JPH11229838A - 可変バルブタイミング装置 - Google Patents
可変バルブタイミング装置Info
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- JPH11229838A JPH11229838A JP10029883A JP2988398A JPH11229838A JP H11229838 A JPH11229838 A JP H11229838A JP 10029883 A JP10029883 A JP 10029883A JP 2988398 A JP2988398 A JP 2988398A JP H11229838 A JPH11229838 A JP H11229838A
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- chamber
- variable
- oil
- intake
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転位相差調整機構と3次元カムを用いたリ
フト量調整機構とを共に用いても内燃機関の大型化を抑
制できる可変バルブタイミング装置の提供。 【解決手段】 可変バルブタイミング装置10は、ハウ
ジング64と、これを2室64a,64bに区画するセ
パレートプレート66と、第1作動室64a内にてハウ
ジング64に対して吸気側カムシャフト22を回転軸方
向に移動させるピストン70と、第2作動室64b内に
てハウジング64に対して吸気側カムシャフト22を回
転させるベーンロータ150とを備える。このことで、
リフト量可変アクチュエータ10bと回転位相差可変ア
クチュエータ10cとにおいてハウジング64の共通化
がなされて、アクチュエータ10b,10cがそれぞれ
単独で設けられた場合に比較して全体として小型化で
き、内燃機関の大型化を抑制できる。
フト量調整機構とを共に用いても内燃機関の大型化を抑
制できる可変バルブタイミング装置の提供。 【解決手段】 可変バルブタイミング装置10は、ハウ
ジング64と、これを2室64a,64bに区画するセ
パレートプレート66と、第1作動室64a内にてハウ
ジング64に対して吸気側カムシャフト22を回転軸方
向に移動させるピストン70と、第2作動室64b内に
てハウジング64に対して吸気側カムシャフト22を回
転させるベーンロータ150とを備える。このことで、
リフト量可変アクチュエータ10bと回転位相差可変ア
クチュエータ10cとにおいてハウジング64の共通化
がなされて、アクチュエータ10b,10cがそれぞれ
単独で設けられた場合に比較して全体として小型化で
き、内燃機関の大型化を抑制できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関等に用い
られる可変バルブタイミング装置に関し、回転位相差と
リフト量とを可変とすることで3次元カムによるバルブ
タイミングを調整することができる可変バルブタイミン
グ装置に関する。
られる可変バルブタイミング装置に関し、回転位相差と
リフト量とを可変とすることで3次元カムによるバルブ
タイミングを調整することができる可変バルブタイミン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の出力軸であるクランク
シャフトに対して、吸気バルブ用カムシャフトや排気バ
ルブ用カムシャフトを同期回転させるための駆動力伝達
機構としてタイミングプーリ、スプロケットあるいはギ
ヤ等が存在するが、これらに組み込まれ、内燃機関の運
転状態に応じて吸気バルブや排気バルブのバルブタイミ
ングを調整する可変バルブタイミング装置が知られてい
る。
シャフトに対して、吸気バルブ用カムシャフトや排気バ
ルブ用カムシャフトを同期回転させるための駆動力伝達
機構としてタイミングプーリ、スプロケットあるいはギ
ヤ等が存在するが、これらに組み込まれ、内燃機関の運
転状態に応じて吸気バルブや排気バルブのバルブタイミ
ングを調整する可変バルブタイミング装置が知られてい
る。
【0003】例えば、特開平9−60508号公報に記
載の内燃機関の可変バルブタイミング装置は、図11、
図12および図13に示すごとく、カムシャフト110
2の一端に設けられている。なお、図11は図12にお
けるI−I線の断面図、図12は図11におけるII−
II線の断面図、図13は図12におけるIII−II
I線の断面図である。
載の内燃機関の可変バルブタイミング装置は、図11、
図12および図13に示すごとく、カムシャフト110
2の一端に設けられている。なお、図11は図12にお
けるI−I線の断面図、図12は図11におけるII−
II線の断面図、図13は図12におけるIII−II
I線の断面図である。
【0004】ここで、図示していないクランクシャフト
からチェーンを介して回転駆動されるスプロケット11
04はハウジング部材1106と一体に構成されてい
る。このハウジング部材1106の中心部分にはベーン
ロータ1108が収納され、このベーンロータ1108
は、その回転軸部分でカムシャフト1102の一端に取
り付けられて、カムシャフト1102と一体に回転す
る。
からチェーンを介して回転駆動されるスプロケット11
04はハウジング部材1106と一体に構成されてい
る。このハウジング部材1106の中心部分にはベーン
ロータ1108が収納され、このベーンロータ1108
は、その回転軸部分でカムシャフト1102の一端に取
り付けられて、カムシャフト1102と一体に回転す
る。
【0005】また、ベーンロータ1108の周囲からは
複数のベーン1110が外側へ向かって突出し、ハウジ
ング部材1106の内周面に接している。また、ハウジ
ング部材1106からは内側に向かって複数の隔壁部1
112が突出し、ベーンロータ1108の外周面に接し
ている。隔壁部1112の間は、油圧室1114を形成
していて、その各油圧室1114は、それぞれベーン1
110により第1圧力室1116と第2圧力室1118
とに区画されている。
複数のベーン1110が外側へ向かって突出し、ハウジ
ング部材1106の内周面に接している。また、ハウジ
ング部材1106からは内側に向かって複数の隔壁部1
112が突出し、ベーンロータ1108の外周面に接し
ている。隔壁部1112の間は、油圧室1114を形成
していて、その各油圧室1114は、それぞれベーン1
110により第1圧力室1116と第2圧力室1118
とに区画されている。
【0006】この第1圧力室1116および第2圧力室
1118に対する油圧の給排により、ハウジング部材1
106に対してベーンロータ1108を相対的に回転さ
せることができ、ベーンロータ1108とハウジング部
材1106との間の回転位相差を変更することができ
る。このことにより、クランクシャフトに対するカムシ
ャフト1102の回転位相差を調整することができる。
1118に対する油圧の給排により、ハウジング部材1
106に対してベーンロータ1108を相対的に回転さ
せることができ、ベーンロータ1108とハウジング部
材1106との間の回転位相差を変更することができ
る。このことにより、クランクシャフトに対するカムシ
ャフト1102の回転位相差を調整することができる。
【0007】ここで、第1圧力室1116に対する油圧
供給機構1120からの油圧の供給あるいは排出は、シ
リンダヘッドに設けられた軸受部1122の油路を介し
て、カムシャフト1102のジャーナル部1124に形
成されている外周溝1126、カムシャフト1102内
の油路1127,1128、およびベーンロータ110
8内の油路1130,1132により行われる。
供給機構1120からの油圧の供給あるいは排出は、シ
リンダヘッドに設けられた軸受部1122の油路を介し
て、カムシャフト1102のジャーナル部1124に形
成されている外周溝1126、カムシャフト1102内
の油路1127,1128、およびベーンロータ110
8内の油路1130,1132により行われる。
【0008】また、第2圧力室1118に対する油圧供
給機構1120からの油圧の供給あるいは排出は、シリ
ンダヘッドに設けられた軸受部1122の油路を介し
て、カムシャフト1102のジャーナル部1124に形
成されている外周溝1136、カムシャフト1102内
の油路1138、およびベーンロータ1108内の油路
1140,1142,1144により行われる。
給機構1120からの油圧の供給あるいは排出は、シリ
ンダヘッドに設けられた軸受部1122の油路を介し
て、カムシャフト1102のジャーナル部1124に形
成されている外周溝1136、カムシャフト1102内
の油路1138、およびベーンロータ1108内の油路
1140,1142,1144により行われる。
【0009】上述した可変バルブタイミング装置以外
に、3次元カムを用いてバルブのリフト量を変更するこ
とでバルブタイミングを調整する装置が知られている。
たとえば、特開平9−32519号公報記載の可変動弁
機構では、図14に示すごとく、3次元カム1202を
有するカムシャフト1204の一端側を、タイミングプ
ーリ1206に対して、回転軸方向に摺動可能にかつ一
体に回転するように取り付ける。そして、タイミングプ
ーリ1206の一面側にシリンダ1208を設け、この
シリンダ1208内に、カムシャフト1204の先端部
に取り付けたピストン1210を挿入している。シリン
ダ1208とピストン1210とで囲まれた圧力室12
12の油圧が高ければ、圧力室1212とは反対側に圧
縮状態で配置されているスプリング1214に抗して、
図示右方向にカムシャフト1204が移動し、あるいは
圧力室1212の油圧が低ければスプリング1214に
押されて図示左方向にカムシャフト1204が移動す
る。
に、3次元カムを用いてバルブのリフト量を変更するこ
とでバルブタイミングを調整する装置が知られている。
たとえば、特開平9−32519号公報記載の可変動弁
機構では、図14に示すごとく、3次元カム1202を
有するカムシャフト1204の一端側を、タイミングプ
ーリ1206に対して、回転軸方向に摺動可能にかつ一
体に回転するように取り付ける。そして、タイミングプ
ーリ1206の一面側にシリンダ1208を設け、この
シリンダ1208内に、カムシャフト1204の先端部
に取り付けたピストン1210を挿入している。シリン
ダ1208とピストン1210とで囲まれた圧力室12
12の油圧が高ければ、圧力室1212とは反対側に圧
縮状態で配置されているスプリング1214に抗して、
図示右方向にカムシャフト1204が移動し、あるいは
圧力室1212の油圧が低ければスプリング1214に
押されて図示左方向にカムシャフト1204が移動す
る。
【0010】したがって、マイクロコンピュータ121
6がオイルコントロールバルブ1218を制御して、軸
受部1220に設けられた油路1222,1224、カ
ムシャフト1204に設けられた油路1226,122
8、およびピストン1210をカムシャフト1204の
先端に固定するボルト1230に設けられた油路123
2を介して、圧力室1212に供給する油圧を調整する
ことで、カムシャフト1204の回転軸方向での位置を
調整できる。
6がオイルコントロールバルブ1218を制御して、軸
受部1220に設けられた油路1222,1224、カ
ムシャフト1204に設けられた油路1226,122
8、およびピストン1210をカムシャフト1204の
先端に固定するボルト1230に設けられた油路123
2を介して、圧力室1212に供給する油圧を調整する
ことで、カムシャフト1204の回転軸方向での位置を
調整できる。
【0011】このことにより、カムシャフト1204に
設けられている3次元カム1202に対する、バルブリ
フト機構の当接位置が調整できることから、カムプロフ
ィールに応じて、吸気バルブや排気バルブの開弁期間が
変更できる。このことによりバルブタイミングが調整で
きる。
設けられている3次元カム1202に対する、バルブリ
フト機構の当接位置が調整できることから、カムプロフ
ィールに応じて、吸気バルブや排気バルブの開弁期間が
変更できる。このことによりバルブタイミングが調整で
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の例で
は、回転位相差を調整する場合、バルブの開閉タイミン
グが共に、同方向に同一の変化をしてしまう。また、後
者の例では、バルブの開弁タイミングと閉弁タイミング
とが逆方向に同一の変化してしまう。このため、開弁タ
イミングと閉弁タイミングとを個々に任意の調整をする
ことができず、バルブタイミングの自由度が低いという
問題が存在した。
は、回転位相差を調整する場合、バルブの開閉タイミン
グが共に、同方向に同一の変化をしてしまう。また、後
者の例では、バルブの開弁タイミングと閉弁タイミング
とが逆方向に同一の変化してしまう。このため、開弁タ
イミングと閉弁タイミングとを個々に任意の調整をする
ことができず、バルブタイミングの自由度が低いという
問題が存在した。
【0013】これを解決するために、前者の可変バルブ
タイミング装置と後者の可変動弁機構との両者をカムシ
ャフトに組み付けることにより、回転位相差とリフト量
とを共に変更できるようにして、開弁タイミングと閉弁
タイミングとをもっと自由に設定する構成が考えられ
る。
タイミング装置と後者の可変動弁機構との両者をカムシ
ャフトに組み付けることにより、回転位相差とリフト量
とを共に変更できるようにして、開弁タイミングと閉弁
タイミングとをもっと自由に設定する構成が考えられ
る。
【0014】例えば、タイミングプーリやスプロケット
が存在するカムシャフトの一端に前者の可変バルブタイ
ミング装置を備え、他端に後者の可変動弁機構を備えた
構成が考えられる。なお、この場合の可変動弁機構のシ
リンダ1208はシリンダヘッド等に固定される。
が存在するカムシャフトの一端に前者の可変バルブタイ
ミング装置を備え、他端に後者の可変動弁機構を備えた
構成が考えられる。なお、この場合の可変動弁機構のシ
リンダ1208はシリンダヘッド等に固定される。
【0015】しかし、このようにカムシャフトの両端に
可変バルブタイミング装置と可変動弁機構とを設ける
と、カムシャフトの回転軸方向における内燃機関の長さ
が増大して、車両などへの搭載が困難となるとの問題が
生じた。
可変バルブタイミング装置と可変動弁機構とを設ける
と、カムシャフトの回転軸方向における内燃機関の長さ
が増大して、車両などへの搭載が困難となるとの問題が
生じた。
【0016】本発明は、回転位相差を調整する機構と、
3次元カムを用いてリフト量を調整する機構とを共に用
いても、内燃機関の大型化を抑制できる可変バルブタイ
ミング装置を提供することを目的とするものである。
3次元カムを用いてリフト量を調整する機構とを共に用
いても、内燃機関の大型化を抑制できる可変バルブタイ
ミング装置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の可変バル
ブタイミング装置は、3次元カムを備えたカムシャフト
に設けられ、該カムシャフトを回転軸方向へ移動させる
ことにより、前記3次元カムによるバルブリフト量を可
変とするリフト量可変アクチュエータと、前記カムシャ
フトに設けられ、出力軸に対する該カムシャフトの回転
位相差を可変とする回転位相差可変アクチュエータと、
を備えることで前記3次元カムによるバルブタイミング
を調整する可変バルブタイミング装置であって、前記回
転位相差可変アクチュエータと前記リフト量可変アクチ
ュエータとが1つのハウジング内に構成されていること
を特徴とする。
ブタイミング装置は、3次元カムを備えたカムシャフト
に設けられ、該カムシャフトを回転軸方向へ移動させる
ことにより、前記3次元カムによるバルブリフト量を可
変とするリフト量可変アクチュエータと、前記カムシャ
フトに設けられ、出力軸に対する該カムシャフトの回転
位相差を可変とする回転位相差可変アクチュエータと、
を備えることで前記3次元カムによるバルブタイミング
を調整する可変バルブタイミング装置であって、前記回
転位相差可変アクチュエータと前記リフト量可変アクチ
ュエータとが1つのハウジング内に構成されていること
を特徴とする。
【0018】このように、1つのハウジング内に、回転
位相差可変アクチュエータとリフト量可変アクチュエー
タとが構成されているので、ハウジングの共通化がなさ
れて、回転位相差可変アクチュエータとリフト量可変ア
クチュエータとを単独で設けた場合に比較して、全体と
して小型化でき、内燃機関の大型化を抑制できる。
位相差可変アクチュエータとリフト量可変アクチュエー
タとが構成されているので、ハウジングの共通化がなさ
れて、回転位相差可変アクチュエータとリフト量可変ア
クチュエータとを単独で設けた場合に比較して、全体と
して小型化でき、内燃機関の大型化を抑制できる。
【0019】請求項2記載の可変バルブタイミング装置
は、3次元カムを備えたカムシャフトの一端に設けら
れ、該カムシャフトに対して相対回転可能であるととも
に、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジングと、該
ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列す
る第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、前記第
1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回転軸方
向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画するとと
もに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力差に応
じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転軸
方向に移動させるピストンと、前記第2作動室内に設け
られ、前記第2作動室側の壁部と協働して前記第2作動
室を前記カムシャフトの周方向に配列した第3液圧室と
第4液圧室とに区画するとともに、該第3液圧室と該第
4液圧室との圧力差に応じて前記ハウジングに対して前
記カムシャフトを回転させる回転体と、を備えたことを
特徴とする。
は、3次元カムを備えたカムシャフトの一端に設けら
れ、該カムシャフトに対して相対回転可能であるととも
に、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジングと、該
ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列す
る第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、前記第
1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回転軸方
向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画するとと
もに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力差に応
じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転軸
方向に移動させるピストンと、前記第2作動室内に設け
られ、前記第2作動室側の壁部と協働して前記第2作動
室を前記カムシャフトの周方向に配列した第3液圧室と
第4液圧室とに区画するとともに、該第3液圧室と該第
4液圧室との圧力差に応じて前記ハウジングに対して前
記カムシャフトを回転させる回転体と、を備えたことを
特徴とする。
【0020】このように構成した場合にも、1つのハウ
ジング内に、第1作動室側にピストンを利用したリフト
量可変アクチュエータを構成し、第2作動室側に回転体
を利用した回転位相差可変アクチュエータを構成するこ
とができる。したがって、請求項1と同様な作用効果を
生じる。
ジング内に、第1作動室側にピストンを利用したリフト
量可変アクチュエータを構成し、第2作動室側に回転体
を利用した回転位相差可変アクチュエータを構成するこ
とができる。したがって、請求項1と同様な作用効果を
生じる。
【0021】請求項3に記載の可変バルブタイミング装
置は、3次元カムを備えたカムシャフトの一端に設けら
れ、該カムシャフトに対して相対回転可能であるととも
に、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジングと、該
ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列す
