーを攪
拌しながら、硫酸バンドを対パルプ1.0%添加し、3
分間攪拌した。この時のパルプスラリーのpHは5.5
であった。その後、攪拌しながら、ポリマーM−21の
1%水溶液を不揮発分基準で、対パルプ0.05%添加
し、さらに攪拌を3分間続けた。しかる後、得られたパ
ルプスラリーを用いて、濾水度(JIS−P8121)
の測定、及びTAPPI角型シートマシーンによる抄紙
を行った。抄紙したウエットシートは、ドラムドライヤ
ーにて、110℃、3分間乾燥し、坪量120g/m 2
の手抄き紙を得た。得られた乾紙を20℃、RH65%
の恒温恒湿室にて、24時間以上調湿した後、比破裂強
度(JIS−P8112)、Z軸強度(インターナルボ
ンドテスター、熊谷理機工業株式会社製)を測定した。
ポリマーN−21についても同様の操作を行った。その
結果を表12に示した。
【0271】
【表18】
【0272】以下の実施例、比較例におけるGPC−M
ALLSの測定条件は次のようにした。
【0273】GPC本体:昭和電工(株)製、システム
21 カラム:SHODEX OHpak SB−806MH
Q 溶離液:N/10硝酸ナトリウムを含むN/15リン酸
緩衝液(pH7) 流速:1.0ml/分 検出器:ワイアットテクノロジー社の多角度光散乱検出
器DAWN
【0274】(実施例22)攪拌機、還流冷却管、温度
計、窒素ガス導入管、滴下口を備えた5つ口フラスコ
(以下、反応容器と呼ぶ)にイオン交換水184gを仕
込み、窒素置換を行った後、加熱装置(ウォーターバ
ス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0275】一方、80%アクリル酸22.0g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム9.88gおよび50%アク
リルアミド231gを混合溶解し20%水酸化ナトリウ
ムにてpH4.5に調整した溶液、および過硫酸カリウ
ム0.408gを溶解した水溶液52gを調整し、それ
ぞれ、反応容器中に、30分かけて均等滴下した。この
間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で1時
間重合を続け、重合体Aを得た。
【0276】続いて、50%アクリルアミド299g、
メチレンビスアクリルアミド0.627g、メタリルス
ルホン酸ナトリウム4.5gを混合溶解した溶液、およ
び過硫酸カリウム純分0.112gを溶解した水溶液1
00gを調整し、それぞれ、反応容器中に120分かけ
て均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下
終了後、80℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得
た。その後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を
調整することにより、不揮発分30%、25℃における
ブルックフィールド粘度3600mPa sのアニオン性
アクリルアミド系重合体水溶液を得た。この重合体をP
−1とする。
【0277】P−1の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、86万であった。
【0278】(実施例23)前記反応容器にイオン交換
水178gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0279】一方、80%アクリル酸17.6g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム12.3gおよび50%アク
リルアミド370gを混合溶解し20%水酸化ナトリウ
ムにてpH4.5に調整した溶液、および過硫酸カリウ
ム0.3gを溶解した水溶液80gを調整し、それぞ
れ、反応容器中に、120分かけて均等滴下した。この
間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、1
時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0280】続いて、50%アクリルアミド53g、メ
チレンビスアクリルアミド0.501gを混合溶解した
溶液、および過硫酸カリウム0.14gを溶解した水溶
液41gを調整し、それぞれ、反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下
終了後、80℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得
た。その後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を
調整することにより、不揮発分30%、25℃における
ブルックフィールド粘度8100mPa sのアニオン性
アクリルアミド系重合体水溶液を得た。この重合体をP
−2とする。
【0281】P−2の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、371万であった。
【0282】(実施例24)前記反応容器にイオン交換
水175gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0283】一方、80%アクリル酸8.77g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム13.9gおよび50%アク
リルアミド369gを混合溶解し20%水酸化ナトリウ
ムにてpH4.5に調整した溶液、および過硫酸カリウ
ム0.3gを溶解した水溶液80gを調整し、それぞ
れ、反応容器中に、120分かけて均等滴下した。この
間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、1
時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0284】続いて、50%アクリルアミド65.5
g、メチレンビスアクリルアミド0.5gを混合溶解し
た溶液、および過硫酸カリウム0.14gを溶解した水
溶液41gを調整し、それぞれ、反応容器中に30分か
けて均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴
下終了後、80℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得
た。その後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を
調整することにより、不揮発分30%、25℃における
