JPH11229054A - ニッケル除去用フラックスとその除去・精製方法 - Google Patents
ニッケル除去用フラックスとその除去・精製方法Info
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- JPH11229054A JPH11229054A JP31303098A JP31303098A JPH11229054A JP H11229054 A JPH11229054 A JP H11229054A JP 31303098 A JP31303098 A JP 31303098A JP 31303098 A JP31303098 A JP 31303098A JP H11229054 A JPH11229054 A JP H11229054A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 銅材料に含まれるニッケルを効率的かつ経
済的に除去する。 【解決手段】酸化鉄87重量%以上および酸化カルシウ
ム3〜13重量%を含有し、必要に応じて酸化銅を含有
し、溶銅中のニッケル除去に用いられるニッケル除去用
フラックス、および該フラックスをニッケルを含む溶銅
に投入して生成したスラグに溶銅中の酸化したニッケル
を吸収させ、該スラグを溶銅から分離し除去する方法。
済的に除去する。 【解決手段】酸化鉄87重量%以上および酸化カルシウ
ム3〜13重量%を含有し、必要に応じて酸化銅を含有
し、溶銅中のニッケル除去に用いられるニッケル除去用
フラックス、および該フラックスをニッケルを含む溶銅
に投入して生成したスラグに溶銅中の酸化したニッケル
を吸収させ、該スラグを溶銅から分離し除去する方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケルを含む銅
材料からニッケルを除去する方法とそのフラックスに関
する。特に、銅スクラップなどに含まれるニッケルを除
去して高純度の銅を回収するための精製方法として利用
されるニッケル除去方法とそのフラックスに関する。
材料からニッケルを除去する方法とそのフラックスに関
する。特に、銅スクラップなどに含まれるニッケルを除
去して高純度の銅を回収するための精製方法として利用
されるニッケル除去方法とそのフラックスに関する。
【0002】
【従来の技術】銅スクラップのうち不純物の少ないもの
は、その品位に応じて電線材料や銅加工材料として再利
用されるが、低品位のものは一部が銅製錬所で利用され
るものの大部分は廃棄処分されている。しかし、廃棄物
による環境汚染や処分場不足などの問題から低品位の銅
スクラップについても不純物を除去して再利用すること
が望まれており、電気銅なみの高純度(純度99.99%以
上)の銅を回収する技術の開発が求められている。
は、その品位に応じて電線材料や銅加工材料として再利
用されるが、低品位のものは一部が銅製錬所で利用され
るものの大部分は廃棄処分されている。しかし、廃棄物
による環境汚染や処分場不足などの問題から低品位の銅
スクラップについても不純物を除去して再利用すること
が望まれており、電気銅なみの高純度(純度99.99%以
上)の銅を回収する技術の開発が求められている。
【0003】銅スクラップに含まれる主な金属不純物は
鉄、亜鉛、錫、鉛、ニッケルなどであり、鉄、亜鉛、
錫、鉛は空気酸化により比較的容易に除去できるが、ニ
ッケルの除去が難しく、高純度の銅を回収する障害にな
っている。銅中のニッケルを除去する方法としては、銅
を硫酸等に溶解させ、ニッケルを沈殿させて分離する方
法や、電気分解により銅を精製する方法が従来知られて
いるが、沈殿分離法は一般に工程が複雑であり、溶解し
た銅の回収にも手間がかかるなど工業的な実施には適さ
ない。また電気分解法はコスト高である。
鉄、亜鉛、錫、鉛、ニッケルなどであり、鉄、亜鉛、
錫、鉛は空気酸化により比較的容易に除去できるが、ニ
ッケルの除去が難しく、高純度の銅を回収する障害にな
っている。銅中のニッケルを除去する方法としては、銅
を硫酸等に溶解させ、ニッケルを沈殿させて分離する方
法や、電気分解により銅を精製する方法が従来知られて
いるが、沈殿分離法は一般に工程が複雑であり、溶解し
た銅の回収にも手間がかかるなど工業的な実施には適さ
ない。また電気分解法はコスト高である。
【0004】この他に、銅中のニッケルを選択的に除去
する方法として、溶銅に鉄やマンガンの酸化物を添加し
て吸収させる方法、あるいは不活性ガスや還元性ガス雰
囲気下で固体状態の鉄ないしマンガンを溶銅に添加して
