JPH1122884A - 継手金具とチューブの連結装置 - Google Patents

継手金具とチューブの連結装置

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JPH1122884A
JPH1122884A JP9178685A JP17868597A JPH1122884A JP H1122884 A JPH1122884 A JP H1122884A JP 9178685 A JP9178685 A JP 9178685A JP 17868597 A JP17868597 A JP 17868597A JP H1122884 A JPH1122884 A JP H1122884A
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tube
fitting
diameter
nut member
extension
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JP9178685A
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Manabu Nakada
学 中田
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PLUS TEKU KK
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】継手金具とチューブを連結する高耐圧用の連結
装置を提供する。 【解決手段】ソケット10に、軸線方向の延出管12
と、これを筒状に囲むナット部材をネジ込み固定するた
めの雄ネジ17と、延出管12に設けた延出方向の中間
位置付近の最大外径部13と、これから延出先端側に向
かって径が漸減する傾斜管部14と、根元側への段付き
の小径管部15とを設け、ナット部材20には、ソケッ
ト10の雄ネジ17に螺合する一端側の雌ネジ221
と、延出管12の傾斜管部14を囲んで傾斜管部14と
共にチューブ30を径方向に締め付ける傾斜筒部23と
を設け、更に、傾斜管部14にはチューブ内周面と弾着
係合する気密シール部材41を組み付け、チューブ30
先端にはナット部材20のネジ込みでチューブ30先端
を延出管小径管部15に締め付けるリングワッシャ42
を外装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ(管)継
手の構造に関し、詳しくは流体を流通させる樹脂製チュ
ーブと、これを他の機器等に接続するために用いられる
継手金具とで構成される接続管のチューブと継手金具の
連結装置に関し、特に高圧用接続チューブの継手金具と
チューブの連結装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、例えば圧力流体(圧力エア等)を利
用して釘打ちなどの作業をする作業装置にコンプレッサ
等の圧力源機器から圧力流体を供給する場合、スパイラ
ル繊維等を埋め込んで耐圧補強をした可撓性のある樹脂
製のチューブを用いた接続管が利用される。この接続管
は、チューブとその端部に連結される継手金具とから構
成され、継手金具は作業装置や圧力源機器などとの接続
に用いられる。
【0003】上記の継手金具は、一般にプラグ−ソケッ
ト型の接続を行うためのものが使用され、例えば、チュ
ーブの一端にプラグ型の継手金具が連結され、他端にソ
ケット型の継手金具が連結されて接続管とされる。この
うちのプラグ型継手金具(以下単に「プラグ」という)
は、圧力源機器側に備えられている常閉弁内蔵のソケッ
ト型接続部に嵌挿することで該内蔵常閉弁を開いて圧力
流体の流通路を開くように用いられ、他方、ソケット型
継手金具(以下単に「ソケット」という)は、作業装置
側のプラグ型接続部を嵌挿させることで流通路を形成す
るように用いられる。なお、上記ソケットには、通常
は、常閉弁を内蔵しワンタッチで作業装置側と接続でき
るようにしたアダプターと称される接続治具を組み付け
るのが普通である。
【0004】ところで、上記のような継手金具とチュー
ブは、抜けが生じないように強固に連結される必要があ
