JPH11229653A - 駐車場の搬送台車 - Google Patents

駐車場の搬送台車

Info

Publication number
JPH11229653A
JPH11229653A JP10034865A JP3486598A JPH11229653A JP H11229653 A JPH11229653 A JP H11229653A JP 10034865 A JP10034865 A JP 10034865A JP 3486598 A JP3486598 A JP 3486598A JP H11229653 A JPH11229653 A JP H11229653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
frame
vehicle
slat
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10034865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2937991B1 (ja
Inventor
Masahiro Yanai
雅博 柳井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Car Corp
Original Assignee
Tokyu Car Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Car Corp filed Critical Tokyu Car Corp
Priority to JP10034865A priority Critical patent/JP2937991B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2937991B1 publication Critical patent/JP2937991B1/ja
Publication of JPH11229653A publication Critical patent/JPH11229653A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、走行時の振動を低減可能な搬送台
車の提供を目的とする。 【解決手段】 運搬物60を搭載し、車輪5を介して搬
送路55を走行する搬送台車1は、運搬物60を載せる
搭載部20、40を支持するフレーム2と、車輪5の車
軸9を支持する軸受け部6と、フレーム2に一端が固定
され、軸受け部6に他端が固定された弾性部材10とを
備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送台車に関し、特
に立体駐車場等に適用される搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
実開平6−40284号公報によって開示されたものが
知られており、同公報には、立体駐車場に適用される自
動車用搬送台車が記載されている。この搬送台車は、搬
送路に設けられたガイドレール上を転動する複数の車輪
を備え、入出庫口から駐車区画までの間を自動車を搭載
して移動する。自動車の前輪は、搬送台車に備えられた
前輪用横送りコンベヤによって支持され、自動車の後輪
は、後輪用横送りコンベヤによって支持される。これら
のコンベヤは、いずれもモータによって搬送台車の走行
方向に対して直行する方向(搬送台車の左右)に駆動さ
れるローラコンベヤである。
【0003】搬送台車と入出庫口又は各駐車区画との間
で自動車を受け渡す場合には、モータを正転又は逆転さ
せて両コンベヤを同時に作動させる。また、前輪用横送
りコンベヤ上には、自動車の前輪をロックする前輪ロッ
ク手段が設けられている。この前輪ロック手段は、断面
楔型に形成された2個の車輪挟持体を前輪の前後からそ
れぞれ独立してスライド駆動させ、両車輪挟持体によっ
て自動車の前輪を挟み込むものである。これにより、自
動車を搭載した搬送台車が入出庫口から駐車区画までの
間を移動した場合に、搬送台車上で自動車がその前後方
向へ移動することを規制できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
搬送台車は、上述したように構成されているため、次の
ような課題をもっていた。すなわち、搬送台車は、車輪
を介して搬送路を走行するものであることから、車輪の
転動に起因して振動が生じたり、車輪がガイドレールの
継ぎ目を乗り越えることにより振動が生じたりしてしま
うが、搬送台車には、振動を防止するための対策は何ら
講じられてはいない場合が多く、また何らかの対策が講
じられていたとしても、その効果は不十分であった。従
って、このようにして発生した振動が、運搬物や、搬送
台車が備えられている建屋に伝わってしまう。この振動
の問題を解消することは、特に、立体駐車場に適用され
る搬送台車のように、重量物を搭載して高速で移動する
搬送台車において重要である。
【0005】そこで、本発明は、走行時の振動を低減可
能な搬送台車の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る搬送台車は、運搬物を搭載し、車輪を介して搬送路
を走行する搬送台車において、運搬物を載せる搭載部を
支持するフレームと、車輪の車軸を支持する軸受け部
と、フレームに一端が固定され、軸受け部に他端が固定
された弾性部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】この搬送台車では、運搬物の荷重を受ける
フレームと車軸を支持する軸受け部とが弾性部材を介し
て結合されている。これにより、車輪の転動に起因して
生じる振動や、車輪がガイドレールの継ぎ目を乗り越え
る際に発生する振動は、サスペンションとして機能する
弾性部材によって吸収される。従って、搬送台車の走行
時に発生する振動が低減されるので、結果的に、運搬物
や搬送台車が備えられている建屋に伝わる振動を減少さ
せることができる。この搬送台車は、例えば、レストラ
ンやコンサートホール等を集合させた複合商業施設やマ
ンション等の、振動が問題となる建屋に適用すると有効
