JPH11229336A - 地表面清掃機 - Google Patents

地表面清掃機

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JPH11229336A
JPH11229336A JP5446698A JP5446698A JPH11229336A JP H11229336 A JPH11229336 A JP H11229336A JP 5446698 A JP5446698 A JP 5446698A JP 5446698 A JP5446698 A JP 5446698A JP H11229336 A JPH11229336 A JP H11229336A
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哲 小柳津
Takashi Yasui
隆 安井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハンマーナイフ回転体によって枝条類を破砕し
て回収可能な地表面清掃機において、該ハンマーナイフ
回転体のみでは破砕不能な大きな枝条類の破砕を可能に
して、枝条類が散在している地表面の清掃を可能にす
る。 【解決手段】地表面清掃機に備え付けられているブロワ
ー装置Cの回転円板38の背面側に可動刃39を取付け
ると共に、ブロワーケーシング15における該可動刃3
9と相対向する部分に固定刃42を取付けて、投入ホッ
パー43から投入された大きな枝条類Sを前記可動刃3
9と前記固定刃42とで破砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牽引車により牽引
走行されて、地表面に散在している樹木の枝条、葉等の
枝条類を破砕して、その破砕片を他のゴミ類と一緒にし
て、前記牽引車に搭載されているゴミ収容箱内に吸引回
収する構成の地表面清掃機に関し、更に詳しくは、清掃
機に備え付けのハンマーナイフ回転体では破砕できない
大きな枝条類の破砕を可能にしたり、或いは樹木等の障
害物があって、清掃機が入り込めない部分の清掃を可能
にした地表面清掃機に関する。
【0002】
【従来の技術】芝生面を清掃する芝生面清掃機の一つと
して、機体に一体に装着されたケーシング内に回転ブラ
シが取付けられて、このケーシングの上方にブロワー装
置が装着されて、牽引車によって牽引走行しながら、前
記回転ブラシによって芝生面に散在しているゴミ類、或
いは芝生内に喰い込んでいる枯草類を掻き出して、前記
ブロワー装置により吸引すると共に、前記牽引車に搭載
されている集草箱内に送り込んで、芝生面を清掃する構
成のものがあり、ゴルフ場等の芝生面の清掃に多用され
ている。
【0003】上記構成の芝生面清掃機では、回転ブラシ
により、芝生面に散在しているゴミ類、或いは芝生内に
喰い込んでいる枯草類は掻き出されるが、周辺の樹木か
ら折り取られた枝条、葉等の枝条類が芝生面に散在して
いる様な場合には、この枝条類は、人手によって取り除
く必要があって、前記芝生面清掃機のみでは、清掃の全
てを行えない。
【0004】そこで、本出願人は、従来の芝生面清掃機
において、ハンマー軸に多数のハンマーナイフが取付け
られたハンマーナイフ回転体を回転ブラシと併用して、
その前方に配設し、該ハンマーナイフ回転体により枝条
類を破砕して、他のゴミ類と一緒に吸引可能にした地表
面清掃機を開発して、平成年10年1月21日付で特許
出願を行った。この地表面清掃機によれば、芝生面に限
られず、一般の路面等における使用も可能であって、従
来の清掃機では回収不能であった枝条類を破砕して回収
可能にした点において画期的なものであるが、台風通過
後等において路面等に散在している枝条類には、相当に
大きなものもあって、前記ハンマーナイフ回転体の高速
アッパー回転のみでは破砕できないものもある。また、
上記地表面清掃機が走行できるのは、樹木等の障害物の
ない平坦な部分のみであって、樹木等の清掃機の障害物
がある部分における清掃はできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、ハンマーナイフ回転体によって枝条類を破砕して回
収可能な地表面清掃機において、該ハンマーナイフ回転
体のみでは破砕不能な大きな枝条類の破砕を可能にする
ことであり、その第2の課題は、障害物があって清掃機
