JPH11229289A - 古紙を原料とする低密度体 - Google Patents
古紙を原料とする低密度体Info
- Publication number
- JPH11229289A JPH11229289A JP3292098A JP3292098A JPH11229289A JP H11229289 A JPH11229289 A JP H11229289A JP 3292098 A JP3292098 A JP 3292098A JP 3292098 A JP3292098 A JP 3292098A JP H11229289 A JPH11229289 A JP H11229289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- water
- fibers
- waste paper
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、古紙を原料とし、低密度
性、緩衝性、生産性に優れた低密度体を提供することに
ある。 【解決手段】 撥水化処理、耐水化処理、硬化処理から
選ばれる少なくとも一種の処理を施した古紙繊維を含有
するスラリーを脱水・乾燥することにより得られ、密度
が0.02〜0.30g/cm3であることを特徴とす
る低密度体。
性、緩衝性、生産性に優れた低密度体を提供することに
ある。 【解決手段】 撥水化処理、耐水化処理、硬化処理から
選ばれる少なくとも一種の処理を施した古紙繊維を含有
するスラリーを脱水・乾燥することにより得られ、密度
が0.02〜0.30g/cm3であることを特徴とす
る低密度体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝材等として使
用される低密度シートまたは低密度成形体などの低密度
体に関する。特に、古紙を原料として、低密度性、緩衝
性、生産性に優れた低密度体に関する。
用される低密度シートまたは低密度成形体などの低密度
体に関する。特に、古紙を原料として、低密度性、緩衝
性、生産性に優れた低密度体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緩衝材として利用される発泡スチ
ロールは、緩衝性に優れ、任意の形状に加工することが
容易で、価格が安く、軽量で、しかも外観や体裁も良好
である等の特徴を有している。しかし、近年、環境問題
への関心が高まるにつれて、他のプラスチック製品と同
様に、使用後の処理性が問題となって来た。すなわち、
使用した後、焼却した場合には、高温の発生による炉の
損傷、有毒ガスの発生が指摘されている。また、埋め立
て処理を行った場合は、分解性がなく、さらに嵩張るた
め、処理場の不足を招く一因とも考えられている。
ロールは、緩衝性に優れ、任意の形状に加工することが
容易で、価格が安く、軽量で、しかも外観や体裁も良好
である等の特徴を有している。しかし、近年、環境問題
への関心が高まるにつれて、他のプラスチック製品と同
様に、使用後の処理性が問題となって来た。すなわち、
使用した後、焼却した場合には、高温の発生による炉の
損傷、有毒ガスの発生が指摘されている。また、埋め立
て処理を行った場合は、分解性がなく、さらに嵩張るた
め、処理場の不足を招く一因とも考えられている。
【0003】発泡スチロールの処理上の問題点を解決す
るものとして、最近では、パルプを原料として製造さ
れ、形状を工夫することで緩衝性、強度を与えられるも
のであり、焼却、埋め立ての何れの処理も容易であるパ
ルプモールドが注目され、スチロールの代替として用い
られることが多くなってきている。中でも、新聞、雑誌
等の古紙は、近年大量に排出されるが、解繊して得られ
る繊維の性能や見栄えの悪さから利用範囲が狭くて需要
が伸びず在庫過剰の状態にあり、それを原料として利用
したパルプモールドは環境問題から見た場合に理想的な
ものである。
るものとして、最近では、パルプを原料として製造さ
れ、形状を工夫することで緩衝性、強度を与えられるも
のであり、焼却、埋め立ての何れの処理も容易であるパ
ルプモールドが注目され、スチロールの代替として用い
られることが多くなってきている。中でも、新聞、雑誌
等の古紙は、近年大量に排出されるが、解繊して得られ
る繊維の性能や見栄えの悪さから利用範囲が狭くて需要
が伸びず在庫過剰の状態にあり、それを原料として利用
したパルプモールドは環境問題から見た場合に理想的な
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数の小孔を
有する金型にスラリー中のパルプを吸引・脱水しながら
堆積させ、その後乾燥して成形物を得る方式であるパル
プモールド法の場合には、通常のパルプ原料を使用した
のでは、金型へのパルプの堆積が進むにつれてパルプ繊
維同士の密着が進んで水抜けが悪くなり、そのために堆
積層の厚い成形物を得ようとすると吸引・脱水工程に時
間を要し、生産効率を無視しない限り、堆積の厚みが1
0mmを越えるものを得ることが出来なかった。その
為、得られたものは緩衝性が劣る上に、強度的に十分と
はいえず、包装材としての適性等に欠けていた。取り分
けパルプ原料が古紙の場合、繊維が角質化して脆くなっ
ているために解繊処理で微細部分が多く発生して甚だ濾
水性が悪く、バージンパルプと比べて上記の点で殆ど全
て劣っていた。本発明の目的は、古紙を原料とし、低密
度性、緩衝性、生産性に優れた低密度体を提供すること
にある。
有する金型にスラリー中のパルプを吸引・脱水しながら
堆積させ、その後乾燥して成形物を得る方式であるパル
プモールド法の場合には、通常のパルプ原料を使用した
のでは、金型へのパルプの堆積が進むにつれてパルプ繊
維同士の密着が進んで水抜けが悪くなり、そのために堆
積層の厚い成形物を得ようとすると吸引・脱水工程に時
間を要し、生産効率を無視しない限り、堆積の厚みが1
0mmを越えるものを得ることが出来なかった。その
為、得られたものは緩衝性が劣る上に、強度的に十分と
はいえず、包装材としての適性等に欠けていた。取り分
けパルプ原料が古紙の場合、繊維が角質化して脆くなっ
ているために解繊処理で微細部分が多く発生して甚だ濾
水性が悪く、バージンパルプと比べて上記の点で殆ど全
て劣っていた。本発明の目的は、古紙を原料とし、低密
度性、緩衝性、生産性に優れた低密度体を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を採用する。即ち、本発明は、
「撥水化処理、耐水化処理、硬化処理から選ばれる少な
くとも一種の処理を施した古紙繊維を含有するスラリー
を脱水・乾燥することにより得られ、密度が0.02〜
0.30g/cm3であることを特徴とする低密度体」
である。
め、本発明は以下の構成を採用する。即ち、本発明は、
「撥水化処理、耐水化処理、硬化処理から選ばれる少な
くとも一種の処理を施した古紙繊維を含有するスラリー
を脱水・乾燥することにより得られ、密度が0.02〜
0.30g/cm3であることを特徴とする低密度体」
である。
【0006】本発明では、前記スラリーを形成する組成
物のカナダ標準フリーネス(CSF)が550ml以上
であることが好ましい。また、前記処理の施された古紙
繊維のカナダ標準フリーネス(CSF)が550ml以
上であることが好ましい。
物のカナダ標準フリーネス(CSF)が550ml以上
であることが好ましい。また、前記処理の施された古紙
繊維のカナダ標準フリーネス(CSF)が550ml以
上であることが好ましい。
【0007】更に、本発明では、撥水化処理、耐水化処
理、硬化処理から選ばれる少なくとも一種の処理工程に
おいて、撥水化剤、耐水化剤、硬化剤を古紙または古紙
繊維に接触させた後に、少なくとも一度は固形分濃度9
0重量%以上の乾燥状態におかれた古紙繊維を使用する
ことが好ましい。
理、硬化処理から選ばれる少なくとも一種の処理工程に
おいて、撥水化剤、耐水化剤、硬化剤を古紙または古紙
繊維に接触させた後に、少なくとも一度は固形分濃度9
0重量%以上の乾燥状態におかれた古紙繊維を使用する
ことが好ましい。
【0008】本発明では、前記処理された古紙繊維が、
カールファクターが0.4以上のカール状繊維である場
合、特に低密度化が図れる。また、本発明において、ス
ラリー中に、カナダ標準フリーネス(CSF)が550
ml以上の粗粉を含有することができる。本発明の低密
度体は、凹凸を有する3次元成形体として成形できる。
カールファクターが0.4以上のカール状繊維である場
合、特に低密度化が図れる。また、本発明において、ス
ラリー中に、カナダ標準フリーネス(CSF)が550
ml以上の粗粉を含有することができる。本発明の低密
度体は、凹凸を有する3次元成形体として成形できる。
【0009】本発明の第1の特徴は、古紙繊維を利用す
るに当たって、それを前もって処理して繊維の剛直性、
撥水性、耐水性を高めておくことによって、スラリーの
吸引・脱水法でも繊維間の密着が抑えられて、得られる
成形物が予想以上に低密度になる点にある。また、第2
の特徴は、該処理によって繊維間の密着が抑えられて水
抜けが改善され、更に繊維の保水性も低下して濾水性が
飛躍的に改善されて、スラリーの吸引・脱水成形法でも
十分な厚みと優れたクッション性を有する成形物が短時
間で効率的に得られる点にある。
るに当たって、それを前もって処理して繊維の剛直性、
撥水性、耐水性を高めておくことによって、スラリーの
吸引・脱水法でも繊維間の密着が抑えられて、得られる
成形物が予想以上に低密度になる点にある。また、第2
の特徴は、該処理によって繊維間の密着が抑えられて水
抜けが改善され、更に繊維の保水性も低下して濾水性が
飛躍的に改善されて、スラリーの吸引・脱水成形法でも
十分な厚みと優れたクッション性を有する成形物が短時
間で効率的に得られる点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる古紙として
は、家庭または工場、事業場等から排出される新聞古
紙、段ボール古紙、雑誌古紙等当業界公知のものを挙げ
ることができる。具体的には、使用済みの新聞、書籍、
雑誌、電話帳、カタログ類、上質紙、包装用箱、段ボー
ル箱、パルプモールド、紙製緩衝材、或いは抄紙、印
刷、製本、製箱、段ボール製造などの工場・事業場から
排出される裁落、損紙等が挙げられる。
は、家庭または工場、事業場等から排出される新聞古
紙、段ボール古紙、雑誌古紙等当業界公知のものを挙げ
ることができる。具体的には、使用済みの新聞、書籍、
雑誌、電話帳、カタログ類、上質紙、包装用箱、段ボー
ル箱、パルプモールド、紙製緩衝材、或いは抄紙、印
刷、製本、製箱、段ボール製造などの工場・事業場から
排出される裁落、損紙等が挙げられる。
【0011】本発明において、耐水化、撥水化、硬化の
各処理は耐水化剤、撥水化剤、硬化剤を使用して行な
う。以下、これらの処理を本発明の処理と略称し、ま
た、これらの処理剤を本発明の処理剤と略称することも
ある。本発明の処理は、解繊前の古紙に対して行なう
か、または、解繊中或いは解繊後の古紙繊維に行なう。
本発明の処理は、古紙または古紙繊維の乾燥状態で行な
っても良いし、湿潤状態で行なっても良い。湿潤状態で
行なう場合、古紙繊維と処理剤との結合を強くするた
め、処理剤を古紙繊維に接触させた後に、少なくとも一
度は固形分濃度90重量%以上の乾燥状態におくことが
望ましい。古紙繊維を本発明の処理剤と接触させる方法
としては、例えば含浸、塗工、噴霧、混合等を用いるこ
とができる。
各処理は耐水化剤、撥水化剤、硬化剤を使用して行な
う。以下、これらの処理を本発明の処理と略称し、ま
た、これらの処理剤を本発明の処理剤と略称することも
ある。本発明の処理は、解繊前の古紙に対して行なう
か、または、解繊中或いは解繊後の古紙繊維に行なう。
本発明の処理は、古紙または古紙繊維の乾燥状態で行な
っても良いし、湿潤状態で行なっても良い。湿潤状態で
行なう場合、古紙繊維と処理剤との結合を強くするた
め、処理剤を古紙繊維に接触させた後に、少なくとも一
度は固形分濃度90重量%以上の乾燥状態におくことが
望ましい。古紙繊維を本発明の処理剤と接触させる方法
としては、例えば含浸、塗工、噴霧、混合等を用いるこ
とができる。
【0012】古紙等の解繊は乾式或いは湿式で行うこと
ができる。解繊に用いられる機械としては、例えば、ポ
ケットグラインダー・チェーングラインダー・リンググ
ラインダー等のグラインダー類、シングルディスクリフ
ァイナー・ダブルディスクリファイナー・コニカル型リ
ファイナー等のリファイナー類、ビーター等のその他叩
解機類、ブレンダー・デフレーカー等の攪拌機類、デフ
ァイブレーター・デファイブライザー等の木材チップ解
繊機、その他フラッファー等フラッシュ乾燥パルプ製造
設備、等が挙げられる。また、これらの中でも、加圧方
式、スクリュー方式等のように強制的に原料供給できる
機構を備えている機械は、解繊が連続的効率的に行える
ので好ましい。また、これらは、一般的に湿潤繊維を処
理する機械、乾燥繊維を処理する機械等、いろいろなタ