ニッケルと固溶させる方法が知られている(特開平04-12
0221号、同05-271819号、同05-295459号)。しかし、こ
れらの方法はニッケルの除去効果は高いが、攪拌や空気
の吹込みにより酸化鉄の一部が溶銅中に溶解して銅品位
を低下させる問題があり、このため静置して反応させる
必要があり時間がかかる。また、生成するスラグを除去
し難いために、アルミナ−シリカ系フラックスを追加し
て除滓する等の対策が必要であり実用性に難点がある。
する方法として、溶銅に鉄やマンガンの酸化物を添加し
て吸収させる方法、あるいは不活性ガスや還元性ガス雰
囲気下で固体状態の鉄ないしマンガンを溶銅に添加して
ニッケルと固溶させる方法が知られている(特開平04-12
0221号、同05-271819号、同05-295459号)。しかし、こ
れらの方法はニッケルの除去効果は高いが、攪拌や空気
の吹込みにより酸化鉄の一部が溶銅中に溶解して銅品位
を低下させる問題があり、このため静置して反応させる
必要があり時間がかかる。また、生成するスラグを除去
し難いために、アルミナ−シリカ系フラックスを追加し
て除滓する等の対策が必要であり実用性に難点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の方法
における上記問題点を解決したものであり、銅材料に含
まれるニッケルを効果的にかつ経済的に除去するフラッ
クスとこれを用いたニッケルの除去方法および銅精製方
法を提供することを目的とする。
における上記問題点を解決したものであり、銅材料に含
まれるニッケルを効果的にかつ経済的に除去するフラッ
クスとこれを用いたニッケルの除去方法および銅精製方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題解決の手段】本発明者等は、銅製錬において使用
されているカルシウムフェライトスラグについて検討
し、特定量の酸化カルシウムと酸化鉄の範囲内であれ
ば、スラグの均一な形成が妨げられず、ニッケルの除去
効果および除滓性に優れることを見出した。本発明はか
かる知見に基づくものである。
されているカルシウムフェライトスラグについて検討
し、特定量の酸化カルシウムと酸化鉄の範囲内であれ
ば、スラグの均一な形成が妨げられず、ニッケルの除去
効果および除滓性に優れることを見出した。本発明はか
かる知見に基づくものである。
【0007】すなわち、本発明は、(1)酸化鉄87重
量%以上および酸化カルシウム3〜13重量%を含有
し、溶銅中のニッケル除去に用いられることを特徴とす
るニッケル除去用フラックスに関する。本発明の上記フ
ラックスは、(2)酸化鉄87重量%以上および酸化カ
ルシウム3〜13重量%を含有するフラックス100重
量部に対して酸化銅を外割で5〜100重量部を加えて
なるニッケル除去用フラックスを含む。
量%以上および酸化カルシウム3〜13重量%を含有
し、溶銅中のニッケル除去に用いられることを特徴とす
るニッケル除去用フラックスに関する。本発明の上記フ
ラックスは、(2)酸化鉄87重量%以上および酸化カ
ルシウム3〜13重量%を含有するフラックス100重
量部に対して酸化銅を外割で5〜100重量部を加えて
なるニッケル除去用フラックスを含む。
【0008】また、本発明は、(3)溶銅中の酸素濃度
を0.5〜1.5重量%に保ち、該溶銅に請求項1または
2のフラックスを添加してスラグを形成し、このスラグ
に溶銅中の酸化したニッケルを吸収させて溶銅から除去
することを特徴とするニッケルの除去方法に関する。本
発明の上記ニッケル除去方法は、(4)溶銅に上記フラ
ックスを添加する際に、酸化銅を溶銅に加えて溶銅中の
酸素濃度を0.5〜1.5重量%に調整する上記(3)のニ
ッケル除去方法、および(5)溶銅中の酸素濃度を0.
5〜1.5重量%に保ち、次いで請求項1または2のフ
ラックスを添加して短時間攪拌した後に静置し、生成し
たスラグを溶銅から分離することにより、溶銅中のニッ
ケル濃度を0.04重量%以下に低減するニッケル除去
方法を含む。
を0.5〜1.5重量%に保ち、該溶銅に請求項1または
2のフラックスを添加してスラグを形成し、このスラグ
に溶銅中の酸化したニッケルを吸収させて溶銅から除去
することを特徴とするニッケルの除去方法に関する。本
発明の上記ニッケル除去方法は、(4)溶銅に上記フラ
ックスを添加する際に、酸化銅を溶銅に加えて溶銅中の
酸素濃度を0.5〜1.5重量%に調整する上記(3)のニ
ッケル除去方法、および(5)溶銅中の酸素濃度を0.