が走行できない部分における清掃を可能にすることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
めに本発明の採用した手段は、下面が清掃開口となって
機体に一体に装着された主ケーシング内に配設された回
転ブラシと、ハンマー軸に多数のハンマーナイフが取付
けられて、前記主ケーシング内において前記回転ブラシ
の前方に配設されたハンマーナイフ回転体と、前記主ケ
ーシング内に吸引気流を発生させるために、その上部に
接続して装着されたブロワー装置とを備え、牽引車によ
り牽引走行されながら、前記ハンマーナイフ回転体の高
速アッパー回転により地表面に散在している枝条類を破
砕すると共に、前記回転ブラシの同様の回転により、破
砕ゴミを含むゴミ類を上方に掬い上げて、前記ブロワー
装置の吸引力により、枝条類の破砕片とゴミ類とを一緒
にして、可撓ダクトを介して牽引車のゴミ収容箱内に回
収する構成の地表面清掃機において、前記ブロワー装置
を、回転円板の前面に複数枚のブロワー羽根を取付けた
構成にして、該回転円板の背面側に可動刃を取付け、ブ
ロワーケーシングにおける前記回転円板と相対向する部
分に枝条投入口を設けて、該投入口の周縁に前記可動刃
と対をなす固定刃を取付けたことである。
【0007】ブロワー装置の回転円板の背面に取付けら
れた可動刃は、該ブロワー装置により高速回転して、投
入ホッパーを介して枝条投入口からブロワーケーシング
内に投入された枝条類は、高速回転している前記可動刃
と、ブロワーケーシングに取付けられた固定刃とによっ
て、該ブロワーケーシング内において破砕されて、その
まま送風圧力によって、ハンマーナイフ回転体により破
砕された他の枝条類の破砕片、或いは他のゴミ類と一緒
になって、可撓ダクトを介して牽引車に搭載されたゴミ
収容箱内に送り込まれて回収される。このため、ハンマ
ーナイフ回転体では破砕できない大きな枝条類の破砕が
可能となる。
【0008】また、第2の課題を解決するために本発明
の採用した手段は、下面が清掃開口となって機体に一体
に装着された主ケーシング内に配設された回転ブラシ
と、前記ケーシング内に吸引気流を発生させるために、
その上部に接続して装着されたブロワー装置とを備え、
牽引車により牽引走行されながら、前記回転ブラシの高
速アッパー回転により、ゴミ類を上方に掬い上げて、前
記ブロワー装置の吸引力により、可撓ダクトを介して牽
引車のゴミ収容箱内に回収する構成の地表面清掃機にお
いて、前記主ケーシングにおける前記ブロワー装置との
接続部に設けられた気流切換室と、枝条類、ゴミ類を吸
引するための吸引ホースを連結するために前記気流切換
室に設けられたホース連結筒と、前記ブロワー装置の吸
引気流が前記ホース連結筒と前記主ケーシングの下面の
清掃開口とのいずれか一方に及ぶように、その方向を切
り換えるために前記気流切換室に内装されたダンパー板
とを具備したことである。
【0009】気流切換室に内装されたダンパー板の回動
によって、ブロワー装置の高速回転により発生した吸引
気流が主ケーシングの下面の清掃開口に及ぶのを防止し
て、該吸引気流を該ホース連結筒に連結された吸引ホー
スの側のみに及ぼすことができる。このため、機体を停
止状態にして、吸引ホースの先端部で地表面に散在して
いるゴミ類を吸引すると、該ゴミ類は、前記ブロワー装
置の部分を通ってゴミ収容箱内に送り込まれて回収され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、使用状態における本発明に
係る地表面清掃機Aを斜後方から見た斜視図であり、図
2は、この地表面清掃機Aを斜前方から見た斜視図であ
り、図3は、地表面清掃機Aの側面図であり、図4は、
同じく平面図であり、図5は、ハンマーナイフ回転体H
を主体に示す地表面清掃機Aの正面図であり、図6は、
地表面清掃機Aの清掃作用の説明図であり、図7は、図
6のハンマーナイフ回転体Hの部分の拡大図である。本
発明に係る地表面清掃機Aは、牽引車P(実施例では小
型トラック)により牽引されて走行して、芝生面等の地
表面に散在している枝条類を小片に破砕して、他のゴミ
類と一緒に吸引回収したり、或いは機体1を停止させた
状態において、吸引ホースVを使用して、樹木等の障害
物があって、清掃機が入り込むことのできない部分の清
掃を行うものであって、フレーム状の機体1に、回転ブ
ラシB、ハンマーナイフ回転体H及びブロワー装置Cと
が装着されている。
【0011】図1ないし図4に示されるように、フレー