イプのものがあるが、乾湿に関わらず使用できれば適宜
解繊処理機械として使用することが出来る。しかし、撥
水化、耐水化、硬化の処理或いは排水処理が容易な点
で、全く水を使わない或いは少量の水しか使わない乾式
解繊が好ましい。湿式の場合には、解繊効率及び後の脱
水乾燥工程の負荷を抑えることができる、という点で、
固形分濃度が高い状態での解繊がより好ましい。古紙の
解繊は、本発明の処理がされた後の古紙繊維のカナダ標
準フリーネス(CSF)が550ml以上になるように
行うことが好ましい。
ができる。解繊に用いられる機械としては、例えば、ポ
ケットグラインダー・チェーングラインダー・リンググ
ラインダー等のグラインダー類、シングルディスクリフ
ァイナー・ダブルディスクリファイナー・コニカル型リ
ファイナー等のリファイナー類、ビーター等のその他叩
解機類、ブレンダー・デフレーカー等の攪拌機類、デフ
ァイブレーター・デファイブライザー等の木材チップ解
繊機、その他フラッファー等フラッシュ乾燥パルプ製造
設備、等が挙げられる。また、これらの中でも、加圧方
式、スクリュー方式等のように強制的に原料供給できる
機構を備えている機械は、解繊が連続的効率的に行える
ので好ましい。また、これらは、一般的に湿潤繊維を処
理する機械、乾燥繊維を処理する機械等、いろいろなタ
イプのものがあるが、乾湿に関わらず使用できれば適宜
解繊処理機械として使用することが出来る。しかし、撥
水化、耐水化、硬化の処理或いは排水処理が容易な点
で、全く水を使わない或いは少量の水しか使わない乾式
解繊が好ましい。湿式の場合には、解繊効率及び後の脱
水乾燥工程の負荷を抑えることができる、という点で、
固形分濃度が高い状態での解繊がより好ましい。古紙の
解繊は、本発明の処理がされた後の古紙繊維のカナダ標
準フリーネス(CSF)が550ml以上になるように
行うことが好ましい。
【0013】次に、本発明の処理剤について説明する。
硬化剤としては、繊維間の架橋反応や繊維と薬品の架橋
反応を行なう繊維素反応型の薬品が使用できる。繊維素
反応型の薬品としては、米国特許2,971,815号
に記載されているような繊維架橋剤等を挙げることがで
き、より具体的に示すならば、アルデヒド(ホルムア
ルデヒド及び、グリオキサール、グルタルアルデヒド等
のジアルデヒド等)、N−ヒドロキシメチル化合物
(ホルムアルデヒドと、尿素、環状尿素、トリアジン、
アミド、アクリルアミド、カルバメート等との反応生成
物、例えばジメチロール尿素、ジメチロールエチレン尿
素、トリメチロールメラミン、N−メチロールアミド、
N−メチロールアクリルアミド、エチレン−bis−
(N−メチロールカルバメート等)、ジビニル化合物
(ジビニルスルホン等)、ハロゲン化合物(ジクロロ
アセトン、1,3−ジクロロプロパノール−2、クロロ
ムコン酸、塩化シアヌル、ジクロロ酢酸等)、エポキ
シ化合物(エピクロルヒドリン等のハロヒドリン、ブタ
ジエンジエポキシド、ポリグリシジルエーテル等のポリ
エポキシド等)、アジリジニル化合物(Tris−(アジ
リジニル)ホスフィンオキシド、Tris−(アジリジニ
ル)ホスフィンスルフィド、カルボニル−bis-アジリジ
ン等)、多価カルボン酸(マレイン酸、クエン酸、ト
リカルバリル酸、メリット酸、シクロペンタンテトラカ
ルボン酸等)、酸無水物(無水フタル酸、無水マレイ
ン酸、無水コハク酸等)、多価イソシアネート(ヘキ
サメチレンジイソシアネート、2,4 −トリレンジイソシ
アネート等)、および第四級アンモニウム塩(Bis −ク
ロロメチルエーテルの第四級アンモニウム誘導体等)、
等が挙げられる。
硬化剤としては、繊維間の架橋反応や繊維と薬品の架橋
反応を行なう繊維素反応型の薬品が使用できる。繊維素
反応型の薬品としては、米国特許2,971,815号
に記載されているような繊維架橋剤等を挙げることがで
き、より具体的に示すならば、アルデヒド(ホルムア
ルデヒド及び、グリオキサール、グルタルアルデヒド等
のジアルデヒド等)、N−ヒドロキシメチル化合物
(ホルムアルデヒドと、尿素、環状尿素、トリアジン、
アミド、アクリルアミド、カルバメート等との反応生成
物、例えばジメチロール尿素、ジメチロールエチレン尿
素、トリメチロールメラミン、N−メチロールアミド、
N−メチロールアクリルアミド、エチレン−bis−
(N−メチロールカルバメート等)、ジビニル化合物
(ジビニルスルホン等)、ハロゲン化合物(ジクロロ
アセトン、1,3−ジクロロプロパノール−2、クロロ
ムコン酸、塩化シアヌル、ジクロロ酢酸等)、エポキ
シ化合物(エピクロルヒドリン等のハロヒドリン、ブタ
ジエンジエポキシド、ポリグリシジルエーテル等のポリ
エポキシド等)、アジリジニル化合物(Tris−(アジ
リジニル)ホスフィンオキシド、Tris−(アジリジニ
ル)ホスフィンスルフィド、カルボニル−bis-アジリジ
ン等)、多価カルボン酸(マレイン酸、クエン酸、ト
リカルバリル酸、メリット酸、シクロペンタンテトラカ
ルボン酸等)、酸無水物(無水フタル酸、無水マレイ
ン酸、無水コハク酸等)、多価イソシアネート(ヘキ
サメチレンジイソシアネート、2,4 −トリレンジイソシ
アネート等)、および第四級アンモニウム塩(Bis −ク
ロロメチルエーテルの第四級アンモニウム誘導体等)、
等が挙げられる。
【0014】撥水化剤としては、例えば、酸クロライド
型撥水剤、イソシアネート型撥水剤、ケテンダイマー型
撥水剤、ピリジン縮合型撥水剤、エチレン尿素型撥水
剤、メチロール化合物型撥水剤、エチレンオキサイド型
撥水剤、珪素化合物型撥水剤、クロム錯化合物型撥水
剤、チタン含有化合物型撥水剤、ジルコニウム含有化合
物型撥水剤、フッ素化合物型撥水剤、ケイ素化合物型撥
水剤などが挙げられる。その他の撥水化剤として、油脂
(植物油、動物油、植物脂、動物脂)、高級脂肪族化合
物(飽和或いは不飽和の酸、アルコール、エステル、ア
ミン、アミド、塩類)、ワックス(植物系ワックス、動
物系ワックス、鉱物系ワックス、石油系ワックス、変性
ワックス)等を挙げることができる。
型撥水剤、イソシアネート型撥水剤、ケテンダイマー型
撥水剤、ピリジン縮合型撥水剤、エチレン尿素型撥水
剤、メチロール化合物型撥水剤、エチレンオキサイド型
撥水剤、珪素化合物型撥水剤、クロム錯化合物型撥水
剤、チタン含有化合物型撥水剤、ジルコニウム含有化合
物型撥水剤、フッ素化合物型撥水剤、ケイ素化合物型撥
水剤などが挙げられる。その他の撥水化剤として、油脂
(植物油、動物油、植物脂、動物脂)、高級脂肪族化合
物(飽和或いは不飽和の酸、アルコール、エステル、ア
ミン、アミド、塩類)、ワックス(植物系ワックス、動
物系ワックス、鉱物系ワックス、石油系ワックス、変性
ワックス)等を挙げることができる。
【0015】耐水化剤としては、上記した繊維素反応型
の薬品やワックスが使用でき、更に、水不溶性の樹脂類
が使用できる。その一例として、ロジン系樹脂、テルペ
ン系樹脂、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性合成樹脂、熱
硬化性樹脂などが挙げられる。熱可塑性樹脂としては、
炭化水素系樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩
化ビニル樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂
などが挙げられる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ホルマリ
ン樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
の薬品やワックスが使用でき、更に、水不溶性の樹脂類
が使用できる。その一例として、ロジン系樹脂、テルペ
ン系樹脂、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性合成樹脂、熱
硬化性樹脂などが挙げられる。熱可塑性樹脂としては、
炭化水素系樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩
化ビニル樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂
などが挙げられる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ホルマリ
ン樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
【0016】また、耐水化、撥水化、硬化のいずれか、
または複数の作用をするものとして、上記した以外で
も、紙或いは繊維のサイズ加工、防水加工に一般的に使
用されるサイズ剤、防水剤、耐水化剤などが使用でき
る。
または複数の作用をするものとして、上記した以外で
も、紙或いは繊維のサイズ加工、防水加工に一般的に使
用されるサイズ剤、防水剤、耐水化剤などが使用でき
る。
【0017】上記した本発明の処理剤は、単独で或いは
適宜2種類以上を組み合わせて用いることができる。ま
た、これらは、そのまま或いは溶融して、或いは媒体に
溶解、混和、乳化、分散した形で用いることができる。
また、薬品によっては更に変性して使用することができ
る。処理剤の配合量は特に限定されるものではないが、
通常乾燥古紙100部に対して0.2〜50部(固形
分)の範囲で添加される。上記処理剤の中でも、効果の
点で繊維架橋剤が特に好ましい。
適宜2種類以上を組み合わせて用いることができる。ま
た、これらは、そのまま或いは溶融して、或いは媒体に
溶解、混和、乳化、分散した形で用いることができる。
また、薬品によっては更に変性して使用することができ
る。処理剤の配合量は特に限定されるものではないが、
通常乾燥古紙100部に対して0.2〜50部(固形
分)の範囲で添加される。上記処理剤の中でも、効果の
点で繊維架橋剤が特に好ましい。
【0018】次に、特に低密度化に対して効果が高い処
理として、本発明の処理と同時にカール処理を施して得
られたカール状古紙繊維について説明する。カール処理
としては、例えば、解繊処理中或いは処理後の古紙繊維
に架橋剤或いは樹脂等の上記処理剤を添加しながら或い
は添加した後に、繊維を変形させる機械的撹拌を施し、
次いでフラッフ化と加熱処理を行い、その変形を固定す
る方法が挙げられる。より具体的には、C2〜C8のジ
アルデヒド並びに酸官能基を有するC2〜C8のモノア
ルデヒドを使用してセルロース系繊維の内部を架橋させ
た平均保水度28%〜50%の架橋繊維(特公平5−7
1702号公報)、C2〜C9のポリカルボン酸を用い
てセルロース系繊維を内部架橋させた保水度25%〜6
0%の架橋繊維(特開平3−206174号公報、特開
平3−206175号公報、特開平3−206176号
公報参照)等の方法で古紙繊維を処理して得られたもの
が挙げられる。
理として、本発明の処理と同時にカール処理を施して得
られたカール状古紙繊維について説明する。カール処理
としては、例えば、解繊処理中或いは処理後の古紙繊維
に架橋剤或いは樹脂等の上記処理剤を添加しながら或い
は添加した後に、繊維を変形させる機械的撹拌を施し、
次いでフラッフ化と加熱処理を行い、その変形を固定す
る方法が挙げられる。より具体的には、C2〜C8のジ
アルデヒド並びに酸官能基を有するC2〜C8のモノア
ルデヒドを使用してセルロース系繊維の内部を架橋させ
た平均保水度28%〜50%の架橋繊維(特公平5−7
1702号公報)、C2〜C9のポリカルボン酸を用い
てセルロース系繊維を内部架橋させた保水度25%〜6
0%の架橋繊維(特開平3−206174号公報、特開
平3−206175号公報、特開平3−206176号
公報参照)等の方法で古紙繊維を処理して得られたもの
が挙げられる。
【0019】カール処理に使われる機械としては、繊維
に機械的に剪断力を加えることができる機械であればど
の様なものでも使用可能であり、例えば、ニーダー、リ
ファイナー、フラッファー等の機械を挙げることが出来
る。
に機械的に剪断力を加えることができる機械であればど
の様なものでも使用可能であり、例えば、ニーダー、リ
ファイナー、フラッファー等の機械を挙げることが出来
る。
【0020】カール状古紙繊維の中でも、カールファク
ターが0.4以上のものは、低密度性改善効果が特に優
れているので好ましい。中でも取り分け、湿潤カールフ
ァクターが0.4〜1.0の範囲にあるものは、、水に
長時間湿潤した状態においてもカール形状が良好に保た
れる性質を有していて、長時間製造でも品質の安定した
成形体を得ることが出来特に好ましい。湿潤カールファ
クターが0.4未満では低密度化の効果がやや劣るもの
となり、一方、1.0を超えて大きくなると、パルプ繊
維に変形を付与する際の機械的処理の強化によって生ず
るパルプ繊維の損傷による繊維強度低下のために、紙粉
が発生しやすくなり、実用可能であるが余り好ましくな
い。
ターが0.4以上のものは、低密度性改善効果が特に優
れているので好ましい。中でも取り分け、湿潤カールフ
ァクターが0.4〜1.0の範囲にあるものは、、水に