ブルックフィールド粘度5900mPa sのアニオン性
アクリルアミド系重合体水溶液を得た。この重合体をP
−3とする。
【0285】P−3の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、323万であった。
【0286】(実施例25)前記反応容器にイオン交換
水184gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0287】一方、80%アクリル酸35.1g、メタ
リルスルホン酸ナトリウム10.6gおよび50%アク
リルアミド369gを混合溶解し20%水酸化ナトリウ
ムにてpH4.5に調整した溶液、および過硫酸カリウ
ム0.3gを溶解した水溶液80gを調整し、それぞ
れ、反応容器中に、120分かけて均等滴下した。この
間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80℃で、1
時間重合を続け、重合体Aを得た。
【0288】続いて、50%アクリルアミド26.9
g、メチレンビスアクリルアミド0.501gを混合溶
解した溶液、および過硫酸カリウム0.14gを溶解し
た水溶液41gを調整し、それぞれ、反応容器中に30
分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に保っ
た。滴下終了後、80℃で、2時間重合を続け、重合体
Bを得た。その後、冷却するとともに、水を加え、不揮
発分を調整することにより、不揮発分30%、25℃に
おけるブルックフィールド粘度5000mPa sのアニ
オン性アクリルアミド系重合体水溶液を得た。この重合
体をP−4とする。
【0289】P−4の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、156万であった。
【0290】(実施例26)前記反応容器にイオン交換
水186gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0291】一方、イタコン酸23.5g、メタリルス
ルホン酸ナトリウム7.84gおよび50%アクリルア
ミド256gを混合溶解し40%水酸化ナトリウムにて
pH6に調整した溶液、および過硫酸カリウム0.2g
を溶解した水溶液41gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、60分かけて均等滴下した。この間、内温を80
℃に保った。滴下終了後、80℃で、1時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0292】続いて、50%アクリルアミド136g、
メチレンビスアクリルアミド0.463gおよびメタリ
ルスルホン酸ナトリウム1.54gを混合溶解した溶
液、および過硫酸カリウム0.24gを溶解した水溶液
80gを調整し、それぞれ、反応容器中に120分かけ
て均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴下
終了後、80℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得
た。その後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を
調整することにより、不揮発分30%、25℃における
ブルックフィールド粘度6250mPa sのアニオン性
アクリルアミド系重合体水溶液を得た。この重合体をP
−5とする。
【0293】P−5の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、534万であった。
【0294】(実施例27)前記反応容器にイオン交換
水185gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0295】一方、イタコン酸23.7g、メタリルス
ルホン酸ナトリウム5.52gおよび50%アクリルア
ミド388gを混合溶解し40%水酸化ナトリウムにて
pH6に調整した溶液、および過硫酸カリウム0.3g
を溶解した水溶液80gを調整し、それぞれ、反応容器
中に、120分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、1時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0296】続いて、50%アクリルアミド3.23
g、メチレンビスアクリルアミド0.468gおよび8
0%アクリル酸5.46gを混合溶解した溶液、および
過硫酸カリウム0.14gを溶解した水溶液41gを調
整し、それぞれ、反応容器中に30分かけて均等滴下し
た。この間、内温を80℃に保った。滴下終了後、80
℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得た。その後、冷
却するとともに、水を加え、不揮発分を調整することに
より、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィー
ルド粘度5420mPa sのアニオン性アクリルアミド
系重合体水溶液を得た。この重合体をP−6とする。
【0297】P−6の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、123万であった。
【0298】(実施例28)前記反応容器にイオン交換
水178gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0299】一方、イタコン酸12.2g、メタリルス
ルホン酸ナトリウム10.3gおよび50%アクリルア
ミド356gを混合溶解し40%水酸化ナトリウムにて
pH6に調整した溶液、および過硫酸カリウム0.24
gを溶解した水溶液41gを調整し、それぞれ、反応容
器中に、60分かけて均等滴下した。この間、内温を8
0℃に保った。滴下終了後、80℃で、1時間重合を続
け、重合体Aを得た。
【0300】続いて、50%アクリルアミド65.7
g、メチレンビスアクリルアミド0.483gおよびメ
タリルスルホン酸ナトリウム0.421gを混合溶解し
た溶液、および過硫酸カリウム0.2gを溶解した水溶
液80gを調整し、それぞれ、反応容器中に120分か
けて均等滴下した。この間、内温を80℃に保った。滴
下終了後、80℃で、2時間重合を続け、重合体Bを得
た。その後、冷却するとともに、水を加え、不揮発分を
調整することにより、不揮発分30%、25℃における
ブルックフィールド粘度5250mPa sのアニオン性
アクリルアミド系重合体水溶液を得た。この重合体をP
−7とする。