ム状の機体1の前部両端には、一対の前輪2が該機体1
に対する取付高さが調整可能となって取付けられてい
る。即ち、下端部に前輪2が取付けられている前輪支持
体3のロッド3aが、機体1の前部両端に設けられたガ
イド筒4に挿通されて、連結ピン(図示せず)を介して
ガイド筒4に対して前輪支持体3のロッド3aが連結さ
れており、ガイド筒4に対するロッド3aの連結位置を
調整することにより、機体1に対する前輪2の高さが定
められる。また、機体1の前後方向の中央部からやや後
方の部分の両端部には、一対の後輪5が取付けられてい
る。
【0012】図3及び図4に示されているように、機体
1の後部には、回動軸6が回動可能になって該機体1の
幅方向に沿って支持され、該回動軸6の両端部に前方に
向けて後輪取付アーム7がそれぞれ一体に固着されて、
各後輪取付アーム7に前記後輪5が取付けられている。
機体1の後端部のブラケット8には、調整パイプ9が回
動可能に支持されていて、該調整パイプ9の先端部に
は、引きパイプ11の一部が挿通されて、該引きパイプ
11は、回転ハンドル12により前記調整パイプ9に内
装されたねじロッド(図示せず)を回転させることによ
り、調整パイプ9に対して出入りする構成になってい
る。また、引きパイプ11の先端部は、前記回動軸6に
固着されたブラケット13に連結されている。このた
め、図8に示されるように、回転ハンドル12の回転に
より、調整パイプ9に対して引きパイプ11を出入りさ
せると、回動軸6が回動されて、その両端部に後輪取付
アーム7を介して取付けられている各後輪5が、機体1
に対して昇降して、その高さが調整される構造になって
いる。なお、図8において、二点鎖線で示される状態
は、機体1に対して後輪5が下がった非作業状態を示
し、一点鎖線で示される状態は、機体1に対して後輪5
が上がった作業状態を示す。
【0013】また、図3、図4及び図6に示されるよう
に、機体1には、下面が清掃開口となった主ケーシング
14が取付けられている。この主ケーシング14は、機
体1の上部に大きく突出した形状となっていて、その幅
方向の中央部は、最も高い位置に設けられて、ブロワー
装置Cにより発生された吸引気流が及ぶ方向を切り換え
るための気流切換室20となっている。
【0014】また、図6に示されるように、前記主ケー
シング14内における前記後輪5の直前の部分には、回
転ブラシBが配設されて、そのブラシ軸10の両端部が
機体1の幅方向の両端の側枠材1aから垂設された支持
板(図示せず)に支持され、主ケーシング14内におけ
る回転ブラシBの直前には、ハンマーナイフ回転体Hが
配設されている。回転ブラシBは、ブラシ軸10に多数
のブラシ毛16が軸方向の全長に亘って放射方向に取付
けられ、その高速アッパー回転により芝生面に散在して
いるゴミ類を上方に掬い上げたり、或いは芝生内に喰い
込んでいる枯草類を掻き出して上方に掬い上げたりする
構成である。一方、ハンマーナイフ回転体Hは、図5な
いし図7に示されるように、そのハンマー軸17の両端
部が機体1の前記側枠材1aに垂設された支持板18に
支持されて、該ハンマー軸17に軸方向に沿って所定間
隔をおいて円板状をした多数のナイフ取付板19が固着
され、各ナイフ取付板19にそれぞれ複数のハンマーナ
イフ21が取付けられた構成である。このハンマーナイ
フ21は、その基端部が連結ピン22を介してナイフ取
付板19に回動可能に連結され、ハンマー軸17の高速
アッパー回転による遠心力により放射方向を向くと共
に、樹木の枝条類S(図1及び図6参照)に衝突する
と、図7で2点鎖線で示されるように、ナイフ取付板1
9に対してハンマーナイフ21が回動して、該枝条類S
を衝撃力により破砕する構成である。
【0015】また、ブロワー装置Cは、ブロワーケーシ
ング15内に水平回転軸24を中心に回転するブロワー
羽根25が配設され、該ブロワー羽根25の回転によ
り、前記主ケーシング14内、又は後述のホース連結パ
イプ45に連結された吸引ホースV内のいずれか一方に
吸引気流を生じさせると同時に、ブロワーケーシング1
5の上部に接続されたブロワー側連結パイプ26(図1
及び図2参照)内に送風気流を生じさせる構成である。
前記ブロワー側連結パイプ26は、機体1の前方に向け
てわん曲されている。
【0016】また、図3及び図4に示されるように、機
体1の前枠材1bの中央部には、前方に向けて被牽引ブ
ラケット27が設けられ、該被牽引ブラケット27に牽