り、例えば実公平6−19905号公報や実公平6−2
3825号公報に記載の構造のものが従来から知られて
いる。
【0005】実公平6−19905号公報に記載の連結
装置は、ソケット本体の軸線方向に沿って延出させた管
部をチューブ端部が特に拡径せずに嵌挿される直管とす
る一方、この直管を囲んで、チューブ引抜き方向に内周
径が漸減する筒状傾斜カム面を有する筒状部材をソケッ
ト本体に固定し、縮径可能なストッパ部材を、これらの
直管と筒状部材の径方向の隙間空間に収容させた構成の
ものであり、チューブを上記直管の根元まで外装嵌挿さ
せた後、引抜き方向に引っ張ることで、チューブ外周に
係合した上記ストッパ部材が筒状部材の傾斜カム面で強
制的に縮径されて直管に締め付け、連結を行わせるよう
にしたものである。
【0006】この連結装置は、継手金具とチューブの連
結を比較的に容易に行なえ、しかも係合解除もできるた
めチューブの交換が容易に行える点で優れている。しか
し、構造が複雑で部品点数も多いという難があり、また
衝撃等でストッパ部材が緩むとチューブが抜ける虞があ
る。
【0007】実公平6−23825号公報に記載の連結
装置は、ソケットの軸線方向に沿って延出させた管部を
延出先端に向かって外周径が漸減する傾斜管とし、この
傾斜管にチューブの端部を嵌挿させてその外側にナット
部材を被せてソケットにネジ込むことでナット部材と傾
斜管でチューブを径方向に挾持させると共に、チューブ
先端を径外方に略90°に曲げ広げ、ナット部材の段付
き部とソケットでこの外側に広げたチューブ端部を軸方
向に挾圧して抜け止めするものである。
【0008】この連結装置は、チューブ先端を径外方に
曲げ広げてソケット本体とナット部材で軸方向に強く挾
んで抜け止めするものであるが、自然状態(通常径の状
態)に戻ろうとする作用を有するチューブの端部を、強
制的に略90°径外方に曲げ広げながら軸方向に挾み込
む際の状態、あるいは挾み込み作業を行った後の状態を
確認する方法がなく、確実な連結状態が確保できるかど
うかの信頼性が十分でないという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の接
続管における継手金具とチューブの連結装置を改善し
て、部品点数が少なくかつ簡易な作業で確実に連結を行
うことができて、高い信頼性を確保できる連結装置とし
て、図6のものが例示される。
【0010】この図6の例は、ソケット50にナット部
材60を用いてチューブ70を連結するものであり、軸
心部に流体通路51を有していて全体として筒状構造を
なしているソケット50は、その一端側から軸線方向に
沿って延出管52が延出されていると共に、延出の中間
部付近に最大外径部53(チューブ内径よりも若干大径
で嵌挿チューブを拡径する寸法に設定)を設けて、その
最大外径部53から延出先端側の部分を先端に向かって
外周径が漸減する傾斜管54とし、またこの最大外径部
53から段付されて延出管52の根元に至る範囲を小径
部55とした構造に設けられる。なお、56はチューブ
先端の突き当て壁面であり、チューブ70を延出管52
の根元まで嵌挿することで突き当たる。57はこの突き
当て面56よりも大径位置の周面に軸方向一定長の長さ
で設けたナット部材ネジ込み用の雄ネジ部である。ま
た、58は、図示しないアダプターを螺合固定するため
のアダプター固定ネジ部である。
【0011】一方、ナット部材60は、軸方向に段付に
設けられた内筒を有する筒状構造に設けられていて、そ
の小径筒部61の寸法はチューブ70の外径と略一致す
る寸法に設定されていると共に、大径筒部には、上記ソ
ケット50の雄ネジ部57に螺合する雌ネジ部62が設
けられている。
【0012】以上の構成において、まず、チューブ70
を、その先端がソケット50の延出管52根元の突き当
て壁面56に至るまで嵌挿する。この際、チューブ70
は嵌挿押し込みに伴って傾斜管部54で次第に拡径され
るが、最大外径部53を乗り越えた後、自然状態(通常
径の状態)に復帰する作用で小径部55に係合すること
になり、傾斜管部54で拡径作用を受けるものの、軸方
向に関してはほぼ安定して延出管52に嵌挿した状態を
維持することができる。
【0013】したがってこの状態で、チューブ70に外