5〜1.5重量%に保ち、次いで請求項1または2のフ
ラックスを添加して短時間攪拌した後に静置し、生成し
たスラグを溶銅から分離することにより、溶銅中のニッ
ケル濃度を0.04重量%以下に低減するニッケル除去
方法を含む。
【0009】さらに本発明は、(6)不純物金属を含有
する銅スクラップの溶銅に、シリカ質のフラックスを添
加してスラグを形成し、酸化した不純物金属を該スラグ
に吸収させて除去し、次いで、酸素濃度を0.5〜1.5
重量%に保って溶銅に上記フラックスを添加してスラグ
を形成し、このスラグに溶銅中の酸化したニッケルを吸
収させて溶銅から除去することを特徴とする銅の精製方
法に関する。
する銅スクラップの溶銅に、シリカ質のフラックスを添
加してスラグを形成し、酸化した不純物金属を該スラグ
に吸収させて除去し、次いで、酸素濃度を0.5〜1.5
重量%に保って溶銅に上記フラックスを添加してスラグ
を形成し、このスラグに溶銅中の酸化したニッケルを吸
収させて溶銅から除去することを特徴とする銅の精製方
法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に即して
具体的に説明する。(I)銅材料 本発明のニッケル除去方法は、ニッケルを含有する銅材
料を処理対象とし、例えば、不純物としてニッケルを含
有する銅、ニッケル−銅合金およびこれらのスクラッ
プ、あるいは金属ニッケルが混入した銅スクラップなど
について広く適用することができる。
具体的に説明する。(I)銅材料 本発明のニッケル除去方法は、ニッケルを含有する銅材
料を処理対象とし、例えば、不純物としてニッケルを含
有する銅、ニッケル−銅合金およびこれらのスクラッ
プ、あるいは金属ニッケルが混入した銅スクラップなど
について広く適用することができる。
【0011】(II)フラックス 本発明のニッケル除去用フラックスは、酸化鉄87重量
%以上および酸化カルシウム3〜13重量%を含有する
ものである。ニッケルと同族の酸化鉄を主体とすること
により溶銅表面にフェライトスラグを形成させ、このス
ラグに溶銅中の酸化したニッケルを吸収させる。酸化鉄
と共に含有される酸化カルシウムはスラグの流動性に関
係し、酸化カルシウム量が3重量%未満ではスラグの流
動性が低いため均一なスラグを形成するのが困難にな
り、酸化鉄を主体とする析出物が溶銅湯面付近の炉内壁
に付着するようになる。一方、酸化カルシウム量が13
重量%を上回ると相対的に酸化鉄の量が少なくなるので
ニッケルを吸収する作用が弱まり、ニッケルの除去効果
が大幅に低下する。なお、酸化カルシウムが5重量%〜
10重量%のものがさらに好ましい。
%以上および酸化カルシウム3〜13重量%を含有する
ものである。ニッケルと同族の酸化鉄を主体とすること
により溶銅表面にフェライトスラグを形成させ、このス
ラグに溶銅中の酸化したニッケルを吸収させる。酸化鉄
と共に含有される酸化カルシウムはスラグの流動性に関
係し、酸化カルシウム量が3重量%未満ではスラグの流
動性が低いため均一なスラグを形成するのが困難にな
り、酸化鉄を主体とする析出物が溶銅湯面付近の炉内壁
に付着するようになる。一方、酸化カルシウム量が13
重量%を上回ると相対的に酸化鉄の量が少なくなるので
ニッケルを吸収する作用が弱まり、ニッケルの除去効果
が大幅に低下する。なお、酸化カルシウムが5重量%〜
10重量%のものがさらに好ましい。
【0012】本発明の上記フラックスは、酸化鉄の含有
量87重量%以上であって、酸化カルシウムの含有量が
3〜13重量%であれば、この他に、シリカ、アルミ
ナ、マグネシアなどの第三成分を1種または2種以上を
8重量%未満含有するものでも良い。酸化鉄および酸化
カルシウムと共にこれらの成分を含有することにより、
これら第三成分を含むスラグ等をフラックス原料として
使用できる等の利点がある。
量87重量%以上であって、酸化カルシウムの含有量が
3〜13重量%であれば、この他に、シリカ、アルミ
ナ、マグネシアなどの第三成分を1種または2種以上を
8重量%未満含有するものでも良い。酸化鉄および酸化
カルシウムと共にこれらの成分を含有することにより、
これら第三成分を含むスラグ等をフラックス原料として
使用できる等の利点がある。
【0013】さらに、本発明のフラックスは、酸化鉄8
7重量%以上および酸化カルシウム3〜13重量%を含
有するフラックス100重量部に対して酸化銅(主に酸
化第一銅)を外割で5〜100重量部を加えてなるもの
を含む。なお、酸化銅を添加する上記フラックスは上記
含有量の酸化鉄および酸化カルシウムの他に8重量%未
満のシリカ、アルミナ、マグネシヤ等を含むものでも良
い。溶銅中の酸素濃度が低い場合に、フラックス成分に
酸化銅を添加することにより、フラックスの溶解を助け