引棹28の基端部が連結ピン29を介して連結されて、
該牽引棹28の先端部は、使用状態においてほぼ水平と
なるようにわん曲された連結部28aとなっており、該
牽引棹28は、その先端の連結部28aの部分におい
て、小型トラックから成る牽引車Pの後部に装着された
連結具Dに連結される。この連結具Dは、図9に示され
るように、牽引車Pの荷台30の後板30aに固定具3
1及び固定バー32を介して固定される。そして、前記
牽引棹28の連結部28aに設けられた連結環28bが
連結ピン40を介して前記連結具Dに連結される。連結
具Dに対する牽引棹28の連結状態においては、該牽引
棹28は、上下及び左右に自在に回動し得るため、旋回
時、或いは傾斜地走行時においても、清掃機Aは、支障
なく牽引される。これにより、地表面清掃機Aは、その
機体1が一対の前輪2と一対の後輪5とで支持された状
態で、牽引車Pに牽引されて芝生面等を走行する。ま
た、図1に示されるように、牽引車Pである小型トラッ
クの荷台30には、幌状のゴミ収容箱33が搭載されて
いて、該ゴミ収容箱33の後面には、収容箱側連結パイ
プ34が取付けられていて、該収容箱側連結パイプ34
と、ブロワーケーシング15に連結された前記ブロワー
側連結パイプ26とは、可撓ダクト35を介して連結さ
れている。
【0017】次に、図10ないし図13を参照にして、
上記ブロワー装置Cの構成について更に詳細に説明す
る。前記水平回転軸24は、ブロワーケーシング15の
背面側に固着された軸受ハウジング36に軸受37を介
して支持されていて、その先端部は、ブロワーケーシン
グ15内に入り込んでいる。水平回転軸24におけるブ
ロワーケーシング15内に入り込んでいる部分に回転円
板38が取付けられて、該回転円板38の前面に複数枚
のブロワー羽根25が取付けられている。また、図12
及び図13に示されるように、回転円板38の背面側に
は、該回転円板38の回転中心に対して対称の位置に一
対の可動刃39がほぼ半径方向に沿って取付けられ、ブ
ロワーケーシング15における回転円板38と対向する
部分には、枝条投入口41がほぼ水平に設けられて、該
投入口41の下端縁に前記可動刃39と対をなす固定刃
42がほぼ水平に取付けられている。また、ブロワーケ
ーシング15の背面側には、前記枝条投入口41に枝条
類Sを投入し易くするための投入ホッパー43が設けら
れている。また、回転円板38における可動刃39の直
下の部分には、枝条類Sの破砕片Saを回転円板38の
前面側に放出するための放出孔44が設けられている。
このため、前記ハンマーナイフ回転体Hでは破砕されな
い程の大きな枝条類Sは、前記投入ホッパー43から投
入して、可動刃39と固定刃42との剪断作用により小
片に破砕する。即ち、投入ホッパー43から投入された
枝条類Sが枝条投入口41の部分に達すると、該枝条類
Sは、高速回転している前記可動刃39と、ブロワーケ
ーシング15に固定されている固定刃42との剪断作用
によって小片に破砕され、その破砕片Saは、前記放出
孔44を通って、回転円板38の前面のブロワー羽根2
5が配設されている空間部に放出される。
【0018】また、図6に示されるように、主ケーシン
グ14の上端部の気流切換室20の前面には、吸引ホー
スVを連結するためのホース連結パイプ45が設けられ
ていると共に、前記気流切換室20の内部には、ダンパ
ー板46が回動可能に設けられていて、該ダンパー板4
6により気流切換室20の前面開口20aを閉塞する
と、主ケーシング14内に吸引気流が及び、該ダンパー
板46により気流切換室20の底面開口20bを閉塞す
ると、ホース連結パイプ45に連結された吸引ホースV
の部分に吸引気流が及ぶようになっている。即ち、図1
4及び図15に詳細に図示されているように、ダンパー
板46の下端部は、回動ロッド47に固着されていて、
該回動ロッド47は、主ケーシング14の上端の気流切
換室20の部分に支持されていて、その両端部は、該気
流切換室20の両側に大きく突出していて、各突出端に
は、それぞれL字形の操作ハンドル48が固着されて、
主ケーシング14の気流切換室20に内装された前記ダ
ンパー板46の回動操作を行い易くしてある。なお、図
14及び図15において、49は、ダンパー板46によ
る気流切換室20の前面開口20a又は底面開口20b
のいずれか一方の閉塞状態を保持するための引張スプリ
ングを示す。
【0019】また、機体1の後部には、エンジンEが搭