【0301】P−7の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、362万であった。
【0302】(比較例22)前記反応容器にイオン交換
水165g、40%アクリルアミド76g、アクリロニ
トリル11.2gおよび80%アクリル酸3.68gを
仕込み、加熱装置(ウォーターバス)を用いて35℃に
調整した。該反応容器に過硫酸カリウム0.456gを
添加し、6分後に亜硫酸水素ナトリウム0.046gを
溶解した水溶液0.75gを添加し重合反応を行った。
重合開始から90分後亜硫酸水素ナトリウム0.14g
を溶解した水溶液0.56gを加え30分間放置後、冷
却するとともに水25.9gを添加し、更に25%水酸
化ナトリウムでpH調整を行った後、水を加えて不揮発
分15%に調整することにより、25℃におけるブルッ
クフィールド粘度5200mPa sのアニオン性アクリ
ルアミド系重合体水溶液を得た。この重合体をQ−1と
称する。
【0303】Q−1の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、20万であった。
【0304】(比較例23)前記反応容器にイオン交換
水73.9gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を80℃に調整した。
【0305】一方、80%アクリル酸7.1g、メタリ
ルスルホン酸ナトリウム4.15g、50%アクリルア
ミド172g、メチレンビスアクリルアミド0.182
gおよびイオン交換水13.6gを混合溶解した溶液、
および過硫酸カリウム0.096gを溶解した水溶液1
3.01gを調整し、それぞれ、反応容器中に、150
分かけて均等滴下した。この間、内温を80℃に保っ
た。滴下終了後、80℃で、2時間重合を続け、冷却す
るとともに、水を加え、不揮発分を調整することによ
り、不揮発分30%、25℃におけるブルックフィール
ド粘度3500mPa sのアニオン性アクリルアミド系
重合体水溶液を得た。この重合体をQ−2と称する。
【0306】Q−2の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、104万であった。
【0307】(比較例24)前記反応容器にイオン交換
水80.5gを仕込み、窒素置換を行った後、加熱装置
(ウォーターバス)を用いて内温を79℃に調整した。
【0308】一方、イタコン酸4.95g、メタリルス
ルホン酸ナトリウム1.52g、50%アクリルアミド
157g、メチレンビスアクリルアミド0.137gお
よびアクリロニトリル6.74gを混合溶解したのち2
5%水酸化ナトリウムでpH6に調整した溶液、および
過硫酸カリウム1.27gを溶解した水溶液31gを調
整し、それぞれ、反応容器中に、150分かけて均等滴
下した。この間、内温を79℃に保った。滴下終了後、
79℃で、2時間重合を続け、冷却するとともに、水を
加え、不揮発分を調整することにより、不揮発分30
%、25℃におけるブルックフィールド粘度3700m
Pa sのアニオン性アクリルアミド系重合体水溶液を得
た。この重合体をQ−3と称する。
【0309】Q−3の重量平均分子量をGPC−MAL
LS法で測定したところ、51万であった。
【0310】実施例および比較例で得られた重合体の組
成ならびに諸物性値を表13にまとめて示した。
【0311】
【表19】
【0312】次に、実施例および比較例で得られた重合
体を内添用紙力増強剤として利用した場合の抄紙評価例
を2種類の抄紙条件について、また表面塗工紙力増強剤
として利用した場合の塗工評価例を示す。なお、明記し
ている添加量は特に断りのない限り固形分換算の添加量
である。 (抄紙例1)叩解度CSF(カナディアン・スタンダー
ド・フリーネス)600のN−UKP(針葉樹未晒硫酸
塩パルプ)1%スラリーに、重合体P−1を対パルプ
0.3%添加し1分間撹拌後、硫酸バンドを対パルプ
2.5%添加し、更に撹拌を1分間続けた。この時のパ
ルプスラリーのpHは4.5であった。その後、攪拌を
続けながら、カチオン化澱粉を対パルプ0.4%添加
し、1分間撹拌の後、酸性ロジンエマルションサイズ剤
を対パルプ0.2%添加し、更に攪拌を1分間続けた。
しかる後、得られたパルプスラリーを用いて、TAPP
I角型シートマシーンによる抄紙を行った。抄紙したウ
エットシートは、ドラムドライヤーにて、110℃、3
分間乾燥し、坪量70g/m2 の手抄き紙を得た。得ら
れた乾紙を20℃、RH65%の恒温恒湿室にて、24
時間以上調湿した後、比破裂強度(JIS−P811
2)、裂断長(JIS−P8113)及びステキヒトサ
イズ度を測定した。結果を抄紙例1として表14に示し
た。
【0313】
【表20】
【0314】(抄紙例2〜7及び抄紙比較例1〜3)重
合体P−1の代わりにP−2〜P−7及びQ−1〜Q−
3を用いた以外は抄紙例1と同様の操作を行い、得られ
た結果をそれぞれ抄紙例2〜7及び抄紙比較例1〜3と
して表14に示した。
【0315】(抄紙比較例4)重合体を使用しない以外
は抄紙例1と同様の操作を行い、物性評価を行った。こ
のものをブランク1と称し、結果を表14に示した。
【0316】(抄紙例8)段ボール古紙から得られた叩
解度CSF(カナディアン・スタンダード・フリーネ
ス)350の1%のパルプスラリーに、硫酸バンドを対
パルプ2.5%添加し、1分間撹拌後、重合体P−1と
マンニッヒ変性PAMを6対4の割合で混合したものを
対パルプ0.4%添加し、更に1分間撹拌した。この時
のパルプスラリーのpHは6であった。このパルプスラ
リーを用いて、CSF(JIS−P8121)を測定す
るとともに、TAPPI角型シートマシーンによる抄紙
を行い、ウエットシートをドラムドライヤーにて110
℃、3分間乾燥することにより坪量140g/m2の手
抄き紙を得た。
【0317】また、硫酸バンドを対パルプ1.25%添
加し、pH7のパルプスラリーにて上記と同様の操作を
行い、手抄きシートを得た。得られた乾紙を20℃、R
H65%の恒温恒湿室にて24時間以上調湿した後、比
破裂強度(JIS−P8112)、Z軸強度(インター
ナルボンドテスター、熊谷理機工業株式会社製)を測定
した。結果を抄紙例8として表15に示した。
【0318】
【表21】
【0319】(抄紙例9〜14及び抄紙比較例5〜7)
重合体P−1の代わりにP−2〜P−7及びQ−1〜Q
−3を用いた以外は抄紙例8と同様の操作を行い、得ら
れた結果をそれぞれ抄紙例9〜14及び抄紙比較例5〜
7として表15に示した。 抄紙比較例8 重合体を使用しない以外は抄紙例8と同様の操作を行
い、物性評価を行った。このものをブランク2と称し、
結果を表15に示した。