る第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、前記第
1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回転軸方
向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画するとと
もに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力差に応
じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転軸
方向に移動させる第1ピストンと、前記第2作動室内に
設けられ、前記第2作動室を前記回転軸方向に配列した
第3液圧室と第4液圧室とに区画するとともに、備えて
いる平歯のスプライン機構と斜歯のスプライン機構とに
より、前記第3液圧室と前記第4液圧室との圧力差に応
じて自身が回転軸方向に移動する際には前記ハウジング
に対して前記カムシャフトを回転させるとともに、前記
カムシャフトが前記第1ピストンにより回転軸方向に移
動する際には前記カムシャフトが回転しないように規制
する第2ピストンと、を備えたことを特徴とする。
置は、3次元カムを備えたカムシャフトの一端に設けら
れ、該カムシャフトに対して相対回転可能であるととも
に、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジングと、該
ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列す
る第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、前記第
1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回転軸方
向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画するとと
もに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力差に応
じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転軸
方向に移動させる第1ピストンと、前記第2作動室内に
設けられ、前記第2作動室を前記回転軸方向に配列した
第3液圧室と第4液圧室とに区画するとともに、備えて
いる平歯のスプライン機構と斜歯のスプライン機構とに
より、前記第3液圧室と前記第4液圧室との圧力差に応
じて自身が回転軸方向に移動する際には前記ハウジング
に対して前記カムシャフトを回転させるとともに、前記
カムシャフトが前記第1ピストンにより回転軸方向に移
動する際には前記カムシャフトが回転しないように規制
する第2ピストンと、を備えたことを特徴とする。
【0022】本請求項3では、第1ピストンに関連する
リフト量可変アクチュエータの構成においては請求項2
のピストンと同じであるが、第2ピストンに関連する回
転位相差可変アクチュエータの構成において異なるもの
である。請求項3では、第2作動室側に第2ピストンを
備えている。この第2ピストンが、第3液圧室と第4液
圧室との間の液圧差によって回転軸方向に移動すること
で、前記斜歯のスプライン機構によりカムシャフトと出
力軸との間の回転位相差を調整し、また、前記リフト量
可変アクチュエータの作動による前記カムシャフトの回
転軸方向への移動の際には、前記平歯のスプライン機構
によって、前記カムシャフトを回転しないように規制し
て、前記カムシャフトの回転位相差に影響することがな
いようにしている。
リフト量可変アクチュエータの構成においては請求項2
のピストンと同じであるが、第2ピストンに関連する回
転位相差可変アクチュエータの構成において異なるもの
である。請求項3では、第2作動室側に第2ピストンを
備えている。この第2ピストンが、第3液圧室と第4液
圧室との間の液圧差によって回転軸方向に移動すること
で、前記斜歯のスプライン機構によりカムシャフトと出
力軸との間の回転位相差を調整し、また、前記リフト量
可変アクチュエータの作動による前記カムシャフトの回
転軸方向への移動の際には、前記平歯のスプライン機構
によって、前記カムシャフトを回転しないように規制し
て、前記カムシャフトの回転位相差に影響することがな
いようにしている。
【0023】このことにより、請求項3の構成は、請求
項1と同様な作用効果を生じる。前記第2ピストンとし
ては、請求項4で示したごとく、前記ハウジングとは斜
歯のスプライン機構を介して接続され、前記カムシャフ
トとは平歯のスプライン機構を介して接続されている構
成を挙げることができる。この構成により請求項3にて
述べた機能を果たすことができる。
項1と同様な作用効果を生じる。前記第2ピストンとし
ては、請求項4で示したごとく、前記ハウジングとは斜
歯のスプライン機構を介して接続され、前記カムシャフ
トとは平歯のスプライン機構を介して接続されている構
成を挙げることができる。この構成により請求項3にて
述べた機能を果たすことができる。
【0024】また、前記第2ピストンとしては、請求項
5で示したごとく、前記カムシャフトとは平歯のスプラ
イン機構を介して接続された補助部材と、該補助部材ま
たは前記ハウジングの一方に対して斜歯のスプライン機
構を介して接続され、他方に関しては斜歯のスプライン
機構または斜歯のスプライン機構を介して接続されたピ
ストン部材と、を備えた構成を挙げることができる。こ
のピストン部材が、第3液圧室と前記第4液圧室との圧
力差に応じて移動する際には、ハウジングに対してカム
シャフトを回転させ、補助部材が、カムシャフトが前記
第1ピストンにより回転軸方向に移動される際に、回転
位相差に影響しないようにしている。この構成により請
求項3にて述べた機能を果たすことができる。
5で示したごとく、前記カムシャフトとは平歯のスプラ
イン機構を介して接続された補助部材と、該補助部材ま
たは前記ハウジングの一方に対して斜歯のスプライン機
構を介して接続され、他方に関しては斜歯のスプライン
機構または斜歯のスプライン機構を介して接続されたピ
ストン部材と、を備えた構成を挙げることができる。こ
のピストン部材が、第3液圧室と前記第4液圧室との圧
力差に応じて移動する際には、ハウジングに対してカム
シャフトを回転させ、補助部材が、カムシャフトが前記
第1ピストンにより回転軸方向に移動される際に、回転
位相差に影響しないようにしている。この構成により請
求項3にて述べた機能を果たすことができる。
【0025】また、請求項6に示したごとく、前記第1
液圧室および前記第2液圧室へは前記カムシャフトまた
は前記ハウジングの一方の内部を介して液圧が供給さ
れ、前記第3液圧室および前記第4液圧室へは前記カム
シャフトまたは前記ハウジングの他方の内部を介して液
圧が供給されるようにすれば、請求項2〜5の作用効果
に加えて、リフト量可変アクチュエータに対する液圧経
路と、回転位相差可変アクチュエータに対する液圧経路
とを完全に分離することができることから、液漏れ防止
効果が高くなる。
液圧室および前記第2液圧室へは前記カムシャフトまた
は前記ハウジングの一方の内部を介して液圧が供給さ
れ、前記第3液圧室および前記第4液圧室へは前記カム
シャフトまたは前記ハウジングの他方の内部を介して液
圧が供給されるようにすれば、請求項2〜5の作用効果
に加えて、リフト量可変アクチュエータに対する液圧経
路と、回転位相差可変アクチュエータに対する液圧経路
とを完全に分離することができることから、液漏れ防止
効果が高くなる。
【0026】請求項7に示したごとく、前記カムシャフ
トが、内燃機関の吸気バルブあるいは排気バルブの一方
または両方のバルブタイミングを調整することとした場
合は、内燃機関の製造・使用において、上述した各請求
項の作用・効果を生じさせることができる。
トが、内燃機関の吸気バルブあるいは排気バルブの一方
または両方のバルブタイミングを調整することとした場
合は、内燃機関の製造・使用において、上述した各請求
項の作用・効果を生じさせることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1〜図6によ
り、エンジンの吸気側カムシャフトに対して設けられた
可変バルブタイミング装置10について説明する。
り、エンジンの吸気側カムシャフトに対して設けられた
可変バルブタイミング装置10について説明する。
【0028】図1には直列4気筒の車載用ガソリンエン
ジン11(以下、単に「エンジン」という)が示されて
いる。エンジン11は、往復移動するピストン12が設
けられたシリンダブロック13と、シリンダブロック1
3の下側に設けられたオイルパン13aと、シリンダブ
ロック13の上側に設けられたシリンダヘッド14とを
備えている。
ジン11(以下、単に「エンジン」という)が示されて
いる。エンジン11は、往復移動するピストン12が設
けられたシリンダブロック13と、シリンダブロック1
3の下側に設けられたオイルパン13aと、シリンダブ
ロック13の上側に設けられたシリンダヘッド14とを
備えている。
【0029】このエンジン11の下部には出力軸である
クランクシャフト15が回転可能に支持され、同クラン
クシャフト15にはコンロッド16を介してピストン1
2が連結されている。そして、ピストン12の往復移動
は、そのコンロッド16によって、クランクシャフト1
5の回転へと変換されるようになっている。また、ピス
トン12の上側には燃焼室17が設けられ、この燃焼室
17には吸気通路18および排気通路19が接続されて
いる。そして、吸気通路18と燃焼室17とは吸気バル
ブ20により連通・遮断され、排気通路19と燃焼室1
7とは排気バルブ21により連通・遮断されるようにな
っている。
クランクシャフト15が回転可能に支持され、同クラン
クシャフト15にはコンロッド16を介してピストン1
2が連結されている。そして、ピストン12の往復移動
は、そのコンロッド16によって、クランクシャフト1
5の回転へと変換されるようになっている。また、ピス
トン12の上側には燃焼室17が設けられ、この燃焼室
17には吸気通路18および排気通路19が接続されて
いる。そして、吸気通路18と燃焼室17とは吸気バル
ブ20により連通・遮断され、排気通路19と燃焼室1
7とは排気バルブ21により連通・遮断されるようにな
っている。
【0030】一方、シリンダヘッド14には、吸気側カ
ムシャフト22および排気側カムシャフト23が平行に
設けられている。吸気側カムシャフト22は回転可能か
つ回転軸方向へ移動可能にシリンダヘッド14上に支持
されており、排気側カムシャフト23は回転可能である
が回転軸方向には移動不可能にシリンダヘッド14上に
支持されている。
ムシャフト22および排気側カムシャフト23が平行に
設けられている。吸気側カムシャフト22は回転可能か
つ回転軸方向へ移動可能にシリンダヘッド14上に支持
されており、排気側カムシャフト23は回転可能である
が回転軸方向には移動不可能にシリンダヘッド14上に
支持されている。
【0031】吸気側カムシャフト22の一端部には、タ
イミングプーリ10aを備えた可変バルブタイミング装
置10が設けられている。また、排気側カムシャフト2
3の一端部にはタイミングプーリ25が取り付けられて
いる。このタイミングプーリ25および可変バルブタイ
ミング装置10のタイミングプーリ10aは、タイミン
グベルト26を介して、クランクシャフト15に取り付
けられたタイミングプーリ15aに連結されている。そ
して、駆動軸としてのクランクシャフト15の回転がタ
イミングベルト26を介して、従動軸としての吸気側カ
ムシャフト22および排気側カムシャフト23に伝達さ
れることによって、それら吸気側カムシャフト22およ
び排気側カムシャフト23がクランクシャフト15の回
転に同期して回転するようになっている。
イミングプーリ10aを備えた可変バルブタイミング装
置10が設けられている。また、排気側カムシャフト2
3の一端部にはタイミングプーリ25が取り付けられて
いる。このタイミングプーリ25および可変バルブタイ
ミング装置10のタイミングプーリ10aは、タイミン
グベルト26を介して、クランクシャフト15に取り付
けられたタイミングプーリ15aに連結されている。そ
して、駆動軸としてのクランクシャフト15の回転がタ
イミングベルト26を介して、従動軸としての吸気側カ
ムシャフト22および排気側カムシャフト23に伝達さ
れることによって、それら吸気側カムシャフト22およ
び排気側カムシャフト23がクランクシャフト15の回
転に同期して回転するようになっている。
【0032】吸気側カムシャフト22には、吸気バルブ
20の上端に当接する吸気カム27が設けられ、排気側
カムシャフト23には、排気バルブ21の上端に当接す
る排気カム28が設けられている。そして、吸気側カム
シャフト22が回転すると、吸気カム27により吸気バ
ルブ20が開閉駆動され、排気側カムシャフト23が回
転すると、排気カム28により排気バルブ21が開閉駆
動されるようになっている。
20の上端に当接する吸気カム27が設けられ、排気側
カムシャフト23には、排気バルブ21の上端に当接す
る排気カム28が設けられている。そして、吸気側カム
シャフト22が回転すると、吸気カム27により吸気バ
ルブ20が開閉駆動され、排気側カムシャフト23が回
転すると、排気カム28により排気バルブ21が開閉駆
動されるようになっている。
【0033】ここで、排気カム28のカムプロフィール
は排気側カムシャフト23の回転軸方向に対して一定と
なっているが、吸気カム27のカムプロフィールは、図
2に示すごとく吸気側カムシャフト22の回転軸方向に
連続的に変化している。すなわち、吸気カム27は3次
元カムとして構成されている。
は排気側カムシャフト23の回転軸方向に対して一定と
なっているが、吸気カム27のカムプロフィールは、図
2に示すごとく吸気側カムシャフト22の回転軸方向に
連続的に変化している。すなわち、吸気カム27は3次
元カムとして構成されている。
【0034】そして、吸気側カムシャフト22が矢印A
方向へ移動すると、吸気カム27による吸気バルブ20
のバルブリフト量が徐々に大きくなるとともに、吸気バ
ルブ20の開弁時間が徐々に長くなる。また、矢印A方
向とは逆方向に吸気側カムシャフト22が移動すると、
吸気カム27による吸気バルブ20のバルブリフト量が
徐々に小さくなるとともに、吸気バルブ20の開弁時間
が徐々に短くなる。したがって、吸気側カムシャフト2
2をその回転軸方向へ移動させることにより、吸気バル
ブ20の開弁時間およびバルブリフト量の調整を行うこ
とができる。
方向へ移動すると、吸気カム27による吸気バルブ20
のバルブリフト量が徐々に大きくなるとともに、吸気バ
ルブ20の開弁時間が徐々に長くなる。また、矢印A方
向とは逆方向に吸気側カムシャフト22が移動すると、
吸気カム27による吸気バルブ20のバルブリフト量が
徐々に小さくなるとともに、吸気バルブ20の開弁時間
が徐々に短くなる。したがって、吸気側カムシャフト2
2をその回転軸方向へ移動させることにより、吸気バル
ブ20の開弁時間およびバルブリフト量の調整を行うこ
とができる。
【0035】尚、吸気側カムシャフト22は、例えば、
エンジン11の低回転時には矢印Aと逆方向へ移動し、
エンジンの高回転時には矢印A方向へ移動するよう制御
される。これは、エンジン11の低回転時には、吸気バ
ルブ20の開弁時間を短くするとともにバルブリフト量
を小さくすることで燃焼室17へ勢いよく混合ガスを吸
入させるためであり、エンジンの高回転時には、吸気バ
ルブ20の開弁時間を長くするとともにバルブリフト量
を大きくすることで燃焼室17への混合ガスの吸入効率
を向上させるためである。
エンジン11の低回転時には矢印Aと逆方向へ移動し、
エンジンの高回転時には矢印A方向へ移動するよう制御
される。これは、エンジン11の低回転時には、吸気バ
ルブ20の開弁時間を短くするとともにバルブリフト量
を小さくすることで燃焼室17へ勢いよく混合ガスを吸
入させるためであり、エンジンの高回転時には、吸気バ
ルブ20の開弁時間を長くするとともにバルブリフト量
を大きくすることで燃焼室17への混合ガスの吸入効率
を向上させるためである。
【0036】次に、図3〜図6に基づいて可変バルブタ
イミング装置10の構成について説明する。可変バルブ
タイミング装置10は、吸気側カムシャフト22をその
回転軸方向へ移動させるためのリフト量可変アクチュエ
ータ10bと、吸気側カムシャフト22を相対回転させ
るための回転位相差可変アクチュエータ10cとを備え
ている。
イミング装置10の構成について説明する。可変バルブ
タイミング装置10は、吸気側カムシャフト22をその
回転軸方向へ移動させるためのリフト量可変アクチュエ
ータ10bと、吸気側カムシャフト22を相対回転させ
るための回転位相差可変アクチュエータ10cとを備え
ている。
【0037】図3に示すように、可変バルブタイミング
装置10は、タイミングプーリ10aを備える。このタ
イミングプーリ10aは吸気側カムシャフト22が貫通
する筒部51と、筒部51の外周面から突出する円板部
52と、円板部52の外周面に設けられた複数の外歯5
3とを備えている。上記タイミングプーリ10aの筒部
51は、シリンダヘッド14の軸受部14aに回転可能
に支持されている。そして、吸気側カムシャフト22
は、回転可能かつ回転軸方向へ摺動可能に筒部51を貫
通している。
装置10は、タイミングプーリ10aを備える。このタ
イミングプーリ10aは吸気側カムシャフト22が貫通
する筒部51と、筒部51の外周面から突出する円板部
52と、円板部52の外周面に設けられた複数の外歯5
3とを備えている。上記タイミングプーリ10aの筒部
51は、シリンダヘッド14の軸受部14aに回転可能
に支持されている。そして、吸気側カムシャフト22
は、回転可能かつ回転軸方向へ摺動可能に筒部51を貫
通している。
【0038】タイミングプーリ10aの円板部52に
は、複数のボルト58(ここでは4本のボルト)によ
り、円筒ケース部59が取り付けられている。また、こ
の円筒ケース部59には、タイミングプーリ10aとは
反対側の端部にカバー60が設けられている。またカバ
ー60の中心部に設けられている開口部60aは、キャ
ップ62が螺入されて閉塞されている。これらタイミン
グプーリ10a、円筒ケース部59、カバー60および
キャップ62により可変バルブタイミング装置10のハ
ウジング64が形成されている。
は、複数のボルト58(ここでは4本のボルト)によ
り、円筒ケース部59が取り付けられている。また、こ
の円筒ケース部59には、タイミングプーリ10aとは
反対側の端部にカバー60が設けられている。またカバ
ー60の中心部に設けられている開口部60aは、キャ
ップ62が螺入されて閉塞されている。これらタイミン
グプーリ10a、円筒ケース部59、カバー60および
キャップ62により可変バルブタイミング装置10のハ
ウジング64が形成されている。
【0039】ハウジング64内部には、回転軸方向のほ
ぼ中央にセパレートプレート66がボルト66aにて、
円筒ケース部59に取り付けられている。このセパレー
トプレート66により、ハウジング64内部は2つの作
動室64a,64bに分割されている。
ぼ中央にセパレートプレート66がボルト66aにて、
円筒ケース部59に取り付けられている。このセパレー
トプレート66により、ハウジング64内部は2つの作
動室64a,64bに分割されている。
【0040】カバー60側に存在する第1作動室64a
内にはリフト量可変アクチュエータ10bが構成され、
第2作動室64b内には回転位相差可変アクチュエータ
10cが構成されている。
内にはリフト量可変アクチュエータ10bが構成され、
第2作動室64b内には回転位相差可変アクチュエータ
10cが構成されている。
【0041】まず、第1作動室64a内には円盤状のピ
ストン70が配置されている。このピストン70は、吸
気側カムシャフト22の先端にカムボルト72にて、間
に回転位相差可変アクチュエータ10c側のスプライン
ギヤ74を挟むようにして固定されている。
ストン70が配置されている。このピストン70は、吸
気側カムシャフト22の先端にカムボルト72にて、間
に回転位相差可変アクチュエータ10c側のスプライン
ギヤ74を挟むようにして固定されている。
【0042】このピストン70により第1作動室64a
内が区画されることで、フロント油室76とリヤ油室7
8とが形成されている。フロント油室76には、シリン
ダヘッド14の軸受部14a内の油路80、筒部51の
外周溝51a、筒部51のフロント制御油路84、吸気