である。すなわち、搬送台車自体に振動を低減させるた
めの手段が設けられているので、建屋側に、いわゆる浮
き床構造等の振動防止対策を講じる必要がなくなり、建
造コストを低減することができる。
【0008】この場合、弾性部材は、フレームに上端が
固定され、軸受け部に下端が固定されていると好まし
い。このような構成のもとでは、フレームに支持される
搭載部やその他周辺機器の重量や運搬物の重量が、すべ
てばね上重量として作用することになるため、振動を極
めて効果的に抑制することができる。
【0009】また、弾性部材としてエアスプリングを用
いると好ましい。このような構成を採用すれば、サスペ
ンションとして機能する弾性部材の制御が容易になる。
また、弾性部材としてコイルスプリングを用いれば、振
動を防止するための機構を簡易かつ安価なものとして形
成することができる。
【0010】また、軸受け部には、フレーム高さを決定
する車高調整機構を設けると好ましい。この車高調整機
構としては、弾性部材の付勢力に抗してフレームを上昇
させてフレーム高さを決定する機構や、弾性部材の付勢
力に抗してフレームを下降させてフレーム高さを決定す
る機構を用いるとよい。これにより、搬送台車に運搬物
を搭載したり、搬送台車から運搬物を降ろしたりするこ
とが容易になる。例えば、この搬送台車を立体駐車場に
適用した場合には、搬送台車と入出庫口又は駐車区画と
の間で自動車を受け渡しすることが必要となるが、この
ような構成を採用すれば、フレームの高さを調整して、
搬送台車と入出庫口又は駐車区画との高さを一致させる
ことが容易になる。
【0011】また、弾性部材としてエアスプリングを用
いた場合には、エアスプリングを収縮させた際に、フレ
ームの底部と当接し、フレーム高さを決定する車高調整
ストッパを軸受け部に設けると好ましい。このような構
成のもとでは、エアスプリングを収縮させてフレームを
下降させるだけでフレームを高さ方向において位置決め
することができる。また、車高調整機構を極めて簡易に
形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による搬
送台車の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明による搬送台車が適用され
る立体駐車場の一例を示す平面図である。同図に示す立
体駐車場50の入出庫フロアには、自動車60(図9参
照)が出入りする入出庫口51が設けられている。入出
庫口51の側方には、エレベータ52が配されており、
入出庫口51に進入した自動車60は、このエレベータ
52に移送される。入出庫口51及びエレベータ52に
は、自動車60の前輪61及び後輪62を支持するスラ
ットコンベヤ、ローラコンベヤ等からなるコンベヤ51
a及び52aが2列ずつ並設されている。入出庫口51
とエレベータ52との間における自動車60の受け渡し
は、これらのコンベヤ51a及び52aを作動して行
う。また、自動車60は、エレベータ52によって入出
庫口と各駐車フロアとの間を搬送される。
【0014】各駐車フロアには、自動車60を収容する
駐車区画53が複数設けられていると共に、自動車60
を所定の駐車区画53に搬送する搬送台車1が備えられ
ている。この立体駐車場50の各駐車フロアには、駐車
区画53を並設させた駐車区画列54が2列ずつ平行に
設けられている。自動車60は、互いに前後に連続する
状態で各駐車区画53に収容される。また、各駐車区画
53には、2列のコンベヤ53aが並設されており、搬
送台車1と各駐車区画53との間で自動車60の受け渡
しする際には、これらのコンベヤ53aを作動させる。
平行に設けられた2列の駐車区画列54の間には、搬送
台車1の走行路となる搬送路55が形成されている。搬
送路55には、2本のガイドレール56が平行に敷設さ
れており、搬送台車1は、運搬物としての自動車60を
搭載した状態でガイドレール56に沿って各駐車区画5
3の並設方向(第1の方向)に移動することができる。
【0015】図1に示すように、搬送台車1には、その
走行方向と直行する方向(第2の方向)に駆動されるス
ラットコンベヤ20と、ローラコンベヤ40とが装備さ
れている。スラットコンベヤ20及びローラコンベヤ4
0のコンベヤ面は、同一平面上にあり、自動車60は、
前輪61がスラットコンベヤ20に支持され、後輪62
がローラコンベヤ40に支持された状態で搬送台車1上
に搭載される。すなわち、スラットコンベヤ20及びロ
ーラコンベヤ40は、運搬物としての自動車60を載せ
る搭載部として機能する。搬送台車1とエレベータ52
又は各駐車区画53との間で自動車60を受け渡しする
際には、エレベータ52のコンベヤ52aや駐車区画5
3のコンベヤ53aを作動させると共に、スラットコン
ベヤ20及びローラコンベヤ40を作動させる。これに
より、搬送台車1は、運搬物としての自動車60を、左
右に配された各駐車区画53やエレベータ52に移送す
ることができる。
【0016】スラットコンベヤ20及びローラコンベヤ
40は、図2に示すように、搬送台車1のフレーム2に
固定されている。フレーム2は、同図に示すように、同
一平面上で互いに平行に延在する2本の縦フレーム部材
3と、各縦フレーム部材3の前端部及び後端部に固定さ
れた2本の横フレーム部材4と、図示しない補強フレー
ムとからなり、長方形状の枠として構成されている。縦
フレーム部材3及び横フレーム部材4は、長尺の角パイ
プからつくり出されている。また、各縦フレーム部材3
には、車輪5を支持する軸受け部6が前後に1個ずつ配
されている。従って、軸受け部6はフレーム2の4隅に
配される。
【0017】図3に示すように、車輪5は、金属製のホ
イール5aと、このホイール5の周囲に装着されたウレ
タンタイヤ5bとからなる。ウレタンタイヤ5bを設け
ることにより、発生した振動が立体駐車場の建屋等に伝
わることが緩和される。搬送台車1の後部に配設される
車輪5は、左右の縦フレーム部材3の間に渡されたベー
スプレート上に設置された走行駆動部16によって駆動
される。これにより、搬送台車1は、搭載部としてのス
ラットコンベヤ20及びローラコンベヤ40上に自動車
60を搭載し、4個の車輪5を介して、立体駐車場50