装したナット部材60をソケット50にネジ込む作業を
行っても、チューブ70がソケット50(延出管52)
から抜ける方向の作用を受けることは全くなく、このネ
ジ込みによって、チューブ70の外径に略一致した寸法
のナット部材60の小径筒部61と、チューブ70の内
径よりも大径で該チューブを拡径させる最大外径部53
を含む上記傾斜管部54とで、チューブ70をその肉厚
以下の狭路で気密性を保ちつつ確実に挾持することがで
き、また、チューブ70の抜けは、上記小径部55まで
嵌挿したチューブ先端部が、上記延出管の小径部55に
対して段付形成されている最大外径部53に引っ掛かる
ことで確実に抜け止めできる。
【0014】このような上記図6の連結装置の構成を採
用することで、チューブ先端を径外方に略90°曲げ広
げてソケットとナット部材で軸方向に強く挾む従来方式
の連結装置では、無理に広げたチューブ端部の自然状態
に戻ろうとする作用が抜け止め状態の確実な確保に反す
るため高い信頼性が得られ難いのに対し、図6の連結装
置では、拡径したチューブが自然状態に戻ろうとする作
用による不利な影響はなく、少ない部品点数でありなが
ら、組み立て作業が容易でかつ信頼性の高い連結装置が
提供される。
【0015】ところで、上記図6に示した連結装置は、
7〜10kg/cm2 程の圧力流体を流通させる耐圧接
続管用として、信頼性の高い構造であるが、使用圧力が
20〜25kg/cm2 のように高圧で使用される接続
管用の連結装置としては、気密性確保やチューブの抜け
防止性が十分でない。このため従来は、高耐圧性などの
機械的強度を確保するために、継手金具を塑性変形させ
てチューブを固定するカシメ型の連結構造が一般に採用
されている。
【0016】しかし、カシメ型の連結構造は、チューブ
あるいは継手金具の補修・交換を行う必要がある場合に
連結解除が容易でなく、接続管全体を交換しなければな
らないことが問題となっている。
【0017】本発明はこのような従来技術の下で、係脱
ができる連結装置の提供を目的としてなされたものであ
る。
【0018】本発明の別の目的は、高耐圧用の接続チュ
ーブとして、優れた気密性の確保、チューブの確実な抜
け防止性の確保ができる信頼性の高い連結装置を提供す
るところにある。
【0019】本発明の更に別の目的は、耐圧用接続管と
して、加水分解しないために耐候性に優れかつ低コスト
な塩ビ樹脂製のチューブを用いて、良好な気密性と抜け
防止性とを確実に確保できる継手金具とチューブの連結
装置を提供するところにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、上記特許
請求の範囲の各請求項に記載した本発明の継手金具とチ
ューブの連結装置により達成される。
【0021】本願請求項1の連結装置の発明は、継手金
具とチューブを連結する装置であって、前記継手金具
に、チューブ端部を外装嵌挿するために軸線方向に延出
した管と、前記延出管を囲むようにチューブに外装嵌挿
して継手金具にネジ込み固定される筒状ナット部材のネ
ジ込み固定用雄ネジとを設けると共に、前記延出管に
は、延出方向の中間位置付近に形成した嵌挿チューブを
拡径させる最大径部から延出先端側への外周径が漸減す
る傾斜管部と、該最大径部から延出根元側への段付きの
小径管部とを設け、前記筒状のナット部材には、前記継
手金具の雄ネジに螺合する雌ネジを一端側に設けると共
に、前記継手金具延出管の傾斜管部を囲んで該傾斜管部
と共にチューブを径方向に締め付ける傾斜筒部を設け、
更に、前記継手金具の傾斜管部にはチューブ内周面と弾
着係合して気密シールするシール部材を組み付けると共
に、チューブ先端には、前記ナット部材のネジ込みによ
り傾斜筒部に押圧されて縮径することで該チューブ先端
を前記延出管の小径管部に締め付けるリングワッシャを
外装したことを特徴とする。
【0022】上記構成において、ステンレス等の金属で
構成される継手金具としては、限定されるものではない
が、上述したソケット、プラグが例示される。ソケット
には更にアダプターが装着して用いられる場合が多いこ
とは上述の通りである。
【0023】上記構成において延出管に形成される最大
外径部の寸法は、限定されるものではないが、チューブ