側カムシャフト22の外周溝86、吸気側カムシャフト
22のフロント制御油路87,88、およびカムボルト
72内の中心孔90を介して作動油が給排される。リヤ
油室78には、シリンダヘッド14の軸受部14a内の
油路92、筒部51の外周溝51b、筒部51のリヤ制
御油路94、吸気側カムシャフト22の外周溝96、お
よび吸気側カムシャフト22のリヤ制御油路98,10
0,102を介して作動油が給排される。
内が区画されることで、フロント油室76とリヤ油室7
8とが形成されている。フロント油室76には、シリン
ダヘッド14の軸受部14a内の油路80、筒部51の
外周溝51a、筒部51のフロント制御油路84、吸気
側カムシャフト22の外周溝86、吸気側カムシャフト
22のフロント制御油路87,88、およびカムボルト
72内の中心孔90を介して作動油が給排される。リヤ
油室78には、シリンダヘッド14の軸受部14a内の
油路92、筒部51の外周溝51b、筒部51のリヤ制
御油路94、吸気側カムシャフト22の外周溝96、お
よび吸気側カムシャフト22のリヤ制御油路98,10
0,102を介して作動油が給排される。
【0043】そして、第1オイルコントロールバルブ1
04により、上述した作動油の給排通路80,51a,
84,86,87,88,90を介して、フロント油室
76に作動油を供給し、給排通路92,51b,94,
96,98,100,102を介して、リヤ油室78か
ら作動油を排出すると、ピストン70は吸気側カムシャ
フト22の回転軸方向の内、矢印Aへ移動する。このピ
ストン70の移動に伴い、吸気側カムシャフト22も同
方向へ移動する。逆に、第1オイルコントロールバルブ
104により、上述した作動油の給排通路80,51
a,84,86,87,88,90を介して、フロント
油室76から作動油を排出し、給排通路92,51b,
94,96,98,100,102を介して、リヤ油室
78に作動油を供給すると、ピストン70は吸気側カム
シャフト22の回転軸方向の内、矢印Aとは反対方向へ
移動する。このピストン70の移動に伴い、吸気側カム
シャフト22も同方向へ移動する。また、フロント油室
76およびリヤ油室78に対する作動油の給排が停止さ
れれば、ピストン70および吸気側カムシャフト22の
回転軸方向での位置は維持される。
04により、上述した作動油の給排通路80,51a,
84,86,87,88,90を介して、フロント油室
76に作動油を供給し、給排通路92,51b,94,
96,98,100,102を介して、リヤ油室78か
ら作動油を排出すると、ピストン70は吸気側カムシャ
フト22の回転軸方向の内、矢印Aへ移動する。このピ
ストン70の移動に伴い、吸気側カムシャフト22も同
方向へ移動する。逆に、第1オイルコントロールバルブ
104により、上述した作動油の給排通路80,51
a,84,86,87,88,90を介して、フロント
油室76から作動油を排出し、給排通路92,51b,
94,96,98,100,102を介して、リヤ油室
78に作動油を供給すると、ピストン70は吸気側カム
シャフト22の回転軸方向の内、矢印Aとは反対方向へ
移動する。このピストン70の移動に伴い、吸気側カム
シャフト22も同方向へ移動する。また、フロント油室
76およびリヤ油室78に対する作動油の給排が停止さ
れれば、ピストン70および吸気側カムシャフト22の
回転軸方向での位置は維持される。
【0044】本実施の形態では、図1に示した電子制御
ユニット130(以下「ECU」という)による第1オ
イルコントロールバルブ104の制御により、リフト量
可変アクチュエータ10bのピストン70は、エンジン
11の高回転時には矢印A方向へ移動されて、3次元カ
ムである吸気カム27のプロフィール変化を引き起こし
て、吸気バルブ20のバルブリフト量が大きくなり、吸
気バルブ20の開弁時間が長くなるように調整されてい
る。このことで燃焼室17への混合ガスの吸入効率が向
上さされる。また、エンジン11の低回転時にはピスト
ン70は矢印Aと逆方向へ移動されて、吸気カム27は
逆方向のプロフィール変化を引き起こして、吸気バルブ
20のバルブリフト量が小さくなり、吸気バルブ20の
開弁時間が短くなるように調整されている。このこと
で、燃焼室17へ勢いよく混合ガスが吸入される。
ユニット130(以下「ECU」という)による第1オ
イルコントロールバルブ104の制御により、リフト量
可変アクチュエータ10bのピストン70は、エンジン
11の高回転時には矢印A方向へ移動されて、3次元カ
ムである吸気カム27のプロフィール変化を引き起こし
て、吸気バルブ20のバルブリフト量が大きくなり、吸
気バルブ20の開弁時間が長くなるように調整されてい
る。このことで燃焼室17への混合ガスの吸入効率が向
上さされる。また、エンジン11の低回転時にはピスト
ン70は矢印Aと逆方向へ移動されて、吸気カム27は
逆方向のプロフィール変化を引き起こして、吸気バルブ
20のバルブリフト量が小さくなり、吸気バルブ20の
開弁時間が短くなるように調整されている。このこと
で、燃焼室17へ勢いよく混合ガスが吸入される。
【0045】なお、第1オイルコントロールバルブ10
4の構成は後述する第2オイルコントロールバルブ10
6と同一であるので、第2オイルコントロールバルブ1
06の説明にて第1オイルコントロールバルブ104の
説明に代える。
4の構成は後述する第2オイルコントロールバルブ10
6と同一であるので、第2オイルコントロールバルブ1
06の説明にて第1オイルコントロールバルブ104の
説明に代える。
【0046】また、第1オイルコントロールバルブ10
4と後述する第2オイルコントロールバルブ106とは
共に、ECU130にて制御されている。したがって、
このECU130の制御により吸気側カムシャフト22
の回転軸方向の移動とクランクシャフト15や排気側カ
ムシャフト23に対する吸気側カムシャフト22の回転
位相差が調整されて、吸気バルブ20の開閉特性が変更
される。
4と後述する第2オイルコントロールバルブ106とは
共に、ECU130にて制御されている。したがって、
このECU130の制御により吸気側カムシャフト22
の回転軸方向の移動とクランクシャフト15や排気側カ
ムシャフト23に対する吸気側カムシャフト22の回転
位相差が調整されて、吸気バルブ20の開閉特性が変更
される。
【0047】図1に示したごとく、ECU130は、C
PU132、ROM133、RAM134およびバック
アップRAM135等を備える論理演算回路として構成
されている。ここで、ROM133は各種制御プログラ
ムや、その各種制御プログラムを実行する際に参照され
るテーブルやマップ等が記憶されるメモリである。CP
U132はROM133に記憶された各種制御プログラ
ムに基づいて制御に必要な演算処理を実行する。また、
RAM134はCPU132での演算結果や各センサか
ら入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであ
り、バックアップRAM135はエンジン11の停止時
に保存すべきデータを記憶する不揮発性のメモリであ
る。そして、CPU132、ROM133、RAM13
4およびバックアップRAM135は、バス136を介
して互いに接続されるとともに、外部入力回路137お
よび外部出力回路138と接続されている。
PU132、ROM133、RAM134およびバック
アップRAM135等を備える論理演算回路として構成
されている。ここで、ROM133は各種制御プログラ
ムや、その各種制御プログラムを実行する際に参照され
るテーブルやマップ等が記憶されるメモリである。CP
U132はROM133に記憶された各種制御プログラ
ムに基づいて制御に必要な演算処理を実行する。また、
RAM134はCPU132での演算結果や各センサか
ら入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであ
り、バックアップRAM135はエンジン11の停止時
に保存すべきデータを記憶する不揮発性のメモリであ
る。そして、CPU132、ROM133、RAM13
4およびバックアップRAM135は、バス136を介
して互いに接続されるとともに、外部入力回路137お
よび外部出力回路138と接続されている。
【0048】外部入力回路137には、図示しない回転
数センサ、吸気圧センサおよびスロットルセンサ等、エ
ンジン11の運転状態を検出するための各種センサと、
クランク側電磁ピックアップ140およびカム側電磁ピ
ックアップ142が接続されている。また、外部出力回
路138には、第1オイルコントロールバルブ104お
よび第2オイルコントロールバルブ106が接続されて
いる。
数センサ、吸気圧センサおよびスロットルセンサ等、エ
ンジン11の運転状態を検出するための各種センサと、
クランク側電磁ピックアップ140およびカム側電磁ピ
ックアップ142が接続されている。また、外部出力回
路138には、第1オイルコントロールバルブ104お
よび第2オイルコントロールバルブ106が接続されて
いる。
【0049】図3において、ハウジング64の内でセパ
レートプレート66よりもタイミングプーリ10a側に
存在する第2作動室64bには、吸気側カムシャフト2
2の先端にピストン70とともにカムボルト72により
取り付けられたスプラインギヤ74が配置されている。
なお、スプラインギヤ74の先端側にある円筒部74a
は、セパレートプレート66の中心孔66bを液密状態
で摺動可能に貫通している。このスプラインギヤ74は
図5に示すごとく、上記円筒部74aに接続する斜歯の
小径ギヤ部74bと、更に斜歯の小径ギヤ部74bに接
続する平歯の大径ギヤ部74cとが2段に形成されてい
る。
レートプレート66よりもタイミングプーリ10a側に
存在する第2作動室64bには、吸気側カムシャフト2
2の先端にピストン70とともにカムボルト72により
取り付けられたスプラインギヤ74が配置されている。
なお、スプラインギヤ74の先端側にある円筒部74a
は、セパレートプレート66の中心孔66bを液密状態
で摺動可能に貫通している。このスプラインギヤ74は
図5に示すごとく、上記円筒部74aに接続する斜歯の
小径ギヤ部74bと、更に斜歯の小径ギヤ部74bに接
続する平歯の大径ギヤ部74cとが2段に形成されてい
る。
【0050】更に、スプラインギヤ74の小径ギヤ部7
4bには、平歯の外歯144aと斜歯の内歯114bと
を備えたリング状のシザーススプラインギヤ144が、
その内歯144bにて、図3に示すごとく噛み合わされ
ている。この噛み合せの際には、スプラインギヤ74と
シザーススプラインギヤ144との間にリング状のスプ
リングワッシャ145が配置され、シザーススプライン
ギヤ144を大径ギヤ部74cから離すように回転軸方
向に付勢している。なお、スプラインギヤ74とシザー
ススプラインギヤ144との外径は同一である。
4bには、平歯の外歯144aと斜歯の内歯114bと
を備えたリング状のシザーススプラインギヤ144が、
その内歯144bにて、図3に示すごとく噛み合わされ
ている。この噛み合せの際には、スプラインギヤ74と
シザーススプラインギヤ144との間にリング状のスプ
リングワッシャ145が配置され、シザーススプライン
ギヤ144を大径ギヤ部74cから離すように回転軸方
向に付勢している。なお、スプラインギヤ74とシザー
ススプラインギヤ144との外径は同一である。
【0051】図3において、ボルト58、タイミングプ
ーリ10a、カムボルト72および吸気側カムシャフト
22を取り外して円筒ケース部59の内部を、図の右か
ら見た状態を図4に示す。なお、図3は、図4における
縦断面図であるが、特に回転位相差可変アクチュエータ
10cの内部は、図4におけるB−B線での断面状態を
示している。
ーリ10a、カムボルト72および吸気側カムシャフト
22を取り外して円筒ケース部59の内部を、図の右か
ら見た状態を図4に示す。なお、図3は、図4における
縦断面図であるが、特に回転位相差可変アクチュエータ
10cの内部は、図4におけるB−B線での断面状態を
示している。
【0052】円筒ケース部59は、内周面59aから中
心方向に向かって複数の壁部146,147,148,
149(ここでは4つ)が突出している。そして、その
壁部146〜149の先端面に対して、外周面150a
が接した状態で円盤状のベーンロータ150が回転可能
に配置されている。
心方向に向かって複数の壁部146,147,148,
149(ここでは4つ)が突出している。そして、その
壁部146〜149の先端面に対して、外周面150a
が接した状態で円盤状のベーンロータ150が回転可能
に配置されている。
【0053】円盤状のベーンロータ150の中心部は円
筒状空間150c(図3)が形成されて、その内周面は
吸気側カムシャフト22の回転軸方向に沿って直線状に
延びる平歯のスプライン部150bを形成している。前
述したスプラインギヤ74の大径ギヤ部74cと、シザ
ーススプラインギヤ144の外歯144aとは共にこの
平歯のスプライン部150bに噛み合わされている。
筒状空間150c(図3)が形成されて、その内周面は
吸気側カムシャフト22の回転軸方向に沿って直線状に
延びる平歯のスプライン部150bを形成している。前
述したスプラインギヤ74の大径ギヤ部74cと、シザ
ーススプラインギヤ144の外歯144aとは共にこの
平歯のスプライン部150bに噛み合わされている。
【0054】前述したシザーススプラインギヤ144の
斜歯の内歯144bとスプラインギヤ74の斜歯の小径
ギヤ部74bとの噛み合わせと、スプリングワッシャ1
45との作用により、スプラインギヤ74の大径ギヤ部
74cとシザーススプラインギヤ144の外歯144a
とは相対的に逆方向に回転する付勢力を生じている。こ
のため、スプライン部150bとギヤ74,144間の
バックラッシュによる誤差を吸収することができ、ベー
ンロータ150に対してスプラインギヤ74は設定され
る回転位相位置に高精度に配置される。したがって、ベ
ーンロータ150と吸気側カムシャフト22とを、高精
度の回転位相関係にて取り付けることができるととも
に、回転変動時の騒音を防止することができる。なお、
図3においては、見やすくするため、スプライン部15
0bは一部のみ示し、他は図示を省略しているが、スプ
ライン部150bはベーンロータ150の円筒状空間1
50cの内周面全体に形成されている。
斜歯の内歯144bとスプラインギヤ74の斜歯の小径
ギヤ部74bとの噛み合わせと、スプリングワッシャ1
45との作用により、スプラインギヤ74の大径ギヤ部
74cとシザーススプラインギヤ144の外歯144a
とは相対的に逆方向に回転する付勢力を生じている。こ
のため、スプライン部150bとギヤ74,144間の
バックラッシュによる誤差を吸収することができ、ベー
ンロータ150に対してスプラインギヤ74は設定され
る回転位相位置に高精度に配置される。したがって、ベ
ーンロータ150と吸気側カムシャフト22とを、高精
度の回転位相関係にて取り付けることができるととも
に、回転変動時の騒音を防止することができる。なお、
図3においては、見やすくするため、スプライン部15
0bは一部のみ示し、他は図示を省略しているが、スプ
ライン部150bはベーンロータ150の円筒状空間1
50cの内周面全体に形成されている。
【0055】また円盤状のベーンロータ150の外周面
150aには、壁部146,147,148,149の
間の空間に突出して、先端を円筒ケース部59の内周面
59aに接しているベーン166,167,168,1
69を備えている。これらのベーン166,167,1
68,169が壁部146,147,148,149間
の空間を区画することにより、各4つの第1圧力室17
0と第2圧力室171とを形成している。すなわち、ベ
ーンロータ150は円筒ケース部59の壁部146〜1
49と協働して第1圧力室170と第2圧力室171と
を形成している。
150aには、壁部146,147,148,149の
間の空間に突出して、先端を円筒ケース部59の内周面
59aに接しているベーン166,167,168,1
69を備えている。これらのベーン166,167,1
68,169が壁部146,147,148,149間
の空間を区画することにより、各4つの第1圧力室17
0と第2圧力室171とを形成している。すなわち、ベ
ーンロータ150は円筒ケース部59の壁部146〜1
49と協働して第1圧力室170と第2圧力室171と
を形成している。
【0056】この内の1つのベーン166は、吸気側カ
ムシャフト22の回転軸方向に沿って延びる貫通孔17
2を有する。貫通孔172内には、ロックピン173が
吸気側カムシャフト22の回転軸方向に移動可能に収容
されている。このロックピン173は、その内部に収容
孔173aを有する。この収容孔173a内に設けられ
たスプリング174は、ロックピン173をセパレート
プレート66へ向かって付勢する。
ムシャフト22の回転軸方向に沿って延びる貫通孔17
2を有する。貫通孔172内には、ロックピン173が
吸気側カムシャフト22の回転軸方向に移動可能に収容
されている。このロックピン173は、その内部に収容
孔173aを有する。この収容孔173a内に設けられ
たスプリング174は、ロックピン173をセパレート
プレート66へ向かって付勢する。
【0057】また、ベーンロータ150はその円板部5
2側の表面に形成された油溝172aを有する。同油溝
172aは円板部52を貫通している円弧状の貫通開放
口(図示していない)と貫通孔172とを連通する。こ
の貫通開放口と油溝172aとは、貫通孔172の内部
においてロックピン173よりも円板部52側にある空
気あるいは作動油を外部に対して開放状態としている。
これは、エンジン11の始動後に、第2圧力室171に
接続している油路176あるいは第1圧力室170に接
続している油路178を介して与えられる作動油圧によ
りロックピン173を円板部52側に移動させる際に、
ロックピン173の移動を阻害しないようにするためで
ある。なお、この油路176,178を介して与えられ
る作動油圧によるロックピン173の移動は、ECU1
30の制御により、セパレートプレート66に設けられ
た係止穴(図示していない)からロックピン173の先
端部を脱出させて、円筒ケース部59に対してベーンロ
ータ150を相対回転可能とさせるためである。
2側の表面に形成された油溝172aを有する。同油溝
172aは円板部52を貫通している円弧状の貫通開放
口(図示していない)と貫通孔172とを連通する。こ
の貫通開放口と油溝172aとは、貫通孔172の内部
においてロックピン173よりも円板部52側にある空
気あるいは作動油を外部に対して開放状態としている。
これは、エンジン11の始動後に、第2圧力室171に
接続している油路176あるいは第1圧力室170に接
続している油路178を介して与えられる作動油圧によ
りロックピン173を円板部52側に移動させる際に、
ロックピン173の移動を阻害しないようにするためで
ある。なお、この油路176,178を介して与えられ
る作動油圧によるロックピン173の移動は、ECU1
30の制御により、セパレートプレート66に設けられ
た係止穴(図示していない)からロックピン173の先
端部を脱出させて、円筒ケース部59に対してベーンロ
ータ150を相対回転可能とさせるためである。
【0058】したがって、上述した構成の回転位相差可
変アクチュエータ10cにおいて、エンジン11の駆動
によりクランクシャフト15が回転し、その回転がタイ
ミングベルト26を介してタイミングプーリ10aに伝
達されると、タイミングプーリ10aおよび吸気側カム
シャフト22が、調整されている回転位相差状態で一体
に回転する。この吸気側カムシャフト22の回転に伴な
って吸気バルブ20(図1)が開閉駆動されることは、
前述したとおりである。
変アクチュエータ10cにおいて、エンジン11の駆動
によりクランクシャフト15が回転し、その回転がタイ
ミングベルト26を介してタイミングプーリ10aに伝
達されると、タイミングプーリ10aおよび吸気側カム
シャフト22が、調整されている回転位相差状態で一体
に回転する。この吸気側カムシャフト22の回転に伴な
って吸気バルブ20(図1)が開閉駆動されることは、
前述したとおりである。
【0059】そして、エンジン11の駆動時に、回転位
相差可変アクチュエータ10cの第1圧力室170およ
び第2圧力室171に対する油圧制御により、円筒ケー
ス部59に対してベーンロータ150を回転方向に相対
的に回転させると、すなわち吸気側カムシャフト22を
クランクシャフト15に対し進角する側に回転位相差の
調整制御を行うと、吸気バルブ20の開閉タイミングは
早くなる。
相差可変アクチュエータ10cの第1圧力室170およ