長時間湿潤した状態においてもカール形状が良好に保た
れる性質を有していて、長時間製造でも品質の安定した
成形体を得ることが出来特に好ましい。湿潤カールファ
クターが0.4未満では低密度化の効果がやや劣るもの
となり、一方、1.0を超えて大きくなると、パルプ繊
維に変形を付与する際の機械的処理の強化によって生ず
るパルプ繊維の損傷による繊維強度低下のために、紙粉
が発生しやすくなり、実用可能であるが余り好ましくな
い。
【0021】因みに、カールファクターとは、乾燥状態
での繊維の変形の程度を示す指標で、カール状古紙繊維
の実際の長さ(LA)と繊維の最大投影長さ(繊維を囲
む長方形の最長辺の長さ、LB)を顕微鏡を用いて測定
し、〔(LA/LB)−1〕で算出される値で、直線的
な元の繊維の長さからどれだけ曲線化しているかを数値
化したものである。また、湿潤カールファクターとは、
湿潤状態での繊維の変形の程度を示す指標で、カール状
古紙繊維を室温下、24時間純水に浸漬した後の繊維の
実際の長さ(LA)と繊維の最大投影長さ(繊維を囲む
長方形の最長辺の長さ、LB)を顕微鏡を用いて測定
し、〔(LA/LB)−1〕で算出される値で、直線的
な元の繊維の長さからどれだけ曲線化しているかを数値
化したものである。
での繊維の変形の程度を示す指標で、カール状古紙繊維
の実際の長さ(LA)と繊維の最大投影長さ(繊維を囲
む長方形の最長辺の長さ、LB)を顕微鏡を用いて測定
し、〔(LA/LB)−1〕で算出される値で、直線的
な元の繊維の長さからどれだけ曲線化しているかを数値
化したものである。また、湿潤カールファクターとは、
湿潤状態での繊維の変形の程度を示す指標で、カール状
古紙繊維を室温下、24時間純水に浸漬した後の繊維の
実際の長さ(LA)と繊維の最大投影長さ(繊維を囲む
長方形の最長辺の長さ、LB)を顕微鏡を用いて測定
し、〔(LA/LB)−1〕で算出される値で、直線的
な元の繊維の長さからどれだけ曲線化しているかを数値
化したものである。
【0022】カール状古紙繊維としては、水切れが良く
て乾燥性の良い保水度70%以下のものが好ましい。因
みに、保水度は、湿潤状態にある繊維を15分間300
0Gの遠心力で脱水した後のその繊維が保持している水
の量を絶乾単位重量当たりの量で表示した値(%)と定
義されるもので、その測定方法はJAPAN TAPP
I No.26−78に規定されている。
て乾燥性の良い保水度70%以下のものが好ましい。因
みに、保水度は、湿潤状態にある繊維を15分間300
0Gの遠心力で脱水した後のその繊維が保持している水
の量を絶乾単位重量当たりの量で表示した値(%)と定
義されるもので、その測定方法はJAPAN TAPP
I No.26−78に規定されている。
【0023】本発明の処理が施された古紙繊維単独でも
低密度体を得ることが出来るが、低密度性や層間強度等
の改善が必要な場合には、スラリー組成物中にその他の
繊維成分、或いは粒状、フレーク状または針状の成分を
添加するのが好ましい。その他の繊維としては、天然高
分子繊維あるいは合成高分子繊維あるいは半合成高分子
繊維あるいはそれらを処理して得られるものが挙げられ
るが、中でも層間強度改善の効果が大きい点で、結合強
化ファクター0.15以上の微細繊維が好ましい。又、
低密度性改善の効果が大きい点で、カール状繊維が好ま
しい。
低密度体を得ることが出来るが、低密度性や層間強度等
の改善が必要な場合には、スラリー組成物中にその他の
繊維成分、或いは粒状、フレーク状または針状の成分を
添加するのが好ましい。その他の繊維としては、天然高
分子繊維あるいは合成高分子繊維あるいは半合成高分子
繊維あるいはそれらを処理して得られるものが挙げられ
るが、中でも層間強度改善の効果が大きい点で、結合強
化ファクター0.15以上の微細繊維が好ましい。又、
低密度性改善の効果が大きい点で、カール状繊維が好ま
しい。
【0024】上記天然高分子繊維としては、例えば、針
葉樹、広葉樹をクラフトパルプ化、サルファイトパルプ
化、アルカリパルプ化等して得られる未晒又は晒化学パ
ルプ、或いはGP、RMP、TMP、CTMP等の機械
パルプ、或いはコットンパルプ、リンターパルプ、液体
アンモニア処理パルプやマーセル化パルプ、等のセルロ
ース系繊維、ウ−ルや絹糸やコラ−ゲン繊維等の蛋白系
繊維、キチン・キトサン繊維やアルギン酸繊維等の複合
糖鎖系繊維等が挙げられる。合成高分子繊維としては、
例えば、芳香族ポリエステル繊維、脂肪族ポリエステル
繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエ
チレン−ポリプロピレン鞘芯繊維、ポリアクリロニトリ
ル繊維、アクリル繊維、ポリアミド繊維等が挙げられ
る。また、半合成高分子繊維としては、例えば、アセチ
ルセルロ−ス系繊維等のように、天然物を化学修飾して
得られる繊維が挙げられる。
葉樹、広葉樹をクラフトパルプ化、サルファイトパルプ
化、アルカリパルプ化等して得られる未晒又は晒化学パ
ルプ、或いはGP、RMP、TMP、CTMP等の機械
パルプ、或いはコットンパルプ、リンターパルプ、液体
アンモニア処理パルプやマーセル化パルプ、等のセルロ
ース系繊維、ウ−ルや絹糸やコラ−ゲン繊維等の蛋白系
繊維、キチン・キトサン繊維やアルギン酸繊維等の複合
糖鎖系繊維等が挙げられる。合成高分子繊維としては、
例えば、芳香族ポリエステル繊維、脂肪族ポリエステル
繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエ
チレン−ポリプロピレン鞘芯繊維、ポリアクリロニトリ
ル繊維、アクリル繊維、ポリアミド繊維等が挙げられ
る。また、半合成高分子繊維としては、例えば、アセチ
ルセルロ−ス系繊維等のように、天然物を化学修飾して
得られる繊維が挙げられる。
【0025】これらの中でも、セルロース系繊維、脂肪
族ポリエステル繊維、及びアセチルセルロース系繊維等
のように生分解性を有するものが好ましく用いられる。
具体的には、ビオノーレ(昭和高分子)、レーシア(三
井化学)、ルナーレZT(日本触媒)等の繊維、汎用パ
ルプ等が挙げられる。中でも取り分け、原料供給の安定
性及び価格の面から、セルロース系繊維或いはそれを処
理して得られるものが好ましい。
族ポリエステル繊維、及びアセチルセルロース系繊維等
のように生分解性を有するものが好ましく用いられる。
具体的には、ビオノーレ(昭和高分子)、レーシア(三
井化学)、ルナーレZT(日本触媒)等の繊維、汎用パ
ルプ等が挙げられる。中でも取り分け、原料供給の安定
性及び価格の面から、セルロース系繊維或いはそれを処
理して得られるものが好ましい。
【0026】該繊維の大きさについては特に限定される
ものではないが、通常数平均繊維長が0.01〜50m
mの範囲で、繊維幅が0.1〜500μmの範囲のもの
が好ましく使用される。該繊維の組成物への配合量は、
特に限定されないが、通常組成物に対して乾燥重量で1
〜70%の範囲で配合される。
ものではないが、通常数平均繊維長が0.01〜50m
mの範囲で、繊維幅が0.1〜500μmの範囲のもの
が好ましく使用される。該繊維の組成物への配合量は、
特に限定されないが、通常組成物に対して乾燥重量で1
〜70%の範囲で配合される。
【0027】結合強化ファクター0.15以上の微細繊
維の中でも、繊維に機械的処理を施して得られる微細繊
維がより好ましい。機械的処理を施したものは枝分かれ
形状になりやすく、層間強度アップの効果が極めて大き
い。中でも、層間強度アップの効果の大きさ、及び製造
の容易さからすると、針葉樹、広葉樹をクラフトパルプ
化、サルファイトパルプ化、アルカリパルプ化等して得
られる未晒又は晒化学パルプ、或いはGP、RMP、T
MP、CTMP等の機械パルプ、或いはコットンパル
プ、リンターパルプ、古紙パルプ等の製紙原料として公
知のセルロース系繊維を、媒体撹拌ミル(特開平4−1
8186号公報)、振動ミル(特開平6−10286号
公報)、高圧均質化装置、コロイドミル、叩解機等で湿
式機械的処理して得られるものが特に好ましい。
維の中でも、繊維に機械的処理を施して得られる微細繊
維がより好ましい。機械的処理を施したものは枝分かれ
形状になりやすく、層間強度アップの効果が極めて大き
い。中でも、層間強度アップの効果の大きさ、及び製造
の容易さからすると、針葉樹、広葉樹をクラフトパルプ
化、サルファイトパルプ化、アルカリパルプ化等して得
られる未晒又は晒化学パルプ、或いはGP、RMP、T
MP、CTMP等の機械パルプ、或いはコットンパル
プ、リンターパルプ、古紙パルプ等の製紙原料として公
知のセルロース系繊維を、媒体撹拌ミル(特開平4−1
8186号公報)、振動ミル(特開平6−10286号
公報)、高圧均質化装置、コロイドミル、叩解機等で湿
式機械的処理して得られるものが特に好ましい。
【0028】本発明で言う結合強化ファクター(BF)
は、(E2−E1)/E1で計算される。但し、E1
は、広葉樹晒クラフトパルプ50重量%と針葉樹晒クラ
フトパルプ50重量%とを混合して水性スラリーとし、
カナダ標準フリーネス(CSF)500mlまで叩解
し、JIS−P−8209に従って手抄マシンにて脱水
・風乾して坪量60g/m2のシートを作製した後、1
30℃で2分間熱処理して、20℃、65%RHに調湿
した後測定された超音波弾性率を示す。E2は上記パル
プ繊維の50%を微細繊維で置き換えて水性スラリーを
調製し、E1を測定するのと同じ方法でシート作製、測
定した場合の超音波弾性率を示す。
は、(E2−E1)/E1で計算される。但し、E1
は、広葉樹晒クラフトパルプ50重量%と針葉樹晒クラ
フトパルプ50重量%とを混合して水性スラリーとし、
カナダ標準フリーネス(CSF)500mlまで叩解
し、JIS−P−8209に従って手抄マシンにて脱水
・風乾して坪量60g/m2のシートを作製した後、1
30℃で2分間熱処理して、20℃、65%RHに調湿
した後測定された超音波弾性率を示す。E2は上記パル
プ繊維の50%を微細繊維で置き換えて水性スラリーを
調製し、E1を測定するのと同じ方法でシート作製、測
定した場合の超音波弾性率を示す。
【0029】本発明で結合強化ファクターが0.15未
満の微細繊維を使用した場合、少量配合では層間強度の
改善効果がやや弱く、多量配合では層間強度は強くなる
が低密度性がやや低下する傾向にある。
満の微細繊維を使用した場合、少量配合では層間強度の
改善効果がやや弱く、多量配合では層間強度は強くなる
が低密度性がやや低下する傾向にある。
【0030】微細繊維の大きさについては特に限定され
るものではないが、通常数平均繊維長が0.01〜0.
80mmの範囲で、繊維幅が0.1〜30μmの範囲の
ものが好ましく使用される。該微細繊維の組成物への配
合量は、特に限定されないが、通常組成物に対して乾燥
重量で1〜40%の範囲で配合される。
るものではないが、通常数平均繊維長が0.01〜0.
80mmの範囲で、繊維幅が0.1〜30μmの範囲の
ものが好ましく使用される。該微細繊維の組成物への配
合量は、特に限定されないが、通常組成物に対して乾燥
重量で1〜40%の範囲で配合される。
【0031】カール状繊維としては、上記の天然高分子
繊維あるいは合成高分子繊維あるいは半合成高分子繊維
に化学的処理や機械的処理や熱的処理等を施して、繊維
にカールやネジレのような変形を与えたものを挙げるこ
とができる。これらの中でも、セルロース系繊維、脂肪
族ポリエステル繊維、及びアセチルセルロース系繊維等
のように生分解性を有する繊維をカールさせたものが好
ましく用いられる。具体的には、ビオノーレ(昭和高分
子)、レーシア(三井化学)、ルナーレZT(日本触
媒)等を原料とするカール状合成繊維、カール状セルロ
ース系繊維等が挙げられる。中でも取り分け、原料供給
の安定性及び価格の面から、カール状セルロース系繊維
が好ましい。
繊維あるいは合成高分子繊維あるいは半合成高分子繊維
に化学的処理や機械的処理や熱的処理等を施して、繊維
にカールやネジレのような変形を与えたものを挙げるこ
とができる。これらの中でも、セルロース系繊維、脂肪
族ポリエステル繊維、及びアセチルセルロース系繊維等
のように生分解性を有する繊維をカールさせたものが好
ましく用いられる。具体的には、ビオノーレ(昭和高分
子)、レーシア(三井化学)、ルナーレZT(日本触
媒)等を原料とするカール状合成繊維、カール状セルロ
ース系繊維等が挙げられる。中でも取り分け、原料供給
の安定性及び価格の面から、カール状セルロース系繊維
が好ましい。
【0032】カール状セルロース系繊維は、セルロース
系繊維に架橋剤を添加した後、繊維を変形させる機械的
撹拌を施し、次いでフラッフ化と加熱処理を行い、その
変形を固定することによって得られるもので、例えば、
米国ウェアハウザー社製、商品名:HBA−FF、NH
B405、NHB416等が挙げられる。原料として用
いられるセルロース系繊維としては、例えば、針葉樹、
広葉樹をクラフトパルプ化、サルファイトパルプ化、ア
ルカリパルプ化等して得られる未晒又は晒化学パルプ、
或いはGP、RMP、TMP、CTMP等の機械パル