【0320】(塗工例1)坪量70g/m2の上質系コ
ート原紙を縦24cm、横19cmに裁断した。次に、
重合体P−1を4%に水で希釈した。この希釈液に裁断
したコート原紙を1秒間浸漬した後2本ロールで搾り、
ポリマー付着量を秤量した。秤量後、すぐにドラムドラ
イヤーにて110℃、2分間乾燥し、紙サンプルを得
た。この時の塗工量は不揮発分換算で2g/m2であっ
た。得られた乾紙を20℃、RH65%の恒温恒湿室に
24時間以上調湿した後、RIピック(RI−3型、明
製作所製、東洋インキ、インキタック25、インキ量
0.4ml、回転数:100回転/分)及びZ軸強度
(インターナルボンドテスター、熊谷理機工業株式会社
製)を測定した。結果を塗工例1として表16に示し
た。
【0321】
【表22】
【0322】(塗工例2〜7及び塗工比較例1〜3)重
合体P−1の代わりにP−2〜P−7及びQ−1〜Q−
3を用いた以外は塗工例1と同様の操作を行い、得られ
た結果をそれぞれ塗工例2〜7及び塗工比較例1〜3と
して表16に示した。
【0323】(塗工比較例4)重合体希釈液の代わりに
水を用いた以外は塗工例1と同様の操作を行い、物性評
価を行った。このものをブランク3と称し、結果を表1
6に示した。
【0324】(評価結果)本発明の効果を抄紙例および
塗工例から説明する。アクリルアミド系重合体を用いる
ことによりブランクより紙力強度は向上している。しか
しながら、本発明のアニオン性アクリルアミド系重合体
がいずれの抄紙、塗工例においても比較例にて得られた
重合体より優れていることは明らかである。
【0325】例えば、表14のクラフト紙用紙力増強剤
として使用した場合、高い紙力強度とともにサイズ発現
に対しても非常に有効である。また、ライナー用途とし
てマンニッヒ変性ポリアクリルアミドと混合添加する
と、表15にみられるように優れた濾水性、紙力強度を
発揮する。特に、硫酸バンドが少なく、抄紙pHが高い
系においても良好な効果をもたらす。さらに本発明のア
ニオン性アクリルアミド系重合体を表面塗工用途として
利用した場合、表面紙力強度の向上のみならず、内部紙
力強度をも著しく向上させ得ることが表16より認めら
れる。
【0326】実施例22で得られた重合体P−1と比較
例23で得られた重合体Q−2を比較すると、全体的な
組成に大きな違いはなく、分子量はP−1が若干低いに
も関わらず、紙力強度は高い。このことから、本発明の
アニオン性アクリルアミド系重合体が優れた紙力強度は
発揮する要因は、組成、分子量だけでなく、重合体
(A)存在下に重合体(B)を重合するという特徴的な
重合方法により、分子配列の制御が可能となったためと
考えられる。
【0327】以上のように、本発明のアニオン性アクリ
ルアミド系重合体は内添用紙力増強剤として、さらにま
た表面塗工剤としても従来にない優れた効果をもたらす
ことは明白である。
【0328】(製造例1)攪拌機、還流冷却器、温度計
及び窒素ガス導入管、滴下口を備えた5つ口フラスコ
(以下、反応容器と呼ぶ)に純水181.93gを仕込
み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80℃に調整し
た。
【0329】一方、50%アクリアルアミド58.58
g、メタリルスルホン酸ナトリウム0.26gを混合溶
解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸0.03gを純水51.20gで溶解
した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけて
均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終了
後、さらに80℃で1時間かけて重合した(これを前段
と称する)。
【0330】続いて、50%アクリルアミド516.4
4g、メタリルスルホン酸ナトリウム11.08g、メ
チレンビスアクリルアミド0.64gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.20gを純水51.20gで溶解した溶液
を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等滴下
した。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さら
に80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分(即ち製
品濃度)30%、25℃におけるブルックフィールド粘
度4,200mPa・sの重合体を得た(これを後段と
称する)。この重合体の重量平均分子量は、GPC−M
ALLS法で測定したところ1,630,000であっ
た。この重合体をA−1とする。
【0331】(製造例2)前記反応容器に純水202.
25gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0332】一方、50%アクリアルアミド58.47
g、メタリルスルホン酸ナトリウム2.60gを混合溶
解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸0.03gを純水51.20gで溶解
した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけて
均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終了
後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0333】続いて、50%アクリルアミド514.5
1g、メタリルスルホン酸ナトリウム9.76g、メチ
レンビスアクリルアミド0.63gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.2gを純水51.20gで溶解した溶液を
調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等滴下し
た。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さらに
80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分30%、2
5℃におけるブルックフィールド粘度3,700mPa
・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量は、
GPC−MALLS法で測定したところ1,870,0
00であった。この重合体をA−2とする。
【0334】(製造例3)前記反応容器に純水302.
80gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0335】一方、50%アクリアルアミド146.5
0g、メタリルスルホン酸ナトリウム1.64gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.08gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0336】続いて、50%アクリルアミド439.5
2g、メタリルスルホン酸ナトリウム5.60gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.19gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発
分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度6,
900mPa・sの重合体を得た。この重合体の重量平
均分子量は、GPC−MALLS法で測定したところ
1,050,000であった。この重合体をA−3とす
る。
【0337】(製造例4)前記反応容器に純水417.
06gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0338】一方、50%アクリアルアミド305.0
8g、メタリルスルホン酸ナトリウム3.40gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.16gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0339】続いて、50%アクリルアミド457.6
2g、メタリルスルホン酸ナトリウム6.84g、メチ
レンビスアクリルアミド0.83gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.18gを純水51.20gで溶解した溶液
を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等滴下
した。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さら
に80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分30%、
25℃におけるブルックフィールド粘度7,800mP
a・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量
は、GPC−MALLS法で測定したところ1,73
0,000であった。この重合体をA−4とする。
【0340】(製造例5)前記反応容器に純水314.
80gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0341】一方、50%アクリアルアミド305.1
8g、メタリルスルホン酸ナトリウム3.39gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.16gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0342】続いて、50%アクリルアミド305.1
8g、メタリルスルホン酸ナトリウム4.80gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.12gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発
分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度7,
300mPa・sの重合体を得た。この重合体の重量平
均分子量は、GPC−MALLS法で測定したとこ1,
070,000であった。この重合体をA−5とする。
【0343】(製造例6)前記反応容器に純水314.
80gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0344】一方、50%アクリアルアミド305.1
8g、メタリルスルホン酸ナトリウム3.39gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.16gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0345】続いて、50%アクリルアミド305.1
8g、メタリルスルホン酸ナトリウム4.80g、メチ
レンビスアクリルアミド0.67gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.12gを純水51.20gで溶解した溶液
を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等滴下
した。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さら
に80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分30%、
25℃におけるブルックフィールド粘度6,900mP
a・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量
は、GPC−MALLS法で測定したとこ1,670,
000であった。この重合体をA−6とする。
【0346】(製造例7)前記反応容器に純水246.
00gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0347】一方、50%アクリアルアミド305.1
6g、メタリルスルホン酸ナトリウム3.39gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.16gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0348】続いて、50%アクリルアミド203.4
2g、メタリルスルホン酸ナトリウム4.00g、メチ
レンビスアクリルアミド0.56gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.08gを純水51.20gで溶解した溶液
を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等滴下
した。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さら
に80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分30%、
25℃におけるブルックフィールド粘度6,400mP
a・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量
は、GPC−MALLS法で測定したとこ1,560,
000であった。この重合体をA−7とする。
【0349】(製造例8)前記反応容器に純水302.
80gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0350】一方、50%アクリアルアミド439.5
2g、メタリルスルホン酸ナトリウム4.94gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.19gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0351】続いて、50%アクリルアミド146.5
0g、メタリルスルホン酸ナトリウム2.30gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.08gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に30分かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発
分30%、25℃におけるブルックフィールド粘度7,
200mPa・sの重合体を得た。この重合体の重量平
均分子量は、GPC−MALLS法で測定したとこ1,
040,000であった。この重合体をA−8とする。
【0352】(製造例9)前記反応容器に純水314.
80gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を80
℃に調整した。
【0353】一方、50%アクリルアミド601.34
g、メタリルスルホン酸ナトリウム7.12gを混合溶
解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス−
4−シアノ吉草酸0.32gを純水51.20gで溶解
した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて
均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終了
後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0354】続いて、50%アクリルアミド31.6
g、メタリルスルホン酸ナトリウム0.36g、メチレ
ンビスアクリルアミド0.07gを混合溶解した溶液、
および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉
草酸0.04gを純水51.20gで溶解した溶液を調
整し、それぞれ反応容器中に30分かけて均等滴下し
た。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さらに
80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分30%、2
5℃におけるブルックフィールド粘度7,200mPa
・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量は、
GPC−MALLS法で測定したところ1,500,0
00であった。この重合体をA−9とする。
【0355】(製造例10)前記反応容器に純水37
7.76gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を
80℃に調整した。
【0356】一方、50%アクリアルアミド466.5
2g、メタリルスルホン酸ナトリウム3.85gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.25gを純水51.20gで溶
解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけ
て均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終
了後、さらに80℃で1時間かけて重合した。
【0357】続いて、50%アクリルアミド24.44
g、メタリルスルホン酸ナトリウム0.27g、メチレ
ンビスアクリルアミド0.05gを混合溶解した溶液、
および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シアノ吉
草酸0.04gを純水51.20gで溶解した溶液を調
整し、それぞれ反応容器中に30分かけて均等滴下し
た。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さらに
80℃で2時間かけて重合を続け、不揮発分25%、2
5℃におけるブルックフィールド粘度4,300mPa
・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量は、
GPC−MALLS法で測定したところ1,360,0
00であった。この重合体をA−10とする。
【0358】(製造例11)前記反応容器に純水23
6.50gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を
80℃に調整した。
【0359】一方、50%アクリアルアミド600.0
0gと、過硫酸ナトリウム3.46g、硫酸第一鉄アン
モニウム0.86gを純水51.20gで混合溶解した
溶液をそれぞれ反応容器中に2時間かけて均等滴下し
た。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、さらに
80℃で1時間かけて重合を続け、不揮発分30%、2
5℃におけるブルックフィールド粘度、7,400mP
a・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量
は、GPC−MALLS法で測定したところ150,0
00であった。この重合体をB−1とする。
【0360】(製造例12)前記反応容器に純水23
6.50gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を
80℃に調整した。
【0361】一方、50%アクリアルアミド600.0
0g、メタリルスルホン酸ナトリウム4.34gを混合
溶解した溶液、および純分84%の4,4’−アゾビス
−4−シアノ吉草酸0.15gを純水50.00gで混
合溶解した溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間
かけて均等滴下した。この間内温を80℃に保った。滴
下終了後、さらに80℃で3時間かけて重合を続け、不
揮発分30%、25℃におけるブルックフィールド粘
度、5,800mPa・sの重合体を得た。この重合体
の重量平均分子量は、GPC−MALLS法で測定した
ところ580,000であった。この重合体をB−2と
する。
【0362】(製造例13)前記反応容器に純水23
6.50gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を
80℃に調整した。
【0363】一方、50%アクリアルアミド600.0
0g、メタリルスルホン酸ナトリウム9.34g、メチ
レンビスアクリルアミド0.33gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.30gを純水50.00gで混合溶解した
溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等
滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、
さらに80℃で3時間かけて重合を続け、不揮発分30
%、25℃におけるブルックフィールド粘度、6,10
0mPa・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分
子量は、GPC−MALLS法で測定したところ1,5
40,000であった。この重合体をB−3とする。
【0364】(製造例14)前記反応容器に純水23
6.50gを仕込み、窒素ガスを吹き込みながら内温を
80℃に調整した。
【0365】一方、50%アクリアルアミド600.0
0g、メタリルスルホン酸ナトリウム18.00g、メ
チレンビスアクリルアミド0.66gを混合溶解した溶
液、および純分84%の4,4’−アゾビス−4−シア
ノ吉草酸0.30gを純水50.00gで混合溶解した
溶液を調整し、それぞれ反応容器中に2時間かけて均等
滴下した。この間内温を80℃に保った。滴下終了後、
さらに80℃で3時間かけて重合を続け、不揮発分30
%、25℃におけるブルックフィールド粘度、7,60
0mPa・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分
子量は、GPC−MALLS法で測定したところ1,6
90,000であった。この重合体をB−4とする。
【0366】(製造例15)前記反応容器に50%アク
リアルアミド298.50gと純水687.60gを混
合した後、攪拌下窒素ガスで内部を置換しながら45℃
まで昇温した。次いで10%過硫酸ナトリウム7.20
g、10%硫酸第一鉄アンモニウム1.80gを加える
と直ちに重合が始まり、液温は80℃まで上昇した。そ
の後80℃で2時間重合を続け、不揮発分15.0%、
25℃におけるブルックフィールド粘度、8,100m
Pa・sの重合体を得た。この重合体の重量平均分子量
は、GPC−MALLS法で測定したところ600,0
00であった。この重合体をB−5とする。
【0367】製造例1〜15で得られた重合体の組成な
らびに諸物性値を表17にまとめて示した。
【0368】
【表23】
【0369】次に、製造例で得られた重合体をホフマン
分解する方法をA−1を例にとって示す。