をその肉厚の1/2程度拡径するように設定する場合を
挙げることができる。また継手金具延出管の最大外径部
から先端方向に漸減する傾斜管部の傾斜程度は、チュー
ブの嵌挿に支障がなければ特に限定されないが、例えば
1〜3/10程度の勾配で緩やかに傾斜するものが例示
される。
【0024】この発明によれば、少ない部品点数であり
ながら、組み立て作業が容易でありながら、主にO−リ
ング等のシール部材によって高気密性で信頼性の高い連
結装置が得られ、また高耐圧用の接続管として、主にチ
ューブ内外の傾斜面による径方向の締め付けと、リング
ワッシャの締め付けとにより、チューブの確実な抜けを
防止ができる。
【0025】本願請求項2の発明は、上記発明におい
て、ナット部材の内周径が漸減する傾斜筒部の内周面
に、チューブ外周面と軸方向に凹凸係合する抜け止めを
設けたことを特徴とし、請求項3の発明は、該抜け止め
を雌ネジとし、この雌ネジのネジピッチを、継手金具の
雄ネジに螺合するナット部材の雌ネジと同ピッチに設定
したことを特徴とする。
【0026】これらの発明によれば、チューブの外周面
に設けた軸方向の凹凸抜け止めによってチューブが確実
に抜け止めされ、特にこの抜け止めを雌ネジとした場合
には、チューブ外周にこの雌ネジが噛み込む際の抵抗が
ナット部材をソケットに螺合するネジ込み方向と同じで
あるため、ネジ込み作業は円滑でかつ容易でありなが
ら、軸方向の抜け止め作用は確実に得られる。
【0027】上記の各発明において、チューブには、例
えば塩ビ系樹脂,ウレタン系樹脂などで管主体を形成
し、高耐圧用としてスパイラル状あるいはこれと共に軸
方向に沿ったPET繊維をこの管主体の樹脂肉厚内に埋
設して管の膨れを防ぐようにしたものが用いられるが、
本願請求項4の連結装置の発明は、塩ビ樹脂製のチュー
ブを用いることを特徴とし、これにより、耐候性に優れ
た低コストの接続管を提供することができる。
【0028】この塩ビ樹脂製のチューブは、例えば接続
管用に用いられている既知の塩ビ系樹脂を用いることが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0030】実施形態1 図1〜図4に示される本例は、ソケット10とナット部
材20とを用いてチューブ30を連結するものであり、
軸心部に流体通路11を有していて全体として筒状構造
をなしているソケット10は、図1,図3に示すよう
に、その一端側から軸線方向に沿って延出管12が延出
されていると共に、延出の中間部付近に最大外径部13
(チューブ内径よりも若干大径で嵌挿チューブを拡径す
る寸法に設定)を設けて、その最大外径部13から延出
先端側の部分を先端に向かって外周径が漸減する傾斜管
部14とし、またこの最大外径部13から段付されて延
出管12の根元に至る範囲を小径管部15とした構造に
設けられる。また傾斜管部14には周溝141が設けら
れ、シール部材としてのO−リング41がチューブ内面
と弾着係合するように嵌合されている。
【0031】なお、16はチューブ先端の突き当て壁面
であり、チューブ30を延出管12の根元まで嵌挿する
ことで突き当たる。17はこの突き当て面16よりも大
径位置の周面に軸方向一定長の長さで設けたナット部材
ネジ込み用の雄ネジ部である。また、18は、図示しな
いアダプターを螺合固定するためのアダプター固定ネジ
部である。19は、上記突き当て壁面16の周縁から軸
方向に錐形にせり出したオーバーハング部であり、その
錐形の斜面で後述するリングワッシャ42を縮径させる
ことができるように設けられている。
【0032】一方、ナット部材20は、図1,図4に示
すように筒状構造に設けられていて、その小径筒部21
の寸法はチューブ30の外径と略一致する寸法に設定さ
れていると共に、大径筒部22には、上記ソケット10
の雄ネジ部17に螺合する雌ネジ部221が形成されて
いる。また小径部21と大径部22の中間位置には、小
径部側に向かって内径が漸減する傾斜筒部23が設けら
れ、この傾斜筒部23に、チューブ外周面に対する噛み
込み用の雌ネジ部231が形成されている。なお本例に
おいては、傾斜筒部23の傾斜勾配は、ソケットの傾斜
管部14と略一致するように設けられていると共に、雌