載され、その動力によって、該機体1に装着されている
前記回転ブラシB、ハンマーナイフ回転体H及びブロワ
ー装置Cが駆動され、この駆動系統について簡単に説明
する。図16及び図17において、エンジンEの駆動軸
51は、機体1の幅方向に沿っていて、該駆動軸51に
2つのプーリー52,53が取付けられ、ブロワー装置
Cの背面側に設置されたベベルギアー装置54の一方の
ベベルギアー55のギアー軸55aにプーリー56が取
付けられ、該プーリー56と前記プーリー52との間に
ベルト57が掛装されて、ベベルギアー装置54の他方
のベベルギアー58のギアー軸58aが、ブロワー装置
Cの水平回転軸24となっていて、該水平回転軸24に
前記回転円板38が取付けられ、エンジンEの動力が上
記伝達経路を経て、前記ベベルギアー58に伝達され
て、前記回転円板38の前面に取付けられたブロワー羽
根25が高速回転する。
【0020】また、機体1には、中間軸59がその幅方
向に設けられて、該中間軸59の一端に取付けられたプ
ーリー61と、前記駆動軸51に取付けられた他方のプ
ーリー53との間にベルト62が掛装されている。ま
た、中間軸59の他端には、2つのプーリー63,64
がそれぞれ取付けられ、回転ブラシBのブラシ軸10に
取付けられたプーリー65と、前記プーリー63との間
にベルト66が掛装されていると共に、ハンマーナイフ
回転体Hのハンマー軸17に取付けられたプーリー67
と、前記プーリー64との間にベルト68が掛装され、
エンジンEの動力が中間軸59を介して回転ブラシB及
びハンマーナイフ回転体Hに伝達されて、これらが高速
アッパー回転する。
【0021】また、エンジンEの動力をベベルギアー装
置54及び中間軸59に伝達するための各ベルト57,
62は、それぞれ第1及び第2の各テンションローラ6
9,71によってテンションが加えられて、動力伝達可
能になっていて、第1及び第2の各テンションローラ6
9,71は、第1及び第2の各クラッチ72,73によ
り移動させられて、動力の伝達、及びその遮断が行われ
る構成になっている。図18ないし図22を参照にし
て、第1及び第2の各クラッチ72,73によって、動
力の伝達、及びその遮断が行われる機構について簡単に
説明する。第1及び第2の各クラッチ72,73は、軸
心が同一で、互いに分離されて独立回動可能な第1及び
第2の各操作軸74a,74bに一体に取付けられてい
る。第1テンションローラ軸75と中間軸76とは、前
記第1及び第2の各操作軸74a,74bと同一構造に
なっていて、軸心が同一で、互いに分離されて独立回動
可能になっていて、第1操作軸74aと第1テンション
ローラ軸75とは、リンク77を介して連結されている
と共に、第2操作軸74bと中間軸76とは、リンク7
8を介して連結されている。また、中間軸76と第2テ
ンションローラ軸79とは、リンク81を介して連結さ
れている。第1及び第2の各テンションローラ軸75,
79に、それぞれ第1及び第2の各テンションローラ6
9,71が取付けられている。
【0022】よって、第1及び第2の各クラッチ72,
73がいずれも「OFF」の場合には、図19に示され
るように、第1及び第2の各テンションローラ69,7
1は、いずれもベルト57,62から離れていて、エン
ジンEの動力は、ブロワー装置C及び回転ブラシBのい
ずれの側にも伝達されない。また、第1クラッチ72の
みを「ON」にした場合には、図20に示されるよう
に、第1テンションローラ69によりベルト57のみに
張力が与えられて、エンジンEの動力は、ベルト57を
介してブロワー装置Cの水平回転軸24にのみ伝達され
る。更に、第1及び第2の各クラッチ72,73の双方
を「ON」にした場合には、図21に示されるように、
エンジンEの動力は、ベルト57を介してブロワー装置
Cの水平回転軸24に伝達されると同時に、ベルト62
を介して回転ブラシB及びハンマーナイフ回転体Hの双
方に伝達される。
【0023】引き続いて、上記清掃機Aを使用して、樹
木の枝条類Sが散在している芝生面Lを清掃する作用に
ついて説明する。まず、上記した各方法によって、前輪
2と後輪5とのそれぞれの機体1に対する高さ調整を行
って、回転ブラシB及びハンマーナイフ回転体Hの芝生
面Lからの最適な位置を選択する。この場合において、
ハンマーナイフ回転体Hは、芝生面Lに散在している枝
条類Sを破砕する機能を有し、回転ブラシBは、芝生面