ると共にスラグ生成量を増加させることができる。酸化
銅の添加量が5重量部未満では酸素濃度の低い溶銅に対
して酸化銅を添加する効果が十分ではない。一方、酸化
銅の添加量が100重量部を上回ると酸化カルシウムお
よび酸化鉄に対して酸化銅が過剰となるので好ましくな
い。
7重量%以上および酸化カルシウム3〜13重量%を含
有するフラックス100重量部に対して酸化銅(主に酸
化第一銅)を外割で5〜100重量部を加えてなるもの
を含む。なお、酸化銅を添加する上記フラックスは上記
含有量の酸化鉄および酸化カルシウムの他に8重量%未
満のシリカ、アルミナ、マグネシヤ等を含むものでも良
い。溶銅中の酸素濃度が低い場合に、フラックス成分に
酸化銅を添加することにより、フラックスの溶解を助け
ると共にスラグ生成量を増加させることができる。酸化
銅の添加量が5重量部未満では酸素濃度の低い溶銅に対
して酸化銅を添加する効果が十分ではない。一方、酸化
銅の添加量が100重量部を上回ると酸化カルシウムお
よび酸化鉄に対して酸化銅が過剰となるので好ましくな
い。
【0014】上記成分からなる本発明のフラックスを用
いることにより、溶銅の湯面に流動性に優れたカルシウ
ムフェライトスラグが形成される。このスラグは流動性
が良いので炉壁に析出物を殆ど生じない。なお、従来の
銅製錬の転炉などでもカルシウムフェライトスラグが形
成されているが、このスラグの酸化カルシウム量は15
〜20重量%であり、本発明の組成に比べて酸化カルシ
ウム量が多く、ニッケルの除去効果が低い。具体的に
は、約25重量%の酸化カルシウムを含むカルシウムフ
ェライトスラグと溶銅との間のニッケルの分配係数は最
大1〜2程度であり、従って、このスラグのニッケル吸
収効果は小さいために、ニッケルを除去する目的には適
さない。
いることにより、溶銅の湯面に流動性に優れたカルシウ
ムフェライトスラグが形成される。このスラグは流動性
が良いので炉壁に析出物を殆ど生じない。なお、従来の
銅製錬の転炉などでもカルシウムフェライトスラグが形
成されているが、このスラグの酸化カルシウム量は15
〜20重量%であり、本発明の組成に比べて酸化カルシ
ウム量が多く、ニッケルの除去効果が低い。具体的に
は、約25重量%の酸化カルシウムを含むカルシウムフ
ェライトスラグと溶銅との間のニッケルの分配係数は最
大1〜2程度であり、従って、このスラグのニッケル吸
収効果は小さいために、ニッケルを除去する目的には適
さない。
【0015】一方、酸化鉄単独のフラックスは、先に述
べたように炉壁に多量の析出物が付着する他に、攪拌や
吹き込みを行うと酸化鉄の一部が溶銅に溶解して銅品位
を低下させる問題があり、また生成するスラグが溶銅表
面から分離し難く、このためさらにアルミナ−シリカ系
フラックスを追加して除滓するなどの対策が必要とな
る。本発明のフラックスは酸化鉄と共に所定量の酸化カ
ルシウムを含むのでスラグの流動性が良く、炉壁に析出
物が殆ど付着しない。また、溶銅への酸化鉄の溶解も少
なく、熔体であるので溶銅との分離も容易であり、スラ
グ量も多いので、ニッケルを十分に吸収することができ
る。
べたように炉壁に多量の析出物が付着する他に、攪拌や
吹き込みを行うと酸化鉄の一部が溶銅に溶解して銅品位
を低下させる問題があり、また生成するスラグが溶銅表
面から分離し難く、このためさらにアルミナ−シリカ系
フラックスを追加して除滓するなどの対策が必要とな
る。本発明のフラックスは酸化鉄と共に所定量の酸化カ
ルシウムを含むのでスラグの流動性が良く、炉壁に析出
物が殆ど付着しない。また、溶銅への酸化鉄の溶解も少
なく、熔体であるので溶銅との分離も容易であり、スラ
グ量も多いので、ニッケルを十分に吸収することができ
る。
【0016】(III)ニッケルの除去 上記フラックスを溶銅に加えて溶銅中の酸化したニッケ
ルをフラックスに吸収させる。フラックスは処理対象の
ニッケル含有銅材料が溶融状態において存在すれば良
い。具体的には、ニッケルを含有する上記銅材料にフラ
ックスを混合して加熱溶融しても良く、あるいは、ニッ
ケルを含有する銅材料を加熱溶融したものに上記フラッ
クスを投入しても良い。溶銅とフラックスを短時間攪拌
して良く混合し、溶銅湯面にカルシウムフライトスラグ
を生成させる。なお、長時間攪拌するのは好ましくな
い。攪拌時間が長過ぎるとニッケルの除去が妨げられ
る。生成したスラグを溶銅から分離することによりニッ
ケルを除去することができる。
ルをフラックスに吸収させる。フラックスは処理対象の
ニッケル含有銅材料が溶融状態において存在すれば良
い。具体的には、ニッケルを含有する上記銅材料にフラ
ックスを混合して加熱溶融しても良く、あるいは、ニッ
ケルを含有する銅材料を加熱溶融したものに上記フラッ