び第2圧力室171に対する油圧制御により、円筒ケー
ス部59に対してベーンロータ150を回転方向に相対
的に回転させると、すなわち吸気側カムシャフト22を
クランクシャフト15に対し進角する側に回転位相差の
調整制御を行うと、吸気バルブ20の開閉タイミングは
早くなる。
【0060】また、逆に、円筒ケース部59に対してベ
ーンロータ150を回転方向とは逆方向に相対的に回転
させると、すなわち吸気側カムシャフト22をクランク
シャフト15に対し遅角する側に回転位相差の調整制御
を行うと、吸気バルブ20の開閉タイミングは遅くな
る。
ーンロータ150を回転方向とは逆方向に相対的に回転
させると、すなわち吸気側カムシャフト22をクランク
シャフト15に対し遅角する側に回転位相差の調整制御
を行うと、吸気バルブ20の開閉タイミングは遅くな
る。
【0061】尚、吸気バルブ20は、通常、エンジン1
1の低回転時および高負荷高回転時に開閉タイミングが
遅らされ、エンジン11の低・中負荷時には開閉タイミ
ングが早められる。これはエンジン11の低回転時には
エンジン回転の安定を図るとともに、エンジン11の低
・中負荷時には吸気の慣性効果による燃焼室17への吸
入効率を向上させるためである。エンジン11の低・中
負荷域では開閉タイミングを進めることにより、ポンピ
ングロスの低減、内部EGR効果による燃費・排気浄化
性の向上が図られる。
1の低回転時および高負荷高回転時に開閉タイミングが
遅らされ、エンジン11の低・中負荷時には開閉タイミ
ングが早められる。これはエンジン11の低回転時には
エンジン回転の安定を図るとともに、エンジン11の低
・中負荷時には吸気の慣性効果による燃焼室17への吸
入効率を向上させるためである。エンジン11の低・中
負荷域では開閉タイミングを進めることにより、ポンピ
ングロスの低減、内部EGR効果による燃費・排気浄化
性の向上が図られる。
【0062】次に、回転位相差可変アクチュエータ10
cにあって、吸気バルブ20の開閉タイミングを調整す
るための、円筒ケース部59とベーンロータ150間の
回転位相差を油圧制御する構造について説明する。
cにあって、吸気バルブ20の開閉タイミングを調整す
るための、円筒ケース部59とベーンロータ150間の
回転位相差を油圧制御する構造について説明する。
【0063】円筒ケース部59とベーンロータ150と
の間に形成された第1圧力室170と、ベーンロータ1
50の円筒状空間150cとは各2本の進角用油路18
0にて接続されている。また、この円筒状空間150c
には筒部51内に設けられた進角用油路182,18
4、筒部51の外周溝51c、およびシリンダヘッド1
4内の油路186を介して第2オイルコントロールバル
ブ106に接続されて油圧が調整される。なお、スプラ
インギヤ74の大径ギヤ部74cには、表裏面を貫通す
る貫通孔74dが設けられ、シザーススプラインギヤ1
44には、表裏面を貫通する4つの貫通孔144cが設
けられている。これらの貫通孔74d,144cによ
り、円筒状空間150c内にて、進角用油路182と進
角用油路180との間の作動油の流れを円滑にしてい
る。
の間に形成された第1圧力室170と、ベーンロータ1
50の円筒状空間150cとは各2本の進角用油路18
0にて接続されている。また、この円筒状空間150c
には筒部51内に設けられた進角用油路182,18
4、筒部51の外周溝51c、およびシリンダヘッド1
4内の油路186を介して第2オイルコントロールバル
ブ106に接続されて油圧が調整される。なお、スプラ
インギヤ74の大径ギヤ部74cには、表裏面を貫通す
る貫通孔74dが設けられ、シザーススプラインギヤ1
44には、表裏面を貫通する4つの貫通孔144cが設
けられている。これらの貫通孔74d,144cによ
り、円筒状空間150c内にて、進角用油路182と進
角用油路180との間の作動油の流れを円滑にしてい
る。
【0064】また、第2圧力室171へは、円板部52
および筒部51に形成されている遅角用油路188,1
90,192、筒部51の外周溝51d、およびシリン
ダヘッド14内の油路194を介して第2オイルコント
ロールバルブ106に接続されて油圧が調整される。
および筒部51に形成されている遅角用油路188,1
90,192、筒部51の外周溝51d、およびシリン
ダヘッド14内の油路194を介して第2オイルコント
ロールバルブ106に接続されて油圧が調整される。
【0065】第2オイルコントロールバルブ106に
は、供給通路196および排出通路198が接続されて
いる。そして、供給通路196は第1オイルコントロー
ルバルブ104にて用いたと同一のオイルポンプPを介
してオイルパン13aに接続しており、排出通路198
はオイルパン13aに直接接続している。したがって、
オイルポンプPは、オイルパン13aから二つのオイル
コントロールバルブ104,106へ作動油を圧送する
ようになっている。
は、供給通路196および排出通路198が接続されて
いる。そして、供給通路196は第1オイルコントロー
ルバルブ104にて用いたと同一のオイルポンプPを介
してオイルパン13aに接続しており、排出通路198
はオイルパン13aに直接接続している。したがって、
オイルポンプPは、オイルパン13aから二つのオイル
コントロールバルブ104,106へ作動油を圧送する
ようになっている。
【0066】第2オイルコントロールバルブ106は第
1オイルコントロールバルブ104と同様に構成され、
ケーシング200、第1給排ポート202、第2給排ポ
ート204、弁部206、第1排出ポート208、第2
排出ポート210、供給ポート212、コイルスプリン
グ214、電磁ソレノイド216、およびスプール21
8を備えている。そして、第1給排ポート202にはシ
リンダヘッド14内の油路194が接続され、第2給排
ポート204にはシリンダヘッド14内の油路186が
接続されている。また、供給ポート212には供給通路
196が接続され、第1排出ポート208および第2排
出ポート210には排出通路198が接続されている。
1オイルコントロールバルブ104と同様に構成され、
ケーシング200、第1給排ポート202、第2給排ポ
ート204、弁部206、第1排出ポート208、第2
排出ポート210、供給ポート212、コイルスプリン
グ214、電磁ソレノイド216、およびスプール21
8を備えている。そして、第1給排ポート202にはシ
リンダヘッド14内の油路194が接続され、第2給排
ポート204にはシリンダヘッド14内の油路186が
接続されている。また、供給ポート212には供給通路
196が接続され、第1排出ポート208および第2排
出ポート210には排出通路198が接続されている。
【0067】したがって、電磁ソレノイド216の消磁
状態においては、スプール218がコイルスプリング2
14の弾性力によりケーシング200の一端側(図3に
おいて上側)に配置されて、第1給排ポート202と第
1排出ポート208とが連通し、第2給排ポート204
が供給ポート212と連通する。この状態では、オイル
パン13a内の作動油が、供給通路196、第2オイル
コントロールバルブ106、油路186、外周溝51
c、進角用油路184,182、円筒状空間150c、
および進角用油路180を介して、回転位相差可変アク
チュエータ10cの第1圧力室170へ供給される。ま
た、回転位相差可変アクチュエータ10cの第2圧力室
171内にあった作動油は、遅角用油路188,19
0,192、外周溝51d、油路194、第2オイルコ
ントロールバルブ106、および排出通路198を介し
てオイルパン13a内へ戻される。その結果、図4から
図6への変化で例示するごとく、ベーンロータ150が
円筒ケース部59に対して進角方向へ相対回転し、前述
したように吸気バルブ20の開閉タイミングが早められ
る。
状態においては、スプール218がコイルスプリング2
14の弾性力によりケーシング200の一端側(図3に
おいて上側)に配置されて、第1給排ポート202と第
1排出ポート208とが連通し、第2給排ポート204
が供給ポート212と連通する。この状態では、オイル
パン13a内の作動油が、供給通路196、第2オイル
コントロールバルブ106、油路186、外周溝51
c、進角用油路184,182、円筒状空間150c、
および進角用油路180を介して、回転位相差可変アク
チュエータ10cの第1圧力室170へ供給される。ま
た、回転位相差可変アクチュエータ10cの第2圧力室
171内にあった作動油は、遅角用油路188,19
0,192、外周溝51d、油路194、第2オイルコ
ントロールバルブ106、および排出通路198を介し
てオイルパン13a内へ戻される。その結果、図4から
図6への変化で例示するごとく、ベーンロータ150が
円筒ケース部59に対して進角方向へ相対回転し、前述
したように吸気バルブ20の開閉タイミングが早められ
る。
【0068】一方、電磁ソレノイド216が励磁された
ときには、スプール218がコイルスプリング214の
弾性力に抗してケーシング200の他端側(図3におい
て下側)に配置されて、第2給排ポート204が第2排
出ポート210と連通し、第1給排ポート202が供給
ポート212と連通する。この状態では、オイルパン1
3a内の作動油が、供給通路196、第2オイルコント
ロールバルブ106、油路194、外周溝51d、およ
び遅角用油路192,190,188を介して回転位相
差可変アクチュエータ10cの第2圧力室171へ供給
される。また、回転位相差可変アクチュエータ10cの
第1圧力室170内にあった作動油は、進角用油路18
0、円筒状空間150c、進角用油路182,184、
外周溝51c、油路186、第2オイルコントロールバ
ルブ106、および排出通路198を介してオイルパン
13a内へ戻される。その結果、ベーンロータ150が
円筒ケース部59に対して遅角方向へ相対回転し、前述
したように吸気バルブ20の開閉タイミングが遅くされ
る。
ときには、スプール218がコイルスプリング214の
弾性力に抗してケーシング200の他端側(図3におい
て下側)に配置されて、第2給排ポート204が第2排
出ポート210と連通し、第1給排ポート202が供給
ポート212と連通する。この状態では、オイルパン1
3a内の作動油が、供給通路196、第2オイルコント
ロールバルブ106、油路194、外周溝51d、およ
び遅角用油路192,190,188を介して回転位相
差可変アクチュエータ10cの第2圧力室171へ供給
される。また、回転位相差可変アクチュエータ10cの
第1圧力室170内にあった作動油は、進角用油路18
0、円筒状空間150c、進角用油路182,184、
外周溝51c、油路186、第2オイルコントロールバ
ルブ106、および排出通路198を介してオイルパン
13a内へ戻される。その結果、ベーンロータ150が
円筒ケース部59に対して遅角方向へ相対回転し、前述
したように吸気バルブ20の開閉タイミングが遅くされ
る。
【0069】更に、電磁ソレノイド216への給電を制
御し、スプール218をケーシング200の中間に位置
させると、第1給排ポート202および第2給排ポート
204が閉塞され、それら給排ポート202,204を
通じての作動油の移動が禁止される。この状態では、回
転位相差可変アクチュエータ10cの第1圧力室170
および第2圧力室171に対して作動油の給排が行われ
ず、第1圧力室170および第2圧力室171内には作
動油が充填保持されて、円筒ケース部59に対するベー
ンロータ150の相対回転は停止する。その結果、吸気
バルブ20の開閉タイミングは、ベーンロータ150が
固定された時の状態に保持される。
御し、スプール218をケーシング200の中間に位置
させると、第1給排ポート202および第2給排ポート
204が閉塞され、それら給排ポート202,204を
通じての作動油の移動が禁止される。この状態では、回
転位相差可変アクチュエータ10cの第1圧力室170
および第2圧力室171に対して作動油の給排が行われ
ず、第1圧力室170および第2圧力室171内には作
動油が充填保持されて、円筒ケース部59に対するベー
ンロータ150の相対回転は停止する。その結果、吸気
バルブ20の開閉タイミングは、ベーンロータ150が
固定された時の状態に保持される。
【0070】本実施の形態では、ECU130により、
第1オイルコントロールバルブ104および第2オイル
コントロールバルブ106が制御されて、吸気バルブ2
0のバルブタイミング特性制御が行われる。すなわち、
ECU130は、エンジン11の運転状態を検出するた
めの各種センサからの検出信号に基づき、第1オイルコ
ントロールバルブ104を駆動制御し、吸気バルブ20
の開弁時間およびバルブリフト量がエンジン11の運転
状態に適した値となるようにリフト量可変アクチュエー
タ10bを作動させる。また、ECU130は各種セン
サからの検出信号に基づき、第2オイルコントロールバ
ルブ106を駆動制御し、吸気バルブ20がエンジン1
1の運転状態に適した開閉タイミングとなるよう回転位
相差可変アクチュエータ10cを作動させる。
第1オイルコントロールバルブ104および第2オイル
コントロールバルブ106が制御されて、吸気バルブ2
0のバルブタイミング特性制御が行われる。すなわち、
ECU130は、エンジン11の運転状態を検出するた
めの各種センサからの検出信号に基づき、第1オイルコ
ントロールバルブ104を駆動制御し、吸気バルブ20
の開弁時間およびバルブリフト量がエンジン11の運転
状態に適した値となるようにリフト量可変アクチュエー
タ10bを作動させる。また、ECU130は各種セン
サからの検出信号に基づき、第2オイルコントロールバ
ルブ106を駆動制御し、吸気バルブ20がエンジン1
1の運転状態に適した開閉タイミングとなるよう回転位
相差可変アクチュエータ10cを作動させる。
【0071】以上説明した本実施の形態によれば、以下
の効果が得られる。 (イ).本実施の形態の可変バルブタイミング装置10
は、前述したリフト量可変アクチュエータ10bと回転
位相差可変アクチュエータ10cとが1つのハウジング
64内に設けられている。
の効果が得られる。 (イ).本実施の形態の可変バルブタイミング装置10
は、前述したリフト量可変アクチュエータ10bと回転
位相差可変アクチュエータ10cとが1つのハウジング
64内に設けられている。
【0072】具体的には、可変バルブタイミング装置1
0は、3次元カムである吸気カム27を備えた吸気側カ
ムシャフト22の一端に設けられ、該吸気側カムシャフ
ト22に対して相対回転可能であるとともに、クランク
シャフト15からの駆動力が伝達されるハウジング64
と、該ハウジング64内を前記吸気側カムシャフト22
の回転軸方向に配列する第1作動室64aと第2作動室
64bとに区画するセパレートプレート66(隔壁に相
当する)と、前記第1作動室64a内に設けられ、前記
第1作動室64aを前記回転軸方向に配列したフロント
油室76(第1液圧室に相当する)とリヤ油室78(第
2液圧室に相当する)とに区画するとともに、前記フロ
ント油室76と前記リヤ油室78との間の作動油の圧力
差に応じて前記ハウジング64に対して前記吸気側カム
シャフト22を回転軸方向に移動させるピストン70
と、前記第2作動室64b内に設けられ、前記第2作動
室64b側の壁部146〜149と協働して前記第2作
動室64bを前記吸気側カムシャフト22の周方向に配
列した第1圧力室170(第3液圧室に相当する)と第
2圧力室171(第4液圧室に相当する)とに区画する
とともに、該第1圧力室170と第2圧力室171との
圧力差に応じて前記ハウジング64に対して前記吸気側
カムシャフト22を回転させるベーンロータ150(回
転体に相当する)とを備えることにより、リフト量可変
アクチュエータ10bと回転位相差可変アクチュエータ
10cとが1つのハウジング64内に構成されている。
0は、3次元カムである吸気カム27を備えた吸気側カ
ムシャフト22の一端に設けられ、該吸気側カムシャフ
ト22に対して相対回転可能であるとともに、クランク
シャフト15からの駆動力が伝達されるハウジング64
と、該ハウジング64内を前記吸気側カムシャフト22
の回転軸方向に配列する第1作動室64aと第2作動室
64bとに区画するセパレートプレート66(隔壁に相
当する)と、前記第1作動室64a内に設けられ、前記
第1作動室64aを前記回転軸方向に配列したフロント
油室76(第1液圧室に相当する)とリヤ油室78(第
2液圧室に相当する)とに区画するとともに、前記フロ
ント油室76と前記リヤ油室78との間の作動油の圧力
差に応じて前記ハウジング64に対して前記吸気側カム
シャフト22を回転軸方向に移動させるピストン70
と、前記第2作動室64b内に設けられ、前記第2作動
室64b側の壁部146〜149と協働して前記第2作
動室64bを前記吸気側カムシャフト22の周方向に配
列した第1圧力室170(第3液圧室に相当する)と第
2圧力室171(第4液圧室に相当する)とに区画する
とともに、該第1圧力室170と第2圧力室171との
圧力差に応じて前記ハウジング64に対して前記吸気側
カムシャフト22を回転させるベーンロータ150(回
転体に相当する)とを備えることにより、リフト量可変
アクチュエータ10bと回転位相差可変アクチュエータ
10cとが1つのハウジング64内に構成されている。
【0073】このため、リフト量可変アクチュエータ1
0bと回転位相差可変アクチュエータ10cとでハウジ
ング64の共通化がなされて、リフト量可変アクチュエ
ータ10bと回転位相差可変アクチュエータ10cとが
単独で設けられた場合に比較して全体として小型化で
き、エンジン11の大型化を抑制できる。
0bと回転位相差可変アクチュエータ10cとでハウジ
ング64の共通化がなされて、リフト量可変アクチュエ
ータ10bと回転位相差可変アクチュエータ10cとが
単独で設けられた場合に比較して全体として小型化で
き、エンジン11の大型化を抑制できる。
【0074】(ロ).また、リフト量可変アクチュエー
タ10bのフロント油室76およびリヤ油室78へは吸
気側カムシャフト22内部を介して油圧が供給され、回
転位相差可変アクチュエータ10cの第1圧力室170
および第2圧力室171へはハウジング64の一部であ
る筒部51および円板部52を介して油圧が供給されて
いる。すなわち、リフト量可変アクチュエータ10bに
対する油圧経路と、回転位相差可変アクチュエータ10
cに対する油圧経路とを完全に分離することができるの
で、作動油漏れ防止効果が高くなる。
タ10bのフロント油室76およびリヤ油室78へは吸
気側カムシャフト22内部を介して油圧が供給され、回
転位相差可変アクチュエータ10cの第1圧力室170
および第2圧力室171へはハウジング64の一部であ
る筒部51および円板部52を介して油圧が供給されて
いる。すなわち、リフト量可変アクチュエータ10bに
対する油圧経路と、回転位相差可変アクチュエータ10
cに対する油圧経路とを完全に分離することができるの
で、作動油漏れ防止効果が高くなる。
【0075】[実施の形態2]図7の縦断面図に、実施
の形態2としての可変バルブタイミング装置310の構
成を示す。本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、
可変バルブタイミング装置310を構成しているリフト
量可変アクチュエータ310bと回転位相差可変アクチ
ュエータ310cとの配置が、吸気側カムシャフト32
2の回転軸方向においてその位置が逆転している点であ
る。また、タイミングプーリ10aの代わりにスプロケ
ット310aが用いられている点も異なる。
の形態2としての可変バルブタイミング装置310の構
成を示す。本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、
可変バルブタイミング装置310を構成しているリフト
量可変アクチュエータ310bと回転位相差可変アクチ
ュエータ310cとの配置が、吸気側カムシャフト32
2の回転軸方向においてその位置が逆転している点であ
る。また、タイミングプーリ10aの代わりにスプロケ
ット310aが用いられている点も異なる。
【0076】すなわち、ハウジング364の円筒ケース
部359の内部は、セパレートプレート366にて第1
作動室364aと第2作動室364bとに区画され、第
1作動室364a内に回転位相差可変アクチュエータ3
10cが構成され、第2作動室364b内にリフト量可
変アクチュエータ310bが構成されている。
部359の内部は、セパレートプレート366にて第1
作動室364aと第2作動室364bとに区画され、第
1作動室364a内に回転位相差可変アクチュエータ3