の搬送路55に敷設されたガイドレール56上を走行す
ることができる。
【0018】軸受け部6は、図3に示すように、断面コ
の字形状を有する軸受けフレーム7を含む。軸受けフレ
ーム7は、開口部が上方を向いた状態で配される。軸受
けフレーム7の上部には、ベアリング8を介して車軸9
が回転自在に支持されている。車輪5は、この車軸9の
端部に固定されている。軸受けフレーム7の側壁内面、
底壁内面、及びベアリング8(車軸9)とによって仕切
られる空間には、縦フレーム部材3が挿通される。縦フ
レーム部材3の両端側では、所定領域にわたって底壁が
除去されており、図3に示すように、この底壁を除去し
た部分が軸受けフレーム7内に配される。
【0019】縦フレーム部材3は、弾性部材としてのエ
アスプリング10を介して各軸受け部6の軸受けフレー
ム7と結合されている。このエアスプリング10は、3
段ベローズ型のエアスプリングである。エアスプリング
10は、縦フレーム部材3の底壁が除去された部分か
ら、縦フレーム部材3の内部に挿入される。エアスプリ
ング10の上端部は、縦フレーム部材3の上壁内面に固
定される。また、エアスプリング10の下端部は、台座
11を介して軸受けフレーム7の底壁内面に固定されて
いる。エアスプリング10は、エア制御弁等を介して予
圧チャンバ13に接続されている。図2に示すように、
予圧チャンバ13は、前後の軸受け部6の間で縦フレー
ム部材3の内部に収容されている。また、エアの供給を
行うエアコンプレッサ等の関連機器(図示せず)は、左
右の縦フレーム部材3の間に渡したベースプレート上に
固定されている。更に、エアスプリング10には、図示
しないエア放出弁が取り付けられている。
【0020】搬送台車1の走行時には、予圧チャンバ1
3からエアを供給してエアスプリング10を伸長させ
る。この際、縦フレーム部材3は、図3に示すように、
軸受けフレーム7の底壁内面から浮かび上がった状態と
なる。この場合、フレームに支持されるスラットコンベ
ヤ20及びその他周辺機器の重量や自動車60の重量等
が、すべてばね上重量としてエアシリンダ10に作用す
ることになるため、搬送台車1の走行に起因して生じる
振動を極めて効果的に抑制することができる。なお、エ
アスプリング10のストロークは、30mm程度確保さ
れていれば十分である。
【0021】一方、エア放出弁を開放してエアシリンダ
10を完全に収縮させた場合、縦フレーム部材3は下降
し、その底面は、図4に示すように、台座11の肩部に
形成された車高調整ストッパ12の上面と当接する。こ
の車高調整ストッパ12は、台座11の肩部を一段低く
形成したものであり、極めて簡易に形成することができ
る。車高調整ストッパ12の上面と、軸受けフレーム7
の底壁内面との間の高さは、縦フレーム部材3が完全に
下降した際に、スラットコンベヤ20及びローラコンベ
ヤ40のコンベヤ面の高さと、エレベータ52及び駐車
区画53のコンベヤ面の高さとが一致するように定めら
れている。
【0022】この結果、エアスプリング10を収縮させ
ると、フレーム2が高さ方向において位置決めされ、同
時に、フレーム2に固定されたスラットコンベヤ20及
びローラコンベヤ40も高さ方向において位置決めされ
る。従って、搬送台車1とエレベータ52又は駐車区画
53との間で自動車60を受け渡しする場合に、スラッ
トコンベヤ20及びローラコンベヤ40のコンベヤ面の
高さと、エレベータ52及び駐車区画53のコンベヤ面
の高さとを容易かつ確実に一致させることできる。な
お、車高調整ストッパ12として、軸受けフレーム7を
利用してもよい。この場合は、エアスプリング10を収
縮させ、縦フレーム部材3の底面と軸受けフレーム7の
底壁内面とを当接させた際に、スラットコンベヤ20及
びローラコンベヤ40のコンベヤ面の高さと、エレベー
タ52及び駐車区画53のコンベヤ面の高さとが一致す
るように、エアシリンダ10等を配置すればよい。
【0023】このように、搬送台車1では、運搬物等の
荷重を受けるフレーム2と車軸9を支持する軸受け部6
とが弾性部材としてのエアスプリング10を介して結合
されている。従って、車輪5の転動に起因して生じる振
動や、車輪5がガイドレール56の継ぎ目を乗り越える
際に発生する振動は、サスペンションとして機能するエ
アスプリング10によって吸収される。従って、搬送台
車1の走行時に発生する振動が低減されるので、結果的
に、運搬物たる自動車60や搬送台車1が備えられてい
る立体駐車場50の建屋に伝わる振動を減少させること
ができる。また、サスペンションとして機能する弾性部
材として、エアスプリング10を用いているので、その
制御は容易である。
【0024】ここで、弾性部材としては、図5に示すよ
うに、コイルスプリング14を用いてもよい。これによ
り、振動を防止するための機構を簡易かつ安価なものと
して形成することができる。この場合、同図に示すよう
に、コイルスプリング14の内側に、フレーム高さを決
定する車高調整機構として、エアシリンダ15を設ける
とよい。この場合は、エアシリンダ15によって、縦フ
レーム部材3を弾性部材の付勢力に抗して上昇させるこ
とによってフレーム高さを決定してもよく、また、エア
シリンダ15によって、縦フレーム部材3を弾性部材の
付勢力に抗して下降させることによってフレーム高さを
決定してもよい。
【0025】このような構成のもとでも、搬送台車1と
エレベータ52又は駐車区画53との間で自動車60を
受け渡しする場合に、搬送台車1の高さと、エレベータ
52又は駐車区画53との高さを一致させることが容易
になる。なお、エアシリンダ15の代わりに、油圧シリ
ンダや、モータによって駆動される装置を用いてもよ
い。また、弾性部材としてエアスプリング10を用いた
場合であっても、このようなエアシリンダ、油圧シリン
ダ等を用いた車高調整機構を軸受け部6に設け、縦フレ
ーム部材3を弾性部材の付勢力に抗して上昇させること
によってフレーム高さを決定したり、縦フレーム部材3
を弾性部材の付勢力に抗して下降させることによってフ
レーム高さを決定したりしてもよい。
【0026】次に、搬送台車1に装備された本発明によ
るスラットコンベヤ20について説明する。