Lの上に散在しているゴミ類、或いは芝生内に喰い込ん
でいる枯草類Uを上方に掬い上げる機能を有するため
に、図6に示されるように、回転ブラシBは、そのブラ
シ毛16が芝生内に入り込むようにする必要があり、ハ
ンマーナイフ回転体Hは、そのハンマーナイフ21の先
端部が芝生の表層に接触する程度にする必要がある。こ
のため、ハンマーナイフ回転体Hの最下部は、回転ブラ
シBのそれよりも僅かに高くなる。
【0024】そして、芝生面Lに散在している枝条類S
を破砕しながら清掃する場合には、図6に示されるよう
に、ダンパー板46を起立させて、気流切換室20の前
面開口20aを閉塞して、その底面開口20bを開口さ
せておく。また、第1及び第2の各クラッチ72,73
をいずれも「ON」にして、エンジンEの動力をブロワ
ー装置Cに伝達させて、そのブロワー羽根25を高速回
転させて、主ケーシング14内に吸引気流を生じさせる
と同時に、ブロワー側連結パイプ26の側に送風気流を
生じさせると共に、その動力を回転ブラシB及びハンマ
ーナイフ回転体Hに伝達させて、これらを高速アッパー
回転させる。ここで、ハンマーナイフ回転体Hは、31
00rpm 程度で回転して、その外周部の周速度は、50
m/sec 程度が好ましい。一方、回転ブラシBは、800
rpm 程度で回転して、その外周部の周速度は、13m/se
c 程度であることが好ましい。
【0025】そして、図1及び図6に示されるように、
牽引車Pにより清掃機Aを低速度で牽引走行させると、
芝生面Lに散在している枝条類Sは、高速アッパー回転
しているハンマーナイフ回転体Hの多数のハンマーナイ
フ21が衝撃的に衝突することにより、小片に破砕され
て、上方に持ち上げられる。このハンマーナイフ回転体
Hと回転ブラシBとは、いずれも吸引気流が及んでいる
主ケーシング14内に配設されているために、ハンマー
ナイフ21により破砕された枝条類Sの破砕片Saは、
前記吸引気流により主ケーシング14の上方に吸引され
て、気流切換室20及びブロワー装置Cの部分を通過し
た後に、送風気流によって、ブロワー側連結パイプ26
の側に送り込まれる。
【0026】一方、芝生面Lに散在している一般ゴミ類
T、或いは芝生内に喰い込んでいる枯草類Uは、更に
は、ハンマーナイフ回転体Hの前記破砕作用により生じ
た破砕ゴミ等は、回転ブラシBの高速アッパー回転によ
って上方に掬い上げられて、主ケーンシグ14内に及ん
でいる吸引気流により上方に吸引されて、気流切換室2
0及びブロワー装置Cの部分を通過した後に、送風気流
によって、ブロワー側連結パイプ26の側に送り込まれ
る。この回転ブラシBによる芝生面Lの清掃作用と、ハ
ンマーナイフ回転体Hによる枝条類Sの破砕作用とは、
同時に行われるために、枝条類Sの破砕片Saと、他の
ゴミ類とは、一緒になって主ケーシング14の上方に吸
引される。そして、ブロワー装置Cの送風気流によっ
て、該ブロワー装置Cの部分を通過した枝条類Sの破砕
片Sa及び他のゴミ類は、可撓ダクト35を通って、牽
引車Pの荷台30に搭載されたゴミ収容箱33内に送り
込まれて、収容される。
【0027】上記ハンマーナイフ回転体Hの高速アッパ
ー回転によって、大部分の枝条類Sは、破砕されて破砕
片Saとなって、吸引回収されるが、特に大きな枝条類
Sの場合には、ハンマーナイフ回転体Hの回転のみでは
破砕されない場合がある。この場合には、図1に示され
るように、作業者Mが大きな枝条類Sを芝生面Lから拾
い上げて、ブロワーケーシング15の背面側に固着され
た投入ホッパー43に投入すると、枝条投入口41の部
分に達した枝条類Sは、高速回転している可動刃39
と、ブロワーケーシング15に固定されている固定刃4
2との剪断作用によって細かく破砕されて、回転円板3
8における可動刃39の直下に設けられた放出孔44を
通って、回転円板38の前面側の空間部に放出される。
このようにして、回転円板38の前面の空間部に放出さ
れた枝条類Sの破砕片Saは、多数枚のブロワー羽根2
5の送風作用によって、ハンマーナイフ回転体Hにより
破砕された他の破砕片Sa及び他のゴミ類と一緒になっ
て、ブロワー側連結パイプ26の側に送り込まれて、牽
引車Pに搭載されたゴミ収容箱33内に収容される。
【0028】また、大きな樹木が生えている等して、清
掃機が走行できない部分の清掃を行う場合には、図22
及び図23に示されるように、機体1を停止させて、第
1クラッチ72のみを「ON」にして、エンジンEの動