10cが構成され、第2作動室364b内にリフト量可
変アクチュエータ310bが構成されている。
【0077】これらリフト量可変アクチュエータ310
bおよび回転位相差可変アクチュエータ310cの構成
は、実施の形態1のリフト量可変アクチュエータ10b
および回転位相差可変アクチュエータ10cと基本的に
は同一の構成である。ただし、スプラインギヤ374は
セパレートプレート366の中心孔366bを貫通して
いないので、実施の形態1におけるスプラインギヤ74
の円筒部74aに相当するものはない。この代わりに、
吸気側カムシャフト322先端の円筒部322aが液密
状態でセパレートプレート366の中心孔366bを貫
通している。
bおよび回転位相差可変アクチュエータ310cの構成
は、実施の形態1のリフト量可変アクチュエータ10b
および回転位相差可変アクチュエータ10cと基本的に
は同一の構成である。ただし、スプラインギヤ374は
セパレートプレート366の中心孔366bを貫通して
いないので、実施の形態1におけるスプラインギヤ74
の円筒部74aに相当するものはない。この代わりに、
吸気側カムシャフト322先端の円筒部322aが液密
状態でセパレートプレート366の中心孔366bを貫
通している。
【0078】本実施の形態では、図示していない第1オ
イルコントロールバルブによるリフト量可変アクチュエ
ータ310bのフロント油室376への作動油供給は、
シリンダヘッドの軸受部側から筒部351の外周溝35
1c、筒部351の給排通路384および吸気側カムシ
ャフト322の外周溝386、給排通路387,38
8,389を介して行われ、リフト量可変アクチュエー
タ310bのリヤ油室378からの作動油排出は、筒部
351の給排通路394および外周溝351dを介して
行われる。
イルコントロールバルブによるリフト量可変アクチュエ
ータ310bのフロント油室376への作動油供給は、
シリンダヘッドの軸受部側から筒部351の外周溝35
1c、筒部351の給排通路384および吸気側カムシ
ャフト322の外周溝386、給排通路387,38
8,389を介して行われ、リフト量可変アクチュエー
タ310bのリヤ油室378からの作動油排出は、筒部
351の給排通路394および外周溝351dを介して
行われる。
【0079】このことにより、吸気側カムシャフト32
2は矢印C方向へ移動して、3次元カムである吸気カム
のプロフィール変化により、吸気バルブのバルブリフト
量が大きくなり吸気バルブの開弁時間が長くなる。こう
して燃焼室への混合ガスの吸入効率を向上させることが
できる。
2は矢印C方向へ移動して、3次元カムである吸気カム
のプロフィール変化により、吸気バルブのバルブリフト
量が大きくなり吸気バルブの開弁時間が長くなる。こう
して燃焼室への混合ガスの吸入効率を向上させることが
できる。
【0080】また、上述した経路とは逆の経路により、
リヤ油室378へ作動油が供給され、フロント油室37
6から作動油が排出される。このことにより、吸気側カ
ムシャフト322は矢印Cと逆方向へ移動して、吸気カ
ムの逆方向のプロフィール変化により、吸気バルブのバ
ルブリフト量が小さくなり吸気バルブの開弁時間が短く
なる。このことで、燃焼室へ勢いよく混合ガスを吸入さ
せることができる。
リヤ油室378へ作動油が供給され、フロント油室37
6から作動油が排出される。このことにより、吸気側カ
ムシャフト322は矢印Cと逆方向へ移動して、吸気カ
ムの逆方向のプロフィール変化により、吸気バルブのバ
ルブリフト量が小さくなり吸気バルブの開弁時間が短く
なる。このことで、燃焼室へ勢いよく混合ガスを吸入さ
せることができる。
【0081】また、必要に応じて吸気側カムシャフト3
22の回転軸方向への移動を停止し、所望の吸気バルブ
のバルブリフト量と吸気バルブの開弁時間とに固定する
こともできる。
22の回転軸方向への移動を停止し、所望の吸気バルブ
のバルブリフト量と吸気バルブの開弁時間とに固定する
こともできる。
【0082】回転位相差可変アクチュエータ310cに
て、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャフト3
22を進角させる場合には、図示していない第2オイル
コントロールバルブによる第1圧力室(図示していな
い)への作動油供給は、シリンダヘッドの軸受部側か
ら、筒部351の外周溝351b、筒部351の進角用
油路482、吸気側カムシャフト322の外周溝48
3、進角用油路484,485,486、カムボルト3
72の進角用油路487、ベーンロータ450の円筒状
空間450c、およびベーンロータ450の進角用油路
480を介して行われ、第2圧力室(図示していない)
からの作動油排出は、円筒ケース部359の遅角用油路
488,490、スプロケット310aの円板部352
の遅角用油路492,494、筒部351の遅角用油路
496,498、および外周溝351aを介して行われ
る。
て、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャフト3
22を進角させる場合には、図示していない第2オイル
コントロールバルブによる第1圧力室(図示していな
い)への作動油供給は、シリンダヘッドの軸受部側か
ら、筒部351の外周溝351b、筒部351の進角用
油路482、吸気側カムシャフト322の外周溝48
3、進角用油路484,485,486、カムボルト3
72の進角用油路487、ベーンロータ450の円筒状
空間450c、およびベーンロータ450の進角用油路
480を介して行われ、第2圧力室(図示していない)
からの作動油排出は、円筒ケース部359の遅角用油路
488,490、スプロケット310aの円板部352
の遅角用油路492,494、筒部351の遅角用油路
496,498、および外周溝351aを介して行われ
る。
【0083】また、回転位相差可変アクチュエータ31
0cにて、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャ
フト322を遅角させる場合には、第2オイルコントロ
ールバルブによる第2圧力室への作動油供給と第1圧力
室からの作動油排出は、上述した経路とは逆の経路によ
り行われる。
0cにて、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャ
フト322を遅角させる場合には、第2オイルコントロ
ールバルブによる第2圧力室への作動油供給と第1圧力
室からの作動油排出は、上述した経路とは逆の経路によ
り行われる。
【0084】また、必要に応じて吸気側カムシャフト3
22の回転位相差調整を停止し、所望の吸気バルブの進
角あるいは遅角状態に固定することができる。以上説明
した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
22の回転位相差調整を停止し、所望の吸気バルブの進
角あるいは遅角状態に固定することができる。以上説明
した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
【0085】(イ).すなわち、実施の形態1にて
(イ)および(ロ)にて述べた内容と同様な効果が得ら
れる。 (ロ).なお、リフト量可変アクチュエータ310bの
作動により、ベーンロータ450の円筒状空間450c
の容積が変化するので、リフト量可変アクチュエータ3
10bの作動が、回転位相差可変アクチュエータ310
cの回転位相差制御に影響することが考えられるが、こ
の点は、第1オイルコントロールバルブと第2オイルコ
ントロールバルブとによる制御の手順を調整することに
より、解決できる。例えば、リフト量可変アクチュエー
タ310bと回転位相差可変アクチュエータ310cと
の両方の調整を行う場合には、第1オイルコントロール
バルブによるリフト量可変アクチュエータ310bの調
整が行われた後に、第2オイルコントロールバルブによ
る回転位相差可変アクチュエータ310cの調整を行う
ようにする。
(イ)および(ロ)にて述べた内容と同様な効果が得ら
れる。 (ロ).なお、リフト量可変アクチュエータ310bの
作動により、ベーンロータ450の円筒状空間450c
の容積が変化するので、リフト量可変アクチュエータ3
10bの作動が、回転位相差可変アクチュエータ310
cの回転位相差制御に影響することが考えられるが、こ
の点は、第1オイルコントロールバルブと第2オイルコ
ントロールバルブとによる制御の手順を調整することに
より、解決できる。例えば、リフト量可変アクチュエー
タ310bと回転位相差可変アクチュエータ310cと
の両方の調整を行う場合には、第1オイルコントロール
バルブによるリフト量可変アクチュエータ310bの調
整が行われた後に、第2オイルコントロールバルブによ
る回転位相差可変アクチュエータ310cの調整を行う
ようにする。
【0086】リフト量可変アクチュエータ310bのみ
の調整を行う場合には、第1オイルコントロールバルブ
によるリフト量可変アクチュエータ310bの調整が行
われた直後に、第2オイルコントロールバルブにより回
転位相差可変アクチュエータ310cの調整を再度し直
すようにすればよい。
の調整を行う場合には、第1オイルコントロールバルブ
によるリフト量可変アクチュエータ310bの調整が行
われた直後に、第2オイルコントロールバルブにより回
転位相差可変アクチュエータ310cの調整を再度し直
すようにすればよい。
【0087】あるいは、常に、回転位相差可変アクチュ
エータ310cの回転位相差のフィードバック制御を高
速に行うことにより、リフト量可変アクチュエータ31
0bの作動に伴う回転位相差への影響を最小限に抑えて
回転位相差を所望の回転位相差に維持するようにしても
よい。
エータ310cの回転位相差のフィードバック制御を高
速に行うことにより、リフト量可変アクチュエータ31
0bの作動に伴う回転位相差への影響を最小限に抑えて
回転位相差を所望の回転位相差に維持するようにしても
よい。
【0088】このようにすることにより、実施の形態1
のごとくにスプラインギヤ374に円筒部を設けてカバ
ー360を液密状態で摺動可能となるように貫通させる
必要がなくなり、ECUのプログラムを変更するのみ
で、リフト量可変アクチュエータ310bも回転位相差
可変アクチュエータ310cも正確に調整できるので、
可変バルブタイミング装置310の製造コストを抑える
ことができる。
のごとくにスプラインギヤ374に円筒部を設けてカバ
ー360を液密状態で摺動可能となるように貫通させる
必要がなくなり、ECUのプログラムを変更するのみ
で、リフト量可変アクチュエータ310bも回転位相差
可変アクチュエータ310cも正確に調整できるので、
可変バルブタイミング装置310の製造コストを抑える
ことができる。
【0089】[実施の形態3]図8の縦断面図に、実施
の形態3としての可変バルブタイミング装置510の構
成を示す。本実施の形態が実施の形態2と異なる点は、
スプロケット510aが、円板部552に設けられてい
るのではなく、円筒ケース部559に歯511を形成す
ることにより設けられている点が異なる。リフト量可変
アクチュエータ510bや回転位相差可変アクチュエー
タ510c等の構成は基本的に実施の形態2と同じであ
る。
の形態3としての可変バルブタイミング装置510の構
成を示す。本実施の形態が実施の形態2と異なる点は、
スプロケット510aが、円板部552に設けられてい
るのではなく、円筒ケース部559に歯511を形成す
ることにより設けられている点が異なる。リフト量可変
アクチュエータ510bや回転位相差可変アクチュエー
タ510c等の構成は基本的に実施の形態2と同じであ
る。
【0090】以上説明した本実施の形態によれば、以下
の効果が得られる。 (イ).すなわち、実施の形態2にて(イ)および
(ロ)にて述べた内容と同様な効果が得られる。
の効果が得られる。 (イ).すなわち、実施の形態2にて(イ)および
(ロ)にて述べた内容と同様な効果が得られる。
【0091】(ロ).更に、円筒ケース部559がスプ
ロケット510aとして用いられていることにより、実
施の形態2に示したごとく、円板部552を薄くするこ
とができ、可変バルブタイミング装置510全体を回転
軸方向に薄くでき小型化できる。したがって、エンジン
の一層の小型化に貢献できる。
ロケット510aとして用いられていることにより、実
施の形態2に示したごとく、円板部552を薄くするこ
とができ、可変バルブタイミング装置510全体を回転
軸方向に薄くでき小型化できる。したがって、エンジン
の一層の小型化に貢献できる。
【0092】[実施の形態4]図9の縦断面図に、実施
の形態4としての可変バルブタイミング装置610の構
成を示す。本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、
可変バルブタイミング装置610を構成しているリフト
量可変アクチュエータ610bおよび回転位相差可変ア
クチュエータ610cの内、回転位相差可変アクチュエ
ータ610cがベーン式でなく、ヘリカルギヤ式である
点である。
の形態4としての可変バルブタイミング装置610の構
成を示す。本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、
可変バルブタイミング装置610を構成しているリフト
量可変アクチュエータ610bおよび回転位相差可変ア
クチュエータ610cの内、回転位相差可変アクチュエ
ータ610cがベーン式でなく、ヘリカルギヤ式である
点である。
【0093】すなわち、ハウジングを構成する部材であ
る第1円筒ケース部608と第2円筒ケース部609と
は、第2円筒ケース部609が第1円筒ケース部608
の内部に一部が嵌合する形で取り付けられている。この
ことで、第2円筒ケース部609の円板部609dが隔
壁となって、第1円筒ケース部608内に第1作動室6
64aが形成され、第2円筒ケース部609内には筒部
651に連なる円板部652により塞がれて、第2作動
室664bが形成されている。この第1作動室664a
内にリフト量可変アクチュエータ610bが構成され、
第2作動室664b内に回転位相差可変アクチュエータ
610cが構成されている。
る第1円筒ケース部608と第2円筒ケース部609と
は、第2円筒ケース部609が第1円筒ケース部608
の内部に一部が嵌合する形で取り付けられている。この
ことで、第2円筒ケース部609の円板部609dが隔
壁となって、第1円筒ケース部608内に第1作動室6
64aが形成され、第2円筒ケース部609内には筒部
651に連なる円板部652により塞がれて、第2作動
室664bが形成されている。この第1作動室664a
内にリフト量可変アクチュエータ610bが構成され、
第2作動室664b内に回転位相差可変アクチュエータ
610cが構成されている。
【0094】第1作動室664a内には、吸気側カムシ
ャフト622の先端に取り付けられたピストン670が
配置されて、第1作動室664aを区画して、フロント
油室676とリヤ油室678(図9ではピストン670
と第2円筒ケース部609の円板部609dとの間の部
分)とを形成している。
ャフト622の先端に取り付けられたピストン670が
配置されて、第1作動室664aを区画して、フロント
油室676とリヤ油室678(図9ではピストン670
と第2円筒ケース部609の円板部609dとの間の部
分)とを形成している。
【0095】また、第2作動室664b内には、吸気側
カムシャフト622に取り付けられたスプラインギヤ6
74が配置され、このスプラインギヤ674にはシザー
ススプラインギヤ744が、間にスプリングワッシャ6
45を挟んで、実施の形態1〜3と同様に斜歯部分で噛
み合わされている。
カムシャフト622に取り付けられたスプラインギヤ6
74が配置され、このスプラインギヤ674にはシザー
ススプラインギヤ744が、間にスプリングワッシャ6
45を挟んで、実施の形態1〜3と同様に斜歯部分で噛
み合わされている。
【0096】スプラインギヤ674およびシザーススプ
ラインギヤ744の径方向外側には、筒状のサブギヤ7
45が配置されている。この筒状のサブギヤ745は内
周面に回転軸方向に直線状に延びる平歯のスプライン歯
745aを有し、スプラインギヤ674の大径ギヤ部6
74cおよびシザーススプラインギヤ744の外歯74
4aと噛み合わされている。
ラインギヤ744の径方向外側には、筒状のサブギヤ7
45が配置されている。この筒状のサブギヤ745は内
周面に回転軸方向に直線状に延びる平歯のスプライン歯
745aを有し、スプラインギヤ674の大径ギヤ部6
74cおよびシザーススプラインギヤ744の外歯74
4aと噛み合わされている。
【0097】また、筒状のサブギヤ745は外周面にヘ
リカル状のスプライン歯745bを有し、サブギヤ74
5の径方向外側に配置されているリング状のピストン7
46の円筒部746aの内周面に形成されているヘリカ
ル状のスプライン歯746bに噛み合わされている。な
お、サブギヤ745はその円板部745cの中心孔74
5dにて吸気側カムシャフト622に貫通され、吸気側
カムシャフト622の外周面に対して液密状態で摺動可
能となっている。
リカル状のスプライン歯745bを有し、サブギヤ74
5の径方向外側に配置されているリング状のピストン7
46の円筒部746aの内周面に形成されているヘリカ
ル状のスプライン歯746bに噛み合わされている。な
お、サブギヤ745はその円板部745cの中心孔74
5dにて吸気側カムシャフト622に貫通され、吸気側
カムシャフト622の外周面に対して液密状態で摺動可
能となっている。
【0098】リング状のピストン746は、その円板部
746cが、第2作動室664bの内で、第2円筒ケー
ス部609と筒部651の先端部分とにより囲まれて形
成されているリング状の空間664cに配置され、円板
部746cの外周面746dにて、第2円筒ケース部6
09の内周面609aに液密状態で摺動可能に接触し、
円板部746cの内周面746eにて、筒部651の先
端部分の外周面651eに液密状態で摺動可能に接触し
ている。
746cが、第2作動室664bの内で、第2円筒ケー
ス部609と筒部651の先端部分とにより囲まれて形
成されているリング状の空間664cに配置され、円板
部746cの外周面746dにて、第2円筒ケース部6
09の内周面609aに液密状態で摺動可能に接触し、
円板部746cの内周面746eにて、筒部651の先
端部分の外周面651eに液密状態で摺動可能に接触し
ている。
【0099】このことにより、第2作動室664b内を
第3圧力室777(第3液圧室)と第4圧力室778
(第4液圧室)とに区画している。また、リング状のピ
ストン746の外周面にはヘリカル状のスプライン歯7
46fが形成され、第2円筒ケース部609の円筒部6
09bの内周面に形成されているヘリカル状のスプライ
ン歯609cに噛み合わされている。
第3圧力室777(第3液圧室)と第4圧力室778
(第4液圧室)とに区画している。また、リング状のピ
ストン746の外周面にはヘリカル状のスプライン歯7
46fが形成され、第2円筒ケース部609の円筒部6
09bの内周面に形成されているヘリカル状のスプライ
ン歯609cに噛み合わされている。
【0100】本実施の形態では、リフト量可変アクチュ
エータ610bは、図示していない第1オイルコントロ
ールバルブによるフロント油室676への作動油供給
は、シリンダヘッドの軸受部側から筒部651の外周溝
651c、筒部651の給排通路684および吸気側カ
ムシャフト622の外周溝686、給排通路687,6
88,689、およびカムボルト672の給排通路69
0を介して行われ、リヤ油室678からの作動油排出
は、吸気側カムシャフト622の給排通路694,69
6,698、吸気側カムシャフト622の外周溝70
0、筒部651の給排通路702および筒部651の外
周溝651dを介して行われる。
エータ610bは、図示していない第1オイルコントロ
ールバルブによるフロント油室676への作動油供給
は、シリンダヘッドの軸受部側から筒部651の外周溝
651c、筒部651の給排通路684および吸気側カ
ムシャフト622の外周溝686、給排通路687,6
88,689、およびカムボルト672の給排通路69
0を介して行われ、リヤ油室678からの作動油排出
は、吸気側カムシャフト622の給排通路694,69
6,698、吸気側カムシャフト622の外周溝70
0、筒部651の給排通路702および筒部651の外
周溝651dを介して行われる。
【0101】このことにより、吸気側カムシャフト62
2は矢印D方向へ移動して、3次元カムである吸気カム
のプロフィール変化により、吸気バルブのバルブリフト
量が大きくなり、吸気バルブの開弁時間が長くなる。こ