【0027】スラットコンベヤ20は、図6に示すよう
に、スプロケット23によって循環駆動されるエンドレ
スチェーン24と、このエンドレスチェーン24に連続
的に取り付けられた複数のスラット部材30、31とを
備える。スプロケット23は、チャンネル部材からなる
互いに対向し合うコンベヤフレーム21、22に支持さ
れた駆動軸及び従動軸(何れも図示せず)に取り付けら
れている。エンドレスチェーン24は、コンベヤフレー
ム21、22の内側に固定されているチェーンガイド2
1a、22a(図8参照)に案内されており、駆動軸に
取り付けられたスプロケット23をモータ、減速機構等
からなるコンベヤ駆動部29によって回転させることに
より循環駆動される。なお、コンベヤ駆動部29は、ス
ラットコンベヤ20とローラコンベヤ40の間に設けら
れているベースプレート上に固定されている。
【0028】エンドレスチェーン24は、図7に示すよ
うに、ローラリンク25とピンリンク26とを交互かつ
連続的に繋ぎあわせたローラチェーンである。同図に示
すように、ローラリンク25及びピンリンク26を形成
する内側のリンクプレート25a、26aには、スラッ
ト部材30、31を取り付けるためのアタッチメント2
5b、26bが形成されている。このアタッチメント2
5b、26bは、リンクプレート25、26の底部中央
を延長すると共に、この延長部を直角に折り曲げること
により形成されている。このため、内側のリンクプレー
ト25a、26aは、断面L字形状を有する。
【0029】スラット部材30、31は、取付ボルト2
8a及びナット28bを介して内側のリンクプレート2
5a、26aのアタッチメント25b、26bに固定さ
れる。図2及び図6に示すように、スラット部材31
は、所定間隔をおいて互いに離間し合う状態でエンドレ
スチェーン24に固定される。すなわち、このスラット
コンベヤ20には、スラット部材31は3個おきに配さ
れている。従って、2個のスラット部材31の間に、2
個のスラット部材30が配されることになる。
【0030】図7に示すように、スラット部材30、3
1は長尺の角パイプからつくり出される。スラット部材
30、31の全長は、自動車60の前輪61を余裕をも
って支持できるように、前輪61の外径よりもある程度
長いものとして定められる。また、スラット部材30、
31の幅は、例えば、4本のスラット部材30、31の
幅が、一般的な自動車60の前輪幅に相当するように定
められている。スラット部材30の上面は、自動車60
の前輪61が載せられる運搬物搭載面30aとされる。
同様に、スラット部材31の上面も自動車60の前輪6
1が載せられる運搬物搭載面31aとされるが、スラッ
ト部材31aの運搬物搭載面31aには、更に、長方形
状の開口31bが形成されている。開口31bは、スラ
ット部材31の長手方向における一端側と他端側とに1
個ずつ設けられる。
【0031】各スラット部材31には、開口31bを介
して運搬物搭載面31aから突出可能であり、搬送台車
1に搭載される自動車60のための車止めとして機能す
るストッパ部材32が2個ずつ取り付けられる。ストッ
パ部材32は、図7に示すように、短尺の角パイプから
つくり出されている、スラット部材32の全長は開口3
1bの開口長さより若干短く設定され、全幅は、開口3
1bの開口幅より若干短く設定され、更に、その全高
は、スラット部材31の全高より若干短く設定されてい
る。また、ストッパ部材32の両側面には取付穴32a
が穿設されている。ストッパ部材32は、開口31を介
して、スラット部材31の内部に収容される。そして、
取付軸34が、取付穴32と、スラット部材31の中央
部付近に所定間隔を隔てて穿設された取付穴31cに挿
通される。取付軸34は、自動車60の移送方向、すな
わち、スラットコンベヤ20の作動方向に沿って延在す
る。これにより、ストッパ部材32は、取付軸34を介
してスラット部材31に回動自在に支持される。
【0032】また、ストッパ部材32には、ストッパ部
材32を運搬物搭載面31aから上方に突出させるリフ
ト機構35を構成する従動脚部33が設けられている。
従動脚部33は、図7に示すように、ストッパ部材32
の底面に固定され、ストッパ部材の長手方向と直行する
方向(図中下方)に延びるサポート部33aと、サポー
ト部33aにピン33cを介して回転自在に支持される
ゴム製のローラ33bとからなる。サポート部33a
は、取付穴32からエンドレスチェーン24側に所定距
離だけ隔てた位置に固定されている。これにより、従動
脚部33を持ち上げれば、ストッパ部材32は、取付軸
34周りに回動するので、運搬物搭載面31aからスト
ッパ部材32を容易かつ確実に突出させることができ
る。
【0033】このように、ストッパ部材32は1個のス
ラット部材に対して2個ずつ設けられ、取付軸34は、
スラット部材31の中央部に所定間隔を隔てて配設され
ている。従って、従動脚部33を持ち上げれば、運搬物
搭載面31aからはストッパ部材32がV字状に突出す
ることになる。従って、ストッパ部材32は、自動車6
0の前輪61を前後から挟持する車止めとしての機能を
果たすことになり、搬送台車1に搭載された自動車60
が、搬送台車1の走行中に搬送台車1の上面で前後移動
するのを確実に規制することができる。また、スラット
コンベヤ20に車止めとして機能するストッパ部材32
を備えることにより、搬送台車1の上面に車止めを設け
るスペースが不要となる。
【0034】図7及び図8に示すように、従動脚部33
は、スラット部材31の底面に形成された長方形状の開
口31dを介してスラット部材31の底面から下方に突
出する。開口31dの全長は、開口31bの全長よりも
短く設定されている。これにより、スラット部材31
が、スラットコンベヤ20の上側循環経路に位置した場
合、ストッパ部材32の底面がスラット部材31aの底
壁内面と当接する。また、上述したように、ストッパ部
材32の全高は、スラット部材31の全高よりも若干短
く設定されている。従って、スラット部材31が、上側
循環経路に位置した場合、ストッパ部材32の上面と運
搬物搭載面31aとは、概略同一平面となる。開口31
dから突出した従動脚部33のローラ33bは、上側循