プ、或いはコットンパルプ、リンターパルプ等が挙げら
れる。
系繊維に架橋剤を添加した後、繊維を変形させる機械的
撹拌を施し、次いでフラッフ化と加熱処理を行い、その
変形を固定することによって得られるもので、例えば、
米国ウェアハウザー社製、商品名:HBA−FF、NH
B405、NHB416等が挙げられる。原料として用
いられるセルロース系繊維としては、例えば、針葉樹、
広葉樹をクラフトパルプ化、サルファイトパルプ化、ア
ルカリパルプ化等して得られる未晒又は晒化学パルプ、
或いはGP、RMP、TMP、CTMP等の機械パル
プ、或いはコットンパルプ、リンターパルプ等が挙げら
れる。
【0033】カール状セルロース系繊維の中でも取り分
け、湿潤カールファクターが0.4〜1.0の範囲にあ
るものは、低密度性改善効果に優れている上に、水に長
時間湿潤した状態においてもカール形状が良好に保たれ
る性質を有しており、製造工程における湿潤状態での滞
留時間が長時間にわたっても品質の安定した成形体を得
ることが出来特に好ましい。
け、湿潤カールファクターが0.4〜1.0の範囲にあ
るものは、低密度性改善効果に優れている上に、水に長
時間湿潤した状態においてもカール形状が良好に保たれ
る性質を有しており、製造工程における湿潤状態での滞
留時間が長時間にわたっても品質の安定した成形体を得
ることが出来特に好ましい。
【0034】カール状セルロース系繊維としては、水切
れが良くて乾燥性の良い保水度70%以下のものが好ま
しい。上記カール状繊維の組成物への配合量は、通常組
成物に対して乾燥重量で5〜60%の範囲で配合され
る。カール状繊維は2種以上併用してもかまわない。
れが良くて乾燥性の良い保水度70%以下のものが好ま
しい。上記カール状繊維の組成物への配合量は、通常組
成物に対して乾燥重量で5〜60%の範囲で配合され
る。カール状繊維は2種以上併用してもかまわない。
【0035】その他の繊維として、この他に、古紙以外
の繊維質廃棄物も用いることができ、具体的には、綿、
麻、絹、羊毛等の天然繊維を原料とする衣類の使用済み
品等を解繊したものを挙げることができる。これらは、
場合によっては、本発明の処理を施して古紙の替わりに
もなり得るものである。
の繊維質廃棄物も用いることができ、具体的には、綿、
麻、絹、羊毛等の天然繊維を原料とする衣類の使用済み
品等を解繊したものを挙げることができる。これらは、
場合によっては、本発明の処理を施して古紙の替わりに
もなり得るものである。
【0036】スラリー組成物中に添加できる粒状、フレ
ーク状または針状の成分としては、以下のような粗粉が
挙げられる。例えば、木材、バガス、稲藁、ヤシ殻繊維
等のセルロース系材料を粗粉砕して得られるセルロース
系粗粉、鋸屑、籾殻、大豆粕、等の天然有機高分子粗
粉、ポリエチレンやポリスチレン等の合成樹脂のビー
ズ、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂の粗粉砕物、古タイ
ヤの粉砕物、等の合成有機高分子、アセチルセルロース
粗粉砕物等の半合成有機高分子等の粗粉粒などである。
これらの粗粉は、カナダ標準フリーネス(CSF)が5
50ml以上を示すものが好ましい。中でも、天然有機
高分子粗粉、アセチルセルロースの粗粉砕物は生分解性
を有して環境に優しく好ましい。中でも、木材を機械的
に解繊して得られる、ファイバーボード用原料に用いら
れる様なセルロース系粗粉は低密度性改善効果に特に優
れ、しかも原料調達が容易であり特に好ましい。解繊方
式としては、ファイバーボード業界で公知の、例えばア
スプルンド法等が挙げられるが、中でも、110℃以上
取り分け130℃以上の高温下で解繊処理されたもの
は、より低温で処理したものより高剛度になりやすく、
そのために低密度性、緩衝性改善効果の優れたものにな
りやすく好ましい。尚、剛度を上げる手段としては他
に、木材チップの解繊処理後に架橋反応処理、疎水化処
理、表面樹脂処理する方法が有効である。また、上記粉
砕物或いは該処理物を更にニーダー等でカール処理した
ものは、緩衝性改善効果が更に顕著であり特に好まし
い。また、粗粉の中でも、スクリーン処理等によって3
0〜200メッシュパスさせて微細領域を除去して得ら
れたものは、成形体製造時の排水処理が簡単で、しかも
原料歩留りが良く好ましい。上記粗粉の組成物への配合
量は、この範囲に限定されるものではないが、通常組成
物に対して乾燥重量で10〜60%の範囲で配合され
る。
ーク状または針状の成分としては、以下のような粗粉が
挙げられる。例えば、木材、バガス、稲藁、ヤシ殻繊維
等のセルロース系材料を粗粉砕して得られるセルロース
系粗粉、鋸屑、籾殻、大豆粕、等の天然有機高分子粗
粉、ポリエチレンやポリスチレン等の合成樹脂のビー
ズ、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂の粗粉砕物、古タイ
ヤの粉砕物、等の合成有機高分子、アセチルセルロース
粗粉砕物等の半合成有機高分子等の粗粉粒などである。
これらの粗粉は、カナダ標準フリーネス(CSF)が5
50ml以上を示すものが好ましい。中でも、天然有機
高分子粗粉、アセチルセルロースの粗粉砕物は生分解性
を有して環境に優しく好ましい。中でも、木材を機械的
に解繊して得られる、ファイバーボード用原料に用いら
れる様なセルロース系粗粉は低密度性改善効果に特に優
れ、しかも原料調達が容易であり特に好ましい。解繊方
式としては、ファイバーボード業界で公知の、例えばア
スプルンド法等が挙げられるが、中でも、110℃以上
取り分け130℃以上の高温下で解繊処理されたもの
は、より低温で処理したものより高剛度になりやすく、
そのために低密度性、緩衝性改善効果の優れたものにな
りやすく好ましい。尚、剛度を上げる手段としては他
に、木材チップの解繊処理後に架橋反応処理、疎水化処
理、表面樹脂処理する方法が有効である。また、上記粉
砕物或いは該処理物を更にニーダー等でカール処理した
ものは、緩衝性改善効果が更に顕著であり特に好まし
い。また、粗粉の中でも、スクリーン処理等によって3
0〜200メッシュパスさせて微細領域を除去して得ら
れたものは、成形体製造時の排水処理が簡単で、しかも
原料歩留りが良く好ましい。上記粗粉の組成物への配合
量は、この範囲に限定されるものではないが、通常組成
物に対して乾燥重量で10〜60%の範囲で配合され
る。
【0037】因みに、カナダ標準フリーネスは、JIS
−P−8121に規定されており通常はパルプの濾水性
を示す値である。本発明では同測定法に基づいて、セル
ロース系粗粉及びセルロース系粗粉含有組成物の濾水性
を判定した。
−P−8121に規定されており通常はパルプの濾水性
を示す値である。本発明では同測定法に基づいて、セル
ロース系粗粉及びセルロース系粗粉含有組成物の濾水性
を判定した。
【0038】スラリー組成物には、性能向上や機能付与
等のために必要に応じて他に適宜、無機繊維、金属繊
維、紙力増強剤、耐水化剤、撥水剤、発泡性マイクロカ
プセル、サイズ剤、染料、顔料、歩留向上剤、填料、P
H調整剤、スライムコントロール剤、増粘剤、防腐剤、
防黴剤、抗菌剤、難燃剤、防腐剤、殺鼠剤、防虫剤、保
湿剤、鮮度保持剤、脱酸素剤、マイクロカプセル、発泡
剤、界面活性剤、電磁シールド材、帯電防止剤、防錆
剤、芳香剤、消臭剤等を選択し配合することができる。
これらは複数種併用することも出来る。
等のために必要に応じて他に適宜、無機繊維、金属繊
維、紙力増強剤、耐水化剤、撥水剤、発泡性マイクロカ
プセル、サイズ剤、染料、顔料、歩留向上剤、填料、P
H調整剤、スライムコントロール剤、増粘剤、防腐剤、
防黴剤、抗菌剤、難燃剤、防腐剤、殺鼠剤、防虫剤、保
湿剤、鮮度保持剤、脱酸素剤、マイクロカプセル、発泡
剤、界面活性剤、電磁シールド材、帯電防止剤、防錆
剤、芳香剤、消臭剤等を選択し配合することができる。
これらは複数種併用することも出来る。
【0039】無機繊維、金属繊維としては、例えば、ガ
ラス繊維、炭素繊維、活性炭繊維、アルミナ繊維、炭化
珪素繊維、シリカ・アルミナシリケート繊維、ロックウ
ール繊維、ステンレス繊維等を挙げることが出来る。
ラス繊維、炭素繊維、活性炭繊維、アルミナ繊維、炭化
珪素繊維、シリカ・アルミナシリケート繊維、ロックウ
ール繊維、ステンレス繊維等を挙げることが出来る。
【0040】紙力増強剤としては、例えば、澱粉、加工
澱粉、植物ガム、PVA等の乾燥紙力増強剤、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ポ
リアミド尿素ホルムアルデヒド樹脂、ケトン樹脂、ポリ
アミドエピクロルヒドリン樹脂、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン樹脂、グリセロールポリグリシジル
エーテル樹脂、ポリエチレンイミン樹脂等の湿潤紙力増
強剤を挙げることができる。
澱粉、植物ガム、PVA等の乾燥紙力増強剤、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ポ
リアミド尿素ホルムアルデヒド樹脂、ケトン樹脂、ポリ
アミドエピクロルヒドリン樹脂、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン樹脂、グリセロールポリグリシジル
エーテル樹脂、ポリエチレンイミン樹脂等の湿潤紙力増
強剤を挙げることができる。
【0041】耐水化剤としては、上記湿潤紙力増強剤を
耐水化剤として使用できる他、アルデヒド基を有するホ
ルムアルデヒド、グリオキザール、ジアルデヒド澱粉、
多価金属化合物である炭酸アンモニウムジルコニウム等
が挙げられる。撥水剤としては、各種ワックス(天然ワ
ックス、石油系ワックス、塩素化パラフィン、ワックス
エマルジョンなど)、高級脂肪酸誘導体、合成樹脂類、
クロム錯塩、ジルコニウム塩、シリコン樹脂などが挙げ
られる。
耐水化剤として使用できる他、アルデヒド基を有するホ
ルムアルデヒド、グリオキザール、ジアルデヒド澱粉、
多価金属化合物である炭酸アンモニウムジルコニウム等
が挙げられる。撥水剤としては、各種ワックス(天然ワ
ックス、石油系ワックス、塩素化パラフィン、ワックス
エマルジョンなど)、高級脂肪酸誘導体、合成樹脂類、
クロム錯塩、ジルコニウム塩、シリコン樹脂などが挙げ
られる。
【0042】発泡性マイクロカプセルとしては、例えば
塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル等の共重合体からなる熱可塑
性の樹脂微粒子中にイソブタン、ペンタン、ヘキサン、
低沸点ハロゲン化炭化水素等の低沸点溶剤を内包させた
もので、70〜150℃の温度で直径が3〜5倍、体積
で30〜120倍に膨張する平均粒径が5〜50μmの
粒子が挙げられる。この発泡性マイクロカプセルには更
に成形体の密度を低下させる効果があるが、発泡剤を混
合した熱可塑性樹脂を粉砕して得た粒子も同様な効果が
期待出来る。尚、熱可塑性樹脂としては環境上生分解性
のものが好ましい。
塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル等の共重合体からなる熱可塑
性の樹脂微粒子中にイソブタン、ペンタン、ヘキサン、
低沸点ハロゲン化炭化水素等の低沸点溶剤を内包させた
もので、70〜150℃の温度で直径が3〜5倍、体積
で30〜120倍に膨張する平均粒径が5〜50μmの
粒子が挙げられる。この発泡性マイクロカプセルには更
に成形体の密度を低下させる効果があるが、発泡剤を混
合した熱可塑性樹脂を粉砕して得た粒子も同様な効果が
期待出来る。尚、熱可塑性樹脂としては環境上生分解性
のものが好ましい。
【0043】組成物のスラリーは、通常撹拌機を有する
装置でバッチ式或いは連続的に調製される。撥水性、耐
水性、硬化の処理を施された繊維は、長時間の湿潤で繊
維の剛直性が低下する、或いは撥水性や耐水性が低下し
て保水性が上がる傾向にあるので、湿潤状態に24時間
以上放置しない方が好ましく、中でも5時間以内が好ま
しい。又、湿潤時間が常にほぼ一定に保たれる低密度体
の品質が安定し易い点で、スラリー調製としては成形工
程と連動させて行う連続調製方式が好ましい。
装置でバッチ式或いは連続的に調製される。撥水性、耐
水性、硬化の処理を施された繊維は、長時間の湿潤で繊
維の剛直性が低下する、或いは撥水性や耐水性が低下し
て保水性が上がる傾向にあるので、湿潤状態に24時間
以上放置しない方が好ましく、中でも5時間以内が好ま
しい。又、湿潤時間が常にほぼ一定に保たれる低密度体
の品質が安定し易い点で、スラリー調製としては成形工
程と連動させて行う連続調製方式が好ましい。
【0044】スラリー形成に用いられる分散媒体として
は通常水が使用されるが、他にメタノール或いはエタノ
ール等のアルコール、アセトン、酢酸エチル、グリセリ
ン等の有機溶媒、水とアルコールの混和液等を使用する
ことができる。水とアルコールの混和液を用いる場合、
乾燥性が良くて生産性が上がる等のメリットがある。ま
た、媒体の加温も乾燥速度を上げる効果がある。スラリ