力をブロワー装置Cの側のみに伝達させて、該ブロワー
装置Cのみを作動させる。また、ダンパー板46を倒し
て、気流切換室20の底面開口20bを閉塞して、その
前面開口20aを開放させて、該ホース連結パイプ45
に吸引ホースVの一端部を連結させる。これにより、ブ
ロワー装置Cの吸引力は、吸引ホースVの側のみに及ん
で、主ケーシング14の側には、及ばない。そして、図
22に示されるように、作業者Mが吸引ホースVの先端
部を持って、該ホースVの先端開口を地表面に当てがう
と、当該部分に及んでいる吸引気流によって、地表面の
一般ゴミ類TがホースV内に吸引される。ホースVに吸
引されたゴミ類Tは、ブロワー装置Cの部分まで吸引さ
れ、その後は、該ブロワー装置Cによる送風気流によっ
て、可撓ダクト35の部分を通って、牽引車Pに搭載さ
れたゴミ収容箱33内に収容される。
【0029】なお、地表面清掃機Aの非作業時には、図
9で二点鎖線で示されるように、回転ハンドル12の操
作によって、機体1に対する後輪5の高さを低くして、
回転ブラシBが地表面に接触しない状態で路面等を走行
させる。
【0030】また、上記実施例は、ハンマーナイフ回転
体Hを備えた地表面清掃機に吸引ホースVを連結して、
該清掃機が走行できない部分の清掃を可能にした例であ
るが、この吸引ホースVを使用する場合には、回転ブラ
シのみを備えていて、ハンマーナイフ回転体Hを備えて
いない清掃機に吸引ホースVを連結して、清掃機が走行
できない部分の清掃を行うことも可能である。また、上
記実施例では、周辺の樹木の枝条類Sが折り取られて散
在している芝生面Lの清掃について説明したが、例え
ば、台風後において、路面に飛散している枝条類を破砕
して、この路面の清掃を行う場合においても、利用可能
であって、その用途は、地表面清掃機Aが走行可能であ
る限り、如何なる地表面の清掃もできる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明に係る地表面清掃機によ
れば、備え付けのハンマーナイフ回転体では破砕できな
い大きな枝条類は、ブロワーケーシングの背面に装着さ
れた投入ホッパーから投入して、ブロワー装置の回転円
板の背面側に取付けられて高速回転する回転刃と、ブロ
ワーケーシングの背面側に前記回転刃と相対向して固定
された固定刃とによる剪断作用により、小片に破砕され
て、ハンマーナイフ回転体により破砕された他の枝条類
の破砕片、或いは回転ブラシにより掬い上げられた一般
ゴミ類と一緒になって、ブロワー装置の送風作用によっ
て、可撓ダクトを介して牽引車に搭載されたゴミ収容箱
に送り込まれて回収される。このため、枝条が散在して
いる地表面の清掃を確実に行える。
【0032】請求項2の発明に係る地表面清掃機によれ
ば、気流切換室に内装されたダンパー板の回動によっ
て、ブロワー装置の吸引力を、気流切換室に連結された
吸引ホースに及ぼして、該吸引ホースの先端開口におい
て地表面に散在しているゴミ類を吸引回収できる。この
ため、樹木等の障害物があって、清掃機が走行できない
部分の清掃を確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態における本発明に係る地表面清掃機A
を斜後方から見た斜視図である。
【図2】地表面清掃機Aを斜前方から見た斜視図であ
る。
【図3】地表面清掃機Aの側面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】ハンマーナイフ回転体Hを主体に示す地表面清
掃機Aの正面図である。
【図6】清掃作用を示す地表面清掃機Aの断面図であ
る。
【図7】図6のハンマーナイフ回転体Hの部分の拡大図
である。
【図8】機体1に対して後輪5が昇降する作用を示す図
である。
【図9】地表面清掃機Aの牽引棹28の先端部を牽引車
Pに連結している部分の拡大斜視図である。
【図10】ブロワー装置Cの側面断面図である。
【図11】同じく正面図である。
【図12】同じく概略背面図である。
【図13】図12のX−X線拡大断面図である。
【図14】主ケーシング14の上端部の気流切換室20
の部分の拡大正面図である。
【図15】同じく拡大側面図である。
【図16】正面視における動力伝達系統図である。
【図17】側面視における動力伝達系統図である。
【図18】第1及び第2の各クラッチ72,73によっ
てエンジンEの動力が分岐される構造を示す模式的平面
図である。