クスを投入しても良い。溶銅とフラックスを短時間攪拌
して良く混合し、溶銅湯面にカルシウムフライトスラグ
を生成させる。なお、長時間攪拌するのは好ましくな
い。攪拌時間が長過ぎるとニッケルの除去が妨げられ
る。生成したスラグを溶銅から分離することによりニッ
ケルを除去することができる。
【0017】溶銅中のニッケルは所定の酸素濃度下で酸
化され、上記スラグに移行する。溶銅の酸素濃度が高い
ほどニッケルが酸化してスラグに移行する割合が高く
(分配係数が大きく)なるが、銅の酸化も進みスラグロス
となる量も増すので過剰な酸素濃度は好ましくない。こ
の兼ね合いから、溶銅の酸素濃度は0.5〜1.5重量%
が良く、0.8〜1.2重量%の範囲が好ましい。溶銅の
酸素濃度をこの範囲に保つため、フラックスの投入前ま
たは投入後に、溶銅に空気を吹き込むと良い。あるい
は、溶銅に適量の酸化銅を添加する。酸化銅の添加量は
溶銅の酸素濃度に応じて定めれば良い。
化され、上記スラグに移行する。溶銅の酸素濃度が高い
ほどニッケルが酸化してスラグに移行する割合が高く
(分配係数が大きく)なるが、銅の酸化も進みスラグロス
となる量も増すので過剰な酸素濃度は好ましくない。こ
の兼ね合いから、溶銅の酸素濃度は0.5〜1.5重量%
が良く、0.8〜1.2重量%の範囲が好ましい。溶銅の
酸素濃度をこの範囲に保つため、フラックスの投入前ま
たは投入後に、溶銅に空気を吹き込むと良い。あるい
は、溶銅に適量の酸化銅を添加する。酸化銅の添加量は
溶銅の酸素濃度に応じて定めれば良い。
【0018】溶銅中のニッケル量に対して十分な量のフ
ラックスを用いることにより、銅中のニッケルの含有量
を100ppm程度まで低減することが可能である。フラ
ックスの使用量は、通常、ニッケル濃度0.01重量%
の溶銅100重量部に対して0.1〜10重量部であれ
ば良く、好ましくは0.5〜7重量部が適当である。溶
銅中のニッケル量にもよるが、概ね、フラックス量が
0.1重量部未満ではニッケルの除去量が少なく、従っ
て必要処理回数が多くなる。また、フラックス量が10
重量部を超えると除滓量が多く実用的ではない。
ラックスを用いることにより、銅中のニッケルの含有量
を100ppm程度まで低減することが可能である。フラ
ックスの使用量は、通常、ニッケル濃度0.01重量%
の溶銅100重量部に対して0.1〜10重量部であれ
ば良く、好ましくは0.5〜7重量部が適当である。溶
銅中のニッケル量にもよるが、概ね、フラックス量が
0.1重量部未満ではニッケルの除去量が少なく、従っ
て必要処理回数が多くなる。また、フラックス量が10
重量部を超えると除滓量が多く実用的ではない。
【0019】(IV)銅スクラップの精製 本発明の上記ニッケル除去方法は銅スクラップの精製方
法として利用することができる。具体的には、例えば、
不純物としてニッケルを含有する銅、ニッケル−銅合金
およびこれらのスクラップ、あるいは金属ニッケルが混
入した銅スクラップなどのニッケル含有銅スクラップを
加熱溶融し、先ずこの溶銅中に、必要に応じてSiO2
等のフラックスを添加した後に、空気を吹き込んで溶銅
に含まれる亜鉛、鉄、鉛、錫などの金属不純物をスラグ
化して除去する。このスラグ化処理により、溶銅の亜
鉛、鉄、鉛、錫などの金属不純物は0.1〜0.005重
量%程度まで除去される。この時、溶銅中のニッケルも
ある程度除去されるが、このシリカ系スラグは酸化ニッ
ケルの吸収効果が高くないので、溶銅中にはニッケルが
0.3〜0.1重量%程度残留し、これ以下に低減するこ
とは難しい。
法として利用することができる。具体的には、例えば、
不純物としてニッケルを含有する銅、ニッケル−銅合金
およびこれらのスクラップ、あるいは金属ニッケルが混
入した銅スクラップなどのニッケル含有銅スクラップを
加熱溶融し、先ずこの溶銅中に、必要に応じてSiO2
等のフラックスを添加した後に、空気を吹き込んで溶銅
に含まれる亜鉛、鉄、鉛、錫などの金属不純物をスラグ
化して除去する。このスラグ化処理により、溶銅の亜
鉛、鉄、鉛、錫などの金属不純物は0.1〜0.005重
量%程度まで除去される。この時、溶銅中のニッケルも
ある程度除去されるが、このシリカ系スラグは酸化ニッ
ケルの吸収効果が高くないので、溶銅中にはニッケルが
0.3〜0.1重量%程度残留し、これ以下に低減するこ
とは難しい。
【0020】最初のスラグ処理での空気吹き込みによ
り、溶銅中の酸素濃度は高くなり、他の不純物金属と共
に溶存するニッケルも酸化される。そこで、引き続き、
本発明の上記フラックス(CaO-Fe2O3、CaO-Fe2O3-Cu2O)
を溶銅に投入し、カルシウムフライトスラグを形成さ
せ、酸化したニッケルをこのスラグに吸収させて溶銅か