ーの濃度は、通常乾燥固形分量が0.05〜10重量%
の範囲に調製されるが、分散状態の点で0.05〜5重
量%の範囲のものが好ましい。
は通常水が使用されるが、他にメタノール或いはエタノ
ール等のアルコール、アセトン、酢酸エチル、グリセリ
ン等の有機溶媒、水とアルコールの混和液等を使用する
ことができる。水とアルコールの混和液を用いる場合、
乾燥性が良くて生産性が上がる等のメリットがある。ま
た、媒体の加温も乾燥速度を上げる効果がある。スラリ
ーの濃度は、通常乾燥固形分量が0.05〜10重量%
の範囲に調製されるが、分散状態の点で0.05〜5重
量%の範囲のものが好ましい。
【0045】スラリー形成に用いられる組成物として
は、カナダ標準フリーネス(CSF)が550ml以上
のものが、低密度体の生産性、低密度性に優れ好まし
い。
は、カナダ標準フリーネス(CSF)が550ml以上
のものが、低密度体の生産性、低密度性に優れ好まし
い。
【0046】以下、本発明の効果が特に顕著である成形
体製造を主に挙げて説明する。成形体製造に用いられる
成形型としては、通常のパルプモールド用金型をそのま
ま使用することも可能であるが、より優れた緩衝性を有
するブロック状の成形物を必要とする場合には、多数の
小孔を有する深底の容器、例えば円筒或いは角筒等の筒
状容器、或いは割型容器が通常使われる。(以下、本発
明においては成形型を成形容器と称する)
体製造を主に挙げて説明する。成形体製造に用いられる
成形型としては、通常のパルプモールド用金型をそのま
ま使用することも可能であるが、より優れた緩衝性を有
するブロック状の成形物を必要とする場合には、多数の
小孔を有する深底の容器、例えば円筒或いは角筒等の筒
状容器、或いは割型容器が通常使われる。(以下、本発
明においては成形型を成形容器と称する)
【0047】成形容器に開けられた小孔は、円形、楕円
形、正方形、長方形等如何なる形状のものでもかまわな
い。小孔の大きさはパルプ繊維が殆ど洩れないレベルの
ものであれば良く、通常直径或いは一辺が30μm〜3
mmの範囲の円形或いは正方形のものが使われるが、本
発明に於いては特に限定されるものではない。通常、繊
維等が大きい場合は大きめのものが使われ、小さい場合
には小さめのものが使われる。パルプモールドに使われ
る金型の様に比較的大きな孔を有する成形容器壁に目の
細かい金網を張りつけたものも使用できる。また、小孔
の大きさは成形容器の各部分で変えることもできる。
又、小孔は必ずしも成形容器壁の全面に存在させる必要
はなく、筒状容器の場合には底部にのみ存在させてもよ
い。脱水効率等を考慮すると、成形容器の壁の20%以
上の部分に小孔を存在せしめることが好ましく、より好
ましくは35%以上である。小孔が存在する部分に於け
る小孔の数は1cm2当たり1個以上存在せしめること
が好ましく、より好ましくは1cm2当たり4個以上で
ある。
形、正方形、長方形等如何なる形状のものでもかまわな
い。小孔の大きさはパルプ繊維が殆ど洩れないレベルの
ものであれば良く、通常直径或いは一辺が30μm〜3
mmの範囲の円形或いは正方形のものが使われるが、本
発明に於いては特に限定されるものではない。通常、繊
維等が大きい場合は大きめのものが使われ、小さい場合
には小さめのものが使われる。パルプモールドに使われ
る金型の様に比較的大きな孔を有する成形容器壁に目の
細かい金網を張りつけたものも使用できる。また、小孔
の大きさは成形容器の各部分で変えることもできる。
又、小孔は必ずしも成形容器壁の全面に存在させる必要
はなく、筒状容器の場合には底部にのみ存在させてもよ
い。脱水効率等を考慮すると、成形容器の壁の20%以
上の部分に小孔を存在せしめることが好ましく、より好
ましくは35%以上である。小孔が存在する部分に於け
る小孔の数は1cm2当たり1個以上存在せしめること
が好ましく、より好ましくは1cm2当たり4個以上で
ある。
【0048】成形容器へのスラリーの注入は、筒状容器
の場合、開放口が上向きの成形容器に開放口からポン
プでスラリーを注入する、通常のパルプモールドのよ
うに開放口を下向きにしてスラリータンクに浸し、小孔
より吸引することによって下向きの開放口よりスラリー
を成形容器中に吸い込ませる、開放口を上向きにして
成形容器をスラリータンク中に沈めながら吸引し、開放
口よりスラリーを成形容器に吸い込ませる、また割型容
器の場合、成形容器中にスラリー注入管を使って圧入す
る、等の方法をとることができる。スラリーの媒体であ
る水を小孔から除去する方法としては、吸引脱水法、ガ
ス加圧脱水法、機械加圧脱水法、電気浸透脱水法等があ
り、これらを組合せることもできる。
の場合、開放口が上向きの成形容器に開放口からポン
プでスラリーを注入する、通常のパルプモールドのよ
うに開放口を下向きにしてスラリータンクに浸し、小孔
より吸引することによって下向きの開放口よりスラリー
を成形容器中に吸い込ませる、開放口を上向きにして
成形容器をスラリータンク中に沈めながら吸引し、開放
口よりスラリーを成形容器に吸い込ませる、また割型容
器の場合、成形容器中にスラリー注入管を使って圧入す
る、等の方法をとることができる。スラリーの媒体であ
る水を小孔から除去する方法としては、吸引脱水法、ガ
ス加圧脱水法、機械加圧脱水法、電気浸透脱水法等があ
り、これらを組合せることもできる。
【0049】分散媒体の水を小孔から除去して成形容器
内に形成された湿潤状態の成形物は、その後容器内で或
いは容器外に取り出して乾燥させる。容器内で乾燥する
場合は寸法精度の良い成形物が得られるものの生産性が
悪い欠点をもつ。一方、容器外乾燥の場合は寸法精度は
やや劣るが、生産性の点では優れている。その折中案と
して、容器内での乾燥を途中まで行った後に、取り出し
て容器外乾燥を行う方法をとることが出来る。
内に形成された湿潤状態の成形物は、その後容器内で或
いは容器外に取り出して乾燥させる。容器内で乾燥する
場合は寸法精度の良い成形物が得られるものの生産性が
悪い欠点をもつ。一方、容器外乾燥の場合は寸法精度は
やや劣るが、生産性の点では優れている。その折中案と
して、容器内での乾燥を途中まで行った後に、取り出し
て容器外乾燥を行う方法をとることが出来る。
【0050】乾燥方式としては、例えば熱風乾燥、赤外
線乾燥、マイクロウェーブ乾燥等、公知の方法を単独で
或いは組み合わせて採ることが出来る。また、途中まで
の乾燥には熱風の代わりに加熱水蒸気を使うことも出来
る。中でも熱風乾燥法は、装置が安価で、成形体に焦げ
が発生し難い等の理由で好ましい。中でも、加熱エアー
(ガス)を湿潤状態の成形物に注入する、或いは成形物
の反対側から加熱エアーを入れながら吸引する等の方法
で、繊維間空隙のエアーの流れを良くした通気乾燥は、
乾燥が速くて成形体の生産効率が極めて良く特に好まし
い。熱風乾燥では通常80〜400℃の温度範囲の熱風
が使われる。通気乾燥の通気量としては、乾燥初期で2
リッター/(cm2・分)以上が乾燥効率の点で好まし
く、5リッター/(cm2・分)以上が特に好ましい。
この通気乾燥は厚さ10mm以上、取り分け40mm以
上の成形体を乾燥する場合に特に有効である。成形体の
乾燥速度を速めるには、更に成形体の表面に意識的に凹
凸をつけて表面積を広げる、若しくは成形体に貫通或い
は非貫通の孔を開けてエアーが繊維間空隙に入り易くす
る工夫も有効である。厚さ40mm以上の箇所を有する
成形体の良好な乾燥法として、具体的には、成形体の厚
さ30mm以上の箇所に10〜30mmの間隔で非貫通
孔を設けて、その孔に温度200〜300℃の熱風を、
1〜3kg/cm2の圧力で注入する方法を挙げること
ができる。成形体の表面に意識的に凹凸をつける方法と
しては成形型に凹凸パターンを設ける方法等が有効であ
り、成形体に貫通或いは非貫通孔を設ける方法としては
ウォータージェット等水流を使う方法が有効である。他
に、成形容器をスラリー注入前に加温しておく方法も乾
燥速度を速める効果がある。
線乾燥、マイクロウェーブ乾燥等、公知の方法を単独で
或いは組み合わせて採ることが出来る。また、途中まで
の乾燥には熱風の代わりに加熱水蒸気を使うことも出来
る。中でも熱風乾燥法は、装置が安価で、成形体に焦げ
が発生し難い等の理由で好ましい。中でも、加熱エアー
(ガス)を湿潤状態の成形物に注入する、或いは成形物
の反対側から加熱エアーを入れながら吸引する等の方法
で、繊維間空隙のエアーの流れを良くした通気乾燥は、
乾燥が速くて成形体の生産効率が極めて良く特に好まし
い。熱風乾燥では通常80〜400℃の温度範囲の熱風
が使われる。通気乾燥の通気量としては、乾燥初期で2
リッター/(cm2・分)以上が乾燥効率の点で好まし
く、5リッター/(cm2・分)以上が特に好ましい。
この通気乾燥は厚さ10mm以上、取り分け40mm以
上の成形体を乾燥する場合に特に有効である。成形体の
乾燥速度を速めるには、更に成形体の表面に意識的に凹
凸をつけて表面積を広げる、若しくは成形体に貫通或い
は非貫通の孔を開けてエアーが繊維間空隙に入り易くす
る工夫も有効である。厚さ40mm以上の箇所を有する
成形体の良好な乾燥法として、具体的には、成形体の厚
さ30mm以上の箇所に10〜30mmの間隔で非貫通
孔を設けて、その孔に温度200〜300℃の熱風を、
1〜3kg/cm2の圧力で注入する方法を挙げること
ができる。成形体の表面に意識的に凹凸をつける方法と
しては成形型に凹凸パターンを設ける方法等が有効であ
り、成形体に貫通或いは非貫通孔を設ける方法としては
ウォータージェット等水流を使う方法が有効である。他
に、成形容器をスラリー注入前に加温しておく方法も乾
燥速度を速める効果がある。
【0051】以下、本発明に用いられる成形法をより具
体的に示すために図でもって詳細に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
体的に示すために図でもって詳細に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0052】図1〜図4は、本発明に用いられる一成形
法を断面図で示したものである。成形容器10は、図1
に示すように、上部開放型の筒状をなす二重壁容器で、
内壁に多数の脱水用小孔11を有すると共に、内壁の底
内周部に段部を設けた凸形状の下型12を有し、内外二
重の壁で吸引室13が形成され、外壁底部には吸引口1
4が取付けられている。なお、下型12の形状として模
式的に段部付きの単純なものを図示したが、緩衝材で保
護する商品の形状に合わせてより複雑な凹凸形状のもの
にすることができる。
法を断面図で示したものである。成形容器10は、図1
に示すように、上部開放型の筒状をなす二重壁容器で、
内壁に多数の脱水用小孔11を有すると共に、内壁の底
内周部に段部を設けた凸形状の下型12を有し、内外二
重の壁で吸引室13が形成され、外壁底部には吸引口1
4が取付けられている。なお、下型12の形状として模
式的に段部付きの単純なものを図示したが、緩衝材で保
護する商品の形状に合わせてより複雑な凹凸形状のもの
にすることができる。
【0053】図1は、上部のガイド15よりスラリー1
6を注入しながら、下部の吸引口14から吸引脱水する
ことにより、容器の開放面上に繊維が盛り上がるように
堆積させて容器10への充填が終了した状態を示してい
る。17は吸引によって滲みだした水滴を示し、18は
湿潤状態の繊維の充填物を示す。
6を注入しながら、下部の吸引口14から吸引脱水する
ことにより、容器の開放面上に繊維が盛り上がるように
堆積させて容器10への充填が終了した状態を示してい
る。17は吸引によって滲みだした水滴を示し、18は
湿潤状態の繊維の充填物を示す。
【0054】図2は、図1の成形容器の開放面上に盛り
上げ堆積させた不要部分をウォータージェット19で切
除している状態を示している。切除は、ウォータージェ
ットノズルを移動させながら行う。図3は、底面が平ら
で該底面に多数の小孔21を有するプレス機上型20で
軽く圧縮して表面を平滑に整えた後に、上型20の熱風
口22から熱風を送り込んで乾燥している状態を示して
いる。その際、吸引口14から吸引を行うとより効率的
に乾燥が進む。図4は、乾燥後に成形容器10から取り
出して得られた最終成形物23を示している。因みに、
図3のプレス機上型20の底面を特殊形状にしたものを
使用すれば、より複雑な表面形状の成形物を得ることが
できる。
上げ堆積させた不要部分をウォータージェット19で切
除している状態を示している。切除は、ウォータージェ
ットノズルを移動させながら行う。図3は、底面が平ら
で該底面に多数の小孔21を有するプレス機上型20で
軽く圧縮して表面を平滑に整えた後に、上型20の熱風
口22から熱風を送り込んで乾燥している状態を示して
いる。その際、吸引口14から吸引を行うとより効率的
に乾燥が進む。図4は、乾燥後に成形容器10から取り
出して得られた最終成形物23を示している。因みに、
図3のプレス機上型20の底面を特殊形状にしたものを
使用すれば、より複雑な表面形状の成形物を得ることが
できる。
【0055】成形体の密度としては、緩衝性の面で0.