環経路に位置するスラット部材30、31の運搬物搭載
面30a、31aに対して上下動可能なリフト原動板3
6と当接する。
【0035】リフト原動板36は、スラット部材30、
31の上側循環経路と、下側循環経路との間で、運搬物
搭載面30a、31aと平行に配された板体である。す
なわち、リフト原動板36は、図6に示すように、上側
循環経路に位置するストッパ部材32に固定された従動
脚部33の最下点(ローラ33b)と、下側循環経路に
位置するストッパ部材32の最上点との間に配設されて
いる。このスラットコンベヤ20には、図2に示すよう
に、搬送台車の長手方向における中心線を挟んで、所定
間隔を隔てて2個のリフト原動板36が配されている。
スラットコンベヤ20の搬送方向における2個のリフト
原動板36の中心間距離は、搭載すべき自動車60の輪
距間長さと概略一致させてある。また、リフト原動板3
6は、所定本数分(例えば6本)のスラット部材30
(31)に相当する幅を有する。これにより、リフト原
動板36の上方に位置するストッパ部材32のみが運搬
物搭載面31aから上方に突出し、自動車60の前輪6
1と接触するので、自動車60の前輪61を保持するの
に必要な数だけのストッパ部材32を作動させることが
できる。
【0036】リフト原動板36は、コンベヤフレーム2
1、22に形成された開口21b、22bから搬送台車
の前後方向に突出している。リフト原動板36の両端部
には、コンベヤフレーム21、22に固定されたエアシ
リンダ37のシャフト37aが固定されている。なお、
リフト原動板36を上昇させる装置は、エアシリンダ3
7に限られるものではなく、油圧シリンダやモータ駆動
による装置を用いてもよい。エアシリンダ37を作動さ
せることにより、リフト原動板36を、上側循環経路に
位置するスラット部材30、31の運搬物搭載面30
a、31aに対して上下動させる。
【0037】これにより、図8に示すように、カムに相
当するリフト原動板36の上昇動作に連動して、リフト
原動板36とローラ33bを介して当接する従動脚部3
3も滑らかに上方に移動することになる。そして、従動
脚部33の移動によりストッパ部材32が取付軸34周
りに回動するので、ストッパ部材32のエンドレスチェ
ーン24側の端部が運搬物搭載面31aから突出する。
このように、従動脚部33とリフト原動板36とからな
るリフト機構35は、簡易な構造を有すると共に、スト
ッパ部材32を確実に作動させることができる。
【0038】更に、スラットコンベヤ20には、スラッ
ト部材30、31の側部循環経路の側方及び下側循環経
路の下方を覆って、ストッパ部材32を支えるガイド部
材38が備えられている(図6参照)。このガイド部材
38は、運搬物搭載面30a、31aに沿って、スラッ
ト部材の上側循環経路の一端から下側循環経路を経て上
側循環経路の他端までを覆う。搬送台車1では、スラッ
ト部材30、31の両端部を覆うように、コンベヤフレ
ーム21とコンベヤフレーム22とに細幅のガイド部材
38をそれぞれ1個ずつ固定させているが、コンベヤフ
レーム21とコンベヤフレーム22との間の長さに対応
させたガイド部材38を用いてスラット部材30、31
のコンベヤ面全体を覆ってもよい。これにより、循環駆
動されるスラット部材31が側部循環経路及び下側循環
経路を通過する際、ストッパ部材32はガイド部材38
と接触することになるので、ストッパ部材32が運搬物
搭載面31aから側方又は下方に突出することがなくな
る。従って、スラットコンベヤ20をスムースに作動さ
せることができる。なお、このガイド部材38の上面に
は、滑らかな表面をもった樹脂製シート等を貼着させて
おくとよい。
【0039】一方、ローラコンベヤ40は、スラットコ
ンベヤ20と共用するコンベヤフレーム22とコンベヤ
フレーム42とによって回転自在に支持されたローラ4
2を、チェーン43によって回転駆動させるものであ
る。チェーン43は、コンベヤ駆動部29によって循環
駆動される。従って、コンベヤ駆動部29を正転回転又
は逆転回転させれば、ローラコンベヤ40は、スラット
コンベヤ20と同時かつ同方向に駆動される。ローラ4
2の全長は、スラットコンベヤ20のスラット部材3
0、31の全長よりも長く設定されている。これによ
り、自動車60の前輪61をスラットコンベヤ20に載
せた際に、自動車60の車軸間距離が短い場合であって
も長い場合であっても、その後輪62を確実にローラコ
ンベヤ40に載せることができる。なお、後輪62を載
せるコンベヤは、ローラコンベヤに限られるものではな
く、スラットコンベヤ、ベルトコンベヤ等であってもよ
い。
【0040】なお、図2に示すように、コンベヤフレー
ム21の上端からは、水平なカバープレート部21cが
搬送台車1の前方に向けて延長されている。また、コン
ベヤフレーム22は、断面コの字形を有しており、中央
のカバープレート部22cはコンベヤ駆動部29の上方
を覆っている。更に、ローラコンベヤ40のコンベヤフ
レーム41の上端からは、水平なカバープレート部41
cが搬送台車1の後方に向けて延長されている。各カバ
ープレート部21c、22c、41cは、何れもスラッ
トコンベヤ20及びローラコンベヤ40のコンベヤ面と
概略同一レベルになっている。従って、ストッパ部材3
2が運搬物搭載面31aから突出していない状態では、
搬送台車1の上面全体は、ほぼ完全に平坦になってい
る。
【0041】これにより、搬送台車1は、例えば、搬送
台車が入出庫口まで直接乗り入れし、乗員の運転により
自動車60を搬送台車1上に載せる形式の(立体)駐車
場に適用することもできる。この場合、ストッパ部材3
2を運搬物搭載面31aから突出させない状態では、搬
送台車1の上面は、ほぼ完全に平坦になるので、自動車
60を乗員の運転によってスムースに搬送台車1上に載
せることができ、また、ストッパ部材32を破壊してし
まうおそれがない。更に、搬送台車1の上面は、ほぼ完
全に平坦であることから、自動車から降りたり、自動車
に乗り込んだりする乗員の歩行も極めてスムースなもの
となる。特に、車椅子が通行したり、幼児が歩行する場
合等でも高い安全性を確保することができる。
【0042】以下、図9を参照しながら、立体駐車場5
0における自動車60の搬送手順について説明する。こ
こでは、入庫した自動車を所定の駐車区画まで搬送する
場合を例にとって説明する。
【0043】先ず、自動車60が入出庫口51に進入
し、前輪61及び後輪62が入出庫口に設置されている
コンベヤ51a上に位置すると、コンベヤ51aと、エ
レベータ52に設けられたコンベヤ52aとが作動され
る。これにより、自動車60は、入出庫口51からエレ
ベータ52に移送されると共に、このエレベータ52に
よって所定の駐車フロアまで搬送される。エレベータ5
2が停止すると、その駐車フロアに配備されている搬送
台車1は、エレベータ52の側方まで移動させられる。
【0044】搬送台車1がエレベータ52の側方に到着
すると、コンベヤ52a、スラットコンベヤ20、及び
ローラーコンベヤ40が作動され、自動車60は、エレ
ベータ52から搬送台車1に移送される。この際、搬送
台車1のエアスプリング10は完全に収縮しており、ス
ラットコンベヤ20及びローラコンベヤ40のコンベヤ
面の高さは、コンベヤ52aのコンベヤ面の高さと一致
している。自動車60及び搬送台車1それぞれの長手方
向における中心線が概略一致すると、コンベヤ52a、
スラットコンベヤ20、及びローラーコンベヤ40が停
止させられる。
【0045】この状態で、リフト機構35を作動させ
て、ストッパ32部材を上昇させる。まず、エアシリン
ダ37を作動してリフト原動板36を上昇させる。これ
により、リフト原動板36の上昇動作に連動して、リフ
ト原動板36とローラ33bを介して当接する従動脚部
33も滑らかに上方に移動することになる。そして、従
動脚部33の移動によりストッパ部材32が取付軸34
周りに回動するので、図9に示すように、ストッパ部材
32が運搬物搭載面31a(コンベヤ面)から突出す
る。この結果、自動車60の前輪61が2個のストッパ
部材32によって挟持されると共に、搬送台車1の走行
準備が整う。
【0046】また、搬送台車1に自動車60が移送され
た時点、搬送台車1の走行開始前、走行開始と同時、又
は、走行開始後の何れかのタイミングで、エア制御弁を
開いて予圧室13からエアスプリング10にエアを供給
する。この結果、エアスプリング10は、図3に示すよ
うに伸長するので、搬送台車1のフレーム2は、軸受け
フレーム7の底壁内面から浮かび上がった状態となる。
この状態で、搬送台車1は、エレベータ52から所定の
駐車区画53まで自動車60を搭載して走行する。
【0047】搬送台車1の走行中は、車輪5の転動に起
因して生じる振動や、車輪5がガイドレール56の継ぎ
目を乗り越える際に発生する振動は、サスペンションと
して機能するエアスプリング10によって吸収される。
従って、搬送台車1の走行時に発生する振動が低減され
るので、結果的に、運搬物たる自動車60や搬送台車1
が備えられている立体駐車場50の建屋に伝わる振動を
減少させることができる。なお、搬送台車1の走行中
は、エア制御弁を適宜操作してエアスプリング10に供
給するエア量を調整することにより、スラットコンベヤ
20及びローラコンベヤ40のコンベヤ面(運搬物搭載
面30a、31a)は、常に水平に維持されている。一
方、搬送台車1に搭載されている自動車60の前輪61
は、運搬物搭載面31aから突出した2個のストッパ部
材32によって挟持されているので、自動車60が搬送
台車1の走行中に前後移動することが確実に規制され
る。
【0048】そして、搬送台車1が自動車60を駐車す
べき駐車区画53に近づき減速を開始する前、減速開始
と同時、又は、減速開始後の何れかのタイミングで、エ
ア制御弁を閉じるとともに、エア放出弁を開放して、エ
アスプリング10を完全に収縮させる。これにより、搬
送台車1のフレーム2は、軸受けフレーム7に対して下
降し、縦フレーム部材3の底面が、図7に示すように、
車高調整ストッパ12の上面と当接する。この状態で
は、スラットコンベヤ20及びローラコンベヤ40のコ
ンベヤ面の高さは、駐車区画53のコンベヤ面の高さと
一致している。
【0049】搬送台車1が駐車区画53の側方に到着し
て停止したならば、リフト機構35の作動を解除して、
ストッパ部材32を下降させる。これにより、ストッパ
部材32の上面は、運搬物搭載面31aとほぼ同一レベ
ルとなり、コンベヤ面は平坦になる。そして、スラット
コンベヤ20、ローラコンベヤ40、駐車区画53のコ
ンベヤ53aを作動させ、自動車60を駐車区画53に
収容する。搬送台車1は、次の入出庫指示があるまで待
機する。なお、立体駐車場50における自動車の出庫手
順も上述した手順と同様に行われる。
【0050】なお、本発明による搬送台車は、(立体)
駐車場に適用するものとして説明したが、これに限られ
るものではない。例えば、レストランやコンサートホー
ル等を集合させた複合商業施設やマンション等の、振動
が問題となる建屋に適用する搬送台車としてもよい。す
なわち、この搬送台車は、それ自体が振動を低減させる
ための手段を備えているので、建屋側に、いわゆる浮き
床構造等の振動防止対策を講じる必要がなくなり、建造
コストを低減することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明による搬送台車は、以上説明した
ように構成されているため、次のような効果を得る。す
なわち、運搬物を載せる搭載部を支持するフレームと、
車輪の車軸を支持する軸受け部とを弾性部材を介して結
合することにより、走行時の振動を低減可能な搬送台車
の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送台車が適用される駐車場の一
例を示す平面図である。
【図2】本発明による搬送台車を示す斜視図である。
【図3】図2の搬送台車の要部を示す部分断面図であ
る。
【図4】図2の搬送台車の要部を示す部分断面図であ
る。
【図5】本発明による搬送台車の他の実施形態を示す部
分断面図である。
【図6】図2の搬送台車に装備されたスラットコンベヤ
を示す断面図である。
【図7】図6のスラットコンベヤの要部を示す斜視図で
ある。
【図8】図6のスラットコンベヤの要部を示す部分断面
図である。
【図9】図1の立体駐車場における自動車の搬送手順を
示す平面図である。
【符号の説明】
1…搬送台車、2…フレーム、5…車輪、6…軸受け
部、9…車軸、10…エアスプリング(弾性部材)、1
2…車高調整ストッパ、20…スラットコンベヤ、3
0、31…スラット部材、30a,31a…運搬物搭載
面、32…ストッパ部材、33…従動脚部(従動部)、
34…取付軸、35…リフト機構、36…リフト原動板
(原動部)、37…エアシリンダ、38ガイド部材、5
0…立体駐車場、60…自動車、61…前輪。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 駐車場の搬送台車
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
実開平6−40284号公報によって開示されたものが
知られており、同公報には、立体駐車場に適用される自
動車用搬送台車が記載されている。この搬送台車は、搬
送路に設けられたガイドレール上を転動する複数の車輪
を備え、入出庫口から駐車区画までの間を自動車を搭載
して移動する。自動車の前輪は、搬送台車に備えられた
前輪用横送りコンベヤによって支持され、自動車の後輪
は、後輪用横送りコンベヤによって支持される。これら
のコンベヤは、いずれもモータによって搬送台車の走行
方向に対して直交する方向(搬送台車の左右)に駆動さ
れるローラコンベヤである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る搬送台車は、駐車場に適用され、運搬物としての自
動車を搭載した状態で車輪を介して搬送路を走行可能な
駐車場の搬送台車において、自動車を載せる搭載部を支
持するフレームと、車輪の車軸を支持する軸受け部と、
フレームに一端が固定され、軸受け部に他端が固定され
た弾性部材とを備えたことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この駐車場の搬送台車では、運搬物として
の自動車の荷重を受けるフレームと車軸を支持する軸受
け部とが弾性部材を介して結合されている。これによ
り、車輪の転動に起因して生じる振動や、車輪がガイド
レールの継ぎ目を乗り越える際に発生する振動は、サス
ペンションとして機能する弾性部材によって吸収され
る。従って、搬送台車の走行時に発生する振動が低減さ
れるので、結果的に、運搬物や搬送台車が備えられてい
る駐車場の建屋に伝わる振動を減少させることができ
る。この搬送台車は、例えば、レストランやコンサート
ホール等を集合させた複合商業施設やマンション等の、
振動が問題となる建屋に適用すると有効である。すなわ
ち、搬送台車自体に振動を低減させるための手段が設け
られているので、建屋側に、いわゆる浮き床構造等の振
動防止対策を講じる必要がなくなり、建造コストを低減
することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図1に示すように、搬送台車1には、その
走行方向と直交する方向(第2の方向)に駆動されるス
ラットコンベヤ20と、ローラコンベヤ40とが装備さ
れている。スラットコンベヤ20及びローラコンベヤ4
0のコンベヤ面は、同一平面上にあり、自動車60は、
前輪61がスラットコンベヤ20に支持され、後輪62
がローラコンベヤ40に支持された状態で搬送台車1上
に搭載される。すなわち、スラットコンベヤ20及びロ
ーラコンベヤ40は、運搬物としての自動車60を載せ
る搭載部として機能する。搬送台車1とエレベータ52
又は各駐車区画53との間で自動車60を受け渡しする
際には、エレベータ52のコンベヤ52aや駐車区画5
3のコンベヤ53aを作動させると共に、スラットコン
ベヤ20及びローラコンベヤ40を作動させる。これに
より、搬送台車1は、運搬物としての自動車60を、左
右に配された各駐車区画53やエレベータ52に移送す
ることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、ストッパ部材32には、ストッパ部
材32を運搬物搭載面31aから上方に突出させるリフ
ト機構35を構成する従動脚部33が設けられている。
従動脚部33は、図7に示すように、ストッパ部材32
の底面に固定され、ストッパ部材の長手方向と直交する
方向(図中下方)に延びるサポート部33aと、サポー
ト部33aにピン33cを介して回転自在に支持される
ゴム製のローラ33bとからなる。サポート部33a
は、取付穴32からエンドレスチェーン24側に所定距
離だけ隔てた位置に固定されている。これにより、従動
脚部33を持ち上げれば、ストッパ部材32は、取付軸
34周りに回動するので、運搬物搭載面31aからスト
ッパ部材32を容易かつ確実に突出させることができ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬物を搭載し、車輪を介して搬送路を
    走行する搬送台車において、 前記運搬物を載せる搭載部を支持するフレームと、 前記車輪の車軸を支持する軸受け部と、 前記フレームに一端が固定され、前記軸受け部に他端が
    固定された弾性部材とを備えたことを特徴とする搬送台
    車。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、前記フレームに上端が
    固定され、前記軸受け部に下端が固定されていることを
    特徴とする請求項1記載の搬送台車。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、エアスプリングである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の搬送台車。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、コイルスプリングであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の搬送台車。
  5. 【請求項5】 前記軸受け部には、前記弾性部材の付勢
    力に抗して前記フレームを上昇させ、前記フレーム高さ
    を決定する車高調整機構が設けられていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送台車。
  6. 【請求項6】 前記軸受け部には、前記弾性部材の付勢
    力に抗して前記フレームを下降させ、前記フレーム高さ
    を決定する車高調整機構が設けられていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送台車。
  7. 【請求項7】 前記軸受け部には、前記エアスプリング
    を収縮させた際に、前記フレームの底部と当接し、フレ
    ーム高さを決定する車高調整ストッパが設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の搬送台車。
JP10034865A 1998-02-17 1998-02-17 駐車場の搬送台車 Expired - Lifetime JP2937991B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10034865A JP2937991B1 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 駐車場の搬送台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10034865A JP2937991B1 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 駐車場の搬送台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2937991B1 JP2937991B1 (ja) 1999-08-23
JPH11229653A true JPH11229653A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12426070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10034865A Expired - Lifetime JP2937991B1 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 駐車場の搬送台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2937991B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004168292A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Tsinghua Tongfang Nuctech Co Ltd 自動スキャン式大型物体の放射線検査システム用トレーラー
JP5161402B1 (ja) * 2011-08-18 2013-03-13 繁 中島 印字装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107842233A (zh) * 2017-11-28 2018-03-27 美迪斯智能装备有限公司 一种智能车库升降输送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004168292A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Tsinghua Tongfang Nuctech Co Ltd 自動スキャン式大型物体の放射線検査システム用トレーラー
JP5161402B1 (ja) * 2011-08-18 2013-03-13 繁 中島 印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2937991B1 (ja) 1999-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2937991B1 (ja) 駐車場の搬送台車
JP2907806B1 (ja) スラットコンベヤ及び搬送台車
JPH08133467A (ja) 荷物搬出入用のパレット移送装置
JP2003072609A (ja) 自動車等の組立用搬送装置
JP2004060156A (ja) 駐車装置の入出庫方法及び駐車装置
KR100887967B1 (ko) 대차 이송 시스템의 트랜스퍼 장치
JP3246422B2 (ja) 搬送装置
JP3888897B2 (ja) 機械式駐車装置のピットの隙間塞ぎ装置
JP3200681B2 (ja) エレベータ式駐車装置のパレット落下防止装置
JP3665729B2 (ja) 駐車装置の車両ドア閉扉装置
JP2674436B2 (ja) 台車使用の搬送設備
JP3447889B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JPH11130242A (ja) 搬送中継装置
JP3445469B2 (ja) 縦列式立体駐車装置
JP2837062B2 (ja) 立体駐車場のエレベーター装置
JPH0516725U (ja) 車両の移載装置
JP2580368Y2 (ja) 自動車の床下作業用搬送装置
KR200306412Y1 (ko) 주차설비의 팔렛트 흔들림 방지장치
JP3295064B2 (ja) 駐車設備及び駐車設備の隙間塞ぎ装置
JPH0115568Y2 (ja)
JP3579824B2 (ja) 走行台車の駆動装置
JP2935160B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3200680B2 (ja) エレベータ式駐車装置のパレット落下防止装置
JP3901407B2 (ja) 無人搬送システム
JP2533140Y2 (ja) 立体駐車場の入庫装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R255 Notification of exclusion from application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term