のことで燃焼室への混合ガスの吸入効率が向上する。
2は矢印D方向へ移動して、3次元カムである吸気カム
のプロフィール変化により、吸気バルブのバルブリフト
量が大きくなり、吸気バルブの開弁時間が長くなる。こ
のことで燃焼室への混合ガスの吸入効率が向上する。
【0102】また、上述した経路とは逆の経路により、
リヤ油室678へ作動油が供給され、フロント油室67
6から作動油が排出される。このことにより、吸気側カ
ムシャフト622は矢印Dと逆方向へ移動して、吸気カ
ムの逆方向のプロフィール変化により、吸気バルブのバ
ルブリフト量が小さくなり、吸気バルブの開弁時間が短
くなる。このことで燃焼室へ勢いよく混合ガスが吸入さ
れる。
リヤ油室678へ作動油が供給され、フロント油室67
6から作動油が排出される。このことにより、吸気側カ
ムシャフト622は矢印Dと逆方向へ移動して、吸気カ
ムの逆方向のプロフィール変化により、吸気バルブのバ
ルブリフト量が小さくなり、吸気バルブの開弁時間が短
くなる。このことで燃焼室へ勢いよく混合ガスが吸入さ
れる。
【0103】また、必要に応じて吸気側カムシャフト6
22の回転軸方向への移動を停止し、所望の吸気バルブ
のバルブリフト量と、吸気バルブの開弁時間とに固定す
ることができる。
22の回転軸方向への移動を停止し、所望の吸気バルブ
のバルブリフト量と、吸気バルブの開弁時間とに固定す
ることができる。
【0104】なお、リフト量可変アクチュエータ610
bにより、吸気側カムシャフト622を回転軸方向に移
動させても、サブギヤ745とスプラインギヤ674お
よびシザーススプラインギヤ744との間のストレート
状のスプランイ機構(平歯の大径ギヤ部674c、平歯
の外歯744aおよび平歯のスプライン歯745aの噛
み合わせ機構)により吸気側カムシャフト622は回転
しないように規制されるので、吸気側カムシャフト62
2がタイミングプーリ610aに対して相対回転するこ
とはなく、回転位相差に影響することはない。
bにより、吸気側カムシャフト622を回転軸方向に移
動させても、サブギヤ745とスプラインギヤ674お
よびシザーススプラインギヤ744との間のストレート
状のスプランイ機構(平歯の大径ギヤ部674c、平歯
の外歯744aおよび平歯のスプライン歯745aの噛
み合わせ機構)により吸気側カムシャフト622は回転
しないように規制されるので、吸気側カムシャフト62
2がタイミングプーリ610aに対して相対回転するこ
とはなく、回転位相差に影響することはない。
【0105】回転位相差可変アクチュエータ610cに
て、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャフト6
22を進角させる場合には、図示していない第2オイル
コントロールバルブにより第3圧力室777へ作動油供
給を行い、第4圧力室778から作動油排出を行う。
て、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャフト6
22を進角させる場合には、図示していない第2オイル
コントロールバルブにより第3圧力室777へ作動油供
給を行い、第4圧力室778から作動油排出を行う。
【0106】第3圧力室777への作動油供給は、シリ
ンダヘッドの軸受部側から、筒部651の外周溝651
b、および筒部651の進角用油路782,784,7
86を介して行われ、第4圧力室778からの作動油排
出は、第2円筒ケース部609の遅角用油路788,7
90、タイミングプーリ610aの円板部652の遅角
用油路792,794、筒部651の遅角用油路79
6、および外周溝651aを介して行われる。このこと
により、ヘリカル(斜歯)状のスプライン機構(ピスト
ン746のヘリカル状のスプライン歯746fと円筒部
609bのヘリカル状のスプライン歯609cとの組み
合わせ、およびピストン746のヘリカル状のスプライ
ン歯746bとサブギヤ745のヘリカル状のスプライ
ン歯745bとの組み合わせ)により、吸気側カムシャ
フト622をタイミングプーリ610aに対して相対回
転させて、吸気側カムシャフト622の回転位相差を調
整することができる。
ンダヘッドの軸受部側から、筒部651の外周溝651
b、および筒部651の進角用油路782,784,7
86を介して行われ、第4圧力室778からの作動油排
出は、第2円筒ケース部609の遅角用油路788,7
90、タイミングプーリ610aの円板部652の遅角
用油路792,794、筒部651の遅角用油路79
6、および外周溝651aを介して行われる。このこと
により、ヘリカル(斜歯)状のスプライン機構(ピスト
ン746のヘリカル状のスプライン歯746fと円筒部
609bのヘリカル状のスプライン歯609cとの組み
合わせ、およびピストン746のヘリカル状のスプライ
ン歯746bとサブギヤ745のヘリカル状のスプライ
ン歯745bとの組み合わせ)により、吸気側カムシャ
フト622をタイミングプーリ610aに対して相対回
転させて、吸気側カムシャフト622の回転位相差を調
整することができる。
【0107】また、回転位相差可変アクチュエータ61
0cにて、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャ
フト622を遅角させる場合には、第2オイルコントロ
ールバルブによる第4圧力室778への作動油供給と第
3圧力室777からの作動油排出は、上述した経路とは
逆の経路により行われる。このことにより逆方向の回転
位相差の調整がなされる。
0cにて、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャ
フト622を遅角させる場合には、第2オイルコントロ
ールバルブによる第4圧力室778への作動油供給と第
3圧力室777からの作動油排出は、上述した経路とは
逆の経路により行われる。このことにより逆方向の回転
位相差の調整がなされる。
【0108】また、必要に応じて吸気側カムシャフト6
22の回転位相差調整を停止し、所望の吸気バルブの進
角あるいは遅角状態に固定することもできる。以上説明
した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
22の回転位相差調整を停止し、所望の吸気バルブの進
角あるいは遅角状態に固定することもできる。以上説明
した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
【0109】(イ).回転位相差可変アクチュエータ6
10cのスプライン機構により、リフト量可変アクチュ
エータ610bの作動が吸気側カムシャフト622の回
転位相差に影響しなくなったので、リフト量可変アクチ
ュエータ610bと回転位相差可変アクチュエータ61
0cとを1つのハウジング内に構成でき、実施の形態1
にて(イ)および(ロ)にて述べた内容と同様な効果
が、ベーンロータを用いないヘリカルタイプの回転位相
差可変アクチュエータにても実現できることとなった。
10cのスプライン機構により、リフト量可変アクチュ
エータ610bの作動が吸気側カムシャフト622の回
転位相差に影響しなくなったので、リフト量可変アクチ
ュエータ610bと回転位相差可変アクチュエータ61
0cとを1つのハウジング内に構成でき、実施の形態1
にて(イ)および(ロ)にて述べた内容と同様な効果
が、ベーンロータを用いないヘリカルタイプの回転位相
差可変アクチュエータにても実現できることとなった。
【0110】[実施の形態5]図10の縦断面図に、実
施の形態5としての可変バルブタイミング装置810の
構成を示す。本実施の形態が実施の形態4と異なる点
は、可変バルブタイミング装置810を構成しているリ
フト量可変アクチュエータ810bと回転位相差可変ア
クチュエータ810cとの配置が、吸気側カムシャフト
822の回転軸方向においてその位置が逆転している点
である。更に、タイミングプーリ810aの配置が可変
バルブタイミング装置810の中央部である点である。
施の形態5としての可変バルブタイミング装置810の
構成を示す。本実施の形態が実施の形態4と異なる点
は、可変バルブタイミング装置810を構成しているリ
フト量可変アクチュエータ810bと回転位相差可変ア
クチュエータ810cとの配置が、吸気側カムシャフト
822の回転軸方向においてその位置が逆転している点
である。更に、タイミングプーリ810aの配置が可変
バルブタイミング装置810の中央部である点である。
【0111】可変バルブタイミング装置810において
は、タイミングプーリ810aがその軸部811の中心
孔811aにて吸気側カムシャフト822に貫通され、
該吸気側カムシャフト822対して液密状態で摺動可能
となっている。
は、タイミングプーリ810aがその軸部811の中心
孔811aにて吸気側カムシャフト822に貫通され、
該吸気側カムシャフト822対して液密状態で摺動可能
となっている。
【0112】タイミングプーリ810aに対して、吸気
側カムシャフト822の基部側からは、吸気側カムシャ
フト822に液密状態で摺動可能に貫通された筒部85
1がその鍔部852で接触し、吸気側カムシャフト82
2の先端側からは、円筒ケース部808がその鍔部80
8aで接触し、これらタイミングプーリ810a、筒部
851および円筒ケース部808がボルト840および
ナット841にて一体化されている。
側カムシャフト822の基部側からは、吸気側カムシャ
フト822に液密状態で摺動可能に貫通された筒部85
1がその鍔部852で接触し、吸気側カムシャフト82
2の先端側からは、円筒ケース部808がその鍔部80
8aで接触し、これらタイミングプーリ810a、筒部
851および円筒ケース部808がボルト840および
ナット841にて一体化されている。
【0113】筒部851に設けられた円板部853およ
び円筒部854と、タイミングプーリ810aとにより
囲まれることで、第1作動室864aが形成されてい
る。この第1作動室864a内には、吸気側カムシャフ
ト822に取り付けられ第1作動室864aの内周面に
液密状態で摺動するピストン870が配置されている。
このピストン870により、第1作動室864aが区画
されて、フロント油室876とリヤ油室878とが形成
されている。このことでリフト量可変アクチュエータ8
10bが第1作動室864a内に構成されている。
び円筒部854と、タイミングプーリ810aとにより
囲まれることで、第1作動室864aが形成されてい
る。この第1作動室864a内には、吸気側カムシャフ
ト822に取り付けられ第1作動室864aの内周面に
液密状態で摺動するピストン870が配置されている。
このピストン870により、第1作動室864aが区画
されて、フロント油室876とリヤ油室878とが形成
されている。このことでリフト量可変アクチュエータ8
10bが第1作動室864a内に構成されている。
【0114】また、円筒ケース部808に設けられた円
板部808b、円筒部808c、円板部808dおよび
円筒部808eとタイミングプーリ810aとに囲まれ
ることで、第2作動室864bが形成されている。この
第2作動室864b内には、吸気側カムシャフト822
の先端に取り付けられたスプラインギヤ874が配置さ
れ、このスプラインギヤ874にはシザーススプライン
ギヤ944が、間にスプリングワッシャ845を挟ん
で、実施の形態1〜4と同様に斜歯部分で噛み合わされ
ている。
板部808b、円筒部808c、円板部808dおよび
円筒部808eとタイミングプーリ810aとに囲まれ
ることで、第2作動室864bが形成されている。この
第2作動室864b内には、吸気側カムシャフト822
の先端に取り付けられたスプラインギヤ874が配置さ
れ、このスプラインギヤ874にはシザーススプライン
ギヤ944が、間にスプリングワッシャ845を挟ん
で、実施の形態1〜4と同様に斜歯部分で噛み合わされ
ている。
【0115】スプラインギヤ874およびシザーススプ
ラインギヤ944の径方向外側には、筒状のサブギヤ9
45が配置されている。この筒状のサブギヤ945は内
周面に回転軸方向に直線状に延びる平歯のスプライン歯
945aを有し、スプラインギヤ874の平歯の大径ギ
ヤ部874cおよびシザーススプラインギヤ944の平
歯の外歯944aと噛み合わされている。
ラインギヤ944の径方向外側には、筒状のサブギヤ9
45が配置されている。この筒状のサブギヤ945は内
周面に回転軸方向に直線状に延びる平歯のスプライン歯
945aを有し、スプラインギヤ874の平歯の大径ギ
ヤ部874cおよびシザーススプラインギヤ944の平
歯の外歯944aと噛み合わされている。
【0116】また、筒状のサブギヤ945は外周面にヘ
リカル状のスプライン歯945bを有し、サブギヤ94
5の径方向外側に配置されているリング状のピストン9
46の円筒部946aの内周面に形成されているヘリカ
ル状のスプライン歯946bに噛み合わされている。な
お、サブギヤ945はその円板部945cの中心孔94
5dにて吸気側カムシャフト822に貫通され、吸気側
カムシャフト822の外周面に対して液密状態で摺動可
能となっている。
リカル状のスプライン歯945bを有し、サブギヤ94
5の径方向外側に配置されているリング状のピストン9
46の円筒部946aの内周面に形成されているヘリカ
ル状のスプライン歯946bに噛み合わされている。な
お、サブギヤ945はその円板部945cの中心孔94
5dにて吸気側カムシャフト822に貫通され、吸気側
カムシャフト822の外周面に対して液密状態で摺動可
能となっている。
【0117】リング状のピストン946は、その円板部
946cが、第2作動室864bの内で、主として、タ
イミングプーリ810a、円筒ケース部808の円板部
808d、および円筒ケース部808の円筒部808e
により囲まれて形成されているリング状の空間864c
に配置され、円板部946cの外周面946dにて、円
筒部808eの内周面809aに液密状態で摺動可能に
接触し、円板部946cの内周面946eにて、タイミ
ングプーリ810aの軸部811の外周面811bに液
密状態で摺動可能に接触する。このことにより、第2作
動室864b内を、第3圧力室977(第3液圧室)と
第4圧力室978(第4液圧室)とに区画している。ま
た、リング状のピストン946の外周面にはヘリカル状
のスプライン歯946fが形成され、円筒ケース部80
8の円筒部808cの内周面に形成されているヘリカル
状のスプライン歯808fに噛み合わされている。この
ことにより回転位相差可変アクチュエータ810cが第
2作動室864b内に構成されている。
946cが、第2作動室864bの内で、主として、タ
イミングプーリ810a、円筒ケース部808の円板部
808d、および円筒ケース部808の円筒部808e
により囲まれて形成されているリング状の空間864c
に配置され、円板部946cの外周面946dにて、円
筒部808eの内周面809aに液密状態で摺動可能に
接触し、円板部946cの内周面946eにて、タイミ
ングプーリ810aの軸部811の外周面811bに液
密状態で摺動可能に接触する。このことにより、第2作
動室864b内を、第3圧力室977(第3液圧室)と
第4圧力室978(第4液圧室)とに区画している。ま
た、リング状のピストン946の外周面にはヘリカル状
のスプライン歯946fが形成され、円筒ケース部80
8の円筒部808cの内周面に形成されているヘリカル
状のスプライン歯808fに噛み合わされている。この
ことにより回転位相差可変アクチュエータ810cが第
2作動室864b内に構成されている。
【0118】本実施の形態では、リフト量可変アクチュ
エータ810bにおいて、図示していない第1オイルコ
ントロールバルブによるフロント油室876への作動油
供給は、シリンダヘッドの軸受部側から筒部851の外
周溝851c、筒部851の給排通路884、円板部8
53の給排通路886、および円筒部854の給排通路
888を介して行われ、リヤ油室878からの作動油排
出は、筒部851の給排通路894,896および筒部
851の外周溝851dを介して行われる。
エータ810bにおいて、図示していない第1オイルコ
ントロールバルブによるフロント油室876への作動油
供給は、シリンダヘッドの軸受部側から筒部851の外
周溝851c、筒部851の給排通路884、円板部8
53の給排通路886、および円筒部854の給排通路
888を介して行われ、リヤ油室878からの作動油排
出は、筒部851の給排通路894,896および筒部
851の外周溝851dを介して行われる。
【0119】このことにより、吸気側カムシャフト82
2は矢印E方向へ移動して、3次元カムである吸気カム
のプロフィール変化により、吸気バルブのバルブリフト
量を大きくし吸気バルブの開弁時間を長くできる。この
ことで燃焼室への混合ガスの吸入効率を向上させること
ができる。
2は矢印E方向へ移動して、3次元カムである吸気カム
のプロフィール変化により、吸気バルブのバルブリフト
量を大きくし吸気バルブの開弁時間を長くできる。この
ことで燃焼室への混合ガスの吸入効率を向上させること
ができる。
【0120】また、上述した経路とは逆の経路により、
リヤ油室878へ作動油が供給され、フロント油室87
6から作動油が排出される。このことにより、吸気側カ
ムシャフト822は矢印Eと逆方向へ移動して、吸気カ
ムの逆方向のプロフィール変化により、吸気バルブのバ
ルブリフト量を小さくし吸気バルブの開弁時間を短くで
きる。このことで、燃焼室へ勢いよく混合ガスを吸入さ
せることができる。
リヤ油室878へ作動油が供給され、フロント油室87
6から作動油が排出される。このことにより、吸気側カ
ムシャフト822は矢印Eと逆方向へ移動して、吸気カ
ムの逆方向のプロフィール変化により、吸気バルブのバ
ルブリフト量を小さくし吸気バルブの開弁時間を短くで
きる。このことで、燃焼室へ勢いよく混合ガスを吸入さ
せることができる。
【0121】また、必要に応じて吸気側カムシャフト8
22の回転軸方向への移動を停止し、所望の吸気バルブ
のバルブリフト量と、吸気バルブの開弁時間とに固定す
ることもできる。
22の回転軸方向への移動を停止し、所望の吸気バルブ
のバルブリフト量と、吸気バルブの開弁時間とに固定す
ることもできる。
【0122】なお、リフト量可変アクチュエータ810
bにより、吸気側カムシャフト822を回転軸方向に移
動させても、サブギヤ945とスプラインギヤ874お
よびシザーススプラインギヤ944との間のストレート
状のスプランイ機構(平歯の大径ギヤ部874c、平歯
の外歯944aおよび平歯のスプライン歯945aの噛
み合わせ機構)により吸気側カムシャフト822がタイ
ミングプーリ810aに対して相対回転することはな
い。
bにより、吸気側カムシャフト822を回転軸方向に移
動させても、サブギヤ945とスプラインギヤ874お
よびシザーススプラインギヤ944との間のストレート
状のスプランイ機構(平歯の大径ギヤ部874c、平歯
の外歯944aおよび平歯のスプライン歯945aの噛
み合わせ機構)により吸気側カムシャフト822がタイ
ミングプーリ810aに対して相対回転することはな
い。
【0123】回転位相差可変アクチュエータ810cに
て、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャフト8
22を進角させる場合には、図示していない第2オイル
コントロールバルブによる第3圧力室977への作動油
供給が、シリンダヘッドの軸受部側から、筒部851の
外周溝851b、および筒部851の進角用油路98
2、吸気側カムシャフト822の外周溝984、吸気側
カムシャフト822の進角用油路986,988,99
0、タイミングプーリ810aの軸部811の内周溝9
92、タイミングプーリ810aの軸部811の進角用
油路994を介して行われ、第4圧力室978からの作
動油排出が、カムボルト872の遅角用油路996、吸
気側カムシャフト822の遅角用油路998,100
0,1002、吸気側カムシャフト822の外周溝10
04、および筒部851の遅角用油路1006、および
外周溝851aを介して行われる。このことにより、ヘ
リカル状のスプライン機構(ピストン946のヘリカル
状のスプライン歯946fと円筒部808cのヘリカル
状のスプライン歯808fとの組み合わせ、およびピス
トン946のヘリカル状のスプライン歯946bとサブ
ギヤ945のヘリカル状のスプライン歯945bとの組
み合わせ)により、吸気側カムシャフト822をタイミ
ングプーリ810aに対して相対回転させて、吸気側カ
ムシャフト822の回転位相差を調整することができ
る。
て、エンジンの回転状態に応じて吸気側カムシャフト8
22を進角させる場合には、図示していない第2オイル