ら分離除去する。これにより溶銅のニッケル量は0.0
5重量%以下、好ましくは0.03重量%以下に除去す
ることができる。このとき、微量に残留している亜鉛、
鉄、鉛、錫などの金属不純物も酸化ニッケルと共にスラ
グに吸収されるので99.99重量%以上の高純度の銅
を回収することができる。なお、溶銅中に多くの鉄を含
む場合や溶銅表面にFe2O3・CaO・SiO2等を含
むスラグが残っている場合には、生成するスラグ中のCa
O/(Fe2O3+CaO)が3〜13%となるようにフラックスの
量および組成を調整すればよい。
り、溶銅中の酸素濃度は高くなり、他の不純物金属と共
に溶存するニッケルも酸化される。そこで、引き続き、
本発明の上記フラックス(CaO-Fe2O3、CaO-Fe2O3-Cu2O)
を溶銅に投入し、カルシウムフライトスラグを形成さ
せ、酸化したニッケルをこのスラグに吸収させて溶銅か
ら分離除去する。これにより溶銅のニッケル量は0.0
5重量%以下、好ましくは0.03重量%以下に除去す
ることができる。このとき、微量に残留している亜鉛、
鉄、鉛、錫などの金属不純物も酸化ニッケルと共にスラ
グに吸収されるので99.99重量%以上の高純度の銅
を回収することができる。なお、溶銅中に多くの鉄を含
む場合や溶銅表面にFe2O3・CaO・SiO2等を含
むスラグが残っている場合には、生成するスラグ中のCa
O/(Fe2O3+CaO)が3〜13%となるようにフラックスの
量および組成を調整すればよい。
【0021】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に示す。実施例1 ニッケル0.1重量%を含む銅スクラップ1kgをルツボ
に入れて1200℃に加熱して溶融した後に、この溶銅
に空気を1リットル/分の割合で60分間吹き込んで酸化し
た。引き続き、表1に示す量比のCaOとFe2O3から
なるフラックス50gをこの溶銅に添加して180分間
攪拌した後に、生成したスラグを溶銅から分離除去し
た。回収した銅のNi濃度、スラグの流動性および回収
量を表1に示した。また、溶銅中のNi濃度を100pp
m以下に精製するのに必要な処理回数を併せて表1に示
した(試料No.1〜4)。さらに、試料No.4について、生
成したスラグを除去した後の溶銅に、表1に示す成分の
フラックス50g(CaO 8%,Fe2O3 92%,Cu2O外割10g)を
同量再度添加し、120分間攪拌した後に生成したスラ
グを溶銅から分離除去した。回収した銅中のNi含有
量、スラグの流動性および回収量を表1に示した。ま
た、溶銅中のNi濃度を100ppm以下に精製するのに
必要な処理回数を表1に示した(試料No.5)。
体的に示す。実施例1 ニッケル0.1重量%を含む銅スクラップ1kgをルツボ
に入れて1200℃に加熱して溶融した後に、この溶銅
に空気を1リットル/分の割合で60分間吹き込んで酸化し
た。引き続き、表1に示す量比のCaOとFe2O3から
なるフラックス50gをこの溶銅に添加して180分間
攪拌した後に、生成したスラグを溶銅から分離除去し
た。回収した銅のNi濃度、スラグの流動性および回収
量を表1に示した。また、溶銅中のNi濃度を100pp
m以下に精製するのに必要な処理回数を併せて表1に示
した(試料No.1〜4)。さらに、試料No.4について、生
成したスラグを除去した後の溶銅に、表1に示す成分の
フラックス50g(CaO 8%,Fe2O3 92%,Cu2O外割10g)を
同量再度添加し、120分間攪拌した後に生成したスラ
グを溶銅から分離除去した。回収した銅中のNi含有
量、スラグの流動性および回収量を表1に示した。ま
た、溶銅中のNi濃度を100ppm以下に精製するのに
必要な処理回数を表1に示した(試料No.5)。
【0022】比較例1 CaOが15重量%、18重量%および残部がFe2O3
からなるフラックスを用いた他は実施例1と同様にして
溶銅表面にスラグを形成させ、その流動性等を調べると
共に回収した銅のNi濃度等を測定した。この結果を表
1に示した(試料No.6,7)。
からなるフラックスを用いた他は実施例1と同様にして
溶銅表面にスラグを形成させ、その流動性等を調べると
共に回収した銅のNi濃度等を測定した。この結果を表
1に示した(試料No.6,7)。
【0023】表1に示すように、CaOが15重量%、
18重量%のフラックスを用いた比較試料No.6,7は回
収した銅中のNi濃度が高く、Niの除去効果が不十分
であり、このニッケル濃度を100ppm以下に低減する
ためには4回程度の処理回数を必要とした。一方、Ca
Oが4重量%のフラックスを用いた試料No.1はスラグ
の流動性はやや不良であるが、ニッケルの除去効果は高
い。本発明のフラックス組成を用いたその他の試料No.