【0370】製造例1で得られた重合体A−1を固形分
で2.0g取り、これを純水でトータル40.0gに希
釈溶解した。この溶液を70℃に加熱し、攪拌下12.
5%次亜塩素酸ナトリウムと20%水酸化ナトリウムの
混合溶液(モル比1:2)を8.10g添加し30秒間
保持した。その後、予め冷却しておいた純水152.6
0gを加え、さらにこれを氷水中で冷却しホフマン分解
反応物を得た(実施例29)。
【0371】同様の操作を重合体A−2〜A−10(実
施例30〜38)およびB−1〜B−4(比較例25〜
29)で行い、それぞれのホフマン分解反応物を得た。
その後、これら反応物について、指示薬にトルイジンブ
ルーを用い1/400N−ポリビニルスルホン酸カリウ
ム水溶液にてコロイド滴定を行いそれぞれのカチオン価
度を測定し、結果を表18に示す。
【0372】次に、上記ホフマン分解反応物を内添用紙
力増強剤として利用した評価結果を示す。
【0373】段ボール古紙を叩解して得られた、カナデ
ィアンスタンダードフリーネス(以下C.S.F.と呼
ぶ)450mlの濃度2.0%のパルプスラリーをpH
5.5に調整し、硫酸バンドを対パルプで1.8% 添
加して1分間攪拌した。その後市販アニオン性ポリアク
リルアミド(ホープロン3150B、三井化学社製)と
ホフマン分解反応物を1:1で混合したものを対パルプ
で0.5%添加し、さらに1分間攪拌を続けた。このパ
ルプスラリーの1部を取り、JIS P8121に準じ
てC.S.F.を測定し、残りはTAPPI角形シート
マシーンで抄紙を行った。抄紙したウエットシートは、
110℃の送風型乾燥機にて1時間乾燥し、坪量150
gの手抄き紙を得た。得られた乾紙を20℃、RH65
%の恒温恒湿室にて24時間以上調湿した後、比破裂強
度(JIS P8112)、Z軸強度(インターナルボ
ンドテスター、熊谷理機工業株式会社製)を測定した。
【0374】結果を表18に示す。なお表中、ブランク
は、硫酸バンドおよび紙力増強剤を添加していないこと
を示す。
【0375】
【表24】
【0376】表から明らかなように、ホフマン分解反応
により得られる本発明のカチオン性重合体は、濾水性、
破裂強度、Z軸強度において優れた効果を発揮する。さ
らに、本発明で得られる高濃度重合体は、紙力だけでな
く濾水性も向上する。このカチオン性重合体は、紙力増
強剤および濾水性向上剤として非常に有用である。
【0377】
【発明の効果】以上説明したように本発明の重合体は、
構成成分として特定構造のモノマーを使用するとともに
重合方法として多段重合法を採用しているため、濾水
性、機械的強度等に優れ、かつ、低粘度で良好な作業性
を示す。このため紙力増強剤や表面塗工剤、あるいは濾
水性向上剤などの製紙用添加剤として好適に用いること
ができる。
【0378】また、本発明の重合体の構成モノマーとし
て(メタ)アクリルアミドを用いると、厳しい抄紙条件下
においても、良好な機械的強度等を示す重合体が得られ
る。
【0379】また上記重合体をホフマン分解反応するこ
とにより得られるカチオン性アクリルアミド系重合体
は、回収紙の増加等の抄紙条件の悪化の中で、特にZ軸
強度、濾水性能を向上させることができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1) 【化1】 (式中R1は水素原子または炭素数1〜3の低級アルキ
    ル基、nは1〜8の整数を表す。)で表されるビニルモ
    ノマーおよび/またはそれらの塩類から選ばれた少なく
    とも1種のビニルモノマー(a)および(a)成分と共
    重合可能な少なくとも1種のビニルモノマー(b)を重
    合して得られた重合体(A)の存在下で、少なくとも1
    種のビニルモノマー(c)を重合させて得られる重合体
    (B)。
  2. 【請求項2】 重合体(A)の重量平均分子量が1,0
    00〜5,000,000であることを特徴とする請求
    項1に記載の重合体(B)。
  3. 【請求項3】 ビニルモノマー(b)の少なくとも一種
    が(メタ)アクリルアミドであることを特徴とする請求
    項1または2に記載の重合体(B)。
  4. 【請求項4】 ビニルモノマー(c)の少なくとも一種
    が(メタ)アクリルアミドであることを特徴とする請求
    項1乃至3いずれかに記載の重合体(B)。
  5. 【請求項5】 重合体(A)と重合体(B)の構成ビニ
    ルモノマー成分が同一であって、重合体(A)の構成ビ
    ニルモノマー成分の少なくとも1種のビニルモノマーの
    重合体(A)に対する構成モル比率と重合体(B)の同
    種のビニルモノマーの重合体(B)に対する構成モル比
    率が実質的に異なることを特徴とする請求項1乃至4い
    ずれかに記載の重合体(B)。
  6. 【請求項6】 重合体(B)の構成ビニルモノマーから
    重合体(A)の構成ビニルモノマーを除いたビニルモノ
    マー組成と重合体(A)の構成ビニルモノマー組成が異
    なることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の
    重合体(B)。
  7. 【請求項7】 ビニルモノマー(b)の少なくとも一種
    がイオン性モノマーであることを特徴とする請求項1乃
    至6いずれかに記載の重合体(B)。
  8. 【請求項8】 重量平均分子量が100,000〜1
    0,000,000である請求項1乃至7いずれかに記
    載の重合体(B)。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8いずれかに記載の重合体
    (B)を含有する紙力増強剤。
  10. 【請求項10】 下記一般式(1) 【化2】 (式中R1は水素原子または炭素数1〜3の低級アルキ
    ル基、nは1〜8の整数を表す。)で表されるビニルモ
    ノマーおよび/またはそれらの塩類から選ばれた少なく
    とも1種のビニルモノマー(a)と、ビニルモノマー
    (a)成分と共重合可能な少なくとも1種のビニルモノ
    マー(b)とを重合させることにより重合体(A)を得
    る工程と、該重合体(A)の存在下で、少なくとも1種
    のビニルモノマー(c)を重合させる工程とを有するこ
    とを特徴とする重合体(B)の製造方法。
JP32546398A 1997-11-28 1998-11-16 新規な重合体およびその用途 Pending JPH11228641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32546398A JPH11228641A (ja) 1997-11-28 1998-11-16 新規な重合体およびその用途

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-328850 1997-11-28
JP32885097 1997-11-28
JP32546398A JPH11228641A (ja) 1997-11-28 1998-11-16 新規な重合体およびその用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11228641A true JPH11228641A (ja) 1999-08-24

Family

ID=26571831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32546398A Pending JPH11228641A (ja) 1997-11-28 1998-11-16 新規な重合体およびその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11228641A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005539151A (ja) * 2002-09-13 2005-12-22 ユニヴァーシティ オブ ピッツバーグ セルロース系製品の強度を増大させるための組成物及び方法
WO2014080628A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 星光Pmc株式会社 ポリアクリルアミド系表面紙力剤及び紙の製造方法
US8816031B2 (en) 2006-03-06 2014-08-26 Harima Chemicals, Inc. Water-soluble polymer and additive for paper manufacture
JP2014196588A (ja) * 2013-03-06 2014-10-16 荒川化学工業株式会社 紙力増強剤、紙力増強剤の製造方法、紙
JP2015531032A (ja) * 2012-08-22 2015-10-29 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 紙、板紙及び厚紙の製造方法
US9765483B2 (en) 2012-08-22 2017-09-19 Basf Se Production of paper, card and board
KR20200016435A (ko) * 2018-08-07 2020-02-17 (주)기륭산업 유기성 폐자원을 이용한 단백질 가수화물 기반의 제지용 지력증강제 제조 방법
JP2023044505A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 荒川化学工業株式会社 製紙用添加剤、製紙用添加剤の製造方法及び紙
JP2023044506A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 荒川化学工業株式会社 製紙用添加剤、製紙用添加剤の製造方法及び紙
CN117776618A (zh) * 2023-12-11 2024-03-29 上海宏韵新型建材有限公司 一种含有聚羧酸减水剂的混凝土及其制备工艺
JP2025516956A (ja) * 2022-05-25 2025-05-30 エスエヌエフ・グループ 新規のポリマー及びその調製方法
JP2025523757A (ja) * 2022-06-24 2025-07-25 エスエヌエフ・グループ 新規のポリマー及びその製造方法
JP2025523758A (ja) * 2022-06-24 2025-07-25 エスエヌエフ・グループ 新規のポリマー及びその製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005539151A (ja) * 2002-09-13 2005-12-22 ユニヴァーシティ オブ ピッツバーグ セルロース系製品の強度を増大させるための組成物及び方法
US8816031B2 (en) 2006-03-06 2014-08-26 Harima Chemicals, Inc. Water-soluble polymer and additive for paper manufacture
US9765483B2 (en) 2012-08-22 2017-09-19 Basf Se Production of paper, card and board
JP2015531032A (ja) * 2012-08-22 2015-10-29 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 紙、板紙及び厚紙の製造方法
WO2014080628A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 星光Pmc株式会社 ポリアクリルアミド系表面紙力剤及び紙の製造方法
JP5920679B2 (ja) * 2012-11-21 2016-05-18 星光Pmc株式会社 ポリアクリルアミド系表面紙力剤及び紙の製造方法
JP2014196588A (ja) * 2013-03-06 2014-10-16 荒川化学工業株式会社 紙力増強剤、紙力増強剤の製造方法、紙
KR20200016435A (ko) * 2018-08-07 2020-02-17 (주)기륭산업 유기성 폐자원을 이용한 단백질 가수화물 기반의 제지용 지력증강제 제조 방법
JP2023044505A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 荒川化学工業株式会社 製紙用添加剤、製紙用添加剤の製造方法及び紙
JP2023044506A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 荒川化学工業株式会社 製紙用添加剤、製紙用添加剤の製造方法及び紙
JP2025516956A (ja) * 2022-05-25 2025-05-30 エスエヌエフ・グループ 新規のポリマー及びその調製方法
JP2025523757A (ja) * 2022-06-24 2025-07-25 エスエヌエフ・グループ 新規のポリマー及びその製造方法
JP2025523758A (ja) * 2022-06-24 2025-07-25 エスエヌエフ・グループ 新規のポリマー及びその製造方法
CN117776618A (zh) * 2023-12-11 2024-03-29 上海宏韵新型建材有限公司 一种含有聚羧酸减水剂的混凝土及其制备工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0919578B1 (en) Polymers suitable for paper making additives and process of manufacturing them
US7482417B2 (en) Papermaking chemical, method for manufacturing same, and paper containing same
KR0164906B1 (ko) 아크릴아미드 폴리머 및 그의 용도
EP0735186A2 (en) Additive for papermaking and process for papermaking
JP2018012909A (ja) 紙力増強剤、紙力増強剤の製造方法、紙および紙の製造方法
CN112601860B (zh) 造纸用添加剂、纸及纸的制造方法
JP2004011059A (ja) 製紙用添加剤
JP2003073991A (ja) 紙の抄造方法およびそれにより得られた紙
JP4238945B2 (ja) 製紙用添加剤および紙の製造方法
JP2005226200A (ja) 抄紙方法
JP2000129590A (ja) アニオン性アクリルアミド重合体、及びその用途
CN103459716B (zh) 板纸制造方法
JP3273534B2 (ja) 製紙用添加剤及び製紙方法
JP2003301398A (ja) 紙の抄造方法
JP2005336646A (ja) 製紙用添加剤およびそれにより得られる紙
JP4835966B2 (ja) 層間強度向上剤
JPH05302298A (ja) 表面紙質向上剤
CN113039224B (zh) 制备纸或纸板的方法
JP2005154966A (ja) 抄紙方法
JP2001020198A (ja) 製紙用添加剤
JP7588370B2 (ja) 製紙用添加剤
JPH08188982A (ja) 製紙用添加剤
JPH10195115A (ja) エマルション組成物、その製造方法、製紙用添加剤及びこれを用いた紙
JP2001279599A (ja) 製紙方法
JP2005336647A (ja) 製紙用添加剤およびそれを添加して得られる紙

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050119

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20050322

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050819

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20050819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050819

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20050921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20051014