ネジ部231のネジピッチは雌ネジ部221と同ピッチ
とされている。
【0033】以上のように構成したソケット10,チュ
ーブ30等かなる組立体に、ナット部材20を組み付け
て連結装置を形成する作業につき、図1,図2を用いて
説明する。
【0034】まず、チューブ30を、その先端がソケッ
ト10の延出管52根元の突き当て壁面16に至るまで
嵌挿する。この際、チューブ30は嵌挿押し込みに伴っ
て傾斜管部14で次第に拡径されるが、最大外径部13
を乗り越えた後、自然状態(通常径の状態)に復帰する
作用で小径部15に係合することになり、傾斜管部14
で拡径作用を受けるものの、軸方向に関してはほぼ安定
して延出管52に嵌挿した状態を維持することができ
る。
【0035】次に、チューブ30に外装したリングワッ
シャ42をチューブ30先端まで押し込む。このリング
ワッシャ42はステンレス等の金属製板を、周方向の一
部でスリットで切り離したC形の板バネ材からなり、比
較的容易に拡径して最大外径部13の部分を乗り越える
ことができる。
【0036】この状態の組立体に、チューブ30に外装
したナット部材20を軸方向に押し込む(図2(a)参
照)。なおこの際に、チューブ30がソケット10(延
出管12)から抜ける方向の作用を受けることは全くな
い。
【0037】ナット部材20を図2(a)の状態まで押
し込んで該ナット部材20の雌ネジ部221がソケット
10の雄ネジ部17に係合した後、ナット部材20をネ
ジ込むように回転させる。このネジ込み回転が一定長進
むと、傾斜筒部23が、拡径されているチューブ30の
外周面に接し(図2(b)参照)、その後更にネジ込み
作業を進めることで、傾斜筒部23とソケットの傾斜管
部14の隙間が次第に狭くなり、最終段階までネジ込む
ことで、チューブ30はその肉厚以下の狭路で確実に挾
持され、この状態でO−リング41にチューブ30の内
周面が圧力的に弾着係合して高い気密性が確保される図
1の状態となる。
【0038】なお本例のナット部材20は、その傾斜筒
部23に設けた雌ネジ部231がソケット10とナット
部材20の螺合ネジ部のネジピッチと同じに設けられて
いるので、上記のナット部材20のネジ込み作業時にお
いて、軸方向の大きな抵抗を受けることがなく円滑にネ
ジ込みを行うことができる一方で、この雌ネジ部231
は、軸方向の抜けに対してはチューブ30に噛み込んで
いるので各自にこれを防止することができる。またこれ
に加え、本例においてはチューブ30の先端に外装した
リングワッシャ42が、ナット部材20のネジ込みに伴
って、傾斜筒部23とソケットのオーバーハング部19
の傾斜面とで、径内方に強制的に縮径され、より一層確
実な抜け止めができる。
【0039】本例の連結装置の構成を採用することで、
拡径したチューブが自然状態に戻ろうとする作用による
不利な影響はなく、少ない部品点数でありながら、組み
立て作業が容易で、高耐圧用の接続チューブを、信頼性
高く得ることができる。
【0040】実施形態2 本例は、図5に示すように、プラグ110にチューブ3
0を連結する場合のものであり、継手金具本体がプラグ
構造をなしている点で実施形態1と異なるだけで、他の
チューブを連結する部分の構造は略同じであるので、共
通する構造部分については、図3の符号に100を加え
て示し、説明は省略した。
【0041】本例においても、実施形態1と全く同様に
して継手金具であるプラグ110とチューブを、少ない
部品点数でありながら、組み立て作業が容易で、高耐圧
用の接続チューブを、信頼性高く得ることができる。
【0042】
【実施例】
実施例1 図1〜図4で説明した実施形態1の連結装置を有する接
続管を、以下の条件で試験した。
【0043】継手金具:ソケット(ステンレス製) 延出管 管長: 18.5mm 最大外径部:外径 8.0mm 傾斜管部長: 10mm 小径管部長: 8.5mm 螺合固定雄ネジ部:外径 15mm 螺合固定雄ネジ部:軸長 6mm ナット部材:(ステンレス製) 管長: 27mm 螺合固定雌ネジ部 内径 15mm 軸長 8mm 傾斜筒部雌ネジ部 内径 13mm 軸長 9mm 小径部 内径 10.8mm 軸長 7mm チューブ:(塩ビ樹脂製:補強繊維埋設構造) 外径 4.8mm 内径 10.5mm (サイクル気密試験)実施形態1の連結装置で継手金具