02〜0.30g/cm3の範囲のものが好ましい。成
形方法は上記のものに限定されるものではなく、水を満
たした割型に加圧下でスラリーを注入しながら、徐々に
割型中の水を押し出して繊維でその中を充満させ、その
後に割型中心部に差し込まれた管から熱風を吹き出して
乾燥させる方式等も有効である。
02〜0.30g/cm3の範囲のものが好ましい。成
形方法は上記のものに限定されるものではなく、水を満
たした割型に加圧下でスラリーを注入しながら、徐々に
割型中の水を押し出して繊維でその中を充満させ、その
後に割型中心部に差し込まれた管から熱風を吹き出して
乾燥させる方式等も有効である。
【0056】成形体に、紙力増強剤、耐水化剤、撥水
剤、染料、顔料、防腐剤、防黴剤、抗菌剤、難燃剤、殺
鼠剤、防虫剤、鮮度保持剤、脱酸素剤、電磁シールド
材、帯電防止剤、防錆剤、芳香剤、消臭剤等を含有せし
める方法としては、前記の如くスラリー中にこれらを添
加混合する内添法以外に、成形体を製造した後に表面塗
布する方法、即ち外添法をとることもできる。この表面
塗布には、含浸、刷毛塗り、スプレー等の手段が使え
る。勿論内添・外添を併用しても構わない。外添の場合
には、上記微細繊維を用いることもできる。外添法は内
添法に比べて添加成分を表面に多く分布できる特徴があ
る。他に、成形体の表面に、上質紙、セロファン紙、耐
水紙、耐油紙、蒸着紙、塗工紙、段ボール、板紙、合成
紙、不織布、布、合成フィルム、金属箔、木板、合成樹
脂板、ガラス板、金属板等の他の素材を全面或いは部分
的に貼って使うこともできる。また、得られた成形体同
士を貼り合わせることも出来る。成形体表面にフィルム
層を設ける手段としてシュリンク包装技術を使うことも
できる。組み合わせて使う素材としては生分解性を有す
る素材等、環境に優しものが好ましい。他に、成形体に
は、切削、印刷等の加工を施すことも出来る。
剤、染料、顔料、防腐剤、防黴剤、抗菌剤、難燃剤、殺
鼠剤、防虫剤、鮮度保持剤、脱酸素剤、電磁シールド
材、帯電防止剤、防錆剤、芳香剤、消臭剤等を含有せし
める方法としては、前記の如くスラリー中にこれらを添
加混合する内添法以外に、成形体を製造した後に表面塗
布する方法、即ち外添法をとることもできる。この表面
塗布には、含浸、刷毛塗り、スプレー等の手段が使え
る。勿論内添・外添を併用しても構わない。外添の場合
には、上記微細繊維を用いることもできる。外添法は内
添法に比べて添加成分を表面に多く分布できる特徴があ
る。他に、成形体の表面に、上質紙、セロファン紙、耐
水紙、耐油紙、蒸着紙、塗工紙、段ボール、板紙、合成
紙、不織布、布、合成フィルム、金属箔、木板、合成樹
脂板、ガラス板、金属板等の他の素材を全面或いは部分
的に貼って使うこともできる。また、得られた成形体同
士を貼り合わせることも出来る。成形体表面にフィルム
層を設ける手段としてシュリンク包装技術を使うことも
できる。組み合わせて使う素材としては生分解性を有す
る素材等、環境に優しものが好ましい。他に、成形体に
は、切削、印刷等の加工を施すことも出来る。
【0057】かくして得られた成形体は、低密度性、緩
衝性、断熱性、防音性、吸湿性、生分解性等の特徴を生
かして、現在発泡樹脂成形体が用いられている包装材以
外の分野にも広く適用できる。また、通気性を生かして
フィルターの分野に使うことができる。また、低密度性
を生かしてマネキン等の分野も有望である。
衝性、断熱性、防音性、吸湿性、生分解性等の特徴を生
かして、現在発泡樹脂成形体が用いられている包装材以
外の分野にも広く適用できる。また、通気性を生かして
フィルターの分野に使うことができる。また、低密度性
を生かしてマネキン等の分野も有望である。
【0058】本発明の効果が最も顕著なものは成形体で
あるが、シート及びボードの場合にも効果があるので、
以下に簡単に示す。本発明でシートを得る場合には、円
網抄紙機、長網抄紙機、傾斜ワイヤー抄紙機、ツインワ
イヤー抄紙機等の製紙業界公知の抄紙機を使って製造す
ることができる。シートの厚みは、通常30μm〜5m
mである。得られるシートの密度は、スラリー組成物の
原料や配合に影響されるが、それ以外に、製造段階にシ
ートにかかる圧力が重要で、出来るだけ低密度にするた
めには、サクションロールの真空度を抑えてワイヤーパ
ートの脱水圧を低く抑える、或いはウェットプレスパー
トのプレス圧を低く抑える必要がある。その際のプレス
線圧としては、30kgf/cm以下、取り分け20k
gf/cm以下が好ましい。用途展開の広さからする
と、密度が0.02〜0.30g/cm3の範囲のもの
が好ましい。乾燥工程には、当業界公知の方法を取るこ
とができるが、中でも加熱エアージェットを紙面に吹き
付ける熱風通気乾燥は乾燥速度が上がりやすく好まし
い。
あるが、シート及びボードの場合にも効果があるので、
以下に簡単に示す。本発明でシートを得る場合には、円
網抄紙機、長網抄紙機、傾斜ワイヤー抄紙機、ツインワ
イヤー抄紙機等の製紙業界公知の抄紙機を使って製造す
ることができる。シートの厚みは、通常30μm〜5m
mである。得られるシートの密度は、スラリー組成物の
原料や配合に影響されるが、それ以外に、製造段階にシ
ートにかかる圧力が重要で、出来るだけ低密度にするた
めには、サクションロールの真空度を抑えてワイヤーパ
ートの脱水圧を低く抑える、或いはウェットプレスパー
トのプレス圧を低く抑える必要がある。その際のプレス
線圧としては、30kgf/cm以下、取り分け20k
gf/cm以下が好ましい。用途展開の広さからする
と、密度が0.02〜0.30g/cm3の範囲のもの
が好ましい。乾燥工程には、当業界公知の方法を取るこ
とができるが、中でも加熱エアージェットを紙面に吹き
付ける熱風通気乾燥は乾燥速度が上がりやすく好まし
い。
【0059】得られた低密度シートは軽量、断熱性、緩
衝性、通気性等の特徴を生かして、未加工のまま、或い
は表面塗工や含浸等の後加工を施して上質紙、微塗工
紙、アート紙、コート紙、感熱記録用原紙、熱転写受容
紙用原紙、昇華転写受容紙用原紙、感圧複写紙用原紙、
紙コップ用原紙、ラミネート加工用原紙、蒸着用原紙、
電子写真複写紙、包装紙、断熱紙、フィルター、ファン
シーペーパー等として使用できる。尚、表面平滑性や剛
度や白色度が要求される分野の場合、ヤンキーマシンの
使用、或いはより表面平滑性の出やすい繊維や高白色度
の繊維を表面層形成原料とする多層抄紙が有効である。
また、該低密度シート上に、中空プラスチックピグメン
ト含有塗料や気泡含有塗料を塗工すれば超軽量塗工紙を
得ることができる。また、目的に応じて他の素材を貼り
合わせて使うことができる。
衝性、通気性等の特徴を生かして、未加工のまま、或い
は表面塗工や含浸等の後加工を施して上質紙、微塗工
紙、アート紙、コート紙、感熱記録用原紙、熱転写受容
紙用原紙、昇華転写受容紙用原紙、感圧複写紙用原紙、
紙コップ用原紙、ラミネート加工用原紙、蒸着用原紙、
電子写真複写紙、包装紙、断熱紙、フィルター、ファン
シーペーパー等として使用できる。尚、表面平滑性や剛
度や白色度が要求される分野の場合、ヤンキーマシンの
使用、或いはより表面平滑性の出やすい繊維や高白色度
の繊維を表面層形成原料とする多層抄紙が有効である。
また、該低密度シート上に、中空プラスチックピグメン
ト含有塗料や気泡含有塗料を塗工すれば超軽量塗工紙を
得ることができる。また、目的に応じて他の素材を貼り
合わせて使うことができる。
【0060】ボードは通常5mm〜数cmの厚みのもの
で、傾斜ワイヤー抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等の厚
物が抄ける製紙業界公知の抄紙機、ボード業界公知の機
械、相対回転式ツインメッシュシリンダーを部分的に有
する装置等で製造することができる。得られるボードの
密度は、スラリー組成物の原料や配合に影響されるが、
それ以外に、製造段階にボードにかかる圧力が重要で、
出来るだけ低密度にするためには、サクションロールの
真空度を抑えてワイヤーパートの脱水圧を低く抑える、
或いはウェットプレスパートのプレス圧を低く抑える必
要がある。その際のプレス線圧としては、30kgf/
cm以下、取り分け20kgf/cm以下が好ましい。
用途展開の広さからすると、密度0.02〜0.30g
/cm3の範囲のものが好ましい。エッジの切り落と
し、或いは枚葉にするための切断には、ウォータージェ
ットによる切断が有効である。乾燥工程には、当業界公
知の方法を取ることができるが、中でも、加熱エアー
(ガス)を湿潤状態のボードに注入する、或いはボード
の反対側から加熱エアーを入れながら吸引する、等の方
法で、繊維間空隙のエアーの流れを良くした通気乾燥
は、乾燥が速くて成形体の生産効率が極めて良く特に好
ましい。熱風乾燥では通常80〜400℃の温度範囲の
熱風が使われる。通気乾燥の通気量としては、乾燥初期
で2リッター/(cm2・分)以上が乾燥効率の点で好
ましく、5リッター/(cm2・分)以上が特に好まし
い。この通気乾燥は厚さ10mm以上、取り分け40m
m以上のボードを乾燥する場合に特に有効である。ボー
ドの乾燥速度を速めるには、更にボードの表面に意識的
に凹凸をつけて表面積を広げる、若しくはボードに貫通
或いは非貫通の孔を開けてエアーが繊維間空隙に入り易
くする工夫も有効である。ボードに凹凸或いは貫通或い
は非貫通孔を設ける方法としては凹凸ワイヤーを有する
装置を使う方法が有効である。
で、傾斜ワイヤー抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等の厚
物が抄ける製紙業界公知の抄紙機、ボード業界公知の機
械、相対回転式ツインメッシュシリンダーを部分的に有
する装置等で製造することができる。得られるボードの
密度は、スラリー組成物の原料や配合に影響されるが、
それ以外に、製造段階にボードにかかる圧力が重要で、
出来るだけ低密度にするためには、サクションロールの
真空度を抑えてワイヤーパートの脱水圧を低く抑える、
或いはウェットプレスパートのプレス圧を低く抑える必
要がある。その際のプレス線圧としては、30kgf/
cm以下、取り分け20kgf/cm以下が好ましい。
用途展開の広さからすると、密度0.02〜0.30g
/cm3の範囲のものが好ましい。エッジの切り落と
し、或いは枚葉にするための切断には、ウォータージェ
ットによる切断が有効である。乾燥工程には、当業界公
知の方法を取ることができるが、中でも、加熱エアー
(ガス)を湿潤状態のボードに注入する、或いはボード
の反対側から加熱エアーを入れながら吸引する、等の方
法で、繊維間空隙のエアーの流れを良くした通気乾燥
は、乾燥が速くて成形体の生産効率が極めて良く特に好
ましい。熱風乾燥では通常80〜400℃の温度範囲の
熱風が使われる。通気乾燥の通気量としては、乾燥初期
で2リッター/(cm2・分)以上が乾燥効率の点で好
ましく、5リッター/(cm2・分)以上が特に好まし
い。この通気乾燥は厚さ10mm以上、取り分け40m
m以上のボードを乾燥する場合に特に有効である。ボー
ドの乾燥速度を速めるには、更にボードの表面に意識的
に凹凸をつけて表面積を広げる、若しくはボードに貫通
或いは非貫通の孔を開けてエアーが繊維間空隙に入り易
くする工夫も有効である。ボードに凹凸或いは貫通或い
は非貫通孔を設ける方法としては凹凸ワイヤーを有する
装置を使う方法が有効である。
【0061】得られた低密度ボードは軽量、断熱性、緩
衝性、防音性、吸湿性、通気性等の特徴を生かして、未
加工のまま、或いは貼り合わせや表面塗工や含浸や切断
等の後加工を施してこれまで発泡樹脂が使用されてきた
分野、例えば、建材、包装材、自動車用天井材等や、フ
ィルター等の分野に使用することができる。
衝性、防音性、吸湿性、通気性等の特徴を生かして、未
加工のまま、或いは貼り合わせや表面塗工や含浸や切断
等の後加工を施してこれまで発泡樹脂が使用されてきた
分野、例えば、建材、包装材、自動車用天井材等や、フ
ィルター等の分野に使用することができる。
【0062】
【実施例】以下に実施例を挙げてより具体的に説明する
が、勿論本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、実施例及び比較例において「部」及び「%」とある
のは特に断らない限り「重量部」及び「重量%」を示
す。
が、勿論本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、実施例及び比較例において「部」及び「%」とある
のは特に断らない限り「重量部」及び「重量%」を示
す。
【0063】<実施例1>新聞古紙50g(絶乾重量)
を押し切りカッターで切断して50mm×50mm程度
の小片とした後、イミダゾリドン系架橋剤(商品名:ス
ミテックスNF−500K、住友化学工業社製)とその
架橋助剤(商品名:スミテックスACCELERATE
R MX、住友化学工業社製)をそれぞれ有効成分換算
で1.50g、0.75g含有する水溶液50g中に含
浸させた。この含浸処理済み古紙を湿潤状態のままワー
ブルグブレンダーに入れ、繊維状に解繊させた。次い
で、この繊維を袋から取り出し、ステンレス製のバット
に入れて、150℃の送風乾燥器中で30分間加熱して
架橋反応を完結させた。この架橋剤処理の施された繊維
のフリーネスを測定したところ、695mlであった。
次に、この処理された古紙繊維を16g(絶乾重量)分
取し、水を加えて固形分濃度が2%となるように調整し
た後に良く撹拌して得られたスラリーを、ねじ込み式銅
合金製管継手2種類(内径50mm、長さ100mmの
長ニップル、内径50mm×25mmの径違いソケッ
ト)の間に52mmφのアルミ製円形パンチング板及び
52mmφの80メッシュ円形ステンレス製ワイヤーを
挟み込んで作製した金属製容器の中に、径違いソケット
側から水封式真空ポンプで吸引しながら注ぎ込み、長ニ
ップル内に湿潤状態の成形物を形成させた。その後、下
から真空ポンプにて吸引したまま、上部から熱風発生器
(商品名:ホットゲール、型式:HT2−10、(株)
宮本製作所製)にて250℃の熱風を送り込んで乾燥さ
せて成形体を得た。乾燥に要した時間は5.8分であっ
た。得られた成形体の物性を測定したところ、密度は
0.13g/cm3であり、緩衝性は良好であった。
を押し切りカッターで切断して50mm×50mm程度
の小片とした後、イミダゾリドン系架橋剤(商品名:ス
ミテックスNF−500K、住友化学工業社製)とその
架橋助剤(商品名:スミテックスACCELERATE
R MX、住友化学工業社製)をそれぞれ有効成分換算
で1.50g、0.75g含有する水溶液50g中に含
浸させた。この含浸処理済み古紙を湿潤状態のままワー
ブルグブレンダーに入れ、繊維状に解繊させた。次い
で、この繊維を袋から取り出し、ステンレス製のバット
に入れて、150℃の送風乾燥器中で30分間加熱して
架橋反応を完結させた。この架橋剤処理の施された繊維
のフリーネスを測定したところ、695mlであった。
次に、この処理された古紙繊維を16g(絶乾重量)分
取し、水を加えて固形分濃度が2%となるように調整し
た後に良く撹拌して得られたスラリーを、ねじ込み式銅
合金製管継手2種類(内径50mm、長さ100mmの
長ニップル、内径50mm×25mmの径違いソケッ
ト)の間に52mmφのアルミ製円形パンチング板及び
52mmφの80メッシュ円形ステンレス製ワイヤーを
挟み込んで作製した金属製容器の中に、径違いソケット
側から水封式真空ポンプで吸引しながら注ぎ込み、長ニ