2〜5はスラグの流動性が良く、従って、ルツボ内壁に
固形物が付着せず、しかも、溶銅中のニッケル濃度は
0.03重量%以下であり、ニッケルの除去効果が優れ
ている。
18重量%のフラックスを用いた比較試料No.6,7は回
収した銅中のNi濃度が高く、Niの除去効果が不十分
であり、このニッケル濃度を100ppm以下に低減する
ためには4回程度の処理回数を必要とした。一方、Ca
Oが4重量%のフラックスを用いた試料No.1はスラグ
の流動性はやや不良であるが、ニッケルの除去効果は高
い。本発明のフラックス組成を用いたその他の試料No.
2〜5はスラグの流動性が良く、従って、ルツボ内壁に
固形物が付着せず、しかも、溶銅中のニッケル濃度は
0.03重量%以下であり、ニッケルの除去効果が優れ
ている。
【0024】
【表1】
【0025】実施例2 ニッケル0.113重量%および鉛0.113重量%を含
む銅スクラップ884gをルツボに入れて1200℃に
加熱して溶融した後に、この溶銅に酸化第一銅116g
を加え、アルゴンガスで15分間攪拌し、溶銅中の酸素
濃度を1.3重量%に整えた。この溶銅に表2に示す量
比のCaOとFe2O3からなるフラックス50gを添加
して30分間アルゴンガスで攪拌し、引き続き150分
間静置した。その後、生成したスラグを溶銅から分離除
去した。なお、攪拌は溶銅部分を十分に攪拌する一方で
スラグは酸化銅が溶け込める程度の弱い攪拌にとどめ
た。回収した銅中のNiおよびPb含有量、スラグ中の
回収量および流動性を表2に示した(試料No.22〜2
5)。スラグは全量を採取して粉砕し平均サンプルを分
析した。
む銅スクラップ884gをルツボに入れて1200℃に
加熱して溶融した後に、この溶銅に酸化第一銅116g
を加え、アルゴンガスで15分間攪拌し、溶銅中の酸素
濃度を1.3重量%に整えた。この溶銅に表2に示す量
比のCaOとFe2O3からなるフラックス50gを添加
して30分間アルゴンガスで攪拌し、引き続き150分
間静置した。その後、生成したスラグを溶銅から分離除
去した。なお、攪拌は溶銅部分を十分に攪拌する一方で
スラグは酸化銅が溶け込める程度の弱い攪拌にとどめ
た。回収した銅中のNiおよびPb含有量、スラグ中の
回収量および流動性を表2に示した(試料No.22〜2
5)。スラグは全量を採取して粉砕し平均サンプルを分
析した。
【0026】比較例2 酸化鉄および酸化カルシウムの量が本発明の範囲を外れ
るフラックスを用いた他は実施例3と同様にして銅スク
ラップのニッケル除去を行った。この結果を表2に対比
して示した(試料No.21,26,27)。
るフラックスを用いた他は実施例3と同様にして銅スク
ラップのニッケル除去を行った。この結果を表2に対比
して示した(試料No.21,26,27)。
【0027】表2の結果に示すように、本発明の試料N
o.22〜25は何れも回収した銅のニッケル濃度が0.03
重量%以下であり、ニッケルの分離除去効果が良く、鉛
濃度も低い。また、スラグの析出もみられず、スラグに
吸収される銅のロスも変わらない。一方、比較試料No.2
1は回収した銅のニッケル濃度は低いが、多量のスラグ
がルツボ内壁に付着した。また試料No.26,27は回収した
銅のニッケル濃度が高く、ニッケルの除去効果が低い。
o.22〜25は何れも回収した銅のニッケル濃度が0.03
重量%以下であり、ニッケルの分離除去効果が良く、鉛
濃度も低い。また、スラグの析出もみられず、スラグに
吸収される銅のロスも変わらない。一方、比較試料No.2
1は回収した銅のニッケル濃度は低いが、多量のスラグ
がルツボ内壁に付着した。また試料No.26,27は回収した
銅のニッケル濃度が高く、ニッケルの除去効果が低い。
【0028】
【表2】
【0029】実施例3・比較例3 ニッケル0.1重量%を含む銅スクラップに添加する酸
化第一銅との比率を、銅スクラップ955g:酸化第一
銅45g(試料No.34,35,36)、銅スクラップ857
g:酸化第一銅143g(試料No.31,32,33,37)とし、
表3に示す成分比のフラックスおよび溶銅酸素濃度の条
件下で、実施例3と同様にして銅スクラップのニッケル
除去を行った。この結果を表3に示した。表3に示すよ
うに、本発明の試料No.31〜33は、何れも回収した銅の
ニッケル濃度が低く、かつスラグの付着もみられない。
一方、比較試料No.34〜37はスラグに吸収される銅のロ
スは少ないが、回収した銅のニッケル濃度が高い。
化第一銅との比率を、銅スクラップ955g:酸化第一
銅45g(試料No.34,35,36)、銅スクラップ857
g:酸化第一銅143g(試料No.31,32,33,37)とし、
表3に示す成分比のフラックスおよび溶銅酸素濃度の条
件下で、実施例3と同様にして銅スクラップのニッケル
除去を行った。この結果を表3に示した。表3に示すよ
うに、本発明の試料No.31〜33は、何れも回収した銅の
ニッケル濃度が低く、かつスラグの付着もみられない。
一方、比較試料No.34〜37はスラグに吸収される銅のロ