とチューブを連結した接続管の試験サンプル(チューブ
長さ1m)を、80℃の温度雰囲気下に12時間保持し
た後、常温の加圧下(エア圧:38kgf/cm2 )に
12時間保持する操作を1サイクルとし、その後、直ち
に80℃の水に浸漬して空気漏れの有無を確認した。試
験は、試験サンプルの各2検体について上記操作を1サ
イクル、2サイクル、3サイクルづつ行なった。その結
果を下記表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】(引き抜き試験)長さ100mmのチュー
ブを連結した試験サンプルについて、下記条件で引き抜
き試験を行い、チューブの引き抜きが生じた時点の引き
抜き強度(kgf/本)をオートグラフIS−2000
(島津製作所社製)調べた。試験はそれぞれ試験サンプ
ルの2検体について行った。結果を下記表2に示した。
【0046】 引張速度:50mm/min 測定温度:(イ)23℃,内部加圧なし (ロ)80℃×15分,30kgf/cm2 で内部を加圧
【0047】
【表2】
【0048】(破裂試験)長さ1mのチューブを連結し
た試験サンプルについて、25℃及び80℃の温度で内
部を加圧して破裂が生じた時点の圧力(kgf/cm
2 )を調べた。試験はそれぞれ試験サンプルの2検体に
ついて行った。結果を下記表3に示した。
【0049】
【表3】
【0050】なお、表3中の80℃での破裂は、補強繊
維の断裂はなくチューブの樹脂部分がピンホール状態で
破裂する形で生じた。
【0051】(低温気密試験)長さ1mのチューブを連
結した試験サンプルについて、−20℃の温度雰囲気下
に24時間保持した後取出し、38kgf/cm2 の内
部圧力を与えて空気漏れの有無を確認した。漏れの確認
は水中で行った。試験はそれぞれ試験サンプルの2検体
について行った。結果を下記表3に示した。
【0052】
【表4】
【0053】実施例2 継手金具の寸法を下記のように変えた以外は実施例1と
同様にして上記の各試験を行い、結果を上記表1〜4に
示した。
【0054】延出管 最大外径部:外径 9.5mm 螺合固定雄ネジ部:外径 17mm ナット部材:(ステンレス製) 螺合固定雌ネジ部内径 17mm 傾斜筒部雌ネジ部内径 14.2mm 小径部内径 12.3mm チューブ:(塩ビ樹脂製:補強繊維埋設構造) 外径 6.0mm 内径 12.0mm 比較例1 図6で説明した連結装置を下記の構造を有するように構
成し、上記実施例1と同じ条件で(サイクル気密試
験)、(引き抜き試験)の試験をした。なお連結装置の
ソケット及びチューブは実施例1と同じであり、ナット
部材は内筒部を下記のように構成した以外は実施例1と
同じとした。結果を下記表5,6に示した。 ナット部材:(ステンレス製) 小径部 内径 11.0mm 軸長 16mm
【0055】
【表5】
【0056】
【表6】
【0057】比較例2 継手金具の寸法を下記のように変えた以外は比較例1と
同様にして上記の各試験を行い、結果を上記表5,6に
示した。
【0058】ナット部材:(ステンレス製) 小径部 内径 12.5mm これらの表から分かるように、いずれの連結装置も、そ
の連結作業は従来のものと比べて容易にかつ確実に行う
ことができて、しかも目的構造の形成に高い信頼性が得
られる点においてほとんど同様であるが、耐圧強度につ
いては、図6の連結装置に比べ、実施形態1の連結装置
は、気密性において優れ、また破裂試験においても格段
に優れたものであることが分かる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連結装置
は、ナット部材の着脱によって継手金具とチューブの係
脱が可能でありながら、主にシール部材のチューブない
周面との弾着係合によって高気密性で信頼性の高い連結
装置が得られ、また高耐圧用の接続管として、主にチュ
ーブ内外の傾斜面による径方向の締め付けと、リングワ
ッシャの締め付けとにより、チューブの抜けを確実に防
止できるという優れた効果が奏される。
【0060】また、請求項2のナット部材の内周面に凹
凸係合する抜け止めを設けた発明によれば、チューブの