ップル内に湿潤状態の成形物を形成させた。その後、下
から真空ポンプにて吸引したまま、上部から熱風発生器
(商品名:ホットゲール、型式:HT2−10、(株)
宮本製作所製)にて250℃の熱風を送り込んで乾燥さ
せて成形体を得た。乾燥に要した時間は5.8分であっ
た。得られた成形体の物性を測定したところ、密度は
0.13g/cm3であり、緩衝性は良好であった。
【0064】<実施例2>実施例1と同様にして得られ
た、高温処理前の架橋剤含浸処理済み古紙を湿潤状態の
まま容量1リットルの双腕型ニーダー(型式:S1−
1、森山製作所製)にいれ、室温にて双腕をそれぞれ6
0rpmと100rpmで回転させ、40分間ニーディ
ング処理を施した。次いで、このニーディング処理済み
古紙を、実施例1と同様にして、湿潤状態のままワーブ
ルグブレンダーに入れ、繊維状に解繊させた。さらに、
この繊維を袋から取り出し、ステンレス製のバットに入
れて、150℃の送風乾燥器中で30分間加熱して架橋
反応を完結させて、カール状繊維を得た。この架橋剤処
理と同時にカール処理を施された古紙繊維のカールファ
クター及び湿潤カールファクターを測定したところ、各
々0.98、0.53であった。また、この繊維のフリ
ーネスを測定したところ705mlであった。次に、こ
の処理の施された古紙繊維を16g(絶乾重量)分取
し、実施例1と同様にしてスラリーを調製し、成形体を
作製した。乾燥に要した時間は2.5分であった。得ら
れた成形体の物性を測定したところ、密度は0.10g
/cm3であり、緩衝性は良好であった。以下にカール
ファクター、湿潤カールファクター及びフリーネスの測
定方法を示す。
た、高温処理前の架橋剤含浸処理済み古紙を湿潤状態の
まま容量1リットルの双腕型ニーダー(型式:S1−
1、森山製作所製)にいれ、室温にて双腕をそれぞれ6
0rpmと100rpmで回転させ、40分間ニーディ
ング処理を施した。次いで、このニーディング処理済み
古紙を、実施例1と同様にして、湿潤状態のままワーブ
ルグブレンダーに入れ、繊維状に解繊させた。さらに、
この繊維を袋から取り出し、ステンレス製のバットに入
れて、150℃の送風乾燥器中で30分間加熱して架橋
反応を完結させて、カール状繊維を得た。この架橋剤処
理と同時にカール処理を施された古紙繊維のカールファ
クター及び湿潤カールファクターを測定したところ、各
々0.98、0.53であった。また、この繊維のフリ
ーネスを測定したところ705mlであった。次に、こ
の処理の施された古紙繊維を16g(絶乾重量)分取
し、実施例1と同様にしてスラリーを調製し、成形体を
作製した。乾燥に要した時間は2.5分であった。得ら
れた成形体の物性を測定したところ、密度は0.10g
/cm3であり、緩衝性は良好であった。以下にカール
ファクター、湿潤カールファクター及びフリーネスの測
定方法を示す。
【0065】<評価方法> [カールファクターの測定法]100本の繊維を顕微鏡
用スライドグラス上に置き、画像解析装置を利用して、
繊維1本ごとの実際の(直線状の)長さLA(μm)及
び最大投影長さ(繊維を囲む長方形の最長辺の長さに等
しい)LB(μm)を測定し、湿潤カールファクターを
下記式から求め、その平均値を用いた。 カールファクター=(LA/LB)−1
用スライドグラス上に置き、画像解析装置を利用して、
繊維1本ごとの実際の(直線状の)長さLA(μm)及
び最大投影長さ(繊維を囲む長方形の最長辺の長さに等
しい)LB(μm)を測定し、湿潤カールファクターを
下記式から求め、その平均値を用いた。 カールファクター=(LA/LB)−1
【0066】[湿潤カールファクターの測定法]蒸留水
に室温で24時間浸漬した後の100本の繊維を顕微鏡
用スライドグラス上に置き、上記カールファクター測定
法に従って湿潤状態に於けるカールファクターの測定を
行った。
に室温で24時間浸漬した後の100本の繊維を顕微鏡
用スライドグラス上に置き、上記カールファクター測定
法に従って湿潤状態に於けるカールファクターの測定を
行った。
【0067】[フリーネスの測定法]フリーネスは、J
IS−P−8121に規定されるカナダ標準フリーネス
の測定法に従って測定を行った。但し、乾燥状態にある
パルプのフリーネスについては、絶乾3gの試料を準備
してディスインテグレーターにて1分間離解を行った
後、水を加えて全量を1リットルとし速やかに測定に供
した。
IS−P−8121に規定されるカナダ標準フリーネス
の測定法に従って測定を行った。但し、乾燥状態にある
パルプのフリーネスについては、絶乾3gの試料を準備
してディスインテグレーターにて1分間離解を行った
後、水を加えて全量を1リットルとし速やかに測定に供
した。
【0068】<実施例3>新聞古紙を押し切りカッター
で切断して50mm×50mm程度の小片とした後、1
2インチリファイナー(熊谷理機工業株式会社製、型
式:BR30−300HB)を用いてクリアランス0.
70mmにて常温で乾式解繊処理を行い、更に素通り古
紙(粉砕されなかった古紙の小片)を除去して古紙繊維
を得た。続いて、該古紙繊維50g(絶乾重量)をビニ
ール袋に分取し、次にスチレン・ブタジエン系ラテック
ス(商標:Nipol LX432A、日本ゼオン社
製)を水で希釈して得た固形分濃度5%の液を霧吹きを
用いて該古紙繊維に攪拌しながらスプレーした。次い
で、この繊維を袋から取り出し、ステンレス製のバット
に入れて、150℃の送風乾燥器中で30分間加熱して
乾燥させた。この繊維のフリーネスを測定したところ7
20mlであった。次に、この処理の施された古紙繊維
を16g(絶乾重量)分取し、実施例1と同様にしてス
ラリーを調製し、成形体を作製した。乾燥に要した時間
は7.6分であった。得られた成形体の物性を測定した
ところ、密度は0.14g/cm3であり、緩衝性は良
好であった。
で切断して50mm×50mm程度の小片とした後、1
2インチリファイナー(熊谷理機工業株式会社製、型
式:BR30−300HB)を用いてクリアランス0.
70mmにて常温で乾式解繊処理を行い、更に素通り古
紙(粉砕されなかった古紙の小片)を除去して古紙繊維
を得た。続いて、該古紙繊維50g(絶乾重量)をビニ
ール袋に分取し、次にスチレン・ブタジエン系ラテック
ス(商標:Nipol LX432A、日本ゼオン社
製)を水で希釈して得た固形分濃度5%の液を霧吹きを
用いて該古紙繊維に攪拌しながらスプレーした。次い
で、この繊維を袋から取り出し、ステンレス製のバット
に入れて、150℃の送風乾燥器中で30分間加熱して
乾燥させた。この繊維のフリーネスを測定したところ7
20mlであった。次に、この処理の施された古紙繊維
を16g(絶乾重量)分取し、実施例1と同様にしてス
ラリーを調製し、成形体を作製した。乾燥に要した時間
は7.6分であった。得られた成形体の物性を測定した
ところ、密度は0.14g/cm3であり、緩衝性は良
好であった。
【0069】<実施例4>新聞古紙100g(絶乾重
量)に、市販のフッ素樹脂系撥水剤(商品名:レインガ
ード、ライオン株式会社製、有効成分約2%)約50g
を一枚一枚スプレー塗布した後、105℃送風乾燥器中
で完全に乾燥させた。その後押し切りカッターにて切断
し50mm×50mm程度の小片とした後、12インチ
リファイナー(熊谷理機工業株式会社製、型式:BR3
0−300HB)を用いてクリアランス0.70mmに
て常温で乾式解繊処理を行い、更に素通り古紙(粉砕さ
れなかった古紙の小片)を除去して撥水処理の施された
古紙繊維を得た。このフリーネスを測定したところ73
5mlであった。次に、この処理の施された古紙繊維を
16g(絶乾重量)分取し、実施例1と同様にしてスラ
リーを調製し、成形体を作製した。乾燥に要した時間は
8.2分であった。得られた成形体の物性を測定したと
ころ、密度は0.16g/cm3であり、緩衝性は良好
であった。
量)に、市販のフッ素樹脂系撥水剤(商品名:レインガ
ード、ライオン株式会社製、有効成分約2%)約50g
を一枚一枚スプレー塗布した後、105℃送風乾燥器中
で完全に乾燥させた。その後押し切りカッターにて切断
し50mm×50mm程度の小片とした後、12インチ
リファイナー(熊谷理機工業株式会社製、型式:BR3
0−300HB)を用いてクリアランス0.70mmに
て常温で乾式解繊処理を行い、更に素通り古紙(粉砕さ
れなかった古紙の小片)を除去して撥水処理の施された
古紙繊維を得た。このフリーネスを測定したところ73
5mlであった。次に、この処理の施された古紙繊維を
16g(絶乾重量)分取し、実施例1と同様にしてスラ
リーを調製し、成形体を作製した。乾燥に要した時間は
8.2分であった。得られた成形体の物性を測定したと
ころ、密度は0.16g/cm3であり、緩衝性は良好
であった。
【0070】<実施例5>リファイナー処理と、素通り
古紙の除去を実施例3と同様にして得られた新聞古紙繊
維50g(絶乾重量)をビニール袋に分取し、次にワッ
クスエマルジョン撥水剤(商標:サイズパインW−10
9、荒川化学工業社製)を水で希釈して得た有効成分濃
度5%の液を霧吹きを用いて該古紙繊維に攪拌しながら
スプレーした。次いで、この繊維を袋から取り出し、ス
テンレス製のバットに入れて、150℃の送風乾燥器中
で30分間加熱して乾燥させた。この繊維のフリーネス
を測定したところ740mlであった。次に、この撥水
処理の施された古紙繊維を16g(絶乾重量)分取し、
実施例1と同様にしてスラリーを調製し、成形体を作製
した。乾燥に要した時間は6.8分であった。得られた
成形体の物性を測定したところ、密度は0.15g/c
m3であり、緩衝性は良好であった。
古紙の除去を実施例3と同様にして得られた新聞古紙繊
維50g(絶乾重量)をビニール袋に分取し、次にワッ
クスエマルジョン撥水剤(商標:サイズパインW−10
9、荒川化学工業社製)を水で希釈して得た有効成分濃
度5%の液を霧吹きを用いて該古紙繊維に攪拌しながら
スプレーした。次いで、この繊維を袋から取り出し、ス
テンレス製のバットに入れて、150℃の送風乾燥器中
で30分間加熱して乾燥させた。この繊維のフリーネス
を測定したところ740mlであった。次に、この撥水
処理の施された古紙繊維を16g(絶乾重量)分取し、
実施例1と同様にしてスラリーを調製し、成形体を作製
した。乾燥に要した時間は6.8分であった。得られた
成形体の物性を測定したところ、密度は0.15g/c
m3であり、緩衝性は良好であった。
【0071】<実施例6>実施例5と同様にして得た撥
水処理の施された古紙繊維を8g(絶乾重量)分取し、
それに湿潤カールファクター0.65、保水度58%の
市販のカールドファイバー(商品名:NHB405、米
国ウェアーハウザー社製)8g(絶乾重量)と水を加え
て固形分濃度が2%となるように調整した後に良く撹拌
してスラリーを得た。次に、このスラリーを用いること
以外は実施例1と同様にして成形体を作製した。乾燥に
要した時間は3.6分であった。得られた成形体の物性
を測定したところ、密度は0.11g/cm3であり、
緩衝性は良好であった。
水処理の施された古紙繊維を8g(絶乾重量)分取し、
それに湿潤カールファクター0.65、保水度58%の
市販のカールドファイバー(商品名:NHB405、米
国ウェアーハウザー社製)8g(絶乾重量)と水を加え
て固形分濃度が2%となるように調整した後に良く撹拌
してスラリーを得た。次に、このスラリーを用いること
以外は実施例1と同様にして成形体を作製した。乾燥に
要した時間は3.6分であった。得られた成形体の物性
を測定したところ、密度は0.11g/cm3であり、
緩衝性は良好であった。
【0072】<実施例7>固形分濃度1%の広葉樹晒ク
ラフトパルプの水スラリーを、平均粒径2mmφのガラ
スビーズを80%充填した1.5リットル容のダイノミ
ル(型式:KDL−PILOT型、シンマル・エンター
プライゼス社製)装置に350ml/分で導入、通過さ
せることにより数平均繊維長0.28mm、結合強化フ
ァクター0.53の微細繊維を得た。この微細繊維の保
水度を測定したところ、285%であった。以上のよう
にして得られた微細繊維1.6g(絶乾重量)に、実施
例2と同様にして得られた架橋剤処理と同時にカール処
理の施された古紙繊維14.4g(絶乾重量)と水を加
えて固形分濃度が2%となるように調整した後に良く撹
拌してスラリーを得た。次に、このスラリーを用いるこ
と以外は実施例1と同様にして成形体を作製した。乾燥
に要した時間は3.5分であった。得られた成形体の物
性を測定したところ、密度は0.11g/cm3であ
り、緩衝性は良好であった。また、実施例2の成形体と
比べて、紙粉の発生が少なく良好であった。以下に、用
いた微細繊維の評価方法を示す。
ラフトパルプの水スラリーを、平均粒径2mmφのガラ
スビーズを80%充填した1.5リットル容のダイノミ
ル(型式:KDL−PILOT型、シンマル・エンター
プライゼス社製)装置に350ml/分で導入、通過さ
せることにより数平均繊維長0.28mm、結合強化フ
ァクター0.53の微細繊維を得た。この微細繊維の保
水度を測定したところ、285%であった。以上のよう
にして得られた微細繊維1.6g(絶乾重量)に、実施
例2と同様にして得られた架橋剤処理と同時にカール処
理の施された古紙繊維14.4g(絶乾重量)と水を加
えて固形分濃度が2%となるように調整した後に良く撹
拌してスラリーを得た。次に、このスラリーを用いるこ
と以外は実施例1と同様にして成形体を作製した。乾燥
に要した時間は3.5分であった。得られた成形体の物
性を測定したところ、密度は0.11g/cm3であ
り、緩衝性は良好であった。また、実施例2の成形体と
比べて、紙粉の発生が少なく良好であった。以下に、用
いた微細繊維の評価方法を示す。
【0073】<評価方法> [結合強化ファクターの測定方法]広葉樹晒クラフトパ
ルプ50部(絶乾重量)と針葉樹晒クラフトパルプ50
部(絶乾重量)を混合し、水で2%濃度に調製して、実
験用ナイアガラビーター(容量23L)にて、カナダ標
準フリーネス(CSF)500mlとなるまで叩解し
た。続いて、この紙料を3.7g(絶乾重量)とり薬品
を加えることなく、150メッシュのワイヤーを用い
て、角型(25cm×25cm)手抄マシンにてシート
を形成させ、コーチング処理の後、常法に従って3.5
kg/cm2の圧力にて5分間(第一プレス)と2分間
(第二プレス)のウェットプレスを施した後、枠に挟ん
で送風乾燥機により常温にて乾燥を行った。その後13
0℃で2分間熱処理して坪量60g/m2のシート1を
作製し、20℃、65%RHに調湿した。一方、上記N
L混合叩解パルプ50部と微細繊維50部を混合し、水
で2%濃度に調製して得た紙料3.7g(絶乾重量)を
とり、同様の方法にてシート2を作製し、20℃、65
%RHにて調湿した。シート1及び2の密度を測定した
後、動的ヤング率測定器(野村商事(株)製、型式:S
ST−210A)を用いて超音波伝播速度を測定するこ
とにより、シート1及び2の弾性率(GPa)を測定し
た。弾性率(E)は以下の式で計算した。 E(GPa)=ρ(g/cm3)×{S(km/s)}2 但し、ρはシートの調湿後の密度(g/cm3)、Sは
超音波伝播速度(km/s)を示す。シート1の弾性率
をE1(GPa)、シート2の弾性率をE2(GPa)
とした場合、結合強化ファクターは{(E2/E1)−
1}で表される。
ルプ50部(絶乾重量)と針葉樹晒クラフトパルプ50
部(絶乾重量)を混合し、水で2%濃度に調製して、実