【図19】第1及び第2の各クラッチ72,73がいず
れも「OFF」の状態の側面図である。
【図20】第1のクラッチ72のみが「ON」で、ブロ
ワー装置Cのみに動力が伝達されている状態の側面図で
ある。
【図21】第1及び第2の各クラッチ72,73がいず
れも「ON」で、ブロワー装置C、回転ブラシB及びハ
ンマーナイフ回転体Hのいずれにも動力が伝達されてい
る状態の側面図である。
【図22】機体1が停止して、吸引ホースVにより樹木
の間のゴミ類を吸引回収している状態を示す全体斜視図
である。
【図23】同様の状態を示す清掃機Aの断面図である。
【符号の説明】
A:地表面清掃機 B:回転ブラシ C:ブロワー装置 H:ハンマーナイフ回転体 P:牽引車 S:枝条類 Sa:枝条類の破砕片 T:一般ゴミ類 U:枯草類 V:吸引ホース 1:機体 14:主ケーシング 15:ブロワーケーシング 17:ハンマー軸 20:気流切換室 20a:前面開口 20b:底面開口 25:ブロワー羽根 33:ゴミ収容箱 35:可撓ダクト 38:回転円板 39:可動刃 41:枝条投入口 42:固定刃 43:投入ホッパー 45:ホース連結パイプ 46:ダンパー板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が清掃開口となって機体に一体に装
    着された主ケーシング内に配設された回転ブラシと、ハ
    ンマー軸に多数のハンマーナイフが取付けられて、前記
    主ケーシング内において前記回転ブラシの前方に配設さ
    れたハンマーナイフ回転体と、前記主ケーシング内に吸
    引気流を発生させるために、その上部に接続して装着さ
    れたブロワー装置とを備え、 牽引車により牽引走行されながら、前記ハンマーナイフ
    回転体の高速アッパー回転により地表面に散在している
    枝条類を破砕すると共に、前記回転ブラシの同様の回転
    により、破砕ゴミを含むゴミ類を上方に掬い上げて、前
    記ブロワー装置の吸引力により、枝条類の破砕片とゴミ
    類とを一緒にして、可撓ダクトを介して牽引車のゴミ収
    容箱内に回収する構成の地表面清掃機であって、 前記ブロワー装置は、回転円板の前面に複数枚のブロワ
    ー羽根が取付けられた構成であって、該回転円板の背面
    側に可動刃が取付けられ、ブロワーケーシングにおける
    前記回転円板と相対向する部分に枝条投入口が設けられ
    て、該投入口の周縁に前記可動刃と対をなす固定刃が取
    付けられ、 ブロワー装置によって高速回転する前記可動刃と前記固
    定刃とによって、投入ホッパーを介して前記枝条投入口
    からブロワーケーシング内に投入された枝条類を破砕す
    るように構成したことを特徴とする地表面清掃機。
  2. 【請求項2】 下面が清掃開口となって機体に一体に装
    着された主ケーシング内に配設された回転ブラシと、前
    記ケーシング内に吸引気流を発生させるために、その上
    部に接続して装着されたブロワー装置とを備え、 牽引車により牽引走行されながら、前記回転ブラシの高
    速アッパー回転により、ゴミ類を上方に掬い上げて、前
    記ブロワー装置の吸引力により、可撓ダクトを介して牽
    引車のゴミ収容箱内に回収する構成の地表面清掃機であ
    って、 前記主ケーシングにおける前記ブロワー装置との接続部
    に設けられた気流切換室と、枝条類、ゴミ類を吸引する
    ための吸引ホースを連結するために前記気流切換室に設
    けられたホース連結筒と、前記ブロワー装置の吸引気流
    が前記ホース連結筒と前記主ケーシングの下面の清掃開
    口とのいずれか一方に及ぶように、その方向を切り換え
    るために前記気流切換室に内装されたダンパー板とを備
    え、 機体を停止状態にして、前記ダンパー板により前記吸引
    気流を吸引ホースの側のみに及ぼして、該吸引ホースの
    先端部で吸引したゴミ類を前記ゴミ収容箱内に回収可能
    にしたことを特徴とする地表面清掃機。
  3. 【請求項3】 主ケーシング内において前記回転ブラシ
    の前方に配設されたハンマーナイフ回転体を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の地表面清掃機。
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