コントロールバルブによる第3圧力室977への作動油
供給が、シリンダヘッドの軸受部側から、筒部851の
外周溝851b、および筒部851の進角用油路98
2、吸気側カムシャフト822の外周溝984、吸気側
カムシャフト822の進角用油路986,988,99
0、タイミングプーリ810aの軸部811の内周溝9
92、タイミングプーリ810aの軸部811の進角用
油路994を介して行われ、第4圧力室978からの作
動油排出が、カムボルト872の遅角用油路996、吸
気側カムシャフト822の遅角用油路998,100
0,1002、吸気側カムシャフト822の外周溝10
04、および筒部851の遅角用油路1006、および
外周溝851aを介して行われる。このことにより、ヘ
リカル状のスプライン機構(ピストン946のヘリカル
状のスプライン歯946fと円筒部808cのヘリカル
状のスプライン歯808fとの組み合わせ、およびピス
トン946のヘリカル状のスプライン歯946bとサブ
ギヤ945のヘリカル状のスプライン歯945bとの組
み合わせ)により、吸気側カムシャフト822をタイミ
ングプーリ810aに対して相対回転させて、吸気側カ
ムシャフト822の回転位相差を調整することができ
る。
【0124】また、回転位相差可変アクチュエータ81
0cにて、吸気側カムシャフト822を遅角させる場合
には、第2オイルコントロールバルブによる第4圧力室
978への作動油供給と第3圧力室977からの作動油
排出とが、上述した経路とは逆の経路により行われる。
このことにより逆方向の回転位相差の調整ができる。
0cにて、吸気側カムシャフト822を遅角させる場合
には、第2オイルコントロールバルブによる第4圧力室
978への作動油供給と第3圧力室977からの作動油
排出とが、上述した経路とは逆の経路により行われる。
このことにより逆方向の回転位相差の調整ができる。
【0125】また、必要に応じて吸気側カムシャフト8
22の回転位相差調整を停止し、所望の吸気バルブの進
角あるいは遅角状態に固定することもできる。以上説明
した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
22の回転位相差調整を停止し、所望の吸気バルブの進
角あるいは遅角状態に固定することもできる。以上説明
した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
【0126】(イ).実施の形態4にて(イ)で述べた
内容と同様な効果が生じる。 (ロ).また実施の形態2にて(ロ)で述べた内容と同
様な効果が生じる。 (ハ).更に、タイミングプーリ810aが両側から筒
部851と円筒ケース部808とにより挟まれて一体化
されている構成をなしていることから、タイミングプー
リ810aが補強されることになる。このため、タイミ
ングプーリ810aを実施の形態4に比較して薄くする
ことができ、可変バルブタイミング装置810全体を回
転軸方向に薄くでき小型化できる。したがって、エンジ
ンの一層の小型化に貢献できる。
内容と同様な効果が生じる。 (ロ).また実施の形態2にて(ロ)で述べた内容と同
様な効果が生じる。 (ハ).更に、タイミングプーリ810aが両側から筒
部851と円筒ケース部808とにより挟まれて一体化
されている構成をなしていることから、タイミングプー
リ810aが補強されることになる。このため、タイミ
ングプーリ810aを実施の形態4に比較して薄くする
ことができ、可変バルブタイミング装置810全体を回
転軸方向に薄くでき小型化できる。したがって、エンジ
ンの一層の小型化に貢献できる。
【0127】[その他の実施の形態] ・前記実施の形態1,4,5においては、クランクシャ
フト15からの駆動力を伝達するものは、タイミングベ
ルト26とタイミングプーリ10a,610a,810
a,25,15aとによるものであったが、これ以外の
ものでもよい。例えば、チェーンとスプロケットとの組
み合わせ、あるいはギヤによるものでもよい。
フト15からの駆動力を伝達するものは、タイミングベ
ルト26とタイミングプーリ10a,610a,810
a,25,15aとによるものであったが、これ以外の
ものでもよい。例えば、チェーンとスプロケットとの組
み合わせ、あるいはギヤによるものでもよい。
【0128】・また、前記実施の形態2,3において
は、エンジンのクランクシャフトからの駆動力を伝達す
るものは、チエーンとスプロケット310a,510a
とによるものであったが、これ以外のものでもよい。例
えば、タイミングベルトとタイミングプーリとの組み合
わせ、あるいはギヤによるものでもよい。
は、エンジンのクランクシャフトからの駆動力を伝達す
るものは、チエーンとスプロケット310a,510a
とによるものであったが、これ以外のものでもよい。例
えば、タイミングベルトとタイミングプーリとの組み合
わせ、あるいはギヤによるものでもよい。
【0129】・前記実施の形態1〜5においては、リフ
ト量可変アクチュエータ10b,310b,510b,
610b,810bの作動により、回転位相差可変アク
チュエータ10c側の油路(実施の形態では、円筒状空
間150c,450c,550c,750c,850
c)の容積が変化することを考慮して、リフト量可変ア
クチュエータ10b,310b,510b,610b,
810bの作動が回転位相差可変アクチュエータ10c
側の調整に影響しないように、前述した制御手順を実行
した。しかし、回転位相差可変アクチュエータ10c,
310c,510c,610c,810c側の油路が、
円筒状空間150c,450c,550c,750c,
850cを通過させない構成とすれば、特に制御手順は
前述した特別な手順でなくてもよく、制御の自由度が高
まる。
ト量可変アクチュエータ10b,310b,510b,
610b,810bの作動により、回転位相差可変アク
チュエータ10c側の油路(実施の形態では、円筒状空
間150c,450c,550c,750c,850
c)の容積が変化することを考慮して、リフト量可変ア
クチュエータ10b,310b,510b,610b,
810bの作動が回転位相差可変アクチュエータ10c
側の調整に影響しないように、前述した制御手順を実行
した。しかし、回転位相差可変アクチュエータ10c,
310c,510c,610c,810c側の油路が、
円筒状空間150c,450c,550c,750c,
850cを通過させない構成とすれば、特に制御手順は
前述した特別な手順でなくてもよく、制御の自由度が高
まる。
【0130】・また、吸気側カムシャフト22,32
2,522,622,822の先端部分が、常に円筒状
空間150c,450c,550c,750c,850
cを完全に貫いている構成とし、かつ吸気側カムシャフ
ト22,322,522,622,822が回転軸方向
に移動しても、円筒状空間150c,450c,550
c,750c,850cの容積が変化しないようにすれ
ば、回転位相差可変アクチュエータ10c,310c,
510c,610c,810c側の油路が、円筒状空間
150c,450c,550c,750c,850cを
通過する構成としていても、特に制御手順は前述した特
別な手順を採用する必要はなく、制御の自由度が高ま
る。
2,522,622,822の先端部分が、常に円筒状
空間150c,450c,550c,750c,850
cを完全に貫いている構成とし、かつ吸気側カムシャフ
ト22,322,522,622,822が回転軸方向
に移動しても、円筒状空間150c,450c,550
c,750c,850cの容積が変化しないようにすれ
ば、回転位相差可変アクチュエータ10c,310c,
510c,610c,810c側の油路が、円筒状空間
150c,450c,550c,750c,850cを
通過する構成としていても、特に制御手順は前述した特
別な手順を採用する必要はなく、制御の自由度が高ま
る。
【0131】・実施の形態1においては、吸気側カムシ
ャフト22にリフト量可変アクチュエータ10b用のほ
とんどの油路86,87,88,90,96,98,1
00,102が形成され、筒部51に回転位相差可変ア
クチュエータ10c用の油路182,184,188,
190,192が形成されているが、これとは逆に、吸
気側カムシャフト22に回転位相差可変アクチュエータ
10c用の油路を形成し、筒部51にリフト量可変アク
チュエータ10b用のほとんどの油路を形成してもよ
い。実施の形態4,5においても同様である。
ャフト22にリフト量可変アクチュエータ10b用のほ
とんどの油路86,87,88,90,96,98,1
00,102が形成され、筒部51に回転位相差可変ア
クチュエータ10c用の油路182,184,188,
190,192が形成されているが、これとは逆に、吸
気側カムシャフト22に回転位相差可変アクチュエータ
10c用の油路を形成し、筒部51にリフト量可変アク
チュエータ10b用のほとんどの油路を形成してもよ
い。実施の形態4,5においても同様である。
【0132】
・請求項1記載の可変バルブタイミング装置は、1つの
ハウジング内に、回転位相差可変アクチュエータとリフ
ト量可変アクチュエータとが構成されているので、ハウ
ジングの共通化がなされて、回転位相差可変アクチュエ
ータとリフト量可変アクチュエータとを単独で設けた場
合に比較して、全体として小型化でき、内燃機関の大型
化を抑制できる。
ハウジング内に、回転位相差可変アクチュエータとリフ
ト量可変アクチュエータとが構成されているので、ハウ
ジングの共通化がなされて、回転位相差可変アクチュエ
ータとリフト量可変アクチュエータとを単独で設けた場
合に比較して、全体として小型化でき、内燃機関の大型
化を抑制できる。
【0133】・請求項2記載の可変バルブタイミング装
置は、3次元カムを備えたカムシャフトの一端に設けら
れ、該カムシャフトに対して相対回転可能であるととも
に、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジングと、該
ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列す
る第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、前記第
1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回転軸方
向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画するとと
もに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力差に応
じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転軸
方向に移動させるピストンと、前記第2作動室内に設け
られ、前記第2作動室側の壁部と協働して前記第2作動
室を前記カムシャフトの周方向に配列した第3液圧室と
第4液圧室とに区画するとともに、該第3液圧室と該第
4液圧室との圧力差に応じて前記ハウジングに対して前
記カムシャフトを回転させる回転体とを備えたことによ
り、1つのハウジング内に、第1作動室側に前記ピスト
ンを利用したリフト量可変アクチュエータを構成し、第
2作動室側に前記回転体を利用した回転位相差可変アク
チュエータを構成することができる。したがって、請求
項1と同様な効果を生じる。
置は、3次元カムを備えたカムシャフトの一端に設けら
れ、該カムシャフトに対して相対回転可能であるととも
に、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジングと、該
ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列す
る第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、前記第
1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回転軸方
向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画するとと
もに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力差に応
じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転軸
方向に移動させるピストンと、前記第2作動室内に設け
られ、前記第2作動室側の壁部と協働して前記第2作動
室を前記カムシャフトの周方向に配列した第3液圧室と
第4液圧室とに区画するとともに、該第3液圧室と該第
4液圧室との圧力差に応じて前記ハウジングに対して前
記カムシャフトを回転させる回転体とを備えたことによ
り、1つのハウジング内に、第1作動室側に前記ピスト
ンを利用したリフト量可変アクチュエータを構成し、第
2作動室側に前記回転体を利用した回転位相差可変アク
チュエータを構成することができる。したがって、請求
項1と同様な効果を生じる。
【0134】・本請求項3では、第1ピストンに関連す
るリフト量可変アクチュエータの構成においては請求項
2のピストンと同じであるが、第2ピストンに関連する
回転位相差可変アクチュエータの構成において異なるも
のである。請求項3では、第2作動室側に第2ピストン
を備えている。この第2ピストンが、第3液圧室と第4
液圧室との間の液圧差によって回転軸方向に移動するこ
とにより、前記斜歯のスプライン機構によりカムシャフ
トと出力軸との間の回転位相差を調整でき、また、前記
リフト量可変アクチュエータの作動による前記カムシャ
フトの回転軸方向への移動の際には、前記平歯のスプラ
イン機構によって、前記カムシャフトを回転しないよう
に規制して、前記カムシャフトの回転位相差に影響する
ことがないようにできる。このことにより、請求項3の
構成は、請求項1と同様な効果を生じる。
るリフト量可変アクチュエータの構成においては請求項
2のピストンと同じであるが、第2ピストンに関連する
回転位相差可変アクチュエータの構成において異なるも
のである。請求項3では、第2作動室側に第2ピストン
を備えている。この第2ピストンが、第3液圧室と第4
液圧室との間の液圧差によって回転軸方向に移動するこ
とにより、前記斜歯のスプライン機構によりカムシャフ
トと出力軸との間の回転位相差を調整でき、また、前記
リフト量可変アクチュエータの作動による前記カムシャ
フトの回転軸方向への移動の際には、前記平歯のスプラ
イン機構によって、前記カムシャフトを回転しないよう
に規制して、前記カムシャフトの回転位相差に影響する
ことがないようにできる。このことにより、請求項3の
構成は、請求項1と同様な効果を生じる。
【0135】・請求項4に示したごとく、前記第2ピス
トンの構成として、前記ハウジングとは斜歯のスプライ
ン機構を介して接続され、前記カムシャフトとは平歯の
スプライン機構を介して接続されている構成とすること
により、請求項3にて述べた効果を生じる。
トンの構成として、前記ハウジングとは斜歯のスプライ
ン機構を介して接続され、前記カムシャフトとは平歯の
スプライン機構を介して接続されている構成とすること
により、請求項3にて述べた効果を生じる。
【0136】・また、請求項5で示したごとく、前記第
2ピストンの構成として、前記カムシャフトとは平歯の
スプライン機構を介して接続された補助部材と、該補助
部材または前記ハウジングの一方に対して斜歯のスプラ
イン機構を介して接続され、他方に関しては斜歯のスプ
ライン機構または斜歯のスプライン機構を介して接続さ
れたピストン部材とを備えた構成とすることにより、こ
のピストン部材が第3液圧室と前記第4液圧室との圧力
差に応じて移動する際には、ハウジングに対してカムシ
ャフトを回転させ、補助部材が、カムシャフトが前記第
1ピストンにより回転軸方向に移動される際には、回転
位相差に影響しないようにしている。この構成により請
求項3にて述べた効果を生じる。
2ピストンの構成として、前記カムシャフトとは平歯の
スプライン機構を介して接続された補助部材と、該補助
部材または前記ハウジングの一方に対して斜歯のスプラ
イン機構を介して接続され、他方に関しては斜歯のスプ
ライン機構または斜歯のスプライン機構を介して接続さ
れたピストン部材とを備えた構成とすることにより、こ
のピストン部材が第3液圧室と前記第4液圧室との圧力
差に応じて移動する際には、ハウジングに対してカムシ
ャフトを回転させ、補助部材が、カムシャフトが前記第
1ピストンにより回転軸方向に移動される際には、回転
位相差に影響しないようにしている。この構成により請
求項3にて述べた効果を生じる。
【0137】・また、請求項6に示したごとく、前記第
1液圧室および前記第2液圧室へは前記カムシャフトま
たは前記ハウジングの一方の内部を介して液圧が供給さ
れ、前記第3液圧室および前記第4液圧室へは前記カム
シャフトまたは前記ハウジングの他方の内部を介して液
圧が供給されるようにすれば、請求項2〜5の効果に加
えて、リフト量可変アクチュエータに対する液圧経路
と、回転位相差可変アクチュエータに対する液圧経路と
を完全に分離することができることから、液漏れ防止効
果が高くなるという効果も生じる。
1液圧室および前記第2液圧室へは前記カムシャフトま
たは前記ハウジングの一方の内部を介して液圧が供給さ
れ、前記第3液圧室および前記第4液圧室へは前記カム
シャフトまたは前記ハウジングの他方の内部を介して液
圧が供給されるようにすれば、請求項2〜5の効果に加
えて、リフト量可変アクチュエータに対する液圧経路
と、回転位相差可変アクチュエータに対する液圧経路と
を完全に分離することができることから、液漏れ防止効
果が高くなるという効果も生じる。
【0138】・請求項7に示したごとく、前記カムシャ
フトが、内燃機関の吸気バルブあるいは排気バルブの一
方または両方のバルブタイミングを調整することとした
場合は、内燃機関の製造・使用において、上述した各請
求項の効果を生じさせることができる。
フトが、内燃機関の吸気バルブあるいは排気バルブの一
方または両方のバルブタイミングを調整することとした
場合は、内燃機関の製造・使用において、上述した各請
求項の効果を生じさせることができる。
【図1】 実施の形態1としての可変バルブタイミング
装置を組み込んだエンジンの斜視図。
装置を組み込んだエンジンの斜視図。
【図2】 実施の形態1において、3次元カムとして吸
気側カムシャフトに用いられる吸気カムの形状を説明す
る斜視図。
気側カムシャフトに用いられる吸気カムの形状を説明す
る斜視図。
【図3】 実施の形態1としての可変バルブタイミング
装置の構成説明図。
装置の構成説明図。
【図4】 実施の形態1としての可変バルブタイミング
装置に備えられている回転位相差可変アクチュエータの
内部構成説明図。
装置に備えられている回転位相差可変アクチュエータの
内部構成説明図。
【図5】 実施の形態1の回転位相差可変アクチュエー
タに用いられるスプラインギヤおよびシザーススプライ
ンギヤの形状を示す斜視図。
タに用いられるスプラインギヤおよびシザーススプライ
ンギヤの形状を示す斜視図。
【図6】 実施の形態1の回転位相差可変アクチュエー
タにおけるベーンロータの回転状態説明図。
タにおけるベーンロータの回転状態説明図。
【図7】 実施の形態2としての可変バルブタイミング
装置の構成説明図。
装置の構成説明図。
【図8】 実施の形態3としての可変バルブタイミング
装置の構成説明図。
装置の構成説明図。
【図9】 実施の形態4としての可変バルブタイミング
装置の構成説明図。
装置の構成説明図。
【図10】 実施の形態5としての可変バルブタイミン
グ装置の構成説明図。
グ装置の構成説明図。
【図11】 回転位相差可変アクチュエータに対応する
従来の可変バルブタイミング装置の構成説明図。
従来の可変バルブタイミング装置の構成説明図。
【図12】 回転位相差可変アクチュエータに対応する
従来の可変バルブタイミング装置の構成説明図。
従来の可変バルブタイミング装置の構成説明図。
【図13】 回転位相差可変アクチュエータに対応する
従来の可変バルブタイミング装置の構成説明図。
従来の可変バルブタイミング装置の構成説明図。
【図14】 リフト量可変アクチュエータに対応する従
来の可変動弁機構の構成説明図。
来の可変動弁機構の構成説明図。
10…可変バルブタイミング装置、10a…タイミング
プーリ、10b…リフト量可変アクチュエータ、10c
…回転位相差可変アクチュエータ、11…エンジン、1
2…ピストン、13…シリンダブロック、13a…オイ
ルパン、14…シリンダヘッド、14a…軸受部、15
…クランクシャフト、15a…タイミングプーリ、16
…コンロッド、17…燃焼室、18…吸気通路、19…