験用ナイアガラビーター(容量23L)にて、カナダ標
準フリーネス(CSF)500mlとなるまで叩解し
た。続いて、この紙料を3.7g(絶乾重量)とり薬品
を加えることなく、150メッシュのワイヤーを用い
て、角型(25cm×25cm)手抄マシンにてシート
を形成させ、コーチング処理の後、常法に従って3.5
kg/cm2の圧力にて5分間(第一プレス)と2分間
(第二プレス)のウェットプレスを施した後、枠に挟ん
で送風乾燥機により常温にて乾燥を行った。その後13
0℃で2分間熱処理して坪量60g/m2のシート1を
作製し、20℃、65%RHに調湿した。一方、上記N
L混合叩解パルプ50部と微細繊維50部を混合し、水
で2%濃度に調製して得た紙料3.7g(絶乾重量)を
とり、同様の方法にてシート2を作製し、20℃、65
%RHにて調湿した。シート1及び2の密度を測定した
後、動的ヤング率測定器(野村商事(株)製、型式:S
ST−210A)を用いて超音波伝播速度を測定するこ
とにより、シート1及び2の弾性率(GPa)を測定し
た。弾性率(E)は以下の式で計算した。 E(GPa)=ρ(g/cm3)×{S(km/s)}2 但し、ρはシートの調湿後の密度(g/cm3)、Sは
超音波伝播速度(km/s)を示す。シート1の弾性率
をE1(GPa)、シート2の弾性率をE2(GPa)
とした場合、結合強化ファクターは{(E2/E1)−
1}で表される。
【0074】[数平均繊維長の測定法]カヤーニ繊維長
測定器(型式:FS−200)により測定した。
測定器(型式:FS−200)により測定した。
【0075】[保水度の測定法]保水度は、JAPAN
TAPPI No.26−78に準じて測定した。紙
料を0.7g(絶乾重量)分取し、蒸留水100ml中
に十分分散させ、そのまま24時間室温で放置して十分
水を含浸させた。その後、紙料を濾過器上で捕集し、次
いでG3のガラスフィルターを有する遠心分離機(型
式:H−103N、国産遠心器社製)の遠心管に入れ、
遠心力3000Gで15分間遠心脱水した。遠心脱水処
理した試料を遠心管より取り出し、湿潤状態の重量を測
定し、その後105℃の乾燥器で恒量になるまで乾燥
し、乾燥重量を測定し、下記式により保水度を算出し
た。 保水度(%)={(W−D)/D}×100 但し、Wは遠心脱水後の試料湿潤重量(g)、Dはその
試料の乾燥重量(g)である。
TAPPI No.26−78に準じて測定した。紙
料を0.7g(絶乾重量)分取し、蒸留水100ml中
に十分分散させ、そのまま24時間室温で放置して十分
水を含浸させた。その後、紙料を濾過器上で捕集し、次
いでG3のガラスフィルターを有する遠心分離機(型
式:H−103N、国産遠心器社製)の遠心管に入れ、
遠心力3000Gで15分間遠心脱水した。遠心脱水処
理した試料を遠心管より取り出し、湿潤状態の重量を測
定し、その後105℃の乾燥器で恒量になるまで乾燥
し、乾燥重量を測定し、下記式により保水度を算出し
た。 保水度(%)={(W−D)/D}×100 但し、Wは遠心脱水後の試料湿潤重量(g)、Dはその
試料の乾燥重量(g)である。
【0076】<比較例1>新聞古紙30g(絶乾重量)
を押し切りカッターにて切断し50mm×50mm程度
の小片とした後、水を加えて固形分濃度が2%となるよ
うに調整し、続いて2リットル容のディスインテグレー
ターに入れて5分間離解処理を行った。得られた繊維の
フリーネスを測定したところ290mlであった。次
に、このスラリーから古紙繊維を16g(絶乾重量)分
取し、実施例1と同様にしてスラリーを調製し、成形体
を作製した。乾燥に要した時間は15.8分であった。
得られた成形体の物性を測定したところ、密度は0.3
8g/cm3であり、実施例1〜7の成形体と比べて明
らかに緩衝性は劣っていた。
を押し切りカッターにて切断し50mm×50mm程度
の小片とした後、水を加えて固形分濃度が2%となるよ
うに調整し、続いて2リットル容のディスインテグレー
ターに入れて5分間離解処理を行った。得られた繊維の
フリーネスを測定したところ290mlであった。次
に、このスラリーから古紙繊維を16g(絶乾重量)分
取し、実施例1と同様にしてスラリーを調製し、成形体
を作製した。乾燥に要した時間は15.8分であった。
得られた成形体の物性を測定したところ、密度は0.3
8g/cm3であり、実施例1〜7の成形体と比べて明
らかに緩衝性は劣っていた。
【0077】
【発明の効果】本発明により、以下のような効果が得ら
れる。 重量物用にも適用可能な成形体が得られる。 2回目以上の落下衝撃に対しても優れた緩衝性を示す
成形体が得られる。 また、リブ構造等の構造上の工夫をする必要がないの
で、従来のパルプモールド法の様な複雑な金型が必要で
なく、その為に金型の設計と製造の時間が大幅に短縮で
き、金型が安価に製造できる。 安価な金型で製造出来るので、多くの金型を準備する
ことで生産性を上げることができ、また少ロット多品種
品に対しても比較的低い製造コストに抑えることが可能
となる。上記のように、本発明によれば、生分解性であ
るとともに、低密度性と緩衝性と生産性に優れた成形体
を提供できる。
れる。 重量物用にも適用可能な成形体が得られる。 2回目以上の落下衝撃に対しても優れた緩衝性を示す
成形体が得られる。 また、リブ構造等の構造上の工夫をする必要がないの
で、従来のパルプモールド法の様な複雑な金型が必要で
なく、その為に金型の設計と製造の時間が大幅に短縮で
き、金型が安価に製造できる。 安価な金型で製造出来るので、多くの金型を準備する
ことで生産性を上げることができ、また少ロット多品種
品に対しても比較的低い製造コストに抑えることが可能
となる。上記のように、本発明によれば、生分解性であ
るとともに、低密度性と緩衝性と生産性に優れた成形体
を提供できる。
【図1】 本発明の成形体製造に用いられる成形容器を
示し、成形容器にスラリー中の固形分を堆積させた状態
の断面図である。
示し、成形容器にスラリー中の固形分を堆積させた状態
の断面図である。
【図2】 図1の成形容器の開放面上に堆積した不要部
分をカットする状態を示す断面図である。
分をカットする状態を示す断面図である。
【図3】 図2の湿潤状態の堆積物を乾燥する状態の断
面図である。
面図である。
【図4】 図3によって得られた最終製品の断面図であ
る。
る。
10 成形型(成形容器) 11 小孔 12 下型 13 吸引室 14 吸引口 15 ガイド 16 繊維スラリー 17 水滴 18 繊維堆積物 19 ウォータージェット 20 プレス機上型 21 小孔 22 熱風口 23 最終成形物
Claims (7)
- 【請求項1】 撥水化処理、耐水化処理、硬化処理から
選ばれる少なくとも一種の処理を施した古紙繊維を含有
するスラリーを脱水・乾燥することにより得られ、密度
が0.02〜0.30g/cm3であることを特徴とす
る低密度体。 - 【請求項2】 該スラリーを形成する組成物のカナダ標
準フリーネス(CSF)が550ml以上である請求項
1に記載の低密度体。 - 【請求項3】 該処理の施された古紙繊維のカナダ標準
フリーネス(CSF)が550ml以上である請求項1
に記載の低密度体。 - 【請求項4】 撥水化処理、耐水化処理、硬化処理から
選ばれる少なくとも一種の処理工程において、撥水化
剤、耐水化剤、硬化剤を古紙または古紙繊維に接触させ
た後に、少なくとも一度は固形分濃度90重量%以上の
乾燥状態におかれた古紙繊維を使用することを特徴とす
る請求項1に記載の低密度体。 - 【請求項5】 該古紙繊維が、カールファクターが0.
4以上のカール状繊維である請求項1に記載の低密度
体。 - 【請求項6】 該スラリーが、カナダ標準フリーネス
(CSF)が550ml以上の粗粉を含有する請求項1
に記載の低密度体。 - 【請求項7】 低密度体が凹凸を有する3次元成形体で
ある請求項1に記載の低密度体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292098A JPH11229289A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 古紙を原料とする低密度体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292098A JPH11229289A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 古紙を原料とする低密度体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229289A true JPH11229289A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12372348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3292098A Pending JPH11229289A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 古紙を原料とする低密度体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11229289A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100435814B1 (ko) * | 2001-07-02 | 2004-06-10 | 김도희 | 폐지를 주원료로 하는 팔레트 및 건축자재 제조장치 및 그 방법 |
| JP2004204397A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Kao Corp | パルプモールド成形体 |
| JP2004528489A (ja) * | 2001-02-26 | 2004-09-16 | アールストロム グラスフィブル オサケ ユキチュア | 三次元モールドを用いて発泡注型する方法および装置 |
| US7815984B2 (en) | 2005-07-12 | 2010-10-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and image forming method using the same |
| JP2011058141A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Toyota Auto Body Co Ltd | 繊維成形体からなるフィルター体の製造方法 |
| CN117228162A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-12-15 | 苏州元脑智能科技有限公司 | 一种以果皮为基材的缓冲包装及制备方法 |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP3292098A patent/JPH11229289A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004528489A (ja) * | 2001-02-26 | 2004-09-16 | アールストロム グラスフィブル オサケ ユキチュア | 三次元モールドを用いて発泡注型する方法および装置 |
| KR100435814B1 (ko) * | 2001-07-02 | 2004-06-10 | 김도희 | 폐지를 주원료로 하는 팔레트 및 건축자재 제조장치 및 그 방법 |
| JP2004204397A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Kao Corp | パルプモールド成形体 |
| US7815984B2 (en) | 2005-07-12 | 2010-10-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and image forming method using the same |
| JP2011058141A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Toyota Auto Body Co Ltd | 繊維成形体からなるフィルター体の製造方法 |
| CN117228162A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-12-15 | 苏州元脑智能科技有限公司 | 一种以果皮为基材的缓冲包装及制备方法 |
| CN117228162B (zh) * | 2023-09-21 | 2025-09-02 | 苏州元脑智能科技有限公司 | 一种以果皮为基材的缓冲包装及制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6133170A (en) | Low density body | |
| Debnath et al. | Molded pulp products for sustainable packaging: Production rate challenges and product opportunities | |
| US11077648B2 (en) | Board with improved compression strength | |
| JP7308851B2 (ja) | 第1のプライを含む製品の製造方法 | |
| CA2995478A1 (en) | A method for producing a film having good barrier properties | |
| JPH10311000A (ja) | パルプモールド及びその製造方法 | |
| JPH10245792A (ja) | 低密度体 | |
| JPH11222794A (ja) | 低密度成形体 | |
| JPH11229289A (ja) | 古紙を原料とする低密度体 | |
| EP3423629B1 (en) | Method of manufacturing 3d shaped articles | |
| JP2000232821A (ja) | 植物育苗・成育用成形培地 | |
| JP2000119999A (ja) | 古紙を原料とする低密度体 | |
| JPH10216435A (ja) | 濾過材 | |
| JP2000027099A (ja) | 凹凸成形体の製造方法 | |
| JP2000129600A (ja) | 成形体の製造方法 | |
| JPH10217415A (ja) | 複合構造体 | |
| JP2000220099A (ja) | 古紙を原料とするボード及びその製造方法 | |
| JP2000120000A (ja) | 古紙を原料とする低密度体 | |
| JP2000178894A (ja) | 麻繊維を原料とする低密度体 | |
| JP2000211672A (ja) | 紙箱用シ―ト | |
| JP3623098B2 (ja) | 成形体の製造方法 | |
| JPH11323800A (ja) | 成形体の製造方法 | |
| JPH10219589A (ja) | 断熱材 | |
| JP2000238853A (ja) | 耐水性の保温保冷箱或いは箱用部材 | |
| JPH10219585A (ja) | 耐水性低密度構造体 |