JPH11228711A - 二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents
二軸配向ポリエステルフィルムInfo
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- JPH11228711A JPH11228711A JP3126498A JP3126498A JPH11228711A JP H11228711 A JPH11228711 A JP H11228711A JP 3126498 A JP3126498 A JP 3126498A JP 3126498 A JP3126498 A JP 3126498A JP H11228711 A JPH11228711 A JP H11228711A
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- JP
- Japan
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- biaxially oriented
- polyester film
- oriented polyester
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- film
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 太さが1〜50nm、長さが0.05〜
10μmである水酸化アルミニウム粒子を0.005〜
3重量%含有する二軸配向ポリエステルフィルム。 【効果】 本発明の二軸配向ポリエステルフィルムは特
定形状の水酸化アルミニウム粒子を用い、粒子の太さ、
長さを規定したので優れた耐摩耗性を得ることができ
た。また、磁気記録媒体用として良好な特性を得ること
ができる。
10μmである水酸化アルミニウム粒子を0.005〜
3重量%含有する二軸配向ポリエステルフィルム。 【効果】 本発明の二軸配向ポリエステルフィルムは特
定形状の水酸化アルミニウム粒子を用い、粒子の太さ、
長さを規定したので優れた耐摩耗性を得ることができ
た。また、磁気記録媒体用として良好な特性を得ること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二軸配向ポリエス
テルフィルムに関する。
テルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリエステルフィルムとして
は、酸化アルミニウム粒子を含有した二軸配向ポリエス
テルフィルムが知られている(例えば特開昭62−43
450号公報)。また、二軸配向ポリエステルフィルム
としては、積層フィルムが知られている(例えば特開平
2−77431号公報)。
は、酸化アルミニウム粒子を含有した二軸配向ポリエス
テルフィルムが知られている(例えば特開昭62−43
450号公報)。また、二軸配向ポリエステルフィルム
としては、積層フィルムが知られている(例えば特開平
2−77431号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の二軸配向ポリエステルフィルムでは、ポリエステル
フィルムの搬送性と、磁気記録媒体としたときの電磁変
換特性が向上したが、粒子が脱落した際にポリエステル
フィルムの表面に傷が入り粉が発生する問題、さらに磁
気テープとした場合にその粉のために信号が欠落すると
いった問題があった。また、積層厚みと含有粒子粒径の
関係を規定してフィルム表面突起高さの均一化をはか
り、磁気記録媒体とした場合の電磁変換特性が向上した
が、さらなる高密度磁気記録媒体とした場合に、より粒
子が脱落しにくい特性が求められるようになってきてい
る。本発明はかかる課題を解決し、特に耐摩耗性に優れ
る二軸配向ポリエステルフィルムを提供することを目的
とする。
来の二軸配向ポリエステルフィルムでは、ポリエステル
フィルムの搬送性と、磁気記録媒体としたときの電磁変
換特性が向上したが、粒子が脱落した際にポリエステル
フィルムの表面に傷が入り粉が発生する問題、さらに磁
気テープとした場合にその粉のために信号が欠落すると
いった問題があった。また、積層厚みと含有粒子粒径の
関係を規定してフィルム表面突起高さの均一化をはか
り、磁気記録媒体とした場合の電磁変換特性が向上した
が、さらなる高密度磁気記録媒体とした場合に、より粒
子が脱落しにくい特性が求められるようになってきてい
る。本発明はかかる課題を解決し、特に耐摩耗性に優れ