排気通路、20…吸気バルブ、21…排気バルブ、22
…吸気側カムシャフト、23…排気側カムシャフト、2
5…タイミングプーリ、26…タイミングベルト、27
…吸気カム、28…排気カム、51…筒部、51a…外
周溝、51b…外周溝、51c…外周溝、51d…外周
溝、52…円板部、53…外歯、55…ボルト、58…
ボルト、59…円筒ケース部、59a…内周面、60…
カバー、60a…開口部、62…キャップ、64…ハウ
ジング、64a…第1作動室、64b…第2作動室、6
6…セパレートプレート、66a…ボルト、66b…中
心孔、70…ピストン、72…カムボルト、74… ス
プラインギヤ、74a…円筒部、74b…小径ギヤ部、
74c…大径ギヤ部、74d…貫通孔、76…フロント
油室、78…リヤ油室、80…油路、84…フロント制
御油路、86…外周溝、87,88…フロント制御油
路、90…中心孔、92… 油路、94…リヤ制御油
路、96…外周溝、98,100,102…リヤ制御油
路、104…第1オイルコントロールバルブ、106…
第2オイルコントロールバルブ、114b… 内歯、1
30…電子制御ユニット(ECU)、132…CPU、
133…ROM、134…RAM、135…バックアッ
プRAM、136…バス、137…外部入力回路、13
8…外部出力回路、140…クランク側電磁ピックアッ
プ、142…カム側電磁ピックアップ、144…シザー
ススプラインギヤ、144a…外歯、144b…内歯、
144c…貫通孔、145…スプリングワッシャ、14
6,147,148,149…壁部、150…ベーンロ
ータ、150a…外周面、150b…スプライン部、1
50c…円筒状空間、166,167,168,169
…ベーン、170…第1圧力室、171…第2圧力室、
172…貫通孔、172a…油溝、173…ロックピ
ン、173a…収容孔、174…スプリング、176,
178…油路、180…進角用油路、182,184…
進角用油路、186…油路、188,190,192…
遅角用油路、194…油路、196…供給通路、198
…排出通路、200…ケーシング、202…第1給排ポ
ート、204…第2給排ポート、206…弁部、208
…第1排出ポート、210…第2排出ポート、212…
供給ポート、214… コイルスプリング、216…電
磁ソレノイド、218…スプール、310…可変バルブ
タイミング装置、310a… スプロケット、310b
…リフト量可変アクチュエータ、310c…回転位相差
可変アクチュエータ、322…吸気側カムシャフト、3
22a…円筒部、351…筒部、351a…外周溝、3
51b…外周溝、351c…外周溝、351d…外周
溝、352…円板部、359…円筒ケース部、360…
カバー、364…ハウジング、364a…第1作動室、
364b…第2作動室、366…セパレートプレート、
366b…中心孔、372…カムボルト、374…スプ
ラインギヤ、376…フロント油室、378…リヤ油
室、384…給排通路、386…外周溝、387,38
8,389…給排通路、394…給排通路、450…ベ
ーンロータ、450c…円筒状空間、480,482,
484,485,486,487…進角用油路、483
…外周溝、488,490,492,494,496,
498…遅角用油路、510…可変バルブタイミング装
置、510a…スプロケット、510b…リフト量可変
アクチュエータ、510c…回転位相差可変アクチュエ
ータ、511…歯、522…吸気側カムシャフト、55
0c…円筒状空間、552…円板部、559…円筒ケー
ス部、608…第1円筒ケース部、609…第2円筒ケ
ース部、609a…内周面、609b…円筒部、609
c…ヘリカル状のスプライン歯、610…可変バルブタ
イミング装置、610a…タイミングプーリ、610b
…リフト量可変アクチュエータ、610c…回転位相差
可変アクチュエータ、622…吸気側カムシャフト、6
45…スプリングワッシャ、651…筒部、651a,
651b,651c,651d…外周溝、651e…外
周面、652…円板部、664a…第1作動室、664
b…第2作動室、664c…リング状の空間、670…
ピストン、672…カムボルト、674…スプラインギ
ヤ、674c…大径ギヤ部、676…フロント油室、6
78…リヤ油室、684,687,688,689,6
90,694,696,698,702…給排通路、6
86,700…外周溝、744…シザーススプラインギ
ヤ、744a…直線状の外歯、745…サブギヤ、74
5a…直線状のスプライン歯、745b…ヘリカル状の
スプライン歯、745c…円板部、745d…中心孔、
746…ピストン、746…リング状のピストン、74
6a…円筒部、746b…ヘリカル状のスプライン歯、
746c…円板部、746d…外周面、746e…内周
面、746f…ヘリカル状のスプライン歯、750c…
円筒状空間777…第3圧力室、778…第4圧力室、
782,784,786…進角用油路、788,79
0,792,794,796…遅角用油路、808…円
筒ケース部、808a…鍔部、808b…円板部、80
8c…円筒部、808d…円板部、808e…円筒部、
808f…ヘリカル状のスプライン歯、809a…内周
面、810…可変バルブタイミング装置、810a…タ
イミングプーリ、810b…リフト量可変アクチュエー
タ、810c…回転位相差可変アクチュエータ、811
…軸部、811a…中心孔、811b…外周面、822
…吸気側カムシャフト、840…ボルト、841…ナッ
ト、845…スプリングワッシャ、850c…円筒状空
間、851…筒部、851a,851b,851c,8
51d…外周溝、852…鍔部、853…円板部、85
4…円筒部、864a…第1作動室、864b…第2作
動室、864c…リング状の空間、870…ピストン、
872…カムボルト、874…スプラインギヤ、874
c…大径ギヤ部、876… フロント油室、878…リ
ヤ油室、884,886,888,894,896…給
排通路、944…シザーススプラインギヤ、944a…
直線状の外歯、945…サブギヤ、945a…直線状の
スプライン歯、945b…ヘリカル状のスプライン歯、
945c…円板部、945d…中心孔、946…リング
状のピストン、946a…円筒部、946b…ヘリカル
状のスプライン歯、946c…円板部、946d…外周
面、946e…内周面、946f…ヘリカル状のスプラ
イン歯、977…第3圧力室、978…第4圧力室、9
82,986,988,990,994…進角用油路、
992…内周溝、984…外周溝、996,998,1
000,1002,1006…遅角用油路、1004…
外周溝。
プーリ、10b…リフト量可変アクチュエータ、10c
…回転位相差可変アクチュエータ、11…エンジン、1
2…ピストン、13…シリンダブロック、13a…オイ
ルパン、14…シリンダヘッド、14a…軸受部、15
…クランクシャフト、15a…タイミングプーリ、16
…コンロッド、17…燃焼室、18…吸気通路、19…
排気通路、20…吸気バルブ、21…排気バルブ、22
…吸気側カムシャフト、23…排気側カムシャフト、2
5…タイミングプーリ、26…タイミングベルト、27
…吸気カム、28…排気カム、51…筒部、51a…外
周溝、51b…外周溝、51c…外周溝、51d…外周
溝、52…円板部、53…外歯、55…ボルト、58…
ボルト、59…円筒ケース部、59a…内周面、60…
カバー、60a…開口部、62…キャップ、64…ハウ
ジング、64a…第1作動室、64b…第2作動室、6
6…セパレートプレート、66a…ボルト、66b…中
心孔、70…ピストン、72…カムボルト、74… ス
プラインギヤ、74a…円筒部、74b…小径ギヤ部、
74c…大径ギヤ部、74d…貫通孔、76…フロント
油室、78…リヤ油室、80…油路、84…フロント制
御油路、86…外周溝、87,88…フロント制御油
路、90…中心孔、92… 油路、94…リヤ制御油
路、96…外周溝、98,100,102…リヤ制御油
路、104…第1オイルコントロールバルブ、106…
第2オイルコントロールバルブ、114b… 内歯、1
30…電子制御ユニット(ECU)、132…CPU、
133…ROM、134…RAM、135…バックアッ
プRAM、136…バス、137…外部入力回路、13
8…外部出力回路、140…クランク側電磁ピックアッ
プ、142…カム側電磁ピックアップ、144…シザー
ススプラインギヤ、144a…外歯、144b…内歯、
144c…貫通孔、145…スプリングワッシャ、14
6,147,148,149…壁部、150…ベーンロ
ータ、150a…外周面、150b…スプライン部、1
50c…円筒状空間、166,167,168,169
…ベーン、170…第1圧力室、171…第2圧力室、
172…貫通孔、172a…油溝、173…ロックピ
ン、173a…収容孔、174…スプリング、176,
178…油路、180…進角用油路、182,184…
進角用油路、186…油路、188,190,192…
遅角用油路、194…油路、196…供給通路、198
…排出通路、200…ケーシング、202…第1給排ポ
ート、204…第2給排ポート、206…弁部、208
…第1排出ポート、210…第2排出ポート、212…
供給ポート、214… コイルスプリング、216…電
磁ソレノイド、218…スプール、310…可変バルブ
タイミング装置、310a… スプロケット、310b
…リフト量可変アクチュエータ、310c…回転位相差
可変アクチュエータ、322…吸気側カムシャフト、3
22a…円筒部、351…筒部、351a…外周溝、3
51b…外周溝、351c…外周溝、351d…外周
溝、352…円板部、359…円筒ケース部、360…
カバー、364…ハウジング、364a…第1作動室、
364b…第2作動室、366…セパレートプレート、
366b…中心孔、372…カムボルト、374…スプ
ラインギヤ、376…フロント油室、378…リヤ油
室、384…給排通路、386…外周溝、387,38
8,389…給排通路、394…給排通路、450…ベ
ーンロータ、450c…円筒状空間、480,482,
484,485,486,487…進角用油路、483
…外周溝、488,490,492,494,496,
498…遅角用油路、510…可変バルブタイミング装
置、510a…スプロケット、510b…リフト量可変
アクチュエータ、510c…回転位相差可変アクチュエ
ータ、511…歯、522…吸気側カムシャフト、55
0c…円筒状空間、552…円板部、559…円筒ケー
ス部、608…第1円筒ケース部、609…第2円筒ケ
ース部、609a…内周面、609b…円筒部、609
c…ヘリカル状のスプライン歯、610…可変バルブタ
イミング装置、610a…タイミングプーリ、610b
…リフト量可変アクチュエータ、610c…回転位相差
可変アクチュエータ、622…吸気側カムシャフト、6
45…スプリングワッシャ、651…筒部、651a,
651b,651c,651d…外周溝、651e…外
周面、652…円板部、664a…第1作動室、664
b…第2作動室、664c…リング状の空間、670…
ピストン、672…カムボルト、674…スプラインギ
ヤ、674c…大径ギヤ部、676…フロント油室、6
78…リヤ油室、684,687,688,689,6
90,694,696,698,702…給排通路、6
86,700…外周溝、744…シザーススプラインギ
ヤ、744a…直線状の外歯、745…サブギヤ、74
5a…直線状のスプライン歯、745b…ヘリカル状の
スプライン歯、745c…円板部、745d…中心孔、
746…ピストン、746…リング状のピストン、74
6a…円筒部、746b…ヘリカル状のスプライン歯、
746c…円板部、746d…外周面、746e…内周
面、746f…ヘリカル状のスプライン歯、750c…
円筒状空間777…第3圧力室、778…第4圧力室、
782,784,786…進角用油路、788,79
0,792,794,796…遅角用油路、808…円
筒ケース部、808a…鍔部、808b…円板部、80
8c…円筒部、808d…円板部、808e…円筒部、
808f…ヘリカル状のスプライン歯、809a…内周
面、810…可変バルブタイミング装置、810a…タ
イミングプーリ、810b…リフト量可変アクチュエー
タ、810c…回転位相差可変アクチュエータ、811
…軸部、811a…中心孔、811b…外周面、822
…吸気側カムシャフト、840…ボルト、841…ナッ
ト、845…スプリングワッシャ、850c…円筒状空
間、851…筒部、851a,851b,851c,8
51d…外周溝、852…鍔部、853…円板部、85
4…円筒部、864a…第1作動室、864b…第2作
動室、864c…リング状の空間、870…ピストン、
872…カムボルト、874…スプラインギヤ、874
c…大径ギヤ部、876… フロント油室、878…リ
ヤ油室、884,886,888,894,896…給
排通路、944…シザーススプラインギヤ、944a…
直線状の外歯、945…サブギヤ、945a…直線状の
スプライン歯、945b…ヘリカル状のスプライン歯、
945c…円板部、945d…中心孔、946…リング
状のピストン、946a…円筒部、946b…ヘリカル
状のスプライン歯、946c…円板部、946d…外周
面、946e…内周面、946f…ヘリカル状のスプラ
イン歯、977…第3圧力室、978…第4圧力室、9
82,986,988,990,994…進角用油路、
992…内周溝、984…外周溝、996,998,1
000,1002,1006…遅角用油路、1004…
外周溝。
Claims (7)
- 【請求項1】 3次元カムを備えたカムシャフトに設け
られ、該カムシャフトを回転軸方向へ移動させることに
より、前記3次元カムによるバルブリフト量を可変とす
るリフト量可変アクチュエータと、 前記カムシャフトに設けられ、出力軸に対する該カムシ
ャフトの回転位相差を可変とする回転位相差可変アクチ
ュエータと、 を備えることで前記3次元カムによるバルブタイミング
を調整する可変バルブタイミング装置であって、 前記回転位相差可変アクチュエータと前記リフト量可変
アクチュエータとが1つのハウジング内に構成されてい
ることを特徴とする可変バルブタイミング装置。 - 【請求項2】 3次元カムを備えたカムシャフトの一端
に設けられ、該カムシャフトに対して相対回転可能であ
るとともに、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジン
グと、 該ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列
する第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、 前記第1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回
転軸方向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画す
るとともに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力
差に応じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを
回転軸方向に移動させるピストンと、 前記第2作動室内に設けられ、前記第2作動室側の壁部
と協働して前記第2作動室を前記カムシャフトの周方向
に配列した第3液圧室と第4液圧室とに区画するととも
に、該第3液圧室と該第4液圧室との圧力差に応じて前
記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転させる回
転体と、 を備えたことを特徴とする可変バルブタイミング装置。 - 【請求項3】 3次元カムを備えたカムシャフトの一端
に設けられ、該カムシャフトに対して相対回転可能であ
るとともに、出力軸からの駆動力が伝達されるハウジン
グと、 該ハウジング内を前記カムシャフトの回転軸方向に配列
する第1作動室と第2作動室とに区画する隔壁と、 前記第1作動室内に設けられ、前記第1作動室を前記回
転軸方向に配列した第1液圧室と第2液圧室とに区画す
るとともに、該第1液圧室と該第2液圧室との間の圧力
差に応じて前記ハウジングに対して前記カムシャフトを
回転軸方向に移動させる第1ピストンと、 前記第2作動室内に設けられ、前記第2作動室を前記回
転軸方向に配列した第3液圧室と第4液圧室とに区画す
るとともに、備えている平歯のスプライン機構と斜歯の
スプライン機構とにより、前記第3液圧室と前記第4液
圧室との圧力差に応じて自身が回転軸方向に移動する際
には前記ハウジングに対して前記カムシャフトを回転さ
せるとともに、前記カムシャフトが前記第1ピストンに
より回転軸方向に移動する際には前記カムシャフトが回
転しないように規制する第2ピストンと、 を備えたことを特徴とする可変バルブタイミング装置。 - 【請求項4】 前記第2ピストンは、前記ハウジングと
は斜歯のスプライン機構を介して接続され、前記カムシ
ャフトとは平歯のスプライン機構を介して接続されてい
ることを特徴とする請求項3記載の可変バルブタイミン
グ装置。 - 【請求項5】 前記第2ピストンは、 前記カムシャフトとは平歯のスプライン機構を介して接
続された補助部材と、 該補助部材または前記ハウジングの一方に対して斜歯の
スプライン機構を介して接続され、他方に関しては斜歯
のスプライン機構または斜歯のスプライン機構を介して
接続されたピストン部材と、 を備えたことを特徴とする請求項3記載の可変バルブタ
イミング装置。 - 【請求項6】 前記第1液圧室および前記第2液圧室へ
は前記カムシャフトまたは前記ハウジングの一方の内部
を介して液圧が供給され、前記第3液圧室および前記第
4液圧室へは前記カムシャフトまたは前記ハウジングの
他方の内部を介して液圧が供給されることを特徴とする
請求項2〜5のいずれか記載の可変バルブタイミング装
置。 - 【請求項7】 前記カムシャフトは、内燃機関の吸気バ
ルブあるいは排気バルブの一方または両方のバルブタイ
ミングを調整することを特徴とする請求項1〜6のいず
れか記載の可変バルブタイミング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029883A JPH11229838A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 可変バルブタイミング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029883A JPH11229838A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 可変バルブタイミング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229838A true JPH11229838A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12288386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10029883A Pending JPH11229838A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 可変バルブタイミング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11229838A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002317611A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
| WO2023214461A1 (ja) * | 2022-05-06 | 2023-11-09 | 三菱電機株式会社 | バルブタイミング調整装置 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP10029883A patent/JPH11229838A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002317611A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
| WO2023214461A1 (ja) * | 2022-05-06 | 2023-11-09 | 三菱電機株式会社 | バルブタイミング調整装置 |
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