スは少ないが、回収した銅のニッケル濃度が高い。
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】本発明の方法によれば、各種の銅スクラ
ップ、銅合金スクラップなどの銅材料に含まれるニッケ
ルを上記フラックスを添加する簡単な処理により効率良
く経済的に除去することができる。しかも、生成するス
ラグの流動性が良いため炉壁に固形物が析出することが
なく、スラグ分離除去も容易である。
ップ、銅合金スクラップなどの銅材料に含まれるニッケ
ルを上記フラックスを添加する簡単な処理により効率良
く経済的に除去することができる。しかも、生成するス
ラグの流動性が良いため炉壁に固形物が析出することが
なく、スラグ分離除去も容易である。
Claims (6)
- 【請求項1】 酸化鉄87重量%以上および酸化カルシ
ウム3〜13重量%を含有し、溶銅中のニッケル除去に
用いられることを特徴とするニッケル除去用フラック
ス。 - 【請求項2】 酸化鉄87重量%以上および酸化カルシ
ウム3〜13重量%を含有するフラックス100重量部
に対して酸化銅を外割で5〜100重量部を加えてなる
ニッケル除去用フラックス。 - 【請求項3】 溶銅中の酸素濃度を0.5〜1.5重量%
に保ち、該溶銅に請求項1または2のフラックスを添加
してスラグを形成し、このスラグに溶銅中の酸化したニ
ッケルを吸収させて溶銅から除去することを特徴とする
ニッケルの除去方法。 - 【請求項4】 溶銅に上記フラックスを添加する際に、
酸化銅を溶銅に加えて溶銅中の酸素濃度を0.5〜1.5
重量%に調整する請求項3のニッケル除去方法。 - 【請求項5】 溶銅中の酸素濃度を0.5〜1.5重量%
に保ち、次いで請求項1または2のフラックスを添加し
て短時間攪拌した後に静置し、生成したスラグを溶銅か
ら分離することにより、溶銅中のニッケル濃度を0.0
4重量%以下に低減するニッケル除去方法。 - 【請求項6】 不純物金属を含有する銅スクラップの溶
銅に、シリカ質のフラックスを添加してスラグを形成
し、酸化した不純物金属を該スラグに吸収させて除去
し、次いで、酸素濃度を0.5〜1.5重量%に保って溶
銅に上記フラックスを添加してスラグを形成し、このス
ラグに溶銅中の酸化したニッケルを吸収させて溶銅から
除去することを特徴とする銅の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31303098A JPH11229054A (ja) | 1997-12-09 | 1998-11-04 | ニッケル除去用フラックスとその除去・精製方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33885997 | 1997-12-09 | ||
| JP9-338859 | 1997-12-09 | ||
| JP31303098A JPH11229054A (ja) | 1997-12-09 | 1998-11-04 | ニッケル除去用フラックスとその除去・精製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229054A true JPH11229054A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=26567423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31303098A Withdrawn JPH11229054A (ja) | 1997-12-09 | 1998-11-04 | ニッケル除去用フラックスとその除去・精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11229054A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN120736533A (zh) * | 2025-08-20 | 2025-10-03 | 陕西赛柯瑞思生态建材股份有限公司 | 一种白炭黑提取工艺 |
| JP7825142B1 (ja) * | 2025-03-27 | 2026-03-06 | 住友電気工業株式会社 | 精錬方法 |
-
1998
- 1998-11-04 JP JP31303098A patent/JPH11229054A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7825142B1 (ja) * | 2025-03-27 | 2026-03-06 | 住友電気工業株式会社 | 精錬方法 |
| CN120736533A (zh) * | 2025-08-20 | 2025-10-03 | 陕西赛柯瑞思生态建材股份有限公司 | 一种白炭黑提取工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |