JPH11229122A - 成形用金型及びその製造方法 - Google Patents

成形用金型及びその製造方法

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JPH11229122A
JPH11229122A JP3088298A JP3088298A JPH11229122A JP H11229122 A JPH11229122 A JP H11229122A JP 3088298 A JP3088298 A JP 3088298A JP 3088298 A JP3088298 A JP 3088298A JP H11229122 A JPH11229122 A JP H11229122A
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JP
Japan
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film
mold
ions
tin
nitrogen
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JP3088298A
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English (en)
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Natsue Momiyama
奈津江 籾山
Hiroaki Negishi
広明 根岸
▲ひじの▼雅道
Masamichi Hijino
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂の成形に対して耐久性のある金型を製造
する。 【解決手段】 アンモニア或いは窒素雰囲気下で基材を
加熱しながら金型表面に窒素イオンを注入し、その後、
基材に対して金属を蒸着しながらイオンを注入すること
により、金型表面にセラミック膜を形成する。窒素イオ
ンの注入によって表面に高硬度の窒化膜ができるため、
セラミック膜の耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂を成形するた
めに使用される成形用金型及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック材料を成形する金型や機械
摩耗部品、切削工具等の表面硬度或いは耐摩耗性を向上
させるため、基材自体の硬さを増加させるか、基材表面
に硬質膜を成膜する処理が一般的になされている。
【0003】前者の処理である基材自体の硬度を増加さ
せるためには、超硬質の炭化物などの硬い材料を用いる
か、焼き入れを行うなどの方法がある。ところが、これ
らの方法は、精密な加工が困難であったり、成形時の温
度変化によって亀裂などの欠陥を生じ易い。特に、焼き
入れでは、処理後の寸法変化が大きい問題も有してい
る。
【0004】一方、後者の処理である硬質膜としては、
TiNやTiC等の硬質膜を真空蒸着やイオンプレーテ
ィング等のドライプロセスにより成膜している。しか
し、最近では金型等を使用する際の温度、圧力等の環境
が過酷化し、硬質膜の更なる高硬度化や高密着性が求め
られており、上述した方法によって形成される硬質膜で
は、硬度が不十分となっている。
【0005】このような問題を解決するため、従来で
は、特公平7−116587号公報、特開平5−311
439号公報および特公平6−4909号公報に記載さ
れた方法がある。
【0006】特公平7−116587号公報の方法は、
ホウ素、炭素、窒素または酸素の中から選ばれた1種の
イオンの注入と、チタンの真空蒸着とを金型の表面に対
して同時に行うことにより、基材と膜との間に界面がな
く密着性の高いTiB、TiC、TiNまたはTiO2
膜を形成させるものである。
【0007】特開平5−311439号公報の方法は、
金型の表面に対し、Ti、Zr、Hf、V、Nb、T
a、Cr、Mo、Wなどの元素のイオン注入及びイオン
蒸着を同時にまたは交互に行うものである。特公平6−
4909号公報の方法は、スパッタリング、イオンプレ
ーティングなどによって、金型表面にTiN薄膜を形成
するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの方法においても、膜と基材との界面の密着性
は改善されるが、基材が柔らかい無垢のままのため、過
酷な形成条件下では膜の硬度及び寿命が不十分となって
いる。特に、成形品の強度を向上させることを目的とし
て、ガラスやカーボンのフィラーが混合されている樹脂
などを成形材料として用いる際には摩耗が著しく、金型
の耐久性が充分となっていない。
【0009】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、カーボンフィラーやガラスフ
ィラーが混合されている樹脂などを成形するのに対し、
摩耗が少なく、良好な耐久性が得られる成形用金型及び
その製造方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の成形用金型は、アンモニア或いは
窒素雰囲気下で加熱しながら窒素イオンを注入した後、
金属を蒸着しながらイオン注入することにより形成され
たセラミック膜を表面に有していることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明の成形用金型の製造方法
は、アンモニア或いは窒素雰囲気下で基材を加熱しなが
ら窒素イオンを注入する工程と、上記基材に対して金属
を蒸着しながらイオンを注入することにより、表面にセ
ラミック膜を形成する工程と、を備えていることを特徴
とする。
【0012】これらの発明では、窒素イオンの注入によ
って基材の表面が窒化され、この窒化によって基材表面
が硬化する。従って、その後に金型表面に形成されるセ
ラミック膜が高硬度の基材によって支持されるため、摩
耗が少なくなり、充分な耐久性を有したものとすること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明では、アンモニア或いは窒
素雰囲気下で基材を加熱しながら窒素イオンを注入し、
その後、基材に対して金属を蒸着しながらイオンを注入
することによって金型表面にセラミック膜を形成するも
のである。
【0014】イオン注入は、溶剤洗浄後の金型をアンモ
ニア或いは窒素雰囲気下で400〜500℃で加熱しな
がら、窒素イオンを数keV〜数100keVに加速し
て注入するものであり、これによりバルクと異なった特
定の性質を有する表面層を形成することができる。この
イオン注入によって、基材が窒化されるため、その硬度
を増大させることができる。また、イオン注入では、洗
浄で除去できない汚れや自然酸化層を除去するクリーニ
ングも行うことができる。かかる窒素イオンの注入は、
アンモニア雰囲気または窒素雰囲気で行うものであり、
これにより、酸素などの他の元素が混入しないため、純
度の良好なイオン注入を行うことができる。
【0015】窒素イオンの注入エネルギーは、高温加熱
を併用するため、10keV以下であっても効果はある
が、より深くまで窒化するためには10keV〜100
keVの範囲であることが望ましい。100keV以上
のエネルギーになると、窒素イオンが基材の内部に深く
入りすぎて最表面の高硬度化が不十分となるばかりでな
く、基材の表面温度の上昇が著しく、寸法変化を起こす
可能性があるため好ましくない。
【0016】このイオン注入の後、金属を蒸着しながら
イオンを同時に注入することにより、セラミック膜のダ
イナミックミキシングを行う。ダイナミックミキシング
は、膜を構成するチタンなどの金属元素の蒸着と、膜を
構成する窒素などの元素の注入とを同時に行うことによ
り、TiN膜などのセラミックからなる化合物膜を成膜
するものである。このダイナミックミキシングでは、イ
オン注入を行うため、通常の蒸着膜よりも密着性の良い
膜を形成することができる。
【0017】膜の蒸着元素としては、Ti、Al、C
r、Zn、Ta、V等の金属を使用することができ、注
入イオンとしては、N、C、O、B等を使用することが
できる。この場合のイオンの注入エネルギーは、任意に
設定でき、結晶性、硬度、密着性などのどのファクター
を優先させるかによって数keV〜30keVの間で調
節する。また、成膜時に反応性ガスを導入しても良く、
金型を加熱しても良い。
【0018】かかるダイナミックミキシングによる成膜
は、基材表面の硬化を行うチャンバーと同一のチャンバ
ー内で行うものであり、従って、表面に対する硬化と成
膜とを同一のチャンバー内で連続して行うことができ
る。これに対し、通常の窒化処理では、後工程の成膜と
異なるチャンバーで窒化を行うため、チャンバー間で試
料を移し替える段階で大気中の酸素に接触して酸化層が
形成される。このため、上述したクリーニング効果が小
さくなる。本発明においては、表面の硬化と成膜とを同
一のチャンバーで行うことができるため、膜と基材との
界面に酸化層が形成することがなく、密着性の高い膜と
することができる。
【0019】なお、 本発明の金型基材の材質として
は、Fe、Cr等を主成分とするSUS系鋼材、Cr、
Zn、Ni、Al等の非鉄金属、その他の材質を用いる
ことが可能であるが、金型の精度・コスト等を考慮した
場合には、SUS系鋼材が好ましい。
【0020】
【実施例】図1は、通常の工程によって成形された金型
に対して処理を行う成膜装置1の内部を示す。この成膜
装置1は、排気口15が形成されている真空チャンバー
2にイオン放出器3が取り付けられると共に、真空チャ
ンバー2内に蒸着器8及びホルダ12が配置されること
により構成されている。
【0021】イオン放出器3は、イオンの取込口4が後
端部に形成されたプラズマ室5を有している。このプラ
ズマ室5の先端はホルダ12に臨むように開口されてお
り、この開口部分の前方には、開閉自在なシャッター6
が設けられている。
【0022】蒸着器8は、真空チャンバー2の底面上に
載置されている。この蒸着器8の上面には、金属からな
る蒸着物質9が充填されている。また、蒸着器8は電子
ビーム銃10を有しており、電子ビーム銃10からの電
子ビームによって蒸着物質9を蒸発させるようになって
いる。
【0023】ホルダ12は金型14を保持する。このホ
ルダ12は、イオン放出器3からのイオンビーム7及び
蒸着器8から蒸発する蒸着ビーム11に、金型14が曝
されるように金型14を保持する。また、ホルダ12は
回転駆動系13に取り付けられており、回転駆動系13
の駆動によって回転する。かかるホルダ12はヒーター
(図示省略)を内蔵しており、保持している金型14を
加熱することができる。
【0024】次に、この成膜装置1を用いた処理を実施
例につき説明する。
【0025】(実施例1)真空チャンバー2内のホルダ
12にSUS系鋼材からなる試料を取り付けて、約45
0℃に加熱し、真空チャンバー2内にアンモニアガスを
導入しながらイオン放出器3から窒素イオンを100k
eVで5×1018ions/cm2 で注入した。その
後、試料を冷却し、蒸着器8からチタンを蒸着すると同
時にイオン放出器3から窒素イオンを20keVで注入
し、これにより試料の表面にセラミック膜であるTiN
ミキシング膜を3μm成膜した。成膜後の窒素イオンの
注入量は1.3×1018ions/cm2 程度であっ
た。
【0026】以上の処理によって成膜されたTiN膜
(A)と、イオン注入による下地の前処理を行うことな
く成膜したTiNミキシング膜(B)と、イオンプレー
ティング法によって成膜したTiN膜(C)とによっ
て、膜の密着性をスクラッチ試験により比較した。スタ
イラスの曲率半径は10μm、荷重0〜50gf、振幅
50μmの条件でスクラッチ試験を行った結果、イオン
プレーティング膜(C)は13gfで膜剥離が生じ、下
地処理を行うことなく成膜したTiN膜(B)は27g
fで膜剥離が生じたのに対し、本実施例に基づいて成膜
したTiN膜(A)は最大荷重の50gfまで荷重を上
げても膜剥離が起きなかった。
【0027】また、同じ試料を用いてビッカース硬度測
定を行った結果、イオンプレーティング膜(C)及び下
地処理を行わないTiN膜(B)はHv1700であっ
たのに対し、本実施例によるTiN膜(A)はHv26
00であった。
【0028】次に、同じSUS系鋼材からなる成形用金
型14を3個用意し、それぞれに対して上述した本実施
例によるTiN膜(A)、下地処理工程を省いたTiN
膜(B)、イオンプレーティングによるTiN膜(C)
を成膜した。そして、各金型14について、カーボンフ
ィラーを20%、ガラスフィラーを10%含有したポリ
カーボネートを用いて、型温を130℃程度に設定して
成形実験を行った。その結果、イオンプレーティング膜
(C)は7000ショット程度で金型が摩耗し、下地処
理を省いたTiN膜(B)は13000ショットで摩耗
した。一方、本実施例のTiN膜(A)は2万ショット
まで摩耗せず、約2倍の耐久性となっていた。
【0029】(実施例2)ホルダ12にSUS系鋼材か
らなる試料を取り付けて、約450℃に加熱し、真空チ
ャンバー2内に窒素ガスを導入しながら、窒素イオンを
100keVで5×1018ions/cm2 で注入し
た。その後、試料を冷却し、チタンを蒸着しながら窒素
イオンを10keVで注入して表面にTiNミキシング
膜を1μm成膜した。さらに、その後、窒素イオンを炭
素イオンに変更し、20keVでTiCミキシング膜を
2μm成膜することにより、積層のセラミック膜を形成
した。この実施例において、TiN膜を1μm成膜後の
窒素イオンの注入量は5×10 17ions/cm2
度、TiC膜を2μm成膜後の炭素イオンの注入量は約
9×1017ions/cm2 であった。
【0030】上述したTiC/TiN膜(A)と、イオ
ン注入する下地の前処理のないTiC/TiNミキシン
グ膜(B)と、イオンプレーティング法によって成膜し
たTiC/TiN膜(C)とによって、膜の密着性をス
クラッチ試験により比較した。測定条件は実施例1と同
様とした。その結果、イオンプレーティング膜(C)は
15gfで膜剥離が生じ、下地処理を行うことなく成膜
したTiN膜(B)は30gfで膜剥離が起きたのに対
し、本実例に基づいて成膜したTiN膜(A)は最大荷
重の50gfまで荷重を上げても膜剥離が起きなかっ
た。
【0031】また、同じ試料を用いてビッカース硬度測
定を行った結果、イオンプレーティング膜(C)及び下
地処理のないTiN膜(B)はHv1900であったの
に対し、本実施例によるTiN膜(A)はHv2900
であった。
【0032】次に、同じSUS系鋼材からなる成形用金
型14を3個用意し、それぞれに対して本実施例による
TiC/TiN膜(A)、下地処理工程を省いたTiC
/TiN膜(B)、イオンプレーティングによるTiC
/TiN膜(C)を成膜した。そして、各金型14につ
いて、カーボンフィラーを30%含有したポリカーボネ
ートを用いて、型温を130℃程度に設定して成形実験
を行った。その結果、イオンプレーティング膜(C)は
10000ショット程度で型が摩耗し、下地処理を省い
たTiN膜(B)は約15000ショットで摩耗した。
これに対し、本実施例のTiC/TiN膜(A)は23
000ショットで型が摩耗し、これにより耐久性が向上
していることが確認できた。
【0033】(実施の形態3)ホルダー12にSUS系
鋼材からなる試料を取り付けて、約450℃に加熱し、
真空チャンバー2内にアンモニアガスを導入しながら窒
素イオンを100keVで5×1018ions/cm2
で注入した。そして試料を冷却した後、まず窒素イオン
を20keVで1×1017ions/cm2 注入し、次
に窒素イオンのエネルギーを5keVに下げて注入しな
がらチタンを蒸着して表面にTiNミキシング膜を3μ
m成膜した。その際試料を約300℃に加熱した。Ti
N成膜後の窒素イオンの注入量は1.2×1018ion
s/cm2 程度であった。
【0034】上述したTiN膜(A)と、イオン注入に
よる下地の前処理及び加熱を施していないTiNミキシ
ング膜(B)と、イオンプレーティング法によって成膜
したTiN膜(C)とによって膜の密着性をスクラッチ
試験により比較した。測定条件は実施例1と同様とし
た。その結果、イオンプレーティング膜(C)は13g
fで膜剥離が生じ、下地処理及び加熱を施すことのない
TiN膜(B)は25gfで膜剥離が起きたのに対し、
本実施例に基づいて成膜したTiN膜は最大荷重の50
gfまで荷重を上げても膜剥離が起きなかった。
【0035】また、同じ試料を用いてビッカース硬度測
定を行った結果、イオンプレーティング膜(C)及び下
地処理のないTiN膜(B)はHv1700であったの
に対し、本実施例によるTiN膜(A)はHv2400
であった。
【0036】次に、同じSUS系鋼材からなる成形用金
型14を3個用意し、それぞれに対して本実施例による
TiN膜(A)、下地処理及び加熱処理を省いたTiN
ミキシング膜(B)、イオンプレーティングによるTi
N膜(C)を成膜した。各金型14について、カーボン
フィラーを20%、ガラスフィラーを10%含有したポ
リカーボネートを用いて、型温を130℃程度に設定し
て成形実験を行った。その結果、イオンプレーティング
膜(C)は7000ショット程度で型が摩耗し、下地処
理及び加熱処理を省いたTiNミキシング膜(B)は約
13000ショットで摩耗した。一方、本実施例のTi
N膜(A)は19000ショットで型が摩耗し、これに
より耐久性が向上していることが確認できた。
【0037】以上の説明から、本発明は以下の発明を包
含するものである。 (1) 基材に窒化処理した後に、ダイナミックミキシ
ング処理を施すことにより形成されたことを特徴とする
型。
【0038】窒化処理によって、基材表面の硬度を大き
くすることができ、ダイナミックミキシング膜の耐久性
が向上する。
【0039】(2) 窒素原子含有ガス雰囲気下で基材
を加熱しながら窒素イオンを注入し、その後、基材の表
面に金属を蒸着しながらイオン注入することにより、基
材の表面に硬質膜を形成したことを特徴とする型。
【0040】窒素イオンの注入によって、基材の表面の
硬度が大きくなるため、基材表面に硬質膜を形成するこ
とができる。
【0041】(3) アンモニア或いは窒素雰囲気下で
加熱しながら窒素イオンを注入した後、金属を蒸着しな
がらイオン注入することにより、表面にセラミック膜を
形成することを特徴とする型の製造方法。
【0042】この方法では、窒素イオンの注入によって
硬化した基材の表面にセラミック膜を形成できるため、
金型の寿命が増大する。
【0043】(4) 上記(1)〜(3)項記載の型は
樹脂成型用金型であることを特徴とする型。
【0044】従って、樹脂の成形を行う型に耐久性を付
与することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、窒素イオンの注入によって基材の表面が硬化し
ており、この硬化後にセラミック膜を形成するため、耐
久性の高い金型とすることができる。
【0046】請求項2の発明によれば、基材に窒素イオ
ンを注入することにより、基材の表面を硬化することが
でき、その後に、金属を蒸着しながらイオンを注入する
ため、耐久性のあるセラミック膜を形成することができ
る。また、全ての工程を同一のチャンバー内で行うこと
ができるため、酸化層が形成されることがなく、より密
着性の良い膜の形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用される成膜装置の内部を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 成膜装置 2 真空チャンバー 3 イオン放出器 8 蒸着器 12 ホルダ 14 金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンモニア或いは窒素雰囲気下で加熱し
    ながら窒素イオンを注入した後、金属を蒸着しながらイ
    オン注入することにより形成されたセラミック膜を表面
    に有していることを特徴とする成形用金型。
  2. 【請求項2】 アンモニア或いは窒素雰囲気下で基材を
    加熱しながら窒素イオンを注入する工程と、 上記基材に対して金属を蒸着しながらイオンを注入する
    ことにより、表面にセラミック膜を形成する工程と、 を備えていることを特徴とする成形用金型の製造方法。
JP3088298A 1998-02-13 1998-02-13 成形用金型及びその製造方法 Withdrawn JPH11229122A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297742A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Toyota Motor Corp 樹脂用成形金型および樹脂成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297742A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Toyota Motor Corp 樹脂用成形金型および樹脂成形方法

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