る二軸配向ポリエステルフィルムを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
二軸配向ポリエステルフィルムは、太さが1〜50n
m、長さが0.05〜10μmである水酸化アルミニウ
ム粒子を0.005〜3重量%含有することを特徴とす
る。
二軸配向ポリエステルフィルムは、太さが1〜50n
m、長さが0.05〜10μmである水酸化アルミニウ
ム粒子を0.005〜3重量%含有することを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の二軸配向ポリエステルフ
ィルムを構成するポリエステルとしては、特に限定され
ないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ
(エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート)
(PEN)が好ましい。なお、本発明の目的を阻害しな
い範囲内で、2種以上のポリマを混合してもよいし、共
重合ポリマを用いてもよい。また、本発明の目的を阻害
しない範囲内で酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤な
どの添加剤が通常添加される程度添加されていてもよ
い。
ィルムを構成するポリエステルとしては、特に限定され
ないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ
(エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート)
(PEN)が好ましい。なお、本発明の目的を阻害しな
い範囲内で、2種以上のポリマを混合してもよいし、共
重合ポリマを用いてもよい。また、本発明の目的を阻害
しない範囲内で酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤な
どの添加剤が通常添加される程度添加されていてもよ
い。
【0006】本発明の二軸配向ポリエステルフィルム
は、耐摩耗性の点から水酸化アルミニウム粒子を含有す
る必要がある。本発明で用いる水酸化アルミニウム粒子
は、アルミニウム水和物であり、通常ベーマイトと呼ば
れるものであるが、これに限定されるものでない。本発
明の目的を阻害しない範囲で該粒子に不純物が含有され
ていてもかまわない。該粒子の含有量は耐摩耗性の点か
ら0.005〜3重量%、好ましくは0.01〜2重量
%、さらに好ましくは0.05〜1重量%である。該粒
子の太さは、耐摩耗性の点から1〜50nm、好ましく
は3〜30nmである。また粒子の長さは0.05〜1
0μmが好ましいが、使用目的、適用用途に応じて、例
えば磁気記録媒体用としては0.05〜1μm、また例
えば高級紙代替用としては1〜10μmのものが好まし
く用いられる。
は、耐摩耗性の点から水酸化アルミニウム粒子を含有す
る必要がある。本発明で用いる水酸化アルミニウム粒子
は、アルミニウム水和物であり、通常ベーマイトと呼ば
れるものであるが、これに限定されるものでない。本発
明の目的を阻害しない範囲で該粒子に不純物が含有され
ていてもかまわない。該粒子の含有量は耐摩耗性の点か
ら0.005〜3重量%、好ましくは0.01〜2重量
%、さらに好ましくは0.05〜1重量%である。該粒
子の太さは、耐摩耗性の点から1〜50nm、好ましく
は3〜30nmである。また粒子の長さは0.05〜1
0μmが好ましいが、使用目的、適用用途に応じて、例
えば磁気記録媒体用としては0.05〜1μm、また例
えば高級紙代替用としては1〜10μmのものが好まし
く用いられる。
【0007】本発明の水酸化アルミニウム粒子を含有す
る二軸配向ポリエステルフィルム(以下、A層とする)
は単層フィルムでもよいが、耐摩耗性の点から、複数層
有する積層フィルムとしてもよい。A層の厚みは特に限
定されないが、耐摩耗性の点から0.01〜3.0μ
m、好ましくは0.05〜2.0μm、さらに好ましく
は0.1〜1.5μmである。積層構成の場合、少なく
とも1層の主たる成分がPETであればよく、他の層は
特に限定されないがポリエステルが好ましく例示され
る。ポリエステルとしては特に限定されないが、PET
またはPENを主たる成分とするポリマが好ましい。積
層方法は溶融状態での共押出法でも、またコーティング
法でもよい。
る二軸配向ポリエステルフィルム(以下、A層とする)
は単層フィルムでもよいが、耐摩耗性の点から、複数層
有する積層フィルムとしてもよい。A層の厚みは特に限
定されないが、耐摩耗性の点から0.01〜3.0μ
m、好ましくは0.05〜2.0μm、さらに好ましく
は0.1〜1.5μmである。積層構成の場合、少なく
とも1層の主たる成分がPETであればよく、他の層は
特に限定されないがポリエステルが好ましく例示され
る。ポリエステルとしては特に限定されないが、PET
またはPENを主たる成分とするポリマが好ましい。積
層方法は溶融状態での共押出法でも、またコーティング
法でもよい。
【0008】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムの
A層厚みtとA層に含有する水酸化アルミニウム粒子の
平均粒径dの関係は特に限定されないが、5d≦t≦5
00d、好ましくは10d≦t≦300dの場合に、特
に耐摩耗性が良好となる。
A層厚みtとA層に含有する水酸化アルミニウム粒子の
平均粒径dの関係は特に限定されないが、5d≦t≦5
00d、好ましくは10d≦t≦300dの場合に、特
に耐摩耗性が良好となる。
【0009】本発明の二軸配向ポリエステルフィルム
(積層フィルムの場合はA層)に水酸化アルミニウム粒
子以外の粒子を含有していてもかまわない。その場合、
平均粒径は特に限定されないが、0.05〜1.0μ
m、好ましくは0.1〜0.8μm、含有量は特に限定
されないが0.05〜1.0重量%である。かかる粒子
としては、炭酸カルシウム、アルミナ、シリカ、ケイ酸
アルミニウム、リン酸カルシウム、酸化チタン、有機粒
子等から選ばれる粒子が好ましく例示される。これらの
粒子を複数併用して用いてもよい。
(積層フィルムの場合はA層)に水酸化アルミニウム粒
子以外の粒子を含有していてもかまわない。その場合、
平均粒径は特に限定されないが、0.05〜1.0μ
m、好ましくは0.1〜0.8μm、含有量は特に限定
されないが0.05〜1.0重量%である。かかる粒子
としては、炭酸カルシウム、アルミナ、シリカ、ケイ酸
アルミニウム、リン酸カルシウム、酸化チタン、有機粒
子等から選ばれる粒子が好ましく例示される。これらの
粒子を複数併用して用いてもよい。
【0010】また、A層以外のフィルム層(以下、B層
とする)に水酸化アルミニウム粒子以外の粒子を含有し
ていてもかまわない。この場合も平均粒径は0.05〜
1.0μm、含有量は0.05〜1.0重量%であるの
が好ましい。かかる粒子としては炭酸カルシウム、アル
ミナ、シリカ、ケイ酸アルミニウム、リン酸カルシウ
ム、酸化チタン、有機粒子等から選ばれる粒子が好まし
く例示される。
とする)に水酸化アルミニウム粒子以外の粒子を含有し
ていてもかまわない。この場合も平均粒径は0.05〜
1.0μm、含有量は0.05〜1.0重量%であるの
が好ましい。かかる粒子としては炭酸カルシウム、アル
ミナ、シリカ、ケイ酸アルミニウム、リン酸カルシウ
ム、酸化チタン、有機粒子等から選ばれる粒子が好まし
く例示される。
【0011】本発明の二軸配向ポリエステルフィルム
は、磁気記録媒体用、包装用、プリペイドカード等のカ
ード用等、用途は特に限定されない。特に高出力が要求
されるデジタルビデオテープ用二軸配向ポリエステルフ
ィルムとしても好ましく用いることができる。また、本
発明の二軸配向ポリエステルフィルムは、コンピュータ
用等のデータストレージ用にも好ましく用いることがで
きる。
は、磁気記録媒体用、包装用、プリペイドカード等のカ
ード用等、用途は特に限定されない。特に高出力が要求
されるデジタルビデオテープ用二軸配向ポリエステルフ
ィルムとしても好ましく用いることができる。また、本
発明の二軸配向ポリエステルフィルムは、コンピュータ
用等のデータストレージ用にも好ましく用いることがで
きる。
【0012】次に本発明の二軸配向ポリエステルフィル
ムの好ましい製造方法を示し説明するが、これに限定さ
れるものではない。
ムの好ましい製造方法を示し説明するが、これに限定さ
れるものではない。
【0013】まずフィルムを構成するPETに粒子を含
有せしめる方法としては、ジオ−ル成分であるエチレン
グリコールにスラリーの形で分散させ、このエチレング
リコールを所定のジカルボン酸成分と重合するのが好ま
しい。また粒子の水スラリーをベント式2軸混練押出機
を用いて、所定のPETペレットと混合し練り込む方法
も有効である。
有せしめる方法としては、ジオ−ル成分であるエチレン
グリコールにスラリーの形で分散させ、このエチレング
リコールを所定のジカルボン酸成分と重合するのが好ま
しい。また粒子の水スラリーをベント式2軸混練押出機
を用いて、所定のPETペレットと混合し練り込む方法
も有効である。
【0014】粒子の含有量を調節する方法としては、上
記方法で高濃度マスターを作っておき、それを製膜時に
粒子を実質的に含有しないポリマーで希釈して粒子含有
量を調節する方法が有効である。
記方法で高濃度マスターを作っておき、それを製膜時に
粒子を実質的に含有しないポリマーで希釈して粒子含有
量を調節する方法が有効である。
【0015】次に、粒子を所定量含有するペレットを必
要に応じて乾燥したのち、公知の溶融押出機に供給し、
スリット状のダイからシ−ト状に押出し、キャスティン
グロ−ル上で冷却固化させて未延伸フィルムを作る。な
お、必要に応じ複数の押出し機、複数のマニホ−ルドま
たは合流ブロックを用いて溶融状態のポリエステルを積
層する。
要に応じて乾燥したのち、公知の溶融押出機に供給し、
スリット状のダイからシ−ト状に押出し、キャスティン
グロ−ル上で冷却固化させて未延伸フィルムを作る。な
お、必要に応じ複数の押出し機、複数のマニホ−ルドま
たは合流ブロックを用いて溶融状態のポリエステルを積
層する。
【0016】次にこの未延伸フィルムを二軸延伸し、二
軸配向させる。延伸方法としては、逐次二軸延伸法また
は同時二軸延伸法を用いることができる。最初に長手方
向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法を用い、
長手方向の延伸を3段階以上に分けて、縦延伸温度80
〜150℃、総縦延伸倍率3.0〜6.0倍、縦延伸速
度5,000〜50,000%/分の範囲で行なうのが好ましく例
示される。幅方向の延伸方法としてはテンタ−を用いる
方法が好ましく、延伸温度80〜150℃、幅方向延伸
倍率は場合により縦倍率より大きく4.0〜7.0倍、
幅方向の延伸速度1,000〜20,000%/分の範囲で行なう
のが好ましい。さらに必要に応じて、再縦延伸、再横延
伸を行なう。その場合の延伸条件としては長手方向の延
伸は90〜180℃、延伸倍率1.1〜2.0倍、幅方
向の延伸方法としてはテンタ−を用いる方法が好まし
く、延伸温度90〜180℃、幅方向延伸倍率は1.1
〜2.0で行なうのが好ましい。
軸配向させる。延伸方法としては、逐次二軸延伸法また
は同時二軸延伸法を用いることができる。最初に長手方
向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法を用い、
長手方向の延伸を3段階以上に分けて、縦延伸温度80
〜150℃、総縦延伸倍率3.0〜6.0倍、縦延伸速
度5,000〜50,000%/分の範囲で行なうのが好ましく例
示される。幅方向の延伸方法としてはテンタ−を用いる
方法が好ましく、延伸温度80〜150℃、幅方向延伸
倍率は場合により縦倍率より大きく4.0〜7.0倍、
幅方向の延伸速度1,000〜20,000%/分の範囲で行なう
のが好ましい。さらに必要に応じて、再縦延伸、再横延
伸を行なう。その場合の延伸条件としては長手方向の延
伸は90〜180℃、延伸倍率1.1〜2.0倍、幅方
向の延伸方法としてはテンタ−を用いる方法が好まし
く、延伸温度90〜180℃、幅方向延伸倍率は1.1
〜2.0で行なうのが好ましい。
【0017】次にこの二軸配向フィルムを熱処理する。
この場合の熱処理温度は170〜220℃、特に170
〜210℃で時間は0.5〜60秒の範囲が好適であ
る。
この場合の熱処理温度は170〜220℃、特に170
〜210℃で時間は0.5〜60秒の範囲が好適であ
る。
【0018】[物性の測定方法ならびに効果の評価方
法]本発明の特性値の測定方法並びに効果の評価方法は
次のとおりである。
法]本発明の特性値の測定方法並びに効果の評価方法は
次のとおりである。
【0019】(1)粒子の平均粒径、太さ、長さ フィルム断面を透過型電子顕微鏡(TEM)を用い、1
万倍以上の倍率で観察する。TEMの切片厚さは約10
0nmとし、場所を変えて100視野以上測定した。
万倍以上の倍率で観察する。TEMの切片厚さは約10
0nmとし、場所を変えて100視野以上測定した。
【0020】各視野において、平均粒径は体積等価平均
径から算出、太さは任意の10点について数平均から算
出、また、長さは任意の10点について枝分かれした最
も長いものについて数平均から算出した。
径から算出、太さは任意の10点について数平均から算
出、また、長さは任意の10点について枝分かれした最
も長いものについて数平均から算出した。
【0021】(2)粒子の含有量 ポリマは溶解し粒子は溶解させない溶媒を選択し、粒子
をポリマから遠心分離し、粒子の全体重量に対する比率
(重量%)をもって粒子含有量とする。場合によっては
赤外分光法の併用も有効である。
をポリマから遠心分離し、粒子の全体重量に対する比率
(重量%)をもって粒子含有量とする。場合によっては
赤外分光法の併用も有効である。
【0022】(3)フィルム積層厚み 2次イオン質量分析装置、X線光電子分光法、赤外分光
法、あるいはコンフォーカル顕微鏡などで粒子濃度の深
さ分布を測定する。表面を基準とし、深さ方向で極大値
を得た後、その極大値の1/2となる深さを積層厚みと
定義した。また、粒子濃度の深さ分布からでなく、フィ
ルムの断面観察あるいは薄膜段差測定器等によっても決
定することができる。
法、あるいはコンフォーカル顕微鏡などで粒子濃度の深
さ分布を測定する。表面を基準とし、深さ方向で極大値
を得た後、その極大値の1/2となる深さを積層厚みと
定義した。また、粒子濃度の深さ分布からでなく、フィ
ルムの断面観察あるいは薄膜段差測定器等によっても決
定することができる。
【0023】(4)耐摩耗性 フィルムを1/2インチ幅にスリットしたものをテープ
走行性試験機を使用してガイドピン(表面粗度Ra10
0nm)上を走行させる(走行速度300m/分、走行
回数1回、巻き付け角60°、走行張力60g)。この
時フィルムに入った傷を顕微鏡で観察し幅2.5μm以
上の傷がテープ幅あたり3本未満は○、3〜10本未満
は△、10本以上は×と判定した。
走行性試験機を使用してガイドピン(表面粗度Ra10
0nm)上を走行させる(走行速度300m/分、走行
回数1回、巻き付け角60°、走行張力60g)。この
時フィルムに入った傷を顕微鏡で観察し幅2.5μm以
上の傷がテープ幅あたり3本未満は○、3〜10本未満
は△、10本以上は×と判定した。
【0024】
【実施例】次に実施例に基づき、本発明の実施態様を説
明する。
明する。
【0025】実施例1および2 水酸化アルミニウム粒子のエチレングリコールスラリー
を用意し、テレフタル酸ジメチルとエチレングリコール
からエステル交換反応、重縮合反応を行いPETを合成
し、PETの粒子ペレットを得た。
を用意し、テレフタル酸ジメチルとエチレングリコール
からエステル交換反応、重縮合反応を行いPETを合成
し、PETの粒子ペレットを得た。
【0026】この粒子ペレットと実質的に粒子を含有し
ないPETポリマペレットを混合し、180℃で8時間
減圧乾燥(3Torr)した後、ポリマA:水酸化アルミニ
ウム粒子0.3重量%含有ポリマ、ポリマB:0.8μ
m径炭酸カルシウム粒子0.05重量%含有ポリマをそ
れぞれ押出機1、押出機2に供給しそれぞれ280℃、
280℃で溶融した。これらのポリマを瀘過した後、矩
形合流部にて2層積層とした(A/B)。
ないPETポリマペレットを混合し、180℃で8時間
減圧乾燥(3Torr)した後、ポリマA:水酸化アルミニ
ウム粒子0.3重量%含有ポリマ、ポリマB:0.8μ
m径炭酸カルシウム粒子0.05重量%含有ポリマをそ
れぞれ押出機1、押出機2に供給しそれぞれ280℃、
280℃で溶融した。これらのポリマを瀘過した後、矩
形合流部にて2層積層とした(A/B)。
【0027】これを静電印加キャスト法を用いて表面温
度25℃のキャスティング・ドラムに巻きつけて冷却固
化し、未延伸フィルムを作った。この時、それぞれの押
出機の吐出量を調節し総厚さ、およびA層の厚さを調節
した。
度25℃のキャスティング・ドラムに巻きつけて冷却固
化し、未延伸フィルムを作った。この時、それぞれの押
出機の吐出量を調節し総厚さ、およびA層の厚さを調節
した。
【0028】この未延伸フィルムを温度95℃にて長手
方向に3.5倍延伸した。この延伸は2組ずつのロ−ル
の周速差で、3段階で行なった。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて100℃で幅方向に3.6倍延伸し
た。このフィルムを定長下で200℃にて3秒間熱処理
し、総厚さ11μm、A層厚さ1.0μmの二軸配向ポ
リエステルフィルムを得た。
方向に3.5倍延伸した。この延伸は2組ずつのロ−ル
の周速差で、3段階で行なった。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて100℃で幅方向に3.6倍延伸し
た。このフィルムを定長下で200℃にて3秒間熱処理
し、総厚さ11μm、A層厚さ1.0μmの二軸配向ポ
リエステルフィルムを得た。
【0029】この二軸配向ポリエステルフィルムの特性
は第1表に示したとおりであり、耐摩耗性は良好であっ
た。
は第1表に示したとおりであり、耐摩耗性は良好であっ
た。
【0030】比較例1および2 実施例1と同様にして、粒子の種類、含有量等を変更し
た二軸配向ポリエステルフィルムを得た。表1に示すよ
うに本発明範囲の二軸配向ポリエステルフィルムは耐摩
耗性が良好であるが、そうでないものは耐摩耗性が良好
でないことがわかる。
た二軸配向ポリエステルフィルムを得た。表1に示すよ
うに本発明範囲の二軸配向ポリエステルフィルムは耐摩
耗性が良好であるが、そうでないものは耐摩耗性が良好
でないことがわかる。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の二軸配向ポリエステルフィルム
は特定形状の水酸化アルミニウム粒子を用い、粒子の太
さ、長さを規定したので優れた耐摩耗性を得ることがで
きた。また、磁気記録媒体用として良好な特性を得るこ
とができる。
は特定形状の水酸化アルミニウム粒子を用い、粒子の太
さ、長さを規定したので優れた耐摩耗性を得ることがで
きた。また、磁気記録媒体用として良好な特性を得るこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:16 B29L 7:00 9:00
Claims (4)
- 【請求項1】 太さが1〜50nm、長さが0.05〜
10μmである水酸化アルミニウム粒子を0.005〜
3重量%含有することを特徴とする二軸配向ポリエステ
ルフィルム。 - 【請求項2】 太さが1〜50nm、長さが0.05以
上1μm未満である水酸化アルミニウム粒子を0.00
5〜3重量%含有することを特徴とする請求項1記載の
二軸配向ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 太さが1〜50nm、長さが1〜10μ
mである水酸化アルミニウム粒子を0.005〜3重量
%含有することを特徴とする請求項1記載の二軸配向ポ
リエステルフィルム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のフィル
ム層を少なくとも1層有する積層フィルムであることを
特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126498A JPH11228711A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 二軸配向ポリエステルフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126498A JPH11228711A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 二軸配向ポリエステルフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11228711A true JPH11228711A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12326493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3126498A Pending JPH11228711A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 二軸配向ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11228711A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010051573A (ko) * | 1999-11-11 | 2001-06-25 | 고오사이 아끼오 | 수지 조성물 및 이의 제조 방법 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP3126498A patent/JPH11228711A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010051573A (ko) * | 1999-11-11 | 2001-06-25 | 고오사이 아끼오 | 수지 조성물 및 이의 제조 방법 |
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