抜け止めが確実になされ、特にこの抜け止めを雌ネジと
した請求項3の発明によれば、この雌ネジがチューブ外
周に噛み込む際の抵抗がナット部材をソケットに螺合す
るネジ込み方向と同じであるため、ネジ込み作業は円滑
でかつ容易でありながら、軸方向の抜け止めは確実に得
られるという効果が奏される。
【0061】更に、請求項4の発明によれば、高耐圧用
接続管として、加水分解しないために耐候性に優れかつ
低コストな塩ビ樹脂製のチューブを用いて、良好な気密
性と抜け防止性とを確実に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の継手金具とチューブの連
結装置の構成を示した側面図であり、中心線の上半部を
断面している。
【図2】図1の連結装置の連結作業を説明するための中
心線の上半部を断面した図であり、(a)はナット部材
が螺合位置に至る前の状態、(b)は螺合を開始した状
態を示している。
【図3】図1のソケットの縦断側面図。
【図4】図1のナット部材の縦断側面図。
【図5】本発明の実施形態2の継手金具であるプラグを
示した側面図であり、中心線の上半部を断面している。
【図6】比較例の継手金具とチューブの連結装置の構成
を示した側面図であり、中心線の上半部を断面してい
る。
【符号の説明】
10・・・ソケット、11・・・流体通路、12・・・
延出管、13・・・最大外径部、14・・・傾斜管部、
141・・・周溝、15・・・小径管部、16・・・突
き当て壁面、17・・・雄ネジ部、18・・・アダプタ
ー固定ネジ部、19・・・オーバーハング部、20・・
・ナット部材、21・・・小径筒部、22・・・大径筒
部、221・・・雌ネジ部、23・・・傾斜筒部、23
1・・・雌ネジ部、30・・・チューブ、41・・・O
−リング、42・・・リングワッシャ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手金具とチューブを連結する装置であ
    って、 前記継手金具に、チューブ端部を外装嵌挿するために軸
    線方向に延出した管と、前記延出管を囲むようにチュー
    ブに外装嵌挿して継手金具にネジ込み固定される筒状ナ
    ット部材のネジ込み固定用雄ネジとを設けると共に、前
    記延出管には、延出方向の中間位置付近に形成した嵌挿
    チューブを拡径させる最大径部から延出先端側への外周
    径が漸減する傾斜管部と、該最大径部から延出根元側へ
    の段付きの小径管部とを設け、 前記筒状のナット部材には、前記継手金具の雄ネジに螺
    合する雌ネジを一端側に設けると共に、前記継手金具延
    出管の傾斜管部を囲んで該傾斜管部と共にチューブを径
    方向に締め付ける傾斜筒部を設け、 更に、前記継手金具の傾斜管部にはチューブ内周面と弾
    着係合して気密シールするシール部材を組み付けると共
    に、チューブ先端には、前記ナット部材のネジ込みによ
    り傾斜筒部に押圧されて縮径することで該チューブ先端
    を前記延出管の小径管部に締め付けるリングワッシャを
    外装したことを特徴とする継手金具とチューブの連結装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ナット部材の内周径
    が漸減する傾斜筒部の内周面に、チューブ外周面と軸方
    向に凹凸係合する抜け止めを設けたことを特徴とする継
    手金具とチューブの連結装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、チューブ外周面と軸
    方向に凹凸係合する抜け止めが雌ネジであり、この雌ネ
    ジのネジピッチを、継手金具の雄ネジに螺合するナット
    部材の雌ネジと同ピッチに設定したことを特徴とする継
    手金具とチューブの連結装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    チューブは、耐圧補強用の繊維を埋設した塩ビ樹脂製の
    チューブであることを特徴とする継手金具とチューブの
    連